平成17年4月20日 教育福祉委員会


案 件 (1)所管事務の調査
 福祉部及び教育委員会事務部局の所掌事務と平成17年度主要事業について
出席委員 亀井比志子委員長,藁科登副委員長,久保田健一郎委員,小松美代子委員,國司進委員,川村良一委員
市執行部 【福祉部】
福祉部長(高木直之),福祉部副部長兼社会福祉課長(矢口輝行),高齢福祉課長(池田芳男),ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(梅沢信尾),児童福祉課長(小林千恵子),保険年金課長(山本敬司),保健福祉課長(稲田明浩),社会福祉課副課長(柊木きみ),高齢福祉課副課長(荒井正徳),高齢福祉課在宅介護担当副課長(室橋典子),ふれあいの里石岡ひまわりの館副課長(平 進次),保険年金課副課長(福田宏次),保健年金課収納担当副課長(久保田宇清)
【教育委員会】
教育長(小松崎 忠),教育次長(草間 暁),教育総務課長(上田 実),学校教育課長(菱沼敏之),生涯学習課長(田崎 徹),文化課長(鈴木正 治),スポーツ振興課長(芳藤丈夫),図書館長(渡辺勝男),学校給食センター所長(佐子川祐治),学校教育課副課長(市川 均),学校教育課学務担当副課長(立川芳男),生涯学習課青少年担当副課長(皆川信子),図書館副課長(大和田真理子)
議会事務局 係長(中山善正)


 開会 午前10時00分

亀井委員長)ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。
 本日の議題は,各部の所管事務並びに平成17年度の主要事業についてであります。なお,協議日程につきましては,初めに福祉部所管,次に教育委員会所管,ということで行いたいと思いますので,よろしくお願いいたします。本日の協議案件説明のため出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿に示すとおりであります。
これより協議に入ります。初めに,「福祉部の所管事務と平成17年度の主要事業について」を議題といたします。それでは,各担当の紹介と併せて,順次ご説明願います。

福祉部長)
おはようございます。私ども福祉部でございますけれども,5課1館,6部署がございまして,私を含めまして総勢80名ということでございます。17年4月1日の人事異動,それに先立ちます3月31日現在2名の福祉部職員の退職者がございました。4月1日で他の部署へ10名が移られまして,他の部署から11名来まして,トータル的には16年度の81名から1名減の80名という組織体制となってございます。ただ今から順次,紹介と説明を併せて行いますのでよろしくお願いしたいと思います。

副部長)副部長の矢口でございます。社会福祉課長を兼務しております。私の方から社会福祉課所管の業務につきましてご説明を申し上げたいと思います。それではお手元の資料をお開き願いたいと思います。最初の1ページでございます。職員の配置図でございますけれども,1番上のところでございます。社会福祉課課長を兼務しております矢口,それから副課長・柊木,係長が授産所長を含めまして3名でございます。それぞれの担当としまして,社会福祉担当,援護担当,授産所でございます。社会福祉担当につきましては,遺族会,民生委員,福祉会館等施設管理の業務にあたっております。援護担当は障害福祉,それから生活保護等を行っております。以下授産所でございます。
 次をお開き願いたいと思います。2ページでございます。社会福祉課の事務分掌でございますけれども,主なものとしましては,障害者福祉,それから生活保護,民生委員等の業務でございます。それから施設管理といたしまして,福祉会館,ボランティアセンター等がございます。それから授産所の運営。それからふれあいの里の中にあります心身障害者の福祉作業所の運営等を行っています。
 次をお開き願いたいと思います。5ページでございます。平成17年度の主要事業でございます。社会福祉課といたしまして,社会福祉等援護事業でございます。戦没者追悼式委託料がございます。本年は,護国神社,水戸で追悼式を行います。靖国神社と毎年交互に行っているわけでございますけれども,本年は護国神社の方で行います。式典終了後親睦旅行等を開催する予定でございます。それから遺族会への補助金,災害見舞金等の支給がございます。
 その下に民生委員等経費でございますけれども,民生委員・児童委員協議会連合会補助金339万2,000円でございますけれども,各中学校区ごと4地区に民生委員を配置しております。主任児童委員8名を含めまして106名ということになります。1人暮らしの高齢者のほうも,それから証明,地域と行政のパイプ役として相談業務等を行っております。
 その下に身体障害者福祉事業でございます。それぞれの業務がございますけれども,特に施設の入所,通所に係る支援費制度関係の業務がございます。それから補装具等の交付等の福祉サービスがございます。
 その下の身体障害者福祉事業ですが,先ほどのは県,国の補助事業でございますが,単独事業といたしまして,訪問入浴サービス委託料以下ございますけれども,市の単独事業でございます。障害者の団体に対する補助金等がございます。それから「その他」の上でございますけれども,重度心身障害者福祉タクシー利用料助成がございます。これはタクシーに乗った場合に初乗り運賃を助成しております。660円程度でございますけれども,これにつきまして月1人2枚,12ヵ月で24枚を福祉タクシー券として交付をしております。以上のような業務がございます。
 その下でございますけれども,知的障害者福祉事業でございます。支援費関係の事業が主な事業になってきます。
6ページのほうでございます。心身障害者福祉事業でございます。障害者スポーツ大会の委託料,これは事業委員会に対する委託料でございますけれども,毎年運動公園の体育館のほうでスポーツ大会を開催しております。市内の障害者の施設,団体,それから在宅の障害者,昨年は390名ほどの参加がございまして,ボランティアの方々を入れまして565名の参加で開催をいたしました。それ以下心身障害者父母の会の補助金等の事業がございます。
 それから在宅心身障害者福祉ワークス運営事業でございます。これはふれあいの里におきまして在宅の心身障害者,現在16名ほどでございますけれども,そこで社会適用訓練ということで軽作業等を行っております。また,生活訓練等を行っております。市のマイクロバスひまわり号で送迎をいたしております。市の職員1名を配置いたしまして,その他嘱託の指導員5名でもって作業等の指導をしております。
 その下でございます。障害者住宅整備支援事業でございます。重度障害者住宅リフォーム助成事業補助金でございます。補助基準額80万円でございまして,4分の3,60万円を限度としまして補助をしております。段差の解消,浴槽等の回収等でございます。その下,障害者住宅整備資金貸付金,これにつきましては新築750万円,増改築250万円を限度といたしまして貸付を行っております。財務省の財政融資資金の貸出利率をもって利息に充てております。10年償還で1.1%,20年償還で1.7%ということになります。
 その下でございます。精神障害者福祉事業といたしまして,精神障害者福祉手帳の所持者で在宅の精神障害者に対する福祉サービスでございます。精神障害者,短期入所事業,以下のサービス業務がございます。
 その下でございます。石岡地区共同作業所運営事業,これは保健センターのところに通っております県道常北線のちょうど反対側を100メートルぐらい入ったところに精神障害者の共同作業所「けやきの家」がございます。それに対する運営でございますけれども,千代田町がかすみがうら市になりましたけれども,かすみがうら市として旧千代田町を持つということで現在5市町村で運営しているところでございます。それから県の補助金がございまして,併せて624万円で運営をしております。プラスティックの部品の組み立てなどの軽作業を行っております。現在20名ほど通所しております。
 その下で難病(特定疾患)患者福祉見舞金事業でございます。これは石岡市難病患者福祉見舞金支給要綱に基づきましての事業でございますけれども,1人当たり年間3万円を見舞金として支給をしております。16年度につきましては110件で,330万円の支給をしております。特定疾患45疾患が今厚生労働省のほうから指定を受けておりますけれども,その疾患のある方に対する難病の福祉見舞金として事業を行っております。
 その下,授産所事業でございます。授産所特別会計で事業を行っておりますけれども,生活保護法による授産施設で,現在19名行っております。定員は20名でございます。医療関係の布製品の縫製加工等を行っております。生活保護者,それから低所得者に対する職場の提供,それから職業訓練ということで行っているところでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

高齢福祉課長)高齢福祉課長の池田でございます。よろしくお願いいたします。私のほうから高齢福祉課に係ります組織そして主要事業につきましてご説明申し上げたいと思います。1ページをご覧いただきたいと思います。高齢福祉課13名で組織してございます。副課長としまして荒井,そして室橋,2名の副課長がございます。そして係長1名,係員9名,総勢13名という形で昨年同様の人数で業務を遂行しております。
 つづきまして3ページをご覧いただきたいと思います。高齢福祉課に係ります事務分掌でございます。記載してございますように,高齢福祉施策の企画及び調査に関すること,以下32項目ございますが,高齢者の福祉サービス,そして介護保険事業の運営,在宅介護支援センターの運営等にご覧の業務を行っているところでございます。
 つづきまして主要事業でございますが,7ページをご覧いただきたいと思います。社会福祉団体助成事業といたしまして,地域ケアシステム推進事業委託料そして地域社会福祉協議会補助金等の事業を行っているところでございます。在宅で日常生活に支障をきたしている高齢者,あるいは障害者に対しまして地域の福祉,あるいは保健,医療の関係者によりますケアチームを編成いたしまして,様々な福祉サービスを提供するというようなことでの地域ケアシステム,これらに対します事業委託料でございます。社会福祉協議会に対します補助金に関しましては,運営に関します補助金でございます。
 つづきまして専門従事者奨学金貸与事業でございますけれども,保健,福祉,医療の専門従事者,これを確保するという狙いで創設しました貸付金の事業でございます。これらの専門学校に在学し,卒業後市内の施設に就職されました方に対する奨学金の貸与をするというようなことでございます。1人月額3万6,000円の奨学金の貸付を行っているところでございます。
 つづきまして高齢者福祉団体助成事業でございますけれども,これにつきましては高年齢者労働能力活用事業費補助金ということで,シルバー人材センターに対します運営補助金でございます。主に職員の人件費でございますが,このような形での支出をしてございます。
 つづきまして高齢者等支援事業でございます。100歳記念報償といたしまして,本年度100歳を迎えられる方に,賞状あるいは記念品,祝い金等を贈呈する事業でございます。1人5万円の祝い金を予定してございまして,該当者10名という形で本年度予算を計画しております。つづきまして高齢者記念品でございますけれども,これにつきましては敬老会の際に,8地区で行われるわけでございますけれども,70歳以上の方への記念品,あるいは喜寿,米寿,長寿は95歳と考えているわけでございますが,これらの方々に対する節目の祝い金等の経費でございます。つづきまして老人クラブ補助金でございますが,市内に組織されております老人クラブに対します活動のための育成補助金でございます。50人以上で組織してますクラブにつきましては,4万1,000円。50人以下のクラブにつきましては3万円を交付しているところでございます。つづきまして高齢者ふれあいの家設置事業補助金でございますが,高齢者の方の活動の場として地域に集会施設等がないクラブに対しますふれあいの家を設置した場合の助成を行っているところでございます。現在11クラブに対しまして月額限度額7万円ということでの支給を行っているところでございます。つづきまして外国人高齢者福祉手当につきましては,70歳以上の***の外国人高齢者に対します手当を支給しているところでございます。該当者はお1人で月額5,000円を給付しているというような状況でございます。
 つづきまして老人日常生活用具給付事業でございますが,ひとり暮らし老人緊急通報システム保守点検委託料というような形で,自宅からペンダントあるいは電話を通しまして,急病あるいは事故にあわれたときの通報を消防署の通報センターのほうに通知するようなシステムでございますが,それで消防署にございますセンター機器,あるいは貸出いたしました電話等の保守点検に対する委託を行っているところでございます。つづきまして徘徊高齢者家族支援サービス事業委託料でございますが,痴呆の高齢者が徘徊した場合に早期発見できるセコムのシステムでございますが,これらの設置に伴います経費でございます。3点目の緊急通報システム用備品につきましては,最初にご説明いたしましたひとり暮らし老人緊急通報システムに伴います電話機の購入を考えてございます。今年度15台の購入を予定してございます。
 つづきまして在宅老人サービスでございますが,介護慰労報酬といたしまして,昨年までは市単独,そして国という2本立てでの慰労金の支給を行っていたわけでございますが,17年度につきましては行財政改革等の協議の中で市単独の料金につきましては,16年度をもって終了し,今年度以降は国の介護料金,お1人10万円でございますが,要介護4以上の方の住民税非課税の方に対します国の助成のみという形になってございます。つづきまして在宅老人デイサービス事業委託料でございますが,ひまわりの館の1室を使いまして生きがいデイサービスという形で介護保険の適用にいたっていない居宅の高齢者をデイサービスセンターへの送迎を行いまして,老人の方の孤独感の解消あるいは家族の身体的,精神的負担軽減等を図るためのデイサービス事業を行っております。今年度につきましては,延べ人員としまして2,500名の利用者を予定してございます。1人当たり5,320円という中での委託を行っているところでございます。つづきまして寝具類等の洗濯乾燥消毒サービス事業の委託料でございますが,在宅で寝たきりの高齢者が所有してございます寝具等の洗濯乾燥サービスを業者にお願いいたしまして,今年度も実施していきたいというふうに考えております。後見人等委託料ということで予算計上してございますが,成年後見人制度,これらを活用いたしまして成年後見人制度を利用される方に対します後見人等の報酬といたしまして予算を取らせていただいております。つづきまして軽度生活援助事業委託料でございますが,軽度生活援助事業につきましては,介護保険に該当しないひとり暮らしの高齢者等で,あるいは高齢者のみの世帯という方に対します日常生活上の***に対するホームヘルパー業務ですね,これらを昨年度まで市で行っていたわけですが,昨年10月以降社会福祉協議会のほうに委託をしてございまして,それに係りますホームヘルプ事業の収入支出の差し引きを行ったうえで,その不足分を市のほうから支出をしているわけでございます。つづきまして老人給食費の扶助でございますが,これにつきましては1食650円という形で市内の食堂等に委託をいたしまして,自己負担金250円をいただきましてひとり暮らしの高齢者あるいは掃除等身の回りのことができない方に対します配食サービスを行っているところでございます。つづきまして老人飲料賄費扶助でございます。これにつきましてはひとり暮らしの老人等を訪問いたしまして,ヤクルトを配布するという事業をヤクルトさんのほうと委託契約をしているところでございます。見守りというような体制の一環の事業でございます。本年度170名の方を予定してございます。つづきまして老人電話基本料扶助でございますが,これにつきましては経済的な困難がある65歳以上のひとり暮らしのお年寄りを対象といたしまして,電話基本料の助成を行っているところでございます。今年度75名ほどの方を予定してございます。つづきまして紙おむつ購入費補助でございますが,寝たきり老人の方に対しましては紙おむつの購入費用の一部を助成するというような形で実施しているわけでございますけれども,年間4万8,000円分の利用券を2度に割ってという形で支給してございます。なお,要介護4以上の非課税世帯につきましては,国の補助を入れまして7万5,000円というような利用券の支給をいたしております。今年度予定されている人数といたしまして230名を予定しております。
 つづきまして霞台厚生施設組合への負担金でございます。霞台厚生施設組合の施設でございます高齢者福祉センター白雲荘,こちらの運営に対します市町村割当負担金でございます。ご存知のように構成市町村につきましては石岡,今度新たに小美玉市になりますが小川町,玉里村3市町村で構成している組織でございます。
 つづきまして在宅老人一時入所事業でございますけれども,2つの事業を掲載してございます。生活管理指導短期宿泊事業委託料,利用者送迎委託料という形で予算計上させていただいております。これにつきましては基本的な生活習慣ですね,こちらが欠如しているひとり暮らしの高齢者に対しまして,1週間程度を限度といたしまして一時的に入所をしていただきまして日常生活の指導あるいは援助,支援を行いながら生活習慣を確立していくというようなことでの事業を計画しております。
 つづきまして在宅介護支援センター運営経費でございます。1つ目といたしまして,地域ケア会議委員報償といたしまして予算をお願いしてございます。地域ケア会議を組織いたしまして介護保険以外のサービスの提供が必要な高齢者に対しまして,各種のサービスの総合調整,あるいは支援等を行うための会議の委員さんに対します報償でございます。12名の委員さんで組織されておりまして,任期としましては2年間でございます。つづきまして在宅介護支援センター運営事業委託料でございますが,これにつきましてはひまわりの館にございますが在宅介護支援センターが基幹型となりまして,それに伴います地域型の在宅介護支援センターという形で,センチュリー石岡,そしてねあたり,医師会,あいあいという4つの地域型在宅介護支援センターを委託してございます。各地域型で介護予防プランの作成,あるいは高齢者の実態把握調査等を行っていただいております。
 つづきまして特別会計繰出金でございますが,介護保険特別会計への繰り出しを予定しております。介護保険特別会計の介護保険給付費に対する繰出金と併せて職員給与等への繰出金でございます。
つづきまして新規事業等扱いになってございますが,認知症にやさしい地域づくりネットワーク形成事業ということで,これにつきましては認知症の高齢者が地域で安心して暮らすことができるように保健,福祉,医療の関係者,そして地域の関係者方々が連携いたしまして痴呆に対する理解ですね,そして啓発,これらを取り組みながら支援体制を作っていこうというような事業でございまして,これに係ります運営委員会というものを組織してございます。これは在宅介護支援センターにございます地域ケア会議,これらの委員さんが運営委員として就いていただき,その上にオブザーバーとして警察署に生活安全課長,消防本部の警防課長,そして郵便局の総務課長,関鉄グリーンバスの営業本部長,これらの方をオブザーバーとして迎えまして,行政,民間の連絡体制を構築していこうということでの痴呆の患者さんの見守り支援体制を築いていこうというような事業でございます。
 つづきまして3級ヘルパー受講推進事業ということで,昨年6月の補正をいただきまして昨年度2度ほど実施してございます。当初といたしましては今年度から新規ということで記載をさせていただきました。この事業につきましてはご存知のように,高齢者の方,そして中高生の方を対象といたしました講習を考えてございます。これにつきましては7,8月を中心に実施する予定でございます。
 つづきまして介護予防総合支援事業でございますが,これにつきましては新規の事業といたしまして取り組んでいきたいと考えてございます。事業の中では運動指導事業,あるいは筋肉トレーニング事業,介護予防教室事業など高齢福祉以外でも保健センター,ひまわりの館等で似たような事業を実施しているわけでございますが,ここで事業の整理をある程度いたしまして,専門家等の指導の基に,高齢者の状態に応じました介護予防事業を提供していこうというようなことで,実施していく事業でございます。そういう中でどういうメニューを提供するかなどの検討を進めてまいります介護予防のための研究会の委員さんの報酬,実際の指導をしていただくトレーニングの講師に対する謝礼,あるいは筋肉トレーニングのマシンを若干購入したいということでの備品等の購入をお願いしているところでございます。
 つづきまして特別会計のほうでございますが,介護保険特別会計といたしまして,本年度24億780万6,000円というような予算額での事業を行っていきたいと考えてございます。この中で保険給付費といたしまして23億979万7,000円を予定してございます。各サービスにつきましては記載したとおりでございます。その他主なものといたしまして,認定審査事務費といたしまして1,316万5,000円。認定調査事務につきましては519万2,000円というようなことでの予算でお願いをしております。以下参考的に17年2月の状況といたしまして,第1号被保険者が1万508人いらっしゃいまして,そのうち70歳以上の方が4,613人いらっしゃるというような被保険者の状況でございます。そして保険者の中で要介護認定を受けた方が1,237人でございます。またこの認定を受けられた方の中で居宅介護の支援サービスを受けられている方が720人,施設サービスを受けていらっしゃる方が324人というような状況になってございまして,各明細につきましては記載のとおりでございます。
 特別会計2番目といたしまして,介護サービス事業特別会計がございます。2億7,248万7,000円の予算で今年度運営を行っていきたいと考えてございます。ひまわりの館にございますのぞみの運営を社会福祉法人欅会に委託いたしまして,実施していくというようなことでございます。一般会計の繰り出しといたしまして733万4,000円を見込んでございますが,16年度から建設費に係る分の償還部分,これらの2年次分にあたります金額を一般会計へ繰り出すという形で決定しているところでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

児童福祉課長)児童福祉課長の小林です。よろしくお願いいたします。それでは私から児童福祉課所管の部分についてご説明させていただきます。まず1ページの福祉部職員配置図の真ん中辺でございますが,課長以下係長が2名,担当者が2名,それから第1保育所が所長以下職員4名,第2保育所が所長以下職員6名,児童館が館長1名,児童センター所長1名ということで運営してございます。
 次に2ページの福祉部の事務分掌ですが,児童福祉課といたしまして児童福祉施策の企画調査に関すること,以下12項目掲げてございますが,その中で主に母子及び寡婦福祉法,それから児童福祉法に基づく部分を担当しております。主に保育所の入退所,児童手当,児童扶養手当に関すること,家庭相談室に関すること,それから公立保育所,児童館,児童センターに関すること,それから民間保育所に関することなどを行ってございます。
 次に,9ページをお開きいただきたいと思います。17年度主要事業施策概要でございますが,まず母子自立支援事業といたしまして,母子自立支援を予定してございます。昨年1年間お願いしたんですが,事情によりまして1年間で終わりまして,5月からまた別な方をお願いするということでございます。内容といたしましては,母子家庭等に対する相談指導業務を行っていくということでございます。次に,母子・父子世帯入学祝金,これは小学校入学時に母子・父子家庭に対し1万円を支給してございます。
 次に家庭相談事業といたしまして,家庭相談員報酬2名を***してございます。家庭相談員の内容といたしましては,18歳までの児童を持つ家庭の相談にあたってございます。次に児童虐待防止ネットワーク会議委員報酬といたしまして,これは平成17年2月17日に第1回目を開催いたしました。県福祉課のほうと連携を取りながらやっている事業でございます。委員は,警察署,児童相談所,土浦保健所,学校長会,民生委員さんや保育所,幼稚園,それから家庭相談員が2名かかわりまして,合計13名の委員でやってございます。17年度につきましては2回ほど開催を予定してございます。
 次に保育支援関係経費につきまして,9,998万4,000円を予定してございます。保育料の徴収嘱託員報酬といたしまして,昨年度からで昨年は4ヵ月間お願いしてございます。予定いたしました達成率は62%達成いたしまして,今年度も半年ということでお願いしてございます。次に民間保育所運営改善事業といたしまして,保育所の運営に対しまして,市内民間保育所9ヵ所に補助してございます。次の児童健全育成事業といたしましては,認可外保育所への1ヵ所ではございますが,児童割で補助してございます。次の県特別保育事業でございますが,国,県,市の補助ということで延長保育促進事業,一時保育促進基盤整備事業,乳児保育促進事業,地域子育て支援センター事業,保育所地域活動事業,障害児保育環境改善事業,休日保育事業,これらの事業をやっていただいた園へ補助してございます。次の保育サービス支援事業ですが,これも認可保育所に対します県の補助でございます。内容といたしましては,保育士増員事業,乳児等保育事業,障害児保育事業となってございます。この障害児保育事業につきましては,軽度なお子さんに出る補助でございます。次の障害児保育事業350万円でございますが,これにつきましては14年度までは国庫補助,15年度からは地方交付税に算入ということで,特別児童扶養手当のうち2級を支給されているお子さんということで重いお子さんを預かっていただいた場合になります。昨年度3ヵ所で実施してございます。
 次の子育て支援事業につきましては,子育てサポーター設置事業運営費ということで,社会福祉協議会の運営費,主に啓発費などに使っていただいてますが,これに補助をしていただきまして援助会員等を募集いたしまして運営していただきたいということでございます。
 次に次世代育成支援行動計画推進事業,これにつきましては15年度からの継続事業でございまして,行動計画を策定いたしまして,17年度はそれに対する推進ということで次世代育成支援対策委員会委員報償といたしまして,施策の推進,実施計画などについて審議していただくために予算をとってございます。
 次の児童手当経費といたしまして,児童手当。昨年度から小学校3年生まで支給ということで16年度2月には2,050人,17年2月には2,600人ということで小学校就学前を小学校3年生までに引き上げまして550人の増となってございます。今年度は引き続き小学校3年生までということでなってございます。
 次に保育委託運営経費ということで民間保育所等への委託運営に補助してございます。民間保育所,管外の保育所に委託してございます。
 次に子どもの遊び場維持管理経費といたしまして,遊具設置工事を予定してございます。内容といたしましては遊具の設置管理を主にやってございます。市内にあります神社の境内等5ヵ所に設置してございまして,17年度は高浜神社にある鉄棒が大分老朽化しているということで撤去いたしまして,撤去と設置費用を予定してございます。
次に児童扶養手当経費といたしまして,受給者数が16年の1月に471名,17年1月には506名ということで母子世帯の増がこれからもうかがえます。私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

保険年金課長)保険年金課長の山本です。よろしくお願いいたします。それでは1ページになりますが,保険年金課の職員の配置図でございます。私を含めまして15名の体制でございます。ここに記載のとおりでございます。
 つづいて3ページの事務分掌でございますが,保険年金課1番目の国民健康保険の資格及び給付に関すること,から4ページの9番その他国民健康保険,国保税に関すること,ということでここに記載のとおりでございます。
 つづきまして主要事業でございますが,11ページになります。最初に国民健康保険の特別会計でありますが,今年の予算額は51億4,570万円でございます。昨年に比べまして4億2,628万1,000円の増でございます。加入世帯で1万806世帯を見込んでございます。被保険者数は2万3,317人を見込んでございます。内訳としまして一般,退職,さらに介護納付金の課税対象者を記載してございます。その中の保険事業費でありますが,1,228万5,000円でございます。疾病予防事業としまして1,073万4,000円であります。人間ドック2万5,000円補助で336人を見込んで840万円でございます。それから脳ドックの検診補助でありますが1万5,000円補助で40人を見込んで60万円でございます。それから健康優良家庭の表彰は88万円を見込んでおります。それから保健衛生普及事業でありますが,155万1,000円ということで健康相談コーナー,保険事業の年間の予定表作成などでございます。
 それから老人保健の特別会計でございますが,17年度は39億5,119万4,000円でございます。前年に比べまして1億5,425万4,000円の増でございます。受給者数でありますが,70歳以上で6,233人を見込んでございます。
 それから医療福祉の一般事務費でありますが,2億9,883万円でございます。前年度の比較で1,140万9,000円の減でございます。受給者数は16年4月末現在でありますが,妊産婦,乳児,幼児,幼児の3歳児,母子家庭は18歳未満の子を持つ母子家庭でございます。父子家庭も同じく18歳未満の子を持つ父子家庭でございます。それから重度心身障害者は障害者手帳の1級,2級及び3級の内臓の病気の方でございます。それから高齢者重度心身障害者は,65歳以上の上記のものでございます。
 それから国民年金でありますが,第1号被保険者ということで,自営業者等でありますが9,784人です。それから第3号被保険者ということで,サラリーマンの妻でありますが4,318人を見込んでございます。それから受給権者ということで,平成16年の3月末でございますが,現在年金を受給している1号,3号被保険者数でございますが,8,756人おります。それから福祉年金受給者が421人でございます。内訳としまして老人が29人,障害者392人ということでございます。
 次に特別会計の繰出金で国民健康保険特別会計への繰出金であります。国で交付税が措置されている分でありますが,5億5,783万7,000円で昨年度と比べまして7,561万6,000円の増でございます。内容等につきましては保健基盤安定繰入金,それから職員給与等繰入金,出産育児金繰入金,財政安定化支援事業繰入金,その他の一般会計繰入金という内容でございます。
 それから老人保健の事務費であります。老人保健特別会計の繰出金でありますが,2億9,946万6,000円でございます。老人保健の特別会計につきましては,各保健所からの拠出金と国庫支出金,さらに県の支出金,市の負担ということで実施をしてございます。平成14年10月からスタートしたわけでありますが,最初は70,30だったんですが,これが最後の18年の10月には最後は拠出金が50,公費が50となるような段階的になっていくというような内容のものでございます。以上であります。

保健福祉課長)それでは私のほうから保険福祉課についてご説明申し上げます。まず1ページに職員の配置図が掲げられておりますが,私,稲田以下合計16名で職務を執行しております。係長が4名,その他健康増進担当,母子保健担当,成人保健担当でございます。
 つづきまして事務分掌といたしまして4ページでございます。1番目の母子保健業務の企画調査及び統計に関すること,から24番目のその他健康増進,母子保健,成人保健に関することまで市民の健康増進あるいは健康診査等の業務を遂行してございます。
 次に12ページに主要事業を載せてございます。最初に保健衛生一般事務費の中の病院輪番制運営費補助金でございますが,これにつきましては休日及び夜間における重症救急患者の医療を確保するため,石岡地域の2市2町1村,石岡市,かすみがうら市,八郷町,美野里町,玉里村の救急告示医療機関であります病院が実施する輪番制当番病院の事業運営経費の一部を補助するものです。対象病院は石岡市医師会病院,斉藤病院,石岡第一病院,石岡循環器科脳神経外科病院,山王台病院の5病院となっております。
 つづきまして献血推進事業でございますが,市民の献血指導の普及と献血者の組織化を図るとともに献血事業の適正な運営を推進するため,石岡市献血推進協議会を設置いたしまして負担金を交付しております。今年度の年間献血車の配車予定台数は22台となっております。
 次に予防接種事業でありますが,予防接種法及び結核予防法による各種の予防接種を実施しております。特にインフルエンザにつきましては高齢者が感染いたしますと重篤な症状となり,死亡率も高まるという点で,普通の風邪とは異なります。引き続き公費負担を行いながら個人負担の軽減と清酒率の向上を図ってまいります。また結核予防法が***によりまして,本年4月から乳幼児のツベルクリン反応検査が廃止されまして,BCGの直接接種に変更となりました。BCG予防接種は新規事業扱いとなっておりますが,医療機関での個別摂取を実施してまいります。
 次に健康づくり事業でありますが,健康増進法に基づきまして市民の健康づくり及び健康の保持増進のため各種事業実施しております。2つほど掲げてございますが,諸検査委託料でありますが,これにつきましては18歳から39歳の男女を対象とした健康診査を実施し,疾病の早期発見に努めております。検診項目としては,血液検査,尿検査となっております。基本健康診査,総合検診に実施をするということで,今年度19日間を予定してございます。次に食生活改善事業委託料でありますが,食生活改善推進員の活動を通じまして会員の資質向上と活動の振興を図り,石岡市民の食生活改善を効果的に推進することによって,市民の健康づくりに寄与することを目的としております。
 つづきまして老人保健事業でありますが,これにつきましては老人保健法に定める満40歳以上の方に対して生活習慣病の予防及び疾病の早期発見と健康の保持増進を図るために各種検診を実施するものでございます。医師,理学,作業療法士等報酬,さらには各種検診委託料を計上しております。内容は記載のとおりの検診項目でございます。
 つづきまして母子保健事業でございますが,母子保健法に基づき妊娠時及び乳幼児の発達段階において各種検診を実施することにより,疾病の早期発見をし,健全な発育発達の確認をするとともに安心して子育てができるよう支援をするものです。医師,看護師等報償,諸検診委託料,これには4ヵ月時,10ヵ月時,1歳6ヵ月時,3歳時の検診が***でございます。その他医療機関に委託しております妊婦・乳児検診委託料となっております。
 次に結核対策事業でありますが,結核予防法に基づき実施する事業でございます。先ほど申し上げましたように結核予防法の一部改正により,今年度から対象者が18歳以上であったものが65歳以上へ変更となりましたので,昨年度に比べ減額となってございます。
 次に精神保健福祉事業でありあますが,現在保健センターにおいて2つの事業を実施しております。精神障害者の社会復帰支援事業として,回復途上にある方に集団生活指導を通じて社会生活への適応性を促進するためのデイケア事業を毎月第3月曜日の午前9時半から11時半まで,さらに同じ日の午後1時半から3時まで,精神保健福祉士による心の健康相談を実施しております。いずれも予約制により実施をしておりますが,心の病気というのはきめ細やかなカウンセリングや専門的援助を必要としております。しかも時間をかけて取り組まなければなりません。今後とも保健所等の助言を受けながら事業に取り組んでまいります。
 次に診療業務費でありますが,休日等における救急患者の応急医療体制を整備するため,診療業務を委託しております。在宅当番医として外科,歯科の医療機関に委託をしております。さらに緊急診療所の運営委託として石岡市医師会病院内の石岡市緊急診療所の運営を石岡市医師会へ委託しております。休日診療,夜間診療がございます。
 最後に保健センター施設維持管理経費の給水間改修工事及び設計委託料でありますが,保健センターは昭和54年に建築をされた建物です。築26年を経過しておりますので,施設の老朽化が進んでおります。特に給水管が腐食をしてきておりまして,漏水事故等がありましたので,全面的な給水管改修工事の設計と工事を実施するものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

ひまわりの館館長)ふれあいの里の館長をしております梅沢です。よろしくお願いいたします。まず1ページの職員配置図なんですが,ふれあいの里石岡ひまわりの館館長梅沢以下,副課長をしております平,その他係員として1名,合計3名でやっております。
 それから事務分掌なんですが,4ページで,1番ひまわりの館維持管理に関すること,から7番予算に関することまで7項目によって運営しております。
 それから13ページになります。主要事業施策概要です。ふれあいの里施設維持管理経費なんですが,この経費におきまして,建築物における衛生的環境の確保に関する法令に基づきまして,ひまわりの館施設全体の設備等の機能を良好な状態で維持管理できるようにしております。まず電気料から始まりまして,手数料につきましては水質検査,レジオネラ属菌検査などをやっております。それからひまわりの館管理委託料なんですが,職員は3名でございますが,社会福祉協議会より3名ほど派遣いただきました経費が1,051万9,000円となっております。合計で1億811万円となっております。それから施設運営経費でございますが,これらにつきましては,有料ゾーン内におけますヘルストレーニング室における運動指導員を配置しまして,適切な健康体操器具などの使用指導の実施などをしております。報酬としまして282万5,000円,それから講師謝礼,講座委託料を含めまして28万円,合計で417万円となっております。ふれあいの里全部といたしまして1億1,228万円となっております。以上です。

福祉部長)ただ今課長のほうからご説明をしましたので,あと今日来ております職員から自己紹介をさせたいと思います。

(ひまわりの館副課長,社会福祉課副課長,高齢福祉課副課長,高齢福祉課在宅介護担当副課長,保険年金課収納担当副課長,保険年金課副課長が順に自己紹介)

亀井委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

國司委員)ただ今説明をいただきましてありがとうございました。お伺いしますけど,民生委員の選出方法というのか,基準はもちろんあるとは思うんですけど,現在どのような形で選出されているのかお伺いしたいと思います。

副部長)民生委員の選出でございますけれども,石岡市民生委員推薦会がございます。民間人を含めまして7名の委員さんで推薦会を開催して推薦をしているわけでございますけれども,改選にあたりましては推薦をしていただくことになるわけでございますけれども,前任者の推薦,それから4地区の協議会がございます。それぞれの会長さんからの推薦,それからその地区の町内会長さん,それから区長さん,駐在審議員さん等の推薦を受けまして,推薦会を開催しております。そして推薦会を開催いたしましてから県の方へ進達をいたします。そして県のほうで審査会を行いまして,厚生労働省へ伝達ということで,厚生労働大臣の委嘱ということになります。以上でございます。

國司委員)了解しました。任期は何年になりますか。

副部長)任期は3年でございます。平成16年12月1日に一斉改選をいたしまして,その中で24名の方が新しく新任という形になっております。あとは継続ということでございます。以上です。

國司委員)わかりました。3年のうちで途中でお辞めになる方の後任者というのかな,結局その辞めた前任者が推薦をするという形で補充しているのかどうか,これもちょっとお伺いします。

副部長)基本的には3年間継続してやっていただくということですけれども,さまざまな事情でもってお辞めになる場合があります。その場合に,前任者の推薦がございますけれども,その前任者の方が亡くなったという場合もございます。そのときには地区の会長さんに相談をいたして,その上で推薦をいただくという形になっております。以上です。

國司委員)了解しました。今回24名の方が新規になったということでしたけれども,民生委員さんの質といいますか,これは人間的なことですのでなかなか難しいとは思うんですけれども,例えば先ほどの委員会がある場合には問題ないかなと思うんですけれども,ただ先ほどのように前任者からの推薦があった場合に,名前は言うわけにいきませんけれども,例えば人格的に,その地域の放送局みたいな人がなっている場合もあるんですよね。そうすると守秘義務があるわけですから,プライベートな秘密とかが守られるのかなとちょっと心配になる人なんかが,現在の民生委員の中におるもんですからちょっとお尋ねしたんですけれども,そこはどのようなお考えでおられるのか。

副部長)内輪の話をいたしますと,なかなかなり手がないというのが現状でございます。民生委員は以前は生活保護とかそういうときの証明とか相談とか,そういう関係が主な仕事だったように聞いておりますけれども,現在は少子高齢化が進展をしております。そういうことでいろんな問題,虐待問題から,様々な高齢者等相談等がございます。そういう中で民生委員さんは基本的に無報酬でやっております。そういうことでなかなかなり手がないというのが現状でございますけれども,民生委員になられました以上はいろいろな義務をもっていただくことになります。特に守秘義務は大事なことでございますので,これにつきましては県のほうでも民生委員に対する研修を行っております。それから各地区において毎月定例会を行っております。その定例会の中では市の担当者が参ります。それで地区の民生員さん大体全部集まっていただいておりますけれども,そういう中で情報交換,それから地区の会長さんからのお話,指導等がございます。それで今ご指摘がございましたようなことにつきましても今後さらにそういうことを念頭におきまして,そういう機会を捉えましてご指導等を申し上げていきたいというふうに思いますので,よろしくお願いいたします。

國司委員)了解しました。それからもう1点でございますけれども,障害者住宅整備支援事業でございますけれども,障害者住宅整備資金貸付金1,000万とありますけれども,新築の場合750万,増改築の場合250万となってますけれども,上限なんでしょうか。それともこれ以上の予算のかかる場合には個人負担になるんでしょうけれども,どういうふうになるのかちょっとわからないんですけれども。

副部長)これは上限でございます。実際に家を建てる場合にはこれでは足らないというケースが多いとは思いますけれども,様々な融資制度があると思いますけれども,そういうものを活用いただく,また銀行をご利用いただくということになるともいます。現在銀行のほうがかなり低利子で貸し付けるというような形になってきておりますので,中々利用がないような状況が現実でございます。ただ市のほうは無担保でやっておりますので,そういう面では優遇があるかなと思っております。

國司委員)この障害者というのはどの程度の障害を謳っているんですか。

副部長)基本的には,身体障害者の福祉手帳を持っている方になります。バリアフリーとかそういうものが前提になります。例えば新築の場合でバリアフリーがされない,世帯が障害者の方以外の健常者の方,そういうものは除いたものが対象になります。

國司委員)高齢福祉課のほうで,在宅老人サービス事業の中で,老人給食賄費扶助とありますけれども,先ほどの説明ではお弁当に対する補助650円でしたか,それに対して400円を補助するわけですか。

高齢福祉課長)老人給食費の扶助でございますが,私どもの行政のほうが食堂さんと1食あたりの契約をしている単価が650円でございまして,そのうち自己負担という形で利用者の方に250円を負担していただくということでお願いしているものでございます。配送等につきましては業者さんのほうで無料で届けていただくということでの安否確認を兼ねた事業の1つでございます。

國司委員)この前2人ほど老人の方がうちへ見えて,老人のひがみなのか被害妄想なのかわかりませんけれども,結局単価としては650円ですよね。これは地域の食堂さんに何件か分けて配達されていると聞きましたけれども,セブンイレブンのお弁当と比べるとよほどセブンイレブンのお弁当のほうがおいしいというような話が出るんですよね。時間に来ないとか,冷たいとか。まあ老人だからそういう話なんだろうと思うんですけれども,どういうふうに対処していくのかなと思うんですけれども。

高齢福祉課長)申し出をいただいた時点で,聞き取りではございますが対象者の方の健康状態ですか,そちらなんかも聞きまして,減塩食がいいだとか,そういうことを一応お伺いした上で業者さんのほうにこういう状況ですので,ということで依頼をしているところでございます。

藁科副委員長)先ほどの民生委員の件でもう一度聞きたいと思うんですが,無報酬なんですか。それで何人ぐらいいるんですか。

副部長)民生委員は各地区で中学校区ごとに配置をしております。石岡中は東地区ですね。特に児童問題が顕在化してきておりますので,主任児童員ということで,民生委員の中にその主任児童員というのを設けまして,それは各地区に2名で4地区で8名ございますけれども,併せまして106名が民生委員でございます。

藁科副委員長)私が勘違いだったんですが,謝りにいかなくちゃならないかなと。父親が痴呆で民生委員の方に看てもらって,そういう作業はありますか。それでもう80歳を過ぎた方が民生委員なもんですからね。中々来てくれいないで,文句言ったことがあるんですよ。お金をもらってるもんだと思ってね。これはどこにパイプのつまりがあるかといったら,無報酬というところにパイプのつまりが僕はあるんじゃないかと思うんですけど,これは大変な仕事をやってるような気がするんですよね。その辺はどのように考えてますか。

福祉部長)今藁科委員さんのほうから無報酬についてありましたが,これは民生法という法律がございまして,その中で民生委員は無報酬という形にいわれています。先ほど予算的なもの言いましたけれども,それは民生委員が中学校各地区ごとに協議会をつくりますので,その協議会でもっていろいろな研修をやったりしますので,そういう部分での民生委員協議会連合会等に対する助成とか,そういうことはしておりますけれども民生委員,児童委員は全国的に無報酬ということになっておりますので,ですからその他の研修費用とかそういう部分で市は助成するという形を取っておりますのでご理解いただきたいと思います。

副部長)民生委員の場合は,75歳までという年齢制限がございます。任期中に75になる場合もありますけれども,基本的に75歳まででございます。

藁科副委員長)正直言いまして今私も60で,私の同級生が各地で退官したり退職したりというような部分で,ガンガン動けるような年齢ではないかなと。だからそのような人たちをフル活用してね,ボランティアということで。でもボランティアといってもある意味では最低保障があってボランティアであって,日本人はボランティアというとすべてが奉仕するという意味で,もちろん奉仕するという意味もあるんですけれどね。最低限のものがあってボランティアなんであって,その辺を上手に活用してね。僕はそういう60代がたくさんいると思うんです。1つの例ですけどね。今まで私たちの概念はゴルフは土曜日曜にやっていたんですよね,コンペをね。今度平日にやってくれと,安いもんですからね。そういうふうに余っている人間がたくさんいると思うんですよね。実際はリストラくっているにせよ,そういう方がたくさんいると思うんで。やることなくてゴルフ練習場がすごいんですよ,朝から一杯で。そういう意味では上手にもっともっと活用できれば,もっとよりより民生制度ができるのかなという気がしますんで,考えていただきたいと思います。

川村委員)これは質問ではないんですが,今の施策等を聞いていますと,すごくいいことを,そしてたくさんのことを市民の方々に提供しようという企画はあるんですが,市民の方々がこれを知らないとこのサービスを受けられないということになってきますので。逆にいうとサービスを受けてくださいよというと,これはお金がかかる話なんですが,本当に困っている方々がわかって受けられるようなシステムを是非考えていただいて,やっていただければありがたいなと思っております。

亀井委員長)他に質問はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,次に,その他として執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

児童福祉課長)私のほうから「いしおか 子育て夢づくり応援プラン」ができましたので,報告ということで説明させていただきたいと思います。先日3月24日の教育福祉委員会で簡単にご説明させていただきましたが,今回,次世代育成支援地域行動計画書の「いしおか 子育て夢づくり応援プラン」を策定いたしまして,国,県へ1部ずつ提出したところでございます。この計画は,次世代育成支援対策推進法第8条第1項に,市町村が行動計画を策定することが義務付けられたものでございます。庁内といたしましては,児童福祉課,保健センター,企画課,都市計画課,教育委員会学校教育課,教育総務課,生涯学習課などの庁内にわたる計画でありまして,庁内の委員会であります石岡市次世代育成支援対策連絡会議と地域協議会であります石岡市次世代育成支援対策委員会,また市民からのアンケートなどからのご意見をいただきまして策定したものでございます。
 まず表紙がありまして,市長の「はじめに」という言葉がございまして,目次,それで先日の委員会で1ページから8ページ,その後の施策体系図までは説明させていただきました。それで第3章といたしまして9ページが基本方針,次に33ページが第4章で施策の展開。それでこの第3章の基本方針でございますが,この中に具体的な取組みといたしまして,このようなことを地域で進める子育て支援の充実には役立ちますよということで,まず「多様な保育サービスの充実」この中で保育所としまして,具体的な取り組みとしまして,民間保育所運営改善事業,民間保育所保育士増員事業,民間保育所乳児等保育事業,障害児保育事業,保育所施設整備,これらをやっていくということで,これにつきまして「施策の展開」33ページになりますが,それぞれにつきまして概要及び重点目標を掲げましてその中での5年間の,平成16年度から21年度までの状況を掲げてございます。担当課といたしましてその脇に掲げてございますが,このような形でやっていきますよということで掲げてございます。基本方針の中で,基本方針1から6まで掲げて,それぞれの担当課でやっていただくものを掲げております。それで施策の展開といたしましても基本方針1から6までを掲げてございます。今後の5年間にどのようにやっていくかということで57ページをご覧いただきたいと思うんですが,推進体制といたしまして5年間の中に次世代育成支援対策委員会を継続して施策・事業の点検・評価を行っていただきまして,計画の適切な推進及び変更・見直しについて協議していくというようなことで進めていきます。「(2)庁内の連携体制の充実」といたしまして,先ほどご説明いたしましたが,庁内関係各課のより一層の連携体制の充実を図りまして緊密な情報交換と連携した活動の推進を図っていきます。ということで「(3)地域との連携・協力」としましては,地域のボランティアグループや子育てサークル,または住民などとの連携を取りながら理解,協力をしていただきまして体制の整備を図っていくということでございます。「(4)計画の進捗管理」といたしまして毎年1回以上公表することが義務付けられているということで,石岡市におきましても状況の把握・点検,それから計画の着実な推進,その結果などを市報やホームページなどで公表していくというような形で進めていきたいと思っております。10月に石岡市と八郷町との合併ということがありますので,今,石岡市,八郷町それぞれに作りまして,これを1冊にまとめまして,印刷製本というような形で合併後に新たなものをつくるということで考えてございます。
 59ページからは「子どもを取り巻く環境の状況」ということで,石岡市,国,県の状況をそれぞれ掲げてございます。次の69ページですが,「これまでの取り組み」としまして国の方向性とか,石岡市の総合計画,またエンゼルプラン,母子保健計画,今回の計画につきましては,今までは母子保健計画は別に作っていたんですが,今度の次世代育成支援地域行動計画の中には母子保健計画も一緒に盛り込んで実施していくということになってございます。75ページをお開きいただきたいと思います。市内の2,000件を対象にやったアンケートの結果をまとめてございます。80ページには次世代育成支援の課題と方向性ということで,市内にあります子育て支援,団体とか保育所,幼稚園,学校などの代表者からのヒアリング調査がこちらに掲げてございます。85ページには計画策定の経緯ということで,平成15年12月11日から平成17年3月30日までの連絡会議,策定委員会の案件などを通しまして,取り組んできた状況を掲げてございます。86ページに石岡市次世代育成支援対策委員会の設置要項,最後のページに委員の名簿を掲げてございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。

亀井委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

川村委員)今お話は聞かせていただきましたが,約90ページに上るものを,今小林さんはざあっとおっしゃいまして,私ちょっと理解ができませんので,よろしかったらまた別な機会に,読まさせていただいてからご説明を受けたいかなと思っておりますが。

亀井委員長)その他にご意見はございませんでしょうか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,以上で福祉部所管の協議を終結いたします。執行部の方々はご苦労様でした。ご退席いただいて結構です。
暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

亀井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 次に,「教育委員会の所管事務並びに平成17年度の主要事業について」を議題といたします。それでは,各担当の紹介と併せて,順次ご説明願います。

教育次長)それでは私のほうから簡単にご説明させていただきます。最初に4月1日の人事異動で異動しました職員について紹介をさせていただきます。学校教育課長,菱沼でございます。同じく学校教育課副課長に市川が土浦の学校から参りました。それから図書館副課長,大和田でございます。教育委員会,教育長以下職員68名で現在構成をしております。
 また,職務の内容につきましては,資料2ページから4ページに記載をしてございますので,後で読んでいただければと思います。それでは早速ですけれども,担当課ごとに平成17年度の主要事業につきまして説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。

教育総務課長)教育総務課長の上田でございます。よろしくお願いいたします。それでは教育総務課の所管に係ります平成17年度における主要事業施策概要についてご説明を申し上げたいと思います。5ページになります。この中で特に今回ご説明をさせていただきますのは新規事業あるは変更になった事業をご説明させていただきたいと思います。
 まず5ページになりますが,学校管理経費,小学校費で遊具保守点検委託料40万5,000円がございます。これは各学校における施設設備の安全点検につきましては,毎月各学校において実施をしているところではございますが,さらに安全を確保し,事故の未然防止を図るため専門業者に委託するものでございます。内容につきましては,1校あたり4万5,000円程度を予定しておりますが,主に目視,触診,聴診による点検でございます。今後2年に1度程度は実施していきたいというふうに考えているところでございます。
 それから同じ5ページでございますが,教育活動振興経費,小学校で,学校図書館嘱託員報酬が294万9,000円ございます。平成14度から平成16年度の嘱託員につきましては,緊急雇用創出基金事業として実施してまいりましたけれども,平成17年度は一般財源による市単独事業でございます。また,平成17年度は予算が減額になりましたので,5名を雇用いたしまして,東小を除き2校掛け持ちということになります。なお,勤務時間,勤務日につきましては変更ございませんが,大規模校は月・水・金の3日間,小規模校につきましては火・木の2日間の勤務を予定してございます。
 それから同じ5ページでございます。北小学校の校舎改築事業,耐力度調査委託料283万2,000円でございますが,この耐力度調査につきましては補助事業として実施する場合の前提条件でございますが,平成16年度に耐震診断を実施しておりまして,ある程度データがそろっているというようなことで,単価を低く抑えてございます。なお,実施時期につきましては夏休みを予定してございます。
 次に同じ5ページでございますが,北小学校関係で不動産鑑定委託料30万でございます。これは北小学校の改築に伴い必要とされる用地を取得するため,鑑定を委託するものでございます。なお,予定地は3筆3,967平米ですが,地続きのため1筆のみの委託ということでございます。期間的には2週間から20日程度かかるんではないかというようなことでございます。また,用地購入につきましては土地開発基金を予定しているところでございます。
 それから同じ5ページの中学校費でございます。遊具保守点検委託料8万円でございます。これは小学校と同じでございまして,施設設備の安全点検につきましては,各学校において毎月実施しているところではございますが,さらに安全を確保し事故の未然防止を図るため専門業者に委託するものでございます。内容につきましては1校あたり2万円程度を予定しておりますが,小学校と同じように主に目視,触診,聴診による点検でございます。同じく今後2年に1度程度は実施していきたいと考えているところでございます。
 それから6ページになります。学校図書館嘱託員報酬,中学校費131万1,000円。17年度は小学校と同様にやはり予算が減額になりましたので,2名を雇用いたしまして2校掛け持ちという形になります。なお,勤務時間,勤務日につきましては変更ございませんが,やはり大規模校は月・水・金,小規模校は火・木の勤務を予定しているところでございます。教育総務課の所管の中で主な事業は以上でございます。よろしくお願いいたします。

学校教育課長)学校教育課長の菱沼と申します。よろしくお願いいたします。つづきまして5ページのほうをご覧いただきたいと思います。平成17年度の主要施策の概要についてご説明申し上げたいと思います。指導担当に関しまして6事業ございますので,私のほうからご説明いたします。まず2つ目にあります指導室一般経費でございますが,一昨年度から発足いたしました学校評議員報酬,そして石岡市中学生海外派遣事業委託費ですが,一昨年度はSARS等の影響でできませんでしたので,昨年度中学2,3年生40名を派遣する事業を行いました。今年度は元の形に戻しまして中学2年生20名を派遣するという事業内容でございます。そして石岡市の教育研究会に対する補助金でございます。
 3つ目の学校教育支援事業でありますが,これにつきましては不登校児童生徒の未然防止あるいは解消のための事業でございます。具体的な中身としましては適応指導教室に籍をおいて,市内の児童生徒あるいは保護者を対象とした教育相談をする教育カウンセラーの報酬,特に適応指導教室にも来られない児童生徒への対応ということで,学校適応指導員を配置しておりますが,その報酬というのが主な内容でございます。
 4つ目の語学指導事業でございます。ここで1つ訂正をしていただきたいんですが,指導主事英語助手報酬のところ,「(4月〜6月)」になってございますが「(4月〜7月)」の誤りでございます。申し訳ありませんでした。これは市内の中学校を中心に配置しておりますAET2人に対する報酬が中心でございます。現在は国際化協会からの派遣ですが,契約が7月25日までの契約になっております。それで9月以降は委託業者からの派遣となります。小学校の英語活動について叫ばれているところでございますが,本年度は計画的に木曜日,小学校に位置づけまして,英語に親しむ活動を進めようとして展開しているところでございます。
 それから6番目に教育活動指導員配置事業がございます。1つは障害を持って小学校に在籍して,特に配慮をしていかなければ教育に支障があるという児童を対象として,教育活動において教員の補助者として,昨年度は関川小に1名,東小に1名,南小に1名でございましたが,今年度はさらに関川小に1名,東小に1名,計5名の指導員を配置するという事業でございます。ADHD,多動児のように特に配慮を要する子供たちに配置していく事業でございます。もう1つ複式学級指導員報酬が載っておりますが,これは関川小学校が複式学級の学級編成になり,2つの学年が一緒に教育活動を展開いたしますので,1人では自習体制もしなければならないということになりますと,教育の質的な低下を招く懸念が予想されますので非常勤の教員免許を持ったものを配置することによって現在複式になっております3学年,4学年のそれぞれの教育目標に沿った活動が展開できるように配慮したものでございます。
 それから8番目でございますが,TT特別配置事業がございます。小規模で少人数加配がなされていない小学校に対しまして,昨年度は国の緊急雇用創出事業を活用して社会TTを配置するものでございましたが,今年度は県の補助事業になりました。高浜小学校,三村小学校,北小学校,国府中学校の4校に配置する非常勤講師の人件費になります。
 次に6ページの3番目に心の教室相談員配置事業でございます。今年度,石岡中学校区と府中中学校区にスクールカウンセラーが配置されておりますが,それ以外にも城南中学校,国府中学校に心の教室相談員を配置しまして,子どもたちのカウンセリングあるいは悩みの相談にあたるという事業でございます。今年度から市単独事業になってございます。以上が学校教育課の指導担当についてご説明させていただきました。

学校教育課学務担当副課長)学校教育課学務担当副課長の立川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私のほうから学務に関する経費についてご説明させていただきたいと思います。まず5ページの一番最初でございます学務一般経費ということで,奨学金給与につきまして,今年度20名を予定しております。新規の方につきましては8名ということで考えております。継続者12名,計20名で奨学金のほうを予定してございます。それから茨城朝鮮学園の教育助成金につきましては,市内から朝鮮学園のほうに通う小中等部の子どもたちの保護者の軽減という形の中で,平成14年から支出をしているものでございまして,1人あたり1万円今年度6万円を予定しております。6名が学園のほうに就学しております。
 つづきまして放課後児童対策事業でございますけれども,こちらの主な経費といたしまして,巡回指導員の報酬,それから学童関係指導員の報酬ということですけれども,巡回指導員1名,それから指導員のほう現在47名で7小学校で実施しております。4月1日現在の学童の人員ですけれども,315名で4月1日を迎えたわけですが,現在随時受け付けておりますのでそれから約20名から25名増加していると思います。
つづきまして教育振興支援事業でございます。小学校費ですが,こちらに関しましてはクラブ活動の助成金,それから扶助費といたしまして準要保護関係の扶助をしている経費でございます。準要保護の今年度の予定人数は179名で予算を計上しているところでございます。それから指導書の購入ということで,平成17年度採択替えによります指導書の購入,小学校だけですけれども1,240万4,000円の経費を計上しているところでございます。
 6ページでございます。同じく中学校の教育振興支援経費ということで,進路対策の補助金,こちらに関しましては高校に進学するお子さんの進路に対する助成ということで,先生方の旅費関係の経費を計上しておりまして,1校当たり10万円ほど見込んでおります。それからクラブ活動助成金でございます。同じく扶助費ということで,こちらも準要保護の経費のほうを計上してございます。準要保護の中学校の予定人数といたしましては,97名予定しているところでございます。
 それから飛びまして幼稚園関係の振興事業になりますけれども,こちらのほうは親御さんに対する補助金,それから園の方に対する補助金という形の中で,まず私立幼稚園の教育振興費助成補助金,それから私立幼稚園の就学奨励補助金,こちらのほうは親御さんの負担の軽減を図るということの中で設けております補助金でございます。私立幼稚園の教育振興助成金の人数ですけれども,3歳児,4歳児,5歳児併せまして,831名ほど予定しております。それから就園奨励金に関しましては645名予定しているところでございます。それから預かり保育関係でございますけれども,こちらのほうに関しましては853名に対しまして,5%の3万円という形の中で園のほうに預かり保育の事業の補助をしているということですので,額的には120万8,000円予定しているところでございます。以上でございます。

生涯学習課長)生涯学習課の田崎です。よろしくお願いします。17年度の主要事業につきましては,資料6ページ中段あたりから5事業を掲載してございます。まず社会教育振興事業につきましては,家庭教育学級につきましては市内の保育園,幼稚園の保護者,小中学校は原則として1年生の保護者を対象に募集を実施しまして,1年間家庭のあり方や親のあり方について学習するものでございます。石岡市のPTA連絡協議会の補助金ですが,これは例年出しておりまして,今年度は国府中学校が会長に就任する予定でございます。土浦・石岡地方社教センターの負担金ですが,これは一部事務組合として土浦にございます社教センターに対する負担金で,負担金総額6,490万の大体1.8%が石岡の負担金ということになってございます。
 生涯学習推進事業につきまして,まず市民講師でございますけれども,これは地域の人材の生かした生涯学習が展開できるように市民の方々に講師登録をしていただいて,研修会に派遣するというシステムでございます。16年度の実績が,派遣46回,利用者が1,395人,登録者が延べで142名,一部重複している方がございますので,実質96名の方に登録していただいております。中央大会の講演会につきましては,生涯学習の集い中央大会に特別講演を予定してございます。16年度につきましてはふれあいの里を会場に鈴木ひとみさんを講師に招いて講演会を実施したところでございます。
 旭台会館の管理経費につきましては,平成15年旭台会館につきまして石岡市で受け入れたことによりまして生涯学習課が所管になりまして,管理運営を委託しているところでございます。
 各公民館の維持管理経費につきましては,まず城南地区公民館の浄化槽改修工事ですが,昨年度県のほうの浄化槽の検査で,浄化槽の不具合が指摘されました。内部調査をしましたところ浄化槽本体内部に亀裂が走っているということで,工事業者等を呼んで相談したんですが,部分修繕ではちょっと対処しきれないということで改修工事を実施するものでございます。
 各公民館の事業経費につきましては,各3地区公民館で実施しております学級・講座等の経費が中心となるものでございます。すでに17年度につきましては4月15日締切りで前期講座の募集を修了してございます。3つの地区公民館で6つの学級,28の講座の生徒を募集したところでございます。以上でございます。

生涯学習課青少年担当副課長)生涯学習課青少年担当副課長の皆川でございます。よろしくお願いいたします。青少年センターの主要事業について説明いたします。お手元の資料6ページから7ページに記載されております青少年育成事業及び子供会育成事業についてご説明いたします。
 青少年事業につきましては,青少年が心身ともに健やかに成長することを願い,青少年の健全な育成の推進を市民ぐるみの運動としていくことを目的としております青少年を育てる石岡市民の会への補助を行いまして,少年の主張発表会,家庭の日図画作文コンクール,各支部事業等を実施してまいります。青少年健全育成と非行防止に寄与することを目的としております青少年相談員連絡協議会の補助を行いまして,街頭指導,列車内マナー指導,****,環境浄化活動事業を実施してまいります。
 つづきまして子供会育成に事業につきましては,各子供会の指導者及び育成者への連絡を図り,子供会活動向上,発展と児童の福祉増進を図ることを目的としております子供会育成連合会への補助を行い,各種事業を実施してまいります。子供会育成連合会による事業といたしまして,スポーツやゲームを通して3世代交流の楽しい仲間作りを進めるとともに,子供の友愛と団結力を高め,心身ともに健全な子供たちの育成を目的としております子供フェスティバルの実施。それからキャンプを通して自然に生きる力と共同生活,集団生活を育むことを目的としております補助指導者野外訓練,子供会幹部講習会の実施,また,子供会指導者資質向上,子供会育成会の健全な進展,育成のため育成者研修会を実施してまいります。
 次に勤労青少年ホームにつきましては,働く青少年の福祉の増進と健全な育成を図るために設置され,日々の余暇の利用を行い,スポーツ,レクリェーション,文化,教養など,健全な余暇活動の場を提供するなど青少年の福祉に関する事業を行ってまいります。青少年ホームの維持管理運営,それから施設利用,受付事務,また各種講座を実施してまいります。以上でございます。

文化課長)文化課の鈴木でございます。よろしくお願いいたします。文化課の主要事業についてご説明いたします。資料の6ページでございます。最初に発掘調査の経費として2,403万9,000円が予算化されております。事業内容としましては,常陸国衙跡の第5次発掘経費1,805万円で,事業内容としましては前期といたしまして,小学校の夏休み期間中に校舎前の通路部分,約200平方メートルを調査するものでございます。後期の調査といたしまして,校庭の東側でございますが,約800平方メートルを10月以降に運動会が終わってから調査をするものでございます。常陸国衙跡の第4次発掘経費500万円につきましては,平成16年度に実施いたしました発掘調査の出土遺物の整理作業に要する経費でございます。
 その下の文化財保護保存及び普及経費でございますが,予算額として1,164万7,000円でございますが,これにつきましては単年度の事業といたしまして愛宕山古墳復旧工事39万5,000円。一里塚の石碑の改修工事20万円が今年度の事業でございます。
 次に芸術・文化振興事業でございますが,298万5,000円でございますが,事業内容としましては総合文化祭の委託料としまして213万円でございます。石岡市の文化協会加入20団体によります文化祭を文化協会に委託しまして,10月から11月にかけて実施するものでございます。以上でございます。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課の吉藤であります。よろしくお願いいたします。スポーツ振興課関係の事業概要につきまして説明をさせていただきます。7ページの中にスポーツ振興課関係の事業が載っておりますが,この中で主なものについて説明をさせていただきたいと思います。まず体育振興活動経費関係でございますが,スポーツ推進事業委託料というのがございます。これにつきましては初心者向きあるいは少年少女向きのスポーツ教室を開催してスポーツ人口の底辺拡大を図り,体力づくり,健康増進に寄与するためにスポーツの推進を図る考えでいるものであります。委託先といたしましては,体育指導員協議会を予定しているものでございます。
 次にスポーツイベント事業でございます。これにつきましては国内におけるハイレベルな指導者による技術指導とか実践でのプレーを見ることにより,技術の向上やスポーツの振興を図ることを目的とする事業でございます。内容的にはスポーツイベント実行委員会に委託をいたしまして,実行委員会で実施種目とか内容とかを決めてくるものであります。参考までに平成16年度につきましては野球教室,サッカー教室を開催しております。野球につきましては住金鹿島関係の方を招いております。サッカーにつきましては鹿島アントラーズ関係者を招いております。
 それからその下には各体育施設関係の維持管理を中心としたことが載っておりますが,この中で海洋センターのプールと三村小学校のプールについてでございますが,平成16年度につきましては,このプール両方とも5月から9月まで開設してきたところではございますけれども,17年度につきましては経費節減ということのために6月から8月までの3ヵ月間の開設ということになりました。以上でございます。

図書館長)図書館長の渡辺でございます。よろしくお願いいたします。それでは6ページの下の方になります図書館運営経費についてご説明申し上げます。インターネット検索システムとして55万4,000円でございますが,昭和60年から***の機械を導入いたしまして,それの検索システムの保守委託料,機器借り上げ,システムの使用料でございます。
 次の書誌情報ファイルシステム経費の72万円でございますが,これにつきましては本年度4月から導入しまして新しく行うシステムでございまして,これはニッパンという会社で立ち上げましたシステムでございます。それを入れることによってのメリットがございまして,1つには書誌情報というマークがこれまで1点につきこれまで80円かかっていたのが40円になると。それと発注がインターネットを通じて発注しますので,リアルタイムで整理等が行え,また図書館へ届く時間がこれまで4週間前後かかっていたのが1週間ぐらいで入るというようなことがあります。それからデメリットもあるわけでございますが,これは職員が随時検索,または整理等に時間を費やすというのがありますけれど,市民に対するサービスの面を捉えまして,1週間ぐらいで入るというので導入したわけでございます。その経費が72万円でございます。
 次に図書の購入費でございますが,昨年度より30万円減となりまして1,500万円でございます。これまでも児童書に昨年から力を入れてきましたけれど,本年度も児童書に対して約児童書購入冊数2,000冊ぐらい購入して,幼児期から読書に親しむ習慣をつけるために多くの幼児を迎えていきたいという考えで,幼児の図書の充実を今後も図っていきたいというふうに考えております。以上でございます。

学校給食センター所長)学校給食センターの佐子川でございます。よろしくお願いいたします。学校給食センターは7ページの一番最後にございます。給食センター調理業務経費でございますが,まず賄材料費2億1,738万9,000円。これは子供,小学校,中学校,それから職員,それからセンターの給食の賄材料費でございます。昨年度よりも約***円ほどの減でございます。
 次に学校給食配送委託料でございますが,これはトラック3台分の配送の委託料でございます。
 それから調理用備品186万2,000円でございますが,これは毎年新入生にスプーンセットを買う,それから小中学校合わせて190クラスあります各学校の配膳台等で壊れたもの等についての交換ということでの備品の購入費でございます。以上でございます。

亀井委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

川村委員)ここになかったのでちょっとお伺いしたかったんですが,風土記の丘で展示室が今度こちらの教育委員会の方へ移管されましてですね,展示の内容をあそこで飾っていただけるということで私非常に期待してるんですが,その予算がここにはないというのはあれは経済部のほうでやるんですか,ということでお伺いしたいと思います。

文化課長)文化課の係長1名が兼務として辞令をいただいたわけでございますが,辞令をいただきまして風土記の丘担当と商工観光課担当課長と話し合いをしまして,実際に現在予算はゼロでございます。それで最初に企画書を7月を目途に作りまして,その後に予算の措置をお願いしたいと思います。

川村委員)わかりました。それではたくさん取ってですね,いいものをいい状態で一般の方に見ていただければいいかなと思っております。

亀井委員長)他に質問はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,以上で教育委員会所管の協議を終結いたします。執行部におかれましてはご苦労様でした。ご退席いただいて結構です。
その他として何かございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,次に所管事務の調査を議題といたします。
近年,教育の現場に民間人の校長を任用し,教職員の意識改革や,民間人の視点からの積極的な学校経営が注目されております。そのような中,当委員会においても学校教育の現状や動向を把握し見識を深める意味でも,公立の小中学校において任用されている現状を調査してはどうかと考えている次第であります。この件に関して,何かご意見等がございましたらお願いいたします。
(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。ただ今の件に関しましては,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施いたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ご異議なしと認めます。なお,調査実施都市,実施期日等につきましては,正副委員長協議の上で決定いたし,委員長において,委員会条例第第32条に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
さらにお諮りいたします。本調査の充実を期するため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。なお,ただいま決定いたしました管外調査に係る諸事項につきましては,後日改めてご連絡申しあげます。
その他,何かございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,以上で教育福祉委員会を閉会いたします。


 閉会 午後12時20分





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