平成17年8月4日 教育福祉委員会


案 件 (1)付託されている請願の審査
 請願第6「石岡市第1保育所存続に関する請願書」
(2)その他
出席委員 亀井比志子委員長,小松美代子委員,國司進委員,川村良一委員
市執行部

【福祉部】
福祉部長(高木直之),福祉部副部長兼社会福祉課長(矢口輝行),児童福祉課長(小林千恵子)

議会事務局 係長(中山善正)


 開会 午前10時04分


亀井委員長)ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。
 本日の議題は,付託されている請願の審査として,請願第6「石岡市第1保育所存続に関する請願書」及び「その他」であります。本日,案件説明のため出席を求めた者の職氏名は,福祉部長・高木君,副部長・矢口君,児童福祉課長・小林君,以上であります。
 これより議事に入ります。初めに,請願第6「石岡市第1保育所存続に関する請願書」を議題といたします。本件は,平成17年第1回定例会において当委員会に付託され,今後の市の保育行政についてその方向性を見定める必要があるとのことから継続審査としている案件であります。
 それでは執行部より,市内保育所の現状についてご説明願います。

児童福祉課長)それでは公立保育所の統廃合について,資料に基づいて説明をさせていただきます。現状ということで,前から話にも上がっておりましたが,公立保育所と民間保育所の保育料の違いについてでございますが,国の基準によりまして保育料を定めておりまして,民間,公立とも同一ということです。保育料は,園児の年齢と保護者の所得により決定しておりまして,それぞれが違うということになっております。
 2番目が保育実施人数。入所の円滑化対策としまして厚生労働省の通知により,下記により実施してございます。年度当初は,4月1日から4月末までは概ね認可定員に15%を乗じた員数。年度途中は5月1日から9月末まで概ね認可定員に25%を乗じた員数まで。年度後半10月1日以降は,認可定員に25%を乗じた員数を越えてもよいということで,保育士の数,施設の大きさがあればよいということになってございます。
 次に石岡市の保育所の状況といたしまして,平成17年4月1日現在で書かれてございます。真ん中辺の「泉が丘保育園」の「が」を「ヶ」に直していただきたいと思います。まず保育所名,定員入所可能人数,これは15%を超えた場合115%までですよということで掲げてございます。入所児数が次にございます。最後に入所率がございます。案件の公立第1保育所の定員が60,可能人数が69名まで,現在26名で入所率が43%。第2保育所におきましては定員60名,入所可能人数が69名,入所児数が57名,入所率としては95%。これを見ますと第2保育所におきましては,可能人数が12名まではまだ入れますよという形になります。この表の見方でございますが,石岡市の全体の定員としましては850名,公立,民間を入れた数でございます。4月1日現在では976名まで取れるよということで,入所児数は893名で105%の入所率でございます。この石岡市の保育の状況を見まして,入所率が可能人数を満たしている保育所は,ひかり保育園,わかくさ保育園,しらゆり保育園となってございます。
 次に八郷町の保育所状況,平成17年4月1日現在。八郷町の場合は7ヵ所の公立保育所ということになってございます。定員は630名,入所可能人数は724名,入所児数が514名,入所率が82%。八郷町の場合には115%を満たしている保育所は園部保育所1ヵ所となってございます。続きまして林保育所が112%,その他につきましては入所率が100%を割ってございます。15%増と比較した場合に100%を超えている保育所は2ヵ所ということになってございます。
 次のページ,3番,八郷町から石岡市保育所(公立・民間)への入所状況といたしまして,合計では31名,公立保育所へ来ているお子さんの数は3名ということになってございます。
 4番目の石岡市から八郷町保育所への入所状況につきましては,合計で8名入ってございます。
 5番の第1保育所の入所状況。一番近い平成16年度では10名入所してございます。内3名は第1希望で入所しておりまして,理由といたしまして兄弟が入っているということで2名が第1希望。近所から来ているからという理由で1名が第1希望で入所してございます。他の7名につきましては,第2希望などで他の園に入れなかったからということで移った方になります。
 6番の第2保育所の18年度の当初の受け入れ状況。第2保育所の17年度の卒園児は14名でございます。第1保育所の18年度の在園児18名の受け入れにつきましては,定員を15%増69名まで受け入れをできるので可能ということで,現在のところ把握してございます。
7番,八郷町保育所の統廃合状況,現在7ヵ所の保育所を統廃合予定で,7ヵ所を4ヵ所にということで検討中のようでございます。
 8番目の第2保育所の統合につきましては,継続実施をしまして,現在のところ改築予定はありませんが,合併後の入所状況をみながら検討していきます。それからこちらには載せなかったんですが,老朽化につきましても,先日建物を見ていただきましたが,玄関を入りまして左側の廊下が,現在机を置いてあるんですが,さらに傷みが広がったということで,もう少し広がった場合には何らかの措置をしなければということを考えてございます。
 参考といたしまして,平均職員の給料を公立,民間の比較で挙げてございます。上の段が公立保育所の職員給料で,平均32万4,400円。民間保育所職員の給料が22万3,200円。これにつきましては,公立の場合は10年以上新規採用はないということで高齢化しているということがいえます。それで臨時職員で足りないところは賄っているという状況です。それで民間保育所につきましては,若い保育士さんを順次採用しているというふうなことからこういう状況になっていると思います。
 次に公立保育所関係(第1・第2保育所及び保育所整備工事関係)歳出決算の推移(16年度見込)ということで一覧表を掲げてございます。この中で統廃合した場合には真中辺のAですね。第1保育所の一般管理経費,それからBの保育事業費,それからDの下の賃金・報酬計になりますが,その分がかからなくなりまして単純に16年度の計算でいきますと2,000万程度かからなくなるという計算ができるかと思います。職員の人件費につきましては,第1保育所にいた者が第2保育所のほうに回って仕事をするような形で,嘱託職員は採用しなくても現在のところは大丈夫というふうに考えております。
 次のピンクの用紙ですが「いしおかの保育所(園)案内」ということで,窓口に来た場合に保育所の案内をこちらでしております。開所時間,受入年齢,利用可能サービス,園によって違いますので挙げてございます。後ろに保育園の所在ですね。こちらのほうも一覧表になっておりますので,住まいの近くとか,仕事の近くとか,それによって選んでいるような状況でございます。以上でございます。よろしくお願いします。

亀井委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

國司委員)ただ今保育所に関しましては,ご説明いただきまして理解できました。第1保育所存続に関する請願についてでございますけれども,現在継続審議ということで続いておるわけでございます。確かに要望に関することは理解できます。しかし市の方向性を考えた場合,それから八郷との合併に関する諸般の事情もあると思います。まだまだ今後調査する必要があると思いますし,今日は委員さんも2人欠席しておりますので,継続して審査すべきだと思います。

小松委員)ただ今國司委員からもありましたが,委員が2人も欠席している中では採決をするのはどうかと思います。それで1つ質問をさせていただきますけれども,前回やはり今まで公立保育所の当委員会での審議の過程の中で,やはり建て替えを前提に統廃合ということが流れとしては言われてきておりました。今回の資料の説明の8番では,現在のところ改築予定はないけれども,合併後の入所状況を見てから検討するということで,執行部としてこういう方向性について確認したいんですが,今までは改築の予定はないと,現在のところはないけれどもということで・・・。商工会議所の市長との懇談会が先ごろあったようなんですが,その中で合併後の新市の建設計画を市長が説明しております。北小や東小学校の改築が述べられると同時に,保育所の統廃合で保育所の新築,そういったものが出されているんですが,市長のほうにはお尋ねをしなかったんですが,商工会議所だよりの中に出ておりましたので確認をしておきたいんですが,小学校は北小,東小となっておりましたので,柿岡中学校は入っておりませんでしたので,保育所の問題もこれは石岡の保育所のことを指しているのかどうか,その辺市長とはどういうふうなお話になっているのかお伺いしたいと思います。

福祉部長)今委員さんが言っておられた会議には私ども出席はしておりませんので,実際のところ市長のその場での真意はわかりませんけれども,現在本市の保育所につきましては,この委員会でも答弁しておりますように今のところ第2保育所についての建設計画,改築計画は持っておりません。推測で失礼ですけれども,八郷の保育所については新市建設計画の中で統廃合は特例債を使ってやっていくというような形が出されておりますので,たぶん市長はそのことをおっしゃったと思います。ですから現在石岡市の保育所についての計画については現在もっておりません。以上です。

小松委員)わかりました。是非継続をする中で改築の方向性を探っていただきたいと要望を申し上げて終わります。

川村委員)私はまだ経験が浅いのでよくわからないんですが,一般的な市民の立場でのものの考え方で話をさせていただきますと,先日高浜幼稚園も統廃合等で陳情等がございました。それに関しては1年間の継続ということで委員会側では見ているわけなんですが,基本的にいいますと今後教育と福祉の委員会が分かれるんではなかろうかという予想がされておりますので,そのときに今度は保育園は保育園,幼稚園は幼稚園と,要するに統一性がみられなくなるのかなと。基本的には石岡の場合には保育園と幼稚園が同じぐらいの数でたぶんあると思うんですよ。そうなってきますと統一性をとっていかないと,私立の幼稚園がたくさんがんばっているところがあると,それで公立の保育園は意外と定員割れをおこしているというのが,数字的にはそういうふうに見られがちですので,それが現実かどうかはわからないんですが,つまりわからないというのは公立を選んでいるという理由と私立を選んでいるという理由が,金額だけなのかそれとも中身の保育の仕方によるものなのか,それとも設備等の充実等によるものなのかはわかりませんので,それを相対的な意味合いからいろんなことを考えていかないと,今後,教育委員会と福祉委員会に分かれたときにも,こちらはこちら,あちらはあちらでいくと統一性がとれないと。そうすると市民の方がどういうふうな観点で総合性というか,トータル的にみていってこちらがいいとか悪いとかという自分の選択肢がきちんと明確になっているほうがいいのかなと思われるんですね。そのときに今度は統廃合が決まっているとか,廃園が決まっているとか,そういうのも今後近未来のうちに発表していきながらやっていかないと,やはりこの間と同じような入れたのはいいけれども1年で終わってしまう,それから途中で保育が終わってしまうと,それで環境が違うところへ持っていっては困ると,必ずこういう同じような言葉が出てくると思うんですよね。それを避けるという意味では公立保育園,私立保育園,幼稚園等を一緒に論じたほうがいいのかなと。もちろん所管が違うからということではありますけれども,資料の中でもそういうのを交えたうえで討議をされたほうが私はわかりやすいし,今後市民の方々に我々がこうでこうなったんですよと説明するのにも説明しやすいと私は思っておりますので,そういう資料を出していただきたいのと,それから総合的な論点で物事を見ていきたいなと思っておりますので,ちょっとまとまらなくなってきましたけれども,ただこの第1保育所の問題,それから高浜幼稚園だけの問題ということだけじゃなくて,全体的な中で第1保育所はこういうふうな状況になっている,それから高浜幼稚園がこうだからこうなっているというのを言っていただいたほうがわかりやすいかなと。言っていることがちょっとまとまらなくてすごくわかりにくくなってしまいましたが,所管の違いで言っていることはわかるんですが,入れている利用者の方々はそんなに区別をせずに入れていると思ってるんですよ。ですからその辺のところを明確にしていただければよりわかりやすいのかなと。それで保護者の方,利用者の方々にも,向こうが廃園になってこちらに移るときにその資料等にも簡単になりやすいのかなと。それに近い状況,近い金額等が分かるのかなという気がするんですが・・・。まあそういうところを要望させていただきます。

亀井委員長)暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

亀井委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
他に質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
この際,お諮りいたします。本件については,合併を見据え,今後さらに検討する必要があることから継続審査といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,その他の件といたしまして執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

児童福祉課長)お手元にございます「いしおか 子育て夢づくり応援プラン−次世代育成支援地域行動計画−実施計画」を作成いたしました。期間は平成17年度から平成21年度までということで5年間のものでございます。
 1ページをご覧いただきたいと思います。上のところになりますが,Aが「すでに実施し継続していく」,Bが「すでに実施し拡充していく」,Cが「平成17年度から実施」,Dが「平成17年度から5年間で実施に向けて検討」ということで基本方針1から6までございますが,まず1ページから言いますと「基本方針1.地域ですすめる子育て支援の充実」(1)多様な保育サービスの充実,その中で主要施策といたしまして「1.保育所(園)の充実」の中で事業名を5つ掲げてございます。「民間保育所運営改善事業」これにつきましては実施状況をAということで「すでに実施し継続していく」ということで,「民間保育所保育士増員事業」,「民間保育所乳児等保育事業」,「障害児保育事業」がAとなってございます。「保育所施設整備」につきましては「すでに実施し拡充していく」ということでBとなってございます。「2.特別保育の促進」につきましても保育所でやっている事業が挙げられてございます。「延長保育促進事業」,「休日保育事業」,「一時保育促進事業」,「乳児保育促進事業」,「障害児保育環境改善事業」,これにつきましてはAの「すでに実施し継続していく」になります。「地域子育て支援センター事業」につきましては認可保育所3ヶ所でやっていただいておりますが,これにつきましては「すでに実施し拡充していく」のBということで掲げてございます。次の「3.病後児保育の実施」につきましては,「乳幼児健康支援一時預かり事業(病後保育)」でございますが,これにつきましてはDで「平成17年度から5年間で実施に向けて検討」ということになってございます。次の「4.多様な主体による保育サービスの推進」これにつきましては,「幼稚園の預かり保育」,「子育てサポーター設置事業」,「児童健全育成事業補助金」でAで「すでに実施し継続していく」ということになってございます。
 次の(2)子育てネットワーク・交流づくりの主要施策といたしまして「1.子育てサークルの育成」,「リーダーの育成」ということでAになってございます。次の「2.世代間・年代間交流の促進」,「児童健全育成事業」,「児童厚生施設地域交流事業」これにつきましてはAということで継続していくということです。次の「地域活動団体との連携・協力」これにつきましてはBということで拡充していくということで掲げてございます。「3.保育所(園)における地域活動の促進」,「保育所地域活動事業」これにつきましても民間保育所で実施しているもので,継続していくということでAでございます。次の「4.子育てサークル等との出会いのチャンスの創出」これにつきましては「子育て専門サイトの開設」,「『子育てガイドブック』の作成・配布」ということで,これにつきましては5年間の間に実施していくということでございます。「5.ボランティア活動の促進」これにつきましてはAということで継続して実施していきます。
 (3)子供の居場所づくり,「1.放課後児童クラブの充実」,事業名といたしましては「放課後児童健全育成事業」これにつきましては継続して実施していきます。次に「2.児童館・児童センターの充実」といたしまして「児童健全育成事業」,「児童厚生施設地域交流事業」でAでございます。次に「3.公共施設の有効活用」,「公共施設の開放」,「地域子ども教室の推進」でAとなってございます。
 次の(4)ひとり親家庭への支援,「1.自立支援の充実」,「就労に関する情報提供」,「母子自立支援事業」こちらもAということになってございます。次の「2.日常生活に対する支援の充実」,「子育て短期支援事業(ショートステイ)」がA,「子育て短期支援事業(トワイライトステイ)」がD,「母子自立支援事業」につきましてはA。
 次の(5)障害児をもつ家庭への支援,「1.療育相談・指導・就学指導体制の充実」,「ひまわり教室」これにつきましては継続して実施。「療育指導事業」につきましては5年間で実施に向けて検討していきます。「就学指導委員会」につきましてはAということで継続して実施していきます。「2.日常生活に対する支援の充実」,「支援制度の促進」,「重度障害児等日常生活用具給付事業」,「障害児保育事業」これにつきましてはAで継続して実施していきます。「3.障害者(児)福祉団体の育成・支援」,「団体に対する活動補助」,「ボランティア活動促進事業」これにつきましても継続して実施していくということでございます。
 次に「6.経済的負担の軽減」,「1.出産・子育てに関わる給付」,「児童手当支給」,「国保加入者・出産一時金」これにつきましてもAで継続して実施していきます。「2.母子家庭・父子家庭等に対する支援」,「児童扶養手当支給」,「母子・父子家庭医療費助成」,「母子福祉資金」につきましてはAで継続して実施していきます。「3.障害児をもつ家庭に対する支援」,「特別児童扶養手当」,「心身障害者扶養共済掛金支給事業」,「障害児福祉手当支給事業」,「重度障害児住宅リフォーム助成金交付事業」これにつきましてもAで継続して実施していきます。「4.各種制度の周知」,「広報・公聴の充実」これにつきましてもAで継続し実施していきます。
 次の基本方針2以下なんですが,これも同じような形でひまわりプラン実施計画の中にも掲げてございますので,実施状況のところだけを検討したような形で掲げてございますので,同じように見ていただければと思います。よろしくお願いいたします。

亀井委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

小松委員)実施計画が作成されまして今ご説明を受けたわけですが,これをこれから冊子に印刷をするのでしょうか。

児童福祉課長)現在石岡市,八郷町それぞれにこういった形で作ってあるんですが,合併後新市になりましてから新市のものとしてすり合わせをして, 1冊のものに作っていきたいと考えております。印刷もそのときに考えてございます。

小松委員)了解しました。せっかく今立派な冊子を作っても10月1日から八郷町と石岡市とそれぞれに出て,それをまた新たに・・・。結局実施計画は作らないといけないので,どういうことかなと思ったもので質問しました。これから高齢者向けの施策とともに少子化とは言いながらも,さらに子育ての充実が求められております。了解いたしました。

亀井委員長)他に発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
 その他,何かございませんか。

福祉部長)私のほうから1点ご報告させていただきたいと思います。社会福祉協議会の合併につきましても,すでに社会福祉協議会だよりでも若干お知らせしたところでございますけれども,8月2日,石岡市・八郷町社会福祉協議会の合併調印式をふれあいの里ひまわりの館で行いました。合併は,行政が合併した後の12月1日の合併を目指しております。今後,両市町の社会福祉協議会は新市の社協に向けての設立準備に入るということで,その期間をとって12月1日としております。
 それでその主たる事務所でございますけれども,今回我々行政,それから社教に携わる関係の者としまして行政側とも話し合いまして,主たる事務所をふれあいの里石岡ひまわりの館に置くことで決定しております。したがって拠点となる主たる事務所と,活動の場となる従たる事務所として,やはり石岡側はひまわりの館,八郷は現在の社協があります施設のところに置くということで,主たる事務所が1つ,従たる事務所が2つという形ですけれども,石岡側でいえばと主たる事務所と従たる事務所が同じということでございます。そういう点から,我々福祉に携わるものとして前にも議会の一般質問で出ましたけれども,今度は福祉会館を管理受託している社会福祉協議会がひまわりの館に移りますので,福祉会館のあり方,利活用ということで,市長のほうからも庁内で検討するように求められておりまして,私ども福祉サイドとすれば,今福祉会館がやはり国府地区の人たちの集会的な施設で重要な位置を果たしていることもございますので,今福祉会館を利活用している皆様方が同じように利用できるような施設ということで,庁内の中では,やはり国府地区には公民館がないというようなこともございますので,国府地区公民館としての利活用はどうかということで,今,企画部の企画,財政,それから総務部の総務課,それから教育委員会の生涯学習と私どものほうの福祉会館を実際予算的な部分で行っている社会福祉課が検討に入っております。できれば社会福祉協議会の評議員さんとか**さん何かからも,今回の合併にいたる主たる事務所の位置をひまわりの館にもっていく関係もございまして,そのときにはやはり福祉会館の利活用は従来我々が利用している,あるいは国府地区の人が利用しているような形で同じように利用できるものにして欲しいということがございますので,今あそこを活用している部分がございますのでそれらをうまく利用できるようにしたらいいということで,できれば国府地区公民館としての利活用はどうかなということで,検討に入っているところでございますので,よろしくお願いいたしたいと思います。

亀井委員長)ただ今の件について,何かございませんか。

小松委員)福祉関係で今まで福祉会館がありまして,ボランティア団体等が活用する場合には,使用料とかそういうものは今まで全部無料だったと思うんですけれども,国際交流の日本語教室とか,そういったいろんな活動があそこでされていまして,それが今度公民館となると教育委員会所管という形になる中で,その使用料の問題がありますね。その辺のところがどういうふうになるのか。公民館についても公民館の自主事業と,それから講座は使用料はないと思うんですけれども,その他で使う場合には使用料の問題が出てきていると思うんで,その辺のことだけ調整ができれば国府地区公民館はありませんので,是非活用させていただければと思います。

副部長)ただ今のご質問でございますけれども,使用料につきましては,現在は福祉会館の設置管理条例で規定されておりまして,福祉団体につきましては無料という規定になっております。それで国府地区公民館になった場合は公民館の設置管理条例で使用料の規定があると思いますけれども,現在ある東地区,府中地区,城南地区ともに福祉関係団体については無料という規定になってございますので,同一になると考えております。

亀井委員長)他に発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,以上でこの件については終結いたします。
その他,何かございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長)ないようですので,以上で教育福祉委員会を閉会いたします。


 閉会 午前10時56分





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