平成17年9月7日 市民経済委員会


案 件 (1)付託された議案の審査
 ○
議案第64号「平成17年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」
 ○
議案第67号「平成17年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」
 議案第72号「平成17年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」
 議案第73号「平成17年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)」
(2)
所管事務の調査
出席委員 小吹武男委員長,関町芳弘副委員長,小泉彰委員,金子悦郎委員,前島孝元委員,鈴木せつ子委員
市執行部 【市民部】
市民部長(金子重夫),市民部副部長兼環境対策推進担当(足立健造),環境保全課長(佐藤敏明),環境保全課副課長(遠藤正志)
【経済部】                    
経済部長(吉田隆重),経済部副部長兼企業等立地調整担当(土師照夫),農政課長(水越進),農政課副課長(笹目崇),農村整備課長(塚本悦男),農村整備課副課長(大山寛幸),商工観光課長兼企業等立地調整担当(蔵本宏一),商工観光課副課長兼企業等立地調整担当(内田栄市)
議会事務局 主幹(藤代志保)

 開会 午前10時02分

小吹委員長)ただいまから,市民経済委員会を開会いたします。本日の議題は,議案第64号「平成17年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」中,当委員会の所管にかかる部分,議案第67号「平成17年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第72号「平成17年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」,議案第73号「平成17年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)」,所管事務の調査について,閉会中の継続調査の申し出について,以上であります。次に,本日の委員会審査のため説明員として出席を求めたものの職氏名は,お手元に配布いたしました出席者名簿のとおりであります。
これより,議事に入ります。はじめに,議案第64号「平成17年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」中,当委員会の所管に係る部分を議題といたします。執行部より説明を求めます

環境保全課副課長)それでは私のほうから,一般会計補正予算中,環境保全課所管の部分をご説明いたします。43ページ,衛生費,保険衛生費,環境衛生費から,霊園事業特別会計への繰出金としまして,24万4,000円,衛生費,上水道費,繰出金としまして,300万円を簡易水道事業特別会計へ繰り出しするものでございます。次に歳入ですが,36,37ページ,繰入金,特別会計繰入金,簡易水道事業特別会計繰入金としまして,211万8,000円計上しております。

農村整備課長)それでは,農村整備課所管の補正予算についてご説明いたします。農地費関係ですが,42,43ページの歳出のうち,農地費中,負担金補助及び交付金の補正予算812万5,000円の内容についてご説明申し上げます。本件は,かんがい排水事業負担金の812万5,000円でありまして,これは恋瀬川左岸5工区内排水路改修工事(染谷地区)を石岡台地土地改良区が事業費の37.5パーセントを県の補助を受けて整備するものですが,残りを石岡市が負担するものです。全体園長1,700メートル,水路幅2メートルから2.5メートルで,平成17年度につきましては,350メートルの改修工事を行うものです。事業費1,300万円で,内訳としましては設計委託費80万円,工事費1,201万円,工事雑費19万円です。従来は,石岡市内における石岡台地土地改良区所管の農業用排水路の改修等整備については,道路側溝流末,集落内生活排水の流入が認められるとして,公共施設との考え方から,現在まで石岡市が非補助農業排水路整備事業として全額負担して整備を行ってきましたが,本来は管理者である石岡台地土地改良区が整備すべきものであり,平成16年度より石岡台地土地改良区所管の農業用排水路の改修等整備については,改良区が事業主体となって県単事業として採択の場合,県が37.5パーセントを補助し,残り62.5パーセントを道路側溝流末,集落内生活排水の流入が認められる場合に限り石岡市が負担することになり,石岡台地土地改良区への県補助金内示額487万5,000円,石岡市負担金が812万5,000円となるものです。
次に,同じページの農地費中,繰出金の補正予算90万円の減額の内容についてご説明申し上げます。本件は,農業集落排水事業特別会計への繰出でありまして,農業集落排水事業特別会計におきまして,合併に伴い,9月30日現在で決算調整を行うにあたり,平成16年度の決算額が確定し,繰越金の額が決定し,これを計上するため繰越金増により歳入増加が生じるため,その分を一般会計から繰出するのを減額するものです。以上です。

農政課長)農政課所管の補正予算についてご説明申し上げます。補正予算書36,37ページ,歳入関係でございますが,県支出金,県補助金,農林水産業費県補助金,農業費補助金,まず,条件整備特別対策推進事業補助金14万3,000円の増額についてです。この予算増額は,地域水田農業ビジョンの推進から本市の地域振興作物である「そば」の生産の高品質,高収量生産に向けた取り組みを行うため,耕作機械を導入し,土層を改良して安定した作付や収量のアップを図るというものでございます。内容としましては,プラソイラという耕作機械を導入するもので,事業主体が関川営農組合,総事業費42万9450円,このうち県が14万3,000円,市が7万1,000円を補助し,残り21万5,450円を事業主体である関川営農組合が負担するというものです。続きまして,いばらきの野菜産地強化総合対策事業補助金50万円の減額についてですが,当事業はJAひたち野蔬菜部会によるピーマンの養液土耕栽培による鉄骨連棟ハウス建設の補助事業であります。当初事業費が3,000万円であったところ,補正後の事業費が2,903万3,000円となったことから,県補助金額が変更となったものです。県補助金が50万円減額となったことにより歳入減となり,歳出における市補助金も25万円の減額となります。当初の計画では,カラーピーマンでありましたが,県との事業ヒアリングにおいて作付けが難しいこと,ハウス内温度を高く設定しなければならないこと,重油等が値上がりしていること,販売先が限られていることなどから,ピーマンの作付に変更となりました。カラーピーマンについては,既存のハウスにて作付技術の向上,販売先の確保,重油等の値下がりを待ちながら,作付を継続していく予定でおります。次に買ってもらえる米づくり産地育成支援事業補助金82万4,000円の増額についてですが,県が進めているこの事業の対策としまして,当市で生産されている米の食味値というものを測定しまして,当市の米がどのような位置づけになるのか数値をもって認知し,販売戦略を立てて石岡市の米として売り出していくため,ひたち野農協が事業主体となって食味計を購入しまして,食味値の管理を行うというものでございます。総事業費が275万1,000円,県の補助率が3分の1以内で82万4,000円,市が6分の1の45万8,000円,事業主体のひたち野農協が146万9,000円を負担いたします。次に同じく銘柄産地推進事業のうちいばらきの花き産地強化総合対策事業補助金777万円の増額補正ですが,この事業は,小菊とアスターの雨よけ栽培施設と電照設備の導入により,長期出荷,適期出荷を目途に高収益化を図るというもので,事業内容としましては,アスターについてはパイプハウス1,490平方メートル,小菊については電照設備を4箇所5,000平方メートルに導入,また,自走式ラジコン動力噴霧器10台,結束期1台を導入するものです。事業主体がひたち野農協花き部会,総事業費2,331万1,907円で,県が3分の1以内で770万円の補助,市が6分の1の388万5,000円を補助し,残り1,165万6,907円を事業主体であるひたち野農協が負担するものです。作付面積としましては,小菊40ヘクタール,アスター約2ヘクタール,グラジオラス6ヘクタール,バラ30アールです。続きまして,補正予算書42,43ページ,歳出関係についてですが,農林水産業費,農業費,農政企画費,負担金補助及び交付金,農政企画一般事務費の中で,茨城県農業青年等海外派遣研修事業参加補助金50万円の増についてご説明申し上げます。この海外派遣研修事業は,明日の茨城農業を担う農業青年等を海外に派遣し,農業先進国における農業経営の実態及び国際的農業情勢を実地に見聞することにより,広い視野と深い知識を習得していただき,本県や当市の中核的農業者として活躍してくれることを期待して支援するものです。県主催で11月10日から12日間,オーストラリア,ニュージーランドなどのオセアニア地方に,普通作,野菜,花き,畜産などについての農業情勢を研修します。経費60万円のうち県が2分の1を補助し,市が5万円を補助いたします。当市から1名が参加,石川でグラジオラス,アルストロメリアなどの栽培に携わっている女性の方です。次に,銘柄産地推進事業の中で,いばらきの野菜産地強化総合対策事業補助金75万円の減額でございますが,詳細について歳入でご説明しましたように,ピーマンの養液土耕栽培のためのハウス建設でありまして,総事業費の減額により県補助金50万円,市補助金25万円,合わせて75万円が減額となるものです。その下にありますいばらきの花き産地強化総合対策事業補助金1,165万5,000円の増額補正につきましても,歳入でご説明しましたとおり小菊とアスターの栽培施設,電照設備の導入で,県補助金777万円,市補助金388万5,000円,合計1,165万5,000円を増額補正するものです。続きまして,水田農業構造改革対策費,負担金補助及び交付金,水田農業構造改革推進事業でございますが,まず,条件整備特別対策事業補助金,これにつきましては,そばの高品質,高収益生産を目指すため,プラソイラという耕作機械を導入するもので,県が14万3,000円,市が7万1,000円,合わせて21万4,000円の増額補正をお願いするものです。次に買ってもらえる米づくり産地育成支援事業補助金128万2,000円の増額ですが,事業内容については歳入でご説明いたしましたが,食味計の購入に際し,県が82万4,000円,市が45万8,000円,合わせて128万2千円の補助するため,今回増額補正するものです。以上が農政課所管の補正予算の内容です。

商工観光課長)商工観光課所管の補正予算についてご説明申し上げます。補正予算書44,45ページになりますが,商工費の商工振興費,投資および出資金300万円についてご説明いたします。石岡商工会議所では,石岡市の策定した石岡市中心市街地活性化基本計画を地域住民に周知し,合意形成を図るべく,中心市街地活性化コンセンサス形成事業を平成13年度に実施し,平成14年度は商業の活性化のための具体的な事業を提案した「石岡TMO構想」を策定,平成15年6月に石岡市より認定構想事業推進者としての認定を受けました。石岡商工会議所TMO推進特別委員会では,空き店舗対策や賑わい拠点づくり等のためのチャレンジショップ夢市場及びレンタルボックス夢の箱の運営,サマーフェスタ等のイベント事業を展開しながら,石岡TMO構想を推進し,商業の活性化を図るため,賑わい拠点づくりに更なる力を傾注することが急務であるとの結論に達し,まちづくり会社設立に向けて具体的な検討を行ってきました。その結果,平成17年7月にまちづくり会社設立のための発起人を募り,発起人会を開催し,「株式会社まち未来いしおか」を設立するものです。本店を,石岡市府中一丁目3番5号,石岡商工会議所内に定め,商法及び中心市街地活性化法に基づく第三セクターとし,平成17年9月28日に会社設立を予定しております。資本金は1,000万円,その内訳ですが,石岡市が300万円,石岡商工会議所300万円,常陽銀行,関東つくば銀行,水戸信用金庫がそれぞれ50万円,そのほかから250万円の出資金を予定しております。事業構想ですが,中心市街地活性化を目的とした石岡TMO構想の事業実現のため,夢市場運営事業,デマンドタクシー事業,蔵活用事業等を運営していくものです。以上のようなことから,今回,株式会社まち未来いしおかへの出資金300万円をお願いするものです。    

小吹委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。なお,審査上の発言は挙手によりお願いいたします。

前島委員)質問いたします。43ページの簡易水道事業特別会計への繰出金300万ですが,この300万円の具体的な使途についてご説明願いたいと思います。

環境保全課副課長)こちらの300万円につきましては,特別会計簡易水道事業分につきまして,合併に伴い,9月末で打ち切り決算を行いました。それに対しまして,その後,打ち切り決算の内容につきまして,歳入の648万2000円に対しまして歳出1,126万9,000円となり,478万7,000円の赤字決算となっています。従いまして,赤字額478万7,000円に当初予算一般会計繰入額178万7,000円で充当し,差し引き額300万円が特別会計の赤字額となります。従いまして,この300万円を一般会計,上水道費から繰り出し金として充当するものです。

前島委員)了解をいたしました。次に,45ページの商工振興事業の株式会社まち未来いしおか出資金についてお尋ねいたします。この設立については,私は大賛成です。ただ,この株式会社というのは,社長は誰がなるのですか。

商工観光課長)社長については,石岡商工会議所の会頭がなります。

前島委員)わかりました。しかしこの方は,いろいろな役をやっていますね。例えば具体的に言うならば,商工会議所の会頭とかね,観光協会ですか,こういうふうに一人の方がたくさんの役を引き受けている,そういうときに,この会社というのは市も参画をしているわけですから,ある程度の意見というのを言うことも可能だと思います。あまり,一人の方に代表という役をつけるということは,今後いかがなものかと,私は個人的に考えています。事務所を商工会議所の中においているから商工会議所の会頭さんが株式会社まち未来いしおかという会社の社長さんになるというのは・・・。いろいろやられているのだと思いますが,あまりに**ではないかと。そういう意味でね。これについてどういうふうにお考えなのか,部長に伺いたいと思います。会頭さん個人には何の恨みもないですけれど,こういうやり方とか手法がどうなのかというふうに私は心配をするものですから,市ではどうお考えなのか伺います。

経済部長)まち未来いしおかにつきましては,会社設立のための発起人会を開催し,市,商工会議所,銀行等が出資し,そのような中で会社の設立,社長の決定となってきたものでありますので,ご理解いただきたいと思います。

前島委員)今,経済部長のほうからありましたけれど,しかし,出資金によって行政が関われるものは,ある部分では税金を投入するのですから,関われるわけですよね。それから,商工会議所とか観光協会というものの運営には関われないのでしょうけれど,逆に,その予算執行については,その部分では係われるんでしょう。私が言いたいのは,商工会議所の会頭が株式会社の社長になって,ひとりでそんなにできるのかと。これからはやはり,税金を投入していることについては,このようなことを判断する場合には,そういうことを考慮して,費用対効果を考えて。あまりにも一人の方に偏らないように。私は会頭さんには個人的なうらみも何もありません。あくまでも要望ですから,勘違いしないでください。

小吹委員長)ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第64号「平成17年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」中,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案の通り可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第67号「平成17年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

環境保全課副課長)それではご説明いたします。予算書60,61ページになります。歳入,繰入金,繰入金,一般会計繰入金が300万円でございます。これにつきましては,先ほどご説明させていただきました,9月末打ち切り決算に伴いまして,赤字分の補填額となっています。続きまして,繰越金,繰越金,繰越金37万8,000円についてご説明申し上げます。こちらにつきましては,平成16年度の決算に伴いまして,37万8,000円を予算化させていただいたものでございます。続きまして歳出についてですが,62,63ページの歳出,総務費,施設管理費,一般管理費,需用費26万円,その他消耗品費として26万4,000円です。簡易水道事業につきましては,三村地区,大塚と水内の2つの機場から井戸水をくみ上げまして,各戸へ給水を行っています。くみ上げました井戸水につきましては,塩素殺菌を行った上で給水を行っています。この消毒に必要な塩素の購入費として75缶分26万円を計上させていただきました。続きまして,衛生施設費,簡易水道事業費,工事請負費,補修工事100万円についてご説明いたします。こちらにつきましては,17年度当初予算としまして122万8,000円を計上させていただきましたが,4月から7月の4か月間におきまして6件,費用にして100万円以上の経費の支出をみています。昨年の2件で33万6,000円に比べまして,3倍からの支出になっております。そのため,今後の老朽化等に対応するため,工事費用としまして100万円を計上するものでございます。次に諸支出金,繰出金,一般会計繰出金11万8,000円についてご説明申し上げます。これらにつきましては,先ほどの歳入部分,9月決算の300万の繰入金を行って決算を行いました。10月1日以降暫定予算として運用がなされますと,この300万円が余剰金となる可能性があります。従いまして,来年の3月,年度末までの通しの予算としてみた場合に,この300万円が余剰となりますので,繰越金,今回予算化をさせていただきました37万8,000円と合わせました337万8,000円から,歳出額,今回計上させていただいております衛生施設費26万円に100万円,126万円を差し引いた残りの金額,211万8,000円を一般会計で繰り出すという想定をさせていただきましたので,こちらに予算化をさせていただきました。

小吹委員長)以上で説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。なお,審査上の発言は挙手によりお願いいたします。

前島委員)簡易水道につきましては,一般会計のほうからもお話が出ておりましたけれど,私は湖北水道事業団の議員でもありますが,そちらでもかなり質問はしたんですが,当然,本来ならば受益者負担で,水道料金の中でまかなわなくてはならないものだと私は思うのですが,今後の方向性についてはどのようにお考えですか。伺います。

市民部長)簡易水道は,昭和47年,8年より給水を開始しておりますが,老朽化が激しく,補修工事や前面的な改修が必要となっています。改定も別途検討が必要であり,**。

前島委員)今,老朽化について話がありましたが,料金を上げずに**がいくらぐらいかかるのか,可能性としては**早く全面改修の計画を立てて,それで税金を投入しないような**とらないと,早く計画を立てればいいですけれど,その中から**あるいはこれまではほんとの**を伸ばす,**そういうところも考えなければいけないと思います。そして,**場合には,**やるしかないと思うのですが,それ以外の料金については,**しないで値上げしてから**,そういうことも可能だと思いますので,その点ご検討いただきたいと思います。

前島委員)了解しました。

小吹委員長)ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)
発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第67号「平成17年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,議案第72号「平成17年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

農村整備課長)92,93ページ,歳入関係ですが,まず,一般会計繰入金の補正予算90万円の減額についてご説明申し上げます。この件につきましては,合併に伴い,9月30日現在で決算調整を行うにあたり,平成16年度の決算額が確定し,繰越金の額が決定し,これを計上するため,繰越金増により歳入が増加し,不要分が生じるので,その分の一般会計からの繰り入れを減額するものです。次に,繰越金の補正予算90万円の内容についてご説明申し上げます。繰越金につきましては,平成17年5月の決算期には確定され,繰越金の額が決定しておりましたが,合併に伴い,9月30日現在で決算調整を行うにあたり,今回全部を計上するものです。

小吹委員長)以上で説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。なお,審査上の発言は挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第72号「平成17年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案の通り可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第73号「平成17年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

環境保全課副課長)それでは私のほうから,霊園事業特別会計の補正予算についてご説明申し上げます。予算書の96,97ページをご覧いただきます。概要につきましては一般会計補正予算の中でもご説明いたしました。これにつきましては,合併に伴う打ち切り決算に伴いまして,平成16年度の決算額が確定になりまして,繰越金が確定しております。それが一般会計からの繰入金の増額となっております。*24万4,000円についてご説明申し上げます。これについては同じく打ち切り決算に伴いまして,平成16年度の予算額から24万4,000円の**が**。これを予算化をさせていただいたわけであります。

小吹委員長)以上で説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案第73号「平成17年度石岡市霊園事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案の通り可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,所管事務の調査についてを議題といたします。執行部より報告事項の申し出がありましたので,順に説明願います。

環境保全課長)私のほうから,2点報告申し上げます。1点目は,ごみ処理対策推進協議会を,去る7月29日に開催いたしましたので,その内容をご報告申し上げます。一般廃棄物の**ご報告をいたしました。次に指定ごみ袋の使用徹底について,10月1日から予定通り行いますということで,委員に報告をいたしました。三点目として,ごみ袋の使用の徹底を行う理由は,将来のごみ袋の有料化にございますので,その考え方について経過をお示ししたところでございます。具体的には,国においては,ごみの減量化というのを推進しており,国においては,ガイドライン等を定めております。そのようなことについて,ご説明いたしたところであります。続いて二つ目の報告でございますが,アスベストの関係でありまして,私ども環境保全課所管の部分について現在までの経過をご説明いたしますが,石岡市内では,工業団地のエーアンドエーマテリアルと昭和電工が使用しておりました。この施設は,**。昭和63年の大気汚染防止法の改正によりまして,アスベストが発生する施設の設置に際して届出が義務付けられました。**。

農政課副課長)高病原性鳥インフルエンザ対策の経過についてご報告いたします。まず,発生の経過ですが,今年8月18日に埼玉県鴻巣市のいせファーム堤向農場にてH5亜型の鳥インフルエンザウィルス抗体陽性が確認され,国において全羽数,9万8,300羽の殺処分命令が出されました。同日,県では当該農場の導入元である3農場の立ち入り調査を行い,抗体検査を実施しています。その結果,いせファーム美野里農場では抗体陽性,ウィルス分離陰性,涸沼農場でも同様に抗体陽性,ウィルス分離陰性,三村のつくばファームでは,抗体陽性,1鶏舎でウィルス分離陽性であり,22日,農林水産省家きん疾病小委員会より,殺処分等の発表がなされました。この内容は,ウィルス分離陰性であった2農場のうち開放鶏舎である涸沼農場は全羽殺処分,ウィンドレス鶏舎の美野里農場は監視下に置き殺処分は行わない,ウィルス分離陽性であったつくばファームは,ウィンドレス鶏舎であったため,ウィルスの分離された1鶏舎のみ約10万羽の殺処分を行い,残りを監視下に置くこととなりました。これを受け,県及び関係機関とで対策・調整会議を設置しています。まず,8月19日に県南家畜衛生保健所より臨時召集があり,該当市町村畜産担当者による会議が行われました。22日には県南防疫対策班が来庁し,今後の日程調整及び業務体制について協議,同日,「石岡市高病原性鳥インフルエンザ対策本部」を設置しました。翌23日には県対策本部の現地対策班会議にて対策班の設置及び現況の説明があり,24日,県と市の経済部において,建設業協会へ作業員の要請と,霞台・新治・土浦・つくば環境センター対策会議にて焼却処分の内諾を得ました。その後,26日には水内・大原地区の住民説明会を実施しています。27,28日にはつくばファーム内に机やいす,ユニットハウス等を設置し,また,城南地区公民館では会場設営,手洗い所を設置しました。そして,29日から9月2日まで,つくばファームにて鶏の殺処分を行い,各環境センターへ搬送し,焼却処分を実施しました。一日の作業日程については,下に示したとおりです。資料の2枚目をご覧いただきますと,防疫対策の詳細を掲載しております。まず処分関係ですが,8月29日から9月1日までの間に,鶏の殺処分,焼却処分数がそれぞれ10万450羽,卵の焼却処分数が,合計9,990キログラム処分しております。また,関係機関から処分に動員した延べ人数は,建設業界から1,072人,県から225人,警察が40人,市職員が72人,合計で1409人です。9月1日に処分を終了しまして,2日にテント解体などの事後処理を行っています。以上です。

小吹委員長)この件に関しまして,質疑やご意見などがございましたら,挙手によりお願いいたします。

鈴木委員)質疑というわけではないのですが,この4日間,5日間で9,990キログラムの処分と,数字で聞きますとああそうかと思いますが,現場の職員の方の苦労というのは計り知れないものであったと思います。本当にご苦労様でした。この場をお借りして申し上げます。

小吹委員長)ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,この件に関しましては以上で終了いたします。ほかに発言はございませんか。暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

小吹委員長)再開いたします。ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,この件に関しましては以上で終了いたします。
次に,所管事務の管外調査の報告についてですが,当委員会で過日実施した管外調査につきまして,お手元に報告書案を配布いたしました。この報告書案について,なにかご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ないようですので,委員派遣による所管事務管外調査の報告については,お手者に配布した報告書のとおりご了承いただきたいと思います。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

小吹委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,市民経済委員会を終了するわけですが,合併前の最後の委員会ですので,閉会する前に委員長として一言お礼を申し上げたいと思います。委員の皆さん,執行部の皆さんには,当委員会の運営においてご協力をいただき,ありがとうございました。心.ら御礼申し上げます。そのことを申し上げまして,市民経済委員会を閉会いたします。ご苦労さまでした。

 閉会 午前11時50分



戻る  議会top