平成17年6月10日 都市建設委員会


案 件 (1)付託された議案の審査
 議案第49号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成16年度石岡市一般会計補正予算(第7号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分
 議案第50号「専決処分に対し承認を求めることについて(平 成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)」
 議案第56号「市道の認定について」
 議案第57号「市道の認定について」
 議案第58号「市道の廃止について」
(2)所管事務の調査
  駅前東ノ辻線の整備について
(3)閉会中の継続調査の申し出について
出席委員 徳増千尋委員長,海老澤通弘副委員長,金井一夫委員,鈴木行雄委員,山口晟委員
市執行部 建設部長(吉川安延),建設部副部長兼建築課長(本田久男),土木課長(羽成善信),土木課副課長(管理担当)(大関敏文),都市計画課長(藤枝利明),都市計画課副課長(下河辺卓美),6号バイパス推進・駅周辺整備室長(鈴木信充),下水道課長(上曽茂昭),下水道課副課長(久保田善貴)
議会事務局 係長(武石誠)


 開会 午前10時00分


徳増委員長)ただ今から,都市建設委員会を開会いたします。これより議事に入ります。本日の議題は,付託された議案の審査として議案第49号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成16年度石岡市一般会計補正予算(第7号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第50号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)」,議案第56号「市道の認定について」,議案第57号「市道の認定について」,議案第58号「市道の廃止について」及び,閉会中の継続調査の申し出についてであります。
 付託案件の説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。初めにお諮りいたします。
 本日の議題であります市道の認定及び廃止にかかる議案につきましては,その現状を調査するため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

― 休 憩 (現地調査の実施)―

徳増委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。初めに議案第49号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成16年度石岡市一般会計補正予算(第7号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

土木課長)私の方から議案第49号のことについて,そのうち土木費,道路橋りょう費,市道整備事業として,1億1,876万5,000円の繰越しをさせていただいておりますので,ご説明申しあげます。道路橋りょう費の中で,内訳といたしましては,臨時地方道整備事業分,それから一般市道整備事業分とがあります。
 臨時地方道整備事業分については2本の路線について繰り越ししております。1本は山新プール前の交差点の改良工事。それともう一つはセンチュリープラザ北側の6号交差点から東大橋の上坪に至る路線でございます。山新プール前については,5月に当初,説明会を開いて地元と協議して参りましたが,いろいろそこで課題が出ておりまして,実際に9月になって再度説明会を開いて,その後,補償の算定等に係る…,工事の契約が3月になってしております。また,補償費についても2月に契約はいただいてるんですが,用地補償ですか,契約はいただいてるんですが,抵当権等の問題がありまして,登記が4月になってしまっております。そういった関係で,工事費としては交差点改良工事費繰越額が4,021万5,000円でございます。それから東大橋の方なんですが,やはり全体の長さ700メートルのうち,4月には測量設計を委託しておりましたけど,地元の説明会の中で上水道管の敷設替えを要望しているということもありまして,上水道管の敷設替えのない方を最初にやっていただきたいというような要望がございました。当初の設計で,私どもでは上水道管の敷設替えが必要な方にまず入ってしまったことがあって,測量設計等を再度,別な部分を発注しなきゃならないということがなってしまいまして,遅れております。工事自体は2月には契約しておりますが,やはり年度内には出来ないということで,繰越しをお願いしております。こちらの工事費の繰越額は2,215万5,000円でございます。交差点改良工事の補償,用地分含めますと6,937万7,395円となります。
 それから同じ臨時地方道整備事業の中でございますが,地方特定道路分として粟田橋に至る用地費,補償費の繰越しをお願いしております。この,全地権者20名おりますが,10名は支払まで済ませたわけなんですが,そのうち,契約して支払が1月になった者,あるいは未契約の者と10名ほどございまして,その用地補償分でございます。中には実際に買収に至る中で,名義がお互いの中で変えてなかったんだと,そういうような部分もございまして,そういったものを,地権者同士が交換の約束がありながら名義を変えていなかったとかいうこともありまして,遅れたもの。それからやはり抵当権の解除が必要で登記が遅れたもの,それから補償の立木の伐採に時間を要しているもの,といった例がございます。いま現在残っているのは,その名義を変えていなかった方々と,立木の伐採が非常に,電柱がございまして,なかなか難しい立木の伐採になっているので出来ないということで,ちょっと遅れている原因がございます。こちらの分については用地分として3,664万538円。それから補償費として115万9,097円の繰越しをさせていただいております。
 次に一般市道整備事業の繰越しでございますが,仮称南北線の測量設計委託を繰り越しております。契約は,説明会が11月に行って,概略設計の発注は12月に行っております。この路線は,現在,県道石岡田伏土浦線と同じくバイパスを結ぶ路線でございますが,国道6号との交差部分がボックスとなるということで,早急にその位置を特定する必要があるんだということで行いました。それで実際には,やはり最終的なルートが,なかなか難しいというか,ルートの決定あるいは県道との交差点の計画に手間取っており,繰越しをお願いしております。この分については976万5,000円でございます。
 それから市道0123号線でございます。これは,かすみがうら市の稲吉中学校の前の通りでございます。9月に測量も終え,区域の変更や税務署協議をし,2月に用地買収に入りましたが,お二人の方が契約になかなか応じてくれませんでした。1人について,2月に契約させていただきましたが,やはり抵当権の抹消等について3月中の登記が無理だったため,繰越しをいたしております。一般市道整備事業分としては,1人の方の用地費79万5,190円と補償費の110万7,266円でございます。一般市道分としては合計で1,158万7,456円の繰越しでございます。
 以上で,全体で1億1,876万4,486円ということで,予算の方では1億1,876万5,000円を繰越しとして計上させていただいております。以上でございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第49号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成16年度石岡市一般会計補正予算(第7号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は「承認すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に議案第50号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)」を議題といたします。
本案については執行部から説明を求めます。

下水道課長)私の方からは,議案第50号「専決処分に対し承認を求めることについて」説明いたします。「平成16年度下水道事業特別会計補正予算(第4号)」の繰越明許の補正で専決処分を行っております。繰越明許につきましては,款1「下水道費」,項2「下水道建設費」,目1「公共下水道整備事業費」のうち,単独汚水分の発注済み2工事と未発注3工事,設計委託の発注済み2委託と未発注の1委託,同じく単独雨水の発注済み1工事と発注済み1委託でございます。汚水の繰越し個所としましては,府中四丁目,鹿の子一丁目,北府中一丁目,駅東地内でございます。ともに上水道管並びにNTT等の地下埋設物が競合し,調査委託協議,あと工法の選定等に日数を要したものでございます。また,雨水の繰越し個所としましては,貝地二丁目の山王川法面復旧工事と,若松三丁目地内の県道西小塙線にかかる山王川管渠の設計委託でございます。工事につきましては,増水により作業所内の浸水の対策等で時間を要したため,繰越しとなっております。委託につきましては,県道の協議,あと借地協議等に日数を要したことにより,繰越し事業となっております。なお,繰越し事業の完了の予定としましては,平成17年9月末を予定しております。それで,繰越明許費の補正額としましては,2億381万6,000円となっております。前期の平成17年第1回定例市議会においてご承認をいただきました4,000万円と合わせまして,第1表のとおり2億4,381万6,000円の専決処分を行っているところでございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第50号「専決処分に対し承認を求めることについて(平成16年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「承認すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第56号「市道の認定について」を議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

土木課副課長(管理担当))それでは私の方から議案第56号「市道の認定について」ご説明申しあげます。この路線につきましては,建築基準法の位置指定の規定によりまして築造されております。その道路を市道として認定していただくものです。路線名といたしましては,石岡市道1412号線として,石岡市総社一丁目275−6から同274−2まで。幅員6.05メートル,延長で43.83メートルでございます。既存市道の1193号線との取付け部には片側に隅切りがございます。また,両側に300ミリメートルの側溝があり,アスファルト舗装されております。以上でございます。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第56号「市道の認定について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第57号「市道の認定について」及び議案第58号「市道の廃止について」の計2件を一括して議題といたします。本案については執行部から説明を求めます。

土木課副課長(管理担当))それでは議案第57号「市道の認定について」,また議案第58号「市道の廃止について」関連がありますので,合わせてご説明させていただきます。この路線につきましては,現市道の両側の所有者が同一で,一体的に敷地の利用をするため,市道の付け替えをするものでございます。議案第57号は新たに認定するもので,第58号は廃道にするものでございます。新たに認定する路線といたしましては,石岡市道5643号線として,石岡市貝地二丁目1996から同1979まで。幅員4メートル,延長で20.7メートルでございます。面積は85.03平方メートルで,既存県道石岡田伏土浦線との取付け部には片側に隅切りがございます。議案第58号での廃止は,石岡市道5369号線で,石岡市貝地二丁目1978から同1979まで。幅員2.5メートル,延長で24メートルでございます。廃止路線の面積は60.23平方メートルでございます。以上でございます。

金井委員)内容はいいんですが,ちょっと伺いたいのは,この廃止をするのが5369号線ですよね。それで新たに認定する方が5643号。そうすると,こっちを廃止してこっちを認定するわけですが,この番号はどういうふうに解釈すればいいの,これ。5369号線はなくなるわけだから,それに代わる市道認定した方も同じ番号にすればいいんじゃないかと思うんですが,どうなんですか。

土木課長)おなじ番号でやりますと,付け替わったような部分が判らなくなりますので,廃止される方はそのまま欠番という形でもっていきたいと,今のところ考えております。ですから,5369号線の方は欠番にずっとしておくという考えでおりますので。期間が過ぎればね,ある程度の期間が過ぎれば,またそれは大丈夫かも知れないんですけど,当分の間は。当分の間は1年2年というわけじゃなくてもっと当分の間ということになると思いますけども,欠番にするように考えております。

徳増委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論を行います。討論はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)討論なしと認め,討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第57号「市道の認定について」及び議案第58号「市道の廃止について」の計2件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」とすることにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,当委員会に付託された案件の審査はすべて終了したわけでございますが,本件にかかる委員長報告の取扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,所管事務の調査として「駅前東ノ辻線の整備について」を議題といたします。当該都市計画街路については,当市のシンボル的な道路となりうるものと思いますので,その整備についてご意見等ございましたらご発言願いたいと思います。ご発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,次に閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を示して,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。なお,閉会中の継続調査に関して,ご報告申しあげます。先の委員会において実施を決定し,調査都市等の選定を正副委員長にご一任いただいた管外調査につきましては,お手元にご配付申しあげたとおり実施いたしたいと思います。
 この件について,何かご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,お手元にご配付申しあげたとおり実施いたします。ほかに何か発言はございませんか。

都市計画課長)私の方から,ひとつお願いというか,あるわけなんですが。5月18日に開催されました都市建設委員会の中で,石岡駅東土地区画整理事業の経過と今後の進め方についてご説明をしたわけなんですが,その中で,現在進めてます直接施工に対しまして,当委員会の方から代表の方を数名程度お願いしたいというお話しをしたわけなんですが,現在,その直接施工に向けまして準備を進めてまして,相手の方はそういう書類等について受領拒否をしておりますので,いま考えられますのは直接施工に入るほかないのかなと思っているところです。それで,今の予定ですと9月21日に直接施工に入りまして,9月27日に事業の完成を見込んでおります。その時に,先ほど申しましたその立会人なんですが,できればうちの方から依頼書を出したいと思いますので,その中で後日回答といいますか,そのご報告といいますか,お知らせいただければ幸いと思っております。立ち会いの方は今のところ,都市建設委員会の中から1名,それから土地区画整理審議会の方から1名と。計2名の方の立ち会いを今のところ考えております。いまそういう中で書類的なものを,書類といいますのはその執行体制といいますか,その担当をですね,大体配置といいますか,決めているところですので,もしこの場でその立ち会い者の方が決まれば,それで進めていきたいと思ってるんですけど。

徳増委員長)どうでしょう,地元でいらっしゃる金井さんにお願いしたいと思うんですけれども。今までのいろんな経緯もご存じですから。委員会としては金井委員にお願いしたいと思います。

建設部長)委員会の代表ではあっても,あくまで個人という形でお名前を出しますので,よしろくお願いいたします。
 それから一般質問の中で答弁しておりますように,駅前東ノ辻線の通りの説明会を実施していきたいと思っておるんです。その中で,地元の皆さまにある程度,道路本体のあれはすでに,口頭で,あるいは道路計画が決まっておりますので,それはもう変更するわけには行きませんが,植栽と街路灯がまだ決定しておりません。植栽につきましては,いろいろ案をいただいたり示したりしていきたいというふうに考えております。街路灯につきましても,市の方である程度のモデルを作りまして,それを地元に示して,その中でどれがいいか選んでもらうと。選ぶことが不可能な場合には,役所の方では「この方がいいんじゃないか」というようなご意見を申しあげて決めていきたいというふうに考えておるわけですが,決める前に一度,都市建設委員会の方に申しあげたいと思いますので,その日程の調整はあとで委員長にお願いしたいと思います。

都市計画課長)駅前東ノ辻線の1,500メートルのうち,300メートルの区画整理事業内につきましては6月2日に入札が終わりまして,9月末の完成を目標に工事の着手の準備を進めているところでございます。今月の18日に工事の地元説明会を予定しております。先ほど部長が申しましたように,今回の工事には植樹や街路灯は含まれておりませんが,秋までには発注を予定しているところです。事務局の方のひとつの案といたしまして今考えておりますのは,幅員が25メートルで,車道になる部分が16メートルあるわけなんですが,その中に2メートルの中央分離帯ができるわけです。今お手元に配付いたしました桜田通りの並木,図面の右の方なんですが,こういう形で,中央分離帯は低木等で植栽をして,街路灯につきましては両サイドのオーバーハングのようなものを一応予定しているところでございます。それから歩道は両脇に4.5メートル。そのうちの1.5メートルが植樹帯となるわけなんですが,その中には,今のところケヤキとか,あるいはクスノキ,あるいはハナミズキとか,そういうものがいかがなものかなということで考えているところでございます。失礼しました。それからシイノキです。そういう中で考えていきたいと。それからお手元の資料の中では,その歩道の部分が大分生い茂っておりますが,これよりはもっと間隔を空けまして植樹をしていきたいと,そのように思っているところです。以上でございます。

徳増委員長)ただ今のことについて,何かご発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

徳増委員長)ないようですので,以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。



 閉会 午前11時30分




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