陳情第4 石岡市民会館一部存続についての陳情
【付託】
令和元年第4回定例会
【陳情趣旨】
石岡市民会館は昭和43年より51年間の永きにわたり,地域の文化活動と娯楽享受,自治会運営サポート等,その他諸々の行事催事に,一役を担った構築物であったことは誰もが認めるところであります。この度新聞報道などで,令和2年3月末を以って閉鎖閉館とは,正に「寝耳に水」石岡市民会館を日常利用している者にしてみれば,承服し難い報道であります。確かに大ホールの天井崩落に関しては,半世紀にも及ぶ建物なので安全面の考慮から理解は出来るのですが,具体的に自治会の役員会,総会などで利用している町会等は開催場所に苦慮することでしょう。吾が町会は戸数も減少し,1町会の枠で集会場や公民館の類の建物は,建設どころか維持管理的にも自前の公民館建設は不可能でございます。また,この地が歴史的に貴重な(国衙)の地のため再建設の場所には不適格,令和5〜6年頃を目途に新たな場所へ移築とは,その間利用している者に対して蔑ろこの上ないことと思われます。大ホールは別にして,せめて集会場所の手前のエントランスホールのみの暫定的な存続延長を希望して,出来れば今ある場所に新建物を着工して頂きたいと陳情いたします。
【付託先】
教育福祉環境委員会
【委員長報告の要旨】
委員から「現在地での建て替えの可能性はあるのか」との質問に対し,執行部からは「文化財の包蔵地エリアとして含まれているため,現在地での建て替えは難しい」との答弁がありました。これを受けて委員からは,利用できなくなった後の集会場についても検討し地元の方々に説明をする責任があるのではないか,といった意見がありました。
【結果】
不採択