文字の大きさ 文字拡大  元に戻す  文字縮小


陳情第39 コミュニティ施設設置に関する陳情

【付託】 平成21年第4回定例会

【要旨】
 昭和51年の斎場建設に当たり,斎場会館を「いつでも町内に開放する」という条件で建設を認め,今日に至っています。
 しかし,1年間を通して殆ど借用できないほど混雑しているのが現状です。
 当地域は,平成21年11月1日現在,約1,000戸以上の世帯になっていますが,少子高齢化の傾向は一段ときびしくなりつつあり,そのなかで特に町内会活動や高齢者・子供たちのつどう拠点となる集会場がない状況です。
 斎場跡地の有効活用として,是非当地域のコミュニティセンターを建設していただきたくお願いします。
なお,本件については,東府中・大和町・東町・八軒台・東大橋区などの賛成同意を得ています。施設開設にあたっては,協働のまちづくりを積極的にすすめ,施設管理・環境美化に地域一丸となってお手伝いしたいと考えています。
 以上の経緯をご了知頂きまして,石岡地方斎場地内跡地へのコミュニティ施設の建設を陳情します。

【委員長報告の要旨(市民経済委員会】
 本陳情の趣旨は,現在,石岡地方斎場周辺の地域は,約1,000戸以上の世帯となっているが,町内会活動や高齢者・子供たちの集いの拠点となる集会場がないため,斎場移転後の跡地の有効活用として,斎場跡地にコミュニティ施設の建設を求めるものです。
 初めに,12月11日に開催しました委員会の審査において,初めに斎場跡地の利用についての協議経過について,執行部から説明を求めました。
 執行部からは,平成20年度に開催した,構成市及び斎場組合の担当者による会議の結果を踏まえ,斎場組合から,「組合所有地と市所有地を一体とした跡地利用」また「建物,駐車場,市道等の取り扱い」,「跡地利用に伴う経費負担」などに関する提案とともに,今後市と協議を進めていくという報告がなさているとの説明がありました。
 その後,委員から斎場建設当時の地域住民との協議について質問があり,執行部からは,当時の地域からの集会所設置の要望に対し,斎場組合からは,「集会所については,当面は斎場内の待合室を利用することとし,土地,建設費用,維持管理等について地域と十分協議する必要がある。」という回答がされているとの説明がありました。
 また執行部から,現在の斎場施設の使用については,当初平成23年度末までを予定していたが,新設移転地に埋蔵文化財包蔵地が発見されたことに伴い,発掘調査が実施されることから,現施設を平成24年度まで使用しなければならない状況であることが報告されました。
 さらに委員からは,「この件については,斎場跡地の利用について斎場組合と市との協議が済んでいない段階では,時期尚早ではないか。」という意見や「斎場組合へ同趣旨の陳情が提出されており,その結果を待ってはどうか。」などの意見が出されました。
 これらの質疑や意見等を踏まえた結果,本件については斎場組合での今後の対応も注視しながら審査が必要であるとのことから,この日の審査においては,継続審査としました。
 次に,開催しました3月15日の審査において,初めに斎場組合へ提出されていた同趣旨の陳情に対する同組合のその後の対応について説明を求めたところ,2月16日に開催された同組合議会において「不採択」となったことが執行部から報告されました。
 その後,委員からは,施設の所有者である斎場組合で不採択となったことや,斎場移転後の現在の施設についての活用計画がない中で本件について検討することは時期尚早であるとのことから不採択とすべきではないかとの意見が出されました。
 また財源的に厳しいコミュニティ施設の建設ではなく,現施設を転用するなどの柔軟な対応の可能性について質問があり,執行部からは,構成市の負担で造られた施設であるため,その財産の取り扱いや,築後三十数年を経過していることによる施設の改修の必要性など様々な課題があるため,現段階で使用に対する判断は難しいとの答弁がなされました。
 以上の審査の後,討論する者はなく,本陳情について採決いたしましたところ,全会一致で「不採択とすべきもの」と決した次第です。


【審査結果】 不採択