陳情第40 JR高浜駅前周辺と愛郷橋〜JR高浜駅間の道路及び排水路の整備についての陳情

【付託】 平成21年第4回定例会

【要旨】
 私たちの居住する高浜地区は,石岡市の南側に位置し,東に霞ヶ浦,西に筑波山,前に恋瀬川が流れ,四季折々の自然がいっぱいで,風光明媚な地区でありました。
 しかし,長年にわたり排水路と下道(通称=したみち・愛郷橋〜JR高浜駅間)の整備がなされず,昔のままに放置され,道路は狭く側溝も一部のみの状況で,ヘドロと悪臭・異臭で野鳥はおろか昆虫の生息すら観察が出来ない状況であります。
 また,恋瀬川の堤防も整備され遠方より見れば大変良いのですが,霞ヶ浦の水位も上がり,恋瀬川の川底も葦が生育するほどに浅くなってしまいました。
 高浜地区に住む者にとっては安心して生活が出来ません。私たちの我慢も限界です。
 どうか,一度現地を視察された上で,早急に安全・安心の生活が出来るよう,良い方策,施策を立てて下さいますよう,切に要望いたします。
(現況)
・ 下道の側溝より恋瀬川の水位が高い。
・ 下道の側溝があっても,下流の方には側溝がなく先詰まりになり,水が流れない。
・ 愛郷橋からJR高浜駅周辺を含めて,この地域は国定公園に指定されている。

【委員長報告の要旨(都市建設委員会)】

 本陳情は,平成21年第4回定例会で,当委員会に付託された案件です。
 当委員会は,1月25日に委員会を開き,都市建設部長以下,担当者の出席を求めて審査を実施しました。
 本陳情の趣旨としまして,高浜駅の東側の地区は,長年にわたり排水路と道路の整備が行われず,昔のままに放置されており,また,この地区一体が低地であるため,大雨の際には道路が冠水するところもあることから,住民が安全,安心して生活できるよう,この地区の道路及び排水路の整備を要望するものです。
 審査に先立ち,当委員会は委員全員をもって当該地区へおもむき,陳情箇所の状況を調査いたしました。
 その際,この地区の道路側溝の流れが非常に悪く,雨が降っていないにもかかわらず,水がたまった状態であることを確認し,改めて委員全員が整備の必要性を感じたところです。
 審査においても,本陳情に反対の意見を言うものはなく,その後,委員長において採決を行った結果,当委員会は全会一致をもって,本陳情を「採択すべきもの」と決した次第です。


【審査結果】 採択