陳情第32 小堀地区基幹道路市道B6145号線改良工事に関する陳情

 小堀地区は,大字真家地内の中でも専業農家の多い地区であることから,畑・温室等作業場所まで何度も日常的に利用しているなど利用頻度の高い道路であります。
 また,通学道路としても中心的な役割を担っている道路です。しかし,現状は狭あいであることから車両等が来ると立ち止まり畑に入って退避しております。さらに,排水路がないことから降雨時に水が溜まり,暫くの間,運動靴では歩くことが困難な場所もあり,このことで事故につながることも想定されます。常に事故の恐れのある危険な状態の中で通学をしております。
 最近は,資材の運搬また出荷等大きいトラックでの集荷となりつつある中,地区内に入れない,住民同士の車もすれ違うことが出来ない,やむなく畑等の一角を利用させてもらい,気まずさを感じつつ生活を送っており,地権者と不仲になる前に我慢してもらえるうちに是非,道路改良工事を実施していただけるよう望んでおります。
 通称八郷・岩間線が開通したこと,朝日トンネルの開通を控える時期にあたり,献上柿生産農家・花卉生産農家では,今後さらに直売等販売の方法も変わってくることに期待をしておりますが,客層の高齢化等を踏まえると運転しやすい安全な道路がやはり必要であります。道路の整備は,後継者の育成にも大きな役割を持っているものと認識しております。
 地域住民の安全・農業の発展・地域の振興のためにも,道路改良工事を実施いただけますよう,よろしくお願い申し上げます。 
 尚,この道路は隣接地区住民の連絡道にもなっておりますことも併せて申し添えます。
 今回の申請地の終点に立地しております飯島忠様所有の作業場に,道路からの雨水が流入しており,この場所にもU字溝の敷設を願っております。

【陳情内容】
 道路面5メートル・U字溝付



【付託】 平成24年第4回定例会

【付託先】 都市建設委員会

【委員長報告の要旨】 審査では「幅員の拡幅及びU字溝の敷設を求めた本陳情の願意は妥当である」、「現地調査の結果から、道路の拡幅は、可能であると考えられる」との意見がありました。

【結果】 
採択



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