陳情第7 石岡市立第1第2保育所の継続運営等を求める陳情
【付託】
平成27年第4回定例会
【要旨】
石岡市立第1保育所・第2保育所は,構造耐震指標の低下のため,平成26年7月に統合されました。統合前の保護者説明会では,上記理由のため緊急避難措置的に,石岡小学校の空き教室を改修して使用するとの説明でした。しかし統合後1年以上,今後の運営についての説明や保護者の意向確認はありませんでした。
そして,平成27年9月,市子ども福祉課から保護者へ「新しい保育所の建設はしない」「平成28年度の新規児童を受け入れない」「平成29年度以降の保育所運営については未定だが,廃止も視野に入れて検討している」との決定事項が説明されました。
入所児童や保護者は,平成29年度以降の見通しが立たない中で大きな不安を感じています。また,平成28年度の新規入所申し込みの期日が迫る中,慣れ親しんだ保育所を退所し,やむなく他の保育所へ移ることを検討している保護者もいます。
市は「ふるさと再生プラン」で「子育て世代に魅力的なまちづくり」を謳っていますが,これが果たして今泉市長の推し進める「教育環境充実」や「子育て応援」につながる事なのでしょうか。
私たちは,石岡市の未来を担う大切な子どもたちが育つ石岡市立第1第2保育所の廃止に反対であり,以下のことを求めます。
【陳情事項】
1 石岡市立第1第2保育所の継続運営を求めます。
2 石岡市立第1第2保育所の,平成28年度の新規入所児童の募集を求めます。
3 やむなく他の保育所等に移る家庭に対し,他の保育所等に入所する際に必要な物品・費用の負担を市に求めます。
【付託先】
教育福祉環境委員会
【委員長報告の要旨】
審査では,委員から「すでに平成28年度においても3次募集まで行っているが,保育所の入所状況をみても年々入所率が低下していることや,市の財政面など相対的に考えると,保育所の新設は難しく,将来的には廃止もやむを得ない」という意見が出されました。
【結果】
不採択