陳情第10 東海第2原発の再稼動延長申請を認めない意見書提出を求める陳情
【付託】
平成29年第3回定例会
【要旨】
1 東海第2原発は,来年11月に操業から40年を迎えます。原子炉等規正法では原則40年で稼動停止となります。2011年3月11日の巨大地震の津波によって,非常用電源発動機の一部が停止し,原子炉が安定的に停止するまでに3日半かかるなど,危険性が非常に高い施設です。
2 2011年3月11日に被災した福島第1原発の事故原因は未だ特定されていません。原因が明らかでない中での再稼動は認めるべきではありません。
3 東海第2原発は,30キロ圏内に100万人が暮らしています。そして,事故による放射能被害は風向きにより石岡市を含む茨城県内,さらに首都圏に及ぶ未曾有の被害を発生させることは明らかです。
【陳情項目】
茨城県東海村に設置されている日本原電東海第2原子力発電所は,操業から40年となる老朽化した施設で,危険性が指摘されています。
私たちは,20年の再稼動延長を認めない立場から陳情します。
貴議会においては,ご理解を賜り議決いただき下記の機関に意見書提出をお願いいたします。
記
[意見書提出先]
日本原電株式会社社長,茨城県知事,東海村長,水戸市長,日立市長,常陸太田市長,高萩市長,笠間市長,ひたちなか市長,常陸大宮市長,那珂市長,鉾田市長,小美玉市長,茨城町長,大洗町長,城里町長,大子町長
【付託先】
議会運営委員会
【委員長報告の要旨】
省略(当議会の慣例に従って,議会運営委員会の委員長報告は,省略)
【結果】
不採択