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議会中継
    


令和元年度 総務委員会

 第4回委員会 (11月19日)
出席委員 関口忠男委員長,櫻井茂副委員長,徳増千尋委員,櫻井信幸委員,村上泰道委員,谷田川泰委員,大和田寛樹委員
市執行部 【市長公室】
 市長公室長 加藤乃利明,次長 菊地正樹,政策企画課長 瀬尾正幸,行革推進課長 栗山英範
【総務部】
 次長 島田美智男,防災対策課長 今橋輝雄
議会事務局 庶務議事課主任(塚本志保)


関口委員長)ただいまから,総務委員会を開会いたします。
 本日の議題は,協議案件書のとおりであります。
 次に,本日,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,説明員名簿のとおりであります。なお,本日出席を求めた者のうち総務部長・久保田君から本日の会議を欠席したい旨の申し出があり,委員長においてこれを許可いたしましたので,ご報告申し上げます。
 これより,議事に入ります。はじめに,所管事務の調査として,石岡市りんりんタウン構想についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

政策企画課長)それでは,りんりんタウン構想についてご報告いたします。資料は,1ページをご覧いただければと思います。
 昨年度策定いたしましたりんりんタウン構想に基づきまして,広く市民に自転車の活用を推進し,公共交通,健康増進,災害対策,地域振興を図る取組を進めてまいります。今年度の実施事業といたしまして,サイクリングイベントの開催についてご報告をさせていただきたいと思います。
 別添の資料1をご覧いただければと思います。はじめに,大会名でございますが,石岡獅子頭ライドとしております。期日は令和2年3月22日日曜日,コースにつきましてはショートコース47キロメートル,ロングコース66キロメートルの2コース,参加人数は300人を予定しております。参加受付につきましては,11月17日より開始をしているところでございます。コースの詳細につきましては資料にお示しした通りでございますが,コースの途中で休憩所を3か所,給水ポイントを1か所設ける予定でございます。休憩所では,イベントの大きな魅力の一つである食べ物を提供する予定でございまして,地域に根差した料理やB級グルメ,スイーツ,いちごなど,多彩なおもてなしを検討しているところでございます。
 続きまして,事業の報告でございます。市長公室資料にお戻りいただければと思います。まず,@として,ナショナルサイクルルートについてでございます。ナショナルサイクルルートとは,自転車活用推進法に基づきまして,自転車を通じまして優れた観光資源を生かしたサイクルツーリズムの推進により,新たな観光価値を創造し,地域の創生を図るために創設された制度でございます。11月7日に,つくば霞ケ浦りんりんロード,ビワイチ,しまなみ海道サイクリングロードの3ルートが指定されております。今後,国などから世界に向けてプロモーションがなされ,地域に向けての支援につきましては現段階では具体に示されてはおりませんけれど,方針が示された段階で随時報告をしてまいりたいと考えております。
 次に,A市民サイクリングクラブの設立についてでございます。11月10日日曜日に,市民サイクリングクラブの設立式及びクラブ員の交流促進サイクリングを開催いたしました。午前に実施いたしました第1部の市民サイクリングクラブ設立式では,設立宣言と,「石岡市りんりんタウン構想の実現に向けて〜楽しみながら自転車を活用する」をテーマとしたパネルディスカッションを開催いたしました。参加者は95名でございました。午後は,第2部として高浜入り絶景常陸風土記サイクリングを開催いたしました。霞ケ浦導水高浜機場から反時計回りに高浜入りを一周する約33キロのコースで実施をいたしまして,参加者は54名で全員完走をされております。報告は以上でございます。

関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,石岡市地域おこし協力隊についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

政策企画課長)続きまして,地域おこし協力隊についてご報告いたします。資料は2ページをご覧ください。
 はじめに,地域おこし協力隊制度についてでございます。地域おこし協力隊は,東京圏をはじめとする都市住民など,地域外の人材を地域社会の新たな担い手としてして受け入れ,地域力の維持・強化を図る活動でございます。平成21年度より総務省によって制度化され,平成30年度については1,061自治体,5,359人の隊員が活動をしている状況でございました。協力隊の活動経費につきましては,隊員1人当たり400万円の財政支援があり,内訳は報償費等が200万円,活動経費等が200万円以内となっております。
 次に,石岡市における地域おこし協力隊の活動についてでございます。現在,平成29年度より4名の隊員が中心市街地活性化分野,観光交流分野,農林業分野,移住定住分野で活動をしております。4名の隊員は今年度末で地域おこし協力隊の任期を終えることとなっておりますが,任期終了後も市に居住する意思をもって活動をしているところでございます。任期の終了後につきましては起業を目指しており,現在は地域資源を生かした土産物の試作・市場調査や,シェア工房のニーズ調査,市の木材を生かした製品作成,茅葺きの茅を活用した産品検討等に取り組んでいるところでございます。
 続きまして,新たな地域おこし協力隊員の任用についてでございます。スポーツツーリズムによる地域活性化分野において応募があり,書類審査,面接の結果,新規隊員の内定をいたしたところでございますが,着任前になりまして内定の辞退があり,採用に至っておりません。また,現在,茅葺き技術の習得と活用分野において応募1名がありますが,現在就学中であるということから,卒業後の着任を希望されているところでございます。本年度は残り期間も少なくなり,任用が困難となったことから,新規採用を見送りまして,令和2年度からの任用を予定しております。報告は以上でございます。

関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)茅葺き職人についてお尋ねいたします。以前にもこういう職人の養成というのはやっているのですけれど,以前養成された方は現在どのようになっているのか,どのようなことをやってらっしゃるのですか。石岡にいるとかいないとか。

政策企画課長)以前は風土記の丘の方で採用いたしまして,それで育成され,今,1名の方が活動されている状況であると聞いております。今回は地域おこし協力隊としての採用となりますので,それとはまた別の枠でということになります。

櫻井委員)別なのは知っているのですけれど,やっていることはほぼ一緒なんですよね。結局,以前にも八郷地区において茅葺きがたくさんあるということから,八郷時代からこういう養成をやってみようということをやってきたのですけれど,ただ職人を養成して,そのままで終わっているような気がするんです。実際に茅葺き職人としてこの石岡の中で。石岡から他の地区に仕事に出てもいいのですけれど,石岡から職人の方がいなくなっていく,例えば石岡から他県に行ってしまうとか,岐阜県に行っちゃうとか,そういうことがあったらもったいないですよ。
 ですから,役所としてできるかどうかわかりませんけれど,茅葺き職人を例えば市の職員として採用して,そこから賃金を得ていくような,収入を得ていくような仕組み。茅葺き職人になると,たぶん一日2万5,000円ぐらい日当がいただけるのかなと思います。ただ教えるだけでなくて,本格的に収入を得られる,そういうことまで面倒を見ていかないと,せっかく養成した職人の方も他のほうがいいや,となってしまうと行ってしまうんですね。ですからその辺のところをお考えになったらどうかなと思います。

政策企画課長)委員がおっしゃるとおり,地域おこし協力隊としての任期は3年というふうなことですので,その後の定住と収入の確保を含めまして,市としても協力をしてまいりたいというふうに考えております。

櫻井委員)実は私,イチゴ農家のハウスを借りて,イチゴ栽培を8月から急きょ始めたんです。結局,後継者を考えたときに,やはりお金になるよ,収入がこれだけあるよとわかれば,後継者問題。たぶん今後の農業における後継者問題についても,儲かるんだよということがわかれば,どんどん,どんどん後継者不足という対策になっていくと思うんですよ。ですから,この茅葺き職人も同じことなんですね。やはりある程度の収入が得られる,そういう仕組みづくりをやっていく,そういうことが大切なんだなと思います。答弁は結構ですけれども,よくご検討していただければと思います。

徳増委員)お聞きしたいのですが,私の頭の中で混乱しているのかもしれませんが,風土記の丘で以前に募集して完全に育てましたよね。その方は,一人の方は職員として採用して残っていますね。その前に養成した人がどこかに行ってしまって,自分で会社か何か作って,技術だけ習得して。相当のお金が入るものですからね,そういうふうにやっているのですけれど,今回の茅葺きに関しては全く風土記の丘と別,風土記の丘で養成する人たちと。国からお金が出るんだから全く別ですよね。別と考えていいですね。

政策企画課長)お金は国の方からの交付金ということになりますけれど,実態としては勤務地が風土記の丘でございまして,委託料を風土記の丘に払って活動費をそちらで賄うという形になっております。実質の指導のほうも風土記の丘の指導の下にやっていくという形でございます。

徳増委員)風土記の丘の指導としてやっていくということは,ある程度手に職がついてきた時に,技術がついていた時に,風土記の丘は方々に依頼されて行きますよね。その時に下働きでそういう人もついていくと思うのですけれど,その時の収入は風土記の丘に入れるということでいいんですよね,ついていくだけですから。じゃあ,技術を教える方は,風土記の丘で募集した人たちを教えている,2人の方ですか。

政策企画課長)技術の指導につきましても,現在風土記の丘で活動されている茅葺き職人の方となります。

徳増委員)そうしますと,教えるほうの方は相当の高齢の方なので,よほどペースを速めていかないと身につかないと思うんですね。前に風土記の丘で,今は一人前に働いている方ですけれど,縄の結わき方もわからない人だったんですね。その人をあそこまで育てるのには本当に大変な思いと,何よりも習おうとする覚悟が違いましたのでね。これは,本当に生半可なことではできないし,では,技術を習得するまではどこでやるんですか。今,風土記の丘の有料エリアのところはひどい状態ですよね。あそこの屋根を直しながら習得するのか。資源となる茅は風土記の丘で仕入れてきますよね,つくばで。まるっきり技術を習得させるだけで,その調達先とかそういうことも全部一緒についていって,教えてもらうわけですか。それともまったくの技術だけなのか。

政策企画課長)技術だけではなく,その一連の作業につきましても連動して,一緒についていきながら習得をしていくと,今の段階ではそのように考えております。

徳増委員)そうしますと,櫻井委員が質問したように,やはりこれから先の身の振り方まで考えてあげないと,非常に難しいと思うんですね。やはり,あそこでせっかく技術を習得したら,市の職員として働いていただかないと。相当のものが入りますのでね。方々,今でも行っているわけですから。だから,市の職員をとっても損はないと思うんですね。ですから,そこら辺の処遇をはっきりさせないと,来るほうもすごく不安だと思うんですね。どういうふうに考えて。面接か何かの時にそういうことをきちんと提示できないと,定住までは難しい。そして,技術だけ習得したら,2番目か3番目に習得した人のように他に行って会社を立ち上げてとか,そういうこともできるわけですから。定住を目的とするのであれば,やはり身分保障が必要だと思いますので,その辺のところはきちんと市の中で考えて,面接のときにこういたしますと言い切れるようにしていただきたいと思います。

市長公室長)茅葺きに関しましては,基本的に筑波流という茅葺きの技術の伝承という大きな目的がありまして,実際に地域おこし協力隊員がどういった関係で風土記の丘と役割分担,関わっていくのかは,細かいところはこれから詰めていくところがたくさんあると思います。大きな目的を達成するためにはやはり定住していただいて,石岡でそういった技術を発揮をしていただくという,今の身分保障の問題ももちろん一番関係していると思うので,十分調整して進めてまいりたいと思います。

関口委員長)ほかに質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,まち・ひと・しごと創生石岡市総合戦略についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

政策企画課長)それでは,まち・ひと・しごと創生石岡市総合戦略についてご説明いたします。資料は3ページをご覧いただければと思います。
 現行の総合戦略が本年度末に計画期間満了を迎えるため,これに続く5年間の戦略を示す次期総合戦略の策定を進めているところでございます。
 これまでの経過についてご報告いたします。お手元の資料にもございますように,令和元年7月に石岡市ふるさと再生本部,外部有識者会議をそれぞれ開催し,現行の総合戦略の進捗状況について評価を中心にご審議をいただいたところでございます。その後,8月には住民アンケート調査を実施,その翌月には調査表並びに既存の各種統計等を利用した分析によって次期総合計画の策定に向けて当市の現状把握と課題の分析を行っております。その後,10月にふるさと再生本部,11月に外部有識者会議でありますふるさと再生会議を開催し,当市の現状と課題について報告をし,ご意見をいただいたところでございます。
 今後のスケジュールでございますけれど,来月,ふるさと再生本部並びに外部有識者会議を開催し,これまで分析した結果,いただいたご意見をもとに人口ビジョンの見直しと次期総合戦略の骨子案をまとめてまいりたいと考えております。その後,1月にパブリックコメントを実施したのち,2月から3月にかけましてふるさと再生本部,外部有識者会議を開催し,次期人口ビジョンと総合戦略を決定してまいりたいと考えております。国の方の戦略が出ますのが12月,県のほうが1月を予定しておりますので,その結果を受けて骨子案をまとめまして,また委員会にてご意見をいただきたいというふうに考えているところでございます。
 続きまして,アンケート調査の結果の概要についてご説明をしたいと思います。別添の資料2をご覧いただければと思います。2ページにございますように,20代から60代を対象とした調査では,6割強の方が定住意向,約2割の方が転出の意向をもっておりまして,定住のために必要なものとして,買い物をする場所や飲食店が増えること,公共交通が便利になること,そして,子育て環境がよくなることを上位に挙げております。
 続いて3ページでございますけれど,石岡市の強みとして自然や石岡のおまつり,一方,弱みとしては中心市街地,観光施設,公共交通機関などが多く挙げられております。重視すべき取組についても,中心市街地の活性化が一位となっているところでございます。
 4ページは,結婚・出産・子育てに関する調査でございますけれど,不安要素として経済的な理由を挙げる方が多く,これは全国的な傾向と同一であると考えております。
 5ページ,6ページでございますけれど,市内の高校生と大学などの学生を対象とした結果となっております。高校生については転出意向が2割程度にとどまっているものの,学生においては約半数が転出意向を示しております。
 また,7ページの若者世代の将来的な定住意向は3割にとどまっている状況にございます。このことからも,若い世代の引き留めが大きな課題であるということが読み取れると考えております。
 8,9ページには転出入を中心とした住民の意識について,人口減少のもう一つの要因である社会減,つまり転出でございますけれど,進学や就職,転職など,環境の変化を迎える若年世代の移動が多いことが示されております。
 以上のことから,働く場の創出や通勤通学しやすい環境の整備,結婚,子育て世代の収入の安定,安心して産み育てられる環境の創出,中心市街地の活性化などが当市の大きな課題として住民の方が感じているという結果となっております。説明は以上でございます。

関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井副委員長)総合戦略についてお尋ねいたします。先ほど,県と国の計画が1月以降で明らかになるので,それをもって最終決定したいという説明がございましたけれど,実際には,令和2年度予算からすでに,総合戦略については予算とともに計画がスタートするという流れの中で,総合戦略が決まらない中で令和2年度の予算が決まってしまうわけですよね,市長査定までは。最終的な議会の承認ということになれば時期的には一緒になるのでしょうけれど,その辺のタイムラグといいますか,どういうふうに考えているかお尋ねしたいと思います。

政策企画課長)市としての総合戦略の大きな方針といいますか,細かな事業等については,これまでの課題等を踏まえまして,また,現計画の効果も踏まえ,見直しを行って,来年度予算に反映をさせてまいりたいというように,全庁的に検討しているところでございます。しかしながら国の最終的な戦略が今のところ12月に発表される予定でございまして,それとのそごがないかの検討をしたうえで,1月にパブリックコメントを実施してまいりたいというように考えているところでございます。

櫻井副委員長)パブリックコメントの話がありましたので,こちらについてもお尋ねいたしますけれど,今回のパブリックコメントはどのような手法で,どのぐらいの期間実施されるのか,またその広報についてどのように考えているのか,お尋ねしたいと思います。

政策企画課長)期間については,2週間程度と考えております。広報の手法につきましては,広報紙,また,インターネット等によって周知をしてまいりたいと考えております。また,窓口等にも計画書の案等を配置いたしまして,幅広い方に意見をいただいてまいりたいと考えております。

櫻井副委員長)パブリックコメントにつきましては,市でいろいろな事業,市民生活に大きな影響を与える案件についてはパブリックコメントを実施しているかと思いますけれど,これまでのパブリックコメントを見ますと,広報紙で広報をしないで,インターネットでパブリックコメントをやりますよという掲示だけで,ほとんどの市民の方がパブリックコメントの実施を知らない。結果的には,パブリックコメントに対する実際の市民の反応というのが,一桁の件数というのが非常に多いと思います。先だっての市民会館のパブリックコメントの反応も1件しかなかったと思います。これはたぶん市報には載せていないと思いますので。
 これまで,市の方で大きな事業あるいは制度変更の際のパブリックコメントについては,そのような形のもので批判を浴びてきたものもありますので,今回はそのような流れのものではないというのは十分承知しておりますが,できれば広報紙にきちっとパブリックコメントをやりますよということを載せて,より多くの方に周知していただきたいと思います。これに基づいて,返事が多い少ないというのは市民側の反応ですので,行政側で強制的に出せというわけにもいきませんから致し方ないのですけど,情報提供をしっかりやらないで,既成事実としてのパブリックコメントをやりましたというのは,これまで議会でも何度か答弁されたように記憶していますので,その辺はしっかりと,パブリックコメントに対する行政側の責任も果たしていただければと思っています。

関口委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,無人航空機の利活用についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

行革推進課長)それでは,無人航空機の利活用についてご説明させていただきます。4ページをご覧ください。
 無人航空機のうち,ドローンの利活用につきまして,消防本部総務課や防災対策課,さらには観光課の職員等からなる石岡市ドローン利活用プロジェクトチームを設置し,検討を開始いたしましたので,ご報告させていただきます。
 資料中,はじめにの欄をご覧ください。上段にもございます通り,石岡市は筑波山や霞ケ浦など豊かな自然を有してございます。四季折々の風景を撮影いたしまして情報発信していくことは,交流人口のさらなる増加が期待できるなど,個性輝く魅力的なまちづくりに有効だと考えている次第でございます。また,ドローンによる情報収集は,自然災害時や防災,防犯に関する取組上,有効であると考えてございます。
 続きまして,資料中,四角の枠内にあります法律上の取扱いについてご説明させていただきます。航空法第2条第22項において,無人航空機は,人が乗ることができない,遠隔操作や自動操縦により飛行させることができる,重量200グラム以上のドローンやラジコン機というふうになってございます。ドローンを飛ばすためには,特別な免許等は必要ございませんが,航空法の定めに従い,アルコール等の摂取が禁じられております他,飛行前の点検を行うことなど,安全上の対策が求められております。また,案件によりまして,許可または承認が必要な事例がございます。空港周辺や人口集中地区,当市の場合には中心市街地や旭台,南台などです。また,150メートル以上の高さの空域を飛ばす場合,国土交通大臣の許可を受ける必要があります。このほか,四角枠の下にもございます通り,夜間飛行や目視外飛行,イベント上空飛行などは事前承認が必要となっておりますが,救助その他緊急性がある場合は適用しないとしております。
 以上のように,ドローンを飛行させるためには制限がない場合もございますが,安全上などの観点から許可や承認が必要な場合もあります。今後,実際に導入していくことを考えた場合,許可または承認をいただく際に求められる基準と同じく,操縦者が10時間以上の飛行経験や十分な知識及び能力を有すること,飛行する際,補助者を配置し,より安全な体制を確立しておくことが望ましいと考えております。
 資料中,下段に今後のスケジュールをお示ししております。プロジェクトチームにつきましては,令和元年10月の庁議後に設立をいたしまして,これまで2回開催しております。プロジェクトチーム内の意見を受けまして,庁内向けに行いましたアンケート結果では,多数の課から,自然やイベントなどのPR動画の撮影や,災害時等における安全確認などに使用したいとの意見をいただいております。また,昨日でございますが,国立研究開発法人土木研究所への先進事例視察を行ったほか,他地域の事例も研究させていただき,プロジェクトチームの検討結果を取りまとめの上庁議に報告をさせていただきます他,再度当委員会にもご説明をさせていただきたいと考えております。無人航空機の利活用についての説明は,以上でございます。

関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)以前にもゆりの郷周辺,十三塚でイノシシ対策にドローンを飛ばしました。イノシシをキャッチしたのですが,その後,農政課の方では事業の展開が一切されてないというのが現状だと思います。それと,今回,防災等に使うということも説明を受けているわけですけれど,筑西の消防署は,聞くところによると1機30万円くらいで防災用にドローンを購入したというような話も聞いております。ドローンは,小さいものから大きいものまでいろいろ値段があるようですけれど,石岡市としてはどのぐらいのものをやって,仕事としてどのくらいまで。ただ撮影して,そこからどういうふうにしていくのかとか,どの辺のところまでお考えになっているのか,お聞きしたいと思います。

行革推進課長)まだ第1回定例会前でございますので,概要のみお伝えさせていただきますことをお許しいただければと思います。
 ご指摘のように,まず第一点目のゆりの郷のイノシシの部分につきましては,庁内のプロジェクトチーム内でも協議をしておりまして,農政課の方もメンバーに入っております。例えば,赤外線を感知するようなシステムを導入することによって,大まかな居場所等が特定できるのではないかという話も出ています。さらに,今後の予定といたしまして,橋梁関係の破損箇所等を感知するために赤外線が有効ではないかということも言われているような状況です。
 続きまして,その値段でございますが,委員ご指摘の通り30万円前後のものがあれば,数百万円単位のものもあるようでございますけれど,先ほどの赤外線対応等を鑑みた場合,本体の経費といたしましては60万円前後というものもあるというふうに感じている次第でございます。今後の具体的な導入,運用関係につきましては,先ほども申し上げました通りプロジェクトチームが今後の方向性について引き続き協議をしている状況でございますので,大変申し訳ございませんが今しばらくお待ちいただければと思います。

櫻井委員)そうなりますと,今後,パイロットの養成ということになるわけですけれど,その辺のところは具体的に,どの辺のところまで市としてお考えになっているのですか。

行革推進課長)先ほど申し上げました通り,ドローンを飛行させるに当たりましては,特に制限がない場所の他,許可や承認を必要とする場所もございます。通常,許可や承認をいただく際には,マニュアル等を見ますと,飛行する方の他に補助員が2名つきまして,周辺の環境確認ですとか,立ち入らないようにの確認をしているということを聞いております。ですから,3名一班体制を想定しながら,操縦者につきましては明確な免許,資格等はございませんけれども,民間の資格で言いますと10時間以上飛行した経験があることと,座学などを学びまして免許等を発行いただくことが可能というふうに考えてございますので,やはり安全の面から言えば,きちんと研修を積んだ人が一人操縦者としていて,そのほかに補助員が2名,3名を1チームといたしまして,数チームは設置するのがよろしいのかなと考えているところでございます。

櫻井委員)それは,民間の方に委託するとか,職員の方がやるとかあるのですが,その辺のところはどうなるんですか。

行革推進課長)最終的なプロジェクトチームの結果としては出ておりませんけれど,今現在考えておりますのは,職員の方で免許等を有していたほうが有効かなというふうに考えてございます。例えば,後日開催されます防災訓練におきましても茨城大学の研究会の方にご同席いただくということで聞いておりますけれど,緊急時にすぐ対処するということになりますと,身近に操縦ができる方がいたほうがより安全性が高まると考えておりますことから,職員間でできるような体制がとれればなと考えている次第でございます。

櫻井委員)私も実は,銀座にある会社に行って,いろいろ話を聞いたことがあるんですよ。やはり,用途用途によっていろいろ価格的な面でも大きく。先ほど課長が言ったように違う面があるのですけど,効率を考えたときに,適用というか,あったものをきちっと勉強なさって,機種等々をお決めになっていただきたいと思います。ドローンはこれから大変有効で,多方面に活用できますので,その辺のところはよく積極的にお考えになっていただきたい。これからも意見は言わせていただきますけれど,よくやっていただければなというふうに考えております。

関口委員長)ほかに質問はございませんか。

村上委員)まず,資料の確認なのですが,今後のスケジュール案というところなのですが,先ほど説明で,先進地の視察を実施されたのですか。今どの段階にあるのか。総務委員会報告は,たぶん今日が初めてだと思うのですが,これは今どこまでスケジュールが進んでいるのか,もう一度ご説明いただけますか。

行革推進課長)こちらの資料につきましては,庁内の庁議に出した時点の資料でございまして,若干日程が前後している部分がございます。大変申し訳ございません。今のご指摘の部分でございますけれど,説明にもございました通り,10月と11月まででプロジェクトチームについては2回開催しております。先進地視察につきましては,他自治体にお伺いさせていただくのは今後の予定というふうになってございますが,昨日,国の機関にも確認をさせていただきまして,これまでの経験ですとか実際に飛行した部分につきまして担当職員が確認をさせていただいたという状況です。そういったことから,他の事例といたしまして,直接国の方にお伺いしましたり,場合によってはホームページなどを活用しまして,他市の事例などについて電話連絡等における照会等はさせていただいている状況です。

村上委員)先進地に関してなのですが,プロジェクトチームのメンバーに消防本部が入っておりますが,先日,経済建設消防委員会の視察で防災,救助の観点からドローンの活用について先進地視察をされているかと思いますが,その辺の情報共有はされておりますか。

行革推進課長)先ほど委員からご指摘もございました通り,プロジェクトチームのメンバーには消防の部署も入っておりますので,先進地視察を行った雰囲気といいますか,結果等についてはお伺いしながら,プロジェクトチーム内の協議等も進めているような状況でございます。先ほどの幅が,安いものから高いものまであるということでございましたが,大分高度なものが入っていたということを聞いてございます。

村上委員)最終報告まで期日がない中で,そういう事例というのは大切な先進の案件の一つだと思いますので,各課が持っている情報の共有をしっかりされた中で,最終報告を取り決めながらできるように取り組んでいただければと思います。

櫻井副委員長)確認なのですけど,無人航空機の利活用については,所管がいろいろな部門にまたがるということで,今回,行革推進課が担当するわけですけれど,そもそも行革推進課になった理由というのは何かございますか。

行革推進課長)先ほど委員からもご指摘がございましたように,過去の一般質問等の経過等を拝見させていただきましても,経済部ですとか生活環境部,さらには先進地においては消防関係のほうがこの事業について取組がなされているというのを見聞きしております。
 また,当委員会においても,かつて政策企画課長の方からその報告をさせていただいたことがあるかと思いますけれど,部局横断的に協議を必要とする案件でございますので,同じ市長公室内で私どもが受けまして,進めさせていただいているというような結果です。行革推進課といたしましては,各部局の仕事がやりやすい環境ですとか,市民サービスの向上につながる部分であれば,必要であれば対処させていただきたいと考えている次第です。

関口委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,防災行政無線整備事業についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

防災対策課長)防災行政無線整備事業の進捗状況の報告をさせていただきたいと思います。説明の前に,資料の1,実施設計業務委託(変更)の2行目に,「2日」という文字がありますが,「2か月」の間違いでございました。大変申し訳ございません。訂正させていただきます。
 説明に移らせていただきます。はじめに,資料の方をご覧いただければと思います。実施設計業務委託の変更でございます。280メガヘルツ帯デジタル同報無線システムを構築するための用地調査,地質調査,電波調査,測量,工事設計等を行うにあたり,送信局の用地交渉に時間を要したため,用地調査,地質調査の実施をすることができず,履行期間を2か月延長するとともに,消費税改定に伴う契約額を変更することとなったものでございます。
 契約金額は,消費税2パーセントの18万円が増額となりまして,契約金額が税込みで990万円となります。また,履行期間が令和元年11月30日まで61日間延長する変更内容となってございます。
 送信局の用地選定でございますが,市内全域で電波伝達が良好で,電力の確保が可能であることから,宝篋山への送信局の設置に向けて候補地の選定を進めてまいりました。候補地の一つとしまして,市内全域へ電波伝搬が良好で電力の確保が可能な宝篋山の山頂付近に隣接しました,株式会社茨城放送の所有の土地の一部を借用する案で用地交渉を行ってまいりましたが,借地料が高額で,運用開始後のランニングコスト等を考慮した結果,借地契約を見送ることとなった次第でございます。
 候補地を検討した結果,宝篋山山頂に近接しました国有林の一部を借用する案で茨城森林管理署と協議を進めてまいりまして,用地調査及び地質調査を終了し,今後,事務手続きを進めてまいりたいと考えております。写真でございますが,左側の写真が宝篋山付近の国有林の写真でございます。赤枠で表示した場所は国有林内の送信局の候補地でございます。付近には東京電力,ソフトバンクの電波塔がございまして,市内全域への電波伝搬は良好でございます。
 続きまして,次ページをご覧ください。今後のスケジュールでございますが,実施設計が2か月遅れたことによりまして,12月中に工事発注を進め,入札後,仮契約を締結しまして,令和2年度第1回定例会へ議案を提出させていただきたいと考えております。ご承認をいただいた後,本契約を締結していく計画としております。本契約後,整備を計画的に進め,放送体制が整う令和3年1月頃から各世帯へ戸別受信機の配備を進めてまいりたいと考えております。以上が,防災行政無線整備事業の進捗状況の報告でございます。

関口委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)素人でわからないのですけれど,送信局予定地,これは1か所で,死角となる場所はできないのですか。

防災対策課長)こちらの予定地でございますが,宝篋山系の山の頂上付近にありまして,宝篋山の頂上よりも石岡市側に1キロほど離れた場所になります。石岡市に近づくということで,場所的には問題ない場所と確認しております。また,電波の方も,今までの防災行政無線よりも強い電波が市内全域に行くというところで,音が入らない地域がほとんどないということで確認をしているところでございます。

関口委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として,総務部防災対策課より発言を求められておりますので,これを許します。

防災対策課長)防災対策課の方から,台風19号及び10月25日の大雨についてご説明差し上げたいと思います。
 はじめに,台風19号の災害対応について報告させていただきます。お手元の資料,台風19号の災害対応について,確定版をご覧いただきたいと思います。大型の台風19号は,10月12日から13日にかけて茨城県に接近しまして,那珂川や久慈川で大規模な氾濫が発生し,大きな被害をもたらしたところでございます。市の災害対応でございますが,台風が接近する前日に災害対策連絡会議を開催し,各部局での台風対応について事前に話し合いを持ちました。災害対策本部は,10月12日午前6時20分の大雨警報を受け,午前8時に設置し,午前10時に台風15号の暴風による被害状況を考慮しまして,大雨暴風になる前に早めの避難を促すため,警戒レベル4避難勧告を市内全域に発令し,指定避難所38か所を開設し災害対応に当たったところでございます。
 次のページをご覧ください。市内の雨量でございますが,最大時間雨量は恋瀬小学校で36ミリ,累加雨量では八郷地区で200ミリ程度の降雨が観測されております。風は,15メートルから20メートルの強風が観測されております。
 続きまして,河川の水位情報でございます。観測地点の府中橋で,最大3.25メートル,下川橋で3.19メートルまで水位が上昇し,八重地区百目鬼橋付近,片野地区光安寺橋付近,染谷地区粟田橋付近で越水が発生しております。越水によりまして,交通規制等を行い対応したところでございます。また,田畑や道路冠水があったものの,人的被害や家屋の浸水等は発生しなかったところでございます。
 次に,防災気象情報でございます。12日の午前6時20分に大雨警報が発令され,午前10時16分に竜巻注意情報,午前10時18分に洪水・暴風警報,午後3時25分に土砂災害警戒情報,午後8時13分に大雨特別警報が発令され,13日未明から順次解除となったところでございます。警戒レベルの発令でございますが,10月12日午前10時に警戒レベル4避難勧告を発令し,午後8時13分に大雨特別警報を受け,警戒レベル4避難指示を発令し,避難を呼びかけたところでございます。
 避難所の開設状況でございます。午前8時に自主避難所2か所を開設し,避難勧告発令と同時に38の指定避難所を開設し,避難を促したところでございます。避難者は最大で562名が避難され,避難所で一夜を過ごされたところでございます。
 次に被害状況でございます。人的被害はなく,越水による建物被害もありませんでした。次のページをご覧ください。道路冠水8か所,倒木62か所,法面崩れ4か所のほか,工業団地や公共施設で雨漏り等の被害が発生しております。また,台風による停電が発生し,最大で市内2,450戸が停電となり,13日の11時19分までで完全復旧しているところでございます。
 協定先の文京区,多賀城市においても災害情報を確認したところ,浸水被害が発生したものの,支援等の要請はございませんでした。
 今回の台風19号の被害を受けまして,石岡市は災害救助法が適用となってございます。避難所で対応した職員の人件費や毛布のクリーニング代等が対象となる形となっております。今後,12月の第4回定例会にクリーニング代の補正予算を計上したいと考えております。よろしくお願いしたいと思います。
 次に,10月25日に発生した大雨災害対応についてご報告させていただきます。資料の,令和元年10月25日大雨の災害対応について,確定版をご覧ください。
 10月25日の夜にかけて,関東地方に大雨をもたらしました温帯低気圧は,太平洋上を北上した台風21号の影響もあり,大雨となりました。市の対応としましては,10月25日午前11時に災害対策連絡会議を開催し,午後1時30分に災害対策本部に切り替え,災害対応を図ったところでございます。
 市内の雨量でございますが,最大時間雨量では20ミリ程度,累加雨量では100ミリ程度の降雨が観測されたところでございます。
 次に,河川の水位情報でございますが,府中橋で最大2.57メートル,下川橋で2.59メートルまで水位が上昇し,片野地区光安寺橋付近で越水が発生しております。田畑の冠水があったものの,人的被害や家屋の浸水等は発生していない状況でございます。
 次のページをご覧ください。防災気象情報でございます。午前10時10分に大雨(土砂災害)・洪水警報が発表され,12時40分に大雨(浸水害)警報,午後2時45分に竜巻注意情報,午後4時50分に土砂災害警戒情報が発令されたところでございます。25日の夜の初めごろから順次解除となってございます。
 警戒レベルの発令でございますが,高浜,三村,関川地区に雨雲がかかり大雨の予報があったことから,午後2時に同地区に警戒レベル3避難準備・高齢者等避難開始を発令し,避難を呼びかけたところでございます。また,恋瀬川の水位が上昇してきたため,午後4時に片野地区に警戒レベル3避難準備・高齢者等避難開始を発令しました。その後,雨が強くなり,光安寺橋付近で越水が始まったという情報があり,警戒レベル4に切り替え,避難勧告を発令し避難を呼びかけたところでございます。
被害状況でございますが,人的被害はありませんでしたが,高浜地区の舟溜まり付近で内水による床下浸水が4件発生してございます。そのほか,道路冠水5件,法面崩れ1件等発生しまして,災害対応を図ったところでございます。
 避難所の開設でございますが,午後2時に自主避難所2か所,同時に指定避難所4か所を開設しまして避難を呼びかけたところでございますが,本庁舎への2名の避難があった状況でございます。
 以上が,台風19号及び10月25日の大雨対応についての報告でございます。よろしくお願いいたします。

関口委員長)以上で,報告は終わりました。ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)1点だけお尋ねいたします。ここに被害報告ということで,19号と大雨ですか,どちらも法面崩れというのがありましたけれど,法面の修復等について市の方の考えをお聞かせ願いたいと思います。

防災対策課長)法面の修復でございますが,法の境界によって,市の所有の道路敷であるとかそういうところもあると思いますが,災害復旧としましてはやっていくという考え方で,災害時は安全確保または復旧に向けて土砂の撤去等を行っているところでございます。最終的には,修復については個人所有地,公有地等ありますので,協議の上,直していくという形になろうかと考えております。

櫻井委員)わかりました。それと同じようなことで,水路というのですか,1級河川,2級河川とありますよね。例えば擁壁等が崩れたと。境界が両方にまたがっているというような場合はどう考えるんですか。

防災対策課長)水路については,擁壁等で市の方もしくは民地になるか,その辺もはっきりわからないところもありますが,ほとんどが市の方で整備しているのかと考えます。そういうところで民地の部分まで含めて被害があった場合は,そちらも含めて修繕する必要があるかとは考えております。こちらについても現場を確認したうえで,担当と市民との間で調整を図りながら修繕していくという方向になろうかと考えます。

関口委員長)ほかに発言はございませんか。

大和田委員)台風19号の災害対応の3ページで,教育施設の学校施設13件の被害があったということですが,これはもうすでに復旧されているということでよろしいでしょうか。

防災対策課長)教育施設の被害状況でございますが,小中学校の施設がほとんどでございます。内容としましては,園部中などではプールの更衣室の屋根が飛ばされたとか,また,ガラスが破損,または雨漏り等が発生しているというところがございます。仮復旧的に屋根の修復であるとか,ガラスなどは直している形になります。ただ,雨漏り等につきましては,原因を確認したうえで今後修繕箇所を特定しまして修繕になると考えております。

大和田委員)なるべく早めに。教育施設は大事で,子どもたちも不安でしょうから,復旧していただけるようにお願いします。
 もう一点なのですけれど,建設業協会との協定で,道路の補修であったりU字構の補修であったりをお願いしているところが多数あると思うのですけれど,その被害にあったところの復旧状況というのは確認されているのでしょうか。

防災対策課長)災害対策本部が設置されている間は,随時対応について報告をいただいているところでございます。その後の道路関係の復旧状況におきましては都市建設部の方で対応いただいている状況でございまして,最終的に復旧が完了したかどうかという報告は,今のところいただいていない状況になっております。今後,情報共有も含めまして,そういう把握もしていければと考えております。

大和田委員)ぜひとも最後まで復旧できるところまで確認していただいて。市民の皆さんや消防団,職員の皆さんから被害状況というのは把握されて,一つ一つ解決,復旧できるまで対応をしていっていただきたいなと思います。
 私も消防団をやってまして,何か所か災害対策本部に連絡をさせていただいて,救出して,また,早朝から深夜まで災害対策本部,また消防本部の皆さんが対応しているところを見聞きしました。早急にやっていただいているところもありますし,また,行政側から協定先である建設業協会に伝えてあるのだけれどまだ行われていないというところも数か所ありましたので,その辺も踏まえて,上がってきている被害箇所がしっかり復旧しているのかどうなのかを確認していただいて,対応していただければと思います。

櫻井副委員長)今回,台風19号の際には避難指示が非常に早く出まして,テレビのテロップにも流れたということがありまして,市民の方でも避難するかどうかという判断で大分迷われた方も多かったようです。私のところにも電話が数件ありましたので,どこに避難したらいいんだろうという問い合わせもありまして。基本的には台風の来る前に,今回の場合は史上最大なんて話もありましたから,市民の方にも,自分の避難所はどこで,避難する際どういう交通手段で行ったらいいのかというところまで,本来は詰めておくべきだと思いますけれど,現実には直前まで非常にいい天気だったということもあって,テレビに流れた段階で,外を見たら風雨も激しいので,どうしたら,どこに避難したらいいかということでの電話であったかと思いますけれど。
 そういったこともあって,市のホームページを非常によく,何度も確認しました。今回,市の防災担当も含めて,情報の提供ということに関しては非常に良かったのかなと,私自身感じています。非常に細やかに情報を提供していただいて,周辺の市のホームページも確認しましたら,周辺の市ではほとんどホームページに情報更新していなかったです。そういう意味では石岡市は非常に情報提供を細やかにやっていましたので。今後はいろいろな場面で,区長さんも含めて,今回と同じような形で今後も進められるのであれば,ホームページ等も確認しながらご自身の避難に対する判断,あるいは周辺でどういうことが起きているのかも含めてわかりますよということで,コマーシャルをしていただければありがたいと思っています。
 それともう1点なのですけれど,避難所が石岡市は非常に多いんですよね。他を見ますと避難所が少なくて,石岡市はたぶんその倍以上の数が避難所となっていると思います。これがいいかどうかは今後の検証をやっていただいて,ある避難所は非常に多く人が集まったけれども,近隣のある避難所はほぼ人がいなかったと。ただ,職員はそこに派遣しなければいけませんので,そういうところも含めて今後の検討課題なのかなという気がしています。
 そこでなのですが,避難所に言った方々から何らかのアンケート調査といいますか。快適に過ごせるという避難所を用意するかどうかというのはまた別の話なのですが,こういったところを準備しておいてほしかったとか,もう少しこういうふうに配慮してもらえたらありがたいというような,何らかの要望というものは出ているのですか。

防災対策課長)まず1点目の情報提供でございますが,災害対策本部の中で情報班がございます。そういうところで,今後の災害対応についても同様の対応をしていければと考えております。
 2点目の避難者からのアンケートでございますが,実際,アンケート等は実施しておりませんが,避難所開設班,運営班の方から物資等,こういうものがあればよかったというご意見をいただいております。その中で,話があるのが洋式トイレでございます。避難所体育館はほとんどが和式トイレというところがございます。そして,今回の台風の避難で要支援が必要な方または高齢者の方が多数見えております。そういうところで,トイレが洋式でないと使えないというご意見をいただいた中で,急きょ,学校側と話し合いまして,校舎の洋式トイレを利用させていただいた経緯がございます。そういうところで,今後,トイレ改修まではすぐには難しいと思いますので,洋式便座等を用意させていただいて,使えるような体制が必要だなということで,ご意見等をいただいているところでございます。
 そのほか,体育館のライト等が,投光器1台程度の設備がある状況でございますので,停電になった場所が1か所ございます。葦穂小学校で停電になっておりますので,そういうところの停電の対応ということで,今後,地震被害等で停電になった場合,どういう対応が必要かというところが検討課題となっているところでございます。

櫻井副委員長)今回,秋の台風が連続してやってきたという中で,非常に寒いとか暑いとかという,避難所の環境が非常に悪かったわけではないと思いますので。ただ,今後,体育館の中などですと床が非常に冷たいとか,もしくは蒸し暑いとか,いろいろな環境の問題もあると思います。そういった部分も十分研究していただいて,お金のかからないものについては当然配慮できるものもあると思いますので,よろしくお願いしたいと思います。
 トイレにつきましては,これまでも議会でいろいろな方が洋式化については質問してまいりました。残念ながら,その洋式化が進んでいないという状況が,図らずも今回の避難をされた方の口からも出たということで,今後,私たちも洋式化に向けていろいろな形で要請をしてまいりたいと思いますけれど,今発表いただいたような情報も,庁議等で情報交換をしていただいて,予算の配分を見直していただくとか,そういったところにも配慮いただければと思います。

谷田川委員)被害の情報を細かく伺ったところなのですけれど,公共施設であるとか,そういった石岡市に直接かかわりあいのある所は意外ときめ細かな対応をしているということなのですが,この中で,石岡市の中心産業であります農業に関して,ここに単純に被害額でしょうか,30パーセント未満であるというような話がここに表示されているのですが,どのような算定をして30パーセント未満というような数値を出したのか,その辺のところをお伺いしたいと思います。

防災対策課長)農業被害でございますが,市役所の農政課と農協さん関係で被害調査を行っていただいたところでございます。こちらについては,野菜,果樹等の生産者のご自宅に出向きまして,状況を確認しているというところでございますが,そういう話の中で,果樹であれば落果であるとか傷になったとか,野菜であればハウス等の破損もあります。そういうところを確認した結果,3割未満の被害という情報を得た中での報告をいただいているところでございます。また,詳細に説明しますと,サヤインゲン,キュウリ,柿などの野菜,果樹の被害が3割程度あったと聞いております。その他,パイプハウスが恋瀬地区で1棟,三村地区ではビニールが破損したということで報告があった状況でございます。

谷田川委員)大まかな被害の状況はわかるのですが,例えばここに30パーセント未満と書いてありますけれど,石岡の農業総生産額から比較して30パーセントなのか,単純に目視だけで,その辺は枝が折れたのが30パーセントという単純な発想で被害状況を確認したのか。また,ハウスに対しても,結果的に1棟が破壊されたということでありますけれど,ハウスの大きさであるとか,ビニールがはがれたハウスがどの程度の規模であったのかとか,その辺の詳細もわかればお願いしたいと思います。

防災対策課長)状況でございますが,詳細な部分については今のところ把握できていない状況でございます。申し訳ございません。

谷田川委員)私も今回の台風,15号から19号までの間の各県の被害は莫大な被害であるということは,新聞報道等,また,現地等も確認しまして,理解をしているところであります。他の県または他の市におきましては,農業の生産額の被害というものをある程度明確に数値を出している市もたくさんあります。当市では被害が30パーセント未満ということで,被害総額に対してどのぐらいの生産額があって,これがこれだけ減少しましたと,そのようなことに対しての今後の助成の対象であるとか,また,ハウスの損壊した部分,倒壊した部分に対しての助成金であるとか,今後ますます要望が多く出されてくるということは認識しております。
 千葉辺りではあれだけの台風によってほとんどの農家のハウスが倒壊したということであります。実質問題としましては,90パーセントの助成金が出ると。そのほか,茨城町や鉾田地区,鹿嶋の太平洋岸のところにおいても50パーセント近くの助成額で修繕の対応をしていきたいという話もあるのですが,石岡市としては,今後どのような,農業の被害にあったところに対しての助成であるとか,ハウスに対しての今後の対応というのを考えているのか,お伺いしたいと思います。

防災対策課長)委員ご指摘の通り,農業被害に対して補てん等が必要になってくることも,今回の災害を受けまして他市町村を見ますと,考えられます。そういうところで,災害対応に関しまして,農業につきましては農林水産省,国の方からいろいろな施策をいただいているところでございますが,そちらの利活用の条件等も鑑みまして,まずはそちらを利用していく,その他足りない部分については,災害発生前に作れれば一番いいのですけれど,状況に応じた対応が図れるようなことで,今後,市のそういう補助的な部分であるとか,災害時の補償であるとか,そういう部分について検討をしていければと考えております。

谷田川委員)たまたま今回は石岡地域の台風の被害としてはごくわずかで済んで,本当に幸いしたなと認識しております。しかしながら,近隣の市町村においては甚大な被害を被っているところもある。そういう意味において,今まで甚大な被害を被ったところなども参照していただきながら,今後の対応,そして,いざとなったときの助成金であるとか補助金の交付なども,国と対応しながらでありますけれど,石岡市としても独自の対策も必要ではないかというふうに認識しております。そのようなことから,石岡市の基幹産業であります農業ということに対して,もっと積極的な対応を図っていただければと思っておりますので,よろしくお願いしたいと思います。

関口委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので, 当委員会における管外調査についてを議題といたします。
 過日の滋賀県守山市,大阪府泉大津市,京都府南丹市の視察につきましては,大変ご苦労様でございました。皆様のご協力によりまして,有意義な視察ができたものと考えております。本件につきましては,報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。
 それでは,先の視察を振り返りまして,ご意見等がございましたらお願いしたいと思います。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)先の視察につきましては,今後の委員会活動の中で参考としてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いいたしたいと思います。
 以上で,本日の総務委員会を閉会いたします。





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