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令和2年度 経済建設消防委員会

 第1回委員会 (4月15日)
出席委員 高野要委員長,岡野孝雄副委員長,山本進委員,川井幸一委員,飯村一夫委員,鈴木康仁委員
市執行部 【経済部】
 経済部長(額賀 均),経済部次長(長井正毅),経済部参事兼商工課長(塩畑浩行),農政課長(廣瀬政和),観光課長(萩原正晴),地籍調査課長(小林浩之)
【都市建設部】
 都市建設部長(鶴井重則),都市建設部理事兼駅周辺整備担当(宮澤哲也),都市建設部次長(瀧 清教),都市建設部参事兼都市計画課長(浅田禎智),下水道課長(柴山伊佐夫),建築住宅指導課長(林 秀憲),道路建設課長(箕輪栄治),道路建設課副参事道路建設担当(小野瀬 崇)
【消防本部】
 消防長(岡野 勉),消防次長(小吹光博),消防次長(消防署・指揮担当)(日浅孝幸),石岡消防署長(押 孝幸),八郷消防署長(冨田光男),総務課長(鈴木淳司),予防課長(山中隆之),警防課長(波多野澄夫)
【農業委員会事務局】
 理事兼農業委員会事務局長(大関浩二),農業委員会事務局課長(荻沼宏樹)
議会事務局 庶務議事課主任(比企信太郎)


高野委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,令和2年度になり,初めて説明員として執行部の出席を求め,委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑なる委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。
 本日の会議の進め方でございますが,新型コロナウイルス感染予防の観点から,密集・密接を避けるため,経済部及び農業委員会事務局,都市建設部,消防本部の順に入れ替えをし,説明及び報告,また,それに対する質問を行う形といたしますので,ご承知おき願います。
 それでは,これより議事に入ります。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に本日の案件に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお,本日は新年度初めての委員会でございますので,委員並びに執行部の自己紹介を行い,案件に入りたいと思いますので,ご協力のほど,よろしくお願いいたします。
 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。

−委員長,副委員長,委員の自己紹介−

高野委員長)それでは,次に執行部から自己紹介とあわせて,所管事務及び令和2年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 初めに経済部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

経済部長)4月1日付けで経済部長を拝命しました額賀均でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,経済部の組織体制についてご説明させていただきます。お手元の経済部業務概要の1ページ,経済部職員配置図をご覧願います。経済部は,農政課,商工課,観光課,地籍調査課の4課体制で本年度より,農政課内に森林保全や有害鳥獣被害対策などを担当する里山保全室が新たに設置されております。職員の構成につきましては,部長,次長,参事のほか,総勢42名の体制となってございます。このうち新規職員として,農政課に1名,商工課に1名,地籍調査課に1名の3名が配置されてございます。
 次に,各課の執行体制及び事務分掌につきましては,担当課長から説明をいたしますので,どうぞよろしくお願いいたします。

経済部次長)経済部次長の長井正毅でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 部長を補佐し,部内各課の業務が円滑に遂行できるよう,調整を図りながら適切な進行管理に努めてまいりたいと考えております。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

経済部参事兼商工課長)経済部参事兼商工課長を拝命いたしました塩畑でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 令和2年度商工課の執行体制及び事務分掌についてご説明申し上げます。資料,経済部業務概要の1ページをお開き願います。はじめに,表の中段にございます,商工課の執行体制でございますが,課長1名,課長補佐1名,係長1名,課員4名の総勢7名の体制となってございます。
 次に,事務分掌についてご説明申し上げます。資料2ページをお開き願います。商工課の事務分掌でございますが,1番の商工業の振興に関することをはじめとして,記載されておりますとおり15の事務を担当しております。
 続きまして,令和2年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。経済部新規・主要事業概要の6ページをお開きいただきたいと思います。はじめに,労働一般事務費73万2,000円につきましては,労働者福祉の向上に要する経費といたしまして,石岡商工会議所などの会員事業所において永年勤続し,成績優秀や功績顕著な者などに対して,労働意欲の向上を図ることを目的とする,商工会議所等の会員の事業所優良従業員表彰負担金などを計上してございます。次に,就職支援事業53万7,000円につきましては,就職活動の支援に要する経費として,就職説明会及び企業説明会の開催に要する経費となってございます。次に,商工振興事業1億3,669万3,000円でございますが,こちらは,中小企業振興等の商工施策に要する経費となってございます。はじめに,石岡セレクト運営員会委員報償36万円,2つ下の,石岡セレクト認証マーク作成委託料29万5,000円と,石岡セレクト認証マーク商標登録委託料48万9,000円でございますが,この事業は市内に存在している魅力ある商品に光を照らすことにより,地元への愛着や誇りを再認識し,市内外に広く市のブランド品としてPRを行い,活用していく事業でございまして,認証する商品は,市内で生産,製造,加工及び販売する農林水産物加工品等でお土産品になるものを想定しております。
 続きまして,商工振興事業の三行目の石岡ふれあいまつり委託料920万円につきましては,今年度は10月18日日曜日に石岡運動公園での開催を予定してございます。
 続きまして,六行目の製造業水道使用料金支援補助金820万円につきましては,市内の製造業者で年間水道使用量が5,000立方メートルを超える企業に対し,水道料金の一部を助成することにより,既存企業の定着化を図るとともに,企業誘致の優遇策としてPRしていく事業でございます。
 続きまして,プレミアム付商品券発行事業補助金1,375万円につきましては,地域経済の活性化を推進するため,石岡商工会議所,石岡市八郷商工会が実施する市内登録店で共通して使用できる商品券の発行に対し補助を行うことで,市内の消費喚起を図る事業でございます。
 続きまして,創業支援事業費補助金642万5,000円につきましては,商工会議所・商工会と連携し,新たな創業者に対し適切な支援,指導,フォローアップを行うとともに,創業開始に伴う初期費用の一部を支援することで,創業による賑わいの創出及び地域経済の活性化をしていく事業でございます。
 続きまして,中小企業事業資金保証料補給金3,064万円につきましては,融資を受けた中小企業者に対し,茨城県信用保証協会の保証料を補助するものでございます。
 次に,中心市街地活性化事業263万9,000円でございますが,中心市街地の活性化に要する経費といたしまして,中心市街地活性化事業補助金154万円を計上いたしております。内容といたしましては,商店街が実施する中心市街地の活性化を支援するためのイベント事業費への補助金でございます。
 次に,企業誘致推進事業357万7,000円でございますが,企業の誘致に要する経費といたしまして,企業誘致雇用促進奨励補助金300万円につきましては,工場,事務所等を新設または,増設して新規雇用をいただきました市内に住所を有する従業員1名につき12万円を,3年間を限度として交付するものでございます。中小企業の場合,市内に住所を有する者3人以上雇用したことが条件となっておりますが,令和2年度におきましては,5社25名分の雇用ということで計上させていただきました。
 続きまして,茨城県工業団地企業立地推進協議会負担金10万円につきましては,茨城県が主催となりまして,県の企業局,開発公社及び県内38市町村が加入しているものでございます。当市としましては,協議会主催の説明会等に参加をいたしまして,県内外の各企業にアプローチをかけて,誘致拡大の機会を図ってまいりたいと考えているところでございます。
 続きまして,日本立地センター賛助会員負担金12万6,000円につきましては,日本立地センター賛助会員となることで,研修会やセミナーへの参加や企業立地情報の収集,地域振興事業に対する相談等を行うための負担金でございます。
 商工課の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

農政課長)4月1日付けで農政課長を拝命しました廣瀬政和と申します。 どうぞよろしくお願いいたします。
 令和2年度農政課の執行体制及び事務分掌についてご説明申し上げます。資料,経済部業務概要の1ページをお開き願います。表の上段にございます農政課の執行体制でございますが,今年度より里山保全室が新しく創設されてございます。里山保全室を含めました農政課の執行体制でございますが,課長1名,課長補佐2名,係長3名,課員11名の総勢17名の体制となってございます。このうち里山保全室は課長補佐1名,係長1名,課員3名の体制となってございます。
 次に,事務分掌についてご説明申し上げます。資料2ページをお開き願います。農政課の事務分掌でございますが,里山保全室を除きまして1の農政の企画調整に関することをはじめとして,記載されておりますとおり17の事務を担当してございます。また,里山保全室の事務分掌でございますが,1の森林の保全・整備に関することをはじめとしまして,記載されておりますとおり5の事務を担当してございます。
 続きまして,農政課所管の令和2年度主要事業施策概要についてご説明いたします。4ページをお開き願います。継続的な事業が多くございますので,今年度,新規および内容変更,予算増減の多い事業についてご説明させていただきます。一段目の農政一般経費の中で2番目の全国農業担い手サミット負担金12万1,000円につきましては,令和2年秋に全国の意欲ある農業の担い手が一堂に会し,交流を通じて自らの経営改善と地域農業の発展を目的に「第23回全国農業担い手サミットin茨城」が開催されることによる負担金でございます。上から三段目の農力アップ推進事業175万8,000円につきましては,新しい栽培技術の実証,施設の導入支援,新品種や人気品種の導入などによりまして,地域力を活かした農業,持続可能な農業の実現に向け,魅力アップ,ブランドアップ,知名度アップのスリーアップを目指す取組を引き続き展開してまいりたいと考えております。
 次に,その下段の新規就農者支援対策経費3,905万1,000円につきましては,就農して間もなく農業経営が不安定な農業者に対し,最大5年間の支援,給付を行う事業でございます。内訳は夫婦10組,単身9名に給付する予定でございます。
 次に,その下段の鳥獣被害対策事業2,214万6,000円につきましては,今年度新設されました里山保全室で担当いたします。イノシシやハクビシン,カラスによる農作物等への被害防止に係る経費でございまして,鳥獣被害対策実施隊による捕獲活動等の委託料や実施隊員の報酬,狩猟期間における捕獲協力報償金等でございます。このうち,1番目の作業員報酬315万9,000円は里山保全室の設置に伴い,会計年度任用職員2名を雇用するための給与でございます。主な業務としては,アライグマ,ハクビシンの捕獲わなの設置,回収及びイノシシの捕獲確認,並びにそれらの処分を行っていただきます。このうち,3番目の鳥獣被害緊急捕獲報償費140万円は,平成30年度から国の補助事業を活用し,6月と9月,10月に実施いたします,有害鳥獣対策期間と緊急捕獲対応期間において,イノシシを捕獲した場合,報償費の市負担分として計上しております。また,獣害対策委託料115万円と獣害対策用備品66万円でございますが,地域ぐるみで鳥獣被害対策に取り組む活動を推進するための費用として計上しております。委託料は,獣害の専門家による勉強会や防護柵設置講習を開催し,捕獲だけでなく住処を作らない,近づけさせない,侵入させないといった対策意識の向上に努めることを目的としております。備品はモデル地区に囲いわなを整備し,対策と捕獲といったセットで取り組む費用でございます。
 続きまして,5ページをお開き願います。二段目の多面的機能支払交付金事業1億4,413万9,000円につきましては,集落や土地改良区等の水利組合が主体となり,農業用排水路の清掃や草刈りなど,農村環境の保全や農業用施設の改修などを保全活動組織として取り組む事業でございまして,国,県,市がこれらの取り組みに対し支援するもので,本年度は38地区が事業に取り組む予定となってございます。
 次に,四段目の農政企画経費2,345万7,000円につきましては,リーディングプロジェクトにも掲げております朝日里山ファームにおける新規就農者研修にかかる委託料や耕作放棄地再生利用に対する支援,また,有機栽培など環境保全効果の高い生産活動に対し支援を行う経費でございます。
 七段目の林業振興経費から林道開設事業(単独)までは里山保全室の事業となってございます。まず,林業振興経費666万7,000円につきましては,林業の振興や担い手確保を目的とした事業でございまして,そのうちつくばね森林組合出資金300万円につきましては,森林組合に出資し組合員になることで,連携した森林管理を推進するためのものでございます。
 次に,身近なみどり整備推進事業につきましては,平地林や里山林,あるいは通学路周辺の森林の環境整備を目的とし,所有者もしくは土地管理者の提案により,実施されるもので,5ヘクタール分,610万円を計上してございます。なお,本事業は,森林湖沼環境税100パーセントを活用した事業でございます。
 次に,林道開設事業(県単)1,606万5,000円につきましては,東日本大震災において国の補助採択を受けられなかった林道大増線の復旧工事を県の補助をいただきながら,市単独費とあわせ継続的に整備をする事業でございます。本年度は,最終段階の補強土壁106.5平米,延長67.3メートルの整備を行い,本年度完了する予定でございます。最後に林道開設事業(単独)2,700万4,000円につきましては,林道半田線の用地測量や,台帳の作成,林道管理などを行う事業でございまして,そのうちの林道修繕工事926万円につきましては,林道丸山線の横断溝改修や,県単事業でも説明いたしました大増線の市単独工事費を計上してございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

観光課長)4月1日付けの人事異動によりまして,観光課長を拝命いたしました萩原正晴でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 令和2年度観光課の執行体制及び事務分掌についてご説明申し上げます。資料,経済部業務概要の1ページをお開き願います。はじめに,表の三段目にございます,観光課の執行体制でございますが,課長1名,課長補佐1名,係長1名,課員7名の総勢10名の体制となってございます。
 次に,事務分掌についてご説明申し上げます。資料3ページをご覧ください。観光課が所管する事務は,事務分掌に記載されております観光の振興に関することから以下10項目が観光課の事務分掌となってございます。
 続きまして,令和2年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。7ページをご覧ください。事業名等の欄の一段目のふれあい交流施設費1,182万6,000円につきましては,やさと温泉ゆりの郷の運営に要する経費となってございまして,うち丸印の新規事業といたしまして,中規模改修工事の実施に向けた実施設計業務料610万円を計上しております。
 続きまして二段目の観光対策経費9,633万7,000円でございますが,観光の活性化に要する経費となってございます。おまつり関係委託料2,168万4,000円をはじめ,以下のとおりの事業となってございます。丸印の新規事業でございますが,多言語映像コンテンツ制作業務委託料646万8,000円,多言語版石岡のおまつりガイドブック制作業務委託料564万6,000円,インバウンド誘客推進事業委託料271万7,000円,体験型イベント用山車製作実行委員会委員報償25万円,体験型イベント用山車製作業務委託料2,475万円,石岡のおまつり体験型イベントPR業務委託料160万円を計上してございます。
 続きまして,三段目の観光案内所運営経費717万8,000円でございますが,石岡駅に設置しております観光案内所の運営に係る経費でございまして,うち682万4,000円は市観光協会へ委託するものでございます。
 続きまして,四段目のまち蔵藍運営経費457万1,000円でございますが,中町通りにあります,国の有形登録文化財で,染物屋の丁子屋を特産品の販売や各種展示のできる観光施設として運営するための経費でございまして,先ほどの観光案内所と同様に274万7,000円は市観光協会へ委託するものでございます。
 続きまして,五段目の筑波山地域ジオパーク推進事業189万1,000円につきましては,筑波山地域ジオパークの活動推進に要する経費となってございます。ジオパークの周知看板設置や協議会への負担金となってございます。
 続きまして,六段目のオートキャンプ場管理運営経費1,289万2,000円でございますが,オートキャンプ場施設の管理運営に要する経費となってございます。指定管理料850万円は指定管理者のつくばね森林組合へ施設の管理運営を委託するものでございます。丸印の新規事業といたしまして,中規模改修工事の実施に向けた実施設計委託料280万円を計上してございます。
 続きまして,七段目の常陸風土記の丘管理運営費7,152万2,000円でございますが,常陸風土記の丘施設の管理運営に要する経費となってございます。指定管理料6,633万円は指定管理者の石岡市産業文化事業団へ施設の管理運営を委託するものでございます。なお,このあとご説明いたします,フラワーパーク,ふれあいの森,国民宿舎につきましても,石岡市産業文化事業団が指定管理者となってございます。
 続きまして,八段目のフラワーパーク管理運営費2億2,017万8,000円でございますが,茨城県フラワーパーク施設の管理運営に関する経費となってございます。指定管理料1億9,140万7,000円をはじめ,以下の事業となってございまして,うち,丸印の新規事業といたしまして,駐車場整備に必要な経費として測量委託料280万円と駐車場整備実施設計委託料240万円を計上してございます。なお,駐車場整備につきましては,フラワーパークのリニューアルオープンにあわせ完成を目指しておりますので,設計による経費が算定され次第,補正予算にて要求したいと考えてございます。
 続きまして,一番下の段のふれあいの森管理運営費3,031万円でございますが,ふれあいの森施設の管理運営に関する経費でございます。指定管理料3,030万円のほか,火災保険料となってございます。
 続きまして次ページ,8ページをご覧ください。一段目の朝日里山学校管理運営費1,316万7,000円でございますが,朝日里山学校施設の管理運営に要する経費となってございます。指定管理料750万円は指定管理者のNPO法人アグリやさとへ施設の管理運営を委託するものでございまして,うち,丸印の新規事業といたしまして,躯体健全性調査業務委託費用として330万円を計上してございます。
 続きまして,二段目の国民宿舎管理運営費4,529万3,000円でございますが,国民宿舎つくばね施設の管理運営に要する経費となってございます。指定管理料4,498万3,000円につきましては,指定管理者へ施設の管理運営を委託するための経費となってございます。
 観光課の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 

地籍調査課長)今年度より地籍調査課長を拝命しました,小林浩之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 令和2年度地籍調査課の執行体制及び事務分掌,主要事業の概要についてご説明申し上げます。資料,経済部業務概要の1ページをお開き願います。はじめに,表の下段にございます,地籍調査課の執行体制でございますが,課長1名,係長1名,課員3名の総勢5名の体制となってございます。
 次に,事務分掌についてご説明申し上げます。資料3ページをお開き願います。地籍調査課の事務分掌でございますが,1の地籍調査事業の計画及び調査に関することをはじめとしまして,記載されておりますとおり3の事務を担当しております。
 最後に,主要事業の概要でございますが,9ページをご覧ください。地籍調査に要する経費として996万7,000円を計上してございます。内訳でございますが,地籍調査補助員の賃金81万3,000円,それから測量・調査等委託料723万6,000円が主なものでございます。
 次ページに位置図が添付してございますが,今年度調査地区は,いしおかイベント広場周辺の若宮W地区,住所で言いますと若松一丁目,府中三・五丁目,若宮一・三丁目地内,面積約0.13平方キロメートル,筆数466筆,地権者の方の人数が217名でございます。
 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

飯村委員)ただ今,指定管理料の件でご説明がありましたが,フラワーパークについての指定管理料,金額は出てるんですけど,その内容について。あの,施設ですか。施設の計画についてわかればちょっと教えていただきたいと思います。今年度発注される施設10棟が予定されているかなと思うんですけれども。それについての計画,利益と,どのくらい見込まれるのか,そのへんわかれば,詳細をお願いします。

観光課長)まずフラワーパークについてでございますが,こちらは指定管理料でございまして,こちらは人件費等,運営に係る費用でございます。なお,ふれあいの森につきましては令和元年度の補正予算によりまして予算計上しておりますので。

〔私語あり〕

高野委員長)暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

観光課長)お答えします。ふれあいの森の管理運営費内には,今回ふれあいの森の整備に関する経費が載ってございませんが,ふれあいの森といたしましては,今後宿泊棟10棟,グランピングと申しまして,キャンプを行う際にテントを張れるようなウッドデッキ棟のようなものを10か所設置する予定で,現在工事設計を行うためのプロポーザルを行っている状況でございます。

高野委員長)よろしいですか。

〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ほかにございませんか。

飯村委員)農政課のほうでちょっとお伺いしたいことがあるんですけれども。鳥獣被害対策として,昨年度十三塚のほうで指定されて,柵,囲いですか。やられたと思うんですけれども。今年度の事業の中で,小桜地区,半久地区,そういう形でやりたいような意見があったかと思うんですけれども。そのへんとこの事業の内容と今後の対応についてちょっとお聞きしたいと思います。

農政課長)委員が言われたとおり,その地区で実施してまいりたいと考えておりますけれども,内容につきましては地元の方々と話し合いながら進めてまいりたいと考えてございます。

飯村委員)地元の方と相談して,今非常にイノシシ問題になってますんで。対応をひとつよろしくお願いします。

高野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,経済部の所管については,以上で終結いたします。
 次に,農業委員会事務局から説明願います。

理事兼農業委員会事務局長)昨年度に引き続き,農業委員会事務局を所管します大関でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私から,農業委員会事務局の職員体制について,ご説明させていただきます。お手元の令和2年度農業委員会事務局業務概要の1ページをご覧ください。農業委員会事務局は,事務局長以下,課長,課長補佐,課員3名の6人体制でございます。
 2ページ以降の農業委員会事務分掌及び令和2年度主要事業施策概要につきましては,課長から説明させていただきますので,よろしくお願いいたします。

農業委員会事務局課長)農業委員会事務局課長の荻沼でございます。昨年度に引き続きまして,どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,農業委員会事務局の所管事務につきましてご説明申し上げます。お手元の資料2ページをお開きいただきたいと思います。農業委員会事務局の事務分掌でございますが,1の農業委員会等に関する法律第6条の所掌事務に関することから,記載されております17の事務を担当してございます。
 次に,3ページをお開き下さい。本年度の農業委員会での事業といたしまして,農業委員会一般経費につきましてご説明いたします。農業委員会一般経費は,農業委員会運営に要する経費1,998万9,000円でございます。主な内訳といたしまして,農業委員会委員報酬892万2,000円,農地利用最適化推進委員報酬756万円,費用弁償63万6,000円,農地情報公開システム更新データ作成委託料19万8,000円,茨城県農業会議負担金85万1,000円,新治地域協議会負担金11万4,000円などとなっております。農業委員会事務局の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
高野委員長)ないようですので,農業委員会事務局の所管については,以上で終結いたします。
 以上で経済部及び農業委員会事務局の所管事務及び令和2年度新規・主要事業についてを終結いたします。
 次に,その他として経済部より発言を求められておりますので,これを許します。

経済部参事兼商工課長)商工課からは,新型コロナウイルス感染症に関する中小企業支援状況についてご説明させていただきます。新型コロナウイルス感染症の流行により,国から様々な支援策が示されております。その中で,国施策に係る当市の中小企業,小規模事業者を対象とした支援状況を説明いたします。
 はじめに1の資金繰り支援でございますが,(1)セーフティーネット保証4号は,突発的災害,自然災害や今回のコロナウイルス感染症など,幅広い業種で影響が生じている地域について,一般枠とは別枠で最大2.8億円まで,借入債務の100パーセントを保証する制度で,売上高が前年同月比マイナス20パーセント以上減少等の場合に該当いたします。4月10日現在の認定件数は30件となってございます。
 次に,(2)セーフティーネット保証5号でございますが,全国的に業務の悪化している業種で,特に重大な影響が生じている業種について,一般枠とは別枠で最大2.8億円まで,借入債務の80パーセントを保証する制度で,売上高が前年同月比マイナス5パーセント以上減少等の場合に該当いたします。4月10日現在の認定件数は4件となっております。
 次に,(3)利用手続きの流れですが,中小企業者は@として,取引のある金融機関または最寄りの信用保証協会にご相談に行き,次にAとして,本店等,個人事業主は主たる事業所,所在地の市区町村に認定申請を行い,認定申請書を取得し,保証付き融資の申し込みを行う流れとなっております。なお,制度利用には,別途,金融機関,信用保証協会による審査がございます。資金の申し込み自体は,基本的に各金融機関での対応となりますが,ご説明申し上げましたとおり,その際,当市が発行する認定証が必要となりますので,各事業者からこの申請が出た際は,速やかに認定証を発行するよう対応してまいります。今後も,随時発表される新型コロナウイルス感染症に関する中小企業支援関連情報を市ホームページに掲載し,中小企業者等を対象にした,支援や相談窓口の開設,関連情報について随時周知を図ってまいります。
 次に,2のプレミアム付き商品券の発行についてでございますが,新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け,激減している需要を喚起するとともに,市内での消費拡大と地域経済の活性化を図るため,未来いしおか商品券を発行します。販売総額は1億円で,プレミアム分が1,000万円となっております。参加店募集は,令和2年5月1日金曜日から令和3年1月29日金曜日まで,市報5月1日号に折り込みを入れたいと考えております。それから特別販売でございますが,令和2年7月19日日曜日に石岡市役所と八郷総合支所での販売を予定してございます。一般販売につきましては,令和2年7月20日月曜日から令和3年1月29日金曜日に石岡商工会議所と八郷商工会での販売を予定しております。利用期間につきましては,令和2年8月1日土曜日から令和3年1月31日の日曜日までとなります。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

観光課長)
観光課からは,地方創生推進交付金活用事業として推進しております,体験型イベント用山車製作の進捗状況について説明いたします。
 資料の2ページをお開きください。資料の事業内容に記載されておりますとおり,首都圏近郊等の市内外での年間を通した体験型の石岡のおまつりPRや,新たな観光客取り込みのため山車製作を行いたいと考えております。製作に向けては,実施状況・予定に記載されていますとおり,令和2年3月30日に国からの内示を受け,同年4月2日に第1回石岡市体験型イベント用山車製作活用実行委員会を開催し,代理の委員さん1名を含む9名の委員さんから意見をいただきまして,4月8日に,山車製作業務委託に関する公募型プロポーザル実施のための公告と市ホームページによる募集を開始したところでございます。なお,募集に際して仕様書に記載した山車製作に関する内容としまして,重装型の江戸型山車の特徴を盛り込んだ石岡の山車とすること。山車人形を簡便に上げ下げできる機構をもうけること。道路輸送の保安基準を満たし,運搬・運用コストが抑えられる提案をすることなど,提案に必要な事項として定めております。今後の予定といたしましては,今月中にプロポーザル選定委員会により選考をおこない,優先交渉権者を選定してまいりたいと考えております。
 続きまして,お手元の冊子,石岡市のおまつり歴史実態調査業務報告書をご覧ください。こちらの報告書については,昨年の3月18日に開催されました当委員会において繰越明許費補正により令和元年度中の完成を目指していたところでございます。今回,最終的な報告書がまとまりましたので,委員の皆様に成果品の配布をさせていただきました。
 続きまして,令和元年度石岡市ふれあいの森整備計画策定業務委託最終報告書については,今年の2月28日に開催されました全員協議会において,県庁で行われた茨城県フラワーパーク及び石岡市ふれあいの森のリニューアルに関する知事・市長の合同記者会見の内容についてご報告をさせていただいたところでございます。今回,最終的な報告書がまとまりましたのでお手元のタブレット端末に配布いたしましたので報告いたします。
 なお,現時点の進捗状況といたしましては,ふれあいの森整備業務はリニューアル関連設計等業務を発注するため,4月1日から公募型プロポーザル方式により事業者の公募を行っており,今月中にプロポーザル選定委員会により選考をおこない,優先交渉権者を選定してまいりたいと考えております。今後も引き続き進行管理に努め,計画実現に向け取り組んでまいりたいと思います。
 観光課からの報告は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

山本委員)新型コロナウイルス感染症に関する中小企業支援についてですが,この中の2番目にありますプレミアム付き商品券発行。今,自粛要請が続いている中で参加店募集あるいは商品券の販売利用期間について,見直すことがあるのかどうか。検討されているかどうかお伺いしたいと思います。

経済部参事兼商工課長)このプレミアム付き商品券事業につきましては先ほども申しましたが,石岡商工会議所,それから八郷商工会の連名で……補助金という形で行うわけでございますが,この石岡商工会議所,それから八郷商工会のほうから,この販売に当たってなるべく早く,7月中の販売を始めていただきたいというような要望が出ておりましたので,先ほどもご説明申し上げましたが7月中の販売を想定しているところでございます。
 それから今,コロナウイルス関係がまだ収まっていない,まだこれから先もまだわからないという部分はあるんですけど,市役所等での販売に当たりましては,市役所のホール等を活用いたしまして,密集,密接,それから密閉の3密にならないよう,販売方法などを十分に考慮いたしまして対応をしてまいりたいと思っております。それから募集につきましては今後は行なっていく予定でおります。商品券の概要といたしましては,500円の商品券22枚を1万円で販売をするというようなことで考えております。

山本委員)それでは新型コロナウイルス感染症の終息後の需要喚起ということではなくて,感染症で販売も落ち込んだり,経済活動に支障を来している中小事業者を支援するということで,逆にその取組時期を早めると言うか,今日示されたこの設定期間で確実に実行していくということで。そういう理解でよろしいんでしょうかね。終息後の需要喚起というわけではないんですね。

経済部参事兼商工課長)収束がまだまだ時期がいつになるかわからないという,今の状況だと思うんですけれど。石岡の商工会議所とそれから八郷商工会,繰り返しになりますがそちらのほうからなるべく早く,前倒しでこの商品券を発行して市内の経済の需要の喚起を図っていただきたいという要望がございましたので,このスケジュールで行いたいと考えております。

川井委員)今お話ありました,この新型コロナ感染症に関する中小企業に対する支援ということでお伺いいたします。内容見ますと,内容と言いますか現在,石岡の中の商店街含め,どのぐらい低迷しているかという部分がちょっと計り知れない部分がありますけれども。これ見ますとあくまでも資金繰りの貸付ということが中小企業に対する支援ということになりますけれども。果たしてこれが支援となるかどうかということは,まず大きな私の疑問であります。またここの部分の中身がですね,今後コロナの今言った進捗状況,要するに長引くことによって仮にこういった中身も変わってくるかどうかをお伺いいたします。

経済部参事兼商工課長)現在の支援ということになりますと,国の直接的な支援も今出ているわけなんですが。市の関わりといたしましては,このセーフティネット保証4号,5号に対する認定ということで,お出しをして,申請に対して認定証をお出しをしているところでございます。委員ご指摘のとおり,これだけでなかなか足りるのかという部分もあるわけなんですが,先ほどご説明申し上げましたプレミアム商品券などもそうなんですが,一方で資金的な支援,それから経済の落ち込みによる需要を喚起するためのこういったプレミアム付き商品券などの発行もあわせて前倒しで行っていきたいと思っているところでございます。
 また引き続き,今後も国の支援をしっかりと把握いたしまして,当然中身についても1日経つとまた新しいその中身,内容が変わってきておりますので,そのへんをしっかり捉えた上で商工課といたしましては中小企業者に対する相談や,それからホームページ等での周知を適宜行っていきたいと思っているところでございます。さらに今後県等が中小企業等に対します新たな支援等を行う際がもしもあるということであれば,そういった場合には本市といたしましてもそういった支援,近隣市町村の動向を踏まえながら,そういった新たな支援等についても考えていかなければならないというように思っている次第でございます。

川井委員)わかりました。

飯村委員)ただ今,コロナの件でお話があったかと思うんですけど。これは経済的に非常に大変なことだと思います。その中で今この指定管理をやっている業者が何社かおられるんですけど,その中でちょっと今コロナの件があったもので,ちょっとお聞きしたいんですけど,今,ゆりの郷の今の状況とこれからのコロナに対しての対策というか,石岡としてどのようにする,指定管理者なんですけどどのようにするということをちょっとお聞きしたいなと思います。

観光課長)ゆりの郷の指定管理でございますが,こちらにつきましては指定管理料を現在支払っていないと言うか,指定管理料はゼロ円で収益の中で運営してもらっている状況でございます。こちらにつきましては5年間の運営で出た純利益に対しまして,10パーセント市に支払っていただくというような取り決めになってございます。また今回のコロナウイルスに関しましては,現在5月6日まで休館を予定してございます。こちらの休館に伴う収入減等につきましては,現在ゆりの郷以外でも市がお願いしています指定管理者が観光課だけではなく,他の課にもあることから全庁でその指定管理者に対してどのような支援ができるかという,事前の調査といたしまして収入状況であったりとか職員の休業と言うか,休ませているのかとか,そういうような状況調査を始めたところでございます。

飯村委員)ただ今お伺いしたところでは,今休業しているような形なんですけれど,その中で手厚く市のほうで考えていただけるような返答をいただきましたので。今5年間という契約の中で,今お話しあったと思うんですけど,10パーセントというような話もあったんですけど,これから,今こういう状態で今年は利益等々は見込めないような状況かなと思われるのですが,これに対して5年間契約でやるようなお話でありましたので,市のほうとしても,今こういう状態であるので対応はそれなりにしていかなければならないのかなと思いますので。ひとつそのへんよろしくお願いします。

高野委員長)よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)それでは私,この際,委員として質疑をしたいので暫時,副委員長と交代いたします。

岡野副委員長)それでは委員長が委員として質疑をする際,副委員長の私のほうで議事を進行させていただきますので,よろしくお願いいたします。

高野委員)私も1点ほど質問させていただきます。先ほどですね,これは観光ですか。山車の話が出まして,これから前向きに進んでいくというようなお話でありましたが。私がよくわからないのは,基本的に石岡の山車をつくるのかなと,私は思っておりましたし,職員の皆さんにも伝統文化というのは石岡の山車じゃないかということで,お願いもしてございました。しかしながら今回江戸型の山車ですね,という話で今ご説明をいただきました。そうなってくると,私は文化遺産。これから立派なものを作られて石岡の文化遺産となっていくんでしょうけども,江戸の山車,これが石岡の文化遺産として残せるものなのか。そのへんの定義,江戸型です。石岡には石岡の形があるわけですね。まあ江戸から入ってきて色々変わってきたようですが。そのへんのところをね,どのような形で受け止めて今回製作に入っていくのか。石岡には石岡の山車のスタイルがあると思うんですね。それをここで江戸型に変えるということは,これ文化も変わってくるわけです。そのへんのところをどのように考えているのかね。石岡の獅子はおそらく白木だと思います。けやきで白木かな。だけど江戸型になってくると,漆,塗りものになってきますよね。そのへんのところの文化の違いっていうのを,これどのような考えを持ってね,これまで協議してきたのかお伺いいたします。

観光課長)こちら江戸型という表記につきましては,今回作成に当たりまして行いました実行委員会においても,話の内容としましては石岡の山車はそもそも重装型。というのは踊る場所と人形が乗る場所というような特徴があります。こちらにつきましては,今後作成にあたりましては,あくまでもこの江戸型というのを完全に同じように作成するっていうことではなく,あくまでも石岡市のお祭りが始まった当初が江戸時期で,江戸時期から今のお祭りが続いているというような状況を踏まえて,こちらの資料にも書かせていただいたとおり,石岡の山車とすることなので,誰が見ても石岡の山車とわかるような山車を作成したいと考えてございます。また,今,委員ご指摘の江戸型山車は漆塗りというようなお話もありましたけども,こちら資料にも記載されているとおり運搬,運用コストが抑えられるという観点からも製作していかなければならないと考えてございますので,例えば木の材料によって重くなるものであったりとか,例えば今回予算計上しています,この予算内で収まる山車になるのかっていうところもございますので,あくまでも江戸型山車という特徴を盛り込んだっていう部分で,ただ,今現在石岡で使われている山車,誰が見ても石岡の山車であるというようなところでの,今回プロポーザルを行うに当たっての内容となってございます。

高野委員)そういうまがいものを作るのであれば作らなくていいんですよ。わかりますか。輸送するのに軽く作るんだとか,漆だと傷になるとか,漆でも何でもいいと思うんですよ。だから私は金丸町さんから大事なものを譲り受けてこうだったと。だからそれを残すんだったら残して,きちんとね。江戸から来たんです。そうしたら石岡にもこういう立派なものが江戸から来たんだと。だったらこれを残しましょうとかね。今言ってること無茶苦茶じゃないですか。木は何でもいいんだと,軽ければとか。けやきとかに決まってるでしょう。そういういいあんばいな考えで作っちゃだめなんだよ,こういう文化遺産は。ちゃんと文書に載せといて,江戸型ではないんですって,私だって江戸型でできるんだなって思うじゃないですか。こういう場がなかったら質問できないんですから。いやそれは石岡のやつですよって。じゃあ聞きますけど,石岡の山車ってどんなもんだかわかってんですか。やはりね,文言一つにしても,私が言ってるのは金丸町さんからお預かりしました,いただきました。金丸町さんの人はね,本当に私らの愛着を持ってきたものを作って欲しいよねって思うんです。そのへんのところをきちっと話し合いをしてやっていかないと,皆さん好意でやってくれたこともあだになるし,また石岡の人たちはこうだよなと,こういうものできるんだろうと思っていたら,今度は江戸型だったとか。そういう話し合いをきちっとね,するべきじゃないですか。作ろう作ろうだけで。文言にちゃんと江戸型と書いておきながら,そうではないんですよって。だったら書かないでくださいよ。これもう一度ね,あとでお伺いしますけど精査してください。私はいいんです。江戸型でも何でも。誰もが望むものであれば。しかしこういうふうなまやかしで作ってもらいたくない。それで作るんだったら木は軽いものでなんて。バルサ材みたいなの使ったら折れちゃいますよ。きちんとしたものを作るべきでしょう。じゃあもう1回聞きますけど,この山車は何年もてばいいんですか。

観光課長)耐用年数については,今時点ではちょっと答えられないんですが。PRとしての山車という部分もございますので,なるべく長期にわたって使用できるような形にはなるかと思います。

高野委員)それだったらね,皆さんが喜ぶような立派なものを作ってあげてくださいよ。まがいもんじゃなくて。きちっと話せば予算ももっと取れるじゃないですか。お金が,予算がこれだけだから。そんなもんではないでしょう。これたくさんのお客があれでしょう。みんなに触ってもらったり見てもらったり乗ってもらったりするっていうんでしょう。これでたくさんの人集客しようするんでしょう。そしたら立派なものじゃないとだめじゃないですか。そのへんのところね,もうこれ以上詰めませんけど,もう一度しっかり精査してね。本当にこういうものを作るんだっていうものをね,委員会に報告してください。このままでちょっと私も納得できません。何度も私お話してきましたから,観光課には。しかしながら結果として,何も生まれていない。非常に残念なことです。以上で質問は終わりますけれども,きちっと精査をして皆さんにですね,しっかりとしたこういうものができますよっていうのをご報告ください。

岡野副委員長)それでは委員長と交代いたします。

高野委員長)ほかに質問はございませんか。

飯村委員)さっきちょっと聞き忘れたんですけれども。指定管理の件でちょっとお聞きしてもいいですかね。観光課のほうでちょっと。今さっきゆりの郷の件でお聞きしたんですけど,指定管理でやる場合,さっき5年と言いましたけど,前年度はちょっと短かったかなと思うんですけど。そのへんのとこについて,今までの継続性でやってもらえるような形,または地域,地元からのそういう形の契約の仕方でやっていけるような形になっているんですかね。そのへんとかどういう形で決めてるんですかね。

観光課長)まず訂正をさせていただきます。先ほどゆりの郷の契約期間でございますが,5年と申しましたけれども,2年間の誤りでした。大変申し訳ありませんでした。また継続性につきましては,これまでの実績と利用状況等を踏まえて,あとこれまで利用していただいた方が不便を来さないようにということで,継続性をもって契約できると考えでございます。

飯村委員)
ただ今答弁いただきましたように,地元の方に来て,やっていただけるような形,継続性の,今までやってきた形の中でやっていけるような体制でひとつお願いします。

高野委員長)ほかに質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上でその他の件を終結いたします。
 経済部及び農業委員会事務局の説明員におかれましては,ご退席いただいて結構でございます。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 この際,都市建設部の説明員と入れ替えを行いましたので,あらためて委員並びに執行部の自己紹介を行い,案件に入りたいと思います。ご協力のほど,よろしくお願いいたします。
 それでは,委員の自己紹介をいたします。

−委員長,副委員長,委員の自己紹介−

高野委員長)それでは,次に執行部から自己紹介とあわせて,所管事務及び令和2年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

都市建設部長)4月1日付けで都市建設部長を拝命いたしました鶴井重則 でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,都市建設部の組織体制について,ご説明させていただきます。お手元の令和2年度都市建設部業務概要の1ページ,職員配置図をご覧願います。都市建設部は,都市計画課,下水道課,建築住宅指導課,道路建設課の4課体制となってございます。
 次に,職員の構成でございますが,部長,理事,次長,参事のほか,都市計画課が12名,下水道課は11名,建築住宅指導課は10名,道路建設課は18名の総勢55名の体制でございます。このうち,新規採用職員でございますけれども,下水道課に1名,道路建設課に1名の計2名が配属となってございます。
 次に,2ペ−ジ目以降の各課事務分掌,及び令和2年度における主要事業施策概要につきましては,各担当課長からご説明させていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)都市建設部理事兼駅周辺整備担当の 宮澤哲也でございます。昨年度に引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は,駅周辺を含むまちづくりが担当でございます。石岡市中心市街地の活性化,賑わいが取り戻せるよう,庁内を横断的に一体的に,調整を図りながら円滑に進められるよう努めてまいります。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

都市建設部次長)4月1日付けで都市建設部次長を拝命いたしました瀧清教 でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は,部長を補佐し,部内各課の業務が円滑に遂行できるよう,連絡調整を図りながら,適切な進行管理に努めてまいります。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

都市建設部参事兼都市計画課長)
都市建設部参事兼都市計画課長の浅田禎智でございます。引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,都市計画課の所管事務及び令和2年度新規・主要事業について,ご説明申し上げます。はじめに,事務分掌についてご説明申し上げます。資料,都市建設部業務概要の2ページをお開き願います。はじめに,都市計画課の事務分掌でございますが,1の都市づくりの基本構想に関することをはじめとしまして,記載されておりますとおり23の事務を担当してございます。
 続きまして,令和2年度新規・主要事業についてご説明申し上げます。資料4ページをお開き願います。はじめに,都市計画一般経費の2,825万1,000円でございます。これは,都市計画事業の決定や変更等に要する事業費でございます。新規事業といたしまして,都市計画基礎調査業務委託944万9,000円を計上してございます。都市計画法により概ね5年ごとに基礎調査として,土地利用の現況,建物現況,都市施設,市街地整備の状況等について調査し,都市の現況及び動向を把握するために行うものでございます。
 次に,石岡駅周辺整備事業の3,980万円でございます。内容といたしましては,石岡駅周辺の整備に要する事業費でございます。新規事業といたしまして,測量・設計委託料1,021万9,000円を計上してございます。内訳といたしましては,西口交流施設建物修繕設計委託料300万円,石岡駅東口都市公園整備測量設計委託料721万9,000円となってございます。西口交流施設建物修繕設計委託料は西口駅前にございます旧茨城トヨペットの建物を使い,学生や社会人,市民,駅利用者が電車の時間調整などで利用できるカフェ,学習スペース,ミニ図書館などの多世代交流施設として整備するための設計費用でございます。石岡駅東口都市公園整備測量設計委託料は,BRT専用駅前広場に隣接している土地を活用し,緑あふれる都市公園として整備するための測量設計費用でございます。
 次の新規事業といたしまして,ステーションパーク立体駐車場基本設計委託料220万円を計上してございます。ステーションパーク駐車場は,平面駐車場で台数が限られており,朝夕の送迎時には路上駐車で待機している車両も見受けられ,安全な通行の確保が重要となっています。また,駅を利用する通勤,通学の自転車も多く,併設されている駐輪場の台数確保も必要となってございます。そのため,空間を有効活用することにより,車両の駐車スペースの確保,拡大,駐輪場を確保し,商店街や駅利用者の利便性向上を図るための設計費用でございます。
 次の新規事業といたしまして,BRT専用駅前広場施設整備実施設計委託料300万円を計上してございます。現在,路線バスの乗降場は西口,BRT口にあり,行先によって分かれての利用となっており,バス利用者から問い合せが多い状況でありますので,バス乗降場をBRT口1か所に集約し,利便性の向上を図ってまいります。集約するに当たり,BRT専用駅前広場に屋根の増築と待合所の建設をするための実施設計費用となってございます。
 次の新規事業といたしまして,歩行者天国警備業務委託料130万円を計上してございます。石岡駅の玄関口にある御幸通り商店街の活性化を図るため,地元住民,市民のみではなく,市外,県外の人を呼び込む定期的な町中イベントを開催し,賑わいを創出いたします。そのイベント時の交通整理人の費用でございます。
 次の新規事業といたしまして,借地料360万円を計上してございます。西口駅前にある旧茨城トヨペットの建物を使い,地元高校生の石岡市を自分たちの手で活性化させたいという想いを形にするために運営,活動する場として整備を行います。その建物の土地を借りる費用でございます。
 次の新規事業といたしまして,支障物件撤去設置工事200万円を計上してございます。かしてつ跡地を有効活用するため,埋設物の調査を行っているところでございます。今年度は,JR路線との境界付近を行うため,フェンスの撤去設置が必要となります。その工事費用となってございます。
 次に,自由通路維持管理経費の2,106万8,000円でございます。内容といたしましては,石岡駅東西自由通路の維持管理に要する経費でございます。
 次に,景観形成事業の1,265万5,000円でございます。内容といたしましては,良好な景観形成を構築するのに要する事業費でございます。
 次に,地域交通対策事業の7,086万2,000円でございます。内容といたしましては,地域交通対策に要する事業費でございます。
 次に,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の3億480万1,000円でございます。これは,合併特例債の事業計画に基づきます主要4路線の道路整備に要する事業費でございます。内容といたしましては,貝地・高浜線,上林・上曽線,駅前・東ノ辻線,村上・六軒線4路線の整備を進めてまいります。
 資料5ページをお開き願います。街路整備事業(単独)の120万3,000円でございます。内容といたしましては,都市計画街路等の整備に要する事業費でございます。
 次に,公園維持管理経費の6,452万5,000円でございます。内容といたしましては,都市計画課が管理をしております都市公園や広場,緑地等の維持管理に要する経費となってございます。
 最後に,駐車場特別会計となります駐車場管理運営経費の2,856万2,000円でございます。内容といたしましては,石岡駅の東側にあります市営駐車場の維持管理に要する経費となってございます。
 以上が,都市計画課の所管事務及び令和2年度新規・主要事業でございます。
 よろしくお願い申し上げます。

下水道課長)下水道課長の柴山伊佐夫でございます。昨年度に引き続きよろしくお願いいたします。
 私から,令和2年度の下水道課所管事務並びに主要事業施策概要についてご説明いたします。都市建設部業務概要の2ページをお開き願います。表の中段にございます記載事項が下水道課の事務分掌でございます。1項目目の公共下水道及び農業集落排水事業の全体計画及び事業決定に関することをはじめ,14項目の事務を担当してございます。
 続きまして,5ページ中段をご覧ください。下水道課所管の主要事業施策概要についてご説明いたします。一般会計における,衛生費の霞ヶ浦浄化対策経費は9,358万1,000円でございます。そのうち,個人が設置する合併処理浄化槽に対しての補助金として,前年度と同様の9,351万6,000円を計上してございます。詳細については,都市建設部の所管事務及び令和2年度新規・主要事業説明が終わってから,その他の際にご説明申し上げます。
 農林水産業費においては,農業集落排水事業会計へ3億904万3,000円の繰り出し金と,土木費においては,下水道事業会計へ13億7,350万7,000円の繰り出し金を計上させていただきました。多額の繰り出し金を受けている2つの事業については,本年度も効率的な予算執行に努めてまいります。
 続いて,下水道事業会計の事業概要についてご説明申し上げます。6ページをご覧ください。はじめに,収益的収支における管渠費は,管渠の維持管理に要する経費として,石岡地区の下水道事業である流域公共に機械器具点検整備工事567万2,000円や,流域下水道事業維持負担金2億3,506万2,000円を含む2億3,765万2,000円を計上いたしました。
 次に,八郷地区の下水道事業である,公共にマンホールポンプ場運転管理・施設清掃委託料459万8,000円や機械器具点検整備工事216万7,000円を含む5,370万1,000円を計上いたしました。
 次に,ポンプ場費は,ポンプ場の維持管理に要する経費として流域公共に第1・第2中継ポンプ場の運転管理・施設清掃委託料1,893万5,000円を含む2,019万5,000円を計上いたしました。公共には八郷中継ポンプ場の運転管理・施設清掃委託料628万1,000円を含む684万2,000円を計上いたしました。
 次に,処理場費は八郷水処理センターの維持管理に要する経費として,汚泥処理委託料2,143万2,000円や八郷水処理センターの維持管理業務委託料7,536万4,000円や機械器具点検整備工事742万3,000円を含む1億495万2,000円を計上いたしました。
 次に,総係費は下水道事業活動全般に関連する経費として,上下水道料金一体化地区を対象としたメーター検針委託料2,772万4,000円や下水道事業の固定資産調査・評価データ作成業務委託料398万2,000円,下水道接続支援事業費補助金1,273万8,000円を含む7,977万7,000円を計上いたしました。
 続いて,資本的支出における流域関連公共下水道整備事業費は石岡地区の下水道整備に要する経費として,補助はストックマネジメント調査設計業務委託料1,554万6,000円や汚水処理事業広域化・共同化検討業務委託料880万円,管渠埋設工事8,800万円など,単独は設計委託料5,145万8,000円や管渠埋設工事7,956万円など,単独・雨水は山王川護岸復旧負担金1億2,910万円などを含む4億2,550万7,000円を計上いたしました。
 次に,7ページをご覧ください。公共下水道整備事業は八郷地区の下水道整備に要する経費として,補助はストックマネジメント調査設計業務委託料865万4,000円や管渠埋設工事3,500万円,八郷水処理センターなどにおけるストックマネジメント整備改築工事3億3,500万円など,単独は設計委託料568万7,000円や管渠埋設工事2,000万円などを含む4億1,364万5,000円を計上いたしました。
 次に,流域下水道建設負担金は,県による霞ヶ浦湖北流域下水道整備事業に対する当市の負担金として4,904万3,000円を計上いたしました。
 下水道事業会計の事業概要については以上でございます。
 続いて,農業集落排水事業会計の事業概要についてご説明申し上げます。はじめに,収益的収支における管渠費は,管渠の維持管理に要する経費として,出し山地区,関川地区,東成井地区,石岡西部地区,恋瀬地区の管渠に対する農業集落排水施設管理委託料のほか,東成井地区の管渠修繕費用300万円や石岡西部地区の台帳作成委託料998万8,000円などを含む4,350万5,000円を計上いたしました。
 次に,処理場費は,汚水処理場の維持管理に要する経費として,出し山地区,関川地区,東成井地区,石岡西部地区の処理場に対する修繕費や農業集落排水施設管理委託料のほか,東成井地区の汚泥処理委託料580万7,000円を含む7,746万6,000円を計上いたしました。
 次に,総係費は,農業集落排水事業活動全般に関連する経費として,上下水道料金一体化地区を対象としたメーター検針委託料103万3,000円や,農業集落排水事業の固定資産調査,評価データ作成業務委託料278万3,000円,下水道接続支援事業費補助金347万4,000円を含む2,019万円を計上いたしました。
 続いて,資本的支出における処理場費は農業集落排水処理場の整備に要する経費として,新規に取り組むものとして,出し山地区,関川地区,東成井地区の3地区について,農集排施設機能診断調査委託料や農集排施設最適整備構想策定業務委託料を含む2,034万4,000円を計上いたしました。
 農業集落排水事業会計の事業概要について以上でございます。
 令和2年度の下水道課所管事務並びに主要事業施策概要の説明を終わります。
 よろしくお願い申し上げます。

建築住宅指導課長)建築住宅指導課長の林秀憲でございます。引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,令和2年度における建築住宅指導課の所管事務及び主要事業施策概要について,ご説明申し上げます。所管事務よりご説明いたします。お手元の資料 都市建設部業務概要の3ページ をお開き願います。建築住宅指導課の事務分掌でございますが,1宅地開発等に関することから,13その他建築行政に関することまで13の事務を担当してございます。
 続きまして,主要事業施策概要についてご説明いたします。資料8ページ をお開き願います。はじめに,木の住まい助成事業1,280万円でございます。この事業は,市内商工業の活性化と定住人口の増加を目的としまして,木造住宅に係る1件当たりの建築費用の10パーセント以内,かつ50万円を限度に助成するものでございます。また,町中居住推進のため,昨年度に引き続きまして,中心市街地内での建築に対しては,10万円の上乗せにより限度額を60万円とすることで実施してまいりたいと考えてございます。
 次に,木造住宅耐震改修促進事業161万6,000円でございます。この事業は,昭和56年5月以前に建築された木造住宅への耐震診断士の派遣及び耐震改修工事に対して助成するものでございます。内訳といたしましては,診断士の派遣を行う木造住宅耐震診断士派遣業務委託料として61万6,000円。改修計画と改修費用に要する額の2分の1以内かつ50万円を限度として助成を行う木造住宅耐震改修補助金として100万円を見込んでございます。
 次に,住まいづくり推進事業でございます。この事業は,市外からの転入者による定住人口の増加を目的としまして,転入者が建築する住宅に係る1件当たりの建築費用の10パーセント以内,かつ30万円を限度に助成するものでございます。また,当該事業につきましても,木の住まい助成事業と同様に,町中居住の推進のため,昨年度に引き続きまして,中心市街地内での建築に対しては10万円の上乗せにより限度額を40万円とすることで実施してまいりたいと考えてございます。
 次に,狭あい道路整備事業800万円でございます。この事業は,建築基準法第42条第2項に基づき,特定行政庁が狭あい道路として指定した4メートル未満の市道の解消を目的とするものでございます。内訳といたしましては,後退用地の舗装工事費として324万円,用地購入費として180万円,分筆補助金として174万円,工作物撤去補助金として122万円を見込んでございます。
 次に,宅地開発指導経費618万4,000円でございます。この事業は,都市計画法に基づく開発許可業務を通じて市内の無秩序な開発を抑制し,良好な住環境の整備を図ることを目的とするものでございます。令和2年度では,新規事業といたしまして,国において創設された宅地耐震化推進事業に伴う大規模盛土造成地変動予測調査を予定してございます。
 続きまして,資料9ページをお開き願います。次に,市営住宅維持管理経費2,912万2,000円でございます。この事業は,市営住宅の適正な維持管理を行うことを目的とするものでございます。令和2年度では,新規事業として,正上内台団地A棟の主要給水管の破損に伴う更新工事を予定してございます。内訳といたしましては,給排水関係の修繕などを行う建物修繕として415万円,バランス釜の修繕などを行う備品修繕として460万円,合併浄化槽や受水槽の維持管理,消防設備の点検などを行う施設清掃・管理・保守保安委託料として511万6,000円,シルバー人材センターにおいて住宅の修繕を行う市営住宅修繕委託料として200万2,000円,引き揚げ住宅跡地における竹林の伐採を行う樹木伐採工事として130万円などを見込んでございます。
 次に,賃貸住宅ストック事業861万9,000円でございます。この事業は,居住の安定に配慮が必要な方への住宅の供給,中心市街地の定住人口の確保・増加を目的としまして,石岡駅周辺の良好な民間共同住宅を認定し高齢者世帯や子育て世帯などを対象として家賃の助成を行うものでございます。
 次に,空家等対策事業の中の空家バンク活用促進助成金25万円でございます。この事業は,平成30年度より運用を開始いたしました,石岡市空家バンク制度における取引成立と制度自体の有効活用を促進するため,空家バンクを通じて売買契約が成立した場合,購入者の不動産仲介手数料に対して5万円を上限に助成するものでございます。
 以上が,建築住宅指導課の主要事業施策概要でございます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長)4月1日付けの人事異動によりまして,道路建設課長を拝命いたしました箕輪栄治と申します。
 よろしくお願いいたします。

道路建設課副参事道路建設担当)道路建設課副参事道路建設担当の小野瀬崇でございます。八郷地区を担当しております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長)私からは,令和2年度道路建設課の所管事務及び主要事業施策概要についてご説明いたします。
 はじめに,事務分掌についてご説明いたします。資料3ページをお開き願います。中段からになります。1項目目の道路の占用・使用等の許可及び現場検査に関することから,記載のとおり19項目目までを,本庁と支所それぞれ事務を担当してございます。
 続きまして,令和2年度における主要事業施策概要についてご説明いたします。資料9ページをお開き願います。中段からになります。はじめに,道路管理事務費の2,829万2,000円でございますが,市が管理する道路の賠償責任保険料や,市道認定及び変更または道路改良工事等で,道路延長や幅員の変更が生じることにより,道路台帳を補正するための業務委託料,また,継続費により平成30年度から3か年計画で整備を進めております,道路台帳統合・デジタル化委託料などの業務経費でございます。
 次に,道路維持経費の2億2,381万8,000円でございますが,主な事業といたしましては,記載のとおりでございますが,道路舗装や排水路の損傷,または法面崩れなどによる補修工事や,街路樹の剪定と除草,また,道路側溝清掃などの維持補修及び道路舗装修繕工事などの事業費でございます。
 次に,地方道路等整備事業の1億9,230万円でございますが,国道や県道へ連絡する道路や地域間を結ぶ幹線道路について,年次計画で整備を行う道路改良や舗装工事などの事業費でございます。主な事業費は記載のとおりでございます。今年度は15路線を計画してございます。
 次に,一般市道整備事業(単独)の2億5,799万6,000円でございますが,
生活道路等の道路改良や舗装工事,排水整備工事などの事業費でございます。主な事業費は記載のとおりでございます。
 次に,10ページをお開き願います。交通安全施設整備事業の3,200万円 でございますが,交通安全施設として歩道整備や区画線の引き直し,ガードレール等の設置などの事業費でございます。新規事業といたしまして,つくば霞ヶ浦りんりんロード路面標示工事2,200万円でございますが,水郷筑波サイクリング環境整備事業自転車走行環境整備ガイドラインに基づきまして,県と沿線市町村が一体となって整備を進めております,霞ヶ浦堤防上の道路にサイクリング道路の矢羽根などの路面標示を行う工事でございます。
 次に,上曽トンネル整備事業の10億150万円でございますが,茨城県に委託する上曽トンネル工事委託費及び架線などの支障物件の移設費でございます。令和2年度から令和4年度までの債務負担行為による40憶5,000万円のうち,令和2年度分として計上しております。なお,茨城県議会において上曽トンネル本体工事の本契約につきましては,令和2年3月24日議決されてございます。
 次に,橋りょう維持費の2,295万円でございますが,市が管理する橋りょうについて,橋りょう長寿命化修繕計画に基づきまして,橋りょう定期点検委託及び修繕の測量・設計を行うための事業費でございます。本年度は,橋りょう定期点検委託を60橋と,修繕の測量・設計委託1橋を予定してございます。
 次に,排水路整備事業の9,555万円でございますが,規模の大きな排水路の整備や,既設排水路の改修と道路冠水箇所の解消を行うための事業費でございます。今年度は,測量・設計委託料や排水路整備工事等あわせて18か所を予定してございます。
 次に,急傾斜地崩壊対策事業の845万円でございますが,茨城県で進めております急傾斜地崩壊対策事業に要する負担金でございます。今年度も北根本地区と高浜西ノ前地区の工事を予定しておりまして,整備事業費の10分の1を県に対し負担するものであります。
 以上が,令和2年度道路建設課の所管事務及び主要事業施策概要でございます。
 よろしくお願いたします。

下水道課長)下水道課に関する所管事務及び主要事業施策概要の説明の折,2か所ほど金額を間違えて申し上げてしまいましたので,お詫びして訂正させていただきたいと思います。下水道事業会計のうち,石岡地区の下水道事業である流域公共に関する総合計につきまして,誤って私は2億3,506万2,000円と発言してしまいました。正しくは2億7,563万6,000円でございます。この部分をお詫びして訂正させていただきます。
 もう1つでございます。資本的支出における公共下水道整備事業の八郷地区に関する部分につきまして,八郷水処理センターなどにおけるストックマネジメントの部分を整備改築工事と申し上げてしまいました。正しくは設備改築工事でございます。この2か所を訂正させていただきます。申し訳ありませんでした。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で都市建設部の所管事務及び令和2年度新規・主要事業についてを終結いたします。
 次に,その他として下水道課より発言を求められておりますので,これを許します。

下水道課長)私から,はじめに柿岡地区の下水道施設についてをご説明申し上げます。
 お手元の資料,柿岡地区の下水道施設についての1枚目をご覧ください。去る,4月5日から4月8日にかけて,柿岡地内の柿岡下宿マンホールポンプ場のポンプが経年劣化による漏電によって稼働停止したことにより,排水障害が発生いたしました。マンホールポンプ場は1か所のマンホールに2台のポンプを配置し,どちらかが故障しても,バックアップが取れる様になっていますが,本件は平成13年度に設置した2台が同時に故障したものでございます。対応内容につきましては,4月5日日曜日,8時20分に下川橋先交差点を右折し300メートルほど行った東京電力八郷変電所付近のマンホールから汚水が噴出しているとの連絡により,現地を確認した上で,ポンプ操作盤の入り切り操作を行った結果,10時頃,ポンプの再稼働を確認いたしました。
 翌,4月6日月曜日6時頃,状況を確認するため前日に汚水が噴出した現場を確認したところ,また同じ場所から汚水が噴出していたため,復旧に向けた作業を実施いたしました。作業内容でございますが,資料の2枚目をご覧ください。ご覧いただいている星マークの所がポンプの所でございます。また要所,要所に作業状況の写真を張り付けさせていただきました。汲み取り地点1,また汲み取り地点2として2か所から汚水の汲み取り,またその汲み取った汚水を恋瀬川沿いに下流に行きまして八郷水処理センターにほど近い排出地点のマンホールに排出したということでございます。当該マンホールポンプの場所は,これもご覧のとおり,柿岡地区の全域と小幡・吉生地区全域の汚水が集中する場所であったため,汚水水位が高いため,マンホールポンプの入替作業が復旧するまで,特殊吸引車による汲み取り作業等を行い作業中の安全確保を図るため,職員による交通整理を24時間体制で行いました。新しいマンホールポンプの交換は,4月8日の20時頃に完了し,作業を終了しました。現在安定したマンホールポンプの稼働状況となっております。
 被害状況については,幸いにも人家に対しての被害はございませんでしたが,周辺の農地に汚水が流出したため,殺菌消毒作業を実施したところでございます。今後の対応につきましては,汚水移送に要した経費やマンホールポンプの交換に要した経費などについて精査をしていくとともに,再発防止に向けて本年度から具体的に始まるストックマネジメント設備改築工事をはじめとして,設備修繕を計画的に進めてまいります。
 柿岡地区の下水道施設については以上でございます。
 次に,合併処理浄化槽設置費補助金についてをご説明申し上げます。お手元の資料,令和2年度石岡市浄化槽設置事業費補助金の申し込みの1枚目をご覧ください。令和2年度の石岡市浄化槽設置事業費補助金申請については,第1回目の受付を,予算額の約2分の1を配分額として,5月12日火曜日から5月19日火曜日までの期間にわたり,受付順により開始いたします。第2回目の受付も第1回目と同様に,予算額の約2分の1を配分額として,10月6日火曜日から10月13日火曜日までの期間にわたり,受付順に行います。第1回と第2回ともに配分額に達した段階で受付は終了となります。第3回については,第1回目と第2回目の申請受付後に取りやめなどとなった分があった場合には,予算状況も勘案しながら受付を実施する予定でございます。申し込みの際の提出書類は記載のとおりでございます。申込受付については,石岡市役所本庁舎2階の下水道窓口において,土日祝日を除く平日の午前8時30分から午後5時15分までとなります。ご本人様が受付期間中にご来庁できない場合は,ご本人からの委任状が必要となり1社当たり5件まで委任申請が可能といたしました。補助対象地域については,下水道事業認可区域と農業集落排水事業採択区域を除く石岡市全域でございます。補助対象といたしましては,既存の単独浄化槽及び汲み取り便槽を撤去し新たに合併処理浄化槽を設置する,補助基準でいう転換と,新築の住宅に合併処理浄化槽を設置する補助基準でいう転換以外に区別され,117基程度が令和2年度の全体基数でございます。補助対象外につきましては,合併処理浄化槽を撤去し新たに高度処理型合併浄化槽を設置する場合のほか,記載のとおりでございます。注意事項といたしましては,補助金交付決定より前に浄化槽を設置した場合などのほか,中間検査が期限内にできなかった場合は,交付決定が取り消しとなってしまうなど,ご注意をいただきたい点は記載のとおりでございます。補助基準については,資料の2枚目をご覧ください。転換については前年度と同額の補助額ですが,令和2年度から転換以外,いわゆる新築に伴う合併処理浄化槽は県の上乗せ補助がなくなったことから,5人槽については前年度の53万3,000円から44万4,000円に減額となってございます。以下,人槽別の補助金額は記載のとおりでございます。
 次に周知については,5月1日号の市報に折り込みをして市民の皆様方にお知らせするとともに,ホームページなどに掲載して周知を図ってまいります。
 なお,毎年,この補助金申請の受付初日には,早朝から多くの市民がお見えになるため,新型コロナウィルス感染拡大の状況を見極めながら進めてまいります。
 以上で,合併処理浄化槽設置費補助金についてのご説明を終わります。
 よろしくお願い申し上げます。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

飯村委員)合併特例債についてお聞きしたいんですけど。

高野委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

高野委員長)再開します。ほかに質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

飯村委員)合併特例債についてちょっとお聞きしたいんですけど。その中の上林・上曽線。これについて詳細にちょっとお聞きしたいと思います。現在4.2キロと1.7キロ,2工区に分けているような形の計画になっているかなと思うんですが。その1.7キロについてのこれからの事業計画,もしわかればお願いしたいと思います。

都市建設参事兼都市計画課長)上林・上曽線につきましては,本年度4,000万円を計上しまして,その2.5キロの区間の歩道整備を進めていく予定でございます。委員さんから言われています,残りの1.7キロにつきましては順次計画どおり進めていく予定でございます。また1.7キロにつきましては事業化になってない部分でもございますので,まず2.5キロ。こちらのほう優先整備区間として整備を進め,その後,順次1.7キロの方も進めていきたいというふうに考えてございます。

飯村委員)その後とおっしゃりますが,1.7キロについては,実際何年度。その予定とかわかりましたらお願いします。

都市建設部参事兼都市計画課長)今の段階ではまず2.5キロ,こちらが優先整備区間として議会でも認められている区間でございますので,まずはこちらを先に進めてまいりたいと考えてございます。

飯村委員)わかりました。そのような計画で進めるのであれば,そのようにお願いします。もう1点,ちょっと聞きたいことがあります。都市計画の公園管理ですか,維持管理費がありますが,その中の公園施設健全度調査委託料。これどのような委託をお願いしているのか,ちょっとお聞きしたいと思います。

高野委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

高野委員長)再開します。

都市建設部参事兼都市計画課長)お答え申し上げます。公園健全度委託調査の内容でございますが,こちらは平成29年4月28日に都市公園法の改正によりまして,都市公園の遊具の点検が義務化されております。こちらは有資格者によりまして,点検作業を年1回以上行うというものになってございます。作業の内容としましては,目視,触診,聴診,打診,あと揺らしたりですね,そういったもの点検……器具の点検を行うような形になっております。

飯村委員)わかりました。どうもありがとうございます。ちょっともう1点いいですかね。石岡市で強靱化を計画されているわけですが,その計画に沿って道路建設課のほうもそれなりに計画し沿って行っていることとは思いますが,現在の災害,地域要望等々についてそれを完全に施工されているかそのへんのとこお聞きしたいと思います。

道路建設課長)道路の拡幅とか排水路の要望とか,地域から約年間90件ほど要望がございます。ただ,限られた予算でございますので,その中から精査して優先をつけさせていただきまして,順次整備していくところでございます。ただ,全部が全部要望に応えられて単年度で終わるというわけではございませんが, 多くの箇所をですね,要望に応えられるよう進めてまいりたいと思います。

飯村委員)今,あの要望に応えられるようにとおっしゃいましたが,現在箇所付けで何か所とかあるわけなんですが,その作業的な内容について,やっぱしあの,1か所,何か所とあるわけなんですが,その中でやっぱし今日もし発注するならば,1か所で発注する経費と,何か所か合わせて発注する経費について,何か所も一括で発注すれば経費が軽減されるのではないかなとは思うんですが。そこらへんとこのお考えはどうですか。

道路建設課長)委員さんが今おっしゃられたのは,緊急的要望と言うか,何メートルとかで,そういう感じでだと私は捉えていますけれども。随時,今の現段階では支所と本庁,両方ともですね,個別に対応してございます。できるだけ早急に対応できるような形で,できるようにしたいという考えもございまして,一件一件の対応としているところでございます。

飯村委員)ただ今,一件一件とありましたが,県土木では道路修繕工事と言って前期と後期,別れて発注しているのはご存知ですか。

道路建設課長)県の土木事務所になるかと思いますが,範囲が広いということで,年間通しての業務委託という形で発注しているというのは聞いたことがございます。

飯村委員)ただ今,わかるとおっしゃりましたが,実際そういう形で石岡市も取り組むような考えを持ってもらえれば,何か経費の削減できて,実際,今陳情とか色々区長さんのほうから上がってる部分があると思うんですが,それ1日で,もしくは3件も施工できるような条件とかあると思うんですよ。そういう経費削減で発注できるような形態をお考えいただければいいのかなと思います。そのへんのところちょっとお聞きしたいと思います。

道路建設課長)今年度は維持経費という形で,単発の発注になっておりますが,今後県がやっているような形の,一括発注みたいな形でも比べまして,精査して,対応の仕方がどちらが良いかというのもちょっと検討しながら考えてみたいと思います。

飯村委員)もう1つ,検討しながらとおっしゃいましたが,発注について石岡市としては,他の市町村ですか,周りの笠間,小美玉,かすみがうら,そういう形の中で,石岡市の発注でやっぱしあの,早く発注するような形,そのような考えはございますか。

道路建設課長)緊急性の高いものに関しては,業者に頼む前に,一時的に職員で緊急で補修してございます。そのあと,早急に業者に発注をしまして対応しているところでございますので,よろしくお願いします。

飯村委員)わかりました そのような形でひとつよろしくお願いしたいと思います。

高野委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上でその他の件を終結いたします。
 都市建設部の説明員におかれましては,ご退席いただいて結構でございます。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 この際,消防本部の説明員と入れ替えを行いましたので,あらためて委員並びに執行部の自己紹介を行い,案件に入りたいと思います。ご協力のほど,よろしくお願いいたします。
 それでは,委員の自己紹介をいたします。

−委員長,副委員長,委員の自己紹介−

高野委員長)それでは,次に執行部から自己紹介とあわせて,所管事務及び令和2年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 なお,発言は挙手によりこれを許します。

消防長)消防本部消防長の岡野勉でございます。昨年度に引き続きまして,よろしくお願いをいたします。
 私からは,消防本部消防署の組織体制につきましてご説明させていただきます。お手元の消防本部業務概要の1ページ,職員の配置図をご覧願います。現在の職員数は消防吏員が135名,再任用の事務職員2名の,合計137名でございます。
 消防本部は,総務課,予防課,警防課の3課体制で,職員の構成につきましては,消防長のほか次長2名,再任用者2名を含めまして21名の体制でございます。消防署につきましては2消防署,1分署,2出張所体制で,113名の体制で災害対応等の業務を遂行してございます。
 また,派遣職員といたしまして,昨年に引き続きまして,いばらき消防指令センターへ2名,茨城県防災危機管理部消防安全課へ実務研修生として1名の計3名を 派遣してございます。
 次に,新規職員5名につきましては,石岡消防署に3名,八郷消防署に2名が配属となってございます。今年度も,全職員が一枚岩となり,石岡市民の安全安心の確保のため,消防行政を,全力で取り組んでまいります。
 各課,消防署の執行体制,事務分掌につきましては,各担当署課長からご説明させていただきますので,よろしくお願いいたします。

消防次長)4月1日付け人事発令により,消防次長を拝命いたしました小吹光博でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は,消防長を補佐し消防本部の適正な職場管理と業務遂行並びに所管事務の指揮監督,連絡調整を図ることでございます。
 どうぞよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

消防次長(消防署・指揮担当))消防次長,消防署・指揮担当の日浅孝幸でございます。昨年度に引続き消防署の職場管理と,災害時の指揮統制を担当いたします。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

石岡消防署長)4月1日の人事異動によりまして,石岡消防署長を拝命いたしました押孝幸でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,石岡消防署の職員構成及び所管事務につきましてご説明申し上げます。石岡消防署は,石岡署に署長以下45名,柏原分署に分署長以下13名,愛郷橋出張所に出張所長以下13名を配置し,各署所2部体制の勤務構成でございます。
 4月から消防学校初任科教育に石岡署から4名の職員が入校しております。各署所の事務分掌につきましてはお手元の資料5ページから7ページに記載のとおりでございます。市民の安全安心のために職員一丸となって消防業務に取り組んでまいります。
 私からは以上でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

八郷消防署長)4月1日の人事発令によりまして,八郷消防署長を拝命いたしました冨田光男でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,八郷消防署の職員構成及び所管事務につきましてご説明申し上げます。八郷消防署は,八郷署に署長以下29名,山崎出張所に出張所長以下13名を配置し,署所2部体制の勤務構成でございます。4月から消防学校初任科教育に八郷署から2名の職員が入校しております。各署所の事務分掌につきましては,お手元の資料5ページから7ページに記載のとおりでございます。八郷消防署の管轄区域は筑波山系の山間部を含め,広範囲にわたることから,地域防災に当たっては組織力を主眼とした消防団との連携強化を図るとともに,隣接市と相互間の連絡体制を密にして市民の安全安心のため,職員一丸となって災害対応に取り組んでまいります。
 私からは以上でございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

総務課長)昨年度に引き続きまして,総務課長を拝命しております鈴木淳司でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,はじめに総務課の体制及び所管事務につきましてご説明申し上げます。お手元の資料,消防本部業務概要1ページの職員配置表上段,総務課の欄をご覧ください。私のほか,課長補佐が3名,係長が2名,主任1名,再任用職員の主任1名の計8名で所管事務を行っております。
続きまして,事務分掌でございますが,お手元の資料2ページをご覧ください。庶務係,管理係,地域消防係の3係でございます。庶務係につきましては,人事及び組織に関すること以下11項目,次に管理係,補助事業及び請負契約に関すること以下6項目,地域消防係につきましては,消防団に関すること以下7項目と,それぞれ記載のとおりでございます。
 続きまして,8ページの総務課所管の主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。はじめに,教育訓練研修経費641万1,000円でございますが,消防活動で必要な専門知識と技術を習得した人材を育成するための経費でございます。主な事業概要といたしましては,救急救命士1名の養成や,県立消防学校における初任科教育6名の基礎教育のほか,消防職員の専科教育や幹部教育などの研修負担金でございます。また,救急救命士が高度救急医療の技術取得のため,病院実習を行った際の謝礼金などでございます。
 次に,消防団関係活動経費7,208万3,000円でございますが,地域の防災力を担う消防団の活動に係る経費でございます。主な事業概要といたしましては,消防団員の報酬をはじめ,消防団員退職報償金,災害や警戒,訓練等の出動に対する費用弁償と,消防団を運営していく上での補助金などでございます。
 続きまして,消防水利施設整備事業3,738万5,000円でございますが,消防水利未整備地区や住民要望などを考慮しました新設水利の設置工事等に係る経費でございます。主な事業概要といたしましては,新設防火水槽を3か所,新設消火栓5か所を石岡地区・八郷地区それぞれに設置するものでございます。また,市内の消火栓改修工事7か所を予定してございます。
 続きまして,消防機械整備事業単独3,673万5,000円でございますが,消防団の消防ポンプ自動車2台を予定しているものでございます。消防ポンプ自動車2台でございますが,小幡地区の車両,第13分団と,東成井地区の車両,第22分団でございます。いずれの車両も消防本部車両更新計画に基づきまして更新を図るものでございます。
 続きまして,愛郷橋出張所整備事業2億7,732万8,000円でございますが,昨年度に実施いたしました造成設計測量及び庁舎建設に係る実施設計に基づきまして,今年度,造成工事,庁舎建設工事をするものでございます。内容につきましては,工事監理委託料355万3,000円,愛郷橋出張所建設工事費用2億7,286万8,000円でございます。
 総務課としての取組方針につきましては,職員教育研修の充実強化を図り,年々多発する災害や高度救急医療に対応できる人材を育成し,消防力の強化を図ることを目的に事業を進めてまいります。
 総務課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

予防課長)消防本部予防課の山中隆之でございます。昨年に引続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
 予防課の体制及び所管事務についてご説明申し上げます。お手元の資料, 消防本部業務概要1ページ,職員配置表の上段,予防課の欄をご覧ください。私のほか課長補佐1名,係長2名,主任1名の5名体制で所管事務を行っております。
 続きまして,事務分掌でございますが,資料の3ページをご覧いただきたいと思います。指導係と危険物係の2係でございまして,指導係につきましては,火災予防及び普及宣伝に関すること,以下8項目の事務,危険物係につきましては危険物製造所等の許認可に関すること,以下7項目の事務でございます。
 予防課としての取組方針につきましては,火災が発生した際の危険性が高い防火対象物及び危険物施設に対する指導を徹底し,火災等の未然防止や被害の軽減を図るとともに,今年度も引き続き,住宅火災による犠牲者をなくすため,火災予防条例で義務化されております住宅用火災警報器のさらなる設置促進に取り組んでまいりたいと思います。
 予防課からは以上でございます。
 どうぞ,よろしくお願いいたします。

警防課長)昨年度に引き続きまして,警防課長を拝命しております波多野 澄夫でございます。どうぞよろしく願い申し上げます。
 私からは,警防課の体制及び所管事務につきましてご説明申し上げます。お手元の資料,消防本部業務概要1ページ職員配置表上段の警防課欄をご覧ください。私のほか,課長補佐が2名,係長1名の4名体制で所管事務を行っております。
 次に,事務分掌でございますが,お手元の資料4ページをお開き願います。警防課には消防係,救急救助係,情報通信係の3係でございまして,消防係につきましては,消防相互応援に関すること,以下12項目の事務,救急救助係につきましては,救急業務に関すること,以下8項目の事務,情報通信係につきましては,いばらき消防指令センターに関すること,以下8項目の事務とそれぞれ記載のとおりでございます。
 続きまして,資料9ページの警防課所管主要事業施策概要につきましてご説明申し上げます。はじめに,救急活動経費552万7,000円でございますが,救急件数の増加及び救急救命士の処置拡大に伴う救急資機材の整備をはじめ,救急隊員の感染防止を図るための経費でございます。
 次に,救助活動経費251万4,000円でございますが,火災の現場活動や交通事故,自然災害等に対応するために必要となる救助資機材の維持管理経費や隊員の安全確保をするための資機材購入費でございます。
 続きまして,情報通信業務経費4,166万9,000円でございますが,いばらき消防指令センターの119番緊急通報受信業務をはじめ,無線統制業務に関する経費や施設の維持管理委託料の運営負担金2,026万7,000円,並びに今年度から令和4年度までの3か年で実施を予定してございます119番指令システム設備のうち,耐用年数が5年であるコンピューター関係機器更新に伴います負担金2,031万6,000円となってございます。
 警防課としての取組方針につきましては,救急救命士の定期的な医療機関での病院研修を通して,医学的知識と高度救命処置を身に付けさせ,救命率の向上を図ってまいります。
 警防課からは以上でございます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

山本委員)1点だけ質問させていただきます。石岡消防署,八郷消防署からそれぞれ新任職員を茨城県立消防学校のほうへ初任科教育に派遣しているということでありますが,こちら新型コロナウイルス感染症の影響を受けることなく,順調に教育課程進められているのかどうか。あわせて救急救命士の教育のほうについても伺いたいと思います。

総務課長)県立消防学校初任科教育,現在6名研修の派遣をしているところでございますが,現在4月8日に入校式を終えまして,現在寮生活ということで,研修に当たっているところでございますが,現在,先ほど山本委員からございましたコロナウイルスの関係上,現段階では1か月間,寮生活を送るという連絡を受けているところでございますが,今後コロナの影響もございますので,今後県と,県立消防学校と連絡を密にして確認はしていきたいと思ってございます。また救急救命士の教育につきましては,例年1名の救命士養成ということで,東京研修所,こちら救急救命士の養成所になりますが,こちらに1名を派遣しておりまして,そこで高度救急医療という,先ほど申し上げましたが,特定行為等の技術を学ぶ意味で実施しているところでございます。また先ほど警防課長のほうからもございました,病院研修を通しまして,医師の指導のもと,さらに向上,磨き,救急救命士としての救命士としての知識をさらに上げていきたいと考えております。

山本委員)ですから,救急救命士の教育,東京で受けているわけですが,その教育課程に変更等なかったかどうかということ。新型コロナウイルス感染症対策ができているのかですね。影響を受けていないかどうか。そこをお伺いしたいと思います。

総務課長)失礼いたしました。救急救命士に関しましては,今のところコロナの影響は受けてないところでございます。
川井委員)ただ今のそのコロナの件について,ちょっとお伺いいたします。現在,全国的にコロナ問題ということで,件数的にも人数的にもだいぶ広がりがありますけれども,石岡におかれましての緊急時,要するに消防救急車での対応の中でのそういった症状的なもので連絡等は以前に比べて増えているのかどうか。ちょっと具体的でなくてわからないですかね。お伺いいたします。

警防課長)これまで11件ほどの救急搬送事例がありまして,その中で救急搬送をしたところでございますが,いずれもそういったコロナウイルスに感染した状況ではございませんでした。

川井委員)そういったことはよく報道等で知らせて,聞いております,要するに検査等をしたからということで,判断されたのか,医者のほうでそういった結果が出たのか。そのへんはわかりませんでしょうか。

警防課長)ただ今のご質問内容でございますが,個人情報等もございまして,その点につきましてはご答弁を差し控えさせていただきたいところでございますが,PCR検査等については,保健所あるいは収容先の医療機関等で現在実施するか否かということも,消防のほうには知らせないということになっておりまして,陽性であったのみ,消防のほうに連絡が入ることになってございます。

川井委員)それに関する,緊急時に対する病院等のたらい回し的な部分はありませんか。

警防課長)病院のたらい回しと言いますところでございますが,消防救急隊のほうで,そういった事案が発生して対応する場合においては,保健所と連絡・調整を密にしまして,あるいはまた,市部局の保健センターのほうにも報告を入れながら対応しているところでございますが,病院選択にあってその保健所との協議をする部分において,一般の救急よりは若干時間を要するところでございます。

川井委員)わかりました。もう1点お願いします。総務課のほうの消防団についてお伺いいたします。ちょっと私わからない部分があったんですが,先ほどの消防団の出てる経費の中でですね……,市消防団補助金等の内容についてお伺いいたします。どういったものなのか。

高野委員長)暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

総務課長)大変失礼いたしました。ただ今,川井委員からございました,市消防団員補助金でございますが,こちらの補助金につきましては防災体制の強化を図るという目的で,石岡市消防団補助金交付金要綱に基づきまして,地域の各消防団に対しまして災害活動や団運営に係る経費の一部として,補助金を交付しているところでございます。また平成30年度からは,消防団再編を行ったことで,補助金額の見直しを図りまして,ポンプ車部隊,石岡が6万円,八郷の部隊は小型ポンプを有していることから,1部隊10万円としているところでございます。こちら内容につきましては,主に消防団が活動する上で,雨具やヘルメット,ポンプ操法用具,施設の電球,車両の消耗品などに充てているところでございます。

川井委員)そうなりますと,市としては,消防団に対するこういった補助金等の中身についても,流れと言いますか,しっかりと,ちゃんと使っているかどうかについての確認等はもちろんしているということですね。

総務課長)ただ今,市への報告といたしまして,年度末完了後,市に実績報告を提出してございます。そちら提出された際に,消防本部,事務局といたしまして内容チェックをしまして,適正に使われているかどうかというのを確認しました上で,市へ実績報告として提出しているところでございます。

川井委員)こうして細かく聞くのもですね,今の時代の中でやっぱり厳しい財政の中で,何事も進めております。消防団という部分での,やっぱりボランティアの中での活動の中での,経費となると,大雑把な部分で今まで色々使ってまいりました。別にそこの部分は経費についてどうこう言う事はありませんけれども,こういった補助金等につきましても,やっぱり中身が果たして消防,今で言うと部長ですか,のみでわかっている場合と,本当に末端の消防団までそういったことを理解しながらやっているかという部分は非常に不安なんですよ。と言いますのは,私もこういった消防団,長年やっていますけれども,私の部ではこういった説明がなかった経緯があったものですから,ぜひともそういった消防団の中身のそういう部分に関しても,今後は消防署としてもしっかりと把握,内容等,中身についても例えばちゃんと部長がいて,会計が何人置いて,誰という人がやっているかくらいの話は,中身は押さえていかないと,やはり色々と難しい時代ではあるので,そのへんは細かくちょっと,以前よりも理解して進めていただきたいという要望です。お答えは結構です。よろしくお願いいたします。

高野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で消防本部の所管事務及び令和2年度新規・主要事業についてを終結いたします
 次に,その他として消防本部より発言を求められておりますので,これを許します。

消防次長)消防本部からは,新型コロナウイルス感染防止に伴う令和2年度に予定しておりました消防行事・イベント等の中止についてご報告をさせていただきます。
 今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を踏まえ,6月18日開催予定でありました茨城県消防救助技術大会が中止となり,例年5月下旬に委員長をはじめ,委員及び市議会議員の皆様へご案内をさせていただいている,消防本部救助隊による救助訓練査閲を,屋外ではありますが密集,密接などの感染リスク等を考慮いたしまして中止とさせていただきました。
 また,7月5日開催予定の第15回石岡市消防団ポンプ操法競技大会におきましても同じく密集,密接などの感染リスク等を考え,消防本部,消防団協議の上,中止の判断をさせていただいたところでございます。今回の消防行事,イベント等について中止と判断させていただきましたが,消防本部及び消防団においては新型コロナウイルス感染症予防の徹底を図り,災害対応に万全な体制で臨んでまいります。
 消防本部からは以上でございます。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

飯村委員)救急車とか消防自動車もそうですが,市内に到着するまで非常に狭い道もあるかなと思うんですが。そういう中で救急隊員,救急車が行く場合ですね,そういう場合で本当に狭いところがあると思うんですよ。そのへんところの狭い道路についての,都市計画に対しての要望っていうのはどういう形とかされているんですかね。消防署としては。ちょっとお聞きしたいと思います。

高野委員長)
暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

消防次長)委員がおっしゃることについて,都市建設部との打ち合わせ等は現在行っておりません。

飯村委員)市の都市計画のほうでは,狭あい道路整備事業として事業をやっているわけなんですよ。そういう中で消防署のほうからも,このへんは広げてほしいと,待避所を作ってほしいと,そういうような要望を出すような傾向にはないんですかね。やっぱしその,狭いからもうしょうがないと,そういう形の中で救急体制をとっている形なんですかね。今の現状としては。

消防次長)今後,都市建設部とのそういう狭あい道路,または隅切り等について協議をしてまいりたいと考えております。

飯村委員)今,協議をするということでありますが,この狭あい道路ですか,整備事業。去年は50パーセントこれ。執行率。あと50パーセントはやってないってことですよ。極端な話。それだったら消防署のほうから……。

高野委員長)休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

飯村委員)もう1点だけちょっとお聞きしたいことがあったんですけど。今,研修,委員会の中で研修旅行行った中で,ドローン……。

高野委員長)ちょっと暫時休憩します。

−休憩−

高野委員長)再開します。

飯村委員)研修旅行の……,視察研修の中で,消防の政策としてドローン,そういうような事業をやるということで,予算付けをして政策に移っているかなと思うんですけど。それで消防署としては,それをどういうような活用,またはどういうように関わっているのか。ちょっとお聞きしたいと思います。

総務課長)ただ今ドローンの活用,今後どのように関わっていくのかということでございますが,消防本部としての考え方といたしましては,市役所の行革推進課のほうで現在,ドローンの購入を進めているというお話でございまして,今後消防本部からもドローンプロジェクトチームのほうへ1名派遣をいたしまして,この会議の中で消防本部として,どのような活用方法があるのか。また全国で運用実績のある消防本部からの情報,またそういったものを参考に会議においても報告をさせていただいているところでございます。消防本部としての活用といたしましては,安全管理上,消防隊員などを侵入させることができない場所だったり,要救助者の捜索など。また人命に係る捜索,また活動上,火災原因調査等で活用を想定してございます。今後,石岡市で進めておりますドローン,無人航空機配備でございますが,消防本部として水難救助,大規模災害,効果的な情報収集によりまして,現場の状況把握,消防隊の安全確保をしまして,迅速な活動につなげられるものと考えてございます。

飯村委員)済みませんが。消防1名行くということですが,その方には資格を取らせてもらえるような形になるんですかね。

総務課長)ただ今,ご質問のございましたプロジェクトチーム1名の派遣ということでございますが,こちらは今後ドローンを運用する上で,総括的なお話をさせていただくものとして派遣するものでございますが,消防本部といたしましては,今後3名のドローンの運用隊員を,今後検討してございまして,こちらにつきましては操縦者……こちらの操縦者につきましては今後研修のほうに派遣をいたしまして,ほか2名については隊長,総括的な運用する上での隊長と,あと安全管理者の計3名で編成を考えてございます。そのほか,市の部局といたしましても班編成を作りまして,市全体として横断的な活用として,今後進めてまいりたいと考えてございます。

飯村委員)ただ今のお話では,消防署が管轄するということでよろしいのでしょうか。

消防長)無人航空機ドローンの利活用についてということで,飯村委員からご指摘があったとおりですね,消防が主体でやるのかというご質問でございますが,実際にはドローンを購入したあとにですね,消防本部のほうでそのドローンを管理する形になります。それと言うのは,24時間体制で夜間でも活用できるということで,消防本部で管理することになってございますので,消防本部といたしましては,先ほど総務課長からご答弁したとおり,様々な現場で有効利用が可能でありますので,積極的に消防本部で活用してまいりたいと考えてございます。

飯村委員)わかりました。それでは計画に沿ってよろしくお願いします。

高野委員長)ほかに発言はございませんか。それじゃあ私のほうから一言ですね,質問というかお話させていただきます。
 今,消防長からお話聞きましてね,私たちの視察研修,管外視察研修ですけれども,皆さんと,消防長も行かれたんですが,その結果がですね,早急に出てきたということにですね,私も喜びを感じているところでございます。以前,見てきたところは本当に素晴らしくね,力を入れてやっていたところでございます。まあなるべく早くああいった先進地に近づくようなね,予算を取られまして,皆さんが少しでも市民の安心安全のために働ければいいのかなと思いますので,まず入ったことで安心せずに,ご努力を賜りたいというふうに思います。もう1つなんですが,飯村委員が言われたね,飯村委員非常に道路には熱心でございまして,心配してございます。いつも狭あい道路,心配してるもんですから,もし皆さんでどうしてもここは直してもらいたいというようなことありましたらね,是非とも建設部,都市計画,またご連絡されまして,協議なされて,また道路の拡張とかそういった事が進んでいってね,これも安心安全につながっていければいいなというふうに思っております。答弁はいりません。
 ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,この際,当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 従来ですと,当市の重要な課題に対し,今後の当委員会の活動に資するため,委員派遣による管外調査を実施しておりますが,現在,新型コロナウイルの感染拡大や,それに伴う移動の自粛要請も出ている状況であります。
 そこで,今回の委員派遣による管外調査については,その実施可否も含め,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶものあり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 それでは本件については,今後の推移を注視し,判断してまいりますので,ご承知おき願います。
 以上で本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。




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