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令和2年度 経済建設消防委員会

 第5回委員会 (9月15日)
出席委員 高野要委員長,岡野孝雄副委員長,鈴木行雄委員,山本進委員,川井幸一委員,飯村一夫委員,鈴木康仁委員
市執行部 【経済部】
 経済部長(額賀 均),経済部次長(長井正毅),経済部参事兼商工課長(塩畑浩行),農政課長(廣瀬政和),観光課長(萩原正晴)
【都市建設部】
 都市建設部長(鶴井重則),都市建設部理事兼駅周辺整備担当(宮澤哲也),都市建設部次長(瀧 清教),都市建設部参事兼都市計画課長(浅田禎智),下水道課長(柴山伊佐夫),建築住宅指導課長(林 秀憲),道路建設課長(箕輪栄治),道路建設課副参事道路建設担当(小野瀬 崇)
【消防本部】
 消防長(岡野 勉),消防次長(小吹光博),総務課長(鈴木淳司)
議会事務局 庶務議事課主任(比企信太郎)


高野委員長)ただいまから,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布した協議案件書のとおりであります。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。
これより議事に入ります。
 初めに,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会の所管に係る部分,議案第68号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第69号令和2年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)の計3件を一括して議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,経済部,都市建設部,消防本部所管の順でお願いいたします。

農政課長)私からは,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち,農政課所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書の4ページをお開き願います。第3表地方債補正,高収益畑作モデル基盤整備事業360万円につきましては,モデル基盤整備事業費400万円の90パーセント,360万円を計上してございます。事業内容につきましては,歳出でご説明させていただきます。
 続きまして20,21ページをお開き願います。歳入でございます。下段の表,款20繰入金,項2基金繰入金,目12森林環境譲与税基金繰入金227万9,000円につきましては,歳出でご説明いたします,意向調査準備作業委託料の財源となってございます。
 続きまして22,23ページをお開き願います。下段,款23市債,項1市債,目3農林水産業債,高収益畑作モデル基盤整備事業債につきましては,先ほどご説明いたしました地方債360万円となってございます。
 続きまして歳出のご説明をいたします。補正予算書34,35ページをお開きください。上から三段目の表の二段目,目4畜産業費,畜産振興経費の石岡市家畜防疫事業補助金63万6,000円につきましては,養豚農家に対しまして豚熱ワクチン接種が義務化され,畜産農家の負担が大きいことから,ワクチン接種1頭につき30円の補助をするものでございます。
 続きまして,その下の目5農地費,高収益畑作モデル基盤整備事業負担金400万円につきましては,県が事業主体となり実施する事業でございまして,事業実施箇所は東成井地内,面積は1.32ヘクタール,総事業費は4,000万円でございます。事業費の負担割合は国50パーセント,県40パーセント,市10パーセントでございます。この事業の財源につきましては,負担金400万円の90パーセント,360万円が地方債となってございます。
 続きまして一番下の表,目1林業振興費,林業振興経費,意向調査準備作業委託料227万9,000円につきましては,平成31年度に施行されました森林経営管理法に基づき森林経営管理制度が開始されました。この制度は森林所有者に代わり,意欲と能力のある林業経営体もしくは市町村が森林の経営管理を行う制度で,制度の実施に当たり,森林所有者に今後の経営管理の考えを調査することが必要となります。来年度以降,この調査を行うため,今年度,意向調査の前段の調査となる調査対象森林の抽出,所有者リストの作成などの作業を委託する費用でございます。
 最後に補正予算書36,37ページをお開きください。上段の表,目2林道開設費,林道開設事業(単独),林道橋点検委託料194万7,000円につきましては,林道に架かる5つの橋の点検・診断業務でございます。この点検につきましては,県より数年前から作業を要請されていましたが,今年5月に今年度中の点検完了を強く要請されたことから補正するものでございます。
 農政課からは以上でございます。よろしくご審議お願いいたします。

観光課長)観光課からは,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち,観光課所管につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書36ページ,37ページをご覧ください。二段目の表,款7商工費,項1商工費,目4観光事業費,観光対策費81万8,000円の増額につきましてご説明申し上げます。国民宿舎つくばねが令和2年9月30日をもって閉館するため,県道に設置してあります道路案内標識の表示を変更するための経費を補正するものでございます。
 次に下の行,目5観光施設費,フラワーパーク管理運営費5,978万2,000円の増額につきましてご説明申し上げます。茨城県フラワーパークのリニューアルオープンに向けて,増加が予測される来園者の利便性向上と入口付近の渋滞緩和につなげるため,フラワーパークの東側臨時駐車場の拡張により発生する借地料とフラワーパーク正面駐車場内のアスファルトの再舗装,駐車区画線・誘導線等の引き直し,新たな誘導サインの設置,また,東側臨時駐車場に対し,誘導サインの設置と一部砕石を入れ敷き均しを行うための経費について補正するものでございます。
 次に下の行,ふれあいの森リニューアル整備事業6,756万4,000円の増額につきましてご説明申し上げます。ふれあいの森リニューアル整備事業に伴い,宿泊施設に新たに必要となりました合併処理浄化槽設置と施設整備により増えることが予想される電気容量に対応するための受変電設備などの電気設備等の工事に必要な経費について補正するものでございます。なお,ふれあいの森につきましては,茨城県フラワーパークのリニューアルとあわせて令和3年4月末のオープンを予定しており,工事発注に際しましては,工種ごとに分割発注するなど年度内の完成を目指し取り組んでまいりたいと考えております。
 観光課からは以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

都市建設部参事兼都市計画課長)私からは,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち,都市計画課が所管するもについてご説明申し上げます。補正予算書の38,39ページをお開き願います。歳出でございます。下から2番目の表にございます,土木費,都市計画費,都市計画総務費の補償補填及び賠償金,石岡駅周辺整備事業の家屋補償で1,468万7,000円を増額しております。内容でございますが,石岡駅周辺整備事業の石岡駅西口ロータリー前道路整備に必要な用地に現存する建物を収去するための家屋補償料でございます。補償物件といたしましては,鉄骨造3階建店舗事務所,木造物置,動産等でございます。 
 以上が,都市計画課が所管します,補正予算の内容でございます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

下水道課長)私から,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち下水道課所管の部分及び,議案第68号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)及び,議案第69号令和2年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)ついてご説明いたします。
 初めに,議案第68号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)から申し上げます。令和2年度石岡市補正予算書の83ページをご覧ください。令和2年度石岡市公共下水道事業会計実施計画書の下段の表,収益的支出からご説明させていただきます。款1下水道事業費用,項1営業費用,目1管渠費につきましては,4月の定期異動に伴い人件費などを30万3,000円増額補正するものでございます。また,目4総係費につきましては,4月の定期異動に伴う人件費の増額補正のほか,令和2年度から地方公営企業法が適用されたことに伴う債権の回収不能分に備えて,新たに貸倒引当金繰入金を計上するため,2,695万4,000円を増額補正するものでございます。また,項3特別損失,目1その他特別損失においても,地方公営企業法の適用に伴う人件費の増額補正のほか,令和元年度分消費税納税額が確定したことに伴い,2,285万円を増額補正するものでございます。
 次に,上段の表,収益的収入をご覧ください。款1下水道事業収益,項2営業外収益の4,933万円を増額する補正につきましては,先ほどの収益的支出において申し上げました理由により,目1他会計負担金を5,010万7,000円増額補正し,目2他会計補助金は77万7,000円の減額補正をするものでございます。
 次に,令和2年度石岡市補正予算書の84ページをご覧ください。下段の表,資本的支出からご説明させていただきます。款1資本的支出,項1建設改良費,目1流域関連公共下水道整備事業費につきましては,4月の定期異動による人件費を補正するため,124万6,000円の減額補正をするものです。
 次に,目2公共下水道整備事業費につきましては,八郷地区の水処理センターにおけるストックマネジメント設備改築工事に対する国庫補助金内示額が増額となり,改築工事の早期完了を目指すため,人件費と合わせて988万4,000円の増額補正をするものです。
 次に,上段の表,資本的収入をご覧ください。款1資本的収入,項1企業債,目1企業債と,項2国庫補助金,目1国庫補助金については,先ほどの資本的支出でもご説明したストックマネジメント設備改築工事に対する国庫補助金の内示額が増額となったことから,企業債は620万円減額補正し,国庫補助金については1,561万5,000円を増額補正するものです。
 次に,令和2年度石岡市補正予算書の12ページをご覧ください。令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)の第3条でございますが,資本的収支における不足額を今回の補正予算に伴い12億232万3,000円に補正するものでございます。あわせて,令和元年度の下水道事業特別会計決算額の確定に伴い,消費税及び地方消費税資本的支出調整額など,それぞれの補填科目に対する補填額を計上するものでございます。
 次に,令和2年度 石岡市補正予算書の13ページをご覧ください。補正予算第4条でございますが,令和元年度下水道特別会計決算額の確定に伴い,未収金は3億2,075万4,000円に補正し,未払金は1,696万4,000円に補正するものでございます。また,補正予算第8条につきましては,利益剰余金の処分に関する事項を当初予算第11条へ新たに追加し,利益積立金4億6,220万3,000円を計上するものでございます。
 続きまして,議案第69号令和2年度石岡市農業集落排水事業補正予算(第1号)について,ご説明申し上げます。令和2年度石岡市補正予算書の95ページをご覧ください。令和2年度石岡市農業集落排水事業会計予算実施計画の下段の表,収益的支出から申し上げます。款1農業集落排水事業費用,項1営業費用,目1管渠費につきましては,4月の定期異動に伴い人件費を1万7,000円減額補正するものでございます。また,目3総係費においては,4月の定期異動に伴う人件費の減額補正のほか,令和2年度から地方公営企業法が適用されたことに伴います債権の回収不能分に備え,新たに貸倒引当金繰入金を計上するため,144万1,000円を増額補正するものでございます。
 次に,項3特別損失,目1その他特別損失においても,地方公営企業法の適用に伴う人件費などの増額補正のほか,令和元年度分消費税納税額が確定したことに伴い,249万6,000円を増額補正するものでございます。
 次に,上段の表,収益的収入についてご説明申し上げます。款1農業集落排水事業収益,項2営業外収益,目2他会計負担金と目3他会計補助金につきましては,先ほどの収益的支出にて申し上げた理由により,目2他会計負担金を392万円増額補正し,目3他会計補助金も5万8,000円増額補正をするものでございます。
 次に,令和2年度石岡市補正予算書の96ページをご覧ください。上段の表,資本的支出における目1総係費におきましても,4月の定期異動に伴う人件費などについて5万8,000円の増額補正するものでございます。
 次に,令和2年度石岡市補正予算書の14ページをご覧ください。令和2年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)第3条でございますが,今回の補正に伴う資本的支出の不足額を1億7,820万5,000円に補正し,令和元年度農業集落排水事業特別会計決算額の確定に伴い,それぞれの補填科目に対する補填額を計上するものでございます。
 また,補正予算第4条は,令和元年度農業集落排水事業特別会計決算額の確定に伴い,未収金を1,817万7,000円に補正し,未払金は581万5,000円に補正するものでございます。
 次に,令和2年度石岡市補正予算書の15ページをご覧ください。補正予算第7条でございますが,令和元年度農業集落排水事業特別会計決算額の確定に伴い,当初予算第9条へ利益剰余金の処分に関する事項を新たに追加し,利益積立金1億541万2,000円を計上するものでございます。
 続きまして,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち,下水道課所管の部分についてご説明申し上げます。令和2年度石岡市補正予算書の34,35ページをご覧ください。歳出でございます。上から三段目の表でございます。款6農林水産業費,項1農業費,目5農地費の負担金補助及び交付金における特別会計繰出金は,先ほどの議案第69号令和2年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)で申し上げた理由により,農業集落排水事業補助金を5万8,000円増額補正し,負担金について392万円の増額補正をするものでございます。
 次に,石岡市補正予算書の38,39ページをご覧ください。下から一段目の表でございます。款8土木費,項5下水道費,目1公共下水道費における負担金補助及び交付金につきましては,先ほどの議案第68号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)で申し上げた理由により,下水道事業補助金を77万7,000円減額補正し,負担金については5,010万7,000円の増額補正をするものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

道路建設課長)私からは,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち道路建設課が所管します補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書の38,39ページをお開き願います。歳出でございます。上段の表,款8土木費,項2道路橋りょう費,目3道路新設改良費,一般市道整備事業(単独)の委託料といたしまして,700万円の増額補正をしております。内容でございますが,石岡市石岡地内,旧石岡地方斎場跡地に隣接しております,市道A3391号線の道路整備を計画しております。周辺では,イオンの建設も予定されており,道路整備を進めるに当たり,市道A3391号線と県道石岡筑西線との交差点設計委託料と,道路整備に伴う補償物件の補償算定委託料を計上しでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

総務課長)私からは,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち,消防本部総務課所管の4件の消防費補正予算につきまして,ご説明申し上げます。
 初めに歳入の部分でございます。補正予算書22ページ,23ページ中段の表をご覧いただきたいと思います。款22諸収入,項5雑入,目5雑入,節6雑入の説明の欄,防火水槽移設負担金の減額についてご説明いたします。この減額の内容でございますが,今年度進めております,半田地内に設置予定の48立法メートルの防火水槽でございます。茨城県土浦土木事務所の依頼により,主要地方道土浦笠間線の道路拡幅のため防火水槽の移設工事が必要となり,当初,県の土木事務所との協議において防火水槽設置費用の補償率が確定していなかったことから,工事補償割合として100パーセントでありましたが,その後,県からの補償割合が67.2パーセントとなったため,当初の予算計上時の防火水槽移設負担金598万4,000円から67.2パーセント分の402万1,248円を差し引いた196万3,000円を減額するものでございます。なお,196万3,000円につきましては起債対象となるため,同じページ,その下の表,款23市債,項1市債,目5消防債,節1消防債の説明欄の消防施設整備事業債200万円を活用いたします。消防施設整備事業債は,ほか2基分の防火水槽設置工事も対象となることから,合算した起債額の結果200万円の増額となってございます。
 続きまして,2件目の消防債の愛郷橋出張所整備事業債でございます。同じページ,款23市債,項1市債,目5消防債,節1消防債の説明欄の愛郷橋出張所整備事業債1億2,540万円を増額するものでございます。
 前のページ,20ページ,21ページをご覧いただきたいと思います。下段の表,款20繰入金,項2基金繰入金,目2公共施設整備基金繰入金,節1公共施設整備基金繰入金でございます。当初,愛郷橋出張所整備事業の新築工事については,公共施設整備基金繰入金を財源として進める予定でおりましたが,今年度から浸水区域からの庁舎移転が,緊急防災・減災事業債が対象となり,本事業も対象となったことから,公共施設整備基金繰入金の一部1億2,540万円を減額し,消防債1億2,540万円を充当しまして,財源の組み換えを行うものでございます。
 続きまして,歳出の補正でございます。補正予算書40ページ,41ページ中段をご覧ください。款9消防費,項1消防費,目1常備消防費,節3職員手当等の説明の欄,職員等人件費のうち,上から八段目の3特殊勤務手当133万2,000円を増額するものでございます。内容につきましては,今回の定例会において市総務部で,職員に係る特殊勤務に関する条例の一部改正を進めております。救急隊員等は,新型コロナウイルス感染疑い患者の救急搬送や,活動終了後における消毒作業など現在も感染リスクが高い中で救急業務に当たっていることから,救急隊員等への処遇として特殊勤務手当を支給するものでございます。
 続きまして,その下の款9消防費,項1消防費,目2非常備消防費,節18負担金補助及び交付金の説明欄の消防団員訓練経費,県南北部地区操法大会訓練補助金を減額するものでございます。内容でございますが,新型コロナウイルス感染症の影響により県南北部地区操法大会が中止になったことから,訓練補助金35万円を減額するものでございます。
 以上が,議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち,消防本部総務課所管の説明でございます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

下水道課長)私から答弁の修正をお願い申し上げます。令和2年度石岡市補正予算書の13ページに関するご説明の中で,補正予算第4条の冒頭,令和元年度下水道特別会計決算額と申し上げてしまいましたが,正しくは令和元年度下水道事業特別会計決算額に訂正させていただきたいと思います。あわせましてもう1か所。議案第69号に関する冒頭の説明で,令和2年度石岡市農業集落排水事業補正予算と申し上げてしまいました。正しくは令和2年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)でございます。お詫びして訂正させていただきます。よろしくお願いします。

高野委員長)下水道課長より訂正の申出がありました。ひとつよろしくお願いいたします。以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第64号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会の所管に係る部分,議案第68号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第69号令和2年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)の計3件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案はいずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第87号備品購入契約の締結について(令和2年度消防団消防ポンプ自動車購入(第13分団・第22分団更新))を議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

総務課長)私からは,議案第87号備品購入契約の締結につきましてご説明申し上げます。令和2年7月30日に条件付き一般競争入札に付した,令和2年度消防団消防ポンプ自動車購入につき,購入契約を締結するため,石岡市議会の議決に付するべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により,議会の議決を求めるものでございます。契約の目的は,小幡地区第13分団,東成井地区第22分団に配置しております消防ポンプ自動車の更新配備でございます。契約の方法は,条件付き一般競争入札によります契約でございます。契約金額は落札価格3,235万円でございます。契約相手は,東京都港区芝五丁目36番7号,株式会社モリタ東京支店,支店長山北忠司でございます。今回の消防団消防ポンプ自動車の整備につきましては,単独事業で行うものでございます。現在,配備してございます第13分団車両は26年が経過し,第22分団につきましては24年が経過しておりまして,車両・ポンプの老朽化により災害活動に支障を来す恐れがございます。今後も適正な更新整備を図り,災害対応に万全を期したいと考えております。
 以上が議案第87号備品購入契約の締結についての説明でございます。
 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

山本委員)お尋ねします。13分団,第22分団,2分団に配備ということでありますが,これはどちらも同一の仕様の車両なんでしょうか。であれば単価は1台当たり3,558万5,000円の2分の1ということでよろしいでしょうか。

総務課長)ただいま山本委員からございました車両の価格でございますが,13分団,22分団とも同車両となっております。ただし13分団につきましては小型ポンプがございませんので,そちらも含めての購入となっております。また22分団につきましては,既存の小型ポンプがございますので,そちらの積載できるような仕様としてございますので,若干の金額の差はございます。以上でございます。

高野委員長)大丈夫ですか。ほかに質疑はございませんか。

岡野副委員長)1つ聞きたいんですが,13分団が26年,22分団は20年。大分古い。ほかに古い分団はあとどれぐらいあるかわかりますか。20年以上経っている。

総務課長)ほかの車両としまして,今後更新が必要な車両でございますが,八郷地区を含めても8台ございまして,今後2年間,毎年2台ごと更新計画として進めていく予定ではございます。以上でございます。

岡野副委員長)わかりました。ありがとうございます。

高野委員長)
ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
 議案第87号備品購入契約の締結について(令和2年度消防団消防ポンプ自動車購入(第13分団・第22分団更新))を採決いたします。
お諮りいたします。
 本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査として,新型コロナウイルス感染症に対応した各種支援についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

農政課長)私からは,第2回石岡市議会臨時会におきましてご承認をいただききました,新型コロナウイルス感染症に対応しました2件の支援についてご報告いたします。
 経済部資料の1ページをご覧願います。初めに,石岡市農業継続応援給付金でございますが,新型コロナウイルス感染症の影響を受け,国の経営継続補助金,高収益作物次期作支援交付金,肥育牛経営等緊急支援特別対策事業,優良肉用子牛生産推進緊急対策事業のいずれかの交付を受けた農業者の皆様を支援するため,20万円を上限として給付いたします。受付期間は令和2年9月14日から令和3年2月26日までとなります。
 次に,2ページをご覧願います。石岡市農業団体等経営継続補助金でございますが,新型コロナウイルス感染症の影響を克服するため,感染拡大防止対策を行いつつ,販路回復・開拓や事業継続・転換のための機械設備の導入など,地域を支える農業団体等の経営継続を支援するため,補助率4分の3で1,500万円を上限として補助いたします。受付期間は令和2年9月14日から令和3年2月26日までとなります。また,市民への周知方法につきましては9月15日号の市報や市ホームページへ掲載をするとともに,JAやさと,JA新ひたち野に申請書を置き周知してございます。今後,事業者からの相談や申請の受付を行ってまいります。
 農政課からの報告は,以上でございます。

経済部参事兼商工課長)私からは,第2回石岡市議会臨時会におきましてご承認をいただきました,石岡市新型コロナウイルス関連融資応援給付金及び石岡市中小企業等緊急家賃支援給付金の実施状況につきまして,ご説明申し上げます。
 経済部資料の3ページをご覧願います。初めに,石岡市新型コロナウイルス関連融資応援給付金でございますが,新型コロナウイルス感染症の影響を受け,売上高等の減少により公的融資制度を活用し,企業活動の推進や事業継続に取り組む中小企業者の皆様を支援するため,公的融資等の申込者に対し10万円を給付する事業の受付を8月24日から開始しており,申請受付件数は9月10日現在で227件でございます。
 次に,4ページをご覧願います。石岡市中小企業等緊急家賃支援給付金でございますが,新型コロナウイルス感染症の影響により売上高等が著しく減少した中小企業者の皆様の事業継続を支援するため,国の家賃支援給付金の支給対象となった地代・家賃に対し,20万円を限度額として,市の家賃支援給付金を上乗せ交付する事業の受付を同じく8月24日から開始しており,申請受付件数は9月10日現在で2件でございます。なお,第2回石岡市定例会におきましてご承認をいただきました,石岡市中小企業等事業継続給付金につきましては,売上高等の減少対象期間を令和2年1月1日から6月30日までとしておりましたが,新型コロナウイルス感染症の影響による売上高等の減少が続いていることから,国の制度に合わせまして,売上高等の減少対象期間を,これまでの6月から12月に変更したいと考えております。それに伴い,申請受付期間も延長したいと考えております。また,経済支援制度の周知につきましては,引き続き石岡商工会議所や石岡市八郷商工会などの協力を得ながら,市内事業者への周知に努めてまいりたいと考えてございます。
 説明は以上でございます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

山本委員)今4つの新型コロナウイルス感染症に対応した各種支援策ということで説明受けましたが,いずれもですね,案内パンフレットに申請の状況により期間前に受付を終了することがあります……,この理由は。ご説明いただきたいと思います。

経済部参事兼商工課長)期間前の受付終了についてご答弁申し上げます。基本的には期間内ということになってございます。もちろん予算的な部分もございますので,予算額に達した場合には,受付のほうも終了というようなことになろうかと思います。しかしながら,今現在ご報告させていただきました計数にもございますように,まだ申請件数につきましては少ない状況でございますので,予算額に達するまでには至らないのかなと思っている次第でございます。

山本委員)ですから,予算額に達したらば締め切るということで,明記したほうが良いのではないかなと思うことが1つと,期限が令和3年2月26日と定められたものがありますので,これを待って期間ギリギリに申請したら,実は予算が無いということがあってはいけないのではないかなと思って。その点心配してお尋ねします。いかがですか。

経済部参事兼商工課長)このチラシの表記の見せ方につきましては,委員ご指摘の部分が誤解とか,わからないような部分がないように,表記のほうもしてまいりたいと思っております。また周知のほうもですね,広報等,ホームページ等につきましても,そういったことがわかるように表記をしてまいりたいと思います。

山本委員)わかりました。よろしくお願いします。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,石岡市体験型イベント用山車製作の進捗状況について,石岡市ふれあいの森について及び国民宿舎つくばねの休館についての,計3件を一括して議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

観光課長)観光課からは,石岡市体験型イベント用山車製作並びに石岡市ふれあいの森について,国民宿舎つくばねの休館についてご説明させていただきます。
 初めに,石岡市体験型イベント用山車製作についてご説明いたします。お手元の資料5ページの石岡市体験型イベント用山車製作業務進捗状況をご覧ください。今年度製作を進めております,石岡市体験型イベント用山車の現時点での進捗状況でございますが,1の写真でお示しているとおり,車輪の削り出しが完了し,車輪金輪焼嵌め作業に移る段階となっております。また,山車本体については,現在,用途ごとに粗挽きカットし乾燥させているところと伺っております。次に,2と3の写真でお示しいたしました,山車付属品と写真撮影用衣装,おかめ,ひょっとこ,きつねについて,令和2年8月18日に山車付属品の一部が納品を完了しております。今後も,本委員会へ報告をしながら,完成を目指して進めてまいりたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
 続きまして,石岡市ふれあいの森についてご説明いたします。お手元の資料6ページの石岡市ふれあいの森愛称募集をご覧ください。石岡市ふれあいの森については,令和3年4月末オープン予定の茨城県フラワーパークとあわせて,ロッジやグランピングサイトなど滞在型観光宿泊施設の整備を進めております。ふれあいの森を利用する利用者にとって親しみやすく,覚えやすい施設の名称にすることで,完成後の誘客につなげるため,市のホームページや市の広報紙を通じて公募により愛称募集行うものでございます。
 次のページをご覧ください。まず募集期間につきましては,令和2年9月18日金曜日から10月22日木曜日までの約1か月間とし,市内在住もしくは在勤,在学の方を応募資格者と考えております。
 次に,選定方法については,観光協会長を始め関係者10名で構成する選定委員会により審査を行い決定したいと考えております。決定後につきましては,広報いしおかや市の公式ホームページを通じて公表してまいりたいと考えております。
 続きまして,国民宿舎つくばねの休館についてご説明いたします。国民宿舎つくばねにつきましては,8月の第4回経済建設消防委員会において,設備機器の不具合や雨漏り等が発生しており,事業の継続が非常に難しい状況となっている現状に関しましてご説明したところでございます。その際に委員の皆様からいただいたご意見を踏まえ,予約客への対応や修繕に係る経費について精査し検討してまいりました。その結果,国民宿舎つくばねについては,令和2年9月30日をもって閉館することとしておりましたが,宿泊者数の減少や安全に適切なサービス提供を行うことが困難であることから,9月1日火曜日から9月30日までの期間について休館としたところでございます。
 観光課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

鈴木(康)委員)何点かあるんですけれども,まずは山車製作の進捗状況の中で,写真撮影用衣装ができてきたかと思うんですけれども,これの着付けっていうのは通常のものになるのか。それとも簡易的に写真を撮るのに,早く着付けられるような仕立てになっているのか。説明をお願いいたします。

観光課長)委員おっしゃるとおり,こちらは写真撮影用の衣装でございますので,簡易的に着替えやすいような状況,状態で製作しております。

鈴木(康)委員)了解いたしました。もう1点,これは以前に私は個人的に担当課のほうにも問い合わせたんですけれども。山車の提灯ができてきました。これを見ると通常の文字化となっておるんですけれども。石岡には石岡の市報の字を書いてくださっている方とか,地元の字に長けている方もいらっしゃいますので,まあ字だけではなく,今後も山車製作に間に合うようなものがあればですね,その地元のそういう技能者とか,優秀な芸術家の皆さんをアイデアとかデザイン,または製作に携わっていただけるような進め方をしていただいたほうがよろしいかと思いますので,今後課のほうでですね,そういう人材がどのような方がこのまちにいて,どのような方がおられるかというのを,課のほうでしっかりと把握なさっていただきたい。今後こういうことがある時には必ずそういう方をですね,頼っていただきたいと思いますので,これは意見としてお願いいたします。
 もう1点,石岡市のふれあいの森の愛称募集の件なんですけれども,今回は選定方法が選定委員会ということですけれども,今後ですね,やはりこれもちょっと頭の隅に入れといていただきたいんですけれども,こういう将来的に残るものに関して,名称を決める時には是非ですね,地元の中学校,小学校の生徒さんから応募してあったものを数点まで選んだ後に審査していただくとか。少しでも未来の石岡を背負って立つ若者がですね,興味を持つようにという。そういう選定方法も工夫されて行っていくことがやっぱり馴染んでいただく,ひとつのきっかけになると思いますので,今後こういうことの時には,ちょっとひとつ工夫していただければなと思います。やっぱり我々のようなアダルトな人間が選んでしまうと,どうしても名前も古風なものを選んでしまうかもしれませんので。よろしくお願いします。これも意見として述べさせていただきます。

山本委員)ふれあいの森愛称募集,鈴木委員からも質問があったので,そこはわかりましたが,ちなみにですね,採用者には記念品を贈呈しますとありますが,記念品目的で応募する人は少ないと思いますけれど。どんなものを考えてらっしゃるんですか。予算はどの程度の。

観光課長)こちらの商品につきましては,今現在決定はしてないところではございますが,想定といたしましては,こちらのふれあいの森の滞在型宿泊施設ができた際には,こちらに泊まっていただくとか,家族で楽しめるような商品を考えてございます。

高野委員長)よろしいですか。はい。川井委員。

川井委員)山車が順調だということをお聞きしましたが,その後の収納についての考えを伺います。車庫ですか。山車ができたあと。

観光課長)今現在考えてございますのは,駅にあります伝承館を想定してございます。

川井委員)あの場所,ずっと空いたままですし,やはり石岡と言いますとおまつりということになれば,ぜひあそこに収納していただく,展示していただいて,見せていただければと私も思っておりましたので。わかりました。

高野委員長)いいですか。大丈夫ですか。ほかにございませんか……,ないようですので,本来であれば席を替わるところですが,簡単な質問でございますので,1つだけ質問させていただきます。今あの車庫っちゅうか,何て言うんですか,入れておく小屋ですね。それについて伝承館に置くんだという話がございましたが,よその山車が伝承館に入っている時,私も見させていただいておりました。非常に,何かガラス張りであれば全面ガラス張りで,上から下まで見えるような。そういう形のやはり展示場,これが望ましいかと思うんですが,途中に骨が入ったりね,建築法上しょうがないのかもしれませんが,あれくらいの建築だと,別に全面ガラスでも何とか行けんじゃないかっちゅう気もするんですけど。中間が見えないんですね。その辺のところについて,あれでは違和感が,私はあると思うんですけど。執行部はどのように考えているのかお伺いいたします。

観光課長)伝承館につきましては,これまで利用する中で様々な……,保管の状況であったりとか,見せ方であったりとか,色々な課題はあるかと思います。こちらにつきましては,運営・管理しています観光課としまして,あの伝承館の建設に関係しました部署と今後研究,調査してまいりたいなというふうに考えでございます。

高野委員長)それではちょっと交代しますか。
 この際,委員として質疑をしたいので,暫時副委員長と交代いたします。

岡野副委員長)
それでは委員長が委員として質疑をする間,私のほうで議事を進めさせていただきますので,よろしくお願いいたします。

高野委員)まあ,こんな大きなお金をかけて,山車を作るわけであります。ただ安易に飾っておくではない。それが石岡の文化遺産として,皆さんに見ていただく。そういった何もない,ただ形だけを見せてやるよというような形であればいいですけれども。本当にやはり何て言うんですかね。石岡はおまつりだという,印象付けるようなものができてくるんじゃないかと思います。そういった中で,あの建物。建物を建てる時自体に問題があったのかもしれませんけれども,構造工学上,まずかったのかもしれませんけれども。何かこれからですね,将来的に50年,まああの駅がどこまでもつかわかりませんけれども。最悪でも50年ぐらいは,あの駅はあのまま利用していくんじゃないかと思うんですね。そういった中でいつ見てもちょうど山車の中間に骨が入っていると。それがとても私は違和感を感じるんですね。今日明日直してくれとかそういったことじゃなくて,やはり何かの際にはですね,石岡の山車が本当に下の車輪からね,やはり上の,何て言うんですかあれ,山本さん,人形さんでいいんですか。お人形で。あのね,そこまできちっとね,見れるような形ですね。そういったことができれば,私は山車とともにあの伝承館も素晴らしいものになるんではないかなというふうに考えております。見解があればお伺いいたします。

観光課長)委員長おっしゃるとおり,せっかく石岡市の山車として製作し,あの伝承館の場所に保管する,展示するというような部分がございますので。委員長おっしゃられたとおり,構造上の問題もございますでしょうから,そちらについてもどのような見せ方,展示の方法があるかについても引き続き検討してまいりたいと考えてございます。

高野委員)もう1点だけですね。以前にお借りしてます,獅子とか山車,あそこへ,伝承館へ置いたわけでございますけれども,そういった時に,ガラス張りでございますので,焼けてしまったり,そういった事例も聞いております。そういったところの対応ですね,だから熱板,熱を反射するガラスとか,そういった対応もですね,必要であるかと思うんですけれども。その辺のところの対応はどのようになっているかお伺いいたします。

観光課長)日焼け防止につきましては,遮光フィルムをガラスに現在張ってございます。

高野委員)遮光フィルムを張ればいいということではないかと思うんですね。フィルムはあくまでもフィルムなんですよね。じゃあいつまでもつかと言ったら疑問でございますので。ガラス屋さん,旭硝子,セントラル硝子,大きいガラス屋さんもございますので。そういったところとお話しもね,参考に聞いて,どういったものがいいのか。そういったことでね,フィルムでもつうちはいいと思うんですけどれも,将来的にはそのようなことを考えていけばいいのかなと。山車がね,言葉悪いですけれども,斑になっちゃってね,黒だの白だのではどうしようもないと思いますんで。やはりきちっと保存していく。大きなお金をかけますんで,その辺のところもきちっとしていっていただければと思います。これ要望にしておきます。

岡野副委員長)それでは委員長と交代いたします。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

鈴木(康)委員)済みません,伝承館に置くと聞いたので,確認なんですけれども,この寸法というのはしっかりとそのサイズに合ったものを,事前に検証してということでよろしいでしょうか。

観光課長)委員おっしゃるとおり想定しての大きさとなってございます。

鈴木(康)委員)了解しました。もう1点,となるとこの伝承館への出し入れ,またその通常の山車の管理というのは観光課のほうで管理していくという考えでよろしいですか。

観光課長)運営・管理につきましては,今現在は観光課もしくは観光課に事務局を置きます,観光協会。その辺を想定してございます。

鈴木(康)委員)ありがとうございます。参考までに聞かせていただきました。

川井委員)何度も申し訳ありません。また関連ですけれども,先ほど委員長もお話ししましたように,今回そこに置くということだけれども,フィルムだけの光だけではなく,湿度的な部分であるとか,収納場所はいろいろ問題がありましたよね。そこを今回新たな山車を置くということで,お答えはいただいてますけれども。そういった部分も改善した中で,収納していくということですよね。だからガラスだけじゃなく,収納が今まで問題あったところを改善して,今回は山車を置くということでよろしいんでしょうか。改善していくという考えを持っているという理解。難しいですか。

観光課長)運営・管理側といたしましては,今委員おっしゃったとおり,なるべく……,なるべくと申しますか,せっかく作った山車でございますので,適切な管理をしたいと考えてございます。ただあちらの建屋について,伝承館について建設当時のこともありますし,建設上どうなのかっていうところと,あとは予算的な問題もございますので,そちらにつきましては担当部署と協議をしながら,どのような改修ができるかっていうのはちょっと検討していきたいなっていうふうに考えてございます。

川井委員)せっかく新たな山車を作りますし,その保管については万全の体制。私もあちこち視察等で見ておりますけれども,よそでもできているわけですし,見せるという部分で難しさもあるでしょうけれども,そこはお願いしたいのと,そうなりますと,今までのちょっと経過は,私ちょっとわからないんですが,新たな山車はあそこにずっと置くということになりますと,逆に考えるともう他の町内の山車は今後入らないということになりますよね。ずっと今回作った市の山車を入れておくということにして,今まで当初作りました各町内の出し入れはもうしないというお考えなんでしょうか。

観光課長)こちらにつきましては,基本的に伝承館に,今回作る山車を配置するという前提のもと,ただこれまでひな祭りにお雛様を飾ったりとか,ほかの町内の獅子とか飾っていた現状がありますので,そちらにつきましては石岡市のおまつりという意味合いと,石岡市の伝統ある歴史につながるような,今お話ししました雛人形とか,そういうのは一緒に飾って,展示するっていう方法もあるかなっていうふうに今現在は考えてございます。ですので例えば山車と獅子っていう組み合わせもあるかなというふうに考えてございます。

川井委員)要するに私が言いたいのは,最初に町内の皆さんのご理解を得て置くことになって,色々な状況があって無くなりました。今回その山車を置くということで,そういう意味では各町内の人たちも好意的に置こうという中でトラブル等が起こって無くなっちゃったから,今回ずっと置くということについても理解を持って進めてほしいということね。私たちもよくできていればもう1回置きたかったのにみたいな話じゃなくて,今後ここの山車を置くということについての理解も,やっぱり持っていただかないと。せっかく最初は好意的に置いてくれようとしていた山車の展示場であったわけですので。そこら辺も説明をぜひお願いします。わかりました。これで終わります。

山本委員)新しい山車の保管・展示のことについて,色々質疑ありましたけれど,実は金丸町の山車が展示して,大きな劣化・損傷を受けて,その補償を求めて執行部と私色々やり取りをした経験がありますけれども。専門家が劣化の原因ですね,損傷を受けた原因を調査して,その報告の中で長期間の展示,あの伝承館に長期間展示したことに大きな間違いがあったという報告だったんですね。結果的に金丸町の山車人形はすべて補償していただいて,保険金で修復できましたけれど。今後の展示については長期間の展示を避けるようにというような報告があったんですが,同時に伝承館のほうの設備の改修も若干あったと思うんですが,それにしても通年展示というのは問題があるんではないかなと思います。先ほど同僚議員から他の町内は飾らなくなったということ。その時点で金丸町のあと,どの町内かということで,町内ごとの展示予定,年間通じての展示予定があったんですが,金丸町と同じような事故があっては嫌だということで,ほかの町内すべて山車の展示は辞退して,損傷を受けにくい獅子舞だけが展示されたんですが。新しい山車,通年展示ということで,年間通してあそこに展示ということで,本当に大丈夫なのかなって。皆さん,ほかの委員の人たちとの質疑を聞いていて心配になってきたんです。その点もう一度確認させていただきたいと思います。

観光課長)山本委員おっしゃるとおり,過去にそのような事例があったということは聞いておりまして,そのあと,あちらの伝承館につきましては空調設備を入れてございます。そういう中でもやはり光の部分については,先ほど委員長おっしゃられたとおり,フィルムでカバーし切れる部分とし切れない部分もあるかなというふうに思いますんで。こちらにつきましても,あちらに長期,石岡市の山車を保管するということになりますので,保管場所として,展示場所として適切な環境はどのようなものなのかっていうのをちょっと調査研究して,次年度に考えてまいりたいなというふうに考えてございます。

山本委員)ぜひよろしくお願いします。せっかく新しい山車ができて,展示始まって,また同じような事故があったということになっても大変なことですから。くれぐれも慎重によろしくお願いしたいと思います。

鈴木(康)委員)進捗状況からずれてしまうんですけれども。やっぱり大金をかけているので心配なんですけれども。あの伝承館に置くのは決まっているならば,今9月も紫外線強いので,ぜひもう今のうちに,ちょっとサンプリングのものを置いて,布と木と置けばいいわけですから。どのくらいの日焼けするのか。今,フィルム張ったあとには検証してないと思うんですよ。なので,それを仮に置いて,是非山車ができるまでにちゃんとした状況が把握できるようなテストもしていただければなと思います。ご意見として。

高野委員長)よろしいですか。ほかに質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 次に,都市公園のトイレ整備状況についてを議題といたします。
 本件の主な調査事項として,市内に26か所ある都市公園のトイレの整備状況や整備の考え方,今後の方針についてなど,執行部より説明を求めます。

都市建設部参事兼都市計画課長)都市計画課が維持・管理を行っている都市公園について,ご説明を申し上げます。
 資料,石岡市都市公園一覧をご覧ください。石岡市には26施設の都市公園がございます。そのうち都市計画課では,都市公園22施設を管理しております。柏原野球公園,柏原サッカー公園,柏原球技公園,石岡市運動公園の4施設の都市公園につきましては,教育委員会で管理を行っている状況でございます。これらの都市公園でございますが,その目的や機能ごとに整備内容が異なっております。公園の種類といたしましては,街区公園,近隣公園,運動公園,風致公園の4種類がございます。まず街区公園といたしましては,公園を中心に半径250メートル以内の居住者を想定し,身近な公園として遊具等は設置しておりますが,原則としてトイレ,駐車場は設置してございません。街区公園といたしましては,南台のフローラル東公園など19か所整備をしてございます。
 近隣公園でございますが,公園を中心に半径500メートル以内の居住者を想定し,屋外レクリエーション活動や休憩スペースが確保された緑地を多く設け,トイレ,駐車場も設置してございます。近隣公園は国府公園やせせらぎパークなど市内に5か所整備してございます。
 運動公園でございますが,市民全体を対象として野球場,サッカー場,陸上競技場,テニスコート,体育館,プールなどの運動施設を整備し,トイレ,駐車場も設置してございます。運動公園は石岡市運動公園1か所となってございます。
 風致公園でございますが,自然の風景などの趣を享受することを目的に,良好な自然環境を形成する土地を選定し,トイレ,駐車場も設置してございます。風致公園は柏原池公園の1か所となってございます。なお,せせらぎパーク,柏原池公園は石岡市地域防災計画で防災活動拠点となってございますので,駐車場,トイレに加えまして,非常時に対応できるようソーラー式の街路灯やかまどベンチなども整備してございます。
 以上のように,石岡市で管理する都市公園は,その目的により施設の整備内容が異なってございます。トイレや遊具等の設置に関しましては,利用状況や利用者のニーズなどに注意を払いながら,利用者が安全・安心に利用できるよう今後も整備を進めてまいりたいと考えてございます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

山本委員)国府公園の駐車場のことについてお尋ねします。もう10年近く前ですが,先輩議員が国府公園の駐車場の管理について質問したことがあったのを覚えているんですが。駐車場,公園利用者ではなくて,近隣にお住まいの方々の,個人の駐車場のような使われ方をしているように見受けるんですが。今でもその状況は変わらないんですか。この辺,どのような管理をされてるか伺いたいと思います。

都市建設部参事兼都市計画課長)山本委員ご指摘のとおり,国府公園の駐車場に関しましては公園利用者のほか,近隣の方も利用している状況は担当としても確認をしているところございます。そういった,違法駐車と言いますか,長時間駐車されている場合には,こちらのほうで出向きまして,張り紙等または口頭でその駐車場の利用方法について,ご説明をして移動していただいてるというのが現状でございます。

山本委員)時折国府公園行きまして,私は歩いて行くので駐車場必要としないんですが,ここを利用している人たちも特に車で来てという様子はあまり見受けないんですがね。だからあまり近隣の方が自宅の駐車場代わりに使っていても大きな迷惑にはなってないと思うんですが。一応管理のルールがある以上,それを守ってもらうように指導していく必要があるんじゃないかなと思います。答弁結構です。

岡野副委員長)1つ聞きたいんですが,トイレがある公園はこれ,洋式と和式どっちが多いですか。

都市建設部参事兼都市計画課長)現在,トイレの洋式,和式の別でいきますと,和式のほうが多い状況となってございます。

岡野副委員長)話聞きますと,やっぱり年寄りの人がなかなか使いづらいということで,洋式にしてもらえないかという話が大分あるんですが,そういう考えはありますか。

都市建設部参事兼都市計画課長)以前,一般質問でも公園のトイレの洋式化というものが出まして,そこでも答弁してございますが,確かに副委員長ご指摘のとおり洋式にしてほしいという要望が多いのは事実でございます。それらの要望になるべく応えるべく,計画的に今後トイレの洋式化を図っていきたいというふうには考えてございます。

岡野副委員長)よろしくお願いします。

飯村委員)石岡市の都市公園一覧表をちょっと見る限りでは,26か所あって,そのうち11か所がトイレ設置箇所ということでありますが,これ石岡市では公園に対するトイレは多いほうですか,少ないほうですかこれ。執行部のほうでちょっとお伺いしたいと思います。

都市建設部参事兼都市計画課長)先ほどご説明しましたとおり,公園の種類によりまして,トイレを基本的に整備するところとしないところはございます。そういった意味からいたしますと,都市公園においてはトイレは十分足りているというふうに感じております。

飯村委員)先日ですね,公園にちょっと行った時に若い人らがやっぱし,子どもたちがたくさん遊んでいるのを見たわけですよ。そういう中で,トイレどこにあるのかとキョロキョロしてたんですけれど。トイレがなかったんですよ,外の。やっぱしそういう状況の中で,やっぱし外のトイレが必要かなと思ってちょっと判断したところなんですけれども。今時点でね,11か所こういうふうにやって,そのような形でやっているというようなお話ですけれども。これから石岡市として,公園にトイレを設置するというような状況というか,そういう案はあるんでしょうかね。

都市建設部参事兼都市計画課長)トイレのほうなんでございますが,先ほど言いました公園の種類によってトイレ設置する,設置しないとが基本的に考えておりますが,飯村委員さん言われますように,確かに利用状況,そういったものを鑑みながら今後計画的に整備を進めるということもひとつの案であるというふうには考えてございます。

飯村委員)ただいまの計画に至るように,ひとつ都市計画のほうでも状況を確認して,計画を持っていただければいいかなと思ってます。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,本件の調査はこの程度をもって終結いたします。
 次に,石岡駅周辺整備事業,(仮称)西口交流施設の計画概要についてを議題といたします。
 本件について執行部より説明を求めます。

都市建設部参事兼都市計画課長)私からは,(仮称)西口交流施設の計画概要についてご報告いたします。
 資料石岡駅周辺整備事業,(仮称)西口交流施設設計概要をご覧ください。本事業につきましては,学生の学習スペース,多世代交流,観光など人が集まる拠点として展開してまいります。具体的な内容でございますが,1つ目といたしまして,これまで駅前に学生が参考書やノートを広げて学習できる場所がございませんでした。そこで,駅前の立地条件を生かし,学生が気軽に立ち寄って学習できるスペースとして活用してまいります。
 2つ目といたしまして,学生や社会人が暑さ寒さをしのげる,また電車の時間調整ができる場所として活用してまいります。また,その際にキッチンカーの常設やかんばん横丁と連携し,飲食の提供ができるシステムを検討してまいります。
 3つ目といたしまして,これまでに学生が一時的に石岡カフェ跡地を活用し,学生によるカフェを実施した事例がございます。常にやりたいけどやれる場所がないという話もございました。そこで,行政として,もっと協力できればという観点から,学生たちが栽培した花の販売,手作りのお菓子や飲み物の販売,企画・開発した商品の販売など,学生のチャレンジショップとしての活用,提供をしてまいります。
 4つ目といたしまして,隣接しているレンタカーと連携し,レンタサイクルの貸出場所として活用し,石岡市内への観光の移動手段として選択できることにより,手軽に気軽に来れる場所,観光拠点として展開してまいります。また,サイクリストが電車で来て,着替えなどの準備,休憩場所としてのサイクルステーションとしても展開してまいります。
 5つ目といたしまして,石岡のおまつりの時に,観覧場所として落ち着いて観覧,飲食ができる有料の場所として提供していくことも視野に入れてございます。
 石岡駅を中心とした人が集まる拠点として,(仮称)西口交流施設を整備してまいります。事業箇所につきましては,茨城トヨペット跡地でございます。敷地面積833.14平米,建物の延べ床面積124.99平米でございます。スケジュールにつきましては,今年度,借地契約・施設修繕設計,令和3年度に改修工事を実施し,その後オープンを予定してございます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,都市建設部の事務執行状況についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

都市建設部参事兼都市計画課長)都市計画課におけます,令和2年8月31日現在の予算執行状況と,令和2年4月1日から令和2年8月31日までの入札実施状況についてご説明申し上げます。
 お手元の資料,令和2年度予算執行及び入札実施状況の1ページをお開き願います。最初に現年度の執行状況についてご説明申し上げます。都市計画一般経費でございます。予算額2,729万6,000円に対しまして,契約額2,568万3,000円で,執行率は94パーセントでございます。
 次の,石岡駅周辺整備事業,自由通路維持管理経費,景観形成事業,地域交通対策事業,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業,街路事業(単独),公園維持管理経費,駐車場特別会計につきましても記載のとおりの執行状況となってございます。
 続きまして,繰越明許の執行状況についてご説明申し上げます。2ページに一番下の表,石岡駅周辺整備事業でございます。予算額3,597万3,000円に対しまして,契約額89万1,000円で,執行率は2.4パーセントでございます。3ページの合併市町村幹線道路緊急整備支援事業につきましても記載のとおりの執行状況となっております。
 続きまして,4ページでございます。入札実施状況でございます。ナンバー1の令和2年度石岡市都市計画用途地域変更調査業務委託でございますが,契約額506万円,落札率は94.4パーセントで,請負業者株式会社都市環境計画研究所茨城営業所でございます。以下記載のとおり,合計21件でございます。
 以上が都市計画課の予算執行及び入札実施状況でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)下水道課所管の令和2年8月31日現在における予算執行及び入札実施状況について,ご説明申し上げます。
 お手元の資料の6ページをご覧ください。予算執行状況調書,現年度についてご説明いたします。はじめに,公共下水道事業会計の流域関連公共下水道整備事業(補助)は,予算額1億1,234万6,000円に対しまして,執行額はございませんでした。以下,流域関連公共下水道整備事業(単独)から流域下水道事業につきましては記載のとおりです。
 次に,7ページをご覧ください。農業集落排水事業会計についてご説明申し上げます。管渠費の工事請負費は,予算額124万9,000円に対しまして58万4,320円を執行し,執行率は46.8パーセントです。以下,処理場費につきましては記載のとおりでございます。
 次に,8ページをご覧ください。予算執行状況調書,繰越明許についてご説明いたします。公共下水道事業会計における,流域関連公共下水道整備事業(補助)の予算額5,775万6,000円に対しまして,2,892万5,000円を執行し,執行率は50.1パーセントです。以下,流域関連公共下水道整備事業(単独)から流域下水道事業につきましては記載のとおりです。
 続きまして,9ページをご覧ください。入札実施状況についてご説明いたします。表の1番目,R2市単公下管渠実施設計業務委託その1,東大橋外でございます。受注者は大東虎ノ門設計株式会社,契約額は2,513万5,000円,落札率は94.9パーセントです。以下6件につきましては,記載のとおりでございます。
 説明は以上です。よろしくお願いいたします

建築住宅指導課長)私からは,建築住宅指導課所管事業の令和2年8月31日現在における,予算執行及び入札実施状況についてご説明申し上げます。
 お手元の資料10ページをお開き願います。初めに,8月末現在までの現年度予算の執行状況についてご説明申し上げます。表一段目の木の住まい助成事業でございますが,予算額1,280万円に対しまして,契約額410万円を執行してございます。執行率は32パーセントでございます。以下,木造住宅耐震改修促進事業から空家等対策事業までの7事業につきましては,記載のとおりでございます。
 続きまして,11ページでございます。繰越明許の執行状況についてご説明申し上げます。表一段目の市営住宅長寿命化改修事業でございますが,予算額5,827万5,800円に対しまして,契約額5,827万5,800円を執行してございます。執行率は100パーセントでございます。以下,木の住まい助成事業及び住まいづくり推進事業につきましては,記載のとおりでございます。
 続きまして,12ページでございます。入札実施状況についてご説明申し上げます。ナンバー1のR2国補石岡市大規模盛土造成地第二次スクリーニング計画作成業務委託でございます。受注者は株式会社八州水戸営業所,契約額は550万円,落札率は94.5パーセントでございます。
 以上が建築住宅指導課所管事業における予算執行及び入札実施状況でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)私からは,令和2年度道路建設課が所管する予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。
 資料の13ページをお開き願います。8月31日現在の現年度の予算執行状況でございます。上段の道路維持費でございますが,予算額2億801万円に対しまして,契約額1億1,428万2,242円の執行となってございます。執行率は54.9パーセントでございます。次に,地方道路等整備事業以下,14ページ上段の災害復旧費まで記載のとおりでございます。
 続きまして,15ページ上段からの繰越明許の予算執行状況でございます。道路維持費でございますが,予算額354万6,400円に対しまして,契約額,同額の354万6,400円を執行しており,執行率は100パーセントでございます。
 次に,地方道路等整備事業以下,15ページ下段の排水路整備事業まで記載のとおりでございます。
 続きまして,16ページをお開き願います。4月1日から8月31日までの入札実施状況でございます。ナンバー1のR2単・市道A2212号線外除草工事第1号,谷向町外でございます。受注者は,有限会社グリーン巴,契約額は499万4,000円で,落札率は95.9パーセントでございます。
 以下,18ページまで記載のとおり合計47件でございます。以上でございます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

飯村委員)ただいま答弁ありました,狭あい道路整備ですか。狭あい道路整備事業。これ800万円予算見てんですけれども,実際は4.9パーセント。これはどういう予算の見方って言うか,組んでおられるのか。場所とかご説明願えればお願いします。

建築住宅指導課長)狭あい道路整備事業につきましては,建築基準法に基づく建築行為があった場合,4メートル道路,4メートル以上の道路に接していなければいけないという規定がございますので,4メートル未満の道路に建築する場合に下がっていただくと。その下がっていただいた部分を市が購入して,舗装して整備するというような事業になってございます。特に事業主の方が,建築主の方が建築をされた場所で,そういう該当する場所に対してのことになりますので,想定をしての予算取りというより,例年の実績等を踏まえながら,予算取りをしているような状況になってございます。

飯村委員)建築法の絡みの道路の拡張ってことですが,新規で建築される方は多分4メートル以上無ければだめだっていうような感覚でおられるかなと思うんですけれども。そういう事業を石岡市でやっているのが,多分わからない方もおるのかなと思うんですけれども。その辺のところの事業体系のPRっていうのはどういうふうになっておるんですかね。

建築住宅指導課長)狭あい道路整備事業につきましては,なかなか委員おっしゃるとおり,建築物を建てるのには原則4メートル以上の道路がなければならないという規定になってございますので,そのとおりなんでございますけれども。建築基準法が定められた時点で,もうすでに建物が立ち並んでいる場所でというものは,市内に数多くございます。そういった場所は建築基準法の42条の第2項の規定の中でですね,1.8メートル以上4メートル未満の道路に関しましては,中心からお互い2メートルずつ後退して,その部分を道路とみなして使えるような状態にすれば,建築行為は認めるというような基準で,建築基準法が定められていますので,そういった場所に対するものになります。
 周知の方法といたしましては,市のホームページと市報のほうでの周知になります。今年度の実施状況といたしましては,4月当初にホームページのほうで公開しまして,広報紙6月1日号,9月1日号の広報紙で事業を周知してございます。

飯村委員)ただいまそういうようなお話ですけれども,石岡市として市内等については,道路が非常に狭いところがあるんですけれども。その消防法とか,色々建築法の絡みで家建てたくても建てられないって方が,ちょっとお話聞くんですよ。そういう中で石岡市として,やっぱし道路をちょっと拡幅するような,都市計画のほうの話になるんですけれども,指導と絡めて,地域の方にご説明するような形で,拡張願いたいと思います。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,愛郷橋出張所整備事業の進捗状況についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

総務課長)私からは,愛郷橋出張所整備事業の進捗についてご説明申し上げます。
 現在,石岡消防署愛郷橋出張所新築工事につきましては,市内にあります株式会社松永工務店との仮契約を締結し,先の6月の第2回定例会において議決をいただきまして,令和2年6月18日に本契約として工事請負契約を締結したところでございます。これまでの工事の進捗状況でございますが,工事開始につきましては,7月3日から工事を開始したところでございます。お手元の資料1ページの写真@と写真Aをご覧ください。こちらは地盤改良工事状況でございます。地盤改良工事につきましては,7月6日から7月23日までの工程で進め,現在は完了してございます。
 次に,資料2ページの写真Bと写真Cをご覧ください。こちらは,造成工事状況でございます。写真Bですが,地盤改良工事完了後から敷地全体への盛土を開始した際の状況でございます。写真Cをご覧ください。こちらは現在の状況となっており,造成工事工程の約50パーセントが完了したところでございます。
 次に、写真Dでございますが,防災井戸の掘削状況でございます。井戸の掘削につきましては,先日の9月4日に完了いたしまして,設計,計画のとおり80メートルの深さとなり,現在,井戸水の水質確認を行っている状況でございます。
 次に,写真Eをご覧ください。こちらは,現在の敷地全体の全景となっております。盛土が完了した場所から砕石を入れまして路盤下層の部分の工事を進めてございます。
 次に,写真Fと写真Gですが,こちらは敷地周囲のU字溝の敷設工事も現在,並行して進めており,工事全体としましては大幅な遅れはなく,順調に進んでいる状況でございます。また,庁舎建設工事につきましては,今月9月1日から建物杭の割出に入り,本日,庁舎建物本体の杭打ち工事を予定しており,今後,基礎工事,庁舎建設工事を進めていく予定でございます。これらの工事に伴い,附帯工事としまして,消防水利施設防火水槽,消火栓,屋外フェンス・外灯等の工事を進めまして,年度内の工事の完了を目指し進めてまいります。
 また,次期委員会の際には,建設場所,工事状況など委員の皆様方に現地視察を予定させていただきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。
 愛郷橋出張所整備事業の進捗については以上でございます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 本委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。




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