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議会中継
  


 第2回委員会 (5月20日)
出席委員 金子悦郎委員長,塚谷重市副委員長,徳増千尋委員,関町芳弘委員,関昭委員,菱沼和幸委員,櫻井信幸委員
その他の出席者 久保田健一郎議長,磯部延久副議長
市執行部 市長(横田凱夫)、副市長(菊地武雄)、総務部長(海東慎行)、企画部長(田口賢寿)
議会事務局 事務局長(太田光幸),次長(田崎利文),議事法制課長(佐々木敏夫),議事法制課係長(関努),庶務調査課係長(神谷一美)



金子委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。本日の議題は、1 第2回定例会について、2 陳情の取り下げについて、3 決算委員会(決算議案の審査方法等)について、4 その他について、以上であります。これより審査に入ります。なお、審査上の発言は、挙手によりこれを許します。最初に、第2回定例会についてを議題といたします。本案説明のため、委員長において出席を求めた者の職・氏名は、市長 横 田君、副市長 菊地君、総務部長 海東君、企画部長 田口君以上であります。第2回定例会につきましては、5月27日告示、6月3日招集ということで、前回の委員会において確認されているところであります。それでは、第2回定例会に提出を予定されております議案について、執行部より説明を求めます。

市長)本日は、大変お忙しい中、お時間をいただきまして、誠にありがとうございます。平成20年石岡市議会第2回定例会における提出議案についてご説明いたします。第2回定例会におきまして、8件の議案を予定しております。その内訳につきましては、平成20年度の一般会計補正予算及び特別会計補正予算の計3件と、条例の改正等に関しての議案が4件、市道の認定1件でございます。以上でございます。なお、詳細につきましては、担当部長から説明をいたします。

総務部長)私から補正予算案件を除く議案につきまして、ご説明申し上げます。専決処分しました条例改正が3件ございます。いずれも4月30日に公布施行された「所得税法等の一部を改正する法律」により関連する地方税法の改正によりまして,石岡市税条例,石岡市都市計画税条例及び石岡市国民健康保険税条例の一部改正が必要となりましたので、4月30日に専決処分したもので,地方自治法第179条第3項の規定により議会に報告して承認を求めるものでございます。それでは専決処分した議案からご説明申し上げます。議案第57号 専決処分に対し承認を求めることについてでございますが、この議案は石岡市税条例の一部を改正する条例でございますが,内容は公益法人制度改革に伴いまして、法人でない社団又は財団で代表者等の定めのあるもので収益事業を行わないものについて、法人税均等割を非課税としたことと、新たに省エネ改修工事を行った既存住宅に対しての固定資産税減額措置を設けるなどの内容でございます。議案第58号が石岡市都市計画税条例の一部を改正する条例の専決処分でございまして,改正内容は,地方税法等の改正により条例中で引用する条項が移動したことにより改正するものでございます。議案第59号が石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の専決処分の内容でございますが、国民健康保険税の賦課限度額のうち,基礎分を47万円,後期高齢者支援分を12万円とすることとしたこと、特定世帯の平等割額を半額、5年間減額する措置を設けたこと、旧被扶養者の所得割額及び資産割額を全額、均等割額を半額、単身世帯の場合は平等割額を半額、それぞれ2年間減免する措置を講ずることとしたなどの内容でございます。次に、専決処分以外の条例の改正でございますが、議案第63号 石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについてでございますが、市営住宅への暴力団員入居の未然防止と家賃滞納の縮減を図るための内容となっております。次に、議案第64号 市道の認定についてでございますが、本件は,合併特例債による道路整備におけるB6714号線、通称美野里・八郷線の道路を小美玉市羽鳥地内に85m、石岡市の市道として認定するもので、すでにこの市道の小美玉市設置につきましては地方自治法第244条の3による協議を済ませて小美玉市の同意を得ております。以上が、補正予算を除く議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げまして、説明を終わります。

企画部長)平成20年石岡市議会第2回定例会にご提案いたします補正予算は、3件でございます。 今回の補正は、当初予算編成時に国・県の動向がつかめず、予算計上ができなかったもの、また、緊急やむを得ないものに伴い補正措置を行うものでございます。資料の平成20年度6月期補正予算(案)に基づきまして、ご説明申し上げます。最初に、左側の上でございます。議案第60号となります 平成20年度一般会計補正予算 案(第1号)であります。補正予算額は、2億2,769万6千円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ265億8,769万6千円といたすものでございます。補正予算額の財源は、記載の通りでございます。補正予算(案)の主な歳出内容を申し上げますと、最初に、総務費の過誤納還付金3,546万2千円は、市税の過誤納還付金とその加算金でございまして、平成19年11月に申告納付された法人市民税が法人の赤字決算になることから還付するものであります。次に、民生費の障害者自立支援給付事業217万1千円であります。ケアホームに入居する重度障害者に対する食事介助や入浴介助のための生活支援員の配置費用を補助するもので、対象はつくば市など市外の4施設に入居する9名について、当該施設へ補助いたします。全額県支出金となっております。次に、農林水産業費の森林機能緊急回復整備事業4,593万円は、森林の持つ水源涵養や山地災害の防止などの公益的機能を緊急に回復させるよう、本年度、市内の森林約100haについて間伐を実施するほか、作業道の開設や、円滑な事業推進を図るための間伐推進員の配置などの経費であります。市が事業主体となりまして、財源は茨城県森林湖沼環境税による県支出金などによるものであります。なお、5年間の継続事業となる見込みであります。次に、教育費の学校維持管理経費であります。小学校9,625万5千円につきましては本年度当初予算で緊急性の高い石岡小学校・柿岡小学校の2校の耐震診断経費を計上いたしましたが、昭和56年改正前の建築基準法に基づき設計された残り12校すべてについても耐震診断を実施することといたします。また、中学校3,357万2千円につきましては、当初、城南中学校1校としておりましたが、同じく3校を追加して診断することといたしました。診断対象は、校舎、体育館など、該当する建築物すべてであります。次に右側に移りまして、同じく教育費の発掘調査経費1,080万円であります。これは、県営事業であります田園交流基盤整備事業八郷中央地区の道路工事にかかる佐久野田工区の佐久松山遺跡1,200平方メートルの調査と畑地帯総合整備事業三村地区の道路工事にかかる下ノ宮(しものみや)遺跡で発掘した遺物の整理を行うものです。財源は全額県支出金であります。次に、社会体育一般経費38万円であります。8月に開催される北京オリンピックのバドミントン競技に石岡市三村出身の坂本修一選手が出場されることから、激励するためスポーツ功労者報償の授与と市民への周知のため、横断幕などを掲出するための経費でございます。次に、その下の特別会計補正予算(案)に移ります。最初に、議案第61号 平成20年度国民健康保険特別会計補正予算案(第1号)であります。296万円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ89億4,001万3千円といたすものでございます。その内容は、70歳から74歳の方が療養を受けた場合の自己負担を2割から1割に据え置くことによる臨時の特例措置によるものであります。国が国保連合会を通じて財源措置するものであります。次に、議案第62号平成20年度老人保健特別会計補正予算案(第1号)であります。126万6千円を増額いたしまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7億287万9千円といたすものでございます。その内容は、平成19年度の医療費交付金の精算金及び審査支払い事務費交付金の清算金でありましていずれも19年度からの繰越金で返還するものであります。以上が補正予算案の概要であります。よろしくお願いいたします。

金子委員長)以上で、提出予定の議案の説明は終わりました。ただ今の説明について、ご質問等はございませんか。

櫻井委員) 議案第64号 市道の認定についてお伺いいたします。小美玉地内、旧美野里だと思うんですが、小美玉地内の市道を市が管理するという意味合いなんですが、そこらへんのところが良く分からないのでよろしくお願いいたします。

総務部長)お答えいたします。ただ今申しましたように合併特例債の事業として、現実的には東山崎地内から国道355号までの小美玉市内に入った道路の整備をするため、一体としてパセオパルケまでの美野里・八郷線の整備でございますが、合併特例債としてやるにあたって市道として認定していただいて道路整備をやるということでございます。石岡市から区域外の道路ということで、道路も公の施設ということでございますので、相手の自治体の協議が必要になってございますので、小美玉市の議会の議決を得て、石岡市が道路の整備にあたるということになっております。以上でございます。

櫻井委員)市の負担は全額、石岡市が負担ということになるんですか。

総務部長)整備につきましては、そういう内容で小美玉市の承認を得ているということであります。

金子委員長)他に質問は、ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。執行部におかれましては、ご苦労様でした。ご退席願います。次に、先ほど執行部から説明のありました各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については、事務局から説明をさせます。

事務局次長)先ほど執行部から説明のありましたとおり、第2回定例会に提出される予定の議案は、計8件でございます。各議案の付託先につきましては、内容等を勘案いたしまして、お手元の「議案付託表」に示すとおりご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

金子委員長)ただ今、事務局から説明のありました議案の付託先等につきまして、ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案につきましては、お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。次に、陳情の取り下げについてを議題といたします。5月9日の議会運営委員会においてご報告申し上げましたとおり、市民経済委員会に審査付託されております陳情第17「ゴミ集積所の設置基準の見直しについての陳情」でございますが、平成20年4月28日付で、陳情者であります○○町会区長の○○様より、都合により陳情書を取り下げしたい旨の願いが別紙のとおり提出され、5月14日の市民経済委員会において、取り下げが承認されました。当委員会としても陳情書の取り下げについては、承認いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。なお、この取り扱いでございますが、請願陳情において会議の議題となったものについては、議会の承認を得なければならないことになっておりますので、6月定例会の本会議においてご承認をいただくことになりますので、よろしくお願いいたします。次に、決算委員会(決算議案の審査方法等)についてを議題といたします。本日は、確認の意味で委員の皆様に申し上げます。本件につきましては、平成19年9月12日の議会運営委員会において、予算並びに決算委員会については、議員全員による特別委員会を設置して実施することが決定されております。なお、審査期間、審査方法、発言時間等具体的な開催内容等については、会派においてご検討いただきまして、6月定例会最終日前の委員会において、決定をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

櫻井委員)先日野村先生の講演をお聞きしまして、予算決算委員会についてお話が出ました。その中で各所管について、この間予算委員会について、ちょっと終わってお話を聞いたのと、講演の中でもチラッとはふれてはいたんですが、常任委員会部分に関する部分を全員でやらないで、お話の中で常任委員会にある程度お任せして、それを総括でやったらというお話しがあったんですよ。私もこれまで経験したことのない中で、この間5日間予算委員会をやったんですか。長いということではないんですが、職員の方も相当神経を使っているなということを感じました。その後もそのようなお話を聞きましたが、常任委員会の所管の部分につきましては、希望者は常任委員会に参加して傍聴するなりして、総括という形で2日間全員でやるというのが妥当なのではないかなというようなお話しをしていたように思えるんで、そういう点でいかがでしょうかね。

金子委員長)ただ今、櫻井委員より過日の野村先生の講演のときに、所管の委員会で決算を審査したほうが良いのではないかというような意見が発表されました。それにつきまして櫻井委員より所管の常任委員会で審査したほうが良いのではないかというような意見が出されました。これについて各委員さんのご意見をいただきたいと思います。暫時休憩いたします。

― 休憩 ―

金子委員長)再開いたします。ただ今、種々ご意見をいただきましたが、先ほど申し上げましたとおり、審査期間、審査方法、発言時間等具体的な内容等につきましては、会派に持ち帰り、会派においてご検討いただき、6月定例会最終日前の議会運営委員会において決定してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

徳増委員)発言時間については、何もありませんでしたが、発言時間につきましても考え直さなければいけないんですか。

金子委員長)審査期間、審査方法、発言時間等具体的な内容等についてということです。

徳増委員)ということは、発言時間を短くするとか長くするとか、ということを会派で話し合うという意味ですね。

金子委員長)はい、そういうことです。

徳増委員)分かりました。

金子委員長)次に、その他で私のほうから1点ご提案申し上げます。当委員会の行政視察についてでございますが、日程につきましては、10月下旬の29日、30日、31日の3日間を予定いたしたいと考えております。なお、視察地並びに調査項目等につきましては、正副委員長にご一任願いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。他に、何かございませんか。ないようですので、以上で、議会運営委員会を閉会いたします。なお、ただ今、決定いたしましたことにつきましては、各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。



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