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議会中継
  


 第4回委員会 (6月16日)
出席委員 塚谷重市委員長,関町芳弘副委員長,山口晟委員,徳増千尋委員,前島孝元委員,菱沼和幸委員,関昭委員
その他の出席者 久保田健一郎議長,磯部延久副議長鈴木米造議員,小松美代子議員
市執行部 市長(横田凱夫),副市長(菊地武雄),総務部長(大野静夫)
議会事務局 局長(細井恒雄),次長(伊野忠好),議事法制課長(桜井茂),議事法制課係長(飯田英男),議事法制課係長(関努),庶務調査課係長(神谷一美)



塚谷委員長)ただ今から議会運営委員会を開会いたします。
本日の議題は、1、第3回定例会の招集日及び会期予定案について 2、決算特別委員会について 3、新規請願・陳情の取り扱いについて 4,意見書の提出について 5、閉会中の継続調査の申し出について 6、その他について 以上であります。
これより審査に入ります。なお、審査上の発言は、挙手によりこれを許します。
最初に議会運営委員の辞任並びに選任について,議長より報告願います。

久保田議長)6月2日付で会派の変更届及び会派の結成届が提出され,これらに伴いまして同日付で櫻井信幸議員が議会運営委員を辞任され,新たに山口晟議員及び前島孝元議員を議会運営委員として選任いたしましたのでご報告いたします。

塚谷委員長)次に、本日の審査に当たり、委員長において説明員として出席を求めた者の職・氏名は、市長 横田君,副市長 菊地君,総務部長 大野君以上であります。最初に、第3回定例会についてを議題といたします。それでは、市長より第3回定例会の告示日、招集日についてお考えをお示し願いたいと思います。

市長)本日は,大変お忙しい中,お集まりいただきまして,誠にありがとうございます。平成21年第3回定例会につきましては,告示日を8月18日,招集日を8月25日にお願いしたいと存じます。

塚谷委員長)ただ今、市長から、次期定例会であります第3回定例会については、8月18日告示、8月25日招集という考えが示されました。ただ今の説明について、ご意見等はございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご意見なしと認めます。それでは、第3回定例会については、8月18日告示、8月25日招集ということで進めていきたいと思いますので、各会派の皆様へよろしくお願いいたします。

塚谷委員長)執行部の説明は、以上で終わりました。市長並びに副市長、総務部長にはご苦労様でした。ご退席願います。次に、第3回定例会の会期予定についてを議題といたします。ただ今、第3回定例会につきましては、8月25日に招集ということになったわけですが、その会期について、議長の方で考えがございましたらお願いいたします。
久保田議長)ただ今、第3回定例会につきましては、8月25日招集ということでありました。従いまして、お手元にご配付いたしました、会期予定表案に示すとおり、8月25日開会、8月26日から30日までの5日間を答弁調整及び議事整理のため休会とし、8月31日から9月2日までの3日間を一般質問といたします。翌3日を議案質疑、終了後、決算特別委員会を設置し、決算議案を同委員会に付託し、4日に教育福祉・市民経済委員会所管の決算審査を、7日に総務企画・都市建設委員会所管の決算審査を、8日を総括審査といたします。9日、10日を常任委員会、11日を議会運営委員会、14日を最終日といたしたいと思います。
 なお、一般質問及び決算審査につきましては、午前9時開会といたしたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

塚谷委員長)ただ今、第3回定例会の会期予定案について、議長の考えが示されたわけですが、本案について、ご意見がございましたらお願いいたします。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご意見なしと認めます。それでは、第3回定例会の会期予定案につきましては、お手元の案のとおり決したいと思います。これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。次に、決算特別委員会についてを議題といたします。本件については、先の委員会において、各常任委員会所管の審査を半日ずつ2日、総括審査を1日の計3日間行い、1人当たりの発言時間は、20分以内とすることが決定されております。その他決算特別委員会の具体的な内容等について、議長から発言を求められておりますので、これを許します。

久保田議長)ただ今、決算特別委員会につきましては、先の委員会で審査期間を3日間とし、1人当たりの発言時間を20分以内とすることが決定されたわけでありますが、私の方から具体的な内容等につきまして、何点かご提案を申し上げたいと思います。
 まず第1点目でありますが、具体的な審査日程等につきましては、日程表に示すとおり、9月4日、7日、8日の3日間とし、9月4日、7日の2日間を各常任委員会所管の審査、8日を総括審査といたしたいと思います。
 なお、各常任委員会所管の審査順序は、1日目は、最初に教育福祉委員会所管を行い、終了後、執行部を入れ替え、市民経済委員会所管の審査を行いたいと思います。2日目は、最初に、総務企画委員会所管を行い、終了後、執行部を入れ替えて、都市建設委員会所管の審査を行いたいと思います。3日目は、総括審査を行い、質疑終了後、討論、採決を行い、審査結果については、9月14日の最終日に、決算特別委員長より報告を行い、報告に対する質疑、討論、採決を行いたいと思います。
 次に、第2点目でありますが、決算特別委員会における説明員の出席でありますが、予算特別委員会と同様に、各常任委員会所管の審査につきましては、副市長並びに課長級以上の職員の出席とし、総括審査につきましては、市長ほか本会議出席者といたしたいと思います。
 次に、第3点目でありますが、決算特別委員会の正副委員長につきましては、決算を所管している委員会であります総務企画委員会の正副委員長が就任し、決算の審査を進めていただきたいと思います。
 次に、第4点目でありますが、決算特別委員会における質問の通告についてでありますが、議事進行のため、あらかじめ質問予定者を把握するため、質問される議員の方は、必ず当日の開会前までに事務局にお知らせをいただきたいと思います。なお、通告がない場合でも審査途中で質問ができるものといたしたいと思います。
 次に、第5点目でありますが、委員会における委員の質問でありますが、先の予算委員会においても一部重複質問が見受けられましたので、議事進行上からも重複質問は、極力避けていただきたいと思います。ご協力の程よろしくお願いいたします。
以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

塚谷委員長)ただ今、議長から決算特別委員会の具体的な内容等について、ご提案がありました。
 まず第1点目の審査日程等についてでありますが、議長からありましたとおり、審査日程につきましては、9月4日、7日、8日の3日間とし、4日、7日の2日間を各常任委員会所管の審査、8日を総括審査とし、各常任委員会所管の審査順序は、1日目は、最初に教育福祉委員会所管を行い、終了後、執行部を入れ替え、市民経済委員会所管の審査を行い、2日目は、最初に、総務企画委員会所管を行い、終了後、執行部を入れ替えて、都市建設委員会所管の審査を行い、3日目は、総括審査を行い、質疑終了後、討論、採決を行い、審査結果については、9月14日の最終日に、決算特別委員長より報告を行い、報告に対する質疑、討論、採決を行うということでご異議ございませんか。
 
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に、第2点目の説明員の出席でありますが、予算特別委員会と同様に、各常任委員会所管の審査につきましては、副市長並びに課長級以上の職員の出席とし、総括審査につきましては、市長ほか本会議出席者とすることでご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に、第3点目の決算特別委員会の正副委員長でありますが、総務企画委員会の正副委員長が就任するということで、ご異議ございませんか。
 
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に、第4点目の決算特別委員会における質問の通告についてでありますが、議事進行上、あらかじめ質問予定者を把握するため、質問される議員の方は、必ず当日の開会前までに事務局にお知らせをいただき、なお、通告がない場合でも審査途中で質問ができるものとすることでご異議ございませんか。
 
 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に、第5点目の委員会における委員の質問でありますが、先の予算委員会においても一部重複質問が見受けられましたので、議事進行上からも重複質問は、極力避けていただくということでご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に、本日までに受理いたしました新規の請願・陳情の取り扱いについてを議題といたします。
事務局より説明を求めます。

事務局次長)本日までに受理をしております請願が1件、陳情が1件ございます。
 まず1件目の「介護保険に関する請願」でございますが、お配りしてある資料の3ページにありますように本請願は、6月15日付で提出され、同日付で受理をしております。紹介議員は、小松美代子議員で、提出者は、水戸市城南3−×−×× 茨城県社会保障推進協議会 代表委員 ○○○○様でございます。
 内容でございますが、2009年4月に介護保険改定が実施された。これまで2005年10月の改定では,施設入所の利用者に対し食費・居住費の負担が課せられ,2006年度の改定では「新予防給付」が設けられ,要介護認定は6段階から7段階に変更され,軽度認定の抑制,福祉用具の貸しはがしなど介護サービスの抑制が図られた。一方営利企業の参入により悪質な不正請求などの問題が噴出し,さらに賃金・労働条件の厳しさなどで,介護労働者の20%を超える人が離職するなど介護の現場は厳しさを増している。    
 また,2009年度の改定で,3%の報酬引き上げが図られたものの,労働条件の解決までには届かず「新しい認定制度」など依然として問題は山積みである。よって、介護保険制度が誰もが安心して利用でき,安心して働ける職場づくりになるよう政府関係機関に対し意見書を提出してほしいというような主旨でございます。
 介護保険に関する意見書提出を求める請願でございますので、付託先は、教育福祉委員会になるものと思われます。なお、取り扱いでございますが、明日の最終日の本会議において、教育福祉委員会に付託され、閉会中の継続審査の取り扱いになるものと思われます。
 次に、2件目の「有明中学校耐震補強工事に関する陳情」でございますが、資料の3−1ページにありますように本件は、5月25日付で提出され、同日付で受理をしております。提出者は、石岡市中戸××× 有明中学校PTA会長 ○○○○様でございます。
 内容でございますが、有明中学校は震度6強の大規模地震で倒壊の危険性が高いと発表された。これに対して教育委員会は有明中学校の耐震補強工事は不可能との判断で,仮校舎として旧八郷高校の一部に移転することを一方的に強要しようとしている。5月21日に開催したPTA臨時総会において,今まで通り同じ教室での授業,部活動を有明中学校で送らせてやりたいという希望が多く,補強工事を要請することとなった。
 そこで,従来のブレース工法で施工してもコンクリート強度が弱く,補強が難しいため,包帯工法という生存空間を確保する補強工事を見つけた。
 この工法により子ども達が安心して授業を受けられるよう,一刻も早く耐震補強工事の着工を求めたいというような趣旨でございます。学校施設の整備に関することでございますので、付託先は、教育福祉委員会になるものと思われます。なお、取り扱いでございますが、明日最終日の本会議において、教育福祉委員会に付託され、閉会中の継続審査の取り扱いとなるものと思われます。

塚谷委員長)以上で、説明は終わりました。ただ今の説明について、ご質問等はございませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)発言なしと認めます。それでは、ただ今事務局から説明のありましたとおり、新規の請願及び陳情につきましては、教育福祉委員会に付託いたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。次に、議長から発言を求められておりますので、これを許します。

久保田議長)意見書の提出についてであります。5月27日に開催されました全国市議会議長会の定期総会において,「北朝鮮の核実験に抗議する緊急決議」が採択され,これを受けて5月29日に茨城県市議会議長会会長から県内各市議会においても,その趣旨を尊重し,意見書の提出等特段の措置を講じられるよう要請がありました。私といたしましては、お手元に配付いたしました意見書案を委員の皆様にご審議をいただき、その結果をもって対応をいたしたいと思いますので、よろしくご検討のほどお願いいたします。以上です。

塚谷委員長)ただ今、議長から意見書案提出について、委員の皆様のご意見をいただきたいという旨の発言がありましたので、ご意見をいただきたいと思います。

関委員)ちょっと聞き漏らしたんですが,議長会かなんかで…

久保田議長)全国市議会議長会が緊急措置として,県議長会のほうからも,そういう要請がありましたものですから,こういった意見書を提出してはどうかということで,議会運営委員会の委員の皆様にお諮りする次第でございます。

山口委員)これはいいとは思うんですが,我々は今日初めて来たんで,会派に持ち帰って
決めたい。

徳増委員)なんで意見書だけのことなのに,会派に持ち帰らなければいけないんですか。
ある程度責任を任されてここに出てきていると思うんです。ですから内容を考えてここで決められないものなのかどうか,私は非常に不思議に思います。私はこれは出すべきだと思います。

関委員)規則的にはそうなるんでしょうけども,私はこの種の新しい問題というのはただちに各議運の委員の方々に,それぞれに責任があってそこで多数決で決めるということについては,法的には問題がないんだろうと思うんですが,こういう新しい問題が出たときに時間的余裕があるならば,持ち帰りにしてその結果で判断してもよろしいのではないかというふうに私は感じます。

久保田議長)皆さんのご意見を伺ったうえで,申し上げるんですが,北朝鮮のほうで国内的な問題,これははたして地方議会がこういったことをその声を上げるというのはいかがなもんかという部分もご指摘あると思いますが,今まさに北朝鮮の内部においていろいろな問題がうわさされておるわけですね。そういった中でまた核実験を予定していると
いうようなことをニュース等で皆さんもご承知かと思うんですね。これは極めて危険な状況にあるということは間違いのないことでありまして,国連等におきましても全面的な輸出禁止また,日本においてもそういった全面輸出禁止というようなことで方向性が決まっているわけですね。国会では全会一致でそういった北朝鮮に対する制裁ということが決まっているわけでございまして,そういった中でのこういった意見書でありますから,できるならば,早い時期にですね,こういった意見書を衆議院議長,参議院議長,内閣総理大臣のほうに意見書として提出をし,地方議会においてもこういった流れであるということを明確に示していただければなあと,そういうような感じを持っている次第です。

関委員)私タイミングとしては確かに今会期中に意見書を出さなければ次は9月になるので,今回決めても私は賛成なんですよ。よろしいのかなというふうに思います。

塚谷委員長)暫時休憩します。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。ただ今久保田議長より提案のありました北朝鮮の核実験に抗議する意見書については、意見書案のとおり、今期定例会に議会運営委員会として提案することでよろしいですか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。北朝鮮の核実験に抗議する意見書については、意見書案のとおり、今期定例会に議会運営委員会として提案いたしたいと思います。次に当委員会として,閉会中も委員会活動を行うために、お手元にご配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申出を行いたいと思います。
これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。次に、その他で、事務局から発言を求められておりますので、これを許します。

事務局次長)第3回定例会の前に開催いたします議会運営委員会の開催日についてでございますが、第3回定例会につきましては、8月18日が告示ということでございますので、通常、その1週間前の8月11日が議会運営委員会になるわけでございますが、その週はお盆と重なってしまいますので、8月7日を議会運営委員会の開催日といたしたいと思います。なお、当市議会では、その定例会において審査する請願・陳情は、議会運営委員会の前日までに提出されたものをその会期中に審査するということになっております。
このことから、請願・陳情の提出については、議会運営委員会前日の8月6日の午後5時30分までに提出いただくということで、市報、議会広報紙及びホームページ等で広報をしてまいりたいと思います。
塚谷委員長)ただ今、議会運営委員会の開催日について説明がありましたが、この件については、説明のとおりといたしたいと思います。これに、ご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。次に,その他としまして事務局から発言を求められておりますので,これを許します。

議事法制課長)定例会における質問通告に関する扱いについて,提案させていただきたいと思います。お手元の資料6ページをご覧ください。誠に申し訳ございませんが,資料の訂正がございます。上から4行目12番の網掛けとございますが,11番に訂正をお願いしたいと思います。それでは,説明をさせていただきます。
 石岡市議会会議規則第59条に一般質問に関する規定がございまして,これに関する運用・先例として,項目1から8までをこれまでの議会運営委員会において決定していただいてきたところであります。
 このたび,これらに加え質問通告のより具体的なとり扱いについて,項目9から11について提案をさせていただくものです。
追加提案させていただく項目を読み上げさせていただきます。
9 受付は,定例会告示日の翌日午前8時30分からとする。
10 通告期間初日の午前8時30分に,議会事務局に通告者が複数人来たときは,くじとする。議会事務局到着順にくじを引く順番を決めるくじを引く。次に引いたくじの番号に従い質問通告の順番を決めるくじを引き,通告の順番を決定する。
11 議会事務局に通告者が通告した時刻と同じ時刻にFAXによる通告があった場合には,議会事務局に来た通告者を優先とする。
以上でございます。

塚谷委員長)ただ今,事務局から定例会における質問通告についての提案がありました。これにつきましてご意見はございますか。

関委員)これは前はどうだったんですか。

議事法制課長)9番目の受付は,定例会告示日の翌日午前8時30分からとする。こちらについては,在任特例期間中の申し合わせ事項としてございまして,それを運用していたのですが,明確に示してございませんでしたので,今回提案させていただいたものです。

塚谷委員長)そのほかご意見ございますか。

徳増委員)4番なんですけれども一般質問の通告は,質問項目別とする。そこまでは分かるんですね。その要旨は,できるだけ詳しく書かなければならない。どこまで詳しく書いたらいいのか。詳しく書いてもなおかつ執行部から質問があるのと。それからすごく不思議なのは,ここの中でも出てるんですけども議会改革という言葉が飛んでいながら一般質問のときに2回目3回目まで原稿が出来上がっているという議員側がおかしいんですよ。議員側がもう少し直さなければいけない。議会改革なんてとんでもないですよ。口で言うのは簡単ですけど,やってることがなんで2回目3回目まで質問が書いてあるのか,それは傍聴が来てたって傍聴者は面白くないでしょう。あんな議会って言われたってしょうがないんですよ。考えられないですよ。どんな答が来るのか分からないのに,2回目も質問が書いてある。3回目も書いてある。もうすこし議会側が反省しましょうよ。

久保田議長)私も議長席に座ってましてね,2回目,3回目というのは,その第1回目に質問した質問に対する補足質問なんですよね。足りない部分を2回目,3回目で補うというのが,この質問の1回2回3回という回数を採用したわけです。聞いておりますと1回目の質問は質問として答弁をもらって,また2回目は2回目の質問をして,また答弁をもらうというような補足質問になっていないんですね。これは多々見られます。これは避けていただきたいなと思っております。どうも補足になっていないんですね。例えば執行部側には反問権がないんでね,どうしても議員側が言いぱなしで,それで終わってしまう傾向はあるんですが,しかし,一般質問という性格を十分理解していただいてですね,そのへんのところを取り入れていただければ,ありがたいなと私は感じておりました。たまたま徳増委員のほうからそういう指摘がありましたので,私なりの意見を述べさせていただきます。

前島委員)今徳増委員と久保田議長から話があったんですが,今議員側からの質問の話が出ていましたけれども,質問者が1回目の質問で納得いくような答弁が返ってくればストーリーどおりいくんですが,質問者の内容によって答弁者が代わってきますと2回目は1回目の質問に輪をかけて,1回目の答弁に対しての質問が出てくる場合もあるわけですよね。なるべく避けるという意味で,それはそれでいいんですけども,逆に私は聞いてましてね,執行部があまり同じ答弁しかしない。あるいは質問通告を出しているのにもかかわらず,答弁がいつも聞いていると質問者の質問をぜんぜん聞いていなくても,答弁している執行部の方も多々見られるわけですよ。それから今回の議会でも議長から何回も注意されたし,前回もそうだったんですが,通告を出しているにもかかわらず,答弁に時間がかかる。そのへんも質問する側それから答弁する側両方で改革していかないと,質問する方ばっかり条件をつけたとしても,なかなか改善されないんじゃないかなということも感じてたんですが,議会のほうから執行部に対してもそういった改善をしてほしいというような申し合わせ事項を執行部に対しても,協議する必要があるのではないかと常々思ってたんですが,そのへんは皆さんの意見はどうでしょうかね。

久保田議長)今,前島委員が言っておられることは最もな話しで,私が申し上げているのは,1回目の質問趣旨からぜんぜん違う,2回目の質問3回目の質問その答弁に対して,私の考えとあなたの答弁は違うのではないかと,そういうような内容の2回目の同じような質問は,私は重複質問とは見ていないです。ただ,1回目の質問,例えば道路についてお伺いします。この道路は何メートルですか。今度は別なところで別な道路の話しが出てきたりというように,内容が変わっている傾向が多々見られたものですから,そういうことは一般質問の趣旨からはずれるので,それだけは止めていただきたいなあと聞きながら感じていました。ですから1回目の質問の趣旨からそれてない質問は,私は補足質問だろうと思っています。ただ,1回目の答弁に対して何ら関係のない質問を,2回目に持ち出すというのは,一般質問の趣旨から違ってきている。それが時間を食わせる原因なのかなあという感じもしたもんですから。前島さんの言われている2回目3回目という考え方というのは当然だと思います。執行部のほうに,例えば前回に質問をされて別な議員さんから同じような質問,関連の中で聞かれた場合には,議会としては「前回とか過般誰々議員にご答弁を申し上げましたとおりでございます。」ということは,言っていただいて結構ですということは申し入れてあります。ただ,執行部にすればですね,議員さんに対してちょっと失礼かなあというようなことで同じような説明,同じような答弁が繰り返されるという傾向は見られますので,その部分についてはもう一度執行部のほうに同じような答の場合には「前回誰々議員にとか前回答弁しましたとおりであります。」というようなことでいいですよと運営委員会のほうでそういう了解が得られれば,そういう申し入れを執行部のほうにしたいと思っております。

山口委員)今の話を聞いていましてね,私も質問を聞いていて1回目2回目3回目まで原稿ができている人を見てます。答弁が返ってきた中で納得いくんであれば,それでわかりましたということでいいんですが,全然違ったことに対して次の答弁ができているのはおかしいと思うんです。今まで私質問を原稿なしでやってました。箇条書きで書いてやってみると全然自分が言ったことに対しての答弁が返ってこないんですよね。しつこくやっていくといつになっても引き出そうと思っていると,時間1時間かかってしまうんです。今回私は1回目の質問に対してある程度納得する答弁がくればそれはそれでいいと。2回目はこの問題を出して2回目をやって,3回目の問題はどっちにしても2回きりで大体同じような答弁だから,私は要望にして29分で終わりました。そういう方法もあるんですよ。原稿というのは,1回目2回目3回目ある程度箇条書きのこういう質問をしなければならないということを置いておかないと,1回質問したことをまだ行ったり来たりしてしまうので,原稿を1回目2回目3回目まで書くのはおかしいのではなくて,内容的なことをやっぱり考えて質問するほうは質問するべきだと思う。納得いかないときは最後に要望で終わるほかない。そんなに時間はかからない。

徳増委員)私が言ったのは,3回目まで原稿が書かれているというのは,ここの中でも議会改革という言葉が何回か飛んでんですよ。まずそこから変えないと1回目の質問はこっちからこと細かに出しているから原稿はわかります。だけれどもできレースじゃない,傍聴者からすればね。原稿の読み合いっていうのは。それで委員として言った方は出ていらっしゃらないんですが,議会改革と強く言った方が。だけれども,まずそういうことから変えなければ,魅力ある議会にはならないと思うのね。そんなのは議会のいろはのいだと思うんですよ。それができて初めて次に進めるんであってね,議会改革とまでいかないですよ。まず,議会側がそういうことをきちんとするということ,それが必要じゃないかなと,それから私の会派から言われたんですけれども,私ども質問は重複していたんですけれども,重複しているのは次にやる人は避けてほしいということを強く言われました。ただ,立場によってよく角度を変えて質問をいたしますという言葉が今まで何回か出ていたんですけれども,なかなか議長の方から上でお聞きになってて,これは項目は同じだけれども,全く同じではないなと思ってたぶん質問を許されたと思いますけれども,重複質問は避けてほしいということを議運で言ってくれという意見が出てます。これは私とも重なっていたんですね。その人は,委員長とも重なってたんですよ。だからそういうのを,どのへんで重複質問と一字一句が同じではないしね。それは私は議長に委ねるしかないと思うんですけどもね。

久保田議長)それを重複質問だということになると,事務局が非常に苦労します。事前にチェックを誰がするんだと。私はあえてその部分については何も言いませんでした。ですから,そこまでやるのはどうなのかなあと。これは大変な作業になってきます。それと同じ項目の質問であっても若干少しずつニュアンスが違っているんですね。ですからそのニュアンスの違いというのは聞いてる方も分かると思うんですよ。それと質問の角度も若干違うんですね,それを重複質問だというと判定は議長にはできません。また,事務局でもその部分は非常に厳しいと思いますので,私も議長2年やってましたが,そういう部分ではそこまでは議員を縛る必要はないんじゃないかと私は思います。

徳増委員)一応会派代表で出ているものですから,同じ会派から言われましたので,大変言いにくいですが,私も項目としては重なってたものですから,皆さんのご意見をお聞きしたいなと思って一応提案という形で報告させていただきました。

山口委員)徳増委員の会派の方々は,すばらしい方がそろっていると思うんですが,議員というのは質問は自由であります。我々も1年生議員2年生議員としてやってきました。今までの流れを箇条書きで書いておけば原稿なしで今までやってます。でも,一番大事なことをこういうことをなんとしても今日は言わなければならないときには,菱沼議員さんなんかはいくつもやってますから,1回2回3回と原稿を作っておかなければできないと思うんですよ。誰々さんの質問はどうのこうのという個人攻撃みたいな形,議員のことを批判するような形になったんではまずいんで,やっぱり議員の質問は自由です。1年生議員で分かんない人の場合123と書いておく場合もあります。これはだんだん慣れてきますから。最初1番2番3番と作ったことがありますけれども,1年生の場合にはそれは無理なんですよ。ですから1回目の質問,2回目の質問,3回目の質問ある程度こういうことをしたいという人は書いておいたほうがいいと思うんですよね。

関議員)1年生議員として申し上げます。私は奇異に思いました。2回目の質問が原稿を読まれる方が多々おられたということについて,私自身は大変奇異に感じたのが事実です。私は答に応じて質問をしてきたつもりです。ただ,一つだけあるのは答がこうあったときには,こういう2回目の質問,こうあったときには,こういう2回目の質問という想定の中で原稿を書かれる分には私は一向に構わない。1年生議員でありますが,おかしいと感じました。もう一点あるのは,いつか言われたんではないかと思うんですが,重複質問ともう一つは委員になっている常任委員の関連の質問は避けてください,ということが前議運で話しになったんではないかと思うんですが,これがまったく守られていないというのが現実なんです。やはりここで議論されたことは,各会派に帰って徹底していただけなければ重複質問もなくならない。だからここに出てこられる方々は,それぞれ会派の代表なんですから会派にそれを徹底していただくということをしっかりとやってほしいなというふうに,私1年生議員としてそう感じましたので申し上げます。

徳増委員)今の委員会の所管の質問ですけれども,自分がその委員会に一番興味があるので入っているのであって,その質問を一般質問の中ですべてさせないというのは私は反対です。一般質問なんですからね,市政一般だからやってもいいと思ってます。私は毎回やってます。それには反対です。これからもずっとやるつもりでおります。

塚谷委員長)暫時休憩します。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開をいたします。それでは,定例会における質問通告に関しては,事務局提案のとおり議会運営委員会の決定事項として3項目を追加することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。その他、何かございませんか。

関委員)明日の日程なんですが,これは議長の専決事項なのかなと感じもするんですが,常任委員の改選等がありまして,それがある程度どういう手順でやっていきますよということが流れとして言っていただけると大変助かるなという感じがしております。

事務局次長)明日の最終日でございますけども,日程的には議案の採決がございます。それから意見書,それから請願等の採択がございます。それから閉会中の継続調査並びに継続審査の申出がございます。一連の日程をこなした後,最後に常任委員会の選任ということで各議員さんから希望の常任委員会が提出されておりますので,その割り振りにしたがって各常任委員会ごとに集まっていただきまして,その中で抽選が必要なら委員会については抽選を行います。そして本会議を開催しまして議長の方から常任委員会の委員の指名を行います。その後,休憩を取りまして各常任委員会ごとに集まっていただきまして,正副委員長の互選を行います。その後,本会議を開催しまして各常任委員会の正副委員長の互選の結果を報告いたします。その後,また休憩を取りまして議会運営委員会の委員の選任を行いまして,本会議で議長の方から委員の指名が行われます。その後,休憩を取りまして議会運営委員会を開催しまして,その中で正副委員長の互選がございます。また,本会議を開催しまして,正副委員長の互選の結果報告をするというような予定で進める予定でございます。

塚谷委員長)その他,何かございませんか。ないようですので、以上で議会運営委員会を閉会いたします。なお、ただ今決定したことにつきましては、各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いをいたします。




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