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平成24年度 環境経済委員会

 第2回委員会 (5月22日)
出席委員 鈴木行雄委員長,島田久雄副委員長,鈴木米造委員,磯部延久委員,塚谷重市委員,玉造由美委員
市執行部 【生活環境部】
部長 佐藤敏明,次長兼広域環境行政担当 岡野光弘,生活環境課長 鈴木 勉
【経済部】
部長 市村 明,次長兼農政課長 前沢洋一
議会事務局 庶務議事課係長(関 努)


鈴木(行)委員長)ただ今から,環境経済委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。
 はじめに「降ひょう被害について」を議題といたします。去る5月6日の降ひょうによりまして,本市におきましても,特に農作物・農業施設等に多大な被害がございました。そこで,執行部から,これら被害の状況と,今後の対応について,報告を求めます。

経済部次長兼農政課長)農政課から5月6日に発生しました降ひょう被害の状況につきまして,ご報告を申し上げます。
 お手元にお配りいたしました3枚綴りの被害状況の資料に基づきましてご説明をいたします。まず,2枚目の地図をご覧いただきたいと思います。
 図面でお示ししておりますとおり,5月6日,連休の最終日の12時45分から13時15分にかけまして,筑波山のふもと,小幡・葦穂地区から園部地区にかけまして大粒のひょうが降りました。同じ時刻に,筑波山の反対側つくば市北条地区では竜巻が発生していた訳でございますが,ひょうの大きさは,小幡地区付近ではゴルフボールの大きさ,園部地区にあってはテニスボール大でありまして,コンペイトウのような形であったということでございます。図面でお示ししておりますように,竜巻の突風と同じように,川のようなラインでひょうが降ったということでございます。
 続いて,3枚目の被害現地調査の写真をご覧いただきたいと思います。右側にハウスの被害写真を3枚縦に並べておりますが,このひょうによりまして,破れることはないとしていた厚さ4ミリのガラスハウスや強化フィルムのハウスが破れ,また,ブドウの雨除やイチゴ,水稲育苗ハウスなどに大きな被害が発生いたしました。同時に,左側の写真にありますように,カキやナシなどは,新芽や出始めた実が傷められ,今後の生育が心配されるところでございます。
 左側の一番下の写真は,ナシの防災網に溜まったひょうでございます。ナシにつきましては,銘柄産地の維持・育成を図るため,昨年の12月の補正で多目的防災網設置の補助を行ったことによりまして,防災網の設置が進みまして大きな被害を免れております。
 農政課では,降ひょうの後すぐに担当職員を招集しまして,農業改良普及センター及びJA職員と共同で被害調査,情報収集にあたったわけでございます。翌日の7日も早朝から調査を行いまして,被害調査結果をまとめ県に報告したものでございます。
 その結果が,1枚目の「5月6日の降ひょう・突風による農作物・施設の市町村別被害状況(速報)」でございまして,石岡市は農作物被害で8,148万9,000円,農業用施設被害が39件1億813万9,000円,被害総額1億8,962万8,000円となってございます。
 この数値につきましては,5月9日現在の第1報の集計でございまして,現在,被害調査を継続しておりますので,その件数,被害額はさらに増えるものと考えてございます。
 5月6日の1時ころには八郷地区でしたが,3時ころから15分くらいですが,石岡地区においても小粒ですけれども,ひょうが降ってございます。石岡市の下に他市の状況も記載されておりますが,石岡地区と同様のひょう被害ということでは笠間市の旧岩間,旧友部町でも大粒のひょうが降り,やはり施設を中心とした被害が発生してございます。
 この被害を受けまして,市としましては,16日に議長,副議長にもご同行いただきましたが,市長から茨城県知事に対しまして,復旧に対する支援要望を行ってございます。復旧支援といたしましては,現在,JAにおける系統災害資金の融資,又は県の農林漁業災害対策特別措置条例に基づく各種助成などの検討が各機関においてなされておりますが,市としましては,その制度につきまして,その決定を待って支援制度の具体策をとってまいりたいというふうに考えているところでございます。
 当面,ハウスで破損したガラスの収集,廃棄に対する支援を行っていくということにしておりますとともに,破れたビニールの処理につきまして,通年行っております廃プラ回収事業の,農家の自己負担額相当の補助を行うということで,6月定例会に,かかる経費の補正予算を計上させていただきたいと考えているところでございます。
 降ひょう被害の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
   
鈴木(行)委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。何かございませんか。

鈴木(米)委員)この地図で見ますと,私もちょうど家にいたんですが,やっぱり大きなひょうが落ちて,家の駐車場に置いた車はほとんど10か所くらいずつ引っこんでいると。保険会社では1台残らず調べて,保険をかけている人に対しましては直しますということで来たんですが。瓦会もぶどう家さんとか,そこらは酷いんですよね。ビニールが抜けたとか。新しいビニールはだいたい抜けないらしいんだが,古いのはみんな抜かれちゃったようだね。昨日も瓦会のぶどう家に行ったら,いろいろな集まりがあったようですが,そのときにいろいろ,市ではどう考えているのかとか,これに対してはどうなんだという話が私のところに来たので,私もそういうことはまだわからないからね,そのうち市でも,執行部でも考えているのではないかということだけは話したんです。以上でございます。

島田副委員長)やはり施設が大分破損しているというようなことを,今,お聞きしたんですが,その修復には結構大きな経費がかかると思うんですが,たぶん農協等が緊急融資のような形で行うと思うんですが,その利子について,よく行政が利子補給という形でもって,お手伝いをしているということが今まであったんですが,その点は,今回,市としてはどういうふうに考えているのかお聞きしたいと思います。

経済部次長兼農政課長)今回のひょう被害,かつてない大粒のひょうが降ったということでございますが,19年にもひょう被害が発生してございます。今回の場合は施設まで含めてということで,状況が違うということで,この間の知事要望で,知事もそういった理解をしているというような感触を得てきたところでございます。そういう中で,こういった自然災害の被害に対する支援ということで考えますと,まずは農業共済制度での補償が第一であろうと。2番目には,今,副委員長がおっしゃったようにあらゆる制度資金の融資に対する利子補給等が出てくると考えられます。さらに国,県,市で考える独自の支援制度。こういったものを考えていくという3段階での支援を考えていく必要があるだろうと考えてございます。その中で,まず融資につきましては,いち早くJA系統,JA県中央会では系統災害資金を制度運用しますということが新聞報道になりましたけれども,これに対して通常ですと利子に対して県が2分の1,市が2分の1というという形で無利子化をするわけですが,いかんせんまだ県で,その利子補給をするという態度決定にはなってございませんので,市としてもその状況を確認している最中でございます。もう1つの問題は,その制度資金,系統資金,JAでも県でもそういう資金制度がございますが,貸付限度額が500万円から600万円という制度でございます。ですから今回の場合ですと,全部それでは復旧できないということの悩みが農家から出ているようでございます。そういうことで,JAやさとさんについては,まだ未確認の情報ですが,独自の融資も考えなければいけないのかなということが,今,検討されているようでございます。ですから,市といたしましては,そのような制度資金,また,JAさんの融資等の制度,利子決定も含めて運用されるということになれば,それなりの利子補給の制度を考えていかなければならないかな,ということで考えてございますが,今から貸し付けたとしても,その利子補給が発生するのが年度末と,下半期の精算となりますので,早くても9月とか12月の補正で,そういう制度が動き始めてから考えていくということになろうかというふうに考えてございます。以上でございます。

島田副委員長)ガラスのハウスが破損したなんていうのは,我々聞いたこともなかったわけなんで,出来るだけの補正をお願いしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
   
鈴木(行)委員長)ほかにございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
鈴木(行)委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 次に「東日本大震災で破損した瓦の受け入れについて」を議題といたします。本件について執行部からの説明を求めます。

生活環境課長)3月の第1回定例会の常任委員会におきまして,東日本大震災で破損した瓦の受入延長に関する陳情につきまして,委員会として延長すべきとのご意見をいただきました。このため,近隣市において災害廃棄物受入状況を調査いたしました。調査の結果につきましては,お手元にお配りいたしました資料の1ページから3ページまでが調査した結果となってございます。受入れを行っている市は土浦市,かすみがうら市,ほか4市でございます。受入れの期間及び受入れの区分につきましては,ご覧いただいたとおりでございます。また,受入れの再開を検討している市が小美玉市でございます。なお,受け入れをしている市と受け入れしていない市を地図上に落としたものが4ページでございます。これまで本市における受入れ状況等についてご説明いたします。資料の5ページとなります。昨年5月から本年4月までの受入件数でございますが,延件数にいたしまして838件の受け入れを行いました。実件数といたしましては562件の受入れとなってございます。また,1月から4月までの瓦廃棄に関わる罹災証明の発行件数につきましては,130件が罹災証明を発行してございます。1か月あたりにしますと,約32件の発行状況となってございます。それから実際にこれまで瓦を12か月処理したわけでございますけども,昨年の5月から11月末まで7か月までの集積分を12月に仮置き場から処理委託をお願いいたしました笠間市にございます中間処理業者に運搬した量といたしましては,約1,330トンを運搬してございます。10トンダンプにいたしますと,約300台の量を運び出してございます。以上が受け入れをしている近隣市町村の状況と,本市がこれまでに受け入れをした状況でございます。今後,どうするかということについてでございますけども,被災された方々の当面の緊急対応の状態というのは,もう脱したものと判断いたし,仮置き場につきましては5月30日をもって終了させていただきたいと存じます。しかし,まだまだ修理を待っている方や,経済的な理由により修理が済んでいない方などが,まだいらっしゃいますので,助成措置等について検討してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

鈴木(行)委員長)以上で報告は終わりました。次に,ただ今の説明につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

磯部委員)5月30日で終了ということで,ただ今説明がありまして,個別の処分となる助成制度ということで検討をしているという状況でございますが,5月30日と間もなく来ますね。そうすると,検討の素案的なものは出来ているんですか。いわゆるたたき台というか,どういう対応の検討をされるのか。

生活環境課長)ただ今,素案的なものということでのご質問がございましたけども,これまで小見の瓦置き場に集めたものを,市で処分をして,市が処理費用を負担しておりました。今回,個別対応ということになった場合も同様に,個人から出た瓦の処理費用については,市が負担するというようなことで検討してまいりたいと思っております。

磯部委員)すると,出たものはどこに持って行くんですか。今までは置き場があるけど,そこは継続するんですか,それとも。どういう対応なんですか。それをちょっと,内容が見えないんだけど。

生活環境課長)持って行く場所ということでございますけども,これまで仮置き場として小見を設けておりました。それで今度,小見の置き場がなくなったという場合に,災害で生じた廃棄物につきましては,一般廃棄物という扱いになります。一般廃棄物の処理を行う場合には石岡市内に一般廃棄物を処理する施設的なものがございません。そのために石岡市外の中間処理業者と委託契約を結んでそこに運び入れていただくというようなことで対応してもらいたいと考えております。

磯部委員)すると,各自がそこまで持ち込むという理解でよろしいんですか。

生活環境課長)はい,その対応となります。

塚谷委員)個別の助成措置ということで,今,話があったんですけども,例えばこれ個人では車もないし,持っていく方法がないと。では,請け負った瓦屋さん,職人さんだね,職人さんがそれを請け負って,その費用をいただいてそういうことをやるような形になると思うんだけども,そういう部分についてはどういう対応になるのか。

生活環境課長)瓦屋さんが,先ほど申しました中間処理業者に持って行った場合ですけども,その場合は当然,罹災証明を持って行っていただいて,その瓦が石岡市のどこの家から出たものということがわかるような形で委託業者に控えを取っておいていただきまして,それを市がいただくと。その量に応じて石岡市がその処理料金を委託業者にお支払いするというようなことで考えております。

磯部委員)すると,それは処理費用を助成する,それとも搬入するそういうすべての経費を助成するわけですか。その辺がちょっと見えないんですけども。

生活環境課長)助成としましては,まず1つは処理費用,それから運搬費の一部を負担するということで検討してまいりたいと思っております。

磯部委員)すると,その運搬費用の一部というのが曲者だな,一部というのが。それで自分が主体で持ち込んだときと,業者に持って行っていただいたときでは自ずと違ってきますね,試算の方法が。冒頭聞いたのは,たたき台,素案としてはその辺がどうなっているかということをお聞きしたんですよね。ですから一部というのはどういう解釈なのか,実費というならわかるけど,その辺は,まだかなりありますよね,これを見ると。これから900件でしょう。その辺は一定の,というのは額の大小ではなくて,一定のきちんとしたルールを作っておかないと,やっぱり人によって不満が出てはまずいというような思いがするものですからね,お聞きして,決してこうきちんとしなさいという意味ではなくてね,その辺はやっぱり明確に説明を出来る対応を作っておいていただきたいと思っております。以上です。

塚谷委員)それ以前に緊急状態は脱したという判断をして,こういう形でやると。これ,今までやっていた形を続行したとして,何か支障があるの,これ。そのままである程度の期間,早い話,秋頃まで延長するということに関して,何か支障があるのか。

生活環境部長)私から補足説明をさせていただきます。今回の検討にあたりまして,まず,今ご質問いただいた件でございますが,期間を延長しますと立会といいますか,瓦組合に門番といいますか,委託をしておりますので,その経費が余計に発生するという現実的な問題がございます。月50万円でございます。総合的に判断しまして,他市の状況を見ますと,海岸部はまだ継続しております,被害の大きいところ。そのほかを見ますと,小美玉市は6月定例会で再び開設に伴う費用を計上するかどうか検討中でございますけども,そのほかを見ますと,近隣市町村は止めております。そういう状況で私どもなりに状況を聞きますと,残りは900件くらいあるそうです,市内で,業者さんから聞き取った数字で。ただ,順番待ち,それから経済的にちょっと今すぐお金を出せないという方が残っていらっしゃいますので,今の状態でずっと継続することがどうなんだろうと。そのことから直接,個人の方に報いる方法があるだろうということが,今日の課長の答弁の趣旨でございます。なお,現在は個人個人にお支払いする予算措置はとってございませんので,これは今後,9月議会に向けて具体的な検討に入るわけでございます。その際の考え方として,議決をいただいた以降は課長が申し上げた個人,ないしは業者が持ち込んだ場合には契約をして,直接,中間処理業者に処理費を払うということで,まず処理費用は個人的な負担がなくなるであろうと。それから運搬費でございますが,現在は小見まで持って行っていただいているので,まるっきり運搬費用をみてしまうと不公平が生じるかなという思いから,一部運搬費の助成という内容でございます。これは,今後検討をさせていただきたいと存じます。なお,6月から9月の議会終了まで,議決をいただくまで,待っていられないで工事をされてしまう方がいらっしゃると思います。その方々に関しては,10月以降の直接払いとは,また違った支援の仕方を検討しようということで準備をしております。本日,様々にご指摘をいただいた内容も踏まえまして,具体的に,例の無い内容でございますので,時間をいただきまして,検討をさせていただきたいと存じます。どうぞご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

鈴木(行)委員長)ほかにございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    
鈴木(行)委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。
 次に「その他」でございますが,何かご発言等がございましたら,挙手によりこれを許します。ご発言はございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木(行)委員長)それでは,執行部の皆さまにおかれましては,大変ご苦労さまでございました。ここでご退席願いたいと思います。
 暫時休憩いたします。

   −執行部退席−
 
鈴木(行)委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 それでは,この際,当委員会の管外調査についてを議題といたします。
 当市における重要な課題といたしまして,「中心市街地活性化」,「グリーンツーリズムの推進」,「ごみの減量」といった案件がございます。これらの件につきまして,今後の当委員会の調査活動に資するため,委員派遣による管外調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
 
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(行)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。調査都市・調査案件・実施期間につきましては,お手元に配付いたしました委員派遣承認要求書の案に示すとおりとし,本案文をもって委員会条例第32条の規定に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんが。
 
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(行)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。この際,当該管外調査につきましては,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
鈴木(行)委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の環境経済委員会を閉会いたします。




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