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議会中継
  


平成27年度 教育福祉環境委員会

 第8回委員会 (11月13日)
出席委員 谷田川 泰委員長,池田正文副委員長,島田久雄委員,岡野孝男委員,櫻井信幸委員,玉造由美委員,新田 茜委員
市執行部 【保健福祉部】
部長(武熊俊夫),次長兼福祉事務所長(小林敏夫),こども福祉課長(大関浩二)
【教育委員会事務局】
教育長(櫻井信),教育部長(宮本秀男),次長(横田克明),教育総務課長(野口健市)

議会事務局 庶務議事課主任(大石美智子)


谷田川委員長)ただ今から,教育福祉環境委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配付いたしております協議案件書のとおりであります。次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。所管事務の調査といたしまして,第1第2保育所の今後についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。
 
こども福祉課長)こども福祉課から,石岡市立第1第2保育所につきまして,ご報告申し上げます。
 石岡市立第1第2保育所につきましては,前回9月の委員会におきまして,石岡市の今後の方針につきましてご報告させていただきました。その後の経過につきましてご報告いたします。
 9月27日日曜日午後5時から第1第2保育所におきまして,保護者説明会を開催いたしました。参加者につきましては,保護者全体の約6割の30名の参加でございました。説明会では,石岡市の今後の方針と対応について説明をいたしました。
 これらの説明に対しましての保護者の皆さまから主な質問,意見等につきましては,次のようでございます。1ここで継続して運営できないのか。2今いる児童だけでも卒園できないか。3転園の場合,下の子についても利用調整してもらえるのか。4来年度ここへ入れようと思っていた弟妹については,どのように考えているのか。などの意見がありました。
 その後,保護者会として意見や要望等を取りまとめ, 10月13日火曜日にこども福祉課への提出が行われました。10月23日金曜日には,市長に保護者会の代表者等11名が面会し,要望等の申し入れを行いました。こうしたことを受けまして,できる限り保護者の意見を取り入れることを念頭に要望等を精査いたしまして,今後,次のように対応をしていきたいと考えております。まず,現在,在籍している児童の弟妹等については,入所を受け付けてまいります。
 次に,市におきましては,待機児童を出さないという使命があることから,児童の保育需要を確保するための入所についても,受け入れてまいります。また,石岡市立第1第2保育所の保育需要の動向を見ながら,既存施設等の利活用につきましても検討することとし,その対応が決まるまでは、現状の利用を続けたいと考えております。 
 なお,市報等に掲載いたしました,平成28年度の石岡市立第1第2保育所について新規入園者の募集は行いません,という表現が直ちに廃園するという誤解を招き,保護者等を不安にさせてしまいました。皆様にご迷惑をかけましたことにお詫び申しあげます。以上ご報告申し上げます。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告につきまして,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。ご質問等ございませんか。

櫻井委員)既存というか現存している,今,使用禁止になっている建物について,現状どのようになっているのか。本当は見に行かなければいけないのですが。当時まだ議員を休んでいた時期だったものですから,現状が分からないんですけれども,使用ができないような状態かどうか,ちょっとお尋ねをしたいんですけれど。

こども福祉課長)第1保育所につきましては,現在,調理室の方はそのまま使用してございまして,第1保育所で調理した給食について石岡小学校の方へ運搬している,というようなことで使用してございます。第2保育所につきましては,使用はしておりませんで,有効活用という意味で,現在,庁舎建設に伴う書類等の保管ということで使用しているところでございます。以上でございます。

櫻井委員)当時の記憶ですと,石岡の保育所2つと,小幡公民館,休養村センターにある小幡公民館が,地震後数年間経過して,耐震がないということで使用禁止になりました。まず,その耐震性と免震性ということを,市役所の担当の方はお考えになっているのかどうか,ちょっと疑問なんですけれど,同じ壁の厚み,鉄筋棒の数も全部一緒のものであっても,免震力のある土地の上に立っている建物は,私はそれなりに持つのかなというふうに思っております。湿地帯の上を埋め立てた場所にあるのと違うんですけれども,そういう点で,はたして耐震性がないから使用禁止にしましょうという考えが,私には少し違う部分もあるのかなと思うんですね。一概に,全部検査したら壁の厚みがコア抜きやってこれだけだから,鉄筋がこれだけだからだめですよ,という話ではないと思うんですよね。少し臆病になっているのかなという感じも受けるんです。
 有明中学校が,以前私がまだ現職中でしたけれども,震度6弱で倒壊して生命の危機があると言われました。その時に,地元のPTAは包帯工法という工法でしのげるのではないかという話をやって,当時の教育福祉常任委員会は,埼玉かどこかの学校も見に行きまして,でもまだ時期尚早だという話もあってね,結局,2,000万円位でその強度補強できるものをやらないで,その後地震かあったんですけれども,なんら変わらない。ひび1つ入らない校舎があっという間に壊されちゃったんですね。
 ですから,耐震性ばっかりじゃなくて,免震性,岩盤の上と湿地帯の上に建っている建物ではまるっきり違うわけですから,その辺もこう考えたときに,まあ小幡の場合はね,公民館の場合は,そういう岩盤転石の塊の上に建物が建っていますので,私はあれを使用禁止にしているのはおかしいなと思うんですね。
 ところが,私は石岡のこの保育所,第1第2の保育所に関しては,地盤の点でよく理解できてないんです。ですからそういう点で,免震性ということを含めてやって考えた場合にも使用しては危険なのかどうか,どう判断をしているのか,ちょっとお尋ねをしたいと思います。

保健福祉部長)お答えいたします。議員さん質問の免震性の観点につきましては,そこまでの検討はしてございませんが,緊急避難となった経緯につきましては,第1保育所のIS値があまりにも低かった。IS値の最低が0.07,0.1未満であったということ,第2保育所におきましても,最低値が0.1,公共施設ということではなくて,学校関係の施設のIS値が0.7未満については補強なりの対策を施しなさいということがありまして,あまりにも低いIS値であったこと,乳幼児をお預かりしていること,その観点から,乳幼児については自力で避難できない方も大勢いらっしゃいますので,耐震性の確保された施設に避難というか,で預かるべきであるという結論でなってございます。
 それと,免震性ではないんですが,地盤につきましては,第1保育所につきましては,隣接地が土砂災害危険区域になってございます。この前の大雨の時,その危険区域の方が一部崩れたという状況もありますので,事務方といたしましては,第1保育所の方は,ちょっと時間的にも危険があるのかなと考えてます。
 第2保育所については,ご覧の通り急傾斜地もございませんので,あとは第2保育所については,耐震補強等ができるかできないか,これが今後の検討課題になってくると考えてございます。以上でございます。

櫻井委員)IS値がそういう状態であれば,免震性には優れているとは判断できないと思います,多分。ですから,そういう点は理解できました。ただその第2保育所の部分に関しては使用可能であるという場合であっても,私は,前回給食センターも民間委託をやりまして,あまりにも行政側が,民間委託すると安くあがるからとか色々とこうやっているんですけれども,基本的には役所側がね,これ公共のサービスとして提供する部分を,やっぱりある程度やっていくべきだなと思うんですよね。
 今後,体制的と言いますか,全国的に民間民間とやってますけれど,そういう部分も認めるとしても,やはり基本は役所側でそういうサービスを提供していくというのが,本来の姿ではないのかなと私は思うんです。
 この前も常任委員会で言いましたが,経済面だけで学校を統廃合したり,色々考えているんですけども,どうもお金だけの面で考えちゃっているなというところが残念だなと感じるんですけども。ですから,お金は扱い方ですから,税金は使い方ですからそういう点で無駄を省いて,できる限り公共の使命というものを考えていってもいいのかなと,部分では考えています。ですから,今回,この第1第2保育所に関してですけども,よくこの辺は慎重に考えられた方がいいと思います。
  あともう1点ですけども,公共施設をつくる場合,私は,こういう鉄筋コンクリートは寿命60年と言われてますけども,これの大きな欠点は部分補修が効かないんです。ですから,この地域の産業,林業等の,周りにこれだけの材料があるんですから,例えば保育所をつくろうとか施設をつくってみようという時に,やっぱり木造を組み入れた建物を考えるべきだなと思います。木造というのは100年でも200年でも使いようによってはもつんです。ですから長い目で見たらはるかにその方が安上がりだということです。先ほど言ったように,木造ですと部分補修が効くんですよ。柱を変えることも可能なんです。
 ですから,石岡市はこういう方針で行くんですよ,と言うようなひとつのね,他とみんな一緒のやり方でなくても,地域に合った特性に合ったやり方っていうのが私はあると思うんで,そういう点もよくお考えになっていただけたらなと思います。園児1人でだいたい敷地面積的には2坪くらいと聞いているんですけど,ですから今回,その第1第2保育所のお子さんが何人かというのは,ちょっと把握できない,将来どのくらいになっていくかというのも把握できないんですけども,そういう点で,しっかりした地盤のところに木造でそういうものをつくっていくというのも,石岡流で面白いのかなというふうに思います。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。
 
岡野委員)ちょっとさっきの説明で,ちょっとはっきりしないんですよ,その説明の中身がね。まず,ひとつ順にお聞きしますけど,待機児童の話が出ましたよね,現在待機児童はどういうふうになっているんですか,石岡市においては。

こども福祉課長)現在待機児童については,石岡市はございません。

岡野委員)広報で新規の入園はしないと,その後説明会が行われて,保護者説明会が行われて,それで今度は在籍している妹とか弟については認めますよと,あるいは,希望があれば認めますよと,その後,保育需要の動向を見ながらと,まあ説明しているわけですよ。
 この第1第2保育所を存続するのか,あるいは,少し様子を見て廃園に持っていくのか,その辺がはっきり市としてはどういうふうに考えているのかお尋ねいたします。

保健福祉部長)私のほうからお答えさせていただきます。まず,現在在籍している児童の兄弟を受け入れる方針としたこと。これにつきましては,私どもは想定してなかったんですが,保護者説明会の中で4月に弟を入れたい,妹を入れる予定でいた,という声が複数の方からございました。やはり,兄弟一緒の園に預けたいと言うご意見でございました。それにおきましては,市としまして受け入れないということになりますと,選択肢として転園せざるを得ない状況になりますので,年度末をもって廃園という方針はまだ出てませんので,転園,強制的な転園ということにならないように,受け付けざるを得ないということになります。
 次に,第1第2保育所の平成27年度の受け付けの状況でございますが,第1第2保育所を第1希望なり第2希望をしていなくても,ほかの保育園に行けなくて,それで第1第2ならいいですよという方を受け付けてございます。実際には特に八郷地区の方では,けっこう受け入れの幅というか余裕がございますが,現実には石岡地区の保護者の皆様,八郷地区までは預けられない,通常考えればそうだと思いますので,それで行く先がなくて預けられないということがないように,現在の石岡小学校,緊急避難で預かっておりますが,その状況を理解していただいて,それで待機児童を出さないことを旨に受け付けを随時してまいりました。今後もその状況はせざるを得ないのかなというところでございます。
 次に委員さんご指摘の第1第2保育所の需要の動向を見ながら,という点につきましては委員さんおっしゃるとおりでございまして,将来的な推計では間違いなく預かるお子さん減ってきます。ただ、それがいつまで,特に現段階では石岡地区と八郷地区のお子さんの数を分析しておりませんので,現実にはちょっと動向を見ながらどうするのか検討してまいりたいと現段階では考えてございます。以上でございます。

岡野委員)まあ,動向をみながらということですが,八郷地区におきましては過去8つの保育所があって,それを3つに統合して現在に至っているわけですが,やはり存続するということになると,今の間借りしているような所でずっと長くお子さんを預かるということは,ちょっと無理があると。動向をみながらこれから子供の数をどういうふうに推移していくのかというのもあるでしょうが,待機児童を今0なのにそれがでてくるというのはまずいので,やるべきではないので,その辺のですね,これからの子供の数がどういうふうに推移していくのかということを踏まえながらですね,この存廃については進めるべきであると私は思っています。ただそのいたずらに,存続ありきということは,やはり今後のその少子化あるいは人口減少の中で負担が増えると,役所に負担が増えるということになりますので,その辺も慎重に踏まえるべきであると思っています。
 放課後児童というのがありまして,前は以前はそういう制度はなかったんですが,かなりその放課後児童の経費もですね,かなりかさんできていると,これは新たな教育というよりは,子育ての一環としてそういう事業が新たに取り入れられているということでありますから,その色々な社会情勢によって子供を預かったり,あるいは子育て支援をしていくということがあるわけですから,やはり,今までの制度を全部存続していくということは,やはりそれは経費の面から考えても,今までのものを維持して,新たな子育て支援をしていくということになると非常に経費もかかるということから,その辺はバランスをとったですね,新たな仕組みを作るべきであるという,存廃も視野に入れて進めるべきであると私は思っております。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

池田副委員長)第1第2保育所の通園児の推移についてお伺いしたいんですが,あまり古い数字まで聞いてもしかたないので,この10年間の園児の推移,年度ごとに教えていただきたいと思います。

こども福祉課長)ちょっと手元に5年間ということでしか資料がございませんが,平成22年度の第1保育所が41名,平成23年度が37名,平成24年度が38名,平成25年度が40名,平成26年度が34名です。続きまして第2保育所です。平成22年度が58名,平成23年度が54名,平成24年度が53名,平成25年度が60名,平成26年度が36名,以上でございます。

池田副委員長)今年度27年度は2つ合わせて70名,70名の園児の内,卒園見込みの園児は何名ですか。

こども福祉課長)16名でございます。

池田副委員長)9月の27日の保護者説明会の席上,下の兄弟たちの入園を認めてほしいというような申し出があり,それに市としても応えるということでありますが,それではその入所を希望している下の兄弟たちは何名いるのか,もし数を把握していればお聞きします。

こども福祉課長)あの時,説明会でおっしゃられていたのは,4名の方だったかと記憶しております。

池田副委員長)まあ,直近の5年間の園児数の推移をみましても,実際は減少というのは認められるわけでありますので,今後ですね,その園児数の推移というのはやはり,存廃についても判断する材料としては判断せざるを得ない部分もあると思いますので,その辺よくその推定も今後みていただければと思います。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございますか。

玉造委員)ただ今,9月27日の説明会の方で4つの要望が出されたということでございましたが,1つ目は,石岡小学校の場所で継続できないかということで,2つ目が,今いる児童が卒業するまでやってもらいたいというようなことだったかと思いますが,3つ目の要望はよく聞き取れなかったんですけれども,4番目は,来年の兄弟を入所させたいということで,これは入所受け付けをするということで対応するということでしたが,3番目の要望についてもう一度ちょっと伺いたいと思います。

こども福祉課長)3番目につきましては,第1第2保育所を転園する場合,下の子についても利用調整をしてもらえるのかというご要望でございました。
 第1第2保育所を違う園の方へ転園する場合に,先ほど4名の方がと言ってお話ししたんですけれど,入っていない子供についても同じように転園する場合利用調整をしてくれるのかというようなご要望でございました。

玉造委員)ただ今,転園する場合というお話があったんですけれども,転園と言いますのは,どういう意味ですか。

こども福祉課長)第1第2保育所を退園されて,違う民間保育所なり公立の保育園の方へ,新たに入園される場合ということでございます。

玉造委員)その転園をする場合なんですが,要するに,今度入園される4名の場合も,一緒に転園をするということで対応してもらえるのかということでよろしいでしょうか。

こども福祉課長)はい,そういったことになります。

玉造委員)そうしますと、この4つの要望に対してはすべて対応できるというようなことでよろしいんですか,伺いたいと思います。

保健福祉部長)お答え申し上げます。現実に要望がまず第1点が今の現状の石岡小学校で継続して行ってくださいという要望になっております。これにつきましては,永久的に継続するというお話はできませんので,正確に要望に応えているということにはならないと理解してございます。ただ当面,いつ廃止するよという方針が出てございませんので,当面につきましては,ある意味別な意味では応えているというとらえ方が,できないこともないと理解してございます。
 なお,この今回の4つの意見が全てではございませんで,その他にも,色々なご意見なりご要望なりをいただいてございます。ただ,複数意見とかがあったものについて,今回ご報告させていただきました。
 ですので,今回の4点に絞って全て対応しているというわけではございませんで,当面の課題,来年の4月の運営についての課題は,私どもとしましては,保護者のご意見なりご要望なりを可能な限り応えていきたい,ということで今回のような方針に至ったところでございます。そういう面でご理解をいただきたいと存じます。以上です。

玉造委員)ありがとうございます。まあ,現在入園している方,あるいは,そのご兄弟の方が入園する可能性があるということで,そういった方々が,安心して保育ができる預けることができるというようなことで,当面ということですけれども,本当に需要と言いますかそういったものがなくなった場合には,廃園も考えるということで理解いたしましたので,了解いたしました。ありがとうございました。

谷田川委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

谷田川委員長)それでは再開,休憩前に引き続き会議を開きます。

島田委員)今の,第1第2保育所の父兄の方々の要望書とかそういうものもいただきました。そうした中で,いつも小学校の統合合併,中学校の統合合併,また,旧八郷町が行ってきた保育所の統合と、やはり問題はいつも同じなんですよね,問題は。それで旧八郷地区の今の公立私立の保育所・幼稚園,上手くすみ分けができているのかなと,そういうように私はみます。今の保育所等は,何も父兄の都合,子供のため自分の通勤のため,何も石岡市内の幼稚園・保育所に入れなくても,他の自治体の職場の近くの保育所がいいとなれば,そこへ入れてもいいような状況,そういうような至れり尽くせりの形にもうできているのかな,私はそう思います。
 そうした中で,今,お陰様で監査員をやらせていただいているんですが,小学校・中学校の監査をずっとして,17,18校ですか行ってきたんですが,やはり設備の内容と申しますか,あまりにも新しい学校と古い学校の差がある。これは預ける父兄にしてみれば大きな問題点だと思うんです。保育所の統合なんですが,ある保育所に行けば,下痢をしたという子供はちゃんとシャワーを浴びて,着替えもあって,シャワー室も完備して,それに対応できるような設備ができてるんですよ。
 やはりこの統合が悪い,良いじゃなくして,やはり最低ここまでは石岡はやっていくんだよと,そのためには,やはり統合も必要だし,そういうような違う方の経費の節減,そういうことも大事なんだよと、そういう説明も私は必要なのかなと,やはり今の場所が通うのにいいから,知っている子供たちがいるから,親の都合,子供の都合なくして親の都合で判断して物事を考えている部分もあると思うんです。そういうふうな違う方向から統合等を,また廃止等を説明していくことも,行政としては一つの責任なのかなと私は思います。部長どのように考えてますか。

保健福祉部長)はい,委員さんおっしゃるとおりだと思います。今回の保護者説明会におきましても,行政っていいますのは,方針が決定したとかでなければ言えない部分が多いこともありまして,もっと早めに情報がほしいとかご要望をたくさんいただいておりますので,今後につきましては,できる限り保護者の皆様にも市の情報なり対応の仕方なり,早め早めの情報提供なり周知に努めていきたいと現地点では考えてございますし,今回の広報等についても深く反省してございます。以上でございます。

島田委員)そういうふうな保育児童の減少,また,統合まあ合併によっての経費の削減,そうした部分は,こういうふうに子供たちのために使っていくんだよと,説明も必要だと思うんで,ひとつよろしくお願いをいたしたいと思います。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございますか。

新田委員)素朴な疑問なんですけども,震災後に耐震性の問題で,今の緊急避難措置として現在の石岡小学校の敷地内に移転したと思われるんですけれど,私もちょうど世代的に子育て世代の人が周りにもいるので,この第1第2保育所にお子さんを通わせている方が結構いるんですけれど,そこでその移転した後に,1年以上何の説明もなかったという話をよく聞いたんですけれど,それでこの9月27日に初めて保護者説明会を行ったということですよね。それまで1年以上この説明会をしなかったその理由ですかね,お尋ねしたいんですけれど,お願いいたします。

保健福祉部長)はい,まず第1点が,市の方針が決定されていなかったことがあります。
 それとですね平成,27年の4月1日から子ども子育て新制度が発足いたしました。今までの事務処理と新たな事務処理,給付制度ないし保育料,特に認定こども園ですね,認定こども園と幼稚園関係,こちらの制度が大幅に改正になりました。
 こども福祉課といたしましてはその新制度の対応に追われてしまったというのがまずございます。新制度の方は4月1日から平成27年の4月1日から何が何でも対応していかなければなりませんので,子ども福祉課の職員は,まあ,それに向けて平成26年度ほぼ毎日残業とか,というような状況がございました。
 その裏には国の方から明確な通知なり法令の改正等がどうしても遅れがちだということがあって,市で新たに条例を作りまして,また,幼稚園等の授業料と言いますか保育料ですね,これが園独自で決めていたものが市が決定する,というような大きな改正がございまして,まあ,こんなことを申し上げては本当に申し訳ない話しなんですが,新制度への対応に追われた1年であったのが,移転後の1年間というのが実情でございます。
 新制度への対応が一段落しまして,それに合わせまして第1第2保育所の今後について検討開始して方針が決まった時点で常任委員会にご報告差し上げまして,真っ先に保護者の皆様に説明会を開いた,結果的に移転後1年2か月が経過してしまった,というのが実情でございます。以上でございます。

新田委員)ありがとうございます。どうしても保護者の方,平成28年度の新規入所児童を受け入れないということで,急に,と思われた方が多いと思うので,今後きちんと意見交換などをして今後の運営について考えていただきたいと思います。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。次に,石岡市教育大綱についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

教育総務課長)それでは,お配りさせていただきました,石岡市教育大綱並びに石岡市教育推進計画につきまして,ご説明申し上げます。
 教育大綱につきましては,平成27年4月に施行となりました,地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律に基づきまして,新たに地方公共団体の教育,学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱を策定したものでございます。教育大綱の策定方針につきましては,石岡市の最上位計画であります石岡かがやきビジョンを基に,アクションプランである石岡ふるさと再生プランの基本施策との整合性をはかるべく,その目標や施策の根本となる方針の部分を,石岡市教育大綱として策定いたしました。
 また,大綱で示された取組方針及び取組項目を,具体的かつ計画的に実施していくために,策定したものが,石岡市教育推進計画となります。石岡市教育大綱の1ページの方をご覧ください。1の大綱の位置づけとしましては,先ほどご説明したとおり,地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づくものとなります。大綱の策定につきましては,市長が策定するものとされ,策定に当たっては,市長と教育委員で構成されます総合教育会議で協議するものとしています。
 2の策定手続につきましては,総合教育会議をご覧のように,3回開催し,協議の上策定し,その内容については,庁議の中で最終的な点検をいたしました。
 次に3の推進計画の策定につきましては,大綱で示された取組方針及び取組項目を,具体的かつ計画的に実施していくために,策定するものでございますが,この大綱の説明の後に,ご説明させていただきます。
 2ページの方をご覧ください。4の期間として,大綱が対象とする期間につきましては,石岡かがやきビジョンとの整合性を図るため,行動計画である石岡ふるさと再生プランの期間に合わせ,平成29年度までとしています。次期教育大綱についても,計画期間はアクションプランと同じ期間となります。
 3ページをご覧ください。5のグランドデザインといたしまして,大綱全体の体系を図で表したものでございます。石岡かがやきビジョンの7つの政策目標のうち,教育,文化の分野の政策目標である歴史・文化・未来を育む学びのまちへ,を受けまして,中央の大きな矢印の下になりますが,石岡ふるさと再生プランの中で,7つの基本施策がございます。ローマ数字の1の創意ある学校教育の推進から7の歴史文化財の保護活用までが,それぞれの施策を推進することとしており,小さな矢印の下が,施策を推進するための大綱で定める具体的な項目としています。これらを踏まえまして,石岡市教育大綱の基本目標を,ふるさとに学び夢にはばたく輝くひとづくりのまちとしており,ご覧の5つの目標を掲げております。
 4ページをご覧ください。基本目標についての,それぞれの言葉の意味や考え方を示しております。6の基本目標は,子どもから大人まで誰もが生涯にわたり,ふるさと石岡に学びふるさとを誇りに思う豊かな心を育み,生きがいを持って一人ひとりが輝く教育を目指すものと定めるものです。
 5ページをご覧ください。7の今後取り組むべき施策としまして,7つの施策を掲げております。基本目標の実現に向けて,5ページの1創意ある学校教育の推進から8ページの7歴史・文化財の保護・活用までの施策とそれらを推進するための項目を掲げております。
 次に,石岡市教育推進計画をご覧ください。1ページになります。1の推進計画の位置付けになりますが,教育推進計画は,石岡市教育大綱に示された取組方針及び取組項目を,具体的かつ計画的に実施していくために策定し,取組項目ごとに,より詳細な実施事業を設定し,計画的に取り組むとしています。なお,この計画の中には,既に実施している事業のほか,石岡市教育大綱に基づく7つの施策を推進するために,今後実施が見込まれる事業も含まれております。したがいまして,個々の実施事業については,関係部署との事業調整,予算調整等を十分に図るとともに,必要に応じて見直しを行い,各実施事業の進捗状況に応じて内容の修正及び追加等を行ってくとしております。2の期間につきましては,大綱の期間にあわせております。
 2ページをご覧ください。2ページは,教育大綱の7つの施策で,大綱の方でご説明したとおりでございます。
 3ページをご覧ください。4の施策を推進するための事業といたしまして,大綱で定めました,7つの施策ごとに取り組む項目と事業でございます。なお,二重丸は特に重点的に取り組む事業,下線を引いて米印をしている部分につきましては,後ろの10,11ページにその用語解説をつけさせていただいております。1の創意ある学校教育の推進では,児童・生徒の生きる力を育み,ふるさと石岡の次代の担い手を育成する創意ある学校教育の推進を目指すものとして,ご覧の5項目及び事業を掲げてございます。
 4ページの方をご覧ください。2の学校施設の整備・充実では,児童生徒のより良い学習環境や生活環境,人間関係の構築を目指し,望ましい教育環境の整った,安全で快適に学べる学校施設の整備・充実を目指すものとして,ご覧の3項目及び事業を掲げてございます。
 5ページをご覧ください。3の生涯学習の推進では,市民の一人ひとりが,生涯を通じていきいきと生活してゆくために,楽しく学びあい,生きがいを持つことができる環境の整備を目指すものとして,ご覧の4項目及び事業を掲げてございます。
6ページをご覧ください。4の生涯スポーツの推進では,スポーツ環境を整え,生涯スポーツ活動を通し,地域社会との連帯を強め,活力ある豊かなスポーツライフを目指すものとして,ご覧の3項目及び事業を掲げてございます。
 7ページをご覧ください。5の文化・芸術の推進では,市民が文化・芸術に広く親しみ,創る人と観る人が交流し合うことにより,創造性豊かな地域文化の向上を目指すものとして,ご覧の3項目及び事業を掲げてございます。
 8ページをご覧ください。6の青少年の健全育成では,家庭,学校及び地域が連携を取り合いながら,市民ぐるみで青少年の健全育成を目指すものとして,ご覧の3項目及び事業を掲げてございます。 9ページをご覧ください。7の歴史・文化財の保護・活用では,市民をはじめ多くの人々が,豊かな歴史遺産を身近に感じられるよう保護・活用を図ることで,次世代の石岡を担う人材の育成を目指すものとして,ご覧の3項目及び事業を掲げてございます。説明の方は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

谷田川委員長)以上で報告は終わりました。ただ今の報告に対し,何かご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

池田副委員長)今回石岡市教育推進大綱及び計画の策定がなされたわけですが,市の最上位計画であります,まあ総合計画にあたる石岡かがやきビジョンはじめ,立派な計画がたくさんあるわけですが,今後ですね,この計画に大綱及び計画に基づいて,どのような進行管理をされ,どういった時点で成果の検証をしていくのかお伺いいたします。

教育総務課長)まず,計画につきましては大綱の方はふるさと再生プランの整合性ということでその期間に合わせてございます。教育推進計画につきましては,こちらの方は各年度見直しが可能であるとしておりますことから,各年度においてその事業の進捗状況と,その結果の確認等は年度ごとに見直しの方は図ってまいりたいと考えてございます。以上でございます。

池田副委員長)実際は総花的な計画であればあるほど,その進行管理が難しくなってきますので,その辺よく,成果主義が言いわけではありませんけども、年度ごとによって確認作業を進めていただければと思います。

教育部長)今,課長の方で答弁しましたとおりなんですけども,推進計画については毎年ローリング方式で見直しをするということで,1点特長的なものとして,本来推進計画なので事業化されたものについての掲載をいうことがある程度限定されると思うんですけれども,今後この2年間先の教育大綱を実現具現化するための事業についてある程度積極的に掲載をさせていただきました。これについては,庁議の中でそれぞれ財政が伴うもの,政策判断が必要なもの,こういったものについて,ちょっと書きすぎじゃないのという話もいただいたんですけども,これについては毎年見直しをして決定していくということでご理解をいただきまして,積極的な事業を記載をさせていただいたところでございます。

谷田川委員長)ほかにご質問等はございませんか。

岡野委員)いくつか聞きたいんですけど,1つはですね,石岡市教育推進計画のページ3,この確かな学力をはぐくむ教育の1番目の中で習熟度別学習という,これは現在はこういうことをやっているのかいないのかお尋ねいたします。

教育長)それではご答弁申し上げたいと思います。
 後ろのですね,10ページのところに用語解説の中に習熟度別学習ということで,学校などで授業の際に児童生徒の学習の効率を上げようとする授業法であるということでございますけども,何と言いますかね,子どもたちの度合いによって教室を2つにしたり3つにしたりという形で,複数の職員が同じ課題に対して習熟度別に分けてですねその学習を構成をしているというものでございます。現段階におきましてもそれは実証されているというところでございます。
 学力向上につきましては,非常に,何と言いますかね,効率よく学力向上に達することができるという学習方法でございまして,そういった学習を多くの学校で現在も取り入れてはございます。更に成果を上げるためにそれぞれの学校で取り組んでいただきたいという方向で進めていきたいと思っております。

岡野委員)それはわかりました。
 次にですね,やっぱり同じ3ページの,多様な教育的なニーズに応じた教育の中で,ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた授業の推進となってますが,これは具体的にどういうふうな授業をさすのかお尋ねいたします。

教育長)ご答弁申し上げます。これも同じくですね,10ページのところにユニバーサルデザインということで説明を加えてございますけれども,特定の人あるいは平均的・標準的な人を対象にするのではなくて,できるだけ多くの人を対象にした考え方ということでございまして,授業を実施をしていく中では様々な子どもたちがおるわけですね,それを一人にだけ焦点を当てていくのではなくて,全体の向上を図りながら授業を構成をしていくということで,新しくここ1,2年の中で取り入れられてきた授業方法でございまして,今後多くの学校でこれが求められるということでございます。
 だから,色んな,なんて言いますかね,違いがあるわけですよね。35人学級の中でも人それぞれに子どもたちそれぞれによって,でも同じ方向にですね,様々な子どもたちを拾い上げる,救い上げて,同一方向で進めていくという教育方法だと認識をしております。以上でございます。

岡野委員)それは追い追いになるのか今後注目をしていきたいと思います。
 もうひとつですね,私の方でですね,この教育大綱とか教育推進計画には触れてない新しいものなんですが,今の社会保障費が,医療とか福祉とか年金も含めてですけども非常に膨大をしている。その中で医療費,これをですね,できるだけ削減するのにはですよ,命の教育・医療学の教育を生まれて保育所の児童から高齢者までの生涯教育の一環として,そういった命の教育・医療学の教育を推進すればですね,かなりその医療費が健康寿命が延びて医療費が削減されるというような考え方をもった人がおりまして,これ学校教育の中,例えば学校の中ではですね,道徳とか理科とか保健とか特別活動とかそういう範ちゅうに入ると思うんですけど,そういう中で医療学あるいは命の大切さ教育というものを進めれば,だいぶその医療費の削減につながる。高齢者になってその生活習慣病とか,あるいはその医療を,まあ健康寿命を推進したんではちょっと間に合わないよという話なんです。
 県立中央病院が今まで,友部の中央病院が赤字だったんですけど,それを黒字に転換した○○先生と言う前の院長がいるんですよ。○○○○先生と言って,今は笠間市の教育委員なんですけど,この方の話によるとですね,癌になる罹患率と言いますか,癌患者の半数は原因がはっきりしていると。それは,喫煙だとか生活習慣とか運動不足とか過度の飲酒とか,そういう防げる因子があって癌になりますよと,私が言っているんではないですよ,その先生が言っているんです。その癌のあと半分は原因がよく分からない。要するにいくら努力しても癌になってしまう,節制しても恐らく癌になるという,半分50%はそういう癌だと,今の医学の時点ではそう言うこと。しかし,その半分,半分は原因が分かる,なぜ癌になったのか分かる,それは癌を抑制することができる。ずっと生涯教育の中でそういうものを推進していけば抑えることができるようなものですよと言っているわけですよ。そういうですね生涯にわたった命の教育や医療学の教育を,コストはほとんどかからないわけですから,そういったものを今後石岡市においても取り入れていく必要があるのではないか,そのように思っているわけです。これについて教育長のご意見をいただきたいと思います。

教育長)それでは健康教育と言いますかね,そういう部分についてご答弁を申したいと思います。
 県の方でもですね,生涯学習あるいは生涯現役あるいは健康寿命を延ばしていくというようなとらえ方の中でですね,健やかな身体を育む教育の推進,これはどちらかと言いますと,学校体育スポーツですね,そちらをメインにした健康教育ということで,部分で学校の方に下ろしてきてございます。
 それからもう1つは学校健康教育の充実ということで,これにつきましては委員さんご指摘のようにですね,癌教育等を始めとした,そういう具体的なですね,取り組みを学校に求めているという状況でございます。これ平成26年度の保健安全計画,これは各学校でつくらなければならない,法規的にも命名されている部分でございまして,これに基づいて学校保健計画すべてが運営されてございます。これは,例えば今,委員さんご指摘いただきましたように,学級活動の特別活動,あるいは日常の指導の中で,日常的に行われるもの,あるいは個別的に満たされてない児童生徒に対して行うような場面,あるいは道徳の中で取り上げて健康教育について対応する部分,あるいは国語の中,あるいは社会の中でもそれぞれ教科の中で取り上げられる,そういうものが年間計画の中に位置づけられている。学校はこれを保健教育として対応していかなければならない,という現状がございます。ですから学校はこれに基づいて現在も進めていただいているという現状でございます。
 県の新しい動きとしましては平成26年からですけれども,委員さんご指摘いただきました一例をあげますと,癌の教育,これについても各学校で対応しなさいということが,平成26年から位置づけられました。そういう中で,八郷中学校におきましては,平成26年,27年と癌教育を県の方からの指導員をお呼びいたしまして,対応をしているところでございます。ちょっと私はその場面には参りませんでしたけれども,喫煙に関係するものとか,そういった子どもたちがこれから健康教育を進めていく中で必要なものが,たぶんお話しされたのだろうと思ってございます。そういうことですので,現在も進めておりますし,よりですね具体的に対応していきたいというふうに思っております。
 それから,これも教育委員会の新規事業でございますけれども,現在これ相談支援ファイル,あゆみというものを作ってございます。これは,1歳児検診から成人に至るまでずっと自分のことを追いかけることができる。本人のプロフィールから始まりまして,1歳児3歳児検診とかね,学校に入学いたしましても対応できる,そういうファイルを現在作成をしてございます。これは教育委員会のみならずですね,子ども福祉課,社会福祉課ですね,それから八郷保健センターさらには石岡保健センター,児童相談所,そういった関係機関と連携を図りながら進めてまいりたいというふうに思っております。作ったはいいがこれをどう継続,生かしていくかということが大きな課題になるだろうと思っております。是非成功させていきたいというふうに思っております。以上でございます。

岡野委員)コストがかからなくて医療費が削減できるというような観点からも非常に大事かなと思いますので,今後力を入れていただきたいと思います。以上です。

谷田川委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に,その他の件といたしまして,何かご発言は,ございませんか。

岡野委員)瓦塚,史跡瓦塚の国指定化にむけた取り組みの現在の進捗状況をお尋ねいたします。

教育部長)瓦塚の国指定にむけての動きということで,先般,国の文化庁において当市を訪れまして,現地の方を確認をし,併せて昨年から進めていた瓦塚の報告書について,ある程度の了解をいただきまして,来年の何月かというのはちょっとあれですけれども,国指定にむけてある程度段取りはとれたということで,今進んでいるところでございます。それとは関係ありませんけども,この教育大綱の中においても,市長のほうからその瓦塚を活用してのその文化財を活かした街づくり,こういったものを積極的に展開するようにということでこの計画の中にも記載がされているところでございます。ちょっと手元に具体的な資料を持ち合わせてないんで,詳細なご答弁申し上げられませんけども,国指定についてはある程度方向性が見えたということで思っております。

岡野委員)発掘調査の終了時点ではですね,今頃だいたい,もう国指定化になりますよというような話もありましたので,ちょっと遅れているのかなと,その当時から比べればですね,国指定化が遅れているのかなと思いますが,よろしくお願いします。以上です。

谷田川委員長)その他の件について何かご発言は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

谷田川委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。以上で,本日の教育福祉環境委員会を閉会いたします。ご苦労様でございました。

 




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