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議会中継
  


平成27年度 総務委員会

 第9回委員会 (1月12日)
出席委員 菱沼和幸委員長,勝村孝行副委員長,徳増千尋委員,塚谷重市委員,山本進委員,小松豊正委員,石橋保卓委員,櫻井茂委員
市執行部 【財務部】
 部長 佐々木敏夫,次長兼庁舎建設担当 諸岡広明,管財課長 飯田修久,税務課長 島田美智男,補佐兼庁舎建設推進室長 林秀憲
議会事務局 庶務議事課主幹(比企信太郎)


菱沼委員長)ただ今から,総務委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,前回,当委員会において新庁舎の基本設計を承認したところでございますが,今後実施設計に入るにあたり,議場設備の詳細を早急に決めていく必要があることから,その協議のため開催するものであります。
 なお,協議にあたっては,複数回にわたり委員会を開催しまして,必要に応じ先進地の事例等も調査しながら, 委員の皆さまの意見や考え等の集約化を図ってまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりであります。
 これより議事に入ります。初めに,所管事務の調査として『新庁舎の議場設備について』を議題といたします。本件については,「議場」「委員会室・全員協議会室」「その他の箇所」に分けて,順に協議を行っていきたいと思います。「議場」「委員会室・全員協議会室」の設備につきましては,素案がございますので,初めに執行部より,素案の説明をしていただき,その後,委員の皆さまからご意見やご要望,確認したい点等をお聞きしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 それでは初めに議場について協議いたします。執行部より議場について説明を求めます。

補佐兼庁舎建設推進室長)はじめに,現在,本年度中の完了を目途として実施しております,旧本庁舎等の解体工事の進捗状況及び今後のスケジュールについて,ご報告申し上げます。
 進捗状況でございますが,昨年度末までに旧本庁舎の低層階及び付属建築物の解体のほか,1階から屋上までの足場設置を完了いたしまして,年明けより,外部においては,屋上に設置されておりました看板,空調機械設備等の撤去と外部足場への防音シートの張付け,内部の解体を進めているところでございます。
 今後のスケジュールでございますが,本日より,窓ガラスの撤去及び外壁PC板のクレーンによる取り外し作業を実施いたしまして,2月上旬より構造躯体の解体に着手する予定となってございます。
また,これまでご承認いただいております基本設計(案)につきましては,1月1日号の広報紙及びホームページにおいて,パブリックコメントの実施について周知を図りまして,1月8日より1月29日までの期間において意見を募集しているところでございます。
 それでは,お手元にお配りしております資料をご覧いただきたいと思います。本日の資料といたしましては,これまでご説明してまいりました,平面図,断面図,内観パース等のほか,議場等における基本的な設備をまとめました計画図を添付しております。新庁舎の議場設備に関する説明につきましては,議場等における基本的な設備をまとめております計画図に基づき,ご説明申し上げたいと存じます。
 それでは,議場についてご説明いたします。右下にページ番号のある資料,1ページ議場設備(基本設備)をご覧いただきたいと思います。この資料は議場の音響設備をまとめたものでございます。基本的には,伝送上のノイズ発生を抑えたクリアな音声で録画,録音,放送,配信が可能となる,フルデジタル転送の会議システムを採用することとしてございます。設備の概要でございますが,議員及び執行部席には,発言者音声の集音とクリアな拡声,録音,送出を可能とするマイクロホンとスピーカーが一体となった卓上型の会議ユニットと,議員席には,出席・投票スイッチ,執行部席には呼出スイッチを備えた卓上設備を計画しているほか,操作席には,会議音声を録音するデジタルレコーダーや停電時に電源供給を行う無停電電源装置,システムの操作を一元管理できるタッチパネルモニターのほか,職員控室への連絡用インターホン等を計画してございます。また,その他の設備といたしましては,天井のほか,傍聴席には,聞き取り易い会議音声を可能とするスピーカー,出入口及びその対面の2か所と議長席,事務局長席,演壇には,出席議員数や発言残時間などを表示するモニター,天井中央部には,音声録音のバックアップを行う埋め込み型の集音マイク,バックヤードには,インターネット中継用の映像コンセントを備えた機器収納架等を計画しております。
 続きまして,資料をおめくりいただきまして,2ページ議場設備(カメラ設備)をご覧いただきたいと思います。この資料は,議場の映像設備をまとめたものでございます。設備の概要でございますが,マイク操作に連動した発言者の自動撮影や高画質の映像中継が可能となる一体型HDカメラを議長席側の背面に2台,傍聴席側の背面に1台計画しているほか,操作席には,議場内を撮影する各カメラの映像表示のほか,放送中の映像確認ができるカメラモニター,自動撮影も可能となるカメラコントローラー,撮影映像を記録するハードディスクレコーダー等を計画してございます。また,その他の映像設備といたしましては,議会中継映像を放映するため,視聴用モニターを市民ロビー等に設置する計画となってございます。議場についての説明は以上でございます。

菱沼委員長)以上で議場についての説明は終わりました。
 それでは議場についてご意見等をいただきたいと思います。ご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。

山本委員)今の説明いただいた資料なんですが。私も今日の委員会でいくつか提案させていただきたいと思って色々情報収集したんですけれど。今日の執行部が準備された資料,東和エンジニアリングという会社のそのまま載っている感じがするんですが。まあ東和エンジニアリングの実績,他の自治体議会での実績も豊富で,システム的にはすばらしいと思うんです。ですから技術的なことについて詳細,集音のシステムとか,カメラのシステムとかについては質問しませんが。議場でですね,発言席は図面に配置されておりますが,答弁席ですか,これはあるんですが,質問席は作る考えはないんですかね。私たちの方からの要望ということになるかと思うんですけれども。

財務部長)現時点では,現在の議会のやり取りといいますか。仕組みの中での想定をさせていただいております。今後委員会等で質問席を設置されて,対峙型の議会運営をされるのであれば,早急にそういうことを示していただければ私どもの方も,早急に対応させていただきたいと思います。以上でございます。

山本委員)そうしますとこの図面にある発言席,これはいわゆる演壇であって,質問席はとりあえず自席からの質問を想定しているということでよろしいでしょうか。

   〔「はい」と呼ぶ者あり〕

山本委員)わかりました。あとこのシステムの中で,電子採決システム。今説明があったかちょっと聞きもらしましたが,電子採決システムを考えているということで見受けますが。具体的に賛成何票,反対何票だけでなくて,誰がどのような採決したか。賛成したか,反対したかまで表示できるシステムというのは考えられるんでしょうか。

財務部長)このお示しした計画ですけれども,現時点で1番最先端のシステムをフルスペックで取り入れたような計画で示してございますので,石岡市議会といたしまして,採決におきまして従前通りの起立,あるいは挙手,そういった方法を取られるのであれば,こういうシステムは必要ないんでございますけれども、もしこういう場合は先例を申し上げますと,誰々が賛成したとか,誰々が反対したというのが表示される状況となってございます。ただし賛成,反対,その他にその判断を迷ってらっしゃる方も着席という場合が,現在の採決の方法でございますので,それらについては議会の中で決めていただければと思います。以上でございます。

山本委員)後もう1点,東和エンジニアリングの資料の中で議事音声をデジタル音声として記録して、パソコンで議事録作成が可能であるというような設備,商品の説明があったんですけれども。そのことはここに触れられていませんが,いかがでしょうか。

補佐兼庁舎建設推進室長)資料1ページをご覧いただきたいと思います。こちら操作席というふうに青色で囲ったところに,デジタルレコーダーというふうに表示してございますので,音声はデジタルで録音されるものと考えてございます。以上です。

山本委員)具体的にこのシステムは,現在行っているようにテープで録音して,それを専門の業者にテープ起こしをしてもらって議事録を作成してもらう。その作業は全く必要なくなるということなんでしょうか。

補佐兼庁舎建設推進室長)申し訳ございません。私も資料に書かれていることしか申し上げられず,大変申し訳ないんですけれども。運用に関しましては今後実施設計の中で詳細に検討を進めてまいりたいと考えております。

山本委員)わかりました。この質問をさせていただいたのは,ここにきて何人かの議員の方から,少し議事録が早く作成できないかと。会議が終わった後,できるだけ早く議事録に目を通したいと。そういう要望,声が多くあるので,そういう意味でデジタルデータ,パソコンで議事録が作れれば,その点改善できるかと思いましたので,よろしくお願いしたいと思います。議場設備に関しましては,私からは以上です。

櫻井委員)今,山本委員からいくつか質問がございました。その中でいくつか関係する部分もございます。というのは,質問席をもし設ける場合,この1ページの図面,議場のレイアウトでいくと,議場ということで真ん中に説明書きですね,青い背景の中で黒文字の議場と書いてある辺りに質問席を設けるイメージかと思うんですけれども。そうしますと真ん中,3つのこの通路は議席の間に,縦に通っていますので。その真ん中を防いでしまうような形になりかねませんので。議席の配置のレイアウトも当然変わると想定しているということでよろしいでしょうか。

財務部長)櫻井委員のご指摘のとおりでございます。もし質問席が設置されますと,前列の配置について配慮しまして,1番後列の左右が1人という議席になってございますけれども,そのへんにここらの議席を回しまして,そのレイアウトにつきましては考慮してまいりたいと思います。以上でございます。

櫻井委員)わかりました。現在使っております,旧八郷の議場ですと,1番後ろの角が狭くて,議員定数を減らした際に2議席椅子を取ったという状況ですけれども,今回このレイアウトを見ますと,最後尾の両端のところについてはスペースがあるようですので,そちらに1つずつ議席を持っていけば議席が空くと。ただ後この2人組の座席になっていますけれど,旧石岡の庁舎ですと3人組だったり4人組だったりとあったかと思うんですが。そのへんは柔軟に対応していただければと思います。質問席を仮に設けた場合のレイアウトというのは色んな形があると思いますので。またこれは皆さんの中で議論があるのかなと思います。それともう1点なんですが,実は第4回定例会,非常に傍聴者が多くてですね,色んな方,傍聴された方から意見をもらいました。どうしても議員と職員が向かい合って,傍聴者は議員席の後ろにあるということで。質問している議員の顔がよく見えないんだよというような質問,要望を受けています。今回,現議場のレイアウトに近い形でモニター画面の設置等のイメージということで作っていただきましたけれども,傍聴席そのものに,もう少しモニターが見えるような,発言者の表情,もしくは答弁者の表情が見えるような。そういった工夫があってもいいと思うんですが,実際に機器の設置,増設ということになるんだろうと思いますけれども,そのへんは柔軟に対応できるのかお尋ねしたいと思います。

財務部長)この計画図におきましては,発言残時間とか,出席議員さんの数,そのモニターしか表示してございませんので,ご指摘のあった映像モニターというのは委員会等でご協議いただければと思ってございます。こちらにつきましては,こちらからご提案すべきものでしたけれども,例えば議長席のバックの右側ですとか,左側ですとかに大画面のスクリーンを設置した方がいいのか。後は,傍聴席の両側にさらにモニターを設置した方がいいのか。そういったことをご指示いただければと思います。それから先ほどの答弁の中で,言葉足らずだったんですけれども,採決の際,一応議会におきましては可を諮る原則,賛成を諮る原則でございますので,あくまでも起立は賛成という諮り方をしておりますので,今回反対,賛成という両極の表示になってしまいますので,判断に躊躇されている方,継続を希望されている方は,現在では着席の扱いをして,それを反対とみなすのか,それはわかりません。あくまでも賛成を諮っている議会の運営でございますので,それらの取り決めは議会の中で。もし表示するのであれば反対,賛成の両極になってしまいますので,よろしくお願い申し上げたいと思います。以上でございます。

山本委員)ちょっと知識不足で申し訳ありませんけれど。採決のモニター表示,どこかの議場を視察した時に,白票という欄もあったような気がしますけれど。それは今考えておられないということでしょうか。

財務部長)あくまでも議会の中で。運営につきましては私どもが申し上げることではございませんので。よろしくお願い申し上げたいと思います。

石橋委員)議員数ですとか,発言時間というモニター設置ということなんですけれども。今考えておられるモニターの大きさというのは,どれ位の大きさをお考えになっているのかお伺いいたします。

補佐兼庁舎建設推進室長)申し訳ございません。モニターのサイズまではまだ,現段階では限定してございません。

石橋委員)できましたら早くモニターの大きさ。サイズをお示しいただきたいと思います。それから視聴用モニターですね,将来のインターネット配信も含めての部分になってくるかなと思うんですけれども。視聴用モニターを設置する場所というのはもう決まっているのかどうか。お伺いいたします。

補佐兼庁舎建設推進室長)お手元に配布してございます,資料の2ページにですね,視聴用モニターについて表示している部分がございます。そこには市民ロビー等ということで,現段階では市民ロビーに設置されるということは,ほぼ決定されているものと思いますけれども。その他の箇所につきましては,これまでの状況等踏まえまして,なるべく市民の方が視聴できるような場所へ設置してまいりたいと考えてございます。

石橋委員)システム的に色々制約はあるかと思いますけれども。各施設のロビーとかにですね,そういう所にテレビ設備が設置してあるかと思いますけれども。そういう所と接続して,会議中の放映が出来れば,既存の設備を利用して周知が出来るのかなと考えますので。そのへんご検討いただければと思います。それから,今回お示しされていないんですけれども,ちょっと照明の部分でお伺いしたいと思います。今回示されている議場について,傍聴席から向かって右側がガラス張りということで,採光が採れるようになっているかと思います。その場合,先ほども言いましたように,インターネット等も含めてですね。インターネットで放映する場合,かなりの照度が必要になってくるかなと思うんですけれども。片側からの採光によって映り方がかなり影響受けるのかなと考えるんですけれども,そういうところで何かお考えがありましたらお伺いいたします。

補佐兼庁舎建設推進室長)本日は説明の中で,照明設備の方はご説明申し上げなかったんですけれども,照明設備としましては,議場は高天井用のLEDということで,形状としてはダウンライトを計画しております。照度につきましては,500ルクスということで。法的な基準に基づいた照度が確保されているということで,伺ってございます。

石橋委員)法的な基準というのはよく理解するんですけれども,現実的にカメラを通して映像を見た場合,片側からの光が強すぎると,どうしてもわかり易く言うと,顔の半分が暗くなってしまうとか。そういった部分がございますので,ガラス張りでない方へある程度照明を充実しないと,平均的な照度を保てないのかなと思いますので,そのへんのところ。それから後から付けるとなったら大変だと思いますので,スポットライトですか,そういう部分の設備も必要になってくるかなと思いますので。ご検討いただけたらと思います。

小松委員)これまで実際に議員として活動してきて,様々な議案が出て賛成,諸君の決を採りますということで。私の方から見ていると,私だけが賛成している,反対している場合は明確なんだけれども。拮抗している場合ですね。賛成多数で議事録には載りますよね。その賛成多数の多数が誰だったというのは。どういうふうに記録されて確認されるのか。議長さんが見ていて,賛成多数だと。こういうふうに言って決まったとなるんだけれども。これがどの議員が決まったというのは,ぱっと見るようなどのような表示になるのか。それが明確になったらいいと思っているんだけれども。

   〔「さっき同じ質問がありましたよ」と呼ぶ者あり〕

小松委員)ありましたか。

   〔「それは執行部に言ってもしょうないですよ」と呼ぶ者あり〕

   〔「こちらから要望として言っていかないと」と呼ぶ者あり〕

小松委員)要望として。そういうふうに何か明確にわかるようなシステムにしてほしいと思うんだけれどもね。後で聞いてもいや誰だったか忘れてしまったと。そういう,議長さんに聞いてもそれは言えないとか。それが今度ぱっと20人いる中で,賛成,反対が明確にわかるような表示,記録が残ればいいと思っているんですけれども。

   〔「そういう議場たくさんありますよ。」と呼ぶ者あり〕

小松委員)ありますか。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   ‐休憩‐

菱沼委員長)再開いたします。

石橋委員)基本的な部分なんですけれど,議員の議席のところにモニター設置は,今のところないということでよろしいですか。

補佐兼庁舎建設推進室長)お手元の資料1ページにございます,右下のところにですね,卓上モニターという表示があるかと思いますけれども。こちらにございますように,議長席,事務局長席,演壇の3か所ということになってございます。以上です。すいません。補足させていただきます。この卓上モニターはですね,出席議員数とか発言の残時間を表示するモニターとなってございます。そのため映像のモニターではございません。以上でございます。

石橋委員)将来的にどういうふうになるかわからないですけれども,議席の所にタブレットを持ち込む,もしくはパソコンの配置がされるというふうな予想もされると思うんですけれども。スタート時点では今言った議長席等に置かれる卓上モニターまでは必要ないと思うんですけれども。将来的なことを考えて議席の方にコンセントなり。議席にスピーカーなんかは特には。

   〔「付いてます。ユニット型の。」と呼ぶ者あり〕

石橋委員)コンセントなんかは想定されているんですか。

財務部長)旧石岡市議会の議場につきましては,議席の下に何か所かコンセントが取れるような,隠しのコンセント口があったかと思います。よく靴なんかを引っ掛けてしまうような。そういったことについては十分配慮してまいりたいと思います。後は議員さん自身が発言されている時,どのような感じで映っているのかが見えてないという部分がございますので,そういった部分につきましては,先ほど仮の話で申し上げましたけれども,正面の議長の左右どちらかに大型モニターがあれば,自分で発言さされている姿というのは映し出されるものかなと思っておりますので。個別で設置するのがいいのか,大きく傍聴席も含めた中で,他の議員さんも見られるようなモニターがいいのか。そういったことについても,委員会の中でご審議いただければと思います。

勝村副委員長)私からこの機械設備からは離れるんですが。傍聴席の関係でお尋ねしたいんですけれど。この傍聴席とのスクリーンですね。前回も伺ったんですけれども。フラットになるということで,ある程度の高さ,腰板を使ってその上に強化ガラスのようなもので仕切るような感じになると思うんですが。そのへんは最初の提案としてはどういうふうになるんですか。

補佐兼庁舎建設推進室長)手元の資料2ページ目ですかね。平面図をご覧いただきたいと思います。こちらの議場というところに数字がプラスいくつという数字が入っていると思いますけれども。1番議場と書いてある中心がプラスマイナスゼロということで。そこから150,またさらに150上がって,1番高い所で議員さんが座る席がプラス300という所になります。傍聴席はさらにそこから300ほど上がりまして,プラス600という高さに設置される予定となっております。ただ今,ご質問のありました強化ガラス等の仕切りにつきましては,正確な数字は平面図から2ページほどめくっていただきますと,断面図がございます。Aの9番です。こちらの下の図面の最上階のところに議場があるかと思いますけれども。こちら傍聴席ということで,ただ今申し上げました議員さんのお座りいただく席と,傍聴席との高低差が30センチということで。さほどないという状況がこれでおわかりいただけるかと思います。強化ガラス等の仕切りにつきましては,おそらくこの絵からすると人の身長,150センチから160センチくらいに計画がされているというふうに見受けられますけれども。正確な数字は申し訳ございません。今お伝えすることはできません。よろしくお願いいたします。

櫻井委員)ちょっと確認したいんですけれど。ちょうど今Aの9ページということで図面示していただきまして,議場の高低差が分かるような形になりました。実は旧石岡の議会の時には非常に天井が高くて,暗かったんですよね。先ほど照明の話もございましたけれども。今回LEDの照明を使われるということで,球切れの心配というのは多分ないんだと思うんですが,仮に球の交換を必要とした場合の交換方法というのは,足場を組むなんていう形で考えてらっしゃるのか。もしくは照明そのものがケーブルか何かで降りてきて、簡単に取り替えられますよ,という仕組みになっているのか。そのへんちょっとお尋ねしたいんですけれども。

補佐兼庁舎建設推進室長)先ほど申し上げました,議場の照明につきましては,ダウンライトというような計画となっていることは,設計者から伺っているんですが,球切れの際の交換の仕方ですとか,そのあたりにつきましては,そういった足場を設置したりというような,手間がかからないような設備にしていくと。これからの検討の中に含めて,これから検討してまいりたいと思います。

櫻井委員)実は旧石岡の議場の場合,球切れがありまして,交換するのに数十万円,確か足場を作るのにかかるという話があって,ちょっと躊躇している時期がございました。そうしているうちに地震が起きまして,こちらの議場に移ってきまして,現実には球の交換は行わなかったという記憶をしていますけれども。かつて斎場の施設を視察した時に,業者との契約で球が切れた時は業者負担で球を交換させると。それは例えば1,000時間以内に壊れた場合は業者負担だとか。ちょっと時間は忘れてしまいましたけれども。そういう契約をしているところもございました。当時はLEDではありませんでしたので,球切れが頻繁に起こるという状況もございましたけれども,今回LEDにするということで、その心配は非常に少なくなったと思いますが,10年後,15年後に球を交換しなければならない,照度が足りないという際にどのような対応をされるのか。その時,15年後の話であれば足場を組んでもいいという考え方も多分あると思いますので。何らかの工夫で球が容易に交換出来ますよというところが確保できるのであればね。そういうところを事前に確認しておいていただければと思います。これはあくまで要望ということで。以上です。

石橋委員)今,櫻井委員の話に関連するところなんですけれども。今回庁舎建設をしますと,今後30年間から50年間ですかね。継続して使用していくのが原則になっていくかと思います。その間に色々な機器の交換とか,場合によっては議席の交換とか,備品の交換等色々でてくるかと思います。そういったメンテナンスの部分をやりやすいような構造配置と言いますか。そういうところにある程度。放送設備が駄目になってしまって交換するのに施設を全部剥がしてやり直ししなきゃならないんだとか。そういうことではなく,そういったところに配慮した設営と言いますか。設置を全体的にお願いしたいと思います。それからMR,マシーン室が議場の後ろ等にありますけれども,これらの今想定している目的ですか。それをご説明いただければと思います。

補佐兼庁舎建設推進室長)資料のAの6ページ平面図の,議長席後ろのMRということでよろしいでしょうか。こちらは基本的に各階に設けてございます,空調等の機械設備を設置するための空間ということで伺っております。また議場につきましては,先ほどご説明申し上げました議場設備の1ページにございます,議場設備用の機器もかなりあるかと思いますので,そういった機器等もマシーンルームの中に設置されるということで伺っております。

石橋委員)そうするとちょっとお伺いしたいんですけれども。従来通りカメラワークですとか,音響関係の操作パネルといいますか,操作卓というのはどこらへんで想定されているのかお伺いいたします。

補佐兼庁舎建設推進室長)ただ今のご質問なんですけれども,議場設備の1ページの操作席という欄の中に,タッチパネル操作部というのが明記されているかと思います。こちらのタッチパネルにおいて,操作席の方でカメラワーク等が出来るということになってございます。またカメラの方は自動で,マイクの音声がオンになりますと,自動でカメラワークがされまして発言者を撮影するというような仕組みとなってございます。

石橋委員)これらについては議会事務局と打ち合わせした上での配置ということで,考えてはいるんですけれども。もう少し調整が必要かなと,個人的には思いますので,それはまた事務局とも話をしながら,要望として出していきたいと思います。以上です。

菱沼委員長)その他,議場についてご意見等はございませんか。
    
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ないようですので,ただ今ですね,各委員さんから質問席について,また採決システムについて,またデジタルレコーダーの議事録のスピーディな対応について,また座席関係ですね。質問席が設けられるとすれば議席も変わると。それからまた傍聴席から議員の顔が見えないんじゃないかということで,モニターの大きさ等々,様々なご意見が出されたところでございます。それを踏まえてですね,後から説明させていただきますけれども,視察をさせていただいて,その後にですね,しっかりと総務委員会で,委員の皆さまから最終的にですね,意見をいただいて執行部の方に要望を出していきたいと思っておりますので,よろしくお願いします。以上,内容ですので,議場についてはこの程度としたいと思います。またお気づきの点等ございましたら,次回の委員会でご発言いただければと思います。
 次に委員会室・全員協議会室について協議いたします。執行部より委員会室・全員協議会室について説明を求めます。

補佐兼庁舎建設推進室長)それでは,委員会室及び全員協議会室についてご説明申し上げます。
 お手元の資料3ページと書かれている資料があるかと思います。そちらの委員会室・全員協議会室設備(基本設備)をご覧いただきたいと思います。この資料は,委員会室及び全員協議会室の音響設備をまとめたものでございます。設備の概要でございますが,卓上型の会議ユニットを両室共用で60台,会議ユニットを接続するコンセント,会議ユニットを遠隔で操作する操作用パソコンのほか,天井中央部には,音声録音のバックアップを行う埋め込み型の集音マイク,会議室としての利用を想定したワイヤレスマイクやアンテナ,バックヤードには,会議音声を録音するデジタルレコーダー等を収納する機器収納ワゴン等を設置する計画としてございます。
 続きまして,4ページ全員協議会室設備(カメラ設備)をご覧いただきたいと思います。この資料は,全員協議会室の映像設備をまとめたものでございます。設備の概要でございますが,マイク操作に連動した発言者の自動撮影や高画質の映像中継が可能となる一体型HDカメラを,議員席と執行部席の背面に2台計画しておりますほか,操作席には室内を撮影する各カメラの映像表示のほか,放送中の映像確認ができるカメラモニター,自動撮影も可能となるカメラコントローラー,バックヤードには撮影映像を記録するハードディスクレコーダー等を計画してございます。委員会室及び全員協議会室についての説明は以上でございます。

菱沼委員長)以上で委員会室・全員協議会室について説明は終わりました。
 それでは委員会室・全員協議会室についてご意見等をいただきたいと思います。ご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井委員)ただ今音響と映像ということで説明いただきました。実際には,現在全員協議会については傍聴者を認めていない,正式な会議ではないということで傍聴者については入れていません。ただ委員会は傍聴者について入れていると。そういう状況なんですが,いずれ全員協議会も傍聴者を認めるという流れにもしかしたらなる可能性もあります。そういった流れの中で,委員会室,全員協議会室の傍聴者の席については,特に記載がないようなんですけれども。現行の傍聴規則では10名でしたかね,人数の制限があるんですけれども,場合によっては委員長の配慮でより多くの方を傍聴させたということはありますけれども。この図面上はその傍聴席の表記がないんですが。当然傍聴者は入れなければいけないと思いますけれども。どのようなお考えを持っているのか。たまたま表記していないだけで,実際は大丈夫ですよということだと思うんですが。ちょっとお考えをお示しいただければと思います。

財務部長)現在行われております委員会においても,傍聴席が設置されているところでございます。これはあくまで凡例と申しますか,一般的な表記をしてございます。ただし改めて傍聴席という,設備ですかね。そういったものは今のところ想定してございませんので。ここからが傍聴席ですよ,という表示。それらにつきましては議会事務局ときちんとした中で。例えば何と言うんですかね。横長のテープをきちんと前に張り出して,そこで区切りをつけるとか。そういったことは必要かと思っております。それから全員協議会室にだけ放映設備を入れておりますけれども,委員会室においては現時点では設置されておりませんので,そのへんにつきましても,委員会室においても委員会が公開という形の中で,放映まで考えていらっしゃるのであれば,それらの設備も考えていかなければならいと思いますので,それらにつきましてもご協議いただければと思います。それから全員協議会室の中で,予算特別委員会とか,決算特別委員会がまた,旧石岡市議会で行っていましたとおり戻されるのであれば,それらについての対応も考えていかなければならないと思っておりますので,それらについてもご協議いただければと思います。

櫻井委員)ありがとうございます。今財務部長から委員会室のカメラの設置ですね。お話もいただきました。当然想定されますので,できれば私としましては,カメラの設置については配慮していただきたいと思っています。もう1つお願いしたいのは,実は委員会室等で行われている会議の状況を,議会事務局の事務局室の中でも,見られるようなものがあるとよろしいのかなと思っています。進行が変な話,密室ではないんですけれども,事務局に市民から電話があって,会議が終わりそうなのかとか,今どうなっていますかという問い合わせの時に,モニターでもし確認できればですね,ある程度その場でお答えもできちゃいますので。そういったところも想定をしていただけるとありがたいなと思っています。音響カメラについては会議の根幹をなす部分ですので。当然傍聴者がいれば傍聴者によく聞こえるような音響,あるいは記録の取りやすいような音響設備。映像もしかりですけれども,そのへんは十分配慮いただければと思っております。以上です。

山本委員)昨年来ですね,具体的な4階平面図,4階だけではないんですが,議場が主になる4階の平面図の詳細を見せていただいて,説明いただいてたんですが,この中に職員控室がないんですよ。それで当然現行のように空いている部屋,委員会室,あるいは全員協議会室等を使ってということに「なろうかと思いますけれども。先ほど議場の機器,音響システムの説明の中で,執行部席から職員を呼び出すシステムの説明がありました。これは主に本会議開会中にですね,職員が待機しています控室。こちら委員会室を使うということであれば,その呼び出しシステムを連動させるとか。そういった工夫が必要といなってくるかと思いますけれども,その点のお考えをお聞かせいただければと思います。

財務部長)ただ今,山本委員からございましたとおり,本会議中で課長職以下が控える部屋でございますけれども,想定といたしましては委員会室に職員が控える予定でございます。ただし本会議中に例えば議会運営委員会が開催されることも想定されますので,その時は全員協議会室で委員会を行っていただきたいと考えております。それから呼び出しシステムにつきましてはご指摘のとおり,委員会室等との連動等につきましては十分配慮してまいりたいと考えております。

菱沼委員長)その他にご意見等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ないようですので,委員会室・全員協議会室についてはこの程度としたいと思います。
 次に,その他の箇所について協議いたします。ご意見等がございましたら挙手によりお願いいたします。

財務部長)1点だけご確認をさせていただきたいと思っているんですけれども。1番最初,Aの6の配置図をご覧いただきたいと思うんですけれども。皆さまの今度,会派控室なんですけれども,こちらの入口が2か所ございます。そこらへんのセキュリティのことなんですけれども。先進自治体におきましては,カードシステムとか色々な面で,ここからは一般の方は入れませんよという形をとってございます。そういったセキュリティをかけていくのであれば,ここらにセキュリティのシステムを入れなければいけないと考えてございます。そういう中で市民と皆さまがお会いできる部屋を,例えば談話室に設けていただくのか。そこらを十分にまたご協議いただければと思っております。自由に一般の方が入れないような形で今,会派室が設置されている議場と言いますか,議会棟が多くございますので,そこらについてもご協議いただければと思います。以上でございます。

小松委員)ちょっと確認だけ。6ページのところで左上に全協議会室レイアウト2,レイアウト3とありますよね。これはそういう全員協議室は1つの部屋なんだけれども,こういうふうに分けて使えるという意味で解していいんですね,これは。そういう意味だけなんですね。こういうふうに自由にできると。

   〔「はい」と呼ぶ者あり〕

小松委員)わかりました。

櫻井委員)今,財務部長から話がありまして。例えば市民が何らかの形で議員さんと面会したい,議長と,まあ議長と話がしたい場合には正副議長室の応接室と。今のところそういう形だと思うんですけれども。このAの6の図面の,南側と言ったらいいんですか。1番端にソファのレイアウトが,階段のところに入っているんですけれども。これは市民の方お話ができるような想定されている場所なんですかね。ちょっとわからないんですが。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   −休憩−

菱沼委員長)再開いたします。

小松委員)すいません。休憩中と同じことを。要望ということですけれども,今の議員の数とスタイルだと,自宅等で作業してここはもう原稿を持ってですね,発言準備をしてきて,終われば帰るということなんだけれども。住民の方と一緒に作業して文章作ったりなんかする場合にはですね,やはりパソコンが1つあった方がいいと。希望するものですけれども。それと後,FAXをやる場合とかコピーの場合とか,職員の方が使っているのを使わせてもらえればいいことでもあるんだけれども。そういうふうに使うなら使うで。ここに腰を据えて仕事ができるような環境を要望いたします。

財務部長)なかなかFAXとか電話回線につきまして,使用料が発生しますので,その部分だけどのような請求の仕方ができるのか。ちょっと調整が必要かと感じております。それからパソコンにつきましては,多くの先進自治体の議会におきましては,政務活動費等で購入されているところが多いようでございます。それからなかなかデータが中に残っていた場合の管理とか,処分とか色々ありますので,そのへんにつきましてはまた議会の中でも協議いただければと思います。以上です。

徳増委員)今,執行部とのあれではないんですけれども,会派室のことが出たんですけれども,石岡では会派室を会派を組んでいる人だけに与えるのか。1人でも何々会派と付けているから,1人でも1部屋与えるのか,ということもこの委員会の中で議論していかなければいけないと思います。そうでないと今のパソコンの問題も出てきますのでね。それもこれからの。これからというか早急にやらないといけないと思いますので。よろしくお願いしたいと思います。

小松委員)これを見ると会派室は7室ですか。7室だからね。現在の会派というか,それを考えれば,1人会派も含めてカバーできると思いますけれどもね。だからそうしてほしいというのが希望です。

櫻井委員)基本的なことで申し訳ないんですが。確認したいんですけれども,先ほど談話室のセキュリティの話が話題になりましたので,確認させていただきたいと思います。実際レイアウトを見ますと,もしセキュリティを強化するとなれば,カードキーであったり指紋認証であったりということで,談話室の脇の出入口からそれぞれ,会派室に入っていくというイメージかと思うんですけれども。一方で談話室については廊下に面している出入口から自由に出入りができて,そこで市民の方や職員と議員が懇談する,あるいは事業の状況等を確認できる部屋になると思うんですが。その内側の廊下ですね,セキュリティで保たてられている部分についての出入口。これについてもセキュリティを入れないと今度出入りが自由になってしまうと。セキュリティを保ちながらもその出入口で,談話室の中は出入りが自由になってしまう部分がありますので。ちょっとなかなか難しいのかな,という気はするんです。それで,談話室をここでない場所に設けることは可能かどうか,という質問なんですが。極端な話ですけれど,階段で上がってきて,議会に限らず今回,2つに分離されていて,空中廊下で結ばれるようなイメージかと思うんですよね,吹き抜けになっていますんで。この図面上でいう,そのAの6の図面上でいう,階段の脇,空洞の吹き抜けの部分を埋めてしまうことをできるのか。ここをいわゆるオープンスペースとして,ここに応接セットを置いて,ここで休憩するなり懇談するなりができますと。表記で言えば屋根の脇のバツ印が付いているところを床にできるのかどうかなんですけれども。技術的に可能なのかどうか。設計変わってしまうという話になってしまうかと思うんですが。確認したいと思います。

補佐兼庁舎建設推進室長)ただ今談話室のセキュリティの件なんですけれども,詳細なところはまだ決定してございませんが,これまでの計画の中では,外側のロビーの5番から一般の市民の方が入室されまして,会派室側からの出入口は基本的に施錠しておきまして,入室する時に廊下側,会派室側の鍵を開けて入るというような。内側からは開かない構造でという計画がされていると伺っております。また,展望ロビーの左側のバツ印の吹き抜け部分なんですけれども,こちらはAの8ページの断面図をご覧いただきたいと思います。こちらの,ちょっとその部分を表記しているわけではないんですけれども,北側と南側はそれぞれ屋根の高さが高く取れているんですけれども,真ん中のロビー部分は1段屋根が低くなっている計画となってございますので,この位置に談話室を経過した場合には,天井高がかなり低くなってしまうということで,ちょっと難しいのかな,と考えてございます。

菱沼委員長)他にご意見等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ないようですので,本日の協議内容につきましては,その内容を整理し,次回の委員会で委員の皆さまにお示ししたいと思います。そちらを踏まえ,さらに意見の集約化を図ってまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 また,本日各委員より様々な意見が出されましたが,今後さらに発展的な協議をしていくため,委員派遣による管外調査を実施したいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。それでは急な話で申し訳ございませんが,時間がない中でございますので,期日は来週1月19日の火曜日,調査都市は城里町,土浦市としたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。当該管外調査については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他の件といたしまして,財務部税務課から発言を求められておりますので,これを許します。

税務課長)石岡市税条例等の一部を改正する条例を専決処分により改正させていただきましたので,報告させていただきます。専決処分の理由でございますが,平成28年1月1日に施行されました,行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律,これに合わせ,石岡市税条例の施行を,1月1日とするため,平成27年12月28日付けで専決処分をせさていただきました。改正要綱につきましては,市民税,特別土地保有税の減免申請書において,個人番号の記載が不要となったことによるものです。以上です。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ただ今の報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,管財課から発言を求められておりますので,これを許します。

管財課長)私から管財課で所管しております,石岡市ふるさと応援寄附金の状況を報告いたします。資料でございますが,お手元に配布しましたA4版サイズの石岡市ふるさと応援寄附金でございます。
 まず,記載してございます,表の寄附申込,入金状況でございますが,平成27年12月25日現在で,昨年度と入金件数を比較しますと6,175件多い2万7,112件,申込金額でございますが,5,943万7,182円多い2億8,146万484円でございます。
 次に,入金状況でございますが,件数は6,108件多い,2万5,648件,入金額でございますが,5,858万8,271円多い,2億6,595万9,574円でございます。中段以降につきましては,参考として記載させていただきましたが,本年度は各市町村,ふるさと納税に関心が高く,特産品を増やしたり,リニューアルを行う等,記載してありますように競争も激しくなってきております。裏面でございますが,平成20年度から平成26年度までの入金件数と入金額,平成26年度と平成27年度の月毎の比較表が記載してございます。
 また,クレジットカード導入に向けまして,作業を進めているところでございます。詳細が決まりましたら,委員の皆様にご報告させていただきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。ご意見等はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として何か発言はございませんか。

税務課長)税務課より,平成27年度現時点での,市税の歳入見込みについて報告させていただきます。市税全体で約2億3,000万円の減額と見込んでおります。主な税目は市民税で景気の緩やかな回復により,個人所得の増加,法人の収益増を見込んでおりましたが,11月末の歳入実績,今後の歳入見込みを合わせますと,約2億3,000万円の減収見込みとなりました。その他,軽自動車税で800万円の減額,たばこ税で800万円の増額を見込みとなりました。これらのことについては今後精査し,平成28年第1回定例会に補正予算として提案したいと考えております。以上です。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)他に発言はございませんか。

   〔「なし」と呼ぶ者あり〕

菱沼委員長)ないようですので, 以上で本日の総務委員会を閉会いたします。





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