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平成29年度 経済建設消防委員会

 第1回委員会 (4月18日)
出席委員 関口忠男委員長,村上泰道副委員長,鈴木行雄委員,大槻勝男委員,川井幸一委員,大和田寛樹委員
市執行部 【経済部】
 部長 諸岡広明,次長 越渡康弘,農政課長 武川俊郎,商工課長 山口哲史,観光課長 廣瀬政和,地籍調査課長 桜井正洋
【都市建設部】
 部長 福田嘉夫,次長 島田美智男,都市計画課長 浅田禎智,下水道課長 柴山伊佐夫,建築住宅指導課長 林秀憲,道路建設課長 額賀均,道路建設課副参事 吉田昌司
【消防本部】      
 消防長 小松崎政次,次長 足立芳一,次長(消防団再編担当) 日浅孝幸,次長(消防署・指揮担当) 関根忠,石岡消防署長 小澤春男,八郷消防署長 小吹光博,総務課長 岡野勉,予防課長 高野昌広,警防課長 押孝幸
【農業委員会事務局】
 局長 鈴木仁,農業委員会事務局課長 田村幸生
議会事務局 庶務議事課長補佐(木崎憲一)



関口委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の委員会は,平成29年度になり,初めて説明員として執行部に出席を求め,委員並びに執行部との情報の共有化,そして今後の円滑な委員会審査のため,開催するものでありますので,どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,これより議事に入ります。本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。次に,本日の案件に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお,冒頭にも申し上げましたとおり,本日の委員会は新年度最初の委員会ですので,委員並びに執行部の自己紹介を行い,案件に入りたいと思いますので,ご協力のほど,よろしくお願いいたします。
 それでは,最初に委員の自己紹介をいたします。私から,自己紹介をさせて頂きます。委員長の関口です。どうぞよろしくお願いいたします。

〔副委員長,委員の自己紹介〕

関口委員長)本日,髙野委員が欠席しておりますが,総委員7名で進めていきますので,よろしくお願いいたします。
 それでは,次に執行部から自己紹介と併せて,所管事務及び平成29年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 初めに経済部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

経済部長)4月1日付けで,経済部長を拝命いたしました諸岡広明と申します。どうぞよろしくお願いをいたします。
 私からは,経済部の組織体制につきまして,ご説明をさせて頂きます。
 お手元にお配りいたしました経済部業務概要の1ページの経済部職員配置をご覧願います。経済部は,農政課,商工課,観光課,地籍調査課の4課体制となってございます。職員数につきましては,部長,次長の他,農政課16名,商工課7名,観光課10名,地籍調査課5名となり,総勢40名体制となってございます。この内,新採職員が各課に1名ずつ配属となってございます。主要事業等につきましては,担当課長からご説明をしますので,よろしくお願いをいたします。

経済部次長)4月1日付けで,経済部次長を拝命いたしました越渡康弘でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 部長の補佐をはじめ,部の取り組むべき事業並びに部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整を図りながら,適切な進行管理に努めてまいる所存でございますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。

農政課長)農政課長の武川俊郎でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
 農政課所管の平成29年度主要事業についてご説明いたします。お手元の経済部業務概要2ページをお開き願います。上段が農政課の事務分掌でございます。1番の「農政の企画調整に関すること」から21番の「部の庶務に関すること」までが所管事務となってございます。
 続きまして,29年度における主要事業施策概要につきましてご説明いたします。資料は4ページ,5ページに記載してございますが,継続的な事業が多ございますので,今年度,力を入れる事業についてのみご説明させて頂きます。
 まず,4ページをお開き願います。3段目の農力アップ推進事業177万8,000円についてでございます。農力アップ推進事業につきましては,新しい栽培技術の実証,施設の導入支援,新品種や人気品種の導入などによりまして,地域力を活かした農業,持続可能な農業の実現に向け「魅力アップ」「ブランドアップ」「知名度アップ」のスリーアップを目指す取組を引き続き展開してまいりたいと考えております。本年度は,これまでの実績を踏まえ,市内直売所の販売力の強化,農産物や加工品などの販促PRや6次産業化の推進,農産物のブランド化を進めてまいりたいと考えております。
次に,その下段の新規就農者支援対策経費2,843万7,000円につきましては,就農間もない農業経営が不安定な農業者に対し支援,給付を行う事業でございます。国から交付されます青年就農給付金を,本年度は夫婦8組,単身8名に給付する予定でございます。
 次に,その下段の鳥獣被害対策事業1,393万7,000円につきましては,イノシシやハクビシン,カラスによる農作物等への被害防止にかかる経費でございまして,鳥獣被害対策実施隊による捕獲活動等の委託料や実施隊員の報酬,狩猟期間における捕獲協力報償金でございます。
 次に,3段下の県単土地改良事業1,093万8,000円につきましては,各土地改良区などが実施します,小規模かんがい排水事業などに対し県及び市が事業費を補助するもので,本年度は,県単土地改良事業補助としまして加生野地区,須釜地区,小桜地区のポンプ更新等を予定してございます。
 続きまして5ページをお開き願います。1段目の多面的機能支払交付金事業9,209万9,000円につきましては,土地改良区等が農業用排水路の清掃や草刈りなど,農村環境の保全や農業用施設の改修などを組織として取り組む事業でございまして,国,県,市がこれらの取組に対し支援するもので,本年度は32地区が事業に取り組む予定となっております。
 次に,2段下の農政企画経費2,025万4,000円につきましては,4月にオープンしました朝日里山ファームにおける新規就農者研修にかかる委託料や,農協が行う生産力,販売力の強化,営農指導の活動,また,有機栽培など環境保全効果の高い生産活動に対し,支援を行う経費でございます。
 次に,5段下の森林機能緊急回復整備事業につきましては,水源涵養や山地災害防止機能の再生を目的とし60ヘクタールの間伐2,000万円を計上してございます。その下の身近なみどり整備推進事業につきましては,平地林や里山,あるいは通学路周辺の森林の環境整備を目的とし7.2ヘクタール,720万円を計上してございます。なお,両事業とも森林湖沼環境税の交付金を活用した事業でございます。
 次に,林道開設事業(補助)2,034万2,000円でございますが,この事業は,国の道整備交付金を充当する事業で,継続的に整備しております,林道小幡・中山線の整備でございます。本年度300メートルの整備を予定してございます。
 次に,最後の段の林道開設事業(単独)3,976万9,000円につきましては,用地測量や,台帳の作成,林道小幡・中山線の工事区間周辺に営巣しております猛きん類の生態調査などの委託業務や林道の維持管理を行う事業でございまして,そのうちの林道修繕工事2,113万1,000円につきましては,林道丸山線の横断溝改修,補助事業で進めている小幡・中山線の支障立ち木の伐採工事費を計上してございます。農政課の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工課長)4月1日付けの人事異動によりまして,商工課長を拝命いたしました山口哲史と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,商工課の所管事務及び平成29年度の主要事業につきましてご説明申し上げます。お手元の資料2ページをご覧頂きたいと思います。商工課が所管する事務は,事務分掌に記載されております,「1.商工業の振興に関すること」から「15.その他商工に関すること」までの15項目を担当してございます。
 続きまして,平成29年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料の6ページをお開き頂きたいと思います。
 初めに,労働費の労働一般事務費100万円につきましては,労働者福祉の向上に要する経費といたしまして,中小企業労働者が融資を受けた場合に,その信用保証料を補給するための,中小企業労働者共済融資信用保証料補給金と,石岡商工会議所などの会員事業所において永年勤続し,成績優秀や功績顕著な者などに対して,労働意欲の向上を図ることを目的とする商工会議所等会員事業所優良従業員表彰負担金などを計上してございます。また,就職支援事業76万9,000円につきましては,就職活動の支援に要する経費として,平成24年度より開始いたしました,就職説明会及び面接会の開催に要する例年経費となってございまして,平成29年度は8月と11月の2回の開催を予定してございます。
 次に,商工費の商工振興事業1億1,214万5,000円でございますが,こちらは,中小企業振興等の商工施策に要する経費となってございます。初めに,自治金融預託金2,700万円でございますが,中小企業者が融資を受ける際,金利負担の軽減を図るために,市内の11金融機関に預入し,金利の引下げを行うものでございます。また,商工会議所や商工会が行う事業活動に対しての補助や,商工祭や市内商店街が行う事業費への補助金を計上してございます。中小企業事業資金保証料補給金3,758万2,000円につきましては,融資を受けた中小企業者に対し,茨城県信用保証協会の保証料を補助するものでございます。
 次に,石岡ふれあいまつり委託料921万5,000円につきましては,平成26年度まで実施しておりました産業祭と八郷ふれあいまつりの合併10周年を機に,それぞれのイベントを統合し,自分たちが楽しむイベントから市内外の人を呼び込むイベントに再構築し,実施するものでございます。例年通り10月での開催を現在調整してございます。
 次に,中心市街地活性化事業1,105万7,000円でございます。中心市街地の活性化に要する経費といたしまして,中心市街地活性化事業補助金119万円を計上いたしております。内容といたしましては,石岡駅前通りの御幸通り商店街振興組合において,まちなかの活性化を目指して実施しておりますサマーフェスタやクリスマスイルミネーションなどのイベント事業費などへの補助でございます。
 続きまして,空き店舗等活用支援事業費補助金897万円につきましては,中心市街地区域内において,これから新たに店舗出店を考えている方,あるいは,市内においてすでに店舗営業を行っている方が,新たに店舗出店をしようと考えている方を対象に,店舗改装などに必要となる経費,あるいは家賃の一部を補助するものでございます。平成29年度は,中心市街地のメイン通りとなる御幸,香丸,中町,守木通りに面する店舗にあっては,補助額を増額し,その他については,補助額を減額しております。
 次に,企業誘致推進事業479万5,000円でございます。企業の誘致に要する経費といたしまして,新規予算として企業誘致可能性調査委託料47万円を予算化しております。企業誘致の主である柏原工業団地に受皿がなくなってきている状況ではございますが,継続的に企業誘致を進めていく必要があることから,市内の候補地について調査を進める経費を予算化しております。雇用の拡大と若者の定住促進に向け,立地可能性のある土地の調査,企業側から見た立地環境評価や当市への立地展開の可能性等調査を行いまして,それぞれの土地の強み弱み等を精査し,都市計画,農政,企業誘致のセクションが連携し,県との調整をしていきながら,誘導地域や整備の方向性を見出し,新たな企業の立地誘導を図って参りたいと考えております。また,石岡市企業誘致雇用促進奨励補助金370万円につきましては,平成29年3月31日までに工場,事務所等を新設又は増設をして新規雇用を頂きました市内に住所を有する従業員1名につき10万円を,3年間を限度として交付するものでございます。中小企業の場合,市内に住所を有する者3人以上雇用したことが条件となっておりますが,平成29年度におきましては,継続企業5社37名分の雇用ということで計上させて頂いております。
 次に,茨城県工業団地企業立地推進協議会負担金10万円につきましては,茨城県が主催となりまして,県の企業局,開発公社及び県内38市町村が加入しているものでございます。当市としましては,協議会主催の説明会等に参加をいたしまして,県内外の各企業にアプローチをかけ,誘致拡大の機会を図ってまいりたいと考えているところでございます。商工課の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

観光課長)観光課長の廣瀬政和でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
 それでは,観光課の所管事務及び平成29年度の主要事業につきましてご説明申し上げます。初めに3ページをお開き願います。観光課が所管する事務は,事務分掌に記載されております「観光の振興に関すること」から以下10項目が観光課の事務分掌となってございます。また,事務分掌には記載されてございませんが,筑波山地域ジオパーク推進事業が政策企画課より観光課に移管され,職員も1人増えましたことをご報告させて頂きます。お手元にジオパーク推進協議会が作成しました,筑波山地域ジオパークの地図と,同じく協議会が平成28年度に作成しました,旅と地球の冊子を配りましたので,後ほど目を通して頂ければと思います。
 続きまして,平成29年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。7ページをお開き願います。主要事業につきましては,新規事業を中心にご説明させて頂きます。事業名等の欄の1段目,筑波山地域ジオパーク推進事業198万8,000円につきましては,筑波山地域ジオパークの活動推進に要する経費となってございます。筑波山地域ジオパーク推進事業の新規事業としまして,丸印のジオパーク周知看板設置委託料68万6,000円につきましては,筑波山地域ジオパーク推進協議会で統一したデザインを決定した後に,市内ジオサイト2か所に1枚ずつ,合計2枚の看板を設置する委託料となってございます。
 続きまして4段目,観光対策経費4,664万5,000円につきましては,観光の活性化事業に要する経費となってございます。筑波連山天空トレイルラン大会運営委託料97万円をはじめ,以下の通りの事業となってございます。観光対策経費の新規事業としまして,丸印のいしおかファンクラブ運営業務委託料50万円でございますが,この事業は,石岡市を知ってもらい,石岡のファンになって頂き,観光等に来てもらうための事業となってございます。経費としまして,啓発グッズやメールマガジンシステムの立ち上げや管理運営費となってございまして,委託先は,市観光協会となってございます。また,茨城大学連携推進事業委託料20万円でございますが,茨城大学に留学している中国人留学生と連携しまして,当市の地域資源の発掘を行い,SNSを活用した効果的な情報発信を海外等に行うための事業でございます。今年度は,観光PR動画2本を作成予定でございます。
 続きまして,福祉バスラッピング委託料110万円でございますが,福祉バスに観光PR写真をラッピングし,関東近郊を往来することで,走行中や駐車中を問わず目を引かせることにより,当市の観光をPRするための委託料でございます。デザインにつきましては,情報戦略会議で決定する予定でございます。
 資料の中で指定管理も載せておりますので,ふれあい交流施設が八郷農協と,オートキャンプ場がつくばね森林組合と,観光案内所とまち蔵藍が市観光協会と,常陸風土記の丘,フラワーパーク,ふれあいの森,国民宿舎は石岡市産業文化事業団と,朝日里山学校はNPO法人アグリやさとと指定管理を結んでおります。さらに,記載にはございませんが,平成28年度予算を今年度に繰り越しました常陸風土記の丘複合遊具設置工事費3,700万円でございますが,4月の業者選考委員会へ図りまして,5月に発注する運びとなってございます。観光課の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

地籍調査課長)地籍調査課長の櫻井正洋でございます。引き続きましてよろしくお願いいたします。
 初めに,所管事務についてご説明申し上げます。3ページをお開き願います。下の段にありますように3点ほどございます。「地籍調査事業の計画及び調査に関すること」以下,記載のとおりでございます。
 次に,主要事業の概要をご説明いたします。9ページをお開き願います。地籍調査に要する経費として974万5,000円を計上してございます。内訳でございますが,地籍調査補助員賃金78万8,000円,それから測量・調査等委託料597万8,000円が主なものでございます。次ページに位置図が添付してございますが,29年度調査地区は若松Ⅱ地区としまして,若松一丁目二丁目,若宮一丁目から四丁目のそれぞれ一部0.09平方キロメートルでございます。筆数にいたしまして336筆,地権者数は158名でございます。以上でございます。地籍調査課の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

関口委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件について,ご質問等がございましたら,挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,経済部の所管については,以上で終結いたします。
 次に,都市建設部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

都市建設部長)都市建設部長の福田でございます。昨年度に引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。私からは,平成29年度都市建設部の組織体制についてご説明させて頂きます。
 まず,都市建設部業務概要の1ページの職員配置図をご覧願います。都市建設部は,都市計画課,下水道課,建築住宅指導課,道路建設課の4課体制となってございます。
 次に,職員の構成でございますけれども,部長,次長の他,都市計画課が課長以下13名,下水道課につきましては課長以下11名,建築住宅指導課は課長以下10名,道路建設課は課長以下20名で,本年度につきましては昨年度より1名減でありますけれども,総勢56名の執行体制で業務にあたっているところでございます。なお,2ページ目以降の各課事務分掌及び主要事業施策概要につきましては,各担当課長から説明をいたしますので,よろしくお願いいたします。

都市建設部次長)このたびの定期異動によりまして,都市建設部次長を拝命いたしました,島田でございます。部長の補佐役として,部内各課の業務が円滑に行えるよう,部内外の調整を担当してまいります。よろしくお願いいたします。

都市計画課長)都市計画課長の浅田でございます。引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。
 平成29年度都市計画課の所管事務及び主要事業施策概要について,ご説明申し上げます。初めに,事務分掌についてご説明申し上げます。資料都市建設部業務概要の2ページをお開き願います。都市計画課の事務分掌でございますが,1の「都市づくりの基本構想に関すること」をはじめとしまして,記載されております23の事務を担当しております。
 続きまして,平成29年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料4ページをお開き願います。初めに,地域交通対策事業の6,644万1,000円でございます。これは,今年度から都市計画課で所管する事業でございます。内容といたしましては,地域住民の交通手段を確保するため,民間路線バス廃止に伴う代替バスや乗合タクシーの運行に対する補助をする事業でございます。事業といたしまして,石岡市代替バス運行事業補助金977万円を計上しております。内容といたしましては,地域住民の交通の利便を確保することを目的に,板敷山前から羽鳥駅間の運行に対し運行事業者に補助を行うものでございます。また,石岡市乗合タクシー運行事業補助金5,600万円を計上しております。内容といたしましては,交通不便地域の住民,交通弱者と言われる人たちが交通の利便を確保することを目的に,運行主体に補助を行うものでございます。
 次に,都市計画一般経費の2,402万2,000円でございます。これは,都市計画事業の決定や変更,また,景観の保持等に要する事業費でございます。新規事業といたしまして,看板建築サミット開催委託料75万円を計上しております。内容でございますが,平成29年7月16日日曜日,石岡市民会館で開催いたします,看板建築サミットにおける委託料でございます。サミットでは,基調講演といたしまして,江戸東京博物館館長,東大名誉教授で看板建築の名付け親であります藤森照伸先生に依頼しているところでございます。また,看板建築が保存されている全国の自治体に参加をお願いしておりますので,石岡市民を含め多くの方々に足を運んでもらえる様,PRをして参りたいと考えております。
 次の新規事業といたしまして,立地適正化計画策定業務委託料900万円を計上しております。内容でございますが,都市における今後のまちづくりは,人口の急激な減少と高齢化を背景として,高齢者や子育て世代にとって,安心できる健康で快適な生活環境を実現すること,財政面及び経済面において継続可能な都市経営を可能にすることが,大きな課題となっておりますので,石岡市においても,医療・福祉施設,商業施設や住居等がまとまって立地し,高齢者をはじめとする住民が公共交通によりこれらの生活利便施設等にアクセスできるなど,福祉や交通なども含めて都市全体の構造を見直し,「コンパクトシティ・プラス・ネットワ-ク」の考えで進めていく計画を策定するものでございます。この計画は2か年で策定を予定しており,今年度はデータ収集や課題の洗い出しを行う予定でございます。
 次に,石岡駅周辺整備事業の1億3,318万円でございます。内容といたしましては,石岡駅周辺の整備に要する事業費でございます。次に,自由通路維持管理経費の1,948万3,000円でございます。内容といたしましては,石岡駅東西自由通路の維持管理に要する経費でございます。
次に,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の4億6,126万8,000円でございます。これは,合併特例債の事業計画に基づきます主要4路線の道路整備に要する事業費でございます。内容といたしましては,美野里・八郷線において残り区間工事を早期に発注し,本年度中に全線供用開始を予定しております。さらに貝地・高浜線,上林・上曽線,駅前・東ノ辻線の3路線につきましても引き続き整備を進めてまいります。
 次に,公園維持管理経費の1億2,332万円でございます。内容といたしましては,都市計画課が管理をしております都市公園や広場,緑地等の維持管理に要する経費となっております。また,公園長寿命化改修工事の事業費でございます。
 最後に,駐車場特別会計となります駐車場管理運営経費の2,568万2,000円でございます。内容といたしましては,石岡駅の東側にあります市営駐車場の維持管理に要する経費となっております。
以上が,平成29年度都市計画課の所管事務及び新規・主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)4月1日付けの人事異動で下水道課長を拝命いたしました,柴山伊佐夫と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 平成29年度下水道課所管事務並びに主要事業施策概要について,ご説明いたします。業務概要の2ページ目をお開き願います。表の中段にございます記載事項が下水道課の事務分掌でございます。1項目目の「公共下水道及び農業集落排水事業の全体計画及び事業決定に関すること」をはじめ14項目の事務を担当してございます。
 続きまして,主要事業施策概要についてご説明いたします。5ページ中段にございます下水道特別会計では,流域関連公共下水道一般管理経費から6ページ中段の土木費特別会計繰出金までが,流域関連公共下水道事業及び公共下水道事業の整備,維持管理に要する事業及び費用となります。まず,5ページの一般管理経費では1,227万円で主に事務経費と委託料でございます。平成28年度から平成31年度までの継続費として実施しております地方公営企業法の適用化業務委託料本年度分の1,012万円を計上しております。
 次に,使用料徴収経費では,新規事業として下水道料金徴収等嘱託員報酬121万1,000円を計上しております。これは,前年度流域関連公共下水道ポンプ・管渠維持管理経費に計上していた臨時雇人賃金を,下水道事業受益者負担金および使用料の徴収率向上を図るため,嘱託員を配置し効率的な料金収納を図ります。併せて,料金賦課の基礎となる下水道への接続率向上のための接続訪問,使用料のための検針作業を実施し,さらなる事業の効率的な運用を図るものです。ほかに,下水道使用料の口座振替等に要する手数料や,使用料徴収委託料として3,053万3,000円を計上しております。
 次に,流域関連公共下水道ポンプ・管渠維持管理経費では,流域下水道事業維持管理負担金や中継ポンプ場の維持管理費用等として2億8,191万1,000円を計上しております。次に,公共下水道整備ポンプ・管渠維持管理経費では,八郷水処理センター維持管理業務委託料など維持管理等の費用1億4,640万1,000円を計上しております。
 続いて,6ページ上段の流域関連公共下水道整備事業(補助)では,東ノ辻地内等の管渠埋設工事で2,549万8,000円となります。
 次に,流域関連公共下水道整備事業(単独)では,新規事業の下水道施設ストックマネジメント全体計画策定委託料1,184万円を計上しております。これは,施設維持管理に対する国庫補助事業申請に向けた事前準備として全体計画の策定業務を委託するものでございます。それ以外に,管きょ工事に伴う積算・実施設計委託料や,上水道移設補償などで6,974万1,000円となります。
 次に,流域関連公共下水道整備事業(単独・雨水)では,山王川の維持管理に要する経費として測量設計委託料1,400万円を計上いたしました。これは,JR常磐線の横断部が豪雨による増水によって被害を受けた復旧工事実施設計の委託料でございます。さらに,新規事業として山王川雨水幹線調査委託料200万円を計上いたしました。これは,山王川氾濫対策として,現在の雨水幹線事業の計画見直しを検討するためのものでございます。それら以外に,山王川と調整池の除草の委託費用や復旧工事費用など688万円となります。
 次に,公共下水道整備事業(補助)では,真家・東成井・宮ケ崎地内の管きょ埋設工事などの補助事業に係る費用1億796万6,000円となります。
 次に,公共下水道整備事業(単独)では,新規事業として下水道施設ストックマネジメント全体計画策定委託料1,996万円を計上しております。これは,施設維持管理に対する国庫補助事業申請に向けた事前準備として全体計画の策定業務を委託するものでございます。それ以外に,管きょ工事に伴う積算・実施設計委託料や上水道移設補償などで2億3,200万円となります。
 次に,流域下水道事業では,流域下水道処理施設の工事に係る市町村負担金として949万5,000円となります。
 次に,土木費の特別会計繰出金では,一般会計から下水道特別会計への繰出費用で12億9,061万2,000円となります。
 続いて,6ページ下段程から7ページ上段程までが農業集落排水事業の主な施策事業となります。農業集落排水事業は,地方公営企業法の法非適用にて運用していますが,法適用化に向けた移行事業を新規事業として本年度から取り組みます。その移行業務の委託費用は964万円でございます。出し山地区を含めた5地区施設の維持管理のための事業と経費は,それぞれ記載のとおりでございます。
 次に7ページ中段をご覧ください。新規事業として,農業集落排水事業における水洗化普及促進事業180万円を計上しております。これは,石岡市内の農業集落排水事業地区の全てを対象とした,長距離排水設備接続支援事業補助金でございます。
 次に,農林水産業費の特別会計繰出金では,一般会計から農業集落排水事業特別会計への繰出費用で2億7,277万8,000円となります。
 最後に,衛生費の霞ヶ浦浄化対策経費では,下水道接続ができない地域で合併浄化槽を設置する場合,浄化槽の規模に応じて補助を行うもので年間150件程を予定しています。その補助金など1億208万2,000円となります。以上が,平成29年度下水道所管の主要事業の概要でございます。
 ここで,委員各位へ3月末日に議員さん宛ての配布文書箱を利用して配布した石岡市農業集落排水事業経営戦略の資料について申し上げます。3月末日に配布した資料を着任後4月に確認したところ,あまりにも字が小さく,判読に苦慮する状況でした。それは,総務省に提出する様式にとらわれすぎた為,同様のものを資料として配布してしまったようです。私のコンピュータ操作によるものですが,文字を大きくしたものを改めて,本日配布させて頂いた次第です。大変申し訳ございませんでした。下水道課からのご報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)4月1日の人事異動を受けまして,今年度より建築住宅指導課長を拝命いたしました林秀憲と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,平成29年度建築住宅指導課の業務概要につきまして,ご説明いたします。都市建設部業務概要の3ページをお開き願います。上段にございますのが,建築住宅指導課の事務分掌となります。「1.宅地開発等に関すること」から,記載されております12業務を所管しております。
 続きまして,7ページをお開き願います。中段から記載されております建築住宅指導課の平成29年度主要事業につきましてご説明申し上げます。初めに,木の住まい助成事業1,530万円でございます。この事業は,市内商工業の活性化と定住人口の増加を図ることを目的としまして,1件当たりの建築費用の10%以内,50万円を限度に助成するものです。また,ふるさと再生プロジェクトや中心市街地活性化基本計画(第2期)に基づき,中心市街地内のまちなか居住の推進を図るため,今年度より中心市街地重点助成として10万円を上乗せできる制度を新たに付加しております。
 続きまして,木造住宅耐震改修促進事業204万円でございます。この事業は,昭和56年5月以前に建てられた木造住宅の耐震診断及び耐震改修工事に対して助成するものです。内訳といたしましては,診断士の派遣を行う木造住宅耐震診断士派遣業務委託料として54万円,木造住宅耐震改修補助金150万円につきましては,改修計画と改修費用を合わせまして2分の1以内,50万円を限度とする助成となります。
 続きまして,住まいづくり推進事業620万円でございます。この事業は,主に市外からの転入者を対象に定住人口の増加を目的としまして,1件当たりの建築費用の10%以内,30万円を限度に助成するものです。また,当該事業につきましても木の住まい助成事業と同様に,ふるさと再生プロジェクトや中心市街地活性化基本計画(第2期)に基づき,中心市街地内のまちなか居住の推進を図るため,今年度より中心市街地重点助成として10万円を上乗せできる制度を新たに付加しております。
 続きまして,狭あい道路整備事業929万円でございます。この事業は,建築基準法42条2項に基づき,特定行政庁が指定した4メートル未満の狭あい道路の解消に助成するもので,後退用地の舗装工事費に400万円,購入費に200万円,分筆補助金に194万円,工作物撤去補助金に135万円を見込んでおります。
 続きまして,8ページをお開き願います。市営住宅維持管理経費2,643万6,000円でございます。主に,市営住宅の修繕等維持管理に要する経費となります。主な内訳といたしましては,給排水関係の修繕などを行う建物修繕として390万円,バランス釜の交換などを行う備品修繕として392万3,000円,合併浄化槽や受水槽の管理を行う施設清掃・管理・保守保安委託料として366万円,住宅の修繕を行う市営住宅修繕委託料として209万3,000円,用途を廃止した木造住宅の解体を行う住宅解体工事として220万円を見込んでおります。
 続きまして,賃貸住宅ストック事業1,350万円でございます。この事業は,居住の安定に配慮が必要な方への住宅の供給,中心市街地の定住人口確保,増加を図ることを目的としまして,石岡駅周辺の良好な民間共同住宅を,賃貸住宅ストック活用事業により認定し,高齢者世帯や子育て世帯などを対象に家賃の助成を行うものです。また,今年度より新婚世帯についても対象とすることとしております。
 続きまして,市営住宅長寿命化改修事業5,111万5,000円でございます。この事業は,石岡市営住宅長寿命化計画に基づき,平成22年度から実施しているものです。平成29年度は,池の台団地14号棟,15号棟の計2棟を対象として,長寿命化改修工事に伴う実施設計の委託のほか,改修工事および工事監理委託を実施する予定でございます。
 続きまして,被災住宅復興支援事業60万5,000円でございます。この事業は,東日本大震災で大規模半壊以下の判定を受け,住宅等の復旧のために金融機関から融資を受けた方を対象として1%の利子補給を5年間行うものです。
 最後に,民生費の災害救助費62万4,000円でございます。この事業は,東日本大震災による東北3県からの避難者を対象に,民間賃貸住宅を仮設住宅として借上げ,1世帯4人までが6万円,5人以上の世帯が9万円を限度に,市が契約を置き換えるものでございます。平成29年3月末現在の受入状況といたしましては,福島県内の避難指示区域内からの避難世帯1世帯のみとなってございます。以上が,建築住宅指導課の業務と主要事業の概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長)道路建設課長の額賀でございます。引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課副参事道路建設担当)道路建設課副参事の吉田でございます。引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長)それでは,平成29年度道路建設課の所管事務及び主要事業施策概要について,ご説明申し上げます。初めに,事務分掌についてご説明申し上げます。資料3ページをお開き願います。中ほどになります。「1.道路の占(使)用等の許可及び現場検査に関すること」以下,記載のとおり18項目までを,本庁,支所それぞれ事務を担当してございます。
 続きまして,平成29年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。資料8ページの中ほどからになります。初めに,道路管理事務費として,予算額1,166万2,000円を計上してございます。主な内容ですが,市が管理する道路の賠償保険料や市道認定及び変更または道路改良工事等で,道路延長や幅員の変更が生じることにより,道路台帳を補正するための業務委託料などの事務費でございます。
 次に,道路維持経費として予算額2億5,430万3,000円を計上してございます。主な内容ですが,道路舗装や排水路の損傷,または,法面崩れなどによる補修工事や,街路樹の剪定と除草,また,道路側溝清掃などの維持補修に要する事業費でございます。主な事業費として,記載のとおりでございますが,道路などの補修箇所の工事費や補修用材,また,国庫補助事業による幹線道路の舗装修繕ための,測量・設計委託料及び道路舗装修繕工事など予算計上してございます。
 次に,丸印の新規としまして,道路施設修繕工事500万円を計上しております。内容としては,昨年度実施しました道路ストック総点検委託料として,道路標識や道路照明の点検を実施し,劣化やサビなど修繕が必要な箇所を,今年度より国庫補助事業を活用しまして修繕工事を行うものです。
 次に,地方道路等整備事業として2億27万円を計上してございます。内容ですが,国道・県道へ連絡する道路や地域間を結ぶ幹線道路について,年次計画により道路改良や舗装工事などに要する事業費でございます。主な事業費は記載のとおりでございます。12路線を計画してございます。
 次に,一般市道整備事業(単独)として予算額2億4,720万6,000円を計上してございます。内容ですが,地域要望などにより,生活道路等の道路改良や舗装工事,また排水整備工事などに要する事業費でございます。主な事業費は,記載のとおりでございます。
 次に,交通安全施設整備事業として予算額1,250万円を計上してございます。内容ですが,交通安全施設としての歩道整備や区画線の引き直し,ガードレール等の設置などに要する事業費でございます。今年度,歩道整備と,交差点付近や区画線の引き直し等を予定してございます。
 次に,狭あい道路待避所整備事業として予算額1,000万円を計上してございます。内容ですが,主に4メートル未満の狭あい道路の一部区間について,地権者の用地協力を得ながら道路の待避所を設置し,車の交互通行など交通支障を解消するために要する事業費でございます。今年度4か所の待避所整備を予定してございます。
 次に,国庫補助道路改良事業として予算額9,600万円を計上してございます。内容ですが,広域農道フルーツラインから県道石岡筑西線の上曽地区集落までの延長520メートルの整備に要する事業費でございます。平成27年度から平成29年度までの3か年の計画で取り組んでおり,今年度は最終年度であり,表層工と暫定交差点改良工事を予定してございます。
 次に,橋りょう維持費として予算額1億900万円を計上してございます。内容ですが,市が管理する橋りょうについて,国庫補助の橋りょう長寿命化修繕計画に基づき,橋りょう定期点検委託や,修繕に伴う測量設計委託及び修繕工事を,計画的に行うために要する事業費でございます。本年度は15メートル未満の橋りょう定期点検委託172橋と,昨年度実施しました測量設計委託により,橋りょう長寿命化修繕工事2橋を予定してございます。
 次に,橋りょう新設改良事業として予算額390万円を計上してございます。内容ですが,三村地内のJR常磐線に架かる天神橋の架け替えを行うために要する事業費でございます。平成26年度から平成28年度までの3か年の継続費としまして取り組んでおりましたが,工事遅延により,昨年度末に継続費を1年延伸しまして,4か年としてございます。今年度は,橋面舗装工事を市施工として発注し,すべての工事が完了となります。
 次に,排水路整備事業予算額として,予算額1億1,218万4,000円を計上してございます。内容ですが,規模の大きな排水路の整備や,既設排水路の改修と道路冠水箇所の解消を行うために要する事業費でございます。今年度,測量設計委託料や排水路整備工事併せて12か所を予定してございます。
 次に,急傾斜地崩壊対策事業の予算額370万円を計上してございます。内容ですが,茨城県で進めている急傾斜地崩壊対策事業に要する負担金でございます。現在,北根本地区の工事と,高浜西の前地区の地質調査など,本年度も継続して整備促進が図られるため,その事業費の10分の1を県に対し負担するものであります。以上が,平成29年度道路建設課の所管事務及び主要事業施策概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

関口委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

川井委員)2点ほど,都市計画課にお聞きしたいと思います。
 まず1点目として,地域交通対策事業の中の乗合いタクシーですが,事業の補助金の額は前年と変わりはないのか,まずお伺いします。

都市計画課長)お答え申し上げます。乗合いタクシー5,600万円を今年計上しているのですが,昨年よりは若干安くなっております。

川井委員)その中の事業内容といいますか,利用度の状況等も含めまして,具体的にお話できる部分がありましたら,お聞かせください。

都市計画課長)こちらの石岡市乗合いタクシー運行事業でございますが,運行主体といたしましては,石岡市社会福祉協議会にお願いしているところでございます。こちらオペレーター8名で,1日あたり4人のシフトで乗合いタクシーの受付をしています。運行事業者といたしましては,石岡地区では関鉄ハイヤー株式会社さん,八郷地区では有限会社ムツミ観光自動車さんにお願いをしているところでございます。便数としましては1日10便,8時15分から17時まで。稼働日数としましては,土日祝祭日年末年始を除きまして,244日間稼働しております。一昨年,平成27年の利用状況としましては,4万1,838人にご利用頂いております。内訳としまして,石岡地区では2万6,988人,八郷地区では1万4,850人でございまして,1日平均で172.2人の利用となってございます。過去の実績から見ますと,平成19年には5万717人,平成20年には4万7,756人,平成21年では4万8,133人,平成22年で3万8,051人,平成23年で3万8,954人,平成24年で4万745人,平成25年で4万4,203人,平成26年で4万2,750人,だいたいこういった推移で利用してもらっているような状況です。以上です。

川井委員)利用につきましては予算委員会の中でも数値的なことは聞かされておりまして,今もあらためてお話頂きましたけれども,要するに利用者の人数的には変わってはおりませんけれども,やはり一般の市民の方々からすると,そこを使いたいけれども,なかなかいっぱいで使えないという状況なので,今の体制の中ではその数字が限界なのかという部分もありますけれども,やはり一般市民の方々からすれば,もうちょっとその部分を利用したいという部分も大きくあると私も聞いております。要するに頼んでもなかなか取れないのであきらめているという部分も多いですので,今後はその部分も,私も一般質問の中で話をしましたけれども,今後もうちょっと利用ができるような状況に進めていって頂きたいと思っております。
 それでは,次にもう1点ですね,石岡駅周辺整備事業の中の東西自由通路関連工事の中身はどういったものなのか,お聞かせ頂ければと思います。

都市計画課長)石岡駅東西自由通路関連工事900万円でございます。こちらの内訳といたしましては,現在,伝承館のところにいしおかのお祭りの山車,獅子を展示してございます。ですが,現在全ての山車が入れるという状況にはなってございませんので,こちらを観光客の方や見に来てくれる方々のために,全ての山車が入れるような改修工事を予定しております。また,現在,東西自由通路に滝平二郎先生のステンドグラスが4枚ほど設置してございますが,こちらのほうもライトアップをいたしまして,夜でもよく鑑賞して頂けるような工事を予定しております。また,JR石岡駅に扁額がございまして,こちらのライトアップの工事もこの中で予定してございます。以上でございます。

川井委員)よくわかりました。質問はちょっと変わってくるんですけれども,自由通路の部分かと思います。予算委員会,また,一般質問等の中でも駅舎の中での軽食等,飲食店等を希望するという声が多いという中で,あの自由通路の部分にそういったものを作るということになれば,その重量に関して,調査しなければならないとの答えがありましたけれども,今回はそういった部分での費用というのは入っていないんでしょうか。

都市計画課長)自由通路,ステーションパークも含めてだと思いますが,そちらの工事等に関しましては,5ページにあります公園維持管理経費の石岡駅周辺整備関連工事5,800万円を計上してございます。こちら平成28年度から関係部署と協議を進め,石岡駅の利便性向上のためにステーションパーク等を含めて,もう少し活用ができないかということで現在検討を重ねております。その中で,石岡駅周辺整備工事5,800万円を計上してございますが,そちらも含めて駅の利用しやすさ,駅を利用する方の休憩スペース等の中で対応していきたいと考えております。しかし,まだ方向性がはっきり定まっていない部分もございますので,今後も協議を重ねて進めていきたいと考えてございます。

川井委員)わかりました。ただいま言った部分ですね,本当に駅舎の中での休憩スペース含めて時間調整等がなかなか今の状況ではできないという中で,寒い時,暑い時特にね。私はそういう中でのスペースは非常に必要ではないかと思っておりますし,一般市民の皆さんの声も非常にそこは大きいということでございますので,是非とも方向的にはそういった部分を十分に頭に置いて頂きまして,今後進めて頂きたいと思います。

都市計画課長)先ほど委員さんからの質問にございました乗合いタクシーの部分の昨年度に比べての予算なんですが,訂正させて頂きます。昨年度平成28年度当初予算としましては5,800万円でございました。その中で実績に応じまして,補正を200万円いたしまして,最終的に5,600万円となっております。ですから今年度,平成29年度も5,600万円ですので同額となっております。大変失礼いたしました。

大槻委員)私も2点ほどお聞きをいたします。まずね,建築住宅指導課なんですけれども,池の台住宅の件でお聞きをいたしますが,本年度も住宅修繕工事ということで入っているようなんですが。実を言いますとね,池の台住宅,駐車場が無くて非常に困っているということで,駐車場の整備ということで始まりましてね,排水の工事かさ上げなどが終わったようなんですが,それから工事が全然進んでおりませんので,その辺をちょっとお聞きしたいと思います。

建築住宅指導課長)池の台住宅の駐車場整備についてでございますが,隣接地に土を入れてかさ上げをしているような状況にございます。そこに搬入している土というのは,公共工事で発生した土などを入れてございますので,そういった関連事業があるときに入れて整備を進めていくということで,現在,大体半分くらいの位置まで工事が進んでいるという状況でございます。以上でございます。

大槻委員)ただいまのね,説明では埋め立てが半分くらいまで進んでいるということなんですが。池の台住宅の人たちはね,非常に車の駐車に困っているということでね,もし火災などがおきた時にね,消防車も入れないというお話も出ていますのでね。これは早急に進めていってもらいたいと思うのですが,完成の予定はいつ頃なのか,お伺いします。

建築住宅指導課長)先ほどもご答弁申し上げましたとおり,関連工事の公共事業の発生土を利用しておりますので,発生土の量にもよると思いますけれども,消防車の問題もあるということですので,早急に対応ができるように進めていきたいと考えております。

大槻委員)わかりました。よろしくお願いいたします。
 それからもう1点なんですが,道路建設課に質問をいたします。地方道路等整備事業なんですが,12路線の中に真家地区とあるんですが,これは場所はどこなんですか。

道路建設課副参事道路建設担当)真家地区の国道355号線から一部改良済の部分がございまして,それから行在所踏切という踏切がございます。そこに向かう路線のところでございます。

大槻委員)今の説明ですとね,これは常磐線の踏切までなんですか。

道路建設課副参事道路建設担当)踏切の手前のところを計画してございます。

大槻委員)手前のところというのは。あの道路は現在行き止まりですよね。あの道路をJR常磐線の踏切の手前までということなんですが,またこれ行き止まりになるんですよね。この道路は例えば355号線に抜けるんですか。

道路建設副参事道路建設担当)行き止まりではございません。現在,舗装になっている部分が踏切側になりまして,その手前が砂利道になって狭あいになっております。その部分を改良するという予定でございます。

大槻委員)今の説明ではちょっとわからないんですが。あの355号線から入ってきますよね。要するに,JRの踏切のほうに入ってきますよね。今,行き止まりの道路になってますよね。広い通りなんですが。前に,これは旧八郷町の時代に国からの補助半分と町の持ち出しが半分ということで,立派な道路を作ったんですが,これ行き止まりになっている訳ですよね。それから先の道路を拡幅するということなんですよね。そうですよね。ですが,あれを広げていった場合に,これJRの踏切があるんですが,これはどうするんですか。このJRの踏切はJRさんに広げてもらうんですか。

道路建設副参事道路建設担当)委員おっしゃった行き止まり…ではないですけれども,砂利の部分で狭くなっている部分について今回は拡幅改良させてもらうということで,その先,おっしゃっております踏切の部分は舗装になっておりますので,その手前の砂利の部分の改良舗装ということになります。

大槻委員)改良ということなんですが,これ何メートルなんですか。

道路建設副参事道路建設担当)全体延長で550メートルありまして,幅員を5.5メートルにする予定でございます。

大槻委員)5.5メートルということなんですが,あの道路を5.5メートルで広げていきましてね。私の地域ですので,あの道路も見ていますけれども,あそこの砂利道の部分だけを5.5メートルにするということは,またこれ行き止まりになっている訳ですよね。これをですね,例えばですよ,あの手前に○○さんという家があるんですけれども,あれから右手のほうに曲げていけば355号線に抜けるんですよ。そのほうが地元としては,そのようにしてもらいたいという話が大きいんですよ。355号線まで抜いてもらいたい。これ,私がいう訳じゃありませんけれども5.5メートルの道路で砂利道だけ舗装して,またこれ行き止まりになるでしょうよ。踏切で行き止まりになるんですよ。こんな無駄金かけていいんですか。

道路建設副参事道路建設担当)全体的な改良計画については,引き続き地元と協議をして進めていきたいと思っております。

大槻委員)今,副参事からもお答えがありましたけれども。これね,是非とも地元と話をしてくださいよ。地元では,また行き止まりの道路を作られては困るということなんですよ。ですからあれを,私先ほど言ったと思うんですけれども,○○さんの脇を抜けるとね,あれを道路拡幅をしていきますと,しばやまタイヤさんの中古車展示場のところに道路が抜けているんですよ。あれに抜いてもらいたいという話なんですよ。そうすると355のバイパスにきちんと道路が繋がるんですよ。それが地元の要望なんですよ。そのあたりはよく検討してください。以上です。

道路建設副参事道路建設担当)引き続き地元の関係者の方と協議を進めていきたいと思います。

川井委員)済みません,1点質問が漏れまして。他の委員会の委員から出ている要望なんですが,都市計画課の駅前周辺整備ということで,旧の西友から降りてきまして,交番前にありました横断歩道がなくなっているということで,私も以前から見ていて,あそこは非常に利用度が高い横断歩道でありましたけれども,それが無くなって,ぐるっと回ってしまうということなので,利用している方が困っているということを聞いております。是非ともお考え頂いて,駅前の利便性のいい通学通勤の横断歩道として再度考えて頂きたいと思います。答弁は結構です。

関口委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,都市建設部の所管については,以上で終結いたします。暫時休憩いたします。10分程度といたします。

―休憩―

関口委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,消防本部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

消防長)消防長の小松﨑でございます。昨年度に引き続き,どうぞよろしくお願い申し上げます。消防本部,消防署の現況につきましてご説明させて頂きます。
 消防本部業務概要の1ページをご覧ください。職員の配置表でございます。現在の職員数は消防吏員130名,再任用の事務職員1名の131名でございますが,昨年より1名多くなってございます。職員の配置状況でございますが,消防本部は,総務課,予防課,警防課の3課で私以下20名でございます。石岡消防署に69名,八郷消防署に38名を配置しまして,災害対応等の業務を遂行しております。また,今年度より県立消防学校に教官として1名,東日本大震災に係る職員の派遣といたしまして,気仙沼市に1名を派遣いたしております。いばらき消防指令センターへは,引き続き2名の職員を派遣しております。4月1日付けで採用しました5名の職員は4月12日から9月8日まで茨城県立消防学校に初任科教育のため入校しております。職員が一丸となりまして,石岡市民の安全・安心の構築に向けた街づくりに,全力で取り組んでまいります。各事業につきましては,署長・課長からご説明させて頂きます。よろしくお願い申し上げます。

消防次長)昨年度に引き続き,消防次長を拝命いたしております足立でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は消防長を補佐し,所管事務の統制,指揮監督及び連絡調整を図ることを職務としております。どうぞよろしくお願いいたします。

消防次長消防団再編担当)この度の人事異動によりまして,消防本部次長消防団再編担当を拝命いたしました日浅でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は,消防長の補佐として,消防本部の適正な職場管理と,円滑な業務遂行を行うとともに,消防団再編担当として,今後見込まれる人口減少などの社会情勢の変化に見合った,消防団の組織体制の充実強化を図るため,効率的な組織の再編と施設の整備計画に取り組み,更なる市民の安全・安心の向上を目指してまいりたいと思います。
再編に関しましては,地域の特性や実情を勘案し,消防団幹部および地元消防団,市執行部局と慎重に協議を重ね,住民意向を尊重しながら進めていきたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

消防次長消防署・指揮担当)4月1日の人事異動によりまして,消防次長消防署・指揮担当を拝命いたしました関根でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の職務は消防長を補佐し,災害時の無線統制の充実及び消防本部と消防署の適正な職場管理を行い,円滑な消防業務の遂行を図ることでございます。地域に密着した行政サービスの向上と,住民の安全安心の確保のため,誇りと自信を強く持って職務に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

石岡消防署長)この度の人事異動によりまして,石岡消防署長を拝命いたしました小澤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,石岡消防署の職員構成および所管事務につきましてご説明申し上げます。石岡消防署は,石岡署に署長以下47名,柏原分署に分署長以下12名,愛郷橋出張所に出張所長以下10名,各署所2部体制の勤務構成でございます。各署所の事務分掌につきましては,お手元の資料5ページから7ページに記載のとおりでございます。市民の負託に応えるため,職員一丸となりまして地域住民の安全・安心のため,消防業務に取り組んでいく所存でございますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

八郷消防署長)4月1日の人事異動により八郷消防署長を拝命いたしました 小吹でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは,八郷消防署の職員構成および所管事務につきましてご説明申し上げます。八郷消防署は八郷署に署長以下28名,山崎出張所に出張所長以下10名配置し,署所2部体制の勤務構成でございます。各署所の事務分掌につきましては,お手元の資料5ページから7ページに記載のとおりでございます。八郷消防署の管轄区域は,山間部を含め広範囲のため地域防災にあたっては,組織力とチームワーク,地域消防団との連携協力を得て市民の安全・安心のため,職員一丸となって取り組んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

総務課長)4月から総務課長に着任しました岡野勉でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 総務課の体制及び所管事務につきましてご説明申し上げます。お手元の資料,消防本部業務概要1ページの職員配置表の上段,総務課の欄をご覧下さい。私のほか,課長補佐が1名,係長3名,再任用職員を含めました主任2名,課員1名の計8名で 所管事務を行っております。
 続きまして ,事務分掌でございますが,お手元の資料2ページをご覧頂きたいと思います。庶務・管理・地域消防の3係でございまして,庶務係につきましては 「人事及び組織に関すること」以下11項目,次に管理係 「補助事業及び請負契約に関すること」以下6項目,地域消防係「消防団に関すること」以下7項目と,それぞれ記載のとおりでございます。
 続きまして,資料8ページの総務課所管の主要事業施策概要につきまして ご説明申し上げます。はじめに,教育訓練研修経費493万4,000円でございますが,消防活動で必要な専門知識・技術を習得した人材を育成するための経費でございます。主な事業概要といたしましては,救急救命士1名の養成や,新規採用職員5名の基礎教育の他,消防職員の専科教育や幹部教育などの研修負担金でございます。また,救命士が高度救急医療の技術取得のため,病院実習を行った際の謝礼金などでございます。
 次に,消防団関係活動経費6,826万9,000円でございますが,地域の防災力を担う消防団の活動にかかる経費でございます。おもな事業概要といたしましては,消防団員の報酬をはじめ,消防団員退職報償金,災害や警戒・訓練等の出動に対する費用弁償と,消防団を運営していく上での補助金などでございます。
 続きまして,消防水利施設整備事業2,776万2,000円でございますが,消防水利未整備地区や住民要望などを考慮しました,新設水利の設置工事等に かかる経費でございます。おもな事業概要といたしましては,新設防火水槽を2か所,新設消火栓5か所を市内に設置するものでございます。また,市内の消火栓改修工事14か所ほどを予定してございます。
 続きまして,消防機械整備事業(単独)7,110万円でございますが,消防団の消防ポンプ自動車2台と,八郷消防署に配備しております高規格救急自動車の更新整備を予定しているものでございます。消防ポンプ自動車2台でございますが,第2分団,府中3丁目地区の車両と,第18分団1部,半田地区の車両でございます。いずれの車両も配備から25年が経過しておりまして,共に,経年劣化・修理部品の調達困難が予想されるため,更新対象としたところでございます。八郷消防署の高規格救急車につきましては,配備から10年が経過し,経年劣化が進み,走行距離も24万キロメートルを超えておりまして,運用頻度も多く,車両や資機材等の故障も発生していることから,今年度更新対象としてございます。
 総務課としての取組方針につきましては,職員教育研修の充実を図りながら,多様化する災害や高度化する救急医療に対応できる人材を育成し,消防防災力の充実強化が図れる事業を進めてまいりたいと思います。総務課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

予防課長)4月1日の人事異動により予防課長を拝命いたしました髙野でございます。前年度は総務課長としてお世話様になりました。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
予防課の体制及び所管事務についてご説明申し上げます。お手元の資料 消防本部業務概要1ページ職員配置表の上部にございます,消防本部欄の中段予防課をご覧ください。私のほか,課長補佐1名,係長2名,係員1名の 5名体制で所管事務を行っております。
 続きまして,事務分掌でございますが,資料の3ページをご覧頂きたいと思います。指導係と危険物係の2係でございまして,指導係につきましては(1)の「火災予防及び普及宣伝に関すること」以下8項目の事務,危険物係につきましては(1)の「危険物製造所等の許認可に関すること」以下7項目の事務でございます。
 今年度,新規事業・主要事業はございませんが,引き続き住宅火災による犠牲者をなくすため,平成23年6月から火災予防条例ですべての住宅に設置が義務化されております住宅用火災警報器の更なる設置促進を図ってまいりたいと思います。予防課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

警防課長)昨年度に引き続き,警防課長を拝命しております押でございます。どうぞよろしく願い申し上げます。
 警防課の体制および所管事務につきまして,ご説明申し上げます。お手元の資料消防本部業務概要1ページ職員配置表上段の警防課欄をご覧ください。私のほか,課長補佐が1名,係長が1名の3名体制で所管事務を行っております。
 次に,事務分掌でございますが,お手元の資料4ページをお開き願います。消防係,救急救助係,情報通信係の3係でございまして,消防係につきましては「消防相互応援に関すること」以下12項目の事務,救急救助係につきましては「救急業務に関すること」以下8項目の事務,情報通信係につきましては「いばらき消防指令センターに関すること」以下8項目とそれぞれ記載のとおりでございます。
 続きまして,資料8ページ下段の警防課所管主要事業施策概要につきまして,ご説明させて頂きます。初めに救急活動経費539万8,000円でございますが,救急件数の増加及び救急救命士の処置拡大に伴う救急資機材の整備をはじめ,救急隊員の感染症リスク回避を図るためのB型肝炎抗体検査やワクチン接種にかかる費用でございます。
 次に,救助活動経費173万2,000円でございますが,交通事故や機械挟まれ事故,朝日トンネル内の事故等に対応するために必要となる,主要救助資機材の運用維持管理経費や隊員の呼吸管理を確保するために必要な資機材購入費。また,台風・大雨等の自然災害事故が多発していることから,水難救助用資機材の充実強化を図るための費用でございます。
 続きまして,情報通信業務経費1,612万5,000円でございますが,いばらき消防指令センターの119番緊急通報受信業務を始め,無線統制業務に関する経費や施設の維持管理委託料,派遣職員の手当等を含めた負担金でございます。いばらき消防指令センターにおける119番着信状況ですが,昨年1年間で10万9,959件の通報件数を処理対応しております。
 警防課としての取組方針につきましては,指導的立場の救急救命士2名が養成されたことから,この2名を中心に救急隊員・消防隊員の立場や役割に応じた計画的な教育訓練を始め,救急救命士に対する救命技能の維持確保等が確立できる体制作りを構築させ,増加傾向にある救急需要に対応していける救急活動全般のレベルアップを図ってまいります。
 また,消防本部のホームページにAEDの取扱い動画配信を始め,広報紙や電光掲示板を活用して,幅広く救急講習会の呼びかけ等を行い,その場に居合わせたバイスタンダーの早期応急手当の着手が,救命率に結びつくことを認識してもらうため,ひとりでも多くの市民に応急手当を受講してもらい,市民と消防の連携により更なる救命率の向上を目標にかかげて,業務遂行に努めてまいります。警防課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします

関口委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,消防本部の所管については,以上で終結いたします。
 次に,農業委員会事務局から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農業委員会事務局長)4月1日付けの人事異動により,農業委員会事務局長となりました鈴木でございます。よろしくお願いいたします。
 私から,農業委員会事務局の職員体制について,ご説明させて頂きます。お手元の平成29年度農業委員会事務局業務概要の1ページをご覧ください。農業委員会事務局は,事務局長以下,課長,課長補佐,課員3名の6人体制でございます。2ページ以降の農業委員会事務分掌,平成29年度における主要事業施策概要につきましては,課長から説明させて頂きますので,どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。

農業委員会事務局課長)4月1日付けの人事異動により,農業委員会事務局課長となりました田村幸生でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 それでは,農業委員会事務局の所管事務及び平成29年度の主要事業につきましてご説明申し上げます。お手元の資料2ページをお開き頂きたいと思います。農業委員会事務局の事務分掌でございますが,1の「農業委員会等に関する法律第6条の所掌事務に関すること」から,記載されております20の事務を担当してございます。
 続きまして,資料の3ページをお開き頂きたいと思います。平成29年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。農業委員会一般経費といたしまして1,804万5,000円で,主な内訳といたしまして,農業委員報酬1,437万円,費用弁償103万2,000円,県農業会議負担金85万1,000円,新治地域協議会負担金22万円ほかでございます。農業委員会事務局の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

関口委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,農業委員会事務局の所管については,以上で終結いたします。
 以上で,当委員会における所管事務及び平成29年度新規・主要事業に関する調査が終了いたしました。次に,その他でございますが,何かご発言はございませんか。

大槻委員)1点ほど道路建設課に質問いたします。岩間八郷線の道路でございます。私,昨日あの道路を車で走らせて頂きました。ところがですね,まず,岩間八郷線の信号機が付いている場所なんですが,ここが車が通るたびに大きな音がする。皆さんからお話がありまして,私ちょっと車から降りて調べてみたんですが,今の道路舗装をやる場合に,継ぎ合わせは普通の状態でやるのではなく,今はダイヤモンドカットとかいうことでやっておりますよね。あれでやると音が出ないというお話を聞いております。あの街道なんですが,そのダイヤモンドカットじゃないんですよね。それで,今までに石岡砕石の埋め立てが行われ,非常にあの道路が傷んでいる。それと,その継ぎ合わせのところがダイヤモンドカットじゃなく普通の状態なので,非常に大きな音がするんだという場所をね,私,2か所ほど確認をしてきました。それでね,この道路なんですが,もう非常に傷んできておりますのでね,これいつ頃までに補修をやるのかお伺いします。

道路建設課副参事道路建設担当)委員ご指摘のとおり,岩間八郷線につきましては急速に舗装等が傷んでいる現状であります。そういった通報等がございましたら,すぐに現場を確認しまして,修繕等を心がけていきたいと思います。

大槻委員)副参事もご存じだと思うんですが,これ地元からも話があると思うんですよね。早く直してもらいたいと。このままの状態で放っておいたら大変なことになりますよ。ですから,これいつ頃までにやるのか,ここでお答えしてくださいよ。

道路建設課副参事道路建設担当)早急に現地を確認して,すぐ対応したいと思っております。

大槻委員)早急にお願いをいたします。

関口委員長)他に発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

関口委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 以上で,本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。ご苦労さまでございました。




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