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議会中継
  


平成29年度 経済建設消防委員会

 第12回委員会 (3月19日)
出席委員 村上泰道委員長,大槻勝男副委員長,鈴木行雄委員,島田久雄委員,関口忠男委員,石橋保卓委員,川井幸一委員
市執行部 【経済部】
 経済部長(諸岡広明),経済部次長(越渡康弘),農政課長(武川俊郎),商工課長補佐(石﨑正顕),観光課長(廣瀬政和),地籍調査課長(桜井正洋)
【都市建設部】
 都市建設部長(福田嘉夫),都市建設部次長(島田美智男),都市計画課長(浅田禎智),下水道課長(柴山伊佐夫),建築住宅指導課長(林秀憲),道路建設課長(額賀均),道路建設課副参事道路建設担当(吉田昌司)
【消防本部】
 消防長(小松﨑政次),消防次長(足立芳一),総務課長(岡野勉),予防課長(高野昌広)
【農業委員会事務局】
 農業委員会事務局長(鈴木仁),農業委員会事務局課長(田村幸生)
議会事務局 庶務議事課長補佐(木崎憲一)


村上委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布した協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが,はじめに議案第42号,議案第43号及び陳情第13にかかる現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。なお,経済部及び消防本部,農業委員会事務局の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,あらかじめご報告いたします。
 この際,お諮りいたします。本日の議題であります議案第42号,議案第43号及び陳情第13は,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

-休憩-

村上委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 これより議事に入るわけでありますが,経済部及び消防本部,農業員会事務局の説明員が出席しましたので,ご報告いたします。
 それでは,あらためまして,議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち経済建設消防委員会の所管に係る部分,議案第13号「平成29年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」ないし議案第15号「平成29年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」の計4件を一括して議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,経済部所管,都市建設部所管の順でお願いいたします。

農政課長)私からは,議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」の内,農政課所管の補正予算につきまして,ご説明いたします。
 補正予算書の5ページをお開き願います。第2表,繰越明許費につきましてご説明申し上げます。上から2段目の款6農林水産業費,項1農業費の農道整備事業(単独)3,535万円につきましては,八郷地区小幡地内で茨城県が施工しております農村空間整備事業にかかる市の負担金でございますが,県の方で事業が繰り越しとなりますことから,同様に繰り越しを行うものでございます。
 続きまして,46ページ,47ページをお開き願います。歳出につきましてご説明いたします。3段目の款6農林水産業費,項1農業費,目5農地費,土地改良関係事務費,石岡台地排水機場運転管理委託料77万4,000円でございますが,昨年10月に発生いたしました台風21号,22号により,河川等の増水から冠水被害を防止するため,石岡台地土地改良区の排水機場の運転を委託したことから予算を増額するものでございます。
 続きまして,その下にございます県単土地改良事業の県単土地改良事業補助金167万3,000円の減,次の畑地帯総合整備事業の畑地帯総合整備事業負担金157万円の減,次の農道整備事業(単独)の一般農道整備事業負担金1,536 万5,000円の減,次の農道農業排水路整備事業(単独)の用地購入87万7,000円の減,次の多面的機能支払交付金事業の多面的機能支払交付金110万8,000円の減,いずれも事業費の確定に伴いまして減額するものです。
続きまして下段の目7園芸振興費,園芸振興経費の園芸作物生産拡大施設整備支援事業補助金100万円の減,次の目8農政企画費,農政企画経費の環境保全型農業直接支援対策事業費補助金255万円につきましては,いずれも事業費が確定したことから減額するものでございます。
 続きまして,48ページ,49ページをお開き願います。一番上の段款6農林水産業費,項2林業費,目1林業振興費,森林機能緊急回復整備事業,間伐推進員報酬20万円の減,間伐業務委託料250万円の減,次の目林道開設費,林道開設事業(単独)の立木等補償173万8,000円の減,いずれも事業費の確定に伴いまして減額するものです。なお,ご説明しました事業には,県補助金等が財源となっているものがございます。
 補正予算書お戻り頂きまして,32ページ,33ページの歳入をお開き願います。3段目の款15県支出金,項2県補助金,目3農林水産業費県補助金,節1農業費補助金の土地改良(農道)事業補助金127万3,000円の減,次の環境保全型農業直接支援対策事業補助金191万2,000円の減,次の多面的機能支払交付金83万1,000円の減,次の節2林業費補助金の森林機能緊急回復整備事業補助金270万円の減,補正予算書次の34ページ,35ページに移りまして,3段目の款21市債,項1市債,目2農林水産業債,節1農業債,農道整備事業債910万円の減につきましては,いずれも歳出でご説明いたしました各事業費の確定に伴いまして,補助金や市債を減額するものです。なお,市債の減額につきましては,補正予算書6ページの第4表,地方債補正,一番上の農道整備事業にかかる限度額を3,990万円に変更するものでございます。農政課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工課長補佐)私からは,議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち,中心市街地活性化事業及び企業誘致推進事業につきましてご説明申し上げます。
補正予算書の48ページ,49ページをご覧頂きたいと思います。上から二つ目の表にございます款7商工費,項1商工費,目2商工振興費,節19負担金補助及び交付金の説明の欄,中心市街地活性化事業,空き店舗等活用支援事業費補助金について470万5,000円減額するものでございます。当初予算におきまして4件の新規出店事業者を見込んでおりましたが,実績が1件にとどまりましたことから,減額計上したものでございます。
 次に,企業誘致推進事業,石岡市企業誘致雇用促進奨励補助金でございますが,企業誘致雇用促進奨励補助金認定者の退職及び市外転出により補助対象者が減少しましたことから120万円を減額計上したものでございます。以上になります。ご審議をよろしくお願いいたします。

地籍調査課長)私からは,議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち,地籍調査課が所管します補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書の46ページ,47ページをお開き願います。下から三番目の枠になります。款6農林水産業費,項1農業費,目6地籍調査費,節区分の委託料150万円の減額補正でございます。減額の理由でございますが,平成29年度の事業費が確定したことに伴い,減額するものでございます。地籍調査課からは以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

都市計画課長)私からは,議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち都市計画課が所管するもの,議案第14号「平成29年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)」を一括してご説明申し上げます。
 補正予算書の30ページ,31ページをお開き願います。初めに歳入でございます。一番下の表,上から二段目にございます,国庫補助金,土木費国庫補助金の道整備交付金1億1,236万6,000円の減額でございますが,都市計画課と道路建設課の合算の金額でございます。そのうち7,719万1,000円の減額が,都市計画課の所管となっております。次の防災・安全交付金5,317万6,000円の減額でございますが,こちらも都市計画課と道路建設課の合算の金額でございます。そのうち886万7,000円の減額分が,都市計画課の所管となっております。どちらも平成29年度の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に対する国からの交付金が確定したため,補正をするものでございます。関連してございます32ページ,33ページの上から三つ目の表の下から二段目にございます県補助金土木費県補助金の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業補助金を27万1,000円増額しております。また,34ページ,35ページ,一番下の表の下から四段目にございます,市債,土木債の合併市町村幹線道路緊急整備 支援事業債で8,010万円を減額しております。
 次に,大変申し訳ございませんが,30ページ,31ページにお戻り願います。一番下の表の下から二段目にございます国庫補助金,土木費国庫補助金の
公園施設長寿命化対策支援事業交付金でございますが,国からの交付金が確定したため83万7,000円減額しております。これに伴いまして,34ページ,35ページ,一番下の表の下から三段目にございます,市債の公園施設長寿命化改修事業債で80万円減額しております。
次に,大変申し訳ございませんが,30ページ,31ページにお戻り願います。一番下の表,一番下の段にございます,国庫補助金,土木費国庫補助金の集約都市形成支援事業費補助金でございますが,国からの補助額が確定したため,236万7,000円減額しております。
 次に,32ページ,33ページの上から四つ目の表の,下の段にございます,県支出金,土木費委託金の用地事務委託金で47万7,000円を新たに計上しております。これは,県が事業主体で進めております,都市計画道路若松・行里川線の街路整備事業に伴いまして,茨城県と用地事務委託契約を結び,用地交渉や,用地の取得及び補償契約の実績額に応じて算出されたものでございます。
 次に,下から三つ目の表の下の段にございます,寄附金,土木費寄附金の住民参加型まちづくりファンド支援事業寄附金でございますが,当初予定より寄附の申し出がございましたので,249万9,000円増額しております。
 次に,下から二つ目の表の,特別会計繰入金,駐車場特別会計繰入金でございますが,当初予定より駅東駐車場の収入が増加したため250万円増額をいたしております。
 次に,34ページ,35ページの一番上の表の,基金繰入金,住民参加型まちづくりファンド支援事業基金繰入金でございますが,本年度事業が当初見込より少なかったため780万6,000円を減額いたします。
 次に,歳出でございます。50ページ,51ページをお開き願います。一番下の表にございます都市計画費,都市計画総務費,委託料の立地適正化計画策定業務委託料で,入札差金により456万円減額しております。
 次に,その下の段の負担金補助及び交付金の住民参加型まちづくりファンド支援事業補助金で本年度事業が当初見込より少なかったため,780万6,000円減額しております。
次に,その下の段にございます,街路事業費でございます。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の委託料でございますが,363万円減額しております。内訳でございますが,駅前・東ノ辻線235万4,000円,単独費901万2,000円をそれぞれ減額し,美野里・八郷線773万6,000円を増額しております。
 次に,工事請負費でございますが8,801万8,000円減額しております。内訳でございますが,貝地・高浜線970万9,000円,上林・上曽線1,000万円,駅前・東ノ辻線1億567万円をおのおの減額し,美野里・八郷線1,132万4,000円,単独費2,603万7,000円をそれぞれ増額しております。
 次に,52ページ,53ページをお開き願います。公有財産購入費でございますが5,433万9,000円減額しております。内訳でございますが,駅前・東ノ辻線4,194万6,000円,単独費1,590万5,000円をそれぞれ減額し,貝地・高浜線351万2,000円を増額しております。
次に,補償補填及び賠償金でございますが2,339万3,000円減額しております。内訳でございますが,立木等補償で駅前・東ノ辻線86万円,単独費500万円をそれぞれ減額し,合計586万円減額でございます。家屋補償費で駅前・東ノ辻線276万1,000円を増額しております。工作物補償で駅前・東ノ辻線2,537万円減額,貝地・高浜線7万6,000円増額,単独費500万円増額し,合計2,029万4,000円の減額でございます。先ほど歳入でご説明いたしました通り,国からの交付金が確定したことによるものでございます。
 次に公園事業費,公園維持管理経費の工事請負費でございますが,167万3,000円を減額しております。内訳でございますが,公園長寿命化改修工事のせせらぎパ-ク・石岡市運動公園改修工事で167万3,000円減額しております。こちらも先ほどご説明いたしましたとおり,国からの交付金の確定,工事費の精査及び入札差金等によるものでございます。
 次に,58ページ,59ペ-ジをお開き願います。一番下の表の下段の基金費,住民参加型まちづくりファンド支援事業基金費の住民参加型まちづくりファンド支援事業基金積立金でございますが,249万9,000円増額しております。これは,当初予定より寄附の申し出があったためでございます。
 次に,石岡市駐車場特別会計補正予算のご説明を申し上げます。100ページ,101ペ-ジをお開き願います。まず,歳入でございます。一番上の表にございます使用料におきまして,当初の見込みより利用台数が増加したため108万9,000円増額いたします。
次に,二番目の表にございます繰越金でございますが,前年度の繰越額が確定いたしましたので141万1,000円増額いたします。
 次に,102ページ,103ペ-ジをお開き願います。歳出でございます。繰出金の一般会計への繰り出しでございますが,使用料の増加の伴い250万円増額となります。
 続きまして,都市計画課が所管します繰越明許費について,ご説明申し上げます。補正予算書の4ページ,5ページをお開き願います。第2表繰越明許費の土木費,都市計画費,石岡駅周辺整備事業で1億2,114万6,000円を繰り越しております。内訳でございます。まず,委託料でございますが,西口駅前広場の電線共同溝引込管等設備工事委託が年度内に完了ができないため2,717万2,000円を繰り越すものです。
 次に,工事請負費でございますが,電線共同溝引込管等設備工事委託が年度内完了を見込めず,歩道舗装工事の発注できなかったため641万4,000円を繰り越すものです。
 次に,公有財産購入費及び補償補填及び賠償金でございますが,用地交渉に時間を要しているため,公有財産購入費756万円,補償補填及び賠償金8,000万円を繰り越すものです。
 次に,その下の段でございます合併市町村幹線道路緊急整備支援事業で,1億5,530万9,000円を繰り越しております。現在進めております,合併支援事業の貝地・高浜線,美野里・八郷線,駅前・東ノ辻線の事業費でございます。内訳でございますが,駅前・東ノ辻線におきまして,用地の取得ができなかったため,予定しておりました境界杭設置測量が実施できなかったことによりまして,委託料で265万6,000円を繰り越すものでございます。また,駅前・東ノ辻線の用地交渉におきまして,用地取得に時間を要したために,公有財産購入費と補償補填及び賠償金で5,222万3,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。用地交渉に際しましては,誠意をもって,努力を続けてまいりましたが,用地を取得することに時間を要したために,貝地・高浜線,美野里・八郷線,駅前・東ノ辻線の予定していた工事の発注が遅れたため年度内完了ができませんでした。それに伴いまして,工事請負費1億43万円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,その下の段にございます,公園維持管理経費で5,941万円を繰り越しております。内訳でございますが,ステーションパーク改修工事4期工事を施工中でございまして,年度内完成が見込めないため繰り越すものでございます。以上が,都市計画課が所管しております,補正予算と繰越明許費の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。

下水道課長)私からは,議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち下水道課所管に係る部分及び議案第13号「平成29年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」及び議案第15号「平成29年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」の3件について,ご説明申し上げます。
 お手元の平成29年度石岡市補正予算書の52ページ,53ページをお開き願います。初めに,議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち下水道課所管に係る部分の歳出からご説明いたします。二段目の表をご覧ください。款8土木費,項5下水道費,目1公共下水道費の繰出金について7,796万6,000円を減額するものでございます。内容につきましては,下水道事業特別会計において,本年度予定している事業費の一部が確定した事や,流域関連公共下水道元金償還費の財源の一部が流域関連公共下水道事業債となる事に伴うためでございます。
 続いて,84ページ,85ページをお開き願います。議案第13号「平成29年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」の歳入についてご説明いたします。款3国庫支出金,項1国庫補助金,目1下水道費国庫補助金でございますが,下水道整備事業費が確定した事により124万円を減額するものでございます。
 次に,款5繰入金,項1繰入金,目1一般会計繰入金でございますが,先程一般会計補正予算のご説明で申し上げましたとおり7,796万6,000円を減額するものでございます。
 次に,款8市債,項1市債,目1下水道債のうち,流域関連公共下水道事業債については,一般会計繰入金の一部が市債となる事に伴い7,710万円を増額するものでございます。公共下水道事業債については,事業費の確定に伴い110万円を減額するものであり,流域下水道事業債も事業費の確定に伴い80万円を減額するものでございます。
 続いて,86ページ,87ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。人事院勧告に伴いまして,款1下水道費,項1下水道管理費,目1下水道総務費における職員等人件費において33万5,000円を増額するものでございます。また,目2流域関連公共下水道維持費においても職員等人件費を9万3,000円増額するものでございます。さらに,目3公共下水道維持費においても職員等人件費を2万3,000円増額するものでございます。
 次に,款1下水道費,項1下水道管理費,目2流域関連公共下水道維持費のうち,下水道ポンプ・管渠維持管理経費の負担金については,本年度分の県に支出する流域下水道事業維持負担金の増額が見込まれるため349万9,000円を増額するものでございます。
 次に,款1下水道費,項2下水道建設費,目1流域関連公共下水道整備事業費における職員等人件費においても人事院勧告に伴いまして5万4,000円を増額するものでございます。流域関連公共下水道整備事業(単独・雨水)の委託料については,本年度分の事業費確定に伴い200万円を減額するものでございます。
 次に,目2公共下水道整備事業費のうち,職員等人件費においても人事院勧告に伴いまして4万5,000円を増額するものでございます。公共下水道整備事業(補助)の工事請負費については,八郷水処理センターなどの長寿命化対策工事費の確定に伴い240万9,000円を減額するものでございます。さらに,目3流域下水道事業費のうち,流域下水道事業については,県の流域下水道処理施設において本年度分の設備更新工事の完了に伴い,関係市町負担金対象事業費が確定した事により102万1,000円を減額するものでございます。
 次に,款2公債費,項1公債費,目1元金については,先に歳入でご説明申し上げたとおり,元金償還の財源が一般財源から地方債へ同じ額が変わるものでございます。
 続いて,88ページ,89ページをお開き願います。目2利子については,利子償還額の確定に伴い,流域関連公共下水道利子償還費の一般長期債利子を124万9,000円減額し,公共下水道利子償還費の一般長期債利子についても137万6,000円を減額するものでございます。
 戻りまして,平成29年度石岡市補正予算書の13ページをお開き願います。第2表繰越明許費についてご説明いたします。初めに,上段の表,款1下水道費,項2下水道建設費でございます。流域関連公共下水道整備事業(補助)において1,733万9,000円の繰越額を計上してございます。内容でございますが,国道管理者との協議に時間を要したため,本年度中の工事が執行できないことから,補助事業を繰り越すものでございます。
 次に,流域関連公共下水道整備事業(単独)において606万2,000円の繰越額を計上ございます。内容でございますが,地下埋設物の管理者との協議に時間を要したため,本年度中の工事が執行できないことから,補助事業を繰り越すものでございます。
 次に,公共下水道整備事業(補助)において7,127万6,000円の繰越額を計上してございます。内容でございますが,隣接工事の迂回路を確保するため,本工事の発注・着手に時間を要したため,本年度中の工事が執行できないことから,補助事業を繰り越すものでございます。
 次に,公共下水道整備事業(単独)において1億1574万2,000円の繰越額を計上してございます。内容でございますが,隣接工事の迂回路を確保するため,本工事の発注・着手に時間を要したため,本年度中の工事が執行できないことから,単独事業を繰り越すものでございます。
 次に,流域下水道事業において235万円の繰越額を計上してございます。内容でございますが,茨城県事業の霞ケ浦浄化センター水処理施設長寿命化工事において繰越工事が生じたため,建設負担金を繰り越すものでございます。
 次に,第3表地方債補正についてご説明いたします。各事業に充当する地方債の限度額を一般会計繰入金の一部が市債となる事や本年度分事業費の確定に伴いまして,補正するものでございます。内容は,記載のとおりでございます。以上が議案第13号「平成29年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」の内容でございます。
 続いて,108ページ,109ページをお開き願います。議案第15号「平成29年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」の歳入についてご説明いたします。款6繰越金,項1繰越金,目1繰越金については,人事院勧告に基づき職員等人件費が増額となる事により13万9,000円を増額するものでございます。
 続いて,110ページ,111ページをお開き願います。歳出についてご説明いたします。人事院勧告に伴いまして,款1農業集落排水事業費,項1農業集落排水事業管理費,目1農業集落排水事業総務費における職員等人件費において4万6,000円を増額するものでございます。また,目2農業集落排水事業維持費においても職員等人件費を4万5,000円増額するものでございます。さらに,項2農業集落排水事業建設費,目1農業集落排水事業建設費においても職員等人件費を4万8,000円増額するものでございます。
 以上が,下水道課所管で議案として提出しております補正予算の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)私からは,議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち,建築住宅指導課の所管事業に係る補正予算について,ご説明いたします。
 初めに,補正予算の歳出からご説明いたします。補正予算書の48ページ,49ページをお開き願います。上から三番目の表の説明欄の事業項目に沿ってご説明いたします。初めに,木の住まい助成事業でございますが,当初予算時に見込んでおりました30件に対して,実績見込みが20件となったことから,10件分500万円を減額するものでございます。次に,木造住宅耐震改修促進事業でございますが,当該事業による耐震改修の実績が無かったことから,木造住宅耐震改修補助金について150万円を減額するものでございます。次に,住まいづくり推進事業でございますが,当初予算時の20件に対して,申請件数の増により予算の不足が見込まれたため,第4回定例会において10件分300万円の増額補正を行い,合計30件の予定で事業を実施してまいりましたが,その後の申請が低調となり,実績見込みが24件となったことから,6件分180万円を減額するものでございます。
 続きまして,50ページ,51ページをお開き願います。一番上の表の説明欄,狭あい道路整備事業でございますが,当初予算時に見込んでおりました16件に対して,実績見込みが11件となったことなどから,375万円を減額するものでございます。内訳でございますが,後退用地の舗装工事費で100万円,後退用地購入費で50万円,後退用地の分筆補助金で90万円,工作物撤去補助金で135万円をそれぞれ減額するものでございます。
 続きまして,52ページ,53ページをお開き願います。上から三番目の表の説明欄,賃貸住宅ストック事業でございますが,当初予算時に見込んでおりました30件に対して実績見込みが14件となったことから,16件分768万円を減額するものでございます。次に,市営住宅長寿命化改修事業でございますが,池の台団地14号棟,15号棟における工事が完了し,事業費が確定したことに伴いまして715万2,000円を減額するものでございます。
 続きまして,歳入についてご説明いたします。ページを戻って頂きまして,30ページ,31ページをお開き願います。一番下の表の説明欄,木造住宅耐震改修促進事業補助金でございますが,歳出でご説明いたしました木造住宅耐震改修促進事業における150万円の減額に伴いまして,補助率50%となる75万円を減額するものでございます。
 次に,木の住まい助成事業補助金でございますが,当該事業において社会資本整備総合交付金の対象とする場合,年度内での工事完了が条件となり,当初見込みの30件に対して,年度内の完了見込みが12件となったことから,18件分の減額対象事業費920万円の補助率45%となる414万円を減額するものでございます。
 続きまして,32ページ,33ページをお開き願います。一番上の表の説明欄,賃貸住宅ストック活用事業補助金でございますが,歳出でご説明いたしました賃貸住宅ストック活用事業の事業費確定に伴いまして,国庫補助金についても352万4,000円を減額するものでございます。次に,市営住宅長寿命化改修事業補助金でございますが,歳出でご説明いたしました市営住宅長寿命化改修事業が完了し,事業費が確定したことに伴いまして,減額対象事業費1,076万2,000円の補助率45%となる484万3,000円を減額するものでございます。
 続きまして,34ページ,35ページをお開き願います。上から三番目の表の説明欄,市営住宅長寿命化改修事業債でございますが,事業費が確定し,起債額が確定したことに伴いまして600万円を減額するものでございます。
 続きまして,繰越明許費についてご説明いたします。ページを戻って頂きまして,5ページをお開き願います。初めに,第2表繰越明許費の土木費の欄,木の住まい助成事業でございます。繰り越しの理由といたしましては,当該事業では,申請者が居住を目的とする住宅の建築を補助対象としており,着工から完成までには一定の工事期間を必要とするため,1月末現在における申請件数のうち,工事完了が年度末を超える件数の見込みが8件となることから,420万円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,住まいづくり推進事業でございますが,当該事業につきましても,木の住まい助成事業と同様の理由によりまして,工事完了が年度末を超える件数の見込みが13件となることから,410万円を翌年度へ繰り越すものでございます。以上が,建築住宅指導課が所管しております補正予算と繰越明許費の内容でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち,道路建設課が所管します補正予算及び繰越明許費についてご説明申し上げます。
 初めに,補正予算の歳出からご説明いたします。補正予算書の48ページ,49ページをお開き願います。48ページの下段の表,款8土木費,項2道路橋りょう費,目2道路維持費としまして4,505万5,000円の減額を計上してございます。内容ですが,ページをめくって頂きまして,51ページの上段の説明欄に記載しております。こちらは幹線道路において,国の基準に基づき道路舗装のひび割れやわだち掘れの傷みのひどい舗装面に対しての,測量・設計委託料や舗装修繕工事,また,経年劣化などによる道路標識や道路照明の点検と,路面下の空洞化調査よる道路ストック総点検委託料については,国庫補助の防災・安全交付金を活用しまして実施しております。国庫補助金の確定に伴いまして,道路舗装修繕測量・設計委託料700万円の減と道路ストック総点検委託料1,300万円の減,それと舗装修繕工事1,720万円を減額するものです。また,朝日トンネル維持管理に対しまして,県への管理替えを今年度中に行いまして,併せまして県道として移管してございますので,朝日トンネル維持管理負担金785万5,000円を減額するものでございます。
 次に,同表の目3道路新設改良費の地方道路等整備事業としまして,2,420万円の減額ですが,集落間を結ぶ幹線道路の整備事業として当初予算を計上しましたが,予定していた路線のうち1路線について地権者との道路拡幅に伴う調整に時間を要し,年度内発注が見込めないことから,測量・設計委託料600万円と,また,地権者との用地交渉に時間を要したことから,用地購入1,820万円を減額するものでございます。
 次に,狭あい道路待避所整備事業の250万円の減額ですが,4メ-トル未満の狭あい道路の待避所整備として,4箇所分を当初予算に計上しましたが,予定していた待避所整備の地権者との用地交渉に時間を要したことにから,用地購入250万円を減額するものでございます。
 次に,国庫補助道路改良事業の7,035万円の減額ですが,上曽地内のフルーツラインから県道石岡筑西線までの区間,延長520メートルの道路改良工事として,平成27年度から国庫補助の道整備交付金を活用して3か年計画で取り組んでまいりました。国庫補助金の確定に伴い,市道整備工事7,035万円を減額するものでございます。
 次に,橋りょう維持費としまして4,336万1,000円の減額ですが,平成26年度の道路法施行規則の一部改正により,橋りょうについて5年ごとに点検業務を行うことが義務付けされております。そのため,国庫補助の防災・安全交付金を活用して,計画的に橋りょう点検業務を実施しており,国庫補助金の確定に伴い,橋りょう定期点検委託料4,336万1,000円を減額するものでございます。
 次に,排水路整備事業としまして550万円の減額ですが,東大橋地内の道路排水整備工事において,国道6号を横断する工事のため,国道6号台帳補正の業務委託を発注する予定でおりましたが,工事の遅延や入札差金により年度内発注が見込めないことから,測量・設計委託料550万円を減額するものでございます。
 次に,急傾斜地崩壊対策事業としまして500万円の増額ですが,現在,北根本地区の急傾斜地崩壊対策事業を,県事業として整備を進めており,年度中に国庫補助金の追加を受け,県にておいて12月増額補正を行いましたので,事業費の10分の1の市負担分を増額するものでございます。
 次に,歳入についてご説明いたします。30ページ,31ページをお開き願います。下段表の款14国庫支出金,項2国庫補助金,目5土木費国庫補助金, 節2の道路橋りょう費補助金の説明欄の道整備交付金1億1,236万6,000円の減額ですが,こちらは都市計画課所管分と道路建設課所管分と合わせて計上してございます。道路建設課所管分としては,先ほど歳出でご説明しました,国庫補助道路改良事業の上曽地内の道路改良工事として7,035万円の減額を計上しておりますので,国庫補助金の確定により事業費の2分の1である3,517万5,000円を減額するものでございます。
 次に,その下の防災・安全交付金5,317万6,000円の減額ですが,こちらも,都市計画課所管分と道路建設課所管分と合わせて計上してございます。道路建設課所管分としては,先ほど歳出でご説明しました道路維持経費と橋りょう維持費において減額を計上しておりますので,国庫補助金の確定により事業費の10分の5.5である4,430万9,000円を減額するものでございます。
 次に,34ページ,35ページをお開き願います。下段の表の市債になります。地方道路等整備事業債2,180万円の減額と,排水路整備事業債410万円の減額,道路改修事業債980万円の減額と,市道整備事業債3,170万円の減額を計上してございます。歳出でご説明しました国庫補助金の確定などにより,市債を減額するものでございます。
 続きまして,繰越明許費についてご説明申し上げます。補正予算書の5ページの第2表をご覧願います。款8土木費,項2道路橋りょう費,事業名が道路維持経費599万2,000円と,地方道路等整備事業8,032万円,一般市道整備事業(単独)4,323万9,000円,橋りょう維持費4,425万4,000円,排水路整備事業4,508万7,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 初めに,道路維持経費599万2,000円の繰越明許費についてご説明いたします。先ほど補正予算でご説明しました,国の基準に基づく道路舗装面のひび割れやわだち掘れの傷みがひどい舗装面の修繕工事と,道路標識や道路照明の修繕工事を,国庫補助の防災・安全交付金を活用して取り組んでおります。当初予算に対しまして,国庫補助の交付額が少なく,修繕箇所の見直しや,事業費による修繕工事箇所の整備効果の検証などに時間を要したため,工事請負費559万2,000円について,年度内完成が見込めないことから翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,地方道路等整備事業8,032万円の繰越明許費ですが,三村地内ほか2箇所の道路改良工事において,電柱移設やパイプラインの移設に時間を要し,年度内完成が見込めないことから,工事請負費6,911万8,000円,また,用地取得において地権者との交渉に時間を要したため,公有財産購入348万3,000円,補償補填及び賠償金771万9,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,一般市道整備事業(単独)4,323万9,000円の繰越明許費ですが,地域からの整備要望や通行又は管理上支障をきたしている,道路や排水路など整備を進めておりますが,地権者との協議や現場の施工協議などに時間を要したことにより,年度内完成が見込めないことから,委託料494万3,000円と,工事請負費1,783万4,000円,また,用地取得において地権者との交渉や電柱移設に時間を要したため,公有財産購入費693万1,000円と,補償補填及び賠償金1,353万1,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,橋りょう維持費4,425万4,000円の繰越明許費ですが,2メートル以上の橋りょうに対しまして,5年ごとに定期点検を行う事が義務付けされており,国庫補助金を活用して業務に取り組んでおります。今年度,計画分の点検業務委託を発注しておりますが,ネクスコ東日本など関係機関との調整に時間を要したため,委託料3,320万6,000円と,工事請負費1,104万8,000円について,翌年度へ繰り越すものでございます。なお,現在,発注の委託業務と工事について,現時点で3月末に完了を見込んでおりますが,入札差金など一部を繰り越すこととなります。
 次に,排水路整備事業4,508万7,000円の繰越明許費ですが,規模の大きな排水路整備に取組む事業費です。地権者や関連事業との調整に時間を要したことや,また,市内を流れる山王川沿いの冠水対策として,国道6号との境界問題に時間を要したことなどして,委託料1,133万6,000円と工事請負費3,375万1,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。道路建設課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第11号「平成29年度石岡市一般会計補正予算(第6号)」のうち経済建設消防委員会の所管に係る部分,議案第13号「平成29年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第2号)」ないし議案第15号「平成29年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)」の計4件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第27号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

予防課長)私からは,消防本部予防課所管,議案第27号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明申し上げます。
 石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて,地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。提案理由につきましては,地方公共団体の手数料の標準に関する政令の 一部改正に伴いまして,危険物貯蔵所の設置許可申請に対する審査等に係る 手数料の標準額を改正するもので,平成30年4月1日から,石岡市手数料条例別表第2消防関係手数料の一部特定屋外タンク貯蔵所等の審査手数料を改正するものでございます。以上でございます。ご審議よろしくお願い申し上げます。

村上委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第27号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第38号「石岡市農産物直売センター石岡そだち条例を廃止する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

農政課長)私からは,議案第38号「石岡市農産物直売センター石岡そだち条例を廃止する条例を制定することについて」ご説明いたします。
 提案理由は,平成30年3月31日をもって,石岡市農産物直売センター石岡そだちを廃止するためでございます。米作りの農業から,野菜など園芸作物を導入した農業経営への転換を促し,収益性の高い農業の確立を図る目的で,平成7年度県単補助事業自立農業確立緊急対策事業を活用し,平成8年4月に農産物直売センターとして開館いたしまして,本年度末で22年を経過いたします。直売センターの管理運営につきましては,JAひたち野,現JA新ひたち野が平成8年4月から平成28年3月まで,途中指定管理制度への移行を含め20年間管理運営を行いました。JA新ひたち野の撤退後,NPO法人シャロームが指定管理者となり平成28年7月に再オープンいたしましたが,指定管理期間の満了を迎える本年3月の本年度末をもって廃止するものでございます。建物につきましては,解体し整地した後,地権者に返還する予定でございまして,解体等にかかる経費につきましては,今定例会に上程させていただいております,平成30年度予算で実施する予定でございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第38号「石岡市農産物直売センター石岡そだち条例を廃止する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第39号「石岡市同意企業立地重点促進区域における緑地面積率等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

商工課長補佐)議案第39号「石岡市同意企業立地重点促進区域における緑地面積率等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて」につきまして,ご説明申し上げます。
 提案理由でございますが,企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の改正に伴い,所要の改正を行うものでございます。改正の内容でございますが,まず,題名中「同意企業立地重点促進区域」を「工場立地特例対象区域」に改め,第1条中「企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律」を「地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律」に,「第10条第1項」を「第9条第1項」に,「同意企業立地重点促進区域」を「工場立地特例対象区域に改め,第3条中「同意企業立地重点促進区域」を「工場立地特例対象区域」に,緑地の面積の敷地面積に対する割合を100分の10から100分の5へ,環境施設の面積の敷地面積に対する割合を100分の15から100分の10へ改め,第2項を追加し,附則第2項及び第3項中「同意企業立地重点促進区域」を「工場立地特例対象区域」に,「0.1」を「0.05」に,「0.15」を「0.1」に改めるものでございます。また,当市では石岡市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の特例措置に関する条例を定めており,新増設を行った企業が市内在住の従業員を5人以上,中小企業にあっては3人以上雇用頂いた場合,最大3年間固定資産税・都市計画税の課税免除を行っております。この条例においても,前回の当委員会において説明をさせて頂きました法律改正に伴い策定し,同意を得ました,茨城県石岡・かすみがうら地域基本計画の計画期間に合わせて,石岡市産業活動の活性化及び雇用機会の創出のための固定資産税の特例措置に関する条例の一部を改正し,附則第2条中「平成31年3月31日」を「平成35年3月31日」に改めるものでございます。ご審議をよろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第39号「石岡市同意企業立地重点促進区域における緑地面積率等を定める条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第40号「石岡市公共交通政策会議条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

都市計画課長)私からは,議案第40号「石岡市公共交通政策会議条例を制定することについて」を説明させて頂きます。
 提案理由といたしましては,新たに石岡市公共交通政策会議を付属機関として設置するためでございます。市を中心とする生活圏の交通網の再構築と持続可能な公共交通の確保のために石岡市地域公共交通網形成計画を策定します。この計画を策定するために,地域公共交通の活性化及び再生に関する法律第6条第1項による法定協議会を設置するものでございます。
 条例の内容でございますが,まず第1条で設置の法的根拠を示しています。第2条で政策会議で行う所掌事項を定めております。第3条で政策会議の委員定数や構成メンバーを定め,委員は30人以内となってございます。第4条で,委員の任期を定め2年としています。第5条は,政策会議に会長,副会長を置くこと,その職務を定めております。第6条で政策会議の運営について定めております。第7条は委員の報酬及び費用弁償について定めております。それに伴いまして,石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正いたします。第8条では,政策会議の庶務について定め,都市計画課で行います。第9条では政策会議の運営に関し必要な事項は別に定める様になっております。以上が,石岡市公共交通政策会議条例を制定することについての概要でございます。

村上委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第40号「石岡市公共交通政策会議条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第41号「石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

予防課長)私からは,消防本部予防課所管の議案第41号「石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて」をご説明申し上げます。
 石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて,地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決を求めるものでございます。提案理由につきましては,消防法令に重大な違反のある防火対象物について,その違反内容等を公表するものでございます。平成25年12月19日付け 消防予第484号総務省消防庁次長から,違反対象物に係る公表制度の実施について通知がなされ,平成27年4月には全ての政令指定都市において,公表制度が実施されている状況でございます。その後,総務省消防庁次長から,政令指定都市以外の消防本部においても公表制度の積極的な推進について通知がなされております。茨城県が示す実施目標時期についても,平成31年4月1日とされております。市民や防火対象物関係者に対し,1年間の周知期間を設けると共に,防火対象物関係者には継続した指導を行い,それでも違反が是正されない防火対象物につきまして,違反内容等を公表するものでございます。今回,公表制度を制定することで,法令違反の内容を利用者等へ公表することにより,利用者の防火安全に対する認識を高め,火災被害の軽減を図ると共に,防火対象物関係者による防火管理業務の適正化及び,消防用設備等の適正な設置促進を図りたいと存じます。以上でございます。ご審議よろしくお願い申し上げます。

村上委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第41号「石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第42号「市道の認定について」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)午前中に現地確認をして頂きました,議案第42号「市道の認定について」をご説明いたします。
 お手元の議案第42号の資料をご覧願います。提案理由でございますが,当該路線は,都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道として認定するためでございます。 次のページの市道路線認定調書をご覧願います。路線名は,市道A3387号線です。認定区間の起点が石岡字大橋道西13933番13 から終点の同所13933番11までの区間でございます。道路幅員は6.05メ-トルから10.39メ-トル,道路延長は98.18メ-トルでございます。次ページ以降の路線位置図と土地所在図をご覧願います。太い実線で示されている箇所が,認定区間となってございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第42号「市道の認定について」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第43号「市道の変更について」を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)議案第43号「市道の変更について」をご説明いたします。
 議案第43号の資料をご覧願います。提案理由でございますが,当該路線は,都市計画法に基づく開発行為により築造した道路の区域を一部変更するためでございます。次のページの市道路線変更調書をご覧願います。路線名は,市道A2501号線です。新と標記しております,変更後の認定区間の起点が鹿の子二丁目9896番21から,終点の同所9898番16まで区間となってございます。道路幅員は6.10メ-トルから8.60メ-トルと変更前と同じですが,道路延長は,終点の変更により57.55メ-トルから113.40メ-トルとなってございます。次ページ以降の路線位置図と土地所在図をご覧願います。太い実線で示されている箇所が,変更区間となってございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手により,これを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第43号「市道の変更について」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

-休憩-

村上委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 次に,陳情第13「北府中1丁目,北府中2丁目地内道路整備に関する陳情」を議題といたします。なお,陳情趣旨・陳情事項については,お手元に配付しております文書のとおりであります。
 これより審査に入ります。先ほど実施いたしました現地調査の結果を踏まえ,本陳情についてご意見等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関口委員)この北府中。先ほど見てきまして,本当に陳情者が言うように大変狭あいであると。そういった中で,私は,これは当然願意は妥当だと思っているんですよ。それで執行部にちょっと聞きたいんですけれども,大体距離的に200メートルくらいあるのかなと思うんですけれども,こういった場合,何か所くらい待避所を設けるべきなのか,その辺の基準とかがあればお伺いしたいのですが。

道路建設課長)こちらの道路は,現地を調査いたしまして,国道355号線から入りますと住宅地が結構両サイドに並んでいるというところで,若干の雑種地,畑等々があるように見受けられます。これだけの路線延長ですと,起点から先の十字路まで,最低でも2か所は必要かなと思います。しかしながら,用地を取得しなければなりませんので,地権者のご理解,地域のご確認のほうもしていかなければならないと考えております。

関口委員)今,2か所ということなんですが,1か所あたりの面積ですか,待避所としての基準がありましたらね,ちょっとお伺いしたいのですが。面積的なものとか,幅,長さ,そういったもの。

道路建設課長)特別,基準という決まった形ではございませんけれども,一般的に我々が考えている待避所整備は,4メートル未満というところを考えれば,4メートルから,先ほどの開発行為でもあったように,6メートルあったほうがスムーズにすれ違えられるだろうと考えてございます。また,待避所ですので,車がすれ違いのために停車するスペースも確保しなければならないとのことで,長さ的にも20メートル,2メートルの20メートル,40平米は必要かなと考えてございます。

関口委員)地権者の協力がないと,いくら陳情がありましてもその通りにはならないのかなと思うので,この陳情された方とよく協議して,提供者,そういったものを確認しながら,ぜひ設置して頂きたいなと思います。あと,できれば,国道355号線の出口ですね,このへんももう少し広くなればなと。そうすれば危険性も減るのかなと思ってますので,私はそういった意味で願意妥当だと思っております。

大槻副委員長)これは,距離はどのくらいあるんですか。

道路建設課長)大変申し訳ございません。正式な距離はまだ測ってございません。

大槻副委員長)それとね,この国道355号線の入口ですよね。府中幼稚園のほうに入ってくる訳ですけれども。この入口なんですが,隅切りはやるんですか。

道路建設課長)やはり用地の取得をしなければなりませんので,地権者の協力。あとは国道355号線,県管理の国道になってございますので,そちらのほうの協議も必要になろうかと考えております。

大槻副委員長)隅切りは,何でもかんでも必要じゃないかなと思うんですけれども。あとは,先ほど聞いたところによると,3か所くらいって言いましたよね。

〔「2か所」と呼ぶ者あり〕

大槻副委員長)2か所ということなんですけれども,何故ね,これまでになったか。これだけ住宅が建った中でやるとなると,大変な費用がかかると思うんですよ。だからね,以前にね,やるべきだったんじゃないかなと私は思うんですけれども。何故かというとね,八郷地区の場合は,4メートル幅がないと舗装はしなかったんですね。今現在もそうですけれども。この道路をみると,今現在何メートルあるんですか。

道路建設課長)道路の幅員でございますけれども,一律同じ道路幅員ではございませんので。公図から見れば,最小で3.6メートル,最大で4.2メートルはあろうかと見受けられます。また,現況においても,最小で3メートル,最大幅員で3.6メートルくらいに見受けられます。

大槻副委員長)これ,なんていうのかな,八郷の場合はね,こういう問題はないんですよね。舗装してある市の道路は,ほとんど4メートルあるんですよ。これ,なぜこんな狭い道路を…。

〔「法律前の道路だから」と呼ぶ者あり〕

大槻副委員長)おそらくね,これは法律前の道路だからそうなんでしょうけれども。これもちょっと考え物なんじゃないかと思うんですけれども。これをやるとなると,大変な費用と時間がかかるんじゃないかと思うんですけれども。やるとなればね,私は反対はしませんけれどね。なるべくね,早く完成ができるようにお願いして,終わります。

石橋委員)私としましては,願意は妥当というか,現地調査,それ以前に,正直言いまして,自分もよっぽどの用事がない限りは,あの通りはなかなか,自分で車で入っていこうというのは,普段から避けているような道路なものですから,願意は妥当かなと思うんですけれども。今日ここに至るまでの間にですね,地元から行政に要望というか,今回陳情で上がる以前にそういう要望が上がっていたのか,お伺いをいたします。

道路建設課長)合併以降については,こちらの道路の拡幅というのは,正式に要望という形では上がっておりません。過去については調べてございませんが,近年では要望書はないと記憶しております。

石橋委員)わかりました。いずれにしましてもですね,事業を実施していくにあたりましては,先輩委員からも意見が出ていましたけれども,地権者の方々,地元の方々の協力なくして事業の推進はできないでしょうから,そういったところ,状況をよく把握しながらですね,事業を実施するということであれば,そういったところを配慮して頂きたいと思います。

村上委員長)他にご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。陳情第13「北府中1丁目,北府中2丁目地内道路整備に関する陳情」を採決いたします。
 お諮りいたします。本件は,その趣旨・願意を妥当と認め「採択とすべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。ただ今「採択とすべきもの」と決しました陳情第13につきましては,執行機関に送付し,その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。
これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件といたしまして,執行部より発言を求められておりますので,これを許します。初めに経済部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農政課長)農政課からは,今月はじめの強風による農作物等への被害につきましてご報告をさせて頂きます。
 今月1日から2日にかけて,県内全域に強風が吹き,県内では,行方市や鉾田市でパイプハウスなど農業施設への被害が発生たしました。当市におきましては,今月2日に園部地区真家地内におきまして,パイプハウス1棟が強風の被害を受け,被害額は約30万円と算出されております。被害を受けたパイプハウスは,水稲の育苗用ハウスのため,幸いにも作物への被害はございませんでした。農政課からの報告は以上でございます。よろしくお願いいたします

商工課長補佐)商工課からは,中小企業の設備投資の支援について,ご報告をさせて頂きます。
 この度,国におきましては平成30年度地方税法改正において,2020年までの3年間を生産性革命集中投資期間として大胆な税制,予算,規制改革等の施策を行うこととしています。そのため,集中投資期間中における臨時,異例の措置として,地域の中小企業による設備投資の促進に向けて生産性向上特別措置法(仮称)を平成30年6月に施行予定です。この特例措置は,市町村が策定する導入促進基本計画に基づき行われた中小企業の一定の設備投資について,償却資産分の固定資産税を2分の1からゼロまで軽減することを可能とする3年間の時限的な措置となっております。また,償却資産分の固定資産税の特例率をゼロにし,導入促進基本計画を策定する市町村においては,中小企業が国の補助事業である,ものづくり・商業・サービス補助金等を申請する際に優先採択され,また,一定の要件を満たすものは,補助率が2分の1から3分の2にかさ上げされるメリットがあります。このため,当市における既存中小企業等に対する支援の拡充として,生産性向上を促す新規の設備投資を後押し,産業の振興を図るため,償却資産分の固定資産税の特例率をゼロに設定するとともに,基本計画の策定を進めてまいりたいと考えております。なお,特例措置は6月施行を予定しておりますが,既に国のものづくり・商業・サービス補助金の第一次公募が開始されており,当市においても申請を予定している企業があることから,法的な安定性を図るため,償却資産分の固定資産税の特例率ゼロについて,庁内関係部署と協議し,地方税法改正に伴う市税条例の改正により規定する予定でございます。以上,よろしくお願い申し上げます。

観光課長)観光課からは,市民文化伝承館・山車展示における山車人形等損傷に係る対応及びイベントの案内をさせて頂きます。
 初めに,市民文化伝承館・山車展示における山車人形損傷に係る対応でございますが,昨年6月4日から9月3日の期間,金丸町の山車を展示したところ,山車人形の顔・肩・手足にひび割れや,日焼けによる衣装の色褪せが起きてしまいました。県歴史館に勤務していた有識者2名に依頼しまして,都市計画課,観光課,文化振興課立会いのもと,損傷状況の確認及び原因についての調査を行ったところ,長期展示・直射日光・照明などが原因であることが解りました。このような事態が生じた要因は,市が展示にあたっての対応を十分理解せず,山車の展示期間が2か月であったものを,平成29年3月から3か月間の長期展示を許可してしまったこと。伝承館はUVカットがしてあるため日焼けなどは問題ないと,おまつりの全体会議において発言をしたことなどが挙げられます。このことから,市の管理責任において,損害に係る賠償をする方向で,金丸町との協議を進めてまいりたいと考えております。合意案が整い次第,改めて委員会にてご説明をさせて頂きますとともに,議会へ議案を上程してまいりたいと思いますので,どうぞご理解の程よろしくお願いいたします。
 続きまして,イベントの案内でございますが,4月15日の日曜日に辻いちご団地において朝日里山いちご祭りが開催されます。特典としまして,入園料金大人1,300円が700円に,また,様々な賞品が当たる抽選会が朝日里山学校で行われ,この抽選会は先着2,000名様となってございます。無くなり次第終了となります。委員の皆様も是非ご来場して頂きたいと考えてございます。観光課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,経済部の所管については,以上で終結いたします。
 次に,都市建設部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

都市計画課長)都市計画課におけます平成30年2月28日現在の予算執行状況と,平成29年12月1日から平成30年2月28日までの入札実施状況についてご説明申し上げます。
 お手元の資料「平成29年度予算執行及び入札実施状況」の1ページをお開き願います。最初に,現年度の執行状況についてご説明申し上げます。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業3路線でございます。まず,貝地・高浜線でございますが,予算額6,632万4,000円に対しまして5,857万4,472円を執行し,執行率は88.3%でございます。以下,美野里・八郷線,駅前・東ノ辻線も,記載のとおりの執行状況となっております。
 次に,地域交通対策事業,都市計画一般経費,公園維持管理経費,自由通路維持管理経費,駐車場特別会計につきましても,記載のとおりの執行状況となっております。
 続きまして,2ペ-ジの中段でございます。繰越明許の執行状況についてご説明申し上げます。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業4路線でございます。まず,貝地・高浜線でございますが,予算額2,662万2,710円に対しまして2,662万2,170円を執行し,執行率は100%でございます。以下,上林・上曽線,美野里・八郷線,駅前・東ノ辻線も,記載のとおりの執行状況となっております。
 次に,公園維持管理経費につきましても,記載のとおりの執行状況となっております。
続きまして,3ページをお開き願います。入札実施状況でございます。1番のH29市道A5645(貝地・高浜線)流末排水路整備工事1工区でございますが,契約額618万8,400円,落札率は86.1%で,請負業者有限会社浅野工務店 でございます。以下記載のとおり,合計5件でございます。以上が,都市計画課の予算執行及び入札実施状況でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)下水道課所管事業の平成30年2月28日現在における,平成29年度予算執行及び入札実施状況について,ご説明いたします。
 お手元の資料の4ページをお開き願います。予算執行状況調書(現年度)について,ご説明申し上げます。最初に,下水道事業特別会計の流域関連公共下水道整備事業費(補助)でございます。予算額2,460万円,契約額731万1,600円,執行率29.7%でございます。内容につきましては,東大橋地内の管渠工事でございます。以下,下水道事業の4事業につきましては,記載のとおりでございます。
 次に,5ページ上段の農業集落排水事業特別会計でございます。石岡西部地区整備事業ですが,予算額75万6,000円,契約額68万7,960円,残額6万8,040円,執行率91.0%でございます。内容につきましては,新設の公共ますの取出し費用でございます。以下,農業集落排水事業の2事業につきましては,記載のとおりでございます。
 次に,5ページ中段の予算執行状況調書(繰越明許)についてご説明いたします。下水道事業特別会計における,流域関連公共下水道整備事業費(補助)の工事請負費でございます。繰越額1,220万4,000円,契約額1,220万4,000円,執行率100.0%でございます。内容でございますが,予算執行状況調書(現年度)の流域関連公共下水道整備事業費(補助)と同じ,東大橋地内の管渠工事でございます。以下,4事業につきましては,記載のとおりでございます。なお,平成29年12月1日から平成30年2月28日までの下水道課所管の入札はございませんでした。以上が,下水道課所管事業における予算執行及び入札実施状況でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)私からは,建築住宅指導課所管事業の平成30年2月28日現在における,予算執行及び入札実施状況について,ご説明いたします。
 お手元の資料6ページをお開き願います。初めに,2月末現在までの現年度予算の執行状況でございます。表一段目の木の住まい助成事業でございますが,予算額1,530万円に対しまして,契約額1,020万円を執行しております。執行率は66.6%でございます。以下,木造住宅耐震改修促進事業から災害救助費までの8事業につきましては,記載のとおりでございます。なお,平成29年12月1日から平成30年2月28日までの期間においては,建築住宅指導課の入札はございませんでした。以上が,建築住宅指導課所管事業における 予算執行及び入札実施状況でございます。
 続きまして,建築住宅指導課において,平成30年度より実施を予定しております,石岡市空家バンク制度及び石岡市空家バンク活用促進助成金の概要について,ご説明申し上げます。本日,お手元にお配りしております資料に基づきまして,ご説明いたします。初めに,資料1,タイトルに「石岡市空家バンクが始まります」とある資料をご覧ください。当該制度は,昨年の8月に生活環境部において策定されました「石岡市空家等対策計画」に基づきまして,空家の有効活用を通して良好な住環境を確保し,定住の促進と地域活性化を目的として実施するものでございます。具体的には,所有者からバンク登録の申し込みを受け,登録した居住可能な空家の情報を,利用を希望する方へ提供するものです。実際の物件取引に際しては,過日,石岡市空家バンク制度媒介に関する協定を締結した,公益社団法人茨城県宅地建物取引業協会に加入する不動産業者に仲介を依頼いたします。
 続きまして,資料2,タイトルに「石岡市空家バンク活用促進助成金」とある資料をご覧ください。当該助成金は,空家バンク制度を活用した取引の成立時に,その購入者に対して不動産仲介手数料の一部を助成することで,取引の成立を促進し制度自体の有効活用を図ることを目的として実施するものでございます。1物件当たりの助成金額でございますが,宅地建物取引業法に基づく仲介手数料の半額,かつ5万円を上限として助成することとしております。具体的な算定例につきましては,補助金算定の例として3パターンほど示しておりますが,売買金額が200万円の場合は5.4%以内で10万8,000円となり,半額の5万4,000円となりますので,上限額の5万円が助成金額となります。手続きの流れといたしましては,石岡市空家バンクに登録された物件の取引が成立し,売買契約が締結された後に,契約書の写し及び不動産仲介手数料の領収書など,必要書類を添付のうえ交付申請書を提出して頂き,交付決定の通知後に請求書の提出を受けて助成金の給付となります。当初予算額といたしましては,まち・ひと・しごと創生石岡市総合戦略における空家利活用の5か年目標を25件としていることや,先進自治体における年間成約件数などを参考といたしまして,年間5件とする目標値を設定いたしまして,上限額5万円の25万円を計上し実施してまいります。石岡市空家バンク制度及び石岡市空家バンク活用促進助成金の概要についての説明は,以上でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)平成29年度,道路建設課が所管する予算執行及び入札実施状況について,ご説明いたします。
 資料の7ページをお開き願います。2月28日現在の現年度の予算執行状況でございます。上段の道路維持費でございますが,予算額合計2億3,737万3,000円に対しまして,契約額1億6,701万1,339円を執行しております。執行率は70.3%でございます。次に,地方道路等整備事業以下,8ページの排水路整備事業までは,記載のとおりとなってございます。
 続きまして,9ページをお開き願います。繰越明許の予算執行状況でございます。上段の道路維持費でございますが,予算額合計1,457万8,000円に対しまして,契約額1,457万8,000円を執行しております。執行率は100%でございます。次に,地方道路等整備事業以下,道路橋りょう施設災害復旧費 までは,記載のとおりとなってございます。
 続きまして,10ページをお開き願います。12月1日から2月28日までの入札実施状況でございます。NO.1の29単・市道A0113号線歩道整備工事(東大橋地区)でございます。受注者は有限会社福田工務店。契約額は461万1,600円で,落札率は86.7%でございます。以下,記載のとおり14件でございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,都市建設部の所管については,以上で終結いたします。 次に消防本部から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

総務課長)私からは,石岡市消防施設等総合整備計画の完成について,ご説明申し上げます。
 昨年12月,第9回の委員会でもご報告させて頂きました,石岡市消防施設等総合整備計画(案)でございますが,1月中に市民意見公募を実施したところ,市民からの意見は,特にありませんでした。本日は,委員の皆様に整備計画の完成版を配布させて頂きますので,よろしくお願いいたします。今後は,この石岡市消防施設等総合整備計画に基づきまして,消防施設である消防庁舎,消防団詰所,消防水利,消防車両などの整備と管理を計画的に進めてまいりたいと考えております。私からは,以上でございます。

村上委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,消防本部の所管については,以上で終結いたします。
 次に農業委員会事務局から説明願います。なお,発言は挙手によりこれを許します。

農業委員会事務局課長)農業委員会事務局から,石岡市農業委員会委員の応募状況につきまして,ご報告申し上げます。
 初めに農業委員でございます。3月2日までの募集期間内の応募状況でございますが,応募者の合計は22名で,そのうち,認定農業者は10名でございました。その内訳でございますが,個人からの推薦を受けた方が6名,団体からの推薦が8名,自ら応募された方が18名となってございます。内訳の合計が一致いたしませんが,重複して推薦・応募をされているためでございます。次に,農地利用最適化推進委員の応募状況でございます。3月5日から募集を開始いたしまして,16日金曜日現在,1名の応募でございます。
 続きまして,今後の予定でございます。農地利用最適化推進委員の募集は引き続き行ってまいります。農業委員につきましては,法令等に基づいた評価等を行った後,次回の第2回定例会に議案を提出するよう準備を進めてまいりたいと考えております。農業委員会事務局の報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。

村上委員長)以上で説明は終わりました。ただ今の件につきまして,何かご発言はございませんか。

関口委員)農業委員さんが22名ということで,当然,定数が14なので8名ほどオーバーしているのかなと思います。前回からの説明の中で,評価委員という組織をつくって,評価基準に合わせて選定するといった話をしていたと思いますが,評価委員の組織の委員,これについてはもう決まったと思いますが,そのメンバーについて,説明して頂きたいと思います。

農業委員会事務局課長)評価委員会のメンバーでございますが,こちら,石岡市農業委員会委員候補者評価委員会設置要綱を制定いたしました。委員の構成につきましては,副市長,経済部長,農政課長,農業委員会事務局長,農業委員会事務局課長の市職員と,外部から農業の状況に詳しい有識者ということで2名の方,計7名でございます。以上でございます。

関口委員)評価委員が決まったということで,その会合は開いたんですか。開いたのならその開催の内容,どういうことを協議したのか,まずお聞きしたいと思います。

農業委員会事務局課長)委員会につきましては,これまでに2回開催してございます。開催の協議内容につきましては,先ほど委員からもございましたが,評価基準につきまして,現在協議を進めているところでございます。以上でございます。

関口委員)ということはですね,評価基準は決まっていないということですか。今,調整中ということですか。そのへんをお伺いいたします。

農業委員会事務局課長)評価基準につきましては,現在協議中でございます。決定してはございません。

関口委員)委員長,できればですね,評価基準ができた段階で,我々に資料を提供して欲しいと思うのですが,よろしくはからってもらえますか。

村上委員長)ただいま関口委員からございましたが,評価基準ができましたら…

〔「評価委員のメンバーも」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)評価委員のメンバーも含めて,評価基準が策定されました段階で当委員会に提出頂きたいと思いますが,事務局長よりご答弁を頂ければと思います。

農業委員会事務局長)メンバーということなんですけれども,外部の方2名なんですけれども,市長が認める者ということで,現在,石岡地区から1名,八郷地区から1名を農業に識見のある方を現在選んでおります。石岡地区の方はもう決まっているのですが,八郷地区の方は今調整しているところです。以上でございます。

村上委員長)ただ今申し上げましたのは,メンバーが決まりました後,そのメンバーの一覧と,評価基準が確定した後,評価基準がわかるものを当委員会に頂きたいということで,そのご答弁を頂きたいということでございます。

農業委員会事務局長)失礼しました。評価基準ですが,あくまでも評価基準ということだけであれば,提出できると思いますので,よろしくお願いいたします。

村上委員長)ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,農業委員会事務局の所管については,以上で終結いたします。その他の件で何かご発言がございましたら,挙手によりお願いいたします。

関口委員)経済部の観光課になりますかね。国民宿舎つくばねと風土記の丘についてお聞きしたいと思います。予算委員会の中でもね,国民宿舎つくばねのトイレの洋式化については質問をしたのですが。現在の状況,トイレの数量,洋式化率について説明を頂きたいと思います。

観光課長)国民宿舎つくばねは,現在34の便器がございまして,24が和式,10が洋式となってございます。以上でございます。

関口委員)まだまだ和式が多いということで。これは何故聞いたかというと,国民宿舎つくばねを利用した方からお話がありまして。ちょっとトイレが使いづらいと。お風呂の脱衣所にあるトイレも両方とも和式で,非常に使いづらいと。こういったものはね,やはりお客さんの要望に合わせて早急に直すべきですよ。私は予算委員会で30年度も入っているのかと聞いたのですが,検討するということだったので,それ以上は詰めませんでしたけれども。部内でよく検討して,ひとつでも多く洋式化を進めて頂きたいと思いますが,どうですか。

観光課長)平成28年度に国民宿舎の支配人と工事につきまして,3か年計画を立てました。その中にはトイレは入っていなかったのですが,お客様からそのような声が多いということであれば,それを修正しましてやっていきたいと。そういう考えでおります。以上です。

関口委員)大変良い答弁を頂いたので,着実に実施して頂きたいと思います。もうひとつは常陸風土記の丘なんですが。そちらこちらで桜の開花ということで,そういう時期になったのですが,風土記の丘の桜が,まあ,民間の調査のデータなんですが,インターネットでちょっと調べたら,関東地方で上野公園に次ぐ7位なんですよ。花見スポットで。8位が隅田公園だったかな。そういうスポット,順位が上がってきたという中で,どうしてもこう興味がある人,若い人はインターネットで見てね,じゃあ行ってみようかとなると思うのですが。その時ね,昨年の駐車場,だいぶ行列をなしてね,入れずに道路が通行止め状態になっていたりしているので,本当にもう間がないですが,駐車場の対策は強化して頂きたいんです。畜産センターの駐車場ではちょっと遠いですからね。ほんの少しは歩っている人もいますけど。そうじゃなくて,これからどんどんランキングを上げていくためにもですね,駐車場の整備は欠かせないと思うのですが,それについて考えがあれば,お伺いいたします。

観光課長)駐車場がないということは毎年問題になっているんですけれども,今年度,金山池のしゅんせつ工事1,200平米,管理棟の屋根の板金工事もやってもらっています。その他に遊具の建て替えもしました。来年度はまた金山池のしゅんせつ,これは来年度で完成します。あと獅子頭の塗装工事,これも完成します。これも同じなのですが,平成28年度に所長と話し合いをしまして優先順位を決めて頂いて計画的にやっておりますので,そのへんのご理解を頂きたいと思います。

関口委員)道路が通行止めにならないような配慮をして頂きたいと思います。本当にランキングは上がっていますのでね。素晴らしいことなので,よろしく検討してください。

農業委員会事務局長)先ほど関口委員からございました質問の中で,評価基準とメンバー表の提出ということでございますが,併せて一緒に提出したいと思いますので,よろしくお願いいたします。

大槻副委員長)つくばねなんですが,私も気が付いた点があるので質問いたします。私,よくつくばねのお風呂は利用させて頂いております。それで,お風呂の中で,都会の方ね,来てますよね。都会の方のお話ですと,お風呂は綺麗だが,なぜトイレが洋式ではないのかと。そう言われましたよ。これは洋式化するということでね,これは至急やってもらいたいんですよ。利用者の一人としてね。この件は終わりにします。
 あと二点ばかりお聞きしたいことがございます。経済部にお聞きします。ちょっとこれは汚い話なんですがね。豚とか牛とか,糞尿の処理の問題なんですけれども,八郷地区の加生野地区というところなんですが,私も現場を見てまいりました。畑の中にね,糞が山になっていましてね。これね,乾燥した糞であればね,あまり匂いも出ないというんですよ。ところがね,生のままを山にしてあるんですよ。この周りには果樹園も非常に多い。この果樹園の農家の方ね,例えば秋になると,梨とか果物がね,私も見に行ったんですけれども,あのへんは非常に多いところですよね。その網をですね,破ってね,カラスが中に入るということなんですよ。それで非常に被害が多いと。梨をつつかれてしまうというんですよ。だからこれをね,きちんと指導してもらいたい。例えばの話がね,糞尿,糞ですよね。糞の場合は一箇所に集めてね,集積所というんですか,それをきちんとつくってね,そこで乾かしたものを畑に持っていって,それをトラクターでうないこむと。それであれば,問題はないと思うんですよ。それをやっていませんのでね。その集積ね。要するに屋根付きの集積場ですよね。この方はこの近くの方で,牛なんですけれども,そういうことはやっていませんよね。それをね,指導しているかいないか,ちょっとお伺いいたします。

農政課長)副委員長に加生野地区の牛の糞の苦情ということで,現地を案内して頂きました。その糞を山に積んだ先には果樹園,梨農家さんがおりまして,その中にカラスが入っていたずらをするといった苦情もあるということでございます。これについては,今後,梨も5月中旬になりますと花が咲きまして実もふくらんでまいりますので,そういった状況をみながら考えていきたいと思います。また,先ほど,糞尿処理の施設ということで,堆肥舎とか堆肥盤というものですが,コンクリートで底板を打ちまして,周りを囲ったものを堆肥盤,それに屋根を付けたものを堆肥舎ということで,ただ置くのではなく,もみ殻を入れて発酵処理したり,そういった適正な処理をしなければならないということですが,今回の酪農家につきましては,ちょっと離れたところで営んでいる訳ではございますけれども,私どもも副委員長に現場を案内して頂いております酪農家の所に行って話をしてきたのですが,70代後半の老夫婦が営んでおりまして,後継者も今のところいないということでですね,これから生産拡大とか規模を大きくしていくのは難しいという話をしておりました。これまである程度頭数がいたようなんですけれども,年齢とともに規模を縮小したということもおっしゃっておりまして,そういった堆肥舎,堆肥盤といった農業施設のお話もさせて頂いたんですが,将来を考えると,そういったものは難しいとのお話もありました。だからといって我々もそのままにする訳にはいきませんので,畜産業についてはですね,生産振興といかに家畜排せつ物糞尿処理を適正に,迷惑をかけないような形でやるというのは永遠の課題ですけれども,こちらとしてもですね,根気強く酪農家を指導していきたいと考えております。この件については,昨年度生活環境部のほうと一緒に動いた経緯もございますので,連携をしながら根気強く指導をしていきたいと考えておりますので,よろしくお願いしたいと思います。

大槻副委員長)ただ今ね,ご説明がありましたけれども。高齢だからね,どうっていうことじゃないですよ。あのですね,この例えばね,牛だとか,豚もおなじですけれども,きちんとやっている方がいるんですよ。この家だけ野放しにはできないと思うんですよ。これは本当にね,私も行ってびっくりしましたよ。課長も見たと思うんですけれども,畑の中に山になっているんですね。今の時期はまだいいですよ。これが夏になると虫がでますよね。虫が出るとそこにカラスが来る。それで梨をやられる。これね,高齢だとかなんとかいうことじゃないですよ。ちゃんときちんと指導して,作るものはちゃんと作らせる。それを指導してくださいよ。

農政課長)副委員長のおっしゃるように,そのまま野放しにしておく訳にはいきませんので,畜産業を続けるのであれば,それに対応した適正な糞尿処理ということで,これから根気強く指導していきたいと思います。よろしくお願いします。

大槻副委員長)これは本当にね,梨の生産農家の方は近所なんでね,あまりお話ができないと。だから困っているんだと。そういうことで,私のところにお話がありましたんでね。ちゃんと指導するということですから,これはきちんと指導してください。これは終わります。
 次にもうひとつね。これは各部署にね,お聞きをしますけれども。これは市民の声なんですね。経済部だとか道路建設課,皆さんいるようですけれども。これは市民の声でして,私もね,実を言いますと,何回か拝見しております。この市民の声というのはですね,いいですか。各部長お聞きになってもらいたいんですけれども。ある議員さんですね。ある議員さんがですね,その部署に行きましてですね。例えばですね,部長席とか課長席があると思いますけれども,これもちろんありますよね。そこにね,ある議員がね,部長だか課長だかわかりませんけれども,席にどてっと座って,受付の窓口のほうを見ていたと。とてもね,その市民の方はね,職員なのかな,議員さんなのかなということが出ているんですよ。それでね,私は経済部と道路建設課ですか,ちょっと拝見したことがあるんですね。あの,例えばですね,道路建設課であればね,道路建設課の入り口を入っていって,ちょうど突き当りですね。あそこにソファーが置いてありますよね。そこでいくらでもお話はできるんじゃないかなと思うんですね。これは職務に影響しているんじゃないかというお話も市民から出ているんですよ。私も市民から言われましてね,なるほどなと私も思いましたよね。私も見ていますから。私は道路建設課と経済部でお見かけしていますけれどもね。この件について,そのようなことがあったかないか,お答えして頂きたいのですが。

村上委員長)ただいま,副委員長からございました,各部局におきまして,応接スペース以外に議員さんが,職務スペースに入られている実態があるのかどうかという現状ですね。それを,現在どの程度まで把握されているかということについて,各部局からお答え頂きたいと思います。

〔私語あり〕

村上委員長)暫時休憩いたします。

-休憩-

村上委員長)会議を再開いたします。
 先ほどの件につきましては,そういった誤解を受けないように,適切に応接スペースを活用して頂いて,市民からの誤解を受けないような各部局での対応をお願いしたいと思います。

大槻副委員長)今ね,委員長からもね,このようにしてもらいたいというお話があったかと思うんですけれども。これね,市民から職員か議員さんだかわからないと。私も実を言うとびっくりしたんですから。だから,そのようなことがないように今後はしてくださいよ。今度はね,市民から見てね,何ていうんですかね。あれは妨害しているんじゃないかとの話も出ていますからね。ですからね,そのようなことがないようにお願いをいたします。終わります。

村上委員長)その他の件で他にご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ないようですので,その他の件を終結いたします。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

村上委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。




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