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議会中継
  


平成29年度 総務委員会

 第7回委員会 (9月11日)
出席委員 山本進委員長,櫻井茂副委員長,高野要委員,徳増千尋委員,塚谷重市委員,岡野孝男委員,菱沼和幸委員,勝村孝行委員
市執行部 【市長公室】
 市長公室長 佐々木敏夫,次長 細谷浩之,秘書広聴課長 金井悟,政策企画課長 瀬尾正幸
【総務部】
 総務部長 久保田克己,次長 大関浩二,総務課長 廣瀬隆晶,防災対策課長 今橋輝雄,情報政策課長 鈴木正人
【財務部】
 財務部長 古内勝人,財務部理事兼庁舎建設担当 下河邊卓美,次長兼庁舎建設担当 鈴木 勉,管財課長兼庁舎設担当 栗原秀樹,副参事兼庁舎建設推進室長 萩原信明
議会事務局 庶務議事課主任(塚本志保)


山本委員長)ただ今から,総務委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしましたとおりであります。
 これより,議事に入ります。
 初めに,議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,当委員会の所管に係る部分についてを議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。

秘書広聴課長)私からは,議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,秘書広聴課所管分についてご説明申し上げます。
 4ページをお開き願います。第2表,繰越明許費に記載してございます,款2総務費,項1総務管理費,事業名,戦略的情報発信経費70万1,000円でございます。こちらは,映像コンテスト実施に伴う経費でございます。内訳といたしまして,実行委員,審査委員の報償16万5,000円,受賞者への賞金等46万円,応募者等への記念品代7万6,000円でございます。
 繰越理由でございますが,世代を超えて共有し,残し伝えていくことができる優れた映像作品を募集するため,応募者にとって十分な製作期間を確保する必要があることから,募集期間を次年度までに延長することに伴うものでございます。よろしくご審議の程お願いいたします。

総務課長)総務課からは,議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)中,職員の人件費の補正にかかる部分につきまして,ご説明させていただきます。
 職員の人件費につきましては,当初予算時には,平成29年1月1日現在に在職している職員の給与等をベースに算出し,計上させていただいております。今回の職員の人件費の補正につきましては,平成29年4月1日に発令しました人事異動に伴いまして,会計間及び予算科目間の補正が主なものでございます。今回の一般会計の職員の人件費の補正につきましては,補正予算所の歳入歳出補正予算事項別明細書24,25ページの議会費から,38,39ページの教育費の学校給食センター費までの職員の人件費について,総額を補正予算所の40ページ,41ページに給与費明細書として記載しておりますので,そちらの40,41ページをご覧いただきまして,ご説明させていただきたいと思います。
 最初に特別職でございますが,給与費明細書の一番上の段の表でございます。1特別職の表中,表の左端の部分に,補正後,補正前,比較とありますが,一番下の比較の欄でご説明させていただきます。比較の欄でございます,右のほうをご覧いただきますと,共済費の欄で7万2,000円の増額となっております。こちらにつきましては,共済費負担率の引き上げに伴うものでございまして,市長,副市長に係る共済費が増額となるものでございます。
 次に,中段の表,2一般職,(1)総括の表でございます。先ほどと同様に,比較の欄でご説明させていただきます。まず,左端の職員数でございますが,2人減となっております。こちらは,会計間,負担する会計の異動に伴います減となっております。補正額といたしましては,給与費が,給料と職員手当をあわせまして2,132万5,000円の減額,共済費が2,815万6,000円の増額で,合計では683万1,000円の増額となるものでございます。
 内訳につきましては,まず給料の1,737万3,000円の減額でございますが,予算編成後の職員の退職に伴う減,育児休業による減などでございます。次に,職員手当の395万2,000円の減額の内訳でございますが,下表の職員手当の内訳の表のとおりでございます。次に共済費の2,815万6,000円の増額でございますが,先ほどの特別職同様,共済費負担率の引き上げに伴いまして,共済費が増額となるものでございます。
 以上が,一般会計補正予算中,職員の人件費に係る補正予算の説明でございます。ご審議賜りますよう,よろしくお願い申し上げます。

情報政策課長)議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,情報政策課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 はじめに,歳出でございます。補正予算書24,25ページをご覧ください。上から2つ目の表の,款2総務費,項1総務管理費,目11電算費につきましては,128万4,000円を増額補正させていただくものでございます。
 内容でございますが,右側の説明欄をご覧ください。電算業務経費,節13電算業務委託料119万9,000円の増額でございます。
 まず1点目ですが,政府におきまして,女性一人ひとりが自らの希望に応じて活躍できる社会づくりが重要とし,具体的な取組として,希望する者に係るマイナンバーカードや住民票の写しなどに名字を旧姓とあわせて表記することを可能とするシステムの改修経費として,74万6,000円を増額補正させていただくものでございます。
 次に2点目ですが,社会保障・税番号制度の導入に伴う経費でございまして,子育てワンストップサービスにかかるシステムの改修経費でございます。具体的には,子育て世代の負担軽減を図るため,自宅にいながらマイナポータルを利用しての電子申請手続きや,市役所から予防接種のお知らせなどが自宅のパソコンなどで受け取れるよう構築するためのシステムの改修経費として,45万3,000円を増額補正させていただくものでございます。
 続きまして,その下の節14システム使用料8万5,000円の増額でございます。先ほどご説明させていただきました子育てワンストップサービスが,マイナポータルを通じて,国において平成29年10月の本格運用が開始されますので,10月からの半年間,システム使用料として8万5,000円を増額補正させていただくものでございます。
続きまして歳入でございます。補正予算書22,23ページをご覧ください。1段目の表の,款14国庫支出金,項2国庫補助金,目1総務費国庫補助金,節1総務管理費補助金の,社会保障・税番号制度システム整備費補助金[10/10],74万6,000円でございます。
 内容でございますが,1点目でご説明させていただきましたマイナンバーカード等への旧姓をあわせて表記することに要する経費に対しての国庫補助金でございまして,補助金の補助率は10分の10となっており,すべての経費であります74万6,000円を計上させていただきました。
 以上が,情報政策課所管の補正予算でございます。ご審議の程よろしくお願いいたします。

山本委員長)以上で説明は終わりました。
 これより,質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

菱沼委員)私のほうから2点お尋ねしたいと思います。
 まず1点目は,繰越明許費の戦略的情報発信経費70万1,000円ということで説明があったわけですけれど,次年度まで延ばすということでありましたが,具体に詳細をお尋ねしたいと思います。

秘書広聴課長)映像コンテストでございますけれど,今年度,今回の繰越をご承認していただきまして,その後,募集期間を9月下旬から来年の9月下旬まで,約1年間ということで募集をしていきたいと思っております。こちらにつきましては,茨城県の歴史,風土,文化,伝承,人物などから着想を得た映像記録作品を広く募集し,高い見識を有する専門家による審査を経て優れた映像作品を選定し,日本の心や日本のふるさとのすばらしさを広く世代を超えて共有し,次世代へ残したいと考えております。

菱沼委員)そうしますと,今年の9月末から来年の9月末までということで1年間。ここに応募してくれる皆さんへの周知徹底というのが重要だと思うんですね。そういう中で周知徹底をどのように考えているのか,お尋ねしたいと思います。

秘書広聴課長)周知方法でございますけれど,9月末の定例記者会見での告知をはじめ,広報紙,メルマガ,ホームページ,SNS,公募サイト,ポスター,大学への周知,それから各新聞等のメディアへのプレスリリース等を予定しております。

菱沼委員)そうしますと,広報に対しましての。大学とか,ポスターといっておりましたけれど,それらのツールの費用というのはどういうふうに見ているでしょうか。

秘書広聴課長)一般会計の予算の中から,ポスター,チラシ等の予算は計上させていただいております。そのほか,市のホームページ,SNSということで,予算は特にとっておりません。その中で発信していく。それから,実行委員さんのご協力を得まして,各種関連団体,大学等への営業活動をしていきたいと考えております。

菱沼委員)戦略的情報発信経費,この事業を私も非常に重要であると考えておりますので,この一年間をかけて,しっかりとした事業を,成功できるように努力してもらいたいと思いますので,よろしくお願いします。
 次に移ります。25ページ,電算業務経費ですけれど,今ご説明いただきました。子育てワンストップサービスということで,45万3,000円計上されているわけですけれど,国の法改正があってこのようにしていくという状況でありますけれど,最終的に子育ての皆さんに対しての,パソコン上でラインで庁舎と結ぶという状況でありますけれど,その子育て世代に対しての対応,また,施策としてどういうふうなツールで周知をしていくのか,お尋ねしたいと思います。

情報政策課長)子育てワンストップサービスについての業務といいますか,マイナポータルということで進めていくわけなんですけれど,その中で,メインメニューというのがございます。それが6つほどございまして,まず一つ目が子育てワンストップサービスについてということで,先ほどご説明させていただきました,子育てに関する申請や市役所からのお知らせなどを受け取ることができるものでございます。2つ目としてはサービス検索や電子申請機能がございまして,これにつきましてはサービスの検索やオンラインで申請することができるということになります。3つ目としましては,自己情報表示ということでございまして,行政機関等の保有します自分自身の個人情報を検索して確認することができるということでございまして,4つ目としてお知らせでございます。こちらにつきましても,先ほどご説明させていただきました行政機関等から発信されるお知らせを受信することができるということでございます。続いて5つ目としては,情報提供と記録表示でございまして,自分自身の個人情報を行政機関からやり取りの履歴を確認することができるもの。最後に利用履歴表示でございまして,こちらはマイナポータルの操作履歴を表示し確認することができるもの,という6つがマイナポータルのメインメニューです。そこから子育てワンストップサービスに入っていただくというような形になります。こちらにつきましては,妊娠や出産,育児等にかかる子育て世帯の負担軽減ということから,特にオンライン化のニーズの高い制度が対象ということで,国の方針に従って行うということでございます。制度につきましては情報政策でありまして,実際に運用する課としてはこども福祉課になりますので,こども福祉課といっしょに情報発信をさせていただければなというふうに考えております。

菱沼委員)この部分においては,こども福祉課とジョイントして行っていく事業ということでありますけれど,そのセキュリティの面もしっかりしていかなければいけないと思いますので,こども福祉課と協議していただいて,セキュリティの観点もしっかりと充実させてもらいたいと思いますし,また,市民の皆さんへの周知の部分においては,子育て世代,言われるようになかなか,子育てをしているとなかなか役所に行きたくても行けないということも多々あると思いますので,そういうふうにきちんとフォローアップを,全員の方にパソコンでこういうふうな状況で役所に行かなくても入手できますよということをきちんと伝えていくことが,役所としての責務だと思っておりますので,その点もしっかりと対応していただきたいと思いますので,その一点だけ確認したいと思います。

情報政策課長)ただいまの委員の指摘のとおり,こども福祉課とフォローアップをしながら進めていきたいと考えてございます。

櫻井副委員長)ただいまのシステムの件でお尋ねをしたいと思います。これにつきましては,システムの根幹については国あるいは民間等のパッケージが提供され,それを石岡市のデータと結びつけるためのカスタマイズということで,よろしいのでしょうか。

情報政策課長)委員ご指摘のとおり,国の施策ということでございますので,そちらのシステムについて業者に依頼をして構築するということでございます。

櫻井副委員長)そうしますと,基本的には国のシステムであるけれど,システムそのものの根幹は民間企業のパッケージソフトになるんですか。それとも国のほうから出てくるものを,石岡市のほうで直接システムにアクセスし,石岡市のデータを結びつけるための改修ということになるのでしょうか。

情報政策課長)マイナポータルにつきましては,国からのシステムといいますか,入っていくアプリを利用すると。それ以降については,システムについては民間業者等のシステムを使うということでございます。

櫻井副委員長)了解しました。

山本委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論を行います。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第55号平成29年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち,当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査として,市民満足度調査の結果についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

政策企画課長)私からは,市民満足度調査の結果につきましてご報告させていただきます。
 本日,委員会資料とあわせて,市民満足度調査報告書と自由意見をまとめたものをお配りしております。報告書につきましては,将来ビジョンの計画体系である7政策47施策について,満足度,重要度,業務改善必要度を中心とした分析を,地区別,年代別に掲載をしております。
 それでは,委員会資料の1ページをご覧ください。はじめに1のアンケートについてでございます。ふるさと再生プランの進行管理に必要な市民の声を回収することを目的として,調査を実施しております。47の施策に対する重要度,満足度を調査し,計画の運用にあたり重点的に実施する施策について検討することを目的としております。調査対象につきましては,市内在住18歳以上の男女4,000人でございます。回収結果は,回収数1,396件,回収率34.9%,調査精度は2.65%となってございます。
 次に,2の重要度,満足度についてでございます。施策ごとに重要と感じるかや満足しているかを,それぞれ5点満点で回答をしていただきました。全体の傾向としては,昨年と比べ,平均重要度が0.03ポイントの微増,また,平均満足度が0.01ポイント微減となっております。
 次に,各政策の傾向についてでございます。各政策の重要度の順位は,昨年度と同様の順位となってございます。健康・福祉,産業・経済,生活・環境,教育・文化,行政運営・経営は微増傾向にあり,消防・防災,都市基盤については前回と同様となっております。また,各政策の満足度の順位は,消防・防災と教育・文化が入れ替わり,教育文化,都市基盤以外は微減傾向となっております。
 続きまして2ページをご覧ください。3の各施策の業務改善必要度についてでございます。業務改善必要度の考え方でございますが,施策ごとに満足しているか,重要と感じているかについて,5点満点で回答をしていただいたわけでございますが,得られた結果を偏差値化し,業務改善必要度という数値で表すことで,優先順位への参考としております。業務改善必要度が高い施策につきましては,昨年度と比較し4位までの順位に変動がなく,6位だった企業誘致の推進・工業の振興が5位に,観光業の振興が6位にと,順位が入れ替わっております。業務改善必要度が高い施策は,重要度が比較的高いものの満足度が比較的低い施策となっている傾向がございます。これらの施策につきましては,重点的に取り組んでいく必要がある施策となります。次に,業務改善必要度が低い施策につきましては,生涯スポーツの推進,文化・芸術の推進,生涯学習の推進,歴史・文化財の保護活用,男女共同参画の推進となっております。業務改善必要度の低い施策につきましては,重要度が比較的低いものの満足度は比較的高い値となっている施策となっている傾向がございます。これらの施策につきましては,満足度を維持しながら事業展開の効率化に取り組んでいく必要がある施策となっております。
 これらの結果につきましては,本委員会終了後に全議員にお配りをいたします。また,市民の皆様には,市報,ホームページに掲載するとともに,窓口で閲覧をできるようにし,広く周知を図ってまいります。市民満足度調査につきましての報告は,以上でございます。

山本委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)市民満足度調査ということで,本年度も終了したということですけれど,毎回,私,お話しするのですけれど,市民4,000人に調査票を郵送して,最終的に1,396件の回答があったということでありますけれど,回収率は34.9%,調査精度としては2.65ということでありましたけれど,私は,4,000人送っているのであれば,少なくとも50%を超えるような数字をもってこないといけないのかなと。そのためには,以前にも提案させていただきましたが,回収率をアップさせるためには,送付先に電話をするとか,何かしらの連絡をとって。ただ単に郵送すればいいというものではなくて。これで確かに調査精度としては2.65ありますので問題はないと思いますが,しかしながら市民の皆さんの多くの方の声を聞くことが重要ではないかと,私は思うんですね。そういう中では,回収率を最低でも50%近くもっていけるように,超えられるように努力をしてもらいたいと思うのですが,その点いかがでしょうか。

政策企画課長)満足度調査の回収率についてでございますけれど,個人保護の観点から,こちらの調査は無作為抽出をしたデータ,ラベルのみを受け取りまして,個人が特定できないような形にして発送している状況でございます。解答用紙におきましても,ナンバリング等をしておりませんので,お答えいただいた属性のみに基づいて回答用紙の判別をしております。個人の特定が難しい状況となっているところでございます。
 そのような中で,確かに30%台というのは低い数値であると思われますので,今後とも,市報,メールマガジン等で周知しまして,積極的な周知活動を行い,少しでも高い回収が得られるように活動していきたいと思います。

菱沼委員)私も,このアンケートの回収率において特に,さまざまな自治体でサバイバルだと。どこの自治体においても生き残りをかけてると,実際に勝負をかけているわけですね。そういう中で,市民の皆さんの声というのはものすごく重要になってくるわけです。確かに無作為でやっているので,相手先がわからないとかいうこともあるかと思いますが,それで本当にいいのか,と私は思うんですね。やはりきちんと精査する中で,例えばきちんと送付した部分を押さえておいて,その人から回収できているのかとか,そういった部分も必要不可欠なことではないかと。そうすることによって,私一個人とすれば,さまざまなご意見をいただいて,最終的に石岡の方向性というのはこういうふうに向かっていければいいのだと,ある程度市民の皆さんの声をいただきながら,方向性を決められると思うんですね。確かに石岡市総合計画に基づいて何事も事業を展開しておりますけれど,これから何年か過ぎるとその修正期間も出てくると思うんですね。そういう中で市民の声を聞いて,石岡市の他にないこういうものを取り入れてやっていくことによって石岡は生き残っていくんだということに強く持っていければ,石岡市の発展に寄与できるのかと思っておりますので,まずはこのアンケート回収の状況としてアップできるように,さまざまな施策に対しての周知の話がありましたけれど,しっかりと努力していただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

野委員)今,菱沼委員の話を聞いていたのですが,私のところへも工業統計調査などがくるのですね。そうすると,必ず何回も何回も来るんです。封をして持っていかれるのですけれど。そういったいただいた方の個人情報を気にするのであれば,きちっと封をなされてもいいですし,そういったことを考えたときに,なぜ私は4,000人なのかと。もう1つおかしいと思うのは,抽出ですから全部というわけにもいかないのでしょうけれど,なぜこの4,000人の人だけが対象となるのかということもあるんですよね。事業ですから,全部が全部というわけにはいかないでしょうけれど,このへんのところを,もうちょっと多くの人にいただく,満足度がわかればいいではなくて,先ほど菱沼委員が言われていたように,満足度調査によって市の事業が結びついていくというような,そのような調査にしていくということを考えれば,もっともっとやる気,重要性が出てくると思うんです。ですから,私としてみれば,もっと多くの人に,そして手法をちょっと変えて。それで満足してますかということで,個人情報も何もないと思うんですよね。私は満足していないといえば,それだけのことですから。それで人を傷つけるわけでもないですし。そのへんのところはそんなに深く考える必要もないと思うのでね。もうちょっと,4,000人ありきではなくて。紙代,郵送料なんてたいしたものではないですから。それで石岡市の今の現状が把握できたら,私はもっともっといい事業になると思うので。これが悪いとは言いません。しかしながら,対象者をもう少し増やしていったら,もっともっといい事業になると思いますので,ちょっとご検討してください。

政策企画課長)お答えいたします。もっと幅広く意見を,というご意見でございますけれど,今,インターネット等での回答をやっているアンケートもございますので,今後はもう少し幅広くご意見がいただけるように,検討してまいりたいと思います。

山本委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,災害時応援協定についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

防災対策課長)私から,当市の地域防災計画に関連する,災害時における小型無人機ドローンによる情報収集に関する協定及び,災害時における地図製品等の供給等に関する協定について,ご説明申し上げます。
 当市の地域防災計画に基づく災害時応援協定は,自治体,事業所等31団体と,災害応援や物資供給,医療救護等の協定を締結しているところでござ増す。今回の小型無人機による情報収集及び地図製品等の供給に関する協定は,はじめての分野となります。
 お手元に配布しました災害時応援協定についてをご覧いただきたいと思います。はじめに,@災害時における小型無人機ドローンによる情報収集に関する協定について,ご説明いたします。協定概要でございますが,大規模災害時に,人による被害状況の把握が困難な場合,協定先にドローンによる撮影及び操縦を要請し,撮影画像を被害状況の把握や災害対応の情報の1つとして活用していくものでございます。協定予定先である茨城大学航空技術研究会は,飛行機等に関する研究等をしている学生団体でございます。ドローンの撮影についても活動の1つとして行っている団体でございます。ドローンの飛行について,国土交通省より茨城県全域での飛行を承認されておる団体で,地域のイベントやスポーツ大会でドローンによる空撮の実績のある団体でございます。また,操縦者は水戸,土浦市に居住しており,撮影要請時には約1時間で当市に参集できることなどから,災害時における小型無人機ドローンによる情報収集に関する協定の締結に向け,協定予定先と協議を行っているところでございます。
 続きまして裏面をご覧ください。次に,A災害時における地図製品等の供給等に関する協定について,ご説明いたします。地図製品等の供給は,大規模災害時の初動から復旧にかけまして,住宅地図等を活用する機会は多く,協定による住宅地図を準備していくことは,迅速な災害対応につながると考えております。協定予定先である株式会社ゼンリン千葉・茨城エリア統括部は,つくば市に営業所を構えており,関東・東北豪雨の際,常総市に住宅地図を届けるのに多くの時間を要した経験を踏まえ,当市にも事前の地図供給が可能となる協定締結の申し入れがございました。災害時の地図製品の活用は,災害対応に必要なものと考えるものでございますことから,災害時における地図製品等の供給等に関する協定の締結に向け,現在,内部調整を図っているところでございます。
いずれの協定も,大災害時には当市の災害対応に有効なツールであることから,協定内容等の精査も,締結に向けて進めてまいりたいと考えております。また,今後もさまざまな分野での協力体制を模索しまして,協定締結に向けて検討をしてまいりたいと考えております。以上が,災害時応援協定についての報告でございます。

山本委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)災害時応援協定についてということで,今回,災害時における小型無人機,ドローンにおける情報収集に関する協定ということで,協定先が茨城大学航空技術研究会ということでありますけれど,実際,その研究会に所属している方は何名ぐらいいらっしゃるのでしょうか。

防災対策課長)茨城大学航空技術研究会の会員でございますが,今年度15名の学生が所属している団体でございます。

菱沼委員)15名の研究会のメンバーがいるということでありましたけれど,今後,石岡市においてもドローンの導入も含めてしっかりと。ただ研究会に任せればいいという部分だけではなく,しっかりとドローンを運用していくに当たりましても,いろいろ精査していかなければならない部分があると思います。そういう部分においては,しっかりと。私としてはドローンというのは非常に重要だと思いますので,いち早く導入し,また,運用できるように努力していただきたいと思いますので,よろしくお願い申し上げます。

櫻井副委員長)菱沼委員から質問がありまして,大学の学生15名が所属している研究会という話がございました。一方,説明の中で,技術者は土浦,水戸在住ということだったのですが,この土浦,水戸在住というのは学生ということなんでしょうか。

防災対策課長)今年度におきましては,水戸市と土浦市に在住している学生がドローンの操縦が可能だということで,1時間以内の参集が可能ということでお伺いしております。

櫻井副委員長)ということは,その方が卒業してしまえば,民間に就職してこの研究会から外れ,また別な学生さんということになるので,必ずしもここにずっといるということではないということだということはわかりました。
 それと,大規模災害の時のドローンの活用というお話を伺ったのですけれど,現実問題としては,例えば石岡の場合,河川の増水による被害ということが非常に大きな問題となっておりまして,どちらかというと局地的な被害の際に,こういったドローンの活用が求められるのかなという気はしております。大きな災害の場合ですと,石岡市だけというよりは県内全域になってしまいますと,石岡市がドローンの派遣を要請しても,技術者がいなくてなかなか来ないという事態になりかねないのかなという気がします。
 ドローンの操縦技術につきましては,民間の団体のライセンス制を今とっているのではないかと思うのですけれど,可能であれば,本来は,それぞれの自治体の中でドローンの操縦をする職員を育成して,日頃からそういったものを活用するというところもあるようですので,そういった方面についても,今後,研究,検討していただければと思います。

徳増委員)導入に対してはいいことだと思っておりますが,石岡の消防署との連携はどういうふうになるのでしょうか。お伺いいたします。

防災対策課長)今回のドローンによる協定でございますが,消防署のほうとは今後。災害時のドローンとの協定ということで,自然災害を想定しております。今後,火災等の消防管轄の分野につきましても,協定に向けて検討していければと考えております。

徳増委員)自然災害も,消防のほうで。水害の時なども対応しますよね。やはり最初から,消防との協議が必要ではないかなと思うんですね。効果的にこれを導入していくのには,ぜひとも消防とも協議して,効果のあるものにしていただきたいと思います。以上です。

山本委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,新庁舎建設の進捗状況についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

副参事兼庁舎建設推進室長)それでは,新庁舎建設の進捗状況について,ご説明申し上げます。
 まず,進捗状況に入る前に,新庁舎建設作業ヤード内での電気ケーブル盗難事件についてご報告いたします。新庁舎建設作業ヤード内は,請負業者であるフジタ・平成建設JVにより仮囲いを設置し,関係者以外立ち入り禁止として管理されてきたところでございますが,去る平成29年8月19日土曜日の深夜から翌日未明までの間と推測されますが,作業ヤード内に侵入され,仮設電気用に配線されていた電気ケーブル約100メートルが盗難の被害に遭いました。状況につきましては,北側の資材搬入ゲートのカギを破壊し,現場内へ侵入,現場内に設置されていた電気ケーブルを細かく切断し,持ち去ったものと考えられます。
 8月21日月曜日の朝に事件が判明し,警察へも報告済みでございますが,被害といたしましては,電気ケーブル他,発電機等の被害額が約100万円と報告を受けておりますが,工事の保険で対応できるとのことでございました。また,電気が止まった事により,排水ポンプが機能せず現場内が水没した状況であったことから,その日は土工事など,電気を使わない作業を行ってございます。翌22日に電気を復旧させ,作業中止は2日間ですみましたので,この分は全体の中で吸収できるとのことで,工程の遅れは発生しないものと考えてございます。
 今後の対応といたしましては,監視カメラ,人感センサーライト,回転灯を設置,市としても,警備会社へ庁舎の夜間警備の巡回時に,ヤード内を確認してもらうよう依頼を行っております。今後,このような事件等が発生しないように,関係者とより連絡を密にとり,対応していきたいと考えてございます。以上,電気ケーブル盗難に関する報告でございます。
 次に,新庁舎建設事業の進捗状況でございますが,お手元にお配りいたしました資料,新庁舎建設の進捗状況についてのうち,まず現在の状況写真と工程表によりましてご説明申し上げます。資料@現場状況写真をご覧ください。先週9月8日金曜日の現場の状況を撮影したものでございます。また,下段の断面図には,現在行っております鉄筋組み立て及びコンクリートを打設する基礎梁部分をお示ししてございます。
 続きまして,資料A工程表をご覧ください。作業工程といたしましては,現在,建物基礎部の掘削が完了し,基礎梁の型枠工事及び鉄筋組み立て工事に入っておりまして,組み立て完了後,コンクリートを打設するものでございます。基礎梁のコンクリート工事は9月いっぱいかかる予定で,完了後は免震階床のコンクリート打設工事に進む予定としております。
 併せまして,新庁舎本体以外の附帯工事及び外構工事につきまして,新庁舎本体と一本化して施工を行う事が望ましい工種の選定のため,設計内容の精査を行っているところでございます。こちらの検討結果につきましては,先週,設計業者と工種の確認を行いましたので,残りの金額及び発注方法等について,まとまり次第,ご報告・協議させていただきたいと考えてございます。
 次に,資料の3段目,外構工事の欄,オレンジ色のグラフで,2工区支障木伐採工事(先行工事)とございますが,この工事の発注につきまして,資料B支障木位置図をご覧ください。
 現在,市役所東側,仮設庁舎の裏側になりますが,隣接地において,ホテル建設の工事が開始されてございます。これに伴い,隣接地は現在更地となってございますが,この土地との境界付近に市所有の立木が生えております。高さが20メートルほどのかなり大きな立木もありまして,枝及び根が隣接地に張り出している状況にあります。当初の計画では,新庁舎完成後,2工区外構工事の中で平成31年に伐採を行う予定としておりましたが,ホテルの完成が平成30年8月の予定となっておりまして,ホテル駐車場が整備された後に伐採,抜根を行うとなると,相手側の舗装や側溝等を損傷させる恐れがございます。そこで今回,隣接地が更地の状態である今のうちに,ヒマラヤ杉3本及び梅の木2本,計5本の伐採工事を先行して行いたいと考えてございます。この工事の施工に当たりまして,ホテル開発業者,請負業者双方に確認をとりまして,9月中,更地のうちであれば,民地側からの伐採作業を行うことについて了承を得てございます。
 次に,現在,新庁舎2階カフェの設置を検討してございます。カフェ運営業者につきましては,公募方式で参加を募りたいと考えございます。現在,募集要件の精査を行っているところでございまして,新庁舎のオープンに合わせて営業開始できるよう調整してまいります。
 次に,お手元にお配りしました資料C議場レイアウト検討資料をご覧ください。まず@番,記者席の配置について。こちらは報告となりますが,現在,議場の傍聴席のうち,記者席は前列右側5席となっており,これは石岡市議会傍聴規則第2条第2項にも定められてございます。新庁舎の議場は,傍聴席の入口が左側になることから,これにあわせまして記者席の位置を前列左側に5席確保することとしており,右側から左側へと規則の改正を行う必要がございます。実際の運用の中の話でございますが,規則の改正が絡む案件でしたので,あらかじめ報告させていただきました。併せて,傍聴席と議場との間に,転落防止を兼ねまして高さ1.7メートルのガラスを設置する設計としています。資料の右端のほうに絵を描いてございます。強度を得るために,鉄製の柱が約1メートルおきに設置されますが,前面ガラス仕上げとし,床から1メートルまでをすりガラス,上部0.7メートル部分を透明ガラスとしてございますので,参考としていただければと思います。
 最後にA番,前回の委員会の中で議場のレイアウトについてご意見がございましたので,内部で検討させていただきました。また,資料D,議場レイアウト重ね図をお配りさせていただきました。レイアウトのイメージがわきやすいように,現議場と新議場の配置を重ねたものでございますので,参考としていただければと思います。
 資料Cに戻りまして,議員席の配置についてでございますが,一番左に現在の新議場のレイアウトをお示ししてございます。答弁席と質問席の間隔を離す目的で,2.5メートルの間隔を確保してございますが,この場合,質問席と後ろの議員席との間隔が約90センチメートルとなり,椅子を置くとほぼ隙間がありませんので,見た目は窮屈に感じられます。これにつきまして,前列中央A,Bの議員席を移動させる方法はどうか検討いたしましたので,今回提案させていただきました。案1といたしまして,ABの席を前列両端に移動させ3台配置にするもので,左右対称となるような配置としてございます。案2といたしまして,ABの席を前列中列の窓側に1台ずつ移動させ,3台配置とする方法で,議場内で比較的余裕のあるスペースを活用する配置としてございます。
 併せまして,議場内議員席へのLAN配線につきましては,委員会から,もしもの場合のバックアップのためということで設置の要望をお受けいたし,導入する方向で計画すると答弁していたところでございますが,議会ネットワーク環境において,関係部署,設計事務所,サーバー管理業者等と協議を重ねてまいりました。その中で,無線Wi-Fiの導入も計画しているところですが,議場が4基,委員会室,全員協議会室には3基の無線用アクセスポイントを設置することで通信の安定化を図るとともに,機器故障などの場合のバックアップも兼ねてございますので,無線Wi-Fi1系統でも通信環境の構築と不測の事態にも十分対応できるようなシステムを構築できるものと考えてございます。このことから,有線LANの設置につきまして,今一度委員会でご審議いただきたく,併せてご提案させていただきました。
 議員席のレイアウト,LAN配線につきましては,委員会の皆様にご審議いただきまして,設計業者と協議の上,実施設計に反映させたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。
 以上が,新庁舎建設の進捗状況及び検討事項でございます。よろしくお願いいたします。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井副委員長)まず,立ち木の伐採についてお尋ねしたいのですけれど,こちらについては予算は,建築工事費の予算側ではなくて,市の今持っている予算で対応するということでよろしいですか。

副参事兼庁舎建設推進室長)お答えいたします。今発注しておりますフジタ平成建設JVの工事の中ではなくて,市で持っている外構工事の予算で対応したいと考えてございます。

櫻井副委員長)議場のレイアウトなんですが,前回の委員会の中で触れさせていただいた件について図面に落としていただきまして,ありがとうございます。2.5メートルという質問席と演台の間隔が,実際,今の議場の中での見た目と比べてどの位の距離にあるのかという部分で確認させていただきたかったというところで,今回,資料Dのほうで,現議場が青で描かれた机の配置,新議場は赤で書かれたということで,距離感はこれである程度わかりますので,非常に見やすくなったかなという気がしています。
 そこで質問なんですけれど,中央に2.5メートルという距離がありまして,その脇に「議場」と標記した机が表示されています。これが現議場というとだと思うのですけれど,ここは速記者の席を表示しているということで,よろしいんですか。

副参事兼庁舎建設推進室長)現在案の方で,質問席の隣に机と椅子が表示されていると思います。こちらにつきましては,質問の合間に議員が座って対応していただくということで,机と椅子を用意したものでございます。

櫻井副委員長)そちらを聞いているのではなくて,2.5メートルという赤書きで数字が入っている脇に,現議場の青い線で「議場」という文字と四角い枠が切ってありまして,これが議場と書いてありますけれど,実際には昔の速記者の席を表しているのかどうかを確認したいんです。

副参事兼庁舎建設推進室長)失礼いたしました。青い図面で「議場」と表示されているものでございますが,これは図面上でこの大枠の中で議場ですよ,と表示しているもので,机とかそういったものを表しているものではございません。

櫻井副委員長)わかりました。実際の机を表示しているものではないということで,ここは2.5メートルのスペースがあるということなんですけれど,そうしますと,現在の演台の席というのは,今ご説明いただいた「議場」という文字の上といいますか,赤い枠で,矢印がちょうど接しているところの部分,新議場の演台を指しているところが,そのまま現議場の演台ということでよろしいのでしょうか。

副参事兼庁舎建設推進室長)今回,この図面を重ねるに当たりまして,答弁席を中心といたしまして配置を書かせていただいております。今現在の議場の演台と,新議場の演台,これは同じ位置に重ねて,そこを中心に配置がどうなっているかということで,重ねさせていただきましたので,演台につきましては同じ位置でございます。

櫻井副委員長)そうしますと,現在の議場の最前列の議席よりも前に質問席が設けられて,ちょうど机1個分だけ前に出ると。その距離が演台との間は2.5メートルということになると思いますので,今現在の議場の一番前の議席,私は4番で一番前の議席なんですけれど,そことの距離が机1個分短くなると,縮まるというのが2.5メートルという距離だということで,理解をいたしました。
 これにつきましては,平成27年の総務委員会の会議録を確認してまいりました。皆さんの意見は,おおむね質問席を設けたほうがいいというご意見がありまして,実際のところ,震災以降は八郷の現在の議場を使う中で,自席,自らの議席の中で質問をしているということもありまして,改めて質問席についてどうなんだろうという考えが,私の中にございました。実際のところは,2.5メートルという距離が非常に短ければ考え直す必要もあるのかということで,こういった図面のほうをお願いした経緯もございます。ただ,これは人それぞれ間隔が違いますので,実際は現在の議場よりも机1個分前に出る形で質問席があると。その間が演台までは2.5メートルということなので,最終確認ではないですけれど,執行部の工事を進めるに当たってはどこかで決定しなければならないでしょうから,皆さんの意見を伺えればと思います。

副参事兼庁舎建設推進室長)委員会の中でよりよい議場のレイアウトをお示しいただきまして,それを設計に反映できればと思っております。現在,設計が最終段階に入りそうな形になってございますので,なるべく早い時期に決めていただければというのはございますので,よろしくお願いいたします。

岡野委員)今,櫻井副委員長から質問席の話が出ましたが,質問席の距離を2.5メートルから3メートルにするのは,それはそれでいいのですけれど,質問席を取っ払うという話になると,これは石岡市議会会議規則の中に質問席で行う発言ということがありまして,一般質問は質問席で行うということが現在あります。ただ,八郷総合支所の場合は自席で行いますと,それは,八郷ではやりますけれど,会議規則の中では,一般質問と議案質疑は質問席でやりますとなっていますので,これを取り払う場合には,この総務委員会もそうなんですけれど,議会運営委員会でも諮っていただきたいというふうに思っているんです。総務委員会がなくすということになれば,議会運営委員会にもひと話をして,是非について諮っていただきたいと思っております。

山本委員長)ただいまの岡野委員の発言をよく理解しましたので,質問席を原案通り設けるか,あるいは廃止するかについて,改めてこの委員会で検討議論していただきたいと思いますので,この点に集中して皆さんの意見をお聞きしていきたいと思いますが,よろしいでしょうか。これについて,ご意見がございましたら,お願いいたします。

菱沼委員)私も,質問席の部分においては,一貫して必要であると。旧石岡市議会の議場でもあったとおり,議場においての質問席は,岡野委員からありましたとおり,この質問席は必要であるという観点から,ぜひともこれは残すべきだと,私は思っております。以上です。

野委員)私も,足掛け26年ほど,中休みもございましたがやってきております。今,こちらの八郷庁舎ですか,議員になって3年ぐらいになるんですか,それはそれで私は,自席でリラックスして質問ができる,そういった良さもあったかなというふうには感じております。しかしながら,私も二十数年,演台で質問をしてまいりました。この演台というのは,議員として,やはり気持ちの面でも,すべてにおいて,自分が市民であるという自意識が生まれるところであります。私も最近,大きな声で質問したりしていますけれど,これが演台であったらもうちょっと控えるのかなということも,考えはしないですが,そういったことがあるのかなと。
 やはり議場というのは神聖であり,自分が市民の代表であるんだという認識を持つ場所であるかと思います。そういった意味においては,皆さんがあの演台に立った時,私は市民の代弁者として今ここで言葉を発するんだというような気持ちをもたれた時にはですね。これは私の26年の結果でものを申しますと,私もあと1年ちょっとで選挙になります。そういったとき,帰ってくる帰ってこないはわからないですけれど,昔を思い起こして,あの議場できちっとした質問をしてみたいという気持ちがございます。議場というのは,委員会とかそういった場とはまた違います。神聖な場所。お前だけだといわれるかもしれませんが,そういった市民の代弁者としてものを申す唯一の機会の場でもありますから,やはりきちっとした気持ちの中で質問をするということにおいては,やはり演壇に立つ,皆さんの顔を見る,そして質問に入るということも必要かと思います。
 私もここへ新しくきたものですから,なるべく庁舎建設に関しては皆さんの意見を聞いてという中でおるんですが,やはり,その演壇がどうしても必要でなければ,また使わなくてもいいでしょう。しかしながら,演壇というものは,つくっておく,つくるべきであると私は考えております。菱沼委員と同じであります。

山本委員長)わかりました。高野委員からは,質問席を設けるべきだという意見ですね。続きまして,勝村委員,いかがでしょうか。

勝村委員)私は,せっかく新議場を今回つくるわけでありますので,どちらかといえば質問席は設けたほうがいいのかなと思っております。行政視察等で全国を歩きますと,やはり質問席を設けたところが多く見受けられますし,理想としては,質問席を設けている形というのが,私もそのように思っております。
 しかしながらレイアウトで見ますと,実際,これがどのぐらいの間隔になっているのか,ちょっと想像できるとかいうところがあるんですね。つくってから失敗したなというものでも,これはちょっとまずいと思いますので,間隔等,実際に確かめて見てもらうのもいいのかな,という思いでおります。それでどうしてもこの狭い間隔というものがあれば,そこで見直す必要性を考えればいいのかなと思っております。基本的には私も質問席は設けたほうがよろしいかなと思っております。

徳増委員)私は,結論から申し上げますと,質問席は必要でないと思います。
 新庁舎をつくるに当たって,あの頃は,あれがほしい,これがほしいということで,ずいぶんいろいろな要望を出しました。その中で,今までどおりということだったのですけれど,よく考えて見ますと,質問席を導入した頃,18年ぐらい前には,全国的に質問席を設けるということが1つのブームみたいになっておりまして,先輩がいろいろなところを視察に行ってつくった経緯があります。
 そして,そこで質問する時には,答弁者,執行部側も自席ではなくて答弁席に出てきて,1回ずつ答弁していたんですね。それは時間の短縮にもなるからということで,各部長たちの自席にマイクをつけて,自席で答弁となりました。でも,一説には,部長方の中には,答弁席まで行く間に考える時間があるから,出て行ったほうがいいんだよということもお聞きしたことがございます。今考えますと,質問席を設ける必要があるかな,と思っております。
 議場の中が広いとか狭いとかいうことにかかわらず,1つのブームで質問席を,旧石岡市の場合,設けた経緯がありますので,それをずっと踏しゅうしてはまいりましたけれど,そこに行って質問して,資料を持ち込んでやるほうがやりやすい方,そうでなくてもいいという,賛否両論あると思うんですけれど,私自身は,質問席は必要ないと思っております。

塚谷委員)私の立場からは,質問席は必要だと。それは,今まで自席での質問があったわけなんですけれど,なかなか自席での質問というのは,厳粛な中で,なんとも様にならないという感覚がするんですよ。やはり,市民の代表としてそれだけの発言をしていくというのには,質問席を設けると。
 このレイアウトでありますけれど,最初は,旧議場と新しい議場を重ね合わせた場合に,スペース的に問題はないか,これがあるがために窮屈になるんではないかという意識があって,質問席云々の話が出たわけですけれど,やはり,質問席は必要だと。今,岡野委員が言うように条例的なものにもうたわれているということがあるのであれば,質問席は,このレイアウトで余裕があれば。最初は2.5メートルというのが狭いのかなというのがあったんですけれど,これで質問席は必要と,私は思います。

岡野委員)私も,質問席はあったほうがいいと思います。やはり,議員というのは厳粛な気持ちの中で質問をしていくということになれば,自席よりは質問席に立って質問をする,そういう形も大事ではないのかなと思っていますので,質問席は必要だと思います。

山本委員長)櫻井副委員長,あらためていかがですか。

櫻井副委員長)皆さんのご意見を伺いました。私,2.5メートルと示された幅が非常に狭いという印象がございまして,かつての旧石岡市議会,本庁舎の取り壊した議場の質問席と演台の間が2.5メートル以上あるという意識がございまして,今回2.5メートルと示された段階で,非常に狭いので,今の議場の中の一番前の議席よりも前に質問席がくるということでしたので,質問席と演台の間が狭くなってしまいますと,執行部側に向かって質問はするんですけれど,広い視野で質問をするというよりは特定の職員に対して質問をするような形になってしまうのかな,という感じがありまして。あと,防災上もあまりに狭いと,危険ということは言われないでしょうけれど,ちょっと狭いのかなという感じがしましたので,このような形でご提案させていただいたところです。
 ただ,2.5メートルというのが現在の図面上に落としますと,机1個分ですから7,80センチメートル前になるというイメージですかね。その点に関しては,許容範囲なのかなという感じがしております。ただ,勝村委員からありましたように,もし現状を見るのであれば,そこに議場がありますので,休憩をとっていただきまして,皆さんで最終確認といいますか,見るのも1つの手なのかなと思います。

山本委員長)それでは,皆さんのご意見を集約いたします。改選前の委員会で協議した内容に戻りまして,質問席は設けるべきであるという意見が多数でありましたので,この後,総務委員会としては,議場のレイアウト配置について検討していくという形にしていきたいと思います。
 つきましては,暫時休憩させていただきまして,図面をお持ちいただいて,議場にご移動いただいて,スペースの問題を確認させていただけたらと思います。執行部のほうから,現在案,前列左右に3台配置,前中列窓際に3台配置と案が出ていますので,どの案がいいのか,できればそのような形にしたいと思います。暫時休憩いたします。

−休憩−

山本委員長)再開します。
 引き続き,新議場の配置についてを議題といたします。
 新議場においては,質問席を設置するということでございますが,本日,資料として示されました現在案,案1,案2,これら3つの案の中から,どの案を選択するかについて,皆さんのご意見を集約させていただきたいと思います。

櫻井副委員長)私も,現場で実際の距離感を確認してきたわけですけれど,2.5メートルの原案,ぎりぎり許容範囲という気はしていますが,できれば第1案,第2案の3メートルの距離をとっていただいたほうが,余裕がありましていいのかなという気がしています。私の案としては,第1案,第2案,これはどちらでも結構なんですが,3メートル取れればという案でお願いできればと思っております。

塚谷委員)私も,2.5メートルというのは火災が起きた場合に非常にリスクが高いと思います。3メートルが可能であれば,そちらがいいと思います。私は,第1案のほうをお願いします。

岡野委員)私も,できれば3メートル取れればそれにこしたことはないと。塚谷委員と同じように第1案が望ましいのかなと思います。

菱沼委員)現在案ということで,議場で寸法を測っていただいて,拝見させていただきました。そうしますと,確かに2.5メートルでも許容範囲の中にはあるのかなとは思いますけれど,実際に3メートルで見たときに,やはり3メートルのほうが,質問席との間隔がいいかなと思っております。
 それで,私は第2案ということでしたいと思います。それはなぜかと言いますと,議場の入口を第1案にしてしまうと,前列が3つになるわけですよね。そうすると,緊急事態,もし何かあったときにそこに集中しますので。ですからその部分は動線としてある程度空けたいと思っておりますので,第2案で進めていければいいのかなと思っています。

野委員)今,見させていただきまして,質問の模擬をやらせていただいたんですが,あの時点で3メートルということでございますのでね,あれだけのスペースが取れればいいのかなと思います。あとは皆さんにお任せいたします。

勝村委員)私はまず第1案でも第2案でもどちらでもいいかと思っています。実際現場で見させていただきましたけれど,3メートルとって,なおかつ議員席のバランスを見て,どちらでも差し支えないと思います。質問席の,2.5メートルと3メートルの位置に実際に立たせてもらって感じたんですが,やはり3メートルといえば3メートル,やはりそういうことでいきたいと思います。

徳増委員)基本的には必要ないという立場だったんですけれど,もし選ばなければいけないのであれば,3メートルとれれば3メートルのほうがよろしいのではないかと。第2案です。

山本委員長)それでは,皆さんのご意見を集約させていただきます。第1案,第2案,皆さんのご意見が拮抗していますので,これについては執行部に一任ということでお諮りしたいと思いますが,いかがでしょうか。

〔「異議なし」との声〕

山本委員長)それでは,この議員席の配置について,今日,協議したことについては,一部議会運営のやり方に影響を与えてくる事項があるかと思いますので,この点につきましては議会運営委員会でその方法をご協議いただいた上で結論を出していく必要があると思います。この点いかがでしょうか。

〔「異議なし」との声〕

山本委員長)ありがとうございます。それでは,そのように進めさせていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

菱沼委員)一点だけ確認したいのですけれど,議場の中の,先ほどご説明いただいた透明なガラスなんですけれど,すりガラスで1メートルで,ガラスが0.7メートルということで,強化ガラスを使うと思うのですが,その厚みについては書いてありませんが,厚みはどのくらいを考えているんですか。

副参事兼庁舎建設推進室長)私が図面を見た記憶で申し訳ないのですけれど,12ミリのガラスを2枚重ね,複層ガラスということで,1センチ2ミリを2枚重ねだったと思います。

菱沼委員)記憶という状況でありますので,確認しておいていただきたいと思います。やはり,傍聴席との間仕切りでもありますので,重要な部分だと思うんですよね。これでけがをしたら大変なことになりますので,確認だけはしておいていただきたいと思います。

勝村委員)今,菱沼委員からありました,仕切りの件なんですけれど,以前の委員会で私が提案したと思うのですけれど,上は透明でいいのですけれど,下半分については,すりガラスではなくて地場産を使った木の板でいかがかなという話をしたと思うのですけれど,その点について考えを伺いたいと思います。

山本委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

山本委員長)再開します。

副参事兼庁舎建設推進室長)今現在お示しさせていただいている総ガラスにつきましては,設計業者からの案ということでいただいております。今後,腰板でということでご要望いただいていた件につきましては,設計業者と協議いたしまして,対応できるものだと思っていますので,委員会としては腰板でいただいているということで,設計のほうと協議してまいりたいと思います。

勝村委員)了解しました。それと,ガラスの厚みの件なんですけれど,2枚合わせて24ミリということですよね。24ミリというと,かなりの厚みになると思うんですけれど,大丈夫ですか。

管財課長兼庁舎建設担当)設計事務所,久米設計というところに委託しているんですが,以前,坂東市役所のほうにお邪魔いたしまして,同じ久米設計だということで,どのようなものをつくっているかということで。階段の手すりなども同じように12ミリの複層ガラスで仕上げているという経緯がございますので,そのへんの構造的なものは問題ないと認識しているところです。

勝村委員)当然,強化ガラスであると思うんですが,わかりました。

野委員)今,強化ガラスということで。強化ガラスの12ミリというと,一般的には自動ドア等ありますね,デパートとかそういったところに。そのドアが12ミリであります。私もよく県庁に行きますけれど,県庁のエレベーターを上がったところに,ステージというか大きな空間がありますけれど,あの周り,吹き抜けになっていますけれど,あそこに,フレームレスというか,ガラスだけでくっついている手すりというのがあるのですけれど,あれが確か12ミリであったかと思います。それが24ミリ。
 ふつう24ミリというと,12ミリの倍の強化ガラスですから,おそらく高層ビルとか,10階20階とか,そういったところのカーテンオールの部分とか,そういったものに入ってくると思うんですね。それが高さ何メートルですか,高さはあまり関係ありませんけれど,1.何メートルの強化ガラスで,すりガラスにすると弱くなる部分もあるかもしれませんけれど,強化の12ミリのダブルなんていうことは,ちょっと。強化の12ミリのダブルで,フレームレスをなくすことにするのであれば,それほどの危険性を心配するのであれば,きちっとステンレスの枠を入れて,その中に強化ガラスを入れていく,そうすれば完全に強度は出ますから。
 この絵を見てみると,外側にステンレスでしょうけれど,それで強化はしてある。だから安全性を第一としているのか,意匠を大事にしているのか,そのへんのところをちょっとお伺いいたします。

管財課長兼庁舎建設担当)高野委員のおっしゃるような,強度的な面を重要視しているのか,意匠なのかということにつきましては,おそらく両方の面で検討していると思います。勝村委員,高野委員からのご質問がございましたので,この件につきましてはもう一度設計事務所と十分に精査していきたいと考えてございます。

野委員)この庁舎は,屋根にしても何にしても,大きなむだがあると思うんですね。ヘリポートの話が出ましたけれど,屋根があんなでは,平らな部分がないとヘリポートもつかないという残念な話もしていましたけれど。
 やはり,議場でしたらガラス,それと強度だけだと思うんですね。前に倒れたとき落ちないか落ちるかの問題で,毎日そこを利用しているわけではありません。そういった時に,意匠的には最大的に美しく,また強度といった時には,ガラスだけでものをつくるのではなくて,きちっと枠をつくる。枠をつくって,そこを全部板張りにするわけではないですから,明かり等の問題も,全然問題ないと思うんですね。だから,あまり意匠だけにこだわると,むだが生まれてくるのではないかなと考えております。
 私もそういった仕事を好きでやってきたのでわかるんですが,あまり設計屋さんの話だけを聞くと,見た目はいいけれどお金がたくさんかかるという。お金にも限度があるでしょうから,そのへんのところは行政でもしっかりやっていかないと,むだが発生してくるような気がいたします。私は,12ミリの強化で十分,強度計算的にはもつと思います。答弁はいりません。

山本委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として市長公室政策企画課より発言を求められておりますので,これを許します。

政策企画課長)私からは,図柄入り土浦ナンバー導入に向けた取組につきまして,ご報告させていただきます。資料の3ページをご覧いただければと思います。
 まず1番でございます。図柄入りナンバー導入の目的でございますが,資料の右上に,図柄入りナンバープレートのイメージ図を掲載しております。それぞれの地域の特色ある図柄とすることにより,土浦ナンバー地域を広くPRするとともに,寄付金を地域内の交通サービスの観光振興などに活用し,地域の振興を図るため導入するものでございます。
 次に,2図柄入り土浦ナンバー推進協議会についてでございます。平成29年4月に,図柄入り土浦ナンバーの導入を推進するため,土浦ナンバー地域11市町村から構成される協議会を設立いたしました。協議会では,地域の魅力を反映したナンバープレート作成のため,デザインにつきましては,取手市にキャンパスがございます縁から東京藝術大学に協力をいただき,管内の視察,図柄案の作成を実施しております。また,平成29年8月に,国土交通大臣への導入意向表明書を提出し,検討を進めているところでございます。
 次に,3今後の予定でございます。今月中に国土交通省に導入申込書の提出を予定しております。これは,土浦ナンバー地域すべての市町村合意の上,申込書を国土交通大臣宛に提出するものでございます。
 続きまして,今月下旬から来月上旬にかけまして,住民アンケートの実施を予定しております。これは,図柄を提案するに当り,地域住民の意向を把握するために住民アンケートを実施するもので,石岡市では600人に対してアンケートを予定しております。
 続きまして,平成29年12月に国土交通大臣への図柄の提案を予定しております。アンケート結果及び図柄入りナンバー推進協議会での協議を踏まえ,図柄を決定し,国土交通大臣に提案をするものでございます。その後,国の審査を経まして,順調に進んだ場合には平成30年10月頃に利用者への図柄ナンバー入りの交付を予定しているところでございます。図柄入りナンバーを希望する場合には,寄付金ありのカラーの図柄,寄付金なしのモノトーンの図柄のいずれかを選択するのが可能となっております。報告は以上でございます。

山本委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)住民アンケートの内容なんですけれど,どのような内容をアンケートをとるのでしょうか。お尋ねしたいと思います。

政策企画課長)住民アンケートに関しましては,ナンバーを導入した場合に,ナンバーをつける意向があるかや,具体的には図柄の案を数案示しまして,そちらに対する希望をとっていきたいというふうに考えております。

菱沼委員)その図柄の案ですが,何種類ほど考えているのですか。

政策企画課長)現在のところ,4種類で検討を進めております。

山本委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,総務部防災対策課より発言を求められておりますので,これを許します。

防災対策課長)わたくしから,石岡市スーパー防災ハンドブックについて報告させていただきます。6月19日開催の第3回総務委員会で報告させていただきました防災ハンドブックの作成が,当初のスケジュール通り9月末に完成できることとなりましたので,ご報告いたします。
 防災ハンドブックは,当市で万が一起こるかもしれない災害時の行動や事前の備えのほか,女性の視点を取り入れた防災情報も掲載し,市民に防災ハンドブックを通して,日常においていかに備え,災害に何をすべきかを考えていただき,自助,共助,公助の重要性について啓発を図る目的で作成を進めてまいりました。
 作成方法についてでございますが,作成協定先の株式会社サイネックスと官民協働事業により進め,市内外の30の企業,団体から防災ハンドブック作成の趣旨に賛同をいただき,広告協賛という形で協力をいただき作成をしたところでございます。規格でございますが,持ち運びしやすいA5版の56ページ,フルカラーで作成し,作成部数は3万部でございます。
 配布方法についてでございますが,10月中旬を目途に,区,自治会加入者には,区長等にご協力をいただき配布するとともに,未加入世帯については,広報いしおか同様,市内の公共機関に配備し,取得していただく形で考えてございます。今後の周知啓発でございますが,広報,ホームページ等で周知を図り,市民に向けた防災講座や研修会で防災ハンドブックを活用し,防災啓発を図ってまいりたいと考えてございます。以上が,防災ハンドブックの報告でございます。

山本委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,この件は以上で終結いたします。
 次に,当委員会の管外調査についてを議題といたします。当市における重要な課題といたしまして,行財政改革,人事制度,防災行政などのさまざまな案件がございます。これらの件について,今後の当委員会の調査活動に資するため,委員派遣による管外調査を実施したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 それでは,調査都市,実施時期について,正副委員長にご一任いただき,決定次第,各委員にご連絡したいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。当該管外調査については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることにいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文のとおり事由を示し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」との声〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,本日の総務委員会を閉会いたします。





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