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議会中継
  


平成30年度 総務委員会

 第3回委員会 (6月18日)
出席委員 山本進委員長,櫻井茂副委員長,高野要委員,徳増千尋委員,塚谷重市委員,菱沼和幸委員,勝村孝行委員
市執行部 【市長公室】
 市長公室長 加藤乃利明,次長 長井正毅,政策企画課長 瀬尾正幸
【総務部】
 総務部長 久保田克己,次長 島田美智男,防災対策課長 今橋輝雄
【財務部】
 財務部長 古内勝人,理事兼庁舎建設担当 越渡康弘,次長兼財政課長兼庁舎建設担当 門脇孝,管財課長兼庁舎建設担当 栗原秀樹,管財課副参事兼庁舎建設推進室長 萩原信明,税務課長 塩畑浩行
議会事務局 庶務議事課主任(塚本志保)


山本委員長)ただ今から,総務委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが,はじめに,新庁舎建設の進捗状況について,現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,本日,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。なお,市長公室,総務部の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,あらかじめご報告いたします。
 この際,お諮りいたします。本日の調査案件となっております,新庁舎建設の進捗状況につきましては,その現状を調査するため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

−休憩−

山本委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 これより,議事に入るわけでありますが,市長公室及び総務部の説明員が出席しましたので,ご報告いたします。
 それでは,初めに,議案第46号専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市税条例等の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

税務課長)議案第46号専決処分に対し承認を求めることについてにつきまして,ご説明申し上げます。
 当該条例につきましては,提案理由に記載させていただきましたとおり,地方税法の一部を改正する法律が平成30年3月31日公布されたことにより,同日付で専決処分により,石岡市税条例等の一部を改正させていただきました。
 当該条例の主な改正の概要でございますが,改正要綱として3点記載をさせていただきました。1点目につきましては,個人住民税の基礎控除等の見直しを行うとしたことということでございます。働き方の多様化を踏まえ,特定の働き方だけでなく様々な形で働く人を応援,働き方改革を後押しする観点から,給与所得者控除,公的年金等控除の制度の見直しを図りつつ,一部を基礎控除に振り替えるなどの対応を行っております。具体的には,給与所得控除,公的年金等控除を10万円引き下げ,基礎控除を10万円引上げるなどの改正をしております。
 2点目につきましては,たばこ税の税率引上げ等がされたことでございまして,国と地方のたばこ税の配分比率1対1を維持した上で,地方のたばこ税率を平成30年10月1日から3段階で引き上げ,国と地方合わせて1本当たり1円ずつ計3円を段階的に引上げるのと,国のたばこ税と同様に加熱式たばこに係る課税方式の見直しをするなどの改正をしております。
 3点目につきましては,固定資産税の課税標準の特例措置等を講じたことでございまして,バリアフリー改修が行われた劇場や音楽堂に係る税額の減額措置や,生産性向上特別措置法の規定により市町村が主体的に作成した計画に基づき行われた中小企業の一定の設備投資について,固定資産税の特例措置を講じております。
 条例の施行日につきましては,法令等で別段の定めがあるもののほか,平成30年4月1日からとするものでございます。説明は,以上でございます。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 これより,質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

菱沼委員)議案第46号,専決処分に対し承認を求めることについてということで,石岡市税条例等の一部を改正する条例ということで,今,話になかったのですけれど,平成30年度の法律の第25号ですよね。これは第25号で間違いないですか。今,話はなかったのですけれど,私が調べた中では法律の第25号で制定されていると思うのですが,いかがでしょうか。

税務課長)議員おっしゃるとおりです。

菱沼委員)そういう部分においても,きちんと報告はいただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。以上です。

税務課長)生産性向上特別措置法の施行日についての部分につきましては,25号ということになります。失礼いたしました。

山本委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論を行います。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第46号専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市税条例等の一部を改正する条例)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,承認すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第47号専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市都市計画税条例の一部を改正する条例)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

税務課長)議案第47号専決処分に対し承認を求めることにつきまして,ご説明申し上げます。
 当該条例につきましては,提案理由に記載させていただきましたとおり,先の議案第46号同様,地方税法の一部を改正する法律が平成30年3月31日公布されたことにより,同日付けで専決処分により石岡市都市計画税条例の一部を改正させていただきました。
 1点目につきましては,固定資産税と同様に,バリアフリー改修が行われた劇場や音楽堂に係る税額の減額措置等を講じております。2点目につきましては,その他,法律の改正に伴う条例中の引用条項等の改正でございます。
 条例の施行日につきましては,法令等で別段の定めがあるもののほか,平成30年4月1日からとするものでございます。説明は以上でございます。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 これより,質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論を行います。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第47号専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市都市計画税条例の一部を改正する条例)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,承認すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第49号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第1号)のうち,当委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

財務部次長兼財政課長兼庁舎建設担当)財政課所管の補正予算につきまして,ご説明申し上げます。
 今回の補正予算につきましては,6月期補正に係る財源調整を行うためのものでございます。補正予算書の14ページをご覧ください。補正予算書の中段にございます,款19の繰越金,298万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。
 今回の補正予算の財源につきましては,使用料及び手数料,国庫支出金,県支出金,一般財源にて対応することになります。以上のことから,一般財源につきましては,繰越金により財源調整を行うものでございます。
 以上が,財政課所管の補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 これより,質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

菱沼委員)繰越金の話が出たわけですが,298万5,000円,主な繰越金。今,具体な部分においては話がなかったわけですけれど,金額が大きいものだけ述べてもらえればいいと思いますので,確認の意味で,298万5,000円についてお聞きします。

財務部次長兼財政課長兼庁舎建設担当)歳出のほうで大きいものといたしますと,16ページ,17ページをご覧いただきたいと思います。下から2段目にございます公共下水道費で繰出金がございまして,こちらが146万円と大きな額となってございます。その他,一般財源として調整させていただいたものを合計いたしまして,今回補正予算として計上させていただきました。

山本委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に,討論を行います。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第49号平成30年度石岡市一般会計補正予算(第1号)のうち,当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査として,市民満足度調査の実施についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

政策企画課長)それでは,市民満足度調査の実施につきまして,ご報告をいたします。資料は,1ページをご覧いただければと思います。
 市民満足度調査は,行動計画の運用及び策定に必要な市民の意向を収集することを目的とし,実施するものでございます。施策に対する重要度・満足度,現状分析結果を踏まえ,計画において重点的に実施すべき施策を明らかにし,事業計画やリーディングプロジェクトに反映をしてまいります。
 次に,調査方法,スケジュールでございますが,調査票は47の基本施策の重要度・満足度について5段階で評価をし,合わせて自由意見を記入していただくものとなっております。対象は18歳以上の市民4,000人でございます。6月12日にアンケートを発送しておりまして,回答期限は6月の末となっております。なお,今回の調査より,より多くの市民の皆様の声を集めるため,いばらき電子申請システムを活用しインターネットによる回答も可能としております。また,6月15日号の市報,ホームページにおいて調査の実施につきまして周知広報を図ったところでございます。
 調査結果につきましては,集計及び分析作業を行い,9月頃にご報告をできる予定となっております。説明は以上でございます。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井副委員長)ただいま説明をいただきました電子申請システムを用いてのインターネット回答について,確認をしたいと思うのですけれど,市民満足度調査そのものは無記名だと思うのですが,電子申請システムを利用する場合の,個人認証というのは言い方が当たらないかもしれないですけれど,認証はどのような形になるのでしょうか。

政策企画課長)個人の区別でございますけれど,調査票と一緒に,4,000名に乱数を振りまして,それでダブりがないようにチェックをしております。乱数につきましては,個人との照合をしないような形で,付けた段階で終了ということにして,個人の特定をしないようにしております。

櫻井副委員長)そうしますと,調査票を通知する段階で,調査表の中に乱数なり何らかの数字を通知して,電子申請システムを利用される方は,その乱数を入力することでパスワードの代わりとするということで,よろしいでしょうか。

政策企画課長)議員がおっしゃったとおりでございまして,乱数を管理することによりまして,紙の回答と電子申請の回答をダブらないようにという管理も一緒に行っております。

櫻井副委員長)了解しました。それと,市民満足度調査なんですが,要は,市民の方々のいろいろな意見,少数意見についても,筆記方式等もあると思いますので,細やかな意見の聴取,吸収をして,それをいかに市政に反映させるかということも大きな目的だと思いますけれど,実際問題として,アンケートの集計後,どのような形でそれを各部の事業に反映させていくのか,その流れについてご説明いただきたいと思います。

政策企画課長)アンケートの集計につきましては,全体集計と自由意見の集計が終わり次第,各部のほうに周知をしております。それを踏まえまして,各部において新年度において予算を重点的に配分する項目につきまして提案をいただいているところでございます。それを実施計画,予算査定等において検討させていただいているところでございます。

櫻井副委員長)そうしますと,政策企画課としてアンケートの取りまとめはやるわけですけれど,結果を各部に通知をして,各部がどのような形で予算化するか,事業化するかは各部任せということなのですか。それとも,政策企画課のほうである一定のお目付け役といいますか,指導監督を行うのか,そのへんについてお尋ねいたします。

政策企画課長)庁議等において部長にこの周知を図るわけでございますが,各部において,基本的には新規事業についての判断というものはなされ,提案をしていただいているところでございます。

櫻井副委員長)そうしますと,要は政策企画課のほうでは市民の意見について聴くための,今回の調査はするけれど,それをどのように自分の事業として取り入れるかは各部の判断任せということになってしまうのですけれど,そういうことですか。

政策企画課長)特に要望が強いもの等につきましては,総合計画審議会等にも諮っておりますので,その辺の意見等を各部にお伝えをいたしまして,提案につながるようにというふうな伝え方はしておりますが,基本的には各部の提案を受けまして,こちらで判断をするというような状況でございます。

櫻井副委員長)市民満足度調査の目的とその効果を発揮するためには,政策のほうで一定程度,このご意見,提案については重要ではないかという整理をしていただきたいと思うんですね。その中で,各部のほうでその提案なりご意見についてどのように処理されているのかという追いかけ調査をやるべきだと思います。そうでないと,部によっては,これについては聞いてられないよ,あるいは予算がつかないからやらないという,調査する意味が結果として現れませんので,そのへんは今後,政策企画のほうできちっと調整する役割を果たしていただきたいと思います。これについて,どうでしょう,室長,見解があれば。

市長公室長)よりよい市政運営を目指して政策を積み上げていく上で,調査で出された意見を一度そしゃくして調整するというような大切さは考えております。今後,検討してまいりたいと思います。

菱沼委員)私のほうからも,市民満足度調査の実施について,何点か確認の意味でお聞きしたいと思います。
 櫻井副委員長からも話がありましたけれど,まず,今回,6月12日に発送して6月末に回収ということで,6月15日にはホームページ,または市報で周知していくということですけれど,この回収に当たって,今回,新たな方法としてインターネットによる回答ということで行うわけですけれど,そういう部分においては4,000人に対して一つの目標は持っていなければいけないと思うんですね。そういう中で,目標として,数値として。今までの通例からすると30パーセント前後。20〜30パーセントという状況で今まで回答があったと思うのですけれど,今回の中では目標数値としてはどのような数値をお持ちなのか,伺います。

政策企画課長)ただいま議員がおっしゃったとおり,回収率につきましては33パーセントから34パーセントということで推移をしているわけでございますけれど,今回,電子申請システムを導入いたしまして,より多くの上積みをしてまいりたいと思います。具体的な数値というのは,今年,電子申請システムをはじめたことところで難しいこととは思いますけれど,極力,今後も広報活動を行いながら,努力をしてまいりたいと考えております。

菱沼委員)私が思うに,何をやるにしても目標をしっかり掲げて,それに向かって目標の達成度というものを見出して,次回はどうするのかということを議論していく。常にPDCAをまわしながらやっていくことが重要かなと思っておりますので,今後,しっかりと目標数値も決められるように努力していただければと思います。
 それから,この設問なのですが,近年,同じ設問でしょうか。お尋ねします。

政策企画課長)基本的には47施策についての満足度,重要度についてお聞きしている,同じでございます。その中で,事業を説明する細かい項目につきましては,各年次で特徴的な事業を取り上げまして,編集をしたうえでアンケートに臨んでおります。

菱沼委員)私もそれが重要化と思っています。実際,ここでアンケートの設問の表があるわけではないので,我々も分析はできませんが,実際,課長のほうから,年度年度によって重要施策の部分を組み入れて設問にしているということでございますので,これは私は重要だと思いますので,しっかりと継続して行っていただきたいと思います。
 それから,先ほど副委員長からもありましたが,前年度,アンケート調査をやって,そのアンケート調査をやってどのような部分が今年の平成30年度の予算化,または事業に反映されたのか,わかる部分があればお尋ねをしたいと思います。

政策企画課長)昨年度の調査でございますけれど,業務改善必要度が高いというものでございますと,中心市街地の活性化など。交通安全の推進が常に1位にはありますけれど,これは継続的に取り組んでおります。特に中心市街地の活性化が高かったことから,今年は,去年からの引き続きではございますが,中心市街地の活性化の一環として,ステーションパークのにぎわいづくりということに取り組んでいることが特徴的かと思います。

菱沼委員)引き続き,市民満足度調査ということで,常に私も話をさせていただいておりますけれど,やはり,住んでよかった,それから住み続けたいという部分を,最終的に目的として,努力をしていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

徳増委員)市民満足度調査は毎年やっているのですけれど,中で,不満の部分の解消はどうされているのですか。読んでいきますと,だいたい毎年同じ項目に,不満があるところというのは決まっているんですよね。特にデマンドとか,そういうものに対しての改善が図られているのかどうか。見ていますと,そんなに抜本的な改善は図られていないように思うんですね。予算を付けたり何かすることは簡単ですけれど,不満に対する改善,どのようにしているのか。見える形でやっていかないと,毎年アンケートをとっても満足がいくようにならないと思うのですけれど。その不満の部分はどのようにされているのか,お聞きしたいと思います。

政策企画課長)ただいまご指摘いただきました不満の部分でございますけれど,そのへんは強調して担当課にはお伝えをしているところでございます。実際に大きく変わっていないというご意見をいただきましたので,今後はそのへんの追跡調査といいますか,フィードバックにつきましても指導をしてまいりたいというように考えております。

徳増委員)大変エネルギーの要ることを申し上げて,申し訳なかったと思うんですけれど,やはりある一定の投資をするわけですから,効果が現れてくるようにやっていかなければならないと思いますので,この満足度調査の結果と改善策。改善策については,施策評価とも関連してくると思うんですね。そうでないと,やはり市民の方の感覚と,役所の感覚に乖離が出てくると思います。市民満足度調査の結果をまた,施策評価の中で次の年の改善につなげていくということも必要だと思うんですね。ぐるっとつながっているわけですから。それによって予算付けも変わってくるという。一つお願いなんですけれど,この中で,予算付けるばかりでなく,不満な部分,これは必要ないじゃないかということも,記述で書かれているところもございますね。そういうことに対しても,深く研究していただきたいと思うんですね。あれもこれもではなくて,あれかこれかということに,予算付けがはっきりとなってきておりますので,やめる勇気も必要だと思うんですね。そのへんのところもしっかりと内部で話し合っていただきたいと思います。これは要望になりますので,今年の満足度調査の結果と来年度の予算付けについて,見ていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

山本委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,石岡市りんりんタウン構想の策定についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

政策企画課長)それでは続きまして,石岡市りんりんタウン構想の策定につきまして,ご説明いたします。資料は2ページ,3ページをご覧ください。
 自転車を活用したまちづくりの推進は,環境や健康,観光などをはじめとする社会的及び経済的な効果が期待をされているところでございます。昨年5月1日に自転車活用推進法が施行され,今後,国から示されます手引きを参考とし,構想を策定していくものでございます。
 策定に当たりましては,関係機関が相互に連携する必要がありますことから,外部有識者会議として,りんりんタウン構想推進委員会を,また,庁内会議といたしまして,りんりんタウン構想検討会議を設置いたします。検討会議の構成は,副市長を座長に関連のある10課の課長,その他庁内公募を加えまして15名としております。また,推進委員会につきましては,学識経験者等による14名を委員として協議をしてまいります。委員の氏名と詳細につきましては,3ページに記載しております。ご覧いただければと思います。
 最後に,今後のスケジュールでございますけれど,6月21日に第1回のりんりんタウン構想推進委員会を開催いたします。その後2か月に1回程度のペースで計4回の開催を予定しており,年度内に策定を目指していきたいと考えております。説明は以上でございます。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)この石岡市りんりんタウン構想策定についてということで,今,ご説明をいただきましてありがとうございます。私も,石岡市においても自転車を活用したまちづくり,非常に重要になってくると思います。私も一般質問で何回か質問させていただいておりまして,そういう部分においても,今後。茨城県としてサイクリング,りんりんロードというのがありますけれど,そういう意味においては石岡市が,先々は検討等ジョイントもしていければ一番いいことだと思っておりますが,そういう中で,今回5回の協議会といいますか,構想に向けての案づくりをするということでありますけれど,我々委員会においても,その状況を随時報告をいただきたいと思っております。なぜかというと,どういうふうな方向で進んでいるのかというのが,委員会としても知るべき必要があるなと思っておりますので,その点,一つよろしくお願いいたします。
 それから,あと一点確認なのですが,今回の構想の推進委員会の委員なのですが,議会からは今回入っていないようですけれど,今回においてはまったく外部からということで,議会からはいないわけですけれど,今回の委員名簿作成に当たりまして,どのような目的の中でこのように作られたのか,お尋ねしたいと思います。

政策企画課長)進捗につきましては,今後,アンケート,また,素案の検討等をしてまいりますので,随時ご報告をしてまいりたいと思います。
 今回の構想推進委員会の委員でございますけれど,今回は自転車ということで多方面にわたりますことから,交通安全,観光,スポーツ,また,市民でサイクリングをしている方,学識経験者として自転車に関わっている方。あとは行政も大事になってまいります,道路等の整備,また,茨城県全体から見た石岡市の位置づけということで入っていただいておりますので,その辺のところを中心に委員の選定をさせていただきました。

櫻井副委員長)推進委員の名簿を確認しておりまして,上から2番目の方,サイクルライフナビゲーターの方は名前だけしか入っていないようなんですが,名字がないようなのですが,これは芸名というか,ペンネームというか,そのようなものなのでしょうか。

政策企画課長)この方は,サイクルライフナビゲーターで,自転車の雑誌やメディア等で活躍をされている方で,芸名といいますか,ペンネームといいますか,名字はなしということで活動をされている方でございます。

山本委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,地域貢献型電柱広告に関する協定についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

防災対策課長)私から,地域貢献型電柱広告に関する協定について,ご説明させていただきます。お手元に配布しております,地域貢献型電柱広告に関する協定についてをご覧ください。
 はじめに,協定概要でございますが,東電タウンプランニング株式会社と,地域貢献型電柱広告に関する協定を締結するもので,企業が電柱広告を掲載する際に,企業広告の一部に指定避難場所や公共避難場所等の行政情報を表示することで,市民に広く周知を図ることができ,地域防災の支えの一つになることでございます。
 協定予定先である東電タウンプランニング株式会社は,電柱等の配電設備を利用した広告事業,配電設備建設維持管理事業等を展開し,地域貢献型電柱広告において,県内30市町村と協定を締結している企業でございます。
 協定内容といたしましては,市は,協定先に避難場所等の行政情報を提供し,電柱広告掲載企業の協力により,無償で電柱広告の一部に行政情報を掲載することができます。また,企業は,東電タウンプランニング株式会社と地域貢献型電柱広告の契約を結び,電柱広告作成費や月々の広告料の割引が受けられ,企業においても割安な価格で掲載することが可能となる内容となります。
 経過でございますが,昨年12月から東電タウンプランニング株式会社と協定締結に向けて協議をしてまいりました。今年7月上旬に調印式を予定しております。協定締結後,広報紙やホームページ等で周知等を図ってまいりたいと考えております。以上が,防災対策課からの報告でございます。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)ご報告いただきまして,ありがとうございます。私も電柱広告ということにおいては,様々な企業が電柱広告をされておりまして,だいたい,一つに大体1か月1,500円程度,各企業から広告業者に払っているというのが現状だと思いますけれど,今,割引ということでありましたけれど,実際,広告を出す企業の状況においてどの程度の割引が受けられるのか,具体にその料率というのはわかっているのでしょうか。

防災対策課長)ご質問の,広告料金の割引についてご答弁申し上げます。通常ですと,広告料金としまして1か月当たり石岡市内では1,800円がかかるということで聞いております。その中で200円が割引となりまして,月当たり1,600円で掲載が可能となります。また,作成費でございますが,看板1枚を作成するのに税別で1万2,000円かかるところで,4,000円が割引になりまして,8,000円で作成することが可能となります。

菱沼委員)そうしますと,平成30年7月に調印式が予定されているということでありますけれど,実際,調印式が終わった後,いつの段階から整備がされるのか,お尋ねしたいと思います。

防災対策課長)こちらの協定後の電柱広告のスタートでございますけれど,協定後,タウンプランニングのほうで各企業様を回りまして,郵送等での依頼をしていくという話を聞いてございます。また,当市としましてはホームページ等で各市内の企業様に周知を図るということで,スタートしていきたいと考えております。いつからとなりますと,協定締結後,タウンプランニング,また,市のほうで,そういう周知を図っていくということで,スタートとなります。

菱沼委員)企業もPRになりますし,また,企業としてのメリットも出てくると思いますので,この周知広報というのは大変重要になってくると思いますので,調印式が予定となっておりますけれど,明確になり次第,ホームページ,市報の掲載という部分で。あと,企業に対しても経済部とのホットラインも出てくると思いますので,しっかりと市長公室,経済部等も含めてしっかりとPRをしていただきたいと思いますので,よろしくお願いします。

櫻井副委員長)今回,東電タウンプランニングさんとの協定ということでご説明いただきましたけれど,こうした電柱広告は,この会社以外にも,電柱広告としていかがでしょうかとセールスをされている会社もあると思うのですけれど。あくまでも,東電タウンプランニングさんと,現在契約していることによって設置されている看板を中心に,この看板に切り替えていくということでよろしいですか。

防災対策課長)看板の設置でございますが,東電タウンプランニングで管理をしています電柱,こちらがすべて対象にはなりますけれど,今現在,電柱広告が設置してある場所が企業様にとっても掲載しやすい場所であるとは考えておりますので,今後,こちらの地域貢献型に切り替えていただくような考え方も,一つあると思います。また,これまで掲載されていない電柱等につきましても,東電タウンプランニングで管理しています電柱については掲載可能となりますので,そちらについても積極的に啓発を図っていければと考えております。

櫻井副委員長)そうしますと,電柱広告,別会社のほうにも,今後こういう形で可能かどうかの働きかけがなされるのかなと思いますけれど。
 それとあともう一点,今回,資料の中では,小学校がこちらですよ,という案内と指定避難所という表記がされていますけれど,ご説明によれば,避難所であるとか公共機関であるとかの行政情報を表示するという形での割り引きなんですよ,ということなんですが。例えば,ここでは小学校は左折ですよ,と書いてあるんですけれど,当然,公共施設が近い遠いの問題も出てくると思うんですけど。この新たなタイプの電柱広告をセールスするに当たって,近いとか遠いとか,わかりやすさという部分は誰が判断するんですか。東電タウンプランニングさんが判断するんですか。それとも市が判断するのか,そこのところを教えていただけますか。

防災対策課長)公共情報の件でございますが,看板の行政情報部分については,市のほうで情報等を提供した中で,東電タウンプランニングのほうで内容のほうを掲載企業様と詰めていくということで,お伺いしております。

櫻井副委員長)そうしますと,一番心配されるのは,例えばこの広告で言いますと左折という表示があるのですけれど,その先に実は右折するなり左折するなりまたいくつかあると。それを追いかけるようにそういった広告が出てくればいいのですが,なくて,手前のところの左折だけということになると,結局,行き着かない。道路標識も同じだと思いますよね。よく,何々方面という矢印があって,信じてまっすぐ行ったら,途中で右折しなければならないというところもあったりして。その辺はどのようなお考えなのか,それだけ確認したいと思います。

防災対策課長)ご指摘の案内表示でございますが,こちらについては,市のほうでは極力,学校,避難所等にたどり着けるような形で掲載をお願いしてまいりたいと考えております。また,東電タウンプランニングのほうにも,そのような形で対応できるように協議を進めてまいりたいと思います。

櫻井副委員長)なるべく,矢印をたどっていければたどり着くようにやっていただくことが,東電タウンプランニングさんの事業の拡張といいますか,広告数が増えることにもなると思いますので。離れたところで一つぽつんとあるというよりは,施設から逆に遠いところの広告まで追いかけることができるような配慮をなるべくしていただければと思います。

山本委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,新庁舎建設の進捗状況についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。

管財課副参事兼庁舎建設推進室長)新庁舎建設の進捗状況につきまして,ご報告させていただきます。
 新庁舎建設につきまして,先ほどの現地調査で,建設状況の確認に当りましてご協力いただきまして,誠にありがとうございました。新庁舎建設事業の進捗状況でございますが,お手元にお配りしました現在の状況写真と工程表によりまして,ご説明申し上げます。
 資料の@,現場状況写真をご覧ください。先日6月14日の現場の状況を撮影したものでございます。また,下段の断面図では,赤く表示してございます3階床面までのコンクリート打設工事が完了してございまして,現在は,緑色でお示ししてございます屋根の鉄骨部分の施工に取りかかっている状況でございます。同時に,地下1階,地上1階部分の内装の下地,仕上げ工事も同時並行で進めている状況でございます。
 工程の進捗でございますが,前回の委員会でご報告させていただきましたが,4月の天候不順による影響に対しまして工程の再調整を行ってございます。新庁舎建設のスケジュールに影響のないように,調整していきたいと考えてございます。
 次に,工事の発注についてご報告いたします。資料のA,新庁舎建設事業 工程表をご覧ください。2段目の緑のグラフで,パブリックアート設置工事については,前回の委員会でご報告いたしました浦口雅行氏の,作品名「常世の国の太陽」を採用してございます。この作品は青磁の焼き物で,パーツが細かく重量もある事から,現在,設計業者と浦口氏において,設計,構造計算のため協議を行っている所でございます。このことについては,パブリックアート審査会において,選考の条件といたしまして,震災などの災害発生時に落下等が生じないよう安全対策を講ずることとする旨が付されましたことから,耐震性等,安全対策には万全を期してまいりたいと考えまして,制作者,施工業者,設計者等により,設置に係る綿密な協議の上での制作が必要と考えまして,ある程度の製作期間を確保して十分な耐震性を備えたものにしたいと考えております。このことから,市民の皆様への披露は,当初は新庁舎利用開始の1月を予定しておりましたが,その後,適切な時期に披露できるよう調整してまいりたいと考えてございます。
 次に,その下のグラフ,家具備品購入についてでございます。新規購入家具,既存転用家具のすり合わせが完了しまして,今回,新庁舎備品什器購入として発注する予定でございます。内容といたしましては,新庁舎執務用の机,ロビーのベンチ,書類キャビネット,応接セットなど多岐に渡る家具備品の購入となりまして,これらを一括して購入することとしてございます。起工額は,1億3,500万円程度が見込まれておりまして,所定の手続きの後,7月下旬の仮契約を目指してございます。仮契約ということでございますが,2,000万円以上の物品購入でございますので,本契約に当たりましては,石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定によりまして議決案件となりますので,次の議会においてよろしくご審議いただきますよう,お願いいたします。
 次に,オレンジのグラフの欄,1工区外構工事【排水路】(排水管・防火水槽)の工事について,庁舎敷地内を通る既設の排水管を切回す工事でございますが,この排水管は旧法務局の建物,現在のまちづくり館を国が建築した時に埋設されたもので,その当時,国が作成した資料を基に設計を行ったところでございます。しかしながら,現地の試掘調査を行った結果,想定よりも深い位置に排水管が位置しており,当初設計の標準の開削工法では工事の期間が相当期間伸びてしまいまして,現在の仮設駐車場の利用や,次に控えてございます駐車場整備工事に支障が出ることが予想されます。そこで,当初計画した8月31日の工期に間に合わせるための工法としまして,推進工法に設計変更し,工期内完成を目指すものでございます。
 平成30年6月6日に,元請の株式会社菱伸工営と見積合せを行いまして,同日,変更契約を締結してございます。変更契約額は1,620万円で,当初契約額2,590万9,200円と合わせて,総額4,210万9,200円となってございます。通常ですと,ある程度工事が進んで変更の数量が確定してからの設計変更を行ってございますが,今回は主たる工法が変更となることから,施工前に変更したものでございます。今後は,本体工事や仮設駐車場の利用に極力影響が出ないように施工を行いまして,決められた工期内に完成できるよう進めてまいりますので,よろしくご理解いただけますようお願いいたします。
 次に,駐車場等の外構工事の発注時期につきましては,今現在,本体施工業者と工程の再調整を行っている中で,資材搬入等が多い現在の段階では,本格的に駐車場の工事が入ると本体工事に影響が出ることが予想され,非常に厳しい現場条件ではございますので,現在,工期内完成や安全確保の観点などから,設計業者と調整しているところでございます。
 次に,資料B,議会エリアインテリア配置図をご覧ください。これまでのご意見,ご要望を踏まえまして,最終的に出来上がった家具備品等のレイアウトでございます。図面の中で,新規に購入する家具類は赤,既存転用家具は青で表示してございます。既存転用といたしましては,現在,議員控室,正副議長室で使用している机,応接セットを,新庁舎の正副議長室,応接室,談話室に転用することとしてございます。その他のものはほぼ新規購入ということといたしました。
 これまでと大きく変わったところについては,左上,委員会室のレイアウトを,奥側に委員長席を配置するよう反転させまして,事務局操作用の機械ラックを事務局席脇に配置しまして,また,執行部用の机を1列追加して現在とおなじ机の数を確保してございます。また,傍聴者用いすを委員会室,全員協議会室に配置して,傍聴者への対応としたいと考えてございます。
 最後に,同じ図面で各部屋の床の仕上げについても表示してございます。過日ご提案いたしました新庁舎のカラーコンセプトに従いまして,北側エリア,議場については葡萄色の織カーペット,委員会室,全員協議会室については,同じく葡萄色のタイルカーペット,議場前北通路と連絡通路,北側トイレ周りは木フローリング仕上げとしてございます。南側のエリアで,通路部分はブラウン系の無地カーペット,正副議長室や会派室等の部屋はブラウン系のタイルカーペット,会議室は,ブラウン系のビニール床タイル仕上げとしてございます。また,トイレ内はグレー系の配色,階段周りと会議室前の通路は黒系のビニール床タイルとしてございます。今後は,これらをもとにしまして家具備品の購入や内部仕上げを行ってまいりますので,ご確認をよろしくお願いいたします。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

櫻井副委員長)3階の議場エリアのインテリアについて確認をしたいのですが,委員会室のレイアウトを,委員長席を反対側に変更したということでご説明いただきました。この委員会室の席の数は,このとおりの数で想定しているということですか。

管財課副参事兼庁舎建設推進室長)委員会室のレイアウトの変更に伴いまして,机を一列増やしてございますけれど,今現在,机の数は変わりませんけれど,いすの数につきましては,今現在が6席の4列となってございますけれど,今後は,8席の4列ということで,いすの数は増えてございます。

櫻井副委員長)そうしますと,8席の4列なので32名の説明員が出席できるという数になっていますが,実際に32名で収まらない委員会があるのではないかと思うのですけど,この点どうなんでしょうか。

管財課副参事兼庁舎建設推進室長)今現在の利用状況等を事務局等と確認した結果,この数で足りるだろうということで,採用させていただいた数となっております。

櫻井副委員長)組織体制に関わる部分もあるので,今足りても将来足りなくなる可能性もありますし。もう一つは,本来,課長補佐も説明員として入る予定が,場所が取れないから課長レベルということでやっているという状況もございます。そのへんも踏まえて,もう一回。ここで今,数を増やすというわけにはいかないと思いますけど,議会事務局なり総務との中で,再検討なり。仮に増やすということになれば,移動式の机を付けるとか,そういった配慮が可能であれば,そういったところの検討をいただければと思います。
 それともう一点,インテリアの資料Bの図面で,庁舎が2つの島で分かれているという形で,その下側,会派室の脇に会議室が設けられておりまして,これは以前,先輩議員等から,こちらのほうに一部事務組合の事務室を持ってきたほうがよろしいのではないかという指摘もあったように思いますが,それに対する検討はどのような形になっているのか,お伺いいたします。

財務部理事兼庁舎建設担当)一部事務組合の件でございますが,私もあらためまして,4月に組織体制が変わりましたので確認をしてきたところでございます。その中で,一部事務組合側でまだそういう土俵にのっていないといいますか,議論もされていないという状況で,その後,いろいろ検討をしていただきました。その結果,まだ一部事務組合側での考え方がまとまっていないという状況でございまして,今の状況では考えられないという状況でございます。

櫻井副委員長)協議の流れが,どのような形でこれまで協議をされてきたかの報告を受けていませんので,庁舎建設の当初の段階から,一部事務組合の事務局をこちら側に配置したほうがよろしいのではないかと。当然,一部事務組合というのは市長が管理者をしている一部事務組合ということですけれど。要は,ぜんぜん検討,協議が,しっかりと,組合内部でもしてないし,庁舎建設側の担当者側もそういった確認をしてこなかったということになってしまうということですけれど,その点はどうなんでしょうか。

財務部理事兼庁舎建設担当)庁舎建設担当と一部事務組合側とのやりとりといいますか,私が4月に来た中では,前理事から伺っている中で,そういった確認をしていたようなところはあったと思うのですが,直接私どものほうには要望等のお話はなかったというふうに伺ってございます。そういった中で,私はこちらに4月に異動してきまして,改めて確認をしてきたところでございますが,一部事務組合側での考え方がまとまっていない。一部事務組合は3つに分かれておりますが,その中で一つが来て一つが来ないとかということもおかしな状況になりますし,それと,他の自治体を調べたところ,市町村の庁舎に入っているというスタイルは,特別な事情がある場合といいますか,そういった一部事務組合側にスペースがないと。そういった状況でやむを得ず使うというケースはございますが,あくまでも特別の地方公共団体であると,単独の公共団体でありますので,そこは,施設等を建てている場合につきましてはそちらにいるのが通常であるというのが状況でございます。

櫻井副委員長)了解をいたしました。基本的には,庁舎担当のほうで一部事務組合側に打診をするという筋のものではないというのはよくわかっております。一部事務組合側でそういう協議調整がなされて,それがされてはじめて石岡市の庁舎お借りしてよろしいかという,そういう流れがあると思いますので。協議がまとまっていないということであれば,今後どのようになるか,それは推移を見守ってまいりたいと思います。

菱沼委員)確認なのですが,窓口の件で確認させていただきます。市民サービスの向上,また,利便性の観点から,今,各自治体においてもワンストップ窓口ということで言われているわけでございますが,現状,どのようなワンストップ窓口になるのか,窓口の体制ですか,お伺いしたいと思います。

管財課管財課副参事兼庁舎建設推進室長)お客様が入って最初の,エントランスを入って1階の部分,フロアで。今現在行っている総合窓口サービスというものがございます。具体的に申し上げますと,市民課と保険年金課,こちらのほうを統合した形で窓口を統合したような形で,ある意味総合窓口化というサービスを行っているところでございます。それにあわせまして,完全なということになりますと,福祉関係とかそういったものも入ってきますけれど,今現在行っている総合窓口サービス,このシステムはそのまま継承して行っていくような計画となってございます。

菱沼委員)そういう意味においては,横断的な部分に課が上がっていくと思いますので,冒頭申し上げましたとおり,市民サービスの利便性向上の関係から言いますと,ワンストップ窓口という部分においてもしっかりと調査研究していただきながら,横断的な部分で各課と調整をしていただければと思います。
 あと一点,要望といいますか,工程表なのですが,毎回出していただいて,非常にありがたいのですけれど,この31年度。前回の委員会のときにお話がありましたけれど,グランドオープンが9月ということで報告があったかと思いますけれど,そうしますとやはりこの工程表にきちんと9月までは工程表を組むべきかなと私は思っておりまして。細かいことですけれど,大事なことかなと思っていますので,指摘させていただきます。

徳増委員)先ほどの副委員長の質問に対する答弁で,私は納得がいかなかったのですけれど。重複して大変恐縮なのですが,組織の改編ということでという答弁がありましたけれど,委員会のほうから,一部事務組合の執務室を庁舎内にというのは,改編以前の話なんですね。なぜ改編がなってきたのか。非常におかしいのですね,今回の改編であっても。例えば,今までは局長が1人であったのに。石岡市が一部事務組合の拠出金が多いんですよね,それにもかかわらず,今度,他の自治体が入ってきた。これは部長さん方から答弁は無理かと思いますけれど,組織の改編とは別に一部事務組合の部屋をというのは言っていたことなんですね。このままでいきますと,今までの石岡市のあり方がまったくぐちゃぐちゃになりますからね。じゃあ,拠出金は今までのように人口割で出さないでいいのかとか,石岡がすべての一部事務組合,一番拠出金が多いんですよね。
 こうなってきますと,細かい話が,議長,監査委員,そういうところも,だんだんだんだんなくなっていく危惧があるんですね。できれば,プレスセンターなんかいらなかったわけですから,そういう部屋に一部事務組合を入れていただきたかったんですね。前の計画の中にはプレスセンターって入っていましたので。プレスセンターは既に,何年も前に。合併以前ですよね,土浦に行ってしまっているのが,計画の中に入っていたこと自体おかしいし,もう一度よく。組織のことが出ましたから。この配置とは少しずれてしまいますけれど,もう一度,石岡市がいかに拠出しているかということで,これから考え方を今までのようにしっかりとやっていっていただきたいと思います。
 霞台が,現に他の自治体から入っていますよね。呼び名は局長と言っているかどうかわかりませんけれど。事務所だって,事務系の方達,追い出されたじゃないですか。もう少し計画の段階でしっかりやっていただきたいと思います。組織の改編ということが出たものですから,そちらのことで意見を言わせていただきましたけれど,いまさらこの中に入れるのは無理でしょうから。ただ,一部事務組合の職員の中で,一部の方達は前のように一緒のほうがいいよね,と。一か所でやったほうがいいよねという意見を,私自身は聞いております。20年前は,旧石岡の4階にあったんですね。その時のことをわかっている職員は,前のほうが良かった,前のようにやって欲しいという意見がずいぶん強く出ておりましたので。意見がまとまらなかったというのはどういうことなのか,ちょっと不思議に思いましたので,意見だけ述べさせていただきました。

山本委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

山本委員長)会議を再開します。ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として市長公室政策企画課より発言を求められておりますので,これを許します。

政策企画課長)それでは,私から,その他といたしまして2点ご報告をさせていただきます。
 まず,安心医療サービス検討チームの設置について,ご説明いたします。資料は4ページをご覧ください。
 本市の重要課題の一つでございます人口減少対策につきましては,合計特殊出生率が全国や県平均を下回っている状況から,安心して出産,育児ができる環境の整備が求められております。そこで,若手職員によるワーキングチームでございます,安心医療サービス検討チームを設置することといたしました。
 チームにつきましては,リーダーに市長公室次長,事務局として政策企画課,健康増進課が連携して運営をしてまいります。さらに,必要に応じまして,副市長や関連する部局長からのアドバイスを受けながら進めてまいりたいと考えております。
 スケジュールでございますが,6月の下旬から10月までとし,課題の整理,分析,対策案の検討等を行ってまいります。検討結果につきましては,市長及び副市長,各部局長へのプレゼンテーションを実施し,次年度以降への新規事業提案や,石岡地域市民医療懇談会の検討材料などに活用してまいります。
 最後に,検討チームのメンバーにつきましては,各部局より1名,全体で11名とし,業務経験年数に加え,私生活においても結婚や出産,育児などの経験が多い世代である,係長,主任,主幹級の職員を中心に選出してまいります。
 続きまして,合併特例債の発行期間の延長についてでございます。こちらについては,資料がございませんので口頭のみのご報告となります。
 昨今の建設事業の増大に,また,熊本地震等をはじめとする大規模災害等の影響によりまして,全国的に事業の実施に影響が出ている状況でございます。そこで,これまで東日本大震災による被害を受けた市町村につきましては,合併特例債の発行期間が20年間,それ以外の市町村につきましては15年間となっておりましたが,事業の確実な遂行を図ることを目的といたしまして,合併特例債の発行可能期間を5年間延長する東日本大震災に伴う合併特例債に係る地方債の特例に関する法律が改正され,4月25日に公布・施行されました。これによりまして,本市におきましては合併特例債の発行可能期限が,現在の平成37年度から42年度まで延長することが可能となります。
 今後の対応といたしましては,現在予定されております事業の推移等を見極めながら,期間延長について今後検討してまいりたいと思います。説明は以上でございます。

山本委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)安心医療サービス検討サービスの設置についてです。これは私も非常に喜ばしいことだと思います。若手チームの部分において,今後の人口減に対してどのようにしていくか,また,子育て,生み育てる環境づくりということを踏まえまして,非常に重要だなと思っております。6月から10月まで5回程度行っていくということで,市長,副市長には報告されるみたいですけれど,議会のほうにもできれば報告いただきたいなと思っております。そのへんはどうでしょうか。

政策企画課長)この提案書の取りまとめが終わりましたら,委員会のほうにもご説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

菱沼委員)よろしくお願いいたします。
 あと,合併特例債については42年まで延びたということで,これは非常に国のほうの事業として喜ばしいことではありますが,私としては,各合併特例債の事業,様々ありますけれど,5年延びたからといってそれでいいやというのではなくてですね,詰められるものはきちんとやらなければいけないと思うんですね。それがメリハリの部分で大事になってくると思いますので,しっかりと精査していただいて。どうしても事業的に42年まで延びてしまうということであれば,やむを得ない部分があると思いますけれど,それ以外の部分においては,当初,37年で終わるということでありますので,それを1つの目途として進めるべきだと思っておりますので,そのへんしっかり関連部局と精査していただいて,進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

山本委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,総務部防災対策課より発言を求められておりますので,これを許します。

防災対策課長)私から,石岡市シェイクアウト訓練の実施について,ご報告させていただきます。お手元に配布しております石岡市シェイクアウト訓練の実施についてをご覧いただきたいと思います。
 はじめに,シェイクアウト訓練についてご説明申し上げます。シェイクアウト訓練は,2008年にアメリカで考案された地震対策訓練で,訓練参加者が同じ時間に家庭や職場などそれぞれの場所で一斉に身を守る行動をとることで,地震発生時にいつどこにいても身の安全を確保し,自ら判断し行動することを目的とした訓練でございます。日本では,効果的な防災訓練と,防災啓発提唱会議が公式認定訓練として行い,普及啓発を図っております。
 石岡市シェイクアウト訓練の目的でございますが,訓練参加者が地震発生時の三つの安全確保行動,まず低く,頭を守り,動かない,を身につけるとともに,非常時対策や身の回りの安全対策などを行い,参加者一人ひとりの防災力の向上を目的として実施をしたいと考えております。
 訓練日時でございますが,平成30年9月11日火曜日,午前10時から約1分間の訓練とし,場所については,参加者の職場,学校,自宅等,様々な場所で訓練を行っていただきます。訓練参加対象者としまして,市内に在住,在勤,在学の方で,学校,企業,団体,家族,個人等で参加いただく形となります。
 訓練内容でございますが,茨城県沖を震源とするマグニチュード8.0,最大震度6弱の地震を想定しまして,事前登録しました訓練参加者が,防災行政無線等からの訓練開始放送を合図に,その場所で一斉に1分間の三つの安全確保行動を行います。訓練終了の合図でシェイクアウト訓練は終わりますが,各団体において任意で避難訓練や家具の転倒防止訓練などプラスワン訓練を行っていただきます。
 訓練の参加者数等を把握するため,個人または団体等で事前登録を行っていただきます。事前登録期間としまして7月中旬から訓練前日の9月10日月曜日の午後5時までとし,市ホームページからの登録や申請書をファックスまたは郵送等でお送りいただく方法などで事前登録をお願いいたします。
 訓練の周知及び事前登録についての啓発方法といたしまして,市ホームページ,フェイスブック,メールマガジン,広報誌,チラシ,ポスター等で周知を図ってまいりたいと考えております。以上が,防災対策課からの報告となります。

山本委員長)以上で,報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

菱沼委員)石岡市シェイクアウト訓練の実施について,これは非常に喜ばしいことです。9月11日,10時から1分間ということであります。そこで1点確認したかったのですけれど,この7月中旬から9月10日までに登録をしていただきたいということでありますけれど,実際,ホームページからだとダウンロードできる人はいいのですけれど,できない人とかいると思うんですね。そういうふうなことを考えると,市報の折り込みで申請書を一緒に各家庭に配ってはどうかと思うんですけれど,その点いかがでしょうか。

防災対策課長)事前登録の方法について,ご答弁させていただきます。議員ご指摘のとおり,ホームページ以外の部分で申請ということで,申請様式をFAXまたは郵送でということで考えております。この申請書の配布でございますが,広報紙7月15日号に折り込みさせていただきまして,チラシが前面で,裏面が申請書という形のチラシを折り込みさせていただきたいと思います。

山本委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

高野委員)もう,昼過ぎまして,今日はお昼を挟まないでやっているので,時間も大分経っているわけでございますけれど。
 私は,先日の議会におきまして,総務部ですけれども,公文書の取り扱いということで議員から質問がありまして,るる答弁しておったわけでございますけれど,そういった中で私が驚いたのは,あくまでも私文書であるということで担当の部長が言っておったわけでございますが,先日,ある職員の方から電話がかかってきまして,もう分限懲戒だと。二日半日ですよね。それで分限懲戒だということをお伺いをいたしました。で,これ,副市長が新しく来まして,血迷っているのか,また,部長が何か人間的に偏見なものを持っているのかわかりませんけれど,まったくふざけた行為であります。
 そこで私が今日お聞きするのは,別にかまわない,分限懲戒も何も。それでは部長にお伺いしますが,一年前に。今日,傍聴者が来ています。多面的のことで,個人情報が流れました。名前も二人出ております。そして,職員がそのことによって,ある委員長の宅に乗り込んだ。そして,その職員を迎えに来たのが,部長二名であります。それで全部確認のうえ,帰りました。そういったこと,この件に関して私は質問しているんです。しかしながら,一年経っても,総務部長,あなたは何の対応もしない。この件について。本来はこれはあれですよ,私,何度聞いても,個人情報保護法,これは違反になるということでございます。1人の委員長ですけれども,その名前は,公務に当たる旨の話をしておりましたが,県のほうに行って聞きました。また,職員の方に聞いてもらいましたが,これは当たらない。また,任意団体の長であるということでありました。ですから,よって,この,個人情報保護法違反,その行為についても,私は職員を責めても仕方がないということで,皆さんもおりました。
 しかしながら,今回のこの。部長,何を考えているのか。某議員の質問があった。私の質問のときは,もう質問をしても一年も放っておく。あなたのブレーンかもしれないですが,質問後3日ですよ。それで,職員の皆さんもよく聞くといいですよ,このものにやられますから。分限懲戒ですよ。いつどこで調査をしたんですか。分限懲戒にかけたならいいでしょう。あなたたちが職員をかけているんだから。以前にこの個人情報保護法違反ということで,私はやっているんですよ。このことについてなぜ協議もしていないんでしょう,なぜ処罰もしていないんですか,部長,あなたの所管だからですか。今日,傍聴者もいますから。久保田部長,しっかり答えてください。これは告発にも値しますからね。
 あなたを告発するか,市長を告発するのか,今日,傍聴者の人があなたの意見を聞いて決めるとして来ているんですよ。部長たる者は,心を持つんです。いいですか,仲間とかそんなものじゃないんです。職員,一生懸命やって,今回の問題だってそうでしょう,事実を書いたんです,事実ですよ,今でも言っています。あれが事実の言葉としたら,脅迫罪も成立するんじゃないですか。それはいいですけど,この個人情報保護法,もう一年経ちます,質問をしてから。これがどのようになっているのか,説明をしてください。あなたはまさか部長だから,何らかの対応をしているんでしょう,お願いします。

総務部長)委員の質問にご答弁を申し上げます。個人情報の関係でございますけれど,まず,情報公開の公開,非公開の決定といいますものは,情報公開事務取扱要綱におきまして,主管課で判断するものとして,第3条に公開請求の受理に関すること,第4条において公開請求があった情報の公開,非公開の決定に関することはあくまでも情報の主管担当課で判断するとなっておりますので,その要件のとおり事務を執り行っているところです。

高野委員)その主管というのは,どこですか。私,わからないんですよ,教えてください。主管というのはどこですか。そういう訳のわからないことじゃなく,ちゃんと説明しなさいよ。あなたは関係ないということですか。待ってください,話しますから。あなたはその他にもあるんですよ。いいですか,指示者の文書。経済部では指示を受けていると言っていますが,あなたはずっと逃れて。いくら要望を出しても,出さないじゃないですか。合議でまわっているんですよ。合議でまわっているものは,公文書ですよ。あなたみたいなでたらめな人間が,総務というようなものを,長としてやっているから世の中おかしくなるんです。いいですか,分限懲戒,2日ですよ,3日ですよ。質問する人によっては,それだけ違うんです。その先ほど言った,どこだ,決めているとか言ってくださいよ。私,その人を訴えますから。あなたに言ったでしょう,そういう騒ぎすることもないでしょうと。しかしながら,あなたはのどもと過ぎるとそういうことをする人なんです。自分の部下をね,いいですか,今,これから伸び盛りの部下を,そういうこと。それはやらせているのは誰だかわからない。そんなことで石岡,良くなりますか。それで,最終的に,今,私でない,の責任逃れでしょう。後ろに市民の人が来ていますよ,当事者が。いつもそうでしょう,議会で。自分できちっと答弁しなさいよ。部長という立場にあるんだから。部長って何だかわかっているのか。

山本委員長)高野委員に申し上げます。質問は簡潔にお願いします。

高野委員)じゃあ,もう一度,どのような。これまでの一年間の経過,それを総務部で述べてください。後ろでみんな聞いているんですよ。これ,個人情報保護法違反に間違いないって言っているから。職員の人も言ってますよ。職員,辞めましたよね。

総務部長)繰り返しの答弁になりますが,情報公開の公開,非公開の決定は,あくまでも情報を主管している担当課になりますので,その担当課が処理をしているものと考えております。以上でございます。

高野委員)じゃあ,担当課は誰ですか,責任者は。担当課の責任者,きちっとしてください。

総務部長)その件に関して私から述べることはできません。

高野委員)ふざけてるんじゃないよ,担当者を述べられないってなんだよ,あんたが言わなきゃいいだろう,じゃあ。ごめんなさい,静かに言います。

山本委員長)静かにお願いします。

高野委員)あんたがその主管とかそういうのを言わなければいいでしょうよ。それ述べといて述べられないって,これ,行政か。あんたら,誰に給料もらってるんだ,市民だろう。久保田さん,責任とって辞めなさいよ。個人情報保護法違反で,告発を。

〔「品位の保持は」と呼ぶ者あり〕

高野委員)取り消します。委員長,不適切発言でしたので取り消しをお願いします。
 ですけどね,あまりにもふざけていませんか。それを,きちっと述べてくださいよ,述べない限り,私,質問やめませんよ。時間ないんですから,これ。今日,市民の人も来ているのでね,それを聞いてくれって頼まれているんですよ。責任者を訴えるわけですから。

総務部長)私から,その情報公開の案件について述べることはできませんが,その情報公開を請求した方にとっては,その担当課が判明しているものと思います。以上です。

高野委員)担当課を聞いているんですよ。総務部でないんでしょう,そしたら,どこが担当なんですか。あなたの答弁,おかしいじゃないですか。石岡市にその担当課というのはあるんですか,本当に。ですからいいですよ,それ。今度の件,これもそうです。きちっと処罰したんだから。この情報公開,これきちっと。まあ告発を入れるんでしょうけれど,個人情報保護法違反。このことにしても,まずは告発を受ける受けない以前に,あなたが部長ですから,きちっとやってください。
 私文書でね。私が言っているのは,私文書で分限懲戒,公文書で何にもないんですから。そのなんとかというところで認めていない。公文書と私文書の違い,語ってみなさい。市民の皆さんに申し上げますけれど,この程度ですよ。何でも,やり放題,最後のケツは拭かない。これが今,石岡市の現状です。ですから,黙っていれば弱いものが泣くんです。職員もそうです。がんばってやってきても。こんなお友達行政,もう終わりにしてくださいよ。いいものはいい,悪いものは悪い,そういう判断をすべきじゃないですか。あとで市民の方と,もう時間も経ってきましたから,久保田部長のところに行きますから。きちっとね,その所在,責任者は誰なのか,全部答えてください。公開質問状で出してもらってもいいです。あなたがやっていることは,まったく間違っている。何の責任もない。今泉市長によろしく伝えてください。こんなの行政じゃないって。一日二日で職員を処分するなんて,聞いてあきれますよ。まず,職員を処分する前に,自分で処分されなさいよ。

山本委員長)高野委員に申し上げます。重複は避けて,質問は簡潔にお願いいたします。

高野委員)そんなことで時間も経ってきました。後でゆっくり,市民の方も行くと思いますので。ただ,あなたが総務部長として,このぐらいの答弁しかできないということは,情けないことではないですか。きちっと,実情,そういうふうですからこういうふうでできないんですよ,とか。今回の,二日,三日での分限懲戒に関しては,職員がこれほど悪いんだと。そのへんのところも明確にするべきだと思いますよ。あなたの責任は,追及しますよ。あなたが何食わぬ顔して,自分だけということはないですから。よく今泉市長に伝えてください。以上で,私の質問は終わります。

山本委員長)ほかに発言がないようですので,この際,所管事務に関する管外調査についてを議題といたします。
 本件につきましては,先の委員会において決定しました管外調査について,お手元に配付したとおり,調査都市,調査案件,実施期日等について調整いたしました。
 この際,お諮りいたします。管外調査につきましては,お手元に配付しました委員派遣承認要求書案により,委員長において委員会条例第32条に基づく,委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文のとおり事由を示し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

山本委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の総務委員会を閉会いたします。





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