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令和5年度 文教厚生委員会

 第10回委員会 (2月9日)
出席委員 岡野孝男委員長、玉造由美副委員長、村上泰道委員、小松豊正委員、中根淳一委員、富田雅史委員
市執行部 【保健福祉部】
部長(金井悟)、理事兼健康増進担当(豊崎康弘)、次長兼福祉事務所長兼新型コロナワクチン対策担当(塚本聡明)、健康増進課副参事保健センター統合推進担当(小林茂)
【教育委員会事務局】
教育長(岩田利美)、教育部長(吉澤房江)、次長(柴田健)、スポーツ振興課長(荻沼宏樹)
議会事務局 庶務議事課係長(大川知道)

岡野委員長)ただいまから、文教厚生委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の案件の説明のため出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに、所管事務の調査といたしまして、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてを議題といたします。
 本件について、執行部から説明を求めます。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)おはようございます。
 私からは、石岡市総合保健センター(仮称)の整備についてご説明いたします。
 お手元の資料1をご覧ください。まず1項目目は、基本計画策定に向けた取り組み・報告状況でございます。前回の委員会では、石岡市健康づくり推進協議会からの主な意見に関する検討結果についてご報告を行い、特に多くのご要望をいただきました各種機能の1階への設置に対しまして、2階建てから平家へと見直すとしたところでございます。本日は、その後の検討状況についてのご報告となります。
 続いて2項目目、基本計画(案)の見直しについてでございます。基本計画案の見直しの手順は、次のとおりといたします。まず初めに、平家への見直しに伴い、建築面積、こちら建物の地面部分に当たる面積でございます。こちらが1,200平方メートルから2,400平方メートル程度に増加するため、建設場所の再検討に加え、建物付近の駐車場の拡張についても同様に進めてまいります。その後は、建設場所、駐車場の条件、建物内への各種機能の配置など、検討してまいります。
 続きまして、3項目目の進捗状況についてでございます。ここからは、別紙の石岡市総合保健センター(仮称)再検討案も併せてご覧ください。基本計画案の見直しに当たりましては、建築面積の拡大により駐車場確保の条件も変わる可能性が生じたため、当初案のふれあいの里の南側に加え、北側についても検討対象とし、それぞれのメリット、デメリットを比較し、候補地を選定していくこととしました。
 まず、再検討案@ふれあいの里南側についてでございます。建物の建設区域は、当初案に加え既存駐車場の一部も利用する必要が生じることから、新たに確保する駐車場も、より広いスペースが必要となります。そこで、既存の駐車スペースと一体性を持たせられるよう、隣接する竹林を候補地とし、所有者に事前確認を行ったところ、ふれあいの里の南側一帯の土地は既に民間業者への売却手続を進めているとの回答をいただいたため、駐車場用地の確保が困難となったことから、ふれあいの里の南側を含めた敷地内への建設は難しい状況となりました。この結果を受け、並行して調査検討中の再検討案Aを進めていくこととしました。
 続きまして、再検討案Aでございます。こちら、ふれあいの里北側についてでございます。ふれあいの里周辺に建物と駐車場を一体的に整備するため、ふれあいの里北側一帯のうち、6,000平方メートルから8,000平方メートル程度のまとまった面積が確保の可能な場所といたします。ここで、まずメリットにつきましては、ひまわりの館利用者の動線と工事区域がほとんど重複しないこと。建物の自由度が高くなり、より一層の利便性の向上が期待できること。未供用の土地であるため、供用中の区域で工事を行うよりもひまわりの館利用者への影響が非常に小さく、かつ、工事期間の短縮も期待できることなどが挙げられます。一方、デメリットでございますが、駐車場の確保は図れますが、ふれあいの里駐車場とは南北で離れることとなってしまうため、大規模イベント時などについては、北側駐車場への事前周知が必要となることでございます。
 保健センター整備に当たっての課題としましては、ふれあいの里駐車場不足の改善を挙げております。南北いずれの候補地とひまわりの館との距離は、南側の拡張計画区域からとあまり変わりありませんが、活用にはひまわりの館との連携を密にする必要がございます。
 最後に、4項目目の今後のスケジュールでございますが、資料のほうに、すいません、お戻りいただきまして、建物の建設場所を確定させるため、まず候補地の不動産鑑定を行い、地権者との交渉がまとまり、購入の見通しが立ちましたら、庁内の策定検討委員会を開催し、基本計画案及び整備スケジュールの見直しを行ってまいります。その後は、健康づくり推進協議会やパブリックコメント等で周知、意見聴取を行い、再度庁内協議を経た上で、基本計画の最終案として決定する予定でございます。
 平家への見直しにつきましては、多くの市民の皆様からいただいたご意見を反映させたものでございます。現在、当初の見通しから遅れている状況ではございますが、新しい施設をより利用しやすいものとするため、立地、機能の配置に配慮し、できる限り早い完成を目指し、努めてまいります。今後も、事業の進捗状況は随時報告してまいります。
 説明は以上です。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で、説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

小松委員)3、進捗状況の最後のデメリットのところですね。駐車場の確保は図れるが、ふれあいの里駐車場と南北で離れるため、大規模イベント時には北側駐車場への事前周知が必要となるっていうのは、これ、どういうことですか。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 以前からご説明の中でも触れさせていただいておりますが、やはりイベント時などにつきましては既存の駐車場のスペースが不足しているという状況、そして、外周道路のほうに駐車をお願いしているという状況がございます。今回、再検討案Aということで仮定した場合なんでございますが、そこに保健センターを造りまして、そこの駐車場をイベント時のひまわりの館利用者への駐車場として開放してですね、そちらもひまわりの館の駐車場として使っていただくということも、当然検討内容の1つとしてございますので、そういった場合の……通常ですと、やはり皆様、これまで利用していたイメージで、あそこに駐車場がありますというようなイメージを持たれてたと思うんですが、今度は北側にも、ここに建設が可能となれば、北側にも新しく、こちらに止められなければ北側にもありますよという、そういった案内が必要になってくると考えておりますので、そういった場合の周知といいますか、ご理解をいただくためのお時間っていうのがかかってくるのかなと。そして、どういう形で周知をしていけばいいかというところも課題となってくる部分がありますので、こちらをデメリットという形でちょっと表現させていただいたところでございます。
 以上です。

小松委員)分かりました。結構です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

玉造副委員長)この再検討案Aのほうなんですけれども、赤い点線で囲った部分に建物と駐車場と両方を入れるということでよろしいでしょうか。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)委員お見込みのとおりでございます。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 平方メートルっていうか、この大きさについてはちょっと見た感じっていうことでしか分からないんですけれども、最初の再検討案@に比べると、何かそんなに、何ていうの、狭いっていうか、そういうふうな感じがするんですけれども、これで建物は1階、平家にするので、面積が広くなりますよね。その広くなった面積と、駐車場とかもこの地図っていうか、この案の中に入れるんですか。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 先ほどのご説明の中でも6,000平方メートルから8,000平方メートルということで申し上げさせていただきましたが、まず建物につきましては、建築面積というのが、床面積だけで2,400平米としますと、大体建築面積としますと約3,000平米ぐらい必要と考えます。それに加えまして、利用者駐車場としてどのくらいこれが確保が可能かという部分でございますが、通常の駐車場だけということですと、最低3,000平米が必要ではないかと考えました。こちらのイメージを、配置などですね、シミュレーションしたところでございますが、さらにですね、健康診断など定期健診等を行いますので、そういった健診車両専用の駐車場であったり、あるいはハンディキャップをお持ちの方の優先駐車場といいますか、そういった止めるところですね、スペース、そういったのをさらに確保、充実させていきますと、最大で5,000平方メートルぐらい駐車場として必要になってくると考えました。ですので、最低でも6,000平方メートルで、できれば8,000平方メートル確保できればというところで、この幅を持たせてのご説明でございます。
 今ご質問いただきました点線の部分ですね、こちら囲まれてるスペースというのが、ちょっと調べさせていただいたところ、約7,000平方メートルあるということでございます。ただいまご説明しました、大体6,000から8,000の間に収まるという状況にはなってきますので、建てて、さらに駐車場まで整備が可能ということで考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員長)どうですか。いいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

小松委員)聞いていたけど、要するに市民の方……議会報告会かな。議会主催の。そのときに何人かから強い要望があったのは、足の問題ね。バスが2つ。なんかね、車を運転していく人はいいかもしれない。車運転できない、そういう事情がある方がここに行くのに、よくよくこの検討をして、何ていうんですかね、スムーズに行けるようにしてくれと、何かかなり言われたようなそういう印象があるんだけど、それは今どう考えてるかは、言えれば言ってほしいんだけど。検討中ならば検討中なんですけどね。いかがでしょうか。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 これまでも公共交通機関の、要はこちらの来所までの手段の確保という部分につきましては、路線バスがですね、今、ひまわりの館の前まで乗り入れておりますが、先日決定したということで伺ったんですが、3月いっぱいをもちまして、ふれあいの里方面への路線っていうのがなくなる部分というのも伺っております。ただ、現段階で新たな保健センターへのですね、アクセス方法としまして、過去のアンケート結果でも自家用車の利用が90パーセントを超えているという状況も、調査結果で出ている状況でございます。
 こちらとしましては、できれば全ての方にという希望といいますか、考えはございますが、なかなか現実問題として、そういったドア・ツー・ドアといいますか、公共交通機関を使ってというのがこれからいつまでも続けられるのかという部分については、ちょっとこちらの担当レベルでは、すいません、考えというのは申し上げられない部分もございますが、やはり乗合いタクシーをご利用いただくというところもお願いしていく必要があるかなというところで考えてございます。なかなかこう確保は。よろしくお願いします。

小松委員)そうすると、路線バスを増やすっていうのはかなり難しいっていうか、できなくなるいうことなので、乗合いタクシー。誰かに、自分の車で行けない場合は乗合いタクシー予約してやってもらうということですか。90パーセントは自家用車だけど、そのほかの層ね。だから、そういうことでいけばいいんだけど、そこを心配しますよね。何かございますか。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 すいません、繰り返しのご説明になって申し訳ございませんが、やはりデマンドタクシー、乗合いタクシーをご利用していただくということで、私どものレベルといいますか、ところではお願いせざるを得ないという状況でございます。
 以上でございます。

小松委員)一応、分かりました。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

村上委員)ありがとうございます。
 1点確認なんですが、今回、南側がなかなか難しいという調査結果が出まして、北側検討するということで。地図見ますと、点線部分お示しいただきましたが、私のイメージは点線部分、ここ、雑木林のようになっているので、どちらかというと畑というか、もう少しこう、この点線の左側にある畑マークがあるエリアとか、少し開いてる部分か何かも検討に入るのかなというふうに思ったんですが、同じ北側でも、周辺とかいろいろ検討した中で、この点線部分という検討結果に落ち着いたのか。そこの経過というのをお伺いしたいんですが。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 委員ご指摘のとおり、北側といいましても、今ご指摘いただいた雑木林のほかに、こちらの梨畑となってる部分等もございますが、まずどの辺りを、まずどこから進めていこうかというところで庁内で議論を行ったところでございますが、まずはやはり市道沿いといいますか、利用者の方から、なるべくお車での利用が多いかと考えまして、そこからのアクセスという部分と、あとは、ある程度の面積がやはり確保できるという部分。この両面からですね、まずはここから進めさせていただこうと。当然、交渉次第によっては、その後、西側であったり北側であったりと、どういうふうになってくるかまだ決まってございませんが、そういったところで、まずは今お示ししている場所から、利便性とある程度のスペースの確保が可能という部分でですね、お示しさせていただいたところでございます。
 以上でございます。

村上委員)分かりました。
 同じ北側で、点線、最終決着というわけではなくて、いろいろ調査した中でということで伺いましたので。
 私、南北に駐車場分かれるのはそんなに大きくデメリットとしてはあまりないのかなというふうには感じてますが、もちろんイベントごとでの誘導っていうのは検討していただくことになると思いますが、現実、駐車場が今より増えることには変わりませんので、そこまで気にしなくていいのかなというのは、現段階での私の考えです。
 以上です。大丈夫です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

富田委員)まず1つ目が、北側の道路が、私、ここいつも通る道路なんですけども、メインの道路はこの北側だと思うんです。こちらからの進入っていうのは検討されてるものなのかっていうところなんですけども。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)確認させていただきたいんですが、共立病院側の北側の道路にということでよろしいでしょうか。

〔「そうです」と呼ぶ者あり〕

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)すいません、まだおそらく現段階では東側の市道からのアクセスという部分で考え、こちらの候補地につきましては、東側の市道部分からの進入といいますか、考えてございますので、また当然、ここが難しくなって別のところというようになった場合には当然検討対象になってくるかとは考えておりますが、現段階では、今の候補地としましては、東側からのアクセスということでのみと考えさせていただいております。
 以上でございます。

富田委員)この交通量としても、北側の道路のほうが、共立病院側の道路のほうが多いし、現状的に入口と、あとなんだろう、集中する、混雑時の入口の2か所っていうのは、非常に有利なところもあるんで、強く検討していただきたいと思います。これ、道路を走ってるときに道路が見えるんですけど、これは車が走れないぐらいの道路ですよね。お願いします。

保健福祉部理事兼健康増進担当)委員ご指摘のとおりだと思いますので、建設候補地がですね、決定して、決まれば、関係部署、都市建設部となると思うんですが、道路を拡張するということになりますので、その辺りは関係部署とですね、協議をして。やはり1つの出入り口よりも2方向にあったほうが、その帰り際ですね、渋滞の解消ということもありますし、どちらかというと、今言ったように交通量の多い北側の利用者もいらっしゃると思いますので、そちらから入れば当然便利であると、利便性が高いと考えますので、関係部署と協議してまいりたいというふうに思っております。

富田委員)よろしくお願いします。
 もう1点ですけども、デマンドタクシーの中間地点になるわけです。で、八郷側からは石岡地区になってしまうと500円で、石岡から来ると300円っていうところを、こないだ議会報告会のほうで受けたときの質問にもあったんですけども、そこの調整と、バスの転回なんかを含めた、何ていうんだろう、中間地点としての捉え方としてのその駐車場の面積っていうのは妥当なのかな、安全性と、っていうところで、どう考えてるのかなっていうところをちょっとお願いします。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)お答えいたします。
 まず、ひまわりの館と、今度保健センターが今の再検討案Aという部分になった場合のところで、今ご指摘いただいてるのは、その新しい保健センター側の部分ということでよろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)そうしますと、すいません、転回という部分につきましては、ある程度の駐車場のですね、スペースが確保できる見通しでございますので、そういった部分では、ある程度車両の通行幅というのを確保していきたいと考えてございます。ですので、敷地の中で転回が可能なような構造ということは当然考えてございますので、そこにつきましては、健診車両なども出入りしますので、さらに大型車両の出入りも想定した上での設計ということで検討してまいりたいと考えております。
 すいません、利用料のほうにつきましては、やはり専門の委員会というのも、交通検討委員会ですかね、ございますので、そちらの中での当然議論となってくることでございますので、私のほうからは意見としては申し上げにくい部分でございますので、ご了承いただければと。よろしくお願いいたします。

富田委員)利用料というのは、デマンドバスの利用料のほうの話ですよね。

健康増進課副参事保健センター統合推進担当)失礼いたしました。
 担当課にですね、今いただいたご意見のほう伝えまして、そちらのほうで検討のほうにつきましてですね、今日いただきましたご意見、ご要望につきましては、お伝えしていきたいと考えております。

富田委員)非常にこう、中間地点でありまして、どちらからもデマンドタクシーをメインに考えてるんであれば、同じ料金でできるような制度にしていただけると非常によろしいのかなという感じがいたしますので、強くお伝えいただけると。よろしくお願いします。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。
 暫時休憩いたします

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 ほかに、この件についてはよろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、石岡運動公園内の車両事故についてを議題といたします。
 本件について執行部から説明を求めます。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課からは、石岡運動公園内での車両事故についてをご報告いたします。
 資料をご覧ください。令和6年1月15日月曜日17時30分頃、石岡市南台三丁目34−1の石岡運動公園駐車場内において、倒木により車両が破損する事故が発生いたしました。
 経過概要でございますが、この日は運動公園の休館日でしたので、表門が施錠されていたため、裏門から体育館裏に自家用車を駐車し、運動公園内のウオーキングコースを利用後、駐車してある自家用車に戻ったところ、自家用車の後ろの樹木が倒れていたとのことです。倒木により、自家用車のフロント、ルーフ及びリアハッチ部分を全体的に破損してしまったものです。
 当時、運動公園内には3本の枯れ木が確認されており、翌週には伐採する予定でしたが、1月15日の午後からは県内に強風注意報が発令されておりまして、その強風で倒木したものです。
 なお、現在、対象車両につきましては、修繕をするために修理工場で修理待ちとのことです。
 その後の対応といたしまして、総務課に確認し、全国市長会市民総合賠償補償保険で修理代対応が可能であるのではないかと連絡を受け、現在示談交渉中でございます。
 今後の再発防止の対応といたしまして、今回の事故を踏まえ、改めて安全点検を実施いたしました。施設内の安全点検終了後、危険箇所を確認した場合には早急に対応を検討するとともに、ロープを張り、周囲に近寄らないような対策や注意喚起の張り紙を行うように、応急措置を徹底し、同様の事故が起こらないように努めてまいります。
 スポーツ振興課からの説明は、以上でございます。

岡野委員長)以上で、説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 ご質問等はございませんか。

村上委員)ありがとうございます。
 現在示談交渉中ということで、まだ当該車両は修理されていないということですか。

スポーツ振興課長)修理工場には入ってるんですけど、年末でちょっと修理が詰まってるような状況を聞いてますので……年度末で混んでいるようで、修理が詰まってるような状況も聞いてございますので、それが順次、修理をしていただくってことでは確認は取れてますが、まだ修理のほうはできてないっていうように報告を受けてございます。

村上委員)示談交渉中なので修理ができていないんですか。それとも、工場が混んでいるので修理ができていないんですか。そちらちょっと、どちらなんですか。

スポーツ振興課長)工場のほうが混んでますので、そちらのほうが、修繕のほうがまだできてないような状況でございます。

村上委員)3週間以上経っていて、随分混んでる修理工場だなというのがまず感じるんですが、示談交渉中っていうんですけれど、いつぐらいに決着の見込みがつくんですか。先ほど、保険が使えそうだというような程度なんですが、まだそれは案件として、こういう案件であれば使えますっていう確定はまだ得られてないということなんですかね。

スポーツ振興課長)そちらのほうは、その状況なんかも確認した場合、保険会社から修理工場のほうに確認をしにいくっていうような話にもなってますので、そこら辺のところは随時、総務課と保険会社のほうと連絡をいただきながら進めてまいりたいと考えております。

村上委員)もう一度整理したいんですが、基本的にはもう保険が使えて、使えることが確定していて、工場が混んでいるのでまだ修理ができていなくて、修理が実施できていないので、保険料が確定しないので、現段階は保険屋さんと修理工場のほうでのやり取りが進んでいるということでよろしいんでしょうか。

スポーツ振興課長)委員のおっしゃるとおりでございます。

村上委員)示談交渉中で事が進んでいないので、修理が進んでいないのかなというふうにも感じたので。そこは確定していて、工場を待っているんだということが分かれば、理解いたしました。
 それともう1点確認なんですが、この保険は市の財政に入るものではなくて、直接保険屋さんと修理工場とでのやり取りがされるものなのか、一度市の財政に入ってそこから支払われるものなのか。そちらはどちらになっておりますでしょうか。

教育委員会事務局次長)こちらの案件につきましては、損害賠償の額の確定と和解の案件の議決案件になる案件かと認識しておりますので、そちらの保険金と相手方への支払いについては、市の歳入のほうを通すことで今想定してございます。
 以上でございます。

村上委員)この車両事故関連で、一度市長の専決処分で議会といろいろありましたけれど、やはりそこのスピード感というかですね、相手方に迷惑をかけない段取りが必要だと思うんですが、今回、定例会が間もなく開会されるわけですけれども、そこには間に合いそうなんですか。案件としては、上がっていく説明はこの間の全協ではありませんでしたけど、その辺りはどういったスケジュール感なんでしょうか。

スポーツ振興課長)先週の段階では、対象者、相手方とのお話の中では、今修理工場に入って修繕待ちっていう形になってますので、今言われたように、ちょっとやはり年度末で混んでいて、終わり次第修理を始めるっていうふうに伺ってますので、そこら辺のところはちょっと、何とも確定が取れてないところでございます。

村上委員)議会側が申し上げることもおかしいんですが、相手方に迷惑かけないようにと。あと、タイミングとして定例会があるんであればすぐそこで議決されますけれど、そうでなければ、じゃあまた臨時会をこれだけのために招集するのかって、まあそれは市長判断になるかもしれませんし、そうすると、では次、6月議会ですかっていうことにもなりかねませんので。準備ができ次第というかですね、追加案件でも構わないと思いますよ。別に、案件、相手方に迷惑かかるので追加してくださいって相談すればいいだけだと思ってますので、早急な決着を願いますということです。よろしくお願いします。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

玉造副委員長)この倒れてしまった樹木は伐採予定だったということですけれども、何かそのほかに、それを含めてかなんか3本、そういった伐採予定の木があったということですけれども、それはもう既に風が吹いても倒れないように、伐採が終わったのでしょうか。お伺いいたします。

スポーツ振興課長)1月22日、翌週の月曜日、この日休館日でしたけど、3本とも22日に伐採は済んでございます。

玉造副委員長)スポーツ振興課で管理をしている、そういった運動公園とかの駐車場に隣接しているような樹木はほかの公園などにもあると思うんですけれども、そういったほかの公園とかの対応はどのように現在なっているのか、お伺いをいたします。

スポーツ振興課長)スポーツ振興課で所管してる対象施設などは、有人のところは毎日状況確認とか、敷地内の確認等はしてますので、その都度やはりそういう対応、危険箇所と思われるところは報告受けますし、そういう対応は、危険の注意喚起、職員ができるものは職員で枝なんかは伐採なんかしたり、できないものは業者のほうにお願いするような段取りは進めております。あとは、有人でないところは、行った際には、随時そういう箇所も確認するようにしてございます。

玉造副委員長)随時確認をしているということで、現在は倒木のおそれはないということでよろしいですか。

スポーツ振興課長)倒木しそうな樹木等のほうは、現在は確認されてございません。

岡野委員長)いいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

教育部長)玉造副委員長の質問に関して、補足をさせていただきます。
 この案件を踏まえまして、教育委員会、ほかの所管施設もございますことから、スポーツ振興課以外の施設についても併せて再確認をさせました。で、その中でですね、やはり樹勢の衰えていて伐採を検討している樹木、または、そういったものもあったところなんですけれども、伐採の予定をしているものについては、先ほどありましたように、危険ということで近づかないようにロープを張ったりと、そういった対応のほうを既にしてございます。
 また、バスケットボールのゴール、こちらでちょっと所管している集会所の施設なんですけれども、そこのバスケットのゴールの腐食が進んでいるものもありまして、こちらも撤去の予定を進めていたところですけれども、そちらについても同じように、近くに寄らないようなというような対応をして、併せて撤去の対応ですね、こちらのほうも急ぐように進めてございます。

玉造副委員長)ありがとうございます。
 バスケットボールのゴールの、何ていうんですか、この支えてる足の部分の腐食とかが発見されたということですけれども、それは現在も使っているものなのか。もしね、使用されているものであれば早急に撤去、そして新しいものをというふうに思うんですけれども、いかがですか。

教育部長)こちらにつきましては、既に地元のほうから話があったもので、対応の検討ですね、それを進めていた案件でございます。もともと古いもので、使用していなかったというものでございます。

玉造副委員長)本当に今回のこの、樹木が倒れて、市民の方の車が事故に遭ってしまったということですけれども、本当にこれに関連する全てのところをきちんとやっていただいて、事故のないようによろしくお願いいたします。ありがとうございます。

岡野委員長)ほかにご質問等ございませんか。

中根委員)ありがとうございます。
 こちらに書いてある、安全点検を実施したって書いてあるんですけど、どのような安全点検をしたのか、ちょっとお聞きしたいです。

スポーツ振興課長)事故、倒木がありまして、毎日周回の危険物とかそういうとこはやってるんですけど、再度やっぱり、樹木が多いですから、念入りにっていうか、高木も運動公園なんかは多いので、そういうところも再度安全点検をやったような次第でございます。

中根委員)ありがとうございます。
 教員時代も毎月安全点検、学校の遊具や木のほうもやってましたので、毎月職員の方で点検してもらえればと思います。
 あわせて、この運動公園、夜ウオーキングなんか行くんですけど、西側の街灯ですか、そこにも木が鬱蒼と茂っててちょっと暗い部分があるので、枝の伐採とかしてもらえると、ウオーキングしてる人たちの安全にもなるんじゃないかなと思いますので、そちらのほうもよろしくお願いします。

スポーツ振興課長)こちらは毎年植栽管理として予算を確保してありますので、順次、どうしてもやはり暑い日が続いて、なかなかそれに追いついていかないところもあります。計画的に、やはり運動公園等は予算も計上はしておりますので、順次そういうものは見ながら、適正な管理をできるだけ努めてまいりたいと思ってございます。

中根委員)ありがとうございます。
 あわせて、木の葉っぱですか、すごく落ちてて、それが強風のとき近所のほうにもたくさん、吹き溜まりのほうに葉っぱが集まってるっていう話も聞いてるので、できたらこのフェンスのところに網なんかを引いてもらうと、外に葉っぱがいかなくて、あと、事故にも関係なくなるのかななんて思うので、網のほうの対応もよろしくお願いしたいと思います。

スポーツ振興課長)今委員のおっしゃった件なんかも、やはり私のほうも確認はしてございますので、随時、予算が確保できればそういうところも検討してまいりたいと思います。

中根委員)ありがとうございます。
 ぜひ安全安心のためっていうことで、命に関わりますので、ぜひともよろしくお願いします。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

富田委員)1つ目が、強風で倒木になって事故に至った倒木はこれでしょうけども、事故に至らなかった倒木っていうのはどのぐらいあるもんですか。この間の強風でいうと。

スポーツ振興課長)3本確認されておりまして、それはもう、事故前にもう既に伐採の予定でございましたので、合計で3本確認されてます。で、1本が倒木したような状況でございます。

教育部長)すいません、補足説明させていただきます。
 今、3本と言いましたのは、樹勢の衰えているということで伐採を予定していた木が3本ということでございまして、倒木につきましてはこの案件1件のみでございます。

富田委員)ほかには倒木しなかったということで。
 教育委員会所管で持ってるところだけじゃなく、こういう案件があった場合は、例えば風土記の丘なんかはもう……所管外。ここでしたっけね。いろんなほかの所管もあると思いますけども、ちゃんとこう報告して、こういう案件があったということで、人に当たるとちょっとまずいと思うんで、そこはちょっと共通認識の中で、みんなに伝えていただけるといいかなと思います。すみません。ありがとうございます。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご質問、ご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 以上で、本日の文教厚生委員会を閉会いたします。






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