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令和5年度 複合文化施設建設特別委員会

 第6回(3月13日)
出席委員 石橋保卓委員長、新田茜副委員長、鈴木将史委員、富田雅史委員、中根淳一委員、鈴木康仁委員、飯村一夫委員、川井幸一委員、櫻井茂委員、岡野孝雄委員、玉造由美委員、勝村孝行委員、谷田川泰委員、小松豊正委員、山本進委員、村上泰道委員、関口忠男委員、池田正文委員、菱沼和幸委員、岡野孝男委員、高野要委員、鈴木行雄委員
市執行部 市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(瀬尾正幸)
議会事務局 局長(神谷一美)、次長兼政策調査担当(中山善正)、庶務議事課長(木ア憲一)、課長補佐(信田英二)


石橋委員長)ただいまから、複合文化施設建設特別委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の委員会にあたり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに、議案第13号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第9号)のうち複合文化施設建設特別委員会の所管に係る部分を議題といたします。
 本案について執行部に説明を求めます。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)私からは議案第13号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第9号)のうち、駅周辺にぎわい創生課が所管するものについてご説明申し上げます。
 補正予算書の46、47ページをお開き願いたいと思います。上段にあります、款総務費、項総務管理費、目複合文化施設整備事業費といたしまして660万円を減額するものでございます。内容といたしましては、複合文化施設整備基本計画策定業務委託の請負差金分でございます。
 戻りまして、補正予算書5ページをお開き願います。第2表繰越明許費補正といたしまして、委託料の減額と合わせまして、設定させていただいております繰越明許費も補正させていただくものでございます。
 続きまして、補正予算書の66、67ページをお開き願います。上段にございます、款諸支出金、項基金費、目複合文化施設整備基金費といたしまして2億円を増額するものでございます。内容といたしましては、本年度新たに設けました複合文化施設整備基金につきまして、基金の積立額を増額するものでございます。説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

石橋委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

小松委員)何点かですね、質問をいたします。今、説明がありましたように、5ページでは、減額、補正前の金額ですね、2,623万5,000円ですか。これを1,963万5,000円に減額すると。それで今説明ありましたように委託料を660万円減額するというふうになっております。
 それでですね、質問としては、そもそも聞いておきたいと思いますけれども、その2,623万5,000円とは何のために、いつの議会で予算化したのか。まずお伺いしたいと思います。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)この2,623万5,000円につきましては、昨年度の9月議会におきまして、基本計画策定業務委託のためにお認めいただいたものでございます。以上でございます。

小松委員)そうですよね。それでですね、この言葉としては、基本計画策定業務委託。どこに、いつまでに、もっと具体的な、どういうものを委託するために予算を組んだのか、お伺いします。期限はいつまでの期限でですね。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)契約日が令和5年の12月19日となっておりまして、履行期間は令和5年12月20日から令和7年3月14日、451日間となっております。
基本計画の内容といたしましては、事業の概算事業費やその規模、またスケジュール等について検討していくものでございます。以上でございます。

小松委員)確認しますけれども、いつからいつまでというふうに期間を組んでいるのか、もう1回。さっき言われたと思いますけれど、ちょっと聞き取れなかったので、ちょっとすいませんけれども。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)履行期間につきましては、令和5年12月20日から令和7年3月14日までとなっております。以上でございます。

小松委員)それではお伺いいたします。これを委託したのは、どういうところなのか。具体的なお名前をお聞きします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)受注者でございますが、株式会社横須賀満夫建築設計事務所でございます。

小松委員)横須賀満夫設計事務所です。水戸市ですよね。これは、ちょっと調べても、かなりいろいろ大きな仕事をされていて、その中で水戸市の市民会館ですかね、それを造ったということも書いてあるようです。
 そこで、せっかく組んだんですね2,623万5,000円を。なぜ早々と今回6,600万円も減額する…660万円ですね、失礼しました。660万円も減額するのか、どういうことなのか。せっかく組んだのに。7年まであるわけでしょ。7年の3月14日まで期間があるんだけれど。なぜこの段階で660万円削るんですか。減額の理由は。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)入札の差金によるものでございます。以上でございます。

小松委員)つまり2,623万5,000円で組んだんだけれども、入札したらば、それ以下で入札されたということで660万円浮いたという。浮いたといいますか、そういう差金ね。だから減額すると。補正予算でという意味ですね。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)はい。そのとおりでございます。

小松委員)それでですね、具体的にこれまでこの横須賀設計事務所は、どういう仕事をしてきたんですか。今まで。契約してからですね、これまでの間。その内容をお伺いいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)現在は場所が確定はしておりませんけれども、どちらにしても駅の周辺が候補地となっておりますので、その辺の技術的な課題等の洗い出しとかですね、先進事例とかを見習いまして、どのような手法が適当かというところの検討を実施し、今行っているところでございます。以上でございます。

小松委員)具体的なそういう駅周辺の場所とか、先進事例でそれは何かそういうことやってきただろうっていうんだけれど、何か成果といいますか、具体的にこういうことだっていうことで、資料なんかは上がってあるんですか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)現在検討中でございますので、その辺の資料についてまだ取りまとめは行っておりません。以上でございます。

小松委員)それでちょっとお伺いしますけれども、この間、審議会がずっと開かれてきました。審議会にはかなり立派なといいますか、一定の水準の資料が出てきていますよね。審議会の皆さんにですね。その後からホームページに載っかっているわけですけれども。こういう審議会との関係。資料作り。アドバイス。これはどうなんでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)審議会の資料につきましては、事務局のほうで作成をしております。以上でございます。

小松委員)審議会には、私も傍聴していたんだけれども、そういう紹介があって。1回くらいなんか顔を見せたようなことがあるんだけれども。審議会がずっと開かれてきているわけですけれどもですね、そういう中で、審議会の体制っていうか、審議会の前に、事務局にいろんなアドバイスをするってことはないんですか。この横須賀満夫設計事務所が。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)今後、基本計画の策定にあたり、技術的なところではこちらから助言を求めることはあるかもしれないですけれども、審議会について意見を向こうから言うということはございません。以上でございます。

小松委員)市長直轄組織ということに私理解しておりまして、にぎわい創生課、あるいは複合文化施設整備審議室というのが、複合文化施設整備事業室というのがありますよね。その方が審議会ではいろいろ説明をされていることを私は聞いてまいりましたけれども。そういうふうに今、先ほど言われました、駅周辺の様々な問題を検討してもらっているっていうことなんですけれども。皆さん方、この執行部のこういう専門部の専門的な方々と、この横須賀満夫設計事務所っていうのは、いろいろせっかくそういうふうにお金を払ってですね、アドバイザーというかコンサルタントというか、そういうふうに知恵をいろいろ聞いて、これはどうしたらいいんだとか、あるいはこうなんだとか。そういう打ち合わせとか協議っていうのはしていると思うんですけれど、いかがですか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)今後の事業規模とかですね、予算の設定とか、その辺の技術的なところにつきましては、現在打ち合わせをしているところでございまして、今後の審議会、また委員会等でご説明していく資料のうちの参考になるというふうに考えております。以上でございます。

小松委員)それでですね、もう1つ私がよくわからないのは、市長直轄組織、わざわざ市長直轄組織。石岡の様々な部・課は全てですね、市長が執行する最高責任者として、全部やはり相談を受け、あるいは自分の意見を述べ、方向性をやるとかそういうふうなことで、そういうふうになっていると思います。この市長直轄という、ものすごく直轄ですから、もう一体、市長の考えで一体ということなんですけれども…

石橋委員長)小松委員に申し上げます。補正予算の内容について質疑をお願いいたします。

小松委員)はい。関係しているから質問しておりますけれども、その点は、どうなんでしょうか。というのはですね、先ほど言った横須賀満夫設計事務所のこの補正予算をそういうふうに減額するということなので、そのところがどういうふうな役割を果たしているかとの関係で、石岡とこの横須賀設計事務所っていうのは、様々な意見交換をしているということで理解していいんですか。それがずっと気にかかったところで聞きたいと思いますけれど。

石橋委員長)ただいまのご質疑、ご質問については、本日の案件とはそぐわないものであるというふうに考えますので、別な質問でお願いをいたします。

小松委員)はい。わかりました。委員長がそういうことなのですね。
 それで、もう1つの積立金の問題ですけれども。1億円をですね、昨年度積んで、今回は2億円を積んで3億円ということなんですよね。これはどこまで積み立てるふうに考えているのか。いかがでしょうか。これはやってみなきゃわかんないってことでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)今は正確な事業規模が決定しておりませんので、積立額の明確な目標というのは設定しておりませんけれども、事業実施にあたっては、補助金や特例債などの活用を検討もしておりますけれども、当然一般財源の支出も出てまいります。可能な範囲におきまして基金を積むことによってですね、財政面で負担が少なく、確実に事業が成功できるよう、基金を積み立てるものでございます。以上でございます。

小松委員)これは財政推計、試算でもありますように、なかなか石岡の財政状況というのは大変な状況にこれからはなってくると予想されるし、そういう中で複合文化施設の問題というのは、非常に大きな財政負担になるというふうに理解をしております。それで、こういうふうにですね、今回は2億円を積んで3億円にすると。石岡の予算は380億、350億とかそういう中での3億だからね、大きいんです。それでこうなってくると、一体その複合文化施設とは何を指すのかということが問題になってくると思うんですよ。
 市長はですね、当面は市民ホールなどだと言うんですけれど、同時に、この間のこの委員会のときには、図書館とかふるさと歴史館とか、そういうことをイベント広場に造るんだということで、そういうことを言っているわけですよね。ですから、この複合文化施設っていうのは、市民ホールだけなのか。図書館とかそういうのも含むのか。そういうものを含んで複合文化施設と言っているのか。この定義がですね、明確にしないと非常にこれは曖昧になってくると思います。
 それで、今お聞きしたいんですけれども、複合文化施設のための3億円になるわけですけれども。何を指して、何のための3億円ですか。この明確な区別しておかないと駄目だと思うんですよ。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)この基金につきましては、先日の中間答申にもございましたけれども、私どもで担当しておりますホールを核とした複合文化施設のための基金というふうに考えております。以上でございます。

小松委員)市民ホールを核としたって、それが1番の市民の皆さんが早く造ってくれと。身の丈に合った予算でと。これはみんな、市民の共通した願いだと思うんですけれども。しかしですね、市長はですね、図書館とかそういうことを言っているわけですから。この間の2月6日でしたっけか。それで、そこはイベント広場に造りたいというふうに言ってるわけなんで。これは、はっきりその市長との関係でもね、はっきりしてもらわないとね、非常に困るんですよ、これは。どうなんですか。曖昧なのか。それとも担当部局としては、市民ホールなどで3億円ということなのか。それ以外も含めて3億円という、そういう理解をされるのか。明確にちょっと答弁をお願いしたいと思います。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。先ほど参事のほうからお答えいたしましたように、この3億円は、現在進めている中間答申が出た複合文化施設のための基金でございます。
 前回の特別委員会でも市長がお話しましたイベント広場につきましては、現在それができるかどうかを指示したところでありまして、まだ現在そういった財政的な面とかそういったものを、今調整しているというような段階でございます。以上でございます。

小松委員)今、答弁ありましたように、市民ホールなどに限定した3億円だというふうに理解してくれということですよね。私は、今の点については以上です。

石橋委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第13号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第9号)のうち複合文化施設建設特別委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は終了したわけでありますが、本件にかかる委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、複合文化施設整備事業についてを議題といたします。
 前回の委員会におきまして、執行部より複合文化施設整備審議会の中間答申の説明と、それを受けての市長のお考えが示されたところですが、委員からは、候補地である鹿島鉄道跡地の排水路の件や、イベント広場への民間提案の件について報告を求める声がありました。つきましては、建設候補地の状況について、執行部に説明を求めます。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、私から建設候補地の状況について、ご説明を申し上げます。お手元に配付しております資料をお開き願いたいと思います。
 前回の特別委員会において要請を受けました、鹿島鉄道跡地における排水路の位置につきましては、資料1において赤枠で示しているもののうち、右側のものとなります。この排水路は石岡駅郵便局周辺に集水した雨水等を、JR常磐線の鉄道下を通り、鹿島鉄道跡地内を経由して、山王川へ放流しているものでございます。大部分が暗渠となっておりますが、山王川と接続する手前の一部分は開渠となっている状況でございます。なお、左側の赤枠でお示ししております排水路につきましても、同様にJR常磐線の鉄道下を通り山王川へと接続されているもので、道路整備と併せて改良工事がされている状況でございます。
 次に、排水路の状況でございます。資料2をご覧ください。JR側から暗渠となっている排水路は、山王川へ接続される手前の一部が開渠となっております。現地を確認したところ、JR常磐線側から既設されております暗渠排水の排水溝はコンクリート現場打ちで、その大きさは幅が90センチ、高さが90センチ、土被りは約16センチとなっております。また、山王川への流入口はボックスカルバートが設置されており、その大きさは幅が110センチ、高さが90センチとなっております。現地を確認した際には、水量は少ないものの、常時排水が流れている状況でございました。鹿島鉄道跡地へ施設本体を整備する場合、敷地内で発生する雨水についても当該排水路を介して山王川へ放流することが想定されますことから、排水路の改修等についても検討を進めていく必要があるものと考えております。排水路の改修に当たりましては、関係部局と十分調整を進めながら、検討してまいりたいと考えております。
 続きまして、いしおかイベント広場への民間提案についてご報告申し上げます。前回の特別委員会におきまして、企業側の提案内容について提示していただきたい旨のご要望を受けたところでございますが、現在、いしおかイベント広場への出店意向を示しております2者のうち、具体的な提案がされておりますのは1者となっております。企画書の提出を受けました産業戦略部におきまして、その1者に対し提出された資料の開示の可否について確認しましたところ、市側から必要機能の提示を受ける前に仮に作成した参考提案書であるということから、非公開を前提としているということでございます。さらには、参考提案書による誤解を生じさせないといった理由から、開示は控えてもらいたいとの回答をいただいたとのことでございます。このことから、特別委員会への開示は控えさせていただきたいと考えておりますので、ご理解賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。説明及びご報告は以上となります。よろしくお願いいたします。

石橋委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

小松委員)説明をいただきまして、それでその上で確認をしたいんですけれども。つまり2022年の9月14日の特別委員会で、当時のですね、当時の構想に基づいて測量委託料が591万8,000円と。地質調査委託料が3,792万8,000円。合わせて4,384万6,000円ということが提案されて、そもそもこういうところに造るのは、調査だけでこんなにかかると。その上、実際造るならば杭を打たなきゃならないと。そういうことで、この提案が賛成5反対15でこれは否決されまして、それで一旦市長の構想は中断。現在に至るということになるわけです。ですから、現在においても当時の試算は否定するものではないわけでしょ。もう少し正確にするのは必要かもしれないけれども。この辺の認識はいかがですか。金がかかるということですか、ここを使えば。そういうことを先ほど説明されていると思いますけども。そのことについて、お考えを聞きたいと思います。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。この排水路に対してのご説明は、こういう状況であると。今後、ここに建物をもし建てる場合ですと、この排水路もさらに検討が必要だという説明をさせていただいたところでございます。以上でございます。

小松委員)排水路の説明があって。だから、排水路を含まない測量、地質調査委託。これは必要だということは否定されませんですので、かなりのお金がかかるということが前提だということを認めておられるというふうに、私は受けとめますけれども。それでよろしいですか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。場所につきましては、どの場所でやる場合でありましても、地質調査というのが必要になってくると思いますので、今回のこの場所についても、そういったものが必要になってくるというのは考えております。以上でございます。

小松委員)いや、それは一般論を言っているわけであって、何か物を造る場合は、必要な測量とかが必要だというのは一般論であって。ただ、私たち議会が問題視しているのは、えらい金がかかると。そうでない。こういう軟弱地盤だから、大変なこれお金かかるねということなんですよ。イベント広場の場合は、全く地質が違いますから。必要な、そういう調査は必要かもしれないけれども、こんなに金かかんないという認識なんですよ。だから、前回の2022年9月14日に、あなたは同じ部門だったと思いますけれども、提起された補正予算の額は否定されないということなので、そういうことを前提として、今は排水溝の問題があるということを説明されたということなので、何ら議会の認識を変えるものではないんですね。そういうことが前提として、執行部、市長はですね、このいわゆる駐車場跡地に造るという方針なわけですから、そういうふうに認識します。だから、そのことについての我々の見解を否定したり、または修正したりすることはないということで受けとめるしかないです。何かご意見があれば、おっしゃってください。

石橋委員長)小松委員、質疑は終了ということでよろしいですか。

小松委員)いや、そういうふうに理解するしかない理事の答弁であったということでよろしいんでしょうかということを、確認の質問をしています。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。今回、この排水路の説明のほうは、特別委員会でもわかりたいということで説明をさせていただいたものでございます。以上でございます。

小松委員)私の考えている、主張したことを否定されませんので、そのように理解いたします。以上です。

山本委員)もともとかしてつ跡地の軟弱地盤の問題は、多くの議員が心配したことなんですけれども。そこであえて市長は、ちょっと白紙撤回されたら、複合施設をですね、何としてもこのかしてつ跡地に建設するんだということを言われていましたが、今回ですね、この示された排水路、暗渠と開渠があるわけですが、これがさらにそのかしてつ跡地に新しい施設を整備するにあたっては、軟弱地盤の問題に加えて大きな障害になるという認識は、執行部にありませんか。市長の暴走列車。誰が何と言っても、誰が反対しようともかしてつ跡地に、駅東に施設を建てる。これを止めることはできないですかね。大きな問題として捉えているのかどうか、確認させてください。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。この排水路の問題、現在も使われているものでございますので、これを今後、鹿島鉄道跡地に建物を建てる場合には検討しなければいけない問題ではあるというふうには認識しております。以上でございます。

山本委員)検討していただくのはもちろんなんですけれども、大きな障害になるという認識ありませんか。とてもこれではここへ大型施設を建設するのは難しいという認識には、考えには至らないですか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。この排水路の問題が大きな問題になるとは認識はしておりません。いろいろな方法で、これをまた再整備することは可能だというふうに考えてございます。以上でございます。

山本委員)私は、市長の暴走を何としても執行部2人に止めていただきたいなという思いから発言させていただきましたが、今の答弁で結構です。わかりました。

新田副委員長)質問ではない、意見にはなると思うんですけれども、先ほど参事よりもありました資料の提示の件について、前回の委員会の中で、企業からいただいてる提案書についてお示しをいただきたいということで、意見をさせていただきました。先ほどのお答えでは、担当部に問い合わせたところ現段階では開示はできないということでお話がありました。
 前回、2月6日の委員会の中で、市長がですね、この民間提案については、中間答申を受けたけれども、民間として今後どんな提案ができるのか、その中にホールが入ってもいいですよというような提案があったら、そっちのほうがより良い提案だと思えばそれを採用していくというふうに、前回の委員会の中で市長がお答えをしておりました。なので、いずれにしてもこの審査の中において、この企業提案というのが非常に重要な情報であると思いますので、現段階では出せないというお話でしたが、引き続き、提案の提示の要望のほうをお願いしたいというふうに思います。こちら意見とさせていただきます。以上です。

高野委員)今、排水路ですか。やはり、あそこの敷地から線路っていいますかね、常磐線を越えて、あそこの山王川へ持っていくっていうのにはね、大きなこれ事業になるかと思うんですよね。そしてこの排水。この排水もですね、しっかりとやっておかないと、本当に液状化を逆に倍増してしまうと。上水はきっちりはくと。そういったことをしっかりやらないといけない。それにはですね、今この排水路、これは田んぼの用水路と一緒です。元々はこれ田んぼの用水路だと思います。あそこは湿地ですから。かしてつだけがあって、あの田んぼの後ですよね、ソントンの工場もありましたけれど、そういった類のものであってね。これを活用するなんてことは、もう本当言語道断だと思いますし、かなり大掛かりなものにしていく可能性があると思うんですね。
 ですから今、山本委員からもですね、お話がありましたけれども、まずはこういったところ、こういったところもですね、話をするのであれば、一番最初に設計事務所と。そこに常磐線が絡んでいるわけです。駅を造るときにもですね、あれだけの大きな工事になったわけです。あれは上です。今度は線路の下でありますから、もっともっと。それでこんな小さいものじゃない。何かのときには中にちゃんと人が入って、出入りできるようなね、そういった排水路になってくるかと思うんですね。だからその辺のところをね、今、理事から安易に問題はない的な発言で、私は認識を受けたんですけれども。やはり事業をするというのであれば、物だけじゃないんです。こういったところも、私はしっかりとね、考えていかなければならないのかなと思うんですね。ただやりたいからやらせてくれじゃない。そこに物を造るんであれば、一から始めなくちゃいけないわけです。今、1を抜かして2、3と進んでおりますけれども。その辺のところの認識についてね、お伺いをいたします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。先ほど答弁させていただきましたように、ここに複合文化施設が建つ場合、その事前調査というのは十分しっかりやっていくようにしてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。

高野委員)私は、考えていきますとかいうそういう問題じゃないと思うんですよ。市長はここで造るんだとしてるんですから。そういった状況の中では、こういったことはね、きちっともうね、しっかりしたものになっていて然りなんですよ。後から考えますよじゃない。
 排水路ね、この地盤沈下、それと液状化、みんなこれ心配しているわけです。今、マスコミでね、テレビで大変な問題でしょ。30年後には大きな地震が来るよと。そういったときにね、やっぱり液状化は起こるものと考えなくちゃいけないんです。それを、そのときに物を造るんであれば、どれだけね、小さく食い止めるか。なるべく上水はきちっとね、排水して地盤の状況を良くするとか。そういったことを抜いてね、今、地盤沈下、液状化とかなんかってのはね、全然問題にしてませんけれども、必ずあるんです。一度あったんですから。それを除外してね、そういったことは大丈夫なんですよ、杭を打てば。杭は建物だけですよ。敷地全部には当てはまらないんです。敷地全体を考えるのは、この排水なんです。だからこの側溝の水をはくことの重要性っていうのを、私はしっかり考えてね、やっていかないと。大きい建物は残ります。周りの小さい建物ね、杭とかなんか簡単にやったものは全部液状化で倒れていきますよ。公園も造るんでしょう。木も何も全部倒れます。この排水、何でもそうです。この重要性っていうのを、私は認識しなければいけないのかなと、かように思います。もう答弁は結構です。

川井委員)今おっしゃられた高野委員のお話は、私も以前から言っている部分であります。液状化した部分、敷地、今現在、2011年以降、そういった地域が東日本にたくさんありましたけれども、そういったところに建物を建てているのか。軟弱地盤にそういうことをするのかということを、再三伺ってまいりましたけれども、その点についてもはっきりとしたご回答は得られないままでいますから。私もその点が大きな問題であるということを一つ、同じように提言してまいります。
 ちょっとお聞きしたいのは、先ほど副委員長が申し上げました、企業が資料を提示しないという点について伺います。一般論。先ほど小松さんも言っていましたけれども、一般的に考えるというか、常識的に考えて、企業がともに石岡市と一緒にやりたいと言ってきている事業の内容、そういったものを提示しないというのは、常識的に考えて、考えられない話なんですよ。ともにやろう。だったら私たちはこういう条件を出しますから、石岡市ではどうですかとして議論を進めるのが本来の進め方なのに。向こうから言ってきている話ですから。そこをかたくなに資料が請求できませんという話は、もう私も議員となりましてちょっと根性が曲がってきましたので、おかしな詮索しかしませんけれども、裏に何かあるのかなと。言えない、出せない事情があるのかなとしか思えない案件です。これ何度かお聞きしていますけれども、資料は今後とも出せないというお考えなんですか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)今後については何とも言いがたいところでございますけれども、今回は産業戦略部のほうで問い合わせたところ、あくまでも参考提案書であるというため、非公開としたいという回答をいただいたと聞いております。以上でございます。

川井委員)課長もいい人なんですね。さっきとちょっと若干変わって、こちら寄りのご回答をいただきました。やはりね、物事を進めるのには、やっぱり私たちもここで溝を作りたくないんですよ。何回も言っているように、執行部と議会側で溝を作りたくないというのは、やはりそこで真剣に中身を議論したいし、本音でいろいろと話した中で進めていかないと、本当に大きな事業ですので、そこで大きな誤解を生んだり、失敗してもまずいという部分も含めてそういうお話をしています。
 今言ったように、今後という部分に未来というか、光があるのであれば、そこは執行部として、何が何でもその部分は提示できるような努力をしていただいて、今聞きますと、違う担当課、産業戦略部への確認もしているということですので、そこへ本当に強いアプローチとともに、やっぱり何度も言いますけれども、そこの部分が見えてこなかったら、ちゃんとしたこの話進んでいけませんので。ぜひともそこは今後力を入れてやっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

櫻井委員)ちょっと今、川井委員のほうから質問がありましたので、私のほうも今の質問と答えの中で確認したいんですけども。産業戦略部のほうに確認したら、企業側のほうではできれば公開してほしくないと言ったっていうことなんですけれど。企業側の提案というのは、複合文化施設を石岡市が整備するにあたって、イベント広場と駅東側の土地が候補地に挙がっているので、企業側としてはイベント広場であれば、石岡市と公共施設と一緒に自分のお店って言ったらいいんですかね、店舗を出したいという希望で出されたんですよね。そこをまず確認したいんですが。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)イベント広場につきましては、スーパーのほうで出店をしたいと。できれば公共施設も市として建設する意向があるのであれば一緒にやっていきたいというような提案を受けているところでございます。以上でございます。

櫻井委員)2者提案があって、1者が具体的っていうような答弁だったと私聞こえましたけれど、もう1者さんはどんな提案をされたんですか。出たいって口で言っただけなんですか。具体的にご説明いただきたいと思います。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)そちらについては、ちょっと確認をしませんと回答ができませんので…。

〔「産業戦略部だったら、昨日聞いてるわ」と呼ぶ者あり〕

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)確認をさせていただきます。

櫻井委員)そうしますと、市長直轄組織としては、企業側からイベント広場に出店したい、公共施設と一緒にやりたいんですっていう提案は、複合文化施設と一緒という捉えは全くしてないということで、認識しているっていうことで聞こえてしまうんですけれど、そういうことでよろしいでしょうか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)イベント広場への出店の2者に関しましては、直接こちらの市長直轄ではなく、産業戦略部のほうと交渉というか、申請書のほうを提出していただいているという形でございます。以上でございます。

櫻井委員)私個人はですよ、これまでの複合文化施設建設事業に関してのいろいろな議論、特別委員会の議論も含めて企業側から提案があったと。当初1者があって、次にそういったニュースが流れたので、もう1者が出してきたんだというふうに、私自身は整理していました。
 今、お話を聞くと、産業戦略部なのでうちは関係ないというふうに聞こえるんですけれども。そうすると、複合文化施設建設に関しては、イベント広場は市長直轄組織は全く考えていなかったっていうことを証明してしまったことになっちゃうんですけれども。そういうことでよろしいんですね。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)あくまでも当初からいしおかイベント広場、駅の2か所で候補地を絞って進めておりました。先ほど申し上げましたとおり、企業誘致という観点からイベント広場に出店をしたいという提案は、産業戦略部のほうで受け付けをしているという状況です。以上でございます。

櫻井委員)なんて言ったらいいんですかね。通常、民間の発想でいけば、当然民間の出店する企業さんは、一定程度の店舗の大きさですね、規模。それとあと駐車場。これは前提だと思いますので、またその出入口の広さって言ったらいいんですかね。利用者の方々の安全の確保といったことをトータル的に考えて、その敷地の中で、できればこういうところを占有したい。よく言われるのが、民間の方は1階を使いたい。公共施設については2階を使っていただくということで、公共施設の場合は利用目的がある程度はっきりしていますから。民間の場合は競合が激しいので、わざわざ2階に上がって買い物するよりはということで、民間のほうは1階を希望するということで私聞いていますので。
 そういった意味では、今回の複合文化施設に関しましても、当初からですね、市長直轄組織が統括して、各関係課との議論を取りまとめているということで説明も受けていますし。そういった情報は当然把握した中でイベント広場がいいのか、駅の東側がいいのかという議論の際に、いろいろな情報を市長直轄組織が持っていて、市長に対して意見具申するなり、質問が出た場合は答えられるようにしておくのが、市長直轄組織の役割じゃないかと思うんですけれど。それが全くできていないっていうことを、今、自ら発言したことになってしまうので。そういう理解で我々は聞いてよろしいでしょうか。再度確認します。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。先ほどもご答弁申し上げたとおり、イベント広場へ出店したいという民間提案があったというのは、市長直轄組織でも理解をしていますし、情報は共有しております。
 ただ、その中で企業誘致という観点から、窓口になるのは産業戦略部だということで、市長直轄組織もその情報は共有しておりますが、そのやりとりにつきましては、産業戦略部のほうで行ってもらっているという状況です。以上でございます。

櫻井委員)それじゃ、今から産業戦略部呼びますか、ここに。委員長にお願いして。要するに、市としての代表として、市長直轄組織の職員は今この場にいるわけですよね。我々議員は、特別委員会を設置して、複合文化施設に関する議論を、内容を深めていこうというのがこの場のはずなんですけれども、うちじゃないので、産業戦略部なのでわからないっていう答弁になっちゃいますと、この特別委員会を設置した意味がないし、市長直轄組織の皆さんが、全部を統括して今回の事業を、事務方として取りまとめているんだよという言葉は、違ったことで聞こえてしまうようになってしまいますね。
 また、市長も本来であれば、市長直轄組織にその事務を任せているはずなのに、市長と市長直轄組織の間ではそういった議論はされてないんですか。要するに、自分たちに関係ない案については、うちは知りませんので、そちらでお願いしますということで今後も行くということでよろしいんですかね。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。同じ答弁になってしまうかもしれませんが、先ほどから申し上げておりますとおり、企業誘致という部分では産業戦略。その情報は共有をしておりますし、今後、中間答申を受けまして、今後のその展開の部分に関しましては、お互いに協力して進めていくという状況でございます。以上でございます。

櫻井委員)何度も同じ質問をしてあれなんですけれども、それではお尋ねしますけれども、企業側さんのほうでは、自分たちが提案した内容をそのまま議会のほうにはというお話だったと思うので、これ議会側としては、別に企業側が提案してきた提案書全てを見せろって言っているわけじゃないんですよね。その概要がわかればいいので。
 本来であれば、産業戦略部と密接な関係を市長直轄組織が持っていればですね、市長直轄組織が、我々のほうで企業さんとあたってですね、どの程度までだったら公開していいか。場合によってはその提案書の加工を行って、A4のペーパー1枚ぐらいでまとめたもので、こういうので議会側に説明してもいいですか的な交渉が本来あってもいいとは思うんですが。そういったことをやった、また、やろうとした経過はありますか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。これまでイベント広場に民間の提案があったという内容につきましては、先ほども言いましたように、情報の共有はしております。その内容の1者につきましても見させてもらっているものでございます。
 ただ、先ほど言いましたように、今回提案を出せないというのは、直接担当している産業戦略部のほうに確認をしたところでございます。以上でございます。

櫻井委員)市長直轄組織のスタンスっていうのがわかりました。議会側が求めているのは、要するにイベント広場でなぜ駄目なのか。駅東地区、なぜそちらがいいのかっていうところを、トータル的に判断するための考え方の資料として求めているわけですね。全てを出せと言っているわけじゃないんですよね。今までも全て出しているわけじゃないでしょうし。
 ですから、市長直轄組織としては、関係各課との調整役あるいは中心的に今回の議論の整理を議会側に求める窓口として、本来、先ほど申し上げたように、提案の内容を要約したものを出すという交渉をすべきじゃないかと思うんです。それを委員長と調整していただいて、この程度で、議会のほうで説明させていただくのでよろしいですかっていう、そういったところで議会側の情報を求める部分での妥協とは言いませんけれども、そういった工夫をしてかないと、議論が進まないと思います。何か変にこう対立姿勢のままずっと行ってしまうと、審議会の問題もそうですけれども、決して良い方向には向かないと思います。
 数十億円の予算を使う。前回の予算規模だと120億を超えていたわけですから。そういった意味では、より良いものを造ろうということで特別委員会を作っているわけですから、ぜひですね、特別委員会の意向に沿うように努力、またそういう姿勢を示してほしいです。姿勢が示されないと、我々もちょっと議論できないですね。以上、私はそれを申し上げて終わります。

山本委員)前回は市長、副市長がこの委員会に出席されたので、今日、市長にお尋ねしたいなと思ったんですが、いらっしゃらなかったので先ほどは質問しませんでしたけれども。審議会のあり方はですね、もう結論ありき、駅東にどうしても建設用地を決めるんだという方向で誘導されて進められたという印象はぬぐえませんでした。したがって私は、委員辞職願いを出させていただいたわけですが。
 市長は何としても駅東に新施設をということで、その目的理由はわかりませんけれども、これだけ多くの問題課題を抱えている駅東地区にですね、なぜこだわるのかわかりませんけれども、1つですね、石岡市の商工業を担ってきた、石岡の経済を支えてきた商工会議所がこぞって新施設はイベント広場に建設してほしいという要望を出しているんですね。それに対してまず1点。執行部はどういう回答を出されていますか。それもやはり産業戦略部でないと答えられないですか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。商工会議所からの複合文化施設をイベント広場にというのは、要望が出ているのは存じ上げておりますし、回答もこちらでしております。
 その中で、中心市街地の活性化という意味でイベント広場の活用も必要ですし、複合文化施設につきましては、今議論をして、今後場所の選定等をしていくというような回答をさせていただいております。以上でございます。

山本委員)そもそもですね、谷島市長が新施設の建設用地としてですね、駅東地区とイベント広場を提案されましたけれども。はっきり言って、この前一般質問でもちょっと時間切れで私最後まで発言できませんでしたけれども、イベント広場はただの当て馬で、何としても駅東に建てる。先ほどの繰り返しになりますが、誰が反対しようと、何があろうと、駅東に建てたいという何か思惑があるんではないかなと疑ってしまうほど、谷島市長は駅東地区にこだわっていますよね。
 それじゃイベント広場をどうするんだという、一般市民あるいは議会の怒りを静めるために、突然、何の前ぶれもなく、イベント広場はふるさと歴史館を建てると。そんな話で、その中身は、事業規模はと聞いても何も決まっていない、これからだということで。こんな状態で駅東地区にですね、新施設を建てるということで、そちらの検討作業が、偏ってですね、進んでいくのであれば大変なことだと思いますので。
 もう繰り返しになりますけれども、執行部の2人からですね、市長に。暴走列車止めてくださいよ。今、この特別委員会であった議論を正しく市長に伝えて、本当は市長に同席してもらいたかったですよね。市長、副市長に代わってお2人が全権をもってここに執行部として出席されているわけですから。その点、くれぐれもよろしくお願いいたします。くどい話になりますけれども、何としても一言発言させていただきたかったので、お時間をいただきました。

小松委員)今日の特別委員会でも議論がありましたように、鹿島鉄道跡地については、地盤の問題も排水溝の問題も、様々な大きな問題があってどうかと。しかも今、能登地震とかですね。あと、東日本地震の13年目でもあるということで、心配しているわけです。しかしですね、そういう心配を我々本当にするんですけれども、しかし市長はですね、この鹿島鉄道跡地にこだわっているとしか言いようがないんですけども。なぜかと。なぜそこまでですね、みんなが心配しているのに強行しようとしてるのかというところが、非常に私は重大な問題だと思うんですよ。
 だからですね、そういうことを考えてみた場合に、私が前段で質問したのは、先ほど言ったコンサルタント会社ですね。横須賀満夫設計事務所というのがここでのアドバイザーになってるというわけなんで。コンサルだと。それとの関係がどうなのかっていうことを私は明確にしてくれというふうに、先ほども言いました。これは今の市長の任期が間もなく切れるので、これが大きなやっぱり争点になるということもあるから。なぜそこまでですね、こだわるのかと。石岡市長はですね、現市長、そこのところはやはり明確にしてもらいたいと。市長はその責任があると。その関係でコンサルタント会社の関係がどうかということも聞きました。これは様々な、同じようなことが県内でも起きていますのでですね、あえて聞くわけです。そういうところをですね、次のときには、そういうタイミングがあるかわかりませんけれど、市長が出る機会があれば、なぜそこまで市長は、鹿島鉄道跡地にこだわるのか。明確に言うべきだと思いますよ。議会にも市民にも。そのことを強調したいと思います。以上です。

石橋委員長)答弁はよろしいですか。

小松委員)あれば言ってください。そういうところは全くいわゆる、今日来ている方は、市長とのそういう話し合いはないんですか。そうしないとあなた方も困るでしょうよ。重大な矛盾点があるのに答えられないんだから。市長に正してもらうのが必要だと思いますよ、私は。ご意見があれば、お伺いをいたします。…なければ、やむを得ません。

鈴木(康)委員)先ほど、私熱くなってやじを言っちゃったんですけれども。ちょっと答弁が、この特別委員会、全市議会議員22名が出席している委員会で、複合文化施設についてはここで聞こうということで、いろいろ各委員の皆さんがどんな質問をとか、決して対立したいんじゃなくて、聞きたくてきているんですよね。それをああいう答え方をされると、非常に馬鹿にしていると思いますし。それじゃ聞きますけれども、さっきの暗渠の件とか排水の件は下水道課に聞けばいいんですか。道路建設課に聞けばいいんですか。それと言ってることは同じですよ。
 まして前回ね、副委員長が同じ質問をしたときに、担当が違うならそうやって説明をしてくださいよ。そうすれば、昨日の常任委員会で質問したと思うんですよね。その辺どうなんですか。どこまでがこの委員会で担当することなんですか。私、いろんな課が関わっているけれども、その総合窓口がここだと思っているんですけれども。認識を変えたほうがいいのか、お聞かせください。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。今回の複合文化施設のものに関しましては、市長直轄組織が全関係部署と調整をして、情報収集しているような形でございます。
 このイベント広場の部分に関しましては、先ほど言われました所管の部分というのはあると思うんですが、まず最初に、このイベント広場に民間提案があったという提案を、産業建設委員会のほうでまず報告をしております。そういった関係から、私どもとしましては、情報は共有していますが、直接やりとりのほうはしていないという状況でございます。以上でございます。

鈴木(康)委員)ちょっとそれは丁寧じゃなくて、もしそうであるならば、前もって委員長にお願いするなり、産業戦略部も入れてくださいよ、ここに。出席していただいてもらいたい。ここ全員来ていますから。そうすると教育委員会とかも入ってきちゃうのかもしれないけれど、その辺どうでしょうか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。次回以降はそういったものも検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。

鈴木(康)委員)1時間も過ぎているので、ちょっとまとめますけれども、うちの全員が入っている委員会の副委員長が2回も同じ質問をするようなことに対しての先ほどの答弁は、私は不適切だと思います。同じ答えをするなら、1回目にそういう答えをしてください。よろしくお願いします。答弁は結構です。

石橋委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ないようですので、進行をここで副委員長に交代いたします。

新田副委員長)ただいま委員長よりお話がございましたので、私のほうで進行を代わらせていただきたいと思います。それでは、石橋委員。

石橋委員)まずですね、今日提示をされました排水路の図面を再確認をいたしまして、1点気が付いたところであります。かしてつ跡地を候補地とした場合、隣接に山王川が流れております。現状、この山王川は、確認ですけれど、開渠でしょうか、暗渠化されているのか。まずそこをお伺いいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)暗渠となっております。

石橋委員)皆さんまだご記憶に新しいかと思うんですけれども、昨年6月の豪雨のときですね。6月1日から2日にかけて、山王川の上流部分、国分町踏切というんでしょうか。そこで山王川がオーバーフローというか、容量不足なんでしょうかね。踏切のところに大分水がたまってしまいました。下流部分でもオーバーフローしたところが何か所かあったような感じがします。 
 昨今の雨の降り方は非常に昔と違いまして、雨量がですね、短時間で大量の雨が降るような状況がたびたび起こっています。そういった状況も踏まえて、また、日立市役所が新築間もない状況の中で、隣を流れる川の氾濫によって、地下が水没をして、全館使用不能になってしまったということも記憶に新しいかなと思います。そういったところ、昨今のそういう気象状況をきっちり確認した上で、今回の計画が進められたのかどうか。私は非常に疑問に思います。ましてや、暗渠化されているとは言いながらも、上流下流部分は開口しているわけですから。一気にですね、また、今以上の雨量があった場合に、現在の暗渠されてる部分が破損をして一気に水があふれ出すという可能性もなきにしもあらずではないかなと思うんですけれども。そういったところの検討がなされたのかどうか。まずお伺いをいたします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。現在発注しております基本計画の中で、その辺の流量計算等についてはやってまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

石橋委員)日立市役所のケースもですね、きっちりコンサルがそういうところの流量計算。設計会社さんが実施設計にあたって流量計算をやっているはずです。とは言いながらも、想定外の事態が起こり得るのが、現在の気象状況じゃないのかなと。であれば、あえてリスクが高いところへ建設をするという判断には至らないのではないかなと、私は思うんですね。なるべくリスクを回避をする。市民の安心安全を最優先するのであれば、リスクが高いところは省くというか、避けるのは、私は行政のあり方ではないかなと思います。これは意見としてですから、答弁は結構です。
 次に、先ほどのご説明の中でイベント広場での民間事業者の提案の中、確認ですけれども、公共施設については市が整備をする。店舗については民間が整備をするというようなご説明があったかと思いますけれども、それに間違いないですか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)その辺の手法につきましても今後民間とのですね、協議の中で決まってまいると思いますので、その辺確定したわけではございません。以上でございます。

石橋委員)先ほどの説明の中でははっきりそう明言されたような記憶があるんですけれども、後ほど議事録で確認をしたいと思います。
 それでは、改めてお伺いしますけれども、今日出席をお願いをしているお二人は、民間事業者からの提案書をご覧になりましたか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)はい。見ております。

石橋委員)であれば、その内容を口頭で説明することは可能かと思いますけども、いかがでしょう。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)資料について、開示について非公開を前提としているという回答をいただいておりますので、その旨口頭での回答も控えたいと思います。以上でございます。

石橋委員)民間企業が事業計画、事業提案を行政に提出する際、そういう無責任な提案は民間の事業者さんはしませんよ。自分たちの提案が一番正しいという言い方はおかしいですけれども、考えられないと思うんです。それを非公開…。提案された事業者さんがですよ、非公開が前提だというんだったら、そんな提案受けないほうがいいじゃないですか。でも、あなた方は見ている。それも説明もできない。提案者に聞いたら、行政の計画に影響を及ぼすから非公開としたい。そういう提案は受け付けなければいいじゃないですか。ましてやですよ、企業誘致については産業プロモーション課。産業戦略部ですよ。それは前提としてわかります。しかし、イベント広場と駅前を、2つの場所を候補地として事業を進めていこうとしている複合文化施設、その部分については、産業戦略部ではなく市長直轄組織が所管をしているわけですよね。その前提で今日ご出席なさっているわけです。候補地としているイベント広場に対して上がってきている提案について、それは産業戦略部が所管をしていますというご説明は、到底この場では受け入れられないというのが、今日この場に参加をしている委員全員の意見ではないでしょうか。であればですよ、今後、先ほどほかの委員からもお話がありましたように、職員さん全員、本会議場でやりますか。特別委員会。本議会に出席している理事さん方、執行部全員で質疑を進めると。そういうのも1つの方法ということになってしまうと思うんです。
 これ以上は長くなりますからあれですけれども、いずれにしろ、自分たちが今担当をしている、与えられている職務の中、その職務に対する責任。その範疇をしっかり自覚をした上で、委員会から要求されたことについては、的確に答弁をお願いをしたいと思います。その点について、ご説明を、お考えをお伺いいたします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)ご答弁申し上げます。複合文化施設整備事業の特別委員会におきましては、市長直轄組織で情報のほうを把握いたしまして、委員会で適切に答弁できるよう、今後努めてまいりたいと思います。

石橋委員)企業さん側からの提案について、企業は責任を持って提案している部分だと思うんです。それが企業さんのほうから内緒にしてくれ、非公開にしてくれっていうお話。にわかに信じがたい話であるのかなというふうに私は考えます。
 後々ですよ。後々それが執行部側からの都合によって非公開にせざるをえないという状況が明らかになった場合には、これは大きな問題というだけではすまないであろうということだけは、申しつけさせていただいて、私の質疑は終わります。

新田副委員長)それでは進行を石橋委員長にお返しいたします。

石橋委員長)はい。ほかにご質問はございませんでしょうか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

石橋委員長)ないようですので、以上で本日の特別委員会を閉会いたします。





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