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令和5年度 産業建設委員会

 第5回委員会 (8月17日)
出席委員 岡野孝雄委員長、川井幸一副委員長、鈴木行雄委員、高野要委員、関口忠男委員、山本進委員、新田茜委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(瀬尾正幸)
【生活環境部】
生活環境部長(鶴井重則)、生活環境部次長兼水道担当(櫻井浩司)、生活環境部参事ゼロカーボン担当(鈴木正人)、生活環境部参事兼コミュニティ推進課長(萩原信明)、生活環境課長(惣野代薫)、保険年金課長補佐(鈴木博行)、保険年金課長補佐(大枝均志)、水道課長(小野瀬崇)
【産業戦略部】
産業戦略部長(塩畑浩行)、産業戦略部次長(箕輪栄治)、産業戦略部次長兼農政担当(萩原勇)、産業戦略部産業戦略企画監(野上周)、農政課長(大久保和夫)、商工観光課長(櫻井信康)、商工観光課副参事観光担当(山田和幸)、産業プロモーション課長(飯田昭憲)
【都市建設部】
都市建設部長(櫻井正洋)、都市建設部次長(林秀憲)、都市計画課長(幕内慎一)、下水道課長(稲葉孝)、道路建設課長(飯嶋隆広)、道路建設課副参事道路建設担当(関町隆行)
議会事務局 庶務議事課課長補佐(信田英二)

岡野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の審査に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。なお、本日の案件の説明のために出席を求めた者のうち、生活環境部保険年金課長小沼君については、あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出がありましたので、ご報告申し上げます。
 次に、石岡市議会委員会条例第22条の規定により、生活環境部保険年金課 鈴木君 及び生活環境部保険年金課大枝君の出席を求めておりますので、ご報告申し上げます。
 それではこれより議事に入ります。
 初めに、請願第1「石岡市のおまつり・本道回帰」に関する請願(産業建設委員会所管にかかる部分)を議題といたします。
 本請願については、令和5年第2回定例会において当委員会に付託され、6月27日に審査を行ったところでございますが、さらなる調査・検討が必要であることから、継続審査といたしたところでございます。
 あらためまして、本請願の審査に当たり、前回の委員会の意見等を踏まえ、その現状等について執行部から説明を求めます。

商工観光課副参事観光担当)私から、前回の委員会におきましてご意見のありました件につきましてご説明させていただきます。
 ご提出できる資料ございませんが、まず、両会の概要についてご説明をいたします。
 まず、石岡のおまつり振興協議会につきましては、伝統ある石岡のおまつりを明るく楽しいものとし、市民文化の向上と郷土芸能の伝承及び観光事業の振興を図り、近代的なおまつりを行うために設立されたと伺っております。
 また、常陸国総社宮祭礼の獅子・山車・ささら行事保存会につきましては、常陸国総社宮例大祭である祭礼の獅子・山車・ささら行事を主催、運営し、文化財としてあるべき姿に保存・伝承する。また、祭礼の伝統文化を適切に活用することで、地域社会の発展や振興に寄与することを目指し、文化財指定におきましては、国指定無形民俗文化財に指定されることを最終目的としていると伺っております。
 次に、石岡のおまつり補助金でございますが、現在、観光協会へ補助金を交付したところでございます。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより審査に入ります。
 本請願についてご意見等がございましたら、挙手によりこれをお願いします。

山本委員)前回も申し上げましたが、私は本請願は不採択にすべきだというふうに判断します。
 前回もお話しましたけれど、6月12日にですね、常陸国総社宮祭礼の獅子・山車・ささら行事保存会と、この請願を提出している石岡のおまつり振興協議会の関係者ですね、それと観光協会、石岡市が、意見交換会をもって、今年度より石岡のおまつりは、この保存会の会長の長谷川会長が主催責任者になるということを、合意決定しております。
 またさらに今後ですね、石岡のおまつり振興協議会と常陸国総社宮の獅子・山車・ささら行事保存会が、力を合わせてってことですね、役割分担を打ち合わせしながら、9月のおまつり催行に向けて協議を重ねていくということが、合意されております。
 これは二つの団体の特別顧問になっております、茨城県会議員の戸井田和之氏から文書でもって報告をされていることなので、この事実に間違いないと思います。
 またですね、9月16、17、18日、3日間にですね、出し物、獅子や山車、ささら等の出し物の巡行するに当たっての道路使用許可は、石岡警察署、ではなくて、保存会のほうが取りまとめて、許可を申請するということで、明後日ですが、今週末、20日期限で道路使用許可申請の提出を求められております。
 ということで、この保存会がですね、おまつりの運営主体となっていくことで進んでますので、この時点で本道復帰という請願を認めることはできないと私は判断しております。以上です。
 それとですね、おまつりが終わるまで、とりあえず結論先送りで継続審査にしようという意見も委員の中から聞かれましたが、それはですね、やはり委員会委員としてきちっと審査をして結論を出すべきだと私は思いますので、これ以上の継続審査は認めたく、認められないと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにご意見等ございませんか。

高野委員)今、山本委員からですね、るる合意したというなことでお話がありましたが、私も振興協議会のほうですね、一員でもありますし、関わってございます。
 そういった中で合意という文書が、うちの委員長もですね、大変申し訳ないですが持ち歩いてて、合意したんだからもういいだろうというような話もお聞きしましたが、合意というのはですね、その場には、櫻井健会長はおりません。
 いない中で合意というようなことが示されたわけでありまして。本人もこれは遺憾であるというふうに語っております。
 そして今、合意形成された、もう一つになったんだというようなお話ではありますが、これは全く言語道断でございまして、先日も警察へ戸井田県会も交えて行ってきたそうでございます。
 その中で一つ、あれですか、道路使用許可は、じゃあ総社宮っていうか、保存会のほうでやろうかというような話も出たそうでありますが、またこれも、個々に出してもいいんじゃないかと。道路使用許可は個々でも下りるというようなことで、これも一つになっているところではございません。
 今回、その問題を私は大きくすることよりも、問題を解決すること。これが私は一つの目的ではないか。今後石岡市は未来永劫続いて、おまつりが続いていきます。そこで勝った負けたじゃないんです。おまつり、やはり長い間やってくうちには、いろいろございます。阿波踊りもそうですけどもね、ああいうことが起きるかもしれない。
 しかしながらそれをどういうふうに、過去に遺恨を残さないで解決していくかということが、私は問題であるんじゃないか。私はですね、もっともっと、今年のおまつりはみんなで何とか考えてやってもらいたい。そしてまた今後問題がたくさん残るんであれば、その問題は、時間をかけて、1年でも2年でもいいでしょう。そして今後、こういう問題で、石岡の市民、皆様におまつりをする者が迷惑をかけないでできるようにすることが、本来の私は趣旨ではないのかなというふうに思います。
 今、全てが整ったような話、山本委員から出ましたけども、私も話はるる聞いております。振興協議会のほうからはですね。警察行っても、双方歩み寄ることはなく、終わったようでございます。逆に言うと警察も呆れてるようでございますけども、ここで、私も委員の1人でございますが、やはり極論で解決するっていうのは、間違いであり、私はもうちょっと、我々委員何も鈴木委員からもお話ありましたか、内容については分かって、本当に、私は分かっておりますけど、分かってない人がほとんどであるかと思います。
 委員長に私も先日の委員会では、本人ですね、双方呼んで話を聞いてくれというようなことを言いましたけども、やはりそれも、委員長その後何もないもんですから、これは委員長の計らいで、そういうことをしてしまうと、またね問題が起きるのかということの計らいかと思い、私も承知してるところですが。
 私は、今ここで委員会が、内容を100パーセント理解してるわけじゃない。何人かの人が知っているだけで、それで結論を出していくっていうのはね、そこには大きな遺恨を残していくんじゃないかなというような気がいたします。
 あとはね、委員さんの考えだと思いますけども、火に油は注がないほうがいい。いずれ消えるんです。ハワイの火もね、消えましたけど。しょうがない、燃えちゃったものはしょうがない、燃え始まったらね。それをどうして消すかが、私は行政であり、この社会かなというふうに思っております。
 私の見解は以上でございます。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

山本委員)先ほど私の発言に誤解があるといけませんので、再度発言させていただきますが、6月12日の合意決定事項によって全てが決定したということじゃなくて、6月12日の決定事項というのは、今後ですね、保存会と振興協議会が力を合わせて役割分担を決めるための話し合いを継続していきましょうというところで合意してるわけですので、ここでこの請願をですね、採択するということになると、その話し合いの道が閉ざされてしまうと、そういう判断から先ほど発言させていただきました。

岡野委員長)ほかにございませんか。

関口委員)最初にですね、山田観光課の副参事のほうから……。聞こえない。

〔「大丈夫です」と呼ぶ者あり〕

関口委員)当初予算の742万2,000円については、観光協会のほうに交付したというお話を今聞いたんですけども、その後ですね、観光協会としては、742万2,000円について、どのように執行していたのかをお伺いしたいと思うんですけど、よろしいですか。

商工観光課副参事観光担当)石岡のおまつり補助金につきましてお答えいたします。
 先ほど、ご説明した中で現在、観光協会へ石岡のおまつり補助金を交付したというようなお話をさせていただきました。
 その後でございますが、参加町内、35町内ございますが、そちらに交付金を配布するということでご通知させていただきまして、現時点で35町内中、26町内が受け取りに来ていただいてるところでございます。残りにつきましては、今月中に受け取りに来ていただける予定となっております。
 残りの運営費でございますが、こちらにつきましては、まだ運営の役割が、詳細が決まってないって言いますか、こちらに情報が来てない状況ですので、現時点では観光協会のほうで預かってるような状況でございます。
 以上でございます。

関口委員)そうすると、残り、年番町が500万で、あと3万ずつ、34で、残り140万ぐらいは、まだ執行されてない、執行というか、今後どのようにして、あと1か月なんでね、おまつりまで。もうそういうふうにどんどん進めていかなくちゃなんないのかと思うんですけど、さっき山本委員からあって、二つの団体で話し合いをして、その140万の内訳じゃないですけどね、運営、運営費とか、事務局のお金とか、設営費ですか、そういったものをこれから協議していくって、先ほど山本さん言ってましたけど、そういう状況なのかを確認したいんですけど。

商工観光課副参事観光担当)残り、補助金の残りでございますが、今、関口委員おっしゃるとおりでございます。
 以上でございます。

関口委員)もう一度聞きますけど、その二つの団体で、この今言った、私が言った設営費とか、運営費とか役割を決めて、協議してるっていうことは間違いないんですか。今山本さんの話だけではちょっと分からないんで、観光課として情報が、分かる範囲でいいんですけど、説明をしていただきたいと思います。

商工観光課副参事観光担当)失礼いたしました。
 残りの運営費でございますが、祭礼本部ですとか、そういったものに充てる形になるかと思うんですけれども、今年度につきましては両団体で協力して、運営を進めていくというようなお話を伺っております。
 その中で協議をして決まったものについては、私どものほうに情報をいただけるというふうなこととなっているところでございます。
 以上でございます。

関口委員)そうしますと私の考えですが、今回の請願ですか、これについてはですね、そういうふうに話し合いが大分進んでいると。観光協会に交付されて、そのまま執行されている状況なんでね、この請願について、私は別に採択はしなくても、不採択でもいいのかなと思っております。
 以上です。

岡野委員長)ほかにございませんか。

高野委員)今、執行部からですね、今おおむね和解してやってるというような話をしましたけども、それ間違いないですか。
 ちょっと私先日ね、振興協議会の会長とお話しております。ここでそんなこと言って、この委員会で問題ないですか。
 それがそうであれば、私も問題とはしませんけど、双方からきちっとした話を聞かないで、おおむねで話をすることは、私は間違いだと思いますよ。知らない人は勘違いするんですよ。
 そうなんですか、はっきりしたんだったら私も賛成ですので、本当にはっきりしてるんですか、お伺いします。

商工観光課副参事観光担当)ご答弁申し上げます。
 今年のおまつりに限ってでございますが、おまつりの運営につきまして、準備ですとか、当日の運営につきましては、両団体が協力して、進めていくというふうなお話をいただいておるところでございます。
 以上でございます。

高野委員)話をいただいてるだけで、その結果とかそういったものは、どういった形で、じゃあんた伺ってんですか。文書ですか、口頭ですか。これだけの騒ぎしててね、伺ってるんじゃないですよ。結果をいただいてないと。結果はいただいてんですか、お伺いします。これ部長答えなさいよ。結果いただいてるなら、いただいてるように。

産業戦略部長)ご答弁申し上げます。
 このおまつり振興協議会、それから、おまつりの保存会それから観光協会、その3者が一堂に会して、話し合いを行ってるとこなんですが、そちらのほうに、担当、事務局のほうも、同席をさせていただきまして、その中で、両団体が協力して進めていこうと、今年に限っては。そういうことで話を伺っております。
 以上でございます。

高野委員)だから伺ったとか、話進めてるのは分かるんだけど、山本委員が言うように、きちっと合意をして、そういう形でやりますというものの結果があるのかっちゅうことで、出てるのかっていうこと。
 私の聞いた話では、今平行線で話が進まない。でもおまつりはやろうという話はしてます。ただ、だけどそういったものがね、保存会と振興協議会からあなた方に出てきているのかっちゅうことですよ。出てきてなくて、だろうで……、

〔「同席してんだもんな」と呼ぶ者あり〕

高野委員)同席したって駄目でしょうが、文書か何かなければ、ただ聞いてるだけでは、向こうでは言ってるんだよ。全然進んでないって。
 これ、委員長呼びますか、両方。駄目ですよ、こんないい塩梅では。なんで、なんで首なんか振ってんだよ。文書でも何でも出しなさいよ。おまつり二分して大変なことになるよこれ。そうじゃないのか。だろうでもの言ってんじゃないの。大変なことなんだよ。100年、150年の歴史なんだから。
 執行部が責任持てんならそれで良い。前言ったように、それで双方呼んで、委員会早急に開いてくださいよ、またおまつり前に。早急にそんで両方から聞いたらいいでしょう。だろうでの話なんかしてたって仕方ない。話をしてるのを聞いておりますで断言できるのか。
 ちゃんと話っていうのは両方で合意しました、合意書ができました。それでこういうふうで、石岡市、警察署、私たちは今回はこういう形で、やってまいりますというようなものがはっきりあってね、それで、決定なんですよ。委員会でそんなとぼけたことあんたら言うのか。
 聞いたとか、話し合いしてるのを聞いておりましたとか、言語道断じゃねえか、これ。神聖な委員会だぞ。石岡のおまつり今までこんなことない。それをこんなことで騒いでいるんだよ。何べん聞きに行っても執行部は、知らねえふりだよ。私は執行部からも何回も聞きに行ったけどそんな話1回も聞いてないよ。何とかおまつりできるように努力してますと言ってたけど、私がね、こういうこと言ってるのは、だろうで言っちゃいけない。
 じゃあ、一両日中にあれですか、両方来てもらえますか、言ったか言わないかはっきりするでしょう。本当そこで執行部がはっきりしたらいいでしょう。お宅から私たちはこういうこと聞いてんだということ。
 おまつりなんかできなくなるよ、本当に。参加するとこなんかなくなっちゃうでしょう、これ。おまつりは二分しちゃいけないの、みんなでやってんだから。一つにまとまってやれるように努力すべきなんですよ。執行部がね、それをね合意したということを聞いた、聞いたということをね、はっきりもう一度部長述べてください。
 そうすれば、私も納得できますんでね。それで間違いないかどうかはっきりと述べてください。

産業戦略部長)ご答弁申し上げます。
 石岡のおまつり振興協議会、それと常陸国総社宮獅子・山車・ささらの保存会、それから石岡市観光協会、それから、石岡市の商工観光の担当を交えまして、その話し合いの場を設けまして、そういった中で本年度については、3者協力し合って今年のおまつりの実施に向けて、進めていこうと、そういう話し合いをしたところでございます。
 以上でございます。

高野委員)したそうでございますではなく、あなた方が答弁してんだから、したということはっきりして我々に報告があったということを断言しないとまずいでしょ。
 決定されましたと、そう。それで私どもにも報告がありましたと。だろうでね、こういう委員会でもの語ってちゃまずいよ。だろう発言はまずいよ。人のせいだよ。だろうでいいんですか。

産業戦略部長)ご答弁申し上げます。
 私どももそのお席に同席しておりますので、今年度については、話し合いをして、そして団体で協力し合って、おまつりを実施に向けて進めていこうということで、話し合った結果がそうなったということで認識してございます。
 以上でございます。

高野委員)それで間違いないですね。
 間違いなければそれで結構でございます。以上です。

岡野委員長)ほかにございませんか。

川井副委員長)いろいろとお話は出ておる中ではありますけども、原点に返るといいますか、本委員会に付託されたこの請願の趣旨は、補助金の取り扱いであります。
 この補助金の取り扱いにおいて、もう各町内に配布金が、補助金が配布されたということになりますと、この委員会での協議はこれでなくなるわけで、その中で今言ったまだ火種が残ってるいろいろなことは、またこの請願とは別件でありますので、この請願については、これで終了すべきだと思っております。

岡野委員長)ほかにごございませんか。

新田委員)ありがとうございます。
 私も今の副委員長の意見と同じで、個人的にはこの請願の文章の中で、最後のほうにですね文章で、祭礼行事保存会、おまつり振興協議会、両者が祭事・神事担当としての役割を明確にしながらも、一方では力を合わせ、石岡市のおまつりを更に素晴らしいものにしていくことが、今、求められていることですというふうに記載があります。
 これに関しては、思いはその団体も石岡市も一緒であると思います。先ほど来お話の中でも出てますが、少し団体同士の問題であるという部分もありますし、今後その両団体での話し合いっていうのが、今後も続いていくと思うんで、そこの進捗等についてはまた別の機会の中で、見守っていくべきかなと思います。
 今副委員長がおっしゃったように、この委員会に付託されている部分としては請願の(1)の部分で、補助金の取り扱いであると私も思います。
 参事からも観光協会にすでに支払われてるという部分。私年番、今年年番町内でありますけれども、先月の末にも、この補助金の部分については年番町内にも支払われているという部分も確認しましたので、ここについてはもう事実上、補助金は振り込まれているので、これ以上の審議はできないものと私も考えておりますので、こちらの請願に対しては、採決ということでいいのかなというふうに思います。
 意見です。

岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。

高野委員)いや、この補助金の問題ということだったんでね、もう一つお聞きしたいんですが、執行部のほうにお聞きしたいんですが、この補助金ですね、補助金は今500万とあと3万円出ておりますが、この補助金というのはですね、行政上でね、今新田委員からも神事という話がありましたけど、この行政でお金を出しているこの助成金。これに対しては一切神事には、ここちょっと聞きたいんですね、完全に聞かせてください。神事には関わりないということでの支出ということでよろしいですか。神事にはこのお金は一切使われていませんし、宗教、何だっけ、政教分離だっけ、政教分離には、私どもが行ってる行為は抵触しませんいうことでよろしいのかどうかを、お伺いします。

商工観光課副参事観光担当)ご答弁申し上げます。
 現在交付している補助金につきましては、石岡のおまつりとして伝統を生かしたイベントに位置付けている、石岡のおまつりに対して支払いをさせていただいてるところでございます。
 石岡のおまつりを明るく楽しいものとして、市民文化向上と郷土芸能の伝承及び観光事業を図り、近代的なおまつりを行うために補助してるものでございますので、そういったものに抵触しないというふうな認識でございます。
 以上でございます。

高野委員)じゃあこれ部長にも聞いておきます。
 政教分離に抵触しないということで間違いないですね。今出してる補助金の使途。何に使われてるかは私も分かりませんけど、政教分離には、値はしておりませんということでよろしいのかどうかをお伺いします。

産業戦略部長)ご答弁申し上げます。
 先ほど担当、副参事のほうでご答弁させていただいたところではございますが、町内によって若干の違いはあるとは思うんですけど、使われ方としては石岡市のおまつりを運営するに当たって、補助をさせていただいているところでございまして、伝統を生かしたイベントに位置付けておりますので、そういったものに使われているものと認識してございます。
 以上でございます。

高野委員)ですから、私が聞いてるのは違うんですよ。一つだけなんですよ。政教分離、これに抵触するような使われ方してないですよねっていうことを聞いてるだけです。
 その1点です。お伺いします。

産業戦略部長)繰り返しになりますが、その政教分離の部分につきましては、抵触してないようにお金が使われているものと思っているところでございます。
 以上でございます。

高野委員)くどいようですがね、思っているとかそういうこと聞いてないんですよね。あなた部長でしょ。ね、思っててお金出しちゃいけないんでね。なければないでいいんで、それで私納得できるんで、そういうものには一切抵触してございません。はっきりお答えください。強制じゃないですよ。自分の考えでお答えください。

産業戦略部長)政教分離には抵触してないものと認識してございます。
 以上でございます。

〔「分かりました」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 請願第1「石岡市のおまつり・本道回帰」に関する請願(産業建設委員会所管にかかる部分)を、採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 お諮りいたします。本件は、採択とすべきものと決することに、賛成の諸君の起立を求めます。

−賛成者起立−

岡野委員長)起立少数であります。
 よって、本件は「不採択とすべきもの」と決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査は終了したわけでありますが、これに係る委員長報告の取り扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、所管事務の調査として西口交流施設の供用開始についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。なお、発言は挙手によりこれを許します。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、石岡駅西口交流施設の供用開始についてご説明いたします。駅周辺にぎわい創生課の資料をご覧いただきたいと思います。
 西口交流施設の出店事業者の決定につきましては、6月の委員会でご報告をさせていただいたところでございますが、8月8日火曜日より供用開始いたしました。
 営業日につきましては火曜日から日曜日となりまして、月曜日が定休日となっております。
 営業時間につきましては、8月中はプレオープンといたしまして、午前10時から午後5時。9月1日より本格オープンを予定しておりまして、火曜日から金曜日までが、午前7時から午後7時半まで、土日祝日が午前10時から午後10時までとなっております。
 提供されるメニューにつきましては、ハンバーガーやフライドポテトなどの軽食やデザート、ドリンクとなっております。
 また、2階の交流スペースにつきましても8月8日から供用開始しておりまして、利用時間につきましては店舗の営業時間と同様でございます。
 現在ホームページやメールマガジン等で周知をしているところでございますが、9月1日号の市報に掲載するとともに、今後とも利用促進に向けてPRをしてまいりたいと考えております。
 私からの説明は以上でございます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。

山本委員)8月8日にプレオープンしておよそ1週間経過しましたが、10日でこの間の来館者数が分かれば教えていただきたい。
 それと車で来場、来館された方の駐車はどのようになってますか。
 2点お尋ねします。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)1日の来客数に関しましては、現在のところ約1日30組程度となっておりまして、駐車のスペース等の確認につきましてはまだ行っておりませんので、今後アンケート等行いながら確認してまいりたいと思います。
 以上でございます。

山本委員)駐車スペースの確認は、ぜひ早急にお願いしたいと思います。
 1日30組。私、想像した以上の数の来館者数ということなので、車の利用も、かなり、相当数あるんじゃないかと思いますので、特に駅周辺地区のですね駐車、あるいは交通環境整備ですね、問題になってますので、こちらは早急に確認をしていただきたいと思います。
 私からは以上です。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)来客の交通手段等含めまして、早急に調査をいたしまして、9月の委員会ではご回答できるようにしておきたいと思います。
 以上でございます。

川井副委員長)内容について、このメニュー等の内容について伺います。この料金は、どのぐらいの料金設定をしてるのか、飲み物、食べ物。大まかで結構ですけども。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 ハンバーガーのほうが、各種ございますが650円からとなっておりまして、ソフトドリンクは、各種ございますが単品で300円、セットで200円ですが、単品でも学割の場合は250円というようになっております。そのほか、クリームソーダ、アイスコーヒーなどとなっております。
 以上でございます。

川井副委員長)もともとこの場所は学生なんかの交流施設という部分も含めて建てたという経緯もありますので、私はもっと高校生を含めた中学生、小学生でも、利用しやすい料金設定というのが必要であると考えてました。
 その中でちょっとハンバーガー等も聞くと650円ってのはちょっと高額でありますので、ここの中を学生割引であったり、一杯飲めばもう一杯無料であるとか、そういった特典をつけながら、やっぱりもう少し子供たちが集まる、学生が集まる、そういったところでのにぎわい作りをしないと、以前も言いましたけども、以前あったカフェ等は、やっぱりそういう部分で失敗もされてると思うので。
 これ子供たちに集まりやすい、子供たちがやっぱりあそこでちょっとお腹すいたのを満たしたり、皆さんにちょっと集まって話ができるようにするには、料金設定の部分であったり、サービスの部分をもう少し考える。そこは市で負担するなりしてもですね、集まりやすい場所にするのには、ちょっと料金的にまだ問題があるし、そこを組み入れて考えていただきたいと思います。いかがでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 今議員おっしゃるとおりですね、今後フランクフルトやホットドッグ等ですね、若干安価な食べ物も用意してですね、やっていかれるという予定になっております。
 高校生が入りやすい価格設定につきましても、今後本格的にオープンをいたしまして、議論になった際にはですね、こちらからもお話し合いのステージに乗っていただいて、話し合いを進めていきたいと思います。
 以上でございます。

川井副委員長)今お話あったその軌道に乗ったという部分でもですね、やっぱりこの業者さん任せではなく、軌道に乗せられるような料金体系の補助を市がして、やはりそこに人が集まれる体制づくりをしていかないと、やっぱり何回も申し上げますけども、以前のカフェと同様なことになってしまいます。
 特に食べ物の部分では安いものを出すということですけども、基本飲み物、これ飲み物をやっぱり安価で飲める。ちょっと量が飲めるというようなそういう手法を考えていただいて、学生の皆さんが集まれるそういう場にしていただきたいと思います。
 よろしくお願いいたします。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、製品プラスチックの回収に係る実証実験についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

生活環境課長)製品プラスチックの回収に係る実証実験についてご報告いたします。資料05をご覧ください。
 初めに、1 実証実験についてでございますが、市では令和4年10月1日にゼロカーボンシティ宣言を行い、二酸化炭素実質ゼロを目指し、実現に向けて各種取組を行っています。
 令和5年2月7日に締結した、製品プラスチックの回収に係る実証実験に関する協定に基づき、株式会社太和ホールディングス及びT&Tソリューションズ株式会社のご協力のもと、プラスチック製品を市内で再資源化することが可能かを検証する実証実験を行っております。
 今後、下の図のように、プラスチック製品の回収から再資源化を経て、製品化するまでの検証を行い、プラスチック資源を市内で循環させる、地産地消モデルの形成を目指します。
 次に、2 プラスチックの資源循環に関する先進的モデル形成支援事業についてでございますが、環境省では、令和3年度から、プラスチック再資源化や先進的なモデル形成に取り組む地方公共団体を対象に、公募事業として支援を行っております。
 市が実施するプラスチックの再資源化の実証実験についても、目的、事業内容が公募要件と合致したことから、環境省に令和5年7月3日に申請を行ったところ、令和5年8月4日に環境省ホームページで公表されたことをご報告いたします。
 最後に、3 実証実験のスケジュールでございます。令和5年8月7日月曜から8月25日金曜まで、製品プラスチックの回収を本庁舎、支所、地区公民館で行っております。
 次に、9月25日月曜から10月13日金曜まで、容器包装プラスチックの回収を本庁舎、支所敷地内にコンテナの回収拠点を設置し、回収いたします。
 最後に、11月6日月曜日から11月24日金曜まで、両方混在で回収を本庁舎、支所敷地内にコンテナを設置し、回収拠点で回収いたします。
 また、株式会社カスミとのSDGsの推進に係る包括連携に関する協定に基づき、回収拠点の設置及び市民への啓発をお願いできないか、協議を行っているところでございます。
 今後、実証実験の結果等につきまして、随時委員会でご報告してまいります。
 以上が製品プラスチックの回収に係る実証実験についてでございます。よろしくお願いいたします。


岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、市民会館解体工事について、旭台会館駐車場用地について、コミュニティ活動補助金の制度検討状況について及び自転車用ヘルメット購入支援事業についての計4件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それでは1件目、市民会館解体工事の進捗状況についてご説明いたします。資料番号06のコミュニティ推進課資料@をご覧ください。
 1の工事スケジュールにつきましては、令和5年12月26日を工期末として、現在は仮設足場の設置、仮囲いの設置が完了し、盆の期間が終了した本日以降、本格的な解体作業に取りかかる予定としてございます。
 これまで事前準備といたしまして、近隣住民を対象とした工事説明会、工事案内の配布等を行いまして、受注業者は近隣家屋の工事前調査などを行ってございます。現時点では予定どおりの工程で進んでおりますが、今後工事を進めるに当たり、課題が出てきております。
 2の施工に関する課題につきまして、@ホールに設置されているどん帳について、当初は取り外して旧城南中学校に保管する方針としておりましたが、同施設の利活用について検討が開始されていることから、候補から外しております。
 今回どんちょうの利活用について再検討を行い、今後の利活用や保管が困難なことから、どんちょう全体ではなく、獅子部分を切り取り、タペストリー化して保存していきたいと考えてございます。
 当初設計では見込んでいませんでしたので、タペストリー化に伴う追加経費は、本工事の設計変更で対応したいと考えております。
 次に、Aのアスベスト除去につきまして、発注後の設計内容を再精査及び現地調査により、管理棟外壁部分へのアスベスト使用が判明いたしました。
 当初設計では計上されていなかったことで、計上漏れの疑いがあることから、設計業務成果品の終報を求めているところでございます。けれども、アスベスト除去については、本工事と不可分な作業のため、設計変更での対応が必要となることについては、ご理解いただければと存じます。
 続きまして、旭台会館駐車場用地についてご説明いたします。資料の2ページ、資料Aをご覧ください。
 1の経過について、旭台会館駐車場用地の取り扱いについては、引き続き交渉を行う方針としてございます。
 令和5年第1回定例会以降の経過につきましては、4月に入りまして執行部が新体制になったことから、顔合わせを兼ねて挨拶に伺っています。
 その後、庁内において駐車場用地の課題解決に向けた検討を行ってございます。
 7月10日には地権者と再交渉を開始いたしまして、この中で土地の返還ができていない状況を解消していくこと。現状のままで土地の返還でよいこと。賠償金相当額は再計算して双方確認を行う。今後の土地の扱いについては、返還後、双方がフラットな状態になった後、改めて交渉することについて確認をしてございます。
 この内容で和解することについて、庁内での協議及び顧問弁護士への照会などを行いまして、和解案の作成を行いまして、7月21日に地権者へ提出し、内容の確認を依頼しているところでございます。
 今後双方で合意が得られ次第、合意書を締結したいと考えてございます。
 2の合意書(案)の趣旨といたしましては、記載のとおり、現状のままの土地の返還。損害、失礼しました、賠償金相当額を市が地権者に支払うこと。土地返還後は一切の債権債務がないことを双方で確認することとなります。
 3の今後のスケジュールにつきましては、双方合意が得られ次第、合意書の締結を行います。
 合意締結後、直近の議会へ和解についての議案及び補正予算を上程したいと考えてございます。
 議会で議決いただけましたら、あらかじめ決めた期限に合わせ、賠償金相当額を支払い、土地の明け渡しを行うことを予定してございますので、上程の際にはご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、コミュニティ活動補助金の新制度の検討状況についてご説明いたします。資料の3ページ、資料Bをご覧ください。
 1のこれまでの経過について、コミュニティ活動補助金については、これまでの区運営補助金を見直し、令和2年度より市内全域を対象として運用が開始され、地域のコミュニティ活動に対し、毎年度継続して支援を行っているところです。
 しかしながら地区の運営において、防犯灯電気料の負担が大きく、ほかの活動が十分に行えないなどの声もいただいているところです。
 令和2年10月には、石岡市区長会より、防犯灯電気料の全額負担を市に求める要望が提出され、市においても、どのような制度が効果的か検討を開始したところでございます。
 令和3年度には地区防犯灯の現状把握のため、区、自治会及び電力事業者に協力を依頼し、防犯灯の数、契約種別などについて調査を行いまして、令和4年度において、得られたデータを基に制度設計を行い、防犯灯電気料に特化した補助制度の創設について、庁内協議を重ねましたが、さらなる検討が必要とされ保留となりまして、本年度に検討が継続されている経過となってございます。
 2の防犯灯の現状につきましては、令和3年度に実施した調査によりますと、市内の防犯灯総数は8,443基程度であり、1灯当たりの電気料は、公衆街路灯A、契約種別ですね、の10ワットの契約ですと、年当たり2,232円程度と試算されます。
 3の新しい制度に向けた検討の方向につきましては、地区防犯灯の電気料負担の軽減効果が発揮されるとともに、既存の2つの補助金については、見直し、組替えを行いながらも、継続する方向で検討しているところでございます。
 次のページ、4の制度改正(案)については、ただいまご説明した方向性をもとに、各補助制度の検討をしてございます。
 @既存のコミュニティ活動補助金については、地区が行うイベント等の活動に対する補助に見直し、毎年度1地区1事業を対象として、活動に係る経費への支援を行う制度としたいと考えています。
 Aの既存のLED防犯灯設置補助金については、規模を縮小しながらも、制度の継続を考えてございます。
 B新規の箇所、防犯灯電気料支援補助金については、地区防犯灯の電気料に対する支援を目的として、防犯灯1灯当たり定額の補助となるよう、制度検討を行っているところでございます。
 最後に自転車用ヘルメット購入支援事業についてご説明いたします。資料の5ページ、資料Cをご覧ください。
 今回初めてご説明する案件でございます。令和5年4月の道路交通法の改正により、自転車乗用時のヘルメット着用が全ての年齢の方へ努力義務化されました。
 また、さきの一般質問においても、市民の自転車乗用時のヘルメット着用率の向上について、行政側の支援の必要についてご意見をいただいているところでございます。
 市といたしましても、今回の法改正に合わせ、支援策の実施に向けて取りまとめましたので、概要についてご説明するものでございます。
 2の事業の目的といたしまして、市民の自転車用ヘルメット購入費に対し支援を行うことで、市民の自転車乗用時のヘルメット着用をより一層促進し、致命的なけがを負うような交通事故から、市民の命を守ることを目的としまして、制度の設計を行ってございます。
 3の支援事業の概要といたしまして、事業協力店において安全基準を満たした自転車用ヘルメットを購入した市民個人を対象に、ヘルメット購入費の一部について支援する内容で、事業期間は令和5年度から令和9年度までの5年間。支援対象者は市内在住で自分自身が使用する自転車用ヘルメットを購入する方、また児童生徒と未成年者が使用者の場合はその保護者を対象に、事業協力店で購入する際、ヘルメット1個当たり2,000円を上限に、2,000円以下の場合はその全額をその場で値引きし購入できる制度として計画しております。
 事業期間5年間での支援予定者数は8,600人を想定しておりまして、年間では1,720人と試算してございます。
 4の事業の目標値につきましては、現時点でのヘルメット着用率15.5パーセントを、5年間で100パーセントとすることを目指し、そのために必要な支援人数を8,600人と設定してございます。
 5の周知方法。周知方法及び普及啓発につきましては、本事業が実施の段階となった際には、市報や市ホームページ並びにメルマガやSNS等を活用しながら周知を行うとともに、引き続き警察署や交通安全関係団体と連携し、自転車乗用時のヘルメット着用促進の啓発に努めてまいります。
 事業の実施時期につきましては、今後9月の定例会へ、事業に係る経費について、補正予算の上程を予定しております。
 補正予算についてお認めいただけましたら、10月を目途に事業開始できるよう準備を進めてまいります。
 以上がコミュニティ推進課の説明となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

山本委員)先ほど防犯灯電気料に特化した新しい補助金制度を創設するために、庁内協議をしたけれど、令和4年度にさらなる検討が必要とされ保留となった。また、令和5年度に入って、令和6年度新規事業化に向けて再検討を行ってるってことなんですが、一度保留になった、何がネックだったのか、どんな課題があったのか、その課題をどういうふうに解決していくのか、新しい再検討を始めるに当たって、どのような状況かお答えいただければと思います。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)ご答弁いたします。
 昨年度の新規事業の提案につきましては、同じ制度ではございますけども、1灯当たり幾らという制度については、変わりはございませんでしたけども、その残り既存の事業の取り扱いや予算規模そういったものについて、さらなる調整が必要であろうと、そういった回答いただいた中で、さらなる検討が必要ということで保留となったということでございます。
 以上です。

山本委員)確か令和3年度でしたかね、市内全域で各自治体が負担している電気料の調査しましたよね。それを基に、どの程度新しい補助制度、作った場合、どの程度の市の負担が、必要になるのかということで、そういった目的の調査だと思うんですが、それについては、どのような検討なされましたか。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 自転車。失礼しました。防犯灯の予算等の試算でございますけども、2年前の調査時点では、まだ電気料高騰の波の入り口の頃であったかと思います。
 その中で試算した中では、電気料全額負担するということであると、2,000万から2,500万程度掛かるであろうという試算がなされました。
 その中で、2年経って、今回、1年ですね、1年経って電気料の再調査を行ったところ、確かに電気料が上がってございますので、その中で効果的な補助、財政的な支援っていうことを考えますと、もう少し予算についても組替え等が必要であろうかと、そういったことも今現在検討しているところでございます。
 以上です。

山本委員)これ令和6年度に新しい補助金制度を始められるように検討してるってことで間違いないんですね。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 令和6年度に制度を開始できるように今現在進めているところでございます。

〔「よろしくお願いします」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

新田委員)ありがとうございます。
 資料@の市民会館の解体工事の部分についてお聞きします。
 このどんちょうについてなんですけど、先ほどの説明の中では当初、旧城南中学校で保管する予定で考えていたという説明がありました。
 資料のほうにも保管場所や今後の利活用が困難であるというふうに書いてあったんですが、これもっと早い段階で気付けたんじゃないかと思います。
 このタイミングでタペストリー化にするという判断をされたのか、ちょっと疑問に思う部分があるんですが、タペストリー化にした後はどのように利用するのか、まず伺います。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 確かに、昨年度から検討を続けていたところではございますけども、今のご報告になって、現時点でのご報告になったことについては、申し訳ないと考えてございます。
 タペストリー化したあとの利活用につきましては、大きさ的には5メートル掛ける2.5メートル程度になる予定でございます。
 こちらにつきまして、タペストリー化したあかつきには、市内公共施設の展示等も考えているところで、まだ決定はしてございませんけれども、そういったことを考えているところでございます。
 以上です。

新田委員)分かりました。
 タペストリー化に掛かる経費は、本工事の設計変更で対応予定っていうのがあるんですけど、これタペストリー化にするのに金額ってどのぐらいの額が想定されるのか、分かればお願いします。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 タペストリー化に伴う経費につきましては、直接工事費でおおよそ250万程度であるかなと考えてございます。
 以上です。

新田委員)了解しました。本来であれば、また再度になりますけど、解体を決定した時点で、しっかりと活用の方法とか予算取りをしておくべきであったということを再度指摘させていただきます。
 この点については以上で、あとは5ページの資料Cの自転車ヘルメット購入支援事業についてお伺いします。これ対象者については、確認の意味でお伺いするんですが年齢制限は設けないということでよろしいのか、お伺いします。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 年齢制限については、設けていないということでございます。
 以上です。

新田委員)ありがとうございます。これ私も要望した部分でありますので、非常に早く実現していただくというのはすごくありがたいと思います。本当に執行部、担当の方はご苦労されて大変だったと思います。
 事業の周知とともに、啓発ヘルメットをかぶるという啓発の活動についてもしっかり行っていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

川井副委員長)2点伺います。
 今、新田委員より出ました資料@の、どんちょうに関してもそうなんですけども、2項目目のアスベスト状況については、ある意味、驚きを感じております。
 このアスベスト除去に関しての話ですと、6月の定例会、議案質疑の中で、アスベストについても事前にちゃんと調査してるのかという質問があったと思われます。その中で今回なかったという、そちらの答弁ですけども、その中で今回出されたということですけども、この辺はなぜなんでしょうか。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 今回のアスベスト、石綿含有に関しての経過でございますけども、昨年度実施設計業務を行ってございます。その中で石綿含有分析調査というものを、設計の中で行っていただきました。
 その中で、建物の中から直接サンプルをとりまして、それを直接検査した分析結果をいただいて、それを基にアスベストがあるなし、そういったものを判断したところでございます。
 その中で、分析の結果と設計の中身っていうんですかね、その中で計上漏れが判明したということで、設計事務所のほうと今現在協議をしているところでございます。
 そういった中で設計の修正作業とか、そういったことを今後行っていくことになると思うんですけども、それとしても、工事の中でアスベストを別に行ってっていうことでは、解体のほうがなかなか進まないということで、本工事と不可分な内容であるということで、変更での対応をさせていただきたい。そういったことでご説明さしていただいてるとこです。
 以上です。

川井副委員長)言ってることは分かりますけども、そうなってくると、やっぱりアスベストに関しては、庁舎の解体においても大きな問題となった前例がある中での、やっぱりそこをちゃんと担当部が意識がどのぐらいあったのか。やっぱり取り壊すに当たっては、アスベストの部分は重要視して考えるべきだと思うわけですよ。
 それは試算した業者も含め、もそうだし、担当する部局でもアスベストに関してはもう少し細心の注意を払いながら進めていかないと、こういうことが起こるのかなと思いますし、ただその分析してしないと分からないような際どいその部分かどうか分かりませんけども、この意識がやっぱりアスベストに関して、薄いというのも担当部としては問題だと私は思いますし、この何ですか、設計された、担当された設計士さんのほうの認識の甘さであれば、これは前々から私も聞いております、今も話したように市民、庁舎においても、やっぱりそういう甘さが出たということであれば、やはり庁内の業者で事足りなければ、やっぱり担当、その関わる業者さんも、市外も含めてきっちりと計算できる、頼れる、そういう方も今後は視野に入れて進めていかないと、たびたびこの市でやることが、これ、割と低価格ですよね、低い中で出して、結果低くて取り分が少ないからじゃ、こうやって追加で出しましょうという捉え方もされるもとになりますし、随時こうやって、予算通した後で、お金をちゃんと出した後で追加、追加ってやるのが、この市のやり方となるというのは非常にまずいと思うんで、しっかりと担当部も、この1個目のどんちょうについてもそうですし、このアスベストについても、もっと監督する側の立場としても知識やちゃんと警戒をして進めるべきだと思います。
 ちなみに、この追加になるアスベストについての金額はどのぐらいなんでしょうか。出てればお答えいただきたいと思います。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 まだ正確に面積等を出してございませんけども、現在の想定では直接工事費で1,000万円程度になるのかなと。
 これのことにつきましては、重大に考えてまして、設計事務所のほうと協議をしてるとこでございます。
 以上です。

川井副委員長)これ今言った、担当の方のやっぱり認識の甘さっていうか、そういうことができない業者に頼むのもまずいですよ。
 だってアスベストって、私らが考えてもまず第一に考えることですし、先ほども何回も言ってるけど、庁舎解体であれだけ大きな問題になったことを、これ生かされてないでしょうよ。
 そういうやっぱり認識の甘さがなんでこういって出てくるし、しかも1,000万という金ですよ。これはちょっとやっぱり人のお金っていうか、もうちょっと自分の、自分たちの認識をしっかりと持ちながらやっていかないと、こんなとこでどんどんどんどん追加で出し、追加出してやってる。それが、市の行政の進め方となったら大きな問題ですよ、これも。甘過ぎますよ。いやあ言葉がありませんけども、やっぱり今言ったように、そういう、たびたび依頼してる先で、こういったことが出てくるんであれば、これはこの依頼先も考えていかなくちゃなんないでしょうよ。
 やっぱり市の業者第一だという、そういう前提の中でも、そういうことが度重なれば、広範囲でやっぱりしっかりした業者を頼んだ中で、試算していただく。追加がないような工事ができるということを目標に、今後やっていただきたいと思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

川井副委員長)旭台駐車場の件で伺います。
 合意書の中の2番にあります、土地の返還までの賠償金等を地権者に払うということでありますけれども、この金額をお伺いいたします。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 金額につきましては、さきの3月のときに提案させていただいた金額よりは、確かに期間が延びてますので、金額が上がってございます。
 そういう中で正確な金額につきましては、返還する期日によって計算されますので前後をいたしますけども、今のところ計算した金額としましては、120万から30万程度であるのかなと試算してございます。まだ合意書が締結されていませんので、この金額が確定ということではございません。
 以上です。

〔「はい、分かりました」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 次に、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施について及び石岡市国民健康保険特別会計予備費充用についての2件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

保険年金課長補佐(鈴))高齢者の保健事業と介護予防、介護予防の一体的実施についてご説明いたします。資料07をご覧ください。
 昨年12月に開催された本委員会において、令和5年度新規事業として実施したい旨ご説明いたしました本業務について、進捗のご報告をさせていただきます。
 本事業の目的としましては、高齢者の生活習慣病等の重症化予防や心身機能の維持を図ることを目的とし、後期高齢者の保健事業と市が行う介護予防事業について、高齢者それぞれの特性に応じ、保健師等の医療専門職による相談、指導等を一体的に行う事業であり、事業主体、後期高齢者医療保険者である県広域連合から市が受託し、保険年金課、高齢福祉課、健康増進課が連携して実施するものです。
 3.受託内容をご覧ください。発注者は茨城県後期高齢者医療広域連合。
 契約日は令和5年4月1日。
 受託期間は令和5年4月1日から令和6年3月31日。
 契約金額は912万7,439円となっております。
 4.事業内容としましては、@の保険年金課では、実施計画について、広域連合の説明会、研修、ヒアリング等の連絡調整を行い、契約業務を実施いたしました。
 Aの高齢福祉課では、ポピュレーションアプローチとして、フレイル予防や普及啓発活動等を担当し、特に運動機能向上実技指導及び低栄養予防の健康教育として、令和5年度は石岡地区、八郷地区、それぞれ18回の教室を開催する予定となっております。
 Bの健康増進課では、ハイリスクアプローチとして、糖尿病性腎症重症化予防等について、KDB、国保データベースシステムを活用し、HbA1c、血圧、BMI値等を用い、地域健康課題の分析を進めており、対象者を把握し、今後保健指導を実施してまいります。
 説明は以上でございます。

保険年金課長補佐(大))続きまして、石岡市国民健康保険特別会計予備費充用についてをご説明いたします。資料08をご覧ください。
 まず、1.概要についてでございますが、令和5年度石岡市国民健康保険税のシステムに、誤った税率を入力する事案が発生し、納税通知書発送前に発見したため、事前に実施する本算定処理である計算処理、印刷、封入、封緘、作業等を再度実施する費用として、石岡市国民健康保険特別会計予備費を充用し、対応いたしました。
 次に、2.本算定処理の必要経費につきましては、システム使用料53万4,600円。運用管理委託44万2,200円。封入封緘委託28万4,889円。電算指定用紙27万1,040円。印刷製本費6万9,300円。合計160万2,029円となっております。
 今回の事務処理誤りに伴い、追加費用を発生させてしまい、誠に申し訳ございませんでした。
 次に、3.原因と今後の対策でございます。今回の事務処理誤りは、人的なシステムの入力ミスと課内チェックの体制の甘さに起因しており、現在の事務処理マニュアルを再度精査するとともに、システム入力作業や書類提出時のチェックについて、1人が個別に行っていたものを、複数体制で読み合わせ等行いながら実施、同様の誤りがないよう変更してまいります。
 説明は以上となります。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、企業誘致推進事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

産業プロモーション課長)私からは、企業誘致推進事業についてご報告いたします。産業戦略部資料1ページをご覧ください。
 公有地への民間企業の出店意向についてでございます。前回の委員会で同様の案件についてご報告いたしましたが、今回新たに別な企業から出店意向があったため、前回の出店意向も含めまして、改めてご報告いたします。
 まず、出店意向のあった企業種別は、2件とも小売業で、土地は借地を希望しており、借地契約は20年から30年間で相談していきたいとのことでございます。店舗構造についても、2件とも鉄骨造平屋建てを想定してございます。
 また、中心市街地活性化の視点からの提案を含む出店意向が示されてございます。具体的には、食品スーパーを核とした商業施設と図書館、児童館、市民会館等の行政施設との取組といった内容や、文化施設を商業機能と複合にする、想定する文化施設は、図書館、市民ホールほかといった内容でございます。
 ただし、市民ホール機能につきましては、規模やイベント開催時の駐車場などをはじめ、いくつかの懸念事項について口頭にて補足がございました。
 さらに、今回提案いたしました建物の規模、施設の機能等については、全て企業側が仮に想定したものでございまして、実際は市と協議の上、詳細を決定していきたいとの意向でございました。
 その他、費用負担、公共施設の運営管理等についても、要協議となることが申し添えられました。
 現在本件につきましては、庁内関係部局と情報共有を行ったところでございます。
 産業プロモーション課からの報告は以上になります。今後の対応等について委員の皆様からご意見等をいただければと思います。
 よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

新田委員)また新たに1社からの出店意向があったということで、お話をご説明いただきました。
 今現在は、どこまで話し合いっていうか、が進んでる状態なのか、今現在っていうのはどういう状況にあるのかだけ、お聞きします。

産業プロモーション課長)お答えいたします。
 この2件からの、2つの企業から提案のほういただきまして、企業側からは、2社ともイベント広場に、行政の複合化した商業施設の整備する意向が表明されたわけなんですが、複合するために、そのため行政が必要とする機能、これを例えば図書館だったり、児童館などをまず示してほしいとの要望をいただいております。
 まずは、こういう申し出があったということで、市の関係部局と情報共有をするとともに、対応について協議をしていくっていうところの段階でございます。

新田委員)すごくいい話であると思うので、ぜひ進めていただきたいというふうに思います。
 場所については両者ともイベント広場ということで、イベント広場については実際、今複合文化施設の候補地でもあると思いますので、今後、この委員会のみならず全議員への周知というか、行っていただいて、特別委員会もちろんありますし、理解いただきながら、こういったいい話はスピーディーに進めていただきたいというふうに思います。
 よろしくお願いいたします。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

高野委員)今お話を聞きましてね、非常にいい話だとは思うわけでございますけども、この石岡市でですね複合文化施設を造るというようなことで、非常に、駅前、イベント広場というようなことでね、いろいろ問答してるわけでございます。
 そういったときに、こういった会社がね、出てきて、協力してほしいというのは、いいと思うんですけど、執行部としてね、何を考えてんだと思わないですか。
 今一生懸命ね、市長直轄ではどちらにするか、まだ決まってないんでしょ。石岡市がね、行政がね、執行部がね、一つにならないでね、片方がどっちになんだろうと思って一生懸命やってる中でね、片方ではね、どっちかに決めてくれと。そういう話も出ておりますと、図書館にすんのかね児童館にするのかな。全くね、やってることが不謹慎極まりない。行政であるならばもうちょっとね、きちっと各部局で調整しなさい。
 報告してくれるのはいい。ただ現実的なようなことで話されると、我々も困惑するので非常に困る。その辺のところをきちっと精査してください。
 答弁要らないです。

岡野委員長)ほかにございませんか。

山本委員)私も今の高野委員と同じような意見で話したかったんですけれど、商業施設と文化施設をですね、複合化のメリットを論じる前に、逆に競合する部分が大きいんではないかなと心配します。
 建坪面積ですね、1,000坪あるいは1,500坪と示されてますけれど、これ駐車場がなくては営業できませんよね。どの程度駐車場の希望を希望されてるのか。企業側から提案はどのようになってますか。

産業プロモーション課長)お答えいたします。
 2つの企業からは、主に食品スーパーを核としたというところで、店舗の規模等は示されてるわけなんですが、あとイベント広場全体を借地でという形で、市が必要とする行政機能と話し合いの上、駐車場等についても協議していくっていう姿勢で具体的に、これだけ駐車場が必要っていうまでは、まだ示されていない状況でございます。
 以上でございます。

山本委員)まだこの段階でそこまで心配する必要ないかもしれませんけれど、私は複合化のメリットでも逆に、競合の問題が出てくるんではないかなと思います。
 それと企業側からですね、行政施設の機能を示せと、逆になんか企業側に引っ張られてるみたいな感じがして、あんまりいい印象受けなかったんですが、その辺、高野委員も同じ思いで、質問、発言されたんだと思いますが、この段階で論じることでありませんけれど、十分に今私たちが審査している新しい文化施設ですね、市民会館、新市民会館の建設計画とですね、調整、よく考えながら進めていっていただきたいと思います。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、上林・上曽線1工区の進捗状況についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

都市計画課長)私からは、上林・上曽線1工区の進捗状況についてご説明いたします。資料の10のほうをご覧ください。
 整備状況につきましては、フルーツラインから県道土浦笠間線の1工区の延長約2,500メートルのうち、約2,200メートルの整備が完了しております。
 残りの約300メートルにつきましては、資料の黄色と赤で着色されている、県道土浦笠間線とのクランク部になります。
 黄色の箇所は用地取得済み箇所で、赤色の箇所が未買収箇所となっております。用地の進捗状況でございますが、表の未買収地一覧に記載のとおり、3地権者、4筆が相続により未買収となっております。
 このうち、@の箇所につきましては、相続手続中ではございますが、地権者から工事施工承諾をいただき、黄色の買収済み箇所と合わせまして、延長約200メートル区間を、今年度プレロード工法による盛土工事を実施予定で、8月下旬に入札を予定しております。
 残りのAとBにつきましては、地権者において相続手続を進めているところですが、引き続き本路線の重要性や地元から早期完成が望まれていることを説明した上で、ご理解いただけた際は、工事施工承諾をいただくことで、令和7年度中の工事完成を目途に進めてまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、今後議会へ提案する予定の案件についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 なお、本件の説明の順番は生活環境部所管、産業戦略部所管、都市建設部所管の順でお願いいたします。

生活環境課長)生活環境課から、第3回定例会に上程を予定している一般会計補正予算及び制定を予定している石岡市動物の愛護及び管理に関する条例の制定についてご説明申し上げます。
 初めに、犬猫愛護推進経費のマイクロチップ装着等推進補助金でございますが、9月制定予定の石岡市動物の愛護及び管理に関する条例の施策の一環として、飼い犬、飼い猫にマイクロチップの装着及び避妊去勢手術を行う際に、その一部を補助するものでございます。
 次に、新治地方広域事務組合施設解体等負担金の債務負担行為の設定といたしまして、令和2年度をもって新治地方広域事務組合が解散となり、かすみがうら市に事業継承され、かすみがうら市において令和4年度分の事業費に対する借入が完了したことから、利率が確定したため、将来負担額が見込まれる額を債務負担として設定するものでございます。
 最後に、石岡市動物の愛護及び管理に関する条例の制定の説明を申し上げます。資料11をご覧ください。
 条例の目的につきましては、令和5年6月27日の当委員会でご報告いたしましたが、パブリックコメントが終了したため、結果をご報告いたします。
 初めに、1 パブリックコメントの状況についてでございますが、パブリックコメントを令和5年6月27日から令和5年7月26日までの30日間実施いたしました。その結果、2名の方からご意見が寄せられました。
 次に、2 パブリックコメントの概要でございますが、意見@としまして、(1)意見の内容でございますが、みだりに繁殖させないように、避妊去勢をする。これはとても大事だが、外飼していて、手術していない猫が多い。また、野良猫に餌やりをしてる人が多くいる。
 避妊去勢手術には、餌やりをしている人が支出をするべきだが、いろいろな理由により、放置されているため、市が率先して避妊去勢手術を進めてほしい。
 また、飼猫、野良猫に限らず避妊去勢手術が安くなるようにして欲しいとのご意見でございました。
 (2)意見に対する考え方でございますが、避妊去勢手術に関しては、条例案でも記載しております地域猫については、現在、補助金が出されておりまして、飼猫・飼犬につきましても、みだりに繁殖させないことは重要と考えてございます。今後、適正な飼養に関する施策について検討してまいります。
 以上のことから、(3)意見に対する条例案の修正はございません。
 次に意見Aとしまして、(1)意見の内容でございますが、性善説で見た場合に、いい条例であると思うが、問題になる遺棄、虐待、多頭飼育崩壊などに触れられていない。
 案としては、飼い猫を登録制度にする、避妊去勢手術など適正な管理をする、飼育方法の啓蒙活動を行う等が考えられるとのご意見をいただきました。
 (2)意見に対する考え方でございますが、遺棄、虐待、多頭飼育崩壊につきましては、大変重大な問題だと認識しておりますが、遺棄、虐待については、国の法律、多頭飼育につきましては、県の条例に定めがあるため、市の条例案への記載は見送りましたが、当然適用されるものでございます。
 飼い猫の登録制度につきましては、国が進めるマイクロチップの装着による登録と兼ね合いを見ながら、検討してまいります。
 以上のことから(3)意見に対する条例案の修正はございません。
 説明は以上でございます。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それでは今後議会へ提出する予定の案件のうち、コミュニティ推進課所管分についてご報告いたします。
 一般会計補正予算において、交通安全対策経費のうち、先ほどご説明した自転車用ヘルメット購入支援事業に係る委託料及び本事業の執行体制整備のため会計年度任用職員の雇用に係る人件費等の補正を予定しております。
 以上がコミュニティ推進課所管分のご報告となります。よろしくお願いします。

保険年金課長補佐(大))続きまして保険年金課所管の一般会計、国民健康保険特別会計の補正予算につきまして、ご説明いたします。
 初めに一般会計でございますが、年金担当事務、後期高齢者医療担当の会計年度任用職員の2名の期末手当につきまして、前年の雇用実績に伴い増額するものでございます。
 次に、国民健康保険特別会計につきましては、4月の人事異動に伴う職員等人件費の減額のほかに、出産育児一時金の臨時補助金の予算計上。産前産後休暇職員の代替として、会計年度による任用職員の1名の予算計上。国保担当の会計年度任用職員1名の期末手当について、前年の雇用実績に伴う増額。公用車購入に伴う入札差金の減額などを予定しております。
 保険年金課からの説明は以上でございます。

水道課長)水道課より、第3回定例会に上程を予定している石岡市水道事業会計に関する議案についてご説明申し上げます。
 石岡市水道事業会計におきましては、4月の人事異動に伴う職員等人件費の補正を予定しております。
 また、支出に係る補正に伴いまして、収入につきましても補正を予定してございます。
 予定の議案についての説明は以上でございます。よろしくお願いします。

農政課長)私からは、第3回定例会に上程を予定しております石岡市一般会計補正予算のうち、農政課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 県の補助事業の実施に伴いまして、歳入歳出ともに増額補正を予定しております。こちらは、農業用の機械や施設の導入事業費、有機JAS認証取得経費に対する補助金を計上するものでございます。なお、それぞれの補助金について、市の負担はございません。
 説明は以上でございます。

産業プロモーション課長)私からは、第3回定例会に上程を予定しております石岡市一般会計補正予算のうち、産業プロモーション課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 今回の補正内容といたしましては、歳入におきまして国庫補助金額の増額を予定してございます。
 こちらは、観光庁のインバウンドの地方誘客や、消費拡大に向けた観光コンテンツ造成支援事業補助金の事業募集におきまして、当初予算で計上してございました誘客促進業務委託の事業内容が合致したため、応募し、結果、採択となったものでございます。そのため、歳入のみの補正となります。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)下水道課から、令和5年第3回定例会に上程を予定している石岡市公共下水道事業会計に関する議案、石岡市農業集落排水事業会計に関する議案について説明いたします。
 石岡市公共下水道事業会計に関する議案、石岡市農業集落排水事業会計に関する議案ともに、4月の人事異動に伴う職員等人件費の補正及び管路布設替などを行うため委託料の補正、処理場機械の交換を行うため工事請負費の補正を予定しております。支出に関わる補正に伴い、収入につきましても補正を予定しております。
 上程予定の議案についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)道路建設課から、令和5年第3回定例会におきまして、補正予算の上程を予定しておりますので、ご説明いたします。
 内容でございますが、道路建設課で雇用しております道路パトロール員につきまして、主に道路パトロールや道路上での補修等作業を行っており、安全性や迅速性などが求められますことから、会計年度任用職員1名を増員し、2名体制とするため補正予算の上程を予定してございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他として何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 以上で本日の産業建設委員会を閉会いたします。


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