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令和5年度 産業建設委員会

 第9回委員会 (12月12日)
出席委員 岡野孝雄委員長、川井幸一副委員長、鈴木行雄委員、高野要委員、関口忠男委員、山本進委員、新田茜委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(浅田禎智)、市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長(瀬尾正幸)
【生活環境部】
生活環境部長(鶴井重則)、生活環境部次長兼水道担当(櫻井浩司)、生活環境部参事兼ゼロカーボン担当(鈴木正人)、生活環境部参事兼コミュニティ推進課長(萩原信明)、生活環境課長(惣野代薫)、市民課長(中泉了)、保険年金課長(小沼努)、水道課長(小野瀬崇)
【産業戦略部】
産業戦略部長(塩畑浩行)、産業戦略部次長(箕輪栄治)、産業戦略部次長兼農政担当(萩原勇)、産業戦略部産業戦略企画監(野上周)、農政課長(大久保和夫)、商工観光課長(櫻井信康)、商工観光課副参事観光担当(山田和幸)、産業プロモーション課長(飯田昭憲)、地籍調査課長(萩原正晴)
【都市建設部】
都市建設部長(櫻井正洋)、都市建設部次長(林秀憲)、都市計画課長(幕内慎一)、下水道課長(稲葉孝)、建築住宅指導課長(小沼欽 也)、道路建設課長(飯嶋隆広)、道路建設課副参事道路建設担当(関町隆行)
議会事務局 庶務議事課課長補佐(信田英二)

岡野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが、初めに、議案第114号、請願第5、請願第6についての現地調査を実施し、調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に、付託案件説明のため、出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、市長直轄組織の説明員につきましては、現地調査終了後の出席となりますので、あらかじめご報告いたします。
 この際、お諮りいたします。本日の議題であります、議案第114号、請願第5、請願第6については、その現状を調査するため、これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 この際、市長直轄組織の説明員が出席しましたので、ご報告いたします。
 これより議事に入るわけでありますが、今回、当委員会に審査付託されました議案のうち、議案第107号指定管理者の指定について(旭台会館)ないし議案第109号指定管理者の指定について(杉並コミュニティセンター)は、いずれも指定管理者の指定に関する議案であり、議案第91号の補正予算の議案と関連いたしますので、これら関連する部分を一括して審査を行いたいと思います。
 なお、審査の順序といたしましては、初めに、議案第107号指定管理者の指定について(旭台会館)ないし議案第109号指定管理者の指定について(杉並コミュニティセンター)と、それに関連する議案第91号の補正予算の説明・質疑を行います。
 次に、残りの補正予算の説明・質疑を行い、全ての説明・質疑の終了後に、一括して討論・採決をいたしたいと思います。
 その後、残りの議案の審査を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、これより議事に入ります。
 議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち産業建設委員会の所管に係る部分、議案第92号令和5年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第95号令和5年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)ないし議案第97号令和5年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)並びに議案第107号 指定管理者の指定について(旭台会館)ないし議案第109号指定管理者の指定について(杉並コミュニティセンター)の計8件を一括して議題といたします。
 初めに、議案第107号指定管理者の指定について(旭台会館)ないし議案第109号 指定管理者の指定について(杉並コミュニティセンター)と、それに関連する議案第91号の補正予算の審査を行います。
 本案について執行部から説明を求めます。
 
生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それでは、議案第107号から議案第109号までの指定管理者の指定について及び議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、指定管理に関連するものについて、併せてご説明いたします。
 最初に、議案第107号指定管理者の指定についてをお開きください。
 石岡市旭台会館の指定管理者としてご提案しておりますのは、公益社団法人石岡地方広域シルバー人材センター。
 指定の期間は、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの3年間としております。
 選定の経過をご説明します。旭台会館の指定管理者の選定は、石岡市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の規定に基づき、指定管理者の公募手続を行いました。
 公募結果として、石岡地方広域シルバー人材センター1者から応募があり、石岡市指定管理者制度運営委員会において総合的に評価した結果、指定管理候補者に選定されてございます。
 選定理由でございますが、管理運営に対する明確な方針や意欲等を有しており、施設の適切な維持管理につながる提案がなされたことによるものです。
 指定の期間を3年としたことにつきましては、旭台会館個別施設計画に基づき、近隣施設の一つである東地区公民館の動向にも留意しながら、必要に応じて旭台会館の運営のあり方を見直し、対応していくため、標準とする5年間よりも短く設定しているものでございます。
 続きまして、議案第108号指定管理者の指定についてをお開きください。
 石岡市南台コミュニティセンターの指定管理者としてご提案しておりますのは、南台地区の地元の住民により組織された団体である、石岡市南台コミュニティセンター運営委員会。
 指定の期間は、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの3年間としております。
 この選定に当たりましては、地域の団体の特性を生かすことで、より事業効果が期待できることから、石岡市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条第2号の規定により、公募手続にはよらず、非公募により選定をしたところでございます。
 指定の期間を3年としたことにつきましては、他施設との複合化について柔軟に検討していく方針としておりますので、今回の指定管理期間については標準とする5年より短い3年としております。
 続きまして、議案第109号指定管理者の指定についてをお開きください。
 石岡市杉並コミュニティセンターの指定管理者としてご提案しておりますのは、杉並地区の地元の住民により組織された団体である、石岡市杉並コミュニティセンター運営委員会。
 指定の期間は、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの3年間としております。
 指定管理者の選定及び指定の期間の設定につきましては、石岡市南台コミュニティセンターと同様の理由により、非公募での選定。
 指定の期間は3年間としたところでございます。
 続きまして、これら指定管理者の指定に関連いたしまして、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、各施設の指定管理料に関する債務負担行為の設定を行ってございます。補正予算書の5ページをお開きください。
 第4表として債務負担行為補正のうち、追加分が前のページから続いてございまして、ページの中段に、南台コミュニティセンター、杉並コミュニティセンター、旭台会館の指定管理者指定管理料について記載してございます。
 これら3施設の負担行為の期間につきましては、今回の指定管理の期間に合わせまして、ともに令和6年度から令和8年度までの3年間としてございます。
 限度額につきましては、指定管理期間で支払う指定管理料の上限額でございます。
 1つ目の、南台コミュニティセンターにつきましては、指定管理料1年当たり155万2,000円の3年分として、限度額を465万6,000円に設定してございます。
 2つ目の、杉並コミュニティセンターにつきましては、指定管理料1年当たり111万円の3年分として、限度額を333万円に設定してございます。
 3つ目の、旭台会館につきましては、指定管理料1年当たり948万2,000円の3年分で限度額を2,844万6,000円に設定してございます。
 これら3施設の限度額の算出方法は、指定管理者にかかる1年間の施設管理経費等の支出総額から、利用料金等の収入を差し引いた額とし、これの3年分を計上したものとなります。
 以上が、コミュニティ推進課所管の指定管理に係る議案の説明となります。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
 
岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより本案に対する質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
 次に、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち産業建設委員会の所管に係る部分のうち指定管理に関する箇所を除いた部分、議案第92号令和5年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第95号令和5年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)ないし議案第97号令和5年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)の計5件の審査を行います。
 本案について、執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は生活環境部所管、産業戦略部所管及び都市建設部所管の順でお願いいたします。

生活環境課長)私からは、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、生活環境課所管の補正予算つきまして、ご説明申し上げます。補正予算書6ページの第4表債務負担行為補正をご覧ください。
 上段の表、令和6年度高浜地区生活排水路浄化施設管理委託料につきまして、令和6年度の年間委託業務に伴う債務負担行為を設定するもので、期間は令和5年度から令和6年度までとなり、限度額は259万1,000円となります。
 債務負担行為の設定により当該事業の予算が担保されるため、入札期間の前倒しによる適正な見積期間の確保が可能であることや、作業者の確保がしやすくなるなど、業務品質の向上が期待されているところでございます。
 次に、補正予算書28、29ページをご覧ください。歳入でございます。
 下段の表、款16県支出金、項2県補助金、目3衛生費県補助金、説明欄の自立分散型エネルギー設備導入促進事業費補助金5万円減でございます。
 内容でございますが、県からの交付決定額に併せて減額補正するものでございます。
 次に補正予算書44、45ページをご覧ください。歳出でございます。
 上段の表の2つ目、款4衛生費、項1保健衛生費、目3環境衛生費、説明欄の地域脱炭素推進事業、18家庭用蓄電池設備導入促進補助金5万円減でございます。
 内容でございますが、先ほどご説明いたしました財源となってございます、県補助金の自立分散型エネルギー設備導入促進事業費補助金5万円減にあわせて減額補正するものでございます。
 次に、その下の同じく款4衛生費、項1保健衛生費、目4公害対策費、説明欄の職員等人件費、4職員共済組合納付金4万8,000円の増及び4社会保険料8,000円の増でございます。
 内容でございますが、人事院勧告に伴う会計年度任用職員分の増額補正でございます。
 次に同表内、説明欄の水の路クリーンナップ事業、10その他施設修繕42万6,000円の増でございます。
 内容でございますが、高浜地区に設置している水処理システム四万十方式浄化施設において、放流ポンプが破損したため修繕を行うために増額補正するものでございます。
 以上が、生活環境課所管の議案として提出しております補正予算の内容でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それでは、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、コミュニティ推進課所管分について、ご説明いたします。
 補正予算の内容につきましては、職員給与の改定及び会計年度任用職員の最低賃金の見直しに伴いまして、人件費に関する補正を行うものでございます。
 補正予算書の30、31ページをお開きください。
 歳入の内訳といたしまして、上から4段目、款21諸収入、項5雑入、目5雑入のうち、説明欄の雇用保険被保険者掛金62万9,000円のうち3,000円を補正増するものでございます。
 次に、歳出の内訳につきまして、32、33ページをお開きください。
 ページの下の段、款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費において、説明欄の職員等人件費、3時間外勤務手当51万6,000円のうち2万1,000円。次に、ページの一番下の目8交通安全対策費において、説明欄の職員等人件費のうち、次のページに移りまして、3時間外勤務手当1万1,000円をそれぞれ補正増するものでございます。
 次に、同じページの、目11諸費において、説明欄の職員等人件費といたしまして、4職員共済組合納付金1万2,000円、また、2つ下の協働まちづくり推進事業において、1一般事務補助員報酬6万6,000円、3期末手当1万8,000円をそれぞれ補正増するものでございます。
 以上が、コミュニティ推進課所管分の説明となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

市民課長)同じく私からは、市民課所管の補正予算についてご説明いたします。
 補正予算書36、37ページをお開きいただきたいと思います。
 2番目の段、款2総務費、項3戸籍住民基本台帳費、目1戸籍住民基本台帳費において、説明欄の職員等人件費、3時間外勤務手当5万5,000円につきましては、令和5年度人事院勧告に基づく、職員給与改定に伴い増額するものでございますが、そのうちの5万4,000円が市民課職員の内容となってございます。
 また、2つ下、旅券事務費の1旅券窓口事務員報酬1万6,000円及び3期末手当1万5,000円につきましては、同じく令和5年度人事院勧告に基づく、会計年度任用職員の給与表及び賞与の引上げ改定に伴い、旅券窓口事務担当会計年度任用職員の報酬及び期末手当を増額するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

保険年金課長)それでは私からは、保険年金課所管に係る補正予算についてご説明をいたします。
 まず初めに、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)の歳入についてご説明をいたします。
 補正予算書28、29ページをお開き願います。
 上から1段目の款15国庫支出金、項1国庫負担金、目1民生費国庫負担金、節4国民健康保険事業費負担金18万6,000円の増及び上から3段目の款16県支出金、項1県負担金、目1民生費県負担金、節4国民健康保険事業費負担金9万3,000円の増につきましては、国民健康保険税につきまして、被保険者の産前産後期間の保険税免除制度が開始されることに伴いまして、免除額の2分の1相当分を国負担分、4分の1相当分を県負担分として受入れることから、補正をするものでございます。
 次に4段目の款16県支出金、項2県補助金、目2民生費県補助金、節2医療福祉費補助金160万9,000円の増につきましては、医療福祉制度に係る県補助金について、概算で交付されておりました令和4年度分が確定したことに伴いまして、追加交付が発生したため、増額補正をするものでございます。
 続いて歳出となります。38、39ページをお開き願います。
 上から3段目、款3民生費、項1社会福祉費、目1社会福祉総務費、右側説明欄の特別会計繰出金、27国民健康保険特別会計職員給与費等繰出金308万円の増につきましては、令和5年度人事院勧告に伴う職員等人件費などを増額するものでございます。その下の27国民健康保険特別会計産前産後保険税繰出金37万2,000円の増につきましては、歳入でご説明いたしました、被保険者の産前産後期間の国民健康保険税免除額について、国県負担分に、市の4分の1負担分を合わせた額を国民健康保険特別会計へ繰り出すものでございます。
 次に、2つ下の目4国民年金費17万1,000円の増及びその下の目5後期高齢者医療給付費8万4,000円の増につきましては、令和5年度人事院勧告に伴い、会計年度任用職員の組合納付金、報酬及び期末手当を増額するものでございます。
 次に、議案第92号令和5年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明をいたします。まず、補正予算書10ページをご覧いただければと思います。
 予算の総額について、歳入歳出それぞれ308万円を増額いたしまして、78億4,988万円とするものでございます。
 内容につきましては、事項別明細書でご説明をいたします。お手数ですが82、83ページをお開き願います。
 まず歳出からのご説明となります。1段目の款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費129万4,000円の増。2段目の款1総務費、項2徴税費、目1徴税総務費、説明欄の職員等人件費91万3,000円の増。徴税一般事務費の一般事務補助員報酬2万4,000円の増及び目2賦課徴収費5,000円の増。また、3段目の款5保健事業費、項1特定健康診査等事業費、目1特定健康診査等事業費61万3,000円の増につきましては、令和5年度人事院勧告に伴い、職員等人件費を増額するものでございます。
 次に、2段目の款1総務費、項2徴税費、目1徴税総務費、説明欄の徴税一般事務費の12システム改修委託料23万1,000円の増につきましては、産前産後期間の国民健康保険税免除制度に伴う国民健康保険税システム改修委託料を増額するものでございます。
 続きまして、1ページお戻りいただきまして、80、81ページをご覧いただきたいと思います。歳入でございます。
 1段目の款1国民健康保険税、項1国民健康保険税、目1一般被保険者国民健康保険税37万2,000円の減につきましては、産前産後期間の国民健康保険税免除制度の開始に伴う、税収入の減でございまして、2段目の款7繰入金、項1他会計繰入金、目1一般会計繰入金、節8産前産後保険税繰入金につきましては、歳入減となりました国民健康保険税37万2,000円と同額を、一般会計から公費補填をするものでございます。
 また、節4職員給与費等繰入金308万円の増につきましては、人事院勧告に伴い増額した職員等人件費及びシステム改修委託料の財源となります。
 保険年金課からの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)暫時休憩いたします。
 午後1時15分から会議を開きます。

−休憩−

岡野委員長)それでは休憩前に引き続き、会議を開会いたします。

水道課長)私から、議案第95号令和5年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
 初めに、補正予算書の18ページをご覧ください。
 第2条中、収益的支出の補正予定額は4,496万7,000円の増額。第3条中、資本的支出の補正予定額は5,506万5,000円の増額補正となります。
 内容につきましては、補正予算書の111ページ、予算明細書をご覧ください。上段の表、収益的支出です。
 款1水道事業費用 、項1営業費用、目1原水及び浄水費3,020万7,000円の増につきましては、浄水施設の取水ポンプ等の修繕費用として207万1,000円。水源井戸の取水量低下に伴い、湖北水道企業団からの緊急応援給水を行い、安定供給を図るための受水費2,813万6,000円の増額補正をするものです。同じく目2配水及び給水費につきましては、漏水修繕工事費の不足額1,340万1,000円。同じく目4総係費につきましては、人事院勧告に基づく人件費135万9,000円を増額補正するものでございます。
 続きまして、下段の表、資本的支出です。款1資本的支出、項1建設改良費、目1水道建設事業費につきましては、井戸の取水量低下に伴い中央浄水場の配水池水位が回復しない状況にあり、井戸の堀替えをすることで取水量を確保し、安定供給を図るため5,506万5,000円を増額補正するものです。
 続きまして、108ページにお戻りください。債務負担行為に関する調書をご覧ください。
 令和6年度の年間業務委託のうち、令和6年度水質検査業務委託料及び令和6年度設備管理業務委託料につきまして、入札時期を前倒しする予定であることから、債務負担行為を追加するものです。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

農政課長)私からは、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、農政課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 初めに、歳入でございます。補正予算書の28、29ページをご覧ください。
 下段の表、款16県支出金、項2県補助金、目4農林水産業費県補助金、説明欄、有機JAS認証取得支援事業補助金9万9,000円につきましては、有機農業の生産拡大を目的に、有機JAS認証の取得に係る経費を支援する県単独の補助事業で、申請者1名の補助額について、増額補正するものでございます。
 続きまして、30、31ページをご覧ください。上から4段目の表、款21諸収入、項5雑入、目5雑入、説明欄雇用保険被保険者掛金62万9,000円のうち5,000円につきましては、人事院勧告に伴います会計年度任用職員の報酬単価等の引き上げにより不足する経費について、増額補正するものでございます。
 次に、歳出でございます。補正予算書の46、47ページをご覧ください。
 上段の表、款6農林水産業費、項1農業費、目2農業総務費、説明欄、職員等人件費、4職員共済組合納付金21万5,000円のうち2万9,000円。次に同じ表で、目3農業振興費、説明欄、鳥獣被害対策事業、1作業員報酬30万5,000円、3期末手当6万4,000円につきましては、歳入でご説明しましたとおり、会計年度任用職員の報酬単価等の引き上げに伴い、増額補正をするものでございます。同じ説明欄、鳥獣被害対策事業、1鳥獣被害対策実施隊報酬38万8,000円につきましては、有害鳥獣対策期間にイノシシへの対応が増えたことから報酬額に不足が生じたため、増額補正をするものでございます。
 続きまして、同じ表の下段にございます、目8農政企画費、説明欄、農政企画経費、18有機JAS認証取得支援事業補助金9万9,000円につきましては、歳入でご説明しました補助金と同額を増額補正するもので、市の負担はございません。
 説明は以上でございます。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。

商工観光課長)私からは、商工観光課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 初めに歳入でございます。補正予算書の30、31ページ、4段目の表をご覧ください。
 款21諸収入、項5雑入、目5雑入、節6雑入、ふれあいの森指定管理施設納付金331万1,000円。同じく、下段のフラワーパーク指定管理施設納付金1,674万円でございます。
 両施設とも令和4年度までの収支決算において利益が生じたため、基本協定に基づき、市へ納付が発生するためでございます。
 続きまして歳出でございます。58ページ、59ページをご覧ください。
 款13諸支出金、項1基金費、目8茨城県フラワーパーク施設整備等基金費、節積立金、茨城県フラワーパーク施設整備等基金費1,674万円。その下段になります、款13諸支出金、項1基金費、目9ふれあいの森施設整備等基金費、節積立金、ふれあいの森施設整備等基金費331万1,000円でございます。こちらは、両施設からの納付金につきまして、茨城県フラワーパーク施設整備等基金費及びふれあいの森施設整備等基金費へ繰り入れるためでございます。
 私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

地籍調査課長)私からは、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、地籍調査課所管の補正予算について、ご説明いたします。
 まず初めに、歳出についてご説明いたします。補正予算書46ページ、47ページをご覧ください。
 上段の表、款6農林水産業費、項1農業費、目2農業総務費、節3職員手当等、説明欄、3期末手当61万5,000円のうち3,000円、節4共済費、説明欄、4職員共済組合納付金21万5,000円のうち1万4,000円、4社会保険料4万2,000円のうち4,000円につきましては、人事院勧告に伴います会計年度任用職員の報酬単価等の引き上げにより不足する経費について、増額補正するものでございます。
 ページが戻りまして、30ページ、31ページをご覧ください。歳入についてご説明いたします。
 4段目の表、款21諸収入、項5雑入、目5雑入、節6雑入、説明欄、雇用保険被保険者掛金62万9,000円のうち1,000円につきましては、歳出でご説明しましたとおり、人事院勧告に伴います会計年度任用職員の報酬単価等の引き上げにより、不足する健康保険料の自己負担分について、増額補正するものでございます。
 地籍調査課からは以上ございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

都市計画課長)議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、都市計画課が所管するものについて、ご説明申し上げます。
 初めに、債務負担行為の補正でございます。補正予算書の6ページをご覧ください。
 表の中段、令和6年度清掃等業務委託料(ステーションパーク・駅東交通広場・公衆トイレ)及び令和6年度夜間警備業務委託料(石岡ステーションパークほか5箇所)、令和6年度公園トイレ清掃業務委託料(せせらぎパークほか6箇所)につきまして、入札時期を前倒しする予定であることから、債務負担行為を追加するものでございます。
 次に、歳入でございます。28、29ページの中段をご覧ください。
 款15国庫支出金、項2国庫補助金、目5土木費国庫補助金、節3都市計画費補助金の都市構造再編集中支援事業交付金[1/2]につきまして、都市計画一般経費に対する国からの交付金が確定したことにより、120万円を減額するものでございます。
 続きまして、歳出でございます。48、49ページの中段の表をご覧ください。
 款8土木費、項4都市計画費、目1都市計画総務費の都市計画一般経費につきまして、390万円を減額しております。内容としましては、立地適正化計画策定委託料及び高浜駅周辺整備方針検討委託料におきまして、入札差金によりそれぞれ減額するものでございます。同じく、自由通路維持管理経費の機械器具等保守点検委託料つきまして、入札差金により100万円を減額しております。
 次に、地域交通対策事業の車等借上料につきまして、グリーンスローモビリティの運行車両を変更したことにより、140万円を減額しております。
 次に、款8土木費、項4都市計画費、目3公園事業費、公園維持管理経費の公園維持管理清掃業務委託料につきまして、入札差金により200万円を減額しております。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

下水道課長)私から、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち下水道課所管の部分及び議案第96号令和5年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第2号)及び議案第97号令和5年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)について、説明いたします。
 初めに、公共下水道事業会計補正予算(第2号)から説明いたします。補正予算書 120ページをご覧ください。
 下段の表、収益的支出(3条)でございます。款2下水道事業費用、項1営業費用、 目13総係費、総係費におきまして、人事院勧告に基づく人件費176万9,000円の増額補正するものです。
 121ページをご覧ください。資本的支出(4条)でございます。
 款4資本的支出、項1建設改良費30万円の増額補正するものです。内訳は、目1 流域関連公共下水道整備事業費、総係費におきまして、人事院勧告に基づく人件費 11万9,000円の増額補正、次に、目5公共下水道整備事業費、総係費におきまして、人事院勧告に基づく人件費18万1,000円の増額補正するものです。
 戻りまして、120ページをご覧ください。上段の表、収益的収入(3条)でございます。
 款1下水道事業収益、項2営業外収益につきまして、先ほど収益的支出及び資本的支出において説明しました理由により、206万9,000円の増額補正するものです。内訳は、目3他会計負担金176万9,000円の増額、目4他会計補助金30万円の増額補正するものです。
 20ページの第4条をご覧ください。令和6年度年間業務のうち、令和6年度八郷水処理センター汚泥運搬業務委託料につきまして、入札時期を前倒しする予定であることから、債務負担行為を追加するものです。
 続きまして、農業集落排水事業会計補正予算(第2号)を説明いたします。補正予算書130ページをご覧ください。下段の表、収益的支出(3条)でございます。
 款2農業集落排水事業費用、項1営業費用、目15総係費におきまして、人事院勧告に基づく人件費25万1,000円の増額補正するものです。
 131ページをご覧ください。資本的支出(4条)でございます。
 款4資本的支出、項1建設改良費13万円の増額補正するものです。内訳は、目1 総係費におきまして、人事院勧告に基づく人件費13万円の増額補正するものです。
 戻りまして、130ページをご覧ください。上段の表、収益的収入(3条)でございます。
 款1農業集落排水事業収益、項2営業外収益につきまして、先ほど収益的支出及び資本的支出において説明しました理由により、38万1,000円の増額補正するものです。
 内訳は、目3他会計負担金25万1,000円の増額、目4他会計補助金13万の増額補正するものです。
 22ページの第4条をご覧ください。令和6年度年間業務委託のうち、令和6年度出し山地区汚泥運搬業務委託料、令和6年度関川地区汚泥運搬業務委託料、令和6年度東成井地区汚泥運搬業務委託料。23ページをご覧ください。令和6年度石岡西部地区汚泥運搬業務委託料につきまして、入札時期を前倒しする予定であることから、債務負担行為を追加するものです。
 続きまして、石岡市一般会計補正予算第6号のうち、下水道課所管の部分につきまして、説明いたします。補正予算書の46、47ページをご覧ください。上段の表でございます。
 款6農林水産業費、項1農業費、目5農地費の負担金補助及び交付金につきまして、先ほど議案第97号において説明しました理由により、特別会計操出金につきまして、38万1,000円の増額補正をするものです。
 次に、補正予算書の48、49ページをご覧ください。下段の表でございます。
 款8土木費、項5下水道費、目1公共下水道費の負担金補助及び交付金につきまして、先ほどの議案第96号において説明しました理由により、特別会計操出金につきまして、206万9,000円の増額補正をするものです。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)私からは、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、建築住宅指導課の所管に係る補正予算について、ご説明いたします。 補正予算書の50ページ、51ページをご覧ください。
 上から1段目の表、款8土木費、項6住宅費、目1住宅管理費、市営住宅維持管理経費につきまして、90万円の減額補正を計上しております。
 内容でございますが、施設清掃・管理・保守保安委託料、池の台団地合併浄化槽維持管理業務委託の入札差金を減額するものでございます。
 以上が、建築住宅指導課が所管しております補正予算の内容でございます。よろしくお願いいたします。

道路建設課長)私からは、議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、道路建設課が所管しております一般会計補正予算及び繰越明許費補正について、ご説明申し上げます。
 まず初めに、歳出についてご説明させていただきます。補正予算書の48、49ページをお開き願います。
 上段の表、款8土木費、項2道路橋りょう費、目2道路維持費、説明欄、道路維持経費、道路等復旧工事におきまして、210万円の増額補正を計上してございます。内容でございますが、本年6月に発生いたしました台風2号の影響による大雨災害により、道路ののり面崩れや陥没等の被害が発生いたしました。緊急性を要することから、第2回定例会におきまして、道路等復旧工事の補正予算を計上させていただき対応のほう行いましたが、工事費の不足が生じてしまいましたので、不足分を増額補正するものでございます。
 続きまして、56、57ページをお開き願います。
 下段の表、款11災害復旧費、項2土木施設災害復旧費、目1道路橋りょう施設災害復旧費、説明欄、道路橋りょう施設災害復旧費、市道復旧工事におきまして、7,852万8,000円の増額補正を計上してございます。こちら内容でございますが、先ほど同様、本年6月に発生いたしました大雨災害により、石岡市井関地内におきまして道路の崩落が発生いたしました。緊急性を要するため、第2回定例会におきまして、測量・設計委託料の補正予算を計上させていただき、現地の測量・設計等を行い、道路の本復旧に必要な工事費が確定しましたので、市道復旧工事費を計上するものでございます。
 続きまして、戻っていただきまして、歳入についてご説明させていただきます。30、31ページをお開き願います。
 下段の表、款22市債、項1市債、目8災害復旧債、説明欄、道路橋りょう施設災害復旧事業債8,600万円でございます。こちらは、先ほど歳出で……。失礼しました、8,630万円でございます。大変申し訳ありませんでした。こちらは先ほど歳出でご説明させていただきました石岡市井関地内の災害復旧工事に関連いたしまして、今回、計上させていただいております工事費分と、第2回定例会において計上させていただきました測量・設計委託料分を合わせて計上するものでございます。
 続きまして、繰越明許費補正について、ご説明いたします。戻っていただき4ページをお開き願います。
 第3表、繰越明許費補正の款11災害復旧費、項2土木施設災害復旧費、事業名、道路橋りょう施設災害復旧費におきまして、先ほど歳出でご説明させていただきました石岡市井関地内の災害復旧工事につきまして、年度内の事業完了が困難なことから、繰越明許費7,852万8,000円を設定するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより本案に対する質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本案に対する質疑を終結いたします。
 これより、これまで審査を行いました各議案に対する討論を一括して行います。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第91号令和5年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち産業建設委員会の所管に係る部分、議案第92号令和5年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第95号令和5年度石岡市水道事業会計補正予算(第2号)ないし議案第97号令和5年度石岡市農業集落排水事業会計補正予算(第2号)並びに議案第107号 指定管理者の指定について(旭台会館)ないし議案第109号指定管理者の指定について(杉並コミュニティセンター)の計8件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第100号石岡市印鑑条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。
 
市民課長)議案第100号石岡市印鑑条例の一部を改正する条例を制定することにつきまして、ご説明いたします。
 提案の理由でございますが、電子署名等に係る地方公共団体情報システム機構の認証業務に関する法律の一部改正により、多機能端末機による印鑑登録証明書の交付申請について、従来の個人番号カードを利用する方法に加え、スマートフォンに搭載された利用者証明用電子証明書を利用する方法が可能になることに伴い、所要の改正を行うものでございます。
 この法改正により、個人番号カードの電子証明書を利用してコンビニ等で各種証明書等を交付する手続を定めた規定についての用語の改正及びスマートフォンを利用する場合を追加する改正が必要となります。
 当市では、印鑑条例第15条において個人番号カードの電子証明書を利用して多機能端末機、いわゆるコンビニ等設置の交付機で印鑑登録証明書を交付する手続を規定しておりますが、交付申請時に用いる利用者証明用電子証明書、いわゆる端末に入力する4桁の暗証番号でございますけれども、こちらを個人番号カード用利用者証明用電子証明書と用語を改正し、さらに移動端末設備、いわゆるスマートフォンを利用する場合を追加し、そのための証明書を移動端末設備用利用者証明用電子証明書と定める改正を行うものでございます。
 この移動端末設備用利用者証明用電子証明書とは、スマートフォン内蔵型の電子証明書を指しています。
 なお、改正条例の施行日は、スマートフォン用電子証明書に対応したシステムの稼働予定が国の動向次第であることを踏まえ、規則に委任する規定とします。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第100号石岡市印鑑条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第103号石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

保険年金課長)それでは、議案第103号石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについて、ご説明をいたします。
 提案理由としましては、地方税法の一部改正に伴いまして、産前産後期間の国民健康保険税の減額措置を講ずるためでございます。内容につきましては、出産をする被保険者に係る国民健康保険税につきまして、産前産後期間に相当する4か月間、多胎妊娠の方につきましては6か月間分の所得割及び均等割保険税を軽減するものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第103号石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第104号石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。
 
下水道課長)議案第104号石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについての資料をご覧ください。
 この度、地方自治法の一部改正が行われ、指定公金事務取扱者規定が新設され、第243条の2の2が第243条の2の8に繰り下げとなりました。
 そのため、石岡市下水道事業等の設置等に関する条例第5条の引用条項につきまして、第243条の2の2第8項から第243条の2の8第8項に改めるものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第104号石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第105号石岡市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

水道課長)私からは、議案第105号石岡市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてご説明いたします。
 提案理由でございますが、地方自治法の一部改正に伴い、当該条例第5条中の引用条項、第243条の2の2第8項を第243条の2の8第8項に改正するものでございます。
 なお、条文の内容についての変更はありません。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第105号石岡市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第114号市道の変更についてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

道路建設課長)先ほどは現地調査をしていただきまして、誠にありがとうございました。それでは議案第114号市道の変更についてをご説明させていただきます。
 まず提案理由でございますが、当該路線は一部市道としての機能を喪失しているため、市道の一部を変更するものでございます。
 次ページの市道路線変更調書をご覧願います。
 路線名は、市道A2152号線でございます。
 認定区間でございますが、起点は村上115番1で変更はございません。終点が村上174番から村上168番に変更となるものでございます。
 幅員でございますが、変更後が2.50メートルから5.50メートルに変更となります。
 延長につきましては、303.00メートルから142.33メートル短くなりまして、160.67メートルとなります。
 次のページ以降の、路線位置図と土地所在図をご覧願います。
 上段が変更前の認定区間、下段が変更後の認定区間となってございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
 
岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第114号市道の変更についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第115号「工事請負契約の締結について」の一部変更について(R4(仮称)石岡駅西口交流施設駐車場整備工事)を議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。
 
市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)それでは、議案第115号「工事請負契約の締結について」の一部変更についてをご説明いたします。
 工事名はR4(仮称)石岡駅西口交流施設駐車場整備工事でございます。
 本工事は、ステーションパーク南側にある市営駐車場、駐輪場を改修するとともに、エレベーターとステーションパーク2階への連絡通路、防災倉庫及び物品用倉庫を備えた建物を整備するものでございます。
 令和5年2月8日に興民建設株式会社と請負金額2億6,389万円で仮契約を締結し、その後議会の議決をいただきまして、令和5年3月17日に本契約となっております。
 また、新労務単価の適用に伴う224万4,000円の増額変更契約につきまして、令和5年6月29日に議会の議決をいただいたところでございます。
 今回変更の内容といたしましては、JR常磐線の近接工事のため、列車見張員等の線路保安要員が必要になったこと。また、既存のトイレに近接する掘削工事について、想定よりもトイレの基礎が近接しており、掘削を行う際、影響を及ぼす可能性が生じたことから、その崩落対策として、鋼矢板土留めを追加施工したこと。外壁工事やコンクリート工事、電気設備工事、機械設備工事などにおいて数量の変更が生じたことに伴いまして、契約金額が増額となるものでございます。
 この請負契約を締結する、石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

山本委員)増額の理由、今聞きましたけれど、列車見張員等に必要な経費と鋼矢板土留め等工事ですね、こちらに要した費用内訳分かりますか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)金額の内訳につきましては、施工中でありますので控えさせていただきます。数量のみお答えいたします。
 線路保安要員でございますが、工事監理者が延べ13名、列車見張員が延べ13名、重機誘導員が9名でございます。
 鋼矢板につきましては、長さ3.5メートル、幅33センチの鋼矢板を32メートル分打ち込んでおります。
 以上でございます。

山本委員)増額補正数について、数字の内訳は分かりました。
 金額はなぜ出せないんですか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)現在施工中でございまして、設計の単価及び設計価格等が特定されるおそれがあるため、金額に係る内容についての回答は控えさせていただいております。
 以上でございます。

山本委員)ざっくりと3,400万増額しておいたと。量質的な考えなんでしょうかね。なかなかちょっと、私としては理解しにくいんですが、分かりました。
 これ以上質問しません。

川井副委員長)ただいまの件でご質問させていただきます。
 今ほど山本委員さんがおっしゃったように、相当高額な補正をされるということです。
 これ、もちろん設計の方がいた中で、しっかりと設計した中での、今度増額されるわけですけれども、その理由というか中身がですね、やはりそうなってくると、設計者である方の力量といいますか、見込みが大分甘かったから、今回こういうふうになったということなのでしょうか。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 矢板等の工事につきましては、トイレの施工時にですね、基礎を造るために掘りました影響範囲等も、今回の工事の影響範囲と重なっておりまして、掘ってみたところ、地山に比べますと大分弱い部分がございました。
 そうなりますと、基礎の部分の土ですね、これも一緒に流れ出すような危険性が感じられたことからですね、今回矢板を打ちまして、一部補強いたしまして、危険性を回避した上での施工となっております。
 設計段階においてはそこまでの想定というのができなかったのが本当のところでございます。
 以上でございます。

川井副委員長)説明を聞いてよく分かりました。
 要するに、設計の方、ベテランの方なのか経験豊かな方なのかは別にしても、その設計者がですね、やはりなかなか設計しづらい。
 要するに、地盤が想像以上に軟弱な部分であったということで、今回なったというわけですので、あの周辺、要するに駅周辺に関しては、予想できないこれからも状況が起こりうると。
 要するに、地盤は計算上では成り立たないほどの、予想外の補正する部分が今後も出てくるということであって、あの周辺に建物を建てるということは、想像以上の金額がこれから掛かるということが、今回の案件でよく分かりましたので、あの辺に関する、建物に関する今後の考え方ということは、十分にその辺も考慮しながらやらないといけないし、想像以上に大変お金が掛かる場所だということを確認できましたので分かりました。

新田委員)ありがとうございます。
 すいません、ちょっと確認なんですけれども、こちら先週議案質疑のほうでも質問がされてたと思うんですけど、ちょっとその際に、聞き逃したかもしれない、聞き違いかも分からないんですけど、今回のこの提案理由で、先ほどおっしゃったように見張員とか、鋼矢板の土留め追加等ということで、そのほかに何か車椅子対応のエレベーターということを言っていたような気がしたんですが、そちらも含まれるのか、確認のため伺います。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 ご質問のとおりですね、エレベーター工事におきまして、当初、車椅子対応式の操作盤でなかったことがございまして、そちらのほう追加しております。
 以上でございます。

新田委員)分かりました。
 当初は計画がしてなかったものを追加したっていうことの理解でよろしいですか。
 すいません、何度も。

市長直轄組織参事兼駅周辺にぎわい創生課長)当初は車椅子対応型の操作盤ではなかったので、そちらを車椅子対応型の操作盤に変更したということでございます。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第115号「工事請負契約の締結について」の一部変更について(R4(仮称)石岡駅西口交流施設駐車場整備工事)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は、「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩といたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に続き、会議を始めます。
 次に、請願第5市道のかさ上げ工事に関する請願を議題といたします。
 本件について、事務局から受理の経緯及び請願の概要等の説明を求めます。

事務局)請願第5市道のかさ上げ工事に関する請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず受理の経緯でございますが、10月17日に提出され、同日付で受理しております。
 提出者は、石岡市三村の高浜入土地改良区理事長・○○○○(個人名)様で、紹介議員は、中根淳一議員でございます。
 次に、請願の概要でございますが、高浜から三村地内の水田に隣接する市道が年々沈下しており、段差ができていることから、道路のかさ上げを求めるものでございます。
 説明は以上でございます。
 
岡野委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本請願についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 
高野委員)先ほどですね、現場見させていただいて、私が感じたことなんでございますが、確かに地盤が悪いので道路も悪くなるだろうという、そういう思いはありました。
 ただ現状を見るとそこまで緊急的に、それこそかさ上げが必要だと、また補修が必要だというような場所ではないように思いました。
 実際、今回請願されている場所は民家に続く道ではない。市道であってもですね。あくまで農地を走っている農道なわけです。道路なわけです。
 まずですね、車の下部を傷つけるほどの段差ができているということであれば、道路建設課ですね、ここはお伺いしたいと思いますが、道路建設課としてはですね、こういった道路、管理もしてると思いますので、そういったところはあるのかどうかを、まずお伺いをいたします。
 
道路建設課長)私どものほうで現地の道路状況につきまして調査のほうを行いましたが、一部の箇所におきまして、その段差というものは確認しておりますけれども、ご指摘のございますような、車の下部を傷付けてしまうような、そういった段差につきましては、確認のほうはできませんでした。
 以上でございます。
 
高野委員)それではですね、この道路ですね、かさ上げしてきれいになることは、皆さん誰もが喜んでくれることだから、結構なことでございますが、まだこのですね、道路のかさ上げをするとなるとですね、メーター数も出てるんで、簡単に計算はできると思うんですが、工事費ですね、工事費というのは、やはり財源というものが行政にはありますから、無限大ではないので、この辺のところはどのぐらい掛かるのかをお伺いいたします。
 
道路建設課長)お答えいたします。
 今回、要望のございました約520メーターの区間を、あくまでこれ仮という形ですけども、仮に約30センチ程度をかさ上げしまして、道路整備を行った場合の概算の事業費といたしましては、約2,000万円程度を見込んでいるところでございます。
 以上でございます。
 
高野委員)分かりました。
 それではですね、次にですね、また車の下部を傷つけるほどの段差ということであります。そのあたり検討は必要かと思いますね。先ほど、ありませんということでありましたが、それでですね、全体のかさ上げとなると、どうなのかなと。私はですね、もし万が一ですよ、そういう段差があったとしても、全体のかさ上げをするということはどうなのかなというふうに私自身、疑問を持ちます。
 補修でも、はっきり言いますと足りる気がいたします。また豪雨の際にはですね、市道が浸水してしまい通行が困難となってしまうとありますが、豪雨の際にですね、なぜここを通行するのか、通らなければならないということが、私は疑問であります。
 もちろん農家の方であれば農地が心配でですね、私も農家でありますから、行くことがあるかもしれませんが、豪雨で、しかもですね、市道が水没してしまうような状況で、この市道だけが無事なら行ってしまう。
 私は、大変ですね、本当に行くのかっていうようなことが、今疑問でもあります。
 ほかの水路とかなんかも、本当に大変ですね、この間の豪雨のようなときは、危険なときがありますので、私はそういったときには、我慢してね、出ていかないと。安心安全な道路を通ると。ここは外回り、外周にね、堤防もありますから、そういったこともですね、必要なのかなと思います。
 この市道がですね、かさ上げされることは、私は悪いとは言っておりませんが、豪雨の際にですね、この道路が、くどいようでありますが、通ること。ここは水が乗っていないから通るということが、本当に、なんかそんな必要性があるのかなというようなことも、逆に行かないほうがいいんじゃないかなっていうことがね、私は先行しております。
 あまりにも段差がありすぎる、通常運行に支障が出ているということであれば、かさ上げも必要なように思います。このかさ上げやって駄目だとは言いませんが、現在私が見てきた限りでは、そこまでの状況はないように思います。
 また災害については、今申し上げましたようにかさ上げすればいいのかという問題、疑問もあります。そもそもこの道路の先に、私は民家ですね、人が住んでいるわけではありません。農地のための道路であります。あくまでも一般に申し上げれば農道であります。
 本年6月のときの豪雨であれば、生活道路の多くが冠水し、それ以外の大雨でも、いまだに生活道路ですら冠水が起き、生活に支障ができている場所があるやにも聞いております。
 石岡市の財源は限られた財源です。執行部においても、優先順位をつけて、私は取り組んでいることと思いますが、こういう災害、まず第一に考えるのは人命で、その後その人の生活なり財産となるわけです。
 これは当然のことであります。私はこの場所をですね、採択することは、市の道路事情の優先順位ですね。幾つあるかもしれませんが、本当に数多くあると思います。
 そういったことから考えますと、この長い延長のかさ上げ工事の請願は、私は、不採択とすべきと考えます。
 また、補足で付け加えさせていただければ、補修等については、土地改良区と協議して、対応すべきところがあればですね、先ほど建設部でも、おかしいところがあるというようなね、お話もお伺いいたしましたので、適宜対応はしていってもらえればなと思います。引き続き協議をしていっていただきたいということを付帯意見で付けておきます。
 以上であります。
 
岡野委員長)ほかにご意見はありませんか。
 
関口委員)現場を見てきまして、大変な状況だというのが分かりました。
 それで、ここはですね、建設課にお聞きしたいんですけど、一部補修してたとこがあったんですよね。これは多分相当下がったから直したのかなと思うんですけど、それは道路建設課のほうで対応したんですか、これは土地改良のほうで対応したのかお伺いしたいんですけど。

道路建設課長)すいません。大変申し訳ございませんが、ちょっとそちらにつきましてはちょっと確認が取れておりません。
 申し訳ございません。
 
関口委員)霞ヶ浦の水位よりかなり低い田園でありまして、相当これ緩んでるのかなと思うんですけど、こういうふうに直してたところがあったと。ですから、今後もですね私は部分的にでもね、これからも、これは根本的に直すといったら、相当その費用、さっき課長言った金額では収まらないんだと思うんです。相当緩んでると思うんですよ、この道路の下はね。ですから、部分的に直していくしかないのかなと思っております。
 ですから、建設課としましても土地改良区と協議していただきましてですね、今後も一部補修なり、かけられる部分だけかけて、何とか通行できるようにですね、これ相当下がったとこはね、直していただきたいと思っております。
 願意としては、私はいいんですけど、皆さんの意見がどうなのか分かんないんすけど、かなりの金額がかかるのかなと思っております。
 以上です。
 
岡野委員長)ほかにご意見等は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 請願第5市道のかさ上げ工事に関する請願を採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 お諮りいたします。本件は、「採択とすべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。

−賛成者起立−

岡野委員長)起立少数であります。
 よって本件は、「不採択とすべきもの」と決しました。
 次に、請願第6排水路整備に関する請願を議題といたします。
 本件について、事務局から受理の経緯及び請願の概要等の説明を求めます。

事務局)請願第6排水路整備に関する請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、10月17日に提出され、同日付で受理しております。
 提出者は、石岡市三村の高浜入土地改良区理事長・○○○○(個人名)様で、紹介議員は、中根淳一議員でございます。
 次に、請願の概要でございますが、高浜地内の水田に隣接する水路について、排水の状況が悪いため、排水路整備を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。
 
岡野委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本請願についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 
鈴木委員)この案件につきましては、午前中、現場を調査してまいりました。
 私は集排では、あの現場は元の山本市長時代に茨城県から土地を借り受け、そして、桜づつみという公園を造ったわけでございます。それで現在に至っているわけでございますけども、今日の現状を見た限りでは、あの整備した後の現状が余りにも悪すぎる。請願をしている、請願がありました地域のその趣旨がよく判明できないと。そういう状況にあるんじゃないかなと、私は観察をしてまいりました。あれはもっと委託をしている業者に、もっと整備を強化いたしまして、そしてその後に、整備、湖沼をそれなりに整備するというなことがいいんじゃないかなと。
 現状のままでは、確かに水路を造ろうには造れるんでしょうけども、その前にやるべきことがあるんじゃないかなという感じはしました。
 早速、担当部局では、委託をしている業者に対し、来年度、いや今年度も含めて、もっと、草刈から何か整備をきちっとして、その上で、どうしたらこの請願に対する、実行できるのか。または、どういうふうにしたらもっといい方向に行くのかということを見るべきだと。
 やはりそれには今の整備ではちょっと不足があるので、ぜひその辺を先行してやっていただいて、その後にこの請願に対する考えを持つべきだと、そのように私は見てまいりました。
 そういうふうなことで、執行部の今後の動向を注視していきたいというふうに思います。
 以上です。
 
関口委員)私も現場を見まして、本当にアシですか、なんか草が立ってて、本当にここが水田なのかと、水路なのかと思うほどの状況であったというふうに見てきたんですけど、やはり今、鈴木委員が言うようにですね、桜づつみの管理は、市で管理するわけですから、その水路の部分をですね、よく一度きれいにしていただきまして、その上流の部分は土地改良区のほうなんでね、協議していただいて、すべてきれいになるようにですね、今後していただきたいと思っております。
 私としては、願意は妥当だと思っております。
 以上です。
 
岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。
 
高野委員)今、委員さんから話が出たんですが、あそこの桜づつみは石岡市で管理してるわけであります。
 そうするとですね、結局は、あの土手の水が超えてね、水田にまで入ってしまうと。そういったこと本当に事実なのか。事実であれば、これは本当に水害ですから、大きな問題になってきます。
 対処もしなければいけない。ですけどもですね、その辺のところが定かでないと、私は対応ができないんじゃないか。その辺のところ、あれですか、大雨、豪雨のときなどは、あそこは見に行ったりなんかしてるんだと思うんで、そういう状況。そういったことを見たことは、現場の把握ってしておりますか。お伺いします。
 
生活環境課長)現場の確認はしてないところでございます。
 また各委員さんから、桜づつみの環境整備のほうが大変悪い状況でございますので、借り受けてる県のほうとですね、整備というか、範囲をですね、しっかり確認しながら対応をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。
 
高野委員)今回ね、土地もね、県の土地でありますし、状況もああいった状況でございますんでね。採択、不採択は結果としては出るんでしょうけど、今後ねもうちょっと、鈴木委員からも出ましたけど、やはり公園であるというような位置付けですから、管理をしっかりとやりましてね。今後しっかりと、その雨水対策って言うか、そういったものがどういう状況であるかということを判断してですね、やっぱり周囲の方にですね、県との協議も必要でしょうしね、そういったことをしっかりやっていっていただきたい。
 ただ今のままではね、どうにもならない。何もね判断する材料がない。そういうことですから、行政のほうもですね、しっかりとやっていっていただければと、かように思います。今の状況から判断しましてですね、県の土地とか、所有者が県であるとかね、そういったこともございまして、私はやはり今回の場合ですね、こういう、整備をしてくれというようなことでございまして、今の現状でそういったことは採択ができない、やることはできないと思いますんでね。所有者も違いますしね。ですから、今回のこの案件に対しては、私は、一度不採択に付すべきと考えております。
 以上でございます。
 
岡野委員長)ほかにご意見等は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。討論は、挙手によりこれを許します。
 討論は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 請願第6排水路整備に関する請願を採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 お諮りいたします。本件は、「採択とすべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。
 
−賛成者起立−
 
岡野委員長)起立少数であります。
 よって本件は、「不採択とすべきもの」と決しました。
 次に、請願第8石岡市市道B0104号線の排水整備の実施に係る請願を議題といたします。
 本件について、事務局から受理の経緯及び請願の概要等の説明を求めます。
  
事務局)請願第8石岡市市道B0104号線の排水整備の実施に係る請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、10月27日に提出され、同日付で受理しております。
 提出者は、石岡市柿岡の○○○○(個人名)様で、紹介議員は、鈴木将史議員でございます。
 次に、請願の概要でございますが、市道B0104号線において排水が整備されていない箇所があるため、排水路の整備を求めるものでございます。
 説明は以上でございます。
 
岡野委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本請願の審査に当たり、執行部から当該道路の現状等について説明を求めます。
 
道路建設課副参事道路建設担当)私から、請願第8石岡市市道B0104号線の排水整備の実施に係る請願について、請願箇所の概要をご説明いたします。お手元の資料16−3をご覧ください。
 場所は、柿岡地内の市道B0104号線のうち、下宿西交差点から八郷消防署方面へ、延長約175メートルの区間でございます。
 排水整備の状況といたしましては、Bの下宿西交差点からAまで、約75メートル区間には、市道敷きに蓋なしの既設U字溝が敷設されており、@の約100メートル区間につきましては、未整備となってございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 次に、本請願についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 
高野委員)えっとですね、この案件につきましては、半年ぐらい前ですか。もっと前になりますかね、請願で出てきたかと思います。延長もこれ以上ありまして、あと歩道が付いてね、今回は歩道がなくなり延長短くなっております。
 以前のときの問題としては緊急性とか、そこの利用頻度ですか、人の流れの問題とか等々ありまして、不採択となったわけでありますが、正直、誰もね、陳情、請願は出す権限はございますけども、また半年足らずでありまして。そういった中で緊急性がどうのとか、人の動線ちゅうかね人の流れがね変わるとか、そういったことも、私には時限の短さ、短すぎて判断しかねます。
 そういった中でですね、ただ道路を短くしましたので、経費の面では助かることかとも思いますけども、やはりあまり拙速すぎるんじゃないかなあということと、またこの地域性、大概、請願とか何かって言いますとね、地域の方々が請願者となって来るわけでございますけども、地域の、地域っちゅうかね区の皆さんとかね、そういった形になるんですが、そういったこともあまり見受けられないというようなことでね、時期尚早ということと、緊急性が感じられないというようなことで、私は不採択すべきものと思います。
 以上です。
 
岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。
 
関口委員)今、道路建設課から説明聞いて、現場も私は知ってるところなんですけど、よく止まって見たことはないんですけど、写真を見まして大分水が溜まってると。
 この道路、八郷消防署とかその先ゆりの郷とか行く、八郷の中では幹線道路となっておりまして、車両は大変多く通ると思います。
 この水たまりのね、処理はすべきだと私は思うんですよ。この道路の端にこの土が盛ってあったりね、水が水路に入らない状況になってますよね、現在ね。こういったものはすぐにですね、対処するべきだと思うんですよ。ですから、私は願意はね、妥当だと思ってますし、当然できるところから、手をつけてもらいたいなと思っております。
 以上です。
 
岡野委員長)ほかにご意見等はございませんか。
 
新田委員)ありがとうございます。
 先ほども高野委員からありまして、以前にも同様の請願が出されたということでお話がありました。
 以前よりは、その要望をしている道の距離が短くなった分、費用は少し減ったんじゃないかという話ありましたが、排水路の整備に係るこの費用っていうのは、どのぐらいが見込まれるのかお伺いします。
 
道路建設課副参事道路建設担当)ご答弁申し上げます。
 今回要望がございました175メートルの区間のうち、要望区間の未整備区間の排水整備を行った場合、概算事業費といたしまして約800万円程度を見込んでおります。
 ただ、175メートル、全路線をやった場合には1,400万円程度掛かるかなというところで、概算で見込んでいる状況でございます。
 以上です。
 
新田委員)ありがとうございます。
 今回この請願が個人の方からの請願かと思うんですが、この地区としての要望っていうのは、出ている状況なのか、その辺で把握しておれば示しいただければと思います。
 
道路建設課副参事道路建設担当)ご答弁申し上げます。
 地区からの要望、陳情ということで令和2年8月21日付けで、若干場所はずれるんですけれども、未整備区間のところになるんですけれども、約50メートル、排水整備の陳情が柿岡下宿区の区長さんから出ております。
 以上です。
 
新田委員)今回のこの部分に関してはないということの理解でよろしいでしょうか。
 
道路建設課副参事道路建設担当)地元の区長さんからの要望は未整備区間でございまして、今回の陳情の175メートル区間としては、下宿西の交差点の整備されてる区間も含まれてるという違いがございます。
 以上です。
 
岡野委員長)ほかにご意見等は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 請願第8石岡市市道B0104号線の排水整備の実施に係る請願を採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 お諮りいたします。本件は、「採択とすべきもの」と決することに賛成の委員の起立を求めます。

−賛成者起立−

岡野委員長)起立少数であります。
 よって本件は、「不採択とすべきもの」と決しました。
 次に、請願第9石岡市民会館跡地に地域住民のコミュニケーションを図る場を求める請願を議題といたします。
 本件について、事務局から受理の経緯及び請願の概要等の説明を求めます。

事務局)請願第9石岡市民会館跡地に地域住民のコミュニケーションを図る場を求める請願における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。
 まず、受理の経緯でございますが、11月1日に提出され、同日付で受理しております。
 提出者は、石岡市総社一丁目の○○○○(個人名)様ほか418名で、紹介議員は、池田正文議員でございます。
 次に、請願の概要でございますが、市民会館等の跡地利用において、地域住民が集える場を設けることを求めるものでございます。
 説明は以上でございます。
 
岡野委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。
 次に、本請願についてご意見等がございましたら、挙手によりお願いいたします。
 
山本委員)まず執行部にお伺いしますが、市民会館、旧市民会館ですね、解体工事進行中で、今年度中には工事完了というように伺っています。
 その中で、このエリアが、市民会館跡地が、埋蔵文化財の包蔵地であるということから、一度、6月に1回目の試掘調査をしました。2回目はホール中心部で、試掘調査を実施するということで、その結果を県に報告して保全措置をとるべきか工事を続行していいものか、また跡地利用にどう影響を与えるかという判断を仰ぐということでありますが、その点についてまず報告をいただきたいと思います。
 
生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それではお答え申し上げいたします。
 今現在、解体工事を施工中でございますけども、まず、事前の調査といたしまして市民会館の南側の土地、こちらのほうは試掘を行いまして、お堀の跡ですかね、そういったものが出てきたと。そういうことでそれについて県のほうに報告をしているという状況でございます。
 それと、本番になりまして、ホール棟の地下部分に同じ堀の跡があるのではないかと、そういうことがありますので、解体のほうがある程度進みまして、地盤のものを取り除いた後に、また試掘調査を行っていただくということで2段階の調査を行う予定でございます。
 時期につきましては、この後、ご説明があるものでありますけども、時期については、もう少し後のほう、4月頃になるのかなというふうに考えてございます。
 以上です。
 
山本委員)私、11月のホール中心部をですね、試掘をもってですね、調査完了。でそれをもって、県からの指導を仰ぐというふうに理解してましたもんですから、これがまた4月以降ですか、まで延びるということになると、解体工事は進めますが、そのあと場合によっては、跡地利用について、県のほうから、あるいは文化庁のほうから保全措置が出るという可能性もないわけではないですね。
 確認、お願いします。
 
生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 試掘の結果につきましては、県を通しまして国のほうまで報告がなされるものと考えてございます。
 その後の回答のいかんにおいては、後の利活用においても制限等がかかる可能性もゼロではないと考えてございます。
 以上です。
 
山本委員)続けて伺います。地元住民の方ですね、400名を超える大勢の方から、こういった要望が出て、請願出てるんですけれど、これまで担当部局、執行部と地域住民の皆さんとの間でどんな話し合いがなされてきたか。
 その前に、市民会館が廃館になったときにですね、大ホールは仕方がないけれど、管理棟のほうだけ、地元の方が公民館施設として利用させてもらったので、そこだけは残してほしいという要望が強く出されてましたよね。
 ただ、市のほうとしては、ホールも管理棟も一体。全て耐震上の問題があるから、全面撤去するということで、地域住民の皆さんの要望に応えられなかったわけですが、その後、現在まで、今回の請願に至るまで、執行部と地元住民の方とはどのような話し合いがされて、それに対して執行部はどういう対応をされてきたか、伺います。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 市民会館閉館後につきましては、令和2年の3月、2年度の末に閉館をいたしました。それ以降、地元の方のご理解を得たいということで、使えないということでご理解をいただきたいということで進めてまいりました。
 今回の解体工事に先立ちまして、地元の説明会ということを行いまして、その中で跡地利用に関しても質問がございました。
 その中で聞き取りの内容としましては、平場にするということで話をしまして、駐車場等に使えたらいいねとか、そういったお話はいただいてございます。
 それを受けた上で利活用については、今後の協議に乗せていきたいという形で話をしているところでございます。
 以上です。
 
山本委員)具体的に執行部のほうからは、市民会館跡地をですね、地元の皆さん方の、そのここで書かれてるコミュニケーションを図れる場ということで、類似公民館施設に類似するようなものが、コミュニティセンターに類似するものか分かりませんが、具体的に施設を整備していくというような話は、執行部のほうからしてないわけですね。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 市民会館閉館時におきましては、何かしらそういったものないかなと、そういったお声はいただいたことはございます。
 しかしながら、市のほうから、それであればということで公共施設等をご提案したっていうことはないかと……。
 
山本委員)逆にですね、地元住民の方からコミュニケーションを図れる場をということで、具体的にどのぐらいの規模のどのような施設を造ってほしいというような要望ありましたか。この請願第9に至る過程において。
 
生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)規模につきましては、特にお声はいただいてない状況です。
 
山本委員)結論申し上げます。私はですね、この地元の方、418名の方がですね、以前市民会館にあったような地域のコミュニケーションを図れる場の存続を検討していただくようにとを求めると、この部分、願意妥当と判断いたします。
 ただし、先ほど来伺った内容でですね、跡地利用について、まだ執行部のほうも計画が立てられない。判断ができないという段階にありますし、従前よりですね市民会館解体が、解体工事が完了して更地になった後、このエリアをですね歴史施設、歴史資源の利活用の場にしようという計画もあるわけですから、その保存活用計画ができ上がる前に、ここに地域住民の皆さんが求めるような施設を建てるってことは、物理的に無理だと思いますので、この請願、私妥当だと思います。願意妥当だと思いますので、文章の中にもあります石岡小学校及び旧保育所跡地の利用についても具体的に集えるような場所を設けてほしいと書かれてますので、この請願に応えてですね、石岡小学校の空き教室等を利活用して、コミュニケーションを図れる場を提供するということを、ぜひ執行部には考えていただきたいと思います。もちろん教育施設ですから、教育委員会との話し合い調整も必要になると思いますけれど、それを条件にですね、私は願意妥当というふうに判断いたします。
 以上です。
 
川井副委員長)この請願書を読ませていただきますと、これらの施設を含めた跡地利用の際には、地域住民が集えるような場を設けていただきたいということが書かれております。
 行政がこうした物事進めていく上で、地域のこういった要望やコミュニティーをつくれる場所を、しっかりと地域の声を聞いて進めていくべきが、市の行政の進め方と私思ってますので、ぜひともこの請願を受理していただいて、進めていくべきだと私は思います。
 意見だけで。
 
岡野委員長)ほかにご意見等は、ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、これより討論を行います。
 討論は、挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。請願第9石岡市民会館跡地に地域住民のコミュニケーションを図る場を求める請願を採決いたします。
 お諮りいたします。本件は、その趣旨・願意を妥当と認め、「採択とすべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 ただいま採択とすべきものと決しました請願第9につきましては、執行機関に送付し、その処理の経過と結果の報告を請求いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、所管事務の調査として、地球温暖化対策実行計画の策定についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 
生活環境部参事ゼロカーボン担当)地球温暖化対策実行計画の策定について、概要についてご説明させていただきます。資料ナンバー18をご覧ください。
 1ページをご覧ください。第1章 計画の基本的事項でございます。
 初めに、国内の動向としまして、2020年10月に、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「2050年カーボンニュートラル」を目指すことの宣言を行い、2021年4月には、2030年度の温室効果ガスを、2013年度比46パーセント削減すること、さらに、50パーセントの高みに向けて、挑戦を続けていく旨を公表しております。
 2 茨城県の動向でございます。県におきましても、国と同等の削減率となるよう設定し、削減目標の達成を目指しております。
 3 本市の動向でございます。本市は、2022年3月に石岡市環境基本計画を策定し、同年10月1日に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明。また、今年度は、「石岡市地球温暖化対策実行計画(区域施策編・事務事業編・再生可能エネルギービジョン)」を現在、策定中でございます。さらに、プラスチック再資源化の実証実験が環境省先進モデル形成支援事業に採択され、プラスチックの再資源化に向けた取組を実施し、プラスチックの地産地消を目指しております。
 次に、第2章 地球温暖化対策実行計画(区域施策編)でございます。
 1 温室効果ガス排出量の削減目標としまして、本市におきましても、国と同様に、2030年度までに2013年度比46パーセント削減を設定し、2050年度には排出量「実質ゼロ」を目指します。
 2ページをご覧ください。2 再生可能エネルギーの可能性になります。右の表をご覧ください。本市の再生可能エネルギーの可能性として、初めに、電気ですが、左側の大区分にあります、太陽光、風力、中小水力、地熱でございます。その中で、上段にあります太陽光の土地系が最も多く、次いで太陽光の建物系となっております。また、再生可能エネルギーの可能性、続いて、熱につきましては、下段にあります太陽熱と地中熱になります。こちらは地中熱が約82パーセントを占めております。
 本市としましては、今後、再生可能エネルギーの可能性の大きさから、太陽光発電を導入、検討することが重要であり、また、地中熱を利用した高効率な冷暖房設備への導入も検討が求められております。
 次に、第3章 地球温暖化対策実行計画(事務事業編)でございます。1 温室効果ガス排出量の削減目標としまして、国の「地球温暖化対策計画」では、地方公共団体が該当する「業務その他部門」において、2030年度温室効果ガス排出量の削減目標としまして、2013年度比51パーセント削減目標が掲げられております。本市の2013年度のデータが全てそろっていない状況でしたので、国に確認したところ、直近の2022年度を基準年度とすることが望ましいとの指示がありましたので、2022年度を基準年度としたところでございます。また、国の削減目標51パーセントにつきましては、基準年度2013年度から削減目標2030年度までの1年間の削減率を求め、その削減率に、2030年度から本市の基準年度2022年度を差し引いた年数を掛けた数値が24となりますので、削減目標を24パーセントとしたところでございます。
 下の表につきましては、2022年度から24パーセント削減した目標値を、2030年度に記載させていただいたところでございます。2022年度のデータは、本市の公共施設において使用した、それぞれの電気量や公用車の走行距離、ガソリン使用量などを計上して、温室効果ガス排出量を算出したものでございます。
 今後につきましては、公用車のEV化や充電設備の導入、ソーラー街路灯、公共施設の防災機能の充実などを図り、再生可能エネルギーの地産地消の推進等により、2030年までの中期削減目標を定め、2050年までの長期目標ではバイオマスや風力発電の導入などを検討し、温室効果ガス排出量実質ゼロを目指します。
 3ページをご覧ください。第4章 温室効果ガスの排出削減に向けた取組でございます。1 主な取り組みでございます。施策の柱としまして3つ掲げさせていただき、市民、事業者、行政が協力連携をして、この施策に取り組んでまいります。施策の柱(1)としまして、省エネルギー対策の推進及びエネルギー効率の向上でございます。 
 市民に期待する取組としまして、家庭における日常的な節電・節エネルギー行動を実施するものでございます。
 次に、事業者に期待する取組としまして、建築物を新築するときには、省エネルギー化と再生可能エネルギーの活用により、年間のエネルギー消費量を収支ゼロを目指すものでございます。
 次に、行政の取組としましては、庁舎内の省エネルギー対策として、石岡市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)に基づき、市の事務及び事業における省エネルギー対策を実施してまいります。そのほか記載事業を取り組んでまいります。
 施策の柱(2)再生可能エネルギーの導入促進でございます。
 @設備等の導入促進につきましては、市民に期待する取組としまして、住宅等を新築・改築等するときには、太陽光発電設備や蓄電池など、再生可能エネルギーの積極的な導入に努めるものでございます。
 次に、事業者に期待する取組としまして、太陽光パネルから太陽光フィルムのような、技術革新(イノベーション)の積極的な導入に努めるものでございます。
 次に、行政の取組としましては、家庭用蓄電池の設置に係る導入促進として、再生可能エネルギー設備の導入を促進するため、家庭用蓄電池の設置に係る助成制度を継続して実施し、導入を促進してまいります。そのほか記載事業を取り組んでまいります。
 Aエネルギーの利用推進につきましては、市民・事業者に期待する取組としまして、再生可能エネルギーを利用し、エネルギーの地産地消に努めるものでございます。
 4ページをご覧ください。次に、行政の取組としましては、公共施設の防災機能の充実として、再生可能エネルギーを利用した設備の導入を検討してまいります。そのほか記載事業を取り組んでまいります。
 施策の柱(3)脱炭素化の推進でございます。@3Rの推進につきましては、市民に期待する取組としまして、家庭で不要になった家具や家電などを、地域情報サイト等を利用して、地元で引き取り手を探し、リユースに努めるものでございます。
 次に、事業者に期待する取組としまして、ゼロ・エミッション、いわゆる企業活動から排出される廃棄物を、リサイクルや排出量削減を通じて限りなくゼロを目指した事業者間でのネットワークづくりに努めるものでございます。
 次に、行政の取組としましては、ごみ減量・資源化推進事業として、ごみの減量化やリサイクルの推進を図るため、資源ごみの回収を年2回実施した団体に対して補助を行ってまいります。そのほか記載事業を取り組んでまいります。
 A移動手段の脱炭素化につきましては、市民・事業者に期待する取組としまして、車を買い換えるときには、次世代自動車の導入に努めるものでございます。
 次に、行政の取組としましては、公共交通機関の利用促進として、鉄道、バスなどの公共交通機関の利用を促進してまいります。そのほか記載事業を取り組んでまいります。
 B森林の保全や育成の推進につきましては、市民・事業者に期待する取組としまして、森林の二酸化炭素吸収機能を向上させるため、森林の保全・育成に努めるものでございます。
 次に、行政の取組としましては、適切な森林経営の推進として、石岡市森林整備計画や、森林経営管理制度による森林整備等により、森林の多面的機能を増進させ、林業の成長と森林の適正管理の両立を目指してまいります。そのほか記載事業を取り組んでまいります。
 5ページをご覧ください。2 目標達成に向けたロードマップでございます。
 先ほどご説明させていただきました内容を、2024年度から2030年度、2030年度から2050年度までの目標を掲載させていただきました。
 次に、第5章 再生可能エネルギービジョンでございます。こちらは、太陽光や地中熱等といった自然界に常に存在するエネルギーを使用した未来像でございます。
 1 公共施設になります。@公共施設の防災レジリエンス(強靱化)につきましては、災害・停電時に公共施設へのエネルギー供給等が可能な再生可能エネルギー設備を導入することにより、地域のレジリエンスと地域の脱炭素化を進めてまいります。
 次に、ACO?の見える化につきましては、庁舎及び市の関連施設に、消費電力と再生可能エネルギー発電等が観測できる「CO?の見える化リアルタイム」の運用を進めてまいります。
 次に、B公用車のEV化と充電施設の導入につきましては、EV車を導入することにより、CO?の排出量をゼロにすることができ、蓄電池としても使用できるなど、防災や避難所の非常用電源としての使用について進めてまいります。
 6ページをご覧ください。次に、Cソーラー街路灯の導入につきましては、ソーラー発電と蓄電を兼ね備え、非常用電源にも使用可能なソーラー街路灯の導入を進めてまいります。
 2 第1次産業振興と持続可能性の追求になります。@畜産活用のバイオマスにつきましては、畜産業から排出される家畜排せつ物をエネルギーに転換できるシステムについて、調査・研究を行ってまいります。
 次に、A林業活用によるペレットにつきましては、市内の企業において、地域の資源を地域で有効活用できるペレットを生産しており、暖房設備としてペレットストーブ導入の利活用を推進してまいります。
 次に、B小水力発電につきましては、水路を利用し、小水力発電施設の導入希望者に対し、利活用について推進してまいります。
 次に、C風力発電につきましては、山間部において大型設備の導入が困難であるため、今後、設置面積が小さく維持管理が容易である機種等の情報を得ながら、導入について検討してまいります。
 3 ゼロカーボンシティいしおかになります。@自立型再生可能エネルギーの導入につきましては、市有物件の建て替えの際には、省エネルギー化と再生可能エネルギーの活用により、年間のエネルギー消費量を収支ゼロとする建物の導入について検討してまいります。
 次に、Aスマートモビリティ波及による観光促進につきましては、スマートモビリティを利用して、観光地周遊や地域生活の移動手段として活用していくことを検討してまいります。
 最後に、今後のスケジュールでございますが、今月の1日から28日までの約1か月間、素案の内容をホームページ等に掲載し、パブリックコメントを実施して、最終確認を行い、本年度の3月公表を予定しているところでございます。
 以上が、地球温暖化対策実行計画の策定についてでございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、旧市民会館解体工事の進捗についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 
生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)それでは、旧市民会館解体工事の進捗状況について、ご説明いたします。資料番号19、生活環境部資料、旧市民会館解体工事の進捗についてをお開きください。
 解体工事のスケジュールでございます。工程をグラフ表示したもので、前回8月17日にご説明した内容から変更があった箇所について、赤で表示してございます。
 現在の工程といたしましては、管理棟のアスベスト除去の完了後、躯体の解体作業に取り掛かり、地上部分の解体が完了したところでございます、これと並行して、ホール棟外壁のアスベスト除去作業を行っているところで、残り石岡小学校側の外壁部分の除去をもって、アスベスト除去が完了する予定ございます。
 資料の下段に、現在の施工状況の写真を載せてございますので、参考としていただければと存じます。
 左側、工程の行番号の2 全体の工期につきまして、当初は12月26日までの工事期間として進めてまいりましたが、住宅密集地で作業ヤードが十分に確保できないこと、建物形状の特殊性や、地下に機械室や駐車場があることなどにより、慎重に解体作業を行う必要があることから、標準の工程で進めることが困難な状況となってございます。
 11月7日に行った受注者との工程会議の中で、物理的に工事期間の確保が必要となり、全体工程の見直しについて協議を行っていくことを確認したところでございます。
 現時点での工事完了の想定は、令和6年6月と試算しているところで、1回目として、3月21日までを予定に工期を延長しまして、3月の定例会において繰越しをお認めいただいた後に、改めて6月まで工期延長を行いたいと考えてございます。
 全体工期、以下のグラフについては、行番号6、7、8に箇所ごとの工程を追加してございます。建物内部の建材撤去は10月で完了してございます。管理棟につきましては、アスベストの除去は10月末で完了し、現在は躯体の解体作業を行っているところで、1月上旬を目途に地下を残した地上部分が更地になる予定でございます。地下部分は、ホール棟と併せて4月を目途に解体撤去を行う予定でございます。
 ホール棟につきましては、外壁のアスベスト除去が12月中に完了する予定で、1月より躯体の解体作業に取りかかり、4月を目途に完了させる工程としてございます。
 行番号10の埋蔵文化財試掘調査につきましては、当初の工程では、11月にホール棟部分の調査を行う予定でしたが、ホール棟の基礎部分が撤去されてからの調査となりますので、令和6年4月に時期を変更してございます。
 また、さきの委員会でご報告してございます、管理棟外壁アスベスト除去の追加や、どんちょうのタペストリー加工の外、廃材処分の実績に伴う設計変更につきまして、請負契約額の変更となることが想定されますことから、3月の定例会において、契約変更についての議案上程を考えてございます。
 上程の際には、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
 今後につきましても、周辺住民の方々や学校等の施設への影響を抑えながら、事故の無いよう進めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
 以上が、旧市民会館解体工事の進捗についてのご説明となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。
 
山本委員)えっとですね、アスベスト除去のために契約変更を追加費用が発生するってことは前回聞いてましたが、ただいまの説明でさらにほかの要因から、新たな設計変更が必要になるという話です。
 概算でどのぐらいの工事費用を追加、変更契約となるのかお示しいただければと思います。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)お答え申し上げます。
 設計の内容につきましては、現在施工中ということで、正確な金額についてはなかなかお示しできないところでございますけども、前回、アスベスト除去部分の追加について、幾ら程度掛かるかということで、概算という本当の概算ではございますけども、直工で1,000万程度という形でお話させていただいたことが、あるかと思います。
 また、どんちょうのタペストリー加工。こちらについても直工でですね、直工で250万程度であるかなと。
 そういったご報告はさせていただいたことがあるかと思います。
 以上です。

山本委員)前回の委員会で全体工期の説明を受けて、まだ何日も経過し、何か月を経過してないんですが、これいきなり最終完成予定6月まで延びたというのが、半年も工期が延びたってことで、非常に納得できない部分があるんですけれど、執行部のほうから、遅れの理由、もう一度説明していただけませんか。

生活環境部参事兼コミュニティ推進課長)先ほどご説明させていただいた中で、建物の形状が特殊なことということで、主な原因として挙げさせていただいてございます。
 ホール棟につきましては、内部がほぼ空洞であるっていうことで、超大型の作業機械の導入が必要でございます。
 それに伴いまして、地下駐車場があることで、建物が宙に浮いている状況でございます。そういったことで、大型機械が上に乗れないことが挙げられます。
 通常解体したがれきを積み上げまして、それを足場にしながら、屋上部分を解体していくことになるんですけども、その内部がほぼ空洞ということで、がれきの量が足りない。そういったことでさらに管理棟の地下、機械室やホール棟、そういったものの地下駐車場部分も一度埋める必要があることから、重機の足場の確保と、そういったことに時間かかるということが想定してるものでございます。


山本委員)当初設計の段階から、地下駐車場部分もフラットに戻すということを伺ってました。
 これ、設計そのものが大きく間違えていて、工事は、着工、取りかかってみなければ、工期は分かんないということですよね。
 これ随分、執行部の管理、ずさんだなという印象を受けるんですが、これ以上言っても仕方がないんでしょうけど、非常に不満です。
 ほかのこれからですね、公共施設維持管理していく中で、施設管理してる中で、解体工事幾つも発生すると思いますが、同じようなことを繰り返すことがないように、ぜひお願いしたいと思います。
 苦言を呈して、私の質問終わります。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡市国民健康保険第3期データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画の策定についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 
保険年金課長)石岡市国民健康保険第3期データヘルス計画及び第4期特定健康診査等実施計画の策定についての資料をご覧いただきたいと思います。
 本計画につきましては、前期の計画の更新計画としまして、本年度中の策定を目指しておりまして、今回、計画の案を作成いたしましたので、内容について概要版を用いてご説明をさせていただきます。1枚おめくりいただきまして、計画案の概要版をご覧いただきたいと思います。
 まず1ページ目、1基本的事項でございます。データヘルス計画及び特定健康診査等実施計画につきましては、健康寿命の延伸及び一人当たりの月額の医療費の適正化というのを目的としまして、前計画の更新計画として、令和6年度から令和11年度までの6年間を計画とするものでございます。
 データヘルス計画につきましては、日本再興戦略において掲げられまして、レセプトのデータ分析と、それに基づく保健事業の実施計画を策定するものでございまして、特定健康診査等実施計画につきましては、高齢者の医療の確保に関する法律に基づきまして、特定健康診査等の実施計画として作成をするものでございます。
 下段、(2)データヘルス計画の基本構成でございます。
 計画策定に際しましては、まずKDBシステム、国民健康保険のデータベースシステムでございますが、こちらや公的統計などを用いまして、死亡、介護、医療、検診等の関連データを現状把握、分析しまして、地域における健康課題を抽出、整理を行います。
 整理しました健康課題、また前期計画の振り返りなどを踏まえまして、計画目的及び目標を設定し、目標達成のために取り組むべき保健事業の優先付け、また各事業の評価指標を設定しております。
 1枚おめくりいただきまして、2ページをご覧いただければと思います。上段の2健康課題の抽出〜目的・目標の設定でございます。
 (1)では、死亡・介護・生活習慣病の重症化についての現状把握分析について記載をしております。
 主な内容でございますが、平均余命、平均自立期間というものについては、本市では、国や県と比較し短くなっておりまして、中段にございます死亡の欄でございますが、死因の上位を見ていくと、この我々が行う保健事業によって、予防が可能な疾患という観点から、生活習慣病における重篤な疾患として、4位にございます脳血管疾患、5位の虚血性心疾患、12位の腎不全を抽出することができまして、国における標準化死亡比と比較すると死亡率が高くなっていることが分かります。
 1枚おめくりいただきまして、3ページ上段をご覧ください。【生活習慣病】入院医療・外来(透析)のほうを見ていただくと、虚血性の心疾患、脳血管疾患の入院率、また腎不全の外来の受診率というのが、いずれも国よりも低く、早期に発見して、適切な治療が必要であったのではないかと考えることができます。
 次に、中段(2)生活習慣病についての分析でございます。生活習慣病につきましては、外来の医療費に占める割合として、こちらちょっと順位の記載がございませんが、1位糖尿病で10.1パーセント。高血圧症が4位で5.4パーセント。脂質異常症が9位で2.9パーセントとなってございます。
 糖尿や透析なしの慢性腎臓病についての受診率というのは、国の数値を上回っておりますが、高血圧症や脂質異常症については、国よりも低くなっているため、そういった方に、早期の受診勧奨を進めていく必要があると考えることができます。
 続いて4ページでございます。上段をご覧ください。
 (3)生活習慣病予備軍・メタボリックシンドロームの状況でございます。本市における令和4年度の特定健診の受診者のうち、メタボリックシンドローム該当者は834名、20.6パーセントでございまして、国と同程度で、県よりも0.1パーセントほど高く、メタボリックシンドロームの予備軍の該当者は386人で9.5パーセントでございまして、国、県よりも低くなっておりました。
 該当者の方の割合につきましては、令和元年度と比較すると微増傾向がございました。
 次に中段(4)不健康な生活習慣の状況でございます。
 こちらにつきましては、特定健診の受診率や特定保健指導の実施率、それと特定健診時に質問票を書いていただいてまして、そちらの回答状況を基にしてございます。
 令和4年度の特定健診の受診率、こちら速報値とはなりますが、34.4パーセント。特定保健指導の実施率は48.4パーセントでございまして、令和2年、3年度は、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、受診控えが見られましたが、回復傾向となっている状況でございます。また、【生活習慣】質問票の回答の割合でございますが、国と比較しまして、週3回以上、就寝前に夕食を取っているという方や、咀嚼ですね、かみにくいという回答された方の割合が高くなっておりました。
 ページをおめくりいただいて5ページをご覧ください。前述の現状分析等からですね、健康課題をこのページ右側の6項目に整理をいたしております。また、それぞれの健康課題に対しまして、事業や評価指標を設定しておりますので、6ページ以降をご覧いただければと思います。
 6ページ上段、初めに重症化予防でございます。健康課題としましては、シャープ1の重篤な疾患の発症を防ぐことを目的に健診を受診し、受診勧奨判定値を超えた方に対しては、適切に医療機関の受診を促進することが必要になること。また、シャープ5でございますが、将来の重篤な疾患の予防のために、国民健康保険世代への重症化予防が必要であるということから、個別保健事業としまして、糖尿病の重症化予防事業、また生活習慣病の重症化予防事業を実施していいきます。
 次に、中段、生活習慣病発症予防・保健指導でございます。健康課題としましては、シャープ2メタボリックシンドロームの該当者・予備軍該当者の悪化を防ぎ、減少させることを目的に、特定保健指導実施率の維持・向上が必要になるといったことから、個別保健事業として特定保健指導の事業を実施してまいります。
 次に、早期発見・特定健診でございます。健康課題としましては、シャープ3適切に特定保健指導や重症化予防事業につなぐことを目的に、特定健診受診率の向上が必要になるということから、個別保健事業としまして、定期、特定健診、健康診査受診率向上事業を実施いたします。
 次のページ、7ページをご覧ください。次に、健康づくりでございます。健康課題としましては、シャープ4となりますが、様々な全身疾患、重篤疾患の発症及び認知症の発症を防ぐことを目的に、被保険者における歯の健康状態の改善が必要となるということから、個別保健事業として、歯の健康づくりの事業を実施いたします。
 こちらにつきましては、今回新規事業としまして、特定健康診査を受診した被保険者の中で、質問票などでかみにくいことがあるとか、ほとんどかめないと回答した方のうち、歯科の受診がない方に対して、保健指導を行い、歯科受診を促す事業となってございます。
 次に、社会環境・体制整備でございます。健康課題としましては、シャープ6重複・多剤服薬者に対しての服薬の適正化及び後発医薬品の使用割合の維持・向上が必要となることから、個別保健事業としまして、受診行動の適正化指導事業、ジェネリックの医薬品利用推進事業を実施してまいります。
 以上が計画の概要でございます。
 なお、概要版の後ろにですね、計画案の本章、全体の本章のほう添付させていただいてますので、後ほどご覧いただければと思います。
 最後に、今後の予定でございますが、本委員会で今回説明をさせていただきまして、今後国民健康保険運営協議会でご説明をさせていただき、パブリックコメントを実施してまいります。そののち内部決裁を得た後ですね、3月末までには策定をしたいと考えております。
 説明は以上となります。
 
岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、石岡ふれあいまつり秋の柿岡城まつりについて、運送事業者燃料価格高騰対策支援金事業について、茨城県フラワーパーク駐車場整備について及び石岡市観光協会法人化についての計4件を一括して議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 
商工観光課長)私からは、4件一括してご説明申し上げます。
 最初に、石岡ふれあいまつり秋の柿岡城まつりついてご報告申し上げます。産業戦略部説明資料の1ページをご覧願います。
 令和5年11月19日日曜、天候にも恵まれ、議長、産業建設委員長にご出席いただき、石岡ふれあいまつり秋の柿岡城まつりを開催いたしました。
 当日の来場者数は約1万7,000人、出店団体数はステージイベントを含め69団体と盛大に開催することができました。
 続きまして、運送事業者燃料価格高騰対策支援金の実績について、ご報告申し上げます。
 燃料価格高騰によるコスト上昇等の影響を受ける一般貨物自動車運送事業者支援のため、令和5年第2回定例会において補正予算をお認めいただいた、運送事業者燃料価格高騰対策支援金でございますが、令和5年8月21日から同年10月31日までの間申請を受け付けており、54事業者より申請をいただきました。
 内訳でございますが、普通貨物が189台、けん引車が41台、小型貨物が46台、支援金の総額が1,268万円、予算に対する執行率が70.25パーセントでございました。
 次に、茨城県フラワーパーク駐車場整備についてご説明申し上げます。産業戦略部資料2ページをご覧ください。
 いばらきフラワーパークは、茨城県の中心となる観光施設であり、令和5年度の茨城デスティネーションキャンペーン本番に向けて、現在本県への誘客のための情報発信を積極的に行ったことにより、ゴールデンウイークや春バラの時期には、来園者の増加が見込まれ、それに伴い渋滞も予想されることから、県や関係者との協議の結果、早急に仮設駐車場の整備が必要となり、暫定的に0.9ヘクタール整備したところでございます。しかしながら、繁忙期におきましては、多少、渋滞緩和されましたが、まだ、渋滞は続いている状況でございます。
 そのような中で、茨城県フラワーパークでは、さらなる集客力を飛躍的に向上させるため、様々な取組を展開し、年間約30万人の目標を掲げております。また、茨城県において策定した、茨城県フラワーパーク魅力向上計画においては、地域の観光拠点として再生する方針を打ち出していることなど、茨城県フラワーパークは、周辺観光の核として重要な観光施設であることなどから、さらなる駐車場整備が必要となってきております。さらに、現在、借地している臨時駐車場は点在しているため、それを集約することにより、観光や近隣住民の利便性の向上及び安全性の確保につながるものと考えております。
 以上のようなことから、茨城県や指定管理者と協議を行っており、本年度整備した臨時駐車場周辺への整備について検討しております。
 続きまして、石岡市観光協会法人化について、ご説明申し上げます。産業戦略部資料3ページをご覧ください。
 まず、設立準備委員会の開催状況ですが、現在までに石岡市観光協会法人化に向け、設立準備委員会を3回開催し、協議を進めてきたところです。内容につきましては、法人化の機能・体制の方向性、従業員の募集方法、新年度の事業計画、収益事業についてなどを協議いただいたところでございます。
 今後のスケジュールでございますが、新たに雇用しました職員につきましては、12月1日から業務についていただいております。
 次に、観光協会収支等についてでございますが、プロパー職員と新規事業について協議を進めており、その協議結果を基に、表中段にありますように、観光協会収支等について庁内で協議を行い、その後、委員会へお示ししたいと考えております。
 設立の流れでございますが、石岡市観光協会設立総会につきましては、当初1月から2月開催で検討を進めてまいりましたが、令和6年第1回定例会後の3月下旬以降に開催したいと考えております。
 説明は以上でございます。
 失礼しました。説明資料1ページにお戻りいただいて、下から3行目、内訳でございますが、普通貨物を189台と先ほど申し上げましたが、789台の誤りでございます。訂正いたします。申し訳ございませんでした。
 私からは以上でございます。
 
岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、企業誘致推進事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。
 
産業プロモーション課長)私からは、企業誘致推進事業についてご説明いたします。産業戦略部資料4ページをご覧ください。
 まず、1.工業用地開発可能性調査の進捗状況等につきましては、9月の委員会におきまして、中間報告をさせていただきました。
 中間報告の概要といたしましては、まず、@適地エリアの抽出として、市内全域から、土地条件等により適地を複数抽出いたしました。
 次に、A適地の評価指標によりまして、評価・比較を行いまして、より実現性の高い数地区を候補地として選定し、B候補地の選定のとおり、柏原工業団地や石岡小美玉スマートインターチェンジ周辺を優先度の高い候補地といたしました。
 その後、9月の委員会におきまして、皆様からいただきましたご意見等を踏まえまして、再度、候補地の検討等を実施いたしました。結果といたしまして、(2)候補地の検討等にございますように、柏原工業団地や石岡小美玉スマートインターチェンジ周辺だけでなく、東大橋地区や八郷地区にも工業用地の確保について、妥当性が確認できました。
 5ページをご覧ください。これらの調査結果等を踏まえまして、今後の進め方といたしましては、次の4つの方法で進めてまいりたいと考えてございます。
 まず、選定いたしました候補地につきましては、今後、土地利用方針や実現方策の検討を進めるとともに、地元意向等につきましても確認した上で、具体的な整備計画として整理いたしまして、整備内容や区域等についてお示ししてまいりたいと考えてございます。
 東大橋地区につきましては、引き続き企業誘致を進めるとともに、周辺地域につきましても、企業ニーズの増加等に注視しながら、事業を進めてまいりたいと考えてございます。
 八郷地区につきましては、企業ニーズを踏まえながら、事業を進めてまいりたいと考えてございます。
 その他といたしまして、工場等の拡張意向のある企業につきましては、上記対応のほか、個別ケースに応じまして、緑地率の緩和など、地域未来投資促進法による対応等を検討してまいります。
 次に、工業用地の確保に関連のある計画であります茨城県石岡かすみがうら地域基本計画について、ご説明いたします。
 当該計画は、地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づきまして、茨城県及びかすみがうら市とともに、地域におけるものづくり分野や食品関連分野などの事業創出に向けて策定したものでございますが、計画期間が令和6年3月末、又は第2期計画の同意日のいずれか早い日までとなっております。
 今年度、国の基本方針の改正を受けまして、当市といたしましては、県やかすみがうら市と調整の上、第2期計画を策定してまいります。
 具体的には、@地方公共団体における事業環境整備の充実におきまして、産業用地の確保支援などの項目を新たに追加し、取組の検討等を進めてまいります。
 Aといたしましては、基本計画の目標設定方法の明確化と評価の精緻化につきましては、国の基本方針を踏まえまして、目標設定方式の明記や最終的な評価の実施を追加してまいります。
 Bそのほか、工業用地の確保に向けた重点促進区域の追加につきましては、国や県等との協議を経て、対象区域が確定してからの手続となるため、確定次第、計画の修正を進めてまいります。なお、現時点で、当該区域外のため、緑地率等の緩和が受けられず、工場の拡張等を見送っている企業につきましては、要望に基づきまして、関係機関と調整の上、当該緩和が受けられるよう手続を進めてまいります。
 私からは以上でございます。どうぞよろしくお願いします。
 
岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

高野委員)今候補地ね、るる聞いたんですけども、石岡にはね、恋瀬川の先にね、石岡市の飛び地があるんですよね。あそこにもね、かすみがうら市とね合同でね、一緒になってね、工業団地を造るような計画を持てば、あそこにも膨大な土地があるんですよ。ちょうどね、今度、今バイパスできてますよね、あの両サイドね。
 できる、できないじゃなくてね、そういったところも候補地をね、選んでいるんであれば、そういったところもしっかりね、視野に入れていかないと。
 だから、市長が言ってるね、SDGs、取りこぼさないって言ってるけど、そういった土地の問題もね、やはりしっかりと皆さんで協議して取りこぼさないでね。ピックアップだけしてったら、ちょっといいのかなというふうに感じました。
 空いてる土地はみんな対象にしていったらいいのかなと。譲っていただけなければどうしようもないわけですから、まずは候補地をしっかり上げていくということ。頑張ってください。
 答弁要りません。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、令和5年度グリーンスローモビリティ実証事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

都市計画課長)私からは、今年度実施いたしましたグリーンスローモビリティ実証事業について、ご報告いたします。資料22をご覧ください。
 本事業は、移動が困難な方などの外出機会を創出し、今後のグリーンスローモビリティの活用可能性を検証するため、柿岡地区において実施したものでございます。
 運行概要でございますが、期間は令和5年10月2日から11月30日まで、車両は4人乗りカートを2台使用いたしました。
 運行本数は、午前9時から午後3時40分まで。20分間隔で1日18便、乗降はフリー乗降とし、料金は無料で実施いたしました。
 次に、乗車実績でございますが、資料のとおりでございます。
 運行日数は60日の予定でしたが、10月15日は悪天候により、11月19日は柿岡城まつりにより運休し、実績は58日間の運行となっております。また、10月9日、28日、30日、11月7日は悪天候等により運行を途中で中止しております。
 利用者数は553人。1日平均は9.5人、1便当たりの平均は0.5人でございます。
 主な目的地としましては、八郷総合支所や郵便局、カスミなど、公共施設や商業施設等となっております。
 続いて2ページをご覧ください。
 時間帯乗車実績は、午前、午後ともに利用状況は、ほぼ同数となっていますが、13時出発便の利用が多くなっております。
 次に、利用者アンケート結果でございます。実施方法は、利用者へアンケートを手渡し、郵送にて回答いただきました。配布数は100通、回答は35通、回答率は35パーセントでした。
 回答者の年齢構成でございますが、70歳以上の回答が全体の65パーセントを占めており、移動が困難になると思われる年代の回答が多くなっております。
 次に、グリーンスローモビリティを利用した理由でございます。「今までにない乗り物で興味がある」が40パーセントを占めており、ほかにも「目的地に行くのが便利」という回答が34パーセントで、経路内施設への移動目的での利用が多くなっております。
 3ページをご覧ください。利用目的につきましては、「試しに利用した」が46パーセントで一番多く、「日用品等の買い物」が23パーセント、「暮らしの用事」が20パーセントとなっており、グリーンスローモビリティに関心がある方や、日常生活に即したご利用がほとんどでした。
 次に、満足度につきましては「満足」、「どちらかといえば満足」で80パーセントを占めており、利用者からの意見としては、大部分で満足いただいたものと考えております。
 必要性につきましても、「必要」、「運行内容を見直せば必要」、「将来的には  必要」で97パーセントを占めており、運行内容の見直しの必要はありますが、移動手段の提供は必要であるとの回答が大部分となっております。
 この事業を「どこで知ったか」につきましては、市の広報紙やチラシで知った方が6割弱いらっしゃいました。
 「有料でも利用するか」の問いにつきましては、利用するが46パーセント、利用しないが14パーセントでした。
 4ページをご覧ください。有料の場合の利用回数につきましては、1回100円の場合は、月に複数回利用すると回答した方が66パーセントおりますが、200円になると55パーセント、300円になると32パーセントでした。また、300円になると40パーセントの方が利用しないと回答しました。
 有料であっても一定の需要を見込むことができますが、有料の場合は運行内容の見直しが必要と考えております。
 次に、アンケートへの自由記載意見でございます。いただいた意見といたしましては、「乗り心地が良く環境にも良いため、安心して乗れた」など、おおむね好評をいただきました。一方で、改善を求める意見といたしましては、「車体の安全性」や「エアコンがないため暑かった」などの意見がありました。
 今回頂いたご意見を、今後の事業展開に生かしてまいりたいと考えております。
 最後に、今後の実証運行についてでございます。これまでの実証運行で得られた結果やアンケートの意見を踏まえ、他地区での実施や別ルートでの運行、車両サイズの見直しなど、本格運行の実施に向け、様々な条件を比較検討する必要がございますので、来年度も実証運行を実施してまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。よろしくお願いします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。
 
山本委員)八郷地区に先行して石岡地区でも同じような実証実験してますが、比較して乗車率等、特に際立った点があれば、お答えいただきたいと思います。

都市計画課長)令和4年度で実施しました石岡駅西口地区は、78日間、令和4年10月6日から12月22日まで78日間実施いたしまして、利用実績は1,787名となっておりまして、それに比べるとちょっと少ないかなといった状況を感じておるところでございます。
 以上です。

山本委員)来年も実証、実施を予定しているということですが、これ石岡地区、八郷地区、両地区において考えてるんでしょうか。

都市計画課長)来年度の運行予定地区につきましては、これまでに得られたアンケートの結果等踏まえまして、ただいま選考中でございますので、これから来年度の実施に向けて検討してまいりたいと考えております。

山本委員)来年度の実証運行においては、やはり無料での運行を考えてますか。

都市計画課長)実証期間中につきましては、運賃は無料とさせていただきたいと考えております。
 以上でございます。

山本委員)最後の質問ですけど、最終的に本格運行、目標は何年度でしょうか。

都市計画課長)お答えします。
 本格運行につきましては、現時点で具体的な実施時期は決まっておりませんが、これまでの実績や利用者のアンケートの意見を参考にしながら、運行費用の確保や、本格導入の必要性も踏まえまして、関係部局と協議してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

山本委員)すいません。
 必ずしも利用者数、多いとも言えませんが、自由記載意見によれば、非常に好評だったというふうに受けとめますので、ぜひこれ、本格運行に向けてですね、いろいろと検討を重ねて実現していただければと思います。
 私から以上です。

川井副委員長)今回の実証実験を、結果を見まして、私はこの八郷地区においては、柿岡という中でもこれだけの実績しか出ないところを見ると、やっぱりこの程度の時間帯で地域を回るというのは、なかなか難しいという結果だと思われます。
 要するに、利用者がいても1日18便のうち、ほとんど18便に満たない人数でしかありませんし、コース的にもこれ以上細かな部分で歩っても、なかなか利用者が少ないと思われますので、これを来年度以降八郷地区の中で、他の地域、例えば恋瀬であったり小幡地区であったりという中で、こういうことをやってもなかなか難しいということは、八郷地区においては、やはりもう少し広範囲の、広い中での利用ができるバスでないと、やっぱりなかなか乗っていけないんじゃないかと思います。
 それと八郷の人の要望としては、石岡地区にも行ける、そういった大掛かりな、広範囲な、八郷だけじゃなくて石岡地区にも行けるような定期的なバスの利用でないと、なかなか利用度が上がらないと思いますし、また大方、高齢者の方が主な割には、広報の部分で、私はもう一つ広報してもどうかというのはありますけども、宣伝カーみたいな。要するに、この世代はやっぱりこういう、そういう時代の人たちなんで、ホームページ等ですとか何々等というよりも、もっと広報活動的には広報車でずっと柿岡地区中を回ってあげたほうが、皆さん理解できたんじゃないかと思われます。
 非常に地域によっては喜ばれる事業だと思いますけれども、なかなか、こと八郷地区においては、今後はなかなか難しいのかなと思います。
 ただ何度も繰り返しますけども、こういったものの利用は必要であると思いますので、広範囲に、石岡全体を歩けるような巡回バス的なものも含めてやっていただければと思っております。
 何かありましたら。

都市計画課長)お答えいたします。
 まず運行ルートにつきましては、4人乗りのカートということで、走行可能距離が約50キロとちょっと制限されておりますので、今回はコンパクトにまとめたルートにさせていただいた次第でございます。
 10人乗りの大きい車両になりますとそれが80キロに延びますので、運行ルートの見直し等も含めて。すいません、車両の見直し等も含めて、今後活用の仕方を考えていきたいと思います。
 また広報の仕方につきましては、10月2日、あのスタートの日ですかね、防災無線のほうもちょっと活用させていただいて、お知らせした経緯もございますが、ただいまご意見をいただきましたので、広く住民の方に知っていただけるような周知方法も併せて検討していきたいと思います。
 以上です。

川井副委員長)一言だけ付け加えさせていただきますと、やはり柿岡地区においてのこういった巡回バスの利用状況を見ますと、私は、現在ある路線バスをですね、例えば柿岡車庫から林までありますヨークベニマルの間も含めて、あの辺はずっと銀行も含め病院も含め、ずっと行ける場所が、買い物も含めありますんで、あそこを逆に100円の利用で、利用していただけるような、民間も活用した中でやったルートも、大いに利活用の部分ではいいんではないかということを申し付け加えさして、意見として言わせていただきます。

岡野委員長)ほかにございませんか。

高野委員)グリーンスローモビリティですか、大変好評だっちゅうことでね、私もお話は伺ってきたんですが。そういった中でね、課長からまた次の準備もしてるんだということなんですね。私はなかなかですね、今高浜地区のがね、今回高浜地区の候補地として挙がってくるのかなと思って期待をしておりました。一般質問でも、やろうと思ったんですが、時間がなくてね。
 あの高浜地区ですね、都市計画税きちっと払ってですね、おるんですけど。下水道の整備もままならない、まだ進んでいない。何もかにもがね、ちょっと置き去りにされているのかなあというような気がするんですね。
 そういった中で、やはり交通弱者もどんどん、古い町内ですから増えております。お年寄りが多いということですね。そういった中で、現在私もよく行くんですけども、コンビニも一つですか、しかない。本当に商店街ちゅう商店街もないような状況の中でね、コンパクトシティっていうか、本当にコンパクトにまとまった町っていうか集落っていうかね、そういうとこでありますんで、今のお話聞いてますとね、坂も多い、しかしながら、1キロ、2キロ行くと南台、355号沿いには、もう飲食店からお医者さんから何から全てがあるんですね、20キロしか出ないつってもね、10分、15分経つとそこへみんな行けちゃうわけですね。
 ですから、この高浜地区、駅もあります。この地区で運行したら利用頻度も本当にね、高くなるのかなあというのと、川を越えていかなくていいんですね、あの地域だけでね。そこで私は実験やっていただけたらね。また、コンパクトシティっていうか、そういう小さい集落での何か値が出てくるんではないかなと思うのと、高浜の方々に何か一つでもね、夢を与えていただければというようなこともございましてね、次、高浜ということではありませんけども、候補地の一つとしてね、挙げといていただければ、私はよろしいのかなというふうに思っております。
 候補地というのは皆さんでね、選ぶわけですから、なかなかね、候補地に挙げてもらうことも大変なんでしょうけども、その辺のところの見解をですね、立地から見てね、お伺いをいたします。

都市計画課長)お答えいたします。
 高浜地区につきましても、ただいま委員ご指摘のとおり、移動制約者もいらっしゃることが想定されますので、これまでの実証運行で得られた結果やアンケートの意見も踏まえまして、高浜地区での実証運行の可能性についても検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

高野委員)よろしくお願いいたします。
 以上です。

岡野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、この際、所管事務に関する管外調査についてを議題といたします。
 本件につきましては、さきの委員会において決定しました管外調査について、お手元に配付したとおり、調査都市、調査案件、実施期日等について調整いたしました。
 この際、お諮りいたします。
 管外調査につきましては、お手元に配付しました委員派遣承認要求書案により、委員長において、石岡市議会委員会条例第32条に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において、閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し、閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
岡野委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で本日の産業建設委員会を閉会いたします。



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