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令和元年度 経済建設消防委員会

 第9回委員会 (3月16日)
出席委員 高野要委員長,岡野孝雄副委員長,鈴木行雄委員,山本進委員,川井幸一委員,飯村一夫委員,鈴木康仁委員
市執行部 【経済部】
経済部長(越渡康弘),経済部次長(長井正毅),農政課長(岩渕一広),商工課長(山口哲史),観光課長(廣瀬政和)
【都市建設部】
都市建設部長(菱沼茂雄),都市建設部理事兼駅周辺整備担当(宮澤哲也),都市建設部次長(額賀 均),都市計画課長(浅田禎智),下水道課長(柴山伊佐夫),建築住宅指導課長(林 秀憲),道路建設課長(瀧 清教),道路建設課副参事道路建設担当(坂入光彦)
【消防本部】
消防長(岡野 勉),消防次長(高野昌広),総務課長(鈴木淳司)
議会事務局 庶務議事課主任(比企信太郎)


高野委員長)ただ今から,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布した協議案件書のとおりであります。
 本日の委員会の進め方でございますが,はじめに,議案第35号ないし議案第37号及び所管事務の調査,木内酒造合資会社八郷蒸溜所についての現地調査を実施し,調査終了後に案件の審査を行いたいと思います。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。
 なお,消防本部の説明員につきましては,現地調査終了後の出席となりますので,あらかじめご報告いたします。
 この際,お諮りいたします。
 本日の議題であります,議案第35号ないし議案第37号及び所管事務の調査,木内酒造合資会社八郷蒸溜所については,その現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩いたします。

−休憩−

高野委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。これより議事に入るわけでありますが,消防本部の説明員が出席しましたのでご報告いたします。
 それでは,あらためまして,議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会の所管に係る部分,議案第13号令和元年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)ないし議案第15号令和元年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号),議案第24号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて及び議案第33号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計6件を一括して議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,経済部所管,都市建設部所管の順でお願いいたします。

農政課長)私からは,議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,農政課所管事業の繰越事業4件と歳入,歳出増減4点と議案第24号,石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて,1件について説明させていただきます。
 まず繰り越しを予定しております事業が4件ございます。補正予算書4ページをお開き願います。1件目,上から4行目にございます,款6農林水産業費,項1農業費,畜産振興経費6,124万8,000円でございますが,そのうち,補正予算でも説明いたします,国の畜産クラスター事業採択に係る補助金5,585万1,000円と石岡市家畜防疫事業補助金500万円,家畜防疫対策資金利子補給金39万7,000円となっております。畜産クラスター事業は国の補助事業でございまして,地域の収益性向上等に必要な機器導入や施設整備,施設整備と一体的な家畜導入等の支援事業でございます。今回採択案件は,施設整備支援事業でして,整備期間を要することから繰り越しとなります。また,防疫事業におきましては,防護柵等資材調達に時間を要したことにより,事業の年度内完了が見込めないことから防疫事業補助金及び利子補給金が繰り越しとなります。
 2件目,一行下の農政企画経費207万1,000円でございますが,このあと補正予算でも説明いたします,台風15号,台風19号による被災農業施設の復旧費でございます。パイプハウスの材料等の入手が困難であり,事業の年度内完了が見込めないことから繰り越しとなります。
 3件目,一行下の林道開設事業(県単)749万円でございますが,国の助成を受け継続整備しております林道大増線において,台風等による悪天候や地盤養生等に時間を要したことにより,年度内完了が困難であることから,県と協議した結果,繰り越しとなります。また,合併工事として発注しておりますことから,4件目,一行下の林道開設事業(単独)528万9,000円のうち,157万1,000円も繰り越しとなります。残り371万8,000円でございますが,林道小幡中山線の工事完了に伴い,用地及び境界杭復元測量を発注しておりますが,本体工事完了が猛禽類等生態系保全により遅れまして,完了後行います本業務に着手できずにおりましたことから,年度内完了が困難となったことから繰り越しとなります。
 次に,補正予算の増減4点についてご説明させていただきます。まず1点目,歳入・歳出ともに増額となる事業が3件ございます。補正予算書38,39ページをお開き願います。第2表,一般会計補正歳入下段にございます,款16県支出金,項2県補助金,目3農林水産業費県補助金,農業費補助金,茨城県畜産競争力強化対策整備事業補助金5,585万1,000円の増でございますが,国の畜産クラスター事業の採択を受けた養豚業者への補助金2分の1の歳入を計上してございます。
 補正予算書50,51ページをお開き願います。第3表,一般会計補正歳出 下段にございます,款6農林水産業費,項1農業費,目4畜産業費,畜産振興経費,畜産クラスター事業補助金5,585万1,000円の増で同額の支出を計上してございます。また二行上の石岡市家畜防疫事業補助金1,392万3,000円の減及び一行下の家畜防疫対策資金利子補給金111万9.000円の減は,12月補正にて承認いただきました市内養豚施設への野生獣侵入防止策の事業費が確定いたしましたことから,減額補正を計上してございます。
 次に,補正予算書38,39ページをお開き願います。第2表,一般会計補正歳入下段にございます,款16県支出金,項2県補助金,目3農林水産業費県補助金,強い農業・担い手づくり総合支援交付金181万1,000円の増でございますが,被災者向け経営体育成支援事業補助金といたしまして,台風15号及び19号により被災いたしました農業施設復旧対策,パイプハウス7件と防災網3件における復旧費用の国補助10分の3と県補助10分の0.5の歳入を計上してございます。
 補正予算書52,53ページをお開き願います。第3表,一般会計補正歳出 上段にございます,款6農林水産業費,項1農業費,目8農政企画費,強い農業・担い手づくり総合支援交付金207万1,000円の増でございますが,歳入でもご説明いたしました復旧費用に係る国・県からの補助金に県と同率補助10分の0.5を加算いたしました歳出を計上してございます。
 補正予算書42,43ページをお開き願います。第2表,一般会計補正歳入 下段にございます款22市債,項1市債,目4農林水産業債,農道整備事業債40万円の増でございますが,県営にて実施しております,農道整備事業(単独)において,事業費の確定に伴い負担金額が確定いたしましたことから,起債対象事業の増額補正を計上してございます。
 補正予算書52,53ページをお開き願います。第3表,一般会計補正歳出 上段にございます,款6農林水産業費,項1農業費,目5農地費,農道整備事業(単独)104万8,000円の増でございますが,歳入でもご説明いたしましたとおり,事業費の確定に伴い負担金の増額補正を計上してございます。
 2点目,歳入・歳出ともに減となる事業が4件ございます。補正予算書 38,39ページにお戻りください。第2表,一般会計補正歳入下段にございます,款16県支出金,項2県補助金,目3農林水産業費県補助金,農業費補助金,土地改良(農道)事業補助金171万7,000円の減,農業次世代人材投資資金478万7,000円の減,三行下の林業費補助金,林道改良事業補助金580万円の減,林業担い手育成強化対策事業補助金20万円の減につきましては,事業費の確定に伴う歳入の減を計上してございます。
 補正予算書50,51ページをお開き願います。第3表,一般会計補正歳出 下段にございます,款6農林水産業費,項1農業費,目3農業振興費,新規就農者支援対策事業経費478万7,000円の減。
 補正予算書52,53ページをお開き願います。上段の目5農地費,県単土地改良事業225万3,000円の減,農政企画費を飛ばしまして中段にございます,款6農林水産業費,項2林業費,目1林業振興経費40万円の減,目2林道開設費,林道開設事業(県単)1,450万円の減におきましても,事業費の確定に伴う歳出の減を計上してございます。
 3点目,歳出のみ増となる事業2件でございます。補正予算書50,51ページにお戻り願います。第3表,一般会計補正歳出下段にございます款6農林水産業費,項1農業費,目5農地費,土地改良関係事務費1,23万4,000円の増でございますが,台風19号及び10月25日大雨対応といたしまして,石岡台地管内の排水機場の運転を行いましたことによる電気料,人件費の増額補正を計上してございます。
 補正予算書60,61ページをお開き願います。第3表,一般会計補正歳出 下段にございます款13諸支出金,項01基金費,目16森林環境譲与税基金費,森林環境譲与税基金積立金847万8,000円の増でございますが,国から交付されました森林環境譲与税を基金に積み立てるものとして計上してございます。
今後の活用につきましては,従来の林業関連補助制度や県の森林湖沼環境税の使途と重複しない事業での活用が求められておりますことから,活用制度を検討してまいりたいと考えております。
 最後に歳入が増・歳出が減となる事業が1件ございます。補正予算書42,43ページにお戻り願います。第2表,一般会計補正歳入下段にございます 款22市債,項1市債,目4農林水産業債,畑地帯総合整備事業債50万円の増でございますが,県営にて整備しております東成井西部地区における事業費の確定に伴い負担金額が決まりましたことから,起債対象事業額の増額に伴い増額補正を計上してございます。
 補正予算書52,53ページをお開き願います。第3表,一般会計補正歳出 上段にございます款6農林水産業費,項1農業費,目5農地費,畑地帯総合整備事業17万4,000円の減でございますが,本体工事の事業費の確定に伴い決定した負担の額増と創設用地の負担額の確定によります減額を合わせ,歳出総額の減額補正を計上してございます。
 次に,議案第24号石岡市基金条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが,森林の整備等に関する施策を推進する費用に充てるため,本年度から交付されることとなりました国の森林環境譲与税を基金に積み立てるものとなりますので,基金条例を設置するものとなります。
 農政課からは以上となります。よろしくご審議お願いいたします。

商工課長)私からは,議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,商工課所管の中心市街地活性化事業及び企業誘致推進事業につきましてご説明申し上げます。補正予算書の52ページ,53ページの上から五段目をご覧いただきたいと思います。款7商工費,項1商工費,目2商工振興費,節19負担金補助及び交付金の説明欄,中心市街地活性化事業,空き店舗等活用支援事業費補助金752万1,000円の減でございますが,これは今年度,補助金の申請がゼロ件であり,年度内の事業実施が見込まれないことから店舗改装費等に係る補助金を減額計上させていただいたものでございます。
 次に,企業誘致推進事業,石岡市企業誘致雇用促進奨励補助金132万円の減でございますが,増設時期の変更や企業誘致雇用促進奨励補助金認定者の退職及び市外転出により,補助対象者が減したことにより補助金を減額計上したものでございます。
 商工課からは以上でございます。ご審議をよろしくお願いいたします。

観光課長)私からは,議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,観光課所管について説明いたします。
 補正予算書4ページをお開きください。第2表繰越明許費補正でございますが,四段目をご覧ください。款7商工費,項1商工費,フラワーパーク管理運営費409万2,000円及びふれあいの森リニューアル整備事業3億6,240万7,000円は,令和2年度へ繰り越すものでございます。繰越事由でございますが,フラワーパーク管理運営費につきましてはフラワーパークの環境整備のため,フラワーパークから1キロ以内の畜産農家の協力を得て臭気対策に取り組む補助金でございます。現在,畜産農家と臭気対策の方法について協議を実施中でございます。畜産農家も臭気対策に前向きであり,様々な方法を模索している状況にあることから繰越の必要が発生したことによります。また,ふれあいの森リニューアル整備事業につきましては,地方創生拠点整備交付金を活用しておりまして,国からの内示を3月11日にいただいております。これによりまして,市としましても令和2年度に繰り越すものでございます。
 続きまして,6ページをお開きください。二段目の表4地方債補正をご覧ください。ふれあいの森リニューアル整備事業ですが,事業費3億6,240万7,000円のうち,3億268万7,000円が交付金対象となります。交付金額は2分の1となりまして,残り2分の1の1億5,130万円が地方債の対象となることから計上してございます。
 続きまして,39ページをお開きください。歳入でございます。款15国庫支出金,項2国庫補助金,目8商工費国庫補助金,地方創生拠点整備交付金 1億5,134万3,000円は,地方債でご説明させていただきましたとおり3億268万7,000円が交付金対象となります。その2分の1の額を計上してございます。
 続きまして,41ページをお開きください。六段目,一番下の段をご覧ください。款19繰入金,項2基金繰入金,目3観光施設整備等基金繰入金222万1,000円につきましては,ふれあい交流施設・ゆりの郷の工事差金が生じたことから,基金へ繰り入れるものでございます。
 続きまして,43ページをお開きください。四段目,一番下の段をご覧ください。款22市債,項1市債,目9商工債,ふれあいの森リニューアル整備事業債1億5,130万円につきましては,先ほど地方債で説明したとおりでございます。
 続きまして,47ページをお開きください。歳出でございます。一段目の表をご覧ください。款2総務費,項1総務管理費,目14ふれあい交流施設費 施設改修工事222万1,000円につきましては,事業費が確定したことから減額補正するものでございます。
 続きまして,53ページをお開きください。三段目の表をご覧ください。款7商工費,項1商工費,目4観光事業費,印刷製本費286万円の減額補正でございますが,今年度,るるぶ石岡の改訂を取りやめています。これは木内酒造のウイスキー工場のオープンや令和2年度にフラワーパーク・ふれあいの森がリニューアル工事により,園内が大幅に変わることから,工事終了後,改訂版を作成してまいりたいと考えてございます。
 次に,その下のふれあいの森リニューアル整備事業3億6,240万7,000円の増額補正でございますが,国の地方創生拠点整備交付金を活用しまして整備予定でございます。内容としましては,測量・設計・調査委託料1,743万5,000円,工事監理委託料594万8,000円,ふれあいの森整備工事2億9,280万8,000円,既存施設撤去工事3,721万6,000円,施設用備品900万円となってございます。
 次に,その下の国民宿舎管理運営経費,施設改修工事295万4,000円につきましては,事業費が確定したことや,国民宿舎の閉館を令和2年度に予定していることから,当初予定していた工事を取りやめ,減額補正するものでございます。
 続きまして,61ページをお開きください。一番下の表をご覧ください。款13諸支出金,項1基金費,目6観光施設整備等基金費,観光施設整備等基金積立金160万円の減額につきましては,やさと温泉ゆりの郷への入館者数減による入湯税の減額となってございます。同じように34ページ歳入の市税,上から四段目入湯税につきましても同額を計上してございます。
 観光課からは以上でございます。よろしくご審議のほどお願いいたします。

都市計画課長)私からは,議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち都市計画課が所管するもの,議案第14号令和元年度石岡市駐車場特別会計補正予算(第1号)をご説明を申し上げます。
 補正予算書の36,37ページをお開き願います。はじめに歳入でございます。
上から三番目の表にございます,使用料及び手数料,土木使用料,都市計画使用料の駐車場使用料102万円の増額,その下の表にございます,手数料, 土木手数料,都市計画手数料の屋外広告物手数料30万円の増額をしてございます。どちらも当初予定していたよりも利用件数が増加したことによるものでございます。
 次に38,39ページの一番上の表にございます,国庫支出金,国庫補助金, 土木費国庫補助金,道路橋りょう費補助金の社会資本整備総合交付金 3,892万6,000円,道整備交付金500万円ともに増額してございます。
 次に,防災・安全交付金5,382万1,000円の減額をしております。これらは令和元年度の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業に対する,国からの交付金が確定したため補正をするものでございます。関連してございます40,41ページの一番上の表にございます県支出金,県補助金,土木費県補助金,道路橋りょう費補助金の合併市町村幹線道路緊急整備支援事業補助金を152万6,000円増額しております。また,42,43ページ一番下の表の上から五段目にございます,市債,土木債,都市計画債の合併市町村幹線道路緊急整備 支援事業債で1,960万円減額してございます。
 次に,大変申し訳ございませんが38,39ページにお戻り願います。一番上の表の上から七段目にございます,国庫支出金,国庫補助金,土木費国庫補助金,都市計画費補助金の公園長寿命化対策支援事業交付金,街路交通調査補助金でございますが,国からの補助額が確定したため,それぞれ600万円,113万円減額してございます。関連してございます42,43ページ,一番下の表の上から六段目にございます,市債,土木債,都市計画債の公園施設長寿命化改修事業債で540万円減額してございます。
 次に40,41ページの上から四つ目の表の下の段にございます,寄附金,土木費寄寄附金,都市計画総務費寄附金の住民参加型まちづくりファンド支援事業寄附金でございますが,当初予定より寄附の申し出が多かったため, 184万9,000円増額してございます。
 次に,その下の表の繰入金,特別会計繰入金,駐車場特別会計繰入金でございますが,当初予定より駅東駐車場の収入が増加したため157万9,000円増額してございます。
 次に42,43ページの一番上の表の繰入金,基金繰入金,住民参加型まちづくりファンド支援事業基金繰入金でございますが,本年度事業が当初見込みより少なかったため805万9,000円減額してございます。
 次に,上から三番目の表の二段目の諸収入,雑入,バスターミナル店舗事業者電気使用料負担金でございますが,当初見込みより使用料が多かったため26万円増額してございます。
 次に,歳出でございます。54,55ページをお開き願います。一番下の表にございます,土木費,都市計画費,都市計画総務費,都市計画一般経費,委託料の都市計画道路調査業務委託料,都市計画用途地域変更調査業務委託料でございますが,入札差金によりそれぞれ341万円,356万4,000円減額してございます。
 次に,その下の景観形成事業,負担金補助及び交付金の住民参加型まちづくりファンド支援事業補助金で,本年度事業が当初見込みより少なかったため,805万9,000円減額してございます。
 次に,その下の地域交通対策事業負担金補助及び交付金の代替バス運行事業補助金で,運賃収入の減及び人件費の増によりまして33万9,000円増額してございます。
 次に,その下の街路事業費でございます。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の委託料の測量・設計・調査委託料でございますが,駅前・東ノ辻線で844万5,000円減額してございます。
 次に,工事請負費でございますが1,542万2,000円増額しております。内訳でございますが,貝地・高浜線1,745万6,000円減額,上林・上曽線2,660万円増額,駅前・東ノ辻線627万8,000円増額となってございます。
 次に,公有財産購入費でございますが5,155万1,000円減額してございます。内訳でございますが,駅前・東ノ辻線2,155万1,000円,単独費3,000万円をそれぞれ減額しております。
 次に,56,57ページをお開き願います。一番上の表にございます立木補償費でございますが,230万円減額してございます。内訳でございますが,駅前・東ノ辻線1,600万円減額,単独費1,370万円増額してございます。先ほど歳入でご説明いたしましたとおり,国からの交付金が確定したことによるものでございます。
 次に,その下の公園事業費,公園維持管理経費,工事請負費の公園長寿命化改修工事で,先ほど歳入でご説明いたしましたとおり,国からの交付金が確定したことにより1,200万円減額してございます。
 次に,その下の補償補填及び賠償金でございますが,議案第33号損害賠償の決定及び損害賠償請求に関する和解についてでご説明いたします,賠償金として291万1,000円を増額してございます
 次に,60,61ページをお開き願います。一番下の表の上段の諸支出金,基金費,駅周辺整備基金費の駅周辺整備基金積立金でございますが,157万9,000円増額してございます。これは駐車場特別会計において,当初予定より駅東駐車場の収入が増加したためでございます。
 次に,同じ表の四段目の諸支出金,基金費,住民参加型まちづくりファンド支援事業基金費の住民参加型まちづくりファンド支援事業基金積立金でございますが,184万9,000円増額してございます。これは,当初予定より寄附の申し出があったためでございます。
 次に,石岡市駐車場特別会計補正予算のご説明を申し上げます90,91ページをお開き願います。まず,歳入でございます。一番上の表にございます 使用料におきまして,当初の見込みより利用台数が増加したため,41万8,000円増額してございます。
 次に,二番目の表にございます繰越金でございますが,前年度の繰越額が確定いたしましたので115万8,000円増額しております。
 次に,三番目の表にございます,定期駐車券再交付手数料でございますが,当初の見込みより利用が増加したため3,000円増額してございます。
 次に,92,93ページをお開き願います。歳出でございます。繰出金の一般会計への繰り出しでございますが,使用料の増加の伴い157万9,000円増額してございます。
 続きまして,都市計画課が所管します繰越明許費についてご説明申し上げます。補正予算書の4,5ページをお開き願います。第2表繰越明許費の土木費,都市計画費,石岡駅周辺整備事業で3,725万1,000円を繰り越しております。内訳でございますが,委託料173万2,000円,公有財産購入費254万6,000円,補償補填及び賠償金3,297万3,000円でございます。繰越理由といたしましては,現在用地交渉を継続中のためでございます。次に,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業で1億5,832万2,000円を繰り越しております。現在,進めております,合併支援事業の貝地・高浜線,上林・上曽線,駅前・東ノ辻線の事業費でございます。内訳でございますが,駅前・東ノ辻線におきまして,用地の取得ができなかったため,予定しておりました境界杭設置測量が実施できなかったことによりまして,委託料で688万6,000円を繰り越すものでございます。また,駅前・東ノ辻線の用地交渉におきまして用地取得に時間を要したために,公有財産購入費と補償補填及び賠償金で7,356万3,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。用地交渉に際しましては,誠意をもって努力を続けてまいりましたが,用地を取得することに時間を要したために,予定していた工事の発注が遅れたため年度内完了ができませんでした。それに伴いまして,工事請負費7,787万3,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 以上が,都市計画課が所管しております,補正予算と繰越明許費の内容でございます。
 続きまして,議案第33号損害賠償の決定及び損害賠償請求に関する和解についてをご説明させていただきます。お手元の議案資料をご覧願います。提案理由といたしましては,令和元年10月13日未明,台風19号の強風による影響を受け,都市公園せせらぎパーク内の樹木が根本から倒れ,隣接する建物の外構の一部が破損したことに関し,損害を賠償し和解するため議会の議決を求めるものでございます。これまでの経緯でございますが,令和元年10月14日午前に第三者である近隣住人からの通報により,倒木による被害を把握いたしました。被害者宅は留守であり,翌日の令和元年10月14日夕方,被害者が帰宅したのを受け面会し,倒木の状況確認及び撤去作業について説明を行い,10月17日被害者立ち合いのもと,当市の委託業者により倒木処理を行いました。
 作業終了後,被害状況の確認の結果,被害者宅の建物の外構の一部の破損が確認されたことから,損害額を算定し損害賠償について協議を進め,被害者より示談内容について承諾が得られましたので,損害賠償額291万600円を支払うものでございます。
 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
 
下水道課長)私から,議案第11号令和元年度 一般会計補正予算(第4号)のうち,下水道課所管に係る部分及び議案第13号令和元年度下水道事業特別会計補正予算(第4号),議案第15号令和元年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
 はじめに,議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,下水道課所管に係る部分についてご説明いたします。お手元の令和元年度石岡市補正予算書の50,51ページをお開き願います。下から1つ目の表下段をご覧願います。目5農地費のうち特別会計繰出金については,本年度の農業集落排水事業特別会計が確定したことにより503万円を減額するものでございます。
 続いて,議案第13号令和元年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)についてご説明いたします。はじめに,下水道事業特別会計の歳出からご説明いたします。82,83ページをお開き願います。1つ目の表をご覧ください。目2流域関連公共下水道維持費については2,028万円を減額するものでございます。内訳は流域下水道事業維持負担金について,本年度の汚水量確定に伴い1,228万円を減額し,消費税については納税額確定に伴い800万円の減額をするものでございます。目3公共下水道維持費については1,400万円を減額するものでございます。内訳は,汚泥処理委託料が汚泥排出量の確定に伴い700万円を減額し,機械器具点検整備工事は機械整備工事の確定に伴い700万円の減額をするものでございます。
 次に,2つ目の表をご覧ください。目1流域関連公共下水道整備事業費については3,660万円を減額するものでございます。内訳は,流域関連公共下水道整備事業(単独)が,県による府中3丁目地内の県道石岡城里線拡幅改良工事の進捗状況に伴い,設計委託料は300万円の減額,管渠埋設工事費2,900万円の減額,上水道移設費補償費は300万円の減額でございます。また,流域関連公共下水道整備事業(単独・雨水)が委託料の確定に伴い測量設計委託料を160万円減額するものでございます。目2公共下水道整備事業費については1,400万円を減額するものでございます。内訳は,公共下水道整備事業(単独)が,本年度の事業費の確定に伴い,設計委託料は400万円の減額,管渠埋設工事は800万円の減額,上水道移設補償は200万円の減額をするものでございます。目3流域下水道事業費については,本年度の県に対する流域下水道建設負担金の確定に伴い,428万6,000円を減額するものでございます。
 次に,3つ目の表をご覧ください。目2利子は,利子償還額の確定に伴い281万9,000円を減額するものでございます。内訳は,流域下水道一般長期債利子が197万円の減額,公共下水道利子償還金が84万9,000円の減額でございます。
 続きまして,下水道事業特別会計の歳入についてご説明いたします。戻りまして80,81ページをお開き願います。1つ目の表をご覧ください。目1下水道使用料については,令和2年4月1日から地方公営企業法を適用した財務会計となり出納整理期間が無くなるため,8,770万円の減額をするものでございます。
 次に,2つ目の表をご覧ください。目1繰越金については1万9,000円を増額するものでございます。
 次に,3つ目の表をご覧ください。目1雑入については,県による正上内地内の茨城空港アクセス道路の進捗に伴い,当市が行う下水道施設移設に係る費用の補償費3,220万4,000円を減額するものでございます。
 次に,4つ目の表をご覧ください。目1下水道債は,本年度の工事費や建設負担金の確定に伴い,2,790万円を増額するものでございます。内訳は流域関連公共下水道事業債が4,430万円の増額,公共下水道事業債1,220万円の減額,流域下水道事業債が420万円の減額をするものでございます。
 続きまして,地方債補正について,ご説明いたします。戻りまして13ページをお開き願います。第3表の地方債補正をご覧ください。先ほど下水道債に係る説明にてご説明した理由と同様に,流域関連公共下水道事業については1億5,210万円から1億9,640万円へ,公共下水道事業については1億2,950万円から1億1,730万円へ,流域下水道事業については3,510万円から3,090万円へそれぞれの限度額を補正するものでございます。
 続きまして,繰越明許費についてご説明いたします。同じページの第2表,繰越明許費をご覧ください。款1下水道費,項2下水道建設費のうち流域関連公共下水道整備事業(補助)については,石岡地内の県道石岡筑西線における八軒台交差点付近の試掘結果により,地下水位を考慮した掘削工法や上水道移設協議によって工事発注までに不測の時間を要したため,年度内完了が見込めなくなったことから5,779万3,000円を次年度へ繰り越すものでございます。
 次に,流域関連公共下水道整備事業(単独)については,正上内地内の県道上吉影岩間線の工事の進捗により2,480万円を次年度へ繰り越すものでございます。
 次に,公共下水道整備事業(補助)については,県道竹ノ内羽鳥停車場線における新谷農村集落センター付近の試掘結果により,地下水位を考慮した掘削工法などの検討に不測の時間を要したため,年度内完了が見込めなくなったことから2,054万7,000円を次年度へ繰り越すものでございます。
 次に,流域下水道事業については,県事業である流域下水道建設事業が一部繰越となることに伴い,当市の建設負担金1,629万5,000円を次年度へ繰り越すものでございます。
 議案第13号令和元年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)の説明は以上でございます。
 続きまして,議案第15号令和元年度農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について,歳出からご説明いたします。100,101ページをご覧ください。目2農業集落排水事業維持費については,1,000万円を減額するものでございます。内訳は,東成井地区施設等維持管理経費においてその他施設修繕の確定に伴い,1,000万円を減額するものでございます。
 次に,歳入についてご説明いたします。戻りまして98,99ページをご覧ください。1つ目の表をご覧ください。農業集落排水使用料について,先ほどの下水道事業特別会計の歳入でご説明した理由と同様に,令和2年4月1日から地方公営企業法を適用した財務会計となり出納整理期間がなくなるため,497万円を減額するものでございます。内訳は,出し山地区使用料は73万円の減額,関川地区使用料は95万円の減額,東成井使用料は147万円の減額,石岡西部地区使用料は166万円の減額,恋瀬地区使用料は16万円の 減額をするものでございます。
 次に,2つ目の表をご覧ください。目1一般会計繰入金についても,本年度の事業費などが確定したことから503万円を減額するものでございます。
 説明は以上です。よろしくお願い申し上げます。

建築住宅指導課長)私からは,議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,建築住宅指導課所管の事業に係る補正予算についてご説明いたします。
 はじめに,補正予算の歳出からご説明いたします。補正予算書の54,55ページをお開き願います。説明欄の事業項目に沿ってご説明いたします。初めに一番上の表,目2建築指導費,木造住宅耐震改修促進事業でございます。内容でございますが,当事業による耐震改修の実績がなかったことから,木造住宅耐震改修補助金について2件分,100万円を減額するものでございます。
 次に,上から2番目の表,目3道路新設改良費,狭あい道路整備事業でございます。内容でございますが,事業費の確定に伴いまして150万円を減額するものでございます。内訳でございますが,後退用地購入費で50万円,後退用地の分筆補助金で40万円,工作物撤去補助金で60万円をそれぞれ減額するものでございます。
 続きまして,56,57ページをお開き願います。上から2番目の表,目1住宅管理費,賃貸住宅ストック事業でございます。内容でございますが,当初予算時に見込んでおりました20戸分に対して,実績見込みが11戸となったことに伴いまして,507万8,000円を減額するものでございます。
 続きまして,歳入についてご説明いたします。ページを戻っていただきまして,38,39ページをお開き願います。一番上の表,目4土木費国庫補助金,木造住宅耐震改修促進事業補助金でございます。内容でございますが,歳出でご説明いたしました木造住宅耐震改修補助金における2件分100万円の減額に伴いまして,補助率の50パーセント,50万円を減額するものでございます。
 次に,木の住まい助成事業補助金でございます。内容でございますが,当事業における社会資本整備総合交付金の対象は,年度内での工事完了が条件となってございます。今年度におきましては,年度内での完了見込みが11件分550万円の実績となったことに伴いまして,当初交付金対象として見込んでおりました25件分1,280万円のうち,14件分730万円の補助率45パーセント,328万5,000円を減額するものでございます。
 次に,賃貸住宅ストック活用事業補助金でございます。内容でございますが,歳出でご説明いたしました賃貸住宅ストック活用事業の事業費確定に伴いまして,不用額の補助率45パーセントとなる235万7,000円を減額するものでございます。
 続きまして,繰越明許費についてご説明いたします。ページを戻っていただきまして,4ページをお開き願います。初めに,第2表繰越明許費補正の款8土木費の欄,木の住まい助成事業でございます。この事業では,事業活用を促す観点から募集期間を1月末日までとして実施してございます。また,補助対象である住宅は,着工から完成までに4か月から半年程度の工事期間が必要となってまいります。このことから,工事完了が年度末を超える見込みの補助件数として,14件分730万円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,住まいづくり推進事業でございます。当事業につきましても,木の住まい助成事業と同様の理由によりまして,工事完了が年度末を超える見込みの補助件数として,16件分500万円を翌年度へ繰り越すものでございます。 
 以上が建築住宅指導課が所管しております補正予算及び繰越明許費補正の内容でございます。
 よろしくお願いいたします。

道路建設課長)私から,議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,道路建設課が所管します補正予算及び繰越明許費についてご説明いたします。
 はじめに,補正予算の歳出からご説明いたします。補正予算書の54ページ,55ページをお開き願います。54ページの上段の表,款8土木費,項1土木管理費,目1土木総務費,道路管理事務費の備品借上料としまして大判プリンタ機器借上料12万1,000円の減額補正を計上してございます。こちらは令和5年度までの債務負担行為でございますので,6ページをお開き願います。上段の債務負担行為補正の表,大判プリンタ機器借上料の限度額補正としまして30万8,000円を減額し,補正後の限度額を35万6,000円とするものです。内容でございますが,支所道路建設課に設置してあります大判プリンタ機器の借上料の契約額の確定によるものでございます。
 次に,お戻りいただきまして,54ページ,55ページをお開き願います。二段目の表,款8土木費,項2道路橋りょう費,目2道路維持費,道路維持経費の道路施設修繕工事としまして40万円の減額補正を計上してございます。内容でございますが,国庫補助の防災・安全交付金を活用し実施しております,道路ストック総点検事業の国庫補助金の確定に伴い,減額補正するものです。
 次に,その下の目3道路新設改良費,一般市道整備事業(単独)の測量・設計委託料としまして1,450万円の減額補正を計上してございます。内容でございますが,平成30年度繰越事業において実施しておりました,石岡・かすみがうら広域幹線道路の概略設計に伴う道路線形の検討に時間を要したため,今年度予定しておりました実施設計委託の履行期間の確保が困難となったことから減額補正するものです。
 次に,その下の目5排水路整備事業費,排水路整備事業の測量・設計委託料としまして100万円の減額補正を計上してございます。内容でございますが,排水路整備事業の測量・設計委託の入札差金の発生に伴い減額補正するものです。
 次に,その下の表の款8土木費,項3河川費,目1河川総務費の急傾斜地崩壊対策事業でございますが,現在,北根本地区及び高浜西の前地区を県事業として整備を進めており,その事業費の10分の1を負担するものでございますが,県事業費の確定に伴い,負担金142万円を減額するものです。
 次に,歳入についてご説明いたします。38ページ,39ページをお開き願います。上段の表の款15国庫支出金,項2国庫補助金,目4土木費国庫補助金,節2の道路橋りょう費補助金の下段の防災・安全交付金でございますが,歳出でご説明しました道路維持経費において,国庫補助金の確定に伴い20万円を減額するものです。
 次に,42ページ,43ページをお開き願います。下段の表の款22市債,項1市債,目5土木債,節1道路橋りょう債としまして,排水路整備事業債の70万円の減額でございますが,歳出で説明しました,入札差金の発生に伴い,また,その下の道路改修事業債20万円の減額でございますが,国庫補助金の確定によりそれぞれ市債を減額するものです。
 続きまして,繰越明許費についてご説明いたします。補正予算書の4ページの第2表をご覧願います。款8土木費,項2道路橋りょう費,事業名が道路維持経費の354万7,000円,地方道路等整備事業の7,350万1,000円,一般市道整備事業(単独)3,033万3,000円,上曽トンネル整備事業の14億1,482万4,000円,橋りょう維持費の360万7,000円,排水路整備事業の5,981万円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 内容としまして,はじめに,道路維持経費の354万7,000円でございますが,先ほど補正予算でご説明しました,国の基準に基づく,道路標識や道路照明の道路施設修繕工事を,国庫補助の防災・安全交付金を活用して取り組んでおります。国庫補助金の確定に伴い,修繕箇所の見直しや関係機関との協議などに時間を要したため,工事請負費354万7,000円について,年度内の完成が見込めないことから翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,地方道路等整備事業の7,350万1,000円でございますが,東大橋地内の流末排水整備に伴う測量・設計において,排水計画の検討に時間を要し,年度内の完了が見込めないことから測量・設計委託料1,039万5,000円,また,三村地内ほか3か所の道路改良工事におきまして,電柱の移設に時間を要し,年度内の完成が見込めないことから,工事請負費5,504万3,000円,また,用地取得において,地権者との交渉や相続に時間を要したため,公有財産購入費90万円,補償補填及び賠償金716万3,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,一般市道整備事業(単独)の3,033万3,000円でございますが,地域からの整備要望や通行上,または,管理上支障をきたしている道路や排水路などの整備を進めておりますが,用地取得において地権者との交渉や相続に時間を要したため,公有財産購入費1,027万7,000円と,補償補填及び賠償金
2,005万6,000円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,上曽トンネル整備事業の14億1,482万4,000円でございますが,事業の委託先であります茨城県と,事業費や本年度施工箇所等の協議・調整に時間を要し,年度内の完成が見込めないことから,翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,橋りょう維持費の360万7,000円でございますが,2メートル以上の橋りょうに対しまして,5年ごとに定期点検を行うことが義務付けされており,国庫補助の防災・安全交付金を活用して業務に取り組んでおります。河川管理者など関係機関との協議に時間を要したため,翌年度へ繰り越すものでございます。
 次に,排水路整備事業の5,981万円でございますが,規模の大きな排水路整備に取り組む事業費でございます。関係地権者との協議に時間を要したことから,委託料162万6,000円と,電柱の移設等に時間を要したことから工事請負費5,558万4,000円,また相続に時間を要したことから,公有財産購入費260万円を翌年度へ繰り越すものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)
先ほどのご説明の中で,繰越明許費1件,漏れてしまいましたので,あらためて追加でご説明させていただきたいと思います。資料5ページでございます。款8土木費,項6住宅費,事業名市営住宅長寿命化改修事業6,612万8,000円でございます。こちらにつきましては,市営住宅入居者との調整に時間を要しましたので,繰り越すものでございます。
 以上でございます。大変申し訳ございませんでした

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか

山本委員)繰越明許費ですね。先ほど農政企画経費207万1,000円の説明がありましたが,申し訳ありません。もう一度お願いできますか。

農政課長)農政企画経費207万1,000円でございますが,台風15号,19号による被災農業施設の復旧費でございます。パイプハウス等の材料等の入手が困難でございましたことから,年度内の完了が見込めないことから,繰り越しとなります。事業の内容でございますが,パイプハウス7件と防災網3件におけます,復旧費用となってございます。以上ございます。

山本委員)これは台風15号,19号被災のあとですね,補正予算で予算計上したという,先ほどの説明あったかと思いますが,全体のうちどれだけ復旧工事ができたのでしょうか。

農政課長)今現在の復旧率ということでよろしいでしょうか。こちらにつきましては,全額繰り越しというような形で対応させていただいております。

山本委員)先ほど資材の調達が困難だということだったんですけれども,これ見込みはどうなんですか。

農政課長)完了予定が7月末を見込んでございます。

山本委員)わかりました。結構です。

飯村委員)フラワーパークのリニューアルについてお伺いしたいと思います。事業費として,ふれあいの森整備事業が進められるわけですが,この費用対効果,これどんなふうにお考えだかちょっとお伺いしたいと思います……。まあ,今石岡市として3億6,000万ですか,予算組まれていますが,駐車場と施設等の金があると思うんですけど。駐車場について大体わかるんですけど。概ね。その施設について,詳細な費用対効果,どのくらい見込まれるのか。指定管理のどのくらい予算を見ているのか。そのへんとか,どのようにお考えかちょっと聞かせてもらいたいと思います。

観光課長)費用対効果ですけれども,宿泊施設のほうですけれども,今現在ロッジが10棟,グランピングが10棟ということで予定しております。その中で,概算で出してきている部分につきましては,プラスになると。そういった答えが出てきております。そのほかにもキャンプなどをやりたいと。そういったことも出てきてますので,費用対効果としてはつくばねがなくなるところでもございますし,代替えの宿泊施設とも大いに役立つのではないかと。そのように考えられます。

飯村委員)今,お話聞きましたが,宿泊料金といたしましては1万4,000円くらいとちょっと記憶があるんですけど。そのへんはどのようにお考えですかね。

観光課長)前回の委員会の時に1万4,000円から6,000円くらいというお話はさせていただきましたが,詳細につきましては今精査中でございますので。あくまでも指定管理料の追加とか,そういったことにならないように計算をして宿泊料を算定していきたいと。そのように考えております。

飯村委員)よくわかりました。じゃあ利益追求ということでよろしくお願いします。
 建設のほうで,都市計画なんですけれども。これちょっと今,お話聞いている中に,予算が執行されない。その部分が繰り越しで行くような形になっていると思うんですけれども。これどういうふうな,その年度にできないような形になっているんですかね。やっぱり予算を組んで執行されないと。そういうので,東京電力とか,地権者とか色々あるでしょうけど。都市計画のほうでは,この予算書を,予算書というか,予定組んだものに対しての執行されない部分の考えをちょっとお伺いしたいんですけど。

都市計画課長)年度当初は事業計画を立てまして,予算を要求しております。その中で1年間を通して事業計画のとおり進めているところでございますが,先ほども繰越の中でご説明させていただきましたように,用地交渉等がございまして予定通りに進まない部分もございます。その中で繰り越しをいたしまして,事業費のほうを計画通りに進めていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。

飯村委員)用地交渉の場合,多分地権者のほうにお伺いすると思うんですけれども。そのような時に,地権者に何回くらいお伺いに行くんですかね。地権者の色々意向があると思うんですけれども。そのへんはどのような形でまとめようというか,お考えなんですかね。

都市計画課長)用地交渉に関しましては行ける時に行っております。ただその中でも,相手方からの宿題等とか,色々な問題も提起されますので,そういったものが解決できてから再度またお伺いするというような形をとっております。ですが時間がある限り,あんまりしつこくならないようにそのへんは調整をしながら用地交渉は進めております。以上です。

飯村委員)用地交渉もそのような形でやっているんでしょうけれども。地権者の方に,大体普通用地交渉っていうと,どのくらいのお伺いするような形になっているんですかね。基本的に。

都市計画課長)用地交渉なんですが,実際に1回説明に行って承諾を得られる方もいらっしゃいますし,1年かけても理解してもらえないですとか,色々な事のある方もいますので。一概的に何回行くというふうには決まっておりません。その都度やはり皆様の土地を買わせていただきますので,その場その場にあった対応をさせていただいております。

飯村委員)わかりました。そのへんのところよろしくお願いして,道路の整備,改良道路進めていただきたいと思います。
 上曽,上林2,660万円,これちょっと詳細の概要,説明をお願いします。

都市計画課長)上林・上曽線の部分に関しましてご答弁申し上げます。こちらのほうは今,歩道整備を計画通り進めておりますので,こちらのほうの事業費として考えてございます。以上でございます。

飯村委員)上林・上曽線。これ実質,どの部分を……。ちょっともう一度確認したいと思うんですけど。実際に2工区に分かれてやっているようなお話で多分伺っていると思うんですよ。実際1.7キロもしくは前4.2キロが全長なわけなんですが。4.2キロ についての今歩道整備ということで,1.7キロから引いた部分を歩道整備と言われているのかなとは思うんですけども。そのへんはどうですかね。実際。

都市計画課長)上林・上曽線につきましては全体延長が4.2キロ。その中で優先整備区間として2.5キロを現在整備を進めております。その中でも道路改良すべての道路幅員,歩道までを整備した部分と,現在は八郷中学校の通学路にもなっておりますので,優先的に歩道の整備を進めて,安全性を確保したいというところで現在は歩道の整備のほうを進めているような状況でございます。

飯村委員)今,1.5キロって言いました。

高野委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

高野委員長)再開します。

飯村委員)1.7キロと2.5キロですか。 そういう中の2工区に分けたっていうことなんですけれど。それは実際上曽,上林線のメイン道路に代わる4.2キロ,それ間違いないですかね。

都市計画課長)4.2キロが全体の延長でして,その中で現在特例債を使って,国の補助を入れて整備してるのが2.5キロ,こちらを優先的に整備を進めているというような状況です。

飯村委員)申し訳ないんですけれども,この事業に対してやっぱし上林・上曽線をやるのに,期間どのくらいかかりますかね。実際。まあ予算等の話と2つちょっと詳細にお願いしたいと思います。

都市計画課長)上林・上曽線,現在の2.5キロの部分につきましては,現在あと進捗のほうもだいぶ進んでおりますので,あと数年でできあがるというふうに考えてございます。その後1.7キロにつきましては,財政とか色々な状況がございますので,その時にまた対応をさせていただきいただきたい。順次進めていきたいというふうに考えてございます。

飯村委員)2.5キロ,10年。1.7キロについて実際,そのあとって言うんですけれども。1.7キロがこれ一番,今現状で多分トンネルができた時に,この1.7キロは一番重要性のある道路であると思うんですよ。そのへんとか都市計画の考えというか,どのように考えてるんですか。この1.7キロについては。トンネルが抜けて。

都市計画課長)先立っての一般質問でも,うちの都市建設部長が答えましたように,まずは2.5キロの優先整備区間を整備終わりの見通しを立てて,その後1.7キロにつきましても事業化できるように進めていきたいというふうに考えてございます。現在は2.5キロのほうを優先的に整備を進めてまいりたいというふうに考えてございます。以上でございます。

高野委員長)飯村委員に申し上げます。議案の審査でございますので,議案に沿った質疑をお願いします。

飯村委員)わかりました。

高野委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第11号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会の所管に係る部分,議案第13号令和元年度石岡市下水道事業特別会計補正予算(第4号)ないし議案第15号令和元年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号),議案第24号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて及び議案第33号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計6件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案はいずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第29号石岡市農政協力員条例を廃止する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

農政課長)私から,令和2年第1回石岡市議会定例会において提出してございます,議案第29号石岡市農政協力員条例を廃止する条例を制定することについて説明させていただきます。本制定でございますが,農政協力員は石岡市特別職の職員で非常勤として位置付けられてございます。主な業務は農業振興の推進や病害虫・農作物災害の被害に関すること,市行政機関からの文書配布,生産調整等に関することとしてございます。しかしながら,近年は水田作付け計画書の配布・回収のみとなっており,個人情報保護の観点や兼業農家の増加に伴う期限までの回収が困難になってきた旨の苦情や相談を受けておりました。令和元年度は試行的に,個人発送による配布・回収等を行いましたところ,問題なく移行できましたことから,廃止とさせていただきたく上程してございます。
 以上,よろしくご審議お願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第29号石岡市農政協力員条例を廃止する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第30号石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

建築住宅指導課長)議案第30号石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについての概要を説明申し上げます。
 お手元の議案資料をご覧ください。提案理由といたしましては,民法の一部改正及び国土交通省が定める公営住宅管理標準条例の改正に伴い,保証限度額の設定及び収入申告義務の緩和等について改正を行うためでございます。具体的な改正内容としましては,単身入居要件の追加,保証限度額の設定,認知症である者等の収入申告義務の緩和,修繕費用負担の明記,不正入居者への請求利率の改正など,法令等の改正に対応するとともに,市営住宅の供給をより適切に行うために条例の改正を行うものでございます。

 以上が石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについての概要でございます。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第30号石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第35号市道の認定についてを議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)先ほど,現地調査をしていただきました,議案第35号市道の認定についてをご説明いたします。
 お手元の議案第35号の資料をご覧願います。提案理由でございますが,当該路線は都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道として認定するためでございます。
 次のページの市道路線認定調書をご覧願います。路線名は市道A2506号線でございます。認定区間の起点が鹿の子2丁目9840番3から,終点の鹿の子2丁目9840番8までの区間でございます。道路幅員は6.05メートルから10.02メートル,道路延長は70.48メートルでございます。
 次のページ以降の路線位置図と土地所在図をご覧願います。太い実線で示されている箇所が認定区間となってございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いしたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第35号市道の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第36号市道の認定についてを議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)議案第36号市道の認定についてをご説明いたします。
 お手元の議案第36号の資料をご覧願います。提案理由でございますが,当該路線はこのあとご説明いたします,議案第37号の市道A3128号線の市道の廃止に伴い,代替え道路としての市道整備に伴い市道として認定するためでございます。
 次のページの市道路線認定調書をご覧願います。路線名は市道A3391号線と市道A3392号線でございます。まず,市道A3391号線でございますが,認定区間の起点が東大橋字八軒3195番2から終点の石岡字東ノ辻2749番3までの区間でございます。道路幅員は10.10メ−トル,道路延長は154.80メ−トルでございます。
 次に,市道A3392号線でございますが,認定区間の起点が石岡字東ノ辻2749番3から終点の石岡字東ノ辻2751番8までの区間でございます。道路幅員は3.90メ−トルから7.20メートル,道路延長は110.70メ−トルでございます。
 次のページ以降の,路線位置図と土地所在図をご覧願います。太い実線で示されている箇所が認定区間となってございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いしたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第36号市道の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第37号「市道の廃止について」を議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。

道路建設課長)議案第37号市道の廃止についてをご説明いたします。
 お手元の議案第37号の資料をご覧願います。提案理由でございますが,当該路線は斎場の移転に伴い,市道としての機能を喪失していることにより市道を廃止するためでございます。
 次のページの市道路線廃止調書をご覧願います。路線名は市道A3128号線でございます。廃止区間の起点が石岡字東ノ辻2751番1から終点の石岡字東ノ辻2750番2までの区間でございます。道路幅員は3.58メ−トルから6.51メートル,道路延長は322.32メ−トルでございます。
 次のページ以降の,路線位置図と土地所在図をご覧願います。太い実線で示されている箇所が廃止区間となってございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いしたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
飯村委員)ただ今の廃道の件ですけど。現時点での廃道に至るまでの経緯をご説明願います。

道路建設課長)議案第37号の市道の廃止について,廃止の経緯でございますが,もともとこの市道につきましては斎場の利用の際に造られた市道でございます。斎場の移転に伴って市道の機能喪失また以前からイオン石岡店の建て替え計画もございまして,その中で市道の廃止をいたしまして,この代替え道路として,石岡筑西線からの新しい道路の認定をお願いしたものでございます。

飯村委員)これ地権者とのお話というか,準備とか,進めるに至って地権者の了解は得てますかね。この道路に付随する地権者なんですけど。

道路建設課長)こちらの市道廃止区間につきましては,結果的に廃止区間になる……当然,関係者の皆様には,当初からご説明をしてきました。実際的にこの市道廃止区間になるところにつきましては,廃止の同意をいただいて,そのほかの土地につきましては,県道からの新しい道路を通して機能補償ということで,関係者の皆様にはご了解をいただいているということで認識してございます。

飯村委員)ただ今のでは建設課のほうでは認識していると。了承を得たと言っているような形ですが,文書ではいただいているんですかね。文書。書面では。

道路建設課長)この結果的に廃止になる区間,廃止になる区間の隣接する方の同意書をいただいてございます。

〔「ございます」と呼ぶ者あり〕

飯村委員)そのような形で隣接地の,もしくは所有者に弊害がないような形で同意書をいただいていると。書面で。そういう形なので問題ないと思います。じゃあよろしくお願いします。

高野委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第37号市道の廃止についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査として,木内酒造合資会社八郷蒸溜所についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

商工課長)私からは,所管事務の調査といたしまして,先ほど委員の皆様にも現地調査をしていただきました,木内酒造合資会社八郷蒸溜所についてご説明申し上げます。お手元の経済部の資料をご覧ください。まず,企業誘致に至った経緯でございますが,市では,遊休資産の利活用が重要な課題となっており,石岡市公共施設等総合管理計画の基本方針に基づき企業誘致などを検討していたところ,企業誘致モデルの第1号として,教育委員会中央公民館が管理しておりました旧小幡地区公民館の建物について,木内酒造より敷地を買収し,工場を建設したいとの打診をいただき,交渉を進め,工場の誘致に至りました。
 今回の誘致における効果でございますが,税収の増加や地元雇用が見込めること,農作物などの地場産品の利活用促進,新たな観光拠点としてなど,市の魅力アップやブランドイメージの創出に繋がるものと考えてございます。特に,ウイスキーの原料となるビール麦につきましては,年間200トンを使用する見込みとなっており,その麦の約40パーセント,80トン程度を石岡市の生産者に委託することを検討していることから,今後,地元生産者との連携による経済効果が見込まれてまいります。
 次に,工場の施設概要でございますが,工場の敷地面積は4,364.45平米,建物面積は999.66平米となっております。また,今後の整備計画につきましては,ウイスキー熟成棟の建設などを進める予定と伺っております。
 最後に,工場の生産量でございますが1日大麦を1トン程度使用し,1日あたりの完成数量600リットル,年間にいたしますと,12万リットル,ウイスキー壜に換算しますと16万本の製造を予定すると伺っております。
 商工課からは以上でございます。ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,石岡市営住宅長寿命化計画の改定についてを議題といたします。
本件について,執行部より説明を求めます。

建築住宅指導課長)それでは,第7回常任委員会において概要版にてご説明申し上げました,市営住宅長寿命化計画の改定について,その後パブリックコメントを完了し,改定案がまとまりましたので,あらためてご説明申し上げます。
 はじめに,パブリックコメントの実施状況でございますが,第7回常任委員会においてお配りしました,長寿命化計画の概要版,本日お手元にお配りしてございます,石岡市営住宅長寿命化計画(改定案)を公開資料としてお示しいたしまして,受付期間を令和2年2月13日から2月26日までの2週間として,公開場所を石岡市ホームページ,建築住宅指導課及び支所総務課窓口,提出資格を市内に住所を有する人,市内に事務所又は事業所を有する個人,法人その他団体,市内に存する事務所または事務所に勤務する人,市内に存する学校に在学する人,提出方法を窓口,郵送,ファクシミリ,電子メールとして実施いたしました。結果といたしましては,ホームページの閲覧件数は38件ほどございましたが,受付期間中におけるご意見の提出はございませんでした。
 続きまして,お手元の資料石岡市営住宅長寿命化計画(改定案)について,ご説明申し上げます。なお,資料内容のご説明につきましては,章ごとに概要のみ説明とさせていただき,詳細につきましては後ほどのご確認をお願い申し上げたいと存じます。表紙をおめくりいただきまして,もくじをご覧ださい。当計画は,第1章石岡市営住宅長寿命化計画改定の目的から第7章 ライフサイクルコストとその縮減効果の算出までの全7章にて構成してございます。
 はじめに,第1章石岡市営住宅長寿命化計画改定の目的,資料1ページから2ページでございます。当市では,市営住宅として16団地595戸を管理・運営しているところですが,木造や準耐火構造の住宅が耐用年数を経過しているほか,耐火構造の住宅に係る長寿命化のための適正な維持管理などが重要となってきている状況にあり,バリアフリー化など居住環境等の向上に向けた対応も必要となってきてございます。そのため,本計画では,市営住宅管理に係る現状,課題,市の財政状況などを踏まえた効率的かつ的確な活用方針の見直しを行うこと,また,定期点検の実施方針などを新たに定め,事業費の平準化を図ることで事業等の計画的実施が可能な維持管理計画の見直しを行うことも目的として,市営住宅の維持管理を具体的かつ効果的に推進していくための計画として位置付け策定したものでございます。計画期間は,令和2年度から11年度までの10年間とし,社会情勢の変化や事業の実施状況などによって適宜見直すこととしてございます。
 続きまして,第2章市営住宅の現状の把握・整理,資料3ページから20ページでございます。3ページから8ページでは,過年度における当市の人口等の推移,住宅事情に係る状況など,当市における人口と世帯の状況を示してございます。また,9ページから19ページでは,県営住宅を含んだ市内の公営住宅の管理状況,市営住宅の建設年度及び構造別管理戸数,耐用年限別管理戸数のほか,入居者の状況,空き家・入居申込の状況など公営住宅の状況を示してございます。
 以上のデータから,今後における市営住宅等ストックについては,人口や世帯の動向を見据えた公営住宅の需要への対応,構造別に良好な居住環境の維持,向上を図るための対応,敷地や住棟,住戸におけるバリアフリー化及び効率性や環境負荷軽減に対応した設備の導入への対応などの課題について,状況を把握・整理してございます。
 続きまして,第3章長寿命化に関する基本方針,資料21ページでございます。1,ストックの状況の把握・修繕の実施・データ管理に関する方針として,建築基準法に基づく法定点検と同様の点検及び外観の目視等による日常点検の実施によるストック状況の把握に努めること,点検結果に基づく計画的・効率的な修繕を実施すること,点検結果及び修繕等の内容は,データベース等に蓄積し,予防保全的な観点に基づき効果的・効率的な維持管理に役立てていくこと,また,改善事業の実施による長寿命化及びライフサイクルコストの縮減に関する方針としては,高齢化の進展に伴う安全性の確保やバリアフリー化の推進,環境負荷の軽減等への対応など,予防保全的な維持管理・計画修繕等と改善事業の実施によって,長寿命化を図り,ライフサイクルコストの縮減につなげることを方針とすることで,住棟の老朽化や劣化による事故,居住性の低下を未然に防ぎ,安全で快適な居住空間の確保を図るため,点検結果等に基づき,予防保全的な修繕・改修を実施するとともに,高齢化への対応もあわせて実施するなど効率的な改善としていくこととしてございます。
 続きまして,第4章市営住宅長寿命化計画の対象と事業手法の選定,資料22ページから33ページでございます。公営住宅等の事業手法の検討にあたっては,各団地や住棟の管理に係る方向性を定め,残供用期間を踏まえた改善内容等を設定するため,将来的なニーズを見据え,将来のストック量について目標を設定することが重要となっております。国の策定指針に基づき,民間賃貸住宅の家賃水準から所得に応じた家賃負担軽減率を勘案して,最低居住面積水準以上の広さを獲得できない世帯を著しい困窮年収未満の世帯として推計した結果,計画期間当初の令和2年では1,128世帯,10年後の令和12年では,842世帯まで減少し,15年後の令和17年では,685世帯で県営住宅をあわせた公営住宅の現ストック数を下回り,25年後の令和27年においては,498世帯となり,耐火構造の住宅棟を下回る推計となってございます。また,事業手法については,一次判定から三次判定までを行い設定することとしてございます。
 続きまして,第5章点検・計画修繕・改善事業・建替事業の実施方針, 資料34ページでございます。はじめに,1,点検の実施方針でございます。
施設の長寿命化にあたっては,長期的な視点に立った計画的な修繕と点検の実施による予防保全的な管理が重要となりますので,法令に基づく定期点検や目視等による日常点検のほか,入退去時における点検を実施し記録することで,的確な修繕・維持管理の実施と次回の点検に役立てることとしてございます。次に2,計画修繕の実施方針でございます。定期点検などの結果を踏まえ,計画的かつ効率的な修繕を実施することとしてございます。次に3,改善事業の実施方針でございます。構造別における長寿命型改善,高齢者等の円滑な移動のためのエレベーター設置などに係る福祉対応改善,給排水配管・設備等の改修と3か所給湯ができる給湯設備に改善する居住性向上型改善などの方針を定めております。
 続きまして,第6章長寿命化のための事業実施予定一覧,資料35ページでございます。令和2年度から令和11年度までに実施を予定しございます事業については,36ページから41ページまでの策定指針に基づく様式1から3の事業実施予定一覧表を作成してございます。内容につきましては第4章と同様となりますので,説明は割愛させていただきます。
 続きまして,第7章ライフサイクルコストとその縮減効果の算出,資料42ページでございます。ライフサイクルコストの縮減効果につきましては,本計画期間中において長寿命型改善に係る事業の実施を予定していないため算出してございませんが,耐火構造の住宅については,耐用年限である築70年までの維持管理に要するコストの大枠を把握するため,改善事業や経常修繕などに要する住棟ごとのコストを算出してございます。
 資料の説明は以上でございます。なお,今後につきましては,本日ご説明申し上げました計画改定案をもって決裁の後,令和2年3月を期日として策定してまいりたいと考えてございます。
 市営住宅長寿命化計画の改定についての説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

山本委員)計画の概要をよくわかりました。予算審議の部分でもあったと思いますが,長寿命化のための改修工事をしたいと言っても,入居者の同意が得られないために予算執行できなかった事例もありますので,計画に基づいてですね,きちっと計画進められるように執行部も入居者のために調整お願いしたいと思います。

高野委員長)答弁はいりませんか。はい。ほかに質問等はございませんか。

飯村委員)関連事項としてお伺いしたいんですけれども。今,契約している方,年配の方が多くなるかなと思うんですけど。そういう場合にその契約している方が亡くなられた場合,それは今まで住んでいた人がそのまま住めるような形にはなるんですかね。そのへんとこちょっとひとつだけお願いします。

建築住宅指導課長)独居老人の方,特に木造住宅に多く居住されてございます。年に1件あるかないかというところですけれども,孤独死等される方も中にはいらっしゃいます。そうした場合には身内の方であったり保証人の方であったり,まず連絡取れる方に対応していただくというような形で,荷物がなくなったあとに修繕等を入れて,また居住していただくというような形をとってます。ただ木造住宅につきましては,退去された時点で用途廃止ということで計画も策定してございますので,木造住宅につきましては退去された後は再募集はないということでご理解いただければと思います。

飯村委員)済みません,今ちょっとお話伺って,やっぱしその地域に借りてる方が,同じ場所で借りたいと思うんですよ,多分。そういう場合のその法律というか,契約上の問題があるでしょうけど。入れられるような形にはならないんですかね。ちょっとそれお願いします。

建築住宅指導課長)例えば世帯主の方,契約者の方が亡くなられた場合のその家族の方のその後の居住についてということかと思うんですが。入居者がその契約を引き継ぐということで対応は可能となってございます。

飯村委員)わかりました。じゃあそのまま住めるということで。よろしくお願いします。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,石岡駅周辺整備基本構想(案)についてを議題といたします。
 本件について,都市建設部より発言を求められているので,これを許します。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)まずはじめに,石岡駅周辺整備基本構想の公表に向けて,資料を作成してまいりましたが,常任委員会への報告前に一般質問に上がったため,概要を説明させていただきました。概要ではございますが,常任委員会への報告前に一般質問において説明をしてしまったこと,大変申し訳なく思ってございます。
 以後このようなことがないよう,職務に務めてまいたいといふうに考えてございます。

高野委員長)ただ今,執行部よりございましたが,この石岡駅周辺整備基本構想(案)に限らず,各種主要事業については,まず所管の委員会へ説明をしたうえで,進めていただくよう,強く要望いたします。
 ただ今,都市建設部理事宮澤君から申し出のありました資料の配布につきまして,委員会条例第65条の規定により,委員長において許可いたします。

−資料の配布―

高野委員長)それでは,あらためまして,石岡周辺整備基本構想(案)について説明を求めます。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)石岡駅周辺整備基本構想(案)についてご説明させていただきます。
 1ページ目でございますが,事業の目的を記載してございます。鹿島鉄道跡地の未活用,駅周辺の衰退が進んでいる中で,駅周辺の施策を部局横断的に検討し,活性化を図ることを記載してございます。
 2ページ目でございますが,駅周辺整備においては玄関口のシンボル・市民の交流・賑わいをコンセプトとし,駅西口・東口の特性を生かした施策,ゾーニングによる活用を施策方針としてございます。西口につきましては,商業・商店街利用者,観光客による賑わいの創出,ゾーニングの要素としましては,工業団地や里山・歴史,商業としてございます。東口につきましては,公共交通利用者や新たな都市機能による賑わいを創出,ゾーニングの要素としましては,茨城空港やTX構想,国道6号バイパスとしてございます。
以上を基に施策の整理,検討を実施してまいりました。
 3ページ目でございますが,駅西口・東口のゾーニングによる賑わいをイメージ図として示してございます。
 次に,4ページ目でございます。こちらは具体的な施策概要を優先順位ごとに示してございます。1番から西口交流施設整備,9番の文化財や神社,寺院などの観光活用としてございます。こちらでリンクしているもの,例えば都市公園整備と石岡ステーションパークの利活用等については同色にしてございます。
 次に5ページ目になります。5ページ目からは各々の施策内容の説明でございます。イメージ写真等を使用し,施策の内容をイメージしやすいようにしてございます。西口交流施設整備でございますが,西口駅前の立地特性を生かし,学生や社会人,市民等,駅利用者が電車の待ち時間の調整などで利用できるカフェ,学習スペース,ミニ図書館,多世代交流施設として,高校生が石岡市を「自分たちの手で活性化させたい」という思いを形にし,高校生が運営・活動する場を行政が整備・支援していき,地元企業等の協力もいただきながら,高校生とともに活性化を図ってまいります。青森県ではございますが,実際に実施している自治体もございます。

 次に,6ページ目でございますが,いしおか市場の開催でございます。石岡駅の玄関口にある御幸通り商店街の活性化を図るため,地域住民・市民だけでなく,市外・県内外の人を呼び込むため,石岡市の名産・物産や骨董,フリーマーケット・キッチンカー等により,賑わいを創出するイベントの開催でございます。こちらについては,視察研修において輪島市の活発な朝市や商店街を見られたかと思います。石岡市においても,同様な状況を生み出したいと考えてございます。「いしおか市場」の開催につきましては,継続的に定期的に開催し,地域活力・活性化につなげ,また,観光への誘導,空き店舗へ誘致などへもつなげていきたいと考えてございます。定着化し,賑わいが生まれれば,開催頻度を月1回ではなく,月に2回や隔週にしていくことも考えてございます。
 7ページ目でございます。石岡駅東口都市公園整備でございますが,BRT専用駅前広場に隣接している未利用地を活用し,緑あふれる都市公園として整備し,人々が集まる憩いの場,賑わいを創出したいと考えてございます。また,石岡ステーションパークでございますが,都市公園機能を仮称駅東中央公園に指定変更し,石岡ステーションパークの使用条件が緩和されることにより簡易的な店舗,オープンカフェやビアガーデン等への貸し出しができるようになり,さらなる利活用が可能となります。
 次に,8ページ目でございます。ステーションパークの駐車場整備でございます。現在は平面駐車場で15台と台数が限られた状態であり,もっと利用しやすいようにとの意見や要望が多数ございます。こちらにつきましては,地盤や地下水,JRに近接している状況もございますので,詳細な検討・設計を実施し,JRの軌道など影響の少ない構造で駐車台数の増を検討し,利便性の向上を図ってまいりたいと考えてございます。
 次が9ページ目でございます。BRT専用駅前広場改修整備でございます。路線バスの乗降場は行先によって駅の西口,東口に分かれての利用となってございます。バス利用者から問合せや苦情,もっとわかりやすくしてほしいとの要望もございます。バス利用者がわかりやすく乗車や乗り継ぎができるよう,バス乗降場を東口1か所に集約し,利便性の向上を図ってまいります。また,集約後の西口バス停跡地においては,立地特性を生かし,さらなる活性化を図るため,ランチ目的の学生や会社員などのためにかんばん横丁の増設やキッチンカーの設置など,昼夜を問わず人が集るための利活用を図ってまいります。
 続いて10ページ目でございます。複合施設の整備でございます。鹿島鉄道跡地,山新側の利活用については,石岡駅に隣接している立地条件を生かし,PFI方式,こちらは民設民営等による複合施設の建設・運営・維持管理等を民間の資金・経営能力・技術能力を活用し,実現に向けた検討を実施してまいります。複合施設に入る公共施設につきましては,庁内関係部署と調整し決定していきたいと考えており,また,公共施設だけでなく,民間事業所やコンビニ・飲食店などのテナントも視野に入れ,駅と直結した複合施設として活性化を図ってまいります。
 続いて11パージ目でございますが,駅東駐車場の立体化整備でございます。駅東駐車場は通常時において月極め及び時間貸しともに多い状況であり,石岡のお祭り等のイベント時には不足し,周辺が駐車待ちによる渋滞が発生する状況でもございます。石岡駅及びBRT専用駅に隣接している好立地の条件を生かし,立体化により拡大整備をすることによって,利用率の向上はもとより収入の増加を図ってまいりたいと思います。
 続いて12ページ目でございます。休憩所の整備でございます。現在,国道355号沿いは總社宮や国分寺・尼寺,看板建築等をめぐる観光客など,休憩する場所がなかなか見つからない状況でございます。自分自身も,總社宮などを散策した時に,休める場所が見つからなかったことが多々ございました。国分町にあります府中三丁目交差点にある未利用地につきまして,強い日差しや雨・風がしのげる休憩・憩いの場として活用を図ってまいりたいと考えてございます。また,井戸が残置されておりますので,手洗い場として活用していくことも検討してまいりたいといふうに考えてございます。
 続いて13ページ目でございます。古墳・文化財,神社やお寺などの観光活用でございます。現在,国道355号沿いを含め,古墳や文化財,神社などが多く点在していますが,「歴史,文化のまちいしおか」を十分に発揮できていない状況でございます。今後は,これらの観光資源を見て・触れて・感じられる歴史として整備し,市独自の歴史街道として位置付けを行い,観光名所として活用を図っていくことを検討してまいります。
 これらの施策を実行に移し,構想だけで終わることがないよう庁内一体的に進めてまいりたいと考えてございます。
 以上が石岡駅周辺整備基本構想(案)となります。また,予算特別委員会の結果を踏まえ,修正箇所がございます。また,文章の誤字・脱字等もございますので,公表時にはあわせて修正させていただきますことをご了承願います。
 以上で説明を終わります。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

山本委員)全体的には定例会一般質問でやり取りがあったので理解しているんですけれども。今日初めて説明を受けたと思います,この12ページにあります,休憩所の整備ですが。場所はわかりました。これは公用地なんですか。

都市建設部理事兼駅周辺整備担当)こちら公用地になってございます。

〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,愛郷橋出張所整備事業の進捗状況についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

総務課長)私からは,愛郷橋出張所整備事業の進捗についてご報告申し上げます。今年度,予定されていました用地の取得・用地の登記・造成設計・実施設計の業務が完了し,今年度中に残る業務としましては今月の3月中に建設庁舎の建築確認申請を提出する予定でございます。
 はじめに愛郷橋出張所整備事業(新)愛郷橋出張所建設概要資料をご覧ください。庁舎建設場所でございますが,石岡市三村字坂井戸6920番地3,同じく三村字坂井戸6921番地1,当初の計画のとおり変更はなく,敷地面積につきましても登記されている面積の4913.85平方メートルとなっており変更はございません。
 次に建築面積でございますが,2月3日の常任委員会でご説明させていただきました予定の建築面積525平方メートルでございますが,最終の実施設計におきまして19.38平方メートル面積が増えまして,544.38平方メートルになってございます。増えた面積の理由でございますが,建物下屋の一部分が建築基準法上,含むものでありましたので,この下屋部分面積の19.38平方メートルが増えたものとなっております。
 次の,構造につきましては,当初の予定通り鉄骨造平屋建て,屋根は金属板葺きとなっており,外壁材は窯業系サイディング仕様となっております。
 続きまして,次にあるお手元の図面資料,愛郷橋出張所配置図をご覧ください。こちらは,建物の位置と屋外の設備等の位置状況を示した配置図となっております。庁舎建物については,このあとにご説明させていただきますが,庁舎建物位置としては,敷地の有効利用を考慮しまして敷地西側に配置した設計となってございます。
 次にほかの設備等でございますが,黄色の番号@番から順に説明をさせていただきます。まず番号@番でございますが,こちらは,非常用電源装置の位置でございます。非常用電源装置は,地震等の大規模災害時における停電時の電源を確保するため,72時間外部からの燃料供給なしで稼働できる設備となってございます。次に番号A番でございますが,ヘリコプターの離発着エリアとなっておりまして,県の防災ヘリコプターやドクターヘリの離発着を想定しております。次に番号B番でございますが,近隣で発生した火災や消防団が放水訓練の際,利用できる耐震性防火水槽40トンと右横にございます番号C番の消火栓各1基を配置設計いたしました。次の番号D番でございますが,こちらは地元消防団が利用できる操法訓練エリアとなっております。
また,番号E番でございますが,火災や訓練で使用した消防用ホースを洗う洗浄場となっております。脇には番号F番のホース乾燥塔を設置した設計となってございます。次に,G番でございますが,こちらは非常時でも利用可能な井戸の位置となってございまして,この井戸は消防隊が作業用での活用,大規模災害時等に市民の方も利用ができ,外部の適所に水栓を設けた設計となっております。
 続きまして,図面2枚目の庁舎建物の平面図をご覧ください。こちらは建設する庁舎建物としまして,防災拠点施設としての機能を発揮するため,大規模災害時や水害時での対応資機材を多く収納できる倉庫スペースや,職員が短時間で出動できる動線を考えた配置設計としております。まず,番号@番でございますが,こちらは職員が執務する事務室でございます。次に,A番でございます。こちらは救急講習会や市民の方も利用できる研修室となっておりまして,この研修室でございますが,上の番号B番の職員食堂とパーティションで区切っており,研修等の人数,また緊急的に近隣の方が避難してきた場合など必要に応じて区切りを開放し,広く利用できる設計となってございます。次に番号C番でございますが,こちらは職員の仮眠室となっており,全室個室の6部屋を完備しておりまして,うち1部屋につきましては,今後,女性消防吏員の採用も考えまして洗面所,浴室を1つにまとめた部屋で設計をしてございます。次に,番号D番でございますが,こちらは職員が災害出動する際防火服などに着替える場所の準備室となっておりまして,この準備室はすべての諸室から職員がスムーズに移動できる位置で設計をしてございます。次に図面中央の番号E番でございます。こちらは,消防車両の車庫となりまして,この車庫の特徴は,前後にシャッターを設けてございます。前後シャッターのメリットでございますが,消防車両の手入れ作業時の効率化と,車両後退時の事故防止,車両排気ガスによる職員の健康面を考えた設計としております。次に図面左側の番号F番でございますが,現在ある消防車両またはマイクロバスを収納する車庫と,番号G番のゴムボートや水防資機材を収納する水防倉庫として設計したところでございます。次に,図面左上の番号H番及びI番につきましては,県・内外で発生した大規模災害時における緊急消防援助隊の資機材を収納する倉庫などを設けた設計となってございます。以上が庁舎の庁舎建物の平面図内容となります。
 最後の資料となりますが,こちらは,建物を東西南北から見た立面図となってございます。屋根及び外壁の色については,現在,消防本部担当のほうで検討をしておりますが,外壁色については,多くバリエーションがございますので,地域住民・市民に親しみが持てる地域にあった色合いに仕上げたいと考えております。
 最後に,今後におけます令和2年度スケジュールにつきましては,令和元年度に委託しました造成設計・実施設計に基づきまして,4月中に愛郷橋出張所新築工事に伴う起工を行いまして,入札等の手続きを踏みながら,業者との仮契約を結び,今年の6月に開催予定の令和2年第2回石岡市議会定例会に議案として提出する予定でございます。議案といたしまして議会の承認をいただいた後,本契約を交わし,7月頃には建設工事を進める考えでございます。また,令和2年度中に完成を目指し,令和3年度中には開所できるよう進めてまいります。
 来年度におきましても,引き続き委員の皆さまへご説明をさせていただきながら進めてまいりますので,どうぞよろしくお願いいたします。
 愛郷橋出張所移転整備事業の進捗については以上でございます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。

山本委員)新しい愛郷橋出張所ですね,多機能,高機能と言いますかね。新しくできるわけですが,これに伴って職員の増員配置が必要となるようなことはないですか。確認したいと思います。

総務課長)新たな出張所建設,開所になりまして,現時点としては現在の人数で配置のほうを考えてございますが,今後も災害の状況,そういったものを見まして,配置人数なとも考えてまいりたいと思います。以上でございます。

山本委員)
わかりました。結構です。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として経済部より発言を求められておりますので,これを許します。

農政課長)私からは,豚熱予防注射の実施についてをご報告させていただきます。お手元の経済部資料のほうご覧ください。第7回経済建設消防委員会におきましてもご報告させていただいておりました,豚熱予防注射の石岡市内での接種が,予定通り3月12日から開始され,25日までの5日間の中で実施することとなりました。実施主体は茨城県家畜保健衛生所でございまして,家畜防疫員が市内各飼養場へ出向き接種を行うこととなります。市内25経営体,29農場で飼養されております,哺乳豚,また20日以内に出荷する豚を除く全ての豚への接種となります。市といたしましては,飼育頭数の多い飼養場での補助追い込みや接種の記録,こちらを2日間の要請がございましたので,職員を派遣することとなります。
 以上,ご報告いたします。

商工課長)商工課からは,新型コロナウイルス感染症に関する中小企業支援について,ご説明させていただきます。現在,国から様々な支援措置が随時発表をされております。お手元にございます資料をご覧ください。国による支援措置から当市が直接関わってまいります支援制度を抜粋した資料を作成させていただいております。いずれも融資制度となっておりますが,4項目の概要について説明させていただきます。1番目のセーフティーネット保証4号でございますが,感染症により影響を受けている中小企業者への資金繰り支援として,茨城県を含む47都道府県を対象としている制度でございます。この制度において認証を受けることで,一般保証とは別枠の信用保証協会の保証が利用可能となります。
 2番目のセーフティーネット保証5号でございますが,感染症の発生に伴い,同感染症の影響を受ける業種に属する中小企業者の業況が悪化している資金繰り支援として,行っている制度でございます。3月11日現在,対象業者が宿泊業や飲食店など356業種が追加指定されております。この制度において認証を受けることで,一般保証とは別枠の信用保証協会の保証が利用可能となります。
 3番目の危機関連保証制度でございますが,感染症の影響により,全国の中小企業・小規模事業者の資金繰りが逼迫していることを踏まえ,すでに実施しているセーフティーネット保証に加えて,初めて発動された制度となっております。この制度において認証を受けることで,一般保証及びセーフティーネット保証とはさらに別枠の保証が利用可能となります。
 最後に茨城県パワーアップ融資制度でございますが,従来実施している融資制度に,感染症の影響を受けた中小企業者を支援するためセーフティーネット保証4号が追加対象となってございます。
 いずれの制度も申し込み自体は基本的に各金融機関での対応となりますが,その際,当市が発行する認定証が必要となります。この認定証の発行は,商工課が窓口となりますので,各事業所からこの申請が出た際は,速やかに認定証を発行するよう対応してまいります。
 また今後も,随時発表される新型コロナウイルス感染症に関する中小企業支援関連情報を市ホームページに掲載し,中小企業・小規模事業者を対象にした経営面,資金面への支援や相談窓口の開設・関連情報について随時周知を図ってまいりたいと考えております。
 商工課からは以上でございます。

観光課長)私からは,国民宿舎つくばねの閉館についてご説明申し上げます。
お配りしてございます,国民宿舎つくばね閉館についてご覧ください。国民宿舎つくばねは,昭和49年7月にオープン以来45年間,市民をはじめとして,観光客に親しまれ,多くの方にご利用いただきましたが,施設の老朽化による雨漏りや,宿泊施設が現代のニーズにマッチしていないことから利用者が年々減少しています。また,昨年の台風や大雨により客室の天井が落下するなどの被害が出ておりまして,使用できない部屋も増えていることから,9月末に閉館したいと考えております。指定管理期間につきましては,清算,各種手続きなどの残務処理に1か月程度確保し10月末とする予定となってございます。国民宿舎つくばねに代わる新たな滞在型観光施設の整備事業につきましては,茨城県フラワーパークのリニューアル事業にあわせ,ふれあいの森のリニューアルに取り組んでまいります。
 今後のスケジュールでございますが,スケジュール表の二段目,議会報告の欄をご覧ください。本日,委員会への閉館の説明を行いまして,6月の議会におきまして,国民宿舎つくばねの設置管理条例の廃止案や補正予算の上程を予定してございます。また12月の議会におきましては,清算手続きを踏まえまして,指定管理料変更による補正予算,基金条例の改正などの上程を予定してございます。
 閉館に関する周知としましては,4月上旬から閉館予定のお知らせを館内に掲示,ホームページなどで公表してまいりたいと考えております。6月の議会において設置管理条例の廃止決定後,閉館のお知らせを,同じく館内に掲示,ホームページ,市報などで公表予定でございます。また,地元説明としまして,市民が会議などで使用する場合は,ゆりの郷などの代替施設への案内を実施してまいります。一番下の表になりますが,職員配置転換につきましては,国民宿舎つくばねで培った宿泊における対応を,新しくできるふれあいの森の宿泊施設で発揮できることから,数名をふれあいの森へと配置転換をする予定でございます。これにつきましては,産業文化事業団と現在協議中でございます。
 そのほかにも様々な手続きが出てくると考えられますが,閉館に向けたスケジュールにつきましては,以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 
川井委員)済みません,時間もだいぶ過ぎて皆さんお疲れのところ。つくばねについて1点だけお聞きいたします。私も以前質問させていただきましたし,現況は十分に把握しております。その中で問題は1点,お客様に対する対応,これはしっかりとしていただきたいというのは,現状を含めてちゃんと認識した中でのご予約。予約を取っていただきたいなと思いますし,まあ来ていただけるお客様に対する対応はしっかりとしていただくということは最低条件にしていただいて,やっていただかないと。半年後ですから今の状況で半年やるというのは非常に厳しい状況だと私は思います。その中で市の持ち物としてやっていく以上は,やはりそのへんはしっかりとした対応をしていく中で,そのお客様の受け入れ態勢もですね,半年見た中でも難しいとなれば,やはりそこらへんは行政の判断でしっかりとしていっていただきたいと思います。続ける以上はそこの点を最低限守ってやっていただきたいと思います。何かご意見があれば。なければ結構です。よろしくお願いします。

観光課長)委員のおっしゃるとおりに,使えなくなった部屋は順次閉めてくように。利用客の安全を第一に考えやっていきたいと。そのように思っております。

飯村委員)ちょっと済みません。戻ってしまうんですけれども。関連事項でちょっとお聞きしたいことがありまして。済みません。先ほどの廃道の件で議案第37号。

高野委員長)それはもう決しておりますので。先ほどね。質疑はできません。

飯村委員)わかりました。ちょっと漏れたもので。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,都市建設部より発言を求められておりますので,これを許します。

都市計画課長)都市計画課におけます,令和2年2月29日現在の予算執行状況と,令和元年12月1日から令和2年2月29日までの入札実施状況についてご説明申し上げます。
 お手元の資料,令和元年度予算執行及び入札実施状況の1ページをお開き願います。最初に,現年度の執行状況についてご説明申し上げます。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございます。まず,貝地・高浜線でございますが予算額6,000万円に対しまして3,201万7,000円を執行し,執行率は53.3パーセントでございます。以下,上林・上曽線,駅前・東ノ辻線,単独費も記載のとおりの執行状況となってございます。
 次に,街路事業(単独),都市計画一般経費,石岡駅周辺整備事業,自由通路維持管理経費,景観形成事業,地域交通対策事業,公園維持管理経費,駐車場特別会計につきましても,記載のとおりの執行状況となってございます。
 続きまして,繰越明許の執行状況についてご説明申し上げます。3ページをお開き願います。合併市町村幹線道路緊急整備支援事業でございます。まず,貝地・高浜線でございますが,予算額3,875万1,600円に対しまして3,875万1,600円を執行し,執行率は100パーセントでございます。以下,駅前・東ノ辻線,単独費も記載のとおりの執行状況となってございます。
 次に,石岡駅周辺整備事業につきましても,記載のとおりの執行状況でございます。
 続きまして,4ページをお開き願います。入札実施状況でございます。1番のR1駅東道路舗装工事でございますが,契約額216万7,000円,落札率は87.9パーセントで請負業者,有限会社石井建材でございます。以下記載のとおり合計5件でございます。
 以上が,都市計画課の予算執行及び入札実施状況でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)下水道課所管事業の令和元年度予算執行及び入札実施状況についてご説明申し上げます。
 お手元の資料の5ページをご覧ください。予算執行状況調書現年度について,令和2年2月29日現在の状況をご説明いたします。はじめに,下水道事業特別会計の流域関連公共下水道整備事業費(補助)につきましては,予算額1億2,194万4,000円に対しまして,契約額7,635万1,000円を執行し,執行率は62.6パーセントです。内容につきましてはストックマネジメント管路点検調査等業務の委託料や,八軒台交差点付近における県道石岡筑西線への管渠工事です。以下,下水道事業の5事業につきましては,記載のとおりでございます。
 次に,6ページ上段の農業集落排水事業特別会計についてご説明いたします。石岡西部地区整備事業につきましては,予算額47万5,000円に対しまして,契約額47万880円を執行し,執行率は99.1パーセントです。内容につきましては,新規公共桝2か所の取り出し費用です。関川地区と出し山地区整備事業については公共桝設置申請がなかったため,執行率はゼロパーセントです。
 次に,6ページ中段の予算執行状況調書,繰越明許についてご説明いたします。下水道事業特別会計における,流域関連公共下水道整備事業費(補助)について,予算額4,437万5,200円に対しまして,契約額4,437万5,200円を執行し,執行率は100パーセントです。内容につきましては,ストックマネジメント管路点検調査等業務の委託料や,八軒台交差点付近における県道石岡筑西線への管渠工事などです。以下,3事業につきましては,記載のとおりでございます。
 続きまして,7ページの入札実施状況調書についてご説明いたします。令和元年12月1日から令和2年2月29日までの下水道課所管の入札実施状況です。ナンバー1のR元国補公下第1号工事は,東大橋地内の県道石岡筑西線への下水道管渠工事です。請負業者総合開発協同組合,契約額1,886万5,000円を執行し,落札率は87.5パーセントです。以下,記載のとおりでございます。
 以上が,下水道課所管事業における予算執行及び入札実施状況でございます。

建築住宅指導課長)私からは,建築住宅指導課所管事業に係る予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。
 お手元の資料8ページをお開き願います。初めに,2月末現在までの 現年度予算の執行状況についてご説明申し上げます。表一段目の木の住まい助成事業でございますが,予算額1,280万円に対しまして,契約額1,100万円 を執行しております。執行率は85.9パーセントでございます。以下,木造住宅耐震改修促進事業から9ページの被災住宅復興支援事業までの8事業につきましては,記載のとおりでございます。
 続きまして,9ページでございます。繰越明許の執行状況についてご説明申し上げます。木の住まい助成事業及び住まいづくり推進事業の両事業とも,執行率は100パーセント でございます。
 続きまして,10ページでございます。入札実施状況についてご説明申し上げます。ナンバー1のR元国補市営正上内台団地(D,E,F号棟)長寿命化改修工事でございます。受注者はアオキ株式会社,契約額は5,717万8,000円,落札率は89.9パーセントでございます。
 以上が,建築住宅指導課所管事業における予算執行及び入札実施状況でございます。
 よろしくお願いいたします。

道路建設課長)私からは,令和元年度道路建設課が所管する予算執行及び入札実施状況についてご説明いたします。
 資料の11ページをお開き願います。令和2年2月29日現在の現年度の予算執行状況でございます。上段の道路維持費でございますが,予算額1億9,608万6,700円に対しまして,契約額1億8,211万4,841円を執行しております。執行率は92.8パーセントでございます。次に,地方道路等整備事業以下12ページ中段の災害復旧費まで,記載のとおりでございます。
 続きまして,12ページ中段からの繰越明許の予算執行状況でございます。道路維持費でございますが,予算額466万7,600円に対しまして,契約額466万7,600円を執行しております。執行率は100パーセントでございます。次に,地方道路等整備事業以下13ページの排水路整備事業まで,記載のとおりでございます。
 続きまして14ページをお開き願います。令和元年12月1日から令和2年2月29日までの入札実施状況でございます。ナンバー1のR元単・市道B8616号線排水整備工事,仏生寺地内でございます。受注者は株式会社よしみ,契約額は794万2,000円で,落札率は87.3パーセントでございます。
 以下,記載のとおり合計17件でございます。説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 本委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。




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