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令和元年度 総務委員会
関口委員長)ただいまから,総務委員会を開会いたします。 本日の委員会は,令和元年度になり初めて説明員として執行部の出席を求め,開催するものであります。最初に,委員の自己紹介をいたします。初めに私から自己紹介をさせていただきます。 −各委員自己紹介− 関口委員長)以上,総務委員会は,委員8名でございます。よろしくお願いいたします。 本日の議題は,お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。 次に,本日,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。 これより,議事に入ります。 初めに,事務分掌及び執行体制についてを議題といたします。執行部においては,市長公室,総務部,財務部,会計課,八郷総合支所,監査委員事務局の順に自己紹介とあわせて,説明を求めます。なお,発言は挙手によりこれを許します。 市長公室長)市長公室長の加藤でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 お手元の市長公室業務概要に沿ってご説明させていただきます。1ページをご覧いただければと思います。こちらが,市長公室の職員配置表でございます。主たる業務といたしまして,広報いしおかの編集発行や戦略的情報発信等を行う秘書広聴課,市の将来計画である石岡かがやきビジョンや行動計画である石岡みらい創造プランなど,まちづくり計画の策定,進行管理を行っております政策企画課,さらに,行財政改革の推進ということで行革推進課,3課体制で進めてまいります。職員は総勢24名となっておりますので,どうぞよろしくお願いをいたします。 市長公室次長)このたび,市長公室次長を拝命いたしました金井でございます。部内各課の業務が円滑に遂行できますよう,連絡調整を図りまして,適切な進行管理に努めていきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。なお,市長公室の事務分掌につきましては,自己紹介を兼ねまして,各担当課長からご説明させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 秘書広聴課長)このたび,市長公室秘書広聴課長を拝命いたしました荒張でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 お手元の資料1ページをご覧いただきたいと思います。初めに職員の配置でございますが,私のほか,課長補佐1名,係長2名,課員5名,合わせて9名により業務に当たってございます。 続きまして,資料2ページをご覧いただければと存じます。上段の部分ですが,秘書広聴課の事務分掌でございまして,市長及び副市長の秘書に関すること以下,ご覧の18項目となってございます。 以上が,秘書広聴課の概要でございます。 政策企画課長)政策企画課長の瀬尾でございます。よろしくお願いいたします。 お手元の資料1ページをご覧いただければと思います。初めに職員の配置でございますが,私のほか,課長補佐2名,係長2名,課員4名の9名で業務に当たっております。 続きまして,資料の2ページをご覧いただければと思います。中段,政策企画課の事務分掌となっております。各部局間の総合調整に関すること以下,ご覧の18項目となっております。 以上が,政策企画課の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。 行革推進課長)行革推進課長の栗山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 お手元の資料1ページをご覧ください。初めに,職員の配置でございますが,私以下課長補佐1名,課員2名の4名体制で業務に当たってございます。 続きまして,資料2ページの下段でございます。行革推進課の事務分掌でございます。行財政改革の推進に関すること,公共施設等総合管理計画に関すること,指定管理者制度に関することなど,5項目となってございます。 以上が,行革推進課の業務概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 総務部長)総務部長の久保田です。引き続き総務委員会所管事務を担当しますので,どうぞよろしくお願いいたします。 私からは,お手元の総務部事業概要につきましてご説明させていただきます。表紙をお開きいただきますと,1ページは職員配置図となってございます。総務課,防災対策課,契約検査課,情報政策課の4課体制で,職員数は29名となってございます。 続きまして2ページ,3ページは各課の事務分掌となってございます。詳細につきましては,自己紹介を兼ねて各担当からご説明申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。 総務部次長)総務部次長の島田でございます。部長の補佐役として部内各課の業務が円滑に行えるよう,部内外の調整を担当してまいります。よろしくお願いいたします。 参事兼総務課長)このたび,総務部参事兼総務課長を拝命いたしました野口でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 資料1ページをご覧いただきたいと存じます。初めに人員配置でございますが,総務課につきましては,私のほか,副参事1名,課長補佐1名,係長2名,課員6名の計11名の配置となっております。 次に,資料2ページから3ページをご覧いただきたいと存じます。総務課の事務分掌でございますが,主なものといたしましては,議会の招集及び提出議案に関すること。条例,規則等に関すること。職員の任免,服務,給与及び職員の福利厚生,職員の研修などを含みます37項目の事務を所管しております。どうぞよろしくお願いいたします。 参事兼契約検査課長)総務部参事兼契約検査課長の鶴井でございます。よろしくお願いいたします。私のほうから,契約検査課の事務分掌及び執行体制につきましてご説明させていただきます。 初めにお手元の資料,令和元年度総務部業務概要の1ページをご覧願います。契約検査課の職員配置でございますけれど,私のほか,課長補佐1名,係長1名,課員2名の5名体制で業務を行っております。 続きまして,同じく資料3ページをご覧いただきたいと思います。下から2段目でございます。契約検査課の事務分掌でございますけれど,1,一般・指名競争入札に関することをはじめ,全部で6項目の事務を行っております。 以上が,契約検査課に関するものでございます。よろしくお願いいたします。 総務課副参事人事担当)総務課副参事人事担当の柴田でございます。よろしくお願い申し上げます。 防災対策課長)総務部防災対策課長の今橋でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 初めに,お手元の令和元年度総務部業務概要の1ページをご覧ください。職員配置については課長以下,課長補佐1名,係長1名,課員1名の4名で防災対策課業務を行っております。 続きまして,3ページをご覧ください。事務分掌でございます。上から2段目の国民保護法制に関すること以下7項目の事務を所管しております。 以上が,防災対策課の執行体制及び事務分掌でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 情報政策課長)情報政策課長の鈴木と申します。よろしくお願いいたします。 最初に,資料1ページをご覧ください。情報政策課は職員配置のとおりで,私のほかに課長補佐1名,係長1名,その他課員4名の総数7名で業務を行っております。 続きまして,資料3ページをご覧ください。情報政策課の事務分掌でございますが,表中,下段になります。主なものとしましては,住民記録,各税金の賦課・収納,国民健康保険,後期高齢者医療,保育料などの住民情報系システムと,財務会計,人事給与,グループウェアなどの内部情報系システム,インターネット検索や外部とのメールの送受信などの行政情報系システムの運用及び管理を行っております,業務系並びに情報系システムの運用及び管理に関することなどを含みます,8項目の事務を所管してございます。 以上,情報政策課の令和元年度における職員配置及び事務分掌になります。よろしくお願いいたします。 財務部長)財務部長の古内でございます。よろしくお願いいたします。私からは,お手元の財務部資料に基づきまして,財務部の業務概要につきましてご説明いたします。 表紙を開いていただきますと,1ページは職員配置表でございます。財政課,庁舎建設推進室を含む管財課,税務課,収納対策課の4課体制で,職員は42名でございます。 2ページの事務分掌につきましては,各担当から自己紹介を兼ねて説明申し上げますので,よろしくお願いいたします。 次長兼庁舎建設担当)このたび,財務部次長兼庁舎建設担当を拝命いたしました佐谷戸でございます。財務部の次長といたしまして,部長の補佐をはじめ,部内各課の業務が円滑に遂行できるよう連絡調整を図りまして,適切な進行管理に努めてまいりたいと存じますので,どうぞよろしくお願いいたします。 参事兼税務課長)このたび,財務部参事兼税務課長を拝命いたしました塩畑でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 初めに,資料1ページの税務課の職員配置でございますが,私を含めて17名の配置となっており,市民税担当と資産税担当にそれぞれ8名ずつ割り振りまして,市税の賦課業務を行ってございます。 続きまして,資料2ページをご覧ください。税務課の事務分掌でございますが,市税の賦課,減免など4項目でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 財政課長)このたび,財政課長を拝命いたしました井坂でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは,お手元の資料1ページをご覧ください。職員配置でございますが,財政課は,私のほか,課長補佐1名,係長2名,課員3名の7名体制で業務を行っております。 次に,資料2ページをご覧ください。上段,財政課の事務分掌でございます。財政計画に関すること以下,ご覧の9項目となってございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。 管財課長兼庁舎建設担当)管財課の栗原でございます。昨年度に引き続き,どうぞよろしくお願いいたします。 初めに,資料1ページの管財課の職員配置でございますが,課内に庁舎建設推進室を置きまして,課長,課長補佐のほか,管財関連業務に3名,庁舎建設に1名,計6名で業務を行っております。 続きまして,資料の2ページをご覧ください。管財課の事務分掌ですが,大きく2つの業務に分かれております。1つは市有財産の総括管理に関することから,部の庶務に関することまで,市有財産の管理等を行う8項目でございます。2つ目としまして,新庁舎の計画及び建設の推進に関すること及び,その他新庁舎に関することの新庁舎建設全般に係る2項目でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 収納対策課長)収納対策課長の小山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは,お手元の資料1ページをご覧ください。収納対策課の職員は,職員配置表のとおり,課長以下,課長補佐1名,係長1名,課員7名の合計10名で組織されておりまして,市税の収納管理及び滞納整理の業務を行っております。 続きまして,2ページをご覧ください。事務分掌でございますが,1,市税等徴収特別対策本部会議に関すること以下,9項目となってございます。どうぞよろしくお願いいたします。 理事兼会計管理者)このたび,理事兼会計管理者を拝命いたしました諸岡広明でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 所管する会計課の主な業務でございますが,公金の支出に伴う審査業務と,現金の出納と保管の業務を行っております。本年度も引き続き,公金の適正な支出と安全かつ効率的な運用に努めてまいります。 なお,職員配置及び事務分掌,主要事業につきましては,参事兼会計課長よりご説明をさせていただきますので,よろしくお願いいたします。 参事兼会計課長)参事兼会計課長の鈴木隆之でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 お手元の資料,会計課業務概要の1ページをお開き願います。会計課の職員は,会計管理者の権限に属する事務を処理するために,私参事兼課長以下,課長補佐1名,係長2名,課員2名の6名体制で事務を行っております。 続きまして,2ページをお開き願います。会計課の事務分掌でございますが,1の公印の保管以下,21項目でございます。会計課職員一同,法令等を遵守し,適切,迅速な会計処理と親切,丁寧な窓口対応に努めてまいりますので,どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。 八郷総合支所長)八郷総合支所長の真家でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 それでは,お手元にお配りいたしました八郷総合支所業務概要の資料に基づきまして,ご説明させていただきます。 表紙をお開きいただきまして,1ページ目の職員配置図についてでございますが,八郷総合支所につきましては,総務課と市民窓口課の2課で構成されておりまして,職員数は22名でございます。 なお,各課の所管事務につきましては,2ページ以降に事務分掌として記載してございます。詳細につきましては,自己紹介を兼ねて各担当から説明をさせていただきますので,よろしくお願いいたします。 支所総務課長兼恋瀬出張所長)このたび,八郷総合支所総務課長兼恋瀬出張所長を拝命いたしました萩原でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私からは,八郷総合支所総務課及び出張所の職員配置及び事務分掌についてご説明いたします。お手元の資料八郷総合支所業務概要の1ぺージ目をご覧ください。 まず,支所総務課の職員配置は,記載のとおり課長以下総務課7名,恋瀬出張所は再任用2名,園部出張所は職員1名の計10名の体制でございます。 続いて,総務課所管事務につきましては,資料の2ページに記載してございます事務分掌のとおりでございます。1つ目の総合支所庁舎の管理に関することをはじめ,以下全28項目の担当業務を行っております。そのほか,恋瀬出張所,園部出張所につきましては,出張所の管理運営に関すること,市税その他の収納に関すること,諸届出の受付,諸証明に関することの3項目の窓口事務をおこなってございます。 以上が,八郷総合支所総務課所管の業務概要でございます。よろしくお願いいたします。 市民窓口課長)八郷総合支所市民窓口課長の吉田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 市民窓口課の所管事務につきまして,ご説明いたします。資料の1ページをお開き願います。職員配置につきましては11名体制で所管事務を行っております。 続きまして,資料の3ページをお開きください。市民窓口課の業務でございますが,住民サービス提供の最前線として,各種証明書の交付から国民健康保険,介護保険等の受付事務に至る47項目を,1か所の窓口にてワンストップ対応を行い,待ち時間の短縮など,住民の利便性の向上に努めているところでございます。 以上が,市民窓口課の概要でございます。よろしくお願いいたします。 理事兼監査委員事務局長)理事兼監査委員事務局長の飯田でございます。よろしくお願いいたします。 私から,監査委員事務局の業務概要につきまして,お手元の資料に基づきご説明申し上げます。 資料の1ページをお開き願います。初めに,職員の配置でございます。上段に記載してございますように,事務局長以下,課長補佐1名,係長1名,課員1名の4名と再任用職員の1名体制で,監査事務のほか公平委員会の事務を兼務しております。 続きまして,監査委員事務局の所掌事務でございますが,記載してございますように,定期監査に関することなど13項目でございます。次に,兼務してございます公平委員会の所掌事務といたしましては,庶務に関すること及び議事に関することの2項目でございます。 以上が,監査委員事務局における業務概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 関口委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,質問等がありましたら挙手によりお願いいたします。 櫻井委員)ただいま,いろいろ,配置等々についてご説明いただいたのですけれど,園部出張所,職員一人でやっているようですけれど,これは大丈夫なんですか。 支所総務課長兼恋瀬出張所長)お答え申し上げます。園部出張所につきましては,課長補佐級の職員が1名,常勤で配置されてございます。そのほか,臨時職員といたしまして2名,この方と合わせまして計3名の中でシフトを組んで業務を行っているところございます。 関口委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,議案第72号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第1号)のうち,当委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 政策企画課長)私からは,政策企画課所管の補正予算につきましてご説明を申し上げます。 補正予算書の歳入の14ページ,15ページ,県補助金の一番目にございます,地方創生推進交付金166万6,000円でございます。歳出につきましては,16ページ,17ページにございます,企画事務費222万2,000円の増額補正でございます。関連がございますので,一括してご説明をさせていただきたいと思います。 この制度は,わくわくいばらき生活実現事業という名称で,県と県内32市町村で一斉に取り組むものとなっております。内容は,過度な東京圏への一極集中の是正及び地方の担い手不足対策のため,UIJターンにより就職もしくは起業したものに対し,世帯で移住の場合には100万円,単身で移住の場合には60万円の移住支援金を支出するものでございます。 歳入は,その財源として国から2分の1,県から4分の1を合わせて4分の3の割合で交付金が交付されてまいります。残りの4分の1は市が負担をいたしますが,地方交付税による財政措置の対象となっております。 移住支援金の対象者でございますけれど,住民票を移す前に連続して5年以上,東京23区に在住していたか通勤していた方で,諸条件を満たす方となります。そのうえで,茨城県の指定する企業に就業し,3か月以上在籍もしくは起業することにより,交付するものとなっております。交付金受給者には,継続して5年間居住することを義務付け,それより短い期間で移動があった場合には返還を行うこととなっております。 歳出は,制度の周知,PRのためのチラシ印刷等に係る印刷機器用品費2万2,000円と,移住支援金220万円を計上し,県からの交付金配分通知をもとに一世帯分と単身者2名分の積算となっております。 以上が,政策企画課所管の補正予算でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。 財政課長)私からは,財政課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。 今回の補正につきましては,6月期補正に係る財源調整を行うためのものでございます。補正予算書の14,15ページをご覧いただきたいと思います。下段にございます,款20の繰越金,9,795万7,000円の増額補正をお願いするものでございます。今回の補正予算の財源につきましては,国庫支出金,県支出金,繰入金,一般財源にすることとなります。このことから,一般財源につきまして,繰越金により財源調整を行うものでございます。 以上が,財政課所管の補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 これより,質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に,討論を行います。討論は,挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第72号令和元年度石岡市一般会計補正予算(第1号)のうち,当委員会の所管に係る部分を採決いたします。 お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で,当委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,所管事務の調査として,市民満足度調査の実施についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。 政策企画課長)それでは,市民満足度調査の実施につきまして,ご報告をいたします。資料は,1ページをご覧いただければと思います。 市民満足度調査は,行動計画の運用及び策定に必要な市民の意向を収集することを目的として実施をしているものでございます。施策に対する重要度・満足度,現状分析結果を踏まえ,計画において重点的に実施すべき施策を明らかにし,事業計画やリーディングプロジェクト等に反映をしてまいります。 次に,調査方法,スケジュールでございます。調査票は47の基本施策の重要度・満足度について5段階で評価をし,合わせて自由意見も記入いただくものとなっております。対象は18歳以上の市民4,000人でございまして,6月14日にアンケートを発送しています。回答期限は6月末日となっております。回答方法につきましては,より多くの市民の皆様の声を集めるため,郵送による回答と合わせて,いばらき電子申請システムを活用しインターネットによる回答も可能となっております。また,6月15日号の市報,市ホームページ等におきましてちょすあの実施について周知広報を図ったところでございます。 この集計及び分析結果でございますけれども,9月の委員会での報告を予定しております。説明は以上でございます。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 村上委員)この満足度調査なのですけれど,いつも報告結果というのはきちんとした資料でいただいておるのですけれど,今回こういうのを調査をしますよというのは事前に。私,今回はじめて委員会に所属したわけですけれど,どこか,こういうので今回,満足度調査を実施しますよというのは,どこか諮っている,議会のほうに見せている段取りというのは,今まであるのでしょうか。 政策企画課長)調査内容につきましては,例年47施策と,庁内におきまして課題となっていることを募集して,そのまま調査票として発送しておりまして,議会のほうに事前に説明したことはございません。 村上委員)公共交通政策会議等で,例えば市民の方にアンケートをとるときに,こういう内容でアンケートをとるけれども,他にこういう項目が入ったらどうでしょうか,というのを各委員に諮って,こういう項目を聞いたらいいのではないかとか,こういう回答の仕方のほうが市民の方がわかりやすいですよねというのを,事前に何度かキャッチボールをして,アンケート実施というのをやっていたもので。 実は,今回,満足度調査のアンケートが,個人的でありますけれど私の身内にも届きまして,ちょっとわかりづらい表記等があったもので,これはどういうふうにやればいいのと聞かれたものですから。事前に私たちも目を通して,こういう設問の仕方がいいのではないかというのがあると,返答率が上がったりとかするのかなと思ったものですから。今後はご検討いただければと思います。 政策企画課長)今後,総合計画審議会,また,委員会等でご意見を伺いまして,内容の改善に努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。 関口委員長)ほかに質問等はございませんか。 大和田委員)無作為抽出で4,000人に発送して,毎年どのぐらいの回答率,返信率があるのか,伺いたいと思います。 政策企画課長)過去3年間でございますけれど,34パーセント前後の回答率となっております。 大和田委員)そうすると,1,000人ぐらいから回答があるということですね。この茨城電子申請システムというのはネットから回答ができるということなんですが,今年から採用しているのか,以前から採用しているのか伺います。 政策企画課長)昨年度より導入をいたしておりまして,昨年度の全回答者のうち10パーセント強がインターネット経由の回答となっております。 大和田委員)そうしますと,回答率,返信率を上げる。30パーセントちょっとぐらいで,もう少し回答率を上げる方策というのは検討されて,実施しているのか。30パーセントぐらいでいいだろうとういう感覚なのか,お伺いします。 政策企画課長)インターネットの回答を導入いたしましたのも,回答率をもう少し上げていきたいということで入れてきたわけでございます。広報等に関しても積極的にやっておりまして,インターネット,ホームページ等にもやっているわけでございまして,もう少し回答率を上げていくように努力をしてまいりたいと思います。 大和田委員)ぜひ。せっかく満足度調査を実施して,それを政策に反映しようということなので,少しでも回答率を上げていただいて。それが石岡市への関心を高めていっていただく一つの調査だと思うので,ぜひとも回答率を上げる方策を検討するなり。または,抽出の4,000人の数を増やしていったり,検討していっていただければなと思います。 櫻井副委員長)今の4,000人に関する質問なのですが,こちらでは対象者の抽出は男女,地区バランスに配慮して無作為抽出という形になっておりますけれど,実際には,例えば18歳以上から80歳までの抽出というように年齢の幅を持たせているのではないかと思うのですね。5歳の子どもに出しても,どうなっているんだという話になってしまいますので。年齢の範囲はどのような形で抽出しているのか,お尋ねいたします。 政策企画課長)無作為抽出の年齢ということでございますけれど,18歳以上の市民をランダムに選んでおります。 櫻井副委員長)そうしますと,上の年齢の制限はないということでよろしいですか。 政策企画課長)上限は設けておりません。 櫻井副委員長)それともう1点,男女の別は50パーセント,50パーセントでやっているのか。男女の別は特に制限を設けていないのか,そちらをお尋ねいたします。 政策企画課長)男女比につきましても,人口比そのままの比率ということで抽出をしているところでございます。 櫻井副委員長)了解しました。 関口委員長)ほかに質問はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,石岡市りんりんタウン構想についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。 政策企画課長)私からは,りんりんタウン構想につきましてご説明させていただきたいと思います。本日配布しております概要版のほうをご覧いただきながら,お聞きいただければと思います。 まず,表紙に当たります初めにというところでございますけれど,石岡市りんりんタウン構想の概要についてでございます。本計画の位置づけでございますけれど,昨年の6月に国におきまして,自転車の活用による環境負荷の低減,災害時の交通機能維持,国民の健康増進など,新たな課題に対応すること,また,交通における自動車依存の低減,自転車の役割拡大などを目的として,自転車活用推進計画が策定されたところでございます。また,県においても,いばらき自転車活用推進計画の策定がなされております。石岡市りんりんタウン構想は,国,県の計画,そして市の関連計画を踏まえ策定をいたしました。計画期間は,本年度より10年間となっております。 本計画の策定趣旨でございますけれど,自転車は身近で便利な乗り物で,通勤・通学,買い物,観光など様々な場面で利用されている状況にあり,また,環境負荷の低減や災害時における交通機能の維持,そして健康増進など,新たな課題への対応策として期待されているところでございます。しかしながら,市の現状といたしましては,自動車に依存している傾向が強く,利用できる駐輪場の不足や,自転車の基本的ルールが守られていないことによる通学時の交通事故の発生など,自転車の利用環境に課題を抱えている状況でございます。また,観光面におきましては,豊富な地域資源を十分に活用しきれていないということがございます。そこで,本計画は,より安全で安心で快適な日々の暮らしや地域資源を生かした観光の充実を目指して,自転車を利用しやすい環境づくりを進めていくために策定をしたところでございます。 次に,基本的な考え方と目標についてでございます。石岡市りんりんタウン構想は,自転車の交通手段としての利便性を高めること,自転車でまちの魅力を高めることを基本的な考え方としています。自転車の利用状況や課題も踏まえ,自転車に乗る市民が増えること,豊富な観光資源を生かして自転車に乗りに来る人が増えることを目指して,2つの目標を立てております。 目標1は,暮らしの中の自転車環境の整備でございます。自転車が安全に走行・利用できる,道路及び駐輪環境の創出,自転車が生活環境の中で身近な交通手段になるための意識の共有,日常生活の交通手段として利用でき,健康増進につながる環境づくりの推進を目指してまいります。 目標2は,観光振興における自転車活用の推進でございます。地域資源を回遊できるようなサイクリング環境の創出,近隣市等との広域連携を考慮したレンタサイクル活用の推進,サイクルイベントなどによる自転車利用の啓発活動の推進を目指しております。 続きまして,2の施策の体系でございます。ページをおめくりいただきまして,見開きのページをご覧いただければと思います。2つの目標実現のため,取り組んでいく施策を記載してございます。また,特に力を入れていく事業を重点事業として記載をしております。 初めに,目標T“暮らし”の中の自転車環境の整備に関しましては,7つの施策に取り組んでまいります。(1)公共交通との連携強化についてでございます。市内には,バスなどの公共交通の利用が不便な地域がございます。このような地域で自転車が移動手段のひとつとなるよう,公共交通との連携を強化してまいります。重点事業といたしまして,路線バス等との連携として,サイクルアンドライドの推進に取り組んでまいります。 次に,(2)安全な走行環境の整備についてでございます。自転車の走行環境の充実に対するニーズが高い状況にあることから,安全に走行・利用できる自転車通行空間の計画的な整備に取り組んでまいります。重点事業といたしましては,自転車ネットワーク計画の推進として,交通安全に関する部分から優先的に整備を進めてまいります。 次に,(3)駐輪場の確保についてでございます。石岡駅前以外の場所では,駐輪場が不足している状況にあることから,地域ニーズを踏まえ,駐輪場等の確保を推進してまいります。重点事業といたしましては,サイクルラックの拡大・普及として,石岡市産木材を活用したサイクルラックを作成し,公共施設や店舗等に設置をしてまいります。 次に,(4)サイクリングによる健康づくりの推進でございます。将来にわたり生活習慣病の予防が求められている状況にあることから,健康増進に向けた取組やサイクルクラブの育成に取り組んでまいります。重点事業といたしましては,民間企業との連携によるウェルネス講座,民間企業と連携し,サイクリングによる健康づくりの取組を推進してまいります。また,サイクルクラブの設立運営の支援及び広報啓発をして,自転車活用のモデルとなるサイクルクラブの育成に取り組んでまいります。 次に,(5)自転車の安全利用の推進でございます。通学時などに自転車が関係する事故が多い状況にあることから,交通ルールの周知や自転車保険への加入等を促してまいります。重点事業といたしましては,安全教育の実施として,幼少期から大人までの幅広い年齢を対象とし,交通ルールの周知や自転車保険への加入などを促進してまいります。 次に,(6)環境にやさしい交通手段としての活用でございます。通勤の自家用車依存により,交通渋滞・環境への影響が懸念されていることから,自転車での通勤がしやすい環境づくりを進めてまいります。重点事業といたしましては,公共施設等における駐輪場の整備として,駐輪場の整備による自転車利用率の向上に取り組んでまいります。 次に,(7)災害時における自転車の活用でございます。災害時の地域の安全・安心を確保する必要がございます。災害時における自転車の利用を想定し,啓発や公共施設等での危機管理体制の強化を進めてまいります。重点事業といたしましては,公共施設等への自転車配備による危機管理体制の強化として,災害時の被害調査や各種情報収集,現場対応などに自転車を活用してまいります。 続きまして,目標U“観光振興”における自転車活用の推進といたしまして,3つの施策に取り組んでまいります。 初めに,(8)地域資源を活用した回遊でございます。筑波山ろくや霞ケ浦,恋瀬川といった豊かな地域資源を活用し,地域資源を回遊できるサイクリング環境の創出を図ります。重点事業といたしましては,付加価値をつけたサイクリングコースの設定として,新たなサイクリングルートの設定に取り組んでまいります。 次に,(9)レンタサイクルを活用した地域振興でございます。誰もが楽しめるサイクリング環境づくりとして,レンタサイクルを活用した地域活性化や広域的なサイクリングコースの検討をしてまいります。重点事業といたしましては,筑波山ろくの広域連携,霞ケ浦湖岸の広域連携として,つくば霞ケ浦りんりんロードや広域で実施するレンタサイクルを活用して,広域的な連携を推進してまいります。 次に,(10)サイクリングイベント等の開催と情報発信強化でございます。サイクルフェスやツーリングイベント等の開催により,自転車の魅力や楽しさを伝え,自転車利用の啓発活動を進めてまいります。重点事業といたしましては,サイクルフェス,ツーリングイベント等の開催としまして,ツーリングイベントを開催し,知名度の向上と市内来訪者の増加を図ってまいります。 次に,自転車ネットワーク計画の概要についてご説明いたします。最後のページをご覧いただければと思います。この自転車ネットワーク計画につきましては,国で定めている安全で快適な自転車利用環境創出ガイドラインに基づき,自転車走行空間の確保や利用環境の改善を目的とし,自転車の安全な利用を促進するハード整備の具体的な方針を定めたものでございます。計画の中で,優先的に整備を図る路線を選定し,整備を進めてまいります。 自転車ネットワーク路線でございますが,ページ中ほどの地図のうち,黄色い線で示した路線は,県の自転車ネットワークの路線でございます。市のネットワークの路線につきましては,赤で示しております。この路線につきましては,暮らしの中の自転車環境と観光振興における自転車活用を踏まえて選定したものでございまして,自転車の安全な走行環境の構築のため,優先的に整備を進めてまいります。 次に,自転車通行空間の整備イメージでございます。自転車ネットワークとして整備を進める路線につきましては,自転車が安全で快適に通行できるよう,通行位置を道路に明示するなど,利用者にわかりやすい整備を行ってまいります。また,環境等を考慮した整備手法を検討してまいります。整備の具体的な手法といたしましては,生活道路における矢羽根や自転車ピクト,そして,自転車と車が混在する道路整備である自転車レーンにつきまして,図で示してございます。 計画の概要につきましては,以上でございますが,この計画につきましては,交通や健康,防災そして観光など多くの分野が含まれる計画でございますので,今後の事業を進めるに当たりましては,部局横断的に全庁を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 大和田委員)施策(5)の自転車の安全利用の推進なのですけれども,新聞でちょっと見ましたんですが,笠間市で,自転車保険の加入であったり,交通安全,幼児用のヘルメット着用とか,そういうものが条例化されたということを聞いたのですけれど,今回の茨城県議会のほうでも確か,条例化に向けての動きがされているということで,何かで確認したのですが。自転車による交通事故で高額賠償という実例が全国的に多くて,つくば市でも学生がそういう賠償責任を負ったという事故があったと思うのですけれど,その点について,安全な乗り物で健康にもいいということでありますが,スピードが出るので,高齢者をはねてしまって,お子さんをはねてしまって,そういう高額賠償請求を負ってしまうということがあり得ますので,こういう条例化のような動きというのはされる予定なのか,伺います。 政策企画課長)今,委員からご質問がありましたように,自転車の事故において高額賠償の事例が多数発生しているという状況は把握しております。また,県におきましても条例化の動きがあるということでございます。石岡市におきましても,まず県条例の内容を見まして,石岡市において啓発活動を行っていく中で,必要になればまた条例化等の検討をしてまいりたいと思います。 岡野委員)ネットワーク計画の概要について,優先的に整備を進める路線を選んでますということで,路線が明示されていますが,延長はどのぐらいになるのか,お尋ねいたします。 政策企画課長)申し訳ございません。総延長については把握をしておりません。申し訳ありません。 岡野委員)路線の延長がわからないということは,整備の概算についてもわからないということですね。 政策企画課長)整備につきましては,今後,順次,道路部局等と,また県等と検討をしながら,優先的にやる路線のほうをピックアップをしてまいりたいと思います。その時点で整備手法等についても変わってまいりますので,全体の事業費というのは,まだ算出していないところでございます。 岡野委員)計画をする段階において,例えば図面に明示する場合には,私が今言ったように延長とか概算とか,あるいは国,県の補助金がどのくらいの割合で整備する場合に出るとか,そういったものを把握したうえでこの計画に載せないと,ただ机上で線引きをして,これが重要なところですよ,これは要望がありますよというだけでは,この構想自体に。ただ机上でやっただけの話で,どうもその,構想は大分いろいろな方面から練っていられるということですが,肝心なところが。一番大事なところは整備ですよ,ハード整備ですよ。ハード整備が大事であって,ソフトの面でいろいろ書いて話し合われても,ハード整備が優先ですから。その辺をしっかり,明示する上においてはどういう形で今後進めるのか,10年でどのぐらいハード整備を進められるのかということを明示しないと,ちょっとこれは計画だけで終わってしまうのではないか,10年が15年,20年かかるということにもなりかねない。ハード整備が,まず優先に考えるべきです。 それと,今,答弁の中に,県と市というふうにありましたが,例えば恋瀬川サイクリングロードを整備する場合には,かすみがうら市も関係しているわけですよ。つまり,近隣の関係市とも連携をとらないと,勝手にかすみがうら市の領域に整備するわけにはいかないわけですから。そういうことも念頭に入れて進めていかないと。勝手に,線引きなどをすると。つまりかすみがうら市の領域についてはかすみがうら市の了解を得て,計画の段階であっても線引きをしていくと。ここが重要な線引きのラインですよということを,連携してこの図面に載せていく必要があると,私は思うのですけれど。答弁願います。 政策企画課長)霞ケ浦サイクリングコースにつきましては,委員ご指摘のとおりかすみがうら市と石岡市で管理をしているところでございます。この整備につきましても,かすみがうら市と協力をしながら進めてまいりたいというふうに考えてございます。 〔「答えてない部分がある」と呼ぶものあり〕 政策企画課長)かすみがうら市と了解を得ながらということで,先ほど抜けてしまいましたけれども,近隣市とも協力をしながら進めてまいりたいと思います。また,ハード整備につきましては,来年度以降,具体的に事業に入っていくと思いますので,その辺の細かな積算等,委員が言われたとおり検討いたしまして,また報告をしてまいりたいと思います。以上でございます。 村上委員)私から1点,観光振興の観点からお伺いいたします。 サイクリストアンケートの調査のまとめとして,サイクリングの満足度は高い,走りやすさもコースに対しての満足度が高いというような評価なのですけれど,アンケートを実施した場所が,小幡のコンビニエンスストアと八郷の総合支所であるとか,などとかいてあるので細かいところはわからないのですけれど。すでにコースとして,平坦で走りやすいところを走っている方は確かにそう思われるのかなと思いますけれど,ただいま岡野委員からもありましたけれど,恋瀬川のサイクリングコースを含めて整備をこれからしていかなければならないというところ,恋瀬川の。この辺について,やはり環境が悪いので通行車も少ないのでアンケートも少ないと,いうことなのではないかなというふうに私は思っておりますので。 通りやすいところを通っている人の意見を取れば,もちろん環境はいいかもしれませんけれど,通りにくいところはそもそもそういったコースは選んでもらえない,アンケートに出てこないということになろうかと思いますので。この結果,環境がいいというのでまとめるのではなくて,環境が不足している部分はサイクリストが少なくて,アンケート結果のまず母体に乗ってこないのだということをもとに。やはり整備しないと,そもそも人は来ないのかなと思いますので。これから,スケジュールを見ますと,コース設定の充実というのを多年度にわたって計画されているようですので,部局をまたいで,本当にしっかりコース設定と環境整備に向けて取り組んでいただきたいと思います。 政策企画課長)サイクリングアンケートの結果でございますけれど,このサイクリストの方々はリピーターの方が多くいらっしゃいまして,この本編の22ページと23ページにございますけれども,八郷地区を幅広く走り,また,山道などを主に走っている方も多くいらっしゃいました。その中で,走行環境がよくなってほしいという場所の中では,恋瀬川サイクリングコースのほうが多く回答をされているところでございます。 皆さん,いろいろな場所を走っておられますので,サイクリングコースについても十分ご存じでございまして,ただ,現状としてはやはりおすすめができないという意見をいただいておりますので,その辺については検討を進めてまいりたいと思います。 谷田川委員)私のほうから3点ほどお聞きしたいと思います。 まず1点目なのですが,公共交通との連携強化ということがありまして,バス停などに駐輪場を整備するということでございます。それと,6点目の公共施設等における駐輪場の整備,それに対して,3点目でありますサイクルラックの拡大・普及ということがありますけれど,実際,先ほど委員の皆さんから出ているとおり,いろいろなコースの設定であるとか,バス停との融合であるとか,いろいろ考えていると思うのでありますけれど,実際に整備をする際に。例えば,ここにサイクルラックの拡大・普及とありますけれど,石岡市の木材を利用したり,自転車を収納する場所を確保しながら,公共施設であるとか,バス停とかにそれを整備するということなのですけれども,コースの中に具体的に,整備をしなければならない,ここに駐輪場がほしい,そういう意味では,何か所ぐらいの整備を予定されているのか。コースもまだ決定していないということでありますけれど,具体的な数字とか,どういうラックを製造するのだというような案があれば,お示しをいただければと思います。 政策企画課長)公共交通との連携につきましては,現在,BRTなどを中心としてサイクルポート,特に東田中駅跡,あのような場所にございます。現在4か所ございまして,路線バスの乗降が多い場所,また,BRTを中心として8か所程度に増やしてまいりたいと考えております。また,サイクルラックの設置でございますけれど,昨年度25基をつくりまして,公共施設等に配置をしております。これにつきましては今年度以降も継続しまして,最終的には75基をつくりまして,各公民館,公共施設等に配置をしてまいりたいというように考えております。 谷田川委員)配置の状況は理解をいたしましたけれども,一つの駐輪場にサイクルラックを設置する,1台の収納の台数というのはどのぐらいになるんですか。 政策企画課長)自転車の種類にもよるかと思いますけれど,1基3台から4台程度でございます。 谷田川委員)一つのラックで3台から4台という話でありますけれども。それほどサイクリングをする人の人口が少ないというわけではないでしょうけれど,これからそういうラックをたくさんつくって,サイクリングの人口を増やすという計画であるのはわかりますけれども,実際に整備をした,私もちょっと見たことがあるのですけれども,今のところ,利用者そのものは多くはないのではないか。まあ,道路が整備されない関係もあると思いますけれども,その辺のところの利用者の急増というか,拡大についてどのように考えているのか,お伺いしたいと思います。 政策企画課長)委員ご質問のとおり,昨年度末あたりから配置をしたわけでございますけれど,今のところ利用率は確かに高くないところでございます。これをまた増やすことによって,また,サイクルマップ等で周知をすることによりまして,利用率を上げてですね,サイクリストの方々に寄っていただけるような環境づくりを目指してまいりたいと思います。以上でございます。 谷田川委員)ぜひともこの事業を成功させるためには,市民の皆さんに対する情報発信が非常に大事だと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。 関口委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,災害時応援協定についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。 防災対策課長)私から,2つの災害にかかる情報発信等に関する協定についてご説明させていただきます。 当市の災害時応援協定は,現在43団体と締結しまして,いざという時に備えております。このたびの協定で,45団体との協定となります。 お手元に配布しております,災害時に係る情報発信等に関する協定(その1)をご覧ください。初めに,協定概要でございますが,市内で大規模な地震・風水害等が発生または発生の恐れがある場合に,市民が必要とする市内の防災情報を,ヤフー株式会社の提供するインターネットの特性を活用し情報提供を行うもので,災害時の情報発信手段の多重化を目的とした協定でございます。 協定予定先であるヤフー株式会社は,インターネット上の広告業を主とし,100を超えるサービスを展開しており,日本最大級の利用規模を有している企業です。災害情報の配信サービス等を活用した災害時応援協定は,5月末現在で全国637自治体,県内21自治体と締結しております。サービスの利用者は,全国で1,300万人が利用していると聞いております。協定内容としましては,市はスマートフォンをお持ちでヤフーの防災速報アプリYahoo!防災情報を登録している市民等に対しまして,市内の避難情報や被害状況など,防災情報を直接配信することが可能となります。また,ヤフーは,大規模災害時に市のホームページにアクセスが集中し閲覧ができない場合,市の要請によりまして市ホームページのキャッシュサイト,コピー画面を作りまして対応することができます。さらに,平常時に市内の避難所等の防災情報をヤフーサービス上に掲載が可能となるものでございます。いずれのサービスも無償で提供されるサービスとなってございます。 次に,経過としまして,平成31年2月にヤフー株式会社から協定の打診がございまして,その後,協議を行ってまいりました。今年7月上旬を目途に調印式を予定しているところでございます。さらに,協定調印後,防災アプリの登録方法など,広報紙やホームページ等で市民へ周知を図ってまいりたいと考えております。 次に,お手元に配布しております災害時に係る情報発信等に関する協定(その2)をご覧ください。初めに,協定概要でございますが,市内で大規模な地震・風水害等が発生または発生する恐れのある場合,市内外にいる市民等に向け,市内の防災情報を広域に発信するため,市の要請によりまして,株式会社茨城放送を通じてラジオからの情報発信を行い,情報発信手段の多重化を目的とした協定でございます。 協定予定先である株式会社茨城放送は,東日本大震災の防災ラジオステーションとして様々な取組を実施しております。その1つとして,市町村の情報をラジオを通じて放送することで,市内外の市民への情報伝達を図る取組を行っております。ラジオを活用した災害協定は,5月末現在で県内21自治体と締結し,大規模災害時に備えているところでございます。 協定内容としましては,市は,大規模災害時に避難勧告等の緊急情報を広域的に配信する必要がある場合,茨城放送に対して防災情報の配信を要請することが可能となります。茨城放送は,災害放送の要請を受けたときは,特に業務上の支障その他やむを得ない自由のない限り,無償で災害放送を行う内容となっております。 次に,経過としましては,市から情報伝達手段の多重化を図るため,今年5月に茨城放送に協定の打診を行いました。その後,協議をしてまいりまして,7月上旬に調印式を予定しているところでございます。協定締結後,広報紙やホームページ等で市民に対しまして周知を図ってまいります。 以上が,災害時応援協定に関する防災対策課からの報告となります。よろしくお願いいたします。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 暫時休憩いたします。10分程度といたします。 −休憩− 関口委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。 次に,自治体クラウドについてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。 情報政策課長)情報政策課から,自治体クラウドについてご説明させていただきます。 初めに,自治体クラウドですが,これは国や県が進めております事業でありまして,地方公共団体が住民情報系システムを民間のデータセンターに移しクラウド上でサービスを受けられる環境のことであり,複数の自治体でデータを共同管理することで,コストを削減することができます。また,災害時の協力体制の強化や,人事交流など多くのメリットが見込まれております。 現在,当市の住民情報系システムはオンプレミス方式といいまして,本庁舎の中にサーバーを設置しております。そのシステムは来年の9月末日で契約満了となりますので,それ以降,サーバーを民間のデータセンターに移し,クラウド方式で行いたいと考えております。また,住民情報系システムは,茨城計算センターに依頼しており,県南地区で茨城計算センターに依頼しております土浦市,稲敷市,阿見町,河内町,利根町,美浦村の6市町村とデータを共同管理したいと考えております。 今後の予定ですが,9月頃,7市町村の首長による調印式を行った後,協議を重ねて,来年10月の自治体クラウド運用開始に向けて進めてまいりたいと考えております。 以上が,自治体クラウドについてのご説明でございます。よろしくお願いいたします。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 村上委員)言葉の説明だけだったので,理解がなければ補足いただきたいのですけれど,来年度サーバーの契約が切れるので,既存の自治体クラウドに参加するのではなくて,同じタイミングで切れる自治体と新たに協議会をつくるという理解でよろしいのでしょうか。 情報政策課長)石岡市に関しましては,先ほど説明させていただきましたとおり,来年の9月末で切れるということでございます。自治体クラウドにつきましては,来年の4月に6市町村で先行して行うということでございます。ですので,自治体クラウド,6市町村が来年の4月に運用を開始して,石岡市のほうでは来年の9月末日に切れるので,来年の10月に運用を開始したいという内容でございます。 村上委員)それと,この自治体クラウドの運用にかかる費用というのは,既存のシステムと比較したときにどの程度になるというふうに試算されておりますか。 情報政策課長)コストの面でございますが,前回の平成26年に導入しました住民情報系システムにかかった経費につきましては,1億9,761万9,000円であります。来年度,次回更新予定の移行予想金額としましては,1億6,796万5,000円となりまして,2,965万4,000円の減額となります。約15パーセントの経費削減になる見込みでございます。 村上委員)そうしますと,今回,新規のクラウドに参加するというのは,費用面のメリットということで考えてよろしいでしょうか。 情報政策課長)移行費のメリットということで,3点ほどあるかと思います。 まず1点目が,先ほど申しましたとおり,コストの削減でございます。2つ目としましては,住民サービスの向上と業務の効率化になります。こちらは,参加市町村における業務が標準化されますので,住民サービスレベルの向上が期待されると,また,業務運用を相互に取り入れることによりまして,業務効率の向上も期待できるということです。3つ目としましては,災害に強い基盤の構築になります。こちらは,システムが共有,共通となりますので,災害時の市町村間職員派遣等による業務運用が可能になります。また,現行における県内外3拠点,茨城計算センターによる日立データセンター,土浦データセンター,柏データセンターへのデータ保管に加えまして,西日本,岡山県にありますデータセンターへの遠隔保管が可能となるということでございます。 岡野委員)資料がなかったということは,どういうことなのですか。何か理由があるのですか。 情報政策課長)申し訳ありません。資料は提出すること,ちょっと,申し訳ございません。今後,説明する機会等がありましたら,資料のほうを提出したいと思います。申し訳ありませんでした。 岡野委員)これ,申し訳ありませんでしたという話ではないでしょう。もう,総務委員会が決まっているわけだから。今説明した内容をまとめることは,そんなに難しいことではないでしょう。今日ここで説明をするということに対しての,真摯な対応がしていないというふうに,私は理解しますけれど。 情報政策課長)今後,気をつけたいと思います。申し訳ありませんでした。 岡野委員)今後気をつけますで済むんですか。今後のことは言ってないですよ,今の話をしているんですよ。なぜ,資料を提出しなかったのかと言っているんですよ。今後の話は,私は聞いていません。お答えください。 情報政策課長)自治体クラウドにつきましては,来年の9月に首長と調印式を行うということで,事務的にも打ち合わせ等についてもばたばたしていたといいますか,それで資料のほうは提出できませんでした。申し訳ありませんでした。 岡野委員)そういうことはないようにしてほしいですよ。今,説明の中で金額も言っているし,理由もはっきり言っているじゃないですか。それをまとめて出すのが事務吏員の務めですよ。務めを怠っているということですよ。十分に気をつけてください。以上です。 総務部長)ただいま総務部の資料不足により,委員の皆さんに大変ご迷惑をおかけして,申し訳ございません。今後とも十分注意して対応させていただきますので,どうかご容赦のほどよろしくお願いいたします。 関口委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,新庁舎建設の進捗状況についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。 管財課長兼庁舎建設担当)新庁舎建設の進捗状況について,ご説明申し上げます。 初めに,新庁舎建設におきまして,このたび,外構工事の遅延,庁舎の漏水等,不具合につきましてご心配,ご迷惑をおかけして,大変申し訳ございませんでした。今後の対応といたしましては,施工業者と連絡体制を継続し,不都合が生じた場合には迅速に対応いたします。担当としては,危機感を持って対応してまいります。 続きまして,新庁舎建設状況の前に,お時間をいただきまして,新庁舎エントランス脇につくられました多目的ホールの市民利用の開始及び,石岡市役所,八郷総合支所の多目的ホールの愛称募集の結果について,ご報告申し上げます。 まず,市民利用の開始についてでございます。新庁舎多目的ホールは,市民の皆様に開かれた庁舎というコンセプトに基づき設置したもので,市民利用の募集につきましては,2月に石岡市庁舎会議室等の目的外使用許可に関する規則を制定し,3月7日に市のホームページに掲載いたしました。また,多目的ホールとともに101,102,103の3会議室も市民利用の募集を行なっております。ご報告が遅れ,大変申し訳ございませんでした。 続きまして,石岡市役所及び八郷総合支所の多目的ホールの愛称募集の結果についてご報告申し上げます。1月24日の常任委員会におきまして,各多目的ホールの愛称募集についてご説明させていただいたところですが,その後をご報告させていただきます。 募集期間は2月1日から2月20日まで,周知につきましては,2月1日号の市報及び市のホームページに掲載いたしました。応募件数は,全体で49件,うち,石岡市役所は48件,八郷総合支所は42件でございました。その後,4月24日に石岡市役所及び八郷総合支所多目的ホール愛称選定委員会を開催し,それぞれの愛称が決定いたしました。石岡市役所の多目的ホールの愛称は,様々なことに活用し,それぞれが美しい旋律を奏でていただきたい思いから「メロディアスホール」となりました。八郷総合支所の多目的ホールの愛称は,市民の方々が多目的に使用され心に響くホールになっていただきたい思いから「やさと響きホール」となりました。 これらの愛称により,それぞれのホールがより多くの皆様に親しまれる場所となるように,市報やホームページを活用しPRに努めてまいりたいと考えております。多目的ホールに関する報告は,以上でございます。 続きまして,新庁舎建設事業の進捗状況でございますが,お手元に配布しましたした資料によりましてご説明申し上げます。 資料@としまして工程表,資料Aとしまして外構工事工区割図を配布させていただきました。まず,資料@工程表をご覧ください。上から,新庁舎建築工事,附帯工事,外構工事,解体工事,設計監理業務の順でお示ししております。右側の青の縦点線が,今日現在でございます。また,前回の委員会からの変更箇所を赤字でお示ししております。 新庁舎につきましては,1月4日の利用開始後,実際に庁舎利用している中で出てきた不都合箇所の補修や,軽微な追加工事を行っております。現在行っている外構工事につきましては,工程表の中段,オレンジ色のグラフで,一般駐車場の整備を行う1工区3次工事,その舗装を行なう4次工事及び4次工事の関連附帯工事として歩道拡幅工事を施工しております。 これらの外構工事につきましては,一般駐車場の整備を行う3次工事においては,仮設駐車場として利用しながらの工事となったため,想定以上に工事期間が延びていることについて,誠に申し訳ございません。工期につきましては,工期延長の手続きを取らせていただき,繰越しさせていただきまして,前回の常任委員会でのご説明では,1か月程度の延長とご説明させていただきましたが,利用者の利便性を図るため,仮設駐車場をほぼ全開放させていただいて工事を行なったことなどから,2次工事は5月に完了しましたが,3次,4次につきましては6月下旬の完成を予定してございます。大変申し訳ございません。 また,4次工事の関連附帯工事ですが,この工事は歩道拡幅工事でございます。本来であれば,4次工事の変更工事として発注を行なうものでございますが,2次,3次,4次工事は,事故繰越しの手続きをとらせていただきましたことから金額変更はできないということで,追加工事扱いとしまして,4次工事の請負者,白田組土木株式会社と,4次工事と密接に関連しており工期短縮や工事費の圧縮が図れることから随意契約を行ない,落札額は518万円でございました。 次に,仮設庁舎エリアを外構2工区といたしまして,1次工事,2次工事の発注をいたしました。資料Aの外構工事工区割図をご覧いただきますと,右側の赤線で囲ってあるエリアでございます。2件の工事とも5月16日に入札を開催し,1次工事は8者,2次工事は6者の入札参加がございました。1次工事の結果といたしまして,落札者は株式会社進貢,落札額は6,755万円でございました。2次工事の結果といたしまして,落札者は平成建設株式会社,落札額9,573万円でございました。工期は,2件の工事とも厳しい工程ではございますが,契約締結の翌日から9月30日までの期間で並行して工事を行ってまいります。 続きまして,ピンク色のグラフでお示ししてある,解体工事でございます。仮設庁舎の解体工事は完了し,まちづくり館の解体工事につきましては落札業者アオキ株式会社と3月12日に契約を交わし,工期については,繰越しの議決をいただいたことから,7月20日までの120日間といたしました。また,この解体工事の工事監理業務につきましては,旧庁舎やまちづくり館の解体工事の実施設計を請け負った株式会社藤岡設計と,工事内容を熟知して設計の趣旨を十分に反映させることができることから随意契約を行ない,落札額は113万円でございました。 今後につきましても,利用者の安全性,利便性の確保に努め,工事中の安全対策に十分配慮しながら,最大限努めてまいりますので,ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。報告は以上でございます。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 櫻井委員)以前の総務委員会。私は以前,教育福祉環境だったものですからよく理解していないのですけれども,以前,この外構工事で,以前の総務委員会の中で,外構工事について1億数千万の随意契約という話が出たと聞いております。その額はおいくらだったのか,ちょっと確認したいのですけれど。 管財課長兼庁舎建設担当)現在,外構工事は1工区の3次,4次と分けてありますが,合計で予定価格としては1億5,000万円程度でございます。 櫻井委員)その1億5,000万というのは,この工程表の中の,黄色い,外構工事の松永工務店さんがとった8,500万というものと,その下の福井建設さんがとられたもの,その下の白田組土木さん,あと,随意契約で白田組土木さんがとられた工事を言っているのですか。 管財課長兼庁舎建設担当)1工区外構工事【3次】(一般駐車場),福井建設,8,942万4,000円プラス,その下の1工区外構工事【4次】,白田組土木さんがとった3,603万9,600円の合わせたものでございます。 櫻井委員)そうしますと,この松永さんのとった外構工事は,関係ないのですか。 管財課長兼庁舎建設担当)1工区外構工事の2次につきましては,公用車駐車場といいまして,下側の駐車場ですので,上側の駐車場を,当初,元請,フジタ・平成建設JVに発注をしようとしたものでございます。以上でございます。 櫻井委員)随意契約でやったものと,こういうふうにその後新たに入札をやった金額で,どちらが安くできているのですか。今,ちょっと計算が違ってわからなくなっているのですけれど。 管財課長兼庁舎建設担当)フジタ・平成建設JVさんに出そうとしたのは,資料が今ないのですが,この合算した金額よりは元請の工事が大きい変更の設計の作り方になりますので,この金額よりは安い,1億2,000万円ぐらいだったような記憶がございます。 櫻井委員)であれば,結構です。結局,工期が遅れたというデメリットがあるわけですよね。当初の随意契約より安くできたということで,よろしいのですか。説明のあった随意契約よりは安くできたということで。 管財課長兼庁舎建設担当)当初ご提案させていただいた随意契約よりは,入札をかけましたので高くなってございます。 その随意契約の話なのですけども,そういう執行部からの提案をいたしましたところ,株式会社フジタさんのほうが東北のほうで指名停止のような事件を起こしまして,このままではだめだということで入札に切り替えた経緯がございます。 櫻井委員)私の,当時の委員から聞いた話では,1億数千万という随意契約はちょっと大きすぎるよという話から,こういう入札に変えたというふうに聞いているのですけれど。それが今の説明と合致していないのですけれど。 仮に,入札のほうが分けてやっているのでしょうけれど,入札したほうが高かったよではね。それで工事も遅延しているわけですから。デメリットばかりではないですかね。その辺のところをどう担当の方は考えていたのかなというふうに思うのですけれど。答弁は結構ですよ。よくお考えになって,工事の発注を考えられたほうがいいと思います。 櫻井副委員長)今の件なのですけれど,平成30年の第4回委員会,7月11日の総務委員会の会議録で記載がございます。担当室長のほうからは,1億3,000万で発注したいという説明がありまして。実際,今回,合計しますと,1億3,500万円ですよね,入札で結果的に出たのは。当時は,先ほど課長のほうから説明があったように,フジタ建設さんのほうは不正入札行為があったということでの指名停止の事実をつかんでいながら委員会に説明がなくて,それを私が指摘させていただいた結果として,行政側,市側が指名停止をかけましたという流れの中での入札になったという状況です。 関口委員長)ほかに質問等はございませんか。 大和田委員)素朴に思うのですけれど,行政が発注する事業というのは。工期というのは守られるものだと思うのですけれど,契約を結んでいるので。こういうことって多々あるものなんですか,延び延びになってしまうとか。 管財課長兼庁舎建設担当)基本的には工期内で完成となってございますが,今回の場合,私も経験不足で申し訳なかったのですが,市民の皆さんに使わせながらの工事ということで,安全性をまず配慮するということで,なかなか工事の進捗が進まなかったという経験をさせていただきました。その点につきましては,工程管理につきまして能力不足だったのかなと認識してございます。 大和田委員)課長が工期を守っていないわけであって,業者側が工期を守らなかったのですけども。延びてしまって今さらなのですけれど,民間であれば工期が延長されれば損害賠償請求であったり,その間,使用できなかった期間,不具合というかマイナスがあれば,そこに対しての発注者側からの制裁を業者にかけるものですけれども。そこまでいかなくてもしっかりそういうものは守ってもらってやるべきだろうなということ,意見として伝えます。 それとですね,庁舎の仕上がりなのですけれど,だいたい想定内のいい出来栄えなのか,それとも想定外なところがある感じがあるのか。例えば屋根,天井を見ても,雨漏りか何かわかりませんが,そこらじゅうにシミができています。これ,屋根をふく前,もしくは屋根を張る前に内装をやってしまっているのかわかりませんけれど,こういうことっていうのは普通。私が家を建ててこういう仕上がりだと,確実に文句を言うと思うのですが,その辺は想定内だったのか。部材を雨ざらしにしておいたのか,張ってしまってから屋根を張ったのか。どう感じるのですか。 管財課長兼庁舎建設担当)委員ご指摘のように,不都合というか,見栄えの悪い箇所が多々あると思います。この天井のシミにつきましては,工程の流れで,長くなってしまうかもしれないのですが,当初,建築本体工事自体が10月末完成予定という中で,12月の半ば,1か月半,工期延長させていただきました。その理由としまして東京オリンピックの関係もございまして,3階部分の鉄骨の材料が入らなかったということで。ただ,工期につきましては,1月4日開庁することを目指していましたので,確かに工程はちょっとおかしかったのですが,部材を張る前に内装の仕上げ材に入ってしまったというのが実情でございます。 大和田委員)時間が経てば,こういうシミも消えていけば,まあいいかなと思うのですが,見栄えも悪いですし。こちら側は屋根にコンパネというのですか,張ってありますけれど,シミが見えたり。委員長の上のダウンライトのところのコンパネだったらまあ許せますけれど,ほかを見ると本当に節だらけで,節がそのまま落ちちゃって穴が開いちゃっているようなところもあったり。言えばきりがなくて,床は空気が入ってベコベコになっている箇所がたくさんあって,階段またはトイレ等の床も浮いてしまっているようなところもあって,仕上がり的に。ガムテープが貼りっぱなしのところもありますし。仕上がりが満足できないなという感じのところで,そういうものを。こちらは発注しているわけで。45億もかけてこの本体工事をやったわけですよね。なので,言うべきことはしっかりと言って改善していただかないと,せっかく80年に1度の庁舎建設をして,これから長く使っていくということなので,しっかり伝えて。これは課長というよりはもう少し上の方がしっかり伝えていかないと,ずさんな感じになってしまうのではないかなというのを,意見として。 管財課長兼庁舎建設担当)ご指摘ありがとうございます。元請さんとは,1年をめどに総合点検をするということを見込んでおりますので,床の空気が入った浮きとか,ご指摘があった天井についても。床は直すということで話はつけているのですが,その他,いろいろ細かい点もございますので,1年後の総合点検の時に。この内容も,今日ご指摘があったということで,元請さんのほうには伝えておきます。以上でございます。 財務部長)本当にちょっとでき上がりがちょっと,床に空気が入っていたり,雨漏りがしていたりということで。市長のほうからも。元請の業者が見えられまして,大変申し訳ありませんということで,市長のほうからもご指摘していただきましたので,今後,いろいろと対応していくということになると思います。以上でございます。 大和田委員)本当に高額な金額を支払ってつくるものなので,申し訳なかったではちょっと済まされないと思うので,ちゃんと対応してもらいたいなと思います。 最後に1点なのですが,外構工事で,この資料Aの左の上の,石岡一高側から出るところの出口なのですけれど,あそこはもうすでに,縁石にお客様,利用者さんが乗り上げている感じが。跡もついているし。あれだけ高い縁石ですと,パンクとかもしてしまうと思うんですよね,乗り上げれば。間口が非常に狭くて,公用車が上がってくるところと,向こう側,石岡一高側から来ても入りづらいし,6号側から来ても入りづらくて,出る車と入る車の交差ができないような状態となっていると思うのですけれど。 でき上がって気づくことってたくさんあると思うので,市民の皆さん,お客様が利用しやすいように変えていってもらわないと。使い勝手も,事故もあるだろうし。市民の皆さん,ある方からも言われたんですよ。その辺も検討して,変更していってもらえればなと思います。 管財課長兼庁舎建設担当)出入り口のほうは,なるべく不自由ないように実行したいと思いますが,警察との協議等もございますので,その辺も踏まえて検討してまいりたいと考えてございます。 大和田委員)縁石を,あそこまで高い縁石ではなくて,よく歩道と車道を少し,車も乗りあげられるようなそれだけでも全然違うと思うので。出口は,やはり警察の関係で,出口を一つにしたいというのは,たくさん出口をつくるというのはできないと思うのですけれど,縁石をちょっと変えるだけでも全然違うと思うので,ぜひ検討してもらいたいと思います。 管財課長兼庁舎建設担当)タイヤ痕のあとも,わだちのほうも,最近ですが確認してございます。その点については,改善してまいりたいと思います。 関口委員長)ほかに質問はございませんか。 谷田川委員)工期の問題なんですね。例えば,私は民間の仕事しかしていないですけれども,こういうふうに工期が遅れている場合,例えば担当者だけの責任といいますか,最初に設計どおりにきちんと工期が守られない。守られないということは,例えば先ほど市民の安全のために駐車場を公開しながらやったので遅れてしまったという話がありましたけれど,それだったらば,業者そのものが,市民に迷惑をかけない時間帯というのがあるはずなんです。土曜であるとか日曜であるとか。そういうものも含めて工期の短縮といいますか。 工期が最初に決められたとおりにできなかった,そういうことも含めてできなかったというのであれば,これは,事情的には仕方がないなという部分があるのですけども,同じような形態で続けていて,それで工期が遅れました。言い訳は,市民の安全のために工期が遅れてしまったという言い訳は,私は成り立たないというふうに思うんですね。民間であれば,これ,罰金モノなんですよ。役所というのは,簡単に業者が工期が遅れますよ,言ったときに,ああそうですか,じゃあそれでいいですよ,と。そんなに簡単に契約というのは不履行になっても問題はないんですか。その辺のところをお伺いいたします。 管財課長兼庁舎建設担当)委員ご指摘のとおりだと思います。一番多い時では業者数が6業者ということで,現場事務所も置けない状態の時もございました。駐車場全体工事というのは,その日に車が何台来るかというのはわかりません。もう一杯になったらその工事をやめさせたという経緯もございます。工程管理としましては,非常にずさんだったと考えてございます。 谷田川委員)確かに,危険を伴う工事だったことは理解はできますけれど,やはり最初の契約の段階で,お金を払うほう,もらうほう,きちっと契約書を交わしているわけですから。それが遅れてしまった。この責任はどうするのですかと。もう少しきつく業者に対しての要請をしてもしかるべきだと思うんですね。何のために契約をしたのか,その辺が。 総合的に,いろいろな役所さんの仕事を見ていると,業者のほうが工期においても優先されている。市民の税金で払っている市役所の庁舎においても,業者の言いなり。これでは,こんなに簡単な請負,仕事はないと思いますよ。もう少し徹底した工期,納期の管理というのをして,最悪の場合には違約金までいただくような状況でないと,今後このような問題が多発してくる可能性がありますので,その辺のところをもう一度きちっとお伺いしたいと思います。 管財課長兼庁舎建設担当)今回の新庁舎建設事業に関しましては,先ほどもご答弁させていただいたように,本体工事の遅れから,外構工事,すべての工事において工期が延びたものが吸収できないという,確かに負の連鎖といいますか,そういうものになってございます。今後につきましては,安全性を確保するのも大事でございますが,業者との工程を密に連絡を取り合って進めてまいりたいと考えてございます。大変申し訳ございませんでした。 谷田川委員)今の答弁ですと,ここまで遅れた理由は業者との連絡が不備だったということでありますけれど,連絡が不備というのは,通常,管理監督する役所の側としての,普段の工事の進捗状況に対する査定といいますか,それが甘いのではないですか。これでこういうふうにこのままいったら,納期内に完成するんですかと。もう少し,発注する側の姿勢が少し甘いと,私は認識しておりますので,その辺のところは。 先ほども,市長から言われて直すなどというのは,言語道断なんですよ。市長が言わなければ直さないのですか,という答弁だったので,これもまたおかしな話で。もう少し,工事を請け負う方,それと発注するほう,少し意思の疎通といいますか,最悪の事態を想定した契約の仕方,それを履行するのが業者なので。履行できなかった場合の状態も,あえて業者には説明をして,責任の度合いをはっきりさせていただきたいというふうに私は思っておりますので。 今後,このような工期遅れ,納期遅れのないような発注システム,工事の進捗状況を常に精査するというような細かいところまで。何十億の仕事なので。少しでも工期に近づくじゃなくて,工期どおりに仕上げてくれれば問題ないわけですから,その辺のところをお願いしたいということでございます。以上です。 関口委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,石岡市役所本庁舎個別施設計画についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。 管財課長兼庁舎建設担当)管財課から,石岡市役所本庁舎個別施設計画のポイントについて,ご説明申し上げます。 まず,この個別計画は,平成28年度に策定された石岡市公共施設等総合管理計画に基づくものです。すべての公共施設について,本日ご審議していただくほか,今後,有識者等で組織する石岡市公共施設等総合管理計画委員会における審議やパブリックコメント等を経て,令和元年9月までに策定されることとなります。 それでは,お手元の石岡市役所本庁舎個別施設計画のポイントをご覧いただきたいと思います。初めに,基本的な考え方をお示ししております。石岡市役所本庁舎は存続するものとしており,大規模,中規模改修を行い,80年間の使用を目指すこととしております。また,防災拠点として,最も重要な施設と位置づけしております。 その下,1の対象施設でございます。名称,市役所,以下記載のとおりであり,配置部署につきましては,計27課でございます。 その下の2の計画期間は,令和2年度から令和21年度までの20年間としております。 その下,3の対策の優先順位の考え方は,本庁舎は,耐震性能の確保,水没しない浸水対策など,防災拠点として最も重要な施設と位置づけしてございます。 その下,4の個別施設の状態等は,平成30年度に建て替えを実施しており,免震工法を採用していることなどから,安全性は確保されております。 続きまして,裏面の5の対策内容と実施時期,対策費用は,上位計画である石岡市公共施設等総合管理計画では,既存建築物を標準で60年間使用し,躯体の状態が良好な場合には80年間使用することを目標としており,建物性能が確保できる状態を維持するため,20年周期で修繕・改修を行うものとしております。 対策につきましては,令和21年度に防水,外壁,給排水ポンプ改修などの中規模改修,令和41年度に断熱化を含む防水,外壁,開口部,昇降機改修などの大規模改修,令和61年度に中規模改修を行なうこととしています。なお,対策内容と実施時期につきましては,今後の財政事情や他の事業等との調整により,変更される可能性もございます。また,単価につきましては地域総合整備財団の更新単価を採用しておりますので,実際の事業費とは異なる可能性がございますので,ご了承いただきたいと思います。 最後に,6の今後の対応方針は,市役所は石岡市における最重要施設であり,石岡市のシンボル,防災をはじめとする様々な拠点となる施設で,今後は,石岡市公共施設等総合管理計画に基づき,施設の管理・運営を計画的に進めていくこととしております。 以上が,石岡市役所本庁舎個別施設計画のポイントについてのご説明でございます。よろしくお願いいたします。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,八郷総合支所の有効活用についてを議題といたします。本件について,執行部より説明を求めます。 支所総務課長兼恋瀬出張所長)八郷総合支所の有効活用について,ご説明させていただきます。 支所の有効活用については,平成19年度と平成29年度に実施しましたアンケート調査の結果による市民ニーズを踏まえ,平成27年度に多目的ホール郷の風,平成28年度にゆいてらすと整備を行いまして,現在は図書館機能を中心とした複合化について準備を進めております。この八郷総合支所の複合化につきましては,平成30年1月にアンケート結果を,9月に図書館等を中心とした支所の複合化についてのコンセプトやレイアウト案を,さらに,11月には個別施設計画の素案についてご報告させていただいた後,所定の手続きが完了いたしまして,平成31年3月に八郷総合支所等個別施設計画のメニューの1つとして策定されたところでございます。本日は,支所複合化に向けた今後の事業スケジュールについてご報告させていただきます。 資料を開きまして,八郷総合支所有効活用事業工程表をご覧ください。オレンジのグラフ,設計業務につきまして,本年度は支所複合化に向けた基本設計,実施設計業務を発注いたしまして,法令の基準や具体的な要件を踏まえまして設計協議に入っていくこととなります。業務の発注につきましては,現在考えておりますスケジュールといたしましては,基本設計,実施設計を一本にまとめまして,7月に指名競争入札での起工,8月中に請負契約を締結したいと考えてございます。 業務の内容といたしましては,集約化を行う各施設の要件や,支所本体の構造的な要件を鑑みながら,レイアウトや建物の改修内容について,取りまとめていきたいと考えてございます。 この設計内容につきましては,翌年度の工事費として要求させていただきまして,緑のグラフ,右側ですが,令和2年度に改修工事を行いたいと考えてございます。まずは4階部分を先行して工事を行いまして,完了次第,2階の業務スペースを4階に移転いたしましてから,2階の工事に入っていく計画としてございます。 また,先日愛称が決定されました旧議場を利用した多目的ホール「やさと響きホール」につきましては,本年度に改修工事を予定しておりまして,工事が完了次第,予定ではございますが,令和2年1月に利用を開始できればと考えてございます。 支所の複合化の設計業務につきましては,今後,個別施設計画を基本に設計内容を精査していくこととなりますけれど,現在の状況といたしまして,平成31年3月に策定されました石岡市立地適正化計画において,柿岡市街地につきましては八郷地域の中心的な役割を担う地域拠点として定められまして,支所だけではなく周辺施設のあり方を含め再検討を行った方が良いのではないかと考えられることや,4月の定期異動で支所にあった観光課,下水道課が本庁へ移転したことにより,さらなる空きスペースができたことが挙げられまして,今後,設計内容の具体的な協議を進めていく中で,これら情勢の変化や集約化する各施設の設置目的や必要な機能等の再確認を含めて設計に反映させまして,市民の利便性の向上を図ることが重要と考えまして,協議の内容によりましては柔軟な対応も必要と考えておりますので,その都度,委員会で報告させていただきたいと思いますので,ご理解いただければと存じます。以上,よろしくお願いいたします。 関口委員長)以上で,説明は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 櫻井委員)設計業務のオレンジ色の部分で,中央公民館図書室,農村高齢者センター,農村資料館,けやきの家というのが挙がっておりますけれど,以前から,更生保護団体におけるサポートセンターの設置をお願いして,八郷庁舎にそれを持ってくるという話を聞いているのですが,それは入るんですか,これから。 支所総務課長兼恋瀬出張所長)今ありましたお話につきましては,石岡市保護司会の石岡市サポートセンターというもののことであるかと思います。 こちらにつきましては,支所の複合化というメニューではなくてですね,行政で行っている機能の集約化。複合化といったもののメニューとは別でございまして,支所の中の空きスペースの中に,話としましては外部の団体,石岡市と連携していただいている団体ではございますけれど,そういったところの団体に対しまして,支所の空きスペースを貸し出しができるのではないかという,そういった話の中から可能であろうという状況で,今,お話をいただいているところでございます。 櫻井委員)ただ単に空きスペースを貸すというのではなくてね,いろいろ,保護観察の子どもたちとか,大人も含めて,面接等をやる場所なんですよね。そのほか,いろいろな相談を受ける場所ですから。スペースを単純に貸すというのではなくて,よくその辺のところを。どういうふうな使い勝手をするのかというようなことを,よくお聞きになってやられたほうがいいと思います。これは,守秘義務を守らなければならないということもありますから,そういうことも含めて,よく相談に乗っていただきたいというようなことで,よろしくお願いします。 支所総務課長兼恋瀬出張所長)ご意見のほう,ありがとうございます。その件につきまして,先方,保護司会の方々とご相談させていただいている中で,やはり,プライバシーの確保。事務室だけではなく,そういった相談スペースの確保もお願いしたい,必要であるということを認識してございます。それにつきましては,今後,協議のほうをさせていただきまして,できるだけ希望に添えるような形で進められたらなと思ってございます。 関口委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,その他として総務部防災対策課より発言を求められておりますので,これを許します。 防災対策課長)私から,水害時に係る避難発令基準等の見直しについてご報告いたします。お手元に配布しております資料のほうをご覧いただければと思います。 まず,見直しの背景でございますが,国の中央防災会議において,突発的に発生する激甚災害への行政主導のハード,ソフト対策は限界があることから,住民は自らの命は自ら守る意識を持ち,行政は,住民が適切な避難行動をとれるよう全力で支援する,避難に対する基本姿勢が示されたところでございます。さらに,平成30年7月豪雨の教訓から,災害発生のおそれの高まりに応じた防災情報の発信が必要との検討結果が示されたところでございます。 続きまして,避難勧告等に関するガイドラインの改定でございますが,内閣府は,中央防災会議の報告を踏まえまして,平成31年3月28日付けで避難勧告等に関するガイドラインを改正しました。住民が注意報の意味を直感的に理解できるよう,防災情報を5段階の警戒レベルに整理をしたところでございます。 裏面をご覧ください。避難発令基準等の比較でございます。左側の表が現行の避難情報の発令基準でございます。右側の表が,警戒レベル導入後の基準となってございます。これまで,市は台風等の豪雨時に,気象や水位情報等を注視しまして,災害対策本部長が3種類の避難情報を発令し,住民への避難行動を促してきたところでございます。右側の表,警戒レベル導入後でございますが,警戒レベルを用いた避難情報,住民がとるべき行動,発令機関を示しております。警戒レベルの数字が大きいほど危険度が高くなります。警戒レベル1,2は気象庁が発表します。3から5は市が発令していくことになります。 警戒レベル1から順にご説明いたします。警戒レベル1,2は,気象庁がテレビ,ラジオ,ホームページ等で注意報等を発令するタイミングで,警戒レベルを加えて発表してまいります。続きまして現行の避難準備・高齢者等避難開始は,警戒レベル3として,市が対象地域へ,避難に時間のかかる高齢者等の立ち退き避難を発令し,早期避難を促してまいります。その他の方については,避難準備を呼びかけてまいります。続きまして,現行の避難勧告,こちらは,警戒レベル4として,市が速やかな立ち退き避難を発令し,対象地域の全員避難を促してまいります。続きまして,避難指示(緊急)でございますが,こちらも警戒レベル4の枠として発令してまいります。避難勧告後,重ねて避難を促す場合に,発令してまいりたいと考えております。続きまして,警戒レベル5でございますが,新たに設定された災害発生情報を,警戒レベル5として,市が,可能な範囲で災害発生を伝え,屋内の高いところへ避難するなど,命を守るために最善の行動をとることを促してまいります。 表面へお戻りください。市の対応でございますが,1点目は,5段階の警戒レベルに合わせた市の発令基準を,発令要件となる河川の水位情報や気象情報を警戒レベルごとに整理を行ってまいりました。また,台風等の風水害時に,伝達文例にもありますように,避難情報に警戒レベルを加えた内容で,災害時に発令してまいります。2点目は,市民への周知でございますが,警戒レベルに合わせた避難行動,伝達文例等を紹介したチラシを作成しまして,広報いしおか7月1日号へ折り込み,また,市ホームページ等でも周知を図ってまいりたいと考えております。さらに,今後行われます防災研修や訓練等においても,啓発を図ってまいりたいと考えております。 以上が,水害等に係る避難発令基準等の見直しについての報告となります。 続きまして,石岡市シェイクアウト訓練の実施についての報告でございます。お手元に配布しております資料のほうをご覧ください。 今年で2回目となる,1分間の防災訓練,石岡市シェイクアウト訓練は,市内全域を対象としまして令和元年9月11日水曜日の午前10時から約1分間,参加者の職場,学校,自宅などさまざまな場所で実施し,地震発生時の三つの安全確保行動,まず低く,頭を守り,動かない,これを身につけるとともに,非常時対策や身の回りの安全対策などを行っていただき,参加者一人ひとりの防災力の向上を目的として実施をしてまいります。 昨年度の訓練は,市内学校,保育所,企業,団体等から86団体,8,859人の参加をいただきました。身を守る行動と備えの大切さを認識できた等のご意見をいただいたところでございます。 訓練内容でございますが,震度6弱の地震を想定し,午前10時に防災行政無線等から訓練開始の放送を合図に,その場で一斉に安全確保行動を1分間行っていただき,訓練終了後に,任意ではございますが避難訓練などプラスワン訓練を実施していただき,アンケートに協力いただく流れとなっております。 訓練の参加者は事前登録をし,ホームページまたはファックス,郵送等で行っていただく登録制となっております。事前登録期間は7月10日水曜日から訓練前日の9月10日火曜日までの2か月間を予定しております。 訓練の周知及び事前登録についての啓発方法でございますが,ホームページ,メールマガジン,広報紙等で周知を図るとともに,担当各課から,学校,保育所,福祉施設等へ参加啓発を行いたいと考えております。 以上が,シェイクアウト訓練の実施についての報告でございます。よろしくお願いいたします。 関口委員長)以上で報告は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,その他として発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ないようですので, この件は以上で終結いたします。 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,案文のとおり事由を示し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 関口委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で,本日の総務委員会を閉会いたします。 |