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令和元年度 全員協議会

 2月10日
出席議員 池田正文議長,菱沼和幸副議長,鈴木康仁議員,飯村一夫議員,新田茜議員,大和田寛樹議員,川井幸一議員,櫻井茂議員,石橋保卓議員,岡野孝雄議員,玉造由美議員,勝村孝行議員,谷田川泰議員,小松豊正議員,山本進議員,村上泰道議員,関口忠男議員,櫻井信幸議員,岡野孝男議員,徳増千尋議員,髙野要議員,鈴木行雄議員
市執行部 市長(今泉文彦),副市長(根本博文),市長公室長(加藤乃利明),財務部長(古内勝人),生活環境部長(齋藤秀幸)
議会事務局 局長(門脇孝),庶務議事課長(中山善正),書記(木﨑憲一)


池田議長)ただ今から,全員協議会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。
 本件説明のため,市長・今泉君,副市長・根本君,市長公室長・加藤君,財務部長・古内君,生活環境部長・斎藤君が出席しております。
 それでは,これより案件に入ります。なお,本日の議題であります「令和2年度石岡みらい創造プロジェクト」並びに「令和2年度石岡市予算案」につきましては,今後議案として提出されるものでありますので,本日は説明のみにとどめ,質疑がある議員におかれましては,本会議または今後設置されます予算特別委員会等でなされますようお願いいたします。それでは初めに「令和2年度石岡みらい創造プロジェクトについて」を議題といたします。本件について,執行部に説明を求めます。

市長)本日は,大変お忙しいところをお集まり頂きまして,ありがとうございます。最初に「令和2年度石岡みらい創造プロジェクト」についてご説明いたします。これは,市の「みらい創造」に向けて,令和2年度予算(案)における主な実施事業を,通常の事務事業や施策の垣根を越えて重点的に実施する6つのリーディングプロジェクトとして取りまとめたものでございます。内容につきましては,この後担当部長よりご説明いたしますが,平成30年度からスタートした「石岡みらい創造プラン」をこのプロジェクトを通じて着実に進めてまいりたいと考えております。議員の皆様や関係者のご理解を頂きながら,将来像である「誰もがいきいきと暮らし輝くまちいしおか」を目指し,石岡の個性が輝く魅力的なまちとするため,全力で取り組んでまいりたいと思います。「令和2年度石岡みらい創造プロジェクト」の詳細につきましては,担当から説明をいたしますので,よろしくお願いいたします。

市長公室長)それでは「令和2年度石岡みらい創造プロジェクト」の資料をご覧頂きたいと思います。市の方針である「みらい創造」に向け,「人口減少対策」「協働」「行財政改革」の3つを共通テーマとし,6つのプロジェクトを設定しております。
 ページをおめくり頂きまして,2ページをご覧願います。各プロジェクトの主な実施事業についてご説明いたします。赤で示されたものは,この中でも重点事業という位置づけで整理させて頂いております。初めに「結婚・子育て応援プロジェクト」でございます。新婚世帯および未就学児が同居する転入世帯に対し,家賃の一部を助成することで,子どもを生み育てやすい環境を整え,転入増加と定住を図る「子育て世帯および新婚世帯新生活補助金」,保育所や子育て相談等の機能を集約した,地域全体で子育てを支援する拠点づくりを目指す「子どもの森整備推進事業」,新生児聴覚検査費を助成することで,聴覚障害の早期発見,早期療育を図る「新生児聴覚検査助成事業」,医療相談アプリを0~3歳児がいる世帯に無料で提供することで,子育て世代の不安軽減等を図る「ICT等を活用した医療相談事業」,妊娠28週以降の妊婦が健診や出産のためにタクシーを利用した場合,その利用料金の一部を助成することで負担の軽減を図る「妊婦へのタクシー利用補助事業」となっております。
 次に,3ページをご覧願います。「教育改革プロジェクト」でございます。実施事業といたしまして,放課後児童クラブと放課後子ども教室を一体的に民間委託することで多様化するニーズに対応する「放課後子ども総合プラン運営事業」,中学校の特別教室に空調を整備し,子どもたちが集中して学習を行える環境を創出する「学校施設環境改善事業」,特別支援教育アドバイザーを設置し,より適切な就学支援に繋げる「特別支援教育充実事業」,新学習指導要領に対応した算数・理科のデジタル教科書の更新に加えまして,新たに国語・社会のデジタル教科書を導入する「デジタル教科書更新事業」,国指定特別史跡常陸国分寺跡の指定地等の公有地化を実施し,文化財の保存と活用を図る「国指定地等公有地化事業」。
 次に,4ページをご覧願います。「雇用・産業充実プロジェクト」でございます。実施事業といたしまして,地域経済の活性化を図るため,特定の区域に所在する空き店舗への新規出店に対し,店舗改修等に係る費用の一部を助成する「創業支援事業費補助事業」,県南地域で唯一登録されている,つくばね森林組合に出資し組合員となることで,森林組合と連携して森林管理を推進する「つくばね森林組合出資金」,朝日里山ファームにおいて,新たに果樹・施設園芸研修コースを創設し,新たな担い手の育成を図る「新規就農者支援事業」,耕作放棄地の再生作業に係る費用の一部を助成することで,耕作放棄地の解消と農地の有効利用を図る「耕作放棄地再生利用補助事業」,地域資源を活用した商業の振興を図るため,認証制度を構築し,市内外に広く魅力をPRする「石岡セレクト認証事業」。
 次に,5ページをご覧願います。「魅力アップ観光交流プロジェクト」でございます。実施事業といたしまして,石岡市りんりんタウン構想に基づき,自転車走行環境を整備することで,安全・安心に走行できる通行空間の確保を目指す「自転車環境整備事業」,茨城県フラワーパークのリニューアルにあわせ駐車場とふれあいの森を整備・改修することで,さらなる魅力向上を図る「茨城県フラワーパークリニューアル関連事業」,海外から誘客を図るための多言語版ガイドブックの作成と,おまつりを活用した積極的なPRを図るため,体験型イベント用山車製作を実施する「石岡のおまつり魅力アップ事業」,ドローンを観光・広報,防災・防犯等様々な分野でも活用する「無人航空機利活用事業」。
 6ページをご覧願います。「安全・安心・快適生活プロジェクト」でございます。実施事業といたしましては,石岡駅を中心としたまちづくりを展開し,幅広い年代が集まり,常に賑わいのある駅周辺エリアを実現する「石岡駅周辺整備事業(第2期)」,災害時の人命の保護と被害の最小化,迅速な復旧・復興を目指す「石岡市国土強靭化計画策定事業」,旧耐震基準に建てられた,耐震基準に満たない住宅に,耐震シェルター等を設置する費用の一部を助成することで減災を図る「耐震シェルター等設置費支援事業」,盛土造成地の所在を明らかにし,必要に応じて滑動崩落防止工事等を実施する「石岡市宅地耐震化推進事業」。
 次に,7ページをご覧願います。「生涯現役・健康プロジェクト」でございます。実施事業といたしましては,地域全体の医療機能の向上と持続可能な医療体制等の整備のため,病院整備に係る基本計画を策定する「地域医療対策事業」,介護保険の信頼性を高め,持続可能な介護保険制度の構築を目指す「介護給付等費用適正化事業」,ロタウイルスワクチン接種が予防接種法に基づく定期接種になることに伴い,令和2年8月生まれ以降の乳児を対象に接種に係る費用の全額を公費負担とする「定期予防接種事業」,自転車のまちづくりを推進する「りんりんタウン構想推進事業」。
 8ページをご覧願います。次に,これらプロジェクトを推進する上での共通するテーマとして掲げている「人口減少対策」,「協働のまちづくり」,「行財政改革の推進」についてでございます。まず,「人口減少対策」では,「立地適正化計画及び地域公共交通網形成計画」の推進を図り,コンパクトなまちづくりと持続可能な公共交通について検討を進め,人口減少時代における持続可能なまちづくりを進めます。関連事業といたしまして「石岡駅周辺整備事業(第2期)」がございます。
 次に,「協働のまちづくり」につきましては,「協働まちづくり推進事業」の中で,市民と行政の共通理解のもと,地域コミュニティの育成や市民がまちづくりに参加しやすい環境づくりを進めます。関連事業といたしまして,将来に向け地域の魅力づくりを支えていくための「コミュニティ活動補助金」,生活環境向上と地域の愛着や住民の一体感の醸成に繋がる「地域協働支援金」がございます。
 最後に,「行財政改革の推進」につきましては,「公共施設等総合管理計画」の推進を図るため,行政と市民が情報を共有し,共に考えながら適切な進行管理を行ってまいります。関連事業といたしまして,今後の市民会館のあり方を検討する「市民会館整備にかかる基礎調査」,石岡市消防施設等総合整備計画に基づき実施する「愛郷橋出張所整備事業」がございます。以上,「令和2年度石岡みらい創造プロジェクト」について,ご説明させて頂きました。私からのご説明は以上でございます。

池田議長)以上で「令和2年度石岡みらい創造プロジェクトについて」の説明は終わりました。次に…。

〔「追加です」と呼ぶ者あり〕

池田議長)次に,「令和2年度石岡市予算案について」を議題といたします。本件について,執行部に説明を求めます。

市長)ただいまの説明に追加させて頂きます。茨城県フラワーパークリニューアル関連予算案については,茨城県が今月20日の発表を予定しています。茨城県の定例記者会見に私が同席して,ふれあいの森整備予算など,石岡市と茨城県が一体となって進めるリニューアル案を共同で発表する予定です。これが追加の部分です。
 次の議題として,「令和2年度石岡市予算(案)」がまとまりましたので,ご説明させて頂きたいと思います。令和2年度は「石岡みらい創造プラン」の3年目を迎え,人口減少・少子高齢化問題など,様々な課題への取り組みを迅速に展開するため,積極的な予算編成を行ったところであります。
 お手元の資料「令和2年度石岡市予算(案)」をご覧頂きたいと思います。1ページの第1表総括表は,各会計の予算規模でございます。一般会計は344億6,000万円となり,昨年度と比較すると,12億2,919万6,000円,3.7パーセントの増でございます。特別会計の合計は229億7,943万5,000円となります。昨年度と比較いたしますと21億5,532万3,000円,10.4パーセントの増となりました。一般会計と特別会計の合計は574億3,943万5,000円となり,昨年度と比較すると33億8,451万9,000円,6.3パーセントの増でございます。以上が,新年度の一般会計と特別会計の予算案でございます。なお,新年度予算案の詳細につきましては,担当からご説明させますので,よろしくお願いいたします。

財務部長)私からは,新年度予算(案)につきまして,お手元の資料「令和2年度石岡市予算(案)」により概要をご説明させて頂きます。
 それでは,お手元の資料1ページをご覧願います。まず,第1表総括につきましては,各会計の予算額を示してございます。一般会計の予算額は344億6,000万円で,昨年度と比較いたしますと12億2,919万6,000円,3.7パーセントの増となってございます。これは,民生費で「プレミアム付商品券事業」の皆減などにより2億3,700万円ほどの減,土木費で「上曽トンネル整備事業」の減などにより6億3,100万円余りの減となりましたが,衛生費で「清掃一般事務費」の増などにより8億3,100万円余りの増,消防費で「愛郷橋出張所整備事業」の増などにより4億5,100万円ほどの増となったことなどによるものでございます。
 続きまして,特別会計の予算額でございます。9会計の合計は229億7,943万5,000円となります。前年度と比較しますと21億5,532万3,000円,10.4パーセントの増となりました。これは,国民健康保険特別会計で「国民健康保険事業費納付金」の減などにより3億3,300万円余りの減となりましたが,介護保険特別会計で,介護サービス給付費の増により8億500万円ほどの増加となったこと,公共下水道事業会計で,会計制度変更に伴い新たに減価償却費等を計上したことや,工事費等の増加により13億9,700万円ほどの増となったことなどによるものでございます。この結果,一般会計と特別会計の総合計は574億3,943万5,000円となり,前年度と比較いたしまして33億8,451万9,000円,6.3パーセントの増となりました。
 ページをおめくり頂きまして2ページ,第2表一般会計における歳入の款別予算額でございます。前年度と比較いたしまして,増となった主なものでございますが,市税が98億4,669万8,000円で2,420万7,000円,0.2パーセントの増となってございます。これは,市民税で法人に対する税率の見直し等により減額を見込むものの,固定資産税や環境性能割で増額が見込まれることから,増となったものでございます。内訳でございますが,「個人市民税」が7,000万円ほどの増,「法人市民税」が2億500万円余りの減,「固定資産税」が1億6,200万円余りの増,「環境性能割」が900万円余りの増,「市町村たばこ税」は1,700万円余りの減,「都市計画税」が400万円余りの増となってございます。なお,先ほど述べました法人市民税の税率の見直しによる減収分の補填といたしまして,新たに法人事業税交付金が創設され7,800万円を見込んでございます。
 地方交付税は82億6,400万円で7億1,203万円,9.4パーセントの増となってございます。これは,普通交付税が合併算定替えの縮減等の影響はあるものの,基準財政需要額の増加などにより2億3,000万円の増となったこと,震災復興特別交付税が,広域ゴミ処理施設建設の負担金に伴い5億1,100万円余りの増となったことなどによるものでございます。
 繰入金は17億8,554万8,000円で,5億2,954万5,000円,42.2パーセントの増となってございます。これは,「公共施設整備基金」や「庁舎整備基金」などの特定目的基金に加え,「財政調整基金」からの繰入金も増となったことによるものでございます。
 市債は34億5,650万円で5億2,430万円,17.9パーセントの増となってございます。八郷総合支所にかかる「庁舎有効活用整備事業債」や「新広域ごみ処理施設整備事業債」が増となったことなどによるものです。
 一方,減となった主なものでございますが,国庫支出金は49億7,264万4,000円で,3億3,898万9,000円,6.4パーセントの減となってございます。これは,「社会資本整備総合交付金」が2億7,000万円の減となったこと,「プレミアム付商品券事業費補助金」が8,600万円の皆減となったことなどによるものです。
 諸収入は6億3,085万4,000円で,3億1,180万2,000円,33.1パーセントの減でございます。これは,「プレミアム付商品券売上収入」が皆減となったこと,などによるものでございます。
 次に3ページでございますが,第3表一般会計の歳出の款別の予算額でございます。初めに,総務費は29億7,714万1,000円で,「総合支所庁舎有効活用事業」の増などに伴い2億4,937万円,9.1パーセントの増。民生費は119億7,040万2,000円で,「プレミアム付商品券事業」の皆減などにより2億3,664万円,1.9パーセントの減。衛生費は44億6,728万9,000円で,「清掃一般事務費」における霞台厚生施設組合負担金の増などにより8億3,131万2,000円,22.9パーセントの増。農林水産業費は9億9,255万7,000円で,「多面的機能支払交付金事業」の増などにより1,785万3,000円,1.8パーセントの増。商工費は7億6,373万2,000円で,「観光対策経費」や,「フラワーパーク管理運営費」の増などにより1億5,084万8,000円,24.6パーセントの増。土木費は41億9,679万2,000円で,「上曽トンネル整備事業」の減などにより6億3,118万1,000円,13.1パーセントの減。消防費は21億3,790万6,000円で,「愛郷橋出張所整備事業」や「防災行政無線整備事業」の増などにより4億5,062万6,000円,26.7パーセントの増。教育費は31億1,469万9,000円で,「国体開催事業」が皆減となりましたが,中学校費の「学校施設環境改善事業」が皆増となったことや,「放課後児童健全育成事業」が増となったことなどにより2億9,510万2,000円,10.5パーセントの増。公債費は32億6,783万6,000円で,10年借換債の償還が増となったことなどから1億2,518万円,4.0パーセントの増。最後に,諸支出金は2億6,602万6,000円で,ふるさと応援寄附金を積み立てる「ふるさと応援寄附金基金費」が減となったことなどから3,270万2,000円,10.9パーセントの減となりました。
 続きまして,4ページをお開き願います。第4表,令和2年度における主要事業施策概要でございます。丸印が付されております事業が,新規事業でございます。左側から事業名,事業概要,予算額を記載しております。後ほどご確認頂ければと存じます。これらのうち,特に重点的に実施する事業につきましては,先ほど説明のございました,別綴りの「石岡みらい創造プロジェクト」に記載されているところでございます。
 次に,大きくページをおめくり頂きまして32ページでございます。第5表は,当初予算案における性質別経費の内訳でございます。下段の比較増減の係数を中心に,主なものを申し上げます。人件費は54億6,441万4,000円で,1億5,036万2,000円,2.8パーセントの増でございます。物件費は46億1,300万9,000円で1億2,663万5,000円,2.8パーセントの増でございます。扶助費は73億3,325万8,000円で4,605万円,0.6パーセントの増でございます。補助費等は73億1,276万3,000円で21億6,556万円,42.1パーセントの増でございます。普通建設事業は35億6,342万7,000円で1億88万2,000円,2.9パーセントの増となっております。
 次に,33ページの公債費は32億6,773万円で1億2,518万円,4.0パーセントの増でございます。繰出金は22億7,604万5,000円で14億5,823万8,000円,39.1パーセントの減でございます。
 次に,35ページと36ページは,第6表普通建設事業の内訳でございまして,先ほどご説明しました第5表,性質別内訳の普通建設事業の詳細となっております。後ほどご覧おき願いたいと存じます。
 次に,37ページは,第7表都市計画税の使われ方でございます。同様に,後ほど,ご確認頂ければと存じます。
 次に,38ページは,第8表市町村交付金(社会保障財源化分)が充てられる社会保障4経費その他社会保障施策に要する主な経費でございます。地方消費税交付金の充当先を示すものでございます。地方消費税交付金のうち社会保障財源化分8億3,065万7,000円の充当先は,社会福祉及び社会保障関係の繰出金と保健衛生関係の扶助費としております。以上が「令和2年度石岡市予算案」の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

池田議長)以上で「令和2年度石岡市予算案について」の説明は終わりました。次に「石岡地方斎場の第2期整備に伴う合併特例債の見直しについて」を議題といたします。本件について,執行部に説明を求めます。

市長)石岡地方斎場の第2期整備に伴う合併特例債の見直しについて,ご説明させて頂きます。石岡地方斎場では,待合スペースの不足を解消するため,待合室を増築する準備が進められてきました。令和2年度において,工事関連予算(案)が増となる計画であり,構成市の負担も大きくなることから,財源として合併特例債の活用を第1期整備に続き提案するものでございます。合併特例債の見直しの詳細については,担当からご説明させて頂きますので,よろしくお願いいたします。

市長公室長)お配りしております「合併特例債活用事業一覧」をご覧ください。これまで合併特例債を活用する事業としてご説明しておりましたものは表中の1番から16番までの事業でございまして,ご覧の通りとなっております。今回この中に「第2期斎場整備事業」を追加し全部で17の事業に合併特例債を活用してまいりたいと考えております。この事業につきましては,5番に記載されている「斎場整備事業」の2期工事として実施されまして,待合室2室などを整備するものでございます。
 続きまして,合併特例債の発行額の見込みについてご説明いたします。今回の「第2期斎場整備事業」に係る必要な財源として,特例債8,400万円を追加いたします。その結果,全事業の合併特例債の総発行見込み額は187億3,999万8,000円となります。石岡市の合併特例債については,人口規模によりまして約202億円という発行上限がございますが,今回の「第2期斎場整備事業」に伴う見直しはその範囲に収まるものとなります。以上が「第2期斎場整備事業」に伴う合併特例債の見直し状況でございます。

池田議長)以上で「石岡地方斎場の第2期整備に伴う合併特例債の見直しについて」の説明は終わりました。
 なお,質問にあたっては,質問のみ1人5分,再質問までとさせて頂いておりましたが,先ほどの議会運営委員会において,質問について再度審議を頂いたところでございます。今後の質問につきましては1人5分とし,時間については変更ございませんが,再質問までという部分は削除するということで見直されたところでございます。よろしくご理解のほど頂きたいと思います。それでは,この件に関して,ご質問等がございましたらお願いいたします。

櫻井(信)議員)ただいま,斎場2期工事ということで,待合室の増設というようなお話を伺いました。あそこを使っている方たち,また,使ってみて思うのは,式場の使い勝手の悪さなんですね。今後,この式場に関してはどのようなお考えがあるのか,お聞かせ願いたいと思います。

生活環境部長)現在の待合室は,40人部屋が4室ございます。今後新設するのは60人部屋を2室でございます。部屋を大きくした理由につきましては,近年の高齢化とともに火葬の利用件数も増えまして,待合室の需要が増えたことによりまして,部屋を大きくするものでございます。以上でございます。

櫻井(信)議員)それは,わかるんですよ。ですから式場,今予約しても取れない状態が続いておりますよね。石岡地方斎場を使いたいという方がたくさんいらっしゃるんです。これは私,斎場議員やってる頃からひとつでは足りませんよということを言っていまして,大きく取ってそれを二つに割って使いますからというお話だったんですけれども,辞めている間にちっちゃいものひとつになっちゃったものですから。そういう点で,式場についてはどのようなお考えがあるのかということをお尋ねしています。

生活環境部長)式場関係につきましては,組合と今後とも協議してまいりたいと考えてございます。

小松議員)かなり初歩的なことを聞くかもしれませんけれども,合併特例債が次々と追加されてきますけれども,合併特例債の限度額,先ほど言いましたよね202億。これはどのようにして決められるものなのですか。限度額の算出の仕方をお聞きしたいと思います。

市長公室長)これは,標準全体事業費計算書というものに基づいて計算していくんですけれども,石岡市ですと平成17年の合併ですので,その当時の人口の区分によりまして補正係数等がございます。180億円という金額を基にしまして,そこから人口に関する補正係数を計算して,石岡市の場合ですと202億円という計算上の数字が出てまいるということでございます。

小松議員)202億ということなんですけれども,この合併特例債事業の合計,これは304億1,888万ではないんですか。これとはどのような関係になりますか。事業費の合計,これはそういう意味でしょ。

市長公室長)この表の見方でございますけれども,この「事業費」という部分は総事業費でございまして,これは304億で議員おっしゃるとおりでございまして,その財源の内訳の「特例債」という部分の合計が先ほどご説明しましたものになります。以上でございます。

小松議員)187億だから202億までまだ枠があると。わかりました。

飯村議員)合併特例債で今17番まであるんですけれども,実際今この上曽トンネルをやっていますけれども,それに関する合併特例債の上曽上林,それについて一定の理解をしていると思うんですけれども。上林から八郷中学校入口までですか,それについて進捗状態はどのようになっているんですか。

市長公室長)こちらの事業に関しましては,平成19年度から事業が開始しておりまして,平成31年度末で進捗率51.2パーセントということで,こちら第一期ということで把握してございます。

飯村議員)今,トンネルがたぶんできる工程で決まっていると思うんですけれども,上林から中学校入口まではたぶん特例債の事業として,もう完全に含まれている訳なんですよ。その事業が買収も何もされていないような形になっていると思うんですけれども,そのへんとかはどういうふうになっていますかね。

池田議長)飯村議員に申し上げます。本日全員協議会の議題については,「石岡地方斎場の第2期整備に伴う合併特例債の見直しについて」でございますので,その件につきましては所属委員会等でご審議頂ければと思います。
ほかに質問等ございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田議長)ないようですので,本件については以上で終結いたします。
執行部におかれましては,ご退席頂いて結構でございます。ご苦労さまでございました。

〔「執行部のいるうちに。よろしいですか」と呼ぶ者あり〕

髙野議員)今日ですね,全協もありまして,そういった中で5分間の質疑ということでね,全協は質疑ありだということで,大変いい傾向になってきた訳であります。しかしながら今日,このリーディングプロジェクトですか,そういった中で,大切なね,本当にちょっと聞いてみたいということがたくさんあるかと思うんです。この部分が質問事項に入らない,値しないということは,議長権限で今お話しを頂いたんですけれども,どういうことなのかちょっと。議長の見解で結構です。

池田儀議長)ただいまのご質問にお答えいたします。みらい創造プロジェクト並びに予算案等につきましては,今後予定されております本会議または設置予定の特別委員会でご審議を頂きたいと思います。これにつきましては,全員協議会の場が事前審査の場になることを避ける意味でそのように申し上げたところでございます。

〔「わかりました。ありがとうございます」と呼ぶ者あり〕

―執行部退席―

池田議長)次に,令和2年度石岡市一般会計予算案のうち,議会費について事務局から説明を求めます。

庶務議事課長)最後お時間を頂きまして,今回の令和2年度一般会計予算案の中で議会費の内容につきましてご説明をさせて頂きたいと思います。別に資料をご配布しております。資料のほうでご覧頂きたいと思いますが,昨年度と比較をしておりまして,主なものについてご説明させて頂きます。
 最初に,職員等人件費でございます。令和2年度の議会事務局職員の人件費にかかる経費総額としまして6,885万円を計上いたしております。資料にございますように,令和2年1月1日現在の職員数を基に積算しておりまして,前年度より688万7,000円の増となっております。これは昨年度の予算におきまして,令和元年度予算計上時には退職職員がいる場合には,新規採用職員として新年度予算を計上することとなっておりまして,昨年度が今までより低い金額で計上していたものでございますので,今回その分が増となっているものでございます。
 次に,議員活動運営経費でございます。予算額は2億153万9,000円でございます。前年度比232万6,000円の増額となっております。主なものとしましては,議員共済負担金150万5,000円の減でございます。これは市議会議員共済会から負担率が示されるものでございまして,毎年減少しているものでございます。
 次に,被服類購入費62万4,000円の増でございます。これは,近年全庁的に災害への対応が増えておりますことから,執行部において災害対策本部の幹部職員に対しまして防災服の整備を行うにあたりまして,市議会におきましてもそれに合わせまして防災服を整備するというものでございます。
 次に,議場等設備保守委託料214万5,000円,こちらは新規でございます。昨年度新しい議場となりまして,今年度から議場,委員会室,この全員協議会室もそうですけれども,機器設備等の保守委託を行うものでございます。
 次に,システム使用料108万3,000円の増でございます。こちらは,昨年度開始したインターネット中継システムの使用料で,昨年度は予決算特別委員会の中継については,定例会の中継に合わせ試行的に行っていたところでございましたけれども,今年度本格運用といたしまして,その分が追加になっているものでございます。
 次に,事務局経費でございますが,令和2年度予算額は395万6,000円でございます。前年度比31万5,000円の増となっております。これにつきましては,議長車の車検に要する経費が増となっているのが主なものでございます。以上,令和2年度の議会費の予算につきまして,主なものをご説明させて頂いたところでございます。

池田議長)以上で説明は終わりました。何かご確認しておきたい事がございましたら,お願いいたします。

石橋議員)被服の購入費の中で,議員防災服の購入ということになっておりますけれども,この議員防災服というのは,いかなる場面で着用すべきものなのか,まずお伺いいたします。

庶務議事課長)防災服をあらためて整備するにあたりましては,今後正式な要綱などをですね,議会運営委員会などであらためて整備していって頂ければと事務局としては考えておりまして,主なものとして想定できますのは,総合防災訓練でありますとか,あるいは出初式でありますとか,全議員の皆さんが災害なり,そういう場面の訓練であったり,そういう時に参加される際にそれにふさわしい服装ということで,あらかじめ全議員で揃えるという方向で検討して頂きたいと考えるところでございます。

石橋議員)公費で購入をして統一を図るということでありますので,今事務局からありましたような方向性でよろしいのかなと思います。それについては,重ね重ねにはなりますけれども,あくまでも公費で作る部分ですから,そういうところの意思統一,例えば今説明がありました防災訓練,出初式,そういう部分についての統一した着用というか,そういうところの要綱なり申し合わせなり,そういうのが必要になってくるのではないかなと思いますので,一言ご意見申し上げました。

池田議長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

池田議長)ないようですので,今後質問等がある場合は,直接事務局へお問い合わせ願います。以上をもちまして全員協議会を閉会いたします。





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