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議会中継
  


 第2回委員会 (11月18日)
出席委員 鈴木光雄委員長,川村良一副委員長,嶋田佐登子委員,関町芳弘委員,菱沼一夫委員,池田正文委員
市執行部 教育長(小松崎忠),教育次長(草間暁),参事兼教育総務課長(小沼茂夫),参事生涯学習担当(真家寛),学校管理課長(以後崎隆),学校教育課長(菱沼敏之),中央公民館長(桜井藤雄),文化振興課長(鈴木正治),スポーツ振興課長(芳藤丈夫),学校給食課長(山本敬司),中央図書館長(鈴木幸子),石岡教育事務所長(渡辺勝男)
議会事務局 議事法制課係長(中山善正)



鈴木委員長)ただ今から,文教委員会を開会いたします。その前に一言ごあいさつをしておきたいと思います。今回の新しい議会の構成の中で,不肖私が委員長をおおせつかりました。ご覧のように年式が古いものですから,皆様方と一緒に走れるかどうかわかりませんが,精一杯努力していきたいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。
本日の委員会は,新市発足後,執行部の出席を求めて開催する初めての委員会であります。つきましては,文教委員並びに執行部との情報の共有化,そして円滑なる委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願いいたします。
それでは,これより審査に入ります。本日の審査は,文教委員会における所管事務並びに主要事業についてであります。
次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりであります。なお,生涯学習課長・田崎君については,あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出がありましたので,ご報告申し上げます。
それでは,冒頭にも申し上げましたとおり,新市発足後,初めての委員会審査でありますので,最初に,委員の自己紹介をいたします。

〔各委員自己紹介〕

鈴木委員長)この他に本日藁科議員が欠席をしておりますので,本日は以上6名で審査にあたりたいと思います。よろしくお願いたします。
それでは審査に入る前に,執行部におかれまして,はじめに自己紹介をお願いいたします。

〔執行部自己紹介〕

鈴木委員長)ありがとうございました。それでは,執行部から提出されております資料に基づいて審査を進めていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

教育次長)私の方から簡単に教育委員会の組織機構についてご説明申し上げます。1ページでございます。教育委員会は教育総務課,学校管理課,学校教育課,生涯学習課,文化振興課,スポーツ振興課,学校給食課の7課と中央公民館,中央図書館の2館。それから石岡教育事務所の10課で組織をしておりまして,教育長以下職員109名で職務を行っております。また各課の職務の内容につきましては,2ページから4ページにかけて記載をしてございますので,後ほど目を通していただければと思います。また,それぞれの主要事業につきましては,参事及び各課長よりご説明をさせていただきますので,よろしくお願いをいたします。

参事兼教育総務課長)それでは教育総務課の所管に係ります平成17年度の主要事業施設概要につきましてご説明を申し上げます。一番上の学務一般経費では,奨学金給与196万8,000円がございますが,石岡市奨学金16名,青木奨学金4名,計20名で,経済的理由から就学が困難な高校生に支給をするものでございます。月額8,200円で返済の義務はございません。次に学校管理運営経費で防犯用ブザー配布経費で28万4,000円になってございますけれども,今年も新入生491人に配布いたすものでございます。4月11日に配布をしてございます。在校生につきましては昨年配布済みでございます。つづきまして教育活動振興経費では一番下にございます学校図書館の嘱託員報酬がございます。小中学校図書館の整備,それから貸し出し業務の充実を図るために,司書教諭補助者を配置するものでございます。小学校では5名を補充いたしまして,東小を除き1人2校の掛け持ちとなります。小中とも大規模校では月・水・金の3日間,小規模校につきましては火・木の2日間の勤務となっております。また同じく教育活動振興経費では石岡,八郷とも,小中学校ともパソコン教室に小学校各20台,中学校各40台を配布してパソコン授業を展開してございます。次に教育振興支援事業でございます。小学校費ですが,石岡,八郷ともにクラブ活動への助成金。それから扶助費としまして,準要保護関係の扶助の経費がございます。また八郷に小学校,中学校ともに運動会補助金がございます。石岡では学校管理運営経費の中に体育奨励費という項目で小中学校に配布されてございます。
 つづきまして,6ページの教育振興支援事業の中学校分でございます。進路指導対策の補助がございます。中学校における進路指導に要する経費を計上してございます。最後に幼稚園教育振興事業でございます。石岡,八郷ともにございます私立幼稚園教育振興費助成補助金,呼び名は違いますけれども内容は同じいずれもご父兄の負担の軽減を図るという趣旨で設けられているものでございます。また,私立幼稚園預かり保育推進事業補助金でございますけれども,子育て支援対策として幼稚園において預かり保育事業を行っている私立の幼稚園に補助するものでございます。以上でございます。

学校管理課長)学校管理課の所管に係ります平成17年度の主要事業概要についてご説明させていただきます。学校は子供たちにとりまして1日の大半を過ごす学習並びに生活の場でございます。良好な環境を提供いたしまして子供たちが適切な状態で過ごせるよう次のような事業を行いまして取り組んでまいりたいと思います。資料6ページの中ほどになります。小学校学校維持管理費の予算額合計で石岡分が3,058万7,000円,八郷分につきましては4,940万4,000円の経費が計上してございます。小学校併せて19校分の維持補修等の学校管理経費でございます。つづきまして北小学校校舎改築事業の耐力度調査委託料でございますが,国庫負担事業といたしまして認定を受けるための前提条件で耐力度調査を実施するものでございます。不動産鑑定委託料でございますが,北小学校校舎改築に伴いまして必要といたします用地を取得するための鑑定委託料でございます。用地につきましては,現在の校舎の裏側の隣接地を購入する考えで進めてございます。現在の状況ですが,地権者の内諾を得ておりますが,相続が済んでない方がおりますので,お願いしているところでございます。またその他の今後の予定といたしましては,18年度現在予算見積もりの段階でございますが,18年度に実施設計委託料と建築用地造成工事について進めてまいりたいと思います。つづいて中学校学校維持管理費でございます。小学校と同様の内容でございまして,石岡分1,513万8,000円。八郷分2,375万3,000円でございます。この経費につきましては,中学校併せて8校分の教育施設の維持補修等に要する経費でございます。最後に幼稚園維持管理費210万6,000円でございますが,この経費も同様に幼稚園2ヶ所の維持管理費でございます。以上でございます。

学校教育課長)学校教育課の所管に係ります平成17年度の主要事業概要についてご説明を申し上げます。学校教育課に関しましては7事業ございます。7ページをご覧いただきたいと思います。1つ目にあります学校教育一般経費でございますが,一昨年度から発足いたしました学校評議員報酬,教育研究会に対する補助金,8月に終了いたしました中学2年生20名を派遣する石岡市中学生海外派遣事業委託料でございます。
 2つ目の学校教育支援事業でございますが,不登校児童生徒の未然防止,あるいは解消のための事業でございます。具体的な中身としましては,市内の児童生徒あるいは保護者を対象とした教育相談をする教育カウンセラーの報酬,適法指導教室に来られない児童生徒への対応をする学校適応指導員の報酬,適応指導教室嘱託員の報酬というのが主な内容でございます。
 3つめに語学指導事業がございます。これは市内の中学校を中心に配置しておりますAET4人に対する報酬が中心でございます。石岡分2名につきましては,年度当初県国際化協会からの派遣でしたが,9月以降は委託業者からの派遣2名となっております。八郷分2名につきましては,県国際化協会からの派遣1名,委託業者からの派遣1名となっております。
 4つ目に教育活動指導員配置事業がございます。1つは障害があり小学校に在籍して,特に配慮をしていかなければ教育に支障があるという児童を対象としまして,教員の補助者として5名の指導員を配置するという事業でございます。もう1つ複式学級指導員報酬が載っておりますが,これは関川小学校が複式学級の学級編成になり,2つ学年が一緒に教育活動を展開いたしますので,教員1人では教育の質的な低下を招く懸念が予想されますので,非常勤の教員免許を持ったものを配置することによって現在複式になっております3,4年生のそれぞれの教育目標に沿った活動が展開できるように配慮したものでございます。
 5つ目にTT特別配置事業でございます。小中学校で国の少人数加配がなされていない学校に対しまして,TT非常勤講師を配置し,きめ細かな指導および効果的な授業を展開する事業でございます。
 6つ目に教育振興支援事業でございます。これは小学校の教科書採択替えという年ですので,指導書購入等に伴う経費,研究指定校への補助であるのびのびスクール事業推進費でございます。
 7つ目に心の教室相談員配置事業でございます。本年度石岡中学校,府中中学校,柿岡中学校区にスクールカウンセラーが配置されておりますが,それ以外の中学校にも心の教室相談員を配置しまして子供たちのカウンセリング,あるいは悩みの相談にあたるという事業でございます。委員の皆様には,別紙としまして平成17年度石岡市立学校(園)一覧当1枚がございますが,これを配布させていただきました。10月1日の合併に伴いまして小学校が19校,児童数の計が4,813人。中学校が8校ありまして,生徒数が計2,430人。幼稚園が2園,園児数が計45人。子供全体の園児,児童,生徒数の計が7,288人となってございます。以上,学校教育課所管に係ります概要等についてご説明を申し上げました。

参事生涯学習担当)それでは生涯学習課についてご説明申し上げます。本来でありますれば課長の田崎がご説明申し上げるところですが,欠席のため私がご説明申し上げます。7ページでございます。生涯学習課社会教育振興事業,家庭教育学級講師謝礼及び家庭教育推進事業59万8,000円と168万3,000円について,これは旧石岡市の幼稚園保護者及び小中学校の1年生の保護者を対象として事業を行っております。家庭教育学級の講師に対する謝礼ということになります。また,旧八郷町で行っております家庭教育推進事業は小中学校が開催し運営する家庭教育学級に対する補助金でございまして,講師謝礼及び運営経費等がございます。
 つづきましてPTA連絡協議会に対する補助金でございますが,旧石岡及び旧八郷で補助金に差がございます。といいますのは,各学校における研修視察におけるバス代等の補助金が含まれている関係上,金額に差があるものでございます。また,PTA連絡協議会につきましては,旧石岡の国府中学校が事務局となりまして,国府中学校の会長が連絡協議会の会長に就任している関係でございます。それから土浦・石岡地方社会教育センター負担金192万2,000円でございます。これにつきましては,2市町村が合算した額になっております。社教センター負担金の総額が6,490万円になっております関係で約3%が新石岡市の負担金になっております。
 つづきまして市民講師等謝礼でございます。30万円で計上しております。これは市民の方々に講師登録をしていただきまして,研修会に派遣するというシステムでございます。16年度の実績で申し上げますと,派遣回数が46回で1,395人の方々にご利用いただいております。つづきまして中央大会等の講演会等委託料の59万8,000円でございますが,生涯学習の集いに中央大会特別講演を実施します講師の謝礼等でございます。17年度につきましては,2月11日土曜日にひまわりの館におきまして家庭教育学級の実践事例発表やオアシス運動の表彰など,講演会と併せて実施いたしております。つづきましてオアシス運動の18万円でございますが,みんなが明るく和やかに声を掛け合う運動を継続的に推進するために,啓発用の看板を設置するものでございます。つづきましてふるさと少年教室でございますが,土曜日及び日曜日を利用いたしまして,旧八郷庁内4,5,6年生の児童を対象に体験を通じた授業を年3回ほど実施してございます。11月12日東京の科学技術館で体験学習を実施いたしました。
 つづきまして旭台会館管理経費でございますが,区画整理事業の記念会館として建設されたものでございますが,平成15年度に石岡市移管となりました。生涯学習所管の施設といたしまして,管理運営を石岡市開発公社に委託しておりましたが,今回の合併によりまして生活環境部市民会館の方へ所管替えとなっております。
 つづきまして青少年育成事業でございます。市民の会及び町民会議は,青少年の**育成の推進するため各種団体及び組織が加盟している地域ぐるみの活動を推進するための組織でございまして,その組織に対する補助金でございます。
 つづきまして8ページでございます。子供会育成事業でございます。子供会フェスティバル事業につきましては,八郷地区におきましては10月13日に総合運動公園におきまして八郷ふれあいまつりとタイアップいたしまして開催いたしました。また石岡地区におきましては11月3日に運動公園で開催いたしているところでございます。いずれも子供会育成連合会の会員の皆様方が中心となって子供たちのイベントを実施いたしております。また子供会育成連合会の補助金は2市町の合併した金額になってございます。

中央公民館長)8ページでございます。公民館としては,いずれにいたしましても公民館活動につきましては,中央公民館,それから各地区公民館,石岡,八郷も含まれますが,内容的には講座,講座を終了しての同好会等が中心な内容は,同じような内容でございます。まず中央公民館の件でございますが,維持管理経費,それから運営経費,こちらが管理運営の経費でございますが,屋外キューピクル修繕が主なものでございます。
次の中央公民館事業経費でございますが,こちらは先ほど申しました講座が中心でございまして,それに加えまして事業の実施の経費でございます。内容といたしましては公民館まつり,花いっぱい運動推進,七五三祝,高齢者学級等でございます。
 次に各公民館維持管理等経費でございますが,こちらは地区公民館といたしまして,石岡分,八郷分と分けて載せてございます。石岡分といたしまして,東地区公民館空調修繕,城南地区公民館の浄化槽改修工事,こちらの方が主なものでございます。それから八郷分につきましては,通常経費,管理経費と運営経費でございます。
 次に各公民館の事業経費でございますが,こちらの方も地区公民館の経費でございまして,石岡分と八郷分に分けてございます。内容いたしましてはやはり公民館ですので,講座開設経費,各事業の実施経費,こちらが主なものでございます。以上でございます。

文化振興課長)文化振興の資料に基づいてご説明をいたします。8ページでございますが,発掘調査経費,予算額としまして2,403万9,000円の予算が計上されておりますが,事業内訳といたしまして,常陸国衙跡の第5次発掘調査の経費としまして1,805万円でございます。事業内容としまして,場所としましては石岡小学校の校庭でございます。前期調査としまして,小学校の夏休み期間中に校舎前の通路部分,約200平方メートルを前期調査をいたしまして,すでに完了しているところでございます。後期調査としまして,校庭の東側約800平方メートルを10月に着手いたしまして,現在発掘調査をしております。また常陸国衙の第4次発掘経費500万円につきましては,平成16年度に実施いたしました発掘調査の出土遺物の整理作業に要する経費でございます。
 次に文化財保護保存及び普及経費1,322万3,000円でございますが,今年度の事業といたしまして,愛宕山古墳復旧工事39万5,000円,一里塚石碑改修工事20万円であります。愛宕山古墳復旧工事は,古墳の墳丘部が崩れておりますので,**工事を実施いたします。一里塚の石碑改修工事につきましては,石碑が傾斜しており,危険であるため改修をするものでございます。また,善光寺楼門の屋根補修につきましては,県の補助を受けまして,屋根の補修をするものでございます。その他史跡管理委託料380万円でございます。
 次に芸術文化振興事業520万8,000円でございますが,事業内容としましては,総合文化祭の委託料213万円でございますが,文化協会加盟の20団体によります文化祭を文化協会に委託しまして,10月,11月にかけまして実施するものでございます。芸術祭の開催事業135万円につきましては,中央公民館において開催されます美術展,***によります美術の事業に対します補助金でございます。以上でございます。

スポーツ振興課長)それではスポーツ振興課の事業内容について述べさせていただきたいと思います。資料につきましては,8から9ページにかけてでございます。この中で主なものにつきまして説明をさせていただきたいと思います。まず体育振興活動経費の中のスポーツ推進事業委託料40万円でございますけれども,これにつきましては,委託先は石岡市の体育指導員協議会に委託をして事業を実施しているものでございます。内容的には初心者向き,あるいは少年少女向きのスポーツ教室を開催いたしまして,スポーツ人口の底辺拡大を図るとともに,体力づくり,健康増進に寄与するためにスポーツの推進を図るというもので,16年度につきましては,初心者テニス教室,健康体操教室,少年少女テニス教室,少年少女スキー教室,少年少女ミニバスケット教室を開催いたしております。17度につきましては,すでに開催したものといたしまして初心者テニス教室,ソフトバレーボール教室,少年少女テニス教室を開催いたしております。今後少年少女スキー教室,あるいはエアロビクス教室などを開催したいというふうに考えているところでございます。それからスポーツイベント事業というのがございます。スポーツイベント事業実行委員会に委託をして実施しているものでございます。内容としましては国内におけるハイレベルな指導者による技術指導や実践でのプレーを見ることにより,技術の向上やスポーツの振興を図ることを目的とする事業でございます。内容としましてはスポーツイベント事業実行委員会において決めていただいているものでございます。参考までに平成16年度までに実施したものにつきましては,野球教室,サッカー教室を開催しております。野球教室におきましては,住友金属鹿嶋公式野球部の関係者を招いております。サッカー教室につきましては,鹿島アントラーズの関係者を講師に招いております。そういう形で実施をいたしました。17年度につきましては5月にトライアスロンの講演会を実施しております。講師にはシドニーオリンピックとアテネオリンピックの2つのオリンピックに出場いたしました,牛久市出身だということですけれども,***キヨミさんという方を招いております。これからになりますけれども,剣道教室,バドミントン教室,スポーツ講演会などを実施したいというふうに考えております。それから9ページの方に入りまして,八郷の運動公園関係の方でやはり体育進行活動経費という中にスポーツ教室開設事業が載っております。16年度におきましてはソフトバレーボール教室,ニュースポーツ教室ということを実施しております。あとはスキー教室というようなものを開催したそうでございます。17年度につきましては,ニュースポーツ教室,太極拳教室,夏休みスポーツ教室というふうなものを開催いたしました。今後スキー教室を予定しているというところでございます。それからスポーツイベント事業というのがございます。八郷でのスポーツイベント事業につきましては,スポーツ大会を開催する事業の経費というようなところでございます。この経費で実施しているものにつきましては,16年度につきましては,町民ハイキング,ソフトバレーボール大会,ウォーキング大会,八郷駅伝大会,町民マラソン大会などを開催いたしているところでございます。17年度につきましても町民ハイキング,ソフトバレーボール大会,ターゲットバードゴルフ大会などを開催しておりまして,今後八郷駅伝大会などを開催していく予定になっているところでございます。以上でございます。

中央図書館長)中央図書館についてご説明申し上げます。図書館運営経費としてインターネット検索システム経費として55万4,000円でございますが,県立図書館をはじめ県内約40図書館のネットワークの構築をいたしまして,相互貸出等に利用されておりますシステムの経費でございます。つづきまして書誌情報ファイルシステムの経費でございますが,こちらは株式会社ニッパンとオンラインで結ぶことにより,直接選書,発注ができて,大幅に納入期間の短縮,サービスの向上に寄与するシステム経費でございます。図書購入費1,500万円につきましては,9月末現在で約616万円分の購入を済ませております。つづきまして地区図書館管理運営経費でございますが,こちらは中央公民館図書室に係る経費でございます。図書整理賃金といたしまして,週一日の計算で31万8,000円を計上しております。図書購入費については100万円を挙げております。図書館分館として,東,城南地区公民館がございます。その中に図書室がございますが,オンラインで結んでおりません。今後図書館サービスの向上を図るため,財政が厳しいところではございますが,図書館情報のネットワークの構築を図りたいと考えておりますので,皆様ご理解,ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。以上でございます。

学校給食課長)資料の最後のページになりますが,まず石岡給食センターでありますが,1日5,000食で実施してございます。その賄費が2億1,738万9,000円でございます。賄費イコール給食費ということになります。それから学校給食配送委託料でございますが,トラック3台ということで2,221万1,000円でございます。それから調理用備品でありますが,学校用の配膳台,あるいは****ということで186万2,000円でございます。次に八郷の給食センターでございますが,1日約2,800食でございますが,これも給食費イコール賄材料費ということで,1億2,873万1,000円でございます。それから学校給食配送委託料でございますが,同じくトラック3台で1,324万5,000円でございます。調理用備品は石岡と同じようなものでございます。以上でございます。

石岡教育事務所長)石岡教育事務所の業務についてご説明申し上げます。石岡教育事務所は,石岡市役所の1階西側に,元経済部があったところに開設されました。職員につきましては,私を含め4人の職員で業務にあたっております。総合窓口業務としまして,文化財関係の仕事と生涯学習関係の****ということで仕事を行っております。学校関係につきましては,児童生徒の転入,転出等の受付,区域外就学等の受付,出先機関との連絡調整を主な仕事として行っております。以上です。

教育次長)私の方で若干補足をさせていただきたいと思います。皆様のお手元に封筒に入っております資料につきましては,歴史関係の資料ですとかでございますので,あとで見ていただければと思います。
 2つ目としまして中央公民館につきまして,八郷町の社会福祉協議会から840万円の寄贈がございました。これまで図書室の整備ということで進めてございまして,図書室の脇にございます町史の編纂室がございます。その編纂室を図書の閲覧室ということで改造をいたします。図書室と閲覧室を,80センチ×180センチぐらい抜きまして,行き来ができるような状況になるわけでございます。併せまして図書の購入,また書架,テーブル,椅子等の購入をする予定で進めてまいります。
 給食センターの関係でございますが,皆様のお手元に図面があると思いますが,これにつきましては16年度に実施設計が終了してございます。ただ,石岡市と八郷町の合併で合併特例債を利用して建築をするということで決定した事業でございます。今年度審査をしていただくことになろうかと思いますけれども,17年度本予算の中で設計の見直しということで1,000万円計上してございます。また工事につきましては,18年度の単年度工事ということで進めてまいりたいと思いますので,ご理解のほどいただければと思います。

鈴木委員長)大変ありがとうございました。以上で説明は終わりました。ただ今の説明について,質問等ございましたら,挙手によりお願いいたします。

川村委員)学校教育課のことなんですが,教育活動指導員配置事業とうことで介助員報酬,複式学級指導員報酬等もございますが,これは石岡だけの話で17年度進んでいたと思いますが,今後ですと八郷地区の小学校,中学校等におきまして,これは前なかったのかなと思うんですが,そのことに関して要望等があればそれをつけるのか,あるいは今後その予算額になってくるのかちょっとお伺いしたいなと思っております。

学校教育課長)今年度八郷地区と石岡地区が,別個なんですが,障害児の就学指導員会というのを何回かに分けて行っております。その結果を踏まえまして八郷地区の方でも介助員が是非必要だというようなことがあれば,検討してまいりたいと思っております。以上でございます。

川村委員)極論からいくと,それはつけられるということですか。それとも検討というと,ご存知のようにそれはやらないというような我々イメージを受けてしまうんですが,それを本当にできるのか,できるようにしたいのか。それからまた基本的にいいますと,これは小学校だけで石岡の場合つけておりますが,今後小学校6年生から中学校1年生になったときに,養護学校行ける方はいいんですが,行けないでそのまま地区の中学校に進学したというときに,これに対してもそのままではすまないかと思うですが,そこのところはどうでしょうか。

学校教育課長)議員がおっしゃられるとおり大きな課題だと思うんですけれども,現在の一人ひとりの障害児の持つ状況について,まだ全部は終わっていないんですが,方向付けて,就学指導委員会の中でどうしたほうがいいだろうかといういろんな具体策が出されております。それを保護者にお伝えしながらよく相談していきまして,最終的には要望に沿ったような形で予算が計上できれば進めていきたいと考えております。

川村委員)わかりました。それじゃあがんばって予算をとっていただけるように念じておりますので,お願いしたいと思います。もう1点なんですが,確か石岡の場合ですと学校サポートチームというのがあるんですが,特に今回,先日新聞報道にもなりましたけれども,その問題に関してそういうときこそサポートチームというのを活用しなければいけないはずなんですが,例えばこれなんか最初からトラブルがないと予算にはあげられないと思うんですが,それが動かないとそれこそ本当に形骸化しているだけで,いけないのかなと思います。それから教育委員会から我々委員の方に,その仔細まではいなくてもある程度その内容を教えていただかないと今後の対策ということで難しいのかなと思っております。これは学校当局もそうですし,PTAとか学校評議員会,それから警察等の方,それから教育カウンセラーと,その方々が一丸になってやるように私は記憶しているんですが,それらを動かさないと,まさにやらなきゃいけないこれは事案じゃないかなと思うんですが,それに関しまして先日警察の警察安全課の課長,たまたま名前が○○(個人名)という方なんですよね。****のお話を聞かせていただきましたが,最後に学校当局,教育委員会等から働きかけがあった趣旨を聞いてたんですが,それに関しては別に働きかけはなかったということですので,そうしますと何のためにそれをつくっているのか,今後それを動かすことが可能なのか。動かさなければいけないと思うんですが,それを伺いたいと思います。

学校教育課長)議員のおっしゃるように新聞報道がなされましたが,その概要についてちょっと最初にお知らせをしたいと思います。11月2日の朝刊に石岡市の中学2年男子生徒が傷害の疑いで逮捕されたという記事が載っておりました。この男子生徒は10月24日午前11時半から午後1時ごろにかけて,同じ中学1年生男子4人をトイレや廊下に呼び出し「調子にのるな」などと脅し,顔面を殴るなどして全治4から7日の軽傷を負わせた疑いです。臨時校長会を開きまして,教育長から安全で楽しい学校づくりに力を尽くして欲しいと指導いたしました。また,該当中学校長に対しましては,次のことを指導いたしました。1つが加害生徒に呼び出しや言いがかりをしないように注意するとともに,その保護者にもお願いする。2つ目が被害生徒が安心して安全に学校に来られるような具体策を被害生徒の保護者に示すということ。3つ目が,加害生徒の様子に改善が見られないときは,出席停止の措置をとる。学校からは,生徒が安全に安心して学校生活を送るために,次のようにしていきたいという報告がありました。当分の間,登校時から下校時まで校舎の各階フロアに職員を2人以上配置する。全学年のPTAに呼びかけまして,生徒を見守る体制づくりをしていく。PTAの本部役員等にも事実の報告をするとともに,具体的な対抗策を練り上げていく。親父の会等の組織に対しましても巡回体制の協力を呼びかけたりしているのが,今の段階でございます。
 今議員のおっしゃった学校サポートチームというのが,昨年7月に石岡地区の方で発足いたしました。これは石岡警察署とか,石岡地区の保護司会とか,石岡警察所管内の少年指導員連絡会,それから土浦の児童相談所とか,市役所の関係各課,各学校の校長,生徒指導主事,こういう人たちが組織として入っておりますが,サポートチームの目的としましては,学校だけでは対応が困難ないじめや不登校の問題への対応ということでございます。それから児童生徒の登下校時の安全確保,不審者に対する対応のためのサポート活動,そういうふうな活動をするために発足されたわけでございます。現在も学校サポートチームの指導員がいるわけなんですが,常時石岡警察署と連携をしながら情報をもらって活動をしているところでございます。今回につきましては,現在指導員が事件のあった中学校に行って子供たちの様子を見ながら学校をサポートしている段階でございます。その様子を踏まえまして,サポートチーム全体を集めたり,あるいは特別なプロジェクトチームを組んだりということもございますが,今の方向としまして様子を具体的に見ているという段階でございます。以上でございます。

川村委員)内容はわかりましたけれども,ただこれは少年のことですので,実際は首謀者と思われる方々が実際には逮捕されていると,それでこれを基本にいいますと一度の傷害等の問題だけでは多分逮捕はなかったと思うんですね。今までもそれに近いことがあったんではなかろうかなと推測はしてるんですが,しかもその一連の中に,早生まれのために2年生でも13歳で,14歳に満たなかったために逮捕にならなかった方もいらっしゃると,実際にはK君とH君だと思うんですが。やはり今この事例を基にしてサポートチームを立ち上げてやってみないことには,せっかくつくった意味もないと思いますし,保護者の方々や実際に被害にあっている,また今後被害にあわれるという危惧を持っている生徒たちもいると思いますので,その辺のところを十分に考えたうえで処置をしていかないと,また後々後手後手にまわりますとそういう被害届が提出されたことによってはじめて事件化するみたいな,そういうことじゃなくまず先ほど言いましたように,そういうことがないような学校にするべきなんで,それを念頭において動かないといけないのかなと,それじゃないとサポートチームをつくった意味がありませんし,本来専門家の方々を交えながら,各方面からの意見を集約して学校を直していかなければならないと,私はそう思ってるんですが,課長の方はどう思っていらっしゃるか,あるいは教育委員会全体がどういうふうに思っていらっしゃるかわかりませんので,その辺のできれば決意の程を伺えれば私も安心してこの質問をやめられるんですけれども。

学校教育課長)確かに議員がご指摘する点もございますが,今中心的に活動しております学校サポートチームの指導員の様子を聞きながら今後早急に対処の方をしていきたいと思います。

教育長)今サポートチームの組織としての動きを活性化しなさいというようなご指摘がございました。現在その中学校の方には派遣してございます。予算も相当の予算を向けてご協力をいただいております。当該校の校長先生とかと十分協議いたしまして,荒れた学校が回復した経緯とかそういった事例を参考にしながら,そしてまた組織としての情報交換を互いにしあうというというようなことでお話申し上げました。サポートチームが議員さんがおっしゃるような姿で活動できていない部分もございます。全部で60名ぐらいの組織になるんですが,課長の方からもございましたようになかなか****することは難しいということがございます。中心となって活動いただいている***には*****でございます。以上でございます。

川村委員)私が言っているのは,例えば今教育長が言った,全員集まれば60人ぐらいになってしまうからできないということかなと思うんですが,だったら最初から60人じゃなくて,30人とか20人でサポートチームをつくればいい話で,ただその組織をつくるときにこれで動くか動かないかわかってつくっているはずですから,そんな動かないようなやつをつくってどうするんですかと思います。だったらもう少し小さいのをつくってすぐにでも活動できるものを別な形でつくったらどうですか。私はそう思いますが,いかがですか。違うんですか。だって60名集められないからこれはできませんといったら,このサポートチームは何にもならないんじゃないですか。そうしたらそんなものないのと同じですから,だったらできるものをつくっていただきたい。そう思いますが,いかがでございましょう。

教育長)組織としては六十数名にはなるんですが,場合によっては今議員さんがおっしゃったように小グループで,部分的な部門で活動するグループもやっているわけですから,相当の大きさのもので解決する問題では全員が集まってやると,そういった組織でございます。ですからこの問題に関しては小グループでやるということでございます。

川村委員)何度言ってもすれ違いがあると思いますので,ただこの事例に関しては本当にサポートチームを動かすべきだと思うんですよね。しかもパートで動かすんじゃなくて,きちんとした形でのサポートチームを,別枠でつくるかなんかしながらこれはやらなきゃいけないと,なぜかといいますとやはり家庭の環境,周りの環境もございますので,それがこのままで収束するとは私思っておりません。しかも今後これ以上悪くなったら問題が出ますので,普通の場合で14歳の少年が逮捕されるということは並大抵ではないと思うんですよ。普通の一般の大人がその辺で窃盗をしたと,勤めている先によっては非常に大きな報道になる可能性はありますが,そういうものではないと思うんです。もっともっと深いところにあると思いますので,原因究明云々じゃなくて,まずは被害者を救って,しかも学校がそういう事例が今後起きないような学校に,またはその地区だけじゃなく他の学校もそういうふうにならないような指導をしていかないと。まして今回は八郷地区と石岡地区と単純計算でいきますと倍の学校になっておりますので,確かに皆様方も大変かもしれませんが,でも数が大きくなったんだからそこまで面倒見切れないよとか,そういうことじゃなくてですね。もっともっと力を入れていただいて今後教育指導をしていただかないと,学校の先生方,PTAだけではなかなか解決できない問題だと私は思っておりますので,その辺のところを十分にお含み置きいただきまして,この会議が今日だけになってしまいますので,そうじゃなくて後々までもそれを十分考えていい生徒指導をしていただければありがたいと思います。

鈴木委員長)暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

鈴木委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。時間の関係が若干ありますので,特にこの際質問するならこれだけはというのを絞ってお願いいたします。

菱沼委員)手短にということですので1つだけお伺いしたいと思います。教育振興支援事業というのがございます。いわゆる旧石岡,旧八郷というような形の中で合併,そして今後小学校,中学校一体化の運営が望まれるわけなんですけれども,特に教育振興支援事業の中で,中学校で進路指導,あるいはクラブ活動といろんなものがあるわけですけれども,金額に八郷と差があるのかなと。どっちかというと八郷の方が大分恩恵にあずかっているのかなと,そういうふうに見させていただいております。今後このような問題をどのような方向で調整されていくのか,この1点だけお伺いいたします。

参事兼教育総務課長)先ほどの,例えば進路指導対策,生徒指導など確かに石岡と八郷は違いますけれども,この中で実際石岡では他の項目で補助金という形になっておりまして,例えば職場体験学習にしても他の項目で載っている部分もございます。こういう形で補助金ということで挙げますとこういうふうに差がでますけれども,実際は他の仕事の中で組まれている部分もございますので,相対的に極端な差が出ないような調整をしていくつもりでおりますし,総合的な部分で判断すれば各学校当たりにそれほどの金額の差はないと理解はしております。

菱沼委員)それでは部活だけに絞らせていただきます。クラブ活動補助金,そして八郷の方はクラブ活動育成補助金というようなことになっているんですけれども,ちょうど倍違うんですよね。八郷町なんですけれども,石岡市の現在のような形になると,いわゆる子供たちを乗せていくバス代もなくなってしまうんだというお話を聞きましたので,今差異はないというお話だったんですが,実際は差異があるんで,この辺のところお話を聞かせてください。

参事兼教育総務課長)これはいずれにしましても石岡ではそれほど配当されていないという部分もありますので,努力していくということでよろしくお願いいたします。

菱沼委員)石岡の方保護者の方はどうしてますか。やっぱり部活動バスでは行ってるんでしょ。

教育次長)クラブ活動に関わらず学校行事につきましては,市の予算で基本的にはやるということで石岡市も実施しております。またクラブ活動で,関東大会などで県外へのものにつきましても,全額市の方で負担しておりまして,バス代等につきましても,教育振興費などで小中学校のバス代は対応しております。ただ学校によりましては,足りないという学校もありまして,逆に余ってしまう学校もあります。そういう調整を事務局の方で行っております。いずれにいたしましてもクラブ活動だけの補助金で見ますと,旧八郷と旧石岡では差がございます。合併協議,事務事業の調整の中でも今後調整をしていくというところがございます。私どもとしてはいずれ旧八郷町に近づけたいということで財政当局と予算の話し合いをしております。

池田委員)学校管理課の中で北小学校校舎改築事業ということで,耐力度調査委託料あるいは不動産鑑定委託料が計上されているわけでございます。この事業につきましては,将来建て替えを前提にしたものであることは理解できますし,あるいは旧八郷町の柿岡中学校も老朽化をしているということでございますので,いわゆる少子社会の中で,これは福祉部との関係もあるとは思いますけれども,今後明らかな子供が増える状況が見込めない中での改築という側面もあると思います。そういった中で今後子供の増減の推計についてどのようにお考えか,まず1点お伺いしたいと思います。

教育次長)北小学校につきましては,確かに120名ぐらいの児童数です。ただそれにつきましては,今後5年間ぐらいの推移を見ますと同じ程度で推移するようでございます。ただ全体的に見ますと,石岡市27校ございますけれども,将来的には旧石岡,旧八郷という中で統合というものも視野に入れていかなければならないのではないかと思っております。ただ北小の場合には,皆様ご存知かと思いますけれども,老朽化というよりも耐震調査で非常に危険度が高いというような調査結果が出ましたので,急遽今回合併特例債の事業に追加をいたしまして建築をするということになりますので,本来ですと時間があれば合併したあと,****とか府中小学校とかそういう中での****に検討しなくてはならないんではないかと思いますけれども,現在のところは北小学校はこういう状況の中で,市長からも建築をするということで土地の購入もほぼ内諾をとっておりますので,実施してまいりたいと考えております。

池田委員)次長の方から学校の統廃合について一部言及があったわけでございます。今後私自身も統廃合ということも必ず必要になるときが来ると思っております。そこで確認の意味を込めましてもう一度統廃合についての方向性がございましたら,言える範囲で結構ですのでもう少し仔細にお伺いしたいと思います。

教育次長)統廃合というものについて,具体的に教育委員会の中でそういう話し合いをしたことはございませんので,今の段階では白紙というようなことです。

池田委員)必要になってさてどうしようということでは困りますので,ご検討あるいは研究なされることを要望しておきたいと思います。
 次に中央公民館事業経費,各種講座開設経費234万4,000円でございます。各地区公民館の館長さん裁定によりまして各種講座が開設されていると聞いております。実は過日ある方から相談を受けた件がございまして,講座を開きたいんだけれどもなかなか詰まっていたり既存のものがあるので,講座開設が難しいというようなことでございましたが,中央公民館,あるいは地区公民館館長さん裁定でどのような方法をとって各種講座が開かれているのかお伺いをしたいと思います。

中央公民館長)各地区公民館それぞれ講座開設に関しましては,各地区の特徴といいますか,****におまかせしていたといことが****でございます。これからにつきましては,企画部などとその点をこれから詰めていかなければならないとは思いますけれども,できるだけ十分な効果が得られるようにしていきたいとは思っております。

池田委員)生涯学習ということが叫ばれて久しいわけであります。また市民の方も非常に興味を持って参加をされているわけでございますし,例えばある講座が数年休止している状況の中で,その更新といいますか,各種講座の選定につきましてはよく見ていただければと思います。これは要望でございます。以上です。

嶋田委員)学校総務課の方で,TT非常勤講師人件費で,石岡分と八郷分とあるんですけれどもその違いを教えていただきたいのと,スポーツ振興課の方で八郷総合運動公園の朝日スポーツ交流施設なんですけれども,実際そこの施設を使用する場合には,八郷運動公園の方に行って申請をして,朝日の方を使うという形を今まではとってたみたいなんですよね。運動公園まで申請しに行くんだったら,朝日の方の人にしてみれば手間がかかるわけで,できれば運動公園まで行かなくても朝日の方で直接借りられないかということをお願いしてきたんですけれども,その後どうなったかお聞きしたいんですけれども。

スポーツ振興課長)ただ今,朝日スポーツ交流施設ということで,昔の朝日小の体育館でございますが,現在のところは従来どおりの形でやっているところなんですけれども,運動公園まで行って申請をしないで朝日スポーツセンターの方でできないかということについては,具体的に内部では話をしていなかったものですから,その点については地域の皆さんの意見を十分に取り入れた形でするようにまず内部で調整をしたいというふうに考えますので,よろしくお願いいたします。

学校教育課長)TT非常勤講師の件でのご質問にお答えいたします。先ほどご説明申し上げましたようにTT非常勤講師につきましては,国の少人数加配がなされていない学校ということで。国の少人数加配がなされている学校というのは,1学級あたり36人以上の学級を保有している学校。小学校では13学級以上,中学校では7学級以上とか,ある程度の大きさの学校,そういうのが国から少人数加配として教員配置されます。それが配置されていない,もう少し規模の小さな学校に対して手厚く子供たちがきめ細かな教育ができるようにということで配置しているわけでございますが,石岡分につきましては,現在4校がTT非常勤講師の配置校になっております。また八郷地区におきましては,単学級が多い関係で,それから人数が36までいない学級数とかが多い関係で,10校ほどTT非常勤講師の配置になっております。

関町委員)スポーツ振興課の関係で,各種講座といいますか,著名人を招いての講座の件でございますが,例えばバドミントンというお話がございましたので,今後の予定をお伺いしたいと思います。

スポーツ振興課長)先ほどの説明の中で,運動公園のスポーツイベント事業の中でバドミントン教室を考えていきたいというようなことを申し上げました。講師については現在交渉中なんですけれども,石岡市出身でシドニーオリンピックにも出場した○○○○(個人名)さんという方を招いて,スポーツ教室を冬の間に開催したいということで,現在交渉しているところでございます。交渉がまとまりましたら実施したいと思っておりますので,よろしくお願いいたします。

関町委員)私ごとで大変恐縮なんですが,私の孫も2人バドミントンをやっておりますので,井川さんというと大変活躍された方ということで,子供たちがこれからやる気をおこすためにも必要なことだと思いますので,是非よろしくお願いいたします。

鈴木委員長)他に発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,以上で,所管事務及び主要事業等の審査を終了いたします。
次にその他の件で,何かございましたら,この際お願いいたします。

教育次長)本来生涯学習課が担当しておりますが,本日課長が欠席しておりますので私の方でご説明をさせていただきたいと思います。お手元にお配りしております「石岡市複合文化施設建設基本構想(抜粋)」に基づきまして簡単にご説明をさせていただきたいと思います。2ページをお開きいただきたいと思います。一番上の「1.敷地の取得と概要」というところですけれども,平成9年石岡市が,神栄製糸株式会社の工場跡地27,478.10平米を13億7,400万円で取得したものでございます。そして現在基本構想の策定を進めているわけでございまして,それにつきましては平成16年度の単年度事業で進めていたわけですけれども,急遽八郷町との2つ合併が決まりましたので,1年間繰越しをした事業でございます。
 2ページの「2.関連計画のながれ」にございますが,平成13年2月に中心市街地活性化プラン,石岡市中心市街地活性化基本計画。平成14年3月に神栄跡地を考えるワークショップ事業報告。平成16年3月に石岡市の主要施策推進調査,支援委託事業報告書が出ております。平成16年1月に神栄跡地利活用計画報告書が出てございます。こういうものを受けまして現在進めているわけでございまして,今言いました関連計画の概要につきましては,3番の(1)から(4)まで書いてございますので,後ほど読んでいただきたいと思います。
 そういう中でなぜ複合文化施設ということかということですけれども,3ページの中で,歴史文化の伝承と,図書館を核とし,歴史や文化が学べる,体感できるスペースを整備すること,このようなことを受けて現在進めております。
 整備の方法でございますが,3ページにございます。神栄跡地におきましては,整備基本構想として図書館,博物館,文化ホールという3つが整備すべき施設として,主要施策の調査の中では出された経過がございます。しかし当初これが出された時点では4市町村の合併ということが進んでおりましたので,文化ホールを含めた形となっております。これが今度は合併の枠組みが2市町という形になりましたので平成16年の11月,石岡市の常任委員会の中で協議をいたしまして,文化ホールの部分を削除いたしまして,図書館,市民ギャラリーを中心とする施設の整備,それから図書館,博物館を中心とした施設の整備というようなことで基本構想を進めているところでございます。そういう中で具体的には,12ページに記載してございますけれども,「1.施設計画の方針」として図書館単独案と図書館と郷土館というような博物館的な施設の複合案を現在進めてございます。そういう中で複合案となる場合の施設の考え方でございますが,ここに書いてあるようなことで進めてございます。また広場・公園計画の方針等もここに記載しているような形で,広場,公園,駐車場計画等についてこれまで進めてまいりました。そういう中で現在,配置というようなことで最後に1案,2案,3案というような形で,どのような配置がよいかというような状況を提示してございます。これにつきましても旧石岡市の委員会の中で協議を進めた中で,この3案からよいものを選んで方向をまとめていくようなことで協議がされてきたところでございますので,今後こういう案がいいということでこの常任委員会の方で方向性をお決めいただき,3月までにはこの基本構想をまとめていきたいと考えております。繰越事業ですので,3月までには基本構想をまとめなくてはならないということで進めております。まだ時間がありますので,皆さんのご意見をいただきながら進めてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

鈴木委員長)この件に関しまして,何かございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ないようですので,その他の件で他に発言はございませんか。


川村委員)この複合文化施設も1つでありますし,この教育委員会につきましては,箱物と称されるものが数多く合併特例債に挙げられております。それらに関してハードはもちろんソフト面も兼ねまして先進地視察を早急に実施してはいかがかと思います。

鈴木委員長)今,文教委員会として,ただ今の構想を含めた先進地の視察をやってはどうかということですが,これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)それでは,期日並びに視察場所につきましては,委員長にご一任願います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。他に発言はございませんか。

教育次長)18年度以降,教育委員会の事業につきましては先ほどもございましたが,皆さんもご存知かと思いますけれども,合併特例債の事業が教育委員会でたくさんございます。現在考えられておりますのは,来年度,石岡給食センターの建設。17年度の予算で設計見直しを行いまして,18年度単年度で完成をいたしまして,19年度稼動というようなことで考えております。また,北小学校についても来年度実施設計で,再来年度建築ということで進めたいと思っておりますが,財政の問題もありますので,ずれる可能性もあろうかと思います。その後は順番的には柿岡中学校の改築,それと併せて東小学校の改築,それとただ今ご説明しました複合文化施設の建設。箱物ばかりで5つの事業が教育委員会で今後10年間で予定されておりますので,今後皆様と協議をしながら進めてまいりたいと思います。

鈴木委員長)次に,教育委員会所管施設の調査についてを議題といたします。
 市内の教育委員会所管の施設につきましては,その現状を調査するため,本日の委員会終了後,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
以上で,本日の文教委員会を閉会いたします。



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