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議会中継
  


 第3回委員会 (12月13日)
出席委員 鈴木光雄委員長,川村良一副委員長,嶋田佐登子委員,関町芳弘委員,菱沼一夫委員,藁科登委員,池田正文委員
市執行部 市長(横田凱夫),助役(菊地武雄),企画部長(中村栄),教育長(小松崎忠),教育次長(草間暁),参事兼教育総務課長(小沼茂夫),参事生涯学習担当(真家寛),学校管理課長(以後崎隆),学校教育課長(菱沼敏之),生涯学習課長(田崎徹),中央公民館長(桜井藤雄),文化振興課長(鈴木正治),スポーツ振興課長(芳藤丈夫),学校給食課長(山本敬司),中央図書館長(鈴木幸子),石岡教育事務所長(渡辺勝男)
議会事務局 事務局長(太田光幸),議事法制課係長(中山善正)



鈴木委員長)おはようございます。ただいまから文教委員会を開会いたしたいと思います。
直ちに本日の会議を開きます。
 本日の議題は,議案第8号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管に係る部分についてでございます。なお,一般会計予算及び特別会計における当委員会の審査範囲は,お手元に配付いたしました審査区分表のとおりであります。
 次に,付託案件の説明のため,本日委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
なお,今期定例会中における当委員会の開催は,本日及び12月15日に予定されているところでありますが,市長,助役,企画部長が出席いたしますのは本日のみとなりますので,各委員にはよろしくご了承願います。
 これより議事に入ります。議案第8号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち当所管に係る部分を議題といたします。
これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

川村副委員長)川村でございます。最初に,まず195ページの,これはほんの一部なんでございますが,19のところですか,新治地区社会教育委員会委員連絡協議会負担金が4,000円,その上の土浦地方社会教育主事協議会負担金2,000円,それから,県社会教育委員会委員連絡協議会負担金1,000円等々ございますけれども,この少額の負担金,そういうものに関して,上にも8,000円とか,1万円足らず,それから1,000円,2,000円に関して,これがなければいけないのか,それともこういう少額のものをわかるような形で,これが本当の負担金なのかどうなのか,ちょっとお尋ねをしたいと思います。

生涯学習課長)ご質問の件にお答えいたします。まず,県社会教育主事負担金の4,000円,以下1,000円単位のものにつきましては,既に負担金を支払った残額でございます。具体的に申し上げますと,県社会教育主事負担金は,予算額は石岡市と八郷町の合計が1万円でございました。負担金は6,000円,これは既に納付してございます。その残額が残金という形で予算計上上残ってしまったという4,000円でございます。
 それから,土浦地方社会教育主事協議会負担金,こちらも2か町村の予算合計額が2万7,000円,負担金の合計額が2万4,700円,2,300円という残金で,予算上2,000円という残金でございます。以下,新治地区社会教育委員連絡協議会の負担金は,2か町村合計が4万2,000円,負担金の合計が3万7,800円,4,200円の残金。それから,県社会教育委員連絡協議会負担金,こちらは予算額の合計が1万3,000円,負担金が1万1,800円,1,200円の残金。それから,県視聴覚教育振興協議会負担金も予算額3万5,000円に対しまして3万1,200円,残金が3,800円と,いずれも残金が予算計上上残ってしまったという形でございます。以上でございます。

川村副委員長)ありがとうございます。残金ということで,ただ,この総額が全額でも1万円未満であるということで,もうちょっと今の簡素化,または予算を今切り詰めているところでございますので,これらのところをどうかなと思いまして,お伺いをさせていただきました。
 第2点目なんですが,この予算書を私,一生懸命見させていただいたんですが,この中に,今騒がれております,不審者等の被害から子どもを守るための予算が,私にはちょっと見当たりません。その辺のところをご説明をお願いしたいんです。といいますのは,今,小学校低学年の女子生徒たちが襲われるというか,殺害されているケースが多いわけでございますが,先日,多分,関係者は皆さんご存じのはずなんでございますが,まだ2週間ぐらい前に,八郷の地区で中学校2年生の女子生徒が襲われている。現実に下校途中に自転車を倒され,そこで襲われかけたということが聞かれております。そうなってきますと,中学校ですと広範囲にわたりますし,まして八郷地区の中学校,それから,石岡の地区ですと,城南中に至っては一人になるなという方が無理なような状況でございます。その辺に関しまして,例えば措置をするにしても,予算がなければできませんし,その辺のところをどういうふうにお考えなのか,お伺いをしたいと思います。

参事兼教育総務課長)この予算の上では,石岡の場合ですと,去年で既に2年生から6年生までは防犯ベルを配布してございます。今年の4月に石岡におきましては,新1年生に防犯ベルを配布して,八郷も,今年は1年生だけですけれども,防犯ベルを配布してございます。その後,八郷の例えば2年生から6年生までまだ配布してございませんけれども,今の予定では18年度の予算で計上する予定でおります。

川村副委員長)ありがとうございます。防犯ベルを持たせれば安全なのかどうなのかということをお伺いしたいということなんですが,今,例えば小学校1年生に防犯ベルを持たせている。私の今,話していた中学2年生が路上で襲われた。そうすると,防犯ベルを小学1年生,2年生,まあ,4年生か,6年生かわかりませんが,そこまで持たせたんだから,それじゃ,それでもういいのかということなんですが,そのほかに策というか,お考えではないわけでございますか。

教育次長)小中学生の登下校時の防犯対策というようなご質問かと思います。これに関しましては,現在のところ,予算的措置としては,ただいま小沼参事の方で申し上げたとおりでございます。ただ,教育委員会といたしましては,小・中学校に対しまして,毎年,通学路の点検,PTAや警察署,交通安全指導員などの協力を得て実施をするよう指導をしているところです。
 今回2件続けて小学1年生が下校時に襲われて亡くなったというような新聞報道等を受けまして,教育委員会といたしましては,生活環境部の市民生活課と協力をいたしまして,直ちに市で現在持っております交通指導車,これが旧八郷町地内,石岡市地内にございますので,石岡地区につきましては,市民生活課の方で下校時,午後1時半ごろから夕方4時半ないし5時ごろまで,通学路といいますか,下校の安全確保のため巡回をしております。また,八郷地区につきましては,教育委員会の職員が交代で運転をいたしまして,各小学校の教員に協力を得て,下校時,現在は巡回をしているところでございます。これからも,各学校にも子どもが一人で下校をしないような集団下校,またどうしても1人になるような場合には,その保護者と連絡をとって,一人にならないように対策を講じるよう指導しているところでございます。以上です。

川村副委員長)ありがとうございます。私も,もちろん予算をつけたからいいということではないと思いますが,ただ,予算がないと何事もできませんし,会議を開くのでもなかなか難しいのかなと思っておりますので,補正でも何でもできればそれに関する予算をつけていただければ,それに基づいた行動ができるのかなと思っておりますので,ご検討のほどをお願いしたいと思います。
 それから,次の191ページの教育研究事業のスクールライフサポーター報酬72万8,000円の件でちょっとお伺いをしたいと思います。このスクールライフサポーター制度の報酬ですか,72万8,000円,これは何人ぐらいいらっしゃって,どういうことをおやりになっているのか,ちょっとお伺いをしたいと思います。

学校教育課長)委員のご質問にお答え申し上げます。スクールライフサポーターのことでございますが,これは,県の不登校解消モデル事業の規定に基づきまして,県内の小学校20校がスクールライフサポーターの活用に関する効果等に係る実践的な調査研究というのを委託されました。石岡市におきましては,八郷地区,石岡地区両方で石岡地区の方の南小と杉並小学校に1名ずつ配置されてございます。内容としましては,不登校児童を対象とした家庭訪問,及び登校してきた子どもたちの不安あるいは悩みなどに関してカウンセリングに当たるという内容でございます。配置された2名の職員ですが,これは大学院で臨床心理を専攻した者2名でございます。
 勤務形態につきましては,1日当たり4時間で,週3日勤務です。時給1,000円の4時間,週3日の35週の2人ということで,予算の方は計上されております。以上でございます。

川村副委員長)ありがとうございます。先日,常任委員会でも言いました学校サポーターチームとどういうふうに違うのかなと思って,今お伺いをしたわけなんでございますが,これは,今年いっぱいであれが終わってしまうと思うんですが,県か国の予算の補助でおやりになっているものだと思っておりますけれども,先日の教育長の答弁の中で,規模が大き過ぎるというお話がありましたので,もしもあれだったらば,今度は独自の,そういう同じようなものをつくるということであれば,それに対する予算をどういうふうになさるのか,ちょっとお伺いをしたいと思います。

学校教育課長)委員のおっしゃいますサポートチームのことで,まずお話しさせていただきます。一般質問でも村山議員の方からご質問がありましたが,平成16年の7月に茨城県の委託事業としまして,生徒指導上の問題行動に対応するために,市内の小・中学校と教育委員会が,関係諸機関との連携を効果的に発揮するということで設立したものでございます。主な活動としましては,複数の学校にまたがり広域化したもの,有職・無職少年との異年齢集団化したもの,放任・虐待等の家庭環境によるもの,凶悪犯罪行為に該当するもの,学校不適応などが挙げられます。
 サポートチームの持ち方,原則としましては,個人情報保護法が施行されまして,大きな会議を持ちますとプライバシーの問題があるということで,実際にはワーキングチーム,実際に動けるような実動部隊,こういうのを形成して現在,対応している次第でございます。予算措置におきましては,今のところ検討している状況にあります。以上です。

川村副委員長)わかりました。ありがとうございます。確かにいろいろな学校内外で犯罪,それから,またはそういうものに関してのものが非常に多くなってきています。また,あってはいけないところで起きていることですから,報道等も大きくされているのかなと思っておりますけれども,あってはいけないところで犯罪が起きているわけですから,それを未然に防ぐ。これは当たり前の話でございます。また犯罪が起きたときには早急に対応して,次の犯罪を未然に防ぐ。それから,その犯罪に関しても,きちんとしたものをやっていかなければいけないのかなと思っております。
 そこで,市長にお伺いをしたいんですが,今言っていた,検討されているところであるんでしょうけれども,今後,不審者と,それから学校内での諸問題に関しての予算を今後つけるのかどうなのか,ちょっとその検討をお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。

市長)ただいまの課題に対する対応としての予算,新しい予算かと思われるお尋ねでございますが,既存の経費でできないかどうか,あるいはそういった,本当に必要なことなのかどうかと。やること自体は必要で,既にいろいろと取り組んでいるところでございます。そういった面から十分検討をして,子どもたちの被害が生じないよう未然に防止する対策を考えてまいりたいと,こう思っています。

川村副委員長)ありがとうございます。ただ,今,市長がおっしゃっていたのは,次年度の予算ではなくて,できれば,犯罪は今日起こるか,明日起こるか,こんなもの来年度に起こしてくださいなんていうことはありませんので,早急にこれを予算措置をしていただいて,未然に防ぐようなことをやらなければいけないのかなと思っておりますので,早急な手を打っていただけるようお願いしたいと思います。
 それから205ページの芸術文化振興事業でございますが,この中に63万2,000円ございます。この中には,いろいろ書いてありますが,ここで芸術といいますか,美術品に関する,買い求めるとかいうものが一切ない。それから,もちろん買うものがないためにここに計上されてないのか,よくわかりませんが,たしか2年ほど前でしたかしら,こういうことを聞いたことがあります。人面の描いてある壺等を売りに石岡市に来てくださった方がいらっしゃったと。そのときに,10万円もかからない金額だったんですが,それを買う原資がなかったと。そのために,石岡市では非常に有益な,石岡市にとってはいいものであるという判断はしたにもかかわらず買えなかったというお話を聞いております。ここに予算が上がってなくても,今後はそういうことのないように,実際にはそういう出物というんですかね,そういうものが出たときに買えるような措置が行えるんでしょうか,どうなんでしょうか,お伺いをしたいと思います。

文化振興課長)お答え申し上げます。教育委員会といたしましては,現在のところ,先日の一般質問におきまして答弁したとおりでございますが,寄贈された美術品が旧石岡市で13点,旧八郷で45点,合計で128点所蔵しておりますので,現在のところは,委員会としては購入の考えはございません。

川村副委員長)ちょっと今,観点が違うんですが,例えば,要するに品物を持ち込まれたときにどうするかということを私はお尋ねしたんです。例えばこれが石岡市さんでお持ちになっていれば非常にいいんじゃないですかということで,これを格安でお売りしますよと言ったときに,それにのどから手が出ているんだけれども,最終的には買えないと,そういう状況になったときにいかがするんですかと私,今,お伺いしたんですが。ちょっと見当が違っていると思うんですが。

文化振興課長)お答え申し上げます。川村委員さんの質問内容は頭の中に入っているわけでございますが,現在,複合文化施設を計画といいますか,検討,進行中でございますが,その複合文化施設に合わせて,その時点で委員会としては検討したいと。現在のところ,そこまでしか私はお答えできません。失礼します。

川村副委員長)わかりました。多分,課長ではここまでなのかもしれませんが,ということで,それではもっと上の方というとおかしいんですが,決裁権をお持ちである,できれば市長にお伺いをしたいと思うんですが,私が申し上げているのは,もう一度申し上げますけれども,文化施設をつくるからそれが欲しいじゃなくて,どうしても石岡市にあった方がいいだろうというようなものが出たときに,ということです。必要性を感じて,あったときにどうしますかということをお伺いしているのでありまして,ちょっと勘違いをなされているのかなと。確かにこの欄にはありませんけれども,でも,本来のどから手の出るような,例えば,適切かどうかはわかりませんが,土浦市が○○さんの,例えば文化財等を譲り受けたのではなく,買い求めたわけですね,向こうから依頼がありまして。私はあの値段ではかなりお得だったと思います,あの値段では。でも,そういうことが石岡はできるかできないかということをお伺いしているのであって,ぜひとも石岡のために必要なものであればお買い求めになった方が私はよろしいと思っております。
 特にこの間も私,申し上げました文化とか美術のものに関しては,先ほど課長がおっしゃいましたように,確かに石岡市はお持ちになっていると思います。それがすべてと言っていいのかな,ほとんどのものがお金を出さずにいただいたもの。だから私は軽んじるのかなと。自分でお金を出して求めたものであれば,もうちょっと丁寧に扱っていただけるのかなと,そういう気もいたします。そんなところを考えましてこの質問をさせていただいております。よろしくお願いします。

市長)お答えします。美術品に関しましては,非常にその鑑定といいますか,作品に対する評価が難しいところでございまして,その辺はそれなりの委員会などを設置して,その鑑定はできるとはと思いますが,いずれにしましても,石岡にとってどうしても必要かどうか,そういった判断もまた大事なことでございまして,そのときにそれは判断して,基本的には,石岡にとって,これは本当に石岡のアイデンティティーといいますか,石岡ならではの作品であるというような場合には,これはまたそのとき考えるべき問題だと思っております。

川村副委員長)考えるべきだということよりも,私はその気持ちが,例えば当然必要なものであれば,その姿勢として,要するに買う気があるのかないのかみたいなことでありまして,当然そのときはそのときの判断があると思いますが,判断をするときに,まず買うというか,何というんでしょうかね,ちょっとうまい言葉に当たりませんが,ぜひともその品物を持つことによって石岡市,それから,皆さんのためにそれを見せたいとか,有意義なものであれば,ここの費用になくても私はお買い求めになっていただきたいと思っておりますので,これ以上言ってもちょっとわかりにくいですので,これはこれで終了させていただきます。
 それから,余り長いことやっているとほかの方に迷惑ですので,もう1点だけにさせていただきます。181ページの上のところの教育委員会関係経費でございます。167万4,000円でございますが,教育委員会委員報酬が123万ございます。これが高い安いではなくて,どういう方がなっていらっしゃって,会合をどういうふうにお持ちになっているのか,お伺いをしたいと思います。なぜかと申しますと,先ほど来言っていますように学校問題がいろいろございます。そのときに,行政だけ,それから学校の当局だけ,それから司法なら司法の立場だけで,もちろんこれは分離して考えるべきかもしれませんが,一堂に会して一緒に物事を考えなければいけないことなんではなかろうかなと思っておりますので,その辺のところをちょっとお伺いしたいと思います。

参事兼教育総務課長)ただいまのご質問ですけれども,教育委員ですが,学校の先生を経験された方とか,それから学識経験ということで教育に熱心な方を採用してございます。
 それから,報酬でございますけれども,委員長が5万2,000円,委員が5万1,000円でございます。それから,毎月定例の教育委員会を開催してございます。それから,あとは臨時で審議していただきたい件があれば,また臨時で教育委員会を開くという,そういうような体制になってございます。

川村副委員長)今の中で,同じような名前を使っているから,ちょっとわかりにくいんですけれども,我々の常任委員会と,例えば教育委員会と,それから,今お尋ねをした教育委員会の合同の会議等なんかには,予算からちょっとずれてしまいますけれども,行うというあれはないんですかね。

教育次長)ただいまの件は教育委員会と,議会の文教委員さんとの懇談といいますか,顔合わせというか,そういうような会を開く予定があるかというようなご質問かと思いますけれども,この件に関しましては,皆様のご希望を取り入れて,いつでも開催はできると思います。

川村副委員長)ありがとうございます。私が言ったのは,顔合わせとか,そういうんじゃなくて,きちんとした議論をしたいと。それで同じような一つの問題に一生懸命取り組みたいということでございますので,談笑するということも必要かもしれませんが,私はそういう気持ちで言っております。
 あと,これは風評になっちゃうんですかね,ちょっと聞きましたところ,今回の教育委員長さんがお忙しい方で,なかなか曜日等によっては会議を開けないということも聞いております。そうなりますと,やはり早急な,それから,事件等が起きたときに積極的な早い対応ができないのではないかなんて思っております。これは私の言うべきことではないかもしれませんが,もちろん互選によって選ばれている方ですから,それは違うとは思いますが,その辺のところをちょっと聞いたものですからね。何曜日だけでないとだめだということだったものですから,ちょっと今,それを言わせていただきましたが,それに関してのそちらの方の意向というのはないわけですか。

教育次長)教育委員さんのことでございますけれども,確かに第一線でお仕事をしていまして,忙しい方もございますけれども,そのような方でも朝から夜までお仕事をしているということではございませんので,緊急事態が発生した場合等には,朝の8時半とか,夜の6時からとか7時からとか,そのような時間帯でも教育委員会そのものは開催をしてございますので,特段問題はないかと思います。

川村副委員長)わかりました。ありがとうございます。すみません。もう一つだけ,大事なことを忘れてしまいまして,もう一つだけ追加質問をさせていただきます。
 187ページの学校維持管理のところで,建物修繕,それから備品修繕等で,建物修繕789万2,000円の備品修繕が204万4,000円ということで載っております。また,中学校の方でも同じように390万と198万ということで載っておりますが,学校側ではなかなか備品修繕ができないんだと。予算化は,ここで見るとあるんですが,備品に関してのほとんど予算がないと,現場ではそういうふうに言っております。また,消耗品なんですが,年々削られていて,コピー紙すら事欠くありさまだと。退職なさった方なんかにお聞きしますと,紙をふんだんに使う学校でなければいけないと。なぜかと申し上げますと,どうしても連絡を密にとる。そうするとコピー紙等も1枚でも2枚でも多くなると。それから,学力を上げるためにも,またこれ,紙が必要だと。
 それで,ある学校では,聞きますと,学校の費用でなく,PTAの一部の費用もそこに投入されているのではなかろうかということを言っている学校もあるらしいです。その辺のところをどういうふうに思っていらっしゃるのか。それから,まず備品修理,これが小学校の方は,187ページに載っている204万4,000円ですか,中学校の方は189ページの198万ということで挙がっているんですが,この予算はどれとどれとでなっているのか,ちょっとお伺いをしたいと思います。

学校管理課長)ここに載っております修繕につきましては,学校の管理の方の件でございまして,建物につきましては,小学校,中学校でも一緒なんですが,学校内外の施設そのものの建物の修繕ということでございます。また,備品につきましても,管理備品ということでございまして,学校の主に教職の業務に携わる方の印刷機とか,コピー機とか,主にそういうものの修繕でございます。あと,紙等についてはここには入っておりません。以上です。

川村副委員長)その備品修繕はわかるんですが,当該する学校といいますか,その現場では直せないんだと。直す予算もないんだと。要するにその修繕する予算をくれてないということを言っているんですが,実際はここに載っているんです。ですから,そのお金がどこへ行っているのかなということで聞いているので,私はそれを具体的にお伺いしているわけです。どこのところに,例えば50万の――当然,予算ですから,向こうからこういうのを直してほしい,何とかとあると思うんですが,それをちょっとお伺いしたいということでございます。

学校管理課長)学校の方で,もしも印刷機とか,管理的備品について故障したということがあれば,教育委員会の方へ申し出ていただければ,こちらでのその予算でもって対応したいと思います。予算そのものを学校の方へ配当しているということではありませんので,自由に学校で使えるというわけにもいきませんかもしれませんが,申し出ていただければ,学校現場の方と相談しながら対応してまいりたいと思います。

川村副委員長)わかりました。本当にそれでよろしいのであれば,例えば各学校の方にその旨伝えてあげるとすごく喜ぶと思います。実際に修繕を必要として困っているところがあるらしいですので,よろしくお願いしたいと思います。
 それから,先ほどの,これは一部なんですから,ペーパーのことに関してだけではないんですが,いろいろなものの消耗品に関しても,削減,削減で5パーセント,何%削減の中に,それも一緒に入ってしまって削減されているために非常に困窮しているということでございますので,その辺のところも考えていただいて,ぜひともいい学校,いい生徒をつくるために頑張っていただきたいと思います。これで質問を終わりにします。

藁科委員)おはようございます。私は,今度新しくできる予定の学校給食センター,そのことについて数点お伺いしたいと思います。
 まず最初に,同僚議員から一般質問で1,000万円の設計委託料何ぞやというようなことが聞かれましたが,そのことについて次長の答弁が余りよくわからなかったので,この委員会で詳しくご説明していただきたいと,このように思います。よろしくどうぞ。

学校給食課長)設計委託料1,000万円でありますが,16年度で実施設計が既に終了しております。その後1年を経過しておりますので,その中での単価の見直し,あるいは調理器具等の型番の見直しとあわせまして,次長が過日答弁しましたように,コスト削減に努めるということで,その実施設計の内容について再度見直しを行うというような内容でございます。

藁科委員)ありがとうございます。コスト削減をするということで,どちらかというとアップしたということで,非常にこれは市民にとっても議員にとっても見づらい部分があったんではないかなというような気がしました。
 それから,個別に入っていきたいと思うんですけど,例えば217ページ,13番目,石岡地区においての給食配送委託料,それからもう一つ,その下にあります八郷給食センター調理業務の配送委託料の件なんですが,あまりにも差があり過ぎるので,比較するのには,台数とか距離数を出していただいて,こういうふうになっていますというような,わかりやすい数字を出していただければありがたいと思います。

学校給食課長)配送委託料でございますが,石岡,八郷ともに3台でございます。学校数にしましては,石岡が13校,八郷が14校でございます。1台当たりの往復回数では,石岡が3台とも3往復してございます。八郷給食センターについては,2台が2往復,1台が3往復をしてございます。さらに,運転手の出勤時間でありますが,石岡センターの場合は8時半から5時まででございます。八郷給食センターについては,3台ございますが,それぞれ出勤時間が違います。1台目が9時半から3時15分,4時間と45分の勤務であります。それから,2台目が9時45分から3時15分ということで,4時間30分の勤務であります。3台目が10時から3時15分ということで,4時間15分の勤務でございます。
 やっぱり一番違いが出ているのは人件費の問題で,石岡の場合は,月額給料ということで委託している業者が支払っております。八郷の場合は,1時間当たり幾らというような給料でそれぞれ運転手に払っているということで,一番大きな違いはこの人件費の問題かなというふうに考えています。

藁科委員)これは,これからは同じ市の中の業務になったわけですね。八郷,石岡ということではなくて,新石岡での1つの業務,センター長も1人かと思うんですが,そういうことから踏まえて,均等でなければこれはおかしいのではないか。どちらが高かったり,どちらが安かったりというようなことでは,業者さんの中でもコミュニケーションというか,うまくいかない部分も当然,お金のことですから出てくると思うし,これほど大きな違いがあっては,働く人にとってもいけないと,私はそのように思います。
 ところで,今,3台ずつというような話がありましたが,石岡は1つの業者にお願いしていて,私,八郷さんの給食センターの場合は,前に教育福祉委員会に所属していたので,視察研修をやらせていただきました。そうしたら,そのときは,八郷さんはむしろ低いぐらいだと,払っている金額が。にもかかわらず頑張っていると。ここを上げれば時間数とか何かはあるかもしれない。しかし,その中で3つの運送業者に1台ずつお願いしていて,切削琢磨というものを上手に使ってやっていたと。だからと言って,石岡は1つの業者にお願いしていてこうだということではないんですが,そういう方法をこれからは,石岡給食センター総括としてとらなければいけないんではないか。それなのに,こういう予算書が出てきたらば,これは,ある意味では一般市民からもおかしいのではないかということで,突つかれるという言葉はちょっと間違っているかもしれませんが,やり方がおかしい。何でだろうとクエスチョンマークがつくばかりで,昨今は情報開示の時代ですから,こういうことは,当然,支払っているものについては,この予算書にも載っているわけですから,そういうところをきちんと精査して,これは私は何が原因しているのかなと思うんですが,いろいろな力が作用したりしているとは思うんですね。しかしながら,悪いところは悪い。まして給食センターは大変市税を投入してやるわけであります。そういうことを踏まえれば財政改革――しかし,八郷が安過ぎるという部分があるので,労働時間を同じような形にして,例えば配送回数も同じような形の中で統括していくということが,これからは望ましいのではないか。ただ,高くてそういう契約でやってしまったから,そのままなんだよということは市民には通用しないというのがこれからの行政ではないかなと,私はそのように思います。
 それから,八郷さんは,先ほど言ったように3つの業者が入っているわけですが,石岡は単一業者が入っていると。これはどのような形でその仕事についたのか,わかればご説明していただきたいと,このように思います。

学校給食課長)石岡の場合でありますが,昭和47年に学校の単独校方式からセンター方式と変わりまして,開設当初から1社,一定の業者がずっと引き続いているという経過であります。といいますのは,コンテナを積むわけでありますが,そのボディが,コンテナが坂道とか,そういうところでずれないように,そのコンテナに合ったように改築をするために,5年で大体償却をするということで,そのままずっと来ているというようなことになっております。
 それから,八郷につきましては,それまでやはり石岡と同じように随契でやったわけでありますが,平成15年度から一般競争入札ということで,今,委員がおっしゃいましたように,3社でもって配送をしているというような状況でございます。石岡の場合は,18年の7月に償却期間が経過しますので,次長がこの間,一般質問にお答えしましたように,八郷と石岡で差があってはおかしいということでありますので,18年の8月からは八郷と整合性を図っていきたいというふうに考えています。

藁科委員)ありがとうございます。まさしくそのような形でやってくれなければ,合併した意味が全くないというようなことだと思いますので,合併によって新しい職場につかれたセンター長には大変失礼かとは思ったんですが,でも,やっぱりきちんとするところはするというのがこれからの行政の手腕かなと思いますので,ぜひ手腕を発揮していただきたい。競争入札というのは僕は大変いいことだと思うし,そうしていただけたらなと思います。
 それから,先ほど5年契約ということでありましたが,車というのは償却が5年ぐらいなのかなということで,それはまさしく特殊な車なわけですから,一度買えば,ほかに流用することができにくいという部分もありますし,また,当然配送ということは,子どもたちの健康状態をはばかって仕事をしなくちゃならない部分がたくさんあるわけでございます。ですから,そういう意味ではプロフェッシナルというか,なれた人がやるのがいいのかなと。なれ過ぎてもいけない部分が行政の場合にはたくさんあるのかなと。最近は,なれ過ぎたがために,姉歯建設ではないですが,そういうミスが生じる。それから,人事の件は市長の権利なので,僕らがとやかく言うことはできませんが,今回もセンター長がかわったり,また,これから教育委員会においては箱物が目白押しというようなことを聞いております。その中で1級建築士がほかへ移ったと。これはどういう意図があってそういうふうになったのか,市長の意図,意見をぜひお伺いしたいと思います。

市長)建設の多いときに建築士がほかへ移ったということに対するお尋ねでございますが,ほかの部に,具体的には建設部に移っても,その技術を生かして,必要なときにはその技術面からの審査は可能であるというようなことで異動をさせていただきました。

藁科委員)ありがとうございます。これは大切なことなので。この間の一般質問でも,プロとして入っている1級建築士が2人,嘱託か何かですか,もう一人は。3人ぐらいいるということを聞きました。しかし,私たちがこの予算書を見たってだまされるというか,わからない部分が多々あるのと同じように,やっぱり建築士といえども,国土交通省も国会ではある会社の社長にどなられていましたけれども,それはそれなりの,なあなあが高じてのことなのかなと。ある意味では,今回やったことは,むしろ職場をどんどんかえて,本当は次長なんかもかえてやればよかったなと思っているんですが,個人的には。長居をさせないで,いろいろなところを体験しながら,そうすることによって市民に優しい行政ができるのではないか。そこで意識改革が起きないんだったら,それは,どこかの県知事さんじゃないけど,あなたは不適格者だと言ってリストラしても,それは構わないのではないかな。そういうことが,これからは分権ですから,必ずしも人事院から言われていることがすべてということばかりではないのかなと。鳥取の知事さんは頑張ってそれをやっているようですね。で,何人かを今回リストラしたというような報道もされております。そういうことも含めましてリフレッシュさせる。
 私,当選したころ,ある職員に聞いたらば,別な課にいたので,ここのことはわかりませんよと言う。わからなければ勉強するんだというのが僕の考え方なんですが,わからないからやらないんだ,できないんだでは,これは済まされないので,あくまでも市民は行政マンをプロと思って来るわけですから,そのときに,何度も言うようですが,これは何番窓口に行ってくださいと言われると非常に困る部分があるので,そういうところも含めた役所の職員の教育というか,これは課は違いますけど,やっていただくというようなことで,今回はたまたま給食センターで北小もやらなくちゃならない,東小もやらなくちゃならない。柿岡小学校もやらなくちゃならない。こういう中で,市長は簡単に戻せると言うけど,人間というのは案外感情がありまして,頑張るんだというときに腰を折られるようなことをやられると,口には出せないけど,気が抜ける部分も職員にはあるんではないかなと,そう思いますので,上手に1級建築士さんを張りつけていただいて,もちろん特例債にのっとった道路建設もあるんでしょうが,まずは人を育てるという意味から持ってきて,過保護にしてはいけませんけど,やっぱり教育って大切なんだなと,私はそのように思いますので,市長にその人事については今後とも建物,箱物……。
 もう一つ,人事のことで申しますけど,石岡の場合に,たまたま建設部に長くいた次長クラスですか,部長クラスですか,その人が,ふれあいの里ができるというのでそっちへ移ったら,つくったから本当は戻ればよかったのを,戻さないで,次長みたく来年の3月で終わるんだからなんていうことでおらされたおかげでというか,ふれあいの里で大事故を起こしてしまった。その人は刑事責任まで多分負ったと思うんですね。そういうことがあってはいけないので,適切なポジションというか,職員に優しい,心のこもった人事をしていただきたいなと,そのように思います。
 次に,給食センターというのは水道をたくさん使うのではないかな。これも,先ほどのふれあいの里ではないんですが,湖北水道企業団の水を使うがために,オーバーフローをしないでしまったと。ある意味ではこれは大きな原因の1つで,湖北水道企業団さんの水は皆さんご存じのようにすごく高いわけであります。そういう意味で,私は,使うなと言っているのではないんですが,給食センターにおいては水がたくさん使われるのではないか。ただ,もう一つ聞きたいのは,八郷さんのは,これ,水の料金が全然載ってないんですが,どのようにして使っているのか,そのこともあわせて聞きたいなと思いまして,質問をしたいと思います。

鈴木委員長)藁科委員の前段は,要望でいいですね。

藁科委員)はい。

鈴木委員長)ここで暫時休憩をいたします。時間は10分程度でお願いをしたいと思います。

− 休 憩 −

鈴木委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。

学校給食課長)八郷の水道料でありますが,予算書の217ページに載っていますが,174万2,000円ということで計上させていただいております。
 それから,石岡市の水道の使用料でありますが,平成14年で933万円でございます。15年度で870万円,16年度で905万円というところであります。使用量でありますが,14年度で3万5,071立方メートルでございます。15年度で3万3,213立方メートルでございます。16年度で3万3,940立方メートルであります。
 それから,八郷でございますが,14年度で264万円,15年度で265万7,000円,16年度で318万円でございます。それから使用量でありますが,14年度で1万379立方メートル,15年度で1万386立方メートル,16年度で1万2,436立方メートルというような数字でございます。

藁科委員)見落としまして,わかりました。水道料金はここに載っておりました。
それでもう一つお伺いしたいのは,大体石岡においては1年で900万前後という数字なのかなと。そうしますと,これ,八郷さんは随分低いようなんですが,どういう関係でこの値段……。量ですかね,これは。それとも単価そのものは一緒なんですかね,その辺をお聞かせいただきたいと思います。

学校給食課長)量にしても,八郷と石岡の場合では大分差がございます。それから,あと給食センターそのもののつくりが八郷と石岡では違います。八郷は,平成15年に新たな給食センターを建てまして業務を開始していますが,石岡市の場合は,ご存じのように小学校と中学校と2か所ございまして,洗浄にしましても,八郷さんはコンテナにしましても自動洗浄で,いわゆる車で言えばカーウォッシュといいますか,ああいうようなつくりで,出口のところにセットすれば,ベルトコンベアに乗って一定の量のお湯が出て,全部自動的に洗浄をするというような構造になっております。
 石岡の場合は,小学校,中学校とも手洗いでございまして,あと場所が2か所あるということで,やはりこの水の使用料が違うのかなというふうに考えております。

藁科委員)ありがとうございます。できれば,これも新しくなるわけですから,おそらく八郷地区と同じような給食センターシステムになるのかなと。その場合に,その水の場合,湖北さんのを使うと高くなる。しかし,非常に安全なんだよという部分があるかもしれませんが,それは井戸水であっても安全にすることは可能なので,新しく建てかえますと20年ぐらい大体使うでしょうから,その辺のことを考えたら,どれがいいのかということを考えていただいて,まして先ほど言いましたように,分権ということであれば,独立して,少ないかもしれないけど,それはコストを詰められると。それが病原菌,O-157なんかの出るような状態ではいけないとは思うんですが,その辺は……。ただ,病原菌が出ないために,ふれあいの里みたく,塩素が臭過ぎるというようなことであっても,お客さんは来ない。だから,基準値をクリアしていればいいんだという考え方とあわせて,もう少し安全,なおかつ柔軟な方法が取れる方法はないのかなと,その辺も勉強してもらえたら,さらにコストがかからないでスムーズな運営でできるのではないか。
 これから,特例債の問題で,たくさんなことでこの給食センターは矢面に立っているわけでございます。だから,市民にきちんとわかるように,先ほど,来年の8月度からは配送の件も入札制度にしたいと。私は,ぜひそれはそうしていただきたいと。今取り扱っている1社の台数が何年経過しているか,できればぴったり当てはまるのかなと。そうであったとすれば一般競争入札をしていただきたい。しかし,いろいろな意味で大基本は,できてから早めに届けられるということがローテーションの上では大切なのではないかなと。そういうことを踏まえてこの給食センターは市民が注目して見ている,市民だけではなくて議員も注目して見ていると思います。だれにもわかりやすい方法でやっていただけたらなと,そのように思いまして,この給食センター問題については終わりにしたいと思います。
 続きまして,合併ということで,体協といいますか,体育指導委員会といいますか,そういうのがありまして,体協の中にはいろいろな部がたくさんあるわけであります。そんなところまで市長がいろいろお話はできないと思うんですが,それは部課署によってそれらを進めていかなければならないのかなと。いろいろな部の中で八郷地区と石岡地区を統一させて1つの石岡市としての体協の何々部をつくりたいということは,今,スポーツ振興課におかれましてはどのような考え方で準備を進めているのか,その辺をお伺いしたいと思います。

スポーツ振興課長)お答えいたします。体育協会の合併の件につきましては,過日,石岡市の体育協会の役員会を開催していただきまして,その中で,まず八郷の体育協会と合併するということと,今後,正副会長会議のような会議を持っていくということを確認していただきました。また,八郷町の体育協会におきましても,やはり今後合併していくという意思を確認したことと,正副会長会議を開いて合併の話をしていくということを確認していただきました。今後,石岡の正副会長と八郷の正副会長に集まっていただいて,合併についての話し合いを持ってもらうという考えでいるところでございます。以上です。

藁科委員)ありがとうございます。私もゴルフの方を少しやっていて,そこの会員にもなっているんですが,私どもはもちろん,体協さんにもご連絡はしましたけど,八郷,石岡の合同部会を既に持ちました。ですから,体協の課長の方から形づけをしてやって,どんどんやっていただいて,ニュー石岡の部会ですから,それらを進めて,その人たちが子どもたちのためのボランティアのいろいろな場にも出ていって,お手伝いをできるというようなことがこれからは多々あるかと思うんですね。そういう場をまた設けてやるのが,ある意味ではスポーツ振興課としての役目なのかなと。
 ですから,今やっている最中ですとか,検討中ですとかという話はもう聞きあきたので,これは執行部の人には特にお願いしておきたいんですが,検討中で返ってきた返事は議会事務局はいまだかつて1回もないそうですね。そういうことも踏まえれば,どんどんやっていって,それは課長裁量でもできることなんですから,すべてが八郷地区と石岡地区が1つになって,ニュー石岡の何々部をつくる,何々部を運営していくんだと。我々も,ややもすると,事務局を体協の方にお願いしちゃったという部分もあるんですが,これはやっぱり独立していかなくちゃいけないので,強い言葉で言えばむしろ突き放すと。そういうことを含めて独立していって,ご相談に乗れるところは乗りますよというような方向での自立した体協ができ上がれば,さらにいいものができるのではないかと私は思います。
 一般質問の中でもマラソンの話も出ていましたので,何度も何度も人が会うということがコミュニケーションを一番わかりやすく,簡単にする方法ではないのかなと,私はそのように思いますので,課長には,何々をしていますじゃなくて,何々部はいつこうしましょう,ああしましょうとお膳立てをしてやって,どんどん進めていっていただいて,来年の4月にはきちんとした形づけができて,それぞれの活動ができたというような方向性に持っていっていただけたらありがたいと思います。
 ただ,私どもは,たまたまオールラウンドで,シーズンオフがゴルフというのは比較的ないものですから,そういう中では集まる機会が多いので,来年の1月26日は八郷と石岡の第1回の研修会を開くと,そこまで話が進みました。そういうことでどんどんやっていっていただけたらなと。僕も議員をやっている手前,事務局を体協に置いたということについては,おかしいだろうと私は部会で言わせてもらいました。やっぱり我々がきちんとやって,我々が指導を受けながら書類を提出する,そういうことが大切なんだということを言っておきましたので,ほかの部署においても体協が手をかすことなく,ただそういう意味ではアドバイスをよくしてやって,育てていってくれたらなというふうに思います。
 とりあえず合併が10月1日にもう行われたわけですから,早く課長,これは部署においての仕事をしていただけたらなと思います。よろしくお願いします。

鈴木委員長)要望でいいですね。

藁科委員)はい。今のは要望で結構です。

池田委員)池田でございます。17年度文教委員会所管予算審査に際しまして,2点ほどお伺いをしたいと思います。本予算でございますけれども,合併後,年度末まで4か月ほどの本予算でございますので,余り細部に入らずに,疑問の点だけお伺いをしたいと思います。
 まず1点目,181ページ,学区審議会委員報酬3万9,000円が計上をされております。この審議会にはどのような方を委嘱し,またどのような内容を話し合われているのか,明らかにしていただければと思います。また,この学区につきましては,旧石岡におきましても,あるスポーツのために学区を変更して通っているなどという現状があるわけでございます。つまり,住民票等を移動しまして,学区の根拠にして通っているような状況がありますので,この学区制についての考え方もあわせてお伺いをできればと思います。まず1点目は以上でございます。

参事兼教育総務課長)まず学区審議会の委員の構成でございますけれども,学校長が6名,それからPTA関係で4名,それから学識で4名,計14名で構成をされてございます。それから,今のところ,こちらから学区の変更についての審査を諮問してございませんので,会議は開かれてございません。

教育次長)学区の考え方というようなご質問かと思います。今,スポーツ関係での,特に中学校,実際に入る学校ではなく,住所を移して違う学校に入るというような問題も確かにございます。そういう中では,学区についても比較的,昔と比べますと条件としては緩やかになってございまして,自分の進む学校にそういう部活動がないというような学校ですと,指定校変更届を教育委員会の方に出していただければ,その変更を認めるというような状況になってございます。ただ,野球とか,サッカーとか,バドミントンとか,どこでも部活動をやっているというような場合には,まだその学区を優先で,その学校に入っていただくというような指導を現在行っております。

池田委員)ありがとうございます。学区につきましては,垣根が低ければいいのか,あるいは今までの学区制を敷いた方がいいのかというのは議論がまたれるところだとは思っておりますが,学区の垣根を下げてしまうと,ひいては行政が学校を差別化することにつながる懸念もあるわけです。つまり,向こうの学校は特色あることをやっているので,学区にかかわらず行かせたいとか,児童・生徒が少ない状況下にあってそういった危惧もされますので,この学区については,今後よく検討をしていただければと思います。つまり,学区の維持,あるいは垣根を低くする。その他を含めまして,学区につきましては議論をしていただければと思います。
 次に187ページ,遠距離通学費補助金49万1,000円が計上されております。これにつきましては,旧石岡市においてはなかったと思いますが,今回,合併を機に市域が広がったわけでございます。この遠距離通学費について,どのような補助,助成を行っているのか。また,この補助に際しまして,どのような規定のもとに補助金を支出しているのか,あわせてお伺いしたいと思います。

教育次長)遠距離通学の件でございますが,ただいまご質問の中で,石岡は実施していないというようなご質問がございましたが,石岡も実施してございます。石岡については,府中小学校で村上方面の方,小学校にあっては4キロメートル以上,中学校にあっては6キロメートル以上で,バス通学をする児童・生徒の保護者に対して実施をしております。ですから,石岡は八木の方まで,また小井戸方面等を実施してございます。また,旧八郷町につきましても,大増地区等をやはり同じような形で実施をしているところでございます。

参事兼教育総務課長)失礼をいたしました。ただいま次長の方から説明しましたけれども,それでは八郷の方の分についてご説明申し上げます。柿岡小の方に片野と金指の方から37名,それから,恋瀬小の方に大増の方で36名の遠距離通学をしてございます。八郷町の場合には,定期代の2分の1を助成してございます。石岡の場合には,現在のところ3分の1ですけれども,そういった中で,担当部局の方での調整の中で,市長の判断を仰いで結論をいただいておりますけれども,18年度からは石岡,八郷両方とも2分の1の補助をしていきたいということで予算を計上させていただきたいと思っております。

池田委員)ありがとうございます。ただいま,石岡,そして八郷地区におきましても,バス代,いわゆる定期代の補助ということで伺ったわけであります。石岡地区については,巡回バス,その他あると思いますけれども,巡回バスの利用もされていると思います。その点について,通学路線上に巡回バスがあるところ,あるいはないところがあると思いますけれども,その辺の詳細な部分を再度質問させていただければと思うんです。

参事兼教育総務課長)ただいまのご質問ですけれども,ちょっと私ども,100円のコインバスを利用しているかどうか,時間的なものもあると思うんですけれども,私どもの方で現在把握しているというか,支給してございますのは1か月定期,三村の場合ですと1,350円に対して3分の1ということで400円を計上しているということで,実際にワンコインバスを利用しているかどうかは,ちょっと私どもの方では把握をしてございません。

池田委員)ありがとうございます。路線バス,巡回バスを含めまして,児童・生徒が安全に通学する環境の整備というのは行政も非常に大事な仕事であります。今後ともよろしくお願いしたいと思います。以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

嶋田委員)嶋田です。私が聞きたいのは,合併特例債の事業が何点かあるわけですが,一般質問によって優先順位というのが示されたと思うんです。1番に北小,2番に給食センター,3番に柿岡中学,4番に東小,5番に統合保育所というわけなんですが,これをこの順番にした理由というか,説明をお願いします。
 また,耐震調査ということで行われているのは北小だけと聞いたんですけど,どうして全部の耐震調査を行って,その結果でこういうふうになったという答えが出ないのか。
 あと全部の建物なんですけど,建設して何年たっているのか,また耐用年数。北小は鉄骨によって補強工事がされていますが,これはいつごろされて,費用はどれぐらいかかったのかお伺いします。

教育次長)まず最初の合併特例債の事業でございますが,教育委員会関係で,ただいまお話のありましたような,北小,給食センター,柿中,東小というような形で,これは合併協議会の中で決定をされたものでございまして,幾分,政治的判断はあったのではないかと思っております。また,耐震調査につきましては,現在,北小……。失礼しました。改めまして,この順番につきましては,北小についてはあくまでも児童・生徒の安全を図るということ,また給食センターについては老朽化が激しいということで,どちらも順位としては同じ位置づけというような形で進めてきたところでございます。また,柿中につきましても,市内の中学校8校,小学校19校の中では,建築年度は東小よりは新しいんですけれども,傷みが激しいというような形で柿岡中学校を東小より優先したわけでございます。東小学校につきましては,現在,改築を進めている中で,建築年度が一番古いというような形で,今回の合併特例債の適用になったわけでございます。
 また,続いて耐震調査でございますが,北小につきましては,見た目も非常に危険というような形がございましたので,耐震調査を実施したところでございます。しかし,学校の改築に当たりましては,基本的には改築の年順ごとに耐力度調査を行いまして改築を進めているというようなことで,現在のところ,石岡市では耐震調査については進んでいないというのが現状でございます。
 また,市内の学校の建築年度ですが,一番古い学校ですと昭和35年から,新しい学校で平成14年まで,ばらつきがございます。そういう中では,これから東小の後も改築が目白押しになってくるのではないかと思います。教育委員会といたしましては,これから市内の27の小・中学校の改築については,年次計画を早急に立てていかなくてはならないのではないかと考えております。また,北小の鉄骨の補強ですけれども,ここの年代は,私もはっきりは把握してないんですけれども,これについては学校管理課長の方でお答えをさせていただきたいと思います。

学校管理課長)北小学校のバルコニーの改修工事でございますが,昭和58年度に行いまして,設計管理で50万円,改修工事で930万円,合わせて980万円でバルコニーの方をやっております。以上です。

嶋田委員)この給食センター,北小,東小,柿中に関して,建設して何年ぐらいか,あと耐用年数をさっき聞いたんですけど。

教育次長)東小学校については昭和35年の建築でございます。給食センターにつきましては昭和47年。耐用年数につきましては,鉄筋コンクリートの場合は60年という耐用年数でございますが,学校の改築に当たりましは,30年をめどにこれまで改築をしていったわけでございます。30年を過ぎた校舎等につきまして耐力度調査を行い,劣っているものについて改築を進めてきたところでございます。柿中については学校管理課長の方からお答えを申し上げます。

学校管理課長)柿岡中学校の改築年度でございますが,何年度かに分かれております。昭和39年から41年度にかけて建築してございます。以上でございます。

嶋田委員)耐力度調査というのは,18年度にも特例債を使う建設事業,ほか小・中学校も18年度には全部行うということですか。

教育次長)耐力度調査と申しますのは,建物が危険建物として改築の対象となるかどうかを判断する材料でございまして,先ほど申し上げましたように,鉄筋コンクリートですと30年以上経過した建物を対象として調査をしてございます。これから全部をやるかというようなご質問ですけれども,これにつきましては,あくまでも改築を前提とした調査ということになりますので,既に北小学校につきましては,今年度実施しております。また,東小学校につきましては,旧石岡市において当初改築の計画がございましたので,実施してございます。柿岡中学校につきましては,来年度以降,基本構想等を進めながら,改築の年度が決まりましたら,その前年には耐力度調査を実施したいというふうに考えております。その他の学校につきましては,先ほど申し上げましたように,改築の年に合わせまして計画を進めてまいりたいと思っております。

嶋田委員)合併して特例債の活用事業というのが,どうしても市民,町民にしては一番目につく点だと思うんですよね。その中で,見た目では,地元と言ったらおかしいんですけど,柿岡中学校の校舎の老朽化というのがすごく,皆さんも見てわかると思うんですけど,そういう中で順位を争うというわけではないんですけど,市民,町民にわかるような,執行部の方で,北小が1番,給食センターが2番というんだったら,住民に納得いくような説明ができるように,今後十分説明してもらいたいと思うんです。
 あと,合併前に,旧八郷では中学生議会というのが,今の助役が前町長のときに,最初で最後でやってもらったんですけど,すごく評判もよく,またすごく政治にも関心を持ってもらったわけで,一般質問したのは中学3年生対象だったんですけど,やっぱり今後もあるんじゃないかということで,1年生,2年生の生徒も傍聴席に来ていろいろ勉強し,私たちもこれからこういう機会を持てたらいいなという言葉が多かったんですよね。石岡では,そういう子ども議会,中学生議会というのがあったのか,で,今後そういう取り組みを持ってもらえるのかどうか,お聞きします。

教育次長)お答えをいたします。石岡市でも16年度までは,小学6年生を対象に子ども議会を開催していたところでございます。ただいま,来年度以降の中学生議会,子ども議会の開催ということでございますが,この件に関しましては,恐らく担当が市長公室の方になってまいるかと思いますので,今日のご質問の趣旨は市長公室の方にお伝えをしていきたいと思います。

嶋田委員)では,今の中学生,子ども議会に関係して市長から答弁をお願いします。

市長)子ども議会は,石岡はここ休んでいるところでございますが,改めてまた18年度に向けて検討はしてみたいと思っております。

関町委員)213ページの柏原運動施設維持管理経費と,それから八郷運動公園維持管理経費について,何項目か質問させていただきます。
柏原の11番の電気料336万2,000円,そして八郷の11番の電気料371万6,000円,この使用料の内訳,それと,これから寒くなる時期にどういう形で利用されていくのか,それについてお示し願います。

スポーツ振興課長)お答えいたします。柏原運動施設関係の電気料でございますけれども,予算上336万2,000円という形で予算計上してございます。これにつきましては,柏原野球公園,柏原球技公園,柏原サッカー公園の電気料ということで計上してございます。石岡市では,当初542万4,000円という形で予算計上したんですけれども,その残金の方の336万2,000円を〔「それはナイターで利用されるということですか。」と呼ぶ者あり〕柏原につきましては,野球公園とテニスコートの方にナイター施設がございますので,電気料はそれらについて,かなりかかるということになります。

関町委員)これは冬でもそうなんですか。

スポーツ振興課長)当初予算で上げたもので,残金があった部分を今回はそのまま計上してあるところでございます。
 八郷町の運動公園関係でございますけれども,電気料371万6,000円という形で計上してございます。八郷町でも,当初は600万円を計上してあったところでございますが,やはり八郷の運動公園には芝生広場の方にナイター設備がございます。そういった関係で電気料を予算計上してあるところでございます。予算につきましては,当初予算から使った金額の残金の方を予算計上してあるのが今回の数字でございます。以上です。

関町委員)そうしてみますと,使用料は八郷と旧石岡といいますか,柏原ではどう違うのか,あわせてお示し願いたいと思います。

スポーツ振興課長)使用料につきましてですが,電気料関係になると,どうしても夜間照明使用料ということになろうかと思うんですけれども,柏原の野球場の照明の費用なんですけれども,1時間当たり5,250円をいただいているところでございます。それから,八郷町の運動公園,芝生広場でナイター照明を使った場合の1時間当たりの使用料は5,000円をいただいているところでございます。以上です。〔「これもやっぱり1時間当たり5,000円ですか。」と呼ぶ者あり〕1時間当たり5,000円ということでございます。

関町委員)わかりました。運動公園の使用料については,そこら辺でわかりました。
 215ページの19番の県ターゲットバードゴルフ協会負担金ということで2万円が計上されております。八郷の運動公園の周りにバードゴルフ場が広くあるわけでございますけれども,このバードゴルフの年間当たりの利用者数についてお示し願います。

鈴木委員長)ここで暫時休憩いたします。10分程度で再開します。

− 休 憩 −

鈴木委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。

スポーツ振興課長)お答えいたします。ターゲットバードゴルフ場の利用状況でございますが,平成16年度利用した数字ですが,5,231人が利用いたしております。それから平成17年度,ことしになりまして9月までの数字でございますが,利用した人数が2,772人ということでございます。以上です。

関町委員)ありがとうございました。たくさん利用されているんですね。やはりお年寄りが健康増進のためにやっている大事な施設だと思うんです。
 市長にお聞きしたいんですが,これは所管が別でいかがなものかなと思うんですが,ひまわりの館にあるバードゴルフ場なんですが,いろいろな方から言われるんですが,使用料が200円ということなんですが,八郷の方は無料であると。そこら辺の整合性というか,これからどのように取り計らっていけるのか,お聞きしたいと思います。これは健康増進のための一つの大事な場でございますので,どうぞ前向きの答弁をいただきたいと思います。

鈴木委員長)関町委員に申し上げたいんですが,今の質問は,委員会の所管が違うので,その辺をご注意していただいて。ひまわりの方は福祉委員会の所管なので,それ,わかってご質問されたようですが,市長から何かありますか。

市長)具体的に合併の協議の中で調整方針も出ていることですし,その方針に従いましてその料金の設定については対応していくと思っております。

関町委員)ありがとうございました。ぜひとも前向きに考えていただいて,お年寄りの方々が楽しく過ごせるようにしていただきたい。わずか200円ということでございますので,できれば無料化を図っていただきたいと思います。よろしくどうぞお願いします。ありがとうございました。

鈴木委員長)要望ですね。ほかに。

菱沼委員)菱沼でございます。細かい数字的なものではございません。そして最後というようなことで,各委員さんとちょっとかぶってしまうんですが,よろしくお願いしたいと思います。
 第1点です。藁科委員さんの方から給食センターについてお話がございました。私もそれについて,ちょっと補足的な意味でお聞きしたいと思います。今回1,000万円という設計委託料が計上されております。よくわからない答弁をいただいているところでございますが,ここで基本設計は終わっていると。しかしながら,コスト削減のための今回の1,000万円。私の聞くところによりますと,今度の給食センターの献立をまず聞きたいと思うんですが,八郷とは違って,1日何種類かの形でやるんだということになっているそうでございます。そしてまた,何千食でやるのかな,そういう設備につきましても,ちょっと明快な答えをいただいておりません。まず第1点,給食センターを中心に,どういう方式なのか,何千食なのか,そして今言った何系列の献立,それがいわゆるコスト削減に通じるのか,それも含めてお答えを願いたいと思います。

学校給食課長)石岡の給食センターの献立でありますが,現在は小学校でA,Bということで2つの献立を実施しております。さらに中学校ということで,3メニューでございます。新しい給食センターにつきましては,中学生の1メニューと小学生の1メニューで2つのメニューでございます。中学生の部分について小学生が1つ利用するということであります。
 それから,食数でありますが,6,000食対応のセンターを計画してございます。それから,方式でありますが,今はウェット方式ということでありますが,今度建てるのは,八郷の給食センターと同じドライ方式建設計画を進めているところでございます。

菱沼委員)ありがとうございました。メニューについては,3メニューから2つのメニューになると。その中で1つのメニューが中学生の方にも適用できるように,実際には2つではあるけど,3つのような形の中で運営されるというような理解でよろしいですね。〔「そうです」と呼ぶ者あり〕はい。ありがとうございました。
 それと,食数6,000食,これは将来にわたってどうなんでしょうか,この少子化を考えたときに。実は八郷町の場合も当初4,000食,ここで一番考えなくてはならないのは,1,000食単位当たりでその設備が大きく異なってくるということだそうでございます。ですから,当初,十分な食数ではなく,最初は,それに従事される方は大変つらいかと思うんですけれども,将来を見越して,10年後を見越されました食数,そういうことを考えておられるかどうか,もう一度お尋ねしたいと思います。

学校給食課長)八郷の給食センターは15年に建設をされたわけであります。対応は3,500食対応で,現在は2,800食をつくってございます。石岡の場合は,先ほど申し上げましたように,6,000食対応という計画で進めておりますが,現在,石岡給食センターでつくっている給食数は,生徒数4,600,それから教職員,それから我々センターの職員を含めて5,100まではいきませんが,5,000ちょいというところでございます。ただ,子どもの数が,来年度の予算編成に当たりまして調査をしたところ,八郷でも減っている。それから,石岡も同様に減ってございますので,今後,この生徒数の推移を見ながら考え直していきたいというふうに考えております。

菱沼委員)ありがとうございました。ぜひ5,000食というような形の中で計画をなさっていただきたい。やっぱりこういうことが一番コスト削減になるのではないかな,将来的に。そういうための設計見直しといいますか,そういうことにお金を使っていただくならば,我々も納得できるのかな。そうでないとこの1,000万円は不思議でしようがございませんので,ぜひ要望としてそのように考えでやっていただきたいと,そう思っております。
 2点目に移りたいと思います。旧八郷町の話をさせていただきたいと思います。ちょっと予算書ではないんですけれども,小学校単位に防災倉庫なるものがすべて設置されております。石岡の方はどうなのか。これは,いわゆる災害時における避難の場所というような意味合いにおいて,その防災倉庫の中には,非常時における乾パンとか,そういうものも備わっております。まして,浄水器,大変立派な機械も備わっていると聞いております。石岡の方では,旧八郷,今度新市になったわけですから,整合性を図る意味でそのような計画をなされてはどうかなと思うんですが,中身については総務というような感じもいたすんですけれども,ちょっとお聞きしたいなと思うんです。

教育次長)防災倉庫というようなお話でございます。学校の敷地の中に建ててはというようなご提言だと思います。現実には防災関係につきましては総務部の方で所管をしておりまして,各地区にそういうような倉庫も,石岡でも常備されている場所もあるかに承ってございます。今後,総務の方から,そのような倉庫を建てるのに場所を提供してほしい,貸してほしいというようなことがございましたらば,十分協議をし,調査をして協力をしてまいりたいと思います。

菱沼委員)ありがとうございました。もう1点,保健体育総務費の中で,それぞれ維持管理という形の中で,まず1点なんですけれども,除草委託料が載っております。運動広場,柏原運動公園,八郷運動公園,いろいろな維持管理の中で除草委託料,こういうものが載っております。この金額が大変まちまちであるということに疑問点を持つものでございます。八郷町の運動公園の除草委託料は何でこんなに少ないのかな。草取りはやってないのかなと逆に思うぐらい,10万円なんですけれどもね。それと比較いたしまして,同じ213ページなんですけれども,柏原の運動公園あたりは173万円もお使いになって委託されて,大変きれいな設備であるということは私,認識しておるんですけれども,こういったものについても委託の内容,どの辺まで除草されているのかお聞きしたいと思います。

スポーツ振興課長)施設の除草委託料でございます。ただいま例に挙がりました柏原の委託料でございますけれども,柏原の除草委託料につきましては,柏原野球公園,それとサッカー公園,柏原球技公園,3か所の除草委託料でございます。委託先につきましては,市内の造園業者に委託しております。野球公園につきましては,野球場の中の芝刈りですと年間9回とか,周りの草刈りだと4回とか,公園内緑地部分の植栽剪定みたいなものは1回という形になっております。サッカー場につきましても,サッカー場内は9回の芝刈り,それ以外の公園内は4回とかというような形になっております。球技公園につきましても,外周の草刈りは4回,サッカー公園,球技公園につきましても,植栽剪定関係につきましては1回というような内容になっております。
 それから,八郷町の除草委託料でございますが,委託先につきましては,シルバー人材センターに委託をしているところでございます。主に多目的広場の方の除草委託料ということで,芝刈りとか,そういった作業が年間で5回というような形で委託をしているところでございます。八郷の運動広場については,年間については当初予算で41万4,000円で契約をしていまして,今,支払ってない部分の10万円が予算に計上されているという部分でございます。以上です。

菱沼委員)ありがとうございました。今,課長の方から,八郷のシルバー人材という言葉が出ました。実は,シルバー人材をここでぜひ活用してほしいということをちょっと申し上げたかったんです。シルバー人材の方も今度合併いたしまして,石岡は大変大きなシルバー人材になっております。そういった意味では,こういう団体を活用することが非常にコスト削減になるのではないかと,私はそう考える一人でございます。ちょっと要望しておきたいと思います。そういうことでございます。
 そして最後になります。八郷町と石岡市,スポーツ関係は大変制度が違うところがございます。先ほど藁科委員さんからも体協のことでお話がございました。我々スポーツ少年団をやらせていただいておるんですけれども,まだまだ八郷の場合は,石岡市から見れば,まだ乳離れできないといいますか,それぞれの団体が独立しておりません。そういった意味の中では,行政側がご指導になって今までやってきた経緯がございます。そういった意味で,新市になりましてこの調整が大変進んでないというお話を聞かされております。ぜひとも,先ほどとちょっと重複して申しわけないんですけれども,もう少し細部にわたりまして,各部と申しましょうか,代表者会議と申しましょうか,そういったところのご指導をよろしくお願いしたいということなんですけれども,課長の方からちょっと,18年度に向けましてどのような調整方法をとられるのか,お聞きしたいと思います。

スポーツ振興課長)先ほど申し上げましたけれども,今後,体育協会の正副会長会議を持って合併について話し合いをしていくというお話をしたかと思います。それらに合わせまして,スポーツ少年団につきましても,体育協会の傘下に石岡市の場合はあったものですから,そういうのに合わせて,やはり合併についての話し合いを持っていきたいというふうに考えております。できれば,なるべく早く合併についての話し合いを持って,新年度になったらば,皆さんの協力も必要なんですけれども,できるだけ統一したいという思いがあるところでございます。よろしくお願いします。

鈴木委員長)ほかに質問はございませんか。

川村副委員長)すみません。再質問というか,もう一度,言い残したことがありますので,ちょっとお伺いしたいと思います。183ページなんですが,中間のところに学校教育一般経費と,それから学校教育支援事業と2項目あるわけなんですが,2,224万7,000円。その中で大半を占めるのが,下の部分の指導主事派遣負担金が1,900万と,それから,学校教育支援費の方でも,同じく指導主事派遣負担金がやはり同じぐらいの金額が載っているんですが,それについてご説明をお願いしたいと思います。

学校教育課長)ただいまの委員のご質問にお答えいたします。学校教育一般経費の方で指導主事派遣負担費ということで計上されておりますが,指導主事の方が旧石岡地区の2名,それから八郷地区で1名で,3名分の負担金がここに計上されてございます。
 また,学校教育支援事業の方で,同じように指導主事派遣負担金というのがございますが,これは適用指導教室の方で指導主事が石岡地区で1名ございますので,この1名分の指導主事の負担金が計上されてございます。以上でございます。

川村副委員長)そうしますと,学校教育一般経費の方の指導主事の方が3名で1,941万9,000円なんですが,下の方の学校教育支援事業の方の指導主事の派遣負担金が,なぜ1名で1,882万6,000円と,かなりの差があると思うんですが,それだけ能力の高い方が学校教育支援事業の方にいらっしゃって,さほどでない方が学校教育一般経費の方に来ているという認識を持ってよろしいんですか。

教育次長)ただいま学校教育課長の方から,2名,2名というふうにお答え申し上げましたが,現実にはどちらも学校教育一般経費の指導主事派遣が2名,学校教育支援事業が2名の計4名を県の方から派遣していただいているところでございます。

川村副委員長)ありがとうございます。それではもう一度念のためなんですが,上の一般教育経費の方の指導主事さんと教育支援事業の方の指導主事さんは,かぶってないわけですね。結局,合計で何名ということで,要するに延べでよろしいんですか。

教育次長)県の方から派遣をしていただいている指導主事は,合計4名でございます。

川村副委員長)ありがとうございました。4名で基本的に言いますと1,941万9,000円と,1,882万6,000円をプラスしたものを4で割れば,基本的にいうと平均単価ということでよろしいんですか。そういうことで。〔「そのとおりでございます」と呼ぶ者あり〕ありがとうございます。
 それでは,それが高いか安いかは別問題なんですが,185ページの方に移らせていただきますが,中段のところで教育活動指導員配置事業ということで,これは石岡市の多分,独自の事業だと思っておりますけれども,322万9,000円上がっております。介助員報酬が221万2,000円と,複式学級指導員報酬が101万7,000円ございます。今,石岡だけで介助員がいらっしゃるはずなんですが,聞くところによりますと,これは今,小学校だけなんですが,中学校にも広がっていると。あとまた八郷地区の学校でもその介助員が欲しいとおっしゃっている学校があるように聞いております。この辺になりますと,今年度は見送ってしまって来年度からは予算をつけるのかどうなのか,その辺のところをお伺いしたいと思います。また,介助員の報酬が何名で,月平均幾らぐらいなのか,それと,先ほどのものと比べてみたいなと思っておりますので,お教えをいただきたいと思います。

学校教育課長)先ほどは失礼しました。介助を要する児童・生徒につきましては,現在,石岡地区の方で5名,介助を必要とするお子さんがいらっしゃいまして,今,報酬の方を支払っているわけでございますが,これからですけれども,いろいろ要望書などが出されておりますので,学校からの要望書とか,障害児の就学指導委員会の判定結果,こういうものをもとにして,適切な配置に向けて調整をしていきたいと思っております。
また,介助員の報酬につきましては,現在のところ時給750円で,1日5時間で週5日勤務の35週ということになっております。通勤手当はまた別に若干つきますけれども,大体65万6,250円,年で支払われるような計算になります。以上でございます。

川村副委員長)ありがとうございます。先ほどの方ですと,約3,800万ぐらいを4人で割るのと,それから,こちらですと,5人でこれの倍ですから400万ぐらいをということですよね。そこら辺の差が,もちろん仕事の差もあるかもしれませんが,どちらが大変かは,基本的に言いますと,そんなに私は差はないのかなと。要するに人間をお預かりして,しかも手のかかる方にかかる場合ですから,これでは基本的には,安い高いは別として,結構やり繰りが大変なのではなかろうかなと思っております。しかも,来年に向けてという話なんですが,これ,本当に要望どおりそれをつけることが可能なのかどうなのか。それともこの基準を設けて,この基準でどこまでの方にはつける,ここは切り捨てるということをしないと,学校の要望なら要望がそのまま受け入れられるかどうかはまた疑問だと思っておりますので,その辺のところのご意見をお伺いしたいと思います。

学校教育課長)議員のおっしゃるとおりだと思うんですが,学校に訪問などで参りましたときに,そういうお子さんの実態とかを見まして,要望のとおり通していいのか,あるいは障害児の,先ほど申し上げましたが,就学指導委員会の判定結果などを見まして,上司にも相談しながら,何とか検討して考えていきたいと思っております。以上でございます。

川村副委員長)ありがとうございます。頑張って予算をとっていただかないと,先ほど言いましたように,予算がないとなかなかできないということになるかもしれません。しかも,今,小学校でついている方が5人いらっしゃるわけですけれども,その小学校の5人の方々が,中学校に上がったときに,そのままつけられるのかどうかもありますので,介助員が要らなくなるような子になれば一番いいんですが,ならない子もいるかもしれません。そのときに,どうしてもどんどんそこで携わる方が多く,またここに予算を要求していかなければいけないような現状になっていくのかなと思っております。
 そこで,市長にもちょっとお伺いしたいんですが,本当に大事なところでございまして,介助員等が,今度所管が違っちゃいますから,これは学童なんかの場合にはちょっと話は避けますけれども,介助員報酬をやはりもうちょっと上げていただくか,または,どうしても学校現場から欲しいと要請があった場合に,おつけになっていただけるのか,その辺のところをお伺いしたいと思います。

市長)介助員の報酬についてのお尋ねでございますが,ほかの同類の職種などいろいろありますことを考えますと,ここで上げることについては,即答するのは難しい問題ですので。検討することは大切だと思っております。

川村副委員長)ありがとうございます。本当は金額よりも,私は人数が問題だと思っておりますので,今後,たくさんの方から要望が出てくると思いますので,そのときに,私,今質問させていただいたのは,できるだけカットをしないで学校側の要求を認めていただければ非常にありがたいなと,その一念で,失礼とは思いましたが,質問をさせていただきました。以上で質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。

鈴木委員長)今のは要望でいいですね。ほかにございませんか。

菱沼委員)すみません。1つだけ。187ページですが,学校活動振興経費,学童農園管理委託料126万,そしてまた学童農園収穫米加工委託料42万3,000円ですか,2つ,私どもにちょっと耳なれない言葉でございますので,ご説明をお願いしたいと思います。

参事兼教育総務課長)これは石岡だけでございますけれども,各小学校で1反歩,1,000平方メートルほど田んぼを借りておりまして,お米をつくっていただいて,それを収穫して,その後,赤飯,それからもち等で,それを使っての地域との交流の場にしたいということでの予算でございます。管理委託はそういったことで,1反歩当たり14万円ほどお支払いをしてございます。それから,収穫米の加工委託ということで,1校当たり4万7,000円の加工委託料を支払ってございます。
 それから,あとはそれに関連いたしますと,借地をしてございます。これに関しては,平成17年から平成20年までの3年契約ということで,1平方メートル50円でもってお借りをしているということでございます。

菱沼委員)ありがとうございました。実は八郷町でも,今,説明されたようなことはPTAが主体になってやっております。しかしながら,こういった予算づけはないのかなと,そういうふうに認識しております。あくまでも全校生徒で,農家の子どもといえども,今,いろいろな触れ合いとか,そういった意味合いから,そういうふうなものを育てる,そういう場がないというようなことも含めまして,私ども地元の小学校でも,当時私がやっていたころ,土地は無料で提供していただいております。地主さんがいるところで大変申しわけないところですけれども,これからは,いろいろな意味で八郷町と石岡市のやられていることが,ある程度のラインをもってやっていただきたいなと,そういうふうな意見を持つ一人でございます。どうぞ頑張ってやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。以上です。

鈴木委員長)要望でいいですね。ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)質疑がないようですので,以上で質疑を終結いたしたいと思います。
 次に,討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)討論はないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。採決は簡易採決でいきたいと思います。議案第8号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,当委員会に付託された議案の審査はすべて終了したわけでありますが,本案に係る委員長報告の取り扱いにつきましては,委員長にご一任を願いたいと思いますが,これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の文教委員会を閉会いたします。
 なお,12月15日の当委員会は,所管事務の調査として,複合文化施設基本構想についてを予定しておりますので,各委員にはよろしくお願いをいたします。
 ご苦労さまでました。



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