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議会中継
  


 第4回委員会 (12月13日)
出席委員 亀井比志子委員長,谷島博久副委員長,海老澤通弘委員,小松美代子委員,川井貞夫委員,國司進委員
市執行部 市長(横田凱夫),助役(菊地武雄),企画部長(中村栄),保健福祉部長(久保田哲夫),次長兼福祉事務所長兼保険年金課長(矢口輝行),参事兼社会福祉課長(蔵本宏一),高齢福祉課長(池田芳男),こども福祉課長(小林千恵子),介護保険課長(高野喜市郎),健康増進課長(稲田明浩),ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(梅沢信尾),八郷総合支所保健福祉課(小松崎孝光)
議会事務局 事務局長(太田光幸),庶務調査課係長(田辺武弘)



亀井委員長) 
ただいまから福祉委員会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。本日の議題は,議案第8号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管に係る部分,議案第9号・平成17年度石岡市授産所特別会計予算,議案第10号・平成17年度石岡市国民健康保険特別会計予算,議案第14号・平成17年度石岡市老人保健特別会計予算,議案第19号・平成17年度石岡市介護保険特別会計予算,議案第20号・平成17年度石岡市介護サービス事業特別会計予算,以上であります。なお,一般会計予算及び特別会計における当委員会の審査範囲は,お手元に配付いたしました審査区分表のとおりであります。次に,付託案件の説明のため,本日委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお,今期定例会中における当委員会の開催は,本日及び12月16日に予定されているところでありますが,市長,助役,企画部長が出席いたしますのは本日のみとなりますので,各委員にはよろしくご了承願います。これより議事に入ります。議案第8号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管に係る部分,議案第9号・平成17年度石岡市授産所特別会計予算,議案第10号・平成17年度石岡市国民健康保険特別会計予算,議案第14号・平成17年度石岡市老人保健特別会計予算,議案第19号・平成17年度石岡市介護保険特別会計予算,議案第20号・平成17年度石岡市介護サービス事業特別会計予算の計6件を一括して議題といたします。これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。

國司委員)
國司でございます。本年度の予算の中で新規事業として,予算書の115ページになりますけれども,農村高齢者センター改修事業というのがあります。これが296万8,000円,その中で,どのような内容で何か所を改修するのか。モニュメント製作委託料15万とありますけれども,これはどのようなことをするのか,お伺いいたします。

高齢福祉課長) 
ただいまご質問にございました農村高齢者センター改修事業でございますが,この事業につきましては,県の補助をいただきまして,高齢者の生きがいづくり,そして健康づくりを推進するため,既存施設の改修等によりまして高齢者が気軽に活動できる拠点を整備するというようなことで,柿岡に農村高齢者センターがあるわけですけれども,こちらのバリアフリー化という形での改修を行いまして,高齢者の生きがいづくり,あるいは健康づくりの拠点でございます施設の整備を図っていきたいというようなものでございます。内容的なことでございますが,まず,現在ございますトイレの改修を考えてございます。このトイレにつきましては,床面と,それからトイレの中の間には段差がございます。そういう段差の解消,あるいは玄関の出入りにつきましても階段になってございますので,そちらへ手すりをつける等,それらのバリアフリー化を考えてございます。
 それから,モニュメントの製作というようなことで委託料を15万ほどお願いしているわけでございますが,これらにつきましては,事業の中で高齢者の方々のお知恵,あるいは製作に対しまして,参画と申しますか,事業の整備の中に入っていただくというような中で,看板等を高齢者の方々に考えて設置していただくというようなことでの委託料でございます。以上でございます。

國司委員)
了解いたしました。この利用者というのは,ここでいう農村高齢者というんですけれども,石岡でいうどういった種類の施設なのか,わかれば教えていただきたい。

高齢福祉課長) 
現在,農村高齢者センターには,社会福祉協議会の八郷支所,それから,シルバー人材センターの支所が入ってございます。そのほかに集会所的な機能を持っておりまして,地域の公民館と申しますか,コミュニティ施設のような位置づけになっているかと思います。

國司委員)
了解しました。それでは次に進みます。これは,前にもちょっとお伺いしたと思うんですけれども,予算書125ページ,保育委託運営経費として民間保育運営委託料,それから管外保育運営委託料ですか,これが3億1,570万8,000円と,それから4,002万8,000円というのがありますけれども,これの違いと,それから内容的なものを教えていただきたい。

こども福祉課長) 
それでは,今ご質問の民間保育運営委託料,管外保育運営委託料,この違いについてご説明いたします。民間保育運営委託料でございますが,市内に民間保育所が7カ所ございます。こちらの7カ所の運営と,それから市外の民間保育所,土浦,玉里,霞ヶ浦,岩間,小川,美野里,行方,つくば,それぞれの保育園に管外保育運営委託料につきましては49名,民間の保育所につきましては788名ということで現在委託しております。この民間保育運営委託料につきましては,保育所の定員,それから,子どもの年齢と人数,それによりまして毎月,民間保育所の方に払ってございます。

國司委員)
了解いたしました。続きまして,127ページの保育事業費の中で,保育に欠ける児童を預かるということで,児童の健全育成を図るための経費というのがありますけれども,この内容につきましてもご説明願いたいと思います。

こども福祉課長) 
今のご質問ですが,127ページの児童館費の中の児童健全育成事業ということでよろしいでしょうか。

國司委員)
はい。

こども福祉課長) 
これにつきましては……,失礼しました。保育事業費の内容でございますね。これにつきましては,保育所における子どもたちの保育にかかわる,まず嘱医につきましては,内科医,歯科医,それから,保育士等の報酬につきましては,保育士,臨時保育士,臨時職員が,保育士報酬等につきましては,第1,第2保育所の朝夕と土曜日と代休の代替職員に対するものになってございます。それから,第2保育所につきましては,調理師が1名おりまして,報酬で支払ってございます。それから,臨時保育士の賃金につきましては,石岡市が臨時職員6名,八郷町におきましては41名ということで,保育士が28名,調理師が6名,用務手が7名,計41名となってございます。それから,その他の経費として,13番目のバス運転業務委託料につきましては,みなみ保育所に通っているお子さんの送迎のバスということで,37名が利用してございます。車等借上料につきましては,園児の園外保育時の利用ということで計上してございます。それから,その他保育用備品,通常保育に使う子どもたちの備品ということで計上してございます。以上でございます。

國司委員)
計数的なものはわかりましたけれども,この保育に欠ける児童を預かるというのはどういう仕事をするのか,事業内容を教えていただきたい。

亀井委員長) 
説明員に申し上げます。マイクを自分の方に向けて言っていただけますか。声が小さいので,お願いいたします。

こども福祉課長) 
はい。ご質問の保育に欠けている児童ということで,通常,保護者が家庭にいないということで,大人の手が必要になっているお子さんをお預かりしてございます。実施している事業といたしましては,乳児におきましては,けがをさせないように,安全な環境の中で,3歳までは10時と3時におやつを与えまして,あと昼食を与えている。3歳以降につきましては,おやつは3時だけということです。それから,午後は昼寝をしております。通常の保育のメニューといたしましては,それぞれの年齢に応じまして必要な保育を,メニューを組みまして行ってございます。それから,事業等も運動会,発表会,それから入学式,卒業式というんですか,それから,それらの事業を通常行ってございます。

國司委員)
了解しました。それともう1点ですけれども,これは,霞台厚生施設の組合負担金,民生費,これは白雲荘のことだと思うんですけれども,この質問をしてもよろしいですか。

亀井委員長) 
こちらの負担金になってる部分ですよね。はい,大丈夫です。

國司委員)
これは,一昨年だったか,2年前だったか,5,000万ほどかけて改修されたと思いますけれども,その後この利用者の推移がわかれば,ご説明願いたいと思います。一部事務組合になっちゃうのかな。

亀井委員長) 
國司委員に申し上げます。すみません。その内容につきましては,所管外だと思いますので,申しわけございません。

國司委員)
了解しました。最後になりますけれども,117ページで,この関連でございますが,身体障害者,それから知的障害者,それから精神障害者ですが,障害者自立支援法が成立しまして来年の4月から施行されると思いますけれども,身体,知的,精神の3障害を一元化するというような方向でいくのかと思いますけれども,それは,石岡市としてはどういうような方向で今後進めていくのか,お尋ねをいたします。

参事兼社会福祉課長) 
国の方でただいま指針等を作成している段階でございます。この12月末に県の課長会議がございます。それで1月に我々市町村に対する説明会がありまして,それらの方向づけがなされるかと思います。当初,来年の4月から施行というようなことで始まっておりましたが,さきの国会解散等でこれがおくれております。正式な実施につきましては,来年の10月からということで,一部4月から,みなしというようなことで精神医療の個人1割負担等について開始されるというようなことで,その辺の調査について現在行っているところでございます。そのような中で,来年の10月に向けて準備を進めているというような状況でございます。以上です。

國司委員)
知的,身体,それから精神障害者の方々には働く場所,授産所関係なんかもあるのかと思いますけれども,経済的,部署間的なこともあると思います。そういったことに対して,働く場所というのを一元化されたときに,例えば今の障害者の方ですと,授産所でも働ける場所がありますよね。だけど,一元化されたときにどういうふうになるのかなということが懸念されますけれども,そこのことをどういうふうにお考えなのか。

参事兼社会福祉課長) 
各障害者の方が施設等で就業の能力を向上させるために,それぞれの施設,あるいは各家庭等で技術の習得等を行うかと思います。それらにつきましても施設等に働きかけをしまして,支援法の中で援助しながら,身障の方が就労の機会,社会復帰ができるように援助してまいれればというふうに思っております。

國司委員)
了解しました。よろしくお願いをいたしまして,私の方の質問を終わります。

谷島副委員長) 
介護保険についてお尋ねしますが,八郷の介護保険料と,今度石岡になりましての保険料が一律になると思いますが,これは幾らということになるんですか。

介護保険課長) 
介護保険料の関係についてお答えをいたします。平成17年度におきましては,石岡市が月額2,900円,旧八郷町が2,400円というようなことで,17年度におきましては現行どおりの料金で進めていくというようなことでございます。また,18年から20年までの3カ年間について,老人保健計画あるいは介護保険計画の見直し等がございます。その中で,現在,保険料につきましては検討をしている段階でございます。以上でございます。

谷島副委員長) 
そうしたら,現在のところは,今までやっていたとおりの保険料で進めるということですね。それともう一つ,今まで八郷は新治広域で委託しておったんですが,今まで八郷の方のそれらの施設にかかる人が少なかったので,余剰金を積み立てておいて賄ってきたんですが,本年度でそれらの余剰金も取り崩して足りなくなるというようなことですので,当然これは値上げを考えていかなければならないというようなことでおったんですが,そういう状態で今度石岡へ合併ということですので,これは保険料は当然上がるということは考えているんですが,今現在ではそのまま進めるということですが,これは,石岡になると一本になるということで,上がるということは当然だと思いますが,石岡が2,900円でやっていますと,八郷は2,400円でやっていたのが2,900円になる,また3,000円になるということになると,合併したことによって一挙に介護保険料が上がったというような感じを受けることは事実なんですが,そういうことについても,ある程度,かかる人が多くなったので,ここで,当然保険料は上がるよというようなPRも必要であろうというふうに感じていますので,保険課長の方で考えがありましたらお願いいたします。

介護保険課長) 
お答えいたします。現在の17年度の保険料につきましては,現行どおりそれぞれ定められた保険料で対応していくことになります。また18年度からの保険料の見直しにつきましての保険料の設定でございますけれども,被保険者の給付状況,そういうものを見ながら,現在,保険料の設定作業を進めているところでございます。以上でございます。

谷島副委員長) 
それと,この保険料の滞納があるわけですよね。それらの保険料の滞納に対して,これから石岡市としてその滞納整理をどういう形で持っていくか。当然,これ,全部納めていると思いますと,そうでもない滞納があるというようなことで,それらの滞納対策を考えていかなくてはならないだろうと思いますが,それについてお尋ねをします。

介護保険課長) 
ご指摘のように滞納額がそれぞれありますけれども,今までも年に2回ほど,職員が各被保険者の方に参りまして徴収をしている状況でございます。また,今後も市の職員が出向きまして徴収をしていきたいと,このように考えております。以上でございます。

小松委員) 
小松でございます。まず,個別に質問に入ります前に,市長にまずお尋ねをいたします。市長の議会での所信表明の中で,福祉関連については,「だれもが健やかに暮らし,笑顔と元気のあるまちを目指します」ということで,「赤ちゃんからお年寄りまで地域の中で安心して暮らせるよう,市内に十分なサービス提供体制を整えます」と,このように述べられました。また,「保健・医療・福祉,各分野の施設及びサービスの連携を深めてまいります。特に住民の要望が強い医療については,各医療機関の連携強化など早急に体制づくりを進めるほか,高齢化社会への対応として,介護保険法の改正に基づく介護サービス基盤づくりに努めてまいります。さらに少子化対策として,子育てのしやすい環境づくりに努めます」と,このように述べられました。で,健康づくりの事業ということでさらに続くわけです。今回の平成17年度の予算ですけれども,石岡と八郷の平成17年度の予算を合わせたものと,そのように伺っています。さらに,市長が2期目として,市長の2期目に当たっての施策が今回の予算に一部含まれたとも聞いておりますけれども,この福祉の分野については,市長はどのような思いで予算を組まれたのか,新たに組まれたものがございましたらご答弁をお願いしたいと思います。またさらに,当初は,市長職務代行として菊地助役が仕事を進めてまいったわけです。予算にはどういうふうに反映されたかわかりませんが,その点についても,ございましたら,助役の方からもご答弁をお願いしたいと思います。

助役)
委員のお尋ねにお答えいたします。職務執行者のときは,暫定予算ということで,旧石岡市,旧八郷町の予算の中で執行の終わってない部分で,この12月議会までの間の予算ということで,その積み残した分を組んだという形になっております。その後が本予算ということで,さらにその暫定予算も含めたものがこの本予算になっている。ですから,政策的なそういう考え的なものは入ってございませんでした。

市長) 
お答えいたします。17年度の今回の予算に新たな事業予算が策定されているのかというお尋ねでございますが,基本的には17年度当初に議会でお認めいただいた事業予算の後半の未執行,未歳入等を今回予算化したという観点から,目新しい福祉の事業予算が編成されてございませんが,あえて1つ挙げるとすれば,新しいものとしましては,次世代育成支援行動計画推進事業の中で行動計画策定業務委託とか,あるいは印刷製本費等が挙げられる。あるいは生活保護費の中で心身障害者の診断書等について,県から移行されたことに伴う計上でございます。しかし,予算にはあらわれておりませんが,社会福祉協議会をふれあいの里に本部を移行しまして,今後,新市の社会福祉に対する取り組みを充実させようという体制づくりにはなってきているところでございます。

小松委員) 
ありがとうございました。ただいま市長から次世代育成支援事業,それから生活保護に関するもの,また社協について,個別に改めて順を追って質問していく中で,また市長にご答弁をお願いしたいと思います。それでは,項目に従いまして幾つかお尋ねしたいと思います。まず,109ページになります。中ほどより下なんですが,民生費,社会福祉総務費の中で地域改善対策経費ということで97万9,000円が計上されております。この点について,どういう事業であるかをお尋ねしたいと思います。

参事兼社会福祉課長) 
お答え申し上げます。従前より行われております,いわゆる差別問題に関しての取り組みでございます。この中で人権問題として取り上げまして,差別のない社会を築こうというようなことで対処してございます。この中では,そういう指定がありました地域についての住宅貸付等の事業等を行います。それから啓発事業,それから,差別解消の研修会等々の参加というようなことで事業を行っているところでございます。

小松委員) 
ありがとうございます。旧石岡市ではちょっと項目も違っておりましたし,ただいま八郷との合併によってこの福祉の方に地域改善対策経費としてこういうふうに計上されたと。この点については,私,一言意見はあるわけですけれども,先ほど市長,助役からも答弁がありましたように,平成17年度の予算は既に双方の自治体で可決されて,それが合併によって,今回新たに計上しているということにすぎないと,一面ではそういうふうに思うわけです。この問題はもうちょっと八郷の実情をよく理解しないといけないのかなと思っていますので,今回は保留いたしますけれども,続きまして,その下に基金顕彰事業があります。これはどういう事業になっているのか,お尋ねしたいと思います。

参事兼社会福祉課長) 
基金顕彰事業でございますが,八郷地区でありました菊地四郎顕彰基金,桜本康教社会福祉基金の2つの顕彰事業でございます。菊地四郎顕彰基金につきましては,石岡市において,明るく住みよい社会建設に著しい功績のあった者を顕彰し,地域社会の福祉向上に期するというようなことで,金額は1,200万円でございます。それらの利息等を使いまして顕彰をしているところでございます。これまでに,よい子,よい母,立派に働く勤労青年,善行者等で106名の方を顕彰してございます。それから,中学生として312名顕彰してございます。毎年11月3日に行っておりますが,ことしは合併の都合によりまして見送ってございます。桜本基金でございますが,住民が健康で文化的生活を営むことができるよう地域全体の社会福祉の向上に資するということで,こちらは平成11年に団体が2件,個人1人,12年が個人1人,顕彰してございます。基金額は1,000万でございます。13年度以降につきましては応募がないというような状況で,顕彰をしてない状況でございます。以上です。

小松委員) 
ありがとうございました。地域独自の取り組みで,これは平成17年度ですけれども,平成18年度以降,現在,平成18年度予算審議にもう入っていると思いますけれども,どういうふうに基本的にはお考えになっていますでしょうか。

参事兼社会福祉課長) 
広く石岡市全域でこの目的に沿って顕彰してまいりたいというようなことで,来年度につきましても予算を予定してございます。以上です。

小松委員) 
了解いたしました。続きまして,121ページになります。民生費,児童福祉総務費の中の母子自立支援事業,下段の中ほどですけれども,ここでは母子・父子世帯入学祝金ということで75万円が計上されております。最初に母子自立支援員報酬が77万3,000円計上されておりまして,最近,母子世帯というよりも,非常に父子世帯がふえているのではないかと。かつては母子世帯への支援が経済的にも必要であったし,大事な福祉施策であったと思いますけれども,現在は父子世帯への支援,これもないがしろにできないのではないかと思っておりますが,この母子自立支援については,母子だけであるのかどうか。それから,父子世帯の状況とか,そういった点についても,わかっている範囲で結構ですので,ご答弁をお願いしたいと思います。

こども福祉課長) 
それでは,今の母子・父子世帯に関するご質問でございますが,父子家庭につきましては,現在のところ,母子・父子世帯入学祝金ということで,小学校入学時に1万円ということで,母子・父子世帯どちらも対象に実施しておるのが現状でございます。この母子自立支援につきましては,母子家庭及び寡婦等に対してということで,父子家庭の相談なども受けるような状況ではおります。内容といたしましては,自立に必要な指導とか,職業能力の向上,それから求職活動ということで現在実施しております。母子・父子世帯の入学祝金の父子の状況でございますが,15年度には60件中7件,16年度には36件中3件ということで,現在わかっている状況としてはこの程度でございます。

小松委員) 
ありがとうございました。次に123ページの児童福祉総務費の下の方,放課後児童対策事業で3,212万5,000円が計上されております。これは,127ページの児童館とか児童センター等々の児童健全育成事業にも関連してお尋ねしたいんですけれども,学童保育は旧石岡市の場合,3年生までおもだった小学校で実施されているわけです。八郷の状況がよくわかりませんけれども,同僚議員からは,小学校の6年生,小学生すべてを包括してはどうかというような意見もこれまでされていたかと思います。ただ,1クラスに収容するとか,最近要求がたくさん出て,とても対応できないという中では,6年生までというのは現実的に難しいにしても,昨今のいろいろな事件が起こっている状況の中で,国の方でも小学4年生までは学童クラブの構成員といいますか,学童クラブの対象として小学4年生までは見ているという状況にあるように聞いておりますけれども,その点についてどういうふうにお考えになっていますでしょうか。

こども福祉課長) 
学童保育を4年生までというご質問でございますが,現在は3年生までということで,石岡市内の学校は,北小,高浜小を除きましては,もういっぱいの状況です。待機児童も何名かいるという状況でございます。そのような中で,余裕教室がないということから,大変厳しいかなというふうには現状考えてございます。同じ教室での年齢を超えての保育は無理ということですので,今後検討していかざるを得ないかなと,昨今のいろいろな事故が起きているという中では考えてはございます。以上です。

小松委員) 
当初,学童保育,旧石岡の場合には福祉部所管でやりまして,この2年ほどでしょうか,教育委員会に学校の施設を利用するということで所管が学校に移管され,また今年度,福祉に戻ったと。旧八郷が福祉で担当しているということで,一緒に福祉になったということなんです。もう少し詳しく調べますけれども,土浦でも,現在は3年生までなんですけれども,国の基準が小学校4年生まで入っているというようなことで,4年生まで学童クラブに組織する必要があるんじゃないかというようなことが今,出されてきております。当市においても拡大を求める声はあるわけですので,ぜひ18年度については,旧八郷でも学童クラブを実施しておりますので,一緒に4年生までぜひ実現できるようにご努力をお願いしたいと,このように思います。次に移ります。先ほど市長の方からもありましたが,次世代育成支援行動計画推進事業の中で新規事業に次世代育成支援地域行動計画の策定業務委託料89万3,000円が計上され,また印刷製本費として74万6,000円が計上されております。この点についても既に議論はされてきているわけですので,この事業がいつごろの発効になるのか,その点についてお尋ねしたいと思います。

こども福祉課長) 
お答えいたします。現在予算化をいたしまして,お認めいただきましたらすぐに契約をいたしまして,実施の方向に進めたいというふうに考えてございます。形としましては,18年の3月までには内容を固めまして,その後,17年度の予算で印刷をしたいというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。

小松委員) 
ただいまの答弁ですと,予算が議決された後に契約をして,印刷製本に18年3月までに持っていかれるようですが,実際の業務は18年度に繰り越しになりますか。

こども福祉課長) 
繰り越しではなく,17年度中に印刷までやるようにいたします。

小松委員) 地域行動計画ということなんですけれども,策定業務は担当の方でやるわけですけれども,これに市長はどういう思いを込められたのでしょうか,もう少し詳しく市長の思いをご答弁いただきたいと思います。

市長) 
次世代育成支援地域行動計画に関しての市長の思いというお尋ねでございますが,今さら私から申すまでもなく,少子化がこれまでにない速度で進んでいるわけでございまして,ますます少子化は国を挙げての,あるいは市にとっても最重要な課題であるという思いが強くしている次第でございますが,そういった面から,次の世代をしょって立つ子どもたちの育成を含めまして,あるいは少子化に対する課題の解消に向けて,子どもを産みやすく,そしてまた育てやすい,そういった面から,あらゆる面でその環境づくりというのは,行政の役割,市民も,また民間企業も,あらゆる社会で,地域も含めて,ひいては国を挙げての課題の取り組みでございますが,そういった意味で,環境づくりに取り組めるようなものであるべきであると,また取り組んでまいりたいと思っている次第でございます。

小松委員) 
ありがとうございました。まちづくりをしていく観点からも,やはり若い世代,子育てがしやすいまちをつくっていくということが新しいまちの発展にもつながっていくと思いますので,これはしっかりとした地域行動計画をつくっていただいて,若い世代からも,また私たちも一緒に参加できるような,そういうものにしていってほしいと,このように思います。要望を申し上げておきたいと思います。
 それから,同じページの上の段で,これは石岡市の予算だったのかどうか,ちょっと確認してなかったんですが,児童福祉施設整備費助成事業での保育所整備費補助金の3,420万4,000円,これについて,簡単で結構ですので,ご答弁をお願いしたいと思います。

こども福祉課長) 
児童福祉施設整備費助成事業についてお答えいたします。これにつきましては,民間保育所であります,わかくさ保育園さんの増改築ということで,補正でお認めいただきまして,国が3,040万4,000円の交付金ということで,その8分の1を市が380万円補助を出すということで,合計3,420万4,000円となってございます。

小松委員) 
ありがとうございました。この間,そとの保育園,あるいは,これからわかくさ保育園,その前にも幾つか,ふたば保育園とか,改築,新設等保育所の整備が進められているわけですけれども,国庫補助でつくられるこういう事業については,例えば雨水利用のできる建物をつくるとか,そういう条件等を当市がつけていく,こういうことは可能でしょうか,どうでしょうか。

こども福祉課長) 
現在のところは,園の方で建物の整備に対する計画とかやって,国が直接かかわってやるようになりましたのは,補助が市の方へ一たん入りまして,それを園に補助をするということで,今までは園が直接国とやりとりをしておりましたが,市の方も補助を出すという観点から,話し合いをしていくことは可能かと思います。

小松委員) 
民間でつくる施設ではありますけれども,やはり国や県,あるいは当市の貴重な財政を支出していくわけですし,新しい建物をつくるときに,子どもたちに一番よい環境づくりのための施設というのは重要なんですけれども,やはり環境問題とか,いろいろな点も考慮するという点では,ぜひ市の方からも,雨水の利用等もできるような,そういう施設づくりをお願いしたいと思います。次に,137ページの市民健康管理費の老人保健事業で,講師謝礼が61万5,000円計上されております。介護保険等も関係してくるんですけれども,あるいは国保等も関係してくるんですけれども,まず病気にならないような,そういうためにいろいろな予防対策をこれからしていこうというのが基本的な姿勢なわけです。それで,いろいろな講座とか持たれたり,あるいは筋肉トレーニングとか,そういうようなことが今,浮上しておりますけれども,この講師謝礼もそういったたぐいのものなのかどうか,ひとつ確認したいと思います。

亀井委員長) 
暫時休憩いたします。10分程度といたします。

〜 休 憩 〜

亀井委員長) 
休憩前に引き続き会議を開きます。

健康増進課長) 
老人保健事業におきます講師謝礼61万5,000円でありますが,これにつきましては,いわゆる講演会等の講師に対する謝礼とは異なっておりまして,生活習慣病予防には体を動かすこと,運動が一番必要じゃないかなというふうに考えておりまして,保健センターで運動実技が中心の健康教室を行っております。この講師謝礼につきましては,そのとき指導していただきます健康教室の運動指導士,あるいは八郷保健センターで行っておりますエアロビクスのインストラクター,あるいは医師,その方々に対する謝礼を計上しております。以上でございます。

小松委員) 
ありがとうございました。介護保険事業の方での講師謝礼が,あるいはどこかに入っているのかと思いますけれども,今,保健センターの方の生活習慣病対策等の件については了解いたしました。介護保険事業でも同じようにこのトレーニングをするような,そういう事業が今度入ってきているかと思うんですけれども,筋肉トレーニングについては,当事者といいますか,施設を運営している方々からも,よしあしだというような声が出てきております。実際に軽い運動は必要であったにしても,筋肉トレーニングをする年齢というものもあるだろうし,それから,その方の一人一人の状態に応じてやらなければ,かえって害になると,こういう指摘もあるわけですけれども,介護保険の中でそういう事業がもう入ってきていますので,入れざるを得ない部分もあるかとは思いますけれども,その点についてお考えを伺っておきたいと思います。

高齢福祉課長) 
17年度におきます健康づくり関係の事業でございますが,私ども,高齢福祉課の方で今年度,介護予防のための支援事業を取り組んでおります。現在,やはり委員さんがおっしゃいましたような健康づくりの中での筋力トレーニング,これらにつきましても実施しているところではございます。私どもの方で実施しております支援事業の中には,1つとしまして,筋力トレーニング事業がございます。これにつきましても,高齢者対象でございますので,おおむね65歳以上の方を対象といたしまして,健康診査あるいは人間ドック等で要医療等以外の判定をされた方々,あるいは若干健康に不安があるような方を対象にいたしまして,理学療法士と申しますか,そのような方の身体機能チェック,これを受けた上で保健師,あるいは健康指導員の指導のもとに,軽い筋力トレーニングマシンを使っての事業を実施しまして,寝たきりにならないというようなことに向けての事業を実施しております。そのほかにも,運動指導事業というようなことで,やはり65歳以上の高齢者で,健康診査等におきまして要医療以外になった方ですが,この方々に対しましても,寝たきり防止と生活習慣病予防のためには,運動の習慣づけ,動機づけと申しますか,そういうようなことでもって事業を実施しております。具体的には,ヘルスチェックを行いまして,ステップ台,あるいはウオーキング,マット運動,セラバウンド等を使いました軽運動,これらを継続的に実施するというような中でチェックを行っております。これにつきましては,全10回程度の実施ということで現在行っているところでございます。そのほかに,3つ目の事業といたしまして,いきいきヘルス体操を本年度,各地区の公民館,中央公民館を含めまして,旧石岡にございます3公民館を活用いたしまして,太田先生考案のいきいきヘルス体操,これらにつきましても実施をしているところでございます。それから,ふれあい体操クラブというような名称を使わせていただいておりますが,加齢とともに衰えてきます足腰,これを少しでも進行をとめるというようなことで,ちょっとした体を動かす運動,これを実施しております。ソフトエアロビクスと申しますか,そのような事業も実施しているところでございます。これらの事業に取り組みながら,高齢者の方々の寝たきり予防,介護予防の事業を現在実施しているわけですけれども,18年度につきましては,先ほど介護保険の見直しという話がございましたが,そのような中で介護予防事業につきましては,全面的な見直しの中で検討をされているところでございまして,現在,ちょっと詳細につきましては,この場ではご遠慮させていただきたいと思うんですが,以上でございます。

小松委員) 
ありがとうございました。それぞれのところで,いろいろな予防的な形での健康体操やトレーニングが取り組まれていると。非常に大切なことではあるんですけれども,過ぎたるは及ばざるがごとしというように,非常に問題があるのではないかという指摘もあることを踏まえて,18年度の事業計画を立てるときに参考にしていただけたらと思います。先ほど市長の方から,17年度の予算に込めた社会福祉協議会ですけれども,社協がふれあいの里の方に行きました。12月1日でしょうか,石岡市と八郷町の社協が合併したというふうに思いますけれども,社協のこの事業なんですが,社協の事業内容に少し触れたいと思うんですけれども,委員長,よろしいでしょうか。

亀井委員長) 
内容にもよるんですけれども……。

小松委員) 
石岡市の社協の活動内容は,他の自治体から見ますと大変範囲が狭いといいますか,いろいろ思うことがあるわけなんですけれども,これは担当がいませんね。別ですね。

亀井委員長) 
要望であればよろしいかと思います。

小松委員) 
それでは,社協の活動について要望を申し上げておきたいと思います。予算としては補助金が2,608万5,000円計上されております。社協の中で協会の委員さんがそれぞれ事業内容を決めていくことではあると思うんですけれども,例えば共同募金会とか,あるいは災害時の寄附を募って災害地に届けるとか,暮らしのいろいろな行政相談とか,いろいろあります。またボランティアの取りまとめをしているところもあるんですけれども,もっと,例えば今,とじこもりとか,引きこもりとか,子どもたち,青年から30代,40代でもそういう方々がたくさんふえているわけです。そういったことに,つくば市などでは社協が率先して取り組んでおります。きちんと職員を配置して講座を設けたり,あるいはそういう若者たちが集まれる場所を提供し,しかも予算も提供して,そういう子どもたちや青年が活動できるような活動までしております。
 従来の社協の活動をもっと広げていかないと,社協の活動はただ形骸化するばかりではないかと,このように思っております。美野里町などの社協の活動を見ましても,本当に幅広い活動をしておりますので,ぜひそういうところも情報を得て社協に伝達をしていただきたいと,このように思います。本当にこれからの石岡市のまちづくりにとって,社協という組織は大変重要な組織でありますし,これを有効に活用しない手はないと,私はこのように思っております。市長もここに力を入れているようですので,ぜひよろしくお願いしたいと思います。また,今,市民の生活苦から,本当に当座のお金がないと。小口の融資,そういった要求も,社協の中では5万円という小口融資の制度があるんです。ですけれども,これにも保証人が必要なんですね。実は私,全く見も知らない方から,この5万円の保証人になってほしいと頼まれました。私は,私ができる範囲でしたので,保証人は私は受けようと思いました。ところが,議員はだめなんですね。保証人になれないということがわかりました。公職選挙法違反になるんだそうです。もちろんお金を与えることもこれはできませんし,そういう点では,この社協の制度も利用できないな。もっと実のある活動をしてほしいと,これについても思いましたので,よろしくお願いしたいと思います。それでは,予算の方に戻っていきたいと思いますけれども,ボランティアセンターの施設維持管理経費が51万7,000円計上されております。社協の石岡市の社会福祉会館,これが社協がふれあいの里に移転しましたので,国府中学校区の公民館としてこれから利用されるわけです。ボランティアの団体の方々が,ボランティアセンターがあるわけですので,こちらで活動するということになるとは思うんですけれども,今,非常に不便を来していると,このように聞いております。まずは,ボランティアセンターには駐車場がありませんし,何かと福祉会館がボランティア団体の活動を支えてきたわけですけれども,そういったものが今度は公民館になりますので,受けられないというのがもう既に出ているかと思うんです。こういう点で,ボランティア団体の皆さんが,これまでのように活動できる保障,それをどういうふうに福祉部としては考えているのか。これはいろいろな関係もありますので,担当者とあわせて,部長の答弁もいただいておきたいと思います。

参事兼社会福祉課長) 
私の方から予算的なお答えをいたしたいと思います。新年度につきましては,本年同様,現在のボランティアセンターを活用していきたいというふうに考えておりますので,通常の経費を計上してまいりたいと考えております。以上です。

保健福祉部長) 
ボランティアグループの考え方という形になるかと思うんですけれども,今,確かにボランティアセンターを用意しまして,駐車場にご不便をかけています。そこが活動の拠点の場所ということになりますけれども,ちょっと距離がありますが,市営駐車場を比較的楽に使えるような形で,現在,ボランティアセンターを使ってもらっているところでございます。合併が行われまして,八郷にありました3つのボランティアグループ,これの活動そのものは介護事業というのが主になるんですけれども,このグループが一緒に加わることに予定されております。新年度から,より大きな団体になると思います。例えば今のボランティアセンターで全グループの会員がすべて集まるという事業については,ちょっと狭いかなと思いますが,団体の代表者で打ち合わせをしようというようなことに関しては,利用可能かなというふうに思います。国府会館につきましては,今,委員がおっしゃるように,新年度から公民館的な形で利用が予定されている。公民館も公民館活動の中で貸し館というような形の対応がとられるかと思います。ただ,一応予約するとかの形は今と同じのような形となるかと思いますので,そういう利用を図っていただきまして,公共施設を広い形の中で利用していただきまして,活動していっていただければというふうに思います。今の福祉政策の中でボランティアグループの力をかりるというのは大変ありますので,このグループの育成というのは見守っていきたいと思っております。

小松委員) 
大勢のボランティアの方々がそれぞれ団体に所属して,さまざまな活動をしております。主に旧八郷町では,給食の配給とか,そういう形でのボランティア団体だと聞いておりますけれども,旧石岡市の場合には,本当にいろいろな形のボランティア活動がされております。そういう点では,いろいろな事務的な支援も,これまでは社協の方から支援を受けていたようです。それが実際には今度はほとんどなくなると。ボランティアセンターそのものも,そういう事務機能といいますか,職員が管理者という形で多分いたのかとは思うんですけれども,現実には事務的なものは支援していただけるような,そういうふうにはボランティアセンターそのものはなってないわけです。ですから,その辺で,国府中学校区の公民館にはなるんですけれども,教育委員会との連携を深めていただいて,ボランティア活動を国府中学校区の公民館,ここのスタッフも積極的に,要請があったときにはその要請にこたえるような,そういうことをぜひ部長の方からも教育委員会の方にもお話ししていただいて,スムーズにボランティア活動ができるようにご配慮いただきたいと思います。要望申し上げておきたいと思います。 それから,私は,乳幼児医療費の無料化の問題で市長と助役にお尋ねをしたいと思います。八郷町でも,年齢を拡大して3歳までの乳幼児の医療費の無料化を石岡と同じようにやってきたわけですけれども,平成17年度,県の制度がこの10月から変わりました。それとともに石岡も,それから八郷も同じように,年齢は拡大されたわけですけれども,実際には入院が自己負担とか,負担はふえたわけです。旧石岡市の最後の議会か,3月の決算委員会かわかりませんが,保育所の統合の問題とあわせて私は市長に質問をしまして,なかなかいい返事をもらえませんでした。それだけでも,私は,市長は推せませんとか,そういうことを言ったわけですけれども,この乳幼児の医療費の無料化,これは平成17年度の予算審議ではありますけれども,私は反対した経過がありますので,改めて,県内でも28自治体ぐらいは,県で有料化にしました分を,無料化でやっていくという方向が出されているようにも聞いておりますけれども,基本的に今後どうするのかということで市長と助役のお考えを伺っておきたいと思います。

次長兼福祉事務所長兼保険年金課長) 
制度の現況につきまして,私の方からご説明を申し上げたいと思います。マル福制度につきましては,平成17年,今年度の11月からでございますけれども,一部改正になっております。そういう中では,従来,3歳児までをマル福制度の該当ということになっておりましたけれども,今回の改正によりまして6歳児,入学前までということに改正になりました。その中で,今度は自己負担というものが負担されるようになりました。改正前につきましては,外来1日500円,月2回を限度とするということでございました。それから,入院の自己負担はなしということでございます。それから,食事の標準負担額は自己負担なしということになっておりました。改正によりまして,現在は外来1日500円が600円,それから,月2回限度は同じでございます。それから入院1日300円,これにつきましては月3,000円を限度ということで自己負担がされるようになりました。それから,食事の標準の自己負担がされるようになったわけでございます。現在の状況につきまして,ご説明をさせていただきました。

市長) 
お答えいたします。就学前までの医療費の無料化に向けて,現在の利用者の負担を市で負担して,全員ゼロにするべきではないかというご質問でございます。ただいま次長の方から現状について説明したところでございますが,従来は3歳未満児がまさに医療負担なしと。市単独で4歳未満を現在行ってきたところですが,改正に伴い県の制度を受けているところでございますが,就学前の全員を無料化することについては,現時点では考えてはおりませんが,そのあり方についてさらに検討はすべきだなと思っている次第でございます。

助役)
助役の私といたしましては,市長がこういうふうに施策を進めると,そういう方針が出ましたら,それに従って努力すると,そういう立場でございますので,この件に関してどういうふうにするのかと言われた場合には,市長のおっしゃるとおりでございますと,このようにお答えいたしたいと思います。

小松委員) 
市長は検討するというようなことで,いろいろな受け取り方はありますけれども,市民の皆さんの声も,若い人たちの声をぜひ聞いてください。子どもが病気になったときに,お金の心配がなく病院にすぐかかれるというのは,いや,大したことないじゃないかと,1回600円の自己負担じゃないかとか,入院したって限度額は3,000円だよとか,そうおっしゃる方もいるかもしれないですが,それが本当に大変だという,そういう家庭もあるわけですし,またそういうことが子育て支援,子どもを大事にするまちなんだよという,そういうアピールにもなっていくわけです。現実にそういう施策をしている自治体は,県の中でも二十幾つか,県の補助制度を超えて独自に進めていく,そういうところもあるわけですし,私はやっぱりそういう若い世代,子育てをする世代に優しいまちになってほしい,優しい市長や助役であってほしいと思うんです。助役は,今回は11月30日に議決されて助役に選任されたわけですけれども,いつも市長の言うとおりということではなく,八郷町の住民の皆さんは助役に託しているわけじゃないですか。そういう点では,やっぱり八郷町の皆さんの声を市長にも伝えて,そして市政に反映させていくという,そういう役割も,確かに市長の仕事を助けるという助役,そういう仕事もありますけれども,少なくとも私が退席した理由は,八郷町の住民の皆さんを代表する人として私は反対できなかったわけです。だから,住民の声を十分に市長に伝えていく,そういう点では,何でもかんでも助役の意見を市長に押しつけてもらっては困りますけれども,住民の声を反映させるという点ではきちんとやっていただきたいと,これは私は助役に要望を申し上げておきたいと思います。一人で長くなって申しわけありませんので,大事な点を2つだけ質問をさせていただいて終わりますけれども,国保の問題で,国保税は非常に滞納もふえているとは思います。それで,この国保税の減免制度,それから,滞納者に対する短期保険証や資格証明書の発行,こういうことについて質問をさせていただきます。これまでも国保税で減免制度等,それから短期保険証や資格証明書について質問をしてきているわけですけれども,減免制度が必要な私の要求は,例えば国保税は自営業者とか,農業とか,第一次産業に携わる方が多いわけです。国保税は前年度の収入によって課税されます。前年度にある程度の収入があり,課税がされた結果,高額の国保税を納めるということになったときに,ただ,第一次産業の場合には,業績の悪化ということも当年度には起こるわけです。それからまた病気になったりして非常に出費がかさむとか,さまざまな事情で前年度の収入が当年度に保障されるかというと,必ずしもそうではないという実情があるわけです。そういう点で,私はぜひ,申請による減免制度という制度があるわけですから,これを市民に活用させてほしいと思います。この減免制度についてのお考えを伺います。あわせて滞納処分者に対して,石岡市は資格証明書の発行はこれまでほとんどしてきておりません。短期保険証を発行して窓口で保険料を納めていただくように話をして,そして分割でも何でもとにかく保険料を納めていただいて短期保険証を渡すと。資格証明書の発行はほとんどされてきてないのがこれまでです。旧八郷町についてはそういう点はどうだったのか,その点を伺っておきたいと思います。以上です。

次長兼福祉事務所長兼保険年金課長) 
ご指摘のとおり,税につきましては滞納額が現在ふえているという状況にあります。それらの滞納につきましては,それぞれ税納入の相談ということで実施しておりまして,個別に相談を受け付けております。そういう中では税条例に基づきまして減免措置等をしております。6割軽減,それから4割軽減と,それぞれ住民税の基礎控除による計算によりまして,6割軽減世帯につきましては,総所得金額,世帯主を含む被保険者全員の合算でございますけれども,33万円以下ということで6割軽減世帯,それから,4割軽減世帯につきましては,総所得金額に対しまして,住民税の控除額33万円,それと被保険者数掛ける世帯主を除く1人当たり24万5,000円ということで,それの合算額が総所得金額を超えているという場合につきまして4割軽減ということを行って,総所得金額がそれ以下になっている場合につきまして6割軽減ということを行っております。そういう中で,税金につきまして納税がなかなか困難だという方につきましては,石岡市国民健康保険短期被保険者証交付要綱に基づきまして短期保険証の交付を行っております。原則としては4か月ということでありますけれども,そのほか必要に応じて期限を定めることができるということでやっておりますけれども,基本としては4か月ということで,それ以下になる場合もございます。そういう中で,短期保険証の交付をしていく中で税の滞納につきましての対策を行っているところでございます。それで,ただいまお話のありました資格証明書の交付のことでございますけれども,従来,旧八郷町の方では資格証明書を発行しております。この資格証明書につきましては,1年間納税がなかったという世帯に対して資格証明書を交付しているわけでございます。その交付に当たりましては,事前に納税相談等を行いまして,できるだけ納税をしてもらうということで,事情によっては短期保険証を交付しているところでございます。その中で,特に表現はいいとは言えないかもしれないんですけれども,悪質な滞納者に限って資格証明書を交付しているという実情にございます。この資格証明書につきましては,国保税の合併の調整の中で,資格証明書の交付につきましては新市において統一していくということでございますので,今後,旧石岡市におきましても同様に,新石岡市として統一した形でこれを進めていくということになるわけでございますけれども,実際にこれをいつの段階で,どのように実施していくかという方法等につきましては,今後十分検討をさせていただきたいと思います。そういう中で,できるだけ資格証明書の発行をしないような形での,従来どおりの短期保険証の交付というようなことで進めていきたいと考えております。

小松委員) 
ありがとうございます。国保税の滞納というのは,先ほど次長がおっしゃるように,払えるのに払わないという人も確かにいることは事実ですね。そういう方と,先ほど申し上げましたように,いろいろな事業に失敗してしまったとか,石岡市の商店街を見ましても,商店街を歩いている人がいないわけですから,毎日の収入なんていうのは,何千円にもならない商店なんていうのはたくさんあるわけです。そして,そこに仮に病気にでもなった場合には,負担だけがたくさんになりまして,見かけではきちんと商売を営んでいるような形であっても,内情は火の車だという実態もあるわけです。一つ一つ個別に見ていかないとわからない中で,滞納即資格証明書の発行というのは,余りにもその事情を考えないやり方,無謀じゃないかというふうに思うわけです。旧八郷町の方で資格証明書を発行したということではありますけれども,国保の問題は命にかかわるものです。実際に全国にはいろいろな事件といいますか,死亡事故につながることもあったわけで,資格証明書の発行はどういうことかというと,お金のない人に,医者にかかったときに窓口で全額払えという制度なんですね,これは。お金がなくて国保税が納められない人に,窓口で1割負担とか3割負担とかじゃない,10割負担を求めるこういう資格証明書を発行するというのは,これは余りにも冷たい行政ではないかと,私はこのように思うわけです。せめて短期保険証を発行して,4か月ですから,そのたびに必要な方は市役所に来ていただいて,そして納税していただく。分納でも何でもとにかく納める意思があるんだということをきちんと保険者も示すし,またこちらもそういう誠意が見られれば短期保険証を発行すると。合併して資格証明書を石岡市が発行したなんていうことは,私は絶対こういうことは許せません。本当にこういうことがないように,委員会でもこれからも検討するとは思うんですけれども,慎重にしていただきたいと,このように思います。もう1点は,介護保険制度の問題は,これまでもずっと一般質問でも,また市長にも私は介護保険料の減免制度も申し上げました。市長は,ことし100歳を迎えた石岡市民,5人ほどいたようですけれども,1軒1軒100歳の方をお尋ねになって言葉をかけられて,皆さんとても感激しておりました。こういう方からも介護保険料は徴収しているわけです。制度がそういうことであるので,やむを得ないというふうにとらえればそれまでですが,やはり介護保険料の減免制度,そしてまた,今回は10月1日から,ホテルコスト,宿泊費と食費,そういうものを取る中で,あわせて利用料の減免制度,これがさらに必要になってきたのではないかと思っているわけです。先ほど,合併しましてから福祉委員会で旧八郷町,旧石岡市の施設を回った中で,特別養護老人ホームのぞみを視察しました。そのときに施設長が,この入居者,それから新たに入居する人の負担が大幅にふえて,本人が無年金者の場合,家族の負担が相当になっているということで,別に施設の経営が楽になるわけじゃないですね。制度の見直しによって施設も運営が大変,そしてまた介護保険を利用する入所者も負担が大幅にふえる,こういうことになってしまったわけです。国の制度がいかに国民に冷たいかというのがこの介護保険制度でわかるわけですけれども,利用料の減免制度,こういったものもぜひ考えていただきたいと思うんです。金がない,財政が厳しいんだというのがずっと答弁に出てきていたわけです。一般質問でも取り上げましたように,今度,65歳以上の年金者からも容赦なく税金を取り立てるわけですから,この増収分は,私はこういう介護保険の保険料の減免,利用料の減免制度に使っていただきたいと,こういうふうに思って市長にも一般質問したわけですけれども,この介護保険についても担当の方の今のお考えがあれば伺っておきたいと思います。

介護保険課長) 
お答えをいたします。ただいま委員の方からございましたように,いわゆる低所得者に対しての入所費用でございますけれども,一般質問の中でも部長の方がお答えをしたかと思います。そういう中で,実際,いわゆる介護保険1割負担がございます。そのほか10月1日からの改正で,住居費,そして食費が個人負担というような形になったわけでございますけれども,そういう中でいわゆる1段階から3段階までそれぞれ所得の限度額を設けまして,その限度額を超えた分については介護保険の方で給付をするというような制度になってございます。
 ちなみに第1段階で申し上げますと,9月までは利用者が2万5,000円負担していた。改正後も1段階については同額でございます。そして2段階については利用者が4万円を負担していたわけでございますけれども,改正後,3万7,000円というような形になってございます。そして第3段階でございますけれども,現在まで4万円を払っていた負担額が5万5,000円というようなことで,1万5,000円程度に抑えられている状況でございます。また,それ以外にも高額者の介護サービス費というようなことで,一定の基準を超えた方についてはさらなる給付措置が設けられております。以上でございます。

小松委員) 
これは市の方から,今度の介護保険の,10月から利用者負担段階に応じて負担が軽減されますということで,すべての世帯に配布された資料です。これで特別養護老人ホームの例として,今,課長が,9月までのものと,それから10月からこうなりますよということを説明されたわけですけれども,実態はこの例にそぐわないですよ。もっと実態は,この2倍も3倍も負担がふえています。それは,どこの施設に行っても,これではやっていけないということで,実際に施設が食費を一部負担しながらも利用者の負担を下げる,そういうことも手立てをとっているわけです。もう少し私も実態を細かく調べますけれども,現実に老健施設,今回これは特別養護老人ホームですけれども,いろいろなところで業者負担はこの程度ではありません。2倍から3倍,本当にふえている方もおりますし,そういう点では,ぜひ私の要望としては,介護保険料の減免制度や,それから利用料の減免制度を市長ともよく相談していただいて,18年度予算に反映していただきたいと思います。長くなりましてすみません。以上で終わります。

亀井委員長) 
ほかにございませんか。谷島副委員長。

谷島副委員長)  
決算の範囲とはちょっと違うんですが,関連しているので,要望等で,執行部が全部そろっているというようなことでお願いをしたいと思いますが,いいですか,委員長。

亀井委員長) 
はい。

谷島副委員長) 
合併しまして2か月半程度になるわけですが,八郷の福祉担当の事務が非常におくれて,残業が2か月ほど続いているというふうなことで,いろいろお話がありましたので,私も先日,八郷の方の各課を回って話を聞いてきたわけですが,合併時に積み残した事務もあったというようなことで,それらもあったので残業が続いたというような福祉課の方の答弁もありましたが,どうも来庁する住民は今までどおりの八郷の住民が来庁しているというようなことで,それらの対応,窓口のサービス低下を招かないようにというようなことで,窓口業務の町民の対応を優先すると,どうしても事務の方がおくれてしまう傾向があるというような話でございまして,合併時,これはやってみなければわからないことなので,これはやむを得ないと私は感じておりますが,新年度の職員の配置等につきまして,執行部の市長に,それらの点についての配慮をお願いしたい。実際の人数が,福祉課なんかに行ってみますと今までの半分というような人数でおりますので,非常に厳しい状況があるというようなことで,これからも残業があるというふうに私も見てきたわけですが,各税務課の方も見ましたが,これから3月期に入りまして,納税者の対応等が入ってきますと大変厳しいんじゃないかと見ております。そういう面で,やってみてまずかったというような点が多々ありますので,それらを考慮して,これからの職員の配置につないでいただければ大変喜ばしいと考えております。私は,合併時には住民へのサービス低下を絶対招かないよということで合併を進めてきたわけでありますので,これらについて特段のご配慮をお願いします。それと,決裁が今までの八郷よりは非常に複雑な決裁になっているということでございまして,先日,総務部長に決裁のコピーをもらって拝見したわけですが,非常に決裁の箇所が多い。ひどいときは30人も決裁をもらうというような状況で,「合議」なんていう決裁の判こを幾つももらうようなところもありますので,非常にそういう決裁の面で複雑化してきているというふうに感じております。やはり迅速な事務を進めるということにおいては,これらの決裁の面についても,これからの検討課題であるので,考慮していただきたいと思います。決裁をもらう前に,2週間も待っていられないので仕事をしてしまう。仕事をした後に決裁をもらってきたというようなことでは,これは私としては納得のいかない事務処理であるというふうに思いますので,それらの点を考慮していただければと思います。今日は執行部がそろっておりますので,予算から外れますが,関連というようなことで要望をしてお願いをしたいと思います。これについて,市長が出席しておりますので,何か考えがありましたらばお伺いをしたいと思います。

亀井委員長) 
副委員長に申し上げます。要望で終わっていただきたいと思います。

谷島副委員長) 
はい。要望で結構です。そういうことで要望を申し上げておきます。以上です。

亀井委員長) 
ほかに質疑はございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) 
ないようですので,以上で質疑を終了いたします。次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。

小松委員) 
議案第8号・平成17年度石岡市一般会計予算の福祉委員会所管にかかわるもので,まず反対の意を表したいと思います。私は,旧石岡市の,平成17年度の石岡市一般会計予算についても反対をしてきたところです。幾つか項目は挙げればあるんですけれども,福祉所管だけにかかわって言いますと,今回,地域改善対策経費で97万9,000円が計上されております。私は,旧石岡市の中で,これは一般の施策,特別に設けてはいけないものとして,ずっと主張してきております。しかし,現実には,旧石岡市においては5%削減,67万の当初予算が組まれていたかと思いますけれども,今のこの時代にふさわしい予算を組んでいく,こういう点では差別はあってはならないことですし,私は,こういう予算をつけることで差別がなくなるとは思っておりません。差別をずっと残していく,こういうことになることを懸念して,ぜひ一般の施策の中で必要があるものは予算化をきちっとしていくと,こういう立場でこれまでもやってきましたので,この点,予算が計上されておりますので,あえて申し上げて,これは反対を表明したいと思います。また,議案第10号の平成17年度石岡市国民健康保険特別会計予算につきましては,当初予算ではなかったことですけれども,旧八郷町との合併によって資格証明書の発行がされるというようなことであっては困りますし,17年の中でも既に発行された部分があるかと思うんですけれども,こういう冷たい行政は私はあってはならないと思っています。故意に国保税を納めない,そういう方に対してのやり方,それはもっと慎重にやっていってほしいとは思いますけれども,基本的には国保税も,やむを得ない滞納については減免制度,あるいは短期保険証の発行という制度を利用していただきたいと,こういうふうに思っております。資格証明書の発行については絶対に避けていただきたいと,このように思います。そのことが含まれている以上,議案第10号にも反対をしたいと思います。また,議案第19号の平成17年度石岡市介護保険特別会計予算につきましては,保険料の減免制度,そしてまた10月1日からの改正によりまして利用者負担,居住費と食費が自己負担というような中で利用料の減免制度,これもぜひ改めて要求していきたいと思います。そういうことで,その制度がまだ十分とは言えませんので,反対の意を表したいと思います。以上です。

亀井委員長) 
ほかに討論はございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) 
ないようですので,以上で討論を終わります。これより採決に入ります。初めに議案第8号・平成17年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管に係る部分を採決いたします。本案は起立により採決いたします。本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

亀井委員長) 
起立多数であります。よって,本案は原案可決すべきものと決しました。次に議案第9号・平成17年度石岡市授産所特別会計予算を採決いたします。お諮りいたします。本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) 
ご異議なしと認め,さよう決しました。次に議案第10号・平成17年度石岡市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。本案は起立により採決いたします。本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

亀井委員長) 
起立多数であります。よって,本案は原案可決すべきものと決しました。 次に議案第14号・平成17年度石岡市老人保健特別会計予算を採決いたします。お諮りいたします。本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) 
ご異議なしと認め,さよう決しました。次に議案第19号・平成17年度石岡市介護保険特別会計予算を採決いたします。本案は起立により採決いたします。本案は原案可決すべきものと決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

亀井委員長) 
起立多数であります。よって,本案は原案可決すべきものと決しました。 次に議案第20号・平成17年度石岡市介護サービス事業特別会計予算を採決いたします。お諮りいたします。本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) 
ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,当委員会に付託された議案の審査はすべて終了したわけでございますが,本案に係る委員長報告の取り扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) 
ご異議なし認め,さよう決しました。以上で本日の総務委員会閉会いたします。なお,12月16日の当委員会は,所管事務調査として,石岡保健センター,八郷保健センターの現況と事業実施状況について,八郷障害者福祉作業所の現況と委託概況についてを予定しておりますので,各委員にはよろしくお願いいたします。ご苦労さまでございました。


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