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議会中継
  


定例会・臨時会

 第6回委員会 (2月13日)
出席委員 亀井比志子委員長,小松美代子委員,川井貞夫委員,國司進委員
市執行部 保健福祉部長(久保田哲夫),こども福祉課長(小林千恵子),介護保険課長(高野喜市郎)
議会事務局 庶務調査課係長(田辺武弘)



亀井委員長)
ただいまから福祉委員会を開会いたします。本日の議題は,所管事務調査として,放課後児童対策事業についてでございます。次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。それでは,これより議事に入ります。はじめに,放課後児童対策事業の現況について執行部より説明を求めます。

こども福祉課長) それでは,学童保育の受益者負担金につきましてご説明させていただきます。学童保育受益者負担金につきましては,3年前に受益者負担金を取るということで委員会に説明をした経過がございます。「まだ負担金を取っているところが少ない。男女共同参画社会なのに働く女性の負担を重くしてしまうという」ことなどから,決まらなかったという経過がございます。このような中でいま社会の流れを感じまして,公平性の観点から受益者負担金をほとんどの市町村で徴収している状況でございます。このようなことから当市におきましても,18年度から受益者負担金を取るような方向で現在作業を進めてございます。こちらの資料に基づいて説明させていただきます。学童保育保護者負担金算出根拠といたしまして,旧石岡市・旧八郷町の平成16年度決算より算出いたしました。算出総額マイナス国・県補助を人数で割りまして,それをさらに12ヶ月で割りまして,月額児童クラブ経費としまして7,155円ということで,このようなことから新石岡市の放課後児童クラブ受益者負担金を月額児童クラブ経費1人分といたしまして,半額程度の4,000円とするということで,これにつきましては旧八郷町におきましては開設当時から月額4,000円を取っていたということで,同額としたいと思います。石岡市学童保育実施条例案でございますが,3月の議会に提出予定で現在進めております。次に18年度から受益者負担金を徴収する理由といたしましては,一部の市民にだけ公費が支出されているため公平性の観点から受益者負担金を徴収いたします。先ほども説明いたしましたが,平成17年度において旧八郷町地区は4,000円徴収してございます。次に学童クラブの県内の状況を調べてみました。平成18年2月現在で,水戸市は月4,000円で夏休みだけ7,000円。授業時間の開設といたしましては授業終了後から午後6時まで。以下同じような形で調べまして,掲げてございます。21市調べた中で,平成18年から2市が徴収予定である。また,平成19年から1市が徴収予定である。現在徴収しているところは18市であります。4,000円という額は他市と比較しましても高いという額ではないと考えてございます。表の下に参考資料としまして,平成17年度学童保育の当初予算,平成17年度学童保育10月末人数は375人ということで,国庫補助金は3分の2を児童クラブの人数割りによりいただいているということです。補助金につきましても2分の1ということで,人数は10人以上,19人まで76万2,000円の2分の1を,5箇所がもらうということで出ております。以上でございます。

亀井委員長) 以上で説明は終わりました。ただいまの件につきましてご意見等ございましたら挙手によりお願いいたします。

國司委員) ただいま課長から説明がありましたように,数年前にこの話題が,あったと思います。当時はまだ周りの市町村もまだ徴収してないという形で,周りを鑑みながらということで現在に至っているのかと思います。先日,愛知県刈谷市と奈良県香芝市を先進地視察して参りまして,どの状況を見ましても受益者負担の原則ということで徴収しているということでございます。旧八郷町でも徴収しているわけでございますから,公平性に欠けるという意味でもそういう時期にきていると私自身は思います。以上です。

小松委員) 少し具体的なことをお尋ねしたいと思います。かねてから負担金を徴収したいということは執行部のほうから委員会の方に出されていたわけでございますけれども,この県内の状況調べの中で,あくまでも自治体が開設している学童クラブ,実質的に保護者が運営している学童クラブもあるかと思うのですが,そのへんの状況はどうなってますか。把握してますか。

こども福祉課長) 民間の学童クラブについては,ちょっと把握してないのですが,筑西市につきましては民間に委託して,百何十万とかを市でお願いして,月5,000円を民間の保護者クラブがやっているということは聞いております。それから民間の保育所などでも1日500円とか,美野里町の保育所とかはやっていると聞いてございます。その程度でございます。

小松委員) ここに書かれてない自治体で,保護者の方からクラブ費を集めまして運営している自治体もあります。それは県南の地域です。この受益者負担金の中身ですが,おやつ代を含むかどうか,その点はどうなっているのかお尋ねしたいと思います。

こども福祉課長) おやつ代につきましては,保護者が負担するということで,保護者会で集めるということで,今までやってます。4,000円です。よそも確認してないのですが,おおよそは近隣に聞いた場合はおやつ代は別とか,おやつは別に家から持ってくるとか,旧八郷町につきましても学校によりまして,おやつは別に集めているということで,バラバラにやっている状況です。

小松委員) 最近,県の方も国もそうですが,今まで1年生から3年生までが対象で,それをいま枠を拡大するということが報道されておりますけれども,いま執行部の方でお考えになっているのは,現行どおりでしょうか。

こども福祉課長) お答えいたします。学校の施設の問題もありますので,現行どおりということで現在は考えております。

小松委員) 県の方で,現在の6時までの学童クラブをさらに延長するということも検討課題になっているかと思うのですが,やはり今までおやつ代で3,000円を徴収して,こんどは4,000円のクラブ費を徴収するわけです。おやつは各自持ち寄るとか,あるいは保護者の方たちが相談して月額いくらということになるかと思うのですけれども,やはり保育料4,000円を徴収するということになると,メリットが何かあればと思うのですが,それが旧八郷についてはいままでどおりですので問題ないのですが,石岡市においては改まってということになりますので,その辺はどのように考えているのか。それと保護者への説明会,そういったものは今後の予定としてどのように考えているのかお尋ねしたいと思います。

こども福祉課長) 負担金を取るようになってからのメリットがでるのかということですけれども,これにつきましては国県市の補助で,年間10万から出ると考えられますので,今後はさらに保護者との要望の中で良いほうに発展させていかなければと考えております。それから,時間の延長につきましては6時半までということで,ちらほら聞こえているようですが,これにつきましては,18年度は予算の時期を過ぎてしまいましたので,現行どおりに考えてございます。結局,6時までということになってますけれども,遅れた場合には指導員に連絡を取れる体制になってますので,やっていただければ指導員の方で待ってて対応してますので,いまのところはそんなに問題ないのではないかなと考えております。実際に事務局の方にはそういった苦情等も入っておりませんので,今後そのようなことも出てくるようであれば,現状では負担金をちょっと遅れた方につきましては,そのようなことも考えていかなければならないかなと考えておりますが,いま検討中でございます。

小松委員) およそ執行部の見解は了解しました。それで,この間に,議員が独自に学童クラブの保護者の方にアンケートを出して,学童クラブについての調査をしたようなのですが,その点については執行部ではご存知ですか。何か把握してますか。

亀井委員長) 小林課長に申し上げます。先ほど小松委員が,説明を求めた件について,保護者の説明会の件が抜けていたのでその説明をあわせてお願いします。

こども福祉課長) 保護者説明会につきましては,児童クラブたより,継続と新規の説明を文書で出したのですが,その時に4,000円の負担を取るということで通知してございます。予算等ハッキリしてから保護者に対しては学童クラブを通じましておたよりをしたり,または保護者の方の代表に集まっていただいて説明をしなければならないと考えてございます。それから,ある議員さんの,学童クラブについてのアンケートの件でございますが,これにつきまして議員さんの方からは直接聞いておりません。指導員の方から,「このようなことで来てるがどうしよう」ということで聞いております。「これは市では聞いてないので,指導員さんが頼まれたのですから,指導員さんと頼んだ人との関係でやってくだいさい」ということで話しております。回答につきましても,ファックスまたは郵送ということになっておりますので,別に負担はないかなと考えております。

小松委員) 保護者説明会はもうすでに通知をし,来年からは有料だということで考えているかと思うのですが,今までと違う,無料だったものが有料,いままでのおやつ代がクラブ費だというように理解してる人もたくさんいると思います。4,000円のほかにおやつ代なり,あるいは家からの持ち寄りで持ってくるということになってくると,そこのところはただ1,000円上がっただけという理解をするむきもあるかと思います。きちんと誤解がないように趣旨を説明して,他市の状況も説明をして,いまの合併の状況の中において旧石岡においても旧八郷においても負担が増えるということであれば,合併してこのようなことになったと,旧石岡の人はそのように受け取りますので,きちんと説明をしていただきたいと思います。それで,もうひとつ,共働きで経済的には何の問題もなく,2人とも働いて,家でみる人もいないので学童クラブへ行く方は4,000円の徴収は何でもないと思います。ところが,母子世帯とかひとり暮らし世帯で,いまのこのような状況の中で大変な状況にある方もたくさんいるわけです。そのような方がいままで3,000円,そのほかに4,000円という負担。この3,000円が前回決まらなかったというのは,この3,000円も現実に滞納の状況にあったわけです。学童クラブを全部把握する市の担当者の方がいました。その方がやはりいま有料化にすると本当に大変ですよという話がありました。そのようなこともあって,無料化が継続になった経過があります。そのような現実に経済的に困窮している世帯,そのようなところへの配慮,減免制度についてはどのようにお考えでしょうか。

こども福祉課長) 負担金の減免ということですが,これにつきましては保護者の世帯が生活保護を受けている家は減免する。母子家庭・父子家庭で市民税が非課税世帯であるときには減免する。その他市長が特に認める家庭状態の時には減免するということで考えております。これにつきましては条例の中にもうたってございます。

小松委員) それから,市議のアンケート調査ですが,独自の議員活動として実態把握とか要望という活動の一環だと思いますので,そのようなこと自体は私の方で意見を言うことではないのですが,市としても1議員のアンケートではなく,市としてもひとりひとりの保護者の意見を掌握する必要はあると思います。今回,市議の方が独自に,全部の学童クラブをやったのかどうか分かりませんが,それなりにアンケートも戻ってきているようですので,そのように条件が変わる,そのときには市としても執行部としてもそれぞれ皆さんの意見を集めて聞くというのは,皆さんが働いていたりするわけですので,アンケートをいちおうは取る必要があるのではないかと思います。私は,この件に関しては以上で終わるのですが,関川の問題に関してはこのあと,委員長の方でお取り計らいいただければ,議題としてその後の状況を聞いていただけたらと思います。以上です。

亀井委員長) 関川の児童クラブの件につきましては,この議題が終了してから現況をお知らせいただきたいと思います。ほかに,この件についてご意見ございませんか。

國司委員) 現在の休日保育はどのような形になってますか。

こども福祉課長) 休日の学童保育につきましては,土曜日だけ10人以上の希望者があった学校でやっております。

國司委員) 夏休み期間中,それから春休み,冬休みありますね。仕事をお持ちの方もいますが,時間的には何時から預かって何時までなんでしょうか。

こども福祉課長) 平日につきましては,8時から6時まで実施しております。土曜日以外の休業につきましては春休み・夏休み・冬休み,それから学校の授業,体育祭とか何かで学校が月曜日に休みだとか,学校と連携を取りながら実施しております。

國司委員) 8時から6時までということで,お母さん方の要望を聞きますと,仕事の時間が8時からなんです。8時前にできれば預かってもらえればということで要望が多いんです。そのようなことは今後どのように考えているのかお聞きいたします。

こども福祉課長) 1年半教育委員会に移っていたということもありまして,そこについては把握してございません。今後は検討していく必要があるのかなと感じております。

亀井委員長) 先ほどの延長保育の件ですけれども,いま指導員の方は何時にいらして,6時ちょっとすぎまでなのか,指導員の時間についてお尋ねします。

こども福祉課長) 指導員の時間につきましては現在1時から6時までということで勤務しております。6時を過ぎてしまった場合,実際に子どもさんが来るのは1時半とか2時とか,1時には来ておりませんので,例えば今日は6時20分までかかってしまったという場合には,次の日か,または2〜3日の間に,ずらせる時に1時20分くらいに来ていただくとか,そのようなことで現在調整しております。実際6時までということで,6時を過ぎてしまった場合にも,通常1時から6時まで勤務するといっても5〜10分前に来て準備をするというようなことも考えられるというのではないかということで,子どもさんが遅れたときだけを対象にしてはいません。

亀井委員長) ありがとうございました。それから1時ですが,子どもは平均的に何時に終了しますか。1年生はたぶん1学期当初は早いと思います。慣れてくれば2時ごろになるかと思いますが,その点は把握されてますか。

こども福祉課長) 新1年生が早く帰る時は,学校と指導員とが早く帰る時間について調整をやっております。それについては,子どもさんの時間に合わせて,指導員が早く出勤した時間は次の日くらいの間に調整ということでやっていただいております。今のところは問題なくやっております。

亀井委員長) たぶん1年生は,はじめは午前中に早く帰ってきた気もするのですが,指導員は午前中に来たりするのですか。

こども福祉課長) 例えば10時くらいに学校の都合で帰りになるときもあるのですけれども,そのときにも指導員には早めに出てきてもらって勤務体制については5時間,5時間ということでやってます。夏休みの時なども5時間以上,労働基準法で嘱託の場合には長い時間勤められないということがありますので,2交代で指導員がやったりして,お昼ごはんの時間にかかったときはお弁当を持ってきたり,注文したりして,学童保育によって調整をしてやっているというように聞いております。

亀井委員長) あと1つですが,指導員の方の賃金についてですが,子ども達を預かる立場ですので,賃金の面につきましてはもう少し考えていただきたいと思います。現在はおいくらなんでしょうか。

こども福祉課長) 現在は5時間で4,000円ということでやっております。1時間800円ということです。

亀井委員長) 1時間800円ということなんですけれども,実際,生きてる私たちの子ども達を預かってます。いろいろな面に対処しなければならないということがありますので,6時が6時半になったとかいろいろあります。次の時に時間を少しカットしてということもあるのですが,指導員さんによっては,なかなかそうはいかない面もあるかと思います。やはりその面も考慮していただいて,働く方の立場をもう少し考えていただいて,より良い指導員が集まるように子ども達を扱う条件をもっとよくしていただければと,お願いしたいと思います。
 ほかにございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) なければ,先ほど小松委員からありましたように,小学校の学童保育の件につきまして現況を報告いただきたいと思います。

こども福祉課長) 関川小学校学童保育実施に関するアンケートということで,1月10日に関川小学校に依頼いたしまして,1月20日までに返信用封筒にて回収ということで各家庭で利用するという方が7人,利用しないという方が13人,どちらとも言えないという方が3人,計23人が回答をくだいさいました。学年ごとに言いますと,利用する方は1年生が2人,2年生が4人,3年生が1人,計7人ということで,17年度中は開催できないということで結果的には終わってしまいました。その後,保護者の方から今後どうなるのでしょうかということがありましたし,私の方でも新入学生を対象にまたアンケートをしたいと考えておりましたので,過日説明会がありました時に,関川小学校の説明に行きまして希望を取りました。それで2月10日までに返信をだしてくれるようにお願いをしてきましたところ,2人の希望がありました。18年度は3年生が卒業してしまいますので,現在6人希望しておりまして,新入生が2人で現在8人,投函する場合は今日になってしまうということで今日まで待っております。10人になったときは関川小学校で開園する。また,10人にならなかった場合には,これから保護者の方と話し合いまして,高浜小学校は現在15〜16人がいる状況なので,高浜小学校の方で関川小学校のお子さんも含めまして,そちらでできればと考えております。タクシーなどを利用して1ヶ月契約でやっていただくような形がとれればと考えております。ちょっと参考までなのですが,柿岡小学校の父兄の方が見えまして,私は学童が柿岡小学校でやってもらえないので,タクシーで行って見てもらっている。子育てサポーターとかそのようなものも利用できないかと相談に見えた方がおります。実際働くよりは学童保育に預けたいので3〜4万かかっても預けますというような話をしておられましたので,関川小学校におきましても人数が集まれば金額的にはそんなに高くないのではないかと思いますので,そちらの方で検討していきたいと思います。

亀井委員長) ありがとうございました。この件につきましていかがでしょうか。

國司委員) 現在少子化傾向だと言われておりますが,子どもの推移というのはどのような傾向でしょうか。

こども福祉課長) 教育委員会の方で子どもの数の推移は取ってあると思いますので,ちょっと現在のところ手元にありませんが,やはり少子化傾向だと考えております。関川小学校の現在の3年生が6人だと聞いてます。今年入学したお子さんは5人。ですから,横ばいになったり下がったりしてる状況です。

國司委員) 少子化で,おそらく推測ですけれども,多くはならないと思います。10人が目安ということで,今後おそらく増える可能性はないと思います。ここで,無理に設置しなくてもどうかなという考え方でおりますけれども,もし児童数が今後増えるのであれば無理してもいいと思いますが,ここはちょっと,やはり考えるべきだと思います。

小松委員) 関川小の学童クラブについては,ここ何年か教育委員会の所管のときからずっと保護者の方から要望が出されました。ただ,議会の方にその声は届いていなかったのです。市長部局に,学童クラブ設置の要望が出されて,今回暫定予算で実施するという話で,委員会としては全く知らない中で予算が組まれている。だから私たちはどうしてこのようなことになったのか,課長の方にもいろいろ私は打診したわけですけれども,本当に困ってる保護者の方もいるわけです。だからそのような人の願いも実現させてほしいというのが私の立場で,府中小学校で学童クラブが最初にできたときにも,石岡小学校にはなかったんです。石岡小学校の児童は,1年生は歩いて府中小学校へ行ったんです。1年生は学童クラブが必要なのに,あの柿岡街道を歩いて府中小まで行ったんです。どれほど危険かということで,石岡小学校の人数が足りなくてできなかったんです。だけど,そのような子どもが学童クラブに通うことの方がよっぽど危険だということで,府中小学校のあと,南小学校が早かったんです。その後杉並小学校にできるときに東小学校といっしょ。だからそういう点では紆余曲折ありましたけれども,関川小,三村小学校も,数は少なくても要望はあるはずです。だからそのようなことを含めて,高浜小学校は幸か不幸か20人切ってるわけですし,指導員の方には余裕があるわけですし,ぜひ新たに関川小学校に設置するよりは費用はかからないと思います。しかも今回は4月から実施すれば費用負担のこともキチンと説明して,他の小学校で実施できれば。仮にこの前なんかデマンド交通が話題になりましたけれども,4月からはちょっと難しいと思いますので,幼稚園バスもその時間帯に出すのが難しいのであれば,教育委員会から配慮してもらえないとすれば,仮に契約でタクシー,どこにでもジャンボタクシーあると思います。それを,送りだけですよね,迎えは保護者がやるわけですから,そのような形をできるだけ合併しても市民に利益が還元されるのであれば,ぜひそのような取り組みをしていただきたいと思います。柿岡小の話が出ましたけれども,それも同じように思います。柿岡小学校に近いのはどこでしょうか。ぜひ実施していただきたい。ぜひそちらの方に合わせて検討してほしいと思います。

亀井委員長) 私もタクシーの件につきましては,利用される皆さん団体で利用していただいて,交通費を抑えていただいて,いっしょに合同の学童保育ができるかと思います。それで三村小においても数名の方がいらっしゃる。ただ人数が少ないのでできないということで,断念しているということを聞きましたので,そのような考え方でぜひ指導してあげたらお母さん方はたすかるのではないかと思いますので,その点もよろしくお願いしたいと思います。
 他に発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) ないようですので,以上で所管事務調査を終了いたします。
 次に執行部から当委員会に対する報告事項の申し出がありますので,報告願います。

介護保険課長) 介護保険事業についてご報告させていただきます。ご承知かと思いますが,平成18年4月から改正がございます。したがいまして,石岡市老人福祉計画,それから第3期の介護保険事業計画を策定しております。これに対しての基本的な考え方をご報告させていただきます。お手元に配布いたしました資料に沿ってご説明させていただきます。資料の方は2部ありまして,石岡市老人福祉計画及び第3期事業計画の基本的な考え方の一部が,老人保健計画及び介護保険事業計画の骨格ということで配布させていただいております。この計画の策定にあたりましては,18人で構成します石岡市介護保険運営協議会を立ち上げまして,内容の検討をして参りました。運営協議会の構成でございますけれども,第1号被保険者及び第2号被保険者それぞれ2人ずつ,この方たちは公募によりまして委員になってございます。その他,学識経験者4人,各団体の推薦者10人,医療関係あるいは福祉施設関係あるいはボランティア関係等々10人をお願いしております。計画策定の趣旨でございますけれども,団塊の世代,いわゆる昭和22年から24年に生まれた方でございますけれども,65歳以上になる平成27年には4分の1が65歳以上になる超高齢社会になると予想されてございます。このような超高齢化社会にあって明るく活力ある超高齢社会の構築,高齢者の尊厳をたたえるケアの確立,介護保険制度の可能性の確保が重要な課題となってございます。このような重要課題に対して,石岡市が目指すべき計画を定め,その実現に向かって取り組むべき施策の展開をこの計画においてお示しするものでございます。計画の経過でございますけれども,ご承知のようにこの介護保険制度は平成12年から始まったわけでございますけれども,平成12年から16年までを第1期計画といたしました。それから15年から19年までを第2期計画ということで,それぞれ5カ年間を計画期間として定めておりましたけれども,その中で財政の安定化を図るためにそれぞれ3年ごとに見直しをしてございます。1期,2期のそれぞれの計画の内容でございますけれども,それにつきましては,介護保険制度の導入を踏まえた高齢者保健福祉サービスの緊急再生の整備,時期が介護保険制度の質の向上,介護予防関連施設の推進,制度が開始してから施設等の整備が重点的に計画の中に入っていたと思います。第3期計画の性格でございますけれども,平成26年の高齢社会の姿を念頭においた計画を定めております。計画期間でございますけれども,平成18年から20年の3ヵ年ということでございます。
 2ページに移りまして,計画の根拠でございますけれども,老人保健福祉計画につきましては,老人福祉法第20条の8及び老人保健法46条の1の規定に基づいて計画を定めるものでございます。介護保険事業の計画につきましては,介護保険法117条の規定に基づいてそれぞれ計画をするものでございます。計画の概要でございますけれども,第3期計画の基本理念と政策目標でございますけれども,基本理念といたしまして,介護保険制度の目的である高齢者の自立支援と,今回の制度見直しの基本となった高齢者の尊厳の保持を基本理念としてございます。政策の目標として健康長寿で明るく介護や支援に必要になっても安心できる社会をそうしょうし,第2期計画の基本理念を政策目標として引き続き実施いたします。そのような中で第2期計画の中で計画目標というのが,「ひとがほほえむまち石岡」というようなことが目標になっておりますので,この目標をそのまま生かして参りたいと思っております。施策の重要課題の徹底という中で,柱を3本にしぼってます。1本目が「いきいき健康のまちづくり」ということで,内容的には介護予防の推進と健康,社会参加と生きがいというものです。2つ目の柱としまして「身近で安心な介護サービスの基盤づくり」ということで,内容的には身近な介護サービスの基盤づくり,安心できる介護サービスづくり,認知症を支える環境づくりということです。3つ目の柱としまして,「やさしさあふれる地域づくり」ということで,助け合い支えあう地域づくり,安心安全に暮らせるまちづくり,高齢者にやさしいまちづくりという内容で計画をしております。続きまして第3期計画の特徴でございますけれども,制度改定に伴いまして日常生活圏の設定というものをしなければなりません。そのような中で,高齢者が住みなれた地域で生活を継続することができるようにするため市内の日常生活の圏域をそれぞれ設定して,その圏域ごとに地域密着型サービスを実施するということでございます。この日常生活圏につきましては,後ろに地図が添付されておりますけれども,旧石岡地区,旧八郷地区というようなことで,旧石岡地区につきましては4つに分けてございます。それぞれ中学校区毎に府中中,国府中,石中,城南中の4つの圏域にわけてございます。また,旧八郷につきましては在宅介護支援センターが八郷の中で2つ事業所がございます。この2つの事業所の圏域として分けてございます。介護保険運営協議会の中でも八郷地区については2箇所で幅広くサービス提供の面でどうなんだとという話がありますけれども,旧八郷から選出されている委員さんの中から現在2つの事業所でのサービス提供というのが大変お互いに連絡を取り合って円滑に行っているということで,2つでいいのではないかという経緯がございまして,旧八郷地区につきましては在宅介護支援センターの2事業所の区域とさせていただいております。次に3ページでございますけれども,地域包括支援センターの設置ということで,介護保険の予防給付と地域支援事業の介護予防サービスのケアマネージメントを一体的に行う地域包括支援センターを設置するということでございます。現在かんがえておりますのは,設置箇所は1箇所で,設置時期については平成18年4月1日からセンターの運営ができるようにということで考えてございます。この地域包括支援センターの設置に伴いまして,介護予防事業というのがあるわけですけれども,これについては平成18年7月1日から開始していきたいと考えております。次に地域密着型サービスの定義ということがございます。これにつきましては,今後,日常生活圏の6つに分けてあるわけですけれども,この6つの圏域の中でそれぞれ地域のニーズにあったサービスを展開していくということで,今回石岡市として考えておりますのは,小規模多機能型の介護サービスを中心に整備をしたサービス提供というのを考えてございます。続きまして政策策定の経過でございますけれども,17年11月1日から11月15日の15日間でそれぞれ運営協議会の委員さんの公募をいたしました。それに伴いまして第1回の運営協議会を12月22日に開催しております。第2回目の運営協議会を1月12日,この2回目の運営協議会の中で計画の骨格についてということでご討議いただきました。また,介護保険料の推計という中で,サービス料を提供しながらも保険料の負担についてご協議いただきました。1月26日に第3回目の運営協議会を開きまして,計画の骨格をつけてございます。また,数字目標,いわゆる介護サービスの利用状況の数値の目標等を定めてございます。また,それに伴います介護保険料の推計をこの時点でお示しし,月額の保険料をだいたいのところで数字を出してきました。第4回目の運営協議会を22日に開いたということでございます。
 次に石岡市老人福祉計画及び第3期介護保険事業計画の骨格についてご説明いたします。骨格をまとめたものが一番後ろにA3版1枚でお示ししてございます。先ほど,基本的な考え方という部分がございますけれども,一応,施策の体系ということでご説明したいと思います。基本理念といたしましては,高齢者の尊厳,政策目標として「ひとがほほえむまち石岡」,2つの柱を先ほど申し上げました3つの柱でそれぞれ立ち上げてございます。1つ目のいきいき健康のまちづくり,この施策の展開の方向といたしまして介護予防の推進と健康づくり,そして社会参加といきがいということで,主な施策は右の方に出ております介護予防と健康づくりの推進,この事業につきましては,現在基幹型の在宅介護支援センターの方で開催しております,健康づくりいきいき体操とか,いわゆる予防を重点としたそれぞれの施策を展開しているというようなことでございます。それと社会参加といきがいということで,就労の支援,障害学習の推進ということでそれぞれのサークル活動等に参加をしていただくということでございます。2つ目の柱の「身近で安心な介護サービスの基盤づくり」。身近な介護サービスの基盤づくり,そして安心できる介護サービス,そして認知症を支える環境づくりということで,主な施策といたしまして,身近な介護サービス基盤づくりの中では地域密着サービスの推進,あるいは地域のニーズに対応した施設の整備というようなものがあります。また,安心できる介護サービスとして,ケアマネージメントの充実強化,それに介護給付の適正化,この介護給付の適正化というようなことで,特定高齢者の居宅評価事業とか,あるいは・・・高齢者の居宅強化事業等,このような新しい事業を出してきてございます。また,認知症を支える環境づくりというようなことで,それぞれ相談窓口,介護者のいろいろな相談件数が多くなるものと思います。そのような中で保健センターあるいは地域包括支援センターでの相談業務というのが増えてくるというように思っております。3つ目のやさしさあふれる地域づくりということで,助け合い支えあう地域づくり,安心安全に暮らせるまちづくり,高齢者にやさしいまちづくり,というようなことで,助け合う支えあう地域づくりの中で高齢者の生活支援在宅の推進ということで,現在行われております配食サービスあるいは生活管理指導,緊急通報体制のサービス提供,あるいは地域ケアの体制の充実,見守りが上げられるかと思います。安心安全に暮らせるまちづくりといたしまして,高齢者の虐待防止対策の推進,このような相談窓口あるいはいろいろな生活給付の推進といったことを考えております。高齢者にやさしいまちづくりといたしまして,人にやさしいまちづくりの推進ということで,バリアフリー等の企画に基づいた事業の展開,あるいは交通弱者に対応した交通の整備ということで,デマンド交通の利用,それに福祉サービス等の事業の展開などが考えられるかと思っております。また,この主な施策の内容につきましては,関係各局と協議いたしまして,それぞれこの施策の柱に沿った中での事業をいづれ提出していただき,総合計画に盛り込むことでございます。このような計画に基づきまして,3月の定例議会の中で,介護保険条例の一部改正の提案,それと基幹型在宅介護支援センターの条例廃止,それに代わります地域包括支援センターの条例の制定を提案したいと考えております。介護保険条例の一部改正でございますけれども,現在,介護保険料につきましては利用者負担5段階という形で保険料の徴収をいたしているわけでございますけれども,今回の制度改正によりまして6段階という利用者負担段階を設定することで考えてございます。今まで2段階,市町村民税非課税世帯といわれました2段階について,この2段階をさらに細分化しまして,2段階をさらに2つに分けたというようなことでございます。それに伴いまして6段階になりますので,いわゆる1度に2段階あがる方がおります。そのような場合に,国の方から18年・19年の2ヵ年にかけて,保険料の激減緩和措置を図りなさいというような通知がきております。それに伴いまして緩和措置,特例措置でございますけれども提案したいと考えております。それと,包括支援センターの条例制定でございますけれども,現在基幹型の在宅介護支援センターがひまわりの館に設置されているわけでございますけれども,包括支援センターを設置することによりまして,より現在の基幹型の在宅介護支援センターの内容を充実するというような形での設置を考えております。また,この包括支援センターの設置場所につきましては,現在の石岡市の保健センターの方に設置を予定してございます。この支援センターの職員数でございますけれども,これは国の方から最低でも保健師2人,主任ケアマネージャーといわれますケアマネージャーのいわゆる指導的立場にある方2人,社会福祉士または社会福祉主事2人,この資格がある者3種を設置しなさいということで国の方から通知がきてございます。そのような中でそれぞれ職員を配置しておきたいと考えております。以上でございます。

亀井委員長) ただいまの件につきましてご意見等ございましたらお願いいたします。

小松委員) 昨年の10月からいわゆる施設入居者の生活・食費が負担になりまして,さらにまた今回の見直しで基準額が14ページの3,500円,これまで石岡市においては2,900円,旧八郷は2,400円,これは大変なことです。旧石岡は2,900円に設定されたときに,当初3,100円で出された経過があります。そのときに1億円くらい基金を設けました。それで,いま私たちがサービスを受けるときに,後のことを考えて貯金をしてほしくないと言いました。いま私たちが払っている保険料,それでキチンとやってほしいということで当時3,100円で将来を見越して2,900円がギリギリですということだったのですが,この3,500円,今後18,19,20年の3年間を見越して3,500円という基準額の設定なのですが,これの市民への周知は特に旧八郷町への住民のみなさんへの説明,これはやはり2,100円もアップするというこのようなことで合併なんかしてほしくなかったという1番の材料になるのではないかと思いますが,いかがでしょうか。

介護保険課長) お答えする前に申し訳ございませんでした。骨格の中で12ページから14ページまでの数値的なものを添付させていただいておりますけれども,そのような中で介護保険料につきましては3,500円という数値を出しております。この数字ですが,実は第3回の運営協議会を1月26日に協議会を開きました。その時の数字を資料として添付させていただいております。数字の入れ替えが多少ございますので,ご理解いただきたいと思います。ただいま小松委員の方からございました周知関係でございますけれども,たしかに旧石岡市が2,900円,旧八郷町が2,400円ということで,17年度まで進んできたわけでございますけれども,旧八郷地区,いわゆる新治広域で介護保険事業は展開してたわけでございますけれども,実際に新治広域の段階でも2,400円では正直言って厳しい状況であったようでございます。実際の数字からみますと2,800円から3,000円までいくのではないかというような状況であったと思います。2,400円で17年度は徴収していきた経緯がございます。そのような中で旧八郷地区をはじめ石岡市民に対してどのような周知かということだと思いますけれども,当然旧八郷地区につきましては2,100円という大幅なアップとなりますので,石岡市の市報,その他,何箇所か地域を分けての説明会というものも展開していかなければならないと考えております。それと,基金関係でございますけれども,現在1億の基金が石岡市にございます。その基金を充当いたしまして3,500円というような数字をあげさせていただいたわけでございます。以上でございます。

小松委員) 課長の方から第3期の介護保険事業計画の説明をいただきまして,具体的には市民はやはり保険料はいくらなのか,どのようになるのか,それによって今度は受けるサービスがどこまで受けられるのか,そのようなことが一番関心があるというか,知りたいことだと思うわけです。昨年の10月1日からの改正,そのことも含めていま地域ごとの説明も計画に入ってると思うのですが,介護保険が最初に導入されるときに,団体とか地域,こちらは市のほうで設定するのではなくて,町内会とかそのようなところから要望があれば職員が出かけていって説明してるのです。ぜひそのようなこともやってほしいのです。要望があれば出かけていってそのようなこともやってほしいです。この月額3,500円は高いか安いか,それから減免制度もかなり変わってくると思うのですけれども,ひどいところでは3割,4割の見直しが今回されております。そのようなところから言えばまだ,旧八郷は別ですけれども,石岡側から見ると上げ幅が低いのかもしれないのですが,それでも定率減税の廃止ですとか税の負担を別にしてるわけですし,そのような点では十分な説明。それと,これが今後,1月26日の第3回の資料で数字は今後変更される可能性がありますということですけれども,現実には予算ではこれが出せれるのですか,変更はないですね。

介護保険課長) 先ほど小松議員さんからありました集落等での説明会,これにつきましては要望があれば私どもの集落に出向きまして行く予定でございます。それからこの数字でございますけれども,保険料につきましてはこの負担でいくということは決定していきたいと考えております。数字ですが,利用者負担の見込み等で,多少,利用者の数字が変わる可能性があります。ですけれども,相対的なものとしては変わらないと思います。3,500円の保険料の算出というのは給付額から逆算して出しております。当面変わってこないかと思います。

國司委員) 3,500円に関して,それから運営協議会の委員さんは何人くらいいて3,500円そこまでに至るまでにどのような話があったのかお聞かせいただきたいと思います。

介護保険課長) 介護保険運営協議会委員18人でございますけれども,1号被保険者から2人,2号被保険者から2人,その4人の方につきましては,市報で公募いたしましてそれぞれ決定してございます。また,学識経験者としてそれぞれ民生委員の代表の方,あるいは元社会教育委員の方とかをそれぞれ4人推薦してございます。ボランティアの代表の方,あるいは福祉施設関連代表の方,医療関係の代表の方,あるいは老人クラブの代表の方等を幅広く選定をさせていただきました。それと,3,500円の経緯でございますけれども,先ほどお話させていただきましたけれども,介護保険給付費の延び率から逆算しましてそれぞれ算定してございます。これらの算定方法につきましては,いわゆる介護給付費,居宅関係のサービスの給付費あるいは施設入所者の給付費,そのようなものをトータルしまして,逆算しての給付金のきりかた,システムの中に組み込まれています。国の方で出してます料金の算定の仕方,その方式の中で数字を入れていって逆算しているということであります。ですから,運営協議会の中でも実際,給付費が平成17年度で申し上げますと,旧石岡市が約2億2,000万円くらい支出してございます。旧八郷が2億1,000万円くらい,それぞれ3億3,000万から4,000万,月額介護保険の給付額として支出してございます。そのような中で見込み数字を17年度の実績等を元につかんで計算してございます。

國司委員) 了解しました。ここのところ合併が進みまして,3,500円という数字は,新しい市町村になってから,どのくらいの位置なのか。

介護保険課長) 介護保険料の石岡市の水準,県内でどれくらいの差があるかということですけれども,これは,私どものほうで県南地域を電話で聞き取りをしました。そのような中では,最終確定ではない状況かと思いますが,土浦市が3,582円,つくば市が3,780円,取手市が3,700円,守谷市は4,514円,ちなみにかすみがうら市が3,700円から3,800円の間というような話でございます。小美玉市が3,200円から3,300円の間というような話でございます。まだ不確定でございます。そのようなものを聞き取りの中で県南地区の平均は3,544円というような数字でございます。

國司委員) 団塊の世代で,今後の見込みの中から算出されたと思います。先ほど小松委員から質疑がありましたように,住民説明を十分するようお願いして質疑を終わります。

小松委員) もうひとつ,いまの説明であったかと思うのですが,グループホームの件で少しお聞きしたいのですが,今回の介護保険で変更があるのか分かりませんが,特養の入所者につきましては,元の居住地から特養に入居した場合,元の自治体から保険料が石岡の特養が何箇所かありますけれども,そこに他の地自体から入居した場合に,元住んでいたところから介護保険料がきますけれども,グループホームの場合には,住所を石岡に移してしまうと介護保険料とか石岡の入ってくるまで,石岡に住所を移すまで税金を全然納めることもないのに,グループホームに入居すると同時に今度は石岡市の方からサービスを受ける。グループホームを制限すべきではないかと,他の方から言われたことがあるのですが,そのようなことについてはどのようにお考えになってますか。グループホームが特養のように厳しい認可,設置する基準がないので,かなりあちこちにできてるわけですが,そのへんについてはどのようにお考えでしょうか。

介護保険課長) グループホーム関係でございますけれども,昨年の12月までは県の認可で設置ができました。今回の制度改正の中で,日常生活圏の設定,この6つの圏域の中で必要性がどこらへんまであるのかということで運営協議会で決定するわけですが,その中で地域の方からこのようなサービスがほしいというような要望を聞いて施設の設置をしてます。ただ,グループホームにつきましては現在私の方でつかんでいる数字ですが,旧八郷地区にあったとおもうのですが,まだ満床になっていない状況でございます。ということになりますので,グループホームについては新たに設置というのはどうなのかと。全体的なことを考えた場合に,満床になって不足するということになったときに初めて出てくるのではないかというように考えております。グループホームは在宅介護扱いになるわけですけれども,基本的にはどうしても石岡市内の施設を利用する,利用すると同時に石岡市内の方にもってくるということになると,石岡市内の給付というのは,石岡市の財源から支払うということになりますので,住所特例という制度もございますので,なるべくその元の住所地から入る,その方がいつまでもそこでグループホームに入って生活するということではなくて,基本的には介護を利用していくらかでも良くなって帰っていただきたいというのが1番の趣旨かと思います。ですから住所地はなるべく石岡市に持ってこないで,元の住所地でやってもらうように相談があればしております。

亀井委員長) 他にご意見はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

亀井委員長) ないようですので,以上で福祉委員会を終了いたします。




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