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定例会・臨時会

 第7回委員会 (3月17日)
出席委員 亀井比志子委員長,谷島博久副委員長,海老澤通弘委員,小松美代子委員,國司進委員
市執行部 保健福祉部長(久保田哲夫),次長兼福祉事務所長兼保険年金課長(矢口輝行),参事兼社会福祉課長(蔵本宏一),高齢福祉課長(池田芳男),介護保険課長(高野喜市郎),こども福祉課長(小林千恵子),健康増進課長(稲田明浩),ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(梅沢信尾),八郷総合支所保健福祉課長(小松崎孝光)
議会事務局 庶務調査課係長(田辺武弘)



亀井委員長) 
ただいまから福祉委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配布しました協議案件書のとおりでございます。次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。なお,本日は質疑のみの審査といたし,討論・採決につきましては次回3月22日の委員会において行いたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
 それでは,これより議事に入ります。議案第1号「平成18年度石岡市一般会計予算」,議案第2号「平成18年度石岡市授産所特別会計予算」,議案第3号「平成18年度石岡市国民健康保険特別会計予算」,議案第7号「平成18年度石岡市老人保健特別会計予算」,議案第12号「平成18年度石岡市介護保険特別会計予算」,議案第13号「平成18年度石岡市介護サービス事業特別会計予算」までの計6件を一括して議題といたします。まず始めに執行部より,平成18年度の主要事業の概要について説明を求めます。

次長) 保険年金課所管の主要事業につきまして,概要をご説明申し上げます。まず特別会計の繰出金でございます。予算書112から113ページでございます。主要事業施策概要につきましては7ページになります。特別会計繰出金でございます。予算は,民生費・社会福祉費・社会福祉総務費繰出金にかかる特別会計繰出金でございます。国民健康保険特別会計基盤安定繰出金・保険税軽減分でございますけれども,低所得者にかかる保険税6割と,4割の軽減相当分でございまして,県が4分の3で,市は4分の1の負担割合になります。また,国民健康保険特別会計職員給与費等繰出金1億6,735万9,000円でございますが,国保事務の執行に要する職員人件費等でございます。次の国民健康保健特別会計出産育児一時金繰出金につきましては,被保険者の出産にかかる費用に対して1件30万円を一時金として支給していますが,市負担分3分の2を繰出金として国民健康保険特別会計へ支出しています。次に国民健康保険特別会計財政安定化支援繰出金,内訳は国からの地方交付税70パーセント,市負担分30パーセントでございます。その他国民健康保健特別会計繰出金8,066万6,000円は,医療福祉制度,マル福制度による保険者支給分でございます。国民健康保険特別会計基盤安定繰出金・保険者支援分は,保険税軽減世帯の費用弁償等によりまして一定割合で交付される保険基盤安定負担分の市負担分4分の1でございます。続きまして医療福祉費一般事務費でございます。予算書112から113ページでございます。主要事業施策概要が7ページになります。予算は民生費・社会福祉費・社会福祉総務費にかかる医療福祉一般事務費でございます。医療福祉制度,マル福制度でございます。茨城県医療福祉対策実施要綱に基づく石岡市医療福祉費支給に関する条例によりまして,妊産婦・乳幼児・母子家庭の母子,父子家庭の父子及び重度心身障害者等の健康増進を図るため,医療費の一部を助成する制度でございます。事業予算としまして,5億3,171万7,000円でございまして,そのうち医療福祉費,4億6,845万1,000円は乳幼児・母子・父子の医療費の支給にかかるものでございまして,対象者数は合計で7,860人として算出しております。また,医療福祉支給費3,494万6,000円につきましては,妊産婦医療費による償還払いにかかるもので,対象者を360人として算出してございます。その他医療福祉関連事業につきまして予算計上をしております。次に老人保健事務費でございます。予算書118ページから119ページでございます。主要事業施策概要は8ページでございます。事業費予算として5億5,544万6,000円を計上してございます。民生費・社会福祉費・社会福祉総務費にかかる老人保健事務費でございまして,老人保健医療の円滑な運営を推進していくための関係経費でございます。老人医療制度は,老人保健法によりまして,年齢が75歳以上の方及び政令で定める一定の障害のある65歳以上の方が対象になります。対象者の自己負担は,外来・入院とも1割で一定の所得のある方は2割負担でございます。老人保健特別会計におきまして国・県・市の負担により運営をしておりますが,市負担分として5億3,762万4,000円を特別会計へ繰出金として支出をいたしております。次に国民健康保健特別会計におきまして疾病予防事業がございます。予算書は290ページから291ページでございます。主要事業施策概要は22ページでございます。予算は保健事業費・保健事業費・疾病予防費におきまして疾病予防事業を実施しております。予算額は1,800万円でございまして,事業項目の記念品費につきましては健康優良家庭に贈る記念品及びウォーキング大会の参加賞でございます。また,消耗品費,医薬品及び食料費は,ウォーキング,ゲートボール,ニュースポーツ大会等にかかるものでございます。健康まつり委託料は八郷保健センターで実施している「ふれあいまつり」におけるイベント委託でございまして,各種大会警備委託料はウォーキング大会等にかかるものでございます。人間ドック検診補助金1,425万円でございますが,日帰り人間ドック補助につきましては,1件2万5,000円で,日帰り脳ドックは血液検査等の基本検診を伴う場合は,3万円補助で,基本検診がない場合は1万5,000円の補助になります。補助対象者は30歳以上で国保税を完納している世帯になります。医療費の増加対策としまして,生活習慣病の予防,疾病の早期発見のため,人間ドック等検診の助成制度を実施して参ります。

参事) 社会福祉課の主要事業について説明いたします。主要事業施策概要7ページの下の欄になります。はじめに民生委員児童委員協議会連合会補助金724万5,000円でございます。民生委員児童委員の事業活動に対する補助金として,一人あたり4万5,000円で161人の724万5,000円を計上いたしました。これは民生委員児童委員150人,主任児童委員11人で担当区域の一人暮らし老人の安否確認,児童虐待,家庭内暴力や生活困窮者の救済などさまざまな問題の解決にあたっていただくものでございます。現在,旧石岡地区と旧八郷地区に分かれて活動しておりますが,3月末で解散し,4月の総会をもって合併をして石岡市民生委員児童委員協議会連合会として新たに役員を選出し発足するものでございます。次に,障害者福祉事業でございます。施策概要の8ページになります。そのほとんどが国・県の補助事業として行っておりますが,市の単独事業として832万7,000円を計上しました。予算書の119ページ中ほどになります。身体障害者福祉事業単独というところでございます。主なものとしまして,訪問入浴サービスをおこなっております。委託料101万3,000円です。重度の身体障害者に対し,訪問入浴サービスを行うことにより,介護する家族等の負担の軽減を図り,福祉の向上を目的とするものでございます。専門業者に委託し,対象者1人に月2回(6〜8月は3回)行い,1回1万2,500円で延べ81回を見込んでおります。また,身体障害者舗装具自己負担助成360万円です。障害者の方が補装具の交付・修理を行ったとき,世帯の所得に応じて一部自己負担が生じますが,1件1万5,000円を限度としまして,助成することにより,身体障害者の福祉の増進を図ってまいります。さらに,重度心身障害者福祉タクシー利用料金助成があります。心身障害者が医療機関に行くために,タクシーを利用した場合,料金の一部・初乗り料金相当を助成して,障害者の負担軽減を図るものでございます。次に,予算書の121ページ,新規事業として障害者福祉計画策定事業490万7,000円でございます。この4月から一部始まる障害者自立支援法の,国の基本理念であります障害者の自立と社会参加の実現を図ることを基本として障害福祉計画を定めるもので,平成23年度までの6ヵ年の新サービス体系の数値目標を設定しまして,18年度中に平成20年度までの3ヵ年を第1期とする障害福祉計画を策定するものです。従来,身体障害・知的障害・精神障害と障害種別ごとに分かれていた制度を一元化することとノーマライゼーションの理念の下,地域生活移行や就労支援といった新たなサービス基盤を整えることを目的とするものです。この計画の策定委員会委員報償として40万円,障害福祉計画策定業務委託料として450万円を計上してございます。これは,障害者の方のアンケート調査の実施,集計・分析を行い,また,現在の利用者数を基礎としまして今後新たに利用が見込まれるサービス量を見込んで必要なサービス見込量の設定を行うものでございます。また地域生活や就労支援の観点から,平成23年度までに,現在の入所施設の入所者の1割以上を地域生活に移行することをめざし,あわせて福祉施設から一般就労に移行するものを現在の4倍以上とすることを目指しております。これらの国の指針に基づきまして,地域の実情にあわせた,さまざまな福祉サービス,障害者の自立支援・就労支援に関する推進体制の確立などを柱にして障害福祉計画を作成してまいります。以上,社会福祉課の主要事業でございます。

高齢福祉課長) 高齢福祉課所管の一般会計予算につきましてご説明いたします。主要事業概要の7ページ。予算書110ページでございます。社会福祉団体助成事業でございます。社会福祉協議会の運営及び各種施策に対する経費といたしまして9,467万1,000円を計上いたしております。主な事業といたしましては,1つに地域ケアシステム推進事業委託料といたしまして2,661万4,000円を計上いたしてございます。この事業につきましては,市内の要援護者・障害者・難病患者等の方々で何らかの支援が必要な方に対しまして専門職や地域のボランティアチームがボランティアのチームを強化して支援する地域ケアシステムの運営を社会福祉協議会に委託している事業でございます。続きまして高齢者センター維持管理業務委託料166万9,000円でございますが,社会福祉協議会に委託しているものでございまして,高齢者の福祉の増進を図るとともに友好の場を提供する高齢者のための施設維持管理業務委託でございます。続きまして,市社会福祉協議会補助金5,674万1,000円でございます。社会福祉協議会の運営及び各種福祉活動に対する助成でございます。続きまして予算書113ページでございます。専門従事者奨学金貸与事業でございます。福祉関係の養成学校に在学し,卒業後市内の福祉施設に就職する意思がある者に対して奨学金を貸与するもので172万8,000円を計上いたすものでございます。続きまして福祉バス維持管理経費でございます。福祉バスの運行に要します988万5,000円を計上するものでございます。主なものとしましては,福祉バスの運転業務委託料613万円でございます。続きまして予算書115ページです。高齢者福祉団体助成事業でございます。これにつきましては,高齢者の生きがいや社会参加を促進するため,臨時的・短期的に就労を促進するシルバー人材センターの運営を支援するための経費でございまして,2,159万7,000円を計上するものでございます。高年齢者労働能力活用事業補助金2,144万7,000円でございますが,石岡地区シルバー人材センターの運営補助として支出いたします。なお,構成団体につきましては,石岡市と小美玉市の2市の構成となっております。続きまして高齢者等支援事業でございます。主要概要施策8ページになります。高齢者の社会参加を促すとともに高齢者の健康生きがいづくりを推進する費用としまして,3,555万9,000円を計上いたしてございます。主な経費としまして,敬老会事業委託料としまして1,260万円を計上いたしてございます。これにつきましては,敬老会開催に伴います賄費及び記念品代等でございます。続きまして老人クラブ補助金でございます。509万6,000円を計上してございます。これにつきましては,老人クラブの社会福祉活動,教養講座事業,健康講座事業に要するための経費といたしまして補助を行うものでございます。続きまして,ふれあい交流施設の優待券交付負担金としまして,279万2,000円をお願いしてございます。70歳以上の高齢者に対しまして,やさと温泉ゆりの郷,高齢者に対します無料券を1人あたり1枚を交付いたす予定でございます。負担といたしましては,石岡市が600円,八郷町農協が200円を負担するという形で予定いたしております。続きまして,老人日常生活用具給付事業でございます。要介護高齢者,ひとり暮らしの高齢者に対しまして,生活支援サービスを提供することによりまして,在宅の高齢者が生活できるように支援する経費といたしまして916万4,000円を計上いたしてございます。主な経費でございますが,緊急通報システム用の備品購入といたしまして,594万5,000円をお願いしてございます。65歳以上の一人暮らし高齢者世帯等に対しまして,ボタン1つ押すだけで消防署に連絡できるということで,常に出動体制が整えられるというサービスを提供するための器具として594万5,000円です。合わせましてこれらの通報装置の本体,集約される場所,緊急通報装置のセンター的な役割を果たします装置を消防本部に設置してございます。これらの買い替えに伴います費用といたしまして,320万円をお願いしているものでございます。続きまして在宅老人サービス事業でございます。高齢者が要介護状態に陥ったり,状態が悪化することのないように介護予防策,あるいは自立した生活を確保するために必要な生活支援を推進するための経費としまして1,994万2,000円をお願いいたしております。主な経費としまして,経度生活援助事業委託料といたしまして,1,241万1,000円を社会福祉協議会に委託する考えでございます。この事業につきましては,介護保険事業に基づく保険給付を受けていない方に対します援助でございます。続きまして老人飲料賄扶助でございますが,326万9,000円を予定しております。65歳以上の病弱な方に対しましてヤクルトを配達しながら安否の確認を行うというものでございます。続きまして予算書117ページをご覧いただきたいと思います。高齢者福祉センター運営費負担金といたしまして4,155万7,000円を計上いたしてございます。霞台厚生施設組合の高齢者福祉センター白雲荘,並びに新治地方広域事務組合の高齢者福祉センターふれあいの里の維持管理経費に対します負担金でございます。霞台施設組合につきましては,3,150万2,000円でございます。新治地方広域事務組合に対する負担金につきましては,1,005万5,000円でございます。どちらもごみ焼却施設の余熱を利用しました高齢者福祉センターでございまして,これらの運営費の一部を負担するものでございます。続きまして,高齢者住宅支援事業でございますが,高齢者の専用居室を増改築する場合の経費の一部を貸与する事業でございまして,200万円を予定してございます。続きまして,新規事業としまして,ねんりんピック茨城大会開催事業経費でございます。ねんりんピック茨城2007が開催されます。石岡市の実行委員会の運営及び各種活動経費に対します助成経費といたしまして110万円を計上したわけでございます。開催に向けまして実行委員会を立ち上げまして開催にかかる準備,あるいは円滑な運営,協議団体との連携を図るために実行委員会が行う事業に対します経費でございます。これにつきましては,昭和63年に開催されて以来毎年開催されておりまして,茨城県に起きましては,平成19年に開催され,当石岡市におきましてはオリエンテーリングの開催地として決定いただいてるところでございます。続きまして,特別会計の方をご説明いたしたいと思います。予算書は437ページになります。主要施策概要につきましては24ページです。石岡市介護サービス事業特別会計関係でございます。新規の事業といたしまして,介護予防支援事業でございます。新しい介護保険制度の中におきましては要支援1・2の方にかかります介護予防ケアマネジメントを行う経費としまして,1,822万6,000円をお願いするものでございます。主な事業といたしましては,介護予防プラン作成委託料1,557万8,000円でございます。これにつきましては居宅介護支援事業所に介護予防支援計画,いわゆる介護予防ケアプランの作成を委託するための経費でございます。介護予防支援事業につきましては,新介護保険制度の地域包括支援センターの**でございまして,制度における介護予防給付にかかるケアマネジメントを行うものです。介護予防支援事業にかかります歳入につきましては,435ページの方に歳入として記載されておりますが,介護サービス費の中の介護給付費収入・介護予防支援サービス費収入の中で介護予防サービス費収入1,332万6,000円という形で歳入を計上してございます。これにつきましては介護予防プラン作成に伴います介護報酬でございます。以上,高齢福祉課関係所管の説明でございます。

介護保険課長) それでは,介護保険課関係の主要事業を説明させていただきます。主要事業概要は24ページでございます。予算書は418ページからになります。地域支援事業関係についてご説明いたします。地域支援事業につきましては,平成18年4月からの介護保険制度の改正に伴いまして,新しく行う事業でございます。事業費として8,474万8,000円を計上してございます。地域支援事業は,従来の保険給付とは別に,被保険者が要介護状態等になることを予防し,要介護状態になった場合でもできるだけ地域において自立した日常生活を営むことができるよう支援するための事業でございます。虚弱高齢者等を対象として介護予防を推進するとともに,地域における包括的・継続的なマネジメント機能を強化していくものでございます。予算書418ページの介護予防事務でございますけれども,これにつきましては,第1号被保険者,いわゆる65歳以上の方を対象といたしまして,介護予防特定高齢者施策事業・介護予防一般高齢者施策事業を展開するため,2,309万5,000円を計上してございます。主な事業の内容といたしまして,特定高齢者把握事業,介護予防総合支援事業,通所型介護予防事業,介護予防普及啓発事業,生活管理指導短期宿泊事業等を展開するものでございます。続きまして予算書420ページの包括支援事業でございます。包括支援事業につきましては,包括支援センターを設置し,地域の高齢者の生活を総合的に支援していく事業として,2,373万8,000円を計上してございます。また,市内6箇所,6事業者が設置しております介護支援センターの事業の委託等が行われております。地域包括支援センターの業務内容でございますけれども,大きく分けて3つになります。1つ目は介護予防事業のケアマネジメント事業,それに総合相談支援事業,3つ目として包括的・継続的ケアマネジメント事業が主な事業として考えられます。次に420ページの任意事業費でございます。任意事業といたしまして,要介護高齢者を介護する家族等に適切な知識,技術を習得するための家族介護支援事業,あるいは高齢者が地域において自立して生活が続けられるよう体制整備を行う地域自立支援事業として3,791万5,000円を計上してございます。主な事業の内容といたしまして,家族介護教室事業,いきいき3級ヘルパー受講生推進事業,介護用品支給事業,この介護用品支給事業につきましては,従来介護保険の特別給付で横出ししてました紙おむつの支給,それを支援事業の方に組み替えてございます。次に家族介護慰労事業,成年後見制度利用支援事業,配食サービス事業,これらの事業を展開するものでございます。

こども福祉課長) それでは,こども福祉課の主要事業についてご説明いたします。まず主要事業施策概要の9ページ,放課後児童対策事業,予算書125ページになります。6,312万4,000円の予算を出してございます。これにつきましては報酬といたしまして,指導員,巡回指導員68人分の報酬といたしまして6,003万6,000円ということでございます。事業の内容としましては,昼間保護者のいない家庭の,小学校第1学年から第3学年までの児童を対象に実施し,児童の健全育成を図ることを目的としております。平成17年度は11箇所で実施しておりましたが,平成18年度は関川小学校地区が増えまして,12箇所の学校の余裕教室,専用教室,公民館などで実施予定でございます。平成17年度の1月31日現在の入所児童数といたしましては,382人でございます。18年度4,000円の利用者負担を取る予定で進めているわけですが,このような中でも18年度の入所予定人数は,3月8日現在で,すでに389人の希望がありまして,現在でも去年の17年度の1月31日の入所者よりも増えている状況で,昨年度に比べてもかなり増加傾向ということで,これは社会情勢の不安などから,学童保育の利用はますます増えると考えられるわけでございます。次に保育事業費,主要事業概要の10ページ,予算書の49ページの中段の保育事業費,1億6,654万3,000円についてご説明させていただきます。日々保護者の委託を受けて保育に欠ける乳幼児を保育するための経費でございまして,公立保育所9箇所の事業費であります。適正な保育をしていくためには,職員の確保は必須であるため合併し公立保育所が9箇所になった中で,職員の確保に苦慮しております。特に臨時保育士は37人見込んでおり,正職員の保育士は39名ということで,ほぼ同数になっております。以下消耗品としまして児童・園児が使うものでございます。次に主要事業施策概要の9ページ,予算書127ページです。児童福祉施設整備費助成事業4,560万6,000円につきましてご説明いたします。認可保育所である「わかくさ保育園」の改築のための,保育所整備費補助金でありまして,地域子育て支援センターも一緒に整備します。国の「次世代育成支援対策施設整備交付金」としての,定額の補助が,17,18年度の2ヵ年にわたる継続事業でありまして,単年度の国の補助が3,040万4,000円でありまして,その2分の1の1,520万2,000円を市が補助しまして,計4,560万6,000円づつを17年度18年度それぞれ補助するものです。次に次世代育成支援対策事業でございますが,主要事業施策概要の9ページ,保育支援関係の中の次世代育成支援対策補助の3,827万6,000円について説明させていただきます。予算書125ページ,下から5つ目の次世代育成支援宅策補助金になってございます。これにつきましては,平成16年度まで「茨城県特別保育事業費補助金」によりまして,民間保育所に補助をしておりました,延長保育促進事業・保育所地域活動事業が,国の補助事業であります「次世代育成支援対策交付金」へ移行いたしまして,県の事業から外れまして,国からの交付金ということで交付金化され定額の交付となりました。同額を市町村が民間保育所に補助するものでございます。延長保育事業は,11時間の開所時間前後において30分以上の延長保育を行う園に対し,600万円を限度として補助をしまして,6箇所の民間保育所への補助を予定しており,予算額は,3,600万円でございます。また,保育所地域活動事業は,民間保育所におきまして,世代間交流事業・異年齢児交流事業・育児講座と仕事両立支援事業・地域の特性に応じた保育需要への対応・小学校低学年児童の受け入れの5つの事業に該当する事業を実施した園に予算の範囲内で補助するもので,予算額は227万6,000円でございます。以上でございます。

健康福祉課長) 健康増進課所管の主要事業の概要について説明いたします。最初に新規事業でありますが,主要事業施策概要の11ページの一番上,予算書では141ページ,健康づくり事業の中にあります,ヘルスロード案内板設置工事40万円が計上されておりますが,ヘルスロードの案内板及び距離表示を八郷地区に設置するものでございます。平成17年8月31日付けで「フラワーパーク」から「畜産センター」方面への往復約3kmをヘルスロードとして,茨城県に指定申請をしたところでございます。コースの名称は,「ふるさとロード」であります。ヘルスロードは,健康いばらき21プランに基づき,県民の運動習慣の向上を目指し,健康づくりのために,身近なところで気軽に歩いて,新たな発見と健康増進にチャレンジできる道として,また,ウォーキングの推進を図るとともに,高齢社会を見据えて子どもからお年寄りまで,また障害のある人も安全に歩けることを目的に,県内各地に指定をされております。なお,石岡地区におきましては,平成16年1月9日付けで南台地区にある「運動公園」から「せせらぎパーク」間の往復2.7kmが,茨城県よりヘルスロードとして指定されております。なお,コースの名称は,「さくら大通りを歩くいやしのコース」となっており,現在いろいろな方に利用されているかと思っております。今後は,多くの市民の皆様に利用されますよう,PRに努めて参りたいと考えております。次に,主要事業でありますが,主な事業のみご説明いたします。主要施策概要で10ページ,予算書では135ページ下から2行目でございます。保健衛生一般事務費の病院群輪番制運営費補助金3,097万3,000円が計上されておりますが,休日及び夜間における重症救急患者の医療を確保するため,石岡地域の救急告示病院が実施する輪番制当番病院の事業運営経費の一部を補助するものです。補助基準額は,1日あたり7万1,040円となっており,対象病院は,石岡市医師会病院,斉藤病院,石岡第一病院,石岡脳循環器科脳神経外科病院及び山王台病院の5つの病院となております。休日の診療時間は,午前8時から午後6時まで,夜間の診療時間は,毎日午後6時から翌日の午前8時までとなっております。この病院につきましては重症救急患者ということでありますので,消防本部の方に開設機関はお知らせしてあります。一般の方のご利用については現在考えておりません。次に,予算書137ページ,主要施策概要では10ページになりますが,予防接種事業9,168万円でありますが,予防接種法及び結核予防法による各種予防接種を実施し,感染予防,症状の軽減,病気のまん延防止に努めるものでございます。石岡市医師会及び茨城県医師会と委託契約を取り交わし,高齢者のインフルエンザや乳幼児のポリオなど9種類の予防接種を実施するものでございます。主なものとして,予防接種液の購入費用86万4,000円,予防接種委託料8,643万9,000円このうち高齢者のインフルエンザが,3,668万5,000円となっております。次に予算書の141ページ,健康づくり事業でございます。726万6,000円を計上しております。これにつきましては,健康増進法に基づき,市民の健康づくり及び健康の保持増進のため,各種事業を実施しております。主な事業といたしまして諸検査委託料426万3,000円でありますが,18歳から39歳までの方を対象とした健康診査を実施し,疾病の早期発見と生活習慣病の予防に努めるものでございます。続いて,食生活改善事業委託料143万5,000円でありますが,食生活改善推進員の活動を通じて,会員の資質の向上と活動の振興を図り,石岡市民の食生活改善を効果的に推進することによって,市民の健康づくりに寄与することを目的として石岡市食生活改善推進員連絡協議会に事業を委託するものでございます。次に,主要施策概要の11ページですが,予算書では141ページ,老人保健事業1億184万9,000円でございます。これにつきましては,老人保健法に定める満40歳以上の方に対して,生活習慣病の予防と疾病の早期発見,及び健康の保持増進を図るために各種の健康診査やがん検診などを実施するものでございます。主なものといたしまして,健診や指導に携わる医師,理学・作業療法士等の報償として合わせて60万8,000円及び基本健康診査を始めとする各種検診委託料合わせて8,993万2,000円を計上しております。次に,予算書143ページ,母子保健事業2529万円でありますが,母子保健法に基づき,妊娠時及び乳幼児の発達段階において,各種健診を実施し,疾病の早期発見や健全な発育・発達の確認をするとともに安心して子育てができるよう各種の事業を行うものでございます。主なものといたしまして,健診や保健指導に携わる医師,看護師等の報償として合わせて490万6,000円,4ヶ月児健診を始めとする諸健診委託料が176万4,000円及び医療機関に委託をする妊婦・乳幼児健診委託料1,417万8,000円を計上しております。最後に診療業務費1,505万円でありますが,休日・夜間の緊急医療の確保のため石岡市医師会に石岡市緊急診療所の運営を委託するとともに,外科及び歯科の休日在宅当番医制を実施し,市民の救急医療の充実を図っているものでございます。各医療機関への在宅当番医委託料として379万3,000円,石岡市医師会への緊急診療所運営委託料として1,100万円を計上しております。以上でございます。

ふれあいの里石岡ひまわりの館長) ふれあいの里石岡ひまわりの館の内容ですが,主要施策概要9ページ,予算書121ページから123ページにわたっております。施設維持管理経費は,1億531万6,000円となっております。ふれあいの里石岡は総合福祉センターとして高齢者支援施設等が複合しており,施設清掃・保守点検・建物管理等について万全を期す必要があります。また,ふれあい浴室につきましては,安全衛生管理の徹底・維持管理体制の強化等入浴施設を含む事故防止に努めております。また,公衆浴場法並びに建築物における衛生環境の確保に関する法律に基づいて,施設の適正な管理運営のための施設維持管理経費となっております。内容につきましては,施設清掃・管理・保守保安管理委託料3,436万1,000円となっております。その他,ふれあいの里管理委託料としまして,1,969万1,000円となっております。光熱水費,これは電気料・水道料・施設用燃料として4,516万8,000円となっております。もうひとつの事業としては,施設運営経費につきましては,417万円となっております。この経費につきましては,健康福祉活動等の施設を市民誰もが利用し,健康と生きがいを実感できる場として運動指導等や講座等を実施し,健康づくりを支援するための経費となっております。内容につきましては,運動指導員報酬としまして273万1,000円となっております。講師謝礼として21万円となっております。以上がふれあいの里石岡ひまわりの館の内容です。

八郷総合支所・保健福祉課長) それでは,保健福祉課の事務概要につきましてご説明いたします。保健福祉課は保健福祉部各課の事務に関する相談などの窓口を担当しております。したがいまして保健福祉課の所管する独自の事業はございません。予算の計上もございません。今後においても石岡市民の皆様のご期待にこたえられるよう保健福祉部各課の円滑な窓口の執行に努力していくたいと思っております。

保健福祉部長) 各課長からそれぞれ,主要施策の説明をさせました。ご審議よろしくお願いします。その中で学童保育について,形態が変わった形でご審議いただくようにお願いしてありますので,追加で経過的な形でご説明させていただいてよろしいでしょうか。

亀井委員長) はい,結構です。

保健福祉部長) それでは,これまでの経過という形でご説明させていただきます。今年度の学童保育,旧石岡で7箇所,八郷で4箇所でスタートしました。石岡市では無料,八郷では4,000円の保護者負担金のスタートになります。他におやつ代ということで,いずれの学童でも3,000円程度の徴収を保護者会で行っておりました。10月の合併の協議の中では当面現行のとおりとし,引き続き適正な運営が行えるよう新市において調整するとされておりまして,現在合併前の形で運営されているところでございます。新市において新年度に向かい協議をした結果,運営費の一部を保護者に負担していただき,適切な運営を進めていくということになったわけでございます。その理由ということですが,両市町合わせた16年度の決算によりますと,4,186万円の支出があり,補助金あるいは八郷で求めていた負担金,これらを差し引いても3,200万円の負担を市・町で負担をしていたことになります。この額は1人あたり月額に換算すると,7,155円ということになります。17年度の予算より換算いたしますと,支出総額4,933万円,これから補助金・八郷での負担金を差し引き3,500万円弱の市負担となりまして,1人あたり7,699円となります。そのようなことから半額の4,000円程度を負担していただこうというようになったものでございます。18年度予算計上が国より換算いたしますと,1人あたりの所要額が1万963円,それぞれの保護者より負担金4,000円,あるいは国・県の補助金1,153万円,これを差し引いても3,719万円を市が負担することになります。この額は1人あたり月8,287円でございます。市内の小学校1年生から3年生までの総数が2,329人,そのうちの380人の学童保育希望者が16パーセント,この16パーセントがこの事業の対象となることになります。県内市町村の調査をしたところ,無料の市町村が4でした。しかし,そのうちの2市においては18年・19年度にそれぞれ負担金を求めることで決定しているというようなことでございます。この無料の市町を含めまして,4,000円未満の負担金を求めている市町村が17です。4,000円の市町村が8になります。4,000円以上の市町村が22ございました。この額は高い金額ではないというような判断をしたわけでございます。さらに同類の家庭保育に欠けるお子さんを預かる保育所についても保護者負担を求めていること,そしてお年寄りの介護保険制度も個人負担のなかったものが,平成17年10月より,それから障害者の方も同じく無料から本年4月よりそれぞれ一部を負担していただくことになっております。行財政改革のおり,当市の学童保育についてもそれぞれ保護者の方に運営費の一部を負担いただき,働く家庭のための子育て支援に貢献しようとするものでございます。なお,各施設に相違点がありますので,計画的に順次整備をしてまいりたいというように予定しております。4,000円の負担金を求める条例改正を進めて予算化させていただきました経過は以上でございます。

亀井委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。

國司委員) 國司でございます。平成18年度の第1回定例会の議案が108件ほど出ております。その中で我々の福祉所管に付託されております議案は23件。議案の中の目玉は3点セットでございますけれども,新多目的交通システム運行事業,いわゆるデマンドタクシー,それから学校給食センター改築事業,また私どもの所管であります放課後児童対策事業,学童保育でございますけれども,全部大事な議案でございますけれども,今日は傍聴者の方もお見えになっておりますので先に集中して審議させていただきたいと思います。一般質問や議案質疑等でだいたいは理解できますけれども,今回の議案,予算,いままで無料だったものが有料になったということで,これは行政の責任としてアカウンタビリティーと申しますか,責任説明が足りなかったというように私は思います。ちょうど今日,見えておりますので細かく噛み砕いて説明をお願いしたいと思います。今回,我々に要望書が来ておりますけれども,要望書の内容は審議いたしませんので,ここで審議はできませんけれども,これも父兄の方・保護者の方の民意でございますので,中身を拝見してある程度質問をさせていただきます。先ほど部長から石岡市が11箇所という説明がありましたけれども,今年度の予算は関川小学校が開設する見込みなので12クラブの予算案だと思います。それから先ほどの課長の説明では希望者が389人になったというようなことでございました。ページで言いますと,125ページの,先ほど説明がありましたように放課後児童対策事業,6,312万4,000円の予算額でございますけれども,その中の内訳,65ページにあります民生費県補助金でありますけれども,その中で放課後児童健全育成事業費3分の2,2分の1とあります。これは県と国との合わせた補助金なのか,それから2つ上に放課後児童クラブ等衛生対策事業費3分の2,6万4,000円というのがありますけれども,これについての説明をお願いしたいと思います。それから59ページにあります児童クラブ保護者負担金1,440万円が計上されております。これは先ほど部長から説明がありましたように石岡市の補助金交付金制度2分の1という制度をとりまして4,000円という試算をしたというようなことでございます。そこで石岡市の場合,4,000円をとった場合の石岡市で負担すべき金額がいくらになるのか聞き漏らしましたのでもう一度説明をお願いします。それから,これを無料にした場合,まるまるの支出になるかと思いますが,それについてもお願いします。それから,要望書の中に時間延長の話が出ておりますけれども,時間延長をした場合に試算をしてあるのか,その点についてもお伺いします。それから,先ほど整備のお話がございますけれども,要望書の中で不公平感があるということでございますので,それらをどのような,例えば空調整備とかあると思いますけれども,それについてもどのように整えていくのかお伺いいたします。

こども福祉課長) いま何点かご質問がありましたので,分かる範囲の中からお答えをしたいと思います。まず59ページの児童クラブ保護者負担金,これにつきましては,17年10月で,石岡が311人,八郷が63人,計374人,このうち母子父子家庭と生活保護世帯が減免ということで考えてございますので,374人の80パーセントの300人で試算しまして,1年間参加しますと300人×4,000円×12月ということで1,440万円を計上いたしました。次の65ページの放課後児童クラブ等衛生対策事業補助金でございますが,これにつきましては無認可保育所の先生に対しする健康診断費用でございます。ですから,学童保育は,民間でやっていた場合は該当するのですが,石岡市の場合は公立ですので該当いたしません。それから,放課後児童健全育成事業費補助金につきましては,国につきましては5箇所,府中小学校,杉並小学校,東小学校,南小学校が35人以上ということで,1箇所の基準額が264万3,000円で,その5箇所分をかけまして,3分の1ずつを国と県で補助するものでございます。それで3分の2ということでございます。それから石岡小につきましても30人以上ということで168万6,000円ということになりますが,これも国県が3分の1ずつの補助ということになります。それから園部小が30人以上ですが,日数の関係で,土曜日はやっておりませんので,国県の補助が161万1,000円が補助基準額になりまして,国県から3分の1ずつの補助が出ておりまして,合計で924万8,000円,それから県の補助といたしまして10人以上の北小,高浜小,関川小,林小,柿岡小,東成井小,これが6箇所ということで76万2,000円が金額で,その6箇所分で,これにつきましては県補助ということで228万6,000円を計上いたしまして,合計で1,153万4,000円ということになります。
 時間延長の試算については現在のところは考えておりません。時間延長というのは1時間延長とか30分延長ということだと思うのですが,これにつきましては,こちらで考えているのは現在1時から6時までということで1日5時間ということでやっているのですが,学童保育によりまして希望があった場合,たぶん全部での希望はないと思いますので,希望のあった学童保育によりまして,30分なり1時間なりを指導員1名を配置しまして,あともう1人の部分につきましては保護者会の方でお手伝いいただければと考えてございます。
 施設の整備でございますが,八郷地区につきましては暖房設備が入っております。石岡市におきましては市の施設であります杉並小,北小学校には入っておりますので,入っていない他の学校につきまして,18年度中に利用者負担を取るようになった場合には整備を早急にやっていくというような形で考えております。それで,他の設備につきましても調整を図りたいと思っております。
 あと1点の無料にした場合の経費でございますが,市で負担する金額としまして5,159万円かかるということで,1人あたりが月1万1,495円の持ち出しがあるということになります。

國司委員) 先ほどの補助金の関係でございますけれども,園部小学校は土曜日はやってないということで補助金の額が違いますけれども,例えば地区の保護者からはそのような要望は出てないのですか。

こども福祉課長) 現在,入所の時に土曜日の希望があるかどうかの要望をとっております。その中で,園部地区は10人にならないのが現状でございますので,やらないということです。

國司委員) 土曜日保育も10人以上にならないとやらないということですか。

こども福祉課長) 土曜日につきましても10人以上ということで考えております。

國司委員) 園部の場合には定員30人に対して33人の要望があるようですけれども,それでも10人にならなければやらないということなのかな。

こども福祉課長) 18年度の入所申し込みを見まして,園部小の場合は土曜日もやりたいという希望者は2人しかいなかったという現状でございますので,18年度はやらないということで考えております。

亀井委員長) 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

〜 休 憩 〜 

亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。

國司委員) 先ほど質問がもれまして,保護者説明会は今後どのような形で考えてますか。

こども福祉課長) 保護者説明会ですが,3月19日の日曜日,3時から保護者会の代表者に来ていただきまして,市役所の2階会議室でやる予定でございます。通知は昨日出しましたので,今日あたりには着いているのではないかと思います。

亀井委員長) 暫時休憩いたします。

〜 休 憩 〜

亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。

小松委員) 結局石岡市と八郷町が合併しまして学童クラブのそれぞれの要望といいますか,その差があったわけですけれども,石岡が無料で八郷町が4,000円。その合併協議会の中で調整結果として,当面現行どおりとし,引き続き適切な運営が行われるよう新市において調整するというお話がありましたけれども,これが委員会にも一度石岡市も同じように4,000円にしますというような話がありまして,そのことについて保護者の方に通知を出すだけではなくて,説明会をやるべきではないかというお話を委員会でしたかと思います。しかし,決定されてない案の段階のうちにいろいろな広報をすることはどうかとか,この件に関してではなくても,他の部のこととかでも意見がだされたりして,行政というのはそのようなものなのかとは思いましたけれども,今回署名が行われ要望書が届きました。まだ届いてない書名がたくさんあると思います。その中で私は,この自己負担分が1,440万円です。総額としては18年度の予算で見込みでいただいた資料でいいますと,5,159万円で1人あたりが1万1,683円なんだということで,このうちの一部を負担していただく。その総額が1,440万円なわけですよね。私は今回の予算審議が,予算審議をしてから総括ではなかったものですから市長に答弁を求めることができません。福祉部所管を除いて予算質疑をしましたので,市長の見解を求められませんけれども,やはり少子化対策で子育て支援事業とか次世代育成支援事業の中止をするということからいったらこの1,440万円は当然市が負担して,今まで八郷の地域の人たちも負担してたわけですけれども,これを無料化することによってどれだけの人が合併をして良かったと思うかと思うのです。つまり,いま身近なところでいろいろな負担が出てきているのですけれども,何億かけた道路ができるよりも,私たちの生活からすれば本当に月々の何千円かの負担がなくなることの方が,どれだけ合併効果があるかと思います。福祉が大事,教育が大事と言っておきながらやはりこのようなところで予算分けをするということは,私はもっと考えてもいいのかなと。当初4,000円が出たときに,減免制度を設けていただけるということがありましたので,これは最低限必要なことだし,考えていただいてよかったと思います。無料化を有料化にするというのは,有料化にするときにはそれなりの理由付け,合併によるということだけではなくて,キチンとした積算根拠を示すことが大切だったのかなというようにこの間の経過で思いました。それで,質問というよりも私は意見ということになるかと思いますけれども,昨日実は文教委員会を傍聴しました。それで,例えば教育委員会では遠距離通学児への補助金,これが八郷では2分の1の補助,石岡は3分の1の補助だったんです。これの調整は八郷の2分の1に合わせました。もしも受益者負担でというのであれば石岡の3分の1。だけど教育委員会は2分の1で統一しました。それから,学校図書館嘱託員の配置,これは石岡の小中学校は,学校図書館に配置してましたけれども,八郷には配置はありませんでした。これも,八郷は同じように八郷にも嘱託員を配置するんです。それで,パソコンの借り上げ料,小中学校全校で新規にするわけです。それから,私立幼稚園の教育振興費助成補助金ですけれども,これは八郷の3歳児2,000円,石岡はたしか陳情があがってまして,現在は1,000円だったと思うのですが,同じように2,000円。ただ,就園奨励費補助金というのが別にあります。これは,石岡は就園奨励費補助金を出した上に教育振興費助成補助金も出してます。八郷はそれがなかったんです。今回の18年はどうするかということで,八郷も同じに石岡に合わせて両方出す。それから給食費は小学校100円中学校200円,これは八郷に合わせるということで,石岡の方が負担を負うわけですけれども,成人式の記念写真の話が出されました。八郷は財源がないということでこの2年,成人式の集合写真を撮ってなかったそうです。石岡の場合には中学校ごとに集合写真を撮ってるわけですけれども,これも今回石岡に合わせて集合写真を撮って皆さんに渡すわけです。これを見たときに私は教育委員会は頑張ったという感じを持ちました。やはり財源が厳しい中といっても,子どもたちのために取るべき予算はとってるんです。何で保健福祉部でここのところを頑張れなかったのか。もともとは合併協議会で新市にまかせたし,その結果がこのような今回の予算措置ですが,教育委員会の,もっといろいろあると思うのですが,私が傍聴していて保護者負担の部分で,あるいは子どもたちの学習環境,石岡と八郷で相当差があったわけです。それが,きちんと良いほうに合わせていったわけです。そうした場合に,それだけ多くの保護者の皆さんから要望が上がっている学童保育の負担金を取るのはどうなのかと改めて思うのですが,これは課長に答弁というよりも部長に答弁をお願いしたいと思います。もっとどうして予算の時に頑張ってもらえなかったのか,細かく見れば福祉部もたくさん頑張ってるのかもしれないのですが,その辺のところはゼロからの要請ですから,その点ではもっと慎重にすべきだと思ったわけです。部長のご意見を伺いたいと思います。

保健福祉部長) ただいま他の,特に学校関係の話をしていただきました。それなりの教育委員会としての話だと思います。当部としましても,市長の福祉に力を入れるという施策の1つでありますので,できるだけない予算の中で,今回の予算編成をさせていただきました。財政との交渉結果があるわけですけれども,この学童については支給の石岡と八郷との間に差があったことのすりあわせがなかなかいかなかった。当然合併協議の中でも難しくて新市にゆだねたというようなことなのかなと,そのような中で今回のような形で,その経過については先ほどのお話したことです。金額といたしましてはいろいろ質問を受けている中でさらに思ったことですが,2人3人といった場合には,ゼロからのスタートでいけば2倍3倍の負担ということが当然起こってくるということなども感じたわけです。市全体からの財政の中で今回このような形で提案させていただいたということでございます。

小松委員) 具体的にこの予算書を予算に廃退するのは難しいという方もいらっしゃいまして,そのような中で,負担金として取るのですが,負担金の中におやつ代を含むという形で,例えば常陸太田は,いままでは負担金なしでしたけれども,おやつ込みで5,000円を予定してるとか,そのようなことになるわけです。例えばこの4,000円の中でおやつ代を含むといった場合に,今度は負担金としていただくわけですから,これまでの保護者の方の管理ではなくて指導員さんにその管理をお任せするというような,そのような形にもなるのかと思うのですけれども,実際に4,000円の中身について再度検討いただくということはできませんか。その点についてはいかがでしょうか。

こども福祉課長) いまの,おやつ代を負担金の中に含むということですけれども,今までも各保護者会の方で3,000円を集めて,そのおやつ代としてやったのですが,このおやつというのは家にいても何らかの形で1日にしても100円あればいろいろ買えるかと思いますけれども,そういった中で3,000円ということですけれども,必要なければ減らしてもいいと思います。2,000円,1,500円あればおやつ代が出ますので,市のほうとしましては,おやつ代を含まないで,負担金としまして4,000円をいただくという形で考えております。1日にしたらだいたい200円ですね,夏休みも朝8時から夜の6時までみてもらっても1日200円という計算になると思います。ですからそういったところでご了解いただければというように考えております。

小松委員) 時間が経過してますので,石岡の場合におやつ代としての3,000円を負担金として考えていた保護者もあると思います。そのような中で今回,4,000円という負担金で,単純に7,000円ということになると,本当に生活者の実感からいうと,7,000円の負担になると保育所とは違いますから,学校に行っていて放課後の負担がそれだけになるわけですから,そこのところがやはり考慮すべきところだったのかと思うのですけれども,やはり予算を取る中で市長の少子化対策で子育て支援事業がどれだけ大切かと市長が言ってても,現実には違うというのが感じましたし,前向きに検討しますと市長が言ってましたけれども,検討する中身は部長がどのように受け止めますか。確認しておきたいと思います。

保健福祉部長) 過日のご答弁の中で戻すというような話もありました。いま委員のほうからも言われたように,このままの形でいけば7,000円の負担増になる,先ほどの話では2万1,000円という形で,減額というような手立てはないのかという形で打ち合わせをしたところでございます。またそれがどのような形で進めていくかというのがこれからの形になります。またそれで財源の措置の問題,これらは急な話ですので,細かい詰めはこれからの話になってくるかと思います。

小松委員) 本会議でも質疑がされましたので,私は要望を申し上げておきたいのですが,19日に保護者への説明会を実施するということですけれども,確かに予算書は3月定例会で議決されれば平成18年度の4月からスタートするわけですけれども,条例との関係もありますけれども,施行日をずらす,保護者の方にも十分に説明をしていただいて,それから負担金の金額にしてもその内容にしても十分に市のほうで説明をして,施行日を例えば4月からでなく6月からするという形でせめて市民のみなさんへの誠意を見せる必要があるのではないか。一気に通知だけでやってきたわけですから,そうでなくて時間をかけて説明する。もう予算で決めたこと,あるいはこれから条例の審査がありますけれども,次年度も当初からの施行でなくても施行日をずらしてきちんと理解を得て実施していただきたいと思います。私は以上です。

谷島副委員長) いま学童クラブについていろいろ意見が出たわけですが,父兄からすればいろいろ経費の節減ということで,石岡で無料でやってたということで,これも当然出る話だと思いますが,3年生までの石岡市の全児童が2,329人おります。そのうちで該当する児童が371人ということで15.93パーセント。一部といえば一部という数になりますので,全体からいってそのような受益者の負担も大きいという観点から考えますと,多少の利用者の負担はやむをえないのではないかというのが私の感じ方です。ただ,これからの父兄へのもとへの周知徹底,いろいろと理解をいただくような努力を執行部はすべきであろうと,私の考えとしてはそのような考えであります。いろいろ意見はありますので,私の考えとしては一部利用者の負担もやむをえないだろうという考えでいます。それと,細かい点についてはこれからいろいろ協議して,発言すべきものは発言するということでやっていただければとお願いをします。
 それと,2,3質問をしたいのですが,委員長いいですか。

亀井委員長) はい。

谷島副委員長) 保育事業のバスの委託料でございますが,予算書129ページ。これは445万6,000円というのが出てますが,これはどこの保育所のバスの委託料ですか。

こども福祉課長) これにつきましては,みなみ保育所の運転業務委託の予算でございます。

谷島副委員長) みなみ保育所ですと,今までですと,13年3月31日までは604万8,000円という委託料で行っていたわけですが,本年度出てきた四百という数字は,今年新たに契約するのですか。

こども福祉課長) 6年前ということでいままでやっていたのですが,17年3月で終わりまして,18年度から新たにいままで使っていたバスもそのまま使えるのではないかということで格安な形で当面1年間はお願いできればということで随意契約を考えております。

谷島副委員長) それで委託料が安くなることは結構なことなのですが,分かりました。それと介護保険ですが,本年度から介護保険料が上がるということですが,これはいくら上がるのですか。

介護保険課長) 介護保険料につきましては,現在平成17年度までは5段階で決定しておりましたけれども,18年度から6段階ということで,基準額この4月で4段階の方ですが月額3,500円で計上してございます。17年度までは基準額で石岡市が月額2,900円,旧八郷が2,400円で付加しております。

谷島副委員長) これは何年間ということではなく毎年見直すということですか。

介護保険課長) 介護保険の事業につきましては,3ヵ年の計画,いわゆる第1期というのが平成12年からあったわけでございますけれども,3ヵ年ごとに計画の見直しをして保険料を設定しております。

谷島副委員長) 保険料が上がるというのは利用者が多いのだからやむをえないと思いますが,八郷の場合は2,400円ということでやってきておりますので,3,500円に上がるとなりますと負担が多くなりますので,前にもこれは行政の方にお願いしておいたのですが,これらの説明もきちんとやっていただかないと,合併したらとたんに料金が上がるということが言われるというのは,前々まら言われておりますので,それらの住民への広報でも何でもいいですから,そのようなことできちんと説明をするようにお願いをしておきたい。今度の学童保育もそういうことです。そういうことで,事前に行政としてもっと気を使った行政をしていただければということでお願いをしておきます。

介護保険課長) いま委員の方からご指摘ございましたようにこの予算が成立しましたら地区ごとに,特に八郷におきましては月額で1,100円上がるという状況でございますので,説明会を実施していきたいと思います。

亀井委員長) 暫時休憩いたします。午後1時30分から再開いたします。

〜 休 憩 〜

亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。

小松委員) 先ほどの予算の120ページです。ここに先ほど質疑がありました,みなみ保育所のバス業務委託料に関連してお尋ねをします。合併協議会の調整の中でみなみ保育所3歳児ですけれども,送迎バス負担金,園児1人につき月額1,500円を徴収してるかと思います。これを現行のとおり新市に引き継ぐものとするということになっておりまして,石岡市の場合は保育所の送迎バスはありません。八郷におきましても,みなみ保育所というのが特別に小桜保育所と小幡保育所が統合されて新設され,距離の関係とか設置場所の関係の中できたのかと思いますが,送迎バスを運行することになったのかと思います。この個人負担の月額1,500円ですが,実は昨日,文教委員会の中で,石岡市立幼稚園があるわけです。東幼稚園と高浜幼稚園があります。そちらの幼稚園も送迎バスを出しているわけですけれども,送迎が無料ということで,同じ公立で幼稚園か保育所かという違いだけなので,公立の保育所の月額の負担金を無料にすべきではないかという要望が出されました。教育委員会の方は所管が違うということで答弁はございませんでした。同僚議員の方から,これは福祉の方でぜひ聞いてほしい。同じ公立で,片方は幼稚園,片方は保育園なのだから,同じように考えてほしいということでしたので,質問をいたします。この点についてどのようにお考えになっているのかお尋ねします。

保健福祉部長) 議員おっしゃる2通りの形の中で,現行どおり引き継ぐという調整になってましたので,このままという形できました。いま幼稚園のことは改めて聞きまして,そのような配慮が必要だった気がします。今後検討させていただきます。

小松委員) ありがとうございます。ぜひご検討いただけるようお願いいたします。それから同じ保育所関係で,もう1点お尋ねをしておきます。これは合併の調整結果にもとづいてそのまま施策答申が出されたと思いますけれども,公立の保育所,石岡は公立市立を問わず土曜日の保育時間がおおむね7時ないし7時15分から,おおむね17時までの保育をしております。民間によっては,19時まで保育してるところが2園あります。そのような中で八郷地域の全部の保育所が,土曜日は7時半,あるいは7時45分から12時15分という,半日のみの保育になっております。他の委員会委員の方からも指摘があったようですけれども,この点については現在どのように調整してるのかお尋ねします。ちなみに昨日の文教委員会に出席された委員さんに私の方から,この点はどうなんですかと聞きましたところ,石岡の状況が分かれば土曜日も午後まで保育を実施してほしいというのが保護者の希望ではないかということでした。また,別な文教委員の方は,土曜日午後までの保育をしてほしいという要求はいままであまり聞いたことがない,そのような声がありました。私は働くお母さんたちは皆さん保育園に預けているわけですので,できるだけ要望に沿っていただきたいと思いますが,この点についてはどのようにお考えになりますか。調整結果をちなみに言いますと17年度は現行のとおりとして,18年度以降については新市において地域性を配慮しながら検討するなんです。だから,地域性を配慮しながらどのように検討したのか,その点についてお尋ねしたいと思います。

こども福祉課長) いまの旧八郷地区の土曜日の保育時間ということですけれども,18年度から石岡と同じような形で実施したいと考えております。現在保育士の方も臨時職員が入ってるという状況なので,保育士についても探しまして対応していきたいと考えております。

小松委員) そうしますとすべての保育所で土曜保育を実施するということで保育所申込者に対して,4月1日から実施するということで通知するというように考えてよろしいですか。

こども福祉課長) そのようにしたく考えております。

小松委員) ありがとうございます。いろいろな強い要望があって,急にそのようになったと思うのですが,何か強い政治的な,同じ行政区ですから,当然法律であれば同じようにすべきなのですが,先ほどの学童保育の保育料も高いほうに合わせるという,それからいきましたら,石岡の市民にとりましては,何を考えているのかと,逆にそうなるんですよね。私はこのような子育ての子どもに関することについてはできるだけ石岡が低ければ八郷に合わせるし,八郷の方が逆であれば,やはり良いほうに合わせるということ。指摘ですから,了解しました。このようなことができるのであれば,学童保育も多少の時間延長もやはり配慮すべきではないですか。要望を申し上げて終わりにいたします。
次に,主要施策では7ページ,社会福祉等の援護事業ということで,戦没者追悼経費のことですが,八郷と石岡では追悼の仕方が違っているのかと。八郷の方でも遺族会が,私は賛成してませんが,靖国神社とか護国神社とか1年おきに行ってるようですが,これは単なる,例えば公民館等の追悼式典の費用ということで,それぞれの各神社等の追悼の行事というのは社会福祉協議会の補助金に含まれるのでしょうか。両方関係しますのでお尋ねしたいと思います。

参事) 遺族会につきましては,これまでそれぞれ追悼式を行ってきました。八郷につきましては,中央公民館で追悼式を行っておりまして,旧石岡市においては靖国神社・護国神社にそれぞれ参拝をしているというようなところで,遺族会の方の合併も考えて協議をしているところですが,お互いの話し合いをもったなかで煮詰まらない。どうしたらいいかということで,とりあえず追悼式だけを合同でやろうというようなことで話をしているところです。それで18年度については,市民会館において合同で追悼式を行う。翌年は八郷で行うということで追悼式を行う。そのような中で合併という形をもっていきたいと考えております。

小松委員) ありがとうございます。実は私は遺族ではありませんので,先の第2次世界大戦の遺族の方たちが中心になりまして,この石岡市の駐車場のところにある慰霊碑のところで8月15日には追悼式をやってます。だけど,なんとなく私なんかが参加していいのかなという思いがありまして,遺族会のある方に聞いたところ,「それは来てもらって結構なんですよ」と言われたんですけれども,私は靖国神社に行くのは反対ですから,追悼式典があれば出席させていただこうと思ってましたので,合同で八郷地区は公民館でやっているというのは何かで出てきましたので,そのような形で一緒にやっていただきたいと思います。同じ社協の件ですけれども,ボランティア団体で使う車両がないということで,車を使うときはボランティア団体の方たちが車を使うときは個人の車を使用しているということなのですが,これはそのようなことなのでしょうか。それと,善意銀行があると思うのですが,これは社協のことなので中身がよく分からないかもしれませんが,もしその場合は社協に要望として伝えてほしいのですが,善意銀行にみなさんがいろいろな募金,というか寄付を集めるわけですけれども,その善意銀行のお金でボランティア団体が使う車両を買うことができないだろうか。善意銀行はただ募金をプールしておくだけなのかと,そういった意見をよせられましたけれども,この点について分かっている範囲で結構ですのでご答弁お願いしたいと思います。

保健福祉部長) 社会福祉協議会の事務局長を兼ねてますので,そちらの立場でお答えさせていただきます。善意銀行につきましては,議員おっしゃるように各方面からの金額を預託しております。それで,その使い道につきましては,社会福祉のために使われるものということであれば可能ということにはなります。例えば車というものに対しても,それが社会福祉のために使われる車ということであれば可能だと思われます。例えば社会福祉協議会の事務局の仕事を進めるためということでは不適というようなことになります。ボランティア団体が使う車ということですが,公用車ということで確保した車を,住民の方が乗るというところで,可能ですと言い切れないところがあります。一応行政の車として用意した車は行政マンが運行するという形で車が使われていますので,団体の方が例えばどこどこへ行く,何の活動をする,そのボランティアグループでその車を乗っていってねという使い方をすることがどこまで可能かということがありますので,その辺は調べさせてもらって,可能であれば対応したいと思いますし,また社協等へお声をかけていただければある程度のお手伝いはできるかというように思います。また,その人数が多くなるときは公用バスや福祉バスもありますので,そちらのほうも合わせてご利用いただければと思います。

小松委員) ありがとうございました。そのようなボランティア団体の要望でしたので,もう一度確認しながら進めていただきたいと思います。次に,主要施策では8ページ,ねんりんピックの実行委員会を立ち上げるということですけれども,この実行委員会は,年齢とか,あるいは大きな大会になるかと思いますが,オリエンテーリングが種目として上がってきてるわけですけれども,国際交流をしている石岡の会とか,そのような方はオリエンテーリングを結構やってますが,事務局としてオリエンテーリングを受け入れる母体みたいなものはあるのでしょうか。

高齢福祉課長) ねんりんピックの開催についてですが,実行委員会を新年度早々には立ち上げたいというように考えておりまして,各種の団体の方々にお願いする予定になっておりまして,一緒にやっていただく方々としましては,オリエンテーリング協会という下部組織がありますが,そちらの方々を中心に進めてまいりたいというように考えております。

小松委員) ありがとうございました。協会があれば協会と,ねんりんピックですので,他の種目にかかわる方でもぜひ地元石岡でやってくれる,高齢者の方たちがいれば実行委員会に参加していただけるよう要望だけ申し上げたいと思います。それから新規事業で,同じページで高齢者住宅整備の支援事業で,住宅整備の資金貸し付け金200万円の予算が計上されたのですが,介護保険とはまた,このような形で高齢者住宅という貸付を受ける方の年齢は何歳くらいと考えているのでしょうか。

高齢福祉課長) 高齢者住宅整備資金の貸付のご質問でございますが,この制度を利用できる方は,市内に居住しまして,60歳以上の高齢者と同居する方で,高齢者の専用的な拠出部分の増改築に関わる部分について貸付をしたいと考えておりまして,限度額としましては200万円,今回予算額としましては1件分ではございますが,予算要求をお願いしたところでございます。

小松委員) 1件分で200万円というのは,例えば工事費が全額になっても,何割とかそのような制限がなくても200万円を申請すれば,200万円という形で貸し付けるのですか。

高齢福祉課長) 住宅を改修する場合,高齢者が日常的にお使いになる部屋に対しまして,200万円を限度にお貸しするということでございまして,建物全体の経費につきましては自己資金あるいは市中銀行等の借り入れをしていただきまして,高齢者の居住部分についてこの制度をお使いいただくという形で,面積按分等にあたるかと思うのですが,そのような形で貸付をしていきたいと思います。

小松委員) ありがとうございました。国民健康保険でちょっとお尋ねをしたいと思います。主要施策は22ページで,介護予防事業で人間ドックの補助金が1,425万円計上されています。先ほどの説明の中で日帰りの人間ドックが2万5,000円,脳ドックのみの場合は1万5,000円,脳ドックと基本健康診断の場合は3万円ということで,30歳以上に対して補助するということです。この事業は多くの市民に歓迎されている事業ですが,民間の企業等に勤めていた方が退職されて,人間ドックを受けて,従来1泊2日で人間ドックを受けていた。石岡市がいまやっているのは,日帰り人間ドックの補助です。それで,1泊2日の人間ドックへの補助はゼロ円です。協同病院なんかで1泊2日の人間ドックをやった場合に8万円くらいかかるらしいです。1泊2日でどこが違うかというとそんなに大きな違いはないらしいのですが,ただ,1泊2日でずっと会社に勤めてやってきた方が,退職後も必要だということで続けるわけです。日帰りなら2万5,000円の補助があるのに,1泊2日は該当しませんということで窓口ではねられています。これは,何人でもないはずです。窓口に来た方は。該当しませんと言われて,もうしょうがないということであきらめてますから,窓口で苦情を言う方はそうはいないと思います。ですけれども,私は日帰りであろうと1泊2日であろうと,人間ドックに対しては基本的に日帰り2万5,000円を補助するのであれば1泊2日の人間ドック受けた方にも,8万円補助しろとはいいません。日帰りの人間ドック2万5,000円は補助すべきではないかというように考えているのですがいかがでしょうか。

次長) お答えします。人間ドックの補助金の1泊2日の補助でございますけれども,従来日帰りということに限って行ってきております。1泊2日についてのご質問でございますけれども,今後,そのような部分についても検討させていただきたいと思います。

小松委員) ぜひ1泊2日の方にも補助が出せるように。1泊2日の人にも補助が出せるように。その補助額については,日帰りと同じで結構だと思いますので,本人がより充実した検診を受けたいというだけの話ですから,基本的に市がやるのは最低限の人間ドック,そしてその補助で現在のとこは私はいいと思ってますので,要望に沿えるようにご検討いただきたいと思います。それから今回はそれぞれ八郷,石岡と,所得割り,資産割り,均等割りは同じですけれども,平等割りは,やはり石岡はちょっと高いですし,資産割りは八郷の方が高いということがあるのですけれども,これは具体的に所得割りがいくらで,資産割がいくらで,均等割りがいくらにしたかという資料は私どもはいただいてますか。

亀井委員長) 暫時休憩いたします。

〜 休 憩 〜

亀井委員長) 休憩前に引き続き再開いたします。

次長) 国保税の税額につきましては,現在不均一課税という形をとっております。これは合併調整によってそのようになっているわけですけれども,17年度中は旧石岡地区,旧八郷地区と,現行のとおり行っておりまして,18年度に税の統一をすることに調整方針がなっておりまして,現在そのように進めております。

小松委員) そうしますと,18年度の当初はそれぞれ石岡と八郷と別々にいって,まだ調整中で,審議会等で1本化してから統一されたものになる。現在のところは18年度当初も変更までは現行のままというように考えていいですか。

次長) 国民健康保険の税改正につきましては,今回,改正条例案を提出しております。そのような中で税の統一を18年4月から施行ということになっております。それで,内容でございますけれども,旧八郷町と旧石岡地区を合わせまして,18年度の所得割りと資産割りから申し上げたいと思いますけれども,所得割りにつきましては8パーセント,資産割りが34パーセント,均等割りが2万1,000円,平等割りが2万4,000円,それで限度額は現在と同じで53万円というようになっております。

小松委員) そうすると条例の審査は22日になりますね。条例と予算は一体で出されているわけですね。均等割りと平等割りをあげているというのは,低所得者に対しては,資産割りは石岡にあわせ,八郷の方の資産割りが減る。なかなか医療費が増えてる中ではこういうことかもしれませんが,均等割りと平等割りを増額するというのは問題があると思いますが,条例の提案と一体ですので,これは条例のときにもう一度やらせていただきます。以上で私の質問を終わります。

國司委員) 2点ほどお伺いします。先ほど,ねんりんピック関連でお伺いします。18年度に実行委員会を立ち上げるということでございますので,詳細が分かればと思いますが,19年度,石岡市はどこに,何月ごろ,何日間の予定なのかお伺いしたいと思います。

高齢福祉課長) 19年度におけますねんりんピックにつきましては,10月頃を予定してまして,石岡市で開催されますオリエンテーリングにつきましては1日で実施する予定でございます。それから,先ほど答弁の中でもれましたが,18年度におきましてはプレ大会というようなものを開催して,大会を盛り上げていきたいと考えております。

國司委員) 1日ということでございますので,宿泊を心配したのですが,今までの実績では,選手は何名くらい,それからお年寄りですから付き添いの方は何名くらいの方が参加されているのか。

高齢福祉課長) 県内全域で開催されるわけですけれども,ここ2,3年を見ますと参加者50万人程度になるようです。選手,応援団,付き添いの方を含めてです。オリエンテーリングにつきましては,詳細な数字についてはまだ検討している段階ですが,選手としては数百人程度と考えております。数字がございません,申し訳ございません。

國司委員) 場所的に使うところがあると思いますが,それによって施設を直すところがあるのか,分かる範囲で。

高齢福祉課長) 実施場所につきましては,石岡市内になるわけですけれども,風土記の丘を中心とした旧八郷地区にすでにコースが設置されまして,関係者の方ではすでに実施されてますが,そのようなコースを利用しまして実施していきたいと考えています。

國司委員) 支出的には費用はかからないと理解していいのですか。それからもう1点ですが,介護サービス特別会計ですが,予算書437ページになりますけれども,介護予防支援事業,2,820万2,000円が計上されていますが,これは要支援の方々へのケア,要するに要支援から進まないように,または回復に向けて進める事業かと思いますけれども,そのような理解の仕方でいいのでしょうか。

高齢福祉課長) 介護予防支援事業につきましては,介護保険事業の中から介護認定審査があるわけですけれども,要支援1,2という方々ですが,これらの方々に対してケアマネジメントしまして,介護度が進まないように各種の事業を実施して,介護度が進まないように抑える,特に給付費の負担を抑えるという制度の中でもうけられた事業でございます。

國司委員) 介護予防ですが,生涯スポーツを通して,介護予防ということなのですけれども,本年も石岡市で3回ほどソフトエアロビクス,ソフトバレーなど3回ほどやりまして,これは健常者の方と混じってすることができるかと思いますけれども,福祉部の施策とか対策とか考えておられればお伺いしたいと思います。

高齢福祉課長) ただいまお話がありましたようなニュースポーツ的なスポーツ関係でございますが,介護保険事業の中の地域支援事業の中で健康づくりと申しますか,健常な方に対する方々とも連携ができるかどうか,別途調整をさせていただきたいと思います。

國司委員) 私は体育系なものですからそちらの方を聞きました。ありがとうございました。

小松委員) 国保で1つ。とても残念だと思ったことがありますので。これは3月15日号の市報なのですが,ここに石岡市の家計簿,家計簿の次に国民健康保険資格者交付制度,これについて大きく載っております。国保の保険証が更新されます。このことについても,以前から事故があったときには,配達記録による郵便を希望される方ということで市報に出されております。これは資格証明書の交付制度の説明で,国保を1年間納期から滞納したときには資格証明書を発行しますという通知で,資格証明書とはどのようなものかということが書かれてあります。旧石岡市というのはずっと福祉にはずいぶん力を入れてきた市だと思います。議会の議員もわりあい長く教育福祉委員会の中では議員も代わることなくずっと同じ人が続けているとか,そのような方が結構おりますし,福祉というのがすごい重要視してきた自治体だと思います。それで,資格証明書の発行は確かにこれはペナルティーを,資格証明書を発行しない自治体に対してはペナルティーを課しますということの中で,このような市民への周知をしたと思いますが,私は資格証明書は最後の最後にしてほしいと思いますし,できるだけ発行しないように,窓口で分納で納めていただくとか,電話で督促するとか,ありとあらゆることをやってできるだけ発行しないでほしいということです。石岡市は県内でも数少ない,資格証明書発行しない自治体です。旧八郷については200通の資格証明書を発行した。聞くところによりますと,督促すれば,資格証明書を発行すれば収めるということが,お金があるのに収めない,そのような人にはそういう措置も必要なのかと思うのですが,本当にぎりぎりで生活していて,国保が滞納になってしまった人に対して資格証明書を発行するというのはどうかと思います。いま議会事務局の局長なんかも国保の担当をやってましたけれども,短期証明書を発行するのに,マル短のはんこを押すのは,子どもたちには本当にかわいそうだといって解消した経過もあります。本当に大変なところの事情を汲み取ってやるのが行政だと思いますので,これは強く要望を申し上げたいと思いますが,何かお考えがあればご答弁お願いしたいと思います。

次長) 資格証明書の交付でございますけれども,委員さんがおっしゃられましたが,まさしくそのとおりでございまして,資格証明書は最後の手段でございます。資格証明書の発行につきましては,国民健康保険法によりまして,規定がなされております。その規定の中では,1年間の滞納がある者と規定されております。そのようなことで,この発行にいたるまでに納税相談を必ず行うようにします。合併調整,旧八郷町と旧石岡市の合併調整によって従来旧八郷町の方では施行しておりました。そのような中でこれを統一していく方針が出されております。それに基づいて今回のような措置に至った経緯はございますけれども,基本的に滞納額が増えている現状にございます。それで特に低所得者の世帯に対しては減額制度がございますので,そのような部分で配慮しているということと,それから納税相談の中で分納制約をできるだけしまして,その中では資格証明書を発行しないで,従来の短期保険証で対応しておくということをなるべくしていきたいと考えております。そういうことで納税義務者に対して理解を得て,なおかつ納税相談にも応じない,所得があっても納税に応じない,言わせていただければ悪質な滞納者ということになるかと思いますけれども,そのような方に限っておこなう,最後の手段ということで考えております。資格証明書はご存知のとおり自由診療とは違いますので,保険診療になります。いったん10割を支払いますけれども,その領収書を持って窓口に来ていただければ従来の給付金に対して,滞納と照らし合わせまして,また相談をするというシステムをとっていきたいと考えておりますので,よろしくご理解をいただきたいと思います。

小松委員) 本当に経済的に困難な方にとってはこの資格証明書で,医療機関で10割を支払うというのが大変なことだと思います。10割支払って,領収書を持って市役所へおとづれたら,今度は滞納金に充当させられて結局はないところにさらにないという状況が生まれてくると思うのですが,これを実施するのは,本当に慎重にやっていただきたいということを要望として申し上げておきます。それから介護保険が先ほど質疑されましたけれども,住民の周知をしていくということですが,地区ごとに説明会を実施するということですが,それと同時に今回よく内容まで見てないのですけれども,サービスを受けた場合に,10パーセントの使用料を支払うわけですが,これの減免制度については何かご検討いただけましたでしょうか。

介護保険課長) 介護保険の1割負担でございますが,いわゆる低所得者の方につきましては,利用者負担の段階で,1段階,2段階,3段階の低い方に対して,高額介護サービスというものが制度化されております。1万5,000円を限度としまして,1万5,000円以上個人負担が出た場合は,介護保険事業の中で見るという制度がございます。そのような意味で低所得者の**が解消されるというように考えております。

小松委員) 今回,石岡でも600円の負担増になるわけです。八郷地域では1,100円の負担増になるということで,ただ負担増になるのはサービスを受ける人が増えて,ただサービス料が多いからという説明だけではなく,やはり住民の負担増を救済することを合わせて検討しながら,施策としてもっていくことが必要だと思っております。今回,そのようなことよりもただ,足りないから引き上げたというような,私は国保と同じように,収入の二極化が進んでいるわけです。本当に収入が少ない人たちはどうにもならないところまできてますし,だいたい年金が国保で6万7,000円とか非常に低いわけですから,施設・・・(テープ反転)・・・をきちんと考えていただきたいと思います。何かお考えがございましたら。

介護保険課長) 今回の制度改正につきましては,いままでは給付,特に施設あるいは在宅でもそうですけれども,給付が必要になったときに,いわゆる事業の中で救済していくという形であったかと思います。今回の制度改正によりまして,要介護度にならないような予防重視の制度改正になっておりますので,そういう面でいわゆる新しく設置いたします地域包括支援センターをふるに活用しまして,介護予防に活用していきたいと思っております。また,そのような面で介護保険課,高齢福祉課,保健センター,の三者での協力,そのようなものを充実していきたいと思います。

小松委員) ありがとうございました。いまお話がありました中で,予防にということで,確かにいままでの介護保険の中にはそのような部分がなかったわけで,施設に入ろうとしたときに,介護認定を受けていなかったために入れない,待たなければいけないということがありました。それが今回の介護保険制度の改正で,予備的な時間があるので,そういう点では施設にいるときもスムーズにいけるのかなというそのような感じを受けました。1つ,これまでも“のぞみ”なんかもこの委員会で視察したときにも,事務長の方からお話がありましたけれども,結局今回の改正でホテルコストを取ったりする,このような改正の中で施設を出ざるをえない,10月からの改正と今回の見直しによって入所してる方が施設を出なければならない,そのような状況になってくるのではないかという懸念が,事務長の方からもあったかと思いますが,そこのところも相談があったときには,ぜひなんとかいろいろな手立てを講じてあげてほしいと思います。これは要望です。それから障害者自立支援法との関係で,これは障害者の問題が,障害者福祉計画策定業務委託料なども計上されてますけれども,自立支援法によって障害者の方たちも介護保険と同じに10パーセントの利用料が負担になる。そのような中で障害者の方たちも非常に困惑している状況にいます。そのような点で,国の制度が変わることによって,一番市民の直結したところで職員が大変な思いをするわけですけれども,ぜひ一番大変なのは市民ですから,市民が納得いくように説明を十分にしてトラブルがおきないように。そしてまた,救済をキチンとしていただくように要望しまして私の質問は終わります。

谷島副委員長) 國司委員さんの質問の関連ですが,438ページですが,介護予防支援事業のシステムの借り上げ料というのはどのような内容ですか。

高齢福祉課長) 438ページにあります債務負担行為関係でございますが,介護予防支援事業を行うにあたりまして,地域包括支援センターでケアマネジメント,ケアプランの作成をするわけですけれども,それに係ります介護予防の計算システム,これの入れ替え,新たに設置しなければならないということで債務負担行為をお願いしたものでございます。

谷島副委員長) 予算書にはないのですが,前から私は申し上げていてのですが,合併特例債に使う事業ということで,各合併特例債の事業には実施計画が出ていますが,うちの福祉関係で統合保育所関係が,合併特例債でやる,当委員会でも市内の保育所を視察したときにも,統合保育所の必要性というようなことも委員会でもやろうという話になっておりまして,それらの計画書が出ておりませんので,どのような形になっているのか部長にお尋ねします。

保健福祉部長) 旧八郷町からの流れの形で継続事業を特例債で使うという形で新市の方へ持ち越している事業です。予定として18年度にどのような形でつくるかというところからの検討ということになるものですから,まだ先が見えない形で計画の中に載っておりません。原案の中には,過去の八郷町で3つの保育所を1つに,2つの保育所を1つにという計画があり,なおかつ5つの保育所を1つにというような形の調整ができておりませんので,具体的に何年にどうするという形のがないものですから,それを18年に調整したいと思っております。原案の中には過去の3つをまとめて1つに,2つをまとめて1つに,2回にわたって建設工事を進めていく,という原案になっていると思います。そのような経過です。それを18年にきちんと見直しをしてこうだという位置づけにしたいと思っております。

谷島副委員長) 18,19年度に予定としては,調査整備計画があるようですが,これはそんなに時間がかかる仕事ではないでしょう。計画を見ると26年度に開設という10年も先のことでは,そんな話はないでしょう。私はこの計画を,18年度に検討の段階で,だいたい地元の話を聞いてるわけですから,そこでだいたい5つでいいだろうという案も出ているわけですから,そのようなところで執行部でそのような案できちんと説明をしてそのようなところでご理解を得るということをしてもらわないと,26年度に開設という予定ではどうしようもありません。この前の前島委員でないけれども合併特例の任期は来年の4月までですから。その時までにある程度の目鼻はつけていただかないと困りますので,これらの企画へ出した経過があると思うので,そのような考え方で進んでいかないと,柿岡はこのまえ見て,出入りも狭いし,施設も古くなっているということで見てきておりますので,そんなに先の計画では困りますので,そのような検討は1年,今年あれば十分できると思います。そのようなことで,もっと早くできるような計画を立てて合併特例際の事業の計画の中で放り込んでいただく,こう思います。

保健福祉部長) 26年の表には,2つ整備した場合の2つ目という形になっているかと思います。3つを1つに,2つを1つに整備した場合の,2箇所目が26年度に完成するであろうという計画というようにとらえていただければと思います。いずれにしても追い上げ追い上げの形で委員おっしゃるように,柿岡保育所などかなり老朽化になってますので,追い上げ追い上げの形で整備したいと考えております。

谷島副委員長) 1つ目にしても24年度ということですので,これは6年も先の話になってきますので,そのようなことではなく,もっと計画を立ててもらわないと,合併特例債がなくなってしまいます。執行部においては,すみやかな対応を取られるよう。それと,八郷の保育所は全部耐用年数を過ぎてしまいます。対応年数が過ぎないうちに対応できるように。中学校の跡地といってもいつのことだか分からない話ですから。そのようなことについても計画を立てて今年のうちに説明をこのような形でいま考えてますという説明をしていただかないと,私としては残念です。よろしくお願いいたします。

亀井委員長) 暫時休憩いたします。

〜 休憩中 〜

亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。他に発言はございませんか。

國司委員) その他の件でお伺いします。数年前の石岡市の根崎産婦人科病院が解体したかと思うのですけれども,その折に,カルテが露出したという話がありまして,そのカルテのコピーが個人宛に送られている。そのカルテをとるのに費用がかかっているから振り込めという文書的なものがきているというように聞き及んでいるのですけれども,執行部のほうではどのような形で聞いているのかお伺いいたします。

保健福祉部長) 確認ですが,カルテがあるからお金を振り込めということですか。そのようなことが民間に話が行ってるということなのでしょうか。

亀井委員長) 暫時休憩いたします。

〜 休憩中 〜

亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

保健福祉部長) 過去に市内にあった病院が倒産したということで,ある市内の方からうちの方に通知がきたということがあります。この内容はといいますと,当時の患者のカルテを保管しているので,いままでそれを持っているのに費用がかかっている。そのカルテが流出した原因が,病院のある自治体に責任があるのではないかという内容のものでした。さっそく県の方に問い合わせをして,これは産業廃棄物扱いになるので県の方で対応するという回答を得ているところでございます。

亀井委員長) 他に発言はございませんか。

(「なし」の声)

亀井委員長) それでは,執行部より発言を求められておりますので,これを許します。

介護保険課長) 先ほど各委員さんに石岡市老人保健福祉計画,第3期介護保険事業計画の案としてお手元に配布させていただきました。この計画につきましては,介護保険運営協議会の中で検討されまして,内容等をまとめたものでございます。現在,県の方と協議しておりまして,協議がすみしだい印刷製本をして皆様方に配布したいと考えております。この計画の名前を「石岡ふれあい長寿プラン」というような名前で計画書を作り上げたいと考えております。協議が終わりまして製本ができましたら各委員さんにも配布したいと思います。よろしくお願いいたします。

亀井委員長) この件に関しましてございますか。

(「なし」の声)

亀井委員長) ないようですので,本日の審査はこの程度といたし,次回は3月22日に委員会を開催し,引き続き審査を行いたいと思います。本日の福祉委員会を閉会いたします。




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