第５回委員会　（１１月３０日）
出席委員	金子悦郎委員長，中村茂夫副委員長，小泉彰委員，小吹武男委員，岡﨑忠委員，徳増千尋委員，菱沼一夫委員，國司進委員，池田正文委員
その他の出席者	鈴木行雄議長，入江貞一副議長，山口晟議員，鈴木米造議員，小松美代子議員
市執行部	市長（横田凱夫），総務部長（海東慎行）
議会事務局	局長（太田光幸），次長（田崎利文），庶務調査課長（松崎守男），議事法制課課長補佐（佐々木敏夫）

金子委員長)ただいまから議会運営委員会を開会いたします。
　これより審査に入ります。
　最初に，今期定例会に提出いたしました議案について，市長から発言いたしたい旨の申し出があります。よって，市長横田君が出席をしております。
　それでは，市長より発言願います。

市長）本日，議案のなかに助役選任の件がございますが，今朝の新聞報道をみますと，その件につきまして，私としましては本人に確認しましたところ，全く事実無根であるということを確認しておりますので，助役選任についての議案をよろしくお願い申し上げます。

金子委員長）次に，今期定例会に提出されました議案について，執行部から訂正の申し出があります。そのため，総務部長海東君が出席をしております。それでは，執行部から説明を求めます。

総務部長）貴重な時間をいただきまして，第1回定例会に提出いたしました議案の内容の一部にミスプリントがございまして，お詫びして訂正させていただきます。
　訂正箇所は，議案第30号茨城租税債権管理機構規約の一部改正についての議案で，別表第1のなかで，鉾田町を鉾田市に訂正するものです。よろしくお願いします。

金子委員長）以上で説明は終わりました。ただ今説明のありました訂正につきましては，本会議の冒頭に訂正箇所の説明，さらに訂正後の議案を各議員の議席に配付いたさせますのでご了承願います。執行部には退席願います。
　次に，意見書案の取扱いについてを議題といたします。
　先の議会運営委員会において，今期定例会において審議すべき案件についてはご協議いただいたわけですが，その後，意見書案４件について提出要望がございました。これらの意見書案は，時期を選ぶものと考えられます。従いまして，今期定例会で協議を行うものと思われますが，その取扱いについて，内容及び取扱いを議会運営委員会でご検討いただきたいと思います。
　それでは，本件の内容について，事務局より説明願います。

事務局次長）意見書の概要につきまして，ご説明いたします。
　資料の方をご覧いただきたいと思います。
　まず第１件目の「真の「地方分権改革の早期実現」に関する意見書案」の送付についてでございますが，この意見書は，全国市議会議長会　会長　国松　誠様より要請があったもので，１１月２５日付で受理しているものでございます。
　主な内容でございますが，「三位一体の改革」は，小泉内閣が進める「国から地方へ」の構造改革の最大の柱であり，全国一律・画一的な施策を転換し，効率的な行財政運営の確立を目指すものであるが，真の改革を実現するには，国と地方の信頼関係が極めて重要であります。全国市議会議長会はじめ，地方６団体は国からの要請に対し，真摯に責任を果たしており，改革の推進に当っては，国側も真摯に誠意を持って対応すべきものと考えます。よって，国において，地方の改革案を尊重するという小泉内閣総理大臣の意向に従い，真の地方分権改革を早期に実現することを趣旨とする意見書を採択し，関係大臣に送付してほしいというものでございます。
　次に，第２件目の「議会制度改革の早期実現に関する意見書」の提出についてでございますが，この意見書は，全国市議会議長会　会長　国松　誠様より要請があったもので，１１月２５日付で受理しているものでございます。
　主な内容でございますが，国においては，現在第２８次地方制度調査会において「議会のあり方」について調査・審議を行っております。このような状況を踏まえ，全国市議会議長会は，必要な制度改正要望を提出したところでありますが，調査会の審議動向を見ると，要望が十分反映されていない状況にあります。よって，国において，現在検討されている事項を含め，調査会において十分審議の上，抜本的な制度改正を早期に実現することを趣旨とする意見書を採択し，関係大臣等に提出してほしいというものでございます。
　次に，第３件目の「「事業仕分け」による行財政の効率化を求める意見書」についてでございますが，この意見書は，菱沼和幸議員，大和田俊樹議員より要請があったもので，１１月２５日付で受理しているものでございます。
　主な内容でございますが，国民へのサービスを低下させないためには「事業仕分け」の手法により大胆な歳出削減を行い，そこから捻出された財源を財政再建に振り向けるだけでなく，その一定部分は国民ニーズに応じて必要な新規事業などに活用するという，行財政の効率化を図ることが望ましい。「小さくて効率的な政府」を目指し，「事業仕分け」の断行を強く求めることを趣旨とする意見書を採択し，関係大臣に提出してほしいというものでございます。
次に，第４件目の「改造エアガン対策の強化を求める意見書」の提出についてでございますが，この意見書は，菱沼和幸議員，大和田俊樹議員より要請があったもので，１１月２５日付で受理しているものでございます。
　主な内容でございますが，今年，改造エアガンによる発砲事件が相次いで発生し，大きな社会問題となりましたが，単に警察による取り締まり強化のみならず，関連する業界団体による自主規制の強化，販売店等への指導強化など多角的，総合的にエアガンによる事件の再発防止に全力を挙げるべきであるという趣旨の意見書を採択し，関係大臣に提出してほしいというものでございます。
以上でございます。

金子委員長）以上で説明は終わりました。ただ今の説明について，ご意見等ございましたら挙手によりお願いいたします。
　ご意見はございませんか。

　〔「なし」の声〕

金子委員長）ご意見なしと認めます。
　それでは，意見書案４件については，各会派に持ち帰り願いまして，ご検討いただきたいと思います。そして，その結果を１２月１９日午前１０時から開催予定の議会運営委員会にご報告いただきますようお願いいたします。
　以上で議会運営委員会を閉会いたします。