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議会中継
  


 第2回委員会 (10月24日)
出席委員 塚谷重市委員長,鈴木せつ子副委員長,鈴木行雄委員,久保田健一郎委員,金子悦郎委員,菱沼定夫委員,島田久雄委員
市執行部 【生活環境部】
 生活環境部長(吉田隆重),生活環境部次長(足立健造),生活環境部参事兼市民生活課長(矢口晟),市民課長(高橋久),環境対策課長(佐藤敏明),水道課長(富田隆一),市民会館長(伊野忠好)
【経済部】
 経済部長(岡野佐エ),経済部次長(大和田澄男),経済部参事兼農政課長(水越進),経済部参事商工・観光担当(小松崎芳夫),農村環境課長(塚本悦男),商工振興課長(助川時男),観光物産課長(佐子川祐治)
【農業委員会】
 事務局長(西村幸徳)
【八郷総合支所】
 参事兼市民税務課長(岡崎喜一),農政課長(鈴木隆),商工観光課長(市村明),建設課長(雨貝和男),下水道課長(甲一郎)    
議会事務局 議事法制課主幹(藤代志保)



塚谷委員長)お忙しい中ご出席をいただきまして,誠にご苦労さまでございます。ただいまから,市民経済委員会を開会いたします。本日の議題は,「主要事業と所管事務について」であります。なお,日程につきましては,はじめに生活環境部,次に経済部及び農業委員会の順に説明員を入れ替えて行いたいと思います。本委員会は執行部の出席を求めて開催する最初の委員会ですので,まず初めに,委員より自己紹介をいたします。

(市民経済委員自己紹介)

塚谷委員長)
それでは,各担当の紹介も兼ねて,執行部より主要事業と所管事務について説明をお願いいたします。

生活環境部長)
私から,生活環境部の組織並びに職員の紹介をさせていただきます。生活環境部は,市民生活課,市民課,環境対策課,水道課,市民会館,そして,八郷総合支所の総務課の一部,市民税務課の一部で組織されてございます。次に職員の紹介をさせていただきます。

(執行部紹介)

市民生活課長)
市民生活課よりご説明いたします。主要事業及び事務分掌としましては,お手元の資料3ページにございます,市民生活課の欄にあります1番から14番,はじめに市民憲章推進活動の支援に関すること,2,消費生活及び生活改善に関すること,3,住民との協働,コミュニティー活動の総合調整及び支援に関すること,4,治安及び防犯対策に関すること,5,ボランティア活動の総合調整に関すること,6,交通安全対策及び交通環境の整備に関すること,7,交通安全指導並びに交通安全思想の普及及び啓発に関すること,8,民間交通指導員に関すること,9,交通関係機関及び団体との連絡調整に関すること,10,民間交通災害共済に関すること,11,まちかど情報センターに関すること,12,自転車駐輪場に関すること,13,その他市民生活,交通安全に関すること,14,部の庶務に関すること,このようなことが市民生活課の事務分掌となっております。続きまして,6ページの市民生活課の主要事業施策及び予算額についてご説明いたします。まず総務費関係の事業名からですが,交通安全対策経費,事業内容としましては民間交通指導員の報酬397万1,000円。駐輪場管理委託料,これは市営駐輪場が駅西口の両脇と駅東に1か所,合計3か所ございます。その委託料が合計171万8,000円。交通安全対策工事311万4,000円,これはカーブミラーの設置及び修理,交換等の費用が主でございます。その他としまして,その他消耗品費72万5,000円,スクールゾーンの塗り替え及び新規設置の工事費用等です。続きまして,街路灯・防犯灯事業,街路灯設置工事費18万円,防犯灯設置補助金54万円。街路灯につきましては設置及び維持管理が市のほうになっておりますので,この電気料でございます。続きまして,コミュニティセンター維持管理経費,これは,旧石岡地区に3地区のコミュニティセンターがございます。南台,杉並,鹿の子と。その3つのコミュニティセンターの維持管理費用119万9,000円でございます。桜づつみ維持管理経費,これは,愛郷橋の右岸に桜づつみ公園がございます。その場所の除草及び剪定,消毒等の委託料,除草委託料55万1,000円他,合計55万6,000円です。まちかど情報センター運営経費,まちづくり市民会議に管理委託をしておりますので,その管理委託料が90万円,建物借上料が182万7,000円,その他人件費が127万5,000円,合計で400万2,000円。続きまして安全・安心まちづくり推進事業は,防犯関係で昨年6月に発足いたしましたエンゼルパトロールで,今日現在で340名の会員がございます。これから新たに会員になる方に配布いたします腕章等の消耗品でございます。続きまして市民参加のまちづくり推進事業は,まちづくり市民会議のほうに委託しています。これが今回50万円ということになっております。事業の内容といたしましては,まちづくり情報誌の発行,まちづくり音楽会,おはなしなあに,ふるさと発見フォーラム,折り紙交換,ワンニャンキッズ,ミニギャラリー,ちりめん小物作り,公開講座,パソコン教室ということで,まちかど情報センターのほうでいろいろ開設しております。続きまして商工費の中で消費者保護育成事業というものがございます。これは合併になりまして,市役所の1階に移動した消費生活センターの維持管理費です。専門の相談員が2人おりますが,その報酬と消耗品等にかかる経費109万円です。

市民課長)
それでは市民課の業務内容についてご説明申し上げます。私どもはご承知のとおり窓口業務が主でありまして,住民基本台帳の事務,それから印鑑登録,証明に関する事務,戸籍に関する事務,外国人登録に関する事務等が大きな柱でございます。これに伴いまして,戸籍の謄抄本,住民票の謄抄本,印鑑証明の交付というようなことが主でございまして,今回,事業のほうに登載しておきましたが,10月1日に石岡市と八郷町が合併しまして,世帯数2万8,046世帯,8万3,546名の新しい市が誕生したところでございます。その中で,大きな事業と申しましては,10月1日の合併に伴いまして,一晩において従来八郷町となっていた戸籍帳簿の表示を石岡市と訂正するシステムがございまして,これは既に業務を終了しておりますが,その料金の支払いが10月1日以降となりますので総務費の中に大きな予算が載っておるということでございます。それから,本籍人口と一般の住民登録人口がございまして,本籍人口が石岡市が5万3,004人,八郷町のほうが3万5,442人と,比較的八郷町のほうが住民登録人口に比べて多く本籍人口を有しております。通常,石岡市のように住民登録人口と本籍人口がほぼ同じという状況から見ますと,八郷町の場合は約5,000人ほど戸籍人口が多いというような状況になっています。市民課におきましては,正確に迅速にということで,課長以下15名で業務にあたっております。

環境対策課長)
それでは,環境対策課の業務についてご説明申し上げます。3ページ下の部分から次のページに渡りまして,20項目に渡る業務でございます。1点目が環境美化及び環境保全の企画・調整に関すること,2つ目,空き地の環境保全及び信託に関すること,これは石岡市環境美化条例の中で定められたものでございます。3,そ族,有害害虫に関すること。4,災害防疫に関すること,幸い近年は災害がございませんが,私どものほうで生石灰などを用意し,消毒をするというような内容でございます。5番目に市営霊園及び墓地に関することでございますが,石岡地区に龍神山の霊園,半ノ木霊園の2か所がございます。半ノ木霊園につきましては15年ぐらい前から墓地が少ないということで建設を検討しまして,平成11年,12年の2か年にわたって整備し,平成13年度からおよそ千余の土地について募集を進めているところでございます。6,自然環境,地球環境に関すること,7,公害防止対策に関すること,8,公害等の苦情処理に関すること,9,環境の保全の啓発に関すること,10,簡易水道に関すること。こちらに関しましては,八郷地区の水道事業に対しまして石岡地区の三村地内に簡易水道がございます。それらの運営を私どもで所管しているところです。11,合併処理浄化槽事業に関すること,12,霞ヶ浦浄化に関すること,13,家庭排水対策に関すること,14,犬の登録,狂犬病の予防及び野良犬対策に関すること,15,ごみ及びし尿の処理にかかる許可及び許可手数料に関することでございます。16,ごみの再資源化及び減量化に関すること,17,資源回収に関すること,18,不法投棄対策に関すること,19,一般廃棄物施設に関すること。これは一般廃棄物施設の建設につきましては市町村等の許可でございますので,この対策ということです。20,その他環境及び水質の保全に関すること,以上でございます。次に事務事業ですが,8ページになります。私どもの予算は従来総務費と衛生費に分かれておりましたけれど,新市の予算から一本化されまして,一般会計上は衛生費にすべて登載されております。それでは一般会計の衛生費ですが,まず石岡地方斎場組合負担金でございます。これは右の事業概要にかかれております通り,5つの市町村で構成されております。来年の3月で小川,美野里,玉里が合併することにより3市で構成されることになるわけです。972万4,000円です。狂犬病予防経費,これは法に基づく自治体の自治事務に関する経費で,いわゆる集団予防注射,台帳の管理に要する経費22万7,000円です。防疫・防除事業,これは先ほど申し上げた石灰等の用意でございます。次に環境美化推進事業ですが,従来の美化推進事業と環境美化推進事業を統合したもので,1つは市民清掃作戦等の活動を促進するものと,花苗の配布といったものに要する経費です。次に環境衛生経費,これは事業の所管業務の中で申し上げました市民の方々が空き地の草を刈り取る際に,草刈機を市のほうで購入し貸しているというものです。次に特別会計繰出金ですが,これは霊園事業,後ほど説明します下段の事業への繰出でございます。不足額を一般会計から繰り出すものです。次に環境マネジメントシステム推進事業は,平成13年度末に導入いたしましたISO14001による環境マネジメントシステムの運用経費です。今年3月で外部の審査をやめましたので,独自のシステムに移行中です。次に環境基本計画推進事業ですが,これは平成13年度に策定した環境基本計画事業に基づきまして,その計画の推進,石岡市環境審議会の運営を行うものです。公害対策経費としまして,大気,水質,悪臭,土壌等に対する調査に要する費用です。このうち水質にかかる分は旧八郷町の予算でございまして,過去に不法投棄をされた2カ所から排出されるものについての水質を測定し監視するものです。霞ヶ浦浄化対策経費については,水質分析委託料というのは恋瀬川,園部川,山王川の三河川,それから特定施設である浄化槽の排水の水質調査等であります。高浜入湖面・湖岸清掃委託料は高浜舟溜維持管理開への委託料です。船を出してごみを回収していただいております。水辺環境浄化対策といいますのは,夏場の魚の変死やアオコが発生した際の処理費用です。山王川植生浄化施設管理委託料は,山王川の河口よりやや下流に植生浄化施設がございまして,それらの管理に要するものです。池水質分析委託は,生板池等がございまして,その水質分析を定期的に行うものです。合併処理浄化槽設置事業費補助金は,八郷地区石岡地区ともいずれも霞ヶ浦の水域ですので,設置に対して助成する,国・県の補助に対応する支出です。水辺環境施策推進事業補助金といいますのは,水質浄化に資する市民の事業に対する補助金です。次に水の路クリーンナップ事業と申しますのは,いわゆる高浜公民館の裏に大きな浄化槽があります。高浜地区の皆様方が生活排水を流されている側溝,それを汲み取って大きな浄化槽で浄化しているものです。生活排水浄化モデル事業は,EM菌による生活排水浄化業務委託料でして,これにつきましては生板池の上流側で,下水道の整備されていない地区に池がございます。大変汚い池でしたが,ごみさらいなどをしていただいた後に私どもでEM菌を定期的に投入して,周辺のご家庭でも使っていただいて,大変きれいになりました。臭いがなくなったと同時に,いろいろな生き物が戻ってきた,また,下流の生板池は,実施している2年間まったく臭いの苦情等がなかったなど,効果を得ていますので,今後も大事にしたい事業の一つです。次に清掃一般事務費ですが,これはごみ,し尿の一般経費にかかるもので,1点目は湖北環境衛生組合負担金です。石岡市,小川町,かすみがうら市,玉里村,新治村が構成市町村でございます。霞台厚生施設組合(衛生分)とございますのは,玉里村にあるごみ焼却施設でございます。構成市町村は記載の三市町村です。新治広域事務組合負担金は,これも構成はご覧のとおりなのですが,新石岡市は八郷地区が新治広域事務組合にごみを持ち込み,石岡地区が霞台厚生施設組合にごみを持ち込むということから,2つの負担をするものでございます。塵芥処理経費は,不法投棄監視員とありますが,旧八郷町,旧石岡市いずれもそういった制度がございますけれど,この監視員への報酬です。ごみ収集袋購入費ということで,指定袋を業者につくらせるというものです。手数料として支出いたしますのは,例えば45リットルの袋は15円の定価で販売してもらうわけですが,実質的に12円で業者に渡して,業者,小売店が12円のものを15円で売って差し引き3円の手数料を取るということになっております。予算上計上させていただきました。それからごみ収集委託料は,業者に対する一般家庭のごみ収集に対する委託料です。それからごみ減量・資源化推進事業は2つございまして,1つは生ごみ処理減量化補助金,ご家庭でコンポスト容器,ごみ処理機械を買ったときの補助金です。限度額1万円,2分の1補助です。資源ごみ回収補助金は,子ども会,あるいは老人会などの団体で年2回以上新聞などの資源ごみを回収していただいた場合に,1キログラムあたり5円の補助金を差し上げているものです。それからし尿処理経費は,石岡地区は浄化槽の型式とご家庭の水で手数料を決めていまして,それを収入証紙を買っていただいて台紙に貼り付け,業者がその台紙ごと回収してし尿を汲取ると。その汲取りで回収した証紙を市に出してもらって,その分を市が業者にお金を出すというもので,それらに要する経費です。特別会計繰出金,簡易水道事業特別会計ということで,先ほどの霊園事業とあわせまして次の特別会計2つへ繰り出すものです。簡易水道事業につきましては三村地区ですけれど,老朽化が進んでいまして,現在その工事を慎重に検討を進めているところです。霊園事業は先ほど申し上げましたとおり半ノ木霊園のほうの募集を進めているところですが,起債の償還がございますが,これらについてはなかなか得難い施設でありますので,一般会計からの繰出を行うという方針です。

水道課長)
10月1日に八郷町と石岡市が合併して新しい石岡市が誕生したわけですが,上水道事業は,石岡市が1市1村で構成する組合,湖北水道企業団と三村地区の簡易水道と,それと八郷町が運営する八郷町水道事業と,3つの給水体系になったわけでございます。合併するにあたり,給水区域の違いや水道料金の違いからいっきに統合することが困難であったために,今回は現行どおり新市に付するという形で,私どもが担当する水道のほうは旧八郷町の区域を担当しております。水道課の事務分掌としましては,水道計画の作成,予算,決算関係,資産の管理,水道料金の徴収,給配水の申し込みに対する配水関係,いろいろな維持管理というものを,4ページの事務分掌で15項目ほど掲載しています。事業内容としましては,八郷町は昭和39年に簡易水道が始まりまして,昭和60年に簡易水道が1つになって上水道という形になりました。いかんせん面積が広くて高低差もあるということで,建設費などが割高でございまして,施設の数もかなりあります。井戸が13本,配水池が13池,浄水場が5か所,増圧場が8か所。それから県西広域用水,新治の浄水場から日量1,500トンの用水供給を受けまして,井戸13本と日量1,500トンで,およそ6,800軒,2万7,500人の水の供給をしているところです。事業概要といたしましては,公営企業法が適用されまして企業会計となっておりますので,一般会計と若干予算方式等が異なりますのでご説明いたしますと,収益的経費というのが俗に言う3条予算というもので,営業費用,営業収益で原水や浄水する費用,それから配水,給水する費用,職員等の総係費,管や施設も固定資産ですので,減価償却を見なければなりませんので,これが俗に言う3条予算ということで収支というもので言われているものです。それから4条予算ということで,資本的支出というものがございまして,これは建設改良費,俗に言う水道建設事業費ということで,改良工事や資産の購入といったものでございます。現在,旧八郷町の大増,太田,川又地内が単独で老朽化による敷設替え工事をやっています。その他に下水道工事と同時施行分ということで,下水道工事の堀山に水道管を入れて経費を少しでも安くするということで工事を行っておりまして,現在発注しておりますのが,水道課単独のものが8工区,下水道の同時施工ということで16本ございます。当初予算としましては,建設改良費は約1億1,000万円ということでございます。いずれにしましても,水道は人間が生きていくうえで欠かせないライフラインの一つであります。住民が健康で文化的な生活を営む上で必要不可欠なものでございますので,いろいろ努力をいたしまして,安全で安心な水の供給に取組みたいと考えておりますので,よろしくお願いしたいと思います。

市民会館長)
市民会館の事務事業につきましてご説明申し上げます。最初に市民会館の概要でございますが,昭和43年に建設されまして,980席のホールと会議室を有します管理棟で構成されています。ホールにおきましては主にコンサート,発表会,映画の上映などに利用されております。まず管理棟につきましては,研修会,講習会,各種同好会の会合,物品の販売等に利用されています。市民会館の事務分掌ですが,4ページの一番下にあります。1つは市民会館の管理運営に関すること,2つ目に施設,設備の維持,管理に関すること,3つ目に施設等の貸出に関すること,4,市民会館運営委員会に関すること,5,市民会館自主事業に関すること,6,旭台会館に関すること,その他市民会館に関すること,となっております。次に主要事業の概要ですが,10ページになります。施設運営経費としまして,音響技師嘱託員,これはホール等を使用する場合に専門の技師をお願いするための報酬です。それから臨時事務員賃金117万1,000円,その他を含めまして211万4,000円を計上するものです。それから施設維持管理経費としまして,光熱水費,施設清掃・管理・保守保安委託料,施設管理・貸出業務委託料,これについてはシルバー人材センターに委託しています。市民会館技術業務委託料,ホール使用する際の舞台照明担当の技術者を委託しております。その他を含めまして803万4,000円です。さらに旭台会館の管理としまして,管理委託料を計上しています。管理業務を石岡市開発公社に委託しております。それから,予算とは別に市民会館の実施事業につきましては,市民会館事業基金ということで1,000万円の定額運用基金を利用しまして実施しています。今年度につきましては,下にありますように映画鑑賞,観劇,コンサート等を実施しておりまして,12月4日にはコンサートを実施する予定になっております。

八郷総合支所参事兼市民税務課長)
八郷総合支所の市民税務課の事務分掌につきましてご説明申し上げます。5ページになります。市民税務課につきましては,1項目から22項目までございます。1の県民交通災害に関することと2の地域コミュニティーに関することにつきましては市民生活課の関係です。3の臨時運行許可に関することから9の埋葬,火葬の許可に関することまでの7項目については市民課の関係事業,10の自然公園に関することから22の水質監視パトロールに関することまでが環境対策課関係のものです。八郷総合支所の窓口としましては,本庁の指導のもとに,順次進めてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)
以上で各課の説明は終わりました。この際,質問がございましたら挙手によりお願いいたしたいと思います。

鈴木行雄委員)
お伺いというよりは,今までの経過から見て改善しなければならないかなということがございます。市民会館の事業についていろいろご説明があったわけです。自主事業として5点ほど挙げておられるのですが,今年も12月4日に「いるかコンサート」としてございますが,ここ5,6年いろいろな事業をやってきたのですが,あの900以上の席の3分の1もしくは半分程度の集客があるぐらいで,そのような形ではこの事業はもう少し見直すべきではないかなという考えを持っています。というのは,10日ほど前に館長のほうにお願いしたのですが,市の事業ではございませんが,毎年開かれている寄席,今回は綾小路きみまろが来るそうですが,話を聞いただけで券は30分ぐらいで売り切れたという状況だそうです。例えばいるかコンサートもそうでしょうけれど,一週間たっても10日経っても売れなくて困っているのだというというのが実情なんです。そういうことから考えますと,この市民会館の運営協議会の委員さんに,もう少し事業に対してあらゆる角度から考えていただいて,ある程度お金を出してもいい事業をすればたくさんの方が入ってくれる。お金についても負担率というのはそれほど変わらないと思うんですよ。ですから,そういうふうに考慮した中で,館長,そして運営協議会の委員さんには,委員会からこのような強い要望が出されているということをぜひお諮りいただきたいと,このように考えています。以上です。

金子委員)
6ページのコミュニティセンター管理経費についてです。たまたま部長は経済部にもいましたので。予算の出どころが違うからコミュニティセンターとふれあいセンターの所管が違うのかと。同じような施設があって,片方は経済部,片方は生活環境部というのはおかしいと。予算の出処が違うから片方は生活環境部,片方は経済部なのかなと感じるのですが,管理に関しては同じようなことをやっているんですよね。ですから,これは行財政改革の中で,別々ではなくどこかできちんと管理すればいいのかなと思うものですから,それについてお答えいただきたいと思います。

生活環境部長)
確かにふれあいセンター,コミュニティセンターは,ご指摘があったような観はあるわけですが,今お話がありましたように,ふれあいセンターにつきましては現在石岡では関川地区と三村地区の2か所にあります。この2か所については,ご承知の通り農林水産省の予算をいただいて建設しておりまして,特に関川地区,そして三村地区の農村地域におけます地域の皆様方のふれあいの場というような目的から施設をつくっているものでございます。コミュニティセンターについては石岡市に3か所あるわけですが,似ているのではないかというご指摘ですが,今後行財政改革の委員会もありますので,そういった中で検討させていただきたいというふうに思っております。

久保田委員)
まず1点目として,まちかど情報センターの運営に関しましてお尋ねしたいと思います。今,いわゆるNPO法人に管理委託しておられるということは私も確認しているわけですけれども,このNPO法人の性格といいますか,これが中立的な立場であればいいのですが,どうも聞き及んでおるところによりますと,若干偏った人たちがそのNPO法人を構成し運営をしていると聞くわけでございます。この辺のところを,このままこのNPO法人に委託を続けることについて問題がないのかどうか。その辺の見解を聞かせていただければと思います。
続きましてもう1点ですが,私事で大変恐縮なんですが,実は私の宅地の中にスズメバチが巣を食いまして,私どもでも困ったものですから生活環境部にお尋ねをしましたところ,業者は紹介しましょう,しかしそれは個人負担でやっていただきますというようなお話でありました。私どもも撤去しないと困るので対応したわけですが,ただ,近年,環境の変化か分かりませんがスズメバチが各地区において多発している。まして自然豊かなところが生息地だということですから,たぶん旧八郷町の地域においてもこういった問題が生じているだろうと推測するわけです。また,この先そういう大量発生が起こるのではないかという危惧があります。私も周辺の町村を確認しました。その結果,やはりスズメバチと確認できた場合には自治体が責任を持って対応していると。そういうのが各市町村のお答えでありました。そういったところから申すならば,石岡市においてもこういった対応というのは,私が被害を被ったから言うわけではありませんけれども,何万円という費用がかかるわけですから,何らかの形で市が対応すべきではないのかと思うわけで,その辺についても見解を伺いたいと思います。

生活環境部参事兼市民生活課長)
まちかど情報センターの管理委託についてお答えします。特定非営利法人のまちづくり市民会議というところに管理委託しております。この中で4人の方を雇いまして,1時間で750円ということで運営をしていただいていることころでございます。私どものほうで,こういったことを言うとお叱りを受けるかもしれませんが,10月に所管することとなりまして,まちづくり市民会議とまだ1回しか行き会っていないものですから。考え等に偏り等があるような場合には注意をし,そういうことがないようできるだけ公平に運営していただくようにしていきたいと思います。

環境対策課長)
スズメバチに関するお尋ねでございますが,今後どうするかというお尋ねでございますので,その前に,現在のことについてご説明申し上げたいと思います。合併協議の事務調整の中でも,この点は大変頭の痛いところでございました。と申しますのも,合併前は旧八郷町のほうでは消防のほうで対応していたそうでございます。極めて高いところとか屋根の裏とか,そういったところは対応はしていなかったようですが,確かにやっていたそうです。石岡市のほうでは業者紹介というところでした。私どもの属していた部会では,さまざまに議論をしましたけれど,たまたま生活環境サイドでは八郷,石岡両方とも対応していないということで,消防サイドでご検討いただいたところ,最終的に消防としては八郷地区においても新年度から駆除は行わないということが決定されたところでございます。一方,これからどうするかということですが,テレビ報道等で大変被害が増えている,観光バスから降りた方が襲われたりして,非常に危険であるということは,私も業務上認識しております。そういった中で,委員さんからのお尋ね,ご意見,誠にごもっともだと存じますけれど,これに対しては,2つの問題があろうかと思います。1つは,市が直接駆除をするか否か。仮に市が直接駆除しない,委託なりでやった場合,補助金という制度もあるわけですが,そういったことも財源見合いで私どもが少し財政当局に予算要求をする道筋を立てるかどうかというところでございます。これについては,委員さんの貴重なご意見でございますので当然私ども尊重させていただきますが,この場でお答えは出来かねますので,よろしくお願いいたします。

久保田委員)
関連してお尋ねするわけですけれど,まず1点目のまちかど情報センターの件ですが,NPO法人に委託をしているわけですけれど,NPO法人側がたぶんセレクトして,まちかど情報センターにお勤めいただいているという形かなと思うんですね。そうなりますと,これは,思想信条といのは,変わりますかね。どうなんですかね。その,いわゆる人選をする際に石岡市がある程度係わり合いを持っていかないと,なかなか改まらないのかなという感じをもっているので,そういう意味で。NPO法人に委託をするということについては,これは理解できます。しかしながら,あの場所にお勤めいただく以上は,市のほうでも責任はあるわけです。そういう意味で,石岡市が人的に係わり合いをもってもなんら差し支えないのでないかと思います。その点も含めて,今後,あの場所に働いてもらう方,事業内容,そういうことに,市が係わり合いを持って,事業内容を展開していただきたい,このように思います。そうでなければ我々としてはNPO法人そのものを否定せざるを得ないと思うんですよね。ですから,私どももそこまでは現段階で過激な考えは持っておりません。その辺のところをよろしくお願いしたいと思います。これは要望です。それから先ほど環境対策課長のほうから,今返事は出来ないと,いうつれない答弁であったわけですけれど,他の市町村は,調査した結果,スズメバチである場合には,無償なんですよ。補助金とかそういうのはないんですよ。事業主体はその自治体なんですよ,個人ではないんです。分かりますか。補助金などという考えは捨てていただきたい。例えば石岡市全体で被害が起きた場合に,委託なんて言葉は使いますか。災害が起こっているとして,そこへ,例えば個人のお宅であろうかなかろうが石岡市全体が被っている被害なんですよ。委託ではないんです。被害なんです。だから石岡市がどう対応するか,そういう生易しいことではない。もし仮に石岡市の中で,スズメバチにさされて死んだ,これは被害じゃないですか,個人の問題ですか,違うでしょう,補助金の話ではなくなると思うんですよ。その辺を少し重要に考えてもらいたいと思います。たかがハチ,されどハチです。その辺をもう少し,やはり,石岡市の地域が被害を被った場合にはどういう対応をすべきかという基本を,もう一度思い出していただきたいですね。なにも補助金とか何とかという話ではなくて,業者を雇っておけばいいんです。スズメバチの被害が,撤去にかかる補助金ではなくて,その対策費ですよ。対策費として予算計上しておけばいいじゃないですか。その中で対応するんですよ。これは,消防団の話じゃないでしょうよ,専門家のやる仕事です。刺されたら死ぬんですよ。その辺をあまり浅く考えないで。石岡市の中で,八郷には山もある。そんな中でスズメバチが発生しやすい環境がある。そういう中で市民が被害を被って死亡事故が生じた場合に,石岡市はなんら責任がないと言い切れるかと。だからそういう意味での,ちゃんとしたスズメバチ対策費というものをつくって,予算を計上して,それで対応するという方向性を作る。部長に見解を確認します。

生活環境部長)
久保田委員さんからのご意見等につきましては,今後,内部でも十分協議してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)
ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)
発言なしと認め,以上で生活環境部の所管する事項についての説明を終了いたします。暫時休憩いたします。

−休 憩−

塚谷委員長)
休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,経済部並びに農業委員会所管を議題といたします。まずはじめに,委員より自己紹介をいたします。

(市民経済委員自己紹介)

塚谷委員長)
それでは,各担当の紹介も兼ねて,執行部より主要事業及び所管事務についての説明をお願いいたします。

経済部長)
10月1日の石岡市・八郷町の合併に伴いまして,経済部長となりました岡野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。経済部の職員につきまして私のほうから紹介いたします。

(執行部紹介)

 八郷総合支所におきましては,下水道課のほうにおいて農業集落排水事業を担当しております。地籍調査につきましては建設課のほうで担当しておりますので,本日出席をしております。まず3ページをご覧いただきたいと思います。経済部の事務分掌でございますが,農政課につきましては,米の生産調整をはじめとしまして,農林水産畜産業,果樹,園芸,養蚕業に関すること,有害鳥獣の捕獲の許可及び狩猟に関すること,農業振興計画に関すること等々を行っております。農村環境課につきましては,土地改良事業に関すること,農業構造改善事業に関すること,農道整備に関すること,地籍調査に関すること,農業集落排水事業に関すること等を実施しています。商工振興課でございますが,商工業の振興に関すること,中小企業の金融対策に関すること,企業の誘致に関することなどを仕事としています。観光物産課ですが,観光振興に関すること,観光協会その他の団体に関すること,フィルムコミッションに関すること,財団法人産業文化事業団に関することを仕事としております。続きまして4ページ,八郷総合支所の関係課の事務分掌ですが,総合支所の農政課につきましては本庁の農政課と農村環境課の仕事を合わせた職務を行っております。その中でも本庁にない部分につきましては,森林整備計画に関すること,林道の整備に関すること。農業集落排水事業については支所では下水道課で担当しています。商工観光課につきましては,本庁の商工観光課と観光物産課を合わせた仕事をしています。それから13番,グリーンツーリズム事業について支所のほうで担当しています。建設課については,八郷地区の地籍調査が済んでおりますので,地籍調査の書類等の保管,閲覧等を建設課で行っております。下水道課につきましては,農業集落排水事業を総合支所のほうで行っております。以上が簡単な事務分掌でございますが,それ以降につきましては各担当課長のほうから説明を申し上げますが,説明する事項が大変多うございますので,要約して説明させていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

経済部参事兼農政課長)
それでは最初に,本庁農政課のほうから説明をさせていただきます。5ページをご覧いただきたいと思います。農政課所管に係わる主要事業の内容でございます。最初に農政一般経費としまして,営農研修センター負担金。営農研修センターにつきましては,本年の12月末日をもって営業を終了いたします。次年度につきましては負担金がないということでございます。次に農業振興経費,農業振興事業補助金ですが,梨組合とたばこ奨励会に生産性向上と経営安定のために補助を行っております。次に水稲病害虫防除事業補助金ですが,これはイネミズゾウムシの蔓延防止と被害の軽減,それからイモチ病・カメ虫の防除に対する補助です。次に米消費拡大対策事業としまして,米まつり実行委員会,これにつきましては,10月15,16日に開催した産業祭の中での一つの事業として米まつりを実施しております。これを開催するための補助金です。次に買ってもらえる米作り産地育成支援事業補助金でございますが,ひたち野農業協同組合事業主体による食味計の導入事業です。次にふれあい農園維持管理経費としまして,ふれあい農園の管理委託料,それから借地料がございますので,その支払いです。食と農の交流プラザ事業,講師謝礼18万円とありますが,食と農をテーマに研修会を実施するものです。次に畜産一般事務費としまして豚オーエスキー病予防注射促進奨励補助金は,オーエスキー病の予防と蔓延防止のために計上しているものです。6ページにうつりまして,林政一般事務費としてみどりの少年団補助金。石岡地区内に13小中学校がございます。それらに各々5万8,000円を補助し,校内緑化,地域緑化のために事業展開をいただいているところです。次に森林保全事業,松くい虫防除事業委託料,松林を病虫害から防除するものです。森林保全維持管理作業委託料,これにつきましては龍神の森,それから県から払い下げをいただきました生活環境保安林がございますので,その下草刈や枝払い。民有林造林事業補助金は林地拡大,造林等をした場合に県の補助がございますので,補助金を出しているところです。それから龍神の森整備事業につきましては,16年度の繰越分で炊事棟とバーベキュー棟,給排水施設を工事発注済でございます。11月頃に17年度の予算をもちまして管理棟,トイレ等の事業を実施する予定です。農政企画一般事務費としまして資金利子補給関係の補給金,それから農協の営農活動の強化ということで補助金を交付しているものです。ふれあいセンター維持管理経費は,三村地区と関川地区の2か所の管理を委託していることから支払いをしているものです。銘柄産地推進事業,いばらきの野菜産地強化総合対策事業補助金は,ピーマンの養液土耕栽培を本年実施するところです。それに対する県,市の補助です。同じく銘柄産地推進事業の中でいばらきの花き産地強化総合対策事業補助金では,小菊,アスターの雨除栽培施設と電照設備の導入で,事業主体がひたち野農協花き部会です。園芸産地マーケティング強化事業は,園芸品目の品質向上,栽培技術,品質統一等に向けた取り組みを推進するものです。続きまして水田農業構造改革推進事業ですが,集落生産調整,それから生産調整定着化促進補助金,加工用米集荷促進対策事業補助金,その下の調整水田促進対策事業補助金,1つ抜かしましてそば産地化促進事業補助金,麦・大豆・飼料作物栽培促進補助金,これらにつきましては米の生産調整に対する各々の補助金です。抜かしました水田農業構造改革支援事業補助金につきましては,ひたち野農業協同組合において現在の米政策改革の中で振興作物,米,そばなどもありますけれどそれらの品質向上対策,団地化,ブロックローテーションを図りながら,農地の集約化,担い手の育成,需要に見合った米づくりなどを農協を授業主体として推進しまして,これに対する補助をしているところです。

農村環境課長)
農村環境課の主要事業につきましてご説明申し上げます。土地改良関係事務費ですが,総額9,251万円です。国営石岡台地農業水利事業償還費補助金2,169万6,000円でございますが,これにつきましては,農業用水の安定供給を目的とした国営石岡台地農業水利事業で,農地造成や換地を実施した工事費の償還について受益者の負担軽減を図るために平成2年度より補助しているものです。次に国営石岡台地農業水利事業償還費負担金908万7,000円については,昭和45年に借地した国営事業が平成元年度に完了し,平成2年度より26年度までの25年間をかけて償還することとなり,償還にあたり償還利息相当額を組合の負担軽減を図るため,国・県・市町村による助成等の対策を講じることとなり,それによる負担金です。次に農道・農業排水整備事業元利金補償5,211万8,000円ですが,非補助の事業名称により農道整備事業及び農業排水路整備事業を実施するため,農林漁業金融公庫から農業基盤整備資金として融資を受けました償還金でございます。その他に冠水防除施設管理費補助金,石岡台地土地改良区負担金等の経費です。次に畑地帯総合整備事業負担金2,500万円ですが,この事業の整備基本方針は,農業担い手等の農業環境改善を図るため,農業基盤の整備をはじめとし高付加価値低コスト農業等を推進し,収益性の高い安定した農業を目指し,また,農作業の省力化を図るため幹線道路を整備し,また,農業用排水施設を整え,安定した営農が可能となる整備を行うものです。事業計画については記載の通りです。平成17年度予算額は,県が実施します用地測量,用地買収に対する負担金です。次に農道・農業排水路整備事業219万2,000円ですが,農道・農業用排水路補修工事費については簡易な補修工事をするための経費です。農道・農業用排水路補修用材146万2,000円については,地域で補修できる程度の工事について市から原材料を交付して地域の労力奉仕で行ってもらうための経費です。次に地籍調査事業ですが,昭和51年から始まり,今年で29年を迎えます。市の南部,関川方面から始まりまして市の外周部は終わり,現在は市の中心部に入っています。進捗状況ですが,認証登記済み面積は39.3平方キロメートルで,予定面積の88.8パーセントが終わっております。平成17年度につきましては,駅東V地区,石岡市役所周辺でございます。0.25平方キロメートルを実施しています。予算額は1,077万3,000円,測量,調査等委託料及び地籍調査補助員への賃金等の経費です。次に農業集落排水事業ですが,市では最初に出し山地区について平成3年度から事業に取組みまして,平成7年6月から供用開始し,現在134戸が利用しています。次に関川地区を平成9年度より整備を進め,平成13年6月から供用を開始し,現在186戸が利用しています。また,平成13年度から計画戸数220戸で石岡西部地区の整備を始め,平成18年度に整備を完了するという予定で工事を進めていますが,国等の財政状況により現在のところ事業計画では平成21年度までとなっております。そういう中で平成17年度予算としまして3億3,781万4,000円であり,そのうち建設費については,2億8,105万4,000円です。石岡西部地区の工事設計委託や管渠埋設工事として延長2,700メートル,また処理場建設工事を実施することで現在進めております。

商工振興課長)
まずはじめに自治金融事務委託料ですが,石岡市資金あっ旋規則に基づきまして,中小企業者が自治金融を活用する場合,融資の事務を商工会議所に委託しているものでございます。それから産業祭委託料ですが,10月15,16日の2日間に渡って開催されました産業祭の委託料です。中心市街地空き店舗等対策事業補助金は,中心市街地活性化基本計画の対象区域93ヘクタールの中での空き店舗等を利用して新しく開業する人たちの育成,あるいは専門店等を出店することに対する賃借料及び改造費等の助成を行うものです。次に柏原工業団地運営協議会事業補助金ですが,現在工業団地内の41社で構成されております運営協議会が実施する事業に対して補助金を交付するものです。過日の産業祭にも参加をいただきました。続きまして石岡市工場誘致奨励金ですが,平成16年度から実施しています。現在,関東共栄さんが該当していますが,石岡市において工場を新設して市勢の発展に寄与する事業を行う企業に対して交付するものです。対象としましては,固定資産税額が一億円以上,新規雇用の10人以上というような内容でございます。奨励措置としては,固定資産税額の70パーセントを3年間にわたって交付するというものです。商工会議所補助金は,商工会議所の事業に対して補助金を交付するものです。11ページ,中小企業相談所運営補助金ですが,これも商工会議所の中小企業相談所の行う事業活動に対する補助です。石岡TMO推進特別委員会補助金,タウンマネージメントオーガニゼーションの略称としてTMOと頭文字をとっておるものです。17名で構成されています。まちづくり運営機関と申すものでございます。この特別委員会が中心市街地の活性化のために行う事業に対して補助を行うものです。例えばレンタルオフィス,チャレンジショップ,あるいはすでに開催されましたがサマーフェスタなどに対する補助金でございます。商店街共同事業奨励補助金,これは商店街の育成を図るために商店街,10店舗以上が共同で行う事業に対して一部を補助するものです。歩行者天国等や視察研修等などの事業です。続きまして商店街共同施設設置奨励金,これについては,商店街が共同化を目的として5店舗以上の商店に奨励金を交付するというものです。対象施設としては,照明施設,装飾施設等の環境整備に必要な施設を整備した場合に補助するものです。12ページになりまして中小企業事業資金保証補給金,資金あっ旋規則に基づき融資を受けた中小企業者に対し,茨城県信用保証協会の保証料を補助するもので,中小企業者が負担すべき補償料の全額を保証するものです。石岡市資金あっ旋利子補給金,これもあっ旋規則に基づいて資金あっ旋が認められた中小企業者に対して利子補給を行い,金利負担の軽減と金融の円滑化を図るということで実施しています。昨年までは3年間でしたが,今年から2年間ということで行っています。利子の2分の1以内で1パーセントを限度としています。続きまして自治金融預託金ですが,自治金融制度を利用している中小企業者の金利負担の軽減を図るため,市内12店舗の金融機関に対し預託を行い金利の引下げを行うものです。これは預託期間が1年で,預託の種類は決済用預金です。商工祭事業補助金ですが,商工会議所が実施主体で各種イベントを開催して地域住民と交流を深めていただくということで開催された事業に対する補助です。株式会社まち未来いしおか出資金は,中心市街地の再生,活性化を目的とした第3セクターの株式会社です。資本金が1,000万円,石岡市から300万円を出資しています。主な事業ですが,デマンドタクシーの運営,あるいは空蔵の活用,チャレンジショップ等の運営です。商店街顔づくり整備事業費補助金ですが,商店街団体が統一的な整備計画に基づいて店頭前面部分の改造などの景観形成を図る場合に補助を行うもので,平成15年度から3ヵ年の事業です。補助率は県が3分の1,市が3分の1,合わせて3分の2,補助限度額が1店舗あたり332万円です。

観光物産課長)
観光物産課関連の主要事業についてご説明いたします。14ページ,おまつり関係委託料ですが,おまつりの際の仮設トイレ設置及び保守管理,道路の清掃,警備業務,案内用放送機器の設置,交通案内看板の作成,道路標識板の移動,臨時駐車場管理等の委託料です。おまつりスピーカー用入線工事は,電線地中化整備に伴うおまつり案内放送スピーカーの配線の入線工事です。これは石岡停車場線,駅前の通りです。続きまして市観光協会補助金は,観光事業の振興と健全な発展を図るため,本市における観光施設の紹介と観光客の誘致等を行うための補助金です。事業内容については記載の通りです。おまつり振興協議会補助金は16年度からございまして,市民文化の向上,郷土芸能の伝承や観光事業の振興を図り,伝統あるおまつりにふさわしい魅せるおまつりの開催のための参加町内の規律ある行動の遵守を基本に設置いたしました。続きまして観光案内所運営経費です。これは,石岡駅前に観光案内所を開設しまして,観光案内,お土産品等の紹介を行うもので,運営については石岡市観光協会に委託をしております。まち蔵藍運営経費ですが,江戸末期の商家を活用して中心市街地の観光の拠点として商店街の賑わい再生に寄与するもので,運営については同じく石岡市観光協会に委託するものです。続きまして15ページ,常陸風土記の丘の運営委託金ですが,これは風土記の丘の古代家屋や鹿の子史跡公園等の生涯学習施設の管理運営を財団法人石岡市開発公社に委託しています。内容については記載の通りです。次に常陸風土記の丘運営補助金ですがこれは,管理運営している開発公社職員の給与,臨時職員の賃金,それから各種イベント事業に対する経費です。それから同じく風土記の丘にある建物の修繕工事100万円,内容等については以下の通りですが,今回修理する場所は曲屋,食堂の西側を予定しています。次に同じく風土記の丘の施設整備工事,ユリの圃場整備工事です。これは,金龍橋の橋を渡る手前の左側,面積としては400平方メートルです。次に浄化槽ポンプ取替え工事ですが,風土記の丘に浄化槽が3か所ありますが,この3か所全部の放流ポンプの交換です。

八郷総合支所 農政課長)それでは,八郷総合支所農政課の事業概要をご説明申し上げます。17ページになります。営農研修センター負担金につきましては,本庁の農政課と同じです。農業振興経費,農業改革推進総合対策事業補助金,これは地域営農への支援や認定農業者に対する経費の負担でありまして,農業用機械の導入に対する補助を行っています。有害鳥獣駆除経費,これは有害鳥獣の駆除事業に要する経費でございまして,農作物に被害をもたらす有害鳥獣,主にイノシシとカラスの駆除を実施しております。霞ヶ浦にやさしい農業対策事業ですが,この補助金は施肥田植機の導入に対する助成です。畜産一般事務費,預託導入牛事業,これは岩手の葛巻の牧場に牛の預託を行っておりまして,その育成牛の預託と優良牛の導入に対する補助を行っているものです。畜産環境保全薬剤配布事業については,畜産農家を対象に環境保全のための薬剤,殺虫剤,消臭剤の購入に対する助成を行っています。いばらき農業元気アップチャレンジ事業,肉質向上のための優良種豚の導入,飼養技術の向上のための研修会等に対する補助金です。八郷養豚協会が行っています。豚オーエスキー病予防注射促進奨励補助金,これは本庁と同じです。次のページに移りまして,一番上の農業振興経費,これは前のページとだぶったものですので削除をお願いいたします。次の園芸振興経費,花卉優良種苗導入資金貸付事業は,バラとチューリップの農家に対して球根と種苗の購入に対する貸付を行っています。7,020万円となっておりますけれど,貸付金と元利償還金が3,500万円ずつ,元利償還金のほうは利息を上乗せして3,520万円を計上しています。いばらき農業元気アップチャレンジ事業は,花卉農家の栽培研究及び先進地視察実施に対する補助で,トルコギキョウの部会が行っています。いばらきの園芸産地改革支援事業,園芸農家のパイプハウスや多目的防災網の導入に対する補助金です。園芸マーケティング強化事業ですが,果樹農家の流通販売強化事業に対する補助金です。梨経営研究会で実施しています。新田園空間創造整備事業,これは保全等の各種対策を展開し,活力とうるおいのある農村の創造を図るとなっておりますけれど,コミュニティセンターの建設に対する助成です。県・市とも3分の1ずつ,地元も3分の1の負担となっています。水田農業構造改革推進事業,転作関係の助成でございまして,旧八郷町では一本にまとめて計上しています。集団化や二作とか一作とか内容は分かれていますけれど,全体の予算でございます。次の水田農業構造改革推進事業の中の麦・大豆・飼料作物栽培促進補助金は,転作に伴う大豆の生産,出荷に対する補助でございまして,1俵あたり1,000円を補助しています。19ページ,土地改良関係事務費,休耕地水利費助成事業,これも休耕,転作を実施している霞ヶ浦及び石岡台地土地改良区内の田圃に対して用水水利費の助成を行っています。一般土地改良事業は,農業用施設に対する原材料の支給が主で,補助対象外の簡単な工事等も行っております。次に土地改良関係で事務費の県単土地改良事業です。これは土地改良区等が行う農業用排水路,機械設備等の改修,整備に対する補助金です。霞ヶ浦用水推進事業,石岡台地農業用水に係る負担金と補助金です。続きまして団体営ふるさと農道緊急整備事業は,県営事業とあわせて行っている歩道の整備です。東筑波地区と八郷中央地区の2か所で実施しています。基盤整備促進農道整備事業ですが,国補の農道整備事業で,小屋地区と永沼地区の2か所で実施しています。県営田園交流基盤整備事業は,県営の農道整備事業に対する負担金です。田園空間整備事業は,農村景観を保全し整備,活用するための,県の事業に対する負担金です。農道整備事業元利補給金につきましては,これまで実施してきた非補助融資や公庫から借り入れた資金の返還にあてる元利補給金です。単町農道整備事業は,市単独で行っております農道整備事業です。5路線を実施しています。続きまして20ページ,茨城県良質材生産対策推進事業,枝打ち,間伐などの良質材の生産活動に対する補助金です。森林整備地域活動支援事業,これは森林の現況調査等の地域活動を確保するための交付金です。国から2分の1,県が4分の1です。続きまして林道開設事業ですが,林道半田線の開設に伴う工事で,本年は700メートルを予定しています。林道改良舗装事業,これは林道の太田・大増線の舗装を行う事業の工事費等です。全線2.2キロメートルのうち,今年は800メートル程度の作業を予定しています。林道台帳整備事業は,林道の適正な維持管理のための台帳整備です。林道整備事業は,林道の維持管理に伴う,生コン,砕石等の原材料支給が主なものです。

八郷総合支所商工観光課長)
21ページになります。まず最初に自治金融事務委託料ですが,中小企業者に対する自治金融による融資のあっ旋で,町の商工会のほうに委託しています。商業活性化協議会設置事業,これは商業の振興及び活性化を図るために設置したものでございまして,平成12年4月に発足しています。構成は,商工会,商業者,消費者,八郷町農業協同組合,商工観光課,計18名で構成しています。柿岡城まつり補助金,これは今年で第17回を迎え,11月20日に開催予定です。商工業者と市民の方々のふれあいを通じて地域の活性化を図るため,イベントを展開するものです。町たばこ販売組合補助金は,たばこの消費拡大のPRに努めるための補助金です。町商工会補助金は,商工会に対する補助金です。優良従業員表彰補助金は,商工会会員の事業所に勤務する従業員の志気の高揚,事業所との連携を深めるため,従業員を表彰するものでございます。22ページ自治金融利子補給金は,八郷町中小企業に対して資金融資のあっ旋を受けた企業者に対して利子補給を行い,金利負担の軽減と金融の円滑化を図るものです。次に自治金融預託金は,中小企業者の金利負担の軽減を図るため各金融機関に対して預託を行い,金利の引下げを行うものです。町内2金融機関です。23ページ,観光施設管理事業ですが,これは観光施設の維持管理ということで,ハイキングコースの清掃,西光院,大覚寺にある公衆トイレの清掃,町観光協会への観光写真コンテストの委託料です。町観光果樹組合補助金は,観光客の誘客を図るもので,観光果樹組合に補助を行っています。町観光協会補助金は,観光事業の振興と健全な発展を図るために観光施設の紹介と観光客の誘致等を行う補助でして,事業内容としては1番から6番に掲げたことを行っております。ふれあい交流施設管理運営費は,やさと温泉ゆりの郷の管理運営及び使用料の収受を八郷町農業協同組合に委託しており,これらの費用です。次にフラワーパーク管理運営費,これは財団法人石岡市産業文化事業団に委託しております。10月8日に開園20周年事業を行いまして,議員各位にはお出でいただきましてありがとうございました。盛大に開催することができました。続きましてオートキャンプ場管理運営費,つくばねの下にオートキャンプ場がございまして,これが平成17年4月1日より指定管理者制度に移行し,現在,八郷町森林組合が運営しております。国民宿舎費,これにつきましては,管理運営を石岡市産業文化事業団に委託しています。次のページになりましてふれあいの森費,これはフラワーパークと隣接する土地に遊具類,スポーツスライド,フラワーサイクル等を設置しまして集客を図るというものです。それらの運営費です。

八郷総合支所建設課長)
地籍調査関係の事業についてですが,旧八郷町の場合,昭和52年から平成13年までの24年間をかけましてほぼ調査を終了しております。まだ若干,きのこ山の地域とゴルフ場関係とフラワーパークのあたりの地域が,境界がわからない,きのこ山にいたっては公図等もないということで地域の方も分からないという状況がありましたので,県のほうと相談した結果,出来ないだろうということでなっております。そのようなことで,こちらではその管理を行っています。

八郷総合支所下水道課長)
八郷地区の農業集落排水事業は,供用開始となっております東成井第1地区,第2地区と,平成11年度から着工した恋瀬地区の2地区の整備,維持管理を実施しております。東成井地区は平成3年4月に認可をいただき,常磐線を境に西側を第1処理区,東側を第2処理区として,処理場2か所,マンホールポンプ43か所を整備し,平成7年4月に供用開始しています。平成17年4月1日現在では,配水区域面積111ヘクタール,配水区域内人口は1,392人,水洗人口は1,128人,水洗化率81.03パーセントとなっておりまして,平均処理水量は496立米となっています。東成井地区の工事内容については,これまで約26億8,000万円かかっています。平成16年度の維持管理費は約3,700万円です。恋瀬地区ですが,平成16年4月に採択となりまして,平成25年度を計画目標としています。整備計画では配水面積を270ヘクタール,配水区域内人口は2,410人,世帯数は278戸,管などの延長は4万394メートル,ポンプ場24か所,処理施設敷地面積は1,700平米,一日あたりの平均処理水量は650立米となっており,総事業費は40億9,000万円の計画です。平成17年度につきましては,恋瀬地区の管渠工事を2工区発注しています。17年度としては処理場用地の取得と地質調査を実施しています。25ページには各項目の予算額が入っています。特に農業集落排水整備事業につきましては,補助事業で1億1,890万円,単独で1,910万となっておりまして,細かい予算額はそこに計上されております。

農業委員会事務局長)
農業委員会の局長を務めます西村です。よろしくお願いいたします。平成17年度におけます農業委員会の関係につきましてご説明申し上げます。はじめに農業委員会の組織についてですが,市町村合併特例法によりまして,旧石岡市の選挙委員15名,旧八郷町の選挙委員16名,それと,ひたち野農業協同組合,八郷農業協同組合,みなみ農業共済組合,石岡台地土地改良区からそれぞれ選任されました委員4名の計35名の委員によって構成されております。現在の委員の任期は平成18年7月19日となっております。次に所管事務についてですが,農地法に基づいた許認可関係が主となります。その他に農業者年金の推進事業,農業経営基盤経営法に基づいての農地利用の推進等であります。次に暫定予算ですが,総額1,475万1,000円ですが,主に委員報酬です。資料上の数値が異なりますので,訂正いたします。主要事業としましては,農業後継者のための結婚相談の事業などの農業後継者関連のものでございます。また,今回の暫定予算の中で実施する予定ですけれど,これまで新治郡の協議会で実施しておりましたカップリングパーティー事業を引き続き行うものです。石岡市・かすみがうら市・玉里村のほうで3市村により結婚適齢期の方を対象に広くパーティーを実施しまして,農業者によるふれあいの場を提供するという趣旨で,12月11日に実施を予定しています。また,事務処理状況ですが,一覧表に示したとおりです。事務局の体制ですが,本庁に事務局を置きまして,八郷総合支所に出先の事務所を置いております。本庁5名,出先3名の職員を配しての事務処理を行っています。

塚谷委員長)
以上で説明は終わりました。この際,質問がございましたら挙手によりお願いいたします。

金子委員)
まず最初に,この事業説明書でございますが,生活環境部は両面を使っています。経済部は片面使用です。これはどういうことですか。

経済部長)
お答えいたします。両面を使えばよかったのですが,私どもの不注意で,周知徹底が足りませんでこのように片面印刷となりまして,大変申し訳ありませんでした。

金子委員)
今,ISO14001の問題,その他行財政改革が盛んに言われている時期です。そのような中で,このようなことが最初から抜けるというのは,気が緩んでいるとしか言いようがないと思います。したがいまして,今後は絶対にこういうことがないように注意していただきたいと思います。

経済部長)
今後このようなことがないように,努力をいたします。申し訳ありませんでした。

塚谷委員長)
そのほかにございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)
ないようですので,主要事業及び所管事務については以上で終了いたします。続きましてその他の件で発言の申し出がありましたので,これを許します。

観光物産課長)
観光協会についてですが,石岡市と八郷町が10月1日に合併いたしましたが,観光協会が現在それぞれに独立しております。そのようなことで,18年の4月を目途に合併の協議を進めていきたいと考えております。今回,事務的にはすり合わせ等がありますが,それぞれの協会の職員の方,石岡市から3名,八郷町から3名委員として出ていただきまして,そこに市民経済委員長,副委員長に委員になっていただきまして,ご助言を賜り,18年に順調に合併ができるよう,10月20日付けで議長に推薦の依頼文書を提出しまして,本日,委員長,副委員長宛の文書をお持ちしました。11月4日,第1回の協議会を開催する予定ですので,よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)
この件に関しまして,ご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

塚谷委員長)
ないようですので,以上で市民経済委員会を閉会いたします。


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