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磯部委員長)大変ご苦労さまでございます。ただいまから総務委員会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。本日の議題は,議案第8号「平成17年度石岡市一般会計予算のうち当委員会所管にかかわる部分」についてであります。なお,一般会計予算における当委員会の審査範囲は,お手元に配付いたしました審査区分表のとおりであります。 次に,付託案件説明のため,本日委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 なお,今期定例会における当委員会の開催は,本日及び12月15日に予定されているところでありますが,市長,助役,企画部長が出席いたしますのは本日のみとなりますので,各委員にはよろしくご了承願います。 これより議事に入ります。議案第8号「平成17年度石岡市一般会計予算のうち当所管にかかわる部分」を議題といたします。 これより質疑を行います。質疑は挙手により,これを許します。 菱沼委員)こんにちは。菱沼でございます。議案第8号「平成17年度石岡市一般会計の中の予算の部分」で総務関係の部分を質問させていただきたいと思います。今回,ちょっと細かいことで大変恐縮でありますが,わかりやすい答弁をよろしくお願いしたいと思います。 まず最初に,77ページの総務費の中の職員等人件費ということでありますが,職員給2億4,801万円,旧石岡市と旧八郷町の給与はどのようになっているのか,この給与に関して,今までの部分で旧八郷町さん,また旧石岡という状況においては差があったわけですが,それをどのように調整されたのか,お伺いをしたいと思います。 職員課長)それでは,ただいまのご質問にご答弁したいと思います。 今回の石岡市,八郷町合併に伴う職員の給与調整でございますが,合併協定書における給与調整方針の中に,給与,任用,配置,その他の身分の取り扱いについては,職員の処遇及び給与の適正化の観点から調整し統一を図るものとするとしておりました。このことを踏まえまして,合併協議会専門部会幹事会において調整方針に基づき協議を行ってきました。 合併前の石岡市,八郷町の職位,給料等が保障されず,新石岡市に新たに任命,採用されることから,新石岡市の基準によって職員の格付けがなされ,初任給,昇格及び昇給による新設合併という観点から,お互いの給与体系を考慮した均衡の原則を反映したものとしました新たなモデル賃金表を作成しまして,給与の標準化を早急に行うこととしまして,再計算方式により各職員の給料月額,時期,昇給等を決定いたしました。再計算を行った結果でございますが,石岡市の職員の場合につきましては,級または職位が上位となった者,一般職でございますが,202名,異動がない者が120名。八郷町職員の場合でございますが,級または職員が上位となった者につきまして19名,異動がない者が28名,級または職員が下位になった者が196名でございました。以上の状況から,今後の給与の調整につきましては,6か月ごとに実施する方式によるものとしました。具体的には,平成17年10月1日の合併時に,調整結果で昇給する者は1号級昇給しまして,級が下がる者につきましては1号級下位に格付けをしました。さらに今後18年4月1日,10月1日で同じように1号級上位または下位に格付けを行っていくものでございます。 行った結果でございますが,今回の10月1日の発令時点におきまして,石岡市の場合,1号級上位になった者の計でございますが,108万8,000円でございます。八郷町の発令時に下位になった者が105万1,500円でございます。全体的に見ますと3万6,500円が増になったという結果になりました。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。今,課長の方からご答弁いただきまして,6か月にしたという部分においては,なぜ6か月にしたのか。合併が実質10月1日から施行されているわけですから,そういう部分において,まず4月1日に見直す前に,早目の対応がやっぱり大事ではないかなと思っているんですが,その件はいかがでしょうか,お伺いします。 職員課長)給与の調整でございますが,通常で言いますと,年に1回,職員につきましては昇給があるわけですが,その昇給に合わせた形ということが通常行われているわけでございますが,今回につきましては,なるべく早く均衡を図りたいという観点の中から,6か月ごとの調整をしていきたいというふうに考えて,今回6か月の調整をするように定めました。以上でございます。 菱沼委員) ありがとうございます。そういう部分において,4月の昇給というのは非常にわかるんですが,実際,旧石岡と旧八郷の給料の部分において温度差もあるという状況があったものですから,そういう意味において,職員の,仕事を一生懸命頑張ろうという気持ちが低下してはならないという観点から,半年という部分がどうなのかなと思いましたので,質問させていただきました。そういう部分において,今後4月1日という状況でありますけれども,早目に均衡がとれるのであれば,いろいろ調査をしていただいて,よろしくお願いしたいと思います。 次に移りたいと思います。今回27点ありまして,大変申しわけないんですが,よろしくお願いいたします。 次のページ,78ページです。時間外勤務手当についてなんですが,778万5,000円ということでありますが,まず最初に,これ,内容をちょっとお伺いしたいと思います。 職員課長)ただいまご質問のありました時間外手当でございますが,今回,合併しまして,当初より,本来ならば時間外手当等は少なくなるというようなことも予測されるんですが,実際問題としまして,合併したことによりまして,今回,特に人事の配置その他もございますが,かなり仕事が各課においてきつくなってございます。そういうところにおきましては,人事配置ができない部分は残業手当でカバーしていただきたいというようなことも含めまして,残業手当で増えたところが若干ございます。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。そういうことで,残業手当が今回778万5,000円ということで,先ほど課長の方から答弁がありましたけれども,本来であれば,合併して人数的にも職員の方も増えているという状況においては,いろいろな意味で軽減されなくてはいけないという部分だと思うんですね。ただ,今回においては,なれない部分とか,部署に配置替えとか,いろいろな状況がありまして,今回残業手当をお支払いするという状況であります。私も夜遅く本庁を通りますと,こうこうと電気がついていまして,物すごく一生懸命仕事をされているんだなという感じは受けております。そういう部分において,職員の方が一日も早く,なれない環境で大変だと思います。が,市民へのサービスの低下にならないように,各部署等でしっかりと責任を持って行っていただきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。これは要望とさせていただきます。 次に移ります。同じく78ページ,駐在員関係経費ということで,1,489万5,000円ということで計上されております。今回,旧八郷さんと石岡さんということで新市が誕生しまして,駐在員の方は何名になったのか,で,1人当たりの報酬はどのようになっているのか,前回の旧石岡,旧八郷の部分と今回の報酬が,新市が誕生しましてどのように変わったのか,その点をお伺いしたいと思います。 総務部参事兼総務課長)お答え申し上げます。駐在員と,八郷地区におかれましては区長,自治会長という制度がございまして,合併協議会の中でも議論をされてきたわけでございますが,これまでの経過を見ますと,歴史的背景や活動実績などによって,なかなか合併協議会の中で一本化が図れなかったという経過がまずございます。そういった中で今現在,統一に向け調整を図っているところでございますが,それぞれ駐在員及び区長さんにつきましては,そのまま継続というようなことになっております。 現在の駐在員の人数でございますが,駐在員主任と駐在員という方がいらっしゃいまして,これは旧石岡市に限定された方でございますが,535人ほどいらっしゃいます。それから,八郷地区の区長さん並びに自治会長さんにつきましては,160人というようなことでございます。 また,報酬でございますが,非常勤特別職というようなことで条例化されているわけでございますが,石岡地区の駐在員さんにつきましては,年額,基本額3,000円,加算額1世帯当たり700円ということでございます。 また,駐在員を何名か取りまとめる方,駐在員主任と申しますが,この方につきましては,年額,基本額1万円,加算額1世帯当たり150円というようなことでございます。また,八郷地区の区長さんにつきましては,年額均等割8,000円,戸数割2,800円。自治会長さんにつきましては,年額戸数割1,400円というような内容になっております。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。そうしますと,旧八郷さんには駐在員さんがいらっしゃらないと。今まで石岡ではおったわけですが,今後の方向性の部分で,この駐在員の方を八郷町さんに置く方向で考えているのか。また,今後の金額等の部分においてどのような見解をお持ちなのか,お伺いしたいと思います。 総務部参事兼総務課長)お答え申し上げます。この駐在員と区長さんの一本化というようなことが大きな課題になっているかと思いますが,これの一本化に向けた努力を現在しているというようなことで先ほどご説明申し上げましたけれども,実際に違うところが何点かございます。まず第1点は,駐在員と区長さんの報酬が違う。それから,職務内容については,行政と住民とのパイプ役というようなことで,職務については基本的には同じかと思いますが,ただ,先ほど申しましたように歴史的背景,これまでの実績等を見てみますと,若干,石岡地区の駐在員さんと八郷地区の区長さんについては職務内容が異なるところもあるのかなというふうに考えております。 それからもう1点は,八郷地区の方には補助金が出ております。これは,町内会議等の「区」と言われるところに対する運営補助金,これは石岡地区では出しておりません。それから,その上の連合会があるわけでございます。石岡地区は自治会連合会がございます。それから,八郷地区には区長連合会がございます。そういった中で,それぞれ任意の団体ではございますけれども,石岡地区の自治体連合会には20万円,八郷地区の区長連合会には153万円というような補助金も出ておりまして,そういったところ,3点ほど大きな問題がございますが,今後これらをどのように調整していくのか,現在,交流事業等を図りながら,相互理解を深めながら,早期に合併基本法で調整結果が出ておりますとおり,1年をめどにというようなことで鋭意努力をしているところでございます。よろしくお願いいたします。 菱沼委員)ありがとうございます。そういう観点から3つの違いがあるということで,報酬と職務内容,また補助金の観点,この3つが違うということであります。今,課長の方からのご答弁によると,1年後までに調整して行っていくという状況でありますから,駐在員さん,また区長さんという部分においては,各自治体関係から非常に大事な職務だと思っております。そういう部分において一本化の方向で考えているという状況においては,いろいろ協議を重ねていただいて,後でこういうふうにしておけばよかったということのないように,しっかり1年間協議をしていただいて臨んでいただきたいなと思いますので,よろしくお願いします。 では,次に移ります。同ページの駐在員の下の庶務事務費103万円の部分の謝礼金36万9,000円についてお伺いをしたいと思います。 八郷総合支所次長兼総務課長)お答えいたします。この謝礼金とありますのは,旧八郷の方で法律相談,訴訟等がありました場合に,謝礼ということで計上したものでございます。以上です。 菱沼委員) ということは,実際そういうことを考えているという状況で,今までの経緯の中ではこういうものを毎年予算としては計上されていたのかどうか,お伺いします。 八郷総合支所次長兼総務課長)計上しておりました。 菱沼委員)ありがとうございます。では,次に移りたいと思います。 同じ79ページで,事務管理経費の部分で,これも細かい数字で大変恐縮でありますが,情報公開審査会委員報酬4万8,000円,また個人情報保護審査会委員報酬4万8,000円についてお伺いします。 総務部参事兼総務課長)お答え申し上げます。情報公開審査会委員報酬4万8,000円,それから,個人情報保護審査会委員報酬でございますが,これらにつきましては,石岡市情報公開条例と,それから石岡市個人情報保護条例に基づきまして委員の委嘱をいたしまして,実施機関の諮問に応じて審議するというような組織でございます。内容は非常勤特別職というようなことでございますので,日額5,000円というようなことでございます。以上でございます。 菱沼委員) 委嘱されているという状況でありますが,1日5,000円ということでありますが,これは何名いらっしゃるんでしょうか,お伺いします。 総務部参事兼総務課長)お答え申し上げます。情報公開条例に基づく委員につきましては,5人以内ということで市長が委嘱をしております。それから,個人情報保護条例の中での保護審査委員につきましては,やはり市長が5人以内というようなことでの委嘱をしております。現在のところ,この情報公開審査会の委員と個人情報保護審査会の委員につきましては,兼務というようなことでお願いをしているところでございます。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。兼務という状況でありますが,実際5人以内ということで市長から委嘱されているという状況でありますが,実際その審査会はいつ行われたのか,また今後いつ行われるのか,お伺いしたいと思います。 総務部参事兼総務課長)お答え申し上げます。この審査会の開催につきましては,行政不服審査法の規定に基づく不服申し立てがあった場合に開くというようなものでございます。現在のところ,10月以降についてはまだ開催されておりません。 菱沼委員)ありがとうございます。本年度の4月1日から個人情報保護法という法律が施行されまして,そういう部分においては,市民の方もいろいろな意味で情報が流出されるとまずいという状況で,この個人情報保護にはピリピリしているのが現状であります。そういう部分において,役所の方等も,我々もそうですけれども,個人情報保護の観点に立って市民の安全・財産を守っていくのが我々の使命だと思っておりますので,そういう部分において,市の本庁とか総合支所の方から市民の方の情報が漏洩されることのないように,しっかりとそういう観点からお願いをしたいと思います。 では,次に移ります。次に職員研修経費であります。81ページになりますが,257万1,000円の中の講師謝礼ということで37万1,000円が計上されているわけですが,この37万1,000円の件と,それから,その下の13番目にありますが,職員研修委託料39万6,000円について,明快なご答弁をお願いします。 職員課長)それでは,ご答弁申し上げます。まず,職員研修経費の報酬費でございますが,内容は講師謝礼でございまして,1つ目に,自主研修グループが開催する研修等の講師謝礼としまして,今回,管理職等を対象としました危機管理研修に10万円,係長を対象としましたリーダーシップの発揮の研修に5万円,係長,役職以外を対象とした接遇の心がけ,こういったものに対しましての3万円の講師謝礼でございます。2つ目に,一般経費における役職員を対象としまして接遇意識改革研修を行う予定でございます。これが9万円でございます。そのほか専門研修の消防職員研修の中で3万円の研修費を合計しまして37万1,000円の内訳でございます。 続きまして,職員研修委託料の39万6,000円でございますが,この内容等につきましては,今年度,勤務評定研修を予定しております。対象者につきましては,課長職以上の職員,94名を対象としまして「人事考課−評定の理論と実際の初歩」という内容で研修を予定しております委託料でございます。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。職員研修経費の37万1,000円について,この研修は実際に行ったのかどうか。そしてまた,本年度,来年の3月31日までにもし行うとすればどのようなことをやっていくのか。またその職員研修委託料に関して,評定の部分で今回,課長以上94名の方が研修をされるという状況でありますけれども,この評定という部分の判定の中から,課長というのは1つの課においては全責任を負うという状況の報酬だと思うんですけれども,そういう部分において,この課長が本当に生きたといいますか,その研修によってこういうふうな成果が上がったという部分があって初めて費用対効果の観点から重要になってくるわけでありますが,そういう部分から,課長以上の94名の方に研修を行った後が大事だと思うんですね。研修をやったときというのは,ものすごく意識も高まっていますし,よし頑張るぞという気持ちになっていると思うんですね。その後の継続をさせることが大事だと思うんですけれども,その後の部分をどのように考えているのか,お伺いしたいと思います。 職員課長)ただいまの質問のまず1点目でございますが,先ほど申しました講師謝礼の37万円につきましては,先ほどご答弁申し上げましたことは,今年度,これから17年度の後期としてやっていく内容でご答弁申し上げました。 続きまして,研修の委託の件でございますが,今回の勤務評定の研修につきましては,石岡市において15年度から職員の勤務評価を行っているわけでございます。そういった中で,人を評価するということの難しさといいますか,そういったものがございまして,これまでも二度ほど研修を行ってきたわけですが,来年度に向けて八郷町と合併しまして,八郷町の職員もあわせまして今後,勤務評定を行っていくというふうに考えてございます。そういった内容の中でこのような研修をしていきまして,我々評価する側の均一化といいますか,そういったことを図りながら部下の評価をしていく。そういったことを踏まえた中の研修というふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。 菱沼委員)ありがとうございます。そういう観点から,今,課長から答弁いただきましたけれども,最終的に課長というのは,一般企業から言わせれば中間管理職という状況であります。そういう部分において,職員の方が本当にこの課で一生懸命頑張るんだというふうに一人一人の職員の方がなってもらえるような,そういうふうな課長の研修にしてもらいたいと思いますので,要望したいと思います。 次に移ります。同ページでございますけれども,職員の福利厚生費で607万6,000円の中で,健康管理医報酬の6万8,000円についてお伺いします。 職員課長)ただいまのご質問の福利厚生費の6万8,000円の件でございますが,内容等につきましては,健康管理費の報酬でございまして,健康管理費につきましては,石岡市職員安全衛生管理規則の第4条に定められておりまして,市長が委嘱したものでございます。職務の内容につきましては,職員の健康管理,その他法に定める業務を行うとともに,当該事項について総括安全管理者に対して勧告し,並びに衛生管理者に対して指導及び助言をするとなっております。健康管理医の委嘱につきましては,15年の4月1日から毎年,日本医師会認定産業医であります市内の芹沢医院の芹沢滋幹医師に委嘱をいたしまして,職員の健康相談,職員の健康相談日の立ち会い,成人病健診時の事後指導を行っていただいております。17年度は健康管理医報酬としまして6万8,000円を計上したものでございます。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。そういう観点から,私としてはお伺いしたい部分が1点ありまして,実は平成15年の4月から芹沢医師さんに健康管理の観点からいろいろご指導を受けている状況でありますが,昨年,実際,職員の方の健康管理の部分で,病気で休まれている方とか,そういう方は年間どのくらいの数いらっしゃるのか。また本年度,17年の4月からもう12月に入りましたけれども,その中で,わかる範囲で結構ですので,職員の方がどのくらい欠席,勤務態度といいますか,どのくらい健康状態を害されて休まれているのか,お伺いしたいと思います。 職員課長)ただいまのご質問でございますが,細かい一時的な病気というか,そういったものにつきましては特に把握してございませんが,石岡市におきましては,長期療養休暇者といいますか,そういう者が1名ございまして,今年度におきましても,脳溢血の状態で今,休んでいる者がおります。そういった中においては,そのものが職務上起きているものか,個人の健康管理の問題なのか,その辺はちょっと把握してはいませんが,職員の健康管理につきましては,これから私ども十分注意しながら指導していきたいと思っております。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。そういう部分で,やっぱり健康管理という部分が非常に大事になってくると思います。今,長期間休まれている方が1名いらっしゃるという状況でありますけれども,実際,1日,2日,風邪で休んだりとか,そういう方が,人間生身の体ですから,そういう部分はあるかと思うんですが,そういう部分において,常に一人一人が休むことによって,課また係の中で誰かにしわ寄せが行くという状況ですから,そういう部分において,私が思うのには,日々職員の方,我々議員もそうですが,健康管理には十分に気をつけていかなくちゃいけないなということがありますので,特に総務部所管の部分においての職員管理という部分においては,しっかりと健康管理の部分を注意して,助言できることはどんどん助言をしていただきながら,健康に留意をしていただくように,指導の方をよろしくお願いしたいと思います。 次に移ります。同ページなんですが,先ほどとちょっとダブる部分があるんですが,区長・自治会長関係経費ということで2,121万1,000円と,先ほどと同趣旨であるんですが,区長また自治会長の報酬,実際,石岡と旧八郷さんではちょっと違いがあるみたいなんですが,そこら辺の違いの部分と,また,旧八郷さんは,区長さんが,自治会長さんと合わせて160名ということでお伺いしたんですが,石岡の数字を教えていただきたいと思います。 それから,記念品ということで7万1,000円が計上されておりますが,この記念品の7万1,000円はどのようなものなのか,お伺いしたいと思います。 総務部参事兼総務課長)区長会の報酬でよろしいですか。区長さんの報酬につきましては,年額均等割ということで8,000円,それから,戸数割ということで2,800円,それから,八郷地区には,そのほか自治会長さんがいらっしゃいますので,自治会長さんの年額につきましては,戸数割2,400円ということでございます。 それから,記念品代ということでございますが,これは,支所の部分でございますが,区長あるいは自治会長さんの記念品代ということで,2年以上勤務して退職した区長さんに記念品を贈るというようなことでございます。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。そうしますと,区長さんの報酬というのは年額8,000円,あと2,800円と2,400円ということで,今,課長の方から答弁がありました。これは新市となって石岡も八郷も同じということなんでしょうか。 総務部参事兼総務課長)お答えいたします。先ほどもご説明申し上げましたけれども,駐在員の制度につきましては石岡地区,それから区長制度につきましては八郷地区というようなことで,合併協の中でも一本化できなかった,調整ができなかったというようなことがございまして,そのまま従来の数字を引き継いでいるというようなことでございます。ただ,現在,いろいろと交流事業等を開催いたしまして,共通認識を持ちながら一本化を図れるように,1年をめどに何とか統一したいというふうに考えて進めております。 菱沼委員)先ほど聞いておりまして,二重の答弁で大変恐縮でした。 そういうことで,退職者に対して,2年に1回の退職者が出てくるわけなんですが,その退職に際しての記念品なんですが,今までの経緯としてどのようなものが贈られていたのかお伺いしたいと思います。 八郷総合支所次長兼総務課長)記念品としましては,2年以上在任されて退職された区長さんには3,000円ぐらいのものを贈っております。額とか,その年によってかわっているかと思います。 菱沼委員)了解しました。ありがとうございます。次に移ります。83ページの文書管理事務費2,353万4,000円で,その他消耗品費1,010万5,000円について,内容をお伺いしたいと思います。従来であれば,経費の中でその他消耗品費で1,000万円というのはかなり大きいなということを感じたものですから,詳細についてお伺いしたいと思います。 総務部参事兼総務課長)この文書管理事務費のその他消耗品費1,010万5,000円でございますが,これは本庁分と支所分とになっておりまして,実際には今回の予算措置では支所の分の方が割合的には多くなっております。内容的には追録あるいは購読料,そのほか印刷用のマスターとか,インク,個別ホルダー,あるいはラベル,そういったものを購入しております。以上でございます。 菱沼委員)そうしますと,1,010万5,000円に対して,旧八郷さんの方が多いという状況でありますが,割合的には金額的に明確に出ているんでしょうか,お伺いしたいと思います。 総務部参事兼総務課長)金額で申しますと,本庁分につきましては,今回の予算では431万8,000円でございます。支所分につきましては578万7,000円,合わせて1,010万5,000円というようなことでございます。 菱沼委員)了解しました。ありがとうございます。次に移ります。収納事務費238万5,000円の中の,ちょっと細かい数字になるんですが,収入役会負担金他3万円についてお伺いしたいと思います。 会計課長)お尋ねの収入役会の負担金でございますが,内容につきましては,茨城県の都市収入役会がございまして,そちらの茨城県の都市収入役会の負担金でございます。 菱沼委員)今現在,収入役は新市としては今のところはいないわけでありますが,それはいなくても計上はしていくんでしょうか,お伺いします。 会計課長)現在,収入役不在となっておりまして,職務柄,自分が,会計課長が収入役職務代理者として務めておるところであります。会計課は収入役の補助組織として設置がなされておりまして,仕事の内容につきましては会計事務全般でございますけれども,法令,規則等にのっとりまして事務的な手続は会計課の中で済ませている状況でございます。以上です。 菱沼委員)ありがとうございます。そうしますと,この収入役会負担金他というのがありますが,この「他」という部分においては,他に何かかかるものがあるんですか,お伺いします。 会計課長)「他」の部分は,特に負担金等があった場合にということで提示をさせていただいておりますので,現在はっきりしているのは,今申し上げました県の収入役会のみでございます。 菱沼委員) わかりました。ありがとうございます。次に移ります。89ページ,公平委員経費63万7,000円の中の普通旅費25万1,000円についてお尋ねをします。 総務部付監査担当部長)お尋ねの公平委員の旅費でございますが,旅費関係につきましては,全国公平委員会の関東支部,茨城県の公平委員会というような団体がございまして,これに参加しておりまして,そのところに係る総会,その他の研修,そういうものに係る旅費でございます。以上です。 菱沼委員)ありがとうございます。そうしますと,この旅費という部分において,どこに行かれたのか,もう行かれたのか,ちょっとわかりませんが,来年3月までにどこに行かれるあれがあるのか,ちょっとお伺いしたいと思います。あと何名行かれるのかお伺いします。 総務部付監査担当部長)全国公平委員会,これの総会が東京でございまして,これにつきましては,書記を入れまして4人で参加しております。それから,同じく関東支部の総会でございますが,同じく東京都で開催しておりまして,これも4人参加しております。それから,茨城県の公平委員会の研修会が岡崎市でございまして,これが委員さん2人,それから,職員1人ということになっております。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございました。全国公平委員会には東京で4名,それから,関東支部,同じく東京で4名,茨城であれば岡崎市ということで2人,また職員1名ということで,計3名が行かれているという状況であります。そういうことにおいて,この公平委員会でどのような勉強といいますか,内容報告が多分あったと思うんですが,わかる範囲で結構ですので,お伺いしたいと思います。 総務部付監査担当部長)公平委員の職務でございますけれども,この職務が,職員の給与,勤務時間,その他の勤務条件に関する措置の要求を審査し,判定し,及び必要な措置をとること,それから,職員に対する不利益な処分についての不服申し立てに対する採決,または決定をすること,その他法律に基づきその権限に属しめられた事務をすること,ということになっております。こういうことにつきまして,お互いに情報交換をしたり,また,こういうことにつきまして研修をするということが主な研修,あるいは総会の中身でございます。以上でございます。 菱沼委員)了解しました。次に移ります。93ページ,町界町名整理事業3万3,000円ということで計上されておりますが,どのような事業なのか,明確にお答えをいただきたいと思います。 総務部参事兼総務課長)お答えいたします。この町界町名整理事業につきましては,2通りのやり方があるというようなことでございまして,1つ目は,住居表示による実施ということ,それからもう一つ,町界町名による実施というようなことで,法律的には地方自治法なのか,住居表示法なのかという違いがあるかと思います。今年度の予算につきましては,現在のところ,合併後実施をするというような形の中で進めてきている部分がございますので,現在,市役所前の道路から石岡駅側の38ヘクタールについて18年度から取り組むというような予定を持っておりますので,今,新年度に向けてその体制づくりに取り組んでいるところでございます。この38ヘクタールの中身でございますが,駅特区画整理事業が11.4ヘクタールほどございますが,これは平成19年度に完了予定であるというようなことでございます。若干前倒しになる可能性もあるというような話は聞いておりますが。 それから,駅東地区の地積調査ですが,こちらも平成19年度には登記完了予定であるというような話を聞いております。そういった中で,わかりづらい地名地番等がございますので,こういった住居表示等,あるいは町界町名等の整理事業を実施することによって,わかりやすい状況に持っていきたいというふうに考えている事業でございます。 菱沼委員)ありがとうございました。次に移ります。次に,同じページで自衛官募集事務費7万円ということでありますが,実際,その自衛官は非常に大事な職務だとは思うんですが,この石岡市において,15年,16年,17年度の採用状況はどうだったのか,お伺いをしたいと思います。 総務部参事兼総務課長)大変申しわけございませんが,手元にその資料がございませんので,後ほどご答弁をさせていただきたいと思います。 菱沼委員)了解しました。では,次に移ります。95ページの過誤納付還付金815万3,000円ということで,市税に対して誤った還付金の554万2,000円についての内容をお伺いしたいと思います。 市民税課長)お答えいたします。市民税の方には,法人市民税ということで会社からの法人税が入ってきます。この場合,1年に1回ではなくて,確定の半分が例えば年度の途中で入ってくるわけなんですが,確定のときに,実際,営業が思わしくなければ,精算しまして多く払ってしまったものをお返しするような状況になりますので,毎年このくらいの予算は計上しております。以上です。 菱沼委員)ありがとうございます。そうしますと,旧八郷さんとしてはどういうふうな状況で見られているのか,お伺いします。 市民税課長)石岡の場合に,これは半年なんですが,約2,000万円ほど出ています。ただ,八郷町の場合は,今,市民税課長の岡崎さんの方に確認させていただきたいと思います。 八郷総合支所参事兼市民税務課長)八郷分につきましても2億47万9,000円計上してございます。石岡さんの市民税と同じような項目でございます。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございました。では,次に移ります。101ページの選挙費の中の啓発事業費14万2,000円の中の報償品13万2,000円についてお伺いしたいと思います。 総務部参事兼総務課長)この報償品13万2,000円につきましては,支所分というふうなことが予算措置を今回しておりますけれども,内容は,ポスターコンクールの審査員,あるいは選挙啓発研修会等の講師謝礼というようなことでございます。 菱沼委員)ありがとうございます。そうしますと,今後の,これは要望なんですが,私も一般質問をさせていただきまして,ことしも選挙戦がいろいろあったわけですが,そういう中での投票についての有効・無効ということで,私も衆議院の方の立会人をさせていただいて,やっぱり無効がかなり多かったという状況がありましたものですから,そういうことにかんがみまして,今回,一般質問をさせてもらったんですが,市民の方に,こういうふうに書くと無効なんだよという部分のその1つの啓発がやっぱり大事になってくるかなと。せっかく市民の方は1票を入れても,実際には無効になっている。本人は多分わからないと思うんですが,実際に無効ではじかれているという部分がありますので,そういう部分においては,市民の1票が本当にむだになっている現状がありますので,そういう観点から,要望なんですが,今後の選挙のあり方の部分で,こういうことを書くと無効になりますよという部分の市民への周知徹底ができればなと思いますので,お願いしたいと思います。 では,次に消防関係に移ります。173ページ,消防一般経費2,229万9,000円について,その他消耗品費1,327万7,000円についてお伺いしたいと思います。 消防本部総務課長)お答えいたします。消防一般経費,その他消耗品費1,327万円についてご説明申し上げます。その他の消耗品の中で,今回の合併に伴いまして消防隊員の現場での防火衣,それから,防寒衣が高価なもので,この部分で消耗品がかなり増加しているというような状況でございます。以上です。 菱沼委員)ありがとうございます。そうすると,防火衣といいますか,何着そろえるのかお伺いいたします。 消防本部総務課長)お答え申し上げます。今回の合併に伴いまして,旧八郷消防署の48名の中で一応年齢限定をいたしまして,35着ということで,年齢的にはおおむね50歳までの方について更新をしまして,上下分離式の防火衣,これが最近,現場の安全管理上最も有効であるというようなことで漸次取り揃えているところでございます。以上です。 菱沼委員)そうしますと,1着当たりコスト的にはどのくらいかかっているんでしょうか。あとその防火衣は,実際に火に対しての強度といいますか,またどのくらい耐久性があるのか,お伺いしたいと思います。 消防本部総務課長)ただいまのご質問に対して説明させていただきます。上下式防火衣1着,税抜きなんですけれども,22万500円というような値段がするものでございます。それに伴いまして,防火衣の中に,防火,耐火といいますか,そういった効果があるものですから,中に冷却剤なんかも入れるような方式になっております。耐用年数なんですが,現場での活動状況にもよるんですけれども,過去の経緯といたしましては,防火衣につきましては大体10年ぐらいの経過で使ってまいりました。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。そうしますと,細かいことで大変恐縮ですが,実際,いろいろな衣服も,10年たつと固くなったりとか,いろいろな状況になってくると思うんですけど,10年たったときのその状況はどういうふうになるんでしょうか。実際に着て,着こなしが悪くなったりとか,そういう部分においていろいろ支障を来す場合があるんじゃないかと思うんですが,その点はいかがでしょうか。 消防本部総務課長)ただいまの件についてお答え申し上げます。 簡単に申し上げますと,過去の防火衣につきましては,アルミックスと言いまして,通常は銀色ですが,表面にアルミ製のものが塗ってあった。通常は銀色ですが。それが今回の上下服の防火衣につきましては,繊維そのものが防火性を持っているということで,当初からやわらかい,普通の洋服のような感じで着ているものでございます。 また,10年というのも,石岡でも導入したのはここ5年くらいなんです。アルミックスにつきましては,確かに今おっしゃるとおり固くなったり,ちょっと割れちゃったりというのが10年たつと大体出ます。しかしながら,今回の防火衣につきましては,現在のところ4〜5年になりますけれども,古いものを見ましてもそんなに劣化したような状況ではございませんので,それよりもかなりもつのかなというふうに感じるところでございます。以上です。 菱沼委員)明快なご答弁ありがとうございました。そういう部分において,市民の財産と,また生命を守る大事な消防に携わる防火衣ということでありますので35着,今回は1着22万500円かかるという状況でありますが,これはやっぱり大事なことだと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。また,旧八郷町さんには48人いるわけですけれども,防火衣35着ということで,残り13着が今回整備されないという状況でありますけれども,そういう意味において,近い将来に,防火衣も予算を組んでやっていければいいかなと思います。 次に,175ページのヘリコプター運航連絡協議会負担金143万2,000円についてお伺いをしたいと思います。 磯部委員長)暫時休憩いたします。10分程度といたします。 ― 休 憩 ― 磯部委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。先ほど答弁保留になりました参事兼総務課長・上田君。 総務部参事兼総務課長)大変失礼をいたしました。それでは,先ほどご質問をいただきまして自衛官募集事務費の中での採用関係についてご説明をさせていただきたいと思います。平成16年度の受験者数でございますが,石岡地区35人,八郷21人,合計56人ということでございます。入隊決定者でございますが,旧石岡市5人,旧八郷町5人というようなことで,入隊決定者は両市町で10人というようなことでございます。 それからもう1点,お詫びをして訂正をさせていただきたいと思います。町界町名の整理事業の中で,その他の消耗品についての答弁がされておりませんでしたので,お詫びして訂正をさせていただきたいと思います。町界町名整理事業,その他消耗品費3万円というようなことでございますが,これは住居表示のプレート代というようなことで,補充分でございます。以上でございます。 消防本部総務課長)先ほどの質問の中の,ヘリコプター運航連絡協議会についてお答え申し上げます。これは茨城県防災ヘリコプターの中で茨城県各市町村におきまして負担して,防災航空隊に派遣されております専門職員の人件費などでございます。この143万2,000円の内訳につきましては,旧石岡分84万3,000円,旧八郷分58万9,000円を合計いたしました金額がこの予算書に載っているとおりでございます。以上です。よろしくお願いいたします。 菱沼委員)ありがとうございました。そこで委員長にお願いがあるんですが,ここから消防の関係があと7点あるんですが,一括して聞いちゃってよろしいでしょうか。 磯部委員長)はい。よろしいです。 菱沼委員)では,一括してお伺いしたいと思います。消防活動経費473万1,000円の中の消防用備品400万円について,内容をお伺いします。それから,救急活動経費356万円の中の医療廃棄物処理委託料18万7,000円について,どこに,いつ委託するのかお伺いします。それから177ページ,通信指令業務経費5万円の内容についてお伺いします。それから,消防団関係活動経費2,330万1,000円の中の出初式補助金29万7,000円の内容についてお伺いします。 それから179ページ,消防施設一般管理経費665万8,000円の中の消防施設解体工事230万円,この内容についてお伺いします。 それから,消防分団施設整備事業3,368万2,000円の中の設計工事管理委託料168万円,これは委託先の内容までお伺いしたいと思います。 それから,分団車庫・詰所建設工事3,197万8,000円,これの内容についてお伺いします。 警防課長)お答えいたします。消防用備品の400万円でございますが,エアーテントの購入費でございます。研修が今年の9月12日に済んでございます。エアーテント選定の基本的な考え方といたしまして,安定性がよくて堅牢で十分な耐久性のあることが1点,それから,少ない人員で簡単に展張ができることが2番目,3点目に保守点検が容易にできることということでエアーテントの導入をいたしました。研修が9月12日にございまして,その研修日に展張をいたしまして,その後,石岡署の職員に各1回ずつ展張の訓練を行っております。また,過日10月の29,30日にございました緊急消防援助隊の関東ブロックの合同訓練が茨城県庁付近でございまして,このときに石岡市でも救急隊と後方支援隊ということで2隊派遣されております。このときにも野営用といたしまして1回,実際に展張して,中で生活をしております。以上でございます。 〔「委託料について」と呼ぶ者あり〕 警防課長)お答えいたします。救急活動経費の医療廃棄物等の処理点検委託料でございますが,各署に救急出動したときに医療廃棄物,三角巾,グローブ等が出ます。その処理の委託廃棄料になっております。業者さんは水戸市の茨城県クリニック・クリーン協会というところでございます。また,10月以降は八郷地区に2か所,署所ができましたので,その分も含めております。以上でございます。 消防本部総務課長)質問にお答えいたします。出初式の補助金29万7,000円につきましてお答え申し上げます。これは,旧石岡市の場合には,消防職員の方で一般的に出初式全般の準備などを行っていましたけれども,旧八郷町におきましては,消防団の方で補助金を設けまして,消防団の方で執行しているような経費でございます。以上でございます。 通信指令室長)お答えいたします。消耗品5万円について説明申し上げます。5万円につきましては,指令台の署所端末装置のプリンターの粉代,指令書の用紙,また新石岡市の全隣地図の購入費でございます。以上です。 消防本部次長)179ページ,施設費についてお答えいたします。 先ほどの質問の分団車庫・詰所建設工事,設計工事管理委託料,消防施設解体工事は同じところですので,一緒に説明させていただきます。 まず,分団車庫・詰所の建設工事でありますが,これは,旧八郷町12分団第2部,これは小幡地区になるかと思いますが,ここの分団車庫の建て替え工事です。設計管理は加藤設計事務所,工事につきましては岡崎工務店が施工しております。 続きまして,もう1か所が旧八郷の13分団第4部,これは鯨岡地区の消防詰所・車庫でございます。これも場所がかわりまして集落センターに新築しております。両方の跡解体工事が230万円ということでございます。以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございました。おおむね了解はしましたけれども,1点だけ,出初式なんですが,まず出初式は1月のいつ行うのか,お伺いをしたいと思います。 消防本部総務課長)お答えいたします。18年石岡市消防出初式にありましては,八郷消防団の方が1月7日,八郷支所の方で行われます。また,旧石岡にありましては1月9日に石岡小学校並びに市民会館の方で実施予定でございます。以上でございます。よろしくお願いします。 菱沼委員)ありがとうございました。最後に,市長にお伺いをするわけでありますが,今回の平成17年度のこの予算についての見解をお伺いしたいと思います。それから,部長に,今回の予算書において苦労された点が多々あるかと思うんですが,そういう苦労された部分と,また今後の納税の部分が大事になってくるわけですけれども,特に滞納者に対してどのような対策を講じられるのか,最後にお伺いして終わりたいと思います。 総務部長)お答えをいたします。17年度の予算編成に当たりましては,10月1日の合併ということで,暫定予算を経て本予算ということになりました。17年度の旧石岡市,八郷町の予算をそれぞれ議会で議決をいただいておりますので,それらを踏襲した形で本予算を組んでございます。 それから,滞納の問題でございますが,非常に大きい金額がそれぞれ滞納繰越となって引き継がれてございます。今後,そういう滞納額を減らすということで,先日の一般質問でもございましたけれども,従来八郷町では,差し押さえ等はやっていなかったというような,全部ではございませんけれども,そういう納税意識の高揚のためにも,今後は公平な税負担ということで強くやっていきたいと考えてございます。債権管理機構にも,納税意欲のない方々,そういうものについて利用しながら,今までよりも強行にやっていきたいと考えてございます。以上でございます。 市長)今回の予算編成についての見解というお尋ねでございますが,ただいまも総務部長から申し上げたところではございますが,基本的に17年度の当初に,それぞれの旧市町が議会においてご承認いただいている。それを改めて10月1日の合併に伴い予算化したという,基本的な協議をされている中での予算編成でございます。しかしながら,厳しい財政状況には変わりございません。できる限り出るを制して入るを図るというような観点から,予算の編成,そして執行にも心がけたわけでございますが,そういう意味では新しい事業が比較的少のうございまして,それもまた基本的な今年度当初からの協議スタンスに基づいたものでございますので,いたし方ないかなと思っている次第でございます。どうぞよろしくお願いします。 菱沼委員)長時間にわたり大変にありがとうございました。以上で終わります。 小吹委員)私は,後ろの方からやっていきます。173ページの消防費関係で,職員等人件費の中の特殊勤務手当の224万9,000円について,ご説明をお願いします。 消防本部総務課長)ただいまの特殊勤務手当についてご説明させていただきます。 消防にありましては,24時間夜間勤務というような中で,特殊勤務手当の中に特に出場手当部分が多いんですけれども,救急業務,それから救急救命士,それから消防車の緊急走行時の運転,それから水火災,その他の災害への出場,それから救助業務,それから,はしごつき消防ポンプ自動車の従事手当というようなことでございます。救命士手当につきましては月2,500円というようなことで,その他の出場にありましては1回150円というようなことで予算化されております。また,合併によりまして消防職員の数が増えました。それに出場件数も当然増えていますので,予算上も当初よりは増加しているというような状況でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 小吹委員)次に,簡単な内容からお聞きしていきますが,99ページは97ページと同じような内容ですので,一緒にお聞きしたいんですが,97ページの納税管理事務費の中の納税貯蓄組合連合会負担金,99ページは同じような納税組合関連で納税組合運営補助金,これについてご説明をお願いいたします。 収税課長)それでは,お答えいたします。納税貯蓄組合の負担金でございますが,これは土浦税務署管内の納税組合の連合会に対する補助金でございます。これは,中学生に対する納税の意識向上とか,そういうものに対してやる補助金でございます。これに加わっていますのは青色申告会,そういうものが納税貯蓄組合の土浦税務署管内に入っているものでございます。 それから,負担補助の納税組合の運営補助金でございますが,これは旧石岡市が持っているものでございます。旧八郷町は16年度に廃止されておりまして,この部分については納付書1枚につき5円,それから,人数割について支払うものでございます。以上でございます。 小吹委員)旧石岡市の納税組合への13万2,000円の運営補助金,もう組合はなくなっていると思ったんですが,まだ残っているということですか。 収税課長)9月いっぱいで合併と同時に廃止になっております。支払いだけが残っているということでございます。これはなぜかといいますと,9月末に国保関係の納期がございまして,その部分が10月まで引っ張るということになってしまいますので,支払いだけが今回の予算に計上してあります。9月いっぱいで石岡市の納税組合も廃止になっております。 小吹委員)次に81ページ,職員研修経費の中で,先ほど菱沼委員の方からもありましたが,その研修費の一番下の職員研修負担金70万6,000円について説明していただきたい。 職員課長)ただいまご質問のございました職員研修負担金70万6,000円でございますが,派遣研修の各種講習会に,17講座,57人が参加予定しています。この分が36万2,000円でございます。内容は,環境,パートナーシップ研修,消防リズム研修会,退職準備講習会,都市計画移転補償講習会等でございます。 次に,自治研修室への派遣負担金として29万9,000円を予定しています。12講座,40名が派遣予定でございます。内容は行政法講座,民法講座,地方自治法講座等でございます。もう1点は,市町村アカデミーに参加する者が1名ございまして,負担金4万3,000円を予定しております。内容は法令事務の研修でございます。以上でございます。 小吹委員)研修の中で,この前も一般質問でいろいろ聞いたわけですが,市民に対する応対,環境の研修というのはどういう形でやっていますか。 職員課長)この前もご質問ございましたように,市民へのサービス面,接遇面,そういったものの指摘がございました。この内容等につきましては,予定では1月の下旬に接遇意識改革研修としまして,120名を予定しまして研修を行う予定でおります。以上でございます。 小吹委員)実はこの前の一般質問の中で,私の知人が2回嫌な思いをしたと。夕べたまたま会う機会があって話を聞いたんですが,3回目,またあったということなんですよ,一般質問した後。管理職がちゃんといて,指導ができなかったのかと。その辺,聞くと言ってもあれでしょうから,そういうあれがあるので,合併してかえって悪くなったという印象を与えているわけですね,今。市長の主張する,合併してよかったとよく強調しているようですが,その逆行になっているわけですね。だから,その辺の研修をやるんだったら,前にも同僚議員からも職員研修については一般質問でありましたよね。効果が出ていないということですね。そうすると予算のむだ遣いということになると思うんです。ですから,私が人事課長をやっているときに,民間派遣研修ということを考えたんですね。 これは,役所内で研修をやっても効果は上がらないと思うんですよ。接遇関係というのは,民間会社の厳しさ,それを教えてやる。一時的でどうかとは思うんですが,厳しさを知っただけでも違うんじゃないかと。基本的なことを忘れているような感じがするんですね,最近,全体的に。ということは,たるみというか,緊張さが足りないんじゃないかということ,それと,血税で生活しているんだと。そのために市民サービスをやっているんだという基本的なことを忘れているんじゃないかというような感じを受けるんですね。そういうことがあっては市民に対して申しわけないことで,あってはならないことですから,その辺を研修で民間派遣を考えるにしても,厳しい研修をお願いしたいと思うんです。 ただ慣例的に,前年これだけの予算をとって,またことしもとってというような,どうも形骸化しているような感じを受けますから,これも経過に出てきますけど,3回もあったと。2回目あったときに私が一般質問した後,夕べの話でまたあったと。何だろうということを言われたので,これは強く言っておきたいと思うんです。そういうことで,今まで慣例的にやっていた内容ではなくて,少し方向を変えた,もっと実のある研修を考えていただきたいと思います。それは要望です。 それから最後になりますが,一番肝心な滞納整理です。これは53ページにありますが,繰越分で,これは個人分の市税ということで4,000万円からあるわけですね。一番問題なのは,財源がますます厳しくなるということははっきりしているわけですね。たまたま合併したために特例債が130億円とか使えるというようなことになっていますが。また,市長がいいんですね。大体特例債を使っているうちに任期が終わっちゃうような感じで,そのまま終わればですよ。だから,恵まれているというか,運がいいというような感じもするんですが,使うことばかりじゃなくて,金井議員から一般質問であったように,市長,助役は財源確保にほとんどを費やしていいんじゃないかと。一番手っ取り早いのは滞納整理だと思うんですね。 ですから,市長のリーダーシップというのが大事ですから,職員の方にもお聞きしたいんですが,財源確保という意味では一番肝心なことなので,これは強く言っておきたいんですが,市長が初代新市長になって,滞納整理について取り組む姿勢といいますか,そういうものがあったらぜひお聞きしたいと思うんですが,お願いします。 市長)滞納の問題でございますが,非常に重要で,しかも,年々その課題は継続されてきているわけでございます。前にも申し上げたことがあるんですが,でき得る限りの手段を見出しながら実行していくということに尽きると思います。特に職員の一人一人が,管理職が現在,休日に全員で当たっているところでございますが,そういった面からのやり方についてもさらに検討を加えて,効率のよい滞納整理のあり方と実施をしてまいりたいと思っております。 小吹委員)今,市長の考えを聞くと,従前どおりのようなやり方しか考えていないみたいですが,私は,財源確保という意味で,これは当然払わなくてはならない税金ですから,それを滞納する。まあ,事情があるとは思うんですが,事情のある場合はこれはどうしようもないということもあると思うんですが,1回滞納しちゃって,税金を納めなくてもいいというような感じを持たせちゃうと,そのままずるずるいっちゃうようなあれがあるんですね,怠惰みたいな感じでね。だから,本当は市長や助役あたりが率先垂範で滞納整理,まず1回ぐらい顔を出したらいいんじゃないかと思うんですよ。そうすれば向こうも恐縮しちゃって,選挙ばかりにお願いに歩くんじゃなくて,滞納整理に1回,市長,助役が先頭切ってやるくらいの気概を持っていただきたいと思うんですよ。その辺についてどう思いますか。 市長)検討してみたいと思います。 小吹委員)では,ぜひ検討して効果のあるような滞納整理をお願いしたいと思います。それと,滞納整理の中で租税債権の管理機構,これができてからどうも,だめなやつは向こうに回せばいいんじゃないかというような安易な気持ちがあるような気がしてしようがないんです。それで,担当の川並次長,それと友水課長,日常,滞納整理についてどういう取り組みをしているかお聞きしたいと思います。 総務部参事収税担当)お答えいたします。滞納整理については,課税も適正な課税ということが基本であると思いますし,そういう意味では適正な収納ということに努力をしているところであります。また,現年度分の課税につきましては,特に新たな滞納者をふやさないということで,現年度を中心とした収納率の向上のために今後も努力を重ねていきたいと思っています。 それから,滞納分につきましては,平成16年度においては滞納繰越額が17億9,485万340円,これは旧八郷町,旧石岡市を合算した部分ですが,平成17年の9月においては,17億6,422万2,940円ということで,滞納金額を3,000万円ほど圧縮された経過になっております。そういうことで,今後も滞納分,現年度分については新たな滞納者をつくらない。それから,滞納金額についても圧縮をこちらとして今後も継続を進めていく,こういうことで業務に当たりたいと思っています。 収税課長)お答えいたします。滞納処分の強化を図っていきたいと思っております。財産の調査,預金,生命保険,それから,還付金等の差し押さえを十分強化して,日ごろやっております。以上でございます。 小吹委員)今の次長の話を聞くと,具体的なあれが出ていないわけですね。これだけ滞納整理が議会でも問題になっているわけですから,特に市民に,まじめに納めている人に申しわけないと思うんですね。だから,特別な事情のある人はこれはしようがないと。その意味では,次長には,少なくしていきたいというだけでなく,具体的にこうしたいということがあったら教えてください。 総務部参事収税担当)お答えいたします。やっぱり基本となるものは滞納処分の強化であると思っています。 小吹委員)友水課長は,今まで差し押さえしたことがありますか。 収税課長)私の方では相談,それを部下の方でやっておりますので,それについての内容の確認,それから,部下等に対する指示を行っております。以上でございます。 小吹委員)それじゃまずいんですね。部長,次長,課長がいて,課長あたりが率先して先頭に立ってやらなかったら効果はないでしょう。そういう管理職ではどうしようもないですよ。ですから今後はきちっと,課長なんていうのは忘れて,一職員なくらいの気持ちでやらなかったら滞納整理なんか効果は上がりませんよ。だから,その気持ちでやっていただきたい。経過を見たいと思います。 それと,欠損処分をおおまかにしているんじゃないかという感じを受けるんですよ。今までの欠損処分をした話を聞くと,特に大きい金額の欠損処分ということで。個人的なことがありますから,余り具体的には入りませんが,欠損処分にしちゃえばいいんだというような,そういう安易な考えでは,これまた滞納整理に影響するということですから,これをもっと厳密に考えていただきたい。対応していただきたい。 それと,わかれば今お答え願いたいんですが,茨城の租税債権管理機構に対する,合併前の9月30日までで結構ですから,旧石岡市と旧八郷町の負担金と,それによって旧石岡市と八郷町それぞれどれくらいの滞納分が上がったかどうか,3年くらいの期間。わかれば答えていただいて,もし今,資料がなければ,委員長の方にお願いしたんですが,後で出していただくと。 収税課長)後で資料を提出したいと思います。よろしくお願いします。 小吹委員)これは,毎年繰り返すような質問が出てくると思いますから,特にこれから,先ほども言いましたように,財源的に苦しいことは目に見えているわけですね。たまたま特例債を使えるだけですから,一般質問でも言ったように,箱物をつくれば後の維持管理,全部今度は自主財源みたいになってきます。地方交付税も半分と見ていればいいです。補助金が出るわけないですから,はっきり言って。ただ,国の役目なんていうのは,合併させちゃえばいいぐらいの気持ちでいますから。社会保険庁が一番典型的な例ですね。だれも責任を持たない。そういうことを常に頭に置いて,特に市長にはリーダーシップをとって,それから,慎重な態度で今後,行政に取り組んでいっていただきたい。特に今回は総務関係ですから,滞納整理について特にこれからも徹底して進めていくようにお願いして終わります。 中村委員)先ほど駐在員,区長関係については,人数とか報酬についてはお答えをいただきましたが,区長さんは平均で何世帯ぐらい,駐在員さんも合わせて何世帯ぐらいで1人がいるのか,それから,ちょっとわかりにくいんですが,市民駐在員というのはどういうふうなものかお答え願いたい。 総務部参事兼総務課長)お答え申し上げます。まず駐在員関係からご説明申し上げますが,駐在員のそれぞれの人数につきましては,特別制約はございません。ただ,駐在員主任につきましては,その地域を一括してといいますか,取りまとめて取り扱う人を駐在員主任と呼んでおります。その取り扱いの中に入っていない駐在員については,通常,単なる駐在員というようなことでございます。 それから,区長さんでございますが,区長さんにつきましては決め事がございます。受け持ち世帯数で申しますと,30世帯以上を区とするというようなことでございます。それから,自治会につきましては10世帯をもって組織単位とするというようなことでございます。以上でございます。 中村委員)駐在員の人数があるわけですから,平均すると何人ぐらいというのが出るでしょう,区長にしても,駐在員についても。出ないですか。いいですよ,わからなかったら後でも結構です。では,主任駐在員さんはどのような仕事をおやりになっているんでしょうか。 総務部参事兼総務課長)お答えいたします。駐在員の方の任務,職務ということでございますが,まず1つに,市広報紙,その他文書の配布に関すること,2つとして,市政に対する要望事項等の取りまとめに関すること,3つといたしまして,住民への市政に関する連絡事項の周知に関すること,4つ目といたしまして,市の各種調査及び報告に関すること,5番といたしまして,その他市長が必要と認める事項に関すること,というようなことでございます。 それから,区長さんの方の職務でございますが,1つ目といたしまして,区域内の秩序を維持し住民の福祉増進に寄与する。2つ目といたしまして,道路,用排水路等の維持管理。3つ目といたしまして,市との連絡・協調を図り地域住民の意見及び要望事項を市政に反映させること。4つ目といたしまして,市の公布,指示及び通達事項を住民に周知させること。ただし,他の条例に特別の定めがあるものを除くということでございます。5つ目といたしまして,各種調査書,申告書等を配布し,または取りまとめること。ただし,統計等の法令により定められてあるもの,または他の条例に特別の定めがあるものを除くということでございます。6つ目といたしまして,前各号のほか市長が適当と認める事項というふうなことでございます。 〔「主任駐在員について」と呼ぶ者あり〕 総務部参事兼総務課長)駐在員主任でございますが,1つの組織といたしまして駐在員というのが置かれているわけでございます。例えば石岡の地域で一番大きいところと申しますと若松町ということになりますが,1部から18部まであるというような状況でございますが,それらを1か所で取りまとめていただくというのが駐在員主任ということでございます。もちろん各部に駐在員としております。そのほか,そういう一括して取りまとめるような地域でないところが通常の駐在員と言われている方でございます。一括で取り扱う駐在員が駐在員主任ということで,その地域だけ,1か所だけを受け持つ駐在員は,普通,駐在員というような表現で対応しております。 中村委員)何戸ぐらい持っているか,それは後で資料をひとつお願いします。大丈夫ですよね。 総務部参事兼総務課長)それは資料を取りそろえ次第,ご説明申し上げたいと思います。 中村委員)次に83ページ,市庁舎維持管理経費ということで1億9,436万8,000円ですか,この説明をお願いします。 磯部委員長)中村委員,これは所管が企画に入りますので。 中村委員)わかりました。 飯村委員)最初に,小吹委員の関連ですが,税収関係です。先ほどの答弁によりますと,3,000万円圧縮されたというような答弁なんですね。この3,000万円圧縮にはマジックがあると思うんです。いわゆる16年度の欠損処分はどの程度したのか,それによって圧縮がどうも危うくなっている。いわゆる努力によって圧縮されたのか,欠損処分によって圧縮されたのか,その辺,欠損処分の額をお知らせ願います。 それと,17億円の滞納金の中に時効完成分がどのくらいあるか,この点についてお伺いいたします。 収税課長)お答えいたします。旧石岡市の分で,16年度3,300万円ほど圧縮しております。これは,16年度の現年度の徴収が,前年度に比べまして5,000万円ほど収入が上がっております。調定額86億8,298万3,882円に対しまして,収入済額が……。 飯村委員)時間の関係で,私が質問したことのみ答弁願います。私が聞いているのは,欠損処分をした金額はどのくらいかということです。 収税課長)大変失礼しました。欠損処分については,16年度旧石岡市で6,924万9,998円欠損をしております。以上です。 総務部参事収税担当)お答えいたします。旧八郷町における不納欠損は,16年度2,704万9,515円です。以上です。 飯村委員)時効完成後の額をお答えください。 総務部参事収税担当)お答えいたします。時効完成分については調査をしておりませんので,お答えすることができません。 飯村委員)本当に調査をしていないんですか。これは大変なことですよ。徴収のできない金額ですから,間違って徴収をしたらば加算金をつけて返さなくちゃならないんですよ。それと,先ほどのいわゆる3,000万円圧縮というのは,その裏には9,600万円の欠損処分のいわゆるマジックがあるということだけは認める他ないですね。時効完成分について,八郷から税務課長が来ていますので,八郷では把握していると思うんです。八郷町分だけでも結構ですから,お願いします。 八郷総合支所参事兼市民税務課長)お答え申し上げます。八郷分につきましては,時効している部分はございません。失礼しました。滞納の時効の繰越分ということですね。 飯村委員)完成分。 八郷総合支所参事兼市民税務課長)完成分は滞納金はございません。ほとんど分納制か,差し押さえていますので,物件的に。 飯村委員)税関係はその辺にしておきますが,やっぱりあまりマジックを使った分まで伏せちゃって,いい答弁はしない方がいいですよ。9,600万円という欠損処分は大変なことですから,これは。これはその辺にします。 79ページ,時間外勤務手当の件で,先ほども菱沼委員から出ましたが,いわゆる時間外勤務者に対しての代休制を与えているのかどうか,確認をいたします。 職員課長)時間外手当の部分でございますが,日曜日とか祭日に出勤した場合,主にイベント等を実施した場合につきましては代休制をとらせてもらっています。以上でございます。 飯村委員)代休制というのはそういう制度ですか,確認をいたします。 職員課長)事前にイベント等をやる場合には時間外勤務を要求するわけでございますが,その分につきましては振り替えていただくということで,振替制度と,あと代休制度を活用しているところでございます。以上でございます。 飯村委員)私の認識違いかどうか知りませんが,半日を単位として休暇をとった場合には代休制を与えるというのが労働基準法で約束された代休制度かと思うんですが,これらについて,総務部長の考えがあったら,ひとつお願いします。 総務部長)お答えします。代休制度でございますが,代休制度につきましては,土曜・日曜の勤務の半日単位で代休を,1つには健康管理ということを重点にしたもので行っております。時間単位ではなくて半日単位ですね。そういうことでやるのが基本で,八郷町,石岡市でもそういう形で行っております。 飯村委員)何かちょっと課長の考えとは違うようなんですが,課長も同じ考えですか。 職員課長)代休につきましては,石岡市では,とる6週間前と,とった後8週間以内にその制度を活用して代休をとるということで,今まで行ってきたところでございます。 飯村委員)それはわかっています。ただ,私は,半日を単位としてと言っているのは,課長は事前にと言っていますよね,休暇がわかった場合とか,イベントとか,そういう部分で事前にわかった場合と。事前でなくても,例えばこの次の日曜日に半日休暇を急にとったという場合であっても,私は代休制を活用すべきであると,そういう認識なんですが,課長はそうは認識をしていないようなんですが,その辺,もう一度確認いたします。 職員課長)ちょっと私も認識不足で申しわけありませんが,事前に申し出た者と,あとは実際に勤務した者については,その後に代休をとるという,振替ということで認識していました。 飯村委員)これはお互いにやりとりしてもしようがないので,部長と課長の考えが若干ずれているようなので,よく調整をしていただきたい。いわゆる代休制を採用することによって,職員の健康管理も保てるし,経費の節減にもなるわけです。その辺は,両々相合わせてよく検討していただきたいと思います。 次に,これはちょっとページはあれなんですが,全般的に参考までに77ページ,79ページにもありますが,いわゆる車の燃料費,郵便料,電話料等々については集中管理方式をとった方がよろしいのではないか。特に燃料費については,こんなにばらついて予算計上しておいたらば,購入単価の調整ができないのではないかと。ある課によっては,リッター120円,ある課によってはリッター115円というような,バランスの崩れた購入単価があるのではないかなと思うんですが,そのようなことはないのかどうか,ひとつ担当課の方にお伺いいたします。特に燃料費について調整をされているのかどうか。 磯部委員長)暫時休憩いたします。10分程度といたします。 ― 休 憩 ― 磯部委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。 八郷総合支所参事兼市民税務課長)飯村委員さんの質問にご答弁申し上げます。先ほどは失礼しました。16年度末でございますが,延滞金の時効分でございますが,町民税,固定資産税,軽自動車税,特に町民税を含めまして2億4,777万7,984円でございます。以上でございます。 総務部長)公用車の燃料代についてお答えをいたします。八郷は従来どおりの契約でやっているかと思いますが,石岡市の場合は石岡市石油業協同組合ですか,協同組合からの納品ということで,契約に基づいてやってございます。 飯村委員)一番問題な答弁をされて,私,質問します。石岡協同組合,それは独禁法に触れませんか。それをひとつ確認します。 それと,ただいま2億4,400万円ということで,そんなにあったっけか,これ。時効完成分だぞ。 八郷総合支所参事兼市民税務課長)3点合わせています。9年以前が1億5,704万2,299円,10年度は3,309万95円,11年度分が5,764万5,600円でございます。合わせて2億4,777万984円が時効でございます。 飯村委員)この2億4,000万円という金は全く取れない金だよね。徴収不可能です。本来ならこれは欠損処分をする金額と解釈してよろしいですか。 八郷総合支所参事兼市民税務課長)この分につきましては,差し押さえ物件等,法定の交付要求をした分とかが入ってございますので,機械上からすべてはじき出されて,全部欠損分は入ってございません。時効が過ぎた分であって,その中に差し押さえ分と,あと交付要求をした分が入ってございますので,すべてではございません。 飯村委員)私が質問しているのは,時効を完成して,もう徴収不可能であると。いわゆる滞納金額を分納契約したとか,差し押さえしたとか,これは完全に時効中断の措置が取られている訳。時効中断の措置をとらないのは,いわゆる時効完成分というわけだと思うんだ,私は。それがどのくらいあるのかなと。私は2億4,000万円とは記憶してなかったんですよ。 八郷総合支所参事兼市民税務課長)その分につきましては,滞納分につきましては個人個人ですべて機械上入ってございますので,それは一回吸い上げないと,そこまではちょっと現実にはわかりません。 飯村委員)時効分についてそういう形で管理しているというのは,何とも私は納得いかないんですよ,これは。もう全く取れなくなっている感じですからね。そうでしょう,完成分というのは。本来ならもう欠損処分するべき税金なんですよ。無用の長物を抱え込んでいるのと同じです。その金額すらも把握していないということになると,私はそれは納得できません。まあ,それはそれでいいでしょう。 それと,燃料費の問題について,先ほど申し上げたように独禁法に触れないか,触れるか,お伺いいたします。 総務部長)お答えいたします。予算では,目的別,事業別に編成されて,それぞれ分けて計上されてございますが,それぞれの科に計上されてございます。ただいまの独禁法に触れるかということでございますが,石油業協同組合,石岡市内のガソリンスタンドすべてがこれに加入しているわけではございません。地元業者等が主にこの石油業協同組合に加入しているというような状況でございます。そこと単価契約を行って購入しているということでございます。以上でございます。 飯村委員)これはもう少し私も勉強させていただきます。 次に83ページ,出納事務費の臨時職員の賃金10万円,私はあまり出納事務でもって臨時職員を使っていたという例は聞かないんですよね。これ,事故などが起きた場合に,どうなんですか。またどういう職種に臨時職員をお願いするのかどうか,その点をお伺いします。 会計課長)臨時職員の仕事の内容ということのお尋ねでございます。旧石岡市におきまして,従来からの税金の切符で納めていただいた方の読み取りといいますか,どなたが幾ら納めてという内容的なものは,OCRという読み取り装置を用いて電気的に消し込みを行っているわけでありますが,そのOCRに機械に通す作業,これにつきまして,短期日といいますか,年度末の込み合う時期にお願いをしている状況でございます。 また,ほかの臨時職員も同じですけれども,近日のプライバシーの保持ということにつきましては,契約上明快にお願いをしているところでございます。 飯村委員)どうも私も職員の経験者なんですが,暇なときは,そんなにあくせく仕事をしない。少し忙しいと臨時職員に頼る。私はあんまりこれは好きではなかったんです。その程度の業務だったらば,職員で何とかできるのではないかなというのが私の考えです。まあ,それはそれでいいでしょう。 では,95ページ,これについては,八郷のもとの税務課長もおりますので,確認をいたします。95ページの過誤納還付金,中ほどにあります。554万2,000円。これは諸費に計上してあるんです。私は,現年度と過年度に分けるべきだと思うんです。現年度分については賦課徴収費に計上しておくべきではないかなと。過年度分は諸費でもよろしいんです。なぜならば,現年度分については調定額から金を返すわけですから,赤字でも出さなくてはならない。その手前が損するわけですから。これを別科目から支出しちゃったらば総計はそのまま残っちゃうわけです。これは,八郷は300万,賦課徴収費で計上していたわけです。その差はどういう意味なのか。今まで八郷は賦課徴収費で計上していた。今度は諸費で計上した。その辺の違いを両方の課長にお伺いいたします。 市民税課長)お答え申し上げます。石岡の場合,今,委員さんが言われました現年と過年と。現年度に限っては戻出還付いうことで調定の部分を減していきます。過年度に限っては歳出還付ということで,ここに上がりました市税過誤納金ということで別枠を設けまして,その中から返していくという形をとっております。以上です。 八郷総合支所参事兼市民税務課長)旧八郷町におきましても,戻出と歳出の関係でございますので,過誤納還付金は収納町税から返しまして,過誤納は別口をとって返してございました。ただ,今回は石岡さんと合併なので,一緒に計上してございますので,そのような関係になりました。 飯村委員)だから,私の考えでは,八郷方式は現年度分については賦課徴収費から還付しているんだよな。それが私は便宜上か法的かはわかりませんが,正しいのではないかなと。いわゆる調定額が減額されるわけですね。石岡方式は調定額,例えば100億円とやったらば,100億円の調定額がそのまま残るわけですね,他の費目から還付しちゃいますから。そういう解釈は間違いですか,お伺いします。 市民税課長)今,委員さんがおっしゃったとおり,石岡市も現年度の調定が減します。まず,例えば年度に入ってきて,その年度内に返す場合には,調定減して,それが減して返す訳なんですが。 飯村委員)その調定というのは,賦課徴収費で調定減するわけですよね。しかし,通常,そこが起こさなかったらば,調定減はできないですよ,これは。別の項目から返還したんですから。同じ項目から返すことによって,赤字で落とすわけですよ,それを。これは現年度分をマイナスをするときには赤字で落とすわけです。それは事務的なことだから,後でまた報告してください。私の考えだけ述べて,私の質問を終わりといたします。どうもありがとうございました。 岡野委員)3点ほどお聞きします。第1点目は,先ほど同僚委員の質問の中での職員の給料の是正についてお聞きをいたします。 先ほどの是正法の中で,八郷の職員については降級したというような説明がありました。降級したことにつきましては,地公法の27条の2項に抵触するのではないかと私は思っておりますが,その点についての答弁をお願いいたします。 職員課長)ただいまの地公法の件でございますが,合併した時点で旧石岡市,旧八郷町の自治体は消滅したというところで,10月1日に新石岡市が発足した訳でございます。その中で,新たな給料の格付け,そういったものにつきましては新たな市の中で行っていく。そういったものは基本的に考えてございますので,旧八郷町で保障していたその給料分については,新石岡市の給料の格付けの中で決定していくというふうに解釈して今回の調整を行いました。以上でございます。 岡野委員)この新しい組織の中で新給料表を決めたということでございますが,私としましては,この2項の中で,条例で定める事由による場合でなければ,その意に反して降級されることがないというふうな項目がございまして,1つは,新しい組織であっても条例化をすべきではなかったのかというふうに思っております。私の考えとしましては,降級はせずに,延伸によって時間をかけて,それで是正をしていくという方法がベターではなかったのかというふうに思っております。そのことについて,もう一回答弁願います。 職員課長)ただいまの給与の決定の仕方でございますが,確かに他市の例等を見ていきますと,そのような考え方でやっていた例もございました。しかし,10月1日からはそれぞれの石岡市の職員と八郷の職員が1つの組織替えになって,そこで同じ給料のもとに働いていくという基本を原則としまして,今回はお互いに1つの給料にしていきたいという観点から調整したということでございます。 岡野委員)それはその辺のことで,了解はしませんけれども,そういうことだということです。それから,2点目をちょっとお聞きします。95ページの先ほどの過誤納還付金に関して,私の方は別な形で質問をいたします。過誤納還付金が半年で2,000万円ほどあるということですが,過誤納還付金の未済金の事務処理についてはどのようにしているか,お聞きをいたします。 市民税課長)先ほど2,000万円というのは,1年間で約2,000万円ほどの部分が出るということで,訂正いたします。それから,未済金といいますのは……。 岡野委員)未済金と申しますのは,還付をした場合に,連絡をします。何日までに来てください,あるいは窓口へ来てくださいと。しかし,還付をされないものがあるはずです。必ず還付するけれども,連絡をするけれども,それは還付されなかった。金額が必ず残ると私は思います。そのことの還付金の未済,要するに受け取らなかった部分についての事務処理はどのようにしているかという質問です。 市民税課長)委員さんにお答えします。ここの市税過誤納還付金というのは主に法人であります。法人の会社が予定をしまして,確定のときに予定より少なかったということで,前年度の収入に対して今年度返すということで,その部分で市税過誤納還付金という部分で,主に法人を対象にしていますので,主に口座に振り込んで行っております。以上です。 岡野委員)では,過誤納還付金の未済金はゼロという考え方でいいですか。 市民税課長)個人の部分に関しては,若干そういうのは出てくると思います。そういう場合には,郵便振替というか,郵便局の方が来ていただくようになっているかと思います。以上です。 岡野委員)例えばその残った部分について,やはり時効は5年ですよね,過誤納還付についても。その未済金の部分について,本来は会計に入れるということですけれども,債券や現金なんかで預かっているような,そういうことはありませんか。 総務部参事収税担当)お答えいたします。先ほどの未済金の部分ですが,歳計外現金ということで,一般会計から移しかえを行った経過はあります。それから,出納閉鎖期間中,16年度会計を処理するに当たって,5月までに清算のつかない部分等についても,歳計外の方に移しかえて,それから還付手続を行うと,こういう形もあります。以上です。 岡野委員)私は,歳計外現金というような処理の仕方はちょっと問題ではないかというふうに思っているんです。やはりしかるべき項目で入れておく,歳入としてまた見ておくというような形の事務処理が正しいのではないかと思っております。その辺のことについて今後検討していただきたいと思います。 それから,3点目でございます。消防の関係でございますけれども,合併のときに,これは市長の方にもちょっと考えをお聞きしたいんですけれども,職員の数の減というようなことを合併のときに計画を立てておりますけれども,消防職員につきましては,例えば事務職は,先ほどの同僚議員の話ではないですが,忙しいときには臨時職員を採用してそれに対応するということですが,消防職員については,実際に業務に当たるまでに,採用してから1年近くを経過しないと業務に当たれない訳です。そういう常備の消防職員に対して,それはある程度類似団体別の適正規模という職員の数を把握しなければなりませんけれども,余りに職員数を減らすということは,命と財産を守る消防業務に支障を来す懸念があります。しかも,これから団塊の世代が定年を迎えるということで,消防職員の確保については,やはり計画的な採用を進めていく必要があるということだと思うんです。その辺について,ちょっと考え方というか,方針というか,それをお伺いしたいと思っております。 市長)お答えします。委員ご指摘のとおりの考え方が消防職員の採用については適切かと思っている次第でございます。したがいまして,今回も2年先の退職者予定者数などを把握して,訓練,教育の期間は現地にはおられなくて,研修に行くというようなこともあって,そういった面も見越して適正な採用の仕方で取り組んでいくという考えでおります。 岡野委員)本当に削減ばかり目に行く,これは一般職の職員の採用も同じですけれども,削減ばかり目に行くんですが,団塊の世代の退職は,全国的にそれは退職を迎えるわけでして,非常に混乱を来すおそれがあると思うんですよ。だから,消防職員は特にそうなんですけれども,一般職につきましては,先を見越した職員の採用というものを考えていかないと,本当に大変なことになるというふうに思っておりますので,今後とも計画的な職員の採用をお願いしたい。臨時職員ではどうしてもそれはできない部分があるわけですから,その辺のことを要望しまして,私の質問を終わりといたします。 磯部委員長)先ほど中村委員の質疑に対する答弁調整が整いましたので,答弁をいたさせます。 総務部参事兼総務課長)先ほどは大変失礼をいたしました。中村委員さんの駐在員の平均受け持ち世帯数の件でございますが,約30世帯でございます。以上でございます。 磯部委員長)ほかに質疑はございませんか。 吉田委員)77ページ,職員等の人件費について質問をいたします。収入役給264万円について,総務部長の所見をお尋ねいたします。 総務部長)ただいま総務部長の所見ということでご質問がございましたので,お答えをいたします。収入役給ということで264万円計上されてございます。収入役につきましては,10月合併で現在不在となってございます。そうした中で市町村の収入役に関する地方制度調査会の答申が出され,一部の報道によりますと,総務省の見解としては地方自治法の改正があるというような,置かなくてもいいと,またはその条件ですか,そういうものを含めて置かなくてもいいような改正があるというふうに私ども聞き及んでございます。予算上は,人口10万人未満の場合,条例があって置かなくてもいいような定めにはなってございますけれども,今回,そういうことから予算計上はさせていただいてございます。以上でございます。 吉田委員) 次に,10月1日から会計課長が収入役の職務を代行していると思います。この職務代行についての手当等についてお尋ねをいたしたいと思います。 総務部長)現在,会計課長が収入役の職務代理者ということになってございます。その手当につきましては条例で定めるということになってございまして,この職務代理者の手当は規定がございませんで,一切そういう手当の支給はございません。 吉田委員)次に,収入役について市長にお尋ねをいたしたいと思います。市長もご理解と思いますが,小泉総理大臣の諮問機関である地方制度調査会では,市の助役は副市長,市町村の収入役の廃止が決定をしているようであります。このような国の動向を踏まえまして,収入役についての市長のお考えをお尋ねいたします。 市長)収入役の配置のお尋ねでございますが,現在考慮中でございます。 磯部委員長)ほかに質疑はございませんか。 飯村委員)確認と要望をいたします。燃料の購入に当たっては,協同組合を構成してそこから購入をしているということなんですが,これは単に価格の統一のためにそのようなことをやっていて,現実的にはそれぞれのスタンドから購入をしているのかなと,そういう疑いの目で見て申しわけありませんが,確認をいたします。 もう一つ,税の時効完成分,これについてわからないということは何とも納得がいかないので,ひとつ後で結構ですので,時効完成の金額はどのくらいかお知らせをいただきたいと思います。 もう1点,これは,この委員会とは直接関係ないんですが,よろしいですか。 磯部委員長)何でしょうか。 飯村委員)というのは,地方自治法180条のいわゆる議会の委任による専決処分のいわゆる条例化,これは議員提案になると思うんです。それをやっておかないと,例えば工事請負契約を議決した場合に,50万円不足しても議会に諮らなくてはならない。それらの手間を省くと言っては適当ではないかと思いますが,議決をしないで長に委任をするというような手法はとれるわけです。現に八郷町ではそういうような手立てで事務の効率化を図ってきたわけですが,これらについて,企画だそうですが,検討をしていただきたいと思うんです。これは非常に執行部としては事務の進めがやりやすくなる。例えば50万円現場で不足したよと,こういう場合に,一々議決をするまでは現場はストップですよ。さもなくば専決処分です。それだったら,このような法律があるんですから,議会が議決をして,これは議員提案になると思うんですが,そのような方法をとったらよろしいかなと。今ここにいる総務部長はそれを十分知っていますから,そこら辺もご検討を願いたい。これは蛇足でありますが,ひとつよろしくお願いしたいと思います。 総務部長)ガソリンの購入につきまして,協同組合からということで,もろもろのスタンドからという質問がございましたけれども,所管が管財課で契約等をやってございますので,後ほど委員さんには,調査してお答えするということでご理解を賜りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 飯村委員)念のために申し上げますが,もし私が先ほど申し上げたように,価格の統一だけをして,それぞれのスタンドから購入していたということになったら,これは役所は問題だと思いますので,そう言うとおかしいかもしれませんが,私は本音をお聞かせ願いたいと思います。以上です。 磯部委員長)飯村委員,後日報告するということでよろしいですか。 飯村委員)はい。 磯部委員長)ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に討論を行います。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第8号「平成17年度石岡市一般会計予算のうち当委員会の所管にかかわる部分」を採決いたします。 お諮りいたします。本案は原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 磯部委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,当委員会に付託された各議案のうち,予算関係議案の審査はすべて終了したわけでございますが,本案にかかわる委員長報告の取り扱いにつきましては委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 磯部委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本日の総務委員会閉会いたします。なお,12月15日の当委員会は,付託された各議案の審査を予定しておりますので,各委員にはよろしくお願いいたします。 長時間大変ご苦労さまでございました。 |