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磯部委員長)ただいまから総務委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配布しました協議案件書のとおりでございます。次に,本日説明員として出席した者は,お手元の出席者名簿のとおりでございます。それでは,これより審査に入ります。 まず始めに議案第22号「石岡市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。 総務部長)それでは,「石岡市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例を制定することについて,ご説明をいたします。今般,新市長が就任されまして,石岡市長職務執行者に係る条例の必要がなくなったため今回,廃止する条例を制定するものでございます。よろしくお願いいたします。 磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第22号「石岡市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。 本案を「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。次に議案第24号「石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。 執行部よりその内容について説明を求めます。 鈴木予防課長)議案第24号「石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて」ご説明を申し上げます。はじめに提案理由でございますが,消防法の改正に伴い,住宅用防災警報機又は,住宅用防災報知設備の設置を義務付けることについて,当該条例を改正するためということでありまして,今回の改正趣旨につきましては,全国の住宅火災による死者数が近年増加傾向に推移しており,特に平成15年度中の住宅火災による死者数は1,041人と,17年も1,000人を越えてしまい,昨年,平成16年中も引き続き1,000人を超えている状態が続いているということから,消防審議会の答申を踏まえまして,本来,自己責任の分野とされておりました一般住宅に対しまして,住宅用防災警報機等を設置し,住宅火災における就寝中の逃げ遅れによる死亡者を防ぐために,今回の消防関係法令の改正に至ったという経緯でありまして,それに伴いまして,市町村条例に委任する部分に対して,石岡市火災予防条例の改正を行うものでございます。改正要綱につきましては,第1項といたしまして,住宅の所有者又は占有者は,住宅に住宅用防災警報機等を設置し,及び維持しなければならないこととすること。第2項として,前項の住宅用防災警報機等の設置に係る当該条例の適用は,原則として新築住宅は,平成18年6月1日から,既存住宅は,平成23年6月1日からとすることということでありまして,既存の住宅に対しましても5年間の猶予をもって本改正条例を遡及して適用いたすものであります。内容につきましては,次の改正条文のとおりでございますので,ご審議のほどよろしくお願いいたします。 磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。 岡野委員)この報知器の設置に伴いまして,訪問販売等による高価なものを売りつけるというようなことも想定されると思うんですけれども,その辺の対策或いはこれからのPR等について,どういうお考えなのか。お尋ねをいたします。 鈴木予防課長)議員ご指摘のとおり,法律の施行前にもかかわらず,全国におきましては,悪質な訪問販売業者が出没しております。対策といたしましては,悪質訪問販売等が発生した場合の広報は下より,住宅火災警報機の設置義務となる・・・や本機はホームセンター等で購入ができ又,個人で容易に取り付けが可能であるといった内容につきまして,広報いしおか又,ホームページ・チラシ等によって,広く周知を図っていかなければならないというように考えております。 岡野委員)前に消火器の訪問販売がありまして,それでだいぶその被害というか。高価な消火器を買わされたという事例を前に聞いておりますので,十分にその辺の周知徹底をお願いしたいと思います。以上です。 磯部委員長)他に発言はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。 「なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第24号「石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。 本案を「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」呼ぶ者あり) 磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。 次に議案第31号「備品購入契約の締結について・消防ポンプ自動車購入」を議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。 山田総務課長)議案第31号「備品購入契約の締結について・消防ポンプ自動車購入」(第7分団・第10分団)の更新につきまして,提案理由,ご説明を申し上げたいと思います。この石岡市消防団7分団・10分団のこの2車両につきまして,7分団につきましては,昭和62年に配置された車両で,18年が経過しております。又,10分団につきましても昭和61年に配置されまして,19年という経過がされております。又,更新の理由といたしましては,車体の腐食,オイルの漏れ,エンジンパワーがだいぶ落ちてきまして,火災現場での水利からの揚水,それから現場での放水につきましても,本来の性能が十分に発揮できない状況でもございます。又,隊員が出場時に乗車する位置がドアがないキャブが1個しかありませんので,一般隊員は後ろに荷台の中乗り式という形で乗っておりますので,緊急走行時に危険であるというようなことで,更新の理由として上げさせていただきたいと思います。又,この事業につきましては,2台同時に1,000万円以上の条件の中で,国庫補助事業ということで進めて,今年度中に配備する,更新する予定でございます。以上ご審議の方よろしくお願いいたします。 磯部委員長)以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。 飯村委員)石岡市内には,だいぶ工業団地があるようですね。これらの工場といいますか,会社ですか。これらを払い下げて,自衛消防的にその防災活動したいというような,今までの経過又は,これから先,このような考えがあるかどうか。お聞きいたします。 比気消防長)ご答弁申し上げます。石岡市内では,元東日電線で自衛消防隊が設置されております。柏原工業団地内には,一定規模以上に該当する工場がないため,自衛消防隊は設置されておるところはありません。できれば自主的な自衛消防隊があれば,我々消防としても初期の消火等につきましては,助かるのではないかと思います。 飯村委員)自衛消防を設置する場合にはですね,規模等は関係ないでしょう。任意条項でしょう。規模等は関係あるんですか。例えば,従業員何名以上とか。そういう締め付けがないとしたらば,指導というか。そういうPRをする必要があるのかなと。これらのことについて,今まで,現在の企業と話し合った経過があるかどうか。お伺いいたします。 比気消防長)自衛消防の基準等が消防法にございます。ある一定の規模以上になりますと,企業等の例えば,代表する企業とかが自衛のために,消防車両を購入して専属の消防隊員とかガードマンの方が兼務しているという企業がございますが,教育とか訓練とかしなければなりませんので,できれば,大きい松下さんとか大きな企業等がございますので,自主的にやっていただければ,我々消防の方としても,この上ないことでございますので,後,小さい自主防災の会社内での通常の火災があった場合に,消防訓練等を行う計画書など各企業でつくっておりますので,そのようなことで年の内に2回ぐらいは訓練をしていただいております。例えば,避難訓練とか消火訓練とか,又,消防設備を利用した訓練も含めまして,そういう指導は我々消防の方でやっております。 飯村委員)私の考えと若干ずれがあるようなのですが,というのは,私は任意的に自衛消防を設置することはどうかな。やはり規模で締め付けをされているのは,義務行為であると思うんです。私は任意的にどうなんですか。と聞いているんです。だとすれば,任意でそれを設置が可能だとするならば,16・7年たった消防自動車であっても,非常に稼働率は低くかった訳ですね。だから,まだまだ使えると思うんです。この点,これから企業と話し合いをしていただきたいなと,このように考えております。要望で終わります。 磯部委員長)他に発言はございませんか。 菱沼委員)菱沼です。議案第31号「備品購入契約の締結について」の関連ですが,今後の更新に対して,どのようになっていくのか。お伺いをします。 田口消防次長)お答えいたします。今年は国庫補助がつきまして,2台を購入ということで今,契約締結についてを議題としてだしている訳ですが,18年度は,国庫補助が廃止になりました。それで県費の補助の方も今のところは,不透明というかたちでまだはっきり決まっておりません。旧石岡地区で5分団というところに,この車両と同じものがあります。これは,平成元年に設置したもので,その1台だけが旧乗車式といいまして,後ろに乗って交通事故等の危険性もあるということなので,1台だけを更新してその後,平成3年以降のものは,ダブルといいまして,ドアが4枚ついている中乗式となっておりますので,その後に,八郷地区と石岡地区を更新していくということで,補助関係がなくなりますので,1台ずつ更新とか,そういうかたちで16年ぐらいから18年ぐらいで更新をしていかなければならないのかなというような状況であります。以上でございます。 菱沼委員)そうしますと,財政も非常に厳しい状況にあるんですが,本来であれば本年度において,逆に来年から国庫補助的な部分がなくなるという部分であれば,あえて今回に導入をしなかったのはなぜなんでしょうか。 田口消防次長)お答えいたします。今年,2台分の補助の件も最初は,2月に補助申請をだしているんですが,1回不採用ということになりました。それで再度申請をしまして,2台採用となったと。これは,補助申請の規模が2,000万円以上ということで,議会ではだめということで,2台抱き合わせというかたちで申請してくださいとの県からの指導もありまして,このようなかたちとなっております。 菱沼委員)そうしますと,今回2台ということで,今後の部分において単純に計算しますと,今回2台で2,513万7千円という状況で,契約金額がなっている訳ですが,今後1台ずつという状況になってきますと,約1,300万からの金額になるのかなという感じがするんですが,財政が非常に厳しい状況になってくる中で,来年度は約1,300万を市単独で出さなくてはいけないとなってくると,非常に財源の観点から厳しいものがあるかなと思いまして,そういうことから2ヵ年の事業に渡っての事業でも考えた方がいいのではないかと私は思うのですが。その件についての見解をお伺いいたします。 田口消防次長)委員さんのご指摘のとおり,そういうかたちで今後はいかなければならないと思っております。実施計画の方にもそういうかたちで申請をしております。よろしくお願いいたします。 磯部委員長)他に発言はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第31号「備品購入契約の締結について・消防ポンプ自動車購入」を採決いたします。お諮りいたします。本案を「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。この際お諮りいたします。本日審査しました議案の審査報告につきましては,その作成・報告を委員長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。以上で付託されました議案の審査を終了いたします。次に,閉会中の継続調査の申し出につきましては,お手元に配布しましたとおり申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。次に,当委員会への報告事項として,消防長より発言を求められておりますので,これを許します。 比気消防長)この件につきましては,火災現場において11月13日にありました事故の件でございます。石岡消防署の1号車のタンク車で,消防車両の接触事故でございます。発生いたしましたのは,11月13日,石岡市石川地内の建物火災の時でございます。ちょうど消防車両が・・したところが,急勾配の坂道だったものですから,サイド・ブレーキをかけたが,あまかった為に3・4メートルバックしてしまって,たまたま火災を見に来ていた軽のワゴン車が止まっておりまして,その車の左側の側面に接触事故をおこしてしまったということでございます。相手方との示談につきましては,話し合いができておりまして,来週中に示談が決まるような経過になっております。この件につきまして,3月の議会に補正というかたちでださせていただきますので,よろしくお願いいたします。 事故につきましては,常々訓示等で交通事故について,消防団員や消防署の職員等につきましても指導をしておるところではありますが,このような不祥事がありましたこと,大変申し訳ございませんでした。 (暫時休憩) 磯部委員長)次に,その他として岡野委員より発言を求められておりますので,これを許します。 岡野委員)事務決裁規程の見直しについての提案をしたいと思います。この件につきましては,先の福祉委員会の中で谷島委員から提案があったと思うんですけれども,石岡の事務決裁規程につきましては,非常に煩雑であると。で,なかなか事務決裁が時間がかかると。一つの要因としまして,私が調べたところ,決裁の合議につきましては,管財課・財政課及び会計課合議ということで,合議の中に課内全員が合議のハンを押していくというような決裁規程になっております。水戸市・土浦市・つくば市の事務決裁規程を取り寄せまして,調べましたところ,この3市とも全て合議につきましては,課長の合議の決裁で処理をしているというようなことでございます。先ほど飯村委員の方からもありましたが,先決処分につきましても,多分,これは他の3市とも比べると非常に決裁権がないというか,少ないというか。そのような状況だと思いますので,是非ですね,事務決裁の見直し・簡素化をしていただきたいというようなことで,提案をしたいと思います。以上でございます。 磯部委員長)只今,岡野副委員長からご提案がありました,所謂責任と権限を明確にして,各担当所管に権限を与えて,組織機構の見直しをすべきではないかいうのが,副委員長の提案の趣旨かと思いますので,総務委員会としてもですね,只今提案ありましたことを部長の方も,担当所管の方にですね,ご協議をいただいて対応を図っていただきたいと思っております。それでは,執行部におかれましてはご苦労様でございました。ご退席いただいて結構です。 (暫時休憩) 磯部委員長)次に,当委員会の管外調査についてを議題といたします。まず初めに事務局より日程等について説明させます。 事務局・松崎課長)それでは,当委員会の管外調査の日程等についてご説明いたします。お手元の資料をご覧頂きたいと思います。まず日程でございますが,来年の1月25日水曜日から27日金曜日までの3日間でございます。次に調査事項でございますが,1つ目としまして鳥取県米子市の先進事例でございます。ここでは,市税等の収納率向上の方策を講じている事例でございます。2つ目としまして島根県松江市の先進事例でございます。ここでは,職員の人事評価の先進事例について調査する予定でございます。以上でございます。 磯部委員長)ただいま事務局に説明させましたが,ご意見等ございましたらお伺いしたいと思います。 飯村委員)25日の米子市の収納率は何パーセントになっているのか。併せて,市単独による差し押さえの経過があるのかどうか。時効中断の条件について。滞納整理の体制等についての質問内容を研修先の方へ前もって送付しておいてもらいたい。 磯部委員長)その他,ございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)それでは,ただいま事務局に説明させましたとおり管外調査を実施することといたし,詳細につきましては,委員長にご一任いただきたいと思います。また,委員長において,委員会条例第32条の規定に基づく委員派遣承認要求を行い,当該管外調査の充実を図るために執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。次に,その他の件で何かございましたらお願いいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 磯部委員長)ないようですので,以上で総務委員会を閉会いたします。ご苦労様でした。 |