第７回委員会　（３月１７日）
出席委員	前島孝元委員長，鈴木米造副委員長，小泉彰委員，入江貞一委員，山口晟委員，岡﨑忠委員，櫻井信幸委員
市執行部	都市建設部長（吉川安延），参事兼都市計画課長（藤枝利明），都市整備課長（鈴木信充），下水道課長（上曽茂昭），建築住宅指導課長（富田雅博），道路管理課長（桜井正夫），道路建設課長（羽成善信），八郷総合支所建設課長（雨貝和男），八郷総合支所下水道課長補佐（渡辺利生雄）
議会事務局	議事法制課係長（武石誠）

前島委員長）ただ今から都市建設委員会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。
　本日の議題は，議案第１号「平成１８年度石岡市一般会計予算」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第５号「平成１８年度石岡市下水道事業特別会計予算」，議案第６号「平成１８年度石岡市駐車場特別会計予算」，議案第８号「平成１８年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算」。以上であります。
　なお，一般会計予算における当委員会の審査範囲は，お手元に配付いたしました審査区分表のとおりであります。
　また，過日の委員会で資料の提出を求めておりました「合併特例債で整備を実施する各路線のタイム・スケジュール」については，お手元に配付いたしましたとおり提出されておりますので，ご査収願います。
　次に，付託案件の説明のため，本日，委員長において出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。
　これより議事に入ります。議案第１号「平成１８年度石岡市一般会計予算」のうち，当委員会の所管にかかる部分，議案第５号「平成１８年度石岡市下水道事業特別会計予算」，議案第６号「平成１８年度石岡市駐車場特別会計予算」，議案第８号「平成１８年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算」の計４件を一括して議題といたします。
　なお，あらかじめ申しあげます。
　各会計予算案に対する討論及び採決は，条例改正案との関係がございますので，２２日の議案審査の日に併せて行いたいと思います。
　委員各位にはよろしくご承知くださいますようお願い申しあげます。
　それでは初めに，執行部から各会計予算の概要について説明を求めます。

都市建設部長）最初に私の方から一つだけご説明いたします。と申しますのは一般質問でも質問がございました追加インターチェンジ調査委託料の１，６００万円の件でございます。この計上に当たりましては，委員会に事前に詳細についてご説明することなく，新規事業であり，非常に多額の予算を計上したわけでございます。今後，こういうことの無いようにいたしますので，ご了承いただきたいと思います。十分，新規事業あるいは多額の金額の計上につきましては，事前にご相談していくことにいたしますので，非常に申し訳なかったんですが，ご了承いただきたいと思います。若干でございますが，追加インターチェンジのその後の状況についてご説明申しあげます。１，６００万円の具体的な調査事項につきましては，一般質問の答弁の中でも申しあげたとおりでございます。インターチェンジの必要性の分析とか，利用圏域の現状，あるいは将来計画の整備，地元のインターチェンジに関する陳情とか要望等の整備，あるいは交通量の把握等を行っていきたいと思います。それから要望活動を今後実施していくための種々の資料の作成もその中でしてまいりたいと思います。
　インターチェンジの現状でございますが，国は日本の高速道路におけるインターチェンジ間を１つの自治体に１か所，あるいはヨーロッパ並に５キロメートルに１か所程度設けていきたいという考えをもっております。そういう流れの中で，高速道路のサービスエリアや高速バス停などを利用したスマート・インターチェンジの社会実験を実施しております。近くでは友部サービスエリアを利用したスマート・インターも実験が開始されております。さらに国道１２３号，水戸でございますが，交差部にもETC専用のインターチェンジの設置を予定しているということを伺っております。県は昨年，常磐自動車道全域にわたり，新たなインターチェンジの設置可能地の適地調査を実施しており，石岡市内の主要幹線道路との交差部がその適地の１つであるとしています。これまで，仮称でございますが，石岡インターチェンジにつきましては旧石岡市議会の一般質問の中でも取り上げられております。合併に伴う新市建設計画の中にもその位置づけがされております。国におきましては，過日，昨日でございますが，追加・活性化インターチェンジの実施要綱の，道路局長名で知事宛に，ようやく要綱が，引き続き新しい会社に引き継がれるということで，要綱が定められてきました。待ちに待ったものが出てきました。それで今後，いま実験してるスマート・インターの扱いとか，そういったことの制度化が今後されていくと思っております。負担につきましては従来どおり，国が行ったとおり，高速道路の区域内は新しい会社が持つと。それに接続する市道あるいは料金所までは市が，要望する自治体が負担するというような区分になっておるようでございます。詳細につきましては，もう少し情報の把握に努めてまいりたいと思っております。それから，過日情報が入りまして，小美玉市におきましては，新市が合併してすぐに，新しい市長が決まってからだと思うんですが，すぐに知事陳情を予定しているそうでございます。その前にも，２月中に美野里の町長，玉里の村長，小川の町長が知事に会いまして，合併支援の県事業の支援をいただくために行ったそうでございます。その際に，インターチェンジの必要性を美野里町長が知事に申しあげたということの情報が伝わっております。それに向けて美野里町はすでに道路整備に入ってるというようなことを言ったそうでございます。これはあくまで情報でございますので。ただ，知事の耳に入ってしまったと。石岡が旧年度中に知事にお伺いして，市長が直接，「インターチェンジに石岡を是非選んでいただきたい」というような要望を申しあげておったんですが，その時点では「まだ石岡しか来ていない」と。「美野里は来てませんよ」ということだったんですが，確実に百里の玄関口としてインターチェンジを造っていくという美野里の方針が示されております。是非とも私どもといたしても情報を知り，遺漏のないように陳情，あるいは都市建設委員会の皆様方にもご足労かけるかと思いますが，知事陳情あるいは国あるいは高速道路株式会社，そこへの陳情要望へも一緒に行って応援をしていただくというようなことにもなってまいるかと思いますが，ひとつよろしくお願いいたします。
　今回の計上に当たりまして，十分なご相談もいたしませんで，本当に申し訳なく思っております。申し訳ございませんでした。

道路管理課長）道路管理課の桜井です。ご苦労様です。それでは土木費のうちの道路管理事務費，予算書で行きますと１６８～１６９ページなんですが，職員の人件費につきましては記載のとおりでございます。その下に道路管理事務費というのが，こちらの予算書と両方にあると思います。これで説明させていただきますが，適正な指導管理を行うために要する経費ということで，道路の賠償責任保険ということで，事故が起きた場合の保険料を計上しております。９７万円で，石岡地区が３３万７，０００円，八郷地区が６３万３，０００円。それのほか八郷に林道が何本かあるんですが，それについては経済部の方の予算でとってあります。次に道路台帳の補正委託料。これが１，１２４万５，０００円。石岡と八郷の両方合わせたものでございます。その他の石杭であるとか，水質調査の委託料，測量の委託料等を計上してございます。
　次に予算書の１７０～１７１ページになります。道路橋りょう費のうちの，道路一般事務費の中でご説明させていただきますが，１１番から電気料，水道料，郵便料とかありますが，これは東地中にございます資材置き場に係る経費でございます。それから１４番に借地料がございますが，これは水路等の借り上げに対する借地料でございます。なお１９番から２６番までにつきましては，各種の負担金を計上してあります。続きまして，１７０～１７１ページに道路維持経費というのがございます。一番下になりますが，謝礼金というのは八郷における草刈りをやっていただいたときの集落に対する謝礼金でございます。
　次のページで，使用料及び賃借料の電気料でございますが，これは５２２万４，０００円を計上してございますが，これはボックスあるいは街路灯の電気料でございます。特に大きいので申しますと，南台であるとか，今回認定をいただきたく提出してございます八郷のパセオ・バルケ。そういう所の電気代でございます。それから１３番の排水機場の管理委託料でございますが，高浜に２か所ほどございます。これの管理を委託しているものでございます。それから１３番，除草とせん定の委託料。これは石岡市における除草・せん定，特に南台，旭台とかに街路樹等がございますので，それに対する費用を委託料として計上してござます。それから１５番の道路等補修工事でございますが，これにつきましては八郷と両方合わせたものでございまして，特に合材の補修であるとか，土留め工事であるとか，そういう形で計上させていただきました。概ね，按分しますと八郷地区４，０００万円，石岡地区２，７６０万円。そういう形で見ております。
　続いて１５番の交通安全対策工事ですが，建設の方でも出ておりますが，ここで上げさせていだきました交通安全対策工事っていうのは，安全施設の補修もありますけども，特にこの前部長から説明あったかと思いますけど，交差点部分の対策ですね。これについてということで，特別に計上させていただきました。次の後退用地については，私の方じゃなくて住宅関係の方のセットバックですね。これに対する舗装工事代をこちらの費用で見てるということでございます。１６番の工事用材でございますが，旧八郷町で行っておりましたいわゆる集落単位によるコンクリート舗装。これの材料代ということで２，１６０万円を計上しております。
　次の補修用材は，石岡と八郷の砕石であるとか合材であるとか，そういう費用を計上しているものでございます。概要ですけれども，以上でございます。

建築住宅指導課長）続いて建築住宅指導課関係をご説明申しあげます。石岡市の１８年度の予算書の方ではなくて，１８年度における主要施策概要，こちらの方で説明でもよろしいでしょうか。

前島委員長）こちら持ってますか，皆さん。できれば予算書でやってもらいたいんですよね。こちらはあくまでも抜粋だからね。主要事業になってますんで。

建築住宅指導課長）それでは予算書の５９ページになります。使用料及び手数料のところで，節の３番，住宅使用料。これは市営住宅の使用料，現年度分及び過年度分。それから市営住宅に併設してます駐車場の使用料，現年と過年度分を歳入として見込んだものでございます。
　次に６３ページになります。６３ぺージの中ほどのところに土木費国庫補助金で住宅費補助金，説明の項目では木造住宅耐震診断士派遣補助金。これは木造住宅の耐震診断事業を１８年度から実施するに当たり，国から事業費の２分の１の補助を受けるものでございます。
　同じく，６７ページになります。上の方の欄の中に今度，県費の補助金が同じ項目で４分の１。３７万５，０００円。国から５０パーセント，県から２５パーセントの補助をいただいて，市が２５パーセントを補助をして事業を行うものです。同じ６７ページの中の方の枠の中に建築確認の事務取扱委託金として，県の方から委託金が１，０００円入ることで計上してございます。
　次に，７５ページになります。上の表の中ほどに，市営住宅浄化槽管理料を歳入として計上してございます。以上が歳入の部分で，次に歳出になります。
　歳出の方は，１６９ページになります。下の方に，建築指導事業費。この中で主なものとしましては，狭あい道路の拡幅整備促進補助金６００万円。狭あい道路分筆補助金７００万円を計上してございます。
　その次の下のところに木造住宅耐震診断士派遣事業ということで，先ほどの，国の５０パーセント，県の２５パーセント，そして市の補助金２５パーセント合わせて１５０万円にして事業を実施するものでございます。
　次にページ１７５ページになります。上の表の中で，中ほどに狭あい道路整備事業がございます。これはセットバックした用地を購入する費用を計上してございます。
　次に１８１ページになります。下の大きな枠の中なんですけども，市営住宅を管理するための管理費用を計上してございます。この中で，１８３ページの方になりますけども，平成１８年度におきまして，池の台団地と自由ヶ丘団地，こちらの受水槽のポンプ交換のために２６７万円７，０００円を，昨年より金額の大きなものとして計上してございます。
　以上が建築住宅関係の主なものでございます。

道路建設課長）道路建設課の方よりご説明申しあげます。まず初めに歳入でございます。予算書のページ，６２～６３ページでございます。６２ページの方の国庫支出金，４番の土木費国庫支出金，そしてその土木費国庫支出金の６３ページでは道路橋りょう費補助金です。収入として５，６９０万円を予定しております。補助率は１０分の５．５でございます。場所としては，粟田橋に向かう染谷地内の道路と，それから上曽トンネルに向かう取り付け部分でございます。
　それから次に，７４～７５ページでございます。これは起債の分でございます。土木債，臨時地方道整備事業債として３億６，３１０万円。これは９５パーセントの起債率でございます。
それから市道整備事業債。これは９０パーセントの起債です。それから排水路整備事業債は７５パーセントです。市道整備事業債と臨時地方道整備事業の違いなんですが，市道整備事業債については国庫補助金で行われる上曽トンネルの手前の事業の残り，国庫補助金１０分の５．５の残りについて起債が行われております。
　次に歳出に参ります。桜井課長の方から説明がありましたが，ひとつ，ちょっとダブって私の方から説明しますが，１７１ページの道路一般事務費の一番最後の，粟田橋改築のための寄附金でございます。これは平成１６年度より行われております。粟田橋改築に際しては，私どもとかすみがうら市，当時の千代田町でございますが，一緒に粟田橋の改築を県の方にお願いしておりました。また，染谷側は風土記の丘，龍神の森などがあり，私どもでも当然一緒にお願いしていることがあって，寄附するものです。いま現在，粟田橋については，１６年度から施行がされ，上部構まで１９年度に終わる予定でございます。２０年度までには既存の橋の撤去が行われます。これが２，０００万円です。
　次に，１７３ページの道路新設改良費の中の国庫補助道路改良事業については，染谷地内の市道０１０１号線，粟田橋に行く道路でございます。石岡市のB&Gから粟田橋に向かって６００メートルのうち，１７年度に３６０メートルを施工しております。１８年度は残りの２４０メートルを予定しております。
　それから市道Ｂ３７５５号線の整備委託料でございますが，これは上曽地内のトンネルに向かう取り付け部分でございます。これについては茨城県への委託という形で行っております。用地買収，それから一部路体の盛土を予定しております。
　それから次に，臨時地方道整備事業３億８，７５０万円でございますが，６路線を予定しております。恋瀬川左岸堤の高浜地内，北根本地内，それから大砂地内，碁石沢地内，それから林でございます。それから真家地区でございます。林地区については，仮称ではありますが飯塚山崎線ということでございます。それから真家地区においては仮称で岩間八郷線でございます。これが起債の道路ということになります。
　次に一般市道整備事業でございますが，一般市道整備事業は，主に市民からの要望が多い排水整備や舗装整備を重点として行っております。
　１７５ページで，市道整備工事としては２億９，８１２万５，０００円でございます。それから用地購入費が４，１００万円。それから立木等の補償が６２２万円。工作物の補償が１，１４０万円計上しております。
　それから次の交通安全施設整備事業でございますが，これについては一般に歩行者や自転車などの交通弱者の安全を守るための工事費を盛り込んでおります。ガードレールの設置や転落防止柵の設置，区画線の書き直しとか，そういったものを行っております。それで主なものとして今年は，三村地内の歩道の設置も予定しております。
　次に排水路整備事業でございます。排水路整備は，雨水の被害を防止するための事業となっております。あとは，道路の下流の排水路なども含みます。１８年度は三村地区，貝地二丁目，田崎，十三塚，吉生を行う予定でおります。
　以上，私の方からは，主な事業としては以上でございます。

参事兼都市計画課長）都市計画課の方から，１８年度の予算の主なものについて説明いたします。まず歳入の方なんですが，まず予算書の５９ページ。真ん中あたりなんですが，都市計画使用料，駐車場使用料４０９万９，０００円。これはステーションパークと駅東駐車場の使用料金を見込んでおります。
　次に都市公園使用料。これは都市公園を占用したときの占用料でございまして，２万５，０００円を計上しております。
　続きまして，予算書６１ページの屋外広告物許可申請手数料。これは屋外に広告物等を表示するときの許可手数料でございまして，５０万円。
　次に開発許可申請手数料３０万円でございますが，これは県のまちづくり特例市の制度に拠りまして，平成１８年１０月から都市計画法２９条の開発許可等を市の事務として取り扱うため，新たに市として手数料を定めたものでございます。
　次に，開発登録簿写し交付手数料３，０００円。次に，優良宅地造成認定申請手数料の１，０００円を計上してます。
　次に６７ページの都市計画費補助金。ページの上段の方になりますが，都市計画基礎調査交付金。これは歳出の方で説明いたしますが，それの県からの補助ということで，２分の１の８００万円が見込まれております。
　次に７５ページの上段の真ん中付近なんですが，地図及び図面代３８万円。これは都市計画課の方で白図とか用途図を販売している図面代でございます。
　以上が歳入見込みでございます。
　続きまして歳出の方でございますが，予算書の方で言いますとページ数が１７６ページになります。それから主要事業の施策概要の方で申しますと１６ページになります。
　まず初めに都市計画一般経費３，２２６万４，０００円でございますが，その内訳として都市計画道路見直し検討委託料１，０００万円でございます。今年度茨城県が策定する，仮称でございますけれども茨城県都市計画道路再検討指針に基づきまして，石岡都市計画区域内の都市計画道路について検証を行い，存続，変更，廃止の方向性を検討するための調査委託料でございます。
　次に都市計画図面修正業務委託料３００万円でございますが，合併に伴いまして統合した新石岡市の全図を作成するものでございます。種類は３０，０００分の１と５０，０００万分の１を予定しております。
　次に都市計画基礎調査業務委託料１，６００万円でございますが，これは歳入のところで８００万円県の補助が入ると言った業務委託料での中で，委託するものでございます。都市計画基礎調査は，都市計画法の第６条の規定により概ね５年ごとに実施するもので，人口，産業，住宅，土地利用，建物，都市施設などの都市の現状と都市化の動向等についてデータを収集するものでございます。
　次に，まちづくりワークショップ業務委託料１２０万円でございますが，平成１８年度よりまちづくり交付金事業を活用し，上池公園の整備を行う予定ですので，基本設計の前段としてワークショップ等を実施し，広く住民の意見などを採り入れながら策定するものでございます。
　次に特別会計繰出金。１億３，１８７万７，０００円でございますが，これは石岡駅東土地区画整理事業特別会計への繰出金でございます。
　次に都市計画審議会経費。予算額３４万１，０００円ですが，これは石岡市都市計画審議会条例に基づき，市長の諮問に対し，都市計画に関する事項を調査・審議し，各種都市計画に関する事項について検討するための経費で，１８年度は３回の開催を予定しております。
　次に宅地開発指導経費。予算額４７万４，０００円。これは，まちづくり特例市の事務権限委譲によりまして，宅地開発等についての指導・審査を行うための経費でございます。
　次に都市計画一般経費，予算額１１６万円。その主なものとしまして，かすみがうら市と石岡市で構成しております恋瀬川ロードパーク管理運営協議会への負担金として１００万円を支出するものです。その他１６万円については消耗品等でございます。
　次に，道路特別対策事業１，６０６万４，０００円。これは先ほど部長の方から説明のあった仮称石岡インターチェンジの調査委託料１，６００万円を計上しております。
　次に国道６号バイパス建設促進事業。予算額５３万７，０００円。これは，国道６号バイパスの整備の早期実現に要する支援経費で，同盟会への４３万１，０００円の負担でございます。その他の１０万６，０００円については消耗品等でございます。
　次に１７８ページでございます。百里関連道路対策事業。予算額１１万円。これは百里飛行場民間共用化空港の具体化に伴い，アクセス道路等の整備促進を図るため，調査及び国・県などの関係機関への要望，支援を行うための経費でございます。その百里飛行場関連道路促進協議会への負担金としての１０万円でございます。
　次に，石岡駅周辺整備事業。予算額５４９万７，０００円。主なものといたしまして，石岡駅の人道跨線橋の利便性向上を図るため，構造，強度等の調査委託料としての５４０万円です。以上です。
　
都市整備課長）私からは都市整備の関連の業務についてご説明申しあげます。まず歳入の方でございます。まず６３ページの方になります。都市計画費の補助金でございます。まちづくり交付金５，０００万円。これはまちづくり交付金に対する事業の約４割についての補助金でございます。歳出の方でもう一度詳しく説明させていただきたいと思います。
　それから次に，７５ページの方になりますが，同じくまちづくり交付金事業債というもので，地方債が４，７７０万円，市の方の収入としてあげられるものがございます。
　それでは歳出の方についてご説明申しあげます。１７９ページ。合併市町村の幹線道路緊急整備支援事業としまして３，０５０万円の計上をお願いいたしております。
　これは新市建設計画に基づきまして，合併特例債事業の道路整備計画を推進するために行うものでありまして，貝地高浜線，村上六軒線，神林上曽線，美野里八郷線の地形・路線及び用地の測量・調査などを行っていくものでございます。先ほど，お手元の方にその整備の計画の概要が示されてると思います。貝地高浜線は長さで１，３００メートルございまして，幅が１７メートル。村上六軒線が２５０メートル，幅で１７メートル。神林上曽線が同じく３５００メートル，美野里八郷線の方が約４，０００メートルとなっております。本年度は事業説明会を４路線について行いまして，具体的には貝地高浜線や神林上曽線の方に測量・調査などをかけていきたいというふうに考えております。それから，そこの主要事業の説明の方で１６ページの方になりますが，合併支援対策道路地元説明会経費と。５０万円というふうに出ております。これはこちらの３，０００万円を除いた旅費や文具・消耗品代，食糧費，印刷製本等でございまして，説明会にかかる経費を計上させていただいております。
　それから道路整備事業の単独事業の方でございます。主な経費といたしましては借地料になっております。都市計画道路の４路線の法敷きを借りております。約２，８９８平方メートルの用地をお借りしておりまして，これは法敷きの部分を利用したいと仰るときに，それをくっつけますと利用ができますので，当面の間は市の方が借りているということになっております。　それから公園の維持管理経費の方でございます。公園の維持管理経費の方でございますけれども，大きいものといたしましては上池公園の整備が入っております。これは説明の方の１６ページを見ていただきますと，上池公園の用地購入費７，９００万円，測量委託料１７０万円，不動産鑑定の３０万円ほか，というふうに表示されているものでございます。上池公園につきましては，平成１８年度よりまちづくり交付金事業を活用いたしまして整備をしたいと思っております。もともと上池公園につきましては，昭和３５年に都市計画決定されておりまして，当時，石岡市で一番最初に都市計画決定した公園としての機能を有しておりました。しかしその後，市民プールなどに転用いたしまして，一時，都市計画公園を休止しておりました。それをこの度，都市計画公園として再整備するということでございます。用地購入７，９００万円のうち，国からです，溜め池部分４，２００平方メートルほど，それから白地部分がございまして，その面積は定かではございませんが，約４７０平方メートルぐらいございます。それを足しますと０．７ヘクタールほどを購入するというような形になります。それの３分の２。国の貸し付け基準の方が変わりまして，都市公園等に従来は無償で敷地を貸していたんですけども，昭和５６年以降有料という形で３分の２購入３分の１無償というふうな形に変わっております。そのため，その３分の２の方を購入，３分の１の方を無償借地で行きたいというふうに考えております。それからそこの中の測量委託，上池公園の整備をするための用地・境界の測量と境界確認，面積計算をするための委託料１７０万円を計上しております。
　それから不動産鑑定の委託でございますけども，国有財産であるため，まず市の方が不動産鑑定をして単価を決めて持ってこい，というような形でございますので，不動産鑑定の方をかけていきたいと。その他のことでございますけれども，維持管理清掃業務として２，０２２万７，０００円ございます。これは市内１８か所の都市公園と１３か所の緑地等の定期的な清掃，施設の点検，補修，樹木のせん定等に要する経費でございます。
　それから次に駐車場特別会計に行きます。駐車場特別会計は予算書で行きますと３３７ページからになっております。収入の部が使用料金２，６００万２，０００円。繰越金１，諸収入１と。合計で２，６００万４，０００円の収入を見込んでおります。
　歳出の方ですけれども，駐車場の管理料金５２８万７，０００円を見ています。それから諸支出金２，０３１万７，０００円については，駐車場の方の利益を一般会計の方に繰り出すための費用でございます。
　駐車場そのものの業務でございますけれども，石岡市の市営駐車場は定期駐車で定額で５，２５０円。これが１１０台分ございます。それから一般駐車。１時間２００円。１時間増すごとに１００円ということで，最大１，２００円となっておりまして，一般駐車の数でございますけれども，１６９台となっております。このうち，稼動は約３割強，５分ぐらいの稼動になっておりますので，今後収入の方は検討していかなければいけないなと。料金等の方については検討していかなければならないと考えております。
　それから駐車場の具体的な歳出の方でございますけれども，５２８万７，０００円のうち，大きいのが駐車場の管理委託，シルバー人材センターの方に時間でお願いしている分でございます。そのほかといたしましては，施設の修繕費，それから駐車場の機械の変更工事費等がございます。
　それから次に，駅東区画整理事業の方に。駅東区画整理事業は３５３ページからになっております。駅東区画整理事業につきましては，地区内が１１．４ヘクタールございまして，区画整理事業を行う特別会計という形で今回計上させていただいております。この区画整理事業につきましては昭和６１年より事業を開始しておりまして，平均減歩率が２７．１１パーセントと。土地所有者につきましては１１２名。戸数で７４戸ございました。平成２０年には事業を終了する予定で進めております。本年度お願いいたしましている収入の方でございますけれども，収入の方につきましては保留地処分金を１，９３５万円見込んでおります。それから繰入金を１億３，１８７万７，０００円見込んでおります。
　支出の方でございますけれども，大きなものといたしましては事業費の方でございますけれども，換地計画の委託料がございます。１，８００万円。これは，主たる業務は清算・換地計画書の作成でございます。出来形確認測量成果を受け，計画値と確定値の誤差を算定する業務でございます。また換地計画書でございますけれども，換地計画の認可に必要となる県への提出書類などを作成する費用でございます。
　あと，そのほか道路改良・公園整備の実施計画の委託とございます。これは区画街路の水道設計に関す費用。これ実施設計委託７４０万円の内訳でございます。いま言っております。それから街区公園の２か所の公園設計に関する費用でございます。それから街路造成等工事７，０００万円の内訳でございますけれども，区画街路２本，宅地造成約１，６００平方メートル，それから公園の整備工事，第１公園，第２公園と合わせて３，０００万円ぐらい。合わせて７，０００万円というふうな形で街路築造等工事を計上させていただいております。
　その他，給水工事の負担金，工作物の補償，家屋の補償等について計上させていただいております。
　それから先ほどまちづくり交付金事業のことで，あとで，ということで出た件なんですけども，本年度，まちづくり交付金事業の国への申請を行う予定になっております。これは５年間で行う事業でございまして，中心市街地を中心にしました区域を設定いたしまして，５年間で整備を進めていくと。事業の内容でございますけれども，基幹事業と提案事業の２つに分かれております。基幹事業っていうのは従来国土交通省で実施いたしました道路，公園等がございます。それから提案事業の中にはソフト事業が主なものとして入っております。本年度要求してますので，基幹事業とましては歴史の道整備事業。５年間で１億１，５００万円。上池公園整備事業。５年間で１億９，７００万円。これが基幹事業でございます。
　提案事業としまして，消防倉庫の整備事業，これが３，５００万円。それからTMOデマンド交通システムの運行事業。これも中心市街地への運行ということを理由に，国の補助の対象としていただいております。ただし全額じゃなく，２，０００万円を見ておりますので，５年間で１億円を見ております。それからまちづくりワークショップ事業。これについても５年間で５００万円を提案事業として見込んでおります。合わせまして，５年間で４億５，２００万円。交付金でございますけれども１億７，９００万円の交付金を見込んでおります。
　ちなみに今年度の道整備の方は２，５００万円，Ａ１１９３号線を見ております。また，上池公園整備では８，１００万円。TMOデマンド交通システム，これで２，０００万円。まちづくりワークショップで１００万円という形で１億２，７００万円で国の方には申請してございます。交付される金額は５，０００万円程度という形で，先ほど申しました収入の方の５，０００万円でございます。またこの事業には，その基幹事業分の残り部分について地方債が充当することができます。その充当された地方債が，先ほど申しました４，７７０万円が地方債の充当になります。またこの地方債につきましては，交付税措置が１０パーセントございまして，事業＊＊＊＊の中に元利償還金が組み込まれるというような事情でございます。
　以上でございます。

下水道課長）私の方からは，下水道事業特別会計の概要についてお話ししたいと思います。予算書の中の３１１ページでございます。その中で，歳入歳出合わせて３２億円の予算を計上しております。前年度の比較として９億９，１６１万６，０００円ということで，歳入合計の中でなっているわけなんですが，これにつきましては合併時の石岡市の予算に合わせて，中での差し引きで９億９，１６１万６，０００円の増額になってるわけなんですが，合併前の１７年度石岡市・八郷町の予算を合わせて比較しますと，約３億９，９５０万円の増となっております。
　まず３１４ページの歳入の説明なんですが，受益者負担金ということで，説明の方で，節ということで，流域関連公共下水道事業負担金，公共下水道事業負担金ということで，１，２として表されているわけなんですが，流域関連公共下水道事業負担金につきましては旧石岡市地区の負担金でございます。公共下水道事業負担金につきましては旧八郷町地区の負担金ということで計上しております。そういうことで，受益者負担金につきましては，１億４，８８６万３，０００円ということで計上してます。２番目の下水道使用料なんですが，また同じく節におきまして，流域関連公共下水道使用料，２番として公共下水道使用料ということで，歳入歳出関係もそうなんですが，旧石岡市と旧八郷町ということで，１，２ということで分けて計上されております。
　下水道使用料につきましては，下水道の単純な使用料となっております。あとは，２の使用料及び手数料としまして，下水道手数料としましては，受益者負担金関係の督促手数料と，排水設備指定工事店に対する指定交付手数料として６万６，０００円を計上しております。３の国庫支出金としまして，流域関連公共下水道の中では２億円，公共下水道事業の中では３億１，０００万円を予定しております。１の流域関連につきましては，事業費に対して２分の１の補助ですので，事業費はあとでご説明いたしますが，４億円を予定しております。
　次に公共下水道事業の方ですが，こちらにつきましては旧八郷地区でございますが，ポンプ上の補助ということもありますので，３億１，０００万円の補助ということでございます。事業費については６億２，０００万円ということになります。
　４番目の県支出金でございますが，これにつきましても，流域関連公共下水道ということで，１，８８０万円を予定しているわけなんですが，これにつきましては茨城県からの補助ということで，市で行う，先ほど説明した国庫支出金を伴わない整備事業について補助がなされているものでございます。
　繰入金でございますが，繰入金につきましては１２億５，２６９万３，０００円を予定しております。こちらにつきましては，都市計画費の都市計画総務費の方より繰り入れをお願いしているところでございます。
　繰越金につきましては，前年度繰越金として１，０００円を計上しているところでございます。
　７番として雑入として２，４９０万２，０００円ということで，節の中で消費税還付金としまして２，４７９万円を予定しております。これにつきましては，いま現在，工事が消費税をもらっている，使用料で消費税をもらっているわけなんですが，それを上回っているということで，工事が上回っているということで，還付がなされるということでございます。あと雑入の中の１１万２，０００円につきましては，下水道の計画図代と電算処理負担金。この電算処理負担金といいますのは，うちの方で使用料の計算をしているわけなんですが，経済部関連で農村環境課における農集排の使用料についても使用料の算出量が少ないということで，下水道課の方で計算しまして，そちらにつきまして経済部の方より負担をしてもらっているということでございます。
　あと下水道債につきましては，流域関連公共下水道で４億６，０４０万円，公共下水道事業債としまして２億９，３９０万円。流域下水道事業債として１，２７０万円を予定して，合わせまして７億６，７００万円を起債で借り入れを計画しているところでございます。
　歳出の中の概要でございますが，こちらにつきましては下水道総務費の中で，説明の中で職員人件費，流域関連公共下水道一般管理運営経費，公共下水道一般管理運営経費ということで，こちらにつきましても下水道総務費の中で，経費につきまして流域と公共下水道ということで，旧石岡市分と旧八郷町分を分けた形の中で計上しております。流域関連が旧石岡市，公共下水道と記入されてるところが八郷町ということで，ご了承願いたいんですが，主な事業としましては流域関連公共下水道整備事業費として３２２ページの中で，流域関連公共下水道整備事業補助ということで３億４，５４９万５，０００円という中で，設計委託，管渠埋設工事をあげてるわけなんですが，こちらにつきましては整備個所としましては，府中四丁目，北府中一丁目・三丁目，鹿の子一丁目・二丁目，若松二丁目地内で，工事延長としまして２，５７０メートル，整備面積としまして１６ヘクタール。委託場所としましては北府中，若宮地区の一部ということで，工事を予定しているものでございます。
　次に流域関連公共下水道整備事業（補助・雨水）ということでなってるわけなんですが，こちらにつきましては１５番で雨水幹線整備工事ということで計上してるわけなんですが５，０００万円を。こちらにつきましては，いま現在，山王川を石岡市の雨水幹線として下水道で取り上げてるわけなんですが，こちらにつきまして整備個所としましてはスポーツプラザ山新の前を工事延長約５０メートルを予定しているところでございます。
　次に流域関連公共下水道（単独）ということになってるわけなんですが，その中で，１３番の設計委託料３，０００万円。あと１５番で管渠埋設工事１億３００万円ということで計上しているわけなんですが，こちらにつきましては整備個所として，同じような国補と付随して整備するというようなことで，同じような個所になるわけなんですが，府中四丁目，北府中一丁目・三丁目，鹿の子一丁目・二丁目，若松二丁目地内，約２，１００メートルくらいを予定しているところでございます。
　あと次に流域関連公共下水道整備事業（単独・雨水）ということで１億４，６３３万円ということで計上しているわけなんですが，こちらにつきましては雨水幹線整備事業としまして５，５００万円を計上しております。こちらにつきましては茨城県で行います石岡二高下の県道小塙線の山王川が横断する部分の横断暗渠の敷設工事でございます。
　次に，調整池整備工事としまして，その脇に石岡市の雨水事業としまして調整池の整備工事としまして事業を進めているわけなんですが，こちらの工事費として７，０００万円を計上しているところでございます。
　
〔「調整池の場所はどこだ」と呼ぶ者あり〕
　
下水道課長）失礼しました。同じ個所ということで，そこに隣接した個所でございます。位置としましては，ちょうど石岡二高の方より工業団地へ向かいまして，ちょうど山王川を跨いだところの左側ですか。西部といいますか，そちらでございます。失礼しました。
　あとにつきましては，公共下水道ということで，旧八郷町地区でございますので，八郷の支所の方より。

八郷総合支所下水道課長補佐）それでは続きまして，３２４～３２５ページにかけて，公共下水道整備事業ということで，ご説明いたします。公共下水道整備事業ということで，旧八郷町の分ということで，６億８，０７１万円計上させていただきました。内容といたしましては，職員人件費，下水道職員４名分で２，８４７万９，０００円でございます。その下の公共下水道整備事業（補助）２億２２３万１，０００円を計上させていただいておりますが，これの主なものといたしましては，国補事業対象分としての管渠工事の経費でございます。地区名については小幡地区，吉生地区，下林，山崎，高友地内の管渠工事，約１，８５０メートルの管渠埋設工事と併せまして，八重，長堀地区の設計測量委託２，７００メートルが主なものでございます。続きまして公共下水道整備事業（補助・処理場）ということで３億７，３５０万円を計上させていただいております。これにつきましては，現在，平成１４年１０月から八郷町の水処理センター，１系列が稼動して処理を行っているわけでございますが，平成２０年度に第１系列のみでは処理しきれない水量が見込まれますので，平成１８年度から１９年度の２か年にかけて，第２系列目の処理水槽の土木，電気，機械，設備工事を行うことで１８年度に３億７，０４４万円を計上しました。
　続きまして，公共下水道整備事業（単独）６，６００万円ということで，ページがその次のページ，３２６ページから３２７ページにかけて，説明の方で書いてありますが，これにつきましては，補助の対象とならない市単独事業として管渠の埋設工事，これにつきましても先ほど言いました小幡，吉生，下林，山崎，高友の地内の管渠工事ということで，６００メートル分，５，３００万円を計上させていただきました。それに伴って，八重，長堀地区８００メートル分の管路設計委託料ということで，１，１８８万２，０００円を計上させていただきました。続きまして，公共下水道整備事業（単独・処理場）ということで，１，０５０万円を計上させていただきました。これにつきましては，処理場建設に伴う設計の工事管理の委託料として６５３万１，０００円と，そのほか補助の対象とならない水処理施設の工事ということで，３９６万９，０００円を計上させていただきました。以上です。

道路管理課長）説明漏れがありましたので，追加させていただきます。５９ページになります。５８の土木使用料のうち，歳入の道路使用料２，０２５万１，０００円。これは東京電力とかNTTにお貸ししている道路の占用使用料を計上してございます。
　次の６１ページに土木管理手数料。やはり真ん中あたりに１万円ほどあげてありますが，これは地図の閲覧手数料，それから証明手数料としてあげてございます。
　それから１７４ページ，歳出になりますが，１７４～１７５ページに「目」で橋りょうの維持費，それから橋りょう新設改良費というのがございますが，これについては費目のみの設定でございましたので，先ほど説明しておりません。それから１つ下がりまして，土木費のうちの河川総務費ですけれども，河川の事務費とたしまして４５万９，０００円。これは各協会の負担金等を計上したものでございます。
　それから，申し訳ありません。２３４ページですか。中ほどよりちょっと下段に道路橋りょう施設の災害復旧費ということで，費目のみの設定でございまして，３，０００円ほどあげてございます。旧来ですと，八郷町では５００万円ほど工事請負費としてあげてあったんですが，今年度合併になりまして，道路維持経費の方へその５００万円を持っていけ，というような形になりましたので，科目の設定のみになりました。以上でございます。失礼しました。

前島委員長）以上で説明は終わりました。暫時休憩いたします。１０分程度としたいと思います。よろしくお願いします。

― 休　憩 ―

前島委員長）再開いたします。次に，質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

小泉委員）いま，開会冒頭，部長の方から陳謝って言うんですかね，謝る…，よく意味が分かんないんですが，誠に申し訳ないっていうようなことで，１，６００万円ですねえ，インターの話しがあったんですね。これはいままでの，私も建設委員会には前もいたことあるんですが，執行部はいわゆるその予算，あらゆるものについてのここへ説明っていうか，計上をして，委員会とか何かで質問があればそれについては説明しなくちゃならないのに，ここで陳謝をされたという，その意味が分かんないんです。私は。それからね，こういうことで一々陳謝するんでしたら，まだまだやらない…皆さん方が市民に対して申し訳ないっていう件は幾つもあるわけなんですね。ですから１，６００万円のインターの件についての陳謝の理由。私は陳謝と見てたんですが，そのへんの陳謝の理由のお考えをもう一度聞きたいと思うんですが。

都市建設部長）非常に多額の費用と，一般質問等では度々質問はあったわけでございますが，委員会の方には１回も説明をしてませんでしたので，やはり新規の事業でもあるし，金額も１，６００万円という多くの金額にのぼったもんですから，事前に少しでも説明しておく機会があれば，その時にお話しすべきだったなという意味で，発言をしたものです。

小泉委員）と仰いますと，今の１，６００万円が非常に金額的に大きかったと。テーマとしてはですね，決して私は１，６００万円の計上をされたこのインターの問題ばかりじゃないと思うんです。他の問題も，これを上回るですね，件があるわけですから，それは議会で，一般質問等々に含めてね，議案の中でもやってるし，別にここで取り上げて，これについて申し訳ないという意味あいは，どうも私には納得できないんですよね。こういうことがまた出てくればね，「その他」っていう意見もあるんですから，議会の方からのいろんな問い合わせがあったりなんかすればね，当然これ説明しなくちゃならないんですが。にわかに湧いてきた問題じゃなくて，これは前から，一般質問等を含めて，あそこにインターを造ったらどうかというような議員からの提言もあったわけなんですね。ですから当然，旧八郷町との合併と北西部開発ということで，あそこへ出来れば非常に便利じゃないかという意見もあったわけですから，別に魂消てここでどうのこうのという問題ではないと私は思うんですが。以上です。

鈴木副委員長）今の小泉委員の話は私も分かってるんですがね，ただし幾ら金額が１，６００万円であるともね，私どもの委員会が全然分からないで予算を組んだっていうのはね。執行部が組むのは結構でございますが，ほかから言われた時に委員会が全然分からなかったということはね，私ら委員としてはね，やっぱり１回ぐらいはそういう声があってね，委員会に「こういう」ということで話しがあって予算を組むならいいと。ただし，もしかすると今日は部長の話ではね，県も何もだいたい連絡はついてるよっていう説明がありましたがね，例えばもしね，１，６００万円で調査費使って，もし県の方で「駄目だよ」って言ったら，この１，６００万円は泣いちゃうわけですから，やっぱりそういう大事な予算であるので，この委員会の委員ぐらいにはその向きが分かるような説明を，ちょっとしておいた方がいいんじゃないかという，私はそういう考えを持っているわけでございますので，それは考え方がいろいろ違うと思うんですが，私はそう思っているわけですね。だからやっぱり今日，部長としては「申し訳なかった」っていうことは，私は建前だと思うんですがね。

小泉委員）別に副委員長とどうのこうのじゃないんですが，この前の全員協議会の中でこれはすでに説明してるんですね。予算の概要の中に出てますから。ですから，ここで改めて部長がね。だったら，出てきた問題「これもおかしいんじゃねえか」「あれもおかしいんじゃねえか」って言ったら，一々その度に謝ってるっていうことは，これはおかしいですもんね。執行部はやっぱり提案する権限があるんですから，それについて分からなければ聞くほかないんですよ。以上です。

前島委員長）ほかに質疑はございませんか。

桜井委員）いま，小泉委員さん，鈴木委員さんから出ましたので，関連ということでご質問させていただきたいと思います。何点かありますですけども，用意したものの中で概ね理解できたものはやりませんので，何点かご質問に答えていただきたいなと思います。
　予算書の１７７ページ，ただ今でました追加インターチェンジ調査委託料１，６００万円について再度お伺いしたいと思います。この件に関しましては，１４日の予算審議の一般質問において先輩議員から質問がありました。内容，過程等の答弁がありましたので，おおよその流れについては理解しております。具体的に伺いますが，この工事について，これ先ほどの説明と重複する部分があると思うんですけども，一応念のためお聞きしたいので，質問したいと思います。
　合併後の都市建設委員会において何ら説明もなく，いきなり調査委託料を１８年度予算に計上したということは今もあったと思うんですよね。これは私も全協で大雑把なお話しはあったのかなと思いますけども，合併して間もない都市建設委員会，八郷の議員にとっては寝耳に水のような話し。市長が公約してたっていうことだけは理解してますけども，そういうものも含めて再度お聞きしたいと思います。どうして，先ほども出ましたように，県の方と話しがしていても駄目になる場合，そのとき，１，６００万円勿体ないだろうと。どうして急ぐのかと。これは前にも質問あったと思うんですけども，そのことをちょっとお聞きしたい。具体的に道路公団，茨城県との協議の内容があるとすればどのようなものか教えていただきたいと思います。必要性については，私も実は正直申しますと，あればいいなっていうような気持ちは持ってるんですね。ただ，その１，６００万円，それがどういう使われ方をして，仮に無駄になるのかっていうことと，あとは工事費の方で，お聞きしてる工事費がちょっと莫大すぎるいかなとも感じるんです。村上六軒線を中心としたインターチェンジをお考えになると思うんですけども，これ当然，あの近辺っていうことになると思うんですよね。ただあそこは開削の土手があまりにも高くて，工事費用としてはあそこに直接やるとすると，その工事費用っていう点でそういう大きな工事費用がかかってしまうと思うんですよね。ですから，違う場所。違う場所っていうか，もっと工事費が安くできる場所，そういうものを検討する必要があると思うんです。これちょっと質問の的がズレちゃうんですけどね。そういうことも含めて考えて行く必要はあると思います。それは１，６００万円についてですけども，１，６００万円についてもう一度，内容，あと道路公団，県との協議内容。建設に向けての財源。取りあえずその点についてお話しを伺いたいと思います。

都市整備課長）１，６００万円の内訳についてご説明します。内容としましては計画準備，それから基本方針の整備，それから現状把握とインターの必要性の分析。各項目のちょっと金額も概算で出てるので。計画準備，これは調査に必要な項目や方針を最初に調査するってことで，これが２０万円。基本方針の整理としまして，経緯，地域活性化インターの要件，それから検討主体及び組織などを考慮します。これが３０万円。
　それから現状把握とインターチェンジの必要性の分析としまして，インターチェンジ利用圏域と想定される地域の現況を整理すると。これは人やモノの流動圏域，道路，交通状況等について把握をすると。また，将来計画を整備する。商工業施設，交通基盤施設等の計画，また，地元地域のインターに関する陳情・要望なども整理をしまして，その中からもう一つは主要企業や機関のヒアリングなどを行いまして，そういったものを総合的に含めまして，インターの必要性について分析をすると。これが２５０万円。　
　それから新インターが整備された場合の利用交通に関するもの，ネットワーク，ＯＤを分析すると。手順は以下のとおりということで，ゾーンの設定と現況のネットワークの構築。それから現況交通流動シミュレーション。現況推計から行っていくと。それから新インターチェンジ利用の検討ということで，近い将来計画と有料制も考慮した，これは追加インター制度の中では有料道路と組み合わせたものもございます。そういったものを一応調査の範囲としては，やりたいと。これらが利用交通量の把握ということで３３０万円。
　それから整備効果の分析といたしまして，インターチェンジが整備できたときの整備効果について，アウトカム，成果を指標としてまとめるんだということで９０万円。
　それから道路構造の検討・概算費用の算出等もやはりやっていかなければいけないんじゃないかなということで，インターチェンジの形状の検討ということで，これはいま従来型の追加インター，それからETC専用インター，そういうところまで全部含めまして，どういったものが可能性があって，どういったものが一番効率的かっていうところを検討していこうと。それで概算事業費の検討をしていきましょうと。これが３５０万円。
　それからB／Cですね。費用対効果の算出。想定される利用交通量と事業費に基づいた算出を行うと。それが７０万円。
　事業手法の検討としましては，地域活性化インターの活用を前提として，その可能性を検討すると。これはもう一つ，地域活性化インター，今の制度，それから新しい制度ができるだろうというふうな想定もございますので，そちらを睨みながらやっていきたいと思ってます。それが１００万円ぐらい。
　それから関係機関との協議資料作成ということで，これはちょっとその部分が，直接すぐに発注できるかどうか分かりませんが２００万円ほど。
　それから報告書，打ち合わせ・協議で，その他経費で２００万円ぐらいで，全体としては１，６００万円という形になってます。以上でございます。

都市建設部長）まず１点目の，どうして急ぐのか，という点でございます。実は去年，１７年に県の方で全線にわたりまして，石岡は県南地区でございますので土浦土木事務所の方で可能性調査を実施しております。その中で，石岡もその中に入っているというのは私も度々，一般質問あるいは本会議等で１７年度もお話ししているかと思います。それと，そういうような現況にあり，実際に，それと友部のサービスエリアを利用したスマート・インターが決定しました。本当はその中に，実験として当石岡も，その村上六軒線付近で実験ができるような範囲があれば，そこへ申し込んでいきたいというようなことがございました。それで，まだ県は公表しておりませんが，その土浦土木との話し，これは直接話ししたのはまだ極秘の情報でございましたので，私と鈴木だけでしたが，早く調査費を計上して，いつでも県，または国へ持っていける要望書を作成しておいた方がいいですよというようなご呈示をしただきました。本当は１７年度途中に補正というような頭もあったんですが，合併等種々ございましたので，それは見合わせて，合併してから新年度予算であげていこうということで，その当時そういう形で，ある程度，はっきりしたものではなかったんですが，そういう形でずっと来ております。それともう一つは，その時すでに，議員さんもご存じだと思うんですが，その時点では美野里はまだインターをやるということは一般的には表示していませんでした。だけど，美野里に入りますと，羽鳥駅に向かって道路が出来てるんですよね。するとサービスエリアに向かって道路が国補事業でやってるんです。そういう状況を見ると，すでにそういうようなことを視野に入れて入っちゃってると。それは何らかの，美野里としても裏付けがあってのことだろうというように感じておりました。当然，百里の玄関口としてインターチェンジは美野里も当然ほしいですから，そういうような動きに出られますと，私どもでそのあと，「実は石岡もほしいんだ」ということになると，やはりそれでは間に合わないと。どうしても美野里より早く県の方に出して，国の方にお伝えしたいというような強い意向が私どもの方にもありましたし，それともう一つ非常に危惧しておるのは，千代田石岡と岩間インターの間で１４キロぐらいあるわけですよね。非常に長い区間なんですが，ちょうど真ん中はどこかと言いますと，美野里のサービスエリアなんです。と言いますと，単純に距離からちょうど中間が美野里のサービスエリアだから，そこへインターを造れば，ちょうど真ん中だからいいだろうと言われる可能性もあるわけです。ただ，その県で実施した調査の中で，非常に利用頻度，利用台数ですね，地域に対する活性化，あるいは今後上曽トンネル，百里，それからそういった八郷地区の観光等，いろいろ考えた場合には，一番効果が県でも挙がると思ってるのは石岡なんですよね。県南地区じゃなくて，茨城県で一番適地は石岡だろうと言ってくださっている県の職員もおります。ただそれが，まだ上へはあがっていないんですけれど。その調査の中では非常に適地だというような，何と言いますか確立度，熟成度が高いんですが，ただ，それがそのとおりに行ってもらうのには，やはりそれだけのものをきちんと裏付けた資料が，私どもが手持ちにないと，それを聞かれたときに答えられないのではしようがないと。それを早急に調査し，整備していこうということと，もう一つは，急いだ理由は，本当は国の国幹会議ですべて決まるわけです。この間も１月の末にありましたが，高速道路の整備区間が決定いたしましたが，そのとき本当は，私どもの情報では，これは道路局長から聞いた話ですから，実際。そのときに本当はそのインターの制度上のやつも決めるんだと。それで，今の友部のインターも，今後造られる予定の水戸のスマート・インターも，実は制度はもうなくなっちゃってるんですよ。去年の１０月に国から民間会社に移りましたんで，その時点で高速道路公団はなくなっております。民間会社として１０月１日から出発しているわけです。すると，今まであったその制度がどうなるのかと。今まであった制度って，例えば地域活性化インターで一番県内の例としては日立の中央インターがそうでございます。あれ有料道路をかけまして総額５０億円。有料道路が３０億円。インターとかそういった整備が２０億円ですか，ぐらいかかってるという話しを聞いております。そういった制度が，実際は，本当はそういった制度を含めて，あるいは旧公団の持ち分，旧公団ですから，当然国の補助金が，ある程度，インターの，高速道路の範囲内はすべて国が補助金でやりますよと。道路公団にあげて，そのやつで整備しますよというような制度だったんですが，その制度が消えちゃったんですよね，一旦。国の制度だったもんですから，それ今度民間ですから。民間に移ったんですけど，その制度が１月末に本当は発表されるわけなんです。私どもが聞いてた話では。ところが遅れまして，昨日，いつ開かれるんだろうと。このままでは少し先送りになってしまうのかなというような感じでいたんですが，実は昨日，その整備要綱の地域活性化インターにつきましては，引き続き民間会社で行っていきますよというような道路局長の通達が来ましたので，インターに整備するに当たっての要件，都市整備課長の方から答弁しましたが，そういった要件を備えて調査をかけて，国に要望を持っていけるような態勢は一つつ整ってきたと。一番やはり，私どもとしては何としても石岡に作らなくちゃというような意気込みと，今のままでは，美野里町に先んじるには出来るだけその効果と，石岡が適地であるということを印象づけないと，どうしても負けてしまうというようなあれがあったもんですから，そのやつを急いで県・国の方に上げて行きたいというような意向があったわけでございます。実際に非常に，そういう面では，今のままだと…，それともう一つは美野里のサービスエリアから村上六軒線の付近ですね，ちょうどそのへんの付近のところまでが３．１キロメートルしかないんですよね。すると，その間に２か所は国は造らないと言ってるんですよね。ですから１４キロメートルの千代田と岩間の間では１か所ですよと。距離は言ってないです。これは整備局ですけど。関東整備局です。距離は言ってないです。７キロメートル・７キロメートルじゃなきゃ駄目だよとは言ってないです。ですから，ただし，千代田と岩間の間には２か所は無理ですよねというような話しは具体化になっております。そういう中では，やはりどうしても石岡の優位性，石岡へ造った収益性，そういったものを新会社の方に印象づけて，石岡を選んでもらうというような為にも，早くきちんとした成果本，ここに造ればこれだけ地域の活性化に役立ち，収益もこれだけあがるんですよと。当然民間会社ですから，収益があがらない所には造りませんから。そういうことを考えて，できれば一刻も早く国の方の制度，民間会社の制度が決まったらば，いち早く県の方の陳情をやって，国の方に持っていきたいというような意向があったわけでございます。それについてもインターの件につきましては，一般質問でもこれまで度々ありましたし。合併になってからは，私，一度も委員会等でも説明はしてません。ただし，前委員長から一般質問で出ております。このときには，そういったことを一般質問の中ではっきりお答えはしてるんですが，そういう形で是非とも，美野里よりは遅れたくないというような意向があったもんですから，それで私どもとしては出来るだけ早いうちにそういった体制整備，と言うより準備をしておきたかったということでございます。ご承知のこととは思いますが，国は２１世紀は地方分権の時代であるとして，地方で出来ることは地方でと，いろんな権限委譲を進めています。しかし権限と責任は表裏一体であり，地方の責任において地方の発展を図っていかなければならないと。それは国も，自治体間に格差が生じるというのは承知しているわけです。それは各自治体の努力で，素晴らしいまち，素晴らしい地域を造ってくれと。それに遅れれば，それはそれでしょうがないでしょうというような感じで現在進んでおります。はっきり，もうすでに自治体間の競争に入ってると，一般質問の答弁の中でも言いましたが，そういうような国の方の考え方もございますので，私どもとしては一刻も早く，他町村よりは先んじて，整備のための活動に入りたいということで，今回，１，６００万円を計上したわけでございます。
　県との具体的協議の内容については，ということでございますが，具体的な内容についてははっきりした…，私どもは質問の時に，実は旧石岡時代に，県の道路建設課の中に高速道路対策室がございます。そこに職員を１名派遣してございます。２年前に。そのときに，ちょうど一般質問が出まして。そのときに県の方にお願いしまして，その正上内付近，村上六軒線から正上内付近で，もしインターを造るとしたらどのぐらい広さの面積が必要なのかと。ちょっと図面へおろしてください，ということでお願いに行った経緯がございます。それは具体的には出てきませんでしたが，そういう形で，旧市の阿部助役がいた頃でございますが，そういう話しの中で，そういった具体的な，どこへ造ればいいのか，じゃあどのぐらいの敷地が必要なのか，どういう形でインターを造ればいいのかというようなことも，私どもは分かりませんでしたので，そういう形で県の方とは，図面を書いてほしいとかですね，どのぐらいの敷地があればいいのか，というようなことまでは，これは事務打ち合わせ程度でございますが，そういう話しはしてありました。その後，そういった形でスマート・インターの実験とともに，適地調査，土浦土木事務所の方で入りましたので，私どもとしてはやはり，県内で一番先に手を挙げまして，どうしても造りたいんだという意向を示しておきたいというようなことがあったもんですから，今回，１，６００万円の計上をしたわけでございます。それとどうしてもやはり，そういう点で，区間的な比率から見ると，ちょうど７キロメートルの中間で，美野里は有利なんですよね。それらを覆していかなければならない。当然，百里空港ができますので，小美玉市としては核としてほしいわけですよね。そうすればだいたい一般の人も百里ができるから，ということになれば大多数がそちらに流れちゃうんじゃないかと。それと，いま言ったような経済効果とか地域に対する貢献度とか，収益性を考えた場合に，村上六軒線付近が一番良いのにもかかわらず，そこへ持って行かれちゃう可能性が非常に高い強いわけなんですよね。ですから急いで，国の対応がきまれば，民間会社の対応が決まれば，民間会社ですから当然，収益性の高いところへインターを造りたいわけですから。そういったことをきちんと調査して行きたいと。何度も同じことになりましたが，そういうことで，今回１，６００万円を計上したわけです。あと県との具体的な協議については，具体的にはそれ自体一つで，直接市長が，あるいは私が，向こうの土浦土木事務所，あるいは県の道路建設課の課長に直接，正式にお願いしたことはまだございません。非公式でございます。協議の内容についてもございません。
　工事の巨額になる点，ご指摘のとおり，村上六軒線のあの部分に造るとなれば，非常に法（のり）が高く，工事もかかるということは一般質問の中でも言いましたが，それらも含めて，どこに造れば安くできるのか。どこに造れば利用するために利用しやすい場所に出来るのかを含めて，今回，その１，６００万円の中で調査を進めて行きたいということでございます。ちなみに，友部に出来てるスマート・インターは５億円ぐらいですね。だいたい標準的には，スマート・インターの場合はETC専用でございますから５億円。ただしETC専用でも故障がありますので。ゲートが開かないで，新聞報道で度々ありますよね。それで管理棟を作らなくちゃならないんです。そうなると，人を２，３人配置しなくちゃならない。それと確かに，ETCのインターも普及しまして，全利用者の５０パーセントを超えた方がすでにETCを使っているというようなお話しなんですが。国土交通省の交通局へ行くと５０パーセント超えた何とかというのが局長の入り口のところに飾ってあるんですよね。東京では５０パーセント超えてるんだと思うんです。ただ私どもの方の，地方の私どもが月に２，３回，あるいは多い人でですよね，もっと多い人もいるかとは思うんですが，普通の一般の人は月に１，２回，あるいは２か月に１回程度の人が，ETCを今後本当にみんな整備して，車に装着していくのかということを考えれば，それと故障時の対応を考えたならば，ETC専用と併せて，ミニ・インターみたいな通常の有料でお金もらって，料金払って入れるような，それも併せて造っておいた方がいいんじゃないかというようなお話しもございました。ただ，それらを含めて，今後の国の制度がどういう形で民間に引き継がれるかを詳細に知っておきたかった…，それが本当は出てくるわけだったんですが，その中で民間会社が持つ持ち分，例えば１０対１になるのか，５対５になるのか，６対４になるのか，そういった持ち分が，現在のところ正直言いまして，まだはっきりいたしません。地域活性化の方は大体はっきりしましたが。そのほかのインター制度がまだはっきり決まっていないようでございますので，それらを見極めまして，十分，市民の皆さま，あるいは委員会，議会の意向を聞きまして，どちらの方が…，スマート・インターは５億円ですから。あそこの難所を考えれば，もう少し考えても１０億円弱で出来るんじゃないかというふうに考えられるわけですよね。ただ，日立中央の有料道路を入れなければ，日立中央のインターは２０億円です。ちょっと狭いですよね，ミニ・インターみたいな感じ。フル・インターにしてはちょっと狭い。それで２０億円かかってるようです。その程度はかかるのかなというような感じではいるんですが，それも場所にもよりますので，それらを含めて今回の調査で詳細に詰めていきたいと。ここなら，多少工事は難工事に…，工事費は高いんですけど，利用は，地域にもたらす効果を考えれば，それらを上回るものがあるんですよというものをしっかり出して行きたいということでございます。ですから工事費についても，位置を含めて最適の，あるいは経費が出来るだけ安くできるようなものを調査の中で検討をして。もちろん検討の中で，委員会あるいは議会の方にも表明して，報告してまいりたいと思いますが，そういう中で決めていきたいということです。ただ，期間はできるだけ早く決めたいというのが私の意向でございます。
　すみません。長くなっておりまして。それから，財源ですが，一応今のところは「まちづくり」とか「地域再生」とかありますので，いろいろな種々の財源を検討しながら，十分，それまでには財源を確保していきたいというふうに考えております。

桜井委員）部長の丁寧な説明で理解はできるんですも，私もETCは利用している１人ですので。本当に便利なんですよね。それで経済的なんです。それは十分判ってます。
　ただ今の説明の中で美野里との取り合いというみたいな，競争してるんだというみたいな説明がありましたが，実は議会に対する説明，執行部の説明というものにちょっと疑心暗鬼なものを感じてるところが一つありまして，それは各議員さんの一般質問の中にも，あと３年で倒産するんだと言って，公債費比率の数値，財政上の数値を持ち出して合併を急がせたという経緯があるわけですよね。実際，合併してからいただいた数字と，あのときの数字が，本当にどういう数字だったのかなというのは，私ちょっと疑問に思うんですね。ですからそういう点も含めて，そういう意味あいもあって，ちょっと，競争して，説明してる内容であれば石岡にほしいというのは私は思います。ですから，工事費も日立で２０億円だから，ここで１０億円かかっても仕方がないというようなやり方じゃなくてね，本当に一つ一つ積み重ねて行くんでしょうけども，出来れば減点法と言うかね，加点法じゃなくてね。できればそのへんのところで。今回の１，６００万円ですか。これについては慎重に使っていただきたいというふうに思うのと，これを折角やっていくんですから，工事費に関しても場所の選定をうまくやれば相当の工夫ができると思うんです。ですからその辺のところはよく考えていただきたいと思います。
　この件に関してはこれで終わりますけども，あと私の一般質問で，下水道工事，入札制度を特にやったんですけども，この予算書の３２３ページから３２７ページのところに，主に管渠埋設工事というのが…，工事費の実費なんですかね，これね。管渠埋設工事，管渠埋設工事，
管渠埋設工事っていうのが５点ぐらいあるんですよね。これが工事費だと私は理解してるんですけども。その部分で，マンホール・ポンプについても若干触れさせてもらったんですけども，この中に入ってると理解してよろしいんですか。

下水道課長）管渠埋設工事の中にマンホール・ポンプの敷設が入っているか，ということなんですけども，含んでいる，ということで試算しております。

桜井委員）項目を見ますと，別な項目がないので，この中に入ってることは想像がつくんですけども，一般質問で私が言ったのは，マンホール・ポンプを地元の業者でもまず工事が出来ると。そういう業者が何社もあるわけですよね。市外の業者，特定の名前は申しませんけども，市外の業者がもうほぼ決まって取っているというのが，このマンホール・ポンプの入札の仕組みみたいな感じがするんです。ですからまず市内の業者と，ポンプ部門に関してはやれる業者もいるわけです。ですからその辺のところは，よく工夫していただきたいと思います。それでこのマンホール・ポンプ工事の利益率の話しも一般質問で触れましたけども，これはお金の使い方っていう話しになっちゃうんですけどもね，利益率５０パーセント以上だというのが，私が調べた中での数値なんですよね。ですからその辺のところもよく検討して，地元の業者で出来るものは地元の業者と。私のこの前の一般質問は，業者に儲けさせるなという意味じゃないんです。適正に儲けていただきたいということなんです。それで，それでその浮いたお金というか節約したお金を違うところへまわして行こうという工夫がこれからは必要だろうと，いうことなんですね。それで仮に計算して，この間あるところの，長野県なんかの例なんかを基に計算すると，それだけでも４億４，０００万円ぐらい，石岡市では節約できる可能性があるということを，私，一般質問で言ったんですね。入札に関しても，この前の委員会でも私，部長さんにお話し聞きまして，最低が７０パーセントと決まってるのに，落札率のところで９５パーセント前後で推移してるというのは，最低を決めても意味がないのかなっていうような気がするんです。川崎市なんかの例を見ますと，土浦市もそういう入札，改善された入札ってやってるんですけども，あれはもう全然効果が出てないと。これは何かあるのが感じられるなっていうのが判りますけども，川崎市みたいに，最低が７０パーセントなら７０パーセントって決めてね，やってきたところへ，業者は全部７０パーセントで入れてくるそうです。そうするとくじ引きでやるそうです。それで取った人は次は取らないとかね。年間幾らまでと総額を決めるとか，そういうやり方をしながらやってるそうです。これはちょっとなっちゃうんですけども，これらについてはよく検討していただきたいということと，私が提言させていただいたようなことを考えて行けるのかどうか，ちょっとお尋ねをしたいなというふうに思います。

下水道課長）マンホール・ポンプにつきましては，委員が調べた内容について，また詳しくお聞きしたいと思うんですが，これらにつきましても，うちの方で常々一般市民の方といろんな研修会等においても，問題提起がされてるところでございますので，いろいろなものを研究しながら，こういうものについて，委員ご指摘のことがないような形で仕事に当たるように努めていきたいと思っております。

桜井委員）その件に関しては，私も議員という立場でね，各課へご相談に行きたいなというふうに思っております。あと今後，担当部の方でそういう検討がなされていくのであれば，随時，都市建設委員会で検討内容についてご報告いただきたいなというふうに思います。それは要望として留めてください。
　あと，実はまた細かい話しになっちゃうんですけども，駅近くの駐車場の件ですね。予算書の３３７ページにあるんですれども，実は私，石岡市の去年の，１７年度の決算書というのがあったもんですから，これを見てまして，当初予算が二千八百幾らってなってるんですけども，実質収入が１，１００万円というような結果に終わってるんですね。今回も当初予算がある程度いってまして，見込みが１，５００万円ぐらいになってるんですか，これ。ちょっといま忘れましたけど。そういう中で，先ほど稼働率が３割というお話しを伺ったんですけども，あまりにも，民間の感覚から言ったら勿体ないですよね。稼働率が３割っていうのは。これは多分，私，合併して，それ以前のことは良く知らないんですけども，どなたかこういう質問をなされてるんじゃないかなと想像するんですけども，例えば今，駅の八間道路側の各民間の駐車場。簡易裁判所のある方ですか。あっちの方へ行きますと，１日幾らですか，３００円ぐらいですか。朝から満杯ですね。私らが行くと停めるところないんです。８時頃行ったのでは入れられないような状況。１時間あたりのやつも…，３００円なら何時間置いておいてもいいやというような感覚で置いちゃうんですね，私もそうなんですけど。それで，石岡でいま運営してる駐車場，私使ったことないんですけど，１時間どのぐらいなのかお尋ねをしたいなと思うんですね。あと，その１日１，２００円。これを民間並と。本当に競争するんであれば，民間並にして。かえってその方が売り上げって言うか，収入はあがるような気がするんですね。稼働率３割って，７割も遊ばしておくならば。その辺のところをどうお考えになっているのかお尋ねをしたいなと思います。

都市整備課長）駅東の駐車場について，料金についてお答え申しあげます。いま石岡市の東駐車場は，一般駐車というか，時間貸しの駐車ですけれども，１時間２００円となっております。１時間増すごとに１００円。１日最大１，２００円というような形になってます。この駐車場は合併に伴いまして，旧石岡市の管財課の方から，都市計画の方に，昨年の１０月１日で移管になっております。以前は料金改定しまして１，２００円まで下げたんですけれども，旧来，石岡市とほぼ同じぐらいの料金だった周りの駐車場がですね，今は委員さんご指摘のように３００円とか５００円，６００円となってしまいました。なかなか，１，２００円ですと高くて使えないというようなこともございます。今後ですね，これについては見直していく必要があるというふうに考えております。それでもう少し稼働率を上げて，市民の皆さんの利用がし易くて，なおかつ，市の方も収入が増えるような形で検討をしていきたいというふうに考えておりますので，よろしくお願いいたします。

桜井委員）一番遠いところのやつが多分１日３００円ぐらいになると思うんで，私はその値段にしていただきたいということではないんですよね。妥当な線，競争する意味でね。競争し得る価格っていうのがあると思うんです。ですからそれを考えていただきたいっていうことと，こちら側の山王台っていうか，駅から東側，この人は圧倒的にこちらの方がいいわけです。それは人間心理ですから。こっち側使うのはね。われわれは向こう側を使うんです。八郷側から来ればね。わざわざ八郷側からこっちまで来るっていうのは，ちょっとですけど億劫で割とやらない。それで跨線橋渡って，駅へ行くっていうことはやりたくないっていうのは。階段なんて登りたくないっていうような気持ちもありますから。そういう心理も含めてね，よくお考えになって，この駅東の地区が利用するっていうことで，民間とある程度勝負できて，今よりも収入の上がる値段の設定というのが大事になるなというふうに思います。これについては今の答弁の中にありましたようにご期待しますので，来年度はそういう結果を挙げられるように期待したいと思います。よろしくお願いします。
　あと１点ほど。これもここに参考書があるんですけども，あと１点ほどご質問します。予算書の１７３ページ。これは原稿どおりの質問をちょっとさせていただきます。一般市道整備事業４億２，２２１万３，０００円。別紙主要事業柵概要，これ１５ページ。臨時地方道整備事業３億８，７５０万円等の６路線。同じく１７３ページ，一般市道整備事業４億２，２２１万３，０００円，１７５ページの狭あい道路整備事業１，２００万円がありますが，予算は個別に積算して，より精度を高くした案を策定すべきと思っています。また，市あげての行財政改革を推進している中で，費用対効果あるいは費用の削減を考慮するならば，と思います。私たちは税金が市民のために有効に活用されることを念頭に審議しなければならないと考えています。少なくともね，主要工事，例えば総工事費が２，０００万円以上とか１，０００万円以上とかの工事については，個別に件名，予算内訳を少なくとも示していただきたいというふうに思うのですが，如何お考えかお尋ねいたします。

道路建設課長）臨時地方道整備事業については，予算上の個所付というんですか，それはされております。一般市道整備事業については，私の方で先ほど説明しましたが，実際に行っている工事が舗装工事であったり排水整備工事，つまりこれは側溝を敷設する工事でございます。それから起債に含まれないような改良工事。ある程度の拡幅がある工事を行っております。実際に私どもの方に来ている要望というのは，一般市民の要望のほかに市長に対しての要望，あるいはこういう委員会に対しての要望が沢山ございます。それを私の方では全部は消化しきれてないのが現状でございます。その中で，私どもでは年度を追うごとに個所付を行っているわけなんですが，一般市道整備事業については大枠の予算をいただいて，それで今から個所付を行うということにしております。また，個所付を行った後に，いま現在，工事の公開ですか，これが管財課を通じて行っております。その中で，この工事はいつ頃出るよとかいう予定をつけて公開を行っておりますので，その時までお待ちいただくようになると思います。以上です。

桜井委員）予算書読みますと，すべて大枠，大枠ということなんですけども，少なくとも都市建設委員会，この中である程度分かるもの，そういうものいただけないと，この間の給食センターの話しじゃないですけど，数字も出てないのに予算だけ計上して，っていうことになっちゃう可能性もありますんで，今後はそういう点でね，検討していただきたいというふうに思います。
　あと，これ全体的に言えることなんですけども，公共事業に関しては切りつめる部分が多いにあると思うんです。そういう実績をほかで挙げてるわけですから。それで，私が例えば，マンホール・ポンプのお話し言って申し訳ないですけども，そういう仕入れは，メーカーから業者へ渡る仕入れは売価の３０パーセントで来るわけですから。これもう全部調査済みなんですね。ただ，これが市が買えば３０パーセントで来るかというと来ないですよ。ですから，そういうことも含めて，よく考えて。お金の使い方をあまりにも今までどおりやっていくようなことがあっては。勿論，積算単価っていうものをすべて基に計算してるんでしょうけども，じゃあその積算単価まで追求していくしかないということになります。ですから，あまり細かいことをやっちゃうと，執行部職員の方，いろんな計算大変なところあると思いますから，一番大雑把に，大雑把な話しでやれば，入札の問題でね，よくそれを考慮してやっていくっていうことが必要じゃないかなと思います。私の質問はそれで結構です。お考えがあれば。

道路建設課長）先ほどの一般市道の個所付の話しなんですが，昨年の委員会においても，３月には提案できてなかったんですけれど，６月に大きなものについてご提案した経過がございます。一つ一つの個所説明はしませんでしたが，ペーパーでの個所付ですね。そういう経過はございます。

桜井委員）ですから，こういう予算の審議の前に，そういうものが出来ればっていうことなんですけど。まあ，その点はよろしくお願いします。今後われわれも勉強していきますんで。

山口委員）山口です。先ほどの追加インターチェンジの調査委託１，６００万円の件なんですが，先ほど部長，汗かきかき熱心に長々と説明してました。今まででは，長年やってましてね，部長がこれだけ真剣に説明したのは初めてなんですよ。だからもうこれはかなりこう，美野里には絶対じゃなく，石岡のところへ造りたいというのは判るんですが，ただ石岡というところは，この間もわたし一般質問でやりましたが，途中まで手を挙げて始まるのはいいんですけど，６号バイパスじゃないけど，途中でああいうことになってる。私もこの間，この今からこれやりますけど，合併市町村の問題もありますけど，今度小美玉がすぐ，市長が出た時に必ずこの問題は出てきますよね。やはり国の方としてみれば，やはり小美玉と美野里って言った時には，百里の問題もあるし，それの道路の関連ということでやはり，小美玉の百里っていうことを考えると思うんですよ。すると石岡でここでそこへ造る場合に，道路をどのような道路でこれ造るのか。どういう路線とか。百里まで繋ぐ路線で行くのか。それもあると思うんですよね。国の方でもどちらかと比べたときに，先に手を挙げてもね，石岡では失敗してるわけですよ，６号バイパスで。ですからそういうことが，そして石岡は政争の町っていうか，与党野党とか，地方議員では何ですけど，そういうのが多いんですよね。だから，そういうこともきちんと。あと道路の問題，反対とか何とかあったらばまた石岡で手を挙げてもまたおかしくなっていったんではね。国の方でも石岡相手にされなくなっちゃうんでね。その点なんかは，道路の体系とか，どういう考えでいるんですか，今のところ，インターチェンジを造る，そうすると説明，今度は国へどういう形とか，利用とか。

都市建設部長）簡潔にご説明します。先ほども言いましたが，上曽トンネルが，ようやく着工の途についたばかりでございますが，上曽トンネルが計画されている。それから百里基地の民間共用に伴いまして，村上六軒線の延伸が，まだ発表はなされておりませんが，合併する小美玉市の部分については，小美玉市が合併特例債でやるということを決定したという話しを聞いております。ですからそうなると，村上六軒線から直線で，６バイの下をくぐってそのまま百里の方へ直進で行けるというような路線が出てきます。ですから，非常に路線としては，何て言うんですか，県西の方まで視野に入れた路線の，百里の周辺道路の核となるような一本の道路になるんじゃないかと。それと，私どもは今，駅東の中の都市計画道路を計画してございます。それらが将来できればですね，駅からも直線で，インターからも直線でというような形で村上六軒線を使用できるというふうに考えております。　
　それからご承知とは思うんですが，いま荒金跨線橋が片側１車線です。その前後はすべて２車線になってます。それから工業団地の中は２車線分の道路幅はございます。そこを２車線にしますと，百里まで４車線でずっと行けるということもインターの非常な，インターを持ってくる非常な重要な要件になってくるのかなというふうに見てます。
　道路的には非常に恵まれた立地を持っているというふうに考えてますので，そのへんを強調しながらですね，百里，上曽，県西を見渡した，あるいは八郷，つくばを見渡した，八郷の地域ですね，観光とかそういったものを見渡した道路網は，さらにその調査費の中で調査しながら進めていきたいというふうに考えております。

山口委員）分かりました。やはりね，せっかく始まって，途中で石岡で反対とかいろんなそんな問題が出てきちゃって出来ないなんて言ったんではね，美野里からこっちに貰って，美野里に今度申し訳なくなっちゃういますから。よく慎重にその点は進めてもらいたいと思います。
　あと一つ。別なんですけど，ここにこの，先ほどいただきました合併市町村の幹線道路，これ緊急支援事業っていうことで整備計画っていうことでありますけど，この間もわたし一般質問でもやりましたが，２０１７年でやらないと合併特例債事業ですから難しいわけですね。たまたま，今もいろんな農業委員の問題だとか，いろんな議会の定数の問題だとか，いろいろとこう合併の問題を見直ししなきゃなんない問題が出てきてるっていうことで，特例債事業の問題もいろいろ見直さなきゃなんないんじゃないかっていう話しが出てるんですよね。このまえ言ったようにその，１８年…，いま反対のメンバーと早くしろって言うメンバーと２ついま分かれてます。いつも石岡の，岩戸って言ってはあれですけど，必ずそういうのが出てくるんですよね。そうすると，ここに調査期間が平成２２年までっていうことでやるんですけど，ＪＲですか，あちらの方の問題もあると思うんですよね。これは橋。あとは，それをやる場合はあそこの高浜の踏切を閉鎖しなきゃならないっていう，そんな話しも聞いてるんですけど，そういうことを，あそこを閉鎖するとか，上に調査するとこなく，土壌的にまずい所あるらしいですよね。そういうことで，今度石岡駅の橋上駅の問題もある。それでまたそこに橋を架けるといったとき，ＪＲの方はどうなのか，そっちの方が。橋上駅と両方はできない，一緒には。とてもじゃないができないっていうような話しも出てるっていう話しなんですけど，計画立ててってそれも駄目，踏切も閉鎖するのも反対運動出てきますよね，これ。そうするとこれはちょっと１０年じゃ出来ないんじゃないかと私は思うんですけど，これ。貝地高浜線。その見通し，お願いします。

都市建設部長）ＪＲの問題と踏切の問題とございますが，踏切の問題はそういう話しは一切出ておりません。そういう話しをしたこともありませんし，私どもが地元からそういう話しを聞いたこともございません。
　それから跨線橋の問題は，説明会を１８年度にいたしまして，それから全体の同意が得られれば測量調査に入っていくわけなんで，そういう状況を踏まえながらですね，ＪＲと協議を重ねて行って，平成２４年から２６年の３年間で。通常３年間の期間をとれば出来ると思いますので，その中で対応してまいりたいと思います。ですから調査は，いずれにしても賛成反対の意見があるようでございますが，調査は，合併支援の道路として入れたわけですから，調査をして，説明会は実施していきたいと思っております。

山口委員）いまＪＲの方と，橋上駅の問題もある，その今度の橋の問題もある，そうすると今度，いま高浜，あそこの高砂饅頭屋さんのところから堤防敷きに今度三村の方へ行く橋を，下くぐるか上にあげるか，これやらなきゃなんないと思うんですね。ですから，ＪＲの方，それもはっきりと出来るっていう確信持ってやるならいいけど，そっちの方が１回には無理ですよということになったときにはね，途中で出来ないということでは。早めに見切りつけて，私が言ってる霞ヶ浦湖岸観光道路，こっちに切り替えてもらった方が私は良いと思うんですけど。よくそこのところ，よく調査っていうか，ＪＲの方によく確かめてください。それで，私もそこまではある程度確かめてやってると思うんですけども，やっぱり不安がありますから。石岡っていうのは，ふれあいの里もそうなんですけど，１年繰り上げて急いでやった。ところが，ああいう失敗してます。ですから急ぐのはいいんですけど，また２度と３度と繰り返していたらば，もう国に相手にされなくなっちゃいますからね。その点，きちんと調査，早めにやっていただきたいと思います。一応，要望で終わります。

小泉委員）大分，都市建設部には大きな仕事が目白押しですね。いま委員の中から質問があったとおり，６バイ含めてね，今のインターの問題とか，それからつくば線ね，これもまだ，かなり遅れてます。ですから，これこそは本当に出来ないと，部長が陳謝しても追いつかないような状況ですが，インターはですね，もうつくば万博の時から北インターは騒いでるんですよね，あれは。これはかなり長い問題なんですが，その中で千代田石岡インターが出来て，なぜもっと北側に造らなかったのかと。あれ陳情行きましたけど間に合わなかったですね。私も建設委員会におりましたけど，つくば万博やる前に行ったんです。ところがあれはもう。ただ，万博に合わせていわゆる高速が出来ましてね，それから，こっちへじゃあ造るんだということで，そのときの市長が一生懸命になってやったんですが，そのままずっと延びて今日まで来ちゃった。今度は１，６００万円つけました。果たしてこれがまた出来るのか出来ないのかも分からない。ただそれで，１，６００万円っていうのは委託料ですね。これどうなんですか，これだけの高額な金額くっつけて出来なかったら，これ。委託料ですから。それもひとつあるわけですよ。これだけの，いまみんなが心配してるのは，１，６００万円っていう調査費でね，美野里に持って行かれることはないにしましても，できない…，今までの石岡の事業っていうのは，スタートはこういうことで構想は立てるんですが，なかなか出来ないということで，この１，６００万円の金額っていうのはどうなんですか，これ。妥当なんですか。ただ１，６００万円って来ても，どういうところから算定したんですかね。内訳は聞いたんですが，それが妥当かどうかだよね。

都市建設部長）１，６００万円の内容が妥当かどうかということになりますと，非常に私どもとしても確証…，それだけの予算で…，確かに出来るか，現時点では出来るか出来ないか分からないのが正直なところでございます。

小泉委員）それじゃあ，次に行きたいと思います。駅周辺整備ですね。これが大分，跨線橋の耐震だと思うんですけど出てますよね，予算が。それでいま関東鉄道のこれが廃止になるというようなのが濃厚であるという中で，それが廃止になってしまうと，跨線橋が，耐震やったあれがどうなるか分からないということで，それからまた，あれを撤去して造り替えるのか，それともあれをまたそのまま，大丈夫だとなればですね，あれを使うというような自余右京の中で，鹿島鉄道が廃止になったらば，あそこの場所がですよ，今の鹿島鉄道が持ってるのが面積は分かりませんが，広大な面積がありますよね。あのへんの活用っていうのはどういうふうになってくるんですかね。鉄道が廃止になれば。これ廃止になってみなければ，皆さん分かんないんでしょうけども。そのへんも踏まえて計算してるんですか，考えてるんですか，今後の見通しですけども。

都市整備課長）駅周辺整備につきましては，今回，石岡市では自由通路っていうか人道跨線橋って呼んでおります，長さ１０６メートルぐらいの人道橋なんですけれども，これについて駅周辺整備構想の時に，橋上駅として利用するときの通路として利用できないかということで構想が出来上がっております。ただし，その建設年度が昭和５３年，５４年ぐらいだったもんですから，耐震の構造的な問題が，昭和５６年に基準が変わっておりまして，平成７年に阪神淡路大震災の後も基準が変わっております。そういったことから，一旦，本来ＪＲが造るものですから，かなり耐震強度は高いとは思われますけども，再度確認をする必要があると。それと，上に屋根をつけたいということですので，屋根をつける場合にどういった補強が必要になるのか，または補強が必要じゃないのかっていうのを今回調査するような形でやっていきたいと思います。
　それから，鹿島鉄道がなくなったらと。この前提でちょっと，こういう場所で私どもの方が正式にお答えするのはなかなか難しいかと思います。ただ言えることは，その場合にはもう少し整備構想そのものの在り方をちょっと変えなきゃいけないのかも知れないということは言えると思います。以上でございます。

小泉委員）そうしますと，橋上駅は，これはやるということは間違いはないんですか。

都市整備課長）企画の実施計画の中でも，橋上駅化のためのスケジュールというのは入っております。あくまでも予定でございますので，財源確保が一番大事になっております。財源をいま，企画課の方でもいろいろ考えてくださっているっていうようなこともございます。また，うちの方でも国庫補助制度やその他のもので，何かいい財源はないのかっていうものを探してます。ただそれだけで行ってしまいますと遅れてしまいますので，私どもの方としては着々と，いま耐震診断をやりまして，来年度，１９年度ぐらいにはＪＲと概略の設計協議ぐらいが出来る，そういった資料を作る費用を要求したいと思っています。それが出来れば，ちょうどその頃に財源が揃えば，基本設計に入って，実施設計に入っていくということになればいいかなというふうに今考えておりまして，橋上駅化の方針が変わるということはないかと思います。

鈴木副委員長）先ほど話しのあった上曽トンネルの取り付け道路をやってますよね。実際に上曽トンネルの進捗はどういうふうに今なってるのかなっていうのをお聞きしたいんですが。

八郷総合支所建設課長）私の方から進捗についてお答えしたいと思うんですけども，今，用地交渉が相当厳しい人の部分に入ってきておりまして，先日も土木の方でいろいろ調査に入ったようですけれども，そのへんの部分で，具体的な部分まで行っていないのが現状でございます。取り付け道路につきましては，来年度ぐらいにはある程度，具体的に出来てくるという感じではおりますが，県の方でやっている部分の取り付け道路の部分がそういうふうな状態。特に宅地等がかかってきますので，そのへんの状況がまだ見えない状況であります。以上です。

鈴木副委員長）いま，トンネルの方の問題はどうなってるんですか。トンネルが出来なければ，取り付け道路は必要ないわけだけど。

都市建設部長）いま課長の方から説明があったとおり，県の事業主体でやってますので，詳細，まだトンネル本体には入ってないということでございます。それで過日，進捗率の話しがでまして，県事業分１００億円，用地買収済４８パーセント。石岡市が５億円。用地買収済が７９パーセント。桜川市が５億円。用地買収済が９７パーセントというような状況でございます。

鈴木副委員長）それは分かってるんだけど，トンネル自体が今どういう状態になってるのか。トンネル自体。トンネルをいま実際にやってるのか。

〔「やってないです」と呼ぶ者あり〕

鈴木副委員長）やってないだろ。正直言って，トンネルはできないよね，あれ恐らく。そうなればね，取り付け道路なんて必要ないんだよな。距離的にもないし。上曽とトンネルの間の道なんてひとつも必要じゃないんだよ，あれ。実際，トンネルが出来なければ，八郷であそこの道路が必要かい。距離的に，道路と道路の間だもん，本当の。いま少し１００メートルぐらいずつやってるようだけど。あのね，トンネルがなかなか難しいっていう話しが出てるんだよな。はっきり。検討して聞いてくると，そういう話しをしてるから。だから，あそこはトンネルは難しいと思うんだよ。はっきり言うと。トンネルできないのに取り付け道路ばかり造ったって，たった本当の３００～４００メートルの取り付け道路を造って何するんだ。はっきり言うけども。それならもっと，別なところがあると思うんだよ。八郷で直すところが。そのお金で。

都市建設部長）一応，トンネル内の全部概要，設計の計画幅員とか，そういうものすべて決まっておるようでございます。ただ，トンネル工事を実施するための用地買収が若干，４８パーセントという形で遅れております。すでに始まった事業でございますし，県は国庫補助を行いながら整備して行きたいということで，この間も筑西市と筑西土木が助役・市長のところに見えまして，上曽トンネルの現在の状況，進捗率等を市長の方に報告してまいりました。
　そういうご意見は，協議会にもございますので，近々総会もあるかと思いますから，市長にそういうふうなご意見があったということを報告しておきます。助役にも報告しておきます。

〔「できないよ，絶対」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）暫時休憩いたします。１０分程度といたします。

― 休　憩 ―

前島委員長）再開いたします。

入江委員）私は，土木費の中でも市道の改良費というようなところで，狭あい道路の整備事業。たった１，２００万円ですよね。と申しますのは，私が石岡方面に来るときには医師会病院のところを通ってきます。皆さん方は狭あいと感じないんでしょうか。そういう中で，たった１，２００万円。交通安全施設整備が１，２００万円。その前の一般市道整備が４億２，２２１万３，０００円という中で，これらはどこを単独で予定してるのか。私もあそこが狭いので，それなりに経緯を聞きました。あれは工業団地が出来る頃から，ちょっと問題があってなかなか出来なかったんだと。それから３０年経ってますよね。そういう考えのもとに，手をつけないのがいいのか。それは行政のやるべきことじゃないと私は思うんでありますが，これらに鑑みたときに，まず両市町の一体化が叫ばれている中で，まったくその一体化に向けて，言葉とやることは裏腹なのかと，こういう感じもいたします。それが出来なくて，何で醸成って言いましょう。もろみでは醤油やお酒ではございませんか。醸成って言うのは，そういうものから始めていって，醸成になるんではないでしょうか。そのようなところから，なぜ狭あいと感じて，それらを本気になってやろうとする考えが，あるのかないのか。それに，冒頭，インターチェンジのお話しが出てましたけど，私は「その他」の中でもいいのかなと思って質問はしなかったんですが，よく部長の話を聞くと，まあ，小美玉の方が知事に要望に行ったのも早いということで，一歩遅れたという感じはしてます。それは百里基地という国補事業，あるいは県も大いに出資する中で，これはそれぞれ考え方は違うと思うんですが，むしろあちらの方に行くのが強いのかなと，私は思います。恐らく，向こうの方が強いと思います。１，６００万円の経費の中でいろいろ，詳細にわたって６，７項目の中であげられておりますが，これらを１，６００万円のお金を無駄遣いしないためには，やはり美野里と，間もなく小美玉市になるんでありますが，向こう側に引っぱられた，石岡に引っぱったということではなくて，その中間の妥協線で行けば，あるいはこの１，６００万円が無駄にはならないのかなと，こういう感じが私はしてます。絶対に石岡の方には寄らないと，断言してもいいぐらいの考えを持ってます。それは我田引水だから，当然，それは願っているけれども，そういうことに鑑みた中で，国補事業ですよ，国補事業の百里基地の問題，県も相当つぎ込んでます。財政基金が９０億円しかないと言われてます。＊＊＊＊は１００億円。１００億円かかるのに，なんで９０億円しか基金がないのに出来ますか。これも，出来ないというような一つの論法が成り立ちます。だから，そういう中で，少なくとも石岡の方にできないと言われるならば，妥協して中間点に持っていく方が，まだ石岡市としての主張も通ったと。まあ，それならしょうがないだろうと。これ，政治は皆さんもご承知のとおり妥協の産物であります。正に，妥協無くしていくら激論しても，最終的には，醸成できないって言葉が出てきましたから言いますけど，醸成できないと私は思います。そのような観点から，この狭あい道路，いま石岡市医師会病院は市道の何号線か分かりませんけども，これらをこの個所付が出来ていないという市道一般整備事業の中で，これらの費用を振り向けることが出来るのか出来ないのか，そのへんをお伺いしたいと思います。

道路建設課長）取りあえず，ここで言う狭あい道路整備事業の１，２００万円なんですが，これは道路建設課の所管ではなく，住宅建築指導課の所管になります。この狭あい道路っていう意味はですね，４メートル未満の道路を，建築基準法でいう中心から２メートルという意味でございますので。

〔「分かりました。セットバック分の」と呼ぶ者あり〕

道路建設課長）そうです。それで，それとは別に，医師会病院の，こちらから行くと手前の左側を言っているのかなと思いますが，これは実際，去年私の方で，合併前だったんですが，あそこが狭あいということで，土地の用地交渉をいたしましたが，残念ながら買えなかった経過があります。それはやはり，以前一度拡げているわけなんですが，そのときの経過で，一方的にそのとき用地を，その方，２名いるわけなんですが，その方々の方に持ってこさせられたと。今は代は代わっているわけなんですが，その残っている方がどうしても，おじいちゃんの意向があるんだとかいう話しで，うまく行きませんでした。去年，私どもでは交渉はしています。今後も努力したいとは思っております。申し訳ないです。

〔「東京の人か」と呼ぶ者あり〕

道路建設課長）谷向の方でございます。

入江委員）大変努力していることはそれなりに分かりましたけども，やっぱり根強いほうにはかなわないからな。駄目だからって諦めたんでは。やっぱり日参するぐらいの心構えでやっていただかなければ。あれは誰も思いますよ。はっきり申しあげて。恐らく恋瀬，瓦会はほとんどあそこ通って来ますから。私も有料道路が無料になったから，でも，恋瀬川から先に行く用事じゃなければ，石岡行く用事は全部そこです。だから，そういう中で，説得はできると思います。やはり何回でも何回でも行かなくちゃならないと思うんだよな。決して，あそこに交渉に行ったから，それは市役所の勤めじゃないということにはなりませんので。まず出来るだけ努めて。ご存じのように八郷は２車線でセンターラインが引いてあって，あそこへ来るとガクンと狭くなる。そういう意味から，大変ではありましょうけども，重ねて努力をしていただきたいと，このように思います。
　さらに，先ほどのインターチェンジのことではありませんが，これはやはり，そういった中で，１つしか出来ないことは現実だろうと。１つしか出来ないということになれば，綱引き合戦ですよ。向こうかこっちかと。であるとすれば，小美玉の方へ，最初に申請に行ったところに出来たということなると，石岡は負けたということになります。だから少なくとも，５００メートルでも１００メートルでも小美玉が望んでいる所よりもこちらに持ってくれば，やっぱり石岡の職員たちも優秀で，努力してるのがいるんだなという，このような評価を得られると思いますので，努めて，先ほど出た１，６００万円の調査費のことにも，これは当然連動しますので。努めて，よろしくお願いしたいと思います。だから，部長の考えがあれば。

都市建設部長）医師会の前の道路につきましては，委員仰るとおりでございます。私も週１回あそこの前を通りますので，非常に危ない状況を見ております。できるだけ頑張りますので，その地主がいつでも了解できたならば，すぐ工事に入れるような準備をしておきたいと思います。八郷からの方が，非常に広い，いい道路になってますので，できるだけそのように心掛けて行きたいとまいりたいと。インターにつきましては，十分ご意見をいただきましたので，頭に入れておきたいと思います。

前島委員長）ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。
　なお，本日議題といたしました各会計予算案の討論及び採決は，条例改正案との関係がございますので，先に申しあげましたとおり２２日の議案審査の日に併せて行いたいと思います。
　以上で，本日の都市建設委員会を閉会いたします。