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前島委員長）ただ今から都市建設委員会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。 本日の議題は，議案第１号「平成１８年度石岡市一般会計予算」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第５号「平成１８年度石岡市下水道事業特別会計予算」，議案第６号「平成１８年度石岡市駐車場特別会計予算」，議案第８号「平成１８年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算」，議案第１５号「平成１７年度石岡市一般会計補正予算（第１号）」のうち当委員会の所管にかかる部分， 議案第１８号「平成１７年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号）」議案第１９号「平成１７年度石岡市駐車場特別会計補正予算（第１号）」，議案第２１号「平成１７年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）」，議案第６３号「石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第７１号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第９８号「石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第９９号「石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについて」，議案第１０３号「市道の認定について」ないし議案第１０８号「市道の変更について」，および請願第１「区域指定制度の導入についての請願書」，陳情第７「６号バイパスのアクセス関連道路都市計画道路貝地高浜線の早期実現に関する陳情」，閉会中の継続調査の申し出について，管外調査にかかる報告について，以上であります。 付託案件の説明のため，本日，委員長において出席を求めた者の職・氏名は，お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 初めにお諮りいたします。 本日の議題であります議案第１０３号「市道の認定について」ないし議案第１０８号「市道の変更について」につきましては，その現状を調査するため，委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。暫時休憩いたします。 ― 休 憩 （現地調査の実施） ― 前島委員長）休憩前に引き続き会議を開きます。これより議事に入ります。 最初に，議案第１５号「平成１７年度石岡市一般会計補正予算（第１号）」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第１８号「平成１７年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号）」，議案第１９号「平成１７年度石岡市駐車場特別会計補正予算（第１号）」，議案第２１号「平成１７年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）」の計４件を一括して議題といたします。本案について，執行部から説明を求めます。 道路建設課長）私の方からは，まず４ページです。繰越明許費。第２表になりますね。土木費，道路橋りょう費，国庫補助道路整備事業の繰越明許費として２，０５０万円を計上させていただきました。これについては染谷の粟田橋に向かう道路の部分でございます。６００メートルのうち３６０メートルを９月末に２工区において発注しております。ですが，その１工区において周知の遺跡があり，事前に教育委員会と協議し，試掘調査をしていただいておりましたが，本格的な調査が必要となり，４か月間工事が着手できませんでした。調査の結果は住居跡ということでございます。契約額については，繰越し額については，１工区の契約額が２，８８７万５，０００円。そのうち，前払いを８６６万２，５００円しております。その残額の２，０２１万２，５００円，千円単位にしますので，２，０２１万３，０００円。それと需用費，これ事務費でございますが，２８万７，０００円を加えまして，繰越額が２，０５０万円となっております。 次に５ページですけれど，地方債の補正でございます。下の「変更」という覧のうち，臨時地方道整備事業が変更になっております。変更前が３億９，９３０万円，変更後の，補正後の限度額が４億９７０万円。これは１，０４０万円の増でございますが，今までの旧石岡市分のほか，旧八郷分です。岩間八郷線の工事の地方債３４０万円，それから０１１２号線の再生債として７００万円，合わせて１，０４０万円を増しております。 次に歳入でございます。ページで言いますと３６，３７ページでございます。ちょうど真ん中でございますけれども，１３の国庫支出金，土木費国庫補助金を２２万円補正しております。この２２万円については，染谷の道路の補助金でございます。事業費ベースで４０万円の増ということで補正をしていただいております。これは，実際には数字を丸めたところがあるわけなんですけれど，２２万円の補助金の増を計上しております。 次に４４，４５ページでございます。中段よりもう少し下の，土木費の道路橋りょう費，道路新設改良費でございます。その中の一番右側で，「説明」ということで，測量設計委託料の６１０万円の減，および市道整備工事の２８５万５，０００円を計上しております。これは染谷の部分の道路でございますけれども，旧道との取付け部分について増をしたということでございます。それと委託費については，当初１，０００万円計上しておりましたけど，４００メートルの設計で，見込みが大分違ったということもありますけれど，３９９万円で済んでいるということで減額させていただきました。以上でございます。 参事兼都市計画課長）補正予算について説明いたします。まず４４ページの都市計画費。一番下の覧でございますが，都市計画総務費。補正額３９９万円の減額でございますが，一つ目として石岡駅東土地区画整理事業特別会計への繰出金２９９万円の減額でございます。理由といたしまして，臨時地方道整備事業債としての歳入が２４０万円増えたことによりますことと，補償費の支出が５０万円減額になることによることでございます。 ２つ目が石岡駅周辺整備事業１００万円の減額でございますが，これはバリアフリー構想委託料の入札差金を減額するものでございます。以上でございます。 下水道課長）議案第１８号「下水道特別会計補正予算（第１号）」についてご説明させていただきます。予算につきましては，歳入歳出ともに５，６６８万１，０００円を減額のお願いをしております。補正予算書の中の「事項別明細表」の歳入の方よりご説明したいと思います。まず歳入の中の下水道使用料としまして，流域関連公共下水道使用料４４４万８，０００円の減額をしております。これにつきましては，前年度に幾らか伸びを加えた形で算定をしたわけでございますが，想定したより下水道の使用料が少なくなるということで，減額させていただいております。 次に県支出金として，下水道費県補助金の減額なんですが，これにつきましては９０万円の減額をお願いしているところです。これにつきましては，のちに歳出の方でご説明いたしますが，雨水調整池工事を全額減額補正している関係で，県費の補助が減額となっております。次に一般会計繰入金でございますが，歳出において，流域下水道事業維持負担金８９４万６，０００円，流域関連公共下水道整備事業費で２，８８０万円，流域下水道事業負担金として６４万５，０００円，公債費として２，４２９万円の減額に伴いまして，一般会計の繰入金２，５４３万３，０００円が減額となっております。 次に，下水道債ということで，２，５９０万円の減額をお願いしております。これにつきましては，先ほど申しあげましたとおり調整池の事業を減額したことにより，２，６５０万円の減額となっております。公共下水道事業債につきましては，こちらは八郷地区分なんですが，国補事業の中で管渠整備と処理場関係の補助が，率がちょっと違いますので，それの組み替えをおこなったことにより，１０万円の減額となっております。 流域下水道事業債７０万円の増額なんですが，流域下水道事業債は県で行う流域下水道事業への負担でございます。こちらの債務につきましては，流域下水道事業が増額になったことにより，７０万円の増額をしております。 次に，歳出ですが，予算書の中の８２，８３ページでございます。流域関連公共下水道維持費としまして使用料徴収経費，消費税を６０万円の増額をしております。こちらにつきましては，今年度石岡市と旧八郷町が合併したことにより，会計が１０月で止まっておりますので，市の方で下水道使用料の料金が工事発注金額より上回っているために６００万円の増額となっております。通常であれば工事発注高が使用料の収入より多いために，還付となるわけですが，今年度につきましてはそういうことで合併があったということで，金額が下回るということになっております。 次に流域下水道事業維持負担金８９４万６，０００円でございますが，これにつきましては先ほども使用料収入の中で，歳入の使用料の中で見込んだ数字より少なかったということで，これに伴いまして８９４万６，０００円を減額しております。こちらにつきましては，旧石岡市の場合は流域下水道事業の方へ１立方メートルあたり６３円という負担金を払っております。旧八郷におきましては，自分の所といいますか，処理場で処理しておりますので，この負担金というのはないわけですが，旧石岡市につきましては県の流域下水道の方で水を処理しておりますので，それの負担金ということになっております。 次に，下水道費の流域関連公共下水道整備事業費としまして，流域関連公共下水道整備事業の調整池整備工事２，８８０万円減をしております。こちらにつきましては，県との競合する工事で，県の事業が１８年度に行いたいということと，あと補償物件の補償で１７年度に実施することは困難だということで，１８年度に計上してございます。 続きまして，公共下水道整備事業費の１０万円でございますが，これは八郷地区分でございますが，起債分の関係で減額したことにより，１０万円の減額をしております。 流域下水道事業費の中で，次に流域下水道なんですが，流域下水道で６４万５，０００円の減額をしております。こちらにつきましては流域下水道事業の建設に伴う負担金でございますが，落札差金が生じたことにより，６４万５，０００円が減額となっております。続きまして公債費の中で，流域関連公共下水道利子償還費，一般長期債利子６２６万５，０００円でございますが，こちらにつきましては今年度，合併以前にこれまで借りていた市債の分で７パーセント以上のものの市債の借り換えを行っております。それに伴って利子が減額になり，また，石岡市分として１６年度よりの繰越明許費の中での利息の払い分が減額になっており，６２６万５，０００円があわせて減額となっております。公共下水道利子償還費として１，８０２万５，０００円の減額を行っております。こちらにつきましては，旧八郷町分で，こちらにつきましても事業を減少させたのと伴い，こちらにつきましても繰越明許費分に伴って１，８０２万５，０００円が減額となっております。 なお，補正予算書の中の１５ページの中で，第２表の中で繰越明許費として繰越しのお願いをしております。こちらにつきましては，流域関連公共下水道整備事業費の汚水の中で８，８００万円，下段で雨水としまして，４，７００万円の繰越明許を行っております。こちらにつきましては，工事の発注は済んでおるわけなんですが，３月３１日までには完成が出来ないということで，こちらについて計上させていただいております。それに伴いまして，第３表の中で，これまでの補正のお願いしている中で，地方債の補正を表の通り行って，お願いしているところでございます。以上でございます。 参事兼都市計画課長）議案第１９号「石岡市駐車場特別会計補正予算」についてご説明いたします。９０ページの歳入の使用料でございますが，６００万円の減となっておりますのは，駐車場使用料の現収に伴いまして減額するものでございます。 次に９２ページになるわけでございますが，この減に伴いまして，一般会計の繰出金も６００万円減になります。そのことによりまして，３８ページになりますけども，３８ページの中段の特別会計の繰入金の中で，駐車場特別会計繰入金，これも同じく６００万円を減額するものです。以上です。 都市整備課長）私の方からは，「石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算」についてご説明申しあげます。議案第２１号になります。ページ言いますと，最初２２ページでございます。議案第２１号の歳入のものと，それから歳出，それから２５ページの地方債の変更の３点についてご説明申しあげます。 歳入についてでございますけども，これは事項別明細書の方では１０７ページの方になります。これで歳入の方ですが，一般会計の繰入金が２９９万円の減額となります。それから市債としまして区画整理事業債が２４０万円の増となります。この市債の方の内訳でございますけれども，もともと駅東区画整理の街路分としまして，地方特定道路事業というのが該当しておりまして，これにつきまして，臨時地方道整備事業債が９割充てられることになっておりました。国の方の施策の方で，財源対策ということで，地方の道路や公園や，それから学校なんかでも同じなんですけども，地方債を起こした残り分について，財源対策債分を充当することを認めてくださるということで，本年度につきましては，この臨時地方道整備事業債を９割から１０割。その１０パーセントについては地方交付税で負担するというような形で，今年度２４０万円地方債が増額しております。それから歳出の方でございますけれども，歳出の方は１０８ページになります。区画整理事業の弁護士謝礼９万円の減額でございます。これは昨年９月に区画整理の直接施工というのがございまして，これは地権者の方が合意していただけなかったものですから，法的に，強制的に，それを施工するという形で，石岡市が直接施工いたしました。その時，何かあったときのために，弁護士費用を用意しておりました。それが今回，何もなく終わりそうなので，このまま減額させていただくと。それからその下の５０万円の減ですけれども，これは工作物等の補償がほぼ確定いたしましたので，それに伴いまして５０万円の減額を要求しております。歳出の方で５９万円の減額，歳入の方で２４０万円の増ということでございますので，一般会計からの繰入金を２９９万円減額するという形になります。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第１５号「平成１７年度石岡市一般会計補正予算（第１号）」のうち当委員会の所管にかかる部分，議案第１８号「平成１７年度石岡市下水道事業特別会計補正予算（第１号）」，議案第１９号「平成１７年度石岡市駐車場特別会計補正予算（第１号）」，議案第２１号「平成１７年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計補正予算（第１号）」の計４件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。本案は，いずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第６３号「石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。 本案については，執行部から説明を求めます。 参事兼都市計画課長）議案第６３号について説明いたします。地方自治法の一部改正によりまして，指定管理者制度の導入に伴い，当該条例施設の管理委託に関する規定を改正するもので，石岡市営駐車場条例の第１２条を削除いたしまして，第１３条を第１２条とし，第１４条を第１３条とするものでございます。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第６３号「石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第７１号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案については，執行部から説明を求めます。 参事兼都市計画課長）議案第７１号についてご説明いたします。平成１８年度からまちづくり特例市として指定を受け，新たに優良宅地造成認定，開発行為許可等の事務にかかる手数料を定めるものでございます。手数料については県の基準に基づいているものでございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第７１号「石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に議案第９８号「石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案については，執行部から説明を求めます。 下水道課長）議案第９８号「石岡市下水道条例の一部を改正」をお願いしております。これにつきましては，本市の下水道条例第１０条第１項中の「法第１２条の１０第１項」を「第１２条の１１第１項」に改正をお願いしております。これにつきましては，下水道法の改正に伴い，条項の異動が生じたことにより，当該条例で引用している該当条名や項番号の改正をお願いしているところです。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第９８号「石岡市下水道条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第９９号「石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。本案については，執行部から説明を求めます。 建築住宅指導課長）議案第９９号「石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについて」ご説明いたします。これは昨年１２月２日，公営住宅法施行令の一部を改正する政令が交付され，公営住宅の適正かつ合理的な管理を図る観点から，単身での入居が可能な者の範囲の拡大，収入超過者に係る家賃制度の合理化等の改正が行われましたので，市営住宅管理条例について所要の改正を行うものです。改正の主なものは，１つとして公募によらないで他の公営住宅への入居が可能となる，特定入居事由の拡大であります。２つとして，単身入居が可能な者の範囲の拡大です。３つとして，単身入居あるいは裁量階層にかかる高齢者の年齢の引き上げでございます。以上が改正の概要でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 櫻井委員）ただ今の説明の中で，公営住宅法施行令の改正ということを伺ったんですが，市民への周知はどういうふうにやってるのか。また，DV被害者のことが６条あたりに載ってるんですかね。一時的かつ緊急に住宅を提供する必要があることから，地域外からの入居も可能とされていますが，対象地域や応募方法など，どのように検討されているのかお伺いします。 建築住宅指導課長）まず改正条例の周知の方法ですけども，本議会が終了した後に周知はするわけなんですけども，市の例規集を全部，ホームページ等で公表しておりますので，そちらに改正が加わるのが一つと，石岡市の広報で改正があった旨をお知らせしたいと思います。 次に，DV被害者の入居の地域なんですけれども，これは市営住宅は石岡市に住所がある方とか，石岡市に勤務されている方ということですけども，そういう縛りがなくて入居が可能になっております。応募するための周知の方法は，やはり広報等でお知らせしたいと思っております。以上です。 櫻井委員）これから周知徹底を図るということですけれども，例えば八郷地区においては防災無線なんかもあるので，そういうものも果たして利用できるのかなという気はするんですけどもね。これは，防災っていう意味あいからのものですから，どうかなっていうところもお考えでしょうけども，いろんな意味で，広報だけでなく幅広くね，周知徹底していただきたいなと思います。 それからDV被害者の件なんですけども，これはそうしますと，地域は無制限というような考えでよろしいんですか。 建築住宅指導課長）配偶者からの暴力被害者，いわゆるDV被害者なんですけども，この方については公営住宅の目的外使用ということで可能であるという事務通達が来ております。以上です。 櫻井委員）地域的には制限はないのかっていうことをお聞きしてるんですけど。 建築住宅指導課長）入居する方の住所とか，勤務地についての制限はございません。 櫻井委員）ごく僅かな人が対象となる感じはしますけど，少ないからといっても，こういう法の改正っていうものがあるんですから，やっぱり知らない人もたくさんおりますんでね。こういうものの周知徹底を図っていただきたいっていうのが私の考えですので，よろしくお願いしたいなと思います。 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第９９号「石岡市営住宅管理条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第１０３号「市道の認定について」ないし議案第１０８号「市道の変更について」の計６件を一括して議題といたします。本案については，執行部から説明を求めます。 道路管理課長）それでは，ご説明申しあげます。議案第１０３号。北府中地内でございまして，本案につきましては前回の委員会でご指摘を受けまして，取り下げをいたした案件でございます。延長，面積につきまして再精査をいたしまして，今回また提出するものでございます。延長につきましては一部斜めとなりますので，中心で測定し，面積につきましては実測図がありましたので，それを計上いたしてございます。 議案第１０４号。総社地内でございます。これも同じく再提出をするものであります。面積につきましては実測図を利用しまして，起点側隅切り，これはあとから実測をいたしまして，計算したものでございます。 議案第１０５号につきましては，石岡駅東土地区画整理事業に伴いまして整理をされました都市計画道路，最初に降りたところの広いところが都市計画道路ですね。および区画道路でございまして，一部未整備を合せまして，１２路線でございます。幅員が６メートルから２５メートル。両側に２５０から３００ミリのＵ字溝が設置されております。現地調査の際にご指摘ありましたけども，面積につきましては確定はされてございません。ですが一部供用と言いますか，利用しているということで，例えば事故等があった場合に管理上の責任が負えないということで今回，認定をお願いするものでございます。１８年度に確定測量を行いますので，その際に変更して登載したいと考えているものでございます。 議案第１０６号，これは山崎地内ということでパセオ・パルケ。八郷町の宅地開発により造成されました道路を市道として受け入れるというもので，合計で３２路線でございます。幅員につきましては５メートルから１４メートル。総延長で３，３３１．５４メートル。面積が２７，６７９．８５平方メートルということで，全線舗装であります。排水につきましてはＬ型側溝，皿形，それから２５０メートルのＵ字溝等が設置されているようです。 議案第１０７号。下林地内でございます。開発によって築造されました道路でございまして，幅員が６．２５メートル。それから広いところ，迂回場所ですね。ここが９．２５メートルということで，延長が６７．６メートル。面積４６０平方メートル。片側に２５０ミリの側溝ですね。片側はＬ型になっております。それからこれは実測図が付いておりますので，それを基に提案しております。 議案第１０８号。これは開発行為により一部道路の起点が変わりましたので，道路法第１０条の規定により，変更という形でお願いしたいものでございまして，議案の中に幅員が３．５メートルから４メートルとありますけれども，３．５メートルの部分につきましては既存の部分でございます。今回，４メートルとして出ております。延長が１９８メートル。面積が８３６平方メートルです。以上でございます。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第１０３号「市道の認定について」ないし議案第１０８号「市道の変更について」の計６件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，１７日の委員会で質疑を実施いたしました各会計予算案のうち，議案第１号「平成１８年度石岡市一般会計予算」のうち，当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第１号「平成１８年度石岡市一般会計予算」のうち当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，議案第５号「平成１８年度石岡市下水道事業特別会計予算」，議案第６号「平成１８年度石岡市駐車場特別会計予算」，議案第８号「平成１８年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算」の計３件を一括して議題といたします。これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第５号「平成１８年度石岡市下水道事業特別会計予算」，議案第６号「平成１８年度石岡市駐車場特別会計予算」，議案第８号「平成１８年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計予算」の計３件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，請願第１「区域指定制度の導入についての請願書」を議題といたします。本件については，事務局から受理の経緯，及び概要等について説明いたさせます。 事務局）それでは請願第１「区域指定制度の導入についての請願書」についてご説明申しあげます。本件請願は，本年２月１３日にご提出をいただきまして，同日付で受理をさせていただきました。請願者は石岡市不動産会の○○（個人名）様，紹介議員として久保田健一郎議員が署名をされております。 内容でございますけれども，石岡市は昭和４６年の線引きにより市街化区域と市街化調整区域を区分けしたわけでございますけれども，社会情勢の変化に対応できない面も多く出てきているというご指摘でございます。このような状況への対応を図るため，改正都市計画法が平成１３年５月１８日に施行されまして，この改正によって既存宅地の確認制度が廃止され，新たに都道府県の条例により区域指定制度が導入されたと述べておられます。 この制度は，市街化調整区域における新たな許可制度で，条例によってあらかじめ指定された集落内であれば，誰もが住宅を中心とした建築物を建てられるものであり，社会情勢の変化や現状に即していない調整区域に柔軟に対応できるということで述べておられまして，県内においても多くの市町村がこの制度を取り入れて新たなまちづくりに取り組んでいることから，石岡市においてもこの制度を取り入れて，住環境を整備し，定住人口の増加を図り，あたらなまちづくりに邁進されるようということで請願をされているところでございます。 それから，皆様のお手元に「請願・陳情審査参考資料」という形で配らせていただいたものがございます。そちらをご覧いただければと思うんですけれども，ただ今の請願の中にもございましたとおり，都市計画法が平成１２年５月に改正され，翌１３年５月に施行されました都市計画法によりまして，区域指定の制度が導入されたところでございます。その１ページ目の一番下の部分に都市計画法第３４条の８の３と８の４という形で記載をさせていただきましたけれども，この部分が区域指定の根拠法令となっているところでございます。 それから２ページ目に「区域指定制度の概要」ということで，こちらは茨城県のホームページから引用したものでございますけれども，茨城県におきましては「茨城県都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例」という条例を制定してございまして，以下述べているような形で，茨城県での制度が運用されております。 それから「２」としまして「区域指定制度の概要」ということで５点ほど述べておりますけれども，このような形で茨城県では制度が運用されているところでございます。ご覧おきいただければと思います。それから４ページから１０ページまでは，県の条例と施行規則の全文を掲載させていただきましたので，のちほどお目通しいただければと思います。以上です。 前島委員長）これについて，執行部の方から追加説明は。あるんであれば認めますけど。 参事兼都市計画課長）区域指定制度につきましては，ただいま事務局の方で説明がありましたように，平成１３年に既存宅地制度が廃止されまして，５年間は猶予期間ということがありますが，その代替え措置として，市街化調整区域で一定の要件を満たす区域は，市町村は原案を作成・申請することにより，県が条例で区域指定，告示するものでございます。 石岡市として，平成１５年に数回，その区域指定についての勉強会を行ったところでございます。ただその時点では市町村合併の問題もありましたし，それから調査期間等に２年を要することもございましたので，一応勉強会として取りまとめはしたんですが，それをどういうふうにしていくかというような結論といいますか，方向づけまでには達しておりませんでした。それで現在は，旧八郷町と旧石岡市が合併いたしまして，１つの町の中に２つの都市計画区域が存続するわけでございまして，都市の，１つの町としての都市を，総合的に整備・開発・保全を行うことが望ましいので，１つの都市計画区域とすることが一番良いわけですが，いろいろ社会的，地域的条件もありますので，これらについて，いま勉強会を庁内で立ち上げまして，都市建設委員会の皆様，それから都市計画審議会，それから議会等，それから市民の意見を聞いて，１つの方向性を出して行きたいと考えております。その中で，区域指定についても，区域指定は市街化調整区域に指定できるものでございますので，その中で一緒に議論していきたいと思います。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 櫻井委員）この区域指定制度というのは，私は職業柄ちょっと馴染みがなかったんですけども，本当はこういうこと勉強しなくちゃいけないんですけども，ちょっと馴染みなくこういうものが出たので，若干，こちらのレジュメの方を見させていただきました。私は区域指定制度はやっぱりやるべきかな，という考えでおります。 実はここに，去年の４月２４日の茨城新聞なんですけども，偶然こういう記事を私，とっておいたんですよね。これは「稲敷市の現状と課題」っていう記事が載ってまして，これは私，石岡と八郷が合併してもこういう問題は必ず起きるというふうに思ったものですから，この新聞は偶然にもとっておいたものなんですね。 その中で，今回こういう請願が上がってきまして，簡単に言いますと，「線引き導入が足枷になってる」というようなタイトルなんですね。「活性化の遅延を懸念している」というようなこともあります。最後にですね，「このままだと理想的なまちづくりを目指し導入した都市計画が，逆に都市開発の足枷となり，地域の活性化を遅らせる心配がある」というような記事も載ってるんです。で，人口減が続く，というようなことがここに書いてあるんですよね。私も，前回の常任委員会でも新石岡市の人口が２０２５年ですか，１万人減という見通しが出てるということを聞いたものですから，石岡の中心市街地は別にいたしまして，全体的には私は過疎だなと。過疎化するな，ということを私は懸念してるんです。それで参考資料の方を見ましても，いま課長からご説明があったように，市街化調整区域を対象にしたものだということで，旧石岡市が対象になるわけですよね。そういう中で，これはこの中の説明にもあるように，既存宅地の廃止ということがありまして，その代わりに代替え案みたいな形で，私は出てきたものなのかなと個人的に判断してます。あと，これは茨城町でのことなんですけども，茨城町では県の方で，この機会に人口増加を図ってくれというようなことで，区域指定制度を積極的に導入するような指導をしている，というふうに伺っております。 あと，区域指定制度も今度３年延長になるようなんですか？ ちょっとそういう話しも聞いたんですけども，このやつからいうと，１８年で終わっちゃいますよね。多分これが３年延長になってるというふうに聞いてます。ですから，時間は少し延長されて多くなったんですけども，協議に２年もかかってたんではね，あれですから。やはり速やかにこういうものをやって，やっぱり人口増，活性化っていうものを図る必要があると思うんです。 それからこの参考資料の中を見ても，いろいろ規制があってね，５０戸連たんとかいろいろ， 見ますと規制がありますので，さほど乱開発には心配ないのかなというふうにも思います。また，線引きの見直しというようなことは執行部側で考えてるんでしょうけども，これは難しい問題があると思います。現在無指定の八郷地区をね，線引きするとなると，感情的に，昭和四十八，九年の頃とはちょっと違いますので，役所の方で「こうしますから」と言っても「ああ，そうですか」というわけにはいかない部分っていうのは往々にして出てくるなっていう感じはします。 ですからそういう点も含めて，この制度っていうのは，私は妥当なのかなと。導入については妥当なのかなというふうに考えてます。また，市街化の見直し等々についてもお考えになってるんですけども，と思うんですけれども，現在石岡市の市街化区域の中の未利用地の部分。道路が細くて開発が出来ないというような部分。まず，そういうところの指摘を受けてるっていうふうにも聞いてるんですけどね。県の方からはね。まずそれを改善しなさい，というような指導を受けてるというようなことを聞いてるんですけども。まずそれが事実かどうか，お聞きしたいと思います。諸々，話しが長くなっちゃったんですけれども，やはりこれからは人口減が見込まれている中で，制度的には悪いものではないような気がするんですよね。だから，これは前向きに検討していくべきものだなと思います。ただ，これ２年２年なんて言ってると，あっという間にこの制度は終わっちゃいますので，そういうことも含めて，１つはそういう県の方からの指導があるのかどうかというのも含めて，何かお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。 参事兼都市計画課長）区域指定の制度でございますが，議員言われておりますように，今までの既存宅地の代替え措置として指定されたものでございます。それと，この先３年程度の延長もあるのかな，というようなお話しもございましたが，何かそういうような，期限は判りませんが，何かそういう噂というか，そういうのもちょっと聞こえたこともございます。ただ事実関係は今の時点では判りません。区域指定制度は市街化区域から１キロメートル以内は８の３，それからそのほかについては８の４で指定できるということになっておりまして，当然，市町村で人口が減少している区域について指定をしていったらどうか，という制度でございます。ちなみに平成１７年３月末現在でございますが，合併前の市町村もございますけれども，区域指定がされてます市町村は鹿嶋市，霞ヶ浦町，茨城町，水海道市，谷和原村，岩井市，十王町，猿島町，真壁町となっております。先ほど私，ちょっと説明しましたように，線引きの，石岡がされてて八郷がされてないということで，まずそちらの方向性がどうなるのか。まあ，線引きそのものは県が決めることでございますけれども，石岡市でどういう方が良いのか，皆さんの意見を聞いて県の方に働きかけて行かなければならないと。そのときに当然，区域指定についても話しが出てくるのかなということで，現在，庁内で話しをしているところではございます。また，県の方の指導につきましては，未利用地問題もございまして，それについてはいま合併，駅東土地区画整理事業が大体事業の終結を向かえておりますので，その先の駅前東ノ辻線の残り１，２００メートルについても整備をする予定でございます。この地域は，市街化の中では一番，未利用地地域が多くございまして，その道路が完成することによりまして，そのへんの未利用地の解消になってくるものと思うところでございます。何れにいたしましても，町全体のことでございますので，線引き，それから区域指定については，今後とも一定の方向性を見出すためにも，皆様の意見を聞きながら，方向性を示していきたいと思っております。 小泉委員）ちょっと伺いますがね，この請願にも謳っておりますとおり，昭和４６年に旧石岡市が線引きを施行されたんですね。そのときは乱開発を止めるということで，線引きを行ったわけです。その経過っていうのはね，石岡のどこを調整区域にして，市街化と調整を分ける，いわゆる区域をどういうふうにするかっていうのは，各区の区長さんだとか，ある程度の方が出て，いろんな役職のある方が出て，いろんな議論をされて，「石岡はじゃあ，南東の方がいいでしょう」と。それで北西の方は調整区域にして，こっちは市街化区域にしようという結論のもとにやったんですが，終わった後になってみると，不平不満が出てるんですよね。うちの方はなぜ線引きにしちゃったんだと。だけどそれは皆さん方の了解を得てやったんだと。それでまあ，確かに市街化区域になった方は，その頃牧場とか何かの非常に山だったんですから，山林ですから。どんどんどんどん開発がスムーズに行ったのであのように発展してるんですが，ところが調整区域の方は未だ昔と変わらない。それで，今度区域指定になるのには，各自治体がやってるんでしょう。石岡がそういうふうになるのには，恐らく委員会を立ち上げると思うんですよね。これは。それで市街化調整区域をつくるときの失敗っていうか，いろんな苦情があとから出ないようにするのには，どういうような委員会を立ち上げて，これをきちっとやっていかなくちゃならないかということが，１５年から５，６回会議やってるようですが，そのへんの話しは出てなかったんですか。区域指定を導入していくのに，どのへんをやっていくとかね。あとで，うちの方もしてもらいたかったとか，いや，うちの方はしてもらってかえって拙かったという話しが出ても困るので，そのへんの話し合いっていうのはいままで。 参事兼都市計画課長）大変失礼いたしました。先ほど櫻井委員さんの方で，５年のあとに延長というお話しがございましたが，それはですね，区域指定制度については何年で終わるということではございません。５年と言いましたのは，既存宅地制度そのものが平成１３年に施行されましたので，それが５年間が延長されたということです。 〔「説明が違ってたっていうこと？」と呼ぶ者あり〕 参事兼都市計画課長）そうです。 小泉委員）私もね，請願には賛成なんですよ。ただこれ慎重にやってもらわないとね。どういう形でやっていくんだか。まだそこまで行ってないでしょうけども。やはり人口を増やすということで，いま調整区域の見直しをやってほしいなんていう話しもありますから。なかなかこれ難しいようですから。とりあえず地域指定の導入っていうのは私も賛成でございます。以上です。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）再開いたします。ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）再開いたします。次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。請願第１「区域指定制度の導入についての請願書」を採決いたします。 お諮りいたします。本件は，採択すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，陳情第７「６号バイパスのアクセス関連道路都市計画道路貝地高浜線の早期実現に関する陳情」を議題といたします。本件については，事務局から受理の経緯，及び概要等について説明いたさせます。 事務局）陳情第７「６号バイパスのアクセス関連道路都市計画道路貝地高浜線の早期実現に関する陳情」についてご説明申しあげます。本陳情は平成１８年２月１４日にご提出をいただきまして，同日付で受理をさせていただいております。提出者は石岡市高浜の高浜地区整備に関する協議会会長 ○○（個人名）様，石岡市高浜の高浜区長 ○○（個人名）様ほか８８２名の方々のお名前が連ねられてございます。 内容でございますけれども，陳情者の居住する高浜は，石岡市中心部と玉里村，小川町，かすみがうら市の結節点として，県道石岡田伏土浦線または石岡紅葉線が交差し，交通の要衝となっているわけでございますけれども，高浜台富士見台地区の市道は旧来のまま，拡幅などは行われておらず，歩道もない狭隘な道路のままとのことでございます。年々進む車社会に対応できず，車同士のすれ違いはもとより，歩行者にも危険で，かつ，緊急車両も通行できないため，高浜地区を通過する車両を早急に排除し，道路整備を図るべきであるとのことでございます。よって陳情者におきましては，都市計画道路貝地高浜線を早期に実現するよう求めているところでございます。 それから，先ほどご覧いただきました「参考資料」の１１ページ以降に，本陳情に関する事項を掲載させていただきました。こちらで述べておりますのは，旧石岡市が平成１１年５月に策定いたしました「都市計画道路整備プログラム」における本路線の位置づけですとか，そういうことを述べさせていただいておりますけれども，過日タイム・スケジュールも本委員会に提出されましたとおり，合併特例債事業として本路線は位置づけらけておりますので，各委員さんよくご承知のことと思いますので，こちらについては後ほどお目通しいただければと思います。以上です。 前島委員長）以上で説明は終わりました。次に，質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 山口委員）この６号バイパスのアクセス関連道路の早期実現の陳情なんですけども，以前に合併協議会，石岡と八郷が合併する前の協議会のときに，この問題も石岡で全員協議会の中でも問題になった道路です。その時のは環境的な問題，あとは遺跡の問題とかがあって，反対の陳情が出てましたんですけども，どうなってますか。この前の取扱い。議運までか。 前島委員長）暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）再開いたします。 山口委員）そうするとこの問題ですけども，一番大事なのはこれを通すか通さないか…，これどんなふうになるのかな。あとこの間聞いたんですけども，ＪＲの問題。それがどのような形になってるのか。いろんな話し聞くっていうと難しいっていう話し聞いてるんですけど，１０年間でやらなきゃならない問題なんで，その点ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 都市建設部長）一般質問でもご答弁しましたように，合併特例債事業として決定されておるわけで，そのスケジュールも提出したわけですから，１８年度は地区の方々に説明の開催をいたします。そういう形で今後も進めていきたいと。ＪＲに関してはそういう話しは全くございません。ゴーサインがでればＪＲと協議に入っていかなければなりませんが，現在のところ，一切そういう話しはございません。 山口委員）そうしますと，順調に進むということで，１０年以内には大体見通しがつくということでいますか。 都市建設部長）特例債の使える期間が１０年でございますので，１０年と限らず，できるだけ早いうちに，早い期間で整備していきたいと。ちなみに，６号バイパスの恋瀬川に架かる橋については３年で仕上げるという話しをしてますので，橋自体だけならば，田圃の中に橋を架けるわけでございませんので，陸地同士を繋ぐ跨線橋みたいなものですね。ですから工法自体は大変とは思うんですが，そんなに難しい問題ではないと。地権者の同意さえいただければ，進んでいけると考えてございます。その跨線橋の方も特例債事業の方の事業費を組んでございますので，決定をいただければ進めていきたいというふうに考えております 山口委員）分かりました。一応これまでの合併協の中でも，いまちょっと別な，農業委員の問題も出てるんですけど，見直しということで，期間がなかったんで，急遽やったために路線的なものも，私らはよく，この前も言ったんですけども，前から市民の陳情っていうか，愛郷橋のところ混雑してますのでっていうことで，向こうに橋架けて１本っていうことでね，農免道路へつなぐ道路っていうことも言われてますよね。やっぱり見直しとか何かいろんな考えたときに，まず一番先のこの問題が見直しという形になるのかと思ってたんですけど，たまたま，そういう見直しの問題とか，そういう問題を執行部として市長としてどのように考えてるのか。 都市建設部長）私どもは市長の命を受けて事業を進めてございます。この貝地高浜線につきましても新市計画の中で決定された事項でございます。市長の命令が出れば，私どもはそれを粛々と進めていくと。支障があれば，こういう支障がございます，というのを市長の方へ上げて，それを見直すとか見直さないとかの問題は，長の考えることでございますので，そういう指示が一切出てませんし，今の段階では，進めると市長も仰っていますから，私どもも反対があるのは知ってますが，粛々と進めて行きたいと思います。 山口委員）それならば，やっぱりこの市民８８２名の方々がこういう早期実現となってますから，そのやはりこちらも取り上げていくべきかなと思ってます。慎重にやってもらうほかないですけどね，これ。 前島委員長）ほかに質疑はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で質疑を終結いたします。暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 前島委員長）再開いたします。次に，討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第７「６号バイパスのアクセス関連道路都市計画道路貝地高浜線の早期実現に関する陳情」を採決いたします。 お諮りいたします。本件は，採択すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。以上で，当委員会に付託された議案及び請願・陳情の審査はすべて終了したわけでございますが，これらにかかる委員長報告の取扱いにつきましては，委員長にご一任願いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。次に，閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。 当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため，石岡市議会委員会条例第３６条の規定により，お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を示して，閉会中の継続調査を申し出たいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ご異議なしと認め，さよう決しました。 次に，過日実施いたしました委員派遣による所管事務管外調査の報告についてを議題といたします。 本件については，各委員のお手元に委員派遣報告書をご配付いたしております。 この報告書について，なにかご意見等ございましたら，挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，委員派遣による所管事務管外調査の報告については，お手元に配付した報告書のとおりご了承いただきたいと思います。ほかに何かご発言はございませんか。 櫻井委員）先日の常任委員会でも入札制度について意見を述べさせていただきました。今日，予算と関係な案件ですので，その他というところでちょっと要望等，意見をお聞きできればなということで思いまして，ご質問いたします。 実は公共工事について，私は石岡の方はよくは分からないんですけども，八郷の状況についてですけども，簡単っていうか分かりやすく申しますと，公共工事をやるところには，現場主任者って言うんですか，それが必ず１人常駐すると。現場責任者って言うんですかね，私よく分からないんですけども，常駐するという決まりがあると思うんですよね。ところがある何社かの会社等は，公共工事において常駐していないというようなところがございます。多々ある，と言っていいぐらいかも知れないですね。例えばある会社にしますと，正式に１人しかいないのに，県の仕事も含めて３つも４つもやってるというようなのが現実にあるわけですね。これは役所の方では経審を通ってるからこれでいいんだというようなご判断のもとやってるのかと思いますけども，やはりこれはまずいと思うんですよね。やっぱり１人しかいないところは１現場という形が常識だと思うんです。ですから，経営審査なんとかってやつがあるらしいですけども，それが通ってるからいいってことじゃなくて，石岡市は石岡市独自のやり方というのをやはり工夫していかないと，まじめな人が損をしていくような感じになるなと私は心配してるんです。例えば雇用保険の写しとか，あとは所得証明とか。雇用証明は偽造できるって言えばできるんでしょうけども，そういうところをね，厳密に，できるだけの調査，そういうのをやる必要があると思います。ですから，そういうことが往々にしていま起きてるんですけども，そういうことをどのように対処，処理していかれるのか，ちょっとお聞きしたいと思います。 都市建設部長）入札問題に関しましては企画の方の所管でございます。私が直接云々を述べる立場にはないわけでございますが，都市建設部長は業者選定委員会にも入ってますので，そういう観点からお話しは。旧石岡市の例を申しあげれば，現場主任は１現場に１人です。これは確認しております。現場主任者は顔写真を付けて，工事の契約の際には工程表と併せて。あとは重機の有資格者等を，そこの現場で使う重機のですね，有資格者の免許をコピーさせて，それらも提出させております。業者選定の際にも，旧石岡におきましては現場監督が何人いるか届出いただいております。経営審査の中でも届出あるわけです。その中で３人しかいないということになれば，３件しかとれません。４人以上いれば４件。旧石岡の場合は５件以上，６件までとって，手持ち工事があればそれ以後は指名は出さないという形にして。終われば別ですが。そういう形でやってきたと思っております。それからその現場監督はいつも問題になることで，そういうことのないように，厳重に各課長あるいは現場の担当にもお話ししてると思いますので，担当はいると思います。ただ，ちょっと金額は忘れてしまいました，記憶が定かではありませんが，２，０００万円とか３，０００万円…，２，０００万円以下の工事は掛け持ちできます。現場に常駐しなければならないことはございません。掛け持ちで２現場ぐらいは大丈夫だと思います。ただ，旧石岡市ではそういうことは認めてませんで，１人いれば１工事，２人いれば２工事。それ以上は現場主任がいないわけですから，当然，工事受注ができないわけですよね。そういうことを厳密にやっておりました。当然，１８年度以降につきましても，そういうものが…，入札制度については石岡市の制度を引き継ぐという形になってる…，合併協議会で調整項目に上がっておりますので，大枠はそのとおり行くんだと思っております。詳細についてはまだ聞いておりませんが，近々，４月新年度になれば選定委員会も開かれて，その中で検討され，あるいは検討委員会，課長・係長級で，工事を出す部署からそういう専門の技術者が集まりまして，入札制度の検討委員会等の小委員会もございますので，それらが検討し，上に上がって委員会にかけられ，委員会でだいたい大枠を決めまして，市長の決裁をいただいて，制度の見直し，あるいは改善を図っていくような過程になっております。ですからそういうことで，１８年度については詳細には申しあげられませんが，旧石岡につきましてはそういう形でやってきました。 櫻井委員）部長さんの説明は理解できたんですけども，現実問題としてね，やはり２現場掛け持ちでもいいというような話しもあるんですけども，石岡は石岡のやり方にしてね，１現場１人というふうな厳しさっていうのは必要だと思うんです。それで，何件までやったら。５件とか６件とかありましたけども，私は件数もいいんですけど，額である程度制限してもいいのかなと。じゃないと，企業育成ということからちょっと懸け離れちゃうと。この間も言ったように，５０社近い中で３社で３割もとっちゃうっていう現状が起きてるわけですから。指名回数もまるっきり偏ったり。ですから，そういうことも含めて，やっぱり改正していく必要っていうのはあると思うんです。ですから，先ほど言った雇用保険の写しとか。私詳しくは分からないですよ。分かんないですけども，例えばそういうものをチェックしていくっていうことがね，市側として，執行部側として出来るんじゃないかなと私は思うんです。実際はいないのに，そのまま工事やらせておく。それで事故が起きたら，事故はなかったように隠してしまえというようなことが起きてるわけですね。事故あっても救急車呼ばないでくれと。車に乗せとくからと。そういう事例もあるわけです。指名がかからなくなっちゃうから。ですから，私，八郷の最後の頃の一般質問でやってはきたんですけども，やっぱり公平，透明，競争っていう原理からね，やっていくとすれば，石岡良くやってるよと言われるような制度をね，やはり作っていくべきだろうと思うんです。そういうことをやっていくお気持ちがあるかどうか，最後にお聞きして，私の質問を終わりたいと思います。 前島委員長）櫻井委員に申しあげます。それは企画部になっちゃうので，都市建設部長としては答えは出せないと思うんで，都市建設部としてね，心構えは先ほど部長が言ったように，取り組んでる話しなので，この件については差し支えない，都市建設部の所管だけの答弁にしていただいて，あとは櫻井委員の方は後日一般質問で，企画部の方に制度の問題は質問された方がいいのかなと思うんですけども。 都市建設部長）先ほど申しあげたとおりでございます。いろいろな問題がございまして，石岡市におきましても，例えば指名の中に入ってる…，一般競争もそうでございますが，その中に入ってる下請けを禁止とか，そういう条項も定めてきましたし，５００万円以上の工事につきまして，どの会社が…，県外とか，市外もそうですが，近辺市町村につきましても，県の工事とか他の工事は分かんないわけですよね。それで，そういう関係で全部を登録制度にして，その情報が一目で分かるように，CORINSというようなシステムがあるわけでございます，県の方に加盟するわけでございますが，その加盟も去年，５００万円ほどシステム代を払って加盟しているかと思います。やはり仰っていることはよく判りますので。 私も，旧市におきましても，そういうことを含めて下請けの現場監督は置かなければ駄目ですよと。防災保険等も加入していなければ駄目ですよ，機械・重機のトラブルが多いものですから，その重機につきましても有資格者がいるかいないも，ちゃんとコピーで出させております。その現場監督が何人いるか，作業員が何人いるかについても，全部経営審で出ておるわけでございますから，それに基づいて指名，あるいは一般競争に付してると考えております。あとの部分は，良く頭の中に入れておきたいというふうに思います。 櫻井委員）私も勘違いしちゃって一般質問のような感じで質問しちっゃて申し訳ありません。やはり雇用保険とかそういう面でね，チェックすることも一つ出来ると思いますので，要望としてお願いしておきたいと思います。よろしくお願いします。 前島委員長）ほかにご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 前島委員長）ないようですので，以上で本日の都市建設委員会を閉会いたします。どうも，ご苦労様でございました。 | ||||||||||||
