〒315-8640
茨城県石岡市石岡一丁目1−1
Tel 0299(23)1111 内線310

gikai@city.ishioka.lg.jp

議会中継
  


 第2回委員会 (6月19日)
出席委員 鈴木光雄委員長,川村良一副委員長,嶋田佐登子委員,関町芳弘委員,菱沼一夫委員,藁科登委員,池田正文委員
市執行部 教育長(石橋凱),教育次長(関正雄),参事兼教育総務課長(小沼茂夫),学校施設課長(広瀬峰昌),学校教育課長(菱沼敏之),スポーツ振興課長(渡辺勝男),学校給食課長(山本敬司),教育施設課長補佐(桜井俊充)
議会事務局 議事法制課係長(中山善正)



鈴木委員長)ただ今から,文教委員会を開会いたします。
 本日の議題は,付託された議案の審査として,議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)の当委員会所管にかかる部分,所管事務の調査として「北小学校校舎改築事業について」,「閉会中の継続調査の申し出について」であります。
 次に,付託案件説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 はじめに,お諮りいたします。本日の議題であります北小学校校舎改築事業につきましては,その現状を調査するため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
暫時休憩いたします。
 
− 休 憩 −
 
鈴木委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。
 これより議事に入ります。はじめに,議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」の当委員会所管にかかる部分を議題といたします。最初に執行部より補正予算書に基づき,補正内容につきまして説明を求めます。
 
学校教育課長)それでは,学校教育課の方から補正予算書28ページから29ページに記載されておりますことについて,ご説明を申し上げたいと思います。少し順番が変わりますが,学校教育支援事業ということで,県の委託事業のスクールライフサポーター活用調査研究事業でございますが,本年度,県の方で不登校解消モデル事業の規程に基づき,県内の小学校20校が,スクールライフサポーターの活用に関する効果等にかかる実践的な調査研究を委託されました。石岡市におきましては,南小学校と杉並小学校がこれに該当いたします。スクールライフサポーターとして,この2つの小学校に1名ずつ配置されるものでございます。具体的な仕事内容につきましては,不登校児童を対象とした家庭訪問,あるいは学校の子供たちの不安,あるいは悩みなどに対するカウンセリングにあたるというようなことで,学校生活の支援をするということでございます。スクールサポーター2名の勤務形態でございますが,週3日,1日あたり4時間を基本としまして,1時間あたり1,000円の報酬を委託費から支払うということになっておりまして,1人あたり42万円,2人でございますので合計84万円が措置されてございます。
 次に,県の委託事業の地域で支える学校づくり事業でございますが,学校と地域充実のための実践研究を推進するもので,県で15校が委託されております。石岡市では,柿岡中学校が推進事業推進校となっております。報償費としまして10万円,需用費として20万円,合計30万円が措置されてございます。また,文部科学省指定の児童生徒の心に響く道徳教育推進事業でございますが,現在有明中学校で進められております。命を大切にする心を育む教育を推進する観点から,生徒が生命の尊さなどを実感できる道徳教育を充実するために,昨年度と今年度の2ヵ年にわたり指定を受け,今年度研究発表会を10月下旬に行う予定でございます。研究発表会時の研究をまとめました紀要等の印刷製本などをするために,需用費として25万円を計上させていただいております。以上でございます。
 
スポーツ振興課長)29ページに記載されております補正予算でございます。1つ目には,石岡市運動公園敷地内の舗装工事について500万円でございます。これは体育館の線路際に位置しております通用口でございまして,平成2年に体育館が完成しましてからずっと使用されているわけなんですが,路面が陥没しているというか歪んで沈下している状態でございます。通行にも非常に危険でございまして,今現在使用をしておりますが,陥没などの事故が起きましては大変だということで,今回補正を要求させていただきました。
 2番目の染谷球場でございますが,190万円です。今現在借地をしておりまして,昭和58年から借地で借りております。県道としまして,畜産センターの道路が舗装され,出入口のところが段差ができて上り坂となって危険なために,平成15年に出入口の部分だけ舗装されましたけれど,中のあと約100メートルぐらい未舗装のままでございます。地権者の了解を得まして舗装し,風土記の丘がありまして,風土記の丘の利用者と野球場の利用者が頻繁に出入りしますので,いつも穴だらけになってしまって非常に不便だということで,今回補正で要求させていただきました。
 続いてイベント事業でございますが,イベント事業におきましては,これまでずっと石岡市で行ってきた事業でございまして,石岡市の今までイベントとしましてスポーツ界で有名な方,また実力者,大学生などを講師に招き,レベルの高い技術指導と技術向上を目的に進めてまいりました。今回もこういうことで,今年度2つ事業として,今のところバスケットボール教室,テニス教室の開催を考えてございます。講師の費用にもよりますが,それによっては内容等が変わることがあります。事業の開催ついては,イベント実行委員会の中で検討して進めていきたいと考えております。以上でございます。
 
学校給食課長)それでは29ページの一番下になりますが,学校給食センター費の職員等の人件費の補正でございます。今回の補正は168万2,000円でございます。その理由としましては,現在いる栄養士が出産をします。その後に1年間の育児休業休暇を予定しているということで,臨時の栄養士を雇用するものでございます。一般的に臨時職員等の場合は,1日6時間以内で勤務してございますが,栄養士の職務につきましては,食材の検収,調理現場の指導・監督,献立作成事務,調理場の清掃・点検,学校訪問栄養衛生指導等,多種にわたるため1日8時間勤務をお願いしたところでございます。そのため6時間を越えるので,社会保険の加入が必要になってくるわけでございます。賃金については,1時間あたり1,300円でございます。通勤手当が1日250円で,賃金,通勤手当それぞれ9月から来年の3月まで139日分を見込んでおります。それから社会保険料につきましては,雇用保険,厚生年金,健康保険の事業主負担分でございます。以上でございます。
 
鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 
池田委員)平成18年度一般会計補正予算(第1号),文教委員会にかかる部分につきまして,ただ今ご説明をいただいたわけでございます。そのうち29ページに記載されておりますスクールライフサポーター報酬84万円につきましてお伺いをしたいと思います。ただ今2校に対して不登校生徒のケアその他をお仕事ということで説明を受けたわけでございますが,ある程度の専門性を有する方でなければ,なかなか子供たちの中に入っていって悩みを聞いたり,あるいはいろいろな相談事に乗るというようなことができないと思われるわけでございます。そこでどのような方が今回スクールライフサポーターとして選ばれたか,どういった方か,お話しをできる範囲で結構ですので,お伺いをしたいと思います。
 
学校教育課長)委員のご質問にお答えさせていただきます。県の方の委託実施要綱を見ますと,スクールライフサポーターにつきましては,委託を受けた市町村教育委員会は,大学生,大学院生等の人材から本調査研究の趣旨に合致した者をスクールライフサポーターとして選考する,となってございます。本年度につきましては,あまり年配の方では,やっぱり子供たちとの普段の会話,悩み事とかいろんなお話が難しい面もございますので,大学を卒業して不登校児童生徒に関わる熱意を持って委託事業を進めていかれるような者というようなことで,2名ほどそれにしたがって考えて選考していきたいと思っております。以上でございます。
 
池田委員)実施要綱の趣旨に沿って,是非教育学部を卒業された方とか,あるいは心理学を選考された方等の専門性を有する方を是非採用していただければと要望をしておきたいと思います。
次に,スポーツイベント事業委託料140万円につきまして,こちらはスポーツの教室の実施ということでありますけれども,その中で選定にあたってはイベント実行委員会を組織して協議をしているということでありますが,このイベント実行委員会の内容につきまして,構成している方々を含めご説明を願えればと思います。
 
スポーツ振興課長)イベント実行委員会のメンバーでございますが,体育協会の会長または副会長,体育指導員の協議会の中から1名,小学校,中学校の体育連盟から1名,スポーツ少年団の代表者ということで,数字的には若干1,2名違うとは思いますが,6名で構成しております。
 
池田委員)了解しました。ありがとうございます。
 
菱沼委員)ただ今ご説明いただきましてありがとうございました。スポーツイベント事業の方で,スポーツ界から講師を招いてやられているというようなお話でございます。私,旧八郷町だったものですからはじめて経験する事業というような形の中で,今までにどのような方がコーチとしてお招き,そしてまたそれに対して,参加された方々の反響と申しますか,そういうことがわかればお話願いたいと思います。
それからもう1つ施設費の方の,染谷の野球場進入道路の舗装というようなことでございます。私もこの場所はわかっていて,先ほど課長の方から申されましたが,畜産試験場が整備によって大変立派な道路ができております。ただあそこ坂道なんですね。入口の部分については舗装ができているというようなことでございます。そしてまた今回その延長である部分をやるんだというようなことですけれども,進入する部分がまだちょっと狭いんではないかというのをつくづく感じている1人でございます。そしてまた,あそこに染谷球場があるんだということが,一般の人になかなかわかりづらい。ちょうど道路に対して直角に入っていくというような形もございますので,その辺のところは少し考えていただけないものか,ちょっと質問したいと思うんですが,よろしくお願いします。
 
スポーツ振興課長)これまで実施してきた事業をちょっとお話したいと思います。イベント事業で平成16年度には少年少女サッカー教室としまして,鹿島アントラーズOBの,今現在コーチをやっているかと思うんですが,長谷川祥之さん,古賀聡さん,千葉オサムさん,堀内カンさん,4名を呼んで行いました。そのほかに16年度としましては,少年少女野球教室としまして,講師に住友金属鹿島硬式野球部の監督,中島彰一さんを呼んで講演をしていただいております。また,17年度におきましては,トライアスロンの講演会としまして,講演と実技指導を行っております。講師にはシドニー,アテネオリンピックの日本代表選手,庭田清美さんを呼んで実施しておりまして,講演には53名,実技指導には約70名が参加して行われております。続いて少年剣道教室が今年の1月22日実施されました,240名の参加がございました。講師につきましては,警視庁の剣道名誉師範,剣道範士八段,千葉仁氏を呼んで行っております。それとバドミントン教室を行いました。バドミントン教室につきましても,シドニーオリンピックの代表選手,石岡市出身の井川里美氏を呼んで講演をいただいております。140人の参加です。スポーツ講演会としまして,講師にソウルオリンピックの女子柔道銅メダリストの山口香氏を呼んで講演を行っております。160名の参加がございました。
 続いて染谷球場の入口の舗装の件でございますが,道路の形態としましては,なかなか入りづらい急傾斜の道路となっております。また,道路も若干狭いというご指摘のとおりでございます。今回補正で考えましたのは,入口と駐車場として使われる部分の舗装,巨大獅子頭の下まで舗装するということでございます。また,その入口等につきましても借地でお借りしておりますので,そういった面からも今後出入りがしやすいような形をとれるように検討していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 
菱沼委員)ありがとうございました。スポーツイベント事業の方,大変細かくご説明していただきましてありがとうございました。140万円ということなんですけれども,講師の選び方によっては事業が大変難しいのかなと,そんな思いもします。是非これからも,子供たち,スポーツを好んでやられる方々にとっても大変こういう事業は大切かと思います。今後とも是非続けていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。
それから染谷球場の入口なんですけれども,ちょうど柿岡の方に向かいますと,入口の部分が藪といいますか,ボサになっていて大変高くなっているんですね。そういった意味で,あそこを出るときに大変見づらい部分がございます。後で検討していただくというようなお答えをいただきましたので,是非角切り等を考えまして,ひとつよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。
 
鈴木委員長)ほかに質疑はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」の当委員会所管にかかる部分を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は「原案のとおり可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件については,審査が終了いたしたわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取り扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
暫時休憩いたします。
 
− 休憩 −
 
鈴木委員長)会議を再開いたします。
 次に,所管事務の調査として「北小学校校舎改築事業について」を議題といたします。本件については,合併特例債事業として,今年度に実施設計,平成19年度に改築工事を実施するということで,報告を受けているものでございます。
それでは執行部より,事業の進捗状況について説明を求めます。
 
桜井教育施設課長補佐)教育施設課,桜井です。よろしくお願いいたします。まず石岡市立北小学校改築工事の校舎配置検討についてということで,現地視察をしていただきましたので,内容をご説明したいと思います。まず右下にページが書いてありますので,そちらの方で説明していただきたいと思います。2ページなんですが,上の方の土地所有者の○○○○さんのところなんですが,18年の12月死亡になっておりますが,17年の12月死亡に訂正お願いします。申し訳ございません。
それではご説明いたします。北小学校改築工事について1ページになりますが,改築用の土地を3人の地権者から17年度に購入し改築する予定でしたが,17年度末までに2名の地権者が亡くなりまして,1名,○○○さんのところなんですが,相続が完了して購入できる状態になっております。もう1人の地権者である○○さんのところが,土地の相続の関係で購入困難となっております。その中で,計画案として1から4案を作りましたので,そちらの方で検討してまいりました。
それでまず改築計画案1なんですが,7ページ下のところの説明になります。案1になりますが,これで土地を購入せずに,グランド側に校舎を配置し建築するということで,メリット,デメリット等がございます。
 続きまして,7ページ上になりますけれども,計画案2,こちらの方は,○○氏と○○氏の土地を購入し,L型に校舎を改築する。
 続きまして改築計画案3,8ページになります。○○○○さんの土地を購入し,校舎建築を北側に下げるということで,同じようにL型になります。ここでは,案2のところの南側のところに,7ページになりますが,そちらの方に受水槽等がありまして,こちらが飲料水兼用になってまして,改築しますと一千万から一千五百万ほどかかるということで,そこを移転するよりは土地を購入した方が安くできるんではないかということで計画案4を検討しました。○○○○さんと○○○○さんの土地を新たに購入するということで,○○○○さん,○○○さんの4筆を購入して建築するという計画でございます。事務局としては,計画3によるデッドスペースがなくなる。駐車場が広く使える。デメリットとしては,北側の擁壁が高くなる。ここが3メートルぐらい高いので,擁壁が高くなります。あとは北西側に特高線606線,現在606線がかかっておりますが,15万4,000ボルトというのがかかってまして,ここの磁場の影響が多少出るということで,現地調査をしておりまして,東京電力の方で確認していただきまして,現在購入土地の磁場の値が30ミリガウスという値になっております。夏場の一番高い時期になりますと80ミリガウス。WHOという世界保健機構があるんですが,そちらの方の設定値が現在50ガウス,現在大体1,000分の1の値になっているかと思います。
 2ページ目になりますが,今回,○○さんという土地を購入できない経過がありまして,その説明書が2ページ,3ページの方になっております。経過はそちらの方になりまして,17年度に購入する予定でしたが,購入できないという今までの交渉経過がこちらに載っております。
 4ページになりますが,土地を購入した場合どのくらいかかるのか,基本計画と1案から4案まで。当初二千五百万弱の3,967平方メートルを予定しております。今回第4案を予定しているんですが,大体2,300万円ぐらい。ちょっと分筆がまだ終わってませんので,多少変更があるかと思いますが,大体2,300万円ぐらいを予定しております。第4案なんですが,9ページになりますが,こちらのL型で,4筆を購入して校舎北側に建築を計画しております。あと10ページから12ページまでは,現地調査をしておりますので,そちらの方の写真,ちょっと見にくいんですが,申し訳ございません。あと13ページ,北側の買収計画図の中に市の現況道路なんですけれども,地目では雑種地になっております。そちらの方は管財の方と確認しまして,教育委員会の方に移管して使えるということで,了承を得ております。以上でご説明を終わります。
 
鈴木委員長)以上で説明は終わりました。
ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 
藁科委員)この北小の件につきましては,職員さんが替わってしまったり,次長さんが替わってしまったりということで,大変いろんなことがあったんで遅れてしまったことが,ある意味で○○さんの件に及んでいるのかなと。そのように私は感じます。それで本来学校建設というのは,割り合い農家の方も,今回相続とかいろいろあったんでしょうが,これもある意味で早く済まされていれば私たちずっと文教委員会やってますが,そのときに仕事をちゃんとやっていればスムーズに図れたのかなというような気がします。一応こういうことで,耐震検査に引っかかったということで,東小よりも先にやらなくちゃならないという特殊な事情があったので,職員の方には大変ご足労でもね,早めに決まった方向で,こういうふうに我々委員会にもちろん事情を説明してくれることは大変ありがたいんですが,基本は耐震に引っかかって改築するんだということが大基本ですからね。その辺も踏まえて,なかなか土地の交渉というのは大変でしょうが,がんばってやって欲しいなと思います。以上です。
 
池田委員)今回,北小学校の改築につきましていくつかの案が検討をされているわけでございますし,先ほど現地調査もしてきたわけであります。そのような中で,今後北小学校の児童の推計見込みというのが,将来にわたってどの程度の子供たちが通うのか,それによって校舎の考え方も精査していかなきゃならないと思うわけでございます。そこで,北小学校の児童数,さらには今後どの程度の児童さんが通っていくのか,それにつきまして見通しをお聞かせいただければと思います。
 
教育施設課長)見通しということで,ただ今資料はないんですが,頭に入っているものだけで説明します。現在1クラス,20人から30人おります。ただ0歳児を見ますと1学年10名から15名ぐらいに減ってきます。その先は今のところ予測できないんですが,近い将来,10年,15年は10人前後ぐらいにはなるのかなという予測は立ちます。そういう中で,北小の建築,学校だけではなく,その後の利用頻度も考えながら建築していかなければならないのかなと考えております。以上です。
 
池田委員)ただ今ご説明いただきまして,将来にわたって児童が少ない状態が続くと予想をしているということでございます。そのような中で今回土地の購入ありきと申しますと,ちょっと言葉があれですけれども,土地の購入した後に改築ということでありますけども,現在のスペースの中で,改築にあたってはその間子供たちの授業がございますので,その間仮に仮設校舎を建てて,現在の校舎を撤去した後,同じ場所に建てる。土地の購入は脇においておくような考え方,あるいは可能性というのはないのかあるのか,お伺いをしたいと思います。
 
教育施設課長)仮設校舎に限りましては,これも手元に資料がないんですが,平米22,000円ぐらいのプレハブになってしまうんで,校舎を壊して建てる間の約1年間ぐらいですか,5,000万円とか1億円とかというリース代になってしまう,そういう中で仮設校舎を建てるんでしたら土地を買った方が安いというふうな・・・。
 
藁科委員)私長くこの所管におりましたので,その経過を私からちょっと説明させてもらった方がいいかと思うんですね。それは,前の次長といろいろ相談した中で,次長は敷地内に仮設校舎を造って,それで建替えるんだと,こういう考え方でいたわけですね。ここの委員会でもそういう話が出て,裏の栗山を交渉したらどうなんだということを話しましたら,その当時は2,500万円ぐらいで買えそうだと,色川さんの土地も含めてね。仮設校舎は,その当時私に言った言葉は1億5,000万円。今,5,000万から1億ぐらい,それでも土地を買った方が安いだろうと。なんでそういうことを行政は考えないんだというようなことを僕は言ったことがあるんですけれどもね。僕らは民間人なんで,当然安いコストの中でなおさらグランドが広がれば,そっちを選択すべきではないかというような経過がありましてね。それで土地を買おうかと。それにしてもあのとき何で早く進めてくれなかったかなと,私はそう思ってます。そういう経過があったことは事実です。ですから,これは冗談ですがね,1億2,000万円得したんだからボーナスみんなに払うほかないだろうなんてね。そういう冗談まで飛び出した話があったんです。そういうことを含めて,ここにいるスタッフは誰もそのことを分からないと思うんですね,見た感じでは。そういう経過があったことは事実です。以上です。
 
池田委員)よくわかりました。ありがとうございます。
 
鈴木委員長)では,どの案がいいかということですが,暫時休憩いたします。
 
− 休 憩 −
 
鈴木委員長)再開いたします。施設建設を進めるために,委員会としては,教育委員会が慎重に検討した第4案でやることについて,ご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ご異議なしと認めます。この件については,以上で終結いたします。
 次に,その他の件といたしまして執行部より発言を求められておりますので,これを許します。
 
教育次長)最初に,国府地区公民館の前回質問がございました月曜,祭日の開館に基づく規則の改正と,それに伴います予算の増加ということでございますけれども,この件につきましては,後ほど文書で回答したいと思いますので,よろしくお願いしたいと思います。
 次に,給食センター改築工事に関わります件でご報告いたします。給食センターの改築につきましては,17年度の予算で1,000万円の設計委託料を計上いたしまして,コストを削減のために設計の見直しを行ってまいりました。本日は入札前でございますので,詳細なことはお示しできませんけれども,お示しできる範囲内でご報告させていただきます。また,報告が遅れましたことを,この場をお借りいたしましてお詫び申し上げたいと思います。学校給食課長から,これまでの経過,今後の予定等につきまして説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 
学校給食課長)給食センターの改築工事について,17年度の予算で1,000万円が設計見直しでついたわけでございますが,それらの点についてご報告をしたいと思います。
 お手元に改築工事の資料ということで,「17年10月」となってますが,「18年3月現在」でございます。1枚目を開いていただきますと,A4版がございます。これが改築工事の概要でございます。当初6,000食だったものを5,000食に見直したところでございます。
 それから次の図面でありますが,平面図であります。建物を南側へ3メートルほど動かしました。というのは,擁壁の工事を見直したことに伴いまして,L字型を現場積みのブロック積みということで,できるだけ安く上げるということで,建物を3メートルずらしてございます。
次が,給食センターの1階の調理室の平面図でございます。黄色いところが管理ゾーン,主に事務所等でございます。それからピンクの部分が汚染区域であります。左側の方が研修室です。それから右側の方が出荷,洗うところですね。トラックで運んでくるところでございます。それからブルーのところが非汚染区域ということで,ここが調理室の全体図でございます。
 次のページが2階の部分でございます。2階は中会議室,それから会議室兼食堂,それから男子・女子の休憩室,トイレとそれから倉庫等でございます。大会議室の前が見学者の通路になってございます。
 最後のページでございますが,立面図でございます。南側と西側から見た立面図でございます。
 今回見直した点でございますが,全体的には2億円ほど見直しを行いました。建築工事で2,000万円,厨房機器工事等で8,000万円,外構工事等で5,000万円,その他,電気機械設備工事で5,000万円,約2億円ほど当初設計よりも見直しを行ってございます。それから今後の予定でございますが,すでに13日に改築工事の入札が告示をされまして,7日が開札という日程になってございます。その後当初6月議会に提案するということだったんですが,文部科学省の補助金が,これまでですと6月の初旬に補助金の内示があったんですが,補助金が交付金という制度に変わりまして,これが1ヵ月ほどずれまして,今月の下旬じゃないと補助金の内示が来ないということで,6月議会には提案できませんでした。ということで7月に臨時議会で請負契約の議案の提出をするという予定になってございます。以上でございます。
 
鈴木委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。
 
川村副委員長)先ほどもちょっと休憩中に言ってたんですが,給食センターの案が最終的に出されているのに,先ほど言った13日に入札の告示をしてしまったと。そうすると今後も文教には数多くの同じようなタイプの建築計画があるわけですよ。ですからなぜ我々が精査ができなくて,質疑ができなくて,その前に発注をかけるのか,かけたのか,その経緯ですか。なぜそういうことが起きたのかお伺いをしたいと思います。
 
学校給食課長)先ほど次長の方から報告がありましたように,この委員会にかけるべきところをかけなかったということでは本当に申し訳ないというふうに思います。今後は,このようなことがないように十分気をつけていきたいと考えております。
 
川村副委員長)私が言ってるのは,なぜそうなったんだということを聞いてるんですよ。なぜこういうふうな事態がおきたのかなと。それがわかんないとまた同じことが起きるのかなと思うわけですよ。それで委員会って例えば何月何日でなければ開けないという規則はないはずですから,もっと前に開いていればいい話ですし,原因を私言ってるわけですよ,ただ単に開けなかったんじゃなくて。隠ぺいしてたとは私思ってませんから。ただなぜ私開かなかったのかなということを言ってるだけなんです。以上です。
 
鈴木委員長)暫時休憩いたします。
 
− 休憩 −
 
鈴木委員長)再開いたします。
 この件については,以上で終結いたします。その他の件として,ほかに発言はございませんか。
 
川村副委員長)この給食センターとかではなくて,その他の件ということでちょっと話をさせていただきますと,先日八郷の美術展というか展覧会がありまして,そこを見させていただきまして,それから石岡の美術協会の方と話をさせていただきましたところ,やはり皆さん思っているのは一緒になりたいと,一緒になりたいんだけれども組織が違うと。聞くところによりますと八郷の場合ですと,実行委員会を立ち上げてそこに補助を出して,それで展覧会を開いて終わったらその実行委員会が終わってしまうとなくなると。石岡の場合は美術協会というのがあって協会員がいて,もちろん会費を取って運営しているわけです。八郷の場合は会費も何もなく,そこに出展するのも無審査で,石岡の場合はちょっと審査員がいて審査をすると賞をつけるということもあるんですが,その辺のところが,昨日も現場の人に聞いてきたんですが,できれば一緒に融合したいんだけれどもどこに話を持っていっていいかわからないと。石岡の場合ですと,石岡の美術協会の協会長とそれから理事という方もいらっしゃるわけなんですが,向こうには例えば○○さんという方がやっていても,それがなくなってしまうと。ですからその都度その都度立ち上げてということで,ないと。ですからそれがそこで一緒になれるんだけれども,なかなか教育委員会さんに言っても,なかなか接点が取れないんだと,という話をされてましたのでその辺のところをよろしくお願いしたいと,これはあくまでも要望でやっていただければありがたいということでございます。
 
鈴木委員長)暫時休憩いたします。
 
− 休憩 −
 
鈴木委員長)再開いたします。
ほかに発言はございませんか。
 
菱沼委員)その他ということで発言させていただきたいと思います。一般質問でも多くの方々から旧朝日小学校跡地利用については話がございました。その中で執行部答弁の中で,いわゆる教育関係ということだと思うんですけれども,埋蔵文化センターというような形の中で答弁があったかと思います。なおかつその中では全体を使うんではなくて,2教室ぐらいを使うんだというような形で私は理解しております。裏の方については猟友会とかあとはいろんな子供たちのために空き教室というような。どうも全体的にはっきりしない答弁をいただいた記憶がございます。そういった中で,我々所管するところの部分で今後どのような形の中で運用されるのか再度お伺いをしておきたいと思います。
 
鈴木委員長)暫時休憩いたします。
 
− 休憩 −
 
鈴木委員長)再開いたします。
ほかに発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ないようですので,その他の件については,以上で終結いたします。
執行部におかれましては,ご退席いただいて結構でございます。
 
〔執行部退席〕
 
鈴木委員長)次に,「閉会中の継続調査の申し出について」を議題といたします。本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の管外調査を議題といたします。現在,当委員会が所管する教育委員会におきまして,合併特例債を適用した複合文化施設や学校の整備が予定されております。今後,それらの事業を適正に審査し,新市の状況に即した整備がなされるためにも,当委員会において先進自治体の状況を調査してはどうかと考えております。
 そこで,この際お諮りいたします。これらの施設の整備に関しましては,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ご異議なしと認めます。なお,調査実施都市,実施期日等につきましては,正副委員長協議の上で決定いたし,委員長において,委員会条例第第32条に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。本調査の充実を期するため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の文教委員会を閉会いたします。


戻る 議会トップページへ