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鈴木委員長)ただ今から,文教委員会を開会いたします。 本日の審査につきましては,お手元にご配付しております協議案件書の順に沿って進めていきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。 次に,付託案件説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。 これより議事に入ります。 はじめに,請願第3「石岡市立東小学校校舎建替早期実現に関する請願書」を議題といたします。本件について,事務局から受理の経緯及び概要について,説明をいたさせます。 事務局)それでは,請願第3「石岡市立東小学校校舎建替早期実現に関する請願書」につきましてご説明申し上げます。 本請願の紹介議員は,小吹武男議員,亀井比志子議員,徳増千尋議員,磯部延久議員,関町芳弘議員,藁科登議員の6名で,提出者は,石岡市東光台3−8−3 PTA会長・○○○○(個人名)様ほか5,545名の方々でございます。 本請願は,8月15日に提出され,同日付で受理をしております。内容でございますが,石岡市立東小学校の校舎は築45年を経過し,市内の小中学校の中でも一番老朽化しており,特に請願書に列記されておりますようなさまざまな問題が生じているとのことで,校舎の建て替えを早期に実現することとして,平成19年度に着工するよう求めているものでございます。以上でございます。 鈴木委員長)受理の経緯等についての説明は,以上で終わりました。 この際,おはかりいたします。本件につきましては,校舎の現状を調査するため,これより委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 暫時休憩いたします。 − 休 憩 − 鈴木委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。 次に,執行部から,東小学校の現状について説明を求めます。 教育施設課長)ただ今現状を見ていただいたわけなんですが,前にもお示ししたように現在は築46年経っております。そういう中で当初の46年前の鉄筋の学校ということで新しい,斬新な学校だと思います。その後,年々生徒が増えまして,マックスは昭和50年に1,200人を記録しております。現在は680名ということで,その間年々生徒が増えたために増築,増築ということで4回ほどやっているかと思います。そういう中での学校の今との格差がずいぶん出ているのも現状であります。以上でございます。 鈴木委員長)以上で説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。 池田委員)ただ今東小学校の状況につきまして現地調査を実施したところであります。実際非常に老朽化が進んでいる印象がございました。そこで今回,東小学校のPTA会長様以下5,545名の方々によります請願書が提出されておるわけでございます。19項目にわたりまして問題点が提起されておりまして,それは先ほど現地調査を実施したところと一致するわけでございますが,この要旨の中で,早期実現,括弧書きで平成19年度着工ということが謳われておりますが,この平成19年度着工につきまして,こまごまとした県への補助金の申請や,手続き上可能なのかどうかお伺いをしたいと思います。まず1点お伺いしたいと思います。 教育施設課長)校舎を建築する場合には,通常3年前から手を上げておきます。最初の今後3年間の予定計画を毎年毎年県のほうに提出をしております。そういう中で,仮にやる場合には,今年度であれば20年度にやりますというお話をしまして,来年実施設計になります。それから県の承認を得まして,国に申請をするわけです。それは来年になります。その申請を受けまして,次の年が建築可能という形になります。あくまでも新しい建物を建てる場合には,改修もそうなんですが,3年前に手を上げるというふうになっております。以上です。 池田委員)わかりました。ありがとうございます。そうしますと今仮に作業に入ったとしても,3年程度はかかるということで了解をしたわけでございます。 次に,今回所管事務の調査ということで,小中学校の適正配置について,検討委員会の設置が報告され,さらには今定例会補正予算においても耐震の優先度調査の予算が計上されておるわけでございます。それらにつきまして,現状を含め,当然この東小学校の校舎改築問題にも関係してくると思われますので,その点確認の意味を含めましてその2つについてお伺いをしたいと思います。 教育施設課長)私の方から耐震化優先度調査のご説明を申し上げます。そもそも阪神大震災以来,全国で昭和56年以前の建物を検査しなさいということでありました。ただどこの市町村も財政難といいますか,そういう中で進まなかったのが現状であります。ちなみに耐震診断の中身を見ますと,約1棟300万円ほどかかります。そういう中でどこの市町村も進まなかったのが現状です。ただここへきていろいろな問題がありまして,これを18年度にやりなさいということで,国土交通省の文書が参りました。そういう中で茨城県では,56年以前の建物を全部調査しなければ,来年度以降の補助金は原則認めないと,ただ従来の耐震診断ではなくて,耐震化優先度調査,内容的には,通常ですとコンクリートのコアを何十本も抜きまして,1階から3階,内壁,外壁,そういった部分で調査をするわけなんですが,今回は2,3本程度で結構ですと,なおかつ図面のほうから調べまして,現在対象となっている58棟の部分の優先順位を5段階で出しなさいという部分で通知が来ました。そういう中でそれを基にしまして,今後耐震診断,耐力度調査が進むものと思われます。 教育次長)それとは別に,小中学校の適正配置等検討委員会,これについてご説明申し上げます。これにつきましては,資料がお手元にあると思いますので,それを見ながら説明を聞いていただきたいと思います。これにつきましては,耐震化優先度調査,これと平行してこういうことをやっていかなくちゃならない,というような市長,あるいは教育長の命を受けまして,今回検討委員会を立ち上げることになったものでございます。 設置の目的といたしましては,今後,石岡市の将来,年少者人口の推移を踏まえまして,小中学校の適正規模,あるいは適正配置を検討するために立ち上げるということでございます。この中で協議する所掌事項につきましては,「教育施設の適正規模,適正配置及び整備に関すること」,「教育施設の統廃合に関すること」,「その他検討委員会が必要と認める事項」ということになっております。それから委員さんは10名で組織し,市議会議員,地域住民,教育関係者,保護者及び有識者のうちから教育委員会が委嘱するということになっておりまして,裏にその委員会の名簿がありますけれども,この方々に内諾を得ているところでございます。まだ検討委員会を立ち上げてございませんが,この議会が終わり次第すぐにも立ち上げたいというふうな考えでいるところでございます。 池田委員)ありがとうございました。おおむねその2点について理解をしたところでございます。 鈴木委員長)ほかに質疑はございませんか。 暫時休憩します。 − 休 憩 − 鈴木委員長)会議を再開いたします。 池田委員)ただ今,東小学校の改築に関しまして現地調査を実施し,さらには小中学校校舎の耐震化優先度調査,さらには石岡市立小中学校適正配置等検討委員会の設置ということで執行部から説明を受けたわけでございます。この東小学校の改築に関する請願の扱いでございますが,5,546名に及ぶ方々の声というのは決して無視できないものがあるわけでございますし,あるいは現状につきましても非常に老朽化が進んでいて,子供たちの安全の担保ということも非常に危惧されるわけでございます。そのような中で耐震化優先度調査,さらには適正配置検討委員会の答申あるいは議論を待つ必要と,さらに詳しく調査をする必要から,今回継続審査ということにいたしまして,より議論を重ねる必要があると思いますので,その点意見として申し添えておきたいと思います。 鈴木委員長)ほかにご意見はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ないようですので,この際,お諮りをいたします。 本件については,小中学校の適正配置等に関する検討委員会が設立されることもあり,そこでの審議の経過も踏まえながら,老朽化も甚だしく早期改築は必要であるというふうには認めますが,19年度着工は不可能ということから,次期定例会までの継続審査を議長に申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 暫時休憩いたします。 − 休 憩 − 鈴木委員長)会議を再開いたします。 次に,議案第156号「平成17年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち,当委員会の所管に係る部分を議題といたします。 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。 菱沼委員)66ページになりますが,保健体育使用料というようことが載っております。柏原テニスコートの使用料から,八郷運動公園の広場の使用料まで金額が挙がっております。その使用料について,それぞれ金額設定等も踏まえまして,かなり違うところがあると思うんです。そういった中でこの使用料についてご説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 スポーツ振興課長)使用料の設定についてでございますが,委員さんおっしゃるとおり,施設によって使用料が異なっております。八郷の農業者トレーニングセンターという体育館がございます。その場合には,午前1万2,860円という予算設定になっております。夜間につきましては1万8,900円ということです。 次に,夜間照明につきましては,中学校の夜間照明がございます。城南中学校と府中中学校でございます。単価的には4,200円になっております。年間の使用回数でございますが,半年間で約36回使用という決算になっております。 次に柏原のテニスコートでございますが,1面2時間単位で530円になっております。夜間においては1時間当たり600円の使用料になります。 次に運動公園体育館の使用料でございますが,これにつきましては細かくなりますので,アリーナの使用料とか,陸上競技場とか,多目的広場とか,そういった施設がございます。団体は使用するものによって金額が変わってしまいますので,個人使用の金額をお話したいと思います。小中学生が体育館を個人で使用したいというときには,2時間単位で50円でございます。陸上競技場についても同じでございます。そういった個人で使用するときにはそういった金額で使用が可能でございます。ちなみに先日の日曜日の使用は,陸上競技場で約110名ぐらいの個人使用がございました。個人使用といっても,団体に近い14名とか15名とか,そういった共同といった使用で使っております。これは陸上競技場の各種目によっての利用になっております。 次に,海洋センターのほうなんですが,また別な料金設定でございまして,個人使用ですと2時間単位で,体育館だと30円とか,そういうふうな形になっております。 柏原のサッカー公園でございますが,使用が1回の午前使用で1,020円。計43回使っているという形になります。 柏原の球場でございますが,午前,午後とも2,040円の使用料になっております。約58回の使用ということです。柏原の球技公園でございますが,午前,午後1,020円の設定になっております。 八郷運動公園の多目的グランドでございますが,単価は3,660円です。午後が4,200円になっております。 武道館の使用料でございますが,午前が1,830円,午後が2,100円,夜間が2,620円という使用料でございます。 次にターゲットバードゴルフ場でございますが,1日午前,午後で520円。全日で1,050円の使用料でございます。市内の居住者は無料という形になっております。 八郷の運動広場も居住者は無料ということになっておりまして,料金の設定は運動広場の場合は3,660円,午後が4,200円。テニスコートにつきましては,2時間につき520円となっております。 それと朝日スポーツ交流施設につきましては,午前が1,050円,午後が1,580円,夜間が2,100円という設定でございます。以上が施設の使用料の金額の設定でございます。 菱沼委員)細かく教えていただきまして,ありがとうございます。実は,委員会で申し上げることかどうか,ちょっと迷いはしたんですけど,利用者側からのご意見ということで聞いていただきたいと思うんですが,いわゆる旧石岡,旧八郷ともにスポーツ少年団というクラブチーム的なもの,あるいは学校単位の子供会的なもの,それぞれその成り立ちは違うんですが,旧八郷のほうで,団員さんが現在約460名ぐらいですか。石岡のほうでも700名ぐらいいると思います。併せまして1,200ぐらいになるのかなと。それにプラスしまして,それに携わる指導者の皆様が400名ぐらいはおられるのかなと,そういうふうに感じております。その方々が旧八郷,石岡,いろんな施設を利用することになります。また,聞くところによりますと,石岡市でのスポーツ少年団は,なかなか学校単位ではないというというような形の中で,専用球場等もお借りしながら,いわゆる市にお金を払っての練習というような形をとっているようでございます。八郷町においてはそういう例はございません。なぜならば学校単位ということで,それぞれの小中学校を利用しての日ごろの活動ということでございます。そういった中で,この子供たち,いわゆる児童といわれる小学生ぐらいまでの子供たちに対する考え方なんですけれも,是非どの施設も,どのような活動においてもこの少子化の中でスポーツ活動をするというような現状がございます。保護者の皆さんも少子化の中で大変子供さん方には大変お金がかかる時代になってまいりました。そういった中で,是非減免措置が取れないものかという考えを持っているものですから,ちょっとご意見をお聞かせ願いたいと思います。 スポーツ振興課長)今現在石岡市では,学校以外の施設としまして,運動広場と都市公園となっております運動ができるスポーツ施設がございます。いずれにしましても石岡の場合にはクラブチームとかそういうチームがたくさんございまして,どの施設についても目いっぱいの状況で使用されております。野球に関わらずバレーボール,バスケットボール,そういったことで施設が足りないのが現実かと思います。そういった中で,都市公園法の施設につきましては有料施設になっております。ですから,都市公園法の中で減免措置ができるかどうかというのは市長の判断ということになっておりますので,私の一存で申し上げることができない状況でございます。ですから今後とも少年の教育のためとか,いろんなことを考えますと,やはりできる限りはしてあげたいというふうな考えでおります。 菱沼委員)ありがとうございます。青少年の健全育成のために携わっていただいておられる方が多数おります。そういった中で今,課長から大変前向きなご答弁をいただきまして,要望という形にしておきたいと思います。 藁科委員)234ページ,東地区公民館の借地料なんですが,この間次長にちょっとお伺いしたら,あと3年ぐらい契約が残ってるんだというような話をしていました。しかし3年契約が残っているからから払わなくちゃならないという類の問題じゃなくてね。行財政改革をしていくうえでは,先ほどの学校の話もありますけどね。あそこの大した面積ではないかもしれませんが,これ半期ですよね。1年だと約800万円払っているわけですよね。大変な金額を払っているんで。これ小さいところなんですが,これは今の県会の戸井田議員がおかしいんじゃないか,おかしいんじゃないかと言って何度も質問をしていたんですが,契約が残っているからといったって当市は540億も借金があるんですから,そういうことも言ってられないのでね。何か違った方向性を見出してもらえるかどうか,その辺の考え方をちょっとお伺いしたいと思うんですが。 教育次長)先ほどご指摘がありましたように,あと3年ほど契約が残っているということでございます。それまでに市としましては,何らかの形で検討をしていかなければならない部分が大分あるということで考えております。今後そういう形で考えていきたいと思います。 藁科委員)是非これは市民の目に見えない部分ですが,東地区公民館というのは私もよく使ってますが,利用者多数,東小学校,南小学校を考えても,それだけ新しい方がより多く入って,それなりに利用されているということで,確かに大切な公民館なので,先ほどの学校建設ではないですが3年かかるというようなことですから,そういうことも踏まえて,もう返すんだというようなことを決定してもらってね。今そんなに土地も高くないわけですから,それでしかるべきところに求めていただいて公民館を造っていただくというような形にしていただきたいなと思います。 それからもう1つ,地区公民館建設については,上限1,000万円までを補助するというようなシステムがありましたけれども,それは今もいきてるんですか。それをちょっとお聞きしたいんですが。 中央公民館長)ただ今のご質問は,石岡市公民館の類似施設の補助金というふうに思います。類似施設の補助金につきましては,石岡市公民館類似施設建設費補助金交付要綱というのがございます。これの中で類似公民館を建設する場合の基準がございます。新築する場合には,建設面積が50平方メートル以上とか,あるいは建設敷地が確保されていることというようなことが載っております。金額的には,新築の場合には,工事費の2分の1以内ということで500万円を限度とするということで要綱ができているところでございます。 藁科委員)その問題なんですが,現在となってはそのことは必要はないんではないかなと,私はそう思うんですが。その辺規約を破棄するというか,変えるというかそういうお考えがあるかどうかお伺いいたします。 教育次長)これにつきましては合併した時点で,要綱としまして新市で決定したということでございますので,新しい市で認めたものでございますので,これにつきましては継続という形でやっていきたいと思います。 藁科委員)決まったからやるというとさっきのと同じ答えなんで,実はこういう弊害が出ているんです。私,区長もやっております。「俺が市から1,000万円取ってきた」と区長が町内に言いふらしているんです。最近の例ですが。ご存知のように,町名は言いませんけれども1,000万円かかったところが2つ,800万円かかったところが1つ,最近3つできてますね。一番困っているのはそこの市民なんです。なぜならば2,000万円かかったとすれば,1,000万円は市から来るかもしれませんが,1,000万円はその町内でもたなくちゃならない。仮にそれが500万円だとしても,町内仮に100戸で500万円負担するというのは大変なことなんです。わかりますね。その町内の執行部の悪口を言うわけじゃないんですが,「俺が取ってきたんだから造れ」と,こういう弊害が出ているんです。 それから私どものところでは,ふれあいの家というのを市が借りてくれております。これは主に老人会に貸し出ししているような形なんですが,それですら年間10万円かかるんです。市で家賃を払ってくれて,運営していくだけで10万円かかるんです。これも10万円とは言っても大変なことなんですよ。じゃあ誰が出すんだというと,出せないでへこへこしているのが現状なんです。そういうことを踏まえれば一部の人だけがいい顔をしてね,実際には非常に迷惑をしているということが現実なんでね。市長にもそのことをきちんと助言していただいてね,一般質問でやれといわれればやってもかまいませんけど。これはもう国府公民館ができた時点で,ある意味では旧石岡地区においては必要ないんじゃないかと,そういう気がするんですよね。そういうことが延々と続いていくんであれば,ここでも造りたい,あそこでも造りたいといって,区長が1,000万とって来たということになるわけで,2,300万円かかるときは1,000万円を上限として補助していたんですよ。2,000万円かかったところは1,000万円を補助していた。1,600万円かかったところは800万円を補助していたと,こういうシステムなんです。それをやみくもにやられた日には市民も困るし,市だって財政が大変だと僕は思うんですよ。それは次長か教育長のほうから,執行部として首長のほうによくご相談をして,議会にかけるとかなんかしていただいたほうがよろしいんではないかと。そういうことができませんか,どうでしょうか。 鈴木委員長)暫時休憩します。 − 休 憩 − 鈴木委員長)会議を再開いたします。 嶋田委員)複合文化施設のほうなんですけど,今回決算では文化施設建設基本構想ということで載っていると思うんですけど,議会が始まるころに,これ相手の名前が書いてないから怪文書といっていいのか,基本設計プロポーザルの審査についてということで,石岡をよくする会という方から,市長宛てに文書が来てそのコピーが私のところにも来たんですけど。実際これはこういうことがあったのかどうか,この中に7社指名されて5社は辞退し,と書いてあるんですよね。指名というのは業者が指名願をされてこちらから指名することだと思うんですけど,実際にこういうことが本当なのかどうなのかお聞きしたいと思うんですけど。 生涯学習課長)それでは今年行いました複合文化施設のプロポーザルの経過についてご説明いたします。まず7社が指名して5社が辞退したと,結果そのとおりでございます。7社につきましては,1級建築士等技術を持っているものが30人以上いるような設計事務所であり,さらに床面積が3,000平方メートル以上の公共の図書館を設計した実績のある会社を業者選定委員会において指名していただきました。その7社に対して7月12日に,石岡市において複合文化施設の基本設計についてプロポーザルを実施するという旨の実施要綱,それからプロポーザルに関する審査要領,それから基本構想の写し,それから位置図など提案書作成に必要な資料を配布しまして,8月1日までに提案書の提出要請をしたところであります。ただそれと併せて参加意思確認書というものを7月12日に7社全部に受領していただきまして,それぞれ各社につきまして各資料を参酌しながら会社に戻って検討したんだというふうに考えております。プロポーザルを辞退する場合は7月19日までという期限を設定しまして,結果19日の夕方でしたけれども5社から正式な辞退届というものが提出された経過がございます。しからばその内容的なものはどういう内容であったのかというのは,すでに一般質問において助役さんが答弁していると思いますが,その辞退届の中には正式な理由を記載しなければならないという規定にはなってございません。ですから憶測ということで,助役さんはおっしゃったということで,最近いろんな設計業務においてプロポーザルというのがかなりの数,公共自治体から大きな設計会社には発注されていると。結果的にいろいろ取捨選択をしなければならない状況が現在あるんだといった中で,各社が検討して2社だけが参加しますという意思表示になったという結果であろうというふうには思っております。詳細につきましては,会社の内部の検討結果でございますので,それを表示してもらう資料等ございませんから憶測ということになってくるかと思います。その後その2社におきましてプロポーザルの提案がありまして,それに基づきましてプレゼンテーションを実施していただきました。具体的には8月8日にプレゼンテーションを実施していただきまして,審査委員会規定に基づきまして審査委員会が1位,2位という順番を決めてございます。結果,アイ・エヌ・エー新建築研究所が1位,時点がもう1社ということでございます。そのアイ・エヌ・エー新建築研究所につきましても,先ほど委員さんのほうからご指摘がありましたように,指名停止等を受けている業者が問題はないんだろうかという質問が,すでに一般質問の中でされておりますので,そこでは助役さんが事細かに答弁していると思いますが,若干繰り返したいと思います。 具体的にはアイ・エヌ・エー新建築研究所が,昨年8月16日に宮城沖地震という地震が発生しまして,仙台市にございますスポパーク松森のプール,その天井が落下したという事件が起こりました。その設計管理を行ったのがアイ・エヌ・エー新建築研究所であります。ただ事故報告書を見ますと,プール天井の落下につきましては,天井パネルと吊りボトル,斜めにつなぐという振れ止めが設置されていなかったというのがどうもその原因であるというふうにされております。しかしながらその振れ止めにつきましては設計図に記載されておりまして,さらに施工者の作成した内装工事施工計画書にも同様の記載がありました。設計管理者につきましては,施工者に対して振れ止め設置を工事段階においても指示をしていたと,ただ最終的に出来上がったときに確認をしていなかったというのが振れ止めが漏れたひとつの要因だということを受けまして,中央建築士審査会においてアイ・エヌ・エー新建築研究所に所属する1級建築士が,建築士法に基づく業務停止処分を受けました。具体的には平成17年12月から18年1月にかけて宮城県の県内のいくつか,具体的には9つというふうに一般質問の中では助役さんは回答していたと思いますが,1ヶ月から4ヶ月,宮城県内の9つの市町から指名停止を受けております。さらに宮城県知事からその研究所の東北支店に対して5ヶ月間の事務所の閉鎖を命じられております。具体的には平成18年3月から7月ということであります。この処分につきましては,すべて東北支店に対するものであって,その本社につきましては,東京にあるわけですけれども,影響はありませんでした。具体的には17年から今年度にかけまして,いろいろな市町村から事業の発注,受注を本社においては受けております。具体的には,柏市,市原市,浦安市,伊勢崎市,さらに県内では現在行っております水戸市の大工町再開発,それらの設計も受注しております。さらに防衛庁の百里の管制塔の設計等も昨年から今年にかけて事業の受注を受けているところであります。さらに本年7月から8月にかけて,東海村,土浦市,国土交通省,宇都宮市,高崎市,その他数多くのプロポーザルの参加要請を本社に対して受けているという経過がございます。これらにつきましてすべてその要請書の写しを目視で確認させていただきました。持参していただいて本当にそうなのかということで,確認をさせていただいております。さらに事故が発生しました仙台市におきましても,指名停止が解除されたあとすぐに18年5月には,これは小学校でございますけれども設計業務を受注しているという経過でございます。そういう経過を踏まえまして,茨城県の土木部の管理課のほうに確認しましたところ,その建築研究所につきましては,茨城県として17年度,18年度,指名願は受理しており,指名停止等の処分はしていないという回答をいただきました。このことから石岡市におきましてもプロポーザルの進行状況の前後あわせまして,石岡市でも指名停止等をしておりませんので,仙台,東北地方においては一部そういう事実がありましたけれども,今回の決定は問題のない決定であったんだろうというふうに認識をしております。これは助役答弁を同じように説明させていただきました。 嶋田委員)安全性は確認されたということで,それはいいと思うんですけど,仙台の市議会の会議録を見ましたら,施工業者と設計業者双方の不手際というのがあって,やっぱりお互いの責任のなすり合いというのが見られたんで,それは担当のほうでも十分,監視といったらおかしいんですけれども,事故のないようにお願いしたいと思います。 菱沼委員)歳出のほうなんですけれども,石岡小のプールに関してなんですけれども,そこの委託料1,000万円近い金額が載っているんですけれども,全体を含めまして1億からの歳出がなされているわけなんですけれども,この施設について私勉強不足で,どのような形で運営されているのか,そして年間どのような方々がご利用になられているのかお伺いをしたいと思います。 スポーツ振興課長)石岡小学校のプールにつきましては,年間を通して温水プールとして利用されているところでございます。施設の管理運営につきましては,スポーツ振興課のほうで担当しておりまして,委員さんご質問の利用状況とかといったことですが,まず委託料につきましてですが,清掃とか,保守管理委託料,プール管理委託料としてございます。その中でプールの管理につきましてはサンアメニティが受託をしているわけでございます。これは年間契約でございます。それで月140万700円を支払っております。施設の管理状況なんですが,1日,4月から10月までは5人体制,11月から3月までは4人体制というようなことでの委託内容になってございます。そのほかに水質の管理と機械設備関係の管理も併せて行っていただいておりますので,このような金額になるかと思います。利用状況につきましてですが,調べるのに若干時間をいただきたいと思います。 菱沼委員)高額な金額だったものですから,ここで質問をしているわけでございます。サンアメニティという会社に委託しされている。月140万円という金額がかかっていると,おそらく温水であるというようなことから高額なお金がかかってしまうのかなと思っております。プールについては,学校それぞれに付帯設備として,教育の一環としてプールがございます。そしてこの温水プールが大変お金がかかるものということは私も認識はしておるんですが,この利用状況によってはどうなのかなという気持ちを持っておりました。石岡市にはもう1つございますよね。三村ですか。そういったことも含めまして,ここについてはどうなのかなという意見を持っておりましたから,もしあとでも結構ですので資料がありましたらご提出をお願いしたいと思います。 スポーツ振興課長)これまで石岡小学校のプールにつきましては,16年度が2万2,440人,17年度につきましては2万1,229人の方が利用されております。それでプールの利用時間なんですが,午前,午後,夜間というような形で利用時間の設定をしております。 菱沼委員)ありがとうございました。こういった施設は,いわゆる指定管理者制度というものが石岡市でも取り入れられたわけでございます。そういった中で,ただ今の答弁でスポーツ振興課が管理しているということで,ちょっと大変なのかなという思いもいたしました。そういう観点の中からこの施設についてはもう少し検討されまして,よりよい活用方法あるいは委託先等も考えていったらいいんではないかなという考えを持っております。これも要望としてお願いしておきたいと思います。 鈴木委員長)ほかに質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議議案第156号「平成17年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「認定すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 暫時休憩します。 − 休 憩 − 鈴木委員長)会議を再開いたします。 次に,議案第150号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。 最初に執行部より補正予算書に基づき,補正内容につきまして説明を求めます。 参事兼教育総務課長)それでは教育総務課の補正予算につきまして,ご説明をさせていただきます。45ページの下から4行目になります。学校管理運営経費の学校用務嘱託員報酬305万円。それから47ページの上のほうになります。同じく学校管理運営経費の学校用務嘱託員報酬,マイナス258万7,000円について,関連がございますので併せてご説明をさせていただきます。これは4月の人事異動によりまして,小学校と中学校の学校用務嘱託員の人数割合と通勤手当額が変わったことによるものでして,小学校では学校用務嘱託員が3名増となり,中学校では2名減となったことに伴うものであります。 教育施設課長)私の方から先ほど出ました耐震化優先度調査委託料ということであります。趣旨としましては,耐震化優先度調査は耐震診断または耐力度調査を行わなければならない昭和56年度以前の学校施設をどの学校施設から実施すべきか,その優先度を検討することを主な目的として実施いたします。 内容でありますが,調査対象は面積が200平方メール以上の小学校14校の37棟,中学校5校の20棟,幼稚園1棟となります。調査方法としましては,基本分類,2つ目はコンクリートのコアを抜いて強度の試験をかけ,強度基準の比較により3つに分類します。3つ目は,老朽化の度合いを鉄筋の腐食度,ひび割れの状況からやはり3つに分類します。4つ目は,構造上,図面から梁間,スパン数等を3つに分類します。5番目は,公表されている石岡市の想定震度を加えます。以上5項目の優劣により耐震化の優先度が5段階で決められます。5段階の評価には,さらに優先度指数による数値,0から30があり,それによって分類されまして今回の58棟すべてのものが順番として出てきます。 行政効果としましては,今回の調査は耐震診断,耐力度調査を行う前段階の基礎的調査となり,耐震確保を進めていく上で老朽化した校舎,屋内体育館を改修していく場合,優先度順位を決めることは重要であり,今後改築計画策定の指標となるものと思うわけです。以上の趣旨,内容,行政効果を踏まえて,今回補正予算に提出させていただきました。以上です。 文化振興課長)同じく目で4番目の文化事業費についてご説明を申し上げます。発掘調査経費650万円でありますが,経済部所管で実施しております三村地区におけます県営の畑地帯総合整備事業におけます埋蔵文化財の試掘調査を行いました。その結果,調査トレンチから縄文時代の遺物が出土したわけでございます。この地は遺跡が所在する台地であるため,県と協議しましたところ,本調査を実施する必要があるとの結論に達したわけでございます。発掘調査を実施するための費用650万円でございます。 事業内容としましては,場所は三村の下ノ宮地内でございます。調査面積としましては1,300平方メートルでございます。発掘調査委託料の650万円の補正をお願いするものでございます。なお,この650万円の財源につきましては,県が原因者でございますので全額を県が負担するものでございます。歳入につきましては,26ページに県支出金としまして650万円を歳入として補正するものでございます。 次に同じページで文化事業費の中の国民文化祭開催事業経費69万7,000円でございますが,平成20年に第23回国民文化祭いばらき2008が,茨城県におきまして開催されるわけでございます。石岡市におきましても民俗芸能の祭典を開催することとなったわけでございます。これに伴いまして8月28日に実行委員会が設立されたわけでございます。実行委員会の本年度の事業といたしまして,第21回山口国民文化祭の視察調査が盛り込まれてございます。目的としましては開催地の会場設定,演目の内容,予算等を現地において視察調査をいたしまして,本市における国民文化祭,民俗芸能の祭典の実施における要綱等の作成等に資するとともに,国民文化祭の運営に万全を期するために実施するものでございます。本年度の実行委員会の総事業費82万円が見込まれます。県がそのうち12万3,000円を負担しまして,市が残りの69万7,000円を交付金として実行委員会に支出をするものでございます。伴いまして69万7,000円の補正をお願いするものでございます。以上でございます。よろしくお願いします。 生涯学習課長)それでは生涯学習課所管の補正予算について説明いたします。本事業につきましては,茨城県の補助事業であります「地域で育てる元気っ子体験村補助事業」という事業を石岡市で実施するに及びまして補正予算をお願いしているものであります。 まず24ページの歳入の項目でございます。社会教育費補助金として10万円を歳入として計上いたしました。これは補助対象経費の2分の1の10万円を県補助金として計上をお願いしているものであります。 続きまして46ページになりますけれども,歳出の部分になります。社会教育費の青少年育成費,補正予算でお願いしているのは20万円でございます。歳出としまして講師謝礼12万1,000円,消耗品3万円,使用料4万9,000円をお願いしてございます。 本事業につきましては,共同生活をしながら子供たちの自主性,協調性などの社会性を養う事業として,通学合宿事業が補助対象になります。具体的には概ね1週間以上の期間,小中学生を対象に30人程度の小中学生が宿泊可能な施設に宿泊して,生活体験をしながら学校に通学するという事業であります。補助対象経費の2分の1が補助金として交付されて,補助上限額は40万円であります。 本補正予算で予定しておりますのは,本年11月25日から12月2日の7泊8日で,吾国山洗心館に宿泊しながら恋瀬小学校の5,6年生30人が学校に通学するという事業を計画してございます。事業費の中身でございますけれども,講師謝礼につきましては,夜宿泊しますので,昔話,星空観察,工作指導などを子供たちに行う指導者への謝礼と,子供たちとともに宿泊する協力者の謝礼を予定してございます。使用料につきましては,どうしても吾国山洗心館で,2人ほどボランティアという形で宿泊をお願いしたいというふうな要請がございますので,その協力者の宿泊料を使用料として計上をお願いしてございます。なお,子供たちの宿泊料につきましては補助対象経費になりませんので,子供たち1人8日間で大体7,000円程度負担をいただきまして,これは大体宿泊経費でございます。これを徴収しまして,残りの部分を補助対象事業として20万円の事業で実施したいという予算でございます。よろしくお願いします。以上です。 鈴木委員長)以上で説明は終わりました。 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。 川村副委員長)44ページの教育費,学校管理費の中の学校管理運営経費,学校用務嘱託員報酬が305万円,次のページの中学校の学校管理運営経費の中でマイナス258万7,000円とございますが,これは人の異動かと思うんですが,それに関してちょっと伺いたいんですが。 参事兼教育総務課長)ご指摘のとおりです。嘱託用務員は今までですと,石岡で小学校に9人,中学校に3人,旧八郷のほうで小学校に1人,合計13人を配置しておりました。それ以外のところは正職員としての校務員という形で配置になっていたわけですけれども,今回の異動によりまして,小学校のほうでは旧石岡に5人,中学校に1人,旧八郷に8人,合計で14人が今度は小学校のほうの嘱託用務員になりました。それから中学校のほうは8人ですね。ですから校務員さんが13人,嘱託用務員さんが14人という結果になっております。 (「マイナスとプラスとなってますが・・・」と呼ぶ者あり) 今年の3月まで石岡にもやはり職員としての用務員さんがいたわけですが,今回3月で退職されまして,その方が今度は嘱託用務員として継続して配置になっている関係で,実際は小学校費のほうに当初は10人で予算配当していたのを実際異動によって13人になったということで3人の増ということになります。中学校のほうは3人だったのが,実際は嘱託用務員さんが1人になったので2人の減と,そういうことになります。 川村副委員長)わかりました。これはあくまでも用務員さんの数の増減ということで,同じようなお仕事をなさっている校務員さんとは若干違うということでよろしいんですか。 参事兼教育総務課長)そうですね。嘱託と正職員の差ということになります。嘱託の用務員さんについては5.5時間ということで勤務時間が違いますけれども,正職員の場合には8時間勤務ということになります。用務そのものはほぼ一緒ということです。 川村副委員長)本来同じような仕事を同じようにこなしているはずですから,本来ですと同じような地位保全,それから給料面でも同じなのが普通なのかなと思うんですが,やはり名称,それから補助の出方によっても若干違うのかなと,それは従来の補助員,介助員に関しても同じようなことがいえると思いますので,ここから先はわかったということで納得することにしますけれども,できましたら同じような境遇というか,供給してあげたほうがよろしいのではないかなと思いますけれども,これは要望にとどめておきたいともいます。よろしくお願いします。 鈴木委員長)暫時休憩します。 − 休 憩 − 鈴木委員長)会議を再開いたします。 ほかに質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。 次に討論に入ります。討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ないようですので,討論を終結いたします。 これより採決に入ります。議案第150号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。 お諮りいたします。本案は「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 以上で本委員会に付託されました案件については,審査が終了いたしたわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取り扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,所管事務の調査として「小中学校の適正配置について」を議題といたします。本件については,先の当委員会において,今年度,耐震化優先度調査を実施するにあたり,小中学校の統廃合を含めた適正配置について,早急に検討を進めるよう意見が出されていたものでございます。 それでは執行部より,本件の検討状況について説明を求めます。なお,先ほど質問の中で説明がありましたので,重複しないようにお願いいたします。 教育次長)これにつきましては,8月に入ってからですけれども,市長あるいは教育長のほうから早急に小中学校の適正配置について検討委員会を設置するようにという指示がございまして,その中からこういう要綱案ができまして,委員会のメンバーをこういう形にしてよろしいかというようなことで詰めてまいりまして,裏に書いてあるようなメンバー構成ということで出発するということになったわけでございまして,この10人の方々にはそれぞれ承諾を得ているところでございます。先ほど設置の目的,所掌事項につきましては説明申し上げました。そして検討委員会のメンバーにつきましても説明したところでございます。そのほかにつきましては,実際には議会が終了後すぐにも立ち上げたいと考えておりますので,その後は実際の検討の中で考えていくということになろうかと思います。以上です。 鈴木委員長)以上で説明は終わりました。 ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 (「なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。 次に,その他の件といたしまして執行部より発言を求められておりますので,これを許します。 教育施設課長)私のほうから2点ほどご説明いたします。前回渡しました小中学校の年齢別の統計があくまでも電算でありましたので,今年度に限ってすべて学校教育課のほうから実数で拾ってもらいました。それをお手元に配りました。その空いているスペースに国勢調査で2000年度の部分で出した数字があります。5年後との推計があります。そこで14歳以下ということで抜粋しました。現在2006年ですが,2010年,2015年,2025年,これはあくまでも将来を見据えた国勢調査から見たものです。下の段には過去の実績,年代だけですから全体ではないんですが,15歳,10歳,5歳,0歳ということで。この表を見ていただくと,5年間で1割ぐらいずつ減をしているのかなというのがわかるかなと思います。 もう一つのご説明なんですが,耐震化優先度調査に限って,前回お話しました12月の初めごろには結果が出るだろうということで申し上げましたが,その後いろんな通知が来まして,8月30日に茨城県土木部の都市建設指導課企画グループから,あくまでもこれは建設主体になってますので,建設部を通しまして耐震診断優先度調査の申請をしてくださいということになりました。この石岡市の建設部でまとめて県に報告します。その申請を基に県が国土交通省のほうにつなぐわけなんですが,この認可が10月ぐらいにずれ込むということで,この認可が終わらないと委託契約が発注できないという状況になりましたので,実際は10月下旬か11月の初めになってしまうということで耐震化優先度調査の結果は来年の2月の初めか,3月になってしまうかなと,約2,3ヶ月遅れてしまうということでご報告したいと思います。 もう一つ,文書は8月10日なんですが,石岡市は9月1日に受理したものなんですが,茨城県土木部都市局建設指導課長から,耐震事業担当課長ということで,耐震優先度調査が終わったあと10年間で90%の改修,改築を目標とする計画を出してくださいと,これはあくまでも計画なんで石岡市としては18年度に耐震化優先度調査を行い,今後10年間で耐震化率90%を目標とするという回答を送っておきました。あくまで文書でのやり取りかと思うんですが,あくまで達成するということを文書で出しなさいということなんで。以上です。 鈴木委員長)ただ今の説明についてご質問等はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ないようですので,この件については以上で終結いたします。 次にその他の件として,ほかに発言はございませんか。 菱沼委員)その他で1つお聞きしておきたいと思います。小学校に多いんですが,遊具関係ですが,使用禁止の遊具が最近よく見受けられます。それについてはやはり老朽化で危険度が高いというような形の中で,使用禁止というような形を委員会としてとられていると思うんですが,合併して相当数の数になったわけなんですが,この危険遊具,全体的にどのぐらいあって今後どのような形の中でそれに対処していくのかなと,その他としてお伺いいたします。 教育施設課長)今手元に資料がないんではっきりしたことは言えないんですが,ほぼ各学校に3つから4つ,メインのブランコとかジャングルジム,鉄棒,滑り台など,なんらかの異常といいますか,老朽化しているんで使用禁止となっております。これは1つ,2つではないんで,補正とかそういうものでは対応しきれないんで,来年度予算には挙げていきたいと思います。総額で五,六千万円ぐらいかかってしまうかなと,ただ財政も一度にはできないと思うんで,年次計画になるのかなと,これはあくまで個人的な考えなんですが,これも果たして通るかどうかわからない状況です。ただ現在使用禁止になっておりますが,それでも使ってしまうと危ないんで,通ればの話なんですが,来年度予算に最低でも撤去を含めた予算要求はしたいと思います。 菱沼委員)ありがとうございました。来年度になってしまうというお話なんですけれども,本当にもうこれは使えないんだよと,教育委員会の中で見極めた遊具については,一刻も早い取り払いだけでもしていただければ。実は私,地元東成井小で土日活動しているわけですが,小学校のお子様じゃなく,もっと低年齢の方が親御さんと来て,いわゆるそういうものを触ってしまう,遊んでしまうとそういうのが見受けられるんですよね。使用禁止にしているからということではなくて,本当に危ないものについては,ないほうがかえっていいのかなと思いますので,各学校ともそのような思いをもっているんではないかと思いますので,大変でしょうけれども,本当に危ないものについては撤去してしまうと,そういうような方策を是非講じていただきたいと思います。要望しておきます。 学校給食課長)私の方から2点ほど報告させていただきたいと思います。1点目は,7月18日の第3回の委員会の最後でご報告申し上げましたように,給食センター改築工事の中で外構工事については,単価の入れ替えを行いまして,10月ごろに発注をする予定でいますということで,報告をさせていただきました。昨日,業者選定委員会がございまして,外構工事について,本体工事に続いて選考をお願いしたところでございます。工事の内容については,敷地造成工事,側溝工事,要壁工事,舗装工事,植栽工事の一式でございます。前回,委員会の中でもご指摘がございましたので,担当課といたしましては,市内業者の育成を考えまして,市内業者で公共土木工事に関して実績のある会社が望ましいのではないかということで,業選委員会に依頼をしたところでございます。 もう1点は,給食センターの改築工事の進捗状況でございますが,8月22日に安全祈願祭を行いましてから,25日から造成工事が始まりました。さらに仮設工事におきましては,周囲をそれぞれフェンスで囲って,今日で仮囲いが終わる予定でございます。それから杭工事につきましては,昨日,3本の試験杭を打ちまして,今日から9月24日まで本杭を打つ予定になってございます。それから基礎工事におきましては,今月の19日からそれぞれ始まるというような状況でございます。以上でございます。 鈴木委員長)この件に関して,ご質問はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ないようですので,その他の件については,以上で終結いたします。 次に,閉会中の継続調査・審査の申し出についてを議題といたします。当委員会において閉会中もなお継続して調査及び審査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す事件・理由に,本日継続審査とした案件を加え,閉会中の継続調査・審査を申し出たいと思います。 これにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 鈴木委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の文教委員会を閉会いたします。 |