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議会中継
  


定例会・臨時会

 第3回委員会 (6月20日)
出席委員 亀井比志子委員長,谷島博久副委員長,川又紀征委員,小松美代子委員,川井貞夫委員,國司進委員
市執行部 保健福祉部長(矢口輝行),次長(小松崎芳夫),参事兼社会福祉課長兼行財政改革推進担当(岡崎喜一),高齢福祉課長(池田芳男),介護保険課長(高野喜市郎),こども福祉課長(石井洋一),保険年金課長(鈴木幸治),ふれあいの里石岡ひまわりの館館長(小林千恵子)
議会事務局 庶務調査課係長(田辺武弘)



亀井委員長) ただいまから福祉委員会を開会いたします。本日の議題はお手元に配布しました協議案件書のとおりでございます。次に,本日説明員として出席した者はお手元の出席者名簿のとおりでございます。これより審査に入ります。まず始めに,議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」並びに議案第138号「指定管理者の指定について(石岡市農村高齢者センター)」の計2件につきましては,関連しておりますので一括して議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
参事) 社会福祉課関係の一般会計補正予算についてご説明申し上げます。24ページです。民生費・社会福祉費でございます。障害者給付審査会委員報酬を計上してございます。平成18年4月1日より障害者自立支援法の施行に伴いまして平成18年10月1日から障害者自立支援法に基づき,障害者福祉**がされます。そのため障害**支給決定をする必要がございます。市町村の対象者について訪問調査を実施しまして,その内容と医者の診断書をもとに障害者給付審査会におきまして障害程度区分の判定を行うものでございます。市町村において障害の程度を認定するものでございます。補正額としまして525万8,000円を計上しました。その内容につきましては,**の保険料29万7,000円。給付審査会の委員報酬6人分でございますが,176万4,000円。訪問調査員の報酬でございますが,2人分としまして228万6,000円。その他,文具用紙代が1万2,000円。その他消耗品として4万4,000円。郵便料としまして3万6,000円。手数料としまして,医師の意見書160枚分,81万9,000円を計上したものでございます。続きましてもう1点,衛生費・保健衛生費でございます。精神難病福祉対策事業でございますが,16万5,000円を計上いたしました。内容としましては,平成18年度より小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業を実施してます。当市におきましても事業の実施を行うものでございます。用具につきましては,紫外線カットクリーム,電気式痰吸入器,車イス等でございます。合わせて16万5,000円を計上しました。
 
ふれあいの里石岡ひまわりの館館長) 私からは,ふれあいの里ひまわりの館についてご説明申し上げます。24ページです。民生費・社会福祉費・ふれあいの里費・施設維持管理経費・その他施設修繕の200万円についてご説明いたします。これにつきましては,ミストサウナ室の**撤去工事,**工事,コンクリート壁タイル工事,照明工事の費用等でございます。平成18年2月19日に施設の点検,分解を行った時に,ひまわりの館ゾーンのミストサウナ室の内壁全体が膨らんで決壊する状況でありまして,利用者に危険を及ぼす恐れがあったため,使用中止といたし現在に至っております。**の内装は合板モールタイル構造でありましたが,今回はコンクリートタイル構造といたしまして,内容の耐久年を長く維持できる構造といたします。利用者に長い間ご迷惑をおかけいたしましたが,このことは施行責任上,前に事故等がございましたので,構造等の検討の必要性から今回の6月の補正で予算計上をお願いするものでございます。よろしくお願いいたします。
 
こども福祉課長) こども福祉課で提出いたしました補正予算の内容につきましてご説明いたします。補正予算書の24ページです。民生費・児童福祉費・児童福祉総務費・放課後児童対策事業の中の,その他消耗品につきましては,放課後児童クラブの管理に伴う消耗品等を計上したものでございます。旧石岡地区の児童クラブにおきましては,今年の3月まで無料で児童をお預かりしていたこともありまして,児童クラブによりましては,保護者の方がホットカーペットやストーブを寄付してくださったり,掃除用品,トイレットペーパー等が,保護者が集めたおやつ代・父母会の経費の中から賄われていた経緯があります。しかし,4月から利用者負担金を徴収することとなりましたので,児童クラブの運営にかかる消耗品等につきましては,市の方で負担するよう24万円ほど予算計上をお願いしたものでございます。また,工事請負につきましては,どこの施設にあっても不公平のない施設とするため,エアコンの設備されてない5つの児童クラブ,府中小・石岡小・東小・南小・高浜小にエアコンを整備するための費用でございます。ちなみに府中小が2教室分2台,石岡小が1教室,東小2教室,南小が1教室に2台,高浜小が1教室ということで計8台を予定しております。以上でございます。よろしくお願いいたします。
 
高齢福祉課長) 私の方から高齢福祉課に関します,議案についてご説明申し上げます。まず4ページです。債務負担行為の補正でございます。農村高齢者センター指定管理料としまして,平成19年から平成20年まで限度額443万6,000円をお願いするものでございます。続きまして予算書24ページです。民生費の社会福祉団体助成事業でございます。この中の高齢者センター維持管理業務委託料97万3,000円の減額,それから農村高齢者センター指定管理者指定管理料97万3,000円の増額をお願いしたわけでございます。これにつきましては,平成18年9月1日から石岡市農村高齢者センターに指定管理者制度を導入することに伴いまして,平成18年度当初予算額の高齢者決算維持管理業務委託料166万9,000円を,97万3,000円を減額いたしまして69万6,000円といたしまして新たに農村高齢者センター指定管理料といたしまして17万3,000円の組み替えを行うために補正予算をお願いしたわけでございます。合わせまして,議案第138号の指定管理者についてご説明申し上げます。公の施設の指定管理者を次のとおり指定するために地方自治法第244条の2第6項の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。施設の名称でございますが,石岡市農村高齢者センター,指定管理者となる団体の名称でございますが,石岡市大砂10,527番地6,社会福祉法人石岡市社会福祉協議会でございます。指定にかかる期間につきましては,平成18年9月1日から平成21年3月31日までを計画しております。石岡市農村高齢者センターにつきましては,石岡市柿岡2,105番地にございまして,農村高齢者の**をもたらし,地域社会と**及び健康の増進を図り,老後生活を健全で豊かなものとする社交の場を確立することを目的として設置されております。現在,社会福祉協議会の八郷支所が配置されておりまして,その管理運営につきましては,石岡市社会福祉協議会に委託しているところでございます。以上でございます。
 
亀井委員長) 以上で説明は終わりましたこれより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
國司委員) 確認の意味でお伺いしますけれども,ふれあいの里の施設維持管理経費でございます。この前の議案質疑の中でも話があったと思いますけれども,何が故障してたんですか。
 
ふれあいの里石岡ひまわりの館館長) これは今年の2月19日に施設の点検に行ったときに,壁が膨れ上がっていて落ちてしまうと危ないということで,使用中止ということで,それで使っておりませんでした。
 
國司委員) そうすると,点検するまで気づかなかったということなのでしょうか。
 
ふれあいの里石岡ひまわりの館館長) 少しずつおかしいと思うことはあったのですが,これにつきましては設計当初から使用期限はこれくらいだということで設計をしているということなので,その期限は過ぎていたので様子を見ながら使用していたということです。
 
國司委員) ひまわりの館は事故を起こしてまして,使用は一番気にする場所でございますので管理の方をよろしくお願いしたいと思います。
 
保健福祉部長) 國司委員さんの質問の中での確認ですが,いわゆる設備機械ではなくて,壁のタイルとコンクリートの間に防音という意味で,合板を付けて,合板の上にタイルを張ったということで,合板が蒸気で膨れてきてタイルが剥がれそうになってきた。崩れる可能性があって危険性を伴うということで今回全部剥がして,特に支障はないということなので,直接タイルを張る工事をするということで,ミスト機そのものの故障ではないです。
 
亀井委員長) 暫時休憩いたします。
 
〜 休 憩 〜
 
亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 
小松委員) 心身障害者福祉の中の認定審査会経費,これは議案第125号にも関係してくるんですけれども,先ほど障害者給付審査会の委員報酬6人分ということで説明がありました。委員の方たちというのはどのような方で構成されるのか。これは議案の125号にも関連してくることなのですが,予算の説明がありましたのでここでお伺いいたします。
 
参事) ご説明申し上げます。6人でございますが,医師2人。整形外科医1人,精神科の医師,社会福祉士,理学療法士,障害関係の相談員さんという人がやります。
 
亀井委員長) 他にございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」並びに議案第138号「指定管理者の指定について(石岡市農村高齢者センター)」の計2件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,議案第117号「平成18年度石岡市老人保健特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
保険年金課長) 補正予算書の40ページでございます。今回お願いしてございますのは支払い基金の返還金でございます。これにつきましては17年度の医療費が歳末補正で不足するということで見込まれましたので,医療給付費及び医療支給費について合わせて2億円ほどの増額をお認めいただいております。しかしその後心配していたほど医療費が伸びませんでしたので,決算は1億円ほど不要となる見込みでございます。結果的には支払い基金交付金をもらいすぎたということになりまして,今回合併前の旧石岡市と合併前の旧八郷町を合わせ,平成17年度全体の支払い基金交付金の過不足額を精算いたしましたところ1,365万5,000円を返還することになったものでございます。よろしくお願いいたします。
 
亀井委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
小松委員) 当初の見込みよりも医療給付費の支払いが少なくて済んだということなのですが,受診抑制とかそういった傾向があったかどうかだけお伺いいたします。
 
保険年金課長) 昨年の3月補正でお願いした時点ではまだ12月までしか,つかんでございませんでした。例年ですと2月頃にインフルエンザ等が蔓延するとかなり老人医療が急増します。そのようなことがありまして12月頃の医療費の伸びが大きいということで見込んで出してございます。結果的に不要額で出た背景には高齢者の方のインフルエンザ接種等がかなり定着してきたことも一因かとは思っております。
 
亀井委員長) 他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第117号「平成18年度石岡市老人保健特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案を「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。次に議案第118号「平成18年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)」並びに議案第132号「指定管理者の指定について(石岡市デイサービスセンター)」の計2件については関連しておりますので一括して議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
介護保険課長) それでは,議案第118号についてご説明いたします。44ページです。歳入で51万円を計上してございます。これにつきましては,地域密着型サービス運営委員会委員報酬21万6,000円とシステム基準改定等委託料29万4,000円,合計51万円を一般会計から繰り入れるものでございます。続きまして歳出でございますけれども,48ページでございます。総務費・総務管理費・一般管理費の中で21万6,000円の補正増をお願いしております。これにつきましては,平成18年4月から制度改正に伴いまして地域密着型サービスが義務付けられました。このサービスを展開するために石岡市において地域密着型サービス運営委員会を組織いたしました。この組織は,サービスを展開するために地域密着サービスの指定,そして指定**の事務を行います。委員は10人で構成しております。その委員の報償でございます。それから2番目の賦課徴収事務費29万4,000円の補正増をお願いしてございます。これにつきましても平成18年4月からの制度改正にともないまして,保険料の特別徴収,いわゆる年金からの引き落としの方でございますけれども,いままで年金の受給者納付というのは年1回でございました。今回の改正によりまして年6回,年金を受給される月でございますけれども,その受給される方の情報が社会保険庁から来るようになりました。これにともないまして介護保険事務処理のシステムを改訂いたしまして,改訂するために電算システムの委託料を補正するものでございます。以上でございます。
 
高齢福祉課長) 介護保険特別会計に関わります高齢福祉課関係につきましてご説明いたします。11ページです。債務負担行為にかかわる補正をお願いしてございます。デイサービスセンター指定管理に関わります指定管理料といたしまして平成19年から平成20年までの期間を定めてございます。それから限度額といたしまして2,781万7,000円をお願いするものでございます。続きまして予算書46ページです。歳入としまして,使用料及び手数料でございます。デイサービスセンター使用料としまして65万3,000円の減額をお願いするところでございます。石岡市デイサービスセンターにつきましては,今年9月から指定管理者制度を導入することにともないまして,デイサービスセンターの使用料を今年9月から指定管理者が徴収することになりましたための減額補正をお願いするものでございます。続きまして諸収入でございます。通所型介護予防事業給食費負担金88万4,000円の減額をお願いするものでございます。これにつきましても今回のデイサービスセンターの指定管理者導入に伴いまして,デイサービスセンターで実施しております利用者の給食費の負担金を9月から指定管理者が徴収することにともないます減額補正をお願いするものでございます。続きまして48ページです。地域支援事業費の通所型介護予防事業でございます。通所型介護予防事業委託料869万円の減額補正をお願いしております。合わせましてデイサービスセンター指定管理者指定管理料としまして715万3,000円の増額補正をお願いしたものでございます。先ほどから申し上げておりますように,9月1日からデイサービスセンターに指定管理者制度を導入することに伴いまして18年度の当初予算であります通所型介護予防事業委託料1,620万1,000円を869万円減額いたしまして,751万1,000円といたします。新たに指定管理者指定管理料としまして715万3,000円の組み替えをお願いするものでございます。なお,減額しました869万円と今回お願いしております715万3,000円の差額153万7,000円でございますが,これにつきましては先ほど収入の方でご説明させていただきましたデイサービスセンターの使用料65万3,000円と給食負担金88万4,000円,合わせまして153万7,000円が指定管理者の収入になるということでの差でございます。続きまして議案第132号でございます。公の施設の指定管理者を指定するため地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。公の施設の名称は,石岡市デイサービスセンター。指定管理者となる団体の名称でございますが,石岡市大砂10,527番地6,社会福祉法人欅会でございます。指定の期間につきましては平成18年9月1日から平成21年3月31日まででございます。石岡市特別養護老人ホームのぞみ,のデイサービスセンターにつきましては,高齢者の福祉の増進を図るため,ふれあいの里石岡ひまわりの館内に石岡市が平成15年4月に設置いたしまして介護保険制度に基づきまして運営をいたしているところでございます。なお運営につきましては社会福祉法人欅会に委託をしているところでございます。
 
亀井委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
國司委員) 総務費の中の賦課徴収事務費,システム基準改定等委託料29万4,000円でございますが,補正額の説明の中で年金から差し引かれる人の査定がありましたけれども,石岡市では何人くらいおりますか。
 
介護保険課長) いま資料がないものですから。
 
亀井委員長) 暫時休憩いたします。
 
〜 休 憩 〜
 
亀井委員長) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 
介護保険課長) 平成18年の5月末現在で保険料の徴収者は総勢で1万8,173人です。そのうち特別徴収,いわゆる年金からの引き落とし者は,1万4,265人です。
 
國司委員) 約7割。自主的に収めているのか,それとも違う徴収の仕方もありますか。
 
介護保険課長) 特別徴収のほか普通徴収ということで市役所の方から個人の方に納付書を送付しまして,納金いただく2通りで対応しております。
 
國司委員) 今後,年金からの徴収者というのは増えていくのでしょうか。
 
介護保険課長) 制度改正前,18年3月までは年1回の社会保険庁からの通知でございましたけれども,例えば18年4月1日以降に65歳以上の方につきましては,今までは翌年の10月にならないと口座の方から引き落としができませんでした。今回,年6回の通知ということで,いわゆる普通徴収の期間が短くなることによっていわゆる普通徴収の方の数も減るということが考えられます。そのようなことを考えますとそのような問題も多少は対処できるのかなと考えております。
 
國司委員) 普通徴収が少なくなれば年金からの徴収も増えるということで,いま滞納の話を聞こうと思ったのですが,わかりました。
 
亀井委員長) 他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので,以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第118号「平成18年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)」並びに議案第132号「指定管理者の指定について(石岡市デイサービスセンター)」の計2件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に議案第119号「平成18年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」並びに議案第133号「指定管理者の指定について(石岡市特別養護老人ホームのぞみ)」の計2件につきましては関連しておりますので一括して議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
高齢福祉課長) それでは,議案第119号についてご説明いたします。15ページです。債務負担行為の補正をお願いしてございます。特別養護老人ホームのぞみ指定管理者指定管理料,平成19年から平成20年まで,4億595万4,000円の補正をお願いしているところでございます。続きまして56ページです。収入としまして,特別養護老人ホーム介護サービス自己負担金2,598万8,000円の減額,短期入所生活介護サービス自己負担金460万4,000円の減額,通所介護サービス自己負担金195万5,000円の減額をお願いしているわけでございます。特別養護老人ホームのぞみで指定管理者制度を導入することに伴いまして,当初予算で見込んでおりました自己負担金の収入を9月から指定管理者が徴収することになったための減額補正でございます。続きまして58ページ,歳出の補正予算でございます。事業名は特別養護老人ホーム運営事業でございます。3,254万7,000円の減額でございます。特別養護老人ホーム運営事業委託料1億3,724万2,000円の減額補正をお願いしたわけでございます。合わせまして特別養護老人ホーム指定管理者指定管理料1億469万5,000円をお願いするものでございます。先ほど申し上げましたように,特別養護老人ホームの指定管理者制度を導入することに伴いまして,平成18年度の当初予算額の特別養護老人ホーム運営事業委託料2億4,346万7,000円を,1億3,724万2,000円減額しまして,1億622万1,000円とするものでございます。なお,新たに特別養護老人ホーム指定管理者指定管理料としまして,1億469万5,000円の組み換えをお願いするものでございます。運営事業委託料1億3,724万2,000円と指定管理料1億469万5,000円の差につきましては,先ほど収入の項目でご説明しましたように,自己負担金が指定管理者の収入になるということでの差がここに出ているわけでございます。続きまして議案第133号でございます。公の施設の指定管理者を下記のとおり指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。公の施設の名称は,石岡市特別養護老人ホームんのぞみでございます。指定管理者となる団体の名称は,石岡市大砂10,527番地6,社会福祉法人欅会。指定の期間は,平成18年9月1日から平成21年3月31日まででございます。特別養護老人ホームにつきましては,石岡市大砂10,527番地6に,平成13年4月1日に設置しまして,介護保険制度におきまして運営を行っているところでございます。入所定員は50人でございまして,社会福祉法人欅会に運営を委託しているところでございます。以上でございます。
 
亀井委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
國司委員) 数字の問題ですが,最初の方で介護サービス事業費,補正前が2億5,079万7,000円,特別養護老人ホーム運営事業委託料は減額で1億3,720万2,000円,指定管理料が1億69万5,000円になってますけれども,3,254万7,000円だと思いますけれども,差額というのは何になりますか。
 
高齢福祉課長) 差額でございますが,歳入の項目で先ほどご説明いたしました自己負担金3本ございます。合わせまして3,254万7,000円になります。これにつきましては,指定管理者になります社会福祉法人の収入として法人の方に入ってまいります。ですので,委託料からその部分を差し引きまして管理委託料として計上してまいったわけでございます。よろしくお願いいたします。
 
國司委員) 了解しました。
 
小松委員) 特養のぞみと,デイサービスを指定管理者にするということで130号は先ほど議決したわけですけれども,これが石岡市が・・・(テープ反転)・・・その委託先を指定管理者にしたということで,他の指定管理者にする施設がそのような形でしたので,そんなに大きな問題にはなってないわけですけれども,指定管理者制度は時限立法で3年間ということで導入されてまして,その後のことをいま考える必要はないのかもしれませんが,今回も公募という形が論議されましたけれども,委託をしていたものを指定管理者にしたわけですけれども,これは将来的にも指定管理者の形でやってていいのかどうか,そのへんは執行部ではどのようにお考えなのか伺っておきたいと思います。
 
高齢福祉課長) 指定管理は3年間ということで,現在管理をしている社会福祉欅会につきましては,設立をお願いして設置されたものでございます。今後につきましては,私ども行政との話し合いが必要になってくるかと思います。
 
小松委員) 了解しました。
 
亀井委員長) 他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第119号「平成18年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)」並びに議案第133号「指定管理者の指定について(石岡市特別養護老人ホームのぞみ)」の計2件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案はいずれも「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に議案第122号「石岡市国府会館条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
高齢福祉課長) 議案第122号についてご説明いたします。地方自治法第96条第1項第1号の規定によりまして議会の議決を求めるものでございます。提案理由としまして,当該施設の管理につきましては,平成18年9月から市が管理をするためでございます。条例の内容につきましては,新旧対照表を確認していただきたいと思いますが,国府会館条例の第3条から第5条までを削ります。第6条中の指定管理者を市長に改め,同条を第3条といたします。第7条中の指定管理者を市長に改め,同条を第4条といたします。第8条を第5条といたします。第9条中,第7条第1項を第4条第1項,指定管理者を市長に,同条を第6条,第10条から第13条までを3条ずつ繰り上げるというのが改正の内容でございます。国府会館につきましては,管理運営を石岡市老人クラブ連合会に委託しているわけでございます。指定管理者制度導入にあたりまして,第1回定例会におきまして提案申し上げまして条例化をさせていただきました。その後,確認を行いましたが,施設が予想以上に老朽化していることが分かりまして貸し出しに対しましての安全性の問題があり,指定管理者の選定委員会におきまして指定管理の候補としては今回指定しないという報告がされました。指定管理者の制度を導入しないということとしたわけでございます。老人クラブとの管理委託契約につきましては18年4月1日から8月31日までは既に契約しているところでございますので,引き続き管理をお願いしまして,9月1日以降は直営管理としていきたいと考えております。なお,貸し出しにつきましては安全性の問題から,これらの対応につきましては,老人クラブあるいは地元町内会との話し合いを持ちまして,検討してまいりたいと考えております。
 
亀井委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
小松委員) 本会議の議案質疑で取り上げました。教育委員会所管だと思いまして取り上げたわけでございますけれども,答弁をいただきましたので結構なのですが,説明がございましたので了解したところですけれども,国府会館として使用する以前は湖北水道企業団の事務所であり,その以前は土木事務所であったということで,本当に建物が老朽化してます。改修はしていたということですけれども,一番心配なのは,耐震強度の問題だと思います。非常に古い建物だということが分かっていながら,貸し出しをして,万が一というときは市の責任はあると思いますし,町内会の持ち物として町内会が責任をもってするということであれば,それは町内会の人たちの了解の上での使用になるかと思いますけれども,市が貸し出しをする,責任を負うということで私は今回心配です。幸町の人たちが引き受けて運営しているという施設かと思ってたので今まで気にもしなかったのですが,その点について執行部のお考えを伺っておきたいと思います。学校等はこどもたちが登校してますので,順次危険な**については**してますが,執行部の考え方,答弁は議案質疑の中ではいただいてませんので,その点だけ確認させていただきたいと思います。
 
保健福祉部長) ただいまの小松委員のご質問でございますけれども,先ほど課長から答弁いたしましたが,国府会館の指定管理制度導入にあたっての選定委員会の結果の中で,これは選定しないという結果になったわけですけれども,この選定にあたっては選定委員が現地を見まして,そのような制度に該当させる以前の問題でとても危険性があるのではないかという話が出てまして,当然貸し出しをしている件につきましては,市の側に責任がございますので,早急に使用禁止という方向で進めたいと思ったわけですが,現在地元で利用している関係もございますので,すぐにということになりますといろいろ事情等がございますので,先ほどお話しましたけれども,地元の方と話し合いを早急に持って,そこら辺をつめたいと考えております。
 
小松委員) 説明はよく分かります。実際に大きな地震とか,相当建物が老朽化してるわけですから,何かをきっかけにして外に出たり,いろいろな催し物をやってたり,建物が破損したり,そのような形でケガをしたり,そのようなことがあったときは貸し出した市に責任が問われると思います。貸し出す以上はキチンとそのようなことがないように修理をして貸し出すとか,そこまで手を加えることが必要なのかとか,そのようなことになってくるかと思いますが,私はあの建物を見てると文化財的な建物です。どうせみんなが使って,これからも使い続けていくのであればそれこそ文化財登録を受けてキチンと補助を受けて修理をして使うとか,そのような方向もあるかと思います。もし危険なことであれば取り壊すとか,それが万が一の時はケガをしても責任はないですよということをとって貸し出しをすることはおかしいし,現状はそうです。万が一のときに責任を問われた時にどうするのかと思います。それくらい古い建物。そういうことが目で見れば非常に貴重な建物とも言えます。以上です。
 
保健福祉部長) ご指摘のとおり早急にこちらとしては使用を禁止したいと考えております。先ほど申し上げましたとおり,地元の関係もございますので,話し合いを早急にするということでお話してありますので,それをご理解いただきたいと思います。古いというのは分かっていたのですが,かなり老朽化が進んでいることもございます。思った以上に老朽化が進んで危険だというようなことがあります。文化財関係となりますと所管は教育委員会ということになりますので,文化財として続けることになった場合には,修理して使うということについて,現状**とかそのような許容範囲があると思いますので,その中で使えるかどうかということになってきますから,それまで別の角度での**になると思いますので,現段階ではそのようなことは考えてなくて使用禁止の方向でもっていくたいというような考えです。ただ,先ほど申し上げましたように文化財的な価値というのについては教育委員会の方に話をしておきたいと思います。
 
小松委員) 本会議でも答弁いただきましたけれども,幸町の方たちはいろいろな形であの会館を使用してます。それなりに地元の方からは使わせてほしいという意見も出てくると思います。ちょうど福祉会館が国府地区の公民館,隣接した地域,何百メートルの範囲で公民館ができましたので,そちらを利用していただくような形で話を進めていただきたいと思います。以上です。
 
國司委員) 小松委員の関連でお話聞きますけれども,会館を貸し出す場合,地元の人と話し合いをして貸し出すということでしたけれども,先ほどの責任問題,事故等が起きた場合の責任問題を議案質疑の中で質問したと思いますけれども,例えば貸し出す場合に責任は一切負わないという話をしてもそれは通らないということです。団体賠償責任というのがありますから。例えば貸し出す場合,結局市のほうに責任がくると思うのですが,させないで貸し出すというのはいかがなものかと思います。
 
保健福祉部長) 貸し出しをしていくということを前提に話をしていくのではなくて,こちらの方としては建物の使用を禁止していく方向で話をしていきたい。ただ,それをいきなりこっちでダメですという前に,地元の方にそこらへんを話していきたいということでございます。ただ,それについては早急にやっていきます。
 
國司委員) あそこの土地の管理はどこですか。
 
高齢福祉課長) 引き継いだ段階では市の所有地と聞いております。
 
國司委員) 先ほど貸し出しをしない方向性で進めるという話でしたが,幸町の集会所としての役割があると思いますけれども,結局老朽化して取り壊しする方向性になると思いますけれども,例えば地元に対する集会所としての役割として,その代替というのは考えておられますか。
 
保健福祉部長) 国府会館は現におまつりとか,いろいろ予定されていると思います。それで地元では利用面で重宝してると思います。それでこちらの方で一方的に禁止ということにつきましても検討する部分がございますので,地元との協議をしていきたいと思います。それと代替の件ですが,先ほど小松委員さんの方から国府地区公民館ということで提案されましたけれども,そのような建物の利用とか,あとは地元の中での協議という方向になると思います。
 
國司委員) 地元では集会所が必要になると思いますので,**進めていただきたいと思います。
 
亀井委員長) 他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第122号「石岡市国府会館条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案を「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に議案第125号「石岡市障害者給付審査会の委員の定数等に関する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部よりその内容について説明を求めます。
 
参事) ご説明いたします。審査会におきましては,障害者自立支援法第15条第1項の規定によりまして,本市におきまして定数を6人とするものでございます。
 
亀井委員長) 以上で説明は終わりました。これより質疑に入ります。なお発言は挙手によりお願いいたします。
 
小松委員) 先ほど審査会の委員の方がどのような方かということでお伺いしたところです。医師とか専門職の方が入ってるということで日額1万4,000円という報酬になるかと思いますが,この審査会というのは時間的には1日何時間くらい開くものなのでしょうか。それからまた他のいろいろな委員会・審査会がありますが,1万4,000円という日額は,高額なわけですが,どのようなものがあるのか把握してればご答弁いただきたいと思います。
 
参事) 審査委員の6人につきましては,身体・知的・精神がございますので,それぞれを把握している委員となります。審査会の審査につきましては,9月までに3ヶ月で130人ほどの審査対象者がおりますので,月3回ずつ審査していきたいと思っております。審査につきましては,第1審査につきましては審査項目が106項目ございますので,調査員の方に第1審査をしていただきまして,第2次が審査会になりますので,そのときの委員さんが6人ほどで,1人あたり10分くらいで,2時間くらいの範囲内で1回3時間くらいずつ審査していきたいと思っております。報酬につきましては介護保険にあわせまして1万4,000円ということでございます。
 
小松委員) 委員になられる先生もいろいろ忙しい方たちなので大変だと思いますけれども,非常に大変な状態におかれている方たちは審査してくれると思いますので,十分に時間をとって審査をしていただければと思います。1人10分だと,以前の調査で調査員を2人つけているわけですけれども,嘱託員2人というのは既にいま嘱託員でいる方をあてるのですか。
 
参事) 現在介護士の方を登録させていただきまして,その中から選びたいと思っております。
 
小松委員) 補正予算で質疑すればよかったのですが,分かりました。
 
亀井委員長) 他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で質疑を終結いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ないようですので以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第125号「石岡市障害者給付審査会の委員の定数等に関する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案を「原案可決すべきもの」と決することにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。以上で今期定例会で審査付託されました議案の審査を終了いたします。この際お諮りいたします。本日審査しました議案の審査報告につきましては,その作成・報告を委員長にご一任いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。次に閉会中の継続審査の申し出につきましては,お手元に配布したとおり申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) ご異議なしと認めさよう決しました。次に学童保育事業につきまして前回現地視察を行ったわけでございますが,この件につきましてご意見等ございましたらお伺いしたいと思います。
 
國司委員) 前回の5月25日に学童保育事業についての現地視察を行ったわけでございますが,その中で,1点目,北小学校の出口・非常口が1つしかないということで今後これはどのようにするのか。それからもう1点,一般質問の中でもありましたけれども,南小学校の学童保育につきまして指導員さんの話を聞きますと,とにかく多目的教室で人数的にも狭い。それから私の見た目の感想ですが,端っこの方に寄せられているような扱いをされているのかなという感じがしました。他の学童保育と公平性に欠けると思いますので,施設の建設等も含めてどのような方向性でいくのか。また,校庭を見ますと土地があると思いますので,場所的には建てられると思いますので,そういった意味で答弁願えればと思います。
 
こども福祉課長) まず北小の件でございますけれども,先ほど議員さんがおっしゃられましたように私どももそのように感じました。もし不審者が入り口の方から飛び込んだときに,児童が逃げるところがないという状況でございます。建物等について調査しましたところ,平成15年10月に竣工をみたということでございます。なお,あの建物を建設するにあたりましては,学校と協議したのですが,学校の方で100メートルの直線の協議コースが欲しいというような要望がございまして,結果としてあのような形になったというように聞いております。確かに何かの事故があったときに困ると思いますので,私ども早急に対処したいということで,ただ建設した年次がまだ比較的早いものですから,補助金をもらって建てた施設が何年かあまり経ってないなかで改造することがどうかと思いましたので,県の担当課に問い合わせしました。非常口を設置することであれば差し支えないという回答をいただいておりますので,財政と協議して早急に対処してまいりたいと考えております。学校の方も先ほども申しましたように100メートルの直線コースを設置したいというようなことでございます。やはり非難口を設置すると100メートルのコースの方へ作ることになりますので,これもやはり学校との協議が必要ということでございますので,協議を重ねて何とか対処したいと考えてございます。それから南小の教室ですが,ご指摘のように多目的教室,2つの教室がつながっているところ,1つのスペースとして使ってます。多目的教室という名称のようにこれまで南小学区の父兄の方から要望があれば学校の方でも貸していたということでございます。おまつりの太鼓の練習,ママさんコーラスにも貸していたという経過を聞きました。先日学校の校長先生のところへお伺いしました。そうしましたところ,4月以降は教育委員会からも話がありまして,先生方がいないなかでそうしたことに貸すのはどうかという注意を受けたそうで,それ以降は貸してないということでございます。なお,福祉委員会の皆さんがご視察なさったときには,片側にゴザが敷いてありまして,片方に座っておやつを食べていたのですが,たまたまあのような使い方をしていたということですけれども,確かに2クラスに分かれて保育をした方がいいと思いましたので,なんとかあのスペースを,アコーディオンカーテンをつけて2つに分ける方法を考えてみたいと思っております。そうしますと,府中小とか東小と同じ状態になると思いますので,とりあえずそのような方法をさぐっていきたい。学校の方としては父兄の皆さんに送迎等を考えますと,一番便利な教室を提供したというようなことも言ってます。それからあの部屋を他の人たちに貸すのかという問題ですが,学校としても多目的教室ということで,学童の集会等には利用したいという要望でございます。今後,できれば少なくとも学童の利用のみにしていただきたいと,学校の方と協議して対応してまいりたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。
 
國司委員) 学童保育も有料化になりましたけれども,市民も厳しく思うので,早急に対処していただきたいと思います。それから南小も先ほど申し上げましたけれども,公平性の点では問題があると思いますので,よろしくお願いします。
 
小松委員) 先日,学童クラブを視察しまして,一番ひどいのは南小ではないかと感じました。それで,一般質問で取り上げさせてもたったのですが,この件については執行部の方も学校と協議したり,改善策を進めていただいているということで了解しました。もう1点気になりましたのは,非常に少ない人数で学童クラブを措置したというか,学童クラブを行ってるところが何校かあるわけです。視察しました時にも,今日は何人かの子どもさんが具合悪くて来られませんとか,そういった形でお話がありまして,数名しかいない学童もありました。10人前後で開設している学童クラブも何校かあるわけですが,毎日実際に何人くらいの子どもさんが通ってるのか,もし実施状況が分かればご答弁いただきたいと思います。
 
こども福祉課長) 少人数で運営している児童クラブでございますけれども,まず北小が児童数13人で運営しております。確認しましたところ,10人から12人で通常やってるというお話でございます。次に高浜小は10人ですが,昨日確認したところでは7人でございました。いつも7人ということではなくて,10人の時もあります。関川小は11人で運営しておりますが,昨日は10人でございました。東成井小は11人で運営しております。昨日は10人でございました。以上でございます。
 
小松委員) ありがとうございます。前回も要望で申し上げましたが,こういった極めて少人数による学童を運営している中で10人であっても指導員さんは複数つけてますので,4年生まではどうかというようなことも以前に申し上げているところですけれども,4年生も入れた実績もあると伺いましたので,その時どうだったのか執行部の方でご答弁いただきたいと思います。
 
こども福祉課長) お答えします。以前の委員会でも4年生の受け入れの話がございました。そのときに心配したのは,1箇所でも受け入れますと,他でもお願いしたいという話になるかと思います。もし定員に満たないところに認めますと,そこで4年生も受け入れていっぱいにしてしまいますと,途中から申し込みがあった場合に対応できないということも生じます。そのような形で市内の全部の児童クラブについて4年生以上の子どもたちはどうかという話になりはしないかと思います。なお,そこで問題になるのが空き教室等の問題でございますけれども,空き教室の状態を,先日教育委員会を通じて各学校に依頼しましたところ,現在空き教室はない。ただ1校,八郷の吉生小学校のみ学童に提供してもよい教室がある,それ以外は全部ないという回答がございました。それと,3つ目として,心配していることは,低学年から高学年に進むにつれて子どもたちの遊び方も変わってきます。高学年になれば激しい遊びになってきます。現在指導員さんはいろいろおりますけれども,ほとんどの方が一般の主婦の方でございます。そうした中で指導員さんが子どもたちの面倒を見切れるのかという問題があります。そのようなことを考えますと私たちも思い悩んでいたしだいなのですが,私ども4月にこども福祉課を命ぜられて来たわけですが,来たときにとりあえず確認したいということで,全ての児童クラブについて補佐と確認しました。そのときに一番気づいたことは,指導員の皆さんが,子どもたちを遊ばせておいて,ただじっと運動場の上のほうから見ている方が大半でした。理想をいえば子ども達にゲームを教えたり,子どもたちと一緒に遊んでやれる,そのようになって欲しいと感じました。これから先は担当になりましたので,指導員さんの勉強会,そういったものを開催しまして,子どもたちの環境を良くしたいと思っていたしだいです。それから今でも子どもたちの状況ですが,3年生であってもなかなか指導員さんの言うことを聞かないで,止めるのも聞かずに,鉄棒のところにぶら下がったりして,ケガをする子どももいるという状況が最近見られました。先ほど小松委員さんから4年生を受け入れた経過があるという話でしたけれども,最近になりましてこの情報を得ることができました。以前,石岡の東小だったようですけれども,平成14年に父母会の強い要望がございまして,4年生5人を受け入れた経過があるようです。このときは3年生を優先にやったようでございます。そのときは11人の指導員さんで児童クラブの運営が始まりました。しかし,いろいろございまして,5月に1人,5月に1人,6月に1人の指導員が1人ずつ退職を申し出ました。その後,8月に入って2人の指導員が退職し,計5人の指導員が退職の申し出をしたということがございました。残り2人になりましたが,そのうち2人も9月で止めたいというような申し出を出すに至ったということでございます。この理由でございますけれども,4年生が率先してイタズラをする。東小は2階の教室を使っているのですが,ベランダの手すりに登ったりして,いつ事故が起きてもいいような状況だった。それで注意をすれば,「クソババア,おまえらお金もらってやってるんだろう」というようなしまつで暴言をはき,イタズラもひどい状況だったということでございます。父兄を呼んで経過の話し合いもしたのですが,父兄は批判的で非協力的だったということで,結局は4年生は8月いっぱいで退所していただいということでございます。これは最近になって得た情報です。いろいろこのような状況があります。市としましては他の市町村も調査しまして様子をみたいと考えております。当分は3年生までということで対処したいと考えております。よろしくお願いしたいと思います。
 
亀井委員長) 他に発言はございませんか。
 
        (「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) 次に,執行部より報告事項の申し出がありますので,報告願います。
 
保険年金課長) 先に配布させていただきました4枚の資料に基づきましてご説明させていただきます。1点目は医療福祉制度,マル福制度でございます。マル福制度の対象者の方は,対象者区分の左側になります。現在ピンクの用紙を使ってマル福をやってございますが,乳児・幼児・母子家庭の母子・重度心身障害者・65歳以上の重度心身障害者の方は,ピンク色のマル福用紙を使って医療機関にかかっております。これが7月1日から茨城県の市町村一斉に受給者証に公費負担番号を記載することによりまして,ピンクのマル福用紙を廃止することになりました。これに伴いまして,現在規則にピンクのマル福用紙が記載してございますので,改正をさせていただく予定になっております。次に,2枚目に,健康保険法等の一部を改正する法律案について,これが先週国会で成立してございます。この法律が通ることによりまして,今後議案として提出する予定でございますので,ご説明申し上げたいと思います。次のページです。骨子の1番,医療費適正化の総合的な推進の(2)保険給付の内容・範囲の見直し等で,現役並みの所得がある高齢者の患者負担の見直し2割から3割,これが平成18年10月から制度が摘要されます。条例の中に2割ということが載ってますので,これの改正が必要となります。それから出産一時金,書いてございませんが,いま30万円ございます。これが35万円に引き上げられる予定になってございまして,まだ成立したばかりで詳しい内容が分かりませんが,この2点が10月から改正になりますと,その前段に条例の改正が必要になりますので,後ほど提出させていただく予定になります。それから新たな高齢者医療制度の創設,これは平成20年4月予定でございます。次のページの図をご覧いただきたいのですが,現行は,75歳以上の方は老人保険制度で,老人保健特別会計でやらさせていただいております。これが20年4月からは独立した団体が行う新たな制度に移行することになります。この独立制度と書いてある部分が,茨城県内の市町村が参加する広域連合,特別地方公共団体でございまして,一部事務組合と同じような機関でございます。県内の全市町村で構成する広域連合で新たな医療制度をやっていくという制度に変わります。広域連合について国の法律で18年度中に広域連合を市町村は作りなさいということになっております。スケジュールから逆算すると,12月議会以降に広域連合設立の議案を提案しなければならないということになると思います。9月あるいは12月に議案を提出するために事前にご説明いたしました。以上でございます。
 
亀井委員長) ただ今の件につきましてご意見等ございましたらお願いいたします。
 
        (「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) 他に発言はございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ者あり)
 
亀井委員長) 以上で福祉委員会を閉会いたします。


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