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議会中継
  


 第10回委員会 (8月17日)
出席委員 金子悦郎委員長,中村茂夫副委員長,小泉彰委員,岡崎忠委員,徳増千尋委員,菱沼一夫委員,國司進委員,村山裕委員,岡野孝男委員
その他の出席者 鈴木行雄議長,入江貞一副議長,山口晟議員,小松美代子議員
市執行部 市長(横田凱夫),企画部長(中村栄),総務部長(海東慎行)
議会事務局 局長(太田光幸),次長(田崎利文),庶務調査課長(松崎守男),議事法制課長(佐々木敏夫)



金子委員長)ただ今から議会運営委員会を開会いたします。
 本日の議題は,1.第3回定例会について,2.新規請願・陳情書の取り扱いについて,3.当委員会の閉会中の継続審査の陳情について,4.議員定数について,以上であります。
 これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。最初に,第3回定例会についてを議題といたします。
 本案説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長横田君,企画部長中村君,総務部長海東君,以上であります。
 第3回定例会につきましては,8月23日告示,8月30日召集ということで前回の委員会において確認されているところであります。それでは,第3回定例会に提出を予定されています議案について,執行部より説明を求めます。

市長)今期定例会の提出議案についてご説明申し上げます。
提出を予定しております議案件数は34件でございます。その内訳は,平成18年度石岡市一般会計補正予算ほか特別会計補正予算6件,平成17年度決算認定議案といたしまして,一般会計決算認定,特別会計決算認定12会計,石岡市水道事業会計決算認定及び石岡地区営農研修センター一般会計決算認定の15件,条例の一部を改正する議案といたしまして7件,工事請負契約の締結議案1件,備品購入契約議案1件,市道の認定議案2件,市道の変更議案1件,市道の廃止議案1件でございます。
 また,議会最終日に人事案件といたしまして,人権擁護委員のうち1名が本年12月31日をもって任期満了となりますので,追加議案を予定させていただきたいと存じますのでよろしくお願いいたします。
 提出予定しております各議案の概要につきましては,企画部長,総務部長より説明いたさせます。以上でございます。

総務部長)私の方から,補正予算案件を除く提出議案についてご説明申し上げます。
 まず,議案第156号から170号につきましては,平成17年度の決算認定議案でございます。議案第156号が平成17年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について,議案第157号が石岡市授産所特別会計歳入歳出決算認定について,議案第158号が平成17年度石岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について,議案第159号が平成17年度石岡市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第160号が平成17年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第161号が平成17年度石岡市駐車場特別会計歳入歳出決算認定について,議案第162号が平成17年度石岡市老人保健特別会計歳入歳出決算認定について,議案第163号が平成17年度石岡都市計画事業石岡駅東土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第164号が平成17年度石岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第165号が平成17年度石岡市公共用地先行取得事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第166号が平成17年度石岡市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第167号が平成17年度石岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定について,議案第168号が平成17年度石岡市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について,議案第169号が平成17年度石岡市水道事業会計決算認定について,この水道事業会計につきましては,旧八郷町の上水道事業でございます。それから,議案第170号が平成17年度石岡地区営農研修センター一般会計歳入歳出決算認定について,これにつきましては平成18年3月31日で解散しておりますが,関係市町村の決算認定をお願いするものでございます。
 続きまして,条例改正についてですが,議案第171号石岡市営駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについては,石岡駅東側の市営駐車場の1日の利用最高限度額を1,200円から500円に引き下げるもので,本年10月1日から施行するものでございます。議案第172号石岡市石岡駅東口交通広場駐車場条例の一部を改正する条例を制定することについて,本件は石岡駅東口交通広場駐車場の利用者料金を初めの30分までは無料ですが,30分を超えると55分毎に200円を30分ごとに100円に引き下げるもので,本年10月1日から施行するものでございます。議案第173号石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することについて,本件は屋外広告物法等の改正に伴いまして,当該条例中の文言を改正するものでございます。議案第174号石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて,本件は健康保険法等の改正に伴いまして,特定療養費を廃止し,保険給付としまして保険外併用療養費及び入院時生活療養費とするものでございます。議案第175号石岡市国民健康保険条例の一部改正する条例を制定することについて,本件は本年10月1日から被保険者が出産したときに給付する出産一時金を5万円引き上げて35万円にするものでございます。議案第176号石岡市都市公園条例の一部を改正する条例を制定することについて,本件は石岡ステーションパーク駐車場の利用料金を,初めの30分までは無料ですが,30分を超えると55分毎に200円を30分ごとに100円に引き下げるもので,本年10月1日から施行するものでございます。議案第177号石岡市消防職員定数条例等の一部を改正する条例を制定することについて,本件は消防組織法の改正によりまして,引用する関係部分を改正する必要のある条例を改正するのもので,石岡市消防職員定数条例,石岡市消防団員条例及び石岡市非常勤消防団員に係る退職報奨金の支給に関する条例の3つの条例を合わせて改正するものでございます。
 次に,議案第178号工事請負契約の締結について,本件は染谷地内の農業集落排水処理施設における機械電気設備工事の請負契約について議会の議決を求めるものでございます。入札方法は,条件付一般競争入札,契約先は株式会社千代田組,契約金額は2億1,489万3千円でございます。
 次に,議案第179号備品購入契約の締結について,本件は八郷消防署の水槽付ポンプ車の老朽化に伴い更新をするもので,この購入契約について議会の議決を求めるものでございます。入札法は,指名競争入札,契約先は石岡市内の有限会社鈴木,契約金額は3,659万2,500円でございます。
 次に,議案180号市道の認定について,本件は都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道として受け入れるため,議会の議決を求めるものでございます。起点終点ともに鹿の子地内でございまして,路線名はA1414号線で,道路延長は49.5メートルでございます。議案第181号市道の認定について,本件は都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道として受け入れるため,議会の議決を求めるものでございます。起点終点ともに東光台地内でございまして,路線名はA4536号線で,道路延長は134メートルでございます。議案第182号市道の変更について,本件は石岡駅東土地区画整理事業に伴いまして,3路線の道路の区域を一部変更するため,議会の議決を求めるものでございます。A3172号線は43メートル短くなって277.28メートルに,A3189号線は117.91メートル短くなって121.7メートルに,A3317号線は70メートル長くなって256.11メートルにそれぞれ変更するものでございます。議案第183号市道の廃止について,本件は石岡駅東土地区画整理事業に伴いまして,市道としての機能を喪失した3路線を廃止するため,議会の議決を求めるものでございます。具体的な路線は,A3190号線,A3191号線及びA3192号線でございます。以上が,補正予算を除く提出議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げまして提出議案の説明を終わります。

企画部長)それでは,私から補正予算についてご説明申し上げます。補正予算は6件ございます。今回の補正は,国や県の補助事業の変更に伴うもの,また,特別な理由によりまして既存の事業費を変更するもの,さらに新規政策等で緊急を要する事業を中心に補正措置を行うものでございます。資料に基づきましてご説明申し上げます。
 最初に,議案第150号平成18年度石岡市一般会計補正予算案(第2号)でございます。1,377万9千円を減額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ265億9,720万7千円とするものでございます。補正予算額の財源は記載のとおりでございます。
 その歳出の主な内容を申し上げますと,最初に人件費の補正予算であります。平成18年度人件費予算は,平成18年1月1日現在での現員現給に退職者などを見込みまして,その所要額を予算計上してございます。その後の人事配置,昇格等の人事異動,退職等により各項目に過不足が生じる見込みでありますので,補正措置をお願いするものでございます。後ほど特別会計につきましてもご説明申し上げますが,職員給等の人件費を計上していて,その影響がございます国民健康保険特別会計などで補正措置を行うものでございます。一般会計においては,その過不足を調整しますと記載のとおり2,471万3千円の減額となります。また,特別会計では,反面,1,485万4千円の増額となりまして,合わせて985万9千円の減額となるところでございます。
 次に,総務費でございます。市税の過誤納還付金につきましては,税の確定に伴います前納額の還付金でありまして,1,120万円の増額補正でございます。
 次に,民生費でございます。障害者自立支援事業は,障害者の方々の地域生活と就労を進めまして自立を支援する観点から,これまで障害者種別ごとに異なる法律に基づいて提供されてきた福祉サービスなどについて,共通の制度のもとで一元的に提供するしくみが創設されまして実施されところでございます。また,支援費制度では対象としていなかった精神障害者がその対象となりました。さらに10月から,障害者自立支援法の事業の一つとして,地域生活支援事業を行ってまいります。従いまして,支援費制度事業を自立支援事業として実施するため,予算の組替えを伴う補正措置などでございます。上の項目から説明しますと,最初に障害者居宅生活支援事業でありますが,ホームヘルプサービス事業やディサービス,ショートスティサービスの支援費であります。次の障害者地域生活援助事業は,グループホームなどの利用で生活訓練の提供を受ける事業であります。その下の障害者施設入所費は,障害者施設への入所費や通所費であります。さらにその下の3つの事業は,先ほど申し上げました地域生活支援事業であります。その内容でございますが,初めに障害者等からの相談に応じ,必要な情報の提供,あるいは権利擁護のために必要な援助を行います相談支援事業,これは新規事業となります。次に,聴覚・言語機能,音声機能,その他の障害のために意思疎通を図ることに支障がある障害者等に,手話通訳者等の派遣を行うコミュニケーション支援事業でございます。これも新規事業でございます。次に,重度障害者に対し,自立生活支援用具等の日常生活用具の給付,貸与します日常生活用具給付等事業,次に屋外での移動が困難な障害者等に対し外出のための支援を行い,地域での自立生活及び社会参画を促進します移動支援事業,次に障害者等が地域活動支援センターに通うことによりまして,創作的事業または生産活動を行い,社会との交流促進等の便宜を提供します地域活動支援センター事業,最後に訪問入浴,障害児タイムケア事業などを行います障害者生活支援事業でございます。資料の右側に移ります。
 次に,農林水産業費の土地改良関係事務費は,恋瀬川左岸第5工区,これにつきましては染谷地内でございますが,排水路の路しょう工事の負担金であります。また,県単土地改良事業は,三村吹上地内のかんがい用排水路整備工事でございます。さらに,園芸振興経費は,各農協等の生産部会等の農業機械や農業施設の導入経費に対します支援措置でございます。
 次に,土木費でございます。道路維持経費の工事請負等は,道路に係る除草と枝払い経費の補正措置でございます。また,合併市町村幹線道路緊急整備支援事業につきましては,地元地権者等との協議の進展によりまして,その測量と設計費を1,500万円増額する補正措置でございます。
 次に,教育費でございます。小・中学校等維持管理経費の耐震化優先度調査につきましては,建築物の耐震改修の促進に関する法律が改正されまして,国と地方公共団体は学校等の公共施設について耐震診断を速やかに行い,耐震性に係るリストを作成,公表することとされました。当該経費の補正措置を行うものでございます。なお,当該施設は58箇所でありまして,経費の2分の1が国庫補助金となります。また,発掘調査経費は,三村地内の畑地帯総合整備事業の用地取得箇所に係る発掘調査委託料などであります。
 次に,特別会計に移ります。最初に,議案第151号石岡市国民健康保険特別会計補正予算案(第1号)であります。3億9,407万円を増額いたしまして,補正後の予算額を85億1,682万7千円といたすものでございます。内容でございますが,一つが人件費の減額補正でございます。次に,先ほど総務部長が説明しました議案175号に関連した補正措置でございまして,出産一時金の増額でございます。これに必要な額500万円がこれに含まれております。さらに,共同事業拠出経費は,茨城県内の市町村間の保険料の平準化や財政の安定化を図るため,1件30万円以上の医療費について,市町村国保の拠出によりまして,保険財政共同安定化事業をこの10月から実施するための補正措置でございまして,3億8,871万9千円を増額するものでございます。
 次に,議案第152号平成18年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算案(第1号)であります。333万1千円を増額いたしまして,補正後の予算額を2,511万6千円といたすものでございます。その内容は,人件費の補正措置と水道管の補修経費などの増額補正でございます。
 次に,議案第153号平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算案(第2号)であります。1,094万1千円を減額いたしまして,補正後の予算額を32億8,434万6千円といたすものでございます。内容でございますが,歳入におきまして市債とございますが,これにつきまして下水道事業の繰出金に係る地方財政措置の変更がございました。平成17年度までに発行した元利償還金に対する財政措置についても影響されることになるために,新しい財政措置との間に生ずる格差,差額を起債の対象とされたものでございます。さらに,歳出におきましては,人件費の減額補正措置と山王川の浚渫工事などの増額補正でございます。
 次に,議案第154号平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算案(第1号)であります。176万円を増額いたしまして,補正後の予算額を8億6,594万4千円といたすものでございます。内容でございますが,人件費で274万円の減額補正と東成井地区のマンホール配電盤などの修繕経費450万円の増額措置でございます。
 最後に,議案第155号平成18年度石岡市介護保険特別会計補正予算案(第2号)であります。2億8,931万8千円を増額いたしまして,補正後の予算額を42億1,371万8千円といたすものでございます。内容でございますが,人件費におきまして3,664万9千円の増額補正が一つでございます。二つ目に高額介護支援サービスの保険給付費に不足を生ずる見込みですので,3,728万円の増額補正でございます。さらに三つ目といたしまして,平成17年度の介護給付費の国,県等の負担金等の清算に伴う返還金2億1,538万9千円の増額補正でございます。
 以上が補正予算案の概要でございます。よろしくお願いいたしたいと思います。

金子委員長)以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。
ただ今の説明について,質問等ございませんか。

菱沼委員)ただ今の企画部長からありました補正予算案の説明のなかで,小・中学校の維持管理経費において,耐震という言葉は常々耳にはしておりましたが,国の方での法律の改正によりまして優先度調査と行うということでありました。その箇所が58箇所あるということでしたが,優先度ということはどういうことなのか説明を願いたいと思います。

企画部長)58箇所を調査するわけですが,1件30万円程度の調査でございます。耐震調査となりますとそれ以上の経費が必要となってまいりますが,どのくらいの痛み具合か,あるいはどのくらい緊急に校舎などを建替えなければならないかという順位をつけるための調査でございます。順位がついたあと耐力度調査とか,あるいは耐震調査とか,こういうものが必要となってこようかと思います。順位をつけるというようなことでございます。

菱沼委員)小中学校で58箇所というのは,この数字は校舎そのものではなくて,学校に関るすべての棟とかなんでしょうか。

企画部長)議員ご指摘のとおり,棟ごとに数えております。

金子委員長)ほかに発言はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 ただ今,執行部から議案の説明があったわけですが,確認のため申し上げます。
 今定例会には,決算議案が提出されるわけですが,その審査につきましては,前回の委員会で決定いたしましたとおり,決算議案にかかる議案質疑を1日取りまして,その後は,各所管の常任委員会に分割付託し,委員会においてさらに審査を行うこととなっておりますのでよろしくお願いいたします。
 執行部におかれましては,ご苦労さまでした。ご退席願います。
 次に,先ほど執行部から説明のあった各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。

事務局次長)先ほど執行部から説明がありましたとおり,第3回定例会に提出される予定の議案は,計34件でございます。
 各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の「議案付託表」に示すとおりご提案申し上げたいと思います。
 それから,先ほど委員長からもございましたが,決算議案につきましては,各常任委員会へ分割付託となります。
 以上,議案の付託先の説明でございます。よろしくご検討賜りますようお願い申し上げます。

金子委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきましては,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶものあり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,本日までに受理いたしました新規の請願並びに陳情の取り扱いについてを議題といたします。
 事務局より説明を求めます。

事務局次長)本日までに,受理いたしております請願は1件,陳情は7件でございます。
 最初に,請願でございますが,石岡市立東小学校校舎建替早期実現に関する請願書でございます。
 紹介議員は亀井比志子議員,小吹武男議員,徳増千尋議員,磯部延久議員,関町芳弘議員,藁科登議員の6名で,提出者は,石岡市東光台3−×−×のPTA会長の○○(個人名)様ほか5,545名でございます。本請願は,8月15日に提出され,受理をいたしているところでございます。内容といたしましては,請願文書に示されておりますとおり現在の校舎においては,いろいろな不都合が生じているため,当該校舎の早期建替えを望むといった趣旨でございます。内容から判断いたしますと,教育施設の整備に関することでございますので,取り扱いとしましては,文教委員会に付託いたし審査を行うものと判断できるものでございます。
 次に,陳情でございますが,最初に水戸市大町2丁目×番×号,茨城県弁護士会会長○○(個人名)様から提出されました,金利引下げの決議を求める陳情でございます。本陳情は,7月24日に提出され,受理をいたしているところであります。内容といたしましては,2007年1月を目途としております貸金業制度,出資の受入れ,預り金及び金利等の取締りに関する法律の改正が,本年中に国会上程される見通しとなっており,その改正に対して,お手元の陳情書に示しますとおり,@からCまでの項目を含めた決議を求めるものでございます。本陳情でございますが,議会としての決議を求めるものでございますので,付託先は議会運営委員会となるものと思います。
 次に,旧朝日小学校の跡地関する陳情書でございますが,柴内区長の○○(個人名)様ほか6名の区長名を持って,地元としては,旧朝日小学校跡地を有効活用と地域活性化の点から,「NPO法人茨城教育ネットワーク」よる民間活力の利用を望むといった趣旨の陳情が提出されたところでございます。本陳情は,8月3日に提出されまして,同日,受理をいたしているものでございます。本陳情の取り扱いでございますが,旧朝日小学校の活用につきましては,現在,企画部において進められているところでございます。
 従いまして,本陳情につきましては,企画委員会が付託先と判断できるものでございます。
 次に,石岡市議会議員OB会の○○(個人名)様ほか2名から,在任特例後の石岡市議会議員定数を30名から26名に削減するよう求める陳情書が提出されております。本陳情は,8月14日に提出され,同日,受理をいたしているものでございます。
 本定数に関しましては,現在,議会運営委員会で検討中でありますが,市民の意思ということで陳情が提出されたところでありますので,通常のどおりの取り扱いをいたしたいと思います。
 従いまして,本陳情につきましては,議会運営委員会に付託しまして,現在,検討中の定数の関係とあわせて審査を行うことと判断できるものでございます。
 次に,八郷郵便局の無集配化に反対し,石岡市議会に日本郵政公社関東支社に対し中止を求める要請書提出を求める陳情書でございます。
 提出者は,石岡市川又にお住まいの○○(個人名)様ほか2名の方でございまして,8月16日に提出され受理をしているところでございます。本陳情の趣旨は,本年10月から,八郷郵便局における郵便物の集配が石岡郵便局に統合されることに伴い,八郷郵便局が無集配局となり,サービスの低下が懸念されるため,中止を求める要請書とありますが,議会と出すのであれば意見書となるものと考えられますが,その提出を求めるといったものでございます。
 従いまして,意見書提出を求める陳情ということから,付託先は議会運営委員会となるものと判断できるものでございます。
 次に,教育基本法「改正」法案の廃案を求める陳情でございます。提出者は,石岡市杉並にお住まいの○○(個人名)様で,8月16日に提出され受理をいたしております。
 陳情の趣旨といたしましては,現在,国会において検討がなされております政府提案並び民主党提案の「教育基本法案」について,両案とも廃案を求める意見書の提出を求める陳情でございます。実際のところ,地方議会に法律の制定権はございませんので,国会で審議されていることは地方議会で審査するということはそぐわないということが基本にはございますが,一面において,教育基本法が制定されれば,当市の子どもたちの教育はこの法律に則って実施されるわけですので,無視もできない面がございます。
 従いまして,本陳情につきましては,通常のとおりの取り扱いをいたしたいと考えております。そういうことからいたしますと,本陳情は意見書提出を求める陳情でございますので,付託先は議会運営委員会と判断できるものでございます。
 次に,「地域の県立高校の存続と,30人以下学級実現で,ゆきとどいた教育を求める意見書提出」に関する陳情でございます。提出者は,先ほどの陳情と同じ,石岡市杉並にお住まいの○○(個人名)様でございます。提出は,8月16日,同日,受理をいたしております。
 陳情の趣旨といたしましては,茨城県教育委員会において,中学校生徒数の減少を理由として,県立高校の統廃合進められていることから,県立高校の統廃合計画の見直しと,一方的な統廃合をやめること,1学級の定員を30人以下とすること,高校間格差を是正することを求めた意見書提出を求めるものでございます。
 従いまして,意見書提出を求める陳情でございますので,付託先は議会運営委員会と判断できるものでございます。
 次に,NPO法人茨城ネットワークと株式会社ベル・エポックの高校設立に関する陳情書が提出されております。提出者は,石岡市東石岡にお住まいの○○(個人名)様ほか664名から,8月16日に提出され,受理をいたしております。陳情の趣旨といたしましては,先ほどの旧朝日小学校跡地の有効利用の陳情と同趣旨でございますが,軽度の発達障害児(LD児など)の対策のためにも,通信制高校設立を望むといった趣旨でございます。
 従いまして,教育行政に関る分野ではございますが,現在,旧朝日小学校の今後の施設の活用については,企画部及び市長公室の方が担当しておりますので,所管としては企画委員会に付託と判断できるものでございます。
 以上,本日までに受理いたしました,今定例会で審査すべき新規の請願・陳情の取り扱いの説明でございます。

金子委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の説明について,質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 それでは,ただ今,事務局から説明のありましたとおり,新規の請願・陳情につきましては,所管の常任委員会並びに議会運営委員会に付託いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,陳情第2,義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情,陳情第4,非核平和都市宣言についての陳情書,陳情第5,航空自衛隊百里基地への米軍F15訓練移転計画に反対する陳情書,陳情第6,地域農林水産業活性化を図るための地産地消自治体宣言を求める陳情,陳情第9,米国産牛肉の輸入に抗議し,BSEの万全な対策を求める陳情書,陳情第10,地方交付税制度の財源保障,機能を堅持し,充実させる陳情書,陳情第11,市場化テスト法(公共サービス効率化法)に反対する陳情書を議題といたします。
 本件は,いずれも前期定例会で継続審査とした案件であります。
 最初に,陳情第2,義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

國司委員)私ども会派では,何回か話し合いをいたしましたが,統一した見解が見出せませんでしたので,継続して審査をお願いしたいと思います。

小泉委員)私どもも同じく,継続でお願いいたします。

岡野委員)同じです。

岡ア委員)同じです。

菱沼委員)継続で審査をお願いします。

徳増委員)継続でお願いします。

村山委員)継続でお願いします。

中村副委員長)同じでございます。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見を集約いたしますと,本陳情はさらに継続審査とすべきであるとのことであります。
 この際,お諮りいたします。
 本陳情は,継続審査と決することにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第4,非核平和都市宣言についての陳情書について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

小泉委員)継続でお願いします。
 それから,陳情第5,陳情第6,陳情第9,陳情第10,陳情第11も継続でお願いします。

金子委員長)暫時休憩いたします。

−休 憩−

金子委員長)再開いたします。
 この際,陳情第4,陳情第5,陳情第6,陳情第9,陳情第10,陳情第11を一括してお諮りいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 お諮りいたします。
 陳情第4,陳情第5,陳情第6,陳情第9,陳情第10,陳情第11は,いずれも継続審査といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認めさよう決しました。
 次に,議員定数についてを議題といたします。
 本件につきましては,6月21日の議会運営委員会において委員から,合併後の最初の選挙よる議員定数は,合併協議事項として30人とは決まっているものの,その定数を減らしてはどうかという提案がありまして,各会派持ち帰り願いまして検討していただいていたわけであります。
 各会派から,その検討結果をご報告願いたいと思います。

國司委員)議員定数の件でありますが,委員会において削減の検討をということで,会派で何回か話し合いを持ちました。
 その話し合いにおきまして,確かに議員を減らすという流れが多くの自治体で検討がなされ,その結果が新聞等で報道されていることは,会派の全員が認識しております。
 しかしながら,住民の代表としての議員を安易に経費の削減という視点で減らすことがいいものか,これは慎重に検討を有することではないかと考えます。
 今回,旧石岡市と旧八郷町が合併しまして,新市は面積で213.38キロ平方メートル,人口が6月現在8万3千余という市になったわけであります。
 そういうなかで,住民,あるいは地域の代表として議員の役割というものは,合併前と比べ,大変重いものとなっているわけです。
 このことは,私以外の皆さんも認識されていることと思います。
 また,合併後の10年後のまちづくりを目指す新市建設計画の円滑なる進捗と,その実現は,合併時の市民との約束でもあるわけです。
 さらに,新市の将来ビジョンであります新総合計画が,来年3月までに策定され,真のまちづくりが始まろうとしているわけであります。
 そのような状況のなかで,新市建設計画並びに総合計画の前期,つまり最初の5年間というものは,非常に重要な期間であり,この方向性を間違えると,石岡市は,地方分権時代にあって,自治体間競争には勝ち抜けていけないことになり,結果として市民に大きな損失を与えることにもなりかねないと考えるところであります。
 市執行部においては,合併特例債事業をはじめ,短期間に重要プロジェクトを進めるわけですので,それらをチェックし,間違いがあれば是正し,さらに市民の意向を反映させるためには,議会の役割というものは,冒頭にも申し上げましたが,大変重要であると考えます。
 このことは,本日の委員会でも示されましたが,執行部において一向に進まない事業,先の見えない事業,また,議会にその事業の変更などを求める事業等,それらに関する請願や陳情は,大変多くなってきております。
 それは,市民が議会への期待という部分もあるわけですので,それらを十分に踏まえたなかで,定数の問題を論ずるべきではないかと考えます。
 従いまして,私は,削減ということは十分認識したなかで,さらにこの問題は,各会派でさらに検討をすべきではないかと考えます。
 以上です。

菱沼委員)野火の菱沼でございます。私どもの会派からご提案申し上げたことでございますので,考え方を説明したいと思います。前回,類似団体の資料等もいただきまして,この問題については,再度会派で検討を重ねてまいりました。そういったなかで,ここになりまして,水戸市,土浦市,非常に近い自治体において定数の削減,まだ決まったわけではございませんが新聞報道がなされております。いずれも石岡市よりは,人口の多い自治体でございます。そういった観点からも定数の削減ということについては,やはりやらなくてはならないことだろうと,そういうことが会派の統一的な見解でございます。
 ただ,つい最近,議員OB会からも定数の数について申し入れ等があったようですが,それについては,十二分に現議員の間で検討をし,決定をして住民に自らの形を示すべきではないかと思っております。以上です。

徳増委員)私どもの会派でも定数を減らすということは賛成でございます。
 ただ,OB会から出たということなんですけれども,これはOB会の方々のころは今よりずっと人数が多かったと思うんですね。その時代,自分たちがやってきたことを否定するような意見ではないかと私は感じました。減らしても同じことができるということは,自分たちが手を抜いてきたというようなことを言っているようにも感じられます。
 それと平成10年の段階で,地方議会は3分の1,法定定数よりも減らしているんですね。自ら減らしてきております。それでいいのかどうかということも考えていかなければならないと思います。まして合併の後ですので,大変言いにくいことですが,私のように首の皮一枚であがった人間が言うのは口はばったいんですが,民意の反映ということを考えますと,やはりここは各会派で慎重に論議を重ねていかなければいけないことではないかと思います。
 私どもの会派は,減らすということに対して,全員賛成でございます。以上です。

村山委員)市民倶楽部では,今日出ました市議会議員OB会からのことも含め,もう一度会派に持ち帰りまして再検討し,十分に議論を尽くしていきたいと考えています。
 会派としては,根本的に定数削減については賛成をしております。数については,深い議論が必要だと全員思っております。以上です。

岡ア委員)私は,一番先にこの問題を提案したわけでございます。従いまして,野火第1におきましても十分検討しました結果,まさに定数削減ということは自らの首を絞めるようなことでありますが,やはり財源ということ考えますとやむを得ないだろうと,なおかつ,旧八郷出身の議員は,報酬がかなりアップをさせていただいたわけです。
そういった観点から,それなりの議員としての努力をしなければならないといった認識を持てば,議員定数の削減をしても地域の声を十分に行政に反映できると考えております。以上です。

小泉委員)私たちの会派でも削減は賛成です。ただ,ここにきて急にある団体から定数の削減の陳情書が出され,また,記者会見をしてマスコミが報道したということもあって,これには定数までが入っています。
 この削減問題については,この陳情に関係なく,議会運営委員会においてすでに2回ほど議論をしております。そういったなかで,今,皆さんから意見が出たように各会派で検討中であるということです。決して,当市議会の対応が遅れているわけではないんですね。水戸市や土浦市でも何回か検討を重ねて最終的に方向性が決まったわけです。ですから,石岡市でも検討しているわけです。
 ここで,皆さんの意見を聞きましたが,削減については前向き検討しているということですので,私どもの会派でもできる限りですが,今期定例会の会期中に結論を出したいと考えています。
 このことは,決して削減を反対するものではなく,どの辺で削減したらいいのか,まだ決まっておりませんので,もう少し時間をいただければ思います。そうすれば,12月定例会前までには何とかまとめられるのではないかという気はいたします。以上です。

岡野委員)私どもの方で協議した内容ですが,一つには合併協議会で決まった任期と定数については遵守をすべきであるという意見がありましたが,先ほど各会派から意見がありましたとおり,近隣の市等におきまして定数の削減が大分なされてきたということで,削減もやむを得ないというようなことでございます。数字的なことについては,協議をしておりません。以上でございます。

中村副委員長)國司委員をはじめ皆さんからも意見がございましたが,私ども議会,議員の役割を考えた場合,議員定数ということは,他の自治体と比べて,人口が何人だからこれぐらいということで,安易に決めていくことではないと考えます。
 私は,合併前は旧八郷町でした。やはり,市と町,この10ヶ月を経過したなかで,住民サービスや負担の問題,地域の方々から,さまざまな意見が寄せられております。
 それらを一般質問や常任委員会で,市執行部に提言をし,それらを反映させてまいりましたが,なかなか,長年,違った環境のなかで培われてきた歴史や文化,住民の生活というものは,変わらないものであり,変えてはならないものもあるわけです。
 そのようななかで,先ほど國司委員からもありましたが,新市の一体性の確保,地域間格差の是正を図るため,新市建設計画による着実な進行が望まれるわけであります。
 そういった観点から,私どもは在任特例という期間,お互いの議員が,それを見極めるために現在おるわけであります。
 しかしながら,現在,この新市建設計画において,実施されようとしておりますのは,具体的には,石岡学校給食センターの建替え工事だけでございます。
 この建替え工事につきましても,議会のなかでさまざまな議論があったわけであります。
 そして,結果として2億円もの安い価格で入札ができたと,そういうことを考えますと議会の役割,議員としての責務,それらは非常に重要であると自負するものであります。
 ただし,行財政改革という直面する課題,私ども議会議員は真剣に考え,さまざまな意見を述べてまいりましたが,このことは,議会議員においても避けては通れないことであると認識しております。
 従いまして,定数削減の問題,これはやはり,合併協議会で30人ということが決定され,それは基本であるわけでありますが,一定の方向性といいますか,削減はしていかなければならないものと考えるところであります。
 その数につきまして,現在,単に何名がいいとかではなくて,いろいろな観点で検討すべきと考えます。現在,会派では,その数はまとまっていない状況です。
 さらに慎重を期すためにも,時間をいただきたいと思います。以上でございます。

金子委員長)ただ今,各会派からご意見をいただきました。各会派のご意見を集約いたしますと,議員定数につきましては,今回提出されました陳情の関係もございます。
 なお,本陳情につきましては,今期定例会において当委員会に付託され,最終日の午前10時に本陳情の審査を行うことにも相成るわけですので,あわせて,議員定数につきましては,最終日までに各会派でご検討いただきたいと思います。

岡ア委員)ただ今の委員長の発言のなかで確認いたしたいんですが,最終日にこの議員定数については議会運営委員会で検討するということでなんですが,これは定数まで会派できちっと出してくることになりますか。
金子委員長)暫時休憩いたします。

−休 憩−

金子委員長)再開いたします。
 皆様のご意見は,議員定数については削減をするということをここで決定したいと考えます。
 ただし,その人数については,先ほど申し上げましたとおり,最終日の議会運営委員会でどこまで集約できるか分かりませんが,ここで検討いたしたいと考えます。
 それでは,ここでお諮りをいたしたいと思います。
 議員定数については,削減するということでご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 その定数については,さらに検討をしてまいりたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件で事務局より発言を求められておりますのでこれを許します。

事務局庶務調査課長)それでは私の方から今回の9月定例会に提出予定しております議会関係の補正予算につきまして,ご説明させていただきます。
 今回の補正につきましては,議員活動運営経費の中で,総額770万7,000円を補正減するものでございます。その内容でございますが,まず1点目でございますが,去る5月に逝去されました議員さんの報酬等の関係に伴うものでございまして,議員報酬,議員期末手当,それから議員共済負担金。これらを合わせまして588万6,000円を減額補正するものでございます。
 次に2点目でございますが,議員さん方の海外研修視察の負担金関係の補正でございまして,6月の一般議員さんを対象とした海外研修視察さらには,9月に予定されております議長を対象とした海外研修視察につきまして,いずれも不参加ということでございますので,合わせまして182万1,000円を減額補正するものでございます。
 以上が今回提出予定しております補正の内容でございます。どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。

金子委員長)ただ今,事務局から説明のありましたとおり,今期定例会に提出されます一般会計補正予算おける議会費の内容につきまして,ご質問等ございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 次に,その他,何かございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ないようですので,以上で,議会運営委員会を閉会いたします。



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