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議会中継
  


 第15回委員会 (11月15日)
出席委員 金子悦郎委員長,中村茂夫副委員長,小泉彰委員,徳増千尋委員,菱沼一夫委員,國司進委員,村山裕委員
その他の出席者 鈴木行雄議長,入江貞一副議長,山口晟議員,嶋田佐登子議員,小松美代子議員,池田正文議員
市執行部 市長(横田凱夫),企画部長(中村栄),総務部長(海東慎行)
議会事務局 局長(太田光幸),次長(田崎利文),庶務調査課長(松崎守男),議事法制課長(佐々木敏夫)



金子委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の議題は,1.第4回定例会について,2.新規請願・陳情の取り扱いについて,3.当委員会の閉会中の継続審査の陳情について,4.政治倫理条例制定に係る各会派の検討結果について,5.その他について,以上であります。
 これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
 最初に,第4回定例会についてを議題といたします。
 本案説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長横田君,企画部長 中村君,総務部長海東君,以上であります。
 第4回定例会につきましては,11月22日告示,11月29日招集ということで前回の委員会において確認されているところであります。
 それでは,第4回定例会に提出を予定されております議案について,執行部より説明を求めます。

市長)今期定例会への提出議案についてご説明申し上げます。提出を予定しております議案件数は16件でございます。その内訳は,平成18年度補正予算7件,条例の一部を改正する議案1件,町の区域の設定議案1件,医療広域連合設置に関する協議議案1件,湖北水道企業団規約の変更議案1件,湖北環境衛生組合規約の変更議案1件,市道の認定議案3件,市道の変更議案1件でございます。
 また,人事案件としまして,人権擁護委員の1名が平成18年8月31日をもって辞職いたし,1名が平成19年3月31日をもって任期満了となります。また,教育委員1名が,平成18年12月19日をもって任期満了となります。つきましては,追加提案としまして,最終日に提出したいと存じますのでよろしくお願いいたします。
 提出予定しております議案の概要につきましては,企画部長,総務部長より説明いたさせます。

総務部長)それでは,私から補正予算を除きます提出議案についてご説明申し上げます。議案第193号でございますが,石岡市学校設置条例の一部を改正する条例を制定することについてでございます。本件は平成19年4月1日から石岡市立高浜幼稚園を石岡市立東幼稚園に統合し,閉園することに伴いまして条例の一部を改正するため議会の議決を求めるものでございます。議案第194号町の区域の設定について,本件は地方自治法第260条第1項の規定により,町を設定するために議会の議決を求めるものでございます。具体的には,石岡市町界町名整備事業により山王台と泉町の一部を石岡一丁目,石岡二丁目に変更するものでございます。議案第195号茨城県後期高齢者医療広域連合設置に関する協議について,本件は75歳以上の後期高齢者医療の事務を共同処理するために茨城県内の全市町村が加入する茨城県後期高齢者医療広域連合を設置するため,地方自治法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものでございます。議案第196号湖北水道企業団規約の変更について,本件は地方自治法の一部改正により湖北水道企業団規約に規定してある「吏員」,「その他の職員」を「職員」に平成19年4月1日から改めるため,地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。議案第197号湖北環境衛生組合規約の変更について,本件は湖北環境衛生組合の議会議員の適正化を図るため,議員数を段階的に削減するために地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。議案第198号市道の認定について,本件は建築基準法に基づく位置指定道路2路線の道路を市道として受け入れるため,議会の議決を求めるものでございます。起点・終点共に白久台地内でございまして,路線名はAの3376号線道路延長が19.8メートル,Aの3377号線の道路延長が126メートルでございます。議案第199号市道の認定について,本件は都市計画法に基づく開発行為により築造した道路を市道して受け入れるため議会の議決を求めるものでございます。起点・終点共に杉並四丁目地内でございまして,路線名はAの3378号線で道路延長は87.5メートルでございます。議案第200号市道の認定について,本件は合併特例債による上林・上曽線道路整備事業を行うため,計画路線を市道として認定するため議会の議決を求めるものでございます。路線名はBの7557号線で,起点が上林字一丁田,終点が上曽字までの道路延長4,200メートルでございます。議案第201号市道の変更について,本件は合併特例債による村上六軒線整備事業を行うため,路線の一部の変更を行うため議会の議決を求めるものでございます。路線名はAの4055号線で旭台一丁目から東大橋地内を結ぶ道路で村上・六軒線を6号バイパス計画路線まで250メートル長くなって1,379.45メートルに変更するものでございます。
 以上が補正予算を除く提出議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。

企画部長)私からは,補正予算案についてご説明申し上げます。今回の補正は,事業費の確定等により財源の調整を行うもの,また,緊急やむを得ないもの,さらに補助事業の変更に伴うものを中心に補正措置を行うものでございます。資料に基づきましてご説明申し上げます。
 最初に,議案第186号平成18年度石岡市一般会計補正予算案(第3号)であります。2億4,371万8千円を増額いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ268億4,092万5千円といたすものでございます。補正予算額の財源は記載のとおりでございます。国庫支出金,繰越金などが主なものとなっております。
 次に,歳出の主な内容を申し上げますと,最初に総務費の過誤納還付金は,市税の過誤納還付金と平成17年度に知的障害者施設訓練等支援費負担金など国から過大に負担補助された国庫金を返還するものでございます。次に民生費の地域介護・福祉空間整備事業であります。介護保険法の改正によりまして,要介護者の住みなれた地域での生活を支えるため,身近な市町村で提供されることが適当なサービス類型,これは地域密着型サービスというように呼んでいますが,これを創造することが求められているところでございます。地域密着型サービス拠点等の施設整備費補助金は,サービスを提供する施設整備費への補助金でありまして,事業主体は社会福祉法人や医療法人,株式会社等6事業主体となっております。また,施設整備は,8施設となってございます。内容を若干説明いたしますと,最初に地域密着型介護老人福祉施設でございます。これにつきましては,特別養護老人ホームのうち入居定員が29人以下の施設であります。1箇所の整備がなされる予定でございます。また,夜間対応型の訪問介護施設でございます。夜間に定期的な巡回や通報などによりまして,介護福祉士などが行う入浴,排泄,食事などの介護や日常生活上の世話をしてもらうサービスでございまして,1箇所整備される予定でございます。さらに認知症対応型通所介護施設でございます。これにつきましても1箇所の整備がなされる予定でございます。さらに小規模多機能型居宅介護施設でございます。これにつきましても5箇所の整備がなされる予定でございます。以上,8施設の整備に記載の1億3千万円の助成措置でございます。
 次に,地域介護・福祉空間推進事業になります。先ほど申し上げました夜間対応型訪問介護のサービスを行う事業者が実施のための必要な事業でございまして,具体には利用者の心身の状況を蓄積しまして,随時適切に利用者からの通報を受けることができる通信機器,それとシステムの導入経費等への補助であります。3千万円でございます。
 次に,日常生活用具給付等事業は障害者日常生活用具費でありまして,ストマーや紙おむつ代などでございまして,申請の増加に伴う補正予算であります。
 次に,農林水産業費の土地改良関係事務費は,恋瀬側左岸第5工区,染谷地内の排水路護床工事費の負担金でありまして,9月期補正の更なる追加補正であります。当該補正によりまして,前回延長の1,600メートルのうち93パーセントが整備されることになります。
 また,県単土地改良事業は,三村吹上地内の灌漑用排水路整備事業でございまして,同様に9月期補正の更なる追加補正であります。当該補正によりまして,前回延長の170メートルが対応可能となります。
 次に,右側に移りまして,消防費の消防団関係活動経費は,今年の出初式におきまして発生した事故に係る消防団員の公務災害補償でございます。
 また,次のAED整備事業であります。施設などで来訪者が突然倒れてしまった時,救急車が到着するまでの数分間,生死を左右するのは早期の救命処置でございます。このために,心停止の救命処置に必要な自動対外式除細動器を年次計画で導入するものでございます。当該補正によりまして,4台の除細動器を導入してまいります。
 次に特別会計に移ります。最初に議案第187号,平成18年度石岡市国民健康保険特別会計補正予算案(第2号)であります。278万5千円を増額いたしまして,補正後の予算額を85億1,961万2千円といたすものでございます。その内容は,療養給付費の増などに伴う総額措置と老人保健医療費拠出金などの減額補正措置でございます。
 次に,議案第188号平成18年度石岡市下水道事業特別会計補正予算案(第3号)であります。1億6,225万円を増額しまして,補正後の予算額を34億4,659万6千円といたすものでございます。その内容でございますが,流域関連下水道におきましては,この流域関連下水道は石岡地内の公共下水道でございます。汚水の流量計の修繕経費と国庫補助金の増額に伴う雨水幹線工事費の増額補正措置などでございます。また,公共下水道につきましては,これは八郷地内でございますが,水処理センターの水中ポンプの修繕経費と国庫補助の増額に伴う小幡,園部地区の管きょ埋設工事費の増額補正措置などであります。
 次に,議案第189号平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算案(第2号)であります。1億189万5千円を増額いたしまして,補正後の予算額を9億6,783万9千円といたすものでございます。その内容ですが,石岡西部地区の処理場建設工事の入札差金の減額と当該経費の管きょ埋設工事費への振り替え,補助枠の増額に伴う管きょ埋設工事費の増額などの補正措置でございます。また,恋瀬地区におきましては,補助枠の増額に伴う管きょ埋設工事費の増額などの補正措置等であります。
 次に,議案第190号平成18年度石岡市介護保険特別会計補正予算案(第3号)であります。2億9,895万9千円を増額いたしまして,補正後の予算額を45億1,267万7千円といたすものでございます。内容といたしましては,居宅介護サービス経費,あるいは施設介護サービス経費などの保険給付費等に不足を生じる見込でありますので,合計で4億8,558万4千円の増額補正を行うものであります。反面,要支援認定者への介護予防サービス等経費に,1億8,662万5千円の予算残が生じる見込みでありますので減額補正を行うものでございます。
 次に,議案第191号平成18年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算案(第2号)であります。内容としましては,72万1千円を増額いたしまして,補正後の予算額を2億3,729万7千円といたすものでございます。内容ですが,調理用備品の購入経費であります。
 最後に,議案第192号平成18年度石岡市水道事業会計補正予算案(第1号)であります。58万5千円を増額いたしまして,収益的収支及び資本的収支の補正後の合計額を9億5,347万8千円といたすものでございます。その内容は,職員に係る人件費であります。
 以上が補正予算案の概要であります。よろしくお願いいたします。

金子委員長)以上で提出予定の議案の説明は終わりました。
 ただ今の説明について質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 執行部におかれましてはご苦労様でした。ご退席願います。
 次に,先ほど執行部から説明のあった各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。

事務局次長)先ほど執行部から説明のありましたとおり,第4回定例会に提出される予定の議案は,計16件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の「議案付託表」に示すとおりご提案申し上げたいと思います。
 なお,議案第196号湖北水道企業団規約の変更について及び議案第197号湖北環境衛生組合規約の変更についてでございますが,先例によりますと,一部事務組合の規約変更につきましては,本会議において質疑後,委員会付託を省略いたしまして,最終日に討論,採決ということでございます。従いまして,この2議案につきましては,先例に倣いまして委員会付託を省略いたしたいと思います。
 以上,議案の付託先の説明でございます。よろしくご検討賜りますようお願い申し上げます。

金子委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,本日までに受理いたしました新規の請願並びに陳情の取り扱いについてを議題といたします。事務局より説明願います。

事務局次長)本日までに,受理いたしております請願は1件,陳情は1件,そして要望書が1件ございます。
 最初に,請願書でございますが,石岡市立柿岡中学校校舎建替えに関する請願書でございます。本請願は,11月13日に提出され,同日付で受理をしております。紹介議員は,川井貞夫議員,島田久雄議員,岡野孝男議員の3名で,提出者は,石岡市立柿岡中学校PTA会長の○○○○(個人名)様ほか70名でございます。内容でございますが,柿岡中学校は,建築されてから40数年が経ち,老朽化が進み,通常の授業にも支障が生じてきているので,早急な校舎の建替えを望むといった趣旨でございます。内容から判断いたしますと,教育環境の整備に関することでございますので,付託先は,文教委員会になるものと思います。
 次に,陳情でございますが,児童・生徒の通学路のための安全な歩道建設の陳情書でございます。本陳情は,11月13日に提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市北府中2−×−× ○○○○(個人名)様ほか17名でございます。内容でございますが,現在,北府中地区から府中小学校や中学校に通学している児童・生徒は,危険性のある,そして不便な通学路を通学しているので,児童・生徒が安全に通学できるような歩道を早急に建設していただきたいという趣旨でございます。内容から判断いたしますと,児童・生徒の通学のための安全な歩道建設ということでございますので,付託先は,都市建設委員会になるものと思います。
 次に,要望書でございますが,お手元にご配付いたしましたとおり,石岡を良くする会会長○○○○(個人名)様より「観光客誘致のための道路等の整備と特産物の振興について」が10月16日付で提出されており,同日付で受理をしております。石岡市議会の申し合わせは,要望書については,議場において各議員に配付ということになっておりますので,定例会当日,議場において配付いたしたいと思います。
 以上でございます。

金子委員長)以上で説明は終わりました。
 ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 それでは,ただ今事務局から説明のありましたとおり,新規の請願・陳情につきましては,所管の常任委員会に付託し,要望書につきましては,定例会当日議場において配付いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第2義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情,陳情第4非核平和都市宣言についての陳情書,陳情第5航空自衛隊百里基地への米軍F15訓練移転計画に反対する陳情書,陳情第6地域農林水産業活性化を図るための地産地消自治体宣言を求める陳情,陳情第9米国産牛肉の輸入に抗議し,BSEの万全な対策を求める陳情書,陳情第10地方交付税制度の財源保障機能を堅持し充実させる陳情書,陳情第11市場化テスト法(公共サービス効率化法)に反対する陳情書,陳情第12金利引き下げについての陳情書,陳情第15八郷郵便局の無集配化に対し,石岡市議会として日本郵政公社関東支社に中止を求める要請書提出を求める陳情書,陳情第16教育基本法改正法案の廃案を求める陳情,陳情第17地域の県立高校の存続と30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出に関する陳情を議題といたします。
 本件は,いずれも前期定例会で継続審査とした案件であります。最初に,陳情第2義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

國司委員)審査に入る前に,これらの陳情の何点かは国策に関係する問題だと思います。そういうなかで,現在,国の動向,また,これらのなかで内定といいますか,すでに決まっているようなものもあると思いますので,それらの進捗状況等分かっているものがあれば教えていただきたいと思います。

金子委員長)暫時休憩いたします。

  ― 休 憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 陳情第2義務教育費国庫負担制度の堅持を求める陳情についてご意見をいただきたいと思います。

小泉委員)これは,これまでにも議会として認めているわけであります。したがいまして,私ども会派では採択すべきものということであります。

國司委員)私どもも採択すべきものであります。

嶋田議員)採択です。

菱沼委員)願意妥当であると思います。

徳増委員)財政状況を考えますと,採択でお願いしたいと思います。

村山委員)採択でお願いします。

池田議員)願意妥当であると思います。

中村副委員長)採択でお願いいたします。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見をいただいたわけですが,ご意見を集約いたしますと,本陳情は採択すべきものということであります。
 お諮りいたします。本陳情は,採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 ただ今採択いたしました陳情は,意見書提出を求めるものであります。お手元に意見書の案文を配付いたしましたが,この案文のとおり提出いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」の声)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第4非核平和都市宣言についての陳情書について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

小泉委員)この陳情第4ですが,これは旧石岡市において非核平和都市宣言をしていたわけであります。したがいまして,この陳情のとおり会派としては宣言すべきということで,採択すべきであるということであります。

國司委員)同意見であります。

嶋田議員)採択でお願いします。

菱沼委員)採択でお願いします。

徳増委員)採択としてお願いします。

村山委員)採択です。

池田議員)非核平和都市宣言をした場合,本市においてどのようなことをするのか,最初に整理したいと思います。

金子委員長)暫時休憩いたします。

  ― 休 憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 
中村副委員長)採択でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見をいただいたわけでありますが,ご意見を集約いたしますと,本陳情は採択すべきものということであります。
 お諮りいたします。本陳情は,採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第5航空自衛隊百里基地への米軍F15訓練移転計画に反対する陳情書について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

國司委員)これは,国から要請について,地元自治体で受け入れを宣言しているわけですので,継続で審査をすべきであると思います。

小泉委員)継続でお願いします。

菱沼委員)委員長,暫時休憩を願います。

金子委員長)暫時休憩いたします。

  ― 休 憩 ―

金子委員長)再開いたします。

嶋田議員)継続でお願いします。

菱沼委員)国の動向が決定しているようでございます。そういった意味では,継続ではなく,結論をだすべきであると思います。したがいまして,不採択とすべきであると思います。

徳増委員)小美玉市の方で受け入れているというようなことでございます。この文章のなかで「政府に計画の撤回を求めてください」とありますが,会派のなかでも撤回を求めることがどうなのか,撤回を求めたところでかなうものでないのではないという意見がありました。不採択とすべきかとも思いますが,実際のところ会派のなかでまとまらなかったというのが事実です。

村山委員)陳情に3月27日までに文書回答を出してくださいとありますが,これ文書だしたんですか。

議事法制課長)陳情結果については,提出者へ議会での審査結果を報告しております。

村山委員)分かりました。それでは,私どもの会派でも地元が受入れを表明していますので,不採択ということでお願いします。

池田議員)この陳情が受理された年月日が本年の2月13日,それから時間の経過がしまして,百里基地のある小美玉市の動向が注視されてきたわけです。そういうなかで,継続審査という意見もありますが,地元の意向を踏まえた結論を出すべきであると考えます。つきましては,本陳情については不採択とすべきではないかと思います。

中村副委員長)地元の小美玉市が受け入れるということでありますので,当市としては,本陳情は不採択とすべきではないかと思います。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見を集約いたしますと,本陳情はさらに継続審査とすべきであるとの意見,不採択すべきであるという意見であります。
 本陳情については,さらにご意見をいただければと思います。
 暫時休憩いたします。

   ― 休 憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 この際,お諮りいたします。本陳情は,不採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第6地域農林水産業活性化を図るための地産地消自治体宣言を求める陳情について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

小泉委員)採択すべきものであります。

國司委員)同意見であります。

嶋田議員)採択すべきと思います。

菱沼委員)採択でお願いします。

徳増委員)採択でお願いいたします。

村山委員)採択でお願いします。

池田議員)採択すべきものであります。

中村副委員長)採択でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見いただいたわけですが集約いたしますと,本陳情は採択すべきものということであります。
 お諮りいたします。本陳情は,採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第9米国産牛肉の輸入に抗議し,BSEの万全な対策を求める陳情書について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

小泉委員)これは,採択でお願いします。

國司委員)願意妥当であると思います。

嶋田議員)採択でお願いします。

菱沼委員)採択でお願いします。

徳増委員)万全な対策を求めるということで,採択でお願いします。

村山委員)採択でお願いします。

中村副委員長)採択でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見をいただいたわけですが,ご意見を集約いたしますと,本陳情は採択すべきものとのことであります。
 お諮りいたします。本陳情は,採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 さらにお諮りいたします。
 ただ今採択いたしました陳情は,意見書提出を求めるものであります。お手元に意見書の案文を配付いたしましたが,この案文のとおり提出いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

  (「異議なし」の声)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第10地方交付税制度の財源保障,機能を堅持し,充実させる陳情書について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

嶋田議員)継続審査でお願いします。

菱沼委員)継続でお願いします。

徳増委員)大変難しい問題ですので,継続でお願いいたします。

村山委員)継続でお願いします。

池田議員)継続でお願いします。

國司委員)国の方向性との関連もありますので,継続でお願いします。

小泉委員)継続審査でお願いします。

中村副委員長)継続審査でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見を集約いたしますと,本陳情はさらに継続して審査すべきであるとのことであります。
 お諮りいたします。本陳情は,継続審査と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第11市場化テスト法(公共サービス効率化法)に反対する陳情書について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

嶋田議員)不採択でお願いします。

菱沼委員)一般的にこの市場化テスト法は,どんどん入ってきているように思われます。したがって,不採択でお願いします。

徳増委員)行財政改革やいろいろなことを考えますと,当然,不採択ではないかと思います。

村山委員)同様でございます。

池田議員)規制緩和の流れのなかで,これは不採択とすべきものと思います。

國司委員)不採択であると思います。

小泉委員)不採択でお願いします。

中村副委員長)不採択でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見をいただいたわけですが,ご意見を集約いたしますと,本陳情は不採択とすべきものであるとのことであります。
 お諮りいたします。本陳情は,不採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第12金利引き下げについての陳情書について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

嶋田議員)継続審査でお願いします。

菱沼委員)大変,この問題については,根の深いものがあって迷惑を被っている方も多いわけでありますが,非常に難しい問題でございます。また,国の動向もございますので,それを見極めながらということで,本陳情は継続審査でお願いしたいと思います。

徳増委員)継続でお願いします。

村山委員)採択でお願いします。

池田議員)国においても,このグレーゾーン金利の件については,議論がなされているところありますが,それを見極めるという観点から継続で審査をお願いしたいと思います。

國司委員)国の動向もございますので,継続でお願いしたいと思います。

小泉委員)継続でお願いします。

中村副委員長)継続でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派からご意見をいただいたわけですが,大方の会派は継続審査ということであり,1会派が採択すべきものということであります。
この際,お諮りいたしたいと思いますが,本陳情はさらに継続審査といたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。採択すべきという会派はいかがですか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,継続審査と決しました。
 次に,陳情第15八郷郵便局の無集配化に対し,石岡市議会として日本郵政公社関東支社に中止を求める要請書提出を求める陳情書について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。
 暫時休憩いたします。

   ― 休 憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 ただ今,休憩中ではありますが,本陳情について,すでに八郷郵便局がこのような状況になっているので,要望書を提出しても意味がないといった意見もございましたが,無集配化によってサービスの低下があるとの意見もございます。
 各会派のご意見を集約いたしますと,本陳情は採択すべきであるとのことであります。
 この際,お諮りいたします。本陳情は,採択すべきものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第16教育基本法改正法案の廃案を求める陳情について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

國司委員)教育基本法の改正案に反対する陳情でありますが,現在,国において審議中であります。与党,野党の話し合いがついてないという状況ですので,継続審査とすべきと思います。

小泉委員)同じです。

嶋田議員)継続でお願いします。

菱沼委員)継続でお願いいたします。

徳増委員)継続でお願いいたします。

村山委員)継続でお願いします。

池田委員)継続が妥当だと思います。

中村副委員長)継続でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見をいただいたわけですが,ご意見を集約いたしますと,本陳情は継続審査とすべきであるとのことであります。
 お諮りいたします。本陳情は,継続審査と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第17地域の県立高校の存続と30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出に関する陳情について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

中村副委員長)継続でお願いします。

嶋田議員)継続でお願いします。

菱沼委員)継続でお願いします。

徳増委員)採択でお願いします。

村山委員)継続でお願いします。

池田委員)継続でお願いします。

國司委員)継続でお願いします。

小泉委員)継続でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派のご意見をいただいたわけですが,ご意見を集約いたしますと,一会派は採択,その他の会派は継続ということであります。

  (「継続」でよいと呼ぶ者あり)

金子委員長)それでは,本陳情はさらに継続して審査とすべきであるとのことであります。
 お諮りいたします。
 本陳情は,継続審査と決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 なお,本日,採択すべきものと決した陳情のうち,陳情第4,陳情第6については,市長に送付いたし,その処理の経過と結果を求めたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。

議事法制課長)本日,採択すべきものと決した陳情において,意見書や要望書の提出を望むものがございました。
 それらの陳情が提出された時期,現在において,陳情内容における意見書案,要望書案等においてすでに実施されたような状況もございますので,提出者から示されました案文を精査する必要がございます。
 したがいまして,次回の議会運営委員会にそれらをお示しいたしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

金子委員長)次に,政治倫理条例制定に係る各会派での検討結果についてを議題といたします。本件につきましては,9月14日の委員会において委員から政治倫理条例の制定について提案があり,各会派持ち帰りのうえご検討をいただいていたわけであります。
各会派からその検討結果についてご報告願いたいと思います。

國司委員)政治倫理条例の制定につきましては,私どもの会派で話し合いを持ちまして,現在,テレビや新聞等で岐阜県の裏金問題とか福島県知事の贈収賄の問題,政治化の倫理の欠如が問われております。そういうなかで,早めに制定すべきではないかという話し合いでした。もし,事務局の方で腹案があれば,それをたたき台にして12月議会において議員提案で提出できればと考えております。

徳増委員)政治倫理条例は,私ども議員に係ることですので,事務局の腹案というのではなく,自分たちで作るべきと思います。その作成については,時間をかけるべきであって,倫理条例に市長も入れるのか,そういった基本的なことについてもまだ決まっていないわけです。
 今回,政治倫理条例の策定を提案された会派は,その案というか,それなりのものを作っているんでしょうか。また,それについて話し合っているんでしょうか。
 それを示さないで,事務局に案文を求めるのはおかしいと思います。

菱沼委員)政治倫理条例につきましては,旧石岡市,旧八郷町,それぞれ制定されていたわけでございます。今般の合併により,消滅しております。そういったなかでの動きかなというように思っております。一刻も早い制定が望まれるといった点で意見は一致しております。ただ,もう少し時間をかけながら,その内容については,自らの意思を反映させ,できるのであれば全員協議会等での意見の集約,検討委員会の設置等も踏まえまして,内容については十二分に精査する必要があるといった意見でありました。

村山委員)私たちの会派も過日集まって検討しました。そして,公務員の交通事故の問題などもかなりあって,そういう話もでましたが,取りあえず市長,三役,議員までで,職員も入れるべきだという話もあったんですけれども,職員は職員の方で別にやるべきだという意見があって,今,たたき台というか,自分たちでつくろうと,まあ,3親等という話もあったんですけど,3親等はひ孫まで入ってしまうので,2親等までと具体的な話も出ていまして,2親等をやらなければ意味がないといったとこに結論は出ています。そこまではね。今,ほぼいただいた資料の中で,新石岡市にあった条例を作ろうということで,また,後日検討するということで,合併をした自治体の政治倫理条例などを参考にするため,今資料を集めているところです。以上です。

池田議員)過日,私どもの会派でもこの件につきまして協議をしております。そのなかで,性善説に立てば,この条例を作り明文化する必要性なども議論のなかにでましたが,もし,十分な議論のうえに制定するということであれば,条例が形骸化するようなことがないよう制定していくべきであるといった議論がなされておりました。以上であります。

小泉委員)これは,従来,旧石岡市,また旧八郷町にもあった条例でございまして,この内容の検討につきましては,策定にあたってそれほど難しいことではないような気がします。それは,今まで,それぞれにあった条例であって,旧石岡市において十分に検討され制定され,その効果も発揮がなされてきたわけです。ですから,旧石岡市,旧八郷町,両方のすり合わせといいますか,そう意味で調整をしていけば,それほど検討に時間がかかる問題ではないように考えられます。これは,会派のなかで一致した意見であります。
 会派としては,あまり時間を置かずに,早く立ち上げるべきではないかといった意見であります。

中村副委員長)旧八郷町,旧石岡市において,当然あった条例でありますので,きちっとしたものを作って,実施すべきであるということを,私どもの会派では決定しております。
 内容につきましては,今後,皆さんと協議をしながら,例えば先ほどあったように,その対象を議員と最低3役ぐらいは入った方がいいのではないかと,そういったことについては協議をしております。

嶋田議員)政治倫理条例を作るということには賛成ですが,ただ,12月議会にということになりますと,細かな部分でどうかなということがありますので,細部についてはさらに検討すべきであると思います。

金子委員長)暫時休憩いたします。

   ― 休 憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 ただ今,各会派での検討結果の報告をいただいたわけでありますが,集約いたしますと政治倫理条例の制定については,制定すべきであるということであります。
 この際,お諮りいたします。
 政治倫理条例については,制定するものと決することにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 ただ今,政治倫理条例については,制定するということで決定を見たわけでありますが,具体的な条例の内容について検討していきたいと思いますが,どのような方法がよろしいか,委員のご意見を伺いたいと思います。

國司委員)私は,先ほども申し上げましたとおり,やはりたたき台があって,それで審議していった方がいいのではないかと思います。

小泉委員)いろいろな意見がでたわけですが,12月定例会中に条例を作りたいといった意見もございますが,これは慎重にやる必要があると思います。何回か会議を設けて,今までの旧石岡市,旧八郷町の両方のこれまでの条例を持ち寄って,さらに検討していった方がいいのではないかと思います。

嶋田議員)同じ考えです。

菱沼委員)先進地の条例等を参考にしながら,私どもの会派では,今勉強をしているところであります。先ほど申し上げましたが,大変,重要なことであると認識している観点から,特別委員会,検討委員会,そのようなものを作って,しっかりと検討して自ら決めていった方がいいのではないかと考えています。

徳増委員)12月議会に制定したいというご意見がありましたが,もし,その目標に向かっていくのであれば日程的なのことがあると思います。話し合う方法,議運だけでいいのか,全員集まって検討しなければいけないのか,そういう部分についても12月議会というのであれば,早急に決めていかなければならないのではないかと思います。
 まず,このなかで12月に制定するのか,3月に制定するのか,その辺のところはどうなんでしょうか。12月を目途して考えるべきですか。

  (「12月策定すべき」と呼ぶ者あり)

金子委員長)それでは,早くどういう方法で話し合いをするのか決めなければならないと思います。この場で決めなければ,日にちがもうないのではないかと思います。

村山委員)私は,12月議会に間に合うようにやりたいと考えています。たたき台は,旧石岡市,旧八郷町を含めまして,新しい合併した地方自治体で制定しているところがありますので,そういうところを参考にして早くやりたいなというふうに思います。

池田議員)やり方,その他は,また協議をするといたしましても,議運の以外の議員の意見も幅広く吸い上げていただければと思います。

中村副委員長)早く制定できることはベストと思いますが,いろいろなことを検討するとなりますと,日程的に12月定例会というのはどうかと思いますが,そういうたたき台ができて検討し,決定ができればいいのではないかと思います。
 私どの考え方としましては,十分に議論をしたうえで,じっくりとやることも,ひとつの考えではないかと思います。

金子委員長)ただ今,ご意見において,事務局で腹案があればというご意見もございました。事務局において,腹案があるのであればご配付願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,事務局において配付願います。
 暫時休憩いたします。

   ― 休 憩 ―

金子委員長)再開いたします。
 ただ今,事務局より案が提出されたわけですが,その案文について説明を求めます。

議事法制課長)ただ今,ご配付いたしました案文は,あくまで議員を対象としております。また,今回,ご配付いたしました案文は,2つのモデルをお示ししてございます。
 まず,モデル1でございますが,この案文は,基本的な倫理規範を示してございます。次に,モデル2については,公共工事関係について,遵守すべき規準を設定した場合の案文でございます。この部分につきまして,モデル1と比較した場合,基準を置いているものとご理解いただければと思います。
 ただし,今回,お示しいたしましたものは,腹案ではございません。あくまでも,政治倫理条例を策定するといった場合,このような倫理規範を総体的に示す条例,また,公共工事の遵守に重きを置く条例が想定されるということで,形態をお示ししたわけでございます。この工事関係につきましては,地方自治法第92条の2といった上位法との関係,さらに議員自身に係る重要な部分でございますので,事務方としては明確に表記することは困難な面がございますので,基準の設定は,旧石岡市の条例と比較した場合,非常に簡略にしてございます。
 これらを検討の材料としていただき,制定するのであれば,対象を議員だけにするのか,また,どのような形態がいいのか,さらに,工事等については,どのような範囲とすべきか,そういった点はご検討いただければと思います。

金子委員長)ただ今,事務局から,あくまでも条例案のモデルということで2つの形態が示されたわけでありますが,まず,この政治倫理条例を12月定例会に提出するのか,それとも3月議会にするのか,この問題がございます。
 また,案文等については,さらに各会派において検討いただき,次回の委員会において,対象者を市長まで入れたものとすべきか,それらについても検討すべきあると考えますので,事務局においては市長を含めた案文の整理をしていただきたいと思います。
 それでは,次回の委員会で,さらに検討いたしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 次に,その他の件で,事務局より発言を求められておりますので,これを許します。

庶務調査課長)それでは私の方から,今回の12月定例会に提出を予定しております議会関係の補正予算案につきまして,その概要をご説明させていただきます。
今回の補正案につきましては,議会費の中の議員活動運営経費の方で,総額262万9,000円の補正減をいたすものでございます。
その内訳でございますが,まず,補正減といたしましては,去る9月14日付で退職されました鈴木議員さんの報酬等の関係に伴うものでございまして,議員報酬,議員期末手当,それから議員共済負担金,これらの合計額350万2,000円を補正減といたすものでございます。
一方,補正増といたしましては,需用費の中の印刷製本費の方で,ぎかい広報紙のページ数の増,それからフィルム現像等の支出増が見込まれるため,58万8,000円の補正増をいたすものでございます。
 さらに使用料及び賃借料の方で,車等借上料を28万5,000円の補正増といたしまして,差し引き総額で262万9,000円を補正減といたすものでございます。
以上が,今回の定例会に提出予定しております議会関係の補正予算案の概要でございます。どうぞよろしくご理解賜りますようお願い申し上げます。

金子委員長)ただ今,事務局から今期定例会に提出予定の議会費の補正予算の内容について説明がありましたが,この件についてご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 次にその他何かございませんか。

議事法制課長)お手元に,「地方自治法の一部を改正する法律の施行期日について」という表紙の資料をご配付しております。
 これにつきましては,去る6月7日に公布されました地方自治法の一部改正の法律のうち,議会関係規定の部分の施行日につきましては,政令で定める日となっていたわけでございます。その施行日が,政令により,本年11月24日ということが決定されましたので,それに伴うご説明をさせていただきたいと思います。
 今回の地方自治法の一部改正につきましては,大きく9項目の柱がございます。
 まず,1項目といたしまして,副知事及び助役制度の見直しがございます。これは,現在の市町村の助役に代えて,副市長を置くこととなったことでございます。また,副市長を置かないこと,さらにおく場合の人数は条例で定めることとなりました。
 この副市長の職務でございますが,現行の助役の職務に加えまして,「普通地方公共団体の長の命を受け政策及び企画をつかさどること」,それから「普通地方公共団体の長の権限に属する事務の一部について,その委任を受け,その事務を執行すること」が規定され,現行の助役に比べまして,副市長の権限が強化されたものといえるものでございます。
 また,後で説明いたしますが,今回,出納長及び収入役制度が今般の法改正によって廃止となりますので,首長を支えるトップマネジメント機能を副市長に一元化するねらいがあるものと思われます。
 この改正は,平成19年4月1日から施行され,経過措置といたしまして,附則において,現在助役である者は,副市長とみなされ,その任期は,改正前からの任期,つまり4月1日以降の残任期間ということになるということになります。
 次に,2項目目といたしまして,先ほども申し上げましたが,出納長及び収入役制度の見直しがございます。このことは,改正前の地方自治法において,「人口10万人以下の市町村は,条例で収入役を置かずに助役をして,事務を兼掌させることができる」とされておりましたので,これによって収入役を置かない自治体が増えてまいりました。また,会計処理の電算化の進展等も影響を与えたと言われております。これらの状況を踏まえたなかで,今回,法によって収入役の廃止となったものでございます。
 今回の収入役の廃止に伴い,新たに「会計管理者1人を置くこと」とされ,この会計管理者は,従前のような特別職ではなく,首長の補助機関から長が任命するということでありますので,その選任について今までのような議会の議決は不必要となります。
 したがいまして,会計管理者は特別職ではなく,一般職の地方公務員という位置づけに相成ります。
 次に,3項目目,吏員制度の廃止に関する事項でございます。これは,今回,湖北水道企業団の規約改正議案にもございますが,現行法制上,旧来の「吏員」,「その他の職員」,また,「事務吏員」,「技術吏員」といった用語が制度改正語も残っておりましたので,今般の法制改正によりまして,その区分,用語が見直され,すべて「職員」となるものでございます。
 次に,4項目目,監査委員制度の見直しに関する事項でございます。現在,監査委員の定数につきましては,条例の定めるところにより,「3人」または「2人」とされておりましたが,今般の法改正によりまして「原則2人」となるものでございます。
 さらに,監査委員のうち識見を有する者,つまり議会推せんではない監査委員については,条例でその定数を増加することが可能となり,議会の議員からの監査委員は,現行どおり「1人」とするといったことでございます。
 次に,第5項目目,財務に関する制度の見直しに関する事項がございます。この改正点で,注目すべき点は,行政財産を貸付け,または行政財産に私権を設定することができる場合が拡大されたことでございます。現行法におきましては,「行政財産である土地の貸付け及びこれに対する地上権の設定」に限られているところでありますが,今回,これに加えまして,一定の条件の下,「行政財産である建物の一部貸付け及び行政財産である土地に対する地役権の設定」が可能となります。
 このことを具体的に示しますと,例えば,庁舎等行政財産として一体的に管理し,公用または公共用に供している建物の一部に,今回の合併のように庁舎の一部が空きスペースとなっていた場合,その空きスペースを有効に活用を図りたいといったとき,その行政財産である建物,つまり庁舎の一部を貸付けることができるといったものでございます。
 次に,第6項目目,長または議会の議長の全国的連合組織に対する情報提供制度の創設に関する事項でございます。これは,各大臣がその担任事務について,地方公共団体に新たに事務または負担を義務付けると認められる施策の立案に際し,地方公共団体の長または議会の議長の全国連合組織が内閣に対し,意見を申し出ることができるよう,当該連合組織にその施策の内容を知らせるための適切な措置を講ずることとなったことでございます。この全国連合組織とは,地方六団体を想定するものでございます。
 次に,第7項目目,議会制度の充実に関する事項でございます。これは,後ほど詳細にご説明いたしたいと思います。
 次に,第8項目目,中核市の指定要件の緩和に関する事項でございます。現在の中核市の指定要件中,面積に係る要件でございます「人口50万人未満の場合,面積100平方キロメートル以上」という要件が廃止され,今回の改正によりまして,中核市の要件は,「人口30万人以上」のみと要件の緩和がなされたものでございます。
 次に,9項目目,派遣職員に係る退職手当の負担の弾力化に関する事項でございます。これは,現行法においては,派遣を受けた地方公共団体が,その職員の給料,退職手当を除く手当,そして旅費は負担をし,退職手当及び退職一時金は,職員を派遣した地方公共団体が負担することとされておりました。今回の法改正は,その職員の派遣が長期間にわたるような場合には,協議によって,派遣先の地方公共団体が退職手当及び退職一時金を負担することができるとされたものでございます。
 そして,先ほど飛ばしました,議会制度の充実に関する事項についてご説明いたします。
議会制度に関する改正内容については,前回,その概要をご説明したところですが,今回,施行期日の決定がございましたので,それに伴う会議規則及び委員会条例の一部改正の必要性がございますので,改めましてご説明いたしたいと存じます。
 今回の改正によりまして,議会関係については5点ほどの改正がございます。
 第1点目は,「専門的知見の活用」ということで,議会において,議案審査または事務に関する調査を行うに当たって,専門的事項に係る部分については,その調査を学識経験者等にさせることができるということでございます。この改正の目途は,議会における政策立案機能,つまり議員提案の条例案の提出などの活性化を図るものでございます。
 次に2点目といたしまして,「臨時会の招集請求権」でございます。これは,現行法においては,議員定数の4分の1以上の者から,その案を示したなかで,臨時会の招集請求はできましたが,今回,議長が議会運営委員会の議決を経て,首長に対し,会議に付すべき事件を示して臨時会を招集請求することができるようになりました。その請求を受けた首長は,請求のあった日から20日以内に臨時会を招集しなければならないということになり,緊急を要する案件の際,議会のイニシアチブにより,迅速かつ円滑に臨時会を招集ができることとなったわけでございます。
 次に,第3点目といたしまして,「委員会制度の改正」がございます。現行法においては,議員は1つの常任委員会にしか属することができませんでしたが,今回の改正により,議員は複数の常任委員会に属することができることとなりました。
 また,その選任については,現在は,議長が本会議に諮って選任をしていたわけであります。これによると,閉会中は選任ができなかったわけでありますが,今回の改正により,閉会中の委員の選任は,条例の定めにより,議長が選任することが可能となりました。
 さらに,委員会は,地方自治法第96条に示されております議会の議決すべき事件のうち,自らの所管に属する地方公共団体の事務に関するものについて,委員会として議案を提出することができることとなりました。
 次に,第4点目といたしまして,「電磁的記録による会議録の作成」がございます。これは,時代の流れといいますか,会議録において,現在は紙ベースでありますが,それを電磁的記録によって作成することができるとしたものでございます。
 次に,第5点目といたしまして,「専決処分の要件の明確化」がございます。これは,地方自治法第179条第1項において,首長が緊急を要する案件について「議会を招集する暇がないとき」に議決すべき事件を処分することが現行法上規定されているところですが,今回,その「暇がないとき」を改め「議会を招集する時間的余裕がないとき」とされたものでございます。
 これらの改正に伴い,会議規則及び委員会条例を一部改正する必要がございます。また,冒頭に申し上げましたとおり,施行期日が11月24日と決定されましたので,それを受け,12月議会へ改正案をご提案いただきたくお願いするものでございます。
 そのなかで,常任委員会への複数の所属関係につきましては,現在,在任特例中でございますので,今回は,この部分の改正は見送り,新たな定数になった場合に,常任委員会数も現在の6とは異なることも予想されますので,改選後,この部分につきましてはご検討いただければと思います。
 なお,次回の議会運営委員会において,会議規則及び委員会条例の改正案を皆様にお示しをしてまいりたいと思いますので,よろしくご理解のほどお願いいたします。

金子委員長)ただ今,事務局からありました地方自治法の一部改正に伴う,会議規則及び委員会条例の案文は,次回に検討いたしたいと思います。
以上で,議会運営委員会を閉会いたします。




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