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議会中継
  


 第21回委員会 (2月14日)
出席委員 金子悦郎委員長,中村茂夫副委員長,小泉彰委員,徳増千尋委員,菱沼一夫委員,國司進委員,村山裕委員,岡野孝男委員
その他の出席者 鈴木行雄議長,鈴木光雄議員,山口晟議員,小松美代子議員
市執行部 市長(横田凱夫),企画部長(中村栄),総務部長(海東慎行)
議会事務局 局長(太田光幸),次長(田崎利文),庶務調査課長(松崎守男),議事法制課長(佐々木敏夫)



金子委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の議題は,1.第1回定例会について,2.新規請願・陳情の取り扱いについて,3.当委員会の閉会中の継続審査とした陳情について,4.その他について,以上であります。
 これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
 最初に,第1回定例会についてを議題といたします。
 本案説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長横田君,企画部長 中村君,総務部長海東君,以上であります。
 第1回定例会につきましては,2月21日告示,2月28日招集ということで前回の委員会において確認されているところであります。
 それでは,第1回定例会に提出を予定されております議案について,執行部より説明を求めます。

市長)おはようございます。今期定例会の提出議案につきまして,その内容を申し上げます。提出いたします議案は,65議案を予定してございます。その内訳は,平成19年度
 石岡市一般会計予算ほか特別会計予算13会計の14件,平成18年度石岡市一般会計補正予算ほか特別会計補正予算8会計の9件,石岡市基本構想を定めることについての議案,湖北環境衛生組合規約の変更のほか一部事務組合等の規約の改正議案といたしまして7件,条例制定,条例の一部改正,全部を改正する議案といたしまして29件,市道の認定議案としまして2件,市道の変更議案としまして2件,市道の廃止議案といたしまして1件でございます。
なお,今期定例会最終日に人権擁護委員定数が増えたことに伴い,2名を選任いたしたく追加議案の提案を予定していますので,よろしくお願い申し上げます。
 平成19年度一般会計予算及び特別会計予算並びに提出いたします各議案の概要につきましては,企画部長,総務部長より説明いたさせます。
よろしくお願い申し上げます。

総務部長)おはようございます。私から,予算案件を除く提出議案について,ご説明申し上げます。まず今定例議会に提出いたします条例及び規約の改正等におきまして,地方自治法の改正によりまして助役が副市長に,収入役が会計管理者に,吏員が職員に条文中の文言をそれぞれ改正する必要が生じているため,議案が多くありますので,本日の説明では,地方自治法の改正によるものとの理由でご説明させていただきますので,よろしくお願いいたします。それでは,議案番号順にご説明いたします。
 議案第24号石岡市基本構想を定めることにつきましては,市町合併により石岡市第1次石岡市基本構想を定めるものでございます。議案第25号湖北環境衛生組合規約の変更につきましては,地方自治法の改正により規約の一部を変更するものでございます。議案第26号霞台厚生施設組合規約の変更につきましては,地方自治法の改正によるものと組合を構成いたします石岡市,小美玉市から選出されます議員の数をそれぞれ1名ずつ減らすものでございます。議案第27号土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合規約の変更につきましては,地方自治法の改正によりまして規約の一部を変更するものでございます。議案第28号茨城県市町村総合事務組合規約の変更につきましては,地方自治法の改正によるものと組合事務所の位置について地番を表示すること及び広域連合からの事務受託を可能とするための規約の変更でございます。議案第29号石岡地方斎場組合規約の変更につきましては,地方自治法の改正によるものと組合を構成いたします石岡市,小美玉市から選出される議員の数をそれぞれ1名ずつ減らすものでございます。議案第30号新治地方広域事務組合規約の変更について,それから議案第31号茨城租税債権管理機構規約の変更について,議案第32号石岡市表彰条例の一部を改正する条例を制定することについての3件につきましては,いずれも地方自治法の改正により一部を改正するものでございます。議案第33号石岡市部等設置条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,組織機構の再編に伴い,市長公室を市長室に改め,部外か扱いとするとともに,行財政改革等の組織機構再編に伴い移管される事務分掌について改めるものでございます。議案第34号石岡市区長及び協力員条例を制定することにつきましては,非常勤特別職としての駐在員,区長及び自治会長による行政連絡員制度を統一し,新たな行政連絡員制度として区長及び協力員を設置し,報酬額を定めるものでございます。議案第35号石岡市政治倫理条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,政治倫理審査会の条項中,収入役を副市長に改めるものでございます。議案第36号石岡市監査委員条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方自治法の改正によりまして,監査委員の定数を法定定数にするなどの改正を行うものでございます。議案第37号石岡市副市長の定数を定める条例を制定することにつきましては,地方自治法の改正により助役に変えて副市長を置き,その定数を定めるものでございます。議案第38号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,助役及び収入役制度の見直しにより,当該条例の引用部分について所要の改正を行うものでございます。議案第39号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,保育所嘱託員及び保育所歯科医の報酬額の整合性を図るため改定するものでございます。議案第40号石岡市特別職報酬等審議会条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第41号石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,いずれも助役及び収入役制度の見直しにより,当該条例の引用部分について所要の改定を行うものでございます。議案第42号石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することにつきましては,臨時特例に関する条例を制定しまして,市長の給与は5パーセント,副市長の給与は3パーセント,平成19年4月から翌年3月まで1年間,それぞれ減額するものでございます。議案第43号石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,助役及び収入役制度の見直しにより,当該条例の引用部分について所要の改正を行うものでございます。議案第44号石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の臨時特例に関する条例を制定することにつきましては,教育長の給与を臨時特例に関する条例を制定しまして,平成19年4月から翌年3月まで1年間,2パーセント減額をするものでございます。議案第45号石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,少子化対策としまして,扶養手当の支給額を3人目以降扶養親族などに係る支給月額を千円引き上げるものと,行政職給料表の部長級職務分類におきまして会計管理者を加え,市長公室長を削除するものでございます。議案第46号石岡市税条例一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方自治法の改正によりまして吏員を職員に改正するものでございます。議案第47号石岡市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方税法施行令の改正の規定に基づき介護保険課税限度額を1万円引き上げて9万円に改めるものでございます。議案第48号石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,まちづくり特例市としまして,新たに市街化調整区域における建築許可等の事務手数料を定めるものでございます。
 議案第49号石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,農業集落排水事業起債償還準備基金を新たに設置するものでございます。議案第50号石岡市立幼稚園授業料徴収条例の全部を改正する条例を制定することにつきましては,石岡市立幼稚園の通園バスの利用料を定めるものでございます。議案第51号石岡市立小桜小学校児童通学バス運行に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,下校時のみの利用区域を登校時も利用できるように改めるものでございます。議案第52号石岡市学童保育事業条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,学童保育事業を教育委員会が所管するものでございます。議案第53号石岡市国府会館条例を廃止する条例を制定することにつきましては,国府会館を廃止するため議会の議決を求めるものでございます。議案第54号石岡市医療福祉費支給に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,学校教育法等の改正により,所要の改正と少子化対策として中学生までの児童生徒の病院に関わる医療経費の支給対象を拡大する条例でございます。議案第55号石岡市保育所条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方自治法の改正により所要の改正を行うものでございます。議案第56号石岡市障害者福祉作業所条例を制定することにつきましては,障害者自立支援法に定める地域生活支援事業を実施するため定めるものでございます。議案第57号石岡市都市計画法の規定による開発行為の許可等の基準に関する条例を制定することにつきましては,まちづくり特例市として,市街化調整区域における開発行為の許可等の基準を定めるものでございます。議案第58号石岡市水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例を制定することについて,議案第59号石岡市消防職員定数条例の一部を改正する条例を制定することについて,
 議案第60号石岡市消防団条例の一部を改正する条例を制定することについての3件は,いずれも地方自治法の改正による所要の改正を行うものでございます。議案第61号市道の認定につきましては,地域の住民からの陳情により市道を認定するため,議会の議決を求めるものでございます。起点は総社一丁目で終点は若宮二丁目地内でございまして,路線名はA1415号線で道路延長は125.60メートルでございます。議案第62号市道の認定については,都市計画法に基づく開発行為により築造された道路を市道として受け入れるため,議会の議決求めるものでございます。起点,終点とも旭台一丁目地内でございまして,路線名はA4537号線で道路延長は112メートルでございます。議案第63号市道の変更については,市道整備改良事業に伴い道路の区域を変更するものでございます。起点は若松一丁目で終点は府中四丁目でございます。路線名は,A0108号線で道路延長は旧路線より53メートル長くなります。議案第64号市道の変更については,同一所有者の所有地を分断しており,当該所有者が土地の一体的な使用ができるよう道路区域を一部変更するものでございます。起点,終点とも石川字越場地内でございまして,路線名はA6383号線で道路延長は旧路線より47.34メートル短くなるものでございます。議案第65号市道の廃止について,市道としての機能を喪失しているため廃止するものでございます。起点,終点とも上青柳字カト地内でございまして,路線名はB2535号線で道路延長は31メートルでございます。
 以上が,予算案を除く提出議案の説明でございます。よろしくお願いいたします。

企画部長)私の方からは,予算関係の議案についてご説明させていただきます。
 議案第1号ないし議案第14号は,平成19年度当初予算案でございます。平成19年度の予算編成は,新市になりまして,2回目の通年予算となっているわけでございます。大変厳しい財政環境にありますが,限られた財源の重点的かつ効果的配分に努めるとともに,不足する財源につきましては,できる限り合併効果による内部事務経費の圧縮とか経常経費のさらなる削減により捻出いたしまして,一連の予算編成作業を行ったところでございます。
 お手元の資料,「平成19年度石岡市予算(案)」によりまして,その概要をご説明申し上げます。第1表,総括につきましては,各会計別の予算額でございます。
 まず,一般会計での平成19年度予算額は248億円でありまして,平成18年度予算額との対比で6.9パーセント,18億3,500万円の減額となってございます。この減額でございますけれども,平成18年度に取り組んでおります石岡給食センター改築事業などを予算化したことと,あるいは昨年度から指定管理者制度の導入に伴いまして,減額となった次第でございます。
 次に,特別会計では,13の特別会計を合計いたしますと,下から2段目になりますが,253億8,976万7千円でありまして,同様に前年度予算額との比較で2.5パーセント,6億2,406万3千円の増額でございます。一番下の欄でございますが,一般会計と特別会計の総予算額は,501億8,976万7千円でございます。
 次に,ページをめくっていただきますと,2ページ,第2表でございます。一般会計の歳入の款別予算額でございます。前年度予算額との比較で増額となった主なものは,一番上の市税でございまして,10億7,373万6千円の増でございます。これは,税源移譲と定率減税の廃止が主な理由でございます。それから,中ほどにございますが県支出金で,5,451万円の増額となってございます。
 一方,減額となった主なものは,地方譲与税で5億7,080万円の減,それから一番下になりますが市債13億5,390万円の減でございます。
 次に,右側の3ページですが,第3表,一般会計の歳出款別予算額でございます。18年度の比較で増額となった主なものは,民生費,衛生費,諸支出金であります。
 一方,減額となった主なものは,議会費,農林水産業費,商工費,土木費,教育費で減となってございます。
 次に,4ページをお開き願います。平成19年度における主要事業と施策概要でございます。○印が新規事業でございます。その内容を23ページまで記載してございます。
 次に,24ページでございますが,第5表は,一般会計当初予算における性質別経費の内訳でございます。表頭に人件費,物件費,維持補修費,扶助費等の性質別の区分がございます。左側の区分は,議会費,総務費というようなことで款別に示してございます。たとえば,議会費ですが人件費は2億8,193万5千円となっておりまして,その費目ごとに示してございます。その人件費の欄の延長を見ますと,下から6番目の欄でございますが,人件費の計がございます。平成19年度の人件費の合計は,61億6,961万円ということになってございます。そして,構成比が24.9パーセント,18年度の予算額が62億5,099万4千円でございますので,比較いたしますと下から2番目に記載してございますが,8,138万4千円の減というようなことでございます。同様に,他の計につきましてもご覧おき願いたいと思います。
 それから,27,28ページでございますが。第6表といたしまして,平成19年度の普通建設事業費の内訳が載ってございます。
 そして,29ページにつきましては,都市計画税の使われ方でございます。同様に後ほどご覧おき願いたいと思います。
 以上,はなはだ簡単な説明で申し訳ございませんが,時間の関係もございますので,さらなる内容につきましては,後の全員協議会でご説明申し上げたいと考えてございます。
 以上が平成19年度の予算案の概要でございます。
 次に,議案第15号ないし議案第23号でございます。これにつきましては,補正予算でございます。お手元の1枚の紙で,補正予算案がございますので,これに基づきましてご説明申し上げたいと思います。
 まず,議案第15号平成18年度石岡市一般会計補正予算案の(第4号)であります。歳入歳出の補正では,3億6,521万3千円を減額いたしまして,歳入歳出予算の総額を264億7,571万2千円とするものでございます。補正予算額の財源は,記載のとおりでございます。今回の補正予算は,この予算額の補正以外に,繰越明許費の設定と債務負担行為,それから地方債の補正を行うものでございます。歳出の補正予算の主な内容を申し上げますと,最初に議会費でございます。議会活動運営経費の減額は,議員数の減などに伴う減額でございます。次に,民生費でございます。老人保健特別会計繰出金につきましては,当該会計の医療給付費が現見込額より減額となりまして不要額を生じます。
 一方,これに対します支払基金など交付金や国,県の医療費負担金が確定してございますので,その差額を増額しまして,一般会計から繰出すものでございます。同じく民生費の後期高齢者医療経費でございます。これにつきましては,平成20年度から75歳以上の後期高齢者医療の事務を共同処理するために,県内の全市町村が加入する広域連合への事務費等の負担金と医療システムの開発経費でございます。次に,勤労意欲促進事業であります。これにつきましては,障害者自立支援対策事業が昨年から始まってございますけれども,入所施設で工賃,作業賃金でございますが,この工賃を支払った方へ食事負担等にも配慮した給付金を支給しまして,さらなる勤労意欲の向上と就業を通した自立を促進するものでございます。生活保護費1億1千万円程度の減額でございますが,支出の見込が確定したことによります減額補正でございます。次に,農林水産業費の農道整備事業でございますが,これにつきましては葦穂地区の農道整備に係る事業費の減少に伴う契約残金の減額補正でございます。次に,土木費の臨時地方道整備事業は,事業費の確定に伴います減額補正でございます。次に,教育費の北小学校校舎改築事業につきましては,実施設計委託料の減額でございます。石岡給食センター改築事業の2億1千万円ほどの減額につきましては,工事差金等に伴う減でございます。次に,合併補助金関連経費でございます。歳入におきまして,補助金が2億7,570万円増額でございます。これにつきましては,合併市町村補助金への適切な対応ということでございまして,平成18年度の国の補正予算で,当初比で984億3千万円増の1,024億5千万円の大規模補正が達成したところでございます。補助金の交付対象につきましては,真に合併に伴い必要となる事業にふさわしいものが対象となってくるわけでございます。一定の条件を満たした場合,翌年度に繰り越しまして執行することができる繰越明許費が可能とされてございます。主な事業としまして,右側に記載してございますが,一つに庁舎維持管理経費,これにつきましては,議場用の放送施設の整備を行っていきたいと考えております。それから,固定資産税の賦課事務費,これにつきましては,それぞれ統一されてございませんので,それらの統一を図ってまいる経費でございます。それから,観光物産施設整備事業につきましては,フラワーパークの花卉直場所を建設したいと考えております。それから,消防緊急通信指令システム整備事業につきましては,現在ございます通信指令装置の改修でございます。それから,消防車両機械整備事業ですが,これにつきましては,高規格救急車の更新,それから消防ポンプ自動車の更新でございます。消防活動資機材等整備事業につきましては,防災機器,消防ホース等の購入でございます。それから,消防水利施設整備事業につきましては,防火水槽の設置ということでございます。それから,消防分団施設整備事業につきましては,分団の車庫,詰所の建設といった経費に充てたいということでございます。
 次に,特別会計の補正予算案は8件ございます。時間の関係もございますので,そのうち2つの会計をご説明させていただきたいと思います。
 まず,議案第16号平成18年度国民健康保険特別会計補正予算案(第3号)でございますが,5,783万5千円を減額いたしまして,補正後の予算額を84億6,177万7千円といたすものでございます。その内容は,共同事業拠出金等の減によるものでございます。
 次に,議案第19号平成18年度老人保健特別会計補正予算案(第2号)でございますが,3億1,545万1千円を減額いたしまして,補正後の予算額を66億5,620万4千円といたすものでございます。その内容は,医療給付費等の減による補正措置でございます。他の特別会計の補正予算案は,記載のとおりでございます。
 以上が,補正予算案の議案の概要でございます。

金子委員長)以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。
 ただ今の説明について,質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 執行部におかれましては,ご苦労様でした。ご退席願います。
 次に,先ほど執行部から説明のあった各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。

事務局次長)先ほど執行部から説明のありましたとおり,第1回定例会に提出される予定の議案は,計65件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の「議案付託表」に示すとおりご提案申し上げたいと思います。
 なお,議案第25号湖北環境衛生組合規約の変更について,議案第26号霞台厚生施設組合規約の変更について,議案第27号土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合規約の変更について,議案第28号茨城県市町村総合事務組合規約の変更について,議案第29号石岡地方斎場組合規約の変更について,議案第30号新治地方広域事務組合規約の変更について,議案第31号茨城県租税債権管理機構規約の変更についてでございますが,先例によりますと一部事務組合の規約変更につきましては,本会議において質疑後,委員会付託を省略いたしまして,最終日に討論,採決ということでございます。従いまして,この7議案につきましては,先例にならいまして委員会付託を省略いたしたいと思います。
 以上,議案の付託先の説明でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

金子委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,本日までに受理いたしました新規の請願並びに陳情の取り扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。

事務局次長)本日までに受理いたしております請願が2件ございます。
 まず,1件目の請願書でございますが,表題が陳情書となっておりますが,紹介議員が1名ございますので,請願書として取り扱ってまいりたいと思います。本請願は,2月9日に提出され,同日付で受理をしております。紹介議員は,鈴木光雄議員で,提出者は,大増金ヶ沢区長○○○様(個人名)他10名でございます。
 請願の内容でございますが,石岡市大増地内の県道西小塙石岡線の十日橋の道幅が狭く,そして歩道がないため,大変危険であり,通行に支障をきたしている状況である。またこの路線は子供たちの通学路にもなっており,通学路の安全確保の観点からも早期に歩道を設置してほしいといった趣旨でございます。内容から判断いたしますと,歩道の設置に関することでございますので,付託先は,都市建設委員会になるものと思われます。
次に,2件目の「医師・看護師不足を解消し安全でゆきとどいた医療の実現を求める」請願書でございますが,本請願は2月9日に提出され,同日付で受理をしております。紹介議員は小松美代子議員で,提出者は,水戸市城南3−×−× 茨城県社会保障推進協議会代表委員○○○○様(個人名)でございます。
 本請願の内容でございますが,現在,医師不足が深刻な問題となっており,特に小児科や産婦人科の病院が減少しており,医療事故を誘発する一因ともなっています。医師や看護師を大幅に増やすことは,国民的な緊急の課題となっております。このようなことから医師・看護師不足を解消し,安全でゆきとどいた医療の実現を求める意見書を関係大臣に提出してほしいといった趣旨でございます。意見書提出ということになりますので,付託先は,議会運営委員会になるものと思われます。

金子委員長)以上で,説明は終わりました。
 ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 それでは,ただ今,事務局から説明のありましたとおり,新規の請願につきましては,所管の委員会に付託いたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第10「地方交付税制度の財源保障,機能を堅持し,充実させる陳情書」,陳情第12「金利引き下げについての陳情書」陳情第16「教育基本法改正法案の廃案を求める陳情」陳情第17「地域の県立高校の存続と30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出に関する陳情」を議題といたします。
 本件は,いずれも前期定例会で継続審査とした案件であります。
最初に,陳情第10「地方交付税制度の財源保障,機能を堅持し,充実させる陳情書」について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

小泉委員)この件につきましては,会派におきまして引き続き検討するということで,継続でお願いしたいと思います。

國司委員)私どもの会派でも,本件についての結論は,まとまりませんので継続でお願いしたいと思います。

岡野委員)継続でお願いします。

菱沼委員)継続でお願いいたします。

徳増委員)話がまとまっておりません。

村山委員)継続でお願いします。

中村副委員長)継続でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派での協議結果の報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,継続審査としてさらに検討をすべきものということであります。
 お諮りいたします。それでは,陳情第10については,継続審査といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第12「金利引き下げについての陳情書」について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

國司委員)現在,本件について国の動向,法改正がどのようになっているのか,事務局で分かっていれば説明願いたいと思います。

議事法制課長)本陳情の趣旨でもございます,貸金業の規制等に関する法律の一部を改正する法律でございますが,平成18年10月31日に国会に提出され,同年12月13日可決されているところでございます。
 また,今回の改正におきましては,陳情項目でございます4項目についてが,ほぼ達成されているところでもございます。
 具体的にご説明いたしますと,1項目目の刑罰金利である出資法5条の上限金利年29.2パーセントを利息制限法1条の制限利率である15パーセントないし20パーセントまでの引き下げにつきましては,出資法第5条第2項におきまして,業として行う高金利違反の罪となる金利を年29.2パーセントを超える金利から,年20パーセントを超える金利に引き下げるという改正がなされたところでございます。
 次に,2項目目の貸金業規正法第43条の「みなし弁済」規定の廃止につきましては,第43条におきましては,貸金業者の行う金銭消費貸借契約に基づき債務者が利息制限法第1条第1項に規定する利息の制限額と出資法第5条第2項に規定する利息の制限額との間の金利,いわゆるグレーゾーン金利でございますが,これを任意に支払い,貸金業者から契約書面等が交付されている場合には,当該支払いは有効な債務の弁済とみなすと規定されておりましたが,今回,この「みなし弁済」の規定が廃止されたところでございます。
 次に,3項目目の出資法における日賦貸金業者及び電話担保金融に対する特例金利の廃止につきましては,出資の受入れ,預り金及び金利等の取締りに関する法律,いわゆる出資法の一部改正があり,当該改正法附則第8項ないし第16項関係におきまして,日賦貸金業者及び電話担保金融に対する特例金利につきましては廃止がなされたところでございます。
 次に,第4項目目の脱法的な保証料請求の禁止につきましては,利息制限法第8条関係におきまして,貸付利息と借り手が保証業者に支払う保証料を合算したものを上限金利規制の対象とする改正が行われ,また,出資法第5条の2及び第5条の3関係におきまして,同様に金銭貸借の保証料の制限がなされたところでございます。
 以上の法改正によりまして,本陳情項目につきましては,その願意がすべてとは申し上げませんが,ほぼ達成されているのではないかと考えるところでございます。
 以上です。

國司委員)ただ今,事務局から説明があったわけですが,陳情の趣旨については,国において法改正を行い,ある程度対応がなされたものと判断いたしますので,本陳情につきましては採択すべきではないかと思います。また,この陳情は,決議を求めているわけですが,採択とした場合の取扱いはどうするのかお伺いいたします。

議事法制課長)本陳情の採択と決議案の提出は,もともと別なものでございます。通常,決議を求めているものを採択した場合は,決議案を提出しておりますが,今回の場合,その趣旨がすでに達成されているものとして採択すべきものと判断しているわけでございますので,改めて決議案を提出する必要がないものと考えます。

金子委員長)ほかに発言はございませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 お諮りいたします。それでは,陳情第12については,採択すべきものといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 なお,本陳情につきましては,決議を求めるものでございますが,すでに陳情趣旨に相応する法改正がなされているものと判断し,決議案は提出しないことといたします。
 次に,陳情第16「教育基本法改正法案の廃案を求める陳情」について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

議事法制課長)事務局より,教育基本法の動向についてご説明いたします。改正教育基本法でございますが,平成18年4月28日に国会に提出されまして,平成18年12月15日に成立し,12月22日に公布,同日施行となっております。本陳情につきましては,すでに成立,施行されております改正教育基本法の廃案を国会で審議中に求めていたものでございます。したがいまして,すでに改正法が成立しているということを含んでいただきまして,ご審議いただければと思います。

金子委員長)暫時休憩いたします。

−休 憩−

金子委員長)再開いたします。
 ただ今,事務局から説明がありましたが,本陳情につきましては,すでに教育基本法が成立した状況にございます。
 お諮りいたします。従いまして,陳情第16については,不採択とすべきものといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,陳情第17「地域の県立高校の存続と30人以下学級実現でゆきとどいた教育を求める意見書提出に関する陳情」について,その後の会派における協議結果をご報告願いたいと思います。

小泉委員)教育関係の問題ですので,重要で大変難しい問題であると考えます。これにつきましても,現在の状況等について事務局で分かっていればご説明いただきたいと思います。

金子委員長)暫時休憩いたします。
   
−休 憩−

金子委員長)再開いたします。

小泉委員)やはり,これは大変難しい問題であると思います。従いまして,さらに検討すべきと思いますので継続でお願いしたいと思います。

國司委員)継続でお願いします。

岡野委員)同じ意見です。

菱沼委員)継続でお願いします。

徳増委員)継続でお願いいたします。

村山委員)継続でお願いします。

中村副委員長)大事な問題なので,継続でお願いします。

金子委員長)ただ今,各会派での協議結果の報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,継続審査としてさらに検討をすべきものということであります。
 お諮りいたします。それでは,陳情第17については,継続審査といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他の件ですが,本定例会は,任期最後の議会となるわけでありますが,旧石岡市議会の先例ですと議会最終日の閉会前に市長,議長,勇退されます議員にごあいさつをいただいているところであります。このことにつきましては,今回が新市発足後初の事例となったわけでありますが,どの様に扱うかご協議をいただきたいと思います。

小泉委員)今,委員長の方から市長,議長,それから引退する議員のあいさつという話がございました。引退する議員のあいさつというのは,私の記憶では合併する前の旧石岡では,4年前ときからだったと思います。その前はなかったと思います。
 事務局にお聞きしますが,4年前,この引退する議員のあいさつをするとか議運とかで決めましたか。

金子委員長)暫時休憩いたします。

−休 憩−

金子委員長)再開いたします。

小泉委員)4年前は,引退する議員が少なかったからそのような対応がなされたものと思いますが,今回,在任特例ということで引退する議員も多いのではないかと思います。時間の兼ね合いもあると思いますので,皆さんのご意見をお聞きしながら決めていだきたいと思います。

金子委員長)暫時休憩いたします。

−休 憩−

金子委員長)再開いたします。
 ただ今,休憩中ではございますが,皆さんの意見をいただいたわけですが,市長,議長に代表してごあいさつをいただくということでいいのではないかということであります。
 お諮りいたします。それでは,議会閉会前のあいさつについては,市長,議長に代表してごあいさつをいただくことといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,その他で事務局より発言を求められておりますので,これを許します。

事務局次長)最初に,請願書の訂正の申し出がございます。現在,文教委員会に審査が付託され,継続審査となっております請願第4「柿岡中学校の早期建替を求める請願書」でございますが,1月31日に請願者代表の石岡市立柿岡中学校PTA会長○○○(個人名)様より,議長あてに請願書の内容の一部を訂正したい旨の申出がございました。訂正内容は,請願文より「現在地での」という部分を削除してほしいというものでございます。
 この請願書は,所管委員会であります文教委員会に審査付託されておりますので,文教委員会において訂正の承認をした後,今期定例会において請願書の一部訂正の承認を受けたいということでございますので委員の皆様にはよろしくお願いいたします。
 次に,山田議員の逝去に伴う追悼の辞の件でございます。現職議員が逝去した際の本会議場で述べる「追悼の辞」でございますが,市議会の申し合わせにより,議長が追悼の辞を述べるということになっておりますのでよろしくお願いいたします。
 次に,議員さんの集合写真の撮影についてでございますが,旧石岡市議会では,改選前の任期最後の定例会時に議場において,議員さんの集合写真を撮っていたわけでありますが,今回につきましても2月28日開会日の本会議終了後,議場内で写真を撮影したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
なお,費用につきましては,各自負担ということで,3月の議員報酬から差し引かせていただきたいと思いますので,併せてよろしくお願いいたします。

金子委員長)ただ今,事務局より請願の訂正の申し出について,それから追悼の辞及び議員の集合写真の撮影について説明があったわけですが,ただ今の説明についてご意見等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。ただ今の件につきましては,よろしくお願いいたします。
 この際,各委員に申し上げます。このあと全員協議会が予定されているわけでございます。その開会時間になっておりますので,一旦,議会運営委員会を休憩いたしまして,全員協議会終了後,会議を開きたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 暫時休憩いたします。

−休 憩−

金子委員長)再開いたします。
 次に,その他で事務局より発言を求められておりますので,これを許します。

庶務調査課長)それでは私の方から3点ほど,ご説明やお願い等がございますので,よろしくお願い申し上げます。
 まず1点目でございますが,今回の定例会に提出させていただきます18年度の議会費の補正予算についてでございます。今回の議会費の補正につきましては,総額で362万2千円減額補正をいたすものでございます。その内訳を申しますと,去る1月6日に山田議員が死去されましたので,このことに伴います報酬並びに議員共済負担金の方で115万1千円の減額,さらには,議員の海外研修の取りやめ等に伴います議員旅費の方で,247万1千円を減額補正するものでございます。以上が補正予算関係でございます。
 続きまして2点目は,平成19年度の議会費の予算についてでございます。19年度の議会費の予算総額は,3億1,160万8千円でございまして,その内訳といたしましては,職員等人件費が9,866万7千円。議会活動運営経費が2億986万円。さらに事務局経費として,308万1千円を予算計上させていただいております。昨年度の当初予算と比較いたしますと,総額で約9,700万円減の予算計上でございまして,その減額の主たるものといたしましては,議員活動運営経費の方でございます。ご案内のとおり,新年度の当初に議員の改選が予定されておりまして,現在の議員数39人から改選後の定数が26人と減員されることに伴いまして,報酬等の経費が減額となっております。以上が19年度の当初予算関係の概要でございます。
 続きまして3点目は,平成18年度の政務調査費収支報告書の提出についてのお願いでございます。各会派におかれましては,これから支出が見込まれることがあるかと存じますが,できましたら今定例会の最終日でございます3月15日ぐらいまでに,お手数でも事務局までご提出をいただきますようお願い申し上げます。以上でございます。

金子委員長)ただ今,事務局より3月補正予算,新年度予算,政務調査費について,それぞれ説明がありましたが,この件につきましてご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 次に,その他何かございませんか。

議事法制課長)私の方から3点ほどございます。
 まず,先の定例会で可決となりました石岡市政治倫理条例でございますが,本年4月1日から施行となるわけでございます。
 当該条例第4条第1項において,市の工事等の契約に関する遵守事項の規定がございます。市長及び議員の配偶者若しくは2親等以内の親族若しくは同居の親族若しくは市長及び議員本人が役員をしている企業又は市長及び議員が実質的に経営に携わる企業は,地方自治法第92条の2及び第142条の規定を尊重し,市が行う工事等の請負契約,下請工事,業務委託契約及び一般物品納入契約を辞退し,市民に疑惑の念を生じさせないよう努めなければならないとし,当該規定に該当するような場合は,同条第3項において,市長及び議員は,市民に疑惑の念を生じさせないため,責任をもって関係者又は関係企業の辞退届を提出しなければならないとしております。さらに,第4項におきまして,その辞退届は,市長及び議員の任期開始の日から30日以内に提出するものと規定されているところでございます。
 従いまして,4月1日から施行となりますと,本来,現在の議員が対象となるわけでございますが,4月1日以降,間もなく改選が予定されているとこでございますので,その該当者における辞退届の提出は,改選後の新議員を対象といたしたいと考えておりますので,よろしくお願いいたしたいと思います。
 次に,石岡市議会委員会条例の一部改正案の提出を予定してございます。今回,先ほど市長からありましたとおり,議案第33号におきまして「石岡市部等設置条例の一部を改正する条例案」が提出されるということでございます。委員会条例は,現在,市の機構に合わせ,各常任委員会の所管が定められているところでございますので,その機構において名称等の変更があった場合,その変更に合わせた改正が必要となってまいります。今回,市長公室が市長室と変更となるということでございますので,それに対応した改正を行うものとご理解いただきたいと存じます。
 従いまして,最終日でございますが,議案第33号が可決されたあと,その所管に関わる部分,それから先に企画委員会所属の議員のご逝去がございましたので,それに伴う委員会定数の変更を含めた委員会条例の一部改正を行っていきたいと考えておりますので,お含みおき願いたいと存じます。
 なお,改正案の詳細につきましては,定例会最終日前の議会運営委員会におきまして,改めてご説明いたしたいと思います。
 次に,今回,補正予算におきまして,先ほど企画部長からも説明がありましたが,議場の放映施設等の改修についてご説明いたします。当該改修の主管課は,庁舎等の財産を管理しております管財課となりますが,その改修の要望は,仕様等の検討は議会事務局で行いましたので,お時間をいただきましてご説明をいたしたいと思います。
 本会議場及び全員協議会室のカメラシステムでございますが,平成4年に整備をいたしまして14年が経過したところでございます。この議会中継におきまして,録画機器等の老朽化に伴いたびたび故障をいたし,議会報映等に支障をきたしていたところでございます。現在,本会議場のカメラは,修理用の部品もなく,全員協議会室のカメラを付け替えて使用している状況でございます。また,操作機器におきましても,たびたび原因不明の故障が起こり,その対応に困惑していたころでございます。
 それから,議場の音響につきましても,傍聴者からたびたび聞こえないとのご意見をいただき,音量を上げますとハウリング等が生じ,現在の機器では対応が図れない状況でございます。さらに,傍聴席からは,議場内が殆ど見えないという厳しいご意見もいただいております。開かれた議会を目指すためには,やはり市民の皆様に議会そのものはもちろんのことでございますが,それ以前に環境の整備が必要でございます。
 また,議場の暗さにというご指摘につきましては,昨年,明り取りの窓を開けたことにより,その解消が図られたところでございます。
このような状況のもとに,私ども事務局サイドで議場の改修を検討してまいりましたが,合併がございましたので,議場の改修は議席の対応といった必要最小限にとどめ,皆様にはご不便をかけてきたところでございます。
 そこで,今般,4月の改選により,新定数が適用となりますので,いままでの不都合な部分,また,新定数に合わせた改修を行うものでございます。
整備の具体的な内容としましては,本会議場におきましては,音響設備としまして,質問席,演壇,議長席,局長席,執行部席にマイクとスピーカーの一体型ユニット29台を設置し,それらを事務局席のパソコンで一体的に制御をいたすものでございます。これらの設置によりまして,本会議運営における一問一答方式へ移行された場合,その対応が可能となってくるものでございます。
 また,現在の議員席には,旧石岡市の定数分の24台のスピーカーが設置されておりますが,新定数に合わせ2台を追加するものでございます。
 次に,カメラでございますが,プリセットカメラを議場の前後に1台ずつ設置いたすものでございます。このカメラは,事前にパソコンにより,アングルや焦点,それらを自動でカメラが制御を行うものでございます。そして,マイク,カメラ,発言残時間,テロップ,これは,実際,映像として放映している場合,だれが質問をされているのか,答弁しているのか,映像画面に議員名,執行部を表示するものでございまして,それらをパソコンで操作制御をいたします。これらは,画面に文字表記のみもできるものでございます。
 その際,改選や人事異動に伴う対応として,パソコンのプログラムの修正などの追加費用のかからないシステム,つまり,自らカスタマイズできるようなシステムの導入を考えております。そして,録音及び録画機器,これらに不都合が生じておりますので,今回,HDD,DVD,ビデオテープで録画可能なものを考えております。
 それから,出席議員数及び発言残時間の表示が一方の壁しかございませんでしたので,それを両側に設置いたしました。また,議場における議員氏名標でございますが,石岡市の庁舎建設以来使用してきたもので,大変,接合部分を含め痛みがひどく,それらの交換をいたすものでございます。その際,氏名標を立てることにより,議場内の出席議員数が連動するといったものに変えていきたいと考えております。
 次に,傍聴席に関しましては,操作機器制御装置の変更により,音量を上げることが可能となります。また,執行部席しか見えないということにつきましては,傍聴席前方の両側に液晶のモニターを2台設置いたしまして,その解消を図りたいと考えております。
それから,全員協議会室でございますが,現在のコード付マイクでは,その延長が届かない部分がございますので,ワイヤレス対応といたしまして,マイク6本を購入するものでございます。また,カメラ,操作機器につきましては,改選後の予決算特別委員会等の対応を図るため,本会議場と同じような機能を備えたものに変更いたしたいと考えております。
 次に,委員会室でございますが,現在4つの部屋がございますが,このしきりをはずしまして2部屋にいたすものでございます。これは,執行部における説明員が,現在,スペースの関係上,課長級までしか対応できず,また,傍聴者に対しましてもその人数等においてご迷惑をかけていたところでございます。委員会によっては,全員協議会室で対応を図っていたところでございます。また,委員会における発言用のマイク設備は,旧八郷庁舎からのものでございまして,現在66セットしかございませんので,4つの委員会には対応が図れない面もございました。それらを2部屋にいたしまして解消を図り,また,委員会の同時開催を避け,市民の方々にもより多くの傍聴の機会を与えるという趣旨によりまして変更をいたすものでございます。
それから,庁舎内の議会中継ということで,現在,事務局内では議場の状況が判断できず,市民からの問い合わせ等に対応が困難な面がございましたので,現在あるテレビでその中継が見られるようにいたしたいと考えております。さらに,庁舎内のテレビアンテナ端子があるところは,そこへの接続により議場の中継が可能となるものでございます。
 以上,議場の音響設備の改修は,14年を経過したなかでの実施でございまして,傍聴席等の対応は初めての試みでございます。
これらは,石岡市地域情報化計画にも搭載をお願いしてきたところでございますが,今回は,費用の面において見送られましたが,近い将来,私どもといたしましては,インターネット上に石岡市議会の議会放映をいたすための準備,その映像,音響をクオリティの高いものにいたし,少しでも市民の皆様に議会情報を提供していきたいという考えによるものであるということをご理解いただきたいと思います。
 この議場改修に伴う財源でございますが,先ほど企画部長からもございましたが,私どもといたしましては,国による合併市町村補助金の対象を受けるべく,企画部を通じまして,県,総務省につないでいたところであります。この合併市町村補助金でございますが,これらの対象,また一定の条件を満たしていれば,翌年度に繰越ししまして,執行ができる繰越明許が可能となりますので,それらを受けるべく対応を図っているところでございます。
 以上,でございます。

金子委員長)ただ今,事務局より政治倫理条例,委員会条例の一部改正,議場の改修について,それぞれ説明がありましたが,この件につきましてご質問等はございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

金子委員長)発言なしと認めます。
 ないようですので,以上で議会運営委員会を閉会いたします。


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