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議会中継
  


 第2回委員会 (6月20日)
出席委員 塚谷重市委員長,鈴木せつ子副委員長,鈴木行雄委員,久保田健一郎委員,金子悦郎委員,菱沼定夫委員,島田久雄委員
市執行部 【生活環境部】
 生活環境部長(吉田隆重),生活環境部次長(村田寛),参事兼市民生活課長(矢口晟),環境対策課長(佐藤敏明),市民会館長(伊野忠好)
【経済部】
 経済部長(岡野佐エ),経済部次長(蔵本宏一),参事兼農政課長(水越進),農村環境課長(友水敏男),観光物産課長(前島晃),八郷総合支所農政課長(谷仲幸造),八郷総合支所商工観光課長(高橋久)
議会事務局 議事法制課主任(藤代志保)



塚谷委員長)ただいまから市民経済委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配布しました協議案件書に示す議案16件,所管事務の調査について,及び,閉会中の継続調査の申し出についてであります。次に,本日の委員会審査のため,説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました出席者名簿のとおりです。
 これより,議事に入ります。はじめに,議案第120号「専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷条例の一部を改正する条例)」を議題といたします。執行部より説明を求めます。
 
観光物産課長)議案第120号「専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷条例の一部を改正する条例)」についてご説明いたします。石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷条例の一部を次のように改正いたします。八郷町農業協同組合を,やさと農業協同組合,「やさと」はひらがなとなります。条例は6月1日から施行いたします。
 
塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。発言はありませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第120号「専決処分に対し承認を求めることについて(石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷条例の一部を改正する条例)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第127号「指定管理者の指定について(石岡市旭台会館)」ないし議案第131号「指定管理者の指定について(石岡市まちかど情報センター)」,議案第134号「指定管理者の指定について(関川地区ふれあいセンター)」ないし,議案第137号「指定管理者の指定について(石岡市やさと農産物直売所)」,議案第139号「指定管理者の指定について(石岡市常陸風土記の丘)」ないし,議案第143号「指定管理者の指定について(石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷)」を議題といたします。はじめに,執行部より説明を求めます。
 
市民会館長)最初に,議案第127号「指定管理者の指定について(石岡市旭台会館)」,地方自治法244条の2第6項により議会の議決を求めるものでございます。管理運営する公の施設の名称は石岡市旭台会館です。指定管理者となる団体の名称は,財団法人石岡市開発者公社です。指定期間は平成18年9月1日から20年3月31日まで,以上が指定管理者にかかる市民会館の議案です。
 
参事兼市民生活課長)議案第128号「指定管理者の指定について(南台コミュニティセンター)」について説明いたします。指定管理者の指定について,公の施設の指定管理者を下記の通り指定するため,第244条の2第6項の規定により議会の議決を求める。施設の名称,石岡市南台コミュニティセンター,指定管理者となる団体の名称,石岡市南台二丁目,石岡市南台コミュニティセンター運営委員会。指定期間は平成18年9月1日から平成21年3月31日まで。
 続きまして,議案第129号,同じく「指定管理者の指定について」。公の施設の指定管理者を下記のとおり指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求める。施設の名称,石岡市杉並コミュニティセンター,指定管理者となる団体の名称,石岡市石岡,石岡市杉並コミュニティセンター運営委員会。指定の期間,本年9月1日から平成21年3月31日まで。
 続きまして130号についてご説明いたします。公の施設の指定管理者を下記のとおり指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により,議会の議決を求める。施設の名称,石岡市鹿の子コミュニティセンター,指定管理者となる団体の名称,石岡市鹿の子一丁目,石岡市鹿の子コミュニティセンター運営委員会。指定の期間,本年9月1日から21年3月31日まで。次に,131号についてですが,同じく指定管理者の指定について,公の施設の名称,石岡市まちかど情報センター,指定管理者となる団体の名称,国府二丁目,特定非営利活動法人まちづくり市民会議,指定の期間,平成18年9月1日から平成21年3月31日まで。以上であります。
 
参事兼農政課長)議案第134号でございます。指定管理者の指定について。関川地区ふれあいセンターの指定管理者を,関川地区ふれあいセンター運営協議会に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。指定期間としては,本年9月1日から平成21年3月31日までございます。
 次に,議案第135号,三村地区ふれあいセンターの指定管理者を三村地区ふれあいセンター管理運営協議会に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。期間については,同じく本年9月1日から平成21年3月31日までです。
 続きまして,議案第136号,石岡市農産物直売センター石岡そだちの指定管理者をひたち野農業協同組合に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により,議会の議決を求めるものです。指定期間は,本年9月1日から平成21年3月31日までございます。
 
観光物産課長)議案第137号「指定管理者の指定について」をご説明申し上げます。石岡市やさと農産物直売所の指定管理者を財団法人石岡市産業文化事業団に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。施設名称は,石岡市やさと農産物直売所,指定の期間は平成18年9月1日から平成21年3月31日まででございます。
 次に議案第139号「指定管理者の指定について」でございます。石岡市常陸風土記の丘の指定管理者を財団法人石岡市開発公社に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。施設の名称は,石岡市常陸風土記の丘,団体名は財団法人石岡市開発公社,指定の期間は平成18年9月1日から平成21年3月31日までです。
 続きまして議案第140号「指定管理者の指定について」,石岡市国民宿舎つくばねの指定管理者を財団法人石岡市産業文化事業団に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。施設の名称は石岡市国民宿舎つくばね,団体名は財団法人石岡市産業文化事業団,指定の期間は平成18年9月1日から平成21年3月31日まででございます。
 続きまして議案第141号「指定管理者の指定について」,茨城県フラワーパークの指定管理者を財団法人石岡市産業文化事業団に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。施設の名称は茨城県フラワーパーク,指定管理者の団体名称は財団法人石岡市産業文化事業団,指定期間は平成18年9月1日から平成21年3月31日までです。
 続きまして議案第142号「指定管理者の指定について」,石岡市ふれあいの森の指定管理者を財団法人石岡市産業文化事業団に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。施設の名称は石岡市ふれあいの森,団体の名称は財団法人石岡市産業文化事業団,指定の期間は平成18年9月1日から平成21年3月31日までです。
 続きまして,議案第143号「指定管理者の指定について」,石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷の指定管理者をやさと農業協同組合に指定するため,地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものでございます。施設の名称は,石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷,指定管理者となる団体の名称はやさと農業協同組合,指定の期間は,平成18年9月1日から平成21年3月31日まででございます。以上です。
 
塚谷委員長)以上で説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。
 
久保田委員)ご説明ありがとうございました。指定管理者について一括ということでございますので,まとめて確認をさせていただきたいと思います。まず大きく分けますと,指定管理者の団体は,各地域,地区の団体,開発公社,産業文化事業団,そして農業協同組合,大きく分けるとこういうふうな各団体に指定管理者が決定されておるわけでございます。そういった中で,確認を随時させていただきたいと思います。まず,この各コミュニティセンターの部分については地域に今までお願いをしておって,地域のほうからも引き続きその施設を管理していきたいというような要望があったんだろうと。また,今後の行政上の協力関係というところからも,この各施設についてですね,コミュニティセンターについては地域に指定管理者を任せるということは,理解が出来るわけでございます。しかしながら,過般の議案質疑において,なぜ公募しなかったのか,公募外になぜしたのかということが議論になっておりましたので,公募外にしたという経過を,代表的なところで一つお伺いしたいのですが。南台コミュニティセンター,これを公募外にした,選定委員会の中での理由,これをまず,代表的な部分をお伺いしておきたいと思います。続きまして,いわゆる旭台会館,常陸風土記の丘,これも石岡市開発公社が指定管理者になって,同じく選定委員会の中で議論がなされたと思うのですが。そして,選定委員会の中で,石岡市開発公社を指定管理者と決定した理由についてお伺いしておきたいと思います。それから,国民宿舎つくばね,フラワーパーク,ふれあいの森,これが石岡市の産業文化事業団に指定管理者が決定しております。その中で,過般の本議会の中で一番問題となっておりましたのは,国民宿舎つくばねでありましたので,国民宿舎つくばねが選定委員会の中でいかなる理由で決定づけがなされたのか,それもお伺いしておきたいと思います。それから,やさと温泉ゆりの郷,やさと農産物直売所,この指定管理者に決定された理由,これらはそれぞれ正当なる理由があって指定管理者という形になっていると思いますので。当然,条例で,第5条において市長は次の各号のいずれかに該当すると認めるときは,第2条の規定,いわゆる公募によらず指定管理者の候補者を選定することができるという部分を理由に。それで,第2項の中で,地域の団体の特性を生かすことでより事業効果が期待できると認められるとき。第1項が,公の施設の性格,規模及び機能により公募することが適さないと認められる,こういうものにつながってくるのだろうと考えられますので,まず,その理由を伺います。
 
経済部長)指定管理者制度でございますが,平成15年9月に施行された地方自治法の一部の改正により導入されたものでございまして,改正に伴う経過措置といたしまして,全面委託を行っている施設については平成18年9月1日までに指定管理者制度を導入するか直営にするか,選択を迫られているものでございます。当市におきましては,平成17年の11月に指定管理者導入指針を策定しまして,職員への制度導入の説明会を開催いたしました。その後,各施設所管部におきまして制度導入及び各施設の個別設置条例の改正の準備に入りまして,平成18年第1回定例会において上程,議決を得たものでございます。その後,公募によるか,公募外選定によるかの判断を行いまして,本年の4月24日,27日の両日に,選定委員会による審査におきまして受託団体の選定が行われたものでございます。指定管理者の選考に際しての基準については,利用者の平等な利用が確保できるものであること,施設の効用を最大限に発揮し,利用者のサービスの向上が図られるものであること,施設の適切な維持管理が図られるとともに,管理経費の節減が図られるものであること,事業計画書に沿った管理を安定して行う人的物的能力を有しており,または確保できる見込みであること,その他といたしましては,個人情報の保護処置及び,情報公開の取り組み内容が適切であるか,あるいはその他の提案企画の内容が適切であるかなどを参考としまして,選定をされたものでございます。
 次に,ご説明させていただきますが,まず最初に,議案第137号の石岡市やさと農産物直売所ですが,これにつきましては石岡市のやさと農産物直売所は,農産物の販路の拡大による農業の振興と活性化を促進するとともに,都市との交流を深め,魅力あるまちづくりを図ることを目的に,平成15年5月に開設された施設で,建物の一部で観光案内所も季節的に開設をしております。農産物直売所は,産業文化事業団が管理運営をしているフラワーパークと一体として運営してきた経緯がございます。今回,事業団から利用料金のみでの運営計画で実施をしたいということでございまして,今日まで運営してきた実績のある財団でもあり,今後も住民サービスの維持や管理運営を安定して行うことが見込まれ,個人情報に関しても今まで行政の指導のもとで個人情報の守秘義務のノウハウも身につけており,今後の守秘義務の指導も容易に図られると見込まれるものでございます。そういう理由によりまして,決定したものでございます。
 続きまして議案第139号,石岡市常陸風土記の丘ですが,国土庁の生涯学習の里づくり事業,昭和62年に行われましたが,自治省の歴史の里整備事業昭和59年を中心に地域の人々が歴史,自然体験などの分野にわたって,生きがい,安らぎを感じてもらう施設として建設をされました。石岡市開発公社は,平成2年の開設以来,管理運営を市から委託を受けいってきた実績のある財団であります。今後も管理運営を安定して行うことが見込まれております。また,15年以上を経過した16棟の茅葺き民家の施設を熟知し,メンテナンスのノウハウを持った財団でもありますので,スムーズな管理が見込まれております。さらに,平成18年度からは職員の茅葺き職人としての育成,自前で茅葺き施設の修繕,茅葺き技術の伝承を図るべく,人材育成を始めたところでございます。また,個人情報保護につきましても,今までの行政指導により個人情報の守秘義務のノウハウも身につけており,今後の守秘義務の指導も容易に図ることができると見込まれております。そういう理由によりまして,選定したものでございます。
 続きまして議案第140号の国民宿舎つくばねですが,公衆に健全なる保健休養の場を供与し,もってその保養と健康の増進に資するため,昭和49年7月20日に開館された国民宿舎です。石岡市産業文化事業団は,旧八郷町のときに町からの補助金300万円を原資に国民宿舎つくばねの管理運営を目的として昭和49年6月に設立された財団でございます。石岡市産業文化事業団は,開館以来管理運営を市から委託を受け,今日まで運営をしてきた実績のある財団であります。今後も管理運営を安定して行うことが見込まれております。また,施設を熟知し,メンテナンスのノウハウを持った財団でもありますので,施設が30年以上経過し老朽化していましても,安定した管理運営が見込まれ,個人情報につきましても今までの行政指導でノウハウを身につけておりますので,今後の指導等も容易に図られると見込まれております。以上のような理由で選定をしたものでございます。
 続きまして議案第143号,石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷につきましてご説明させていただきます。やさと温泉ゆりの郷は,健全な保健休養の場を供与し,ふれあいと交流を通して地域の活性化を図り,住民の福祉に資するため,地域総合整備事業債,ふるさとづくり事業により建設され,平成12年7月20日開館以来,100万人以上のお客様に利用されている施設です。やさと農業協同組合は,ゆりの郷を開館以来市から委託を受け,管理運営を利用料金のみで行ってきた実績があります。農産物直売所,地元食材を利用したレストラン経営で,地域の雇用や活性化に大いに貢献してきた団体であります。今後も住民サービスの維持や管理運営を安定して行うことが見込まれます。また,施設を熟知し,メンテナンスのノウハウをもった団体でありますので,今後もスムーズな管理運営が見込まれております。また,個人情報に関しましても,今まで行政の指導のもとで個人情報の守秘義務のノウハウを身につけており,今後の指導も容易に図られると思われます。以上のような理由で選定されたものでございます。
 
久保田委員)いずれにしても,今までその公募外にした理由としては,今までの実績がある。それから,今後とも維持管理に関して安定した運営ができるだろうというような説明であったかなと思うわけでありますが,ただいまの部長の説明によりますと,本年9月1日から平成21年3月31日までの2年7か月間,いわゆるこの団体に対して指定管理者制度の中の管理者として認めていくということかと思うのですが,問題は,この指定管理者制度そのものが,基本的には官から民へという大きな流れの中で,地方自治体においてもそういった流れをつくるべきだということで,時限立法を用いながらこの制度を導入してきた経緯があるわけです。その基本理念から考えると,この中で全部が全部民間に任せるべきだとは,私は言いません。地域との関係,行政を執行していく中で,考えなければならない施設というのもあります。今後,2年7か月,私は経過処置と理解します。その中で,検討に値する施設,こういったものは,どういうものが考えられるのか,もし部長のほうで,個人的でも結構でございます。なかなか答えづらい部分かなと思いますが,見解があれば。なければ結構です。私は,本来はこの利益といいますか,利用費,入場料とか,入浴料とか,そういった経済活動といいますかね。コミュニティセンターというのはなかなか難しいのかなと思うのですが,例えば,一番問題となるのは・・・。旭台会館とか風土記の丘,フラワーパーク,ふれあいの森とか,こういうのは生涯学習の部分も含めて,社会教育の場という捉え方もできると思うんですよ。問題は,つくばねとかやさと温泉ゆりの郷とか,そういうものは,2年7か月の間に適正な民間団体があれば公募をして,当然石岡市として,指定管理者としてふさわしいかどうか,また,指定管理者の条件,例えば今までの従業員の雇用の問題とかいろいろ出てくるでしょうから,そういうものも条件の中に入れて,この団体と,民間団体との競争があってもいいんだろうと思うんですよね。その辺の考え方。個別的にとは申しませんので,基本的な考え方をお示しいただければありがたいなと思います。
 
経済部長)個人的な考えでよろしいでしょうか。それをまずお伺いしてから答弁させていただきたいと思います。
 
久保田委員)ことばのあやでして,大変失礼しました。ここで個人的な意見を述べられてもいかがなものかと思いますので,行政として,今の経済部長として,石岡市全体の行政方針だよということではなく,これは市長が決定しますので。経済部長として,今後こうあるべきであろうという考え方をお示し願いたいと思います。
 
経済部長)今回,議案として上がっております指定管理者につきましても,私ども経済部所管のものが全部ではございませんので,経済部所管のものについてお答えをさせていただきたいと思います。先ほどの質問にもございましたが,産業文化事業団,あるいは開発公社に委託している部分につきましては,今後,2年7か月後の指定管理者の導入に向けては,公募をするというようなことで考えていかなければならないと,そういうふうに思っております。
 
久保田委員)今の部長の答弁が,正しい答弁なのだろうと,私も思います。いずれにしても2年7か月の間に,いわゆる公募をするべき施設と,引き続き公募外にすべきであるという施設もあると思います。そういった選定もきちんとしていただいて,2年7か月後には。今回のものがすべて公募外というのは,これは時限立法的な,9月までに指定管理者にするか直営にするか判断しなくてはならないという,時間の問題もあったと思います。そういう部分では私も理解いたします。しかし,2年7か月という期間も今後ございますので,そういった中で,私が申し上げたような点を十分考慮していただいて,方針を決定していただきたいなと思います。質疑は以上です。
 
参事兼市民生活課長)南台コミュニティセンターの選定理由ということでお答えいたします。南台コミュニティセンターは,開設当初から南小学校区の各自治会長,老人会等で組織した運営委員会を組織して運営してもらっております。これは地元に密着した役員,運営方法ですので,今後とも市民の地域活動,文化向上ということで,選定の理由といたしまして,地元の運営協議会に決定いたしました。
 
塚谷委員長)ほかに発言はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。
 これより,採決に入ります。はじめに,議案第127号「指定管理者の指定について(石岡市旭台会館)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第128号「指定管理者の指定について(石岡市南台コミュニティセンター)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第129号「指定管理者の指定について(石岡市杉並コミュニティセンター)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第130号「指定管理者の指定について(石岡市鹿の子コミュニティセンター)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第131号「指定管理者の指定について(まちかど情報センター)」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第134号「指定管理者の指定について(関川地区ふれあいセンター)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第135号「指定管理者の指定について(三村地区ふれあいセンター)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第136号「指定管理者の指定について(石岡市農産物直売センター石岡そだち)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第137号「指定管理者の指定について(石岡市やさと農産物直売所)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第139号「指定管理者の指定について(石岡市常陸風土記の丘)」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第140号「指定管理者の指定について(石岡市国民宿舎つくばね)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第141号「指定管理者の指定について(茨城県フラワーパーク)」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第142号「指定管理者の指定について(石岡市ふれあいの森)」を採決いたします。
 お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第143号「指定管理者の指定について(石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」中,当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。まず,執行部より説明を求めます。
 
参事兼市民生活課長)議案第116号についてご説明いたします。まず,補正予算書の中の20,21ページの歳入の中で,使用料及び手数料,使用料の総務使用料の中の,総務管理使用料,コミュニティセンター使用料が減額となっております。これは3コミュニティセンターの使用料が,今年度9月から指定管理者に移行するため,今まで市のほうに入ってきた使用料が減額になるものでございます。同じページの下から2番目,諸収入,雑入,雑入の電子コピー使用料及び用紙代14万5,000円の減となっております。この中の12万5,000円については,まちかど情報センターが9月から指定管理者に移行するため,その中で使われておりますコピー代等の減ということでございます。続きまして歳出の22,23ページについてご説明いたします。13の諸費,コミュニティセンター維持管理経費18万6,000円の減,これにつきましては,やはり指定管理者制度に移行するため,3つのコミュニティセンターのここに掲げております消耗品から指定管理料まで含めまして18万6,000円の減となっております。次のまちかど情報センター運営経費,これも同じく指定管理者制度への移行に伴って12万5,000円の減ということです。このページの一番下の安全・安心まちづくり推進事業,車両修繕費29万4,000円につきましては,防犯活動のために白黒のパトカー色の公用車を2台増車するということで,本庁1台,八郷総合支所1台,合計2台のパトカー色の塗装代ということで,今回補正に上げさせていただきました。次に4ページについてご説明いたします。債務負担行為補正ということで,まず一番最初にコミュニティセンター指定管理者指定管理料,平成19年度から20年度までということで,限度額が422万5,000円。これにつきましては,南台,19年度が59万5,000円,20年度が58万5,000円,合計で118万円,杉並については19年度が104万円,20年度が98万6,000円,合計で202万6,000円。鹿の子が19年度に51万7,000円,20年度が50万2,000円で101万9,000円ということで,それぞれを19,20年度分あわせまして422万5,000円です。続きまして,まちかど情報センター指定管理者指定管理料,19年度,20年度分につきましてご説明申し上げます。まちかどにつきましては,19年度は491万5,000円,20年度は479万6,000円,合計977万1,000円です。以上でございます。
 
市民会館長)平成18年度石岡市一般会計補正予算のうち,市民会館所管の補正予算についてご説明申し上げます。補正予算書21ページの歳入です。総務使用料の中の旭台会館使用料ですが,指定管理者制度の導入に伴いまして,旭台会館に利用料金制を採用しておりますので,平成18年9月から平成19年3月までの使用料155万円を減額するものです。同じく21ページの雑入の中の電子コピー使用料及び用紙代のうち,旭台会館に係わる部分2万円を減額するものです。次に歳出23ページに入ります。諸費の中の旭台会館管理経費ですが,旭台会館管理委託料の当初予算が931万円でしたので,8月までの委託料408万円を差し引きました523万円を減額するものです。9月からの指定管理者指定管理料の算出ですが,9月から3月までの管理経費523万円から利用料金及び電子コピー使用料の157万円を差し引きまして,366万円を計上したものです。次に4ページの債務負担行為の補正ですが,旭台会館指定管理者指定管理料につきましては,平成19年度から平成20年度まで1,422万4,000円を限度額として設定しております。内訳は19年度,20年度とも711万2,000円となります。
 
参事兼農政課長)農政課所管に係る補正予算についてご説明申し上げます。4ページ,債務負担行為の補正になります。第2表中,中段にありますふれあいセンター指定管理者指定管理料,平成19年度から20年度,2ヵ年分の428万6,000円でございます。内訳といたしまして,関川地区,三村地区にありますふれあいセンターの指定管理料でございます。関川地区につきましては,19年度1年あたり106万5,000円,20年度も同額でございます。三村地区につきましては平成19年度107万8,000円,20年度も同額です。両地区のふれあいセンターの2年分の債務負担を補正するものです。次に20,21ページ,使用料及び手数料でございます。農林水産業使用料1万円の減ですが,これにつきましてはふれあいセンターの使用料の歳入です。指定管理者の指定に伴い減額するものです。なお,4ページの地方債補正,20から21ページの県支出金,市債につきましては,八郷総合支所農政課長よりご説明を申し上げます。24ページから25ページ,歳出でございます。農林水産業費,農業費,農政企画費のふれあいセンター維持管理経費,これにつきましては,電気料,水道料,農業集落排水使用料,電話料,委託料などを減額し,指定管理者指定管理料105万6,000円に一本化し,両地区の管理運営協議会に管理運営を指定するものでございます。
 
八郷総合支所農政課長)私のほうからは,総合支所農政課所管の一般会計補正についてご説明申し上げます。まず,歳入をご説明します。補正予算書4ページ,第3表,地方債補正でございます。これにつきましては,国補基盤整備促進農道整備事業費6,363万円に対する850万円の増額,及び,国補流域循環資源林整備事業の林道整備事業費の5,100万円に対する340万円の増額でございます。これは平成18年度の事業費の決定に伴うもので,地方債の借入限度額を,農道整備事業7,840万円,林道整備は2,860万にそれぞれ引き上げられるものでございます。続きまして歳入についてご説明いたします。予算書20,21ページになるかと思います。まず,款15,県支出金,県補助金,農林水産業費県補助金2,434万円の増です。内容につきましては,21ページの1,農業費補助金1,719万円,これは,園芸産地マーケティング強化事業55万円の2分の1の,補助金27万5,000円,基盤整備促進農道整備事業の6,363万円に対する補助金の,1,691万5,000円の増額,そして,その下の林業費補助金,林道半田線の林道開設事業の5,100万円に対する補助金,715万円の増額でございます。続きまして,款21市債,項市債,2農林水産業債の補正額1,190万円の増額の補正です。内容につきましては,農業債の農道整備事業債の,市負担の75パーセント,850万円,そして,林業債の林道整備事業債,市負担の90パーセントに値します340万円,それぞれ市債の増額に伴うものでございます。次に,歳出に入ります。24ページになります。款6農林水産業費,項1農業費,農地費,補正額2,839万7,000円の増額であります。内容につきましては,次の25ページになります。最初に国補の農道整備に係わる需用費42万7,000円,これは,その他消耗品費でございます。次に委託料230万円につきましては,県の土地改良連合会への設計委託料,次の工事請負費2,567万円が,それぞれ増額となるものでございます。これにつきましては,八郷地区の小屋,永沼地内の平成18年度国補農道整備事業の事業費の決定に伴うもので,平成14年度からの継続事業で,平成19年度に完了の予定で進めている事業でございます。同じく園芸振興費補正額27万5,000円ですが,これにつきましては,55万円の事業に対し,県園芸産地マーケティング強化事業補助金27万5,000円の増額でございます。これは,八郷梨部会が,銘柄産地の更新のための制度改正に伴う産地改善計画の策定などを実施する事業です。次に,同じく農政企画費5万円の増額でございます。県の女性農業士国際農業体験研修事業参加補助金で,市より1名の参加が決定しております。それに対する5万円の補助金です。ちなみに,県内で20名参加予定です。参加者につきましては,八郷地区のいちごの生産者でございます。次いで,26ページに入ります。款農林水産業費,項2林業費,目2林道開設費,これにつきましては,半田線の延長320メートルの開設分の5,100万円に対し,補正額1,100万円の増額です。内容につきましては27ページにございます。需用費25万円,事務費の文具,消耗品等でございます。次いで工事請負費1,075万の増額は,13年度からの継続で,国・県の協議の中で,林道半田線,18年度延長320メートルの事業費が決定されたもので,平成20年完了を目指して今回増額補正を計上したものです。よろしくお願いいたします。
 
観光物産課長)観光物産課所管の施設についての補正予算を説明いたします。はじめに4ページの第2表の追加,債務負担行為補正でございます。施設については,常陸風土記の丘指定管理者指定管理料の平成19年度から平成20年度の1億2,286万円,茨城県フラワーパーク指定管理者指定管理料の9,952万円,ふれあいの森指定管理者指定管理料の5,368万2,000円,国民宿舎つくばね指定管理者指定管理料の1億1,534万9,000円,これが,指定管理者指定管理料の平成19年度から平成20年度までの債務負担行為の補正額となります。続きまして20から21ページ,歳入の説明に移ります。各施設の使用料が,指定管理者制度の導入により9月から指定管理者へ入るために,9月以降の使用料収入が減額となります。総務使用料のふれあい交流施設使用料,ゆりの郷でございますが,7,996万1,000円の減です。商工使用料,常陸風土記の丘の使用料が110万4,000円の減,フラワーパーク使用料が2,508万円減,ふれあいの森使用料535万2,000円の減,国民宿舎使用料が1,869万3,000円,いずれも減額となります。続きまして,歳出でございます。歳出につきましても,指定管理者の導入により9月より各施設の委託料を減額して,指定管理者指定管理料として設定いたしております。まず,総務費の総務管理費,ふれあい交流施設費,やさと温泉ゆりの郷でございます。施設管理運営経費として,ふれあい交流施設管理運営委託料7,996万1,000円の減額となります。続きまして,26ページから27ページの歳出です。商工費の観光事業費の,産業文化事業団本部経費ということで,産業文化事業団本部補助金98万円です。これは,産業文化事業団の理事会の運営経費及び事務費となっております。続きまして,商工費の観光施設費の,常陸風土記の丘管理運営費399万9,000円の増額となります。常陸風土記の丘の指定管理者指定管理料が3,465万8,000円を計上いたします。それに伴い,運営委託料及び運営補助金等11項目が減額となります。減額の総計が3,065万9,000円となります。予算上399万9,000円の増額となりますが,9月から来年3月までの使用料が110万4,000円見込んでおりますので,実質的には510万3,000円が増額となります。これは主に人件費の増額となります。続きまして,フラワーパーク管理運営費2,575万7,000円の減額でございます。茨城県フラワーパーク指定管理者指定管理料が6,905万円の計上となります。それに伴い,管理運営委託料及び補修用材費9,480万7,000円を減額いたします。予算上,2,575万7,000円の減額となりますが,9月から来年の3月までの使用料2,508万円を見込んでおりますので,実質は差し引きで67万7,000円減額となっております。続きまして,ふれあいの森管理運営費425万2,000円が減額となります。ふれあいの森指定管理者指定管理料は1,812万7,000円を計上しております。それに伴いまして,管理運営委託料が2,237万9,000円を減額いたします。予算上,425万2,000円の減額となりますが,9月から来年の3月までの使用料535万2,000円を見込んでおり,実質110万円が増額となっております。これは,人事異動によって人件費が増額となりました。続きまして国民宿舎管理運営費1,917万8,000円の減額です。国民宿舎つくばね指定管理者指定管理料2,947万円を計上しております。それに伴い,管理運営委託料が4,864万8,000円を減額しております。予算上,1,917万8,000円の減額となりますが,9月から来年3月までの使用料1,869万3,000円を見込んでおりますので,実質は48万5,000円が減額となります。
 
塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。これより,本案についての質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 
久保田委員)債務負担行為の関係で20年度までの計上ですけれど,これは各施設で,例えばふれあいの森ですか,18年度は若干減額になっているような補正が出ているようですけれど,他の部分については大体減額補正と指定管理料が同額補正になっていると思うのですが,このふれあいの森管理運営費だけは異なっていますので,この関係はどうなっているのか。それからですね,この債務負担行為の分の2年間の。例えばつくばねの場合1億1,534万9,000円が2年間の管理料になっているわけですが,これを1年に割ってみると,5,767万4,000円になる。これは,いわゆる指定管理者ではない今年度,いわゆる基準ですね。指定管理料の算定基準,コミュニティセンターから国民宿舎まで,算定理由を。若干あがっているようにも見受けられますので,その算定理由をお示し願いたいと思います。
 
観光物産課長)ふれあいの森の管理運営費が452万2,000円ということですが,今回・・・。
 
久保田委員)18年度の補正の中で,2237万9,000円が減額となっている。指定管理料が1,812万7,000円になっていると思うのですが,他のところを見ると,だいたいプラスマイナスゼロなんですよね。月額で計算して,大体プラスマイナスゼロで。なんだかふれあいの森の管理運営費だけが管理料が少なく見積もられている根拠というのはどういうことなのかという点と,それから,それでも2年間の指定管理料がだいたい増額になっている。1年間の今までの運営委託料よりは指定管理料のほうが年間割にするとあがっているのだけれども,その増額の根拠,算定基準というものについて。どういう算出根拠に基づいてこの指定管理料が算出されたのか。その点をお教え願います。
 
観光物産課長)まず積算の基準なのですが,425万2,000円の運営費が減額となっておりますが,使用料が来年の9月から3月までが535万2,000円見込んでおりますが,実質は若干増えているということになります。要するに,数字上は425万2,000円と減額になっていますが,来年までの収入が,535万2,000円入ると見込んでおりますので,実質は若干あがっているということになります。あと,算定基準なのですが,来年度以降が高いのではないかということですが,過去3年間の平均といいますか,その実績を見て算定しております。ですから,歳入に関しても変動がありますので,18年度の当初予算とか単年度の予算で比較では,算定に当たっては厳しいものですから,過去3年間の状況を見て算定しております。
 
久保田委員)結局,算出根拠があると思うんですよ。3年間の実績というのが大事だと思うのですが,やはりその根拠というのを示していただきたいんですね。
 
塚谷委員長)暫時休憩します。
 
− 休 憩 −
 
塚谷委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ただいま久保田委員の質問で言及いたしました指定管理者指定管理料の算定にかかる資料について,委員会として提出を求めたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ただいま提出を求めた資料につきましては,お手元に配布いたしましたとおりであります。ご覧おき願います。
 
観光物産課長)先ほどの答弁で,算定基準についての答弁でございますが,過去三年間という答弁でしたが,過去の実績を精査して申請しましたということで,訂正をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
 
塚谷委員長)他に発言はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより討論に入ります。討論はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより採決に入ります。議案116号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第1号)」中,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,今期定例会において当委員会に審査付託されました案件の審査は終了いたしたわけですが,これらに係る委員長報告の取り扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査についてを議題といたします。まず,当市の環境行政の概略について,担当より説明を求めます。暫時休憩します。
 
− 休憩 −
 
塚谷委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 
環境対策課長)それでは,お時間をいただいて概況の説明をいたします。先の常任委員会で,私どもで環境対策課所管のごみ処理問題についてご報告を申し上げました。内容的には,八郷地区におきましてもごみの収集体系の中で指定のごみ袋の内容を変更していくということでございました。今般,議会のご議論の中でさまざまなご意見をいただきましたが,その具体的な進め方につきまして,若干ご報告申し上げたいと思います。10月から新治広域事務組合で指定をしておりましたごみ袋を,石岡市の指定というごみ袋の販売を開始するということになるわけでございます。それで,平成5年当時かと存じますが,新治広域事務組合で指定をしておりましたごみ袋が販売はされておりますけれども,大部分がレジ袋などを使って燃えるごみをお出しいただいているという状況がございました。それで,私ども,従来,合併後,石岡地区と同様な内容で進めるべきであるというご意見もちょうだいしておりましたので,それに沿って計画をしておったわけですけれど,合併後のさまざまな調整が,段階的に進めるべきであろうということが今般の議会で明らかになってきたところでございます。そのために,私どもとしましては,まず八郷地区の燃えるごみ袋を石岡市独自の指定の袋で販売を10月から開始をいたしますけれど,当面,その他の袋,レジ袋などの使用は当面の間は回収を続けるという方針でございます。なお,その後,ごみの減量化などにつきまして十分にご説明を申し上げまして,ご理解をいただいてから,段階的に,次の段階に進めるように努力をしていきたいと考えております。私どもの業務についての報告は以上です。
 
塚谷委員長)ただいまの件につきまして,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 
島田委員)前に議員が質問をした際に,随時進めていくというような答えだったと思うのですが,10月からこれを使うのだと,これでなければだめだということではないですね。
 
環境対策課長)ごみ袋の指定というのは,従来組合の指定の袋でございました。これを,石岡市独自の袋にいたしますけれど,回収は,当分の間,その他の袋でも従来どおりの回収をいたします。
 
久保田委員)今,当初,燃えるごみについてはごみ袋を石岡市のごみ袋を販売していくという方針変更の説明かなと思うのですが,そうしますと,その燃えるごみであってもレジ袋に詰めて集積所にもっていけば回収してくれるということになるのですか。
 
環境対策課長)私の説明が未熟で誤解を生みました。私ども,もともとこの10月から指定のごみ袋を変えるという方針でございました。また,そのごみ袋以外のものを回収しないというのは,一定の期間をおいてご理解をいただいてそれからというのも,これは予定通りでございます。考え方の変更はございません。しかしながら,その指定の袋以外を回収しない時期というのは,かなり慎重に,また,やる前に説明,ご理解を十分にいただかなければ無理であるということを,今般,改めて認識を深めたところです。あくまで,10月に指定袋を変えるということと,当面,その他の袋も中身が見えるものを回収するということは,従来どおりの考え方でございます。この点については変更をしておりません。
 
久保田委員)いずれにしても組合が違っておりますね。石岡市の霞台厚生施設の関係,この場合には,分別収集,これが行われている。この中で,指定のごみ袋以外のものについては回収しないということで現行やっていると。合併の際に,旧八郷町の制度はだいぶゆるいと。そういう中では行政が同一のサービス,同一の回収方法でなければおかしいだろうという議論があって。問題は,組合が違うので,私が聞いている限りでは課長のほうから新治広域のほうにそういう方向性を理解していただいて,理解していただいた結果においてそういう視点,回収方法を同じように持っていくのだという説明だったような気がするんですよね。そういった努力の結果はどうなんですか。
 
環境対策課長)委員さんのお話は,内容的には大筋でその通りでございます。新治の組合,構成している土浦市,かすみがうら市に具体的な事実として協議申し上げたのは,広域の袋を独自の袋に石岡市だけが変えるということは,組合の中でご了解をいただかなければできませんので,明確に事務的にすり合わせをして,文書をもって通知をして,ご了解をいただいたところです。それから,合併前の石岡市におきまして,ごみの減量化の方策としてさまざまな方策があるけれども,ごみ袋の指定をせっかくしているのでこの使用の徹底をしましょうということで,一昨年の16年の10月にそういう方針を打ち出したところです。これを進めたいということで今まで努力をしてまいりましたし,ご協力をいただいたわけでございます。昨年の10月に合併をいたしまして,今度は八郷地区においてごみの減量化について十分ご理解をいただくということの,まだ私ども十分な努力が足りませんので,その努力をして,指定のごみ袋をなるべく使っていただくと。そして,やがて・・・。この時期は今の時点でいつとは明言できませんけれど,私どもが努力をさせていただいて,理解をいただいた上で,その時には組合とも十分な協議をしながら次の段階に踏み込んでいくのだと。そのスケジュールが,慎重に対応していきませんと大きな混乱を招くのではないかということで,今日はお時間をいただいてご説明を申し上げた次第でございます。
 
久保田委員)今の課長のお答えは,将来的には新治広域の組合の理解を得て,霞台厚生施設の収集方法に合わせてもらうんだよというニュアンスかなと思うんですが,現状ですよ,新治広域の考え方はどうなんでしょう。現実に今,一つの理想の方向として新治広域の考え方,将来は分別収集の方向へもっていくのであれば結構な話なんですが,それがもし今のところ考えていないということになると,高いごみ袋だけを買わせて。その辺がどうも整理がされていないような。逆に,霞台厚生施設で石岡市のごみ袋の問題が,ちょっと早すぎたのかなということにまでいくようなことになる気がするんですよ。合併前ならいいんですよ。石岡市の単独で,玉里と1市1村でやっている状況ならいいんですが,今度は小美玉市の関係が。いわゆる美野里・小川の収集方法はどうなんですか。そのへんが,整合性がとれないような状況に今あるのかなと思うんですよ。その現状はどうなんですか。
 
環境対策課長)ごみの収集過程の中で今問題となっておりますのは,ごみの袋でございます。この袋をどう扱うかということが,今の質問のポイントと理解しております。まず新治の組合ですが,構成市が3市であります。石岡市,土浦市とかすみがうら市がございますが,土浦市は,旧新治村以外では指定のごみ袋以外は回収しておりません。土浦市ははるかに昔からそういう体制で固めております。一方,かすみがうら市は,ごみの収集運搬も組合でやっております関係で,ごみに関しては組合に任せていればいいのかなと,私どもから見るといささか不可解な感覚をお持ちのようでございます。昨今,土浦市,かすみがうら市と情報交換を重ねているところですけれど,3市のうち石岡と土浦はごみの減量化に前向きな方向でございますので,いずれ,かすみがうら市がそれらに納得をし,自分たちもそういう方向に取り組んでいくんだということに関しては,私は担当課長として比較的明るい見通しを持っているものでございます。従いまして,新治広域事務組合の方向については,私は,ごみ袋の指定替え,その使用の徹底という方向性は必ずしも暗いものではないと理解をしております。次に小美玉市であります。旧玉里,小川とも,指定のごみ袋以外回収は行っておりません。これは,石岡市が取り組むときに十分な協議をして,同時に実行したものでございます。残りの美野里につきましては,茨城美野里のごみ処理組合が所管でございまして,これは今後調整を要するものとして,私ども事務当局レベルで議論を重ねているところでございます。
 
塚谷委員長)ほかに発言はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ないようですので,この件につきましては以上で終了いたします。
 次に,当市の観光振興について,担当に説明を求めます。
 
観光物産課長)石岡市の観光についてご説明申し上げます。石岡市は,茨城県のほぼ中央にあり,西は筑波山,東は霞ヶ浦に接し,緑豊かな自然資源と古代の歴史的遺産を有し,県からは歴史の里に指定されております。そして石岡市は,東京都心から80キロメートル圏で,バス日帰りコースが計画できる距離にもあります。歴史的資源としては,東国第2位,県内最大規模の国指定史跡,舟塚山古墳があります。5世紀中ごろのもので,墳丘部の全長は186メートルあり,全体を見渡すだけでなく墳丘に上がることもできる,国指定の唯一の古墳であります。また,7世紀頃の建立である国分寺,国分尼寺は,礎石等が当時のまま残っており,国の特別史跡となっております。さらに,9月の第3月曜を最終日とする3連休に行われる常陸国府総社宮の大祭は,石岡のおまつりとして当市最大のイベントであり,四十数台の山車や幌獅子で市内はまつり一色となり,昨年は40万人の人出がありました。次に観光施設として常陸風土記の丘があります。古代や中世の復元家屋や,石岡市内の遺跡を発掘したときの出土品などが展示してあります。また,季節により多くの花が咲きそろいます。4月には桜,6月は5万本のスカシユリ,7月から8月にかけては古代ハスの花であります。また,勾玉づくり,火おこしやそば打ちの体験など,さまざまな体験メニューがある所です。次に,市内の散策コースとして,国の登録有形文化財を見て歩くコースがあります。昭和4年の大火で消失を免れた唯一の建物である丁子屋,この建物は江戸時代末期に建てられた染物屋で,現在は観光施設「まち蔵藍」として市内外のお客様の案内や土産物,駄菓子の販売や,喫茶,藍染体験などを行っています。このほか,大火の後に建てられた多くの看板建築の店舗や,安政元年創業の造り酒屋の母屋,長屋門など,11軒,17棟の建物があります。懐かしさを感じながら散策することができます。さらに,民間のダチョウ王国があります。1千羽を飼育している日本一のダチョウ牧場であります。ダチョウ肉のバーベキューや酵素風呂などがあり,また,小動物などもいて,いっしょに遊んで楽しむことができます。次に八郷地区でありますが,八郷地区の豊かな自然を利用した体験型観光としましては,代表的なものとして観光果樹園があります。6月のブルーベリーに始まり,梨,ぶどう,栗,柿,りんごみかん,いちごと,一年を通じて果物狩りを楽しむことができます。献上柿としても知名度が高い柿については,十三塚の果樹団地があり,辻のいちご団地も有名であります。また,つくば周辺地域は,積雪がなく,通年により利用が可能な上に,適度な上昇気流が発生するという気象条件,高圧線が少なく安全に飛行できる条件などからスカイスポーツが盛んで,ハンググライダー,パラグライダーなどの全日本大会や世界大会が過去に開催されております。八郷地区には緑豊かな水田等が広がるとともに,奥まったところには屋敷木や生垣などに囲まれた広壮な家屋や,茅葺き民家が点在しており,なだらかな畑など,豊かな農村環境をそのまま映した景観が残されております。その中でも茅葺き民家については,雑誌や新聞等に掲載され,田舎の美しい風景を求めて茅葺き民家めぐりを目的とする観光客が増えているところです。さらに,やさと農業協同組合による田植や稲刈り,芋掘りなどの農業体験や,森林組合を中心とする間伐,枝打ち,下草刈りなどの森林体験等のグリーンツーリズムの受け入れを行っていることです。大河ドラマの宮本武蔵のロケ地として利用されてから,テレビ,映画等のロケ地としてフィルムコミッションの問い合わせが増えてきているところです。次に,観光施設としては,世界のバラ500品種,3万株のほか,ボタン3,500株を有する花のテーマパークである茨城県フラワーパーク,花の滑り台,フラワーサイクル等の遊具施設を有するふれあいの森,国定公園内の豊かな自然の中にある国民宿舎つくばね,宿泊施設であるケビン棟とバーベキュー施設棟を有するつくばねオートキャンプ場,地元食材を利用したレストランや農産物直売所のある日帰り温泉,やさと温泉ゆりの郷,民間施設としては,東筑波ユートピア,ギター文化館などがあります。文化施設,観光名所としては,国指定文化財である室町時代に建築されたともいわれる善光寺の楼門,関東の清水寺と呼ばれ,寄棟造りで建立されている峰寺山西光院,西光院の境内にある平安末期の作である立木観音菩薩像,桂離宮を模したといわれる裏見なしの庭のある板敷山大覚寺,4世紀後半の築造とされる全長60メートルの前方後円墳である丸山古墳等の県の指定文化財があります。その他,幹周りが8から9メートルもある県の指定天然記念物である佐久の大杉,その他,鳴滝等があるところです。以上が,石岡市の観光の概況であります。
 
塚谷委員長)ただいまの件につきまして,質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ないようですので,この件につきまして,以上で終了いたします。この際,お諮りいたします。ただいま説明を受けました環境行政,観光振興につきましては,今後の委員会の調査活動に資するため,委員会条例第32条に基づく委員派遣承認要求を行い,管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認めます。さらにお諮りいたします。この際,当該管外調査については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。
 
 
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
ほかに何か発言はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
塚谷委員長)ないようですので,以上で市民経済委員会を閉会いたします。


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