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議会中継
  


 第5回委員会 (9月13日)
出席委員 塚谷重市委員長,鈴木せつ子副委員長,鈴木行雄委員,久保田健一郎委員,金子悦郎委員,菱沼定夫委員,島田久雄委員
市執行部 【生活環境部】
 生活環境部長(吉田隆重),生活環境部次長(村田寛),参事兼市民生活課長(矢口晟),参事(中沢巌),市民課長(鈴木幸子),環境対策課長(佐藤敏明),水道課長(富田隆一),市民会館長(伊野忠好)
【経済部】
 経済部長(岡野佐エ),経済部次長(蔵本宏一),参事兼農政課長(水越進),農村環境課長(友水敏男),商工振興課長(助川時男),観光物産課長(前島晃)
【農業委員会事務局】
 事務局長(西村幸徳)
【八郷総合支所】
 八郷総合支所次長(真家寛),八郷総合支所参事(稲田明浩),八郷総合支所参事商工観光担当(岡野賀之),八郷総合支所農政課長(谷仲幸造),八郷総合支所商工観光課長(高橋久),下水道課長補佐(渡辺利生雄)
議会事務局 議事法制課主任(藤代志保)



塚谷委員長)ただいまから,市民経済委員会を開会いたします。審査に当たりまして,定員を超える傍聴の申し出がありましたので,会議室等を勘案し,定員超につきましても委員長において傍聴を許可いたしましたので,ご了承願います。
本日の議題は,お手元に配布しました協議案件書に示す議案10件であります。
次に,本日の委員会審査のため,説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました出席者名簿のとおりです。
これより,議事に入るわけですが,審査に当たりましては,まずはじめに決算議案6件を一括審査し,その後,説明員の入れ替えを行ってから,決算以外の議案の審査に入りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
それでは,議事に入ります。はじめに,議案第156号「平成17年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第159号「平成17年度石岡市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」,議案第164号「平成17年度石岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」,議案第166号「平成17年度石岡市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について」,議案第169号「平成17年度石岡市水道事業会計決算認定について」,議案第170号「平成17年度石岡地区営農研修センター一般会計歳入歳出決算認定について」の計6件を一括して議題といたします。なお,当委員会の審査範囲につきましては,お手元に配布いたしました審査区分表の通りであります。
 これより,質疑を行います。質疑は,挙手によりこれを許します。

島田委員)過日,当委員会の所管に係る補助事業,中町商店街の駐車場についての新聞報道がなされました。この件につきましては,ただいま議題となっている一般会計決算にも関連する事項であります。そこで,この補助金交付の経過,事実確認などの調査状況,また,今後の方向性などがありましたら,ご報告願いたいと思います。また,資料等がありましたら,併せて提出していただき,ご説明いただきたいと思います。

塚谷委員長)ただいま,委員より資料の提出要求があったわけですが,この資料につきまして,委員会として提出を要求いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。執行部におかれましては,すみやかに資料を提出されるよう求めます。

− 休 憩 −

塚谷委員長)ただいま,執行部より資料が提出されましたので,ご覧おき願います。また,まずはじめに資料提出があった件について質疑を行いたいと思いますので,よろしくお願いいたします。

経済部次長)それでは,9月3日の新聞報道にありました中町駐車場関係につきまして,その概要をご説明申し上げます。この駐車場につきましては,中町商店街振興組合がお客様無料駐車場として設置したもので,石岡市商店街共同事業奨励補助金交付規定に基づき市が補助しているものでございます。この事業は,平成6年度に県の商店街グレードアップ事業の補助を受けて整備をしたもので,面積は413.55平方メートル,駐車台数21台となっております。平成10年度まで県の補助を受け,11年度からは市の単独補助を受けて運営しているところでございます。
今回の報道につきましては,利用者の方から,駐車場がいっぱいで利用できない,地元商店の車が駐車している,また,駐車場の料金を何か月も一度に請求されたとの近隣商店主の方からの苦情がありました。このことから,中町の関係者の方に問い合わせをしたわけでございますが,夜に限って商店に貸しており,駐車場運営協力金として月額5,000円で13店舗にお願いしているとの話をいただきました。その13店舗について個別に支払い目的を確認いたしました。うち10店舗につきましては中町商店街で,そのうち7店舗については駐車場協力費として,残り3店舗につきましては金丸町にあります寿商店会の商店に駐車場利用料として貸している,また,駐車場代として支払っているという回答をいただきました。
この補助金交付申請書では,事業目的が「来街者専用駐車場とし,商店街の買い物客に対して無料で利用させるもの」としています。先の関係者の方の話とは違いがあり,また,収支決算書では運営協力金,及び駐車場利用料が計上されておりません。従いまして,この補助金交付規定に違反している可能性があり,現在,中町商店街振興組合に資料の提出を求めておりまして,その内容を精査してまいりたいと考えております。

塚谷委員長)ただいま,執行部からの説明がありました。まず,この件につきまして質疑はございませんか。

島田委員)賃貸の契約書が添付されているわけなんですが,16年4月1日より21年までとなっておりますが,当初は県が平成10年まで,その後は市単独ということなので,平成10年当初の契約書,県との契約書はないんですか。

経済部次長)県の補助につきましては,平成6年度から平成10年度までということでございまして,書類保管が5年間ということで,現在,保存してございません。ただ,賃貸契約につきましては,5年ごとの契約ということで,平成16年4月1日から平成21年3月31日までの賃貸契約書が現在あるということでございます。

島田委員)新聞報道によりますと,お客様専用の駐車場が,車を駐車したくてもいっぱいで駐車できないという苦情があって,はじめてそういう事実関係がわかったということなんですが,その商店主との関係,駐車場の利用関係は,いつ頃から行われているのですか。

経済部次長)商店関係者の方に確認したところでは,駐車場協力金ということで整備当初からお願いをしていたということで,夜に限って駐車をしていたということでございます。

島田委員)当初から夜間については隣接商店主も駐車していたということなんですが,夜だけであればお客さんに不便はなかったと思うんですが,こういった話が出たのはいつ頃からなんでしょうか。

経済部次長)私どもに話が来たのは,6月か7月だと思うのですが,商店主の方から一度に何か月分も駐車場代として請求を受けたという話がございました。また別なところから,車が置けないんだと。その中で,関係者の方の名前が入った車が停まっているというようなことで,不便をきたしているというようなお話をいただきました。

島田委員)この事業計画書の中にございます「消費者への利便性を図り,当商店街への支持を得ることにより組合員の販売促進に寄与する」という事業目的がございますが,今のお話を聞くと,お客様の駐車場ではなく商店の方に利用されていたという形態が見受けられるわけですが,これは補助事業の目的を逸脱しているように思います。皆さんでの協議が必要と思います。

久保田委員)島田委員から今までの経過について執行部からの報告を求め,その経過が執行部のほうから報告されたわけですが,まず島田委員のほうからの質問でアウトラインは分かるわけなんですが,再度確認をしたいと思います。まず,交付申請書等の書類を見させていただきまして,まず事業計画書というものがあるわけですけれど,目的は島田委員からお話があったような目的なわけですね。その詳細,事業の内容というものにつきましても記載がございます。この計画書を読ませていただきますと,「上記目的達成のため,次の事業を実施する」となっています。そして,3点ございます。まず,来街者の専用駐車場とし,商店街の買い物客に対して無料で利用させるものとする」。来たお客様に対して無料で駐車場を提供します,これがまず第一番目の目的であると記載しているんですね。次に,駐車可能台数が21台である。借りた先はこういったところであると,この三点にしぼられているわけですね。この第1番の,商店街の買い物客に対して無料で利用させる,これが第1番の目的になっているんですね。これを事業計画書として補助申請をし,年間の借地料が100万8円,補助金が50万円,組合の繰入金が50万8円となっているんですね。この補助金を出すに際して,今までの経過を確認しますと明らかに目的外使用に当たると思うのですね。夜であっても商店街に賃貸をするというのは,私は目的外使用に当たるのではないかなと。ましてや中町商店の商店に対して協力金を求める,また,金丸の寿商店会の店舗用に,事業者用に月ぎめの駐車場を3台提供するというのは,明らかに目的外使用に当たると思うのですが,そのへんの見解は執行部としてどう捉えておりますか。

経済部次長)交付規定では,商店街の振興育成を図るということになっております。出された事業計画書におきましては,委員ご指摘のように,来街者専用として無料で利用させるということでありますので,これにつきましても,特定の車等が駐車しているということで買い物客の利便を阻害しているということで,交付規定に違反しているというようなふうには考えております。

久保田委員)そうしますと,先ほどはこの関係を調査中だという話でした。これはいつ頃までに調査を終えられるのでしょうか。

経済部次長)現在,中町商店街振興組合に関係書類の提出を求めております。そちらの資料の提出を精査した中で検討して,早急に結論を出していきたいと考えております。

久保田委員)早急というのは,期限がどの程度なのか私にも理解は出来ないのですけれど・・・早急ということで理解しましょう。再度,事実関係についてもうちょっと掘り下げた確認をさせていただきたいと思うのですけれど,先ほどの執行部からの説明によりますと,数か月前から,利用客のほうから,商店街の車が停まっていて利用できないんだというようなことが,どういう形で執行部の耳に入ったのか。先ほどの説明を聞いておりますと,新聞報道前にもそういった事実確認が出来たような受け取り方を私はしたのですが,その辺をもう一度,どういう経過なのか。単に新聞報道から・・・。島田委員からもどうなっているのかという質問があったわけですが,どういうことで事実関係を認知したか,知ったか,その辺を確認させていただきたいと思います。

経済部次長)私どものほうに,商店関係者の方,利用している方,商店主の方なのですが,こちらの方が来まして,駐車場の一括請求を受けたと。今まで駐車場代の引き落としがなかったので,十何か月,7万,8万という金額を一度に請求を受けたということで,どうなっているんだということで私どもにありました。また,駐車場が使えないという苦情も聞いているということで,新聞報道以前ではございますが,そういうお話をいただいて調査に至った経過でございます。

久保田委員)いつごろ苦情がきたんですか。

経済部次長)6月頃だと思います。

久保田委員)今の説明によれば,6月頃そういった苦情があったと。その時点で,ある程度調査に入ったと。その調査期間中に新聞報道があったと,そういう流れで理解してよろしいですか。

経済部次長)確かにそのようなことでございます。私どもで中町の組合の関係者の方に中身について聴取している中で,新聞社の方がお見えになりまして,お話を聞いてきたという事情がございますので,その中身についてお話をした経緯がございます。

久保田委員)そうしますと,事実関係の確認をある程度して,先ほど報告があったように,無料駐車場を有料でもって・・・。名目はともかくですよ,有料でもってその商店主に対して月極駐車場として提供しておったということは,事実として確認できるかと思うのですが,今後,こういった事実確認を進める,それができるだけ早いうちにということでしたけれど,仮にの話をして申し訳ないのですが,私どももこの決算議案に関連することでございますので,今後これが間違いなく明らかであるといったときには,どういった対応をするのか,執行部の考え方というものをお知らせいただきたいと思います。

経済部長)私のほうから,お答えをさせていただきます。石岡市商店街共同事業奨励補助金交付規程に違反している可能性がありますので,ただいま,中町商店街振興組合に資料の提出を求めております。資料の内容を精査・検討後,違反の事実が確認されれば,補助金の返還請求を求めてまいりたいと,このように考えております。

塚谷委員長)それでは,ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,この件につきましては以上で終了いたします。それでは,これ以外の決算について質疑はございませんか。

島田委員)決算の320ページ,農業集落排水なんですが,八郷地区,東成井地区の集落排水の件で伺いたいと思います。これは,旧八郷のモデル事業でありまして,滞納等がありましたらどのぐらいの額があるのか,お知らせいただきたいと思います。

総合支所下水道課長補佐)それでは,東成井の使用料ということでご質問にお答えいたします。決算書の320ページでございますが,農業集落排水使用料の減年度分,調停額1,956万5,250円,これは,八郷地区と石岡地区合計の額でございます。そのうち,八郷分,東成井地区分の調定額につきましては928万7,460円であります。これに対しまして,収入済額ということで東成井地区使用料881万5,800円ということで収入済額を決算しております。その差引残額,47万1,660円が未納ということでございます。

島田委員)どうしてこの説明を求めているかということなんですが,現在,農集配ではなく下水道も行われています。その中で,つなぐ人がいない,結局,使用料の滞納ということが結構多いわけなんですが,東成井については旧八郷町のモデル事業でございます。その中で,滞納がどのぐらいあって,今までの滞納の積算額がどのぐらいあって,また,去年の督促手数料100円と載っておりますが,滞納者が何人いたか分かりませんが去年お支払いした人はそのうちの一人なのかな,ということをこの決算書を見て考えたもので,この質問をしたわけなんです。その点を,東成井だけで結構ですので,お知らせください。

総合支所下水道課長補佐)使用料の未納の件についてご説明いたします。東成井地区につきましては平成7年の4月から供用を開始しております。その中で,使用料の徴収が滞っている方ということでございますが,中には自己破産してしまって転出されて追及できない,行き先が分からなくなった人,当時は一人暮らしで老人の方ですが亡くなってしまって,後を次ぐ方がおられない方などが何人かございます。その方につきましては,相続されるご子息の方などに相談して支払っていただくような形で何回か説明を,当事者と話し合いをしたような形がございます。その他に,アパートが何件かありますけれど,その中で,アパートを借りるのに住民登録をしないで住み,いつの間にか転出されてしまった人もございます。それらにつきましても,住民台帳等を確認して徴収をお願いしているところでございます。そのほか,本当に生活が困窮してしまった方もございますので,その方につきましては,月々支払える範囲内で少しずつ納めてもらっている方も,今現在15軒弱ほどあります。これからも使用料徴収率向上のために,戸別訪問等を実施して,徴収率向上に努めたいと思っております。

島田委員)説明をいただいたんですが,今までの滞納額は,今説明をいただいたものも含めて158万2,000円ということですよね。その中で,去年回収できたものが6万3,040円ですよということですよね。そして,督促手数料が100円というのはたぶん一人分だと思うのですが,それでよろしいのですか。そうしますと,出し山,関川,東成井で今のような説明を受けた家庭というのは何軒ぐらいあるのですか。

農村環境課長)それでは,石岡地区の滞納者の数ですけれど,使用料につきましては石岡地区で16名おります。

島田委員)なぜ今聞いたかと申しますと,旧八郷では恋瀬地区が農集配をやると。また,農業集落排水だけでなくて旧八郷でもやっている下水道について,つなぐ人がいなくてランニングコストもまかなえないというような状況の中で,農村地帯にどういうような考え方をもっているのか,どうなっているのかということでお聞きしました。以上で結構です。ありがとうございました。

塚谷委員長)ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

塚谷委員長)再開いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。はじめに,議案第156号「平成17年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定について」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,認定すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。本案の認定に当たっては,「商工費,商店街共同事業奨励補助金については,交付先の一つである中町商店街振興組合の補助金運用についてさらに調査し,目的外運用が認められた場合には,補助金返還も視野に入れて対応を図るよう求める」との附帯決議をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,議案第159号「平成17年度石岡市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について」,議案第164号「平成17年度石岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について」,議案第166号「平成17年度石岡市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定について」,議案第169号「平成17年度石岡市水道事業会計決算認定について」,議案第170号「平成17年度石岡地区営農研修センター一般会計歳入歳出決算認定について」の計5件を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は,いずれも「認定すべきもの」と決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

塚谷委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,議案第150号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。はじめに,執行部より説明を求めます。

環境対策課長)私から,一般会計補正予算の39ページでございます。款が衛生費,項が上水道費,目,上水道費の中の特別会計繰出金333万1,000円でございますが,この詳細は,後ほど特別会計のほうで申し上げます。以上でございます。

農村環境課長)それでは,農村環境課関係の補正を説明いたします。24,25ページ,農林水産業費県補助金802万円に対しまして,土地改良(かんがい排水)事業補助金243万7,000円の増でございます。これは,三村吹上地内のかんがい用排水路整備工事に係る県の補助金で,事業費650万円に対して37.5パーセントの補助でございます。それから,歳出につきましてご説明申し上げます。38,39ページ,農林水産業費,農業費,農地費でございます。事業名として土地改良関係事務費の275万円の増でございます。かんがい排水事業の負担で,染谷地内の恋瀬川左岸5工区圃場内の排水路整備事業440万円にかかる負担でございます。これは石岡台地土地改良区が事業主体となります。排水路延長280メートル,幅2.5メートルの護岸護床の工事を実施するものです。それから同じページの特別会計繰出金274万円の減でございます。農業集落排水事業特別会計への繰出でありまして,農業集落排水事業特別会計におきまして,農業集落排水事業総務費,維持費,建設費の職員人件費等につきまして,4月1日の異動に伴い減になることから,農地費の繰出金が減となるものです。つづきまして県単土地改良事業費652万円の増でございます。これは平成16年第1回定例会で陳情が採択され,三村吹上のかんがい用水排水路の整備で,県単の補助事業として採択されたことに伴い予算措置するものでございます。溝型柵渠からコンクリートフレームに改築する工事で,延長170メートルのうち82メートルが,幅2メートルを実施するものでございます。予算内容は,その他の消耗品7万円,測量設計委託料90万円,工事費555万円でございます。

参事兼農政課長)農政課所管にかかる一般会計の補正予算につきまして,ご説明申し上げます。補正予算書24ページになります。歳入でございますが,県支出金,県補助金,農林水産業費県補助金,農業費補助金。一つとしまして,いばらき農業元気アップチャレンジ事業補助金209万円の増でございます。これにつきましては,消費者ニーズに応じた産地づくりや産地改革への取り組みについて,地域の創意工夫による提案に対する支援事業でございます。続きまして,環境にやさしい農業ステップアップ事業補助金24万5,000円の増でございます。これにつきましては,環境と調和した持続的な農業生産を将来にわたって行っていくため,化学肥料や化学農薬の低減を促進する取組みに対して支援し,環境にやさしい農業の普及と発展を図るものでございます。これに対する歳出でございますが,40ページでございます。農林水産業費,農業費,園芸振興費,負担金補助及び交付金でございます。先ほどの歳入でございましたいばらき農業元気アップチャレンジ事業補助金(園芸)209万円ですが,これにつきましては3事業がございます。1つとして,JAひたち野ハウス部会,これはきゅうりを生産しているハウスです。これについて空気循環ファン及び,配線等付帯設備の導入でございます。144台,事業費として263万5,200円,補助金として80万円。これにつきましては褐斑病等の発生予防と生育の促進というのを目的に導入するものでございます。2つ目としてJAひたち野銀杏部会で,皮むき機,選別機,乾燥機101台を購入するものでございます。事業費としまして106万5,000円,補助金として53万2,000円。これにつきましては作業の効率化と品物の均一化を図り,販売体制を確立するものでございます。3つとしまして,JAやさとイチゴ部会,これは電気加熱式噴煙機129台,制御版6台,事業費として151万6726円,補助金として75万8,000円。これにつきましては,硫黄の噴煙によるうどん粉病の発生防止から良品の生産を図ることを目的に導入するものです。次に,環境にやさしい農業ステップアップ事業補助金24万5,000円の増ですが,これについてはJAひたち野梨部会におきまして,コンヒューザーの導入でございます。これは性フェロモン剤で,1反歩あたり200本,対象面積51アールということで補助するものです。事業費として49万110円,補助金として24万5,000円,目的としましては農薬散布回数の減,環境にやさしい農業の実践ということを目的としております。

八郷総合支所農政課長)それでは私のほうから,総合支所農政課所管の補正予算について説明したいと思います。24ページになります。県支出金,県補助金,農林水産業費県補助金,農業費補助金にあります,いばらきの園芸産地改革事業補助金284万8,000円の増です。これについては,高品質な農産物を安定的に供給するために,必要な機械・施設の整備を支援し,消費者ニーズに対応した産地づくりを支援する事業でございます。もう1つ,グリーンツーリズム体験ツアー支援事業補助金,40万円の増でございます。農村生活体験,農林業の体験を通しまして,都市住民との交流,実践活動に取り組みまして,農村の活性化と農村環境の維持を図る支援事業でございます。次に,同じページの林業費補助金でございます。これにつきましては,茨城県間伐促進全体計画調査事業補助金ということで158万4,000円の増額で計上しました。これは,健全な森林資源の維持造成を図るため,計画的に森林の間伐施業を実施するための現況調査の委託でございます。続きまして40ページ,歳出を説明したいと思います。款,農林水産業費,項,農業費,目,園芸振興費,節,負担金補助及び交付金でございます。最初に,いばらきの園芸産地改革支援事業補助金であります。これにつきましては事業主体が2団体ございまして,まず最初に,JAやさと梨部会が,雨よけハウスの設置853平方メートル,暖房機2台の導入でございます。事業費361万2,127円に対しまして120万4,000円の補助でございます。これは,梨の安定栽培,早期出荷による生産性の向上を目的として取り組む事業です。2点目が丸薗柿組合による自動小型柿選果機9台の導入でございます。これらにつきましては事業費493万2,900円に対しまして,補助金164万4,000円の補助です。これは柿生産者の労働時間低減と柿の高品質出荷による収益の向上を目指す事業でございます。続きまして,同じく農政企画費,節,負担金補助及び交付金の中で,新田園空間創造整備事業です。これにつきましては昨年取り組んだ事業ですが,新田園空間創造活動支援事業,県単事業の事業内容の変更により30万円の減額をいたしまして,これらに10万円をプラスしまして,グリーン・ツーリズム体験ツアー支援事業へ移行されるものでございます。このグリーン・ツーリズム体験ツアー支援事業補助金は40万円の補正でございますが,やさと里山体験クラブが事業主体となりまして,体験ツアーのプログラムの検討と開発,PR等のパンフレット作成及び実施,それらについての結果の検証等を行う事業です。これは40万円で全額定額の県の補助でございます。これは農村体験,農林業体験を通しまして都市と農村の交流・実践活動に取り組む事業でございます。続きまして同じく40ページの農林水産業費,林業費,林業振興費でございます。これにつきましては需用費と委託料ということで,林業振興費の需用費につきましては1万1,000円の増ということで,森林間伐調査の事務費としてコピーやプリンタ等の消耗品の購入,委託料につきましては茨城県間伐促進全体計画調査の事業委託料として157万3,000円の増です。これはつくばね森林組合へ委託する事業で,間伐の現況調査,約1,941ヘクタールの面積が調査対象となってございます。

塚谷委員長)以上で説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。

島田委員)いろいろな補助金の補正ということなんですが,農政課の話を聞きますと,来年の事業はもう今の時点で希望を取りまとめ,また地域の実態に合わせて来年に向かってヒアリングをしていくという形の中で,当初予算でどうして出ないのかなと。補正ということなんですが,県と市のコミュニケーションといいますか,来年の事業については今頃からやっているのになぜと。それとも,これは新規に,当初の予算以外に行政の努力でこういう補助金が来たのかとも思うわけなんです。その点説明いただければありがたいと思います。

八郷総合支所農政課長)補助事業につきましては,大概,次年度の事業の取りまとめを2月,3月頃にするのですが,はっきり事業主体と補助付けが決まらないということで県から内諾をもらえないものは予算に計上できないだろうということで,大丈夫だという見通しの中でいただいたものは当初予算を,はっきりしない部分については補正予算で組むと。それで,飛び込みの事業も確かにございます。県と協議しまして枠があれば要望するということで,今回内定をいただくわけで,計上してございます。

塚谷委員長)外に発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第150号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第2号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第152号「平成18年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

環境対策課長)それでは,補正予算書の70ページをお開きいただきたいと思います。歳出からご説明申し上げます。総務費,施設管理費,一般管理費の中の職員等人件費でございます。これは,課長補佐級1名を特別会計の中で見込んでおりますけれど,4月1日の人事異動に伴い,見込んでおった職員の異動のために73万9,000円増をお願いしているものでございます。次に施設等維持管理経費ですが,これは簡易水道の2つの機場のうち,大塚機場の自家発電設備のエンジンが始動する際に異音を発生し,調査を行いましたところ,消耗品等の不具合が判明いたしました。そのため,ディーゼルエンジン及び自動制御装置等の消耗品を交換をするものでございます。次に衛生施設費,簡易水道事業費,簡易水道事業費の中の水道施設整備事業でございます。これについては,創設されてからまもなく35年が経過いたしまして,本管の老朽化が非常に進んでおります。そのため近年,漏水が多発しておりますが,本年も同様でございます。すでに当初予算でお認めいただいた部分を大部分執行しておるために,補正をお願いするものでございます。以上の合計金額を333万1,000円でございますが,歳入の一般会計繰入金としてお願いをするものでございます。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します 。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。次に,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第152号「平成18年度石岡市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第154号「平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

農村環境課長)それでは,農業集落排水事業特別会計の補正予算についてご説明申し上げます。92,93ページです。繰入金の一般会計繰入金でございます。先ほど申し上げました一般会計からの繰入金として274万円を減額するものです。これは,4月の異動に伴いまして発生したものです。それから歳出ですが,94,95ページの農業集落排水事業費の中の農業集落排水事業管理費,総務費の中で,職員等人件費として60万6,000円の減でございます。これは異動に伴う会計間の移動で減額になるものです。同じページで農業集落排水事業管理費の農業集落排水事業維持費,職員等人件費157万2,000円の減です。これも同様に人事異動に伴う額です。それから,東成井地区施設等維持管理経費450万円の増です。その他施設修繕で,処理施設の機器補修,交換,マンホールポンプのポンプ4機を交換,マンホールポンプの配電盤43か所の補修費等でございます。同ページ,農業集落排水事業建設費の職員人件費の56万2,000円の減につきましても,人事異動に伴うものでございます。上記の歳出に伴いまして,特別会計の歳入として一般会計の繰入金を274万円減額するとともに,一般会計歳出,39ページの農地費中の特別会計繰出金で同額を計上し,450万円増については17年度の特別会計の繰越金の一部を計上しております。以上です。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。次に,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第154号「平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第178号「工事請負契約の締結について」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

農村環境課長)それでは,議案第178号についてご説明申し上げます。工事請負の締結についてであります。平成18年8月16日,条件付一般競争入札に付した18農集排処理施設機械設備工事につき,下記のとおり請負契約を締結するため,石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例,平成17年石岡市条例第59号,第2条の規程により議会の議決を求めるものでございます。1,契約の目的,18農集排処理施設機械設備工事,2,契約の方法,条件付一般競争入札による契約。契約金額,2億1,489万3,000円,契約の相手方,東京都港区西新橋一丁目1番15号,株式会社千代田組,第二営業本部取締役本部長,以上でございます。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。次に,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第178号「工事請負契約の締結について」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,今期定例会において当委員会に審査付託されました案件の審査は終了したわけですが,これらに係る委員長報告の取扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
続きまして,所管事務について,生活環境部より報告の申し出がありましたので,これを許します。

参事兼市民生活課長)以前に八郷地区の防犯灯について調査をし街路灯との切り替えについて見直しをしていくとした件について,現況を説明いたします。八郷地区の自治会160か所を対象としまして,現在防犯灯等がついている図面等を出していただきました。それについて現況を調査し,街路灯に切り替えていくという調査です。それにつきましては,現在,まだ4か所の地区で提出されておりませんが,提出された箇所につきましては図面等の張り合わせ,地区ごとの張り合わせ等々を現在準備をしておりまして,その準備が終わり次第,現地を調査し,街路灯に切り替える場所があった場合には東電等と料金の支払いの方法等も検討しまして,進めていきたいと思っております。以上です。

塚谷委員長)ただいまの件につきまして,委員よりご意見・質疑等がございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,この件につきまして以上で終了いたします。市民経済委員会を閉会いたします。





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