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議会中継
  


 第8回委員会 (3月14日)
出席委員 塚谷重市委員長,島田久雄副委員長,鈴木行雄委員,久保田健一郎委員,金子悦郎委員,菱沼定夫委員
市執行部 【生活環境部】
 
生活環境部長(吉田隆重),生活環境部次長(村田寛),参事兼市民生活課長(矢口晟),参事(中沢巌),市民課長(鈴木幸子),環境対策課長(佐藤敏明),水道課長(富田隆一),市民会館長(伊野忠好)
【経済部】
 経済部長(岡野佐エ),経済部次長(蔵本宏一),参事兼農政課長(水越進),農村環境課長(友水敏男),商工振興課長(助川時男),観光物産課長(前島晃)
【農業委員会】
 農業委員会事務局長(西村幸徳)
【八郷総合支所】
 八郷総合支所次長(真家寛),参事(稲田明浩),参事商工観光担当(岡野賀之),農政課長(谷仲幸造),商工観光課長(高橋久),下水道課長補佐(渡辺利生雄)
議会事務局 議事法制課主任(藤代志保)



塚谷委員長)
ただいまから,市民経済委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書に示す,議案10件,及び,所管事務の調査についてであります。次に,本日の委員会審査のため,説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配布いたしました出席者名簿のとおりです。
 これより,議事に入ります。はじめに,議案第1号「平成19年度石岡市一般会計予算」のうち当委員会の所管にかかる部分,議案第4号「平成19年度石岡市簡易水道事業特別会計予算」,議案第9号「平成19年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算」,議案第11号「平成19年度石岡市霊園事業特別会計予算」,議案第14号「平成19年度石岡市水道事業会計予算」,以上5件を一括して議題といたします。これらの新年度予算の議案は,非常に広範囲にわたりますので,主要事業と新規事業に限って説明を受け,その後に質疑に入りたいと思います。それでは,執行部より説明を求めます。生活環境部より順にお願いいたします。

参事兼市民生活課長)それでは,19年度の主要事業施策の概要につきまして,総務費関係が7件と商工費関係が1件,合計8事業について概略をご説明いたします。まず最初に交通安全対策経費2,734万2,000円につきましては,交通安全指導及び啓発活動,交通安全教育の推進,交通安全活動団体の育成,県民交通災害共済の加入推進,交通安全施設の整備,駐輪場の充実等に要する経費であり,また,民間交通指導員が市内全体で小学校が19校,定員50名ですが,これは市内の16校で38名の民間交通指導員の方にお願いしております。経費の主な内訳ですが,民間交通指導員の報酬が1,104万円,カーブミラー設置及び修理,年間150か所を予定しておりまして,約520万円,駐輪場管理委託3か所262万2,000円,石岡市交通安全対策協議会補助金258万9,000円,石岡地区交通安全協会負担金121万1,000円,石岡地区交通安全対策推進協議会負担金が96万2,000円。それからスクールゾーン路面標示塗り替えですけれど,旧石岡47か所,八郷33か所,合計80か所スクールゾーンがありますが,これを年間,旧石岡,旧八郷も6か所ずつ12か所,標示が薄くなってきているところから順に塗り替え工事を行っております。その費用が120万円でございます。その他需用費,消耗品,電気料,修繕費,役務費,郵便料,その他としまして251万8,000円ということで,合計2,732万4,000円でございます。続きまして街路灯・防犯灯事業593万7,000円,街路灯設置事業は,市道と認定されている道路で,交通安全上または通学道路として危険であると認められた箇所に,町内会,自治会,集落等で人家がなく,また町内,集落等の境界でどちらの集落や町内でも立てないというようなところに街路灯を設置します。設置費用及び維持管理は市のほうが負担になります。また,防犯灯設置事業は,地域の防犯対策の一つとして町内会,自治会,集落等がその地区の生活安全を図るために設置するものでございます。その場合は上限額を決めまして2分の1の補助を出すものです。まず街路灯設置工事費としましては年間70万円の予算です。新設として電柱に10灯,新たに柱を建てたところが5灯で,70万円の予算を計上しました。防犯灯設置補助金につきましては,電柱や新たに柱を立ててつけるとか,現在の器具を取り替えるということで合計115灯を予定しまして,170万円の予算を計上させていただきました。街路灯につきましては321万円,これにつきましては,新年度から旧八郷地区の防犯灯は街路灯に切り替えるというような電気料も含めまして,321万円の計上をさせていただきました。その他需用費,役務費等で32万7千円ということで,合計593万7,000円でございます。次に,コミュニティ・新生活運動事業514万2,000円。新生活運動を推進し,生活様式等の改善を図り,地域住民の福祉増進を目指し,明るく住み良い地域社会の建設を目的としております。また,コミュニティ助成事業とは,財団法人自治総合センターの宝くじの普及広報事業費として受け入れる受託事業収入を財源としまして,要綱に定めるコミュニティ活動を助成することによりコミュニティの健全な発展を図るとともに,宝くじの普及広報事業を行うものです。主な経費としましては,需用費としまして,12万4,000円,そのほかの消耗品,印刷製本,花輪の印刷等でございます。役務費,郵便料が8,000円と。負担金補助及び交付金ということで,大好きいばらき県民会議負担金が年に1万円でございます。その他,コミュニティ助成事業,2件分,1件250万円で宝くじのほうから250万円の補助を受けており,その補助金でございます。参考までに18年度は,八郷地区は月岡ふるさとコミュニティセンター運営委員会の公民館のところへ遊具一式ということと,石岡地区では田中台自治会のほうへお祭り道具一式ということでございます。19年度は八郷と石岡それぞれ内定をもらっていますので,2件分。石野地区の自治会のほうで公民館のほうへ遊具一式と,羽成子地区自治会におまつり道具一式ということで,この2件が内定という通知をいただいております。19年度合計514万2,000円でございます。続きましてコミュニティセンター維持管理経費281万9,000円,地域住民の相互交流及び教養,文化の向上を図り,住み良いまちづくりを推進するための拠点施設として,石岡市コミュニティセンターとしています。市内には南台,杉並,鹿の子の3か所のコミュニティセンターがあります。当市では18年9月より,地方自治法第244条の2第3項の規定に基づきまして,3か所のコミュニティセンターを指定管理者に指定管理委託しました。コミュニティセンター施設の指定管理者指定管理料を含めた維持管理に要する経費でございます。経費の主な内訳としましては,需用費,建設修繕費,コミュニティセンターの修繕で,もちろん修繕が出た場合は,一万円以上の修繕は役所が持つと。1万円以内の場合にはそれぞれの指定管理者のほうで出すという協定書を取り交わしておりますので,これらの予算として3万円。あと,役務費,指定管理者以外で市のほうで契約する夜間警備業務の電話回線の使用料とか火災保険料,それぞれのコミュニティセンターの役務費が12万2,000円,それから,委託料が3か所のコミュニティセンターをあわせまして41万7,000円ということでございます。合計281万9,000円です。続きまして,桜づつみ維持管理経費144万2,000円です。内容としましては,自然環境豊かな恋瀬川下流右岸に桜を植栽し,歩道橋を設けることにより市民の憩いの場を確保するとともに,自然に親しみ環境保全に対する意識の高揚を高めるために設置いたしました桜づつみの維持管理の経費でございます。平成8年度に茨城県より市町村振興事業費補助金を受け整備したものです。現在,河川占有許可を土浦土木の方と18年4月1日から28年3月31日まで取り交わしております。恋瀬川桜づつみ管理規定というものも浦土木事務所長と市長のほうで契約を結んでおります。主な経費としましては,需用費,その他の消耗品とか水道料でございます。一番大きな委託料91万2,000円は,除草委託,植栽管理,清掃委託,シルバー人材センターと結んでおります。その他に使用料及び賃借料としてレンタルトイレをレンタルし,汲み取りのほうも年間契約で結んでおります。これが44万1,000円ということで,合計144万2,000円です。次にまちかど情報センター運営経費931万4,000円。中心市街地の活性化としてにぎわいを取り戻すとともに,各市民団体の交流を活発にするため,情報の発信の拠点となって観光案内,イベントガイド等の情報提供を行うために設置をいたしましたまちかど情報センターの維持管理に要する経費です。まちかど情報センターは平成13年1月にオープンしまして,平成18年9月より指定管理者に管理を委託しております。主な内訳といたしましては,建物借上料,これは市のほうと直接大家さんと契約しまして,これが年間365万4,000円,そのほか利用者のための駐車場として道路の反対側,カギヤ楽器店の隣の空き地を5台ほど止められるところを借りておりますので,この1年分の駐車場借上料48万円ということです。まちかど情報センターの指定管理者指定管理料が年間486万9,000円ということです。夜間警備委託,これも直接市が結んでおります。年間29万9,000円,その他需用費,役務費,備品ということで7万2千円,合計931万4,000円となっております。続きまして,安全・安心まちづくり推進事業258万円。石岡市生活安全条例を17年10月1日制定後,当市では平成16年6月2日に,安全・安心まちづくり推進事業の一貫としましてエンゼルパトロール事業を発足しました。地域のコミュニケーションを高め,互いに見守りあい運動として,地域の防犯及び犯罪抑止のために活動しています。現在,3月13日まで815名の方にエンゼルパトロールの会員になってもらっております。主な経費としては,茨城県防犯協会石岡市部負担金,人口かける30円ということで,去年から4パーセント減をしまして,負担金が234万1,000円です。新規に,いばらき被害者支援センター負担金ということで,人口当たり,1人1円ということで,昨年10月1日で8万1,277人でしたが,8万円を計上いたしました。エンゼルパトロール事業が10万円です。費用としては,新たに会員になった方の帽子や腕章代でございます。それから役務費が5万9,000円,会員研修会の通知などの郵便料でございます。合計258万円です。続きまして消費者保護育成事業,消費生活センターの運営及び消費者行政推進に要する経費です。石岡市消費生活センターは,平成17年6月2日に現在の国府地区公民館,前の福祉会館内に開設しました。開設以来相談件数も増えまして,合併を期に,平成17年10月に本庁舎1階に設置しました。相談内容も複雑多様化しております。平成18年度より週5日体制で月曜から金曜日,10時から5時まで,12時から1時までの1時間を昼休みといたしまして,相談業務を行っております。消費者行政推進につきましては,消費者自身が自主的に商品知識や消費者保護等の諸制度を習得し,正当な権利意識に目覚め,身近な暮らしの中の生活課題,地域課題等について実践活動を通して理解していこうという運動を展開して,市民の消費生活の向上を図っております。主な経費としては,専門相談員報酬及び通勤手当てとしまして,現在2人おりますが,209万9,000円でございます。その他,相談員の研修,県内の相談員が消費者の相談について情報交換等を行うことが年に3,4回ありますので,その旅費が3万1,000円です。それから委託料,経済部と一緒に,運動公園で消費生活展を行う場合に,消費者団体にいろいろな委託をしております。その経費が46万7,000円。負担金及び交付金,消費者団体育成補助金,石岡くらしの会へ17万2,000円と,県市町村消費者行政推進協議会負担金が9,000円ということです。あわせて18万1,000円です。需用費,文具用紙代及びその他の消耗品,郵便,電話料としまして,30万9,000円ということで,合計308万7,000円です。以上が主要施策及び事業の概略です。

水道課長)それでは,水道課関係の説明をいたします。まず,議案第1号のうち水道課が窓口となっております平成19年度湖北水道企業団出資金についてご説明申し上げます。これは新規事業でございます。予算書の73ページをお開きください。歳入は款21市債,項1市債,目3衛生債,節上水道債,3,720万円でございます。また,歳出は145ページの上段にございます,款衛生費,項上水道費,目上水道費の節24,投資及び出資金で,湖北水道企業団出資金3,726万2,000円です。これは,先ほど申しましたように新規事業で,安定した水の供給をするために,老朽化した石綿セメント管を耐震性の高い鋳鉄管に敷設替えする事業です。創設時,昭和39年から前年度までに敷設されました同総配水管の管路延長293キロメートルのうち57キロメートル,19.5パーセントですが,これが石綿管でございますので,すべて耐用年数を経過した老朽管でございます。このため,強度が大で耐用年数,耐震性に優れているNS形ダクタイル鋳鉄管に10年定額で国庫補助金を受け,敷設替えを行うもので,湖北水道企業団の上水道の経営基盤の強化及び資本費負担の軽減を図るための出資に要する経費でございます。ちなみに10年間の総事業費は,32億3,892万3,000円です。平成19年度分は事業費概要といたしまして2億9,748万9,000円です。また,その上の段に書いてあります石岡市水道事業会計補助金として,昨年と同額の8,000万円が計上されております。以上が議案第1号についてでございます。続きまして,議案第14号,45ページになりますが,平成19年度水道事業会計予算についてご説明いたします。水道事業会計予算については地方公営企業法によりまして予算様式が定められておりまして,予算書の45ページから46ページのように,水道会計の予算,それから,439ページから456ページに予算に関する説明書が記載されております。水道事業予算は45ページのように総則的なものとなっておりまして,収入支出の額も,営業収益,営業外収益,営業費用,営業外費用等と,款,項までのおおまかな区分の段階までしか示されておりません。具体的な各項目につきましては,439ページからの予算書の付属書類に記載されております。それでは内容でございますが,まず45ページですが,当該年度の企業の基本目標として,業務の予定量ですが,給水戸数6,926戸,年間給水量271万立方メートル,1日平均給水量7,424立方メートル,主な建設改良事業としまして,1億5,295万1,000円を予定しております。収益的収入及び支出,俗に3条予算と言っておりますが,収入総額が5億9,892万7,000円です。支出は6億378万1,000円で,不足分の485万4,000円につきましては,前年度未処分利益剰余金で補填する予定でございます。資本的収入及び支出,4条予算と言われておりますが,これにつきましては収入が360万円,支出が3億4,673万4,000円で,資本的収入額が資本的支出額に対しまして不足する額3億4,313万4,000円は,過年度分損益勘定留保資金で補填する予定です。主要事業といたしましては,経費の削減,老朽管更新のための継続事業で行っております,下水道同時施工配水管敷設替え工事が2,100万円,平成15年度よりの継続事業といたしまして,県道を避けて民地及び農道等に敷設されております配水管の敷設替えで,大増地区920メートルで2,720万円,平成17年度より川又地区で行っています700メートルで5,290万円の配水管敷設工事を計上しております。耐用年数が経過したものや,劣化した各上水場の電気設備につきましては,経過状況等を見極めながら修繕をしていきたいと考えており,これらの修繕費用として500万円,あと,井戸の浚渫工事として880万円,下水道同時施工箇所の切り替え工事等で1,000万円を予定しております。以上が石岡市水道事業会計の予算でございます。よろしくご審議の程お願いいたします。

市民課長)市民課関係施策についてご説明いたします。主なものは,戸籍事務費と住民基本台帳ネットワーク運用経費がございます。戸籍事務費につきましては,戸籍システムに要する経費といたしまして戸籍システム保守委託料352万8,000円,戸籍総合システム機器借上料510万9,000円,それと,単年度,新規事業としまして,町界町名整理作業に伴う町名変換作業などの処理業務の委託料95万6,000円,その他ございまして,合計1,533万2,000円を計上しております。また,住民基本台帳ネットワーク運用経費につきましては,住民基本台帳カード発行の際のインクフィルムなどの消耗品費11万4,000円,郵便料20万3,000円,その他でございまして,合計40万円の計上をしております。市民課につきましては,以上でございます。

環境対策課長)それでは,環境対策課所管の,平成19年度予算についてご説明申し上げます。主要事業の10ページ,11ページに記載されてございます。衛生費の中の石岡地方斎場組合負担金,これは予算書の133ページに記載されています。2,618万9,000円です。これは,石岡市,小美玉市,かすみがうら市の3市で運営する石岡地方斎場組合に対する負担金です。次に,防除・防疫事業でございます。予算書133ページの事業で,56万円でございます。これは,災害時等の防除・防疫に要する費用ですが,その他消耗品として水没等が発生した際の消石灰の購入等で3万円,それから,スズメバチの駆除をなさった市民などに対する補助金50万円ほかであります。次に環境美化推進事業,予算書135ページです。546万5,000円ですが,内容は,きれいな石岡,美しい石岡にするための市内清掃作戦等に要する経費です。植栽管理委託料111万5,000円,美しい石岡をつくる市民の会補助金206万6,000円ほかでございます。同じページの環境マネジメントシステム推進事業10万3,000円です。環境負荷の軽減のための環境マネジメントシステム推進事業ということで,消耗品費10万円ほかです。霞ヶ浦浄化対策経費としまして,3,049万6,000円が計上されております。これは,生活排水による公共用水域の水質汚濁防止のための浄化槽設置に対する助成等に要する経費でございます。主なものとは,合併処理浄化槽設置事業費補助金2,461万2,000円ほかです。次に予算書の137ページ中段の水の路クリーンナップ事業です。462万2,000円です。この事業は,霞ヶ浦水質浄化のため高浜地区に設置した水質浄化プラントの維持管理経費です。その施設の管理委託料279万5,000円ほかでございます。次に,予算書141ページ,清掃一般事務費,10億2,029万9,000円です。これは,継続的なゴミ処理,し尿処理に要する経費です。主なものは,湖北環境衛生組合負担金が2億9,107万円,霞台厚生施設組合に対する負担金として,ゴミ処理経費に要する,いわゆる衛生分ですが,5億132万円です。新治広域事務組合に対する負担金,同様に衛生分が2億2,726万2,000円ほかでございます。次に,塵芥処理経費1億6,867万2,000円ですが,これは廃棄物の適正な処理と排出の抑制を行うための経費です。主なものは,ごみ収集委託料として1億431万円,資源ごみ回収委託料1,180万9,000円,新規事業としまして粗大ゴミ収集委託料423万5,000円です。この新規事業は,従来市の現業職員1名が専従で行っておりましたが,退職に伴って委託化を行うものです。それから観光道路等清掃委託料ですが,八郷地区の5路線で月に1度清掃しているものでございますが,126万円ほかです。ごみ減量・資源化推進事業858万5,000円です。これは,ごみ分別によるごみの資源化,リサイクル推進に要する経費です。主なものは,ごみ収集カレンダーの印刷製本費として210万円,生ゴミ処理減量化補助金が40万円,資源ごみ回収補助金が600万円ほかでございます。し尿処理経費2,976万4,000円です。これは,生活環境保全のためのし尿汲取り等に要する経費で,し尿汲取委託料の2,732万8,000円,収入証紙販売組合に対する補助金7万9,000円ほかです。次の145ページですが,特別会計繰出金の中の28繰出金の部分で,簡易水道事業特別会計への繰出金477万7,000円です。続きまして,議案第4号の石岡市簡易水道事業特別会計の予算です。主要事業で申し上げますと,22ページに記載されております。また,予算書では295ページ以降です。主だったものですが,施設等維持管理経費がございます。これは,予算書の301ページに記載されており,926万1,000円です。内容は,簡易水道施設の維持管理に要する経費でして,主だったものは機場施設保守保安業務委託料202万1,000円,水質検査委託料171万円,作業用備品25万円ほかです。次に,議案第11号の霊園事業特別会計ですが,主要事業の23ページ,予算書395ページ以降にございます。主だったものは,予算書401ページに記載がされています。市営霊園維持管理経費712万1,000円です。これは,市営霊園,龍神山と半ノ木の2つの霊園の施設の維持管理に要する経費です。施設修繕といたしまして,既存のU字溝,手すりの補修等で64万2,000円,霊園の管理委託料488万2,000円,それから新規事業としまして測量・調査等委託料29万4,000円が計上されています。この測量調査等でございますが,龍神山霊園の入り口の侵入路の部分の一部に民地がありまして,その所有者から,現況は道路の形態になってわけですが所有は個人の方ということで,買取の要請がございました。それに先立つ不動産鑑定料でございます。私どもの所管は以上でございます。

市民会館長)市民会館所管の主要事業についてご説明申し上げます。主要事業施策概要の5ページの市民会館施設維持管理経費です。予算書では89,90ページにかけて記載されております。維持管理経費としまして3,229万5,000円を計上しております。主な内訳としましては,建物修繕に312万5,000円,これはホールの照明ケーブルの交換,それから会議室の畳替えなどの経費です。施設清掃・管理・保守保安委託料に1,119万3,000円,これは市民会館の清掃業務,設備管理業務,カーボレート機保守点検業務,舞台機構照明機器保守点検業務,ホール音響設備保守点検業務,消防設備保守点検業務などの委託料です。続きまして旭台会館管理経費です。予算書95ページです。658万9,000円を計上しています。旭台会館については平成18年9月から指定管理者制度を導入しまして,石岡市開発公社が指定管理者として管理運営しております。平成19年度の指定管理者指定管理料につきましては658万2,000円になります。内訳としては,嘱託職員の人件費,臨時職員の賃金,光熱水費,施設清掃保守保安委託料,講師謝礼等です。

参事兼農政課長)経済部農政課所管に係る予算についてご説明申し上げます。主要事業説明書12,13ページ,予算書147ページ以降に掲載しています。農政一般経費です。まず農家組合長報酬220万3,000円ですが,農家組合長の皆さんに農政に関する文書の配布,収集及び連絡調整をお願いしており,この組合長に対する報酬でございます。石岡地区に2,200戸,八郷地区に4,094戸,合計6,294戸の農家がありますが,1戸当り350円,合計220万3,000円を計上したものでございます。次に農業振興経費の中の農業後継者クラブ補助金18万円ですが,これにつきましては,農業後継者への支援,育成をもって農業振興を図るためのもので,八郷アグリカルチュアークラブ,石岡市農業後継者協議会に対して補助金を交付しています。同じく農業振興経費の特産物振興補助金64万8,000円ですが,この内容につきましては,石岡市たばこ耕作奨励会に30万円,八郷たばこ奨励会に30万円,常陸生薬栽培組合に4万8,000円を計上しております。続きまして米消費拡大対策事業ですが,これは米消費拡大対策に要する経費でありまして,米まつり実行委員会補助金80万円であります。次に,ふれあい農園維持管理経費197万5,000円ですが,この内容としましては,ふれあい農園管理委託料30万3,000円,借地料140万6,000円などが含まれています。現在,市内には宮部,東府中の2か所にふれあい農園がございます。宮部については草刈りなどの管理をシルバー人材センターに委託しております。また,東府中については1か月当り1万9,000円の管理委託料で,合計30万3,000円を管理委託料として計上しています。また,宮部地区で7,355平方メートル,東府中地区で7,187平方メートルを借地しておりますので,これに相当する借地料として各々80万9,050円,59万6,521円,合計140万6,000円を計上しています。次に,霞ヶ浦にやさしい農業対策事業施肥田植え機の導入に伴いまして,環境負荷の低減から,霞ヶ浦にやさしい農業の推進ということで,今,八郷地区で2台の購入を予定しております。次に畜産一般経費ですが,家畜衛生指導協会補助金321万2,000円,一つが協会の運営補助金としまして26万円,次に家畜防疫推進事業補助金,これはについては牛のブルセラ病,ヨーネ病等の検査手数料,それから豚のオーエスキー病の予防注射に対し,一頭30円の補助ということで,合わせまして151万2,000円を予定しております。次に畜産環境保全薬剤散布事業補助金でございますが,これにつきましては畜産農家の環境の保全ということで,消毒薬,消臭剤等の補助をしているものでございます。次に乳用牛預託育成及び導入事業補助金138万円です。これについては,乳用牛を岩手県の牧場へ搬送,また,帰ってくるときの退牧ということで,その一部を補助するものです。優良雌牛の導入補助として1頭4万円の18頭を予定しているものです。次に農政企画一般事務費ですが,農業経営基盤強化資金利子補給金110万円については,スーパーL資金の借入れです。個人が1億5,000万円まで,法人が5億円まで借りられますが,現在6件の借入れがございます。次に農協営農活動活性化事業補助金1,180万円ですが,営農活動のより一層の推進による農業振興を図るため,JAひたち野,JAやさとに各々補助をしているものです。次に農業経営対策事業ですが,担い手の育成確保ということで認定農業者の認定,再認定,農業振興に係るアクションプログラムの作成ということで実施をしております。その中に認定農業者の連絡協議会補助金57万6,000円がありますが,これは会の研修懇談会を通しての横の連携,また,認定農業者互いの発展を期しまして,協議会を運営しているところでございます。現在,認定農業者の認定数が219名,そのうち協議会の会員が169名おります。今後ますます会員の加入促進をしていきたいと考えております。続きまして農業振興地域整備促進事業ですが,農地利用計画の審議調整期間ということで委員さんへの報酬です。次にふれあいセンター維持管理経費ですが,指定管理料,三村,関川地区に2つのふれあいセンターがありますが,その指定管理者指定管理料です。次にみんなで進めるむらづくり事業,都市と農村の交流ということで,体験型交流事業を実施しています。実施主体がJAやさとにお願いしています。県の補助金30万円をもって,その事業に対する補助をしているところです。次に地域水田農業推進事業ですが,システム使用料100万8,000円,これは米の生産調整のシステムということで,そのソフトの使用料です。次に産地づくり推進事業としまして集落生産調整促進対策事業補助金,集落として米の生産調整が達成した場合,一反歩当り2千円を補助しているものです。石岡地区で220ヘクタール,八郷地区で260ヘクタールを予定しています。次に加工用米集荷促進対策事業ですが,加工用米の出荷があった場合に,一袋当り1,000円を補助しているものです。石岡地区で2,800袋,八郷地区で4,000袋を予定しています。次に酒用米栽培促進事業補助金,1俵当り500円を補助するものです。石岡地区で1,300俵,八郷地区で240俵,石岡地区では千代錦,八郷地区では渡舟の米の品種を予定しています。次に水田農業推進協議会補助金ですが,202万4,000円です。平成18年度から米の生産調整の事業推進,事務運営に関しては,これまで市町村が行ってきたわけですが,19年度からは石岡地区,八郷地区に各々あります水田農業推進協議会の中で主体的に推進を図っていくということで,県の補助金でございますが,各々石岡地区に78万6,000円,八郷地区に128万8,000円を補助し,その運営費に当てていただくということで進めてまいります。次に地域奨励作物促進事業補助金ですが,18年度までそば,麦,大豆で各々別に補助をしておりましたけれど,19年度から地域奨励作物ということで当市のそば,麦大豆を定めまして,19年度からこのような名称で補助をしていきたいと考えております。そばにつきましては団地化等で実施した場合,10アール当たり3万円,現在石岡地区で123ヘクタールを予定しています。また,団地化がなされなかった場合については1反歩あたり5,000円を補助していきたいと考えております。麦につきましても,石岡地区で3.1ヘクタール,八郷地区で180ヘクタールを。八郷地区についてはブロックローテーションで推進をしています。これにつきましてもブロックローテーションあるいは団地化等で達成した場合,10アール当り3万円の補助をするものです。ブロック,団地化以外な場合につきましては10アール当り5,000円を予定しています。本庁農政課の説明は以上です。

八郷総合支所農政課長)それでは,八郷総合支所の農政課所管部分についてご説明いたします。予算書では146ページからになります。19年度の主要施策の概要によって説明してまいります。概要説明書の12ページからになります。5段目,有害鳥獣捕獲経費ということで説明したいと思います。160万8,000円を計上していますが,これにつきましては,年々増え続けるイノシシ,カラスなどの被害に対する有害鳥獣捕獲の委託料133万円,そのほかにつきましては事務経費でございます。年に3回ほど実施を予定しています。続きまして土地改良関係の農道整備事業についてですが,5,608万円を計上していますが,これについては平成14年度から実施している国庫補助に基づく基盤整備促進農道整備事業で,小屋,永沼地区を継続事業で実施するものです。及び,18年度から実施している上青柳地区の里地棚田保全整備事業ということで,農道の改良工事の経費です。これについては実施設計委託料320万円,農道整備工事費5,140万円,用地購入費80万円,立木等補償30万円が含まれております。続きまして同じく県単土地改良事業1,875万円を計上していますが,これについては土地改良区が実施する県単補助事業によるかんがい排水事業,用排水路,揚水機場等の補修に係る補助金1,875万です。続きまして農道整備事業単独分,7,250万4,000円を計上しています。これは,ふるさと農道緊急整備事業,八郷中央地区の歩道分の用地購入費139万2,000円,立木補償2万9,000円,及び県との共同施工による市の負担金として田園空間整備事業負担金と合わせまして7,108万3,000円となっています。次に農道・農業排水路整備事業単独分ですが,これは4,430万円を計上しています。平成17年度から実施している農道整備事業による上根,柴間,川又,金指地区の農道整備で,それに含まれます測量委託料120万円,用地購入100万円,立木補償80万円,農道整備工事3,600万円を計上しています。続きまして園芸振興経費,予算書151ページになります。7,652万6,000円,これは,園芸振興に要する経費の中には,皇室献上の経費,園芸団体振興の補助金,いばらきの園芸産地改革支援事業補助金,214万6,000円及びイノシシ等作物被害対策事業補助金60万円,花き優良種苗導入資金貸付金3,500万円とそれに対する元利償還金3,520万円などが含まれております。続きまして予算書157ページ,林業費でございます。主要施策のほうは13ページ中段より下に掲載しております。林業振興経費1,486万9,000円,これは森林整備地域活動支援事業交付金950万円,茨城県治山林道協会負担金122万円,筑波林業地帯林道管理連絡協議会負担金157万円が含まれてございます。次に森林保全事業46万7,000円を計上していますが,これについては森林保全維持管理作業委託料29万円,民有林造林事業補助金14万円及び,石岡つくばね森林組合の森林下刈に対する補助金でございます。事業につきましては,全額県の補助で行っております。次に林道開設費の林道開設事業補助分でございます。4,894万3,000円のうち,これについては平成13年度から実施している国庫補助による林道半田線の林道開設事業の工事費4,780万円ほか事務費でございます。続きまして林道開設事業,県単分,1,601万7,000円につきましては,北筑波稜線林道及び石田団子石線の路帯の改良工事,擁壁等の改良工事,測量設計及び工事費の経費です。続きまして林道開設事業単独分1,335万4,000円につきましては,測量調査委託料及び林道台帳の作成委託料,林道管理委託料,198万円を計上しています。その他,補助対象外の林道半田線の計画変更に伴う事前調査業務委託料190万円と,全体総合調査業務委託料340万円,これらの計画変更に伴う委託料です。それと伐採,修繕工事115万4,000円を計上しているものです。以上,よろしくお願いいたします。

農村環境課長)それでは,農村環境課所管のご説明を申し上げます。12ページの土地改良関係事務費です。農業用水や各種土地改良事業の効率的な運営推進に要する経費3億421万1,000円,そのうち国営石岡台地農業水利事業償還費補助金6,552万4,000円,石岡台地土地改良区内の計画的な推進と土地改良施設の維持管理の適正化を図り,あわせて経営基盤の強化と受益者の負担軽減を図るものでございます。それから新規事業としまして,農地・水・環境保全向上対策事業交付金392万7,000です。これは,平成17年3月に,新しい食料,農業,農村基本計画が閣議決定され,それに基づいた農地,水,環境保全向上対策が始まります。この施策は,農地や農道,水路などの農業資源の農村環境の保全対策であり,担い手の減少や高齢化に対処するため,農業者だけでなく地域住民の参加による農業施設維持活動や農村環境保全活動に対して国,県,市町村が支援を行うものでございます。具体的には,支援の対象となる取り組みは,施設の機能の点検,維持保全活動の計画の策定,実践活動の例としまして,破損部分の修繕,生き物の調査,草花の植え付け,水路の溝さらい,その他砂利等の補充です。交付金の内訳ですが,水田10アールあたり4,400円です。国が2,200円,県が1,100円,市が1,100円の負担内訳となっております。財源ですが,国の通達がありまして,国の施策に基づいて行う農地・水・環境保全向上対策については地方交付税措置を講ずることとなっています。実施期間は5年間です。当市においては,総事業費1,495万9,000円に対して9地区があがっております。面積では340.06ヘクタール,負担は373万9,750円,その他に推進交付金として5パーセントの18万6,988円の事業です。予算的には392万7,000円をお願いしているところです。石岡台地関係で5地区,八郷土地改良区関係で4か所の申し込みがございました。それから,畑地帯総合整備事業4,387万5,000円のうち,産地育成畑地整備促進事業,これは東成井地区の補助金100万円です。県営畑地帯総合整備事業に先立ち,試験栽培及び実証圃場事業補助金です。これは県が補助50パーセント,市が50パーセントの負担割合です。それから三村地区の負担金3,937万5,000円についてご説明申し上げます。19年度の事業費1億5,750万円に対して負担率は,国が50パーセント,県が25パーセント,市が25パーセントです。事業主体は茨城県です。地籍調査事業に要する経費1,247万7,000円のうち,測量調査等の委託料959万7,000円です。19年度においては測量調査委託は貝地1地区を予定しています。貝地1丁目の一部,貝地2丁目,茨城1丁目の一部です。面積は0.37平方キロメートルです。平成20年度に予定している田島1丁目,2丁目,貝地1丁目の一部について**作成に要する経費です。それから,農業集落排水事業特別会計について説明申し上げます。23ページになります。農業集落排水事業,新規としまして,石岡西部地区施設の維持管理経費567万5,000円のうち,施設夜間警備業務委託料としまして20万円,農業集落排水施設管理委託料として300万円です。石岡西部地区の一部供用開始による維持管理経費です。それから,石岡西部地区の汚水処理施設等の整備に関する経費4億4,414万8,000円,これは,19年度実施設計委託料1,083万円,管渠埋設工事4億1,467万円,処理場外構工事1,220万円,上水道の移設補償で580万円,管渠埋設工事については平成19年度は5,500メートルを予定しています。それから,関川地区,出し山地区の整備事業の分については,新規加入の桝設置工事です。それから,新規の農業集落排水事業償還準備基金費です。農業集落排水事業に係る市債償還を目的とした県交付金の基金積立金1,836万円。これは今回議案49号としてお願いしております基金条例に関係する基金積立金でございます。

八郷総合支所下水道課長補佐)それでは農業集落排水事業の恋瀬地区整備事業についてご説明いたします。主要施策の23ページ,予算書375ページで,3億187万7千円を計上させていただきました。主要な事業としては実施設計委託料3,551万円,管渠埋設工事2億5,870万円,用地購入費140万円,上水道移設補償で420万5,000円が主なものです。管渠延長につきましては,大塚地内,龍明地内,西畑地内の4,450メートルを予定しております。用地購入については,処理場までの取付け道路の購入代金で,約200メートルで面積が372.4平方メートルを購入予定です。

商工振興課長)それでは商工振興課,八郷総合支所の商工観光課の商工部分に関することについてご説明申し上げます。施策概要の11ページ下から2段目です。労働一般事務費133万円のうちの中小企業労働者共済融資信用保証料補給金79万6,000円。これにつきましては,中小企業労働者,その中でも未組織労働者が中央労働金庫石岡市店から住宅資金,生活資金,あるいは育英資金等の融資を受けた時の,財団法人茨城県労働者信用基金協会の信用保証料を補給するものでございます。現在は育成育英資金等の借入れがあり,19年度につきましては,住宅,生活,育英等約8件を見込んでおります。それから,14ページの一番上,商工振興事業,1億5288万4,000円,そのうちの主なものについてご説明いたします。自治金融事務委託料222万5,000円は,石岡市資金あっ旋規則に基づきまして,自治金融等を活用した場合,その融資あっ旋等の事務を商工会議所,そして商工会に委託するものでございます。産業祭委託料,392万2,000円は,市内各界代表にて組織された実行委員会で運営をし,各界の参加のもと,生産加工,製造される物産品を消費者にPRし,産業の発展振興を図るために実施するものに対する委託料です。それから,柏原工業団地運営協議会事業補助金162万円ですが,これは柏原工業団地内の企業で組織する柏原工業団地運営協議会,現在42社が参加しております。それらが実施する事業に対して,補助金を交付し,そして団地内の企業の連携を図って本市産業の基盤の安定,発展に寄与することを目的としているものです。石岡市工場施設誘致奨励金ですが,本市において工場等を新設し,雇用の拡大と市政の発展に寄与する事業を行うものに対しまして奨励金を交付するものです。現在2社交付しています。来年度は1社となる予定です。商工会議所補助金ですが,中小企業の経営基盤の強化,小規模事業*の合理的かつ効率的な推進を図るために商工会議所が行う事業活動に対して補助を行うものです。商工祭事業補助金228万円については,市内各界の参加による各種イベントによって地域商工業への理解をより一層深めていただくとともに,商店街へ消費者の誘客を図るという目的のもとに行われる事業に対しての補助金です。石岡TMO推進特別委員会補助金265万3,000円については,TMO基本構想に基づき中心市街地における商店街の再生,活性化を積極的に推進することを目的とした事業に対して補助をするものです。19年度の主な事業としましては,蔵活用事業の中で,コンサートを開催したいと,また雛めぐり,まちなかマップ事業として19年度につきましては飲食店のマップを作ると,それから石岡七夕まつり,地元で買い物推進隊,その他活性方策事業について実施をしたいということでございます。中小企業相談所の運営補助金1,000万円ですが,中小企業や小規模事業者の経営及び技術の開発を図るために相談所が行う事業活動に対して補助するものです。年間約3,000件の訪問及び相談を受けているようです。中小企業事業資金保証料補給金4,480万円ですが,これは,石岡市資金あっ旋規則に基づき融資を受けた中小企業所に対し,補償協会の保証料を補助し,それによって中小企業金融の円滑化を図り,それをもって雇用を促進するということです。保証料率を1.35パーセントを原則とするということです。それから,柿岡城まつり補助金164万1,000円ですが,これは地域全体の活性化,地域振興を図りながら,地域再発見と活力ある地域づくりを目指し,商工会青年部が中心となって,地元柿岡城にちなんだイベントを開催し,地域交流を図るための補助金です。次に商工会補助金ですが,これは商工会運営に関する補助金です。以上であります。

観光物産課長)観光物産課及び支所の商工観光課の主要事業についてご説明いたします。主要施策の6ページ,予算書93ページになります。ふれあい交流施設費ですが,これはやさと温泉ゆりの郷になります。やさと温泉は平成12年7月20日にオープンして以来,現在120万人の来館者があるところです。19年度の事業の概要につきましては,特殊建築物定期報告調査委託料48万3,000円とふれあい交流施設修繕・塗装工事657万3,000円の2つが主要事業としてあります。特殊建築物につきましては,茨城県の建築基準法等施行細則によりまして,公衆浴場が1,000平方メートル以上のものにつきましては定期報告ということで建築物の敷地,構造,用途並びに建築設備の安全,衛生,防火,避難に関する事項についての報告義務がありまして,その委託料です。ふれあい交流施設修繕・塗装工事の657万3,000円ですが,これは館内のタイルカーペットの張替え工事及びポンプ工事,浴室外壁修繕工事,床材交換工事,機械室の熱交換器工事,等々の修繕工事の予定であります。次に,オートキャンプ場管理運営経費です。オートキャンプ場については,指定管理者委託料として945万円と,オートキャンプ場施設修繕工事費63万円を計上しております。修繕工事費については,ケビンのフロアデッキの修繕等として63万円を計上しています。続きまして観光対策経費につきましては,おまつり関係委託料として547万9,000円,放送スピーカーの取付け撤去及び祭礼の仮設工事,交通規制の看板,臨時駐車場の作成,道路標識の移設,臨時駐車場の投光機レンタル,仮設トイレ及びおまつり警備等と,柿岡の祇園祭の交通規制の看板が傷んでいるということで,この看板,仮設トイレ,警備等々で,おまつり関係委託料として547万9,000円を計上しています。続きまして観光振興策定委託料としまして480万円です。これは,観光の基本方針の策定と,観光資源の活用化,観光施設の活用,イベントなどの実施プログラムを作成しまして,観光のマスタープランを策定するものです。続きまして市観光協会補助金1,141万1,000円ですが,これは観光協会への補助金ですが,各種のパンフレット等の印刷,石岡のまちのポスター,カレンダー,能に親しむ会,宣伝グッズ,フォトコンテスト,観光案内所及びまち蔵藍の運営の経費などでございます。続きまして,おまつり振興協議会補助金707万7,000円,振興協議会につきましては,各参加町内の合理化配分金,及び設営運営等に要する費用でございます。次に石岡市産業文化事業団本部補助金588万7,000円でございます。これについては,理事会の運営費44万2,000円,本部維持費64万円,退職給与金として480万5,000円を計上しております。次にしし鍋まつりの補助金です。これは八郷地区におきまして近年イノシシが異常繁殖しまして,それの被害が甚大であるということで,地元猟友会の協力のもとで獲れたイノシシの有効利用を図るとともに,観光に活用して地域の活性化を図るということで,昨年12月に第1回を行いまして,19年度に2回目を行うということで,1,000名を目標に今回実施したいと考えております。続きまして観光案内所運営経費です。これは予算書の163ページです。観光案内所運営経費については,主に観光案内と特産物の案内を行っております。これは,石岡市観光協会に委託しています。続きましてまち蔵藍の運営経費ですが,これも観光協会に委託しております。201万1,000円です。まち蔵藍については,観光案内及び特産物の販売,藍染体験教室,喫茶営業,子供向けに駄菓子の販売等を行っているところです。続きまして,グリーンツーリズム運営経費です。これは,ふれあい体験楽習観光事業委託料及び楽集施設改修工事です。これにつきましては,朝日小学校の利用ということで,昨年より石岡市の施設及び未利用地の活用を図るために公共施設等利用調査検討委員会を発足させて検討してきました。その中で,トイレを整備しまして,空調,電気設備及び校舎の外壁,教室の補修等を行って,グリーンツーリズムによる事業等の場として考えているところです。続きまして,常陸風土記の丘管理運営費です。これについては,指定管理者管理料として6,153万5,000円,獅子頭修繕工事として600万円を計上しています。獅子頭修繕工事については,獅子頭を平成3年に設置しまして,雨漏り,亀裂,はがれ等がひどく修理が必要となりましたので,今回修理を図るところです。面積的には,塗装が400平方メートル,FRP,強化プラスチックによる補修が400平方メートルと,足場の工事として500平方メートルほど見ています。フラワーパーク管理運営費です。内容については,花き総合指導事業委託料1,833万円,指定管理者指定管理料として4,550万円,フラワーパーク施設整備工事として100万円計上しています。花き総合指導事業委託料については,県のほうからの委託料が1,833万円ということで,内容については新品種なり新技術の展示販売,パネルの展示,啓発資料作成配付,花き指導の補助,花とみどりの相談の補助関係,花き栽培研修等の委託料として計画しています。フラワーパークの施設整備工事については,排水処理施設の配管の塗装等の工事として100万円計上しています。続きまして,ふれあいの森管理運営費です。指定管理者指定管理料が2,534万円,ふれあいの森施設整備工事として440万円です。この工事については,花の滑り台の器機工事として,修理保全する必要がある箇所についての工事です。続きまして,国民宿舎管理運営費,つくばねの運営費です。指定管理者指定管理料が5,010万円,国民宿舎施設改修工事97万5,000円。この工事費につきましては,非常用照明の蓄電池の更新工事です。以上で,観光物産課と商工観光課の説明を終わります。

農業委員会事務局長)平成19年度におけます農業委員会関係についてご説明申し上げます。業務につきましては,引き続き農地法に関します手続きを中心といたしまして,結婚相談関係事業,農業者年金関係の事業を行っております。引き続き変わらない業務です。19年度において,標準小作料の改定を予定しております。これは,3年を目安として見直しをしているわけですが,旧石岡市における標準小作料が本年度で3年目を迎えるわけですので,これにあわせまして19年中に改定をいたしまして,20年から実施予定と考えております。私どもの予算関係ですけれど,145ページにございます農業委員会一般経費としての2,563万1,000円をはじめまして,先ほどの事業費用等を含めた総額2,611万2,000円であります。この内容としましては,主に委員報酬,費用弁償,事務費等であります。以上であります。よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

塚谷委員長)それでは,議事を再開いたします。ただいま議題となっております議案について説明が終わりましたので,質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

金子委員)163ページのつくば周辺地域交流活性化実行委員会負担金35万円ですが,18年度の予算を見ますと,「つくば周辺地域交流活性化事業費負担金」と名称が違う上に,金額が120万円となっていました。これは何か事情があって変わったのですか。

観光物産課長)つくば周辺地域交流活性化実行委員会の負担金ですが,18年度はバスの周遊ということで負担金を各市町村や県から集めまして,周遊バスを運行したところですが,来年度についてはバスの運行は結果的に行わないということとなりました。35万円につきましては,地域の関係団体へのつくば周辺団体への補助とかPRといった面にやっていく予定ということで聞いております。名称ですが,これは,事業費負担金となっていますが,これがバスを運行するための負担金ということです。

金子委員)そうしますと,平成19年度はバスの周遊はやらないということですよね。ということは,以前に戻ってしまうということだと思うんですが。18年度にやって,好評だったのか,それとも好評でなかったのかということもあると思うんですね。石岡にとってみると,つくばへ来たお客さんを引き込むことが一番観光の大きな要素になるのかなと思うんですよね。それがやめたということになると,石岡の観光にとってみると大変なのかなという感じがするのですが。これは県が入っていますよね。県ではやはり来年度はやらないと。石岡独自では出来ませんから,しようがないことですが,いずれにしろ観光については現実問題として千代田が観光農園でお客さんを集めていますよね。最初は行政がある程度金を出して広告をするなりしてやらないと,客を呼ぶというのは非常に難しいのかなという感じなんですね。というのは,千代田のある観光農園でテレビ局が毎年来て撮影していくんですね。それを全国放映していますので,やはりお客さんが相当来ているのですね。これは金額もありますから難しいと思いますがね,本当に観光農園化をするとするならば,テレビ局にお願いしても何しても,呼んで撮影して放映していただくということもやはり必要なのかなと。それぐらいやらないと観光客を呼ぶということは非常に難しいと思うんですよね。今年度,小桜のいちご団地が,先日の連休にはもういちごがなくなることになり,大変困ったということを。お客さんがたくさん来てですね。そのような話を聞きました。やはり観光農園が一番,やはり,現在八郷でお客さんを呼べる大きな要素だと思うんですね。ですから,そのへんのところを経済部でもう一回。担当ですから,もうちょっと客を呼ぶ方法を検討していただいてもいいのかなと思いますので。これは要望です。
 それと,議案質疑も行いましたが,147ページの有害鳥獣捕獲経費の160万8,000円ですが,これは単純に4パーセント減しているんですよね。議案質疑で回答もありましたが,私からも質問しましたが,イノシシもカラスも増えているんですよね。これがいくらかでも減っているのであれば別ですが,増えているのであれば,予算が減るということはちょっと。むしろ増やしても猟友会の方にお願いして,もっと駆除しなければならないのではなかろうかと,私は思うんですよね。そのへんのところを担当として単純に4パーセント減された。それで果たして住民の方の要望の駆除が間違いなしにできるのかどうか,もう一度お答え願います。

参事兼農政課長)有害鳥獣の捕獲経費のご質問でございます。平成18年度と19年度の予算を比較しますと,確かに減額はされております。一つとしては,有害鳥獣捕獲経費の8,有害鳥獣捕獲協力員報酬10万円ということで計上していますけれど,平成18年度については15万円ほど計上していただきました。これについては,カラスを捕獲したときにその奨励費を払うということですけれども,13の項目にあります有害鳥獣捕獲委託料につきましては,同額を予算計上させていただいています。ご質問の中で,この経費で,これは主に八郷地区を対象としていますが,石岡地区などで出た場合にこの経費で対応できるのかというご質問だったかと思いますけれど,昨年の12月に風土記の丘にイノシシが出没したと,そういうようなこともございました。それにつきましては,予備費等の流用で実施したわけですが,石岡地区においてもイノシシ及びカラスなどの被害が甚大であるという場合におきましては,補正等の対応の中で進めさせていただきたく考えております。

島田委員)ただいまの有害鳥獣捕獲経費の中でお聞きしたいのですが,八郷地区の場合には,八郷の猟友会,過日の風土記の丘に出た場合には石岡の猟友会というようなことで聞いているのですが,組織はまるで別なのでしょうか。そのへんをお聞きしたいと思います。

参事兼農政課長)猟友会ですが,石岡につきましては,石岡,千代田の分会,玉里地区を含めまして,石岡支部を結成しております。八郷地区につきましては,八郷として支部を結成しております。

島田委員)そういうことでしたらば,市が2市町が合併して一つになったのですから,捕獲作戦等,石岡の猟友会にも協力を得たら,もっと効果が上がるのかなと,そういうふうに思います。今,だいたい,旧八郷の山の裾では,自家用の野菜ですら作れないというような状況です。特に園部地区の柿畑等を見ると,今,イノシシがミミズ等を漁って,耕起した後のように土が盛り上がって真っ赤になっております。そういう状況を見たときに,今の捕獲作戦といいますか,今の捕獲の状況でいいのかなと。将来,年寄りが近所へ野菜を持っていくのが楽しみだという年寄りも結構います。そういうお年寄りが嘆いているような,私らはイノシシのために仕事がひとつも出来なくなってしまってと,そういう声も聞かれますので。イノシシは,一晩に20キロメートル移動範囲があると。荒廃した農地等に一週間も巣をつくる,居座ると,また20キロメートルと。これも今のうちに手を打っておかないと,石岡市全体に出没する状況も考えられるのかなと思いますので,2市町がいっしょになったのですので,猟友会等もご協力をいただければ,そういう方法もいいのかなと思いますので,よろしくお願いいたします。

鈴木委員)4点ほど質問させていただきます。まず最初に,予算書の137ページ,合併処理浄化槽設置事業の補助金2,461万2,000円の内容ですけれど,本年度は何基を予定しているのか,また,1基あたりの金額は浄化槽の大きさによって違うと思うのですけれど,1基あたり平均どのぐらいの補助をしているのか。それともう一つは,申し込みの数が多くなった場合には,どういった措置をとっているのか,まずお聞かせいただきたいと思います。
 それから第2点目に,主要事業施策概要の中の6ページ,桜づつみの維持管理経費ですけれど,144万2,000円,除草の委託と清掃の委託料ですけれど,この委託先と,この桜づつみについては何年度だったか,桜の植栽をしてからかなりの年数を経ているわけなんですが,そのわりにはあの樹木は全然発育しておりません。そういった意味で,この委託契約の中に肥料等の散布といったものがどの程度含まれているのか。本来であれば,あの桜づつみの桜はあの倍の大きさになっていてもいいわけなんですよ。それがあの程度の大きさということは,普通の植栽では全く場所が違うから育たないのか,それとも管理が不十分でああなっているのか,そのへんが理解できないので,おそらく,私の記憶では前市長時代に始まったような記憶を持っているのですが,そのようなことなので,その辺についてまずお聞かせいただきたいと思います。

環境対策課長)私からは,浄化槽の補助関係でございます。お尋ねの,補助の予定されている数です。この合併浄化槽は,窒素またはリンを除去するものに限って補助するものです。現実的には,窒素だけの浄化槽がまず一つありまして,これが3つのタイプがございます。5人槽を24基,補助金額が1基当り44万4,000円です。7人槽が20基,1基当り48万6,000円,10人槽が2基,57万6,000円です。さらに,もう一つのタイプとして,窒素だけでなくリンも合わせて除去するタイプを予定しています。5人槽が1基,補助金額が窒素除去に関して52万8,000円,リンが17万4,000円,この二つを加味したものをお出ししております。7人槽が1基,窒素除去分が69万3,000円,リン分が28万2,000円,この合算額を補助いたします。10人槽も同様に1基で窒素分が96万3,000円,リン分が44万4,000円です。合わせまして,5人槽が25基,7人槽が21基,10人槽が3基です。予定している額が足りなくなった場合はどうなのかという質問でございますが,通常,足りなくなりそうな場合には,12月の議会で補正予算をお願いしております。

参事兼市民生活課長)桜づつみの件ですが,今ある資料の中では平成9年度から土浦土木より河川敷を借りるという記録が残っております。それで,10年後との更新なので,今回18年4月にまた10年,28年の3月31日までを河川占有許可ということで,土浦土木事務所の所長と再契約をしております。委託につきましては,3つあります。除草委託83万4,728円と,植栽管理委託,1万6,264円,清掃委託12万9,660円ということで,シルバー人材センターのほうへ委託しております。委員さんお尋ねの,肥料や剪定についてはということですけれど,年に2回,3回と,委託のほうに含まれています。植木なんですけれど,桜づつみと言うように桜がメインなのですけれど,河川敷なので桜が根腐れしてなかなか根付かないということで,湿気に強い「陽光」という桜に植え替えるということで,現在,陽光という桜がついております。当初,高木が117本,これは桜のほかにケヤキですとか。中木43本,モクセイや椿等,低木が5,828株ということで萩やサザンカ,ツツジというような規模ではじめられましたが,実際には委員さんがおっしゃられたように桜などもかなり枯れているし,低木等についてもかなり枯れている状態なので,今私が申し上げた数まではないと思います。現在の数については,まだ調査はしておりません。

鈴木委員)ただいま,2点ほど回答があったわけですが,まず第1点目の合併浄化槽についてですが,内容については分かったわけですが,この補助については個人の事業をしますアパート等についても同じ補助対象としているのか,それとも個人の家屋だけを対象としているのか。それともう一つは個人ではなく事業所も対象となるのか,そのへんについてお聞かせいただきたいと思います。
 それと,桜づつみですけれど,かなりの年数が経っていてもあれほどの成長が見られないということで,管理が行き届いていないのかなと,そのような感じを受けたのですが,聞くところによりますと,堤防敷ということでかなり湿気も含んでいて桜の伸びがないんだという説明であったと思います。今後,管理については,除草も大変でしょうけれどある程度,植栽についての管理については肥料についてはあくまでも化学肥料ばかりでなくて。今,し尿処理場では,柏山浄化プラントにおいて多くのし尿処理場からでる固形物が出ているわけですね。ああいった肥料を,ここばかりではありませんけれど,各公園,緑地においてこういった肥料を施肥をして管理に当たれば,もっといい方向になるのかなという感じを受けていますので,そのへんも今後の課題として担当部局のほうで検討していただきたいなと考えております。そういったことで,この2点は結構でございます。
 それから3点目ですが,主要施策の中の12ページ,ふれあい農園の管理委託についてお伺いしたいのですが,借地料はわかるのですが,借地料については104万6,000円ですか,それ以外の農園の管理委託ですけれど,これはどういった管理を委託しているのか分かりませんけれど,私の考えでは,この借りている個人の方が,この農園を,例えば30坪くらいずつ借りて自分なりに耕して,いろいろな作物を作付けしているわけなんですが,この方たちに管理も含めてすべてこの料金でやってもらうということが,一番いいと。この管理についてはどういった管理を委託して,管理料として支払っているのかお聞きしたいと思います。

環境対策課長)合併浄化槽の補助対象のお尋ねでございますが,個人用住宅,または店舗併用住宅に限って補助をしております。

参事兼農政課長)ふれあい農園の管理委託料ですけれど,宮部地区が草刈りの委託ということでシルバー人材センターにお願いしております。東府中地区については,地主の一人の方に,管理運営,草刈り,また,空いている圃場の,全区画ご使用いただいているわけではございませんので空いているところの草刈り,そういった方面を委託してお願いしているところでございます。

鈴木委員)参事の説明ですと,空いている部分についてだけ草刈りの委託をすると。それと,そのほかの耕していない部分について委託をしているということで,そういう解釈でよろしいですか。このへんについて,空いている部分についても,周りの人の協力をいただければ,なんとかできるのではないのかなという感じはするんですよね。これはどのぐらいの面積か分かりませんが,我々農業に携わるものにとっては,30坪や20坪の草刈というのは5分か10分やれば終わるような状況なんですね。そのような状況であるならば,できるだけ皆さんの手によって,ふれあい農園を借りている方の手によってやって,それでその分を借地料を安くするとか,そういった形にしたほうがいいのかなという感じがするものですから。その辺については担当部局のほうで今後の課題にしていただきたいと,このように思います。
それから,最後になりますが,同じく13ページ,オートキャンプ場の管理運営経費なんですが,これはかなりの金額の管理運営経費が計上されているわけですが,これは年間どれぐらいの客があるのか,そして今後見込まれているのはどのぐらいの人数を見込んでいるのか,それについてお聞かせいただきたいと思います。

観光物産課長)つくばねオートキャンプ場の利用状況ですが,18年度2月現在までの利用状況ですが,ケビン棟が1,950人,オートキャンプサイトが1,768人,デイキャンプサイトが1,086人,多目的室が231人,バーベキュー棟が3,813人,林間広場が124人,シャワー室298人,合計9,270です。一昨年の17年度が7,870人に対して18年度が9,270人ということで,そういった状況になっております。

鈴木委員)そうしますと,1人に対する利用料ではなくて,1個に対する利用度だと思いますが,この総額というのはどのぐらいの金額になりますか。

観光物産課長)利用料金につきましては,2月末現在で1,049万円1,620円の利用料金となっております。

鈴木委員)そうしますとこういった管理運営経費と比較しますと,若干利用料のほうが少ないのですけれど,これについてはあくまでも森林組合に委託をしているということを聞いていますので,今後,利用客がどんどん減少するような状況の場合には,やはりこれについてもなんらか見直す必要があろうかと思いますので,このへんも含めて今後の課題としていただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。

久保田委員)浄化槽の補助金の関係ですが,例えば農業集落排水が完成した地域で,農集排が完成した地域にあっても,新規の建物を建てる場合には容量がないわけですよね。その際には結局補助の対象にならないというのが現状かと思います。いわゆる農集排が完成した地域の中においては補助対象にはなりませんよね。なるんですか。その詳細をお聞かせいただけますか。

環境対策課長)委員さんのご質問の件は,一年半ぐらい前に一度そういった事例がありまして,実際,原則補助金交付要綱の中では整備をされた区域内は対象外と書いてあります。しかし,確か私の記憶では出し山地区であったと思いますが,処理場の能力が足りないんだということで,接続を認められない,それに対して補助金交付をしないというのはいかがなものかということで,問題になったことがございます。私どもで,そういったものは担当課と協議をして,出す方向でということで,一度整理をさせていただいておりますので,当然,事情によって,例えば個人が単に接続したくない,その理由で浄化槽を付けるというのは当然補助対象になりませんけれど,特段の事情がある際には,その都度判断をさせていただいております。

久保田委員)そういう事例があるんであれば結構なんですが,ただ,私がある事例の中で担当課にそういった確認をとったところ,いわゆる農集排が完了しておる場合に,なおかつ容量が余ってないということで接続が認められないと,で,新たに浄化槽の補助申請をしたところ,どうも認められなかったという話が私のほうにきているんです。ですからね,もしそういう事例があるとするならば,やはり明確に,補助規定の中に例外規定として明記しておいていただければ。基本的には認めてないよということで,申請を途中でやめてしまったと。簡易な,高度処理のものではなくて,リンとか,性能的に落ちるようなものを付けたよということが事例としてありますから,もう少し運用規程を明確にしておいていただいたほうがよろしいかと思うんですね。それは分かりました。
それから,このグリーンツーリズム,みんなで進めるむらづくり事業,155ページですね。それと,163ページにグリーンツーリズム運営経費という中で,ふれあい体験楽習観光事業委託料,ふれあい体験楽習施設改修工事という項目があるのですが,みんなで進めるむらづくり事業というのは,国庫補助関係の事業なのかなと私も理解するのですが,このへんの関連を説明していただければありがたいのですが。

総合支所農政課長)みんなで進めるむらづくり事業のグリーンツーリズム実践団体支援事業補助金30万円を計上させていただいております。これは,県単の。JAやさとが毎年,都市と農村の農業体験ということで実施している事業で,事業費90万円の中で,県が3分の1の30万円,3分の2が実施主体のJAやさとの負担で続けている事業です。例えば,5月に田植の体験,秋には稲刈りの体験ということで,2回ほど訪れております。また,米づくりのほか,野菜の収穫体験,しいたけの植菌と収穫体験,そばの収穫体験,4メニューほどやっている事業です。

観光物産課長)グリーンツーリズムの運営経費ですが,これについては,朝日小学校が現在使われていないのですが,それを有効利用ということで,昨年度,公共施設の活用検討委員会というのを設けまして,その中であの場所を有効利用するということで,改修しまして,そういった体験学習とか,例えば陶芸の展示会なり,そういった教室とか,そういった場をあの場所を改修して運営していくという形での,グリーンツーリズムの運営経費ということで,朝日小の有効利用ということで考えております。

久保田委員)内容は分かりました。これから,八郷地域の観光産業も含めたものを考えた場合に,このグリーンツーリズムという考え方は非常に大切だという気がするんです。分かりますよ,JAの部分と,グリーンツーリズムの体験楽習施設が別々の事業というのは。今後の課題としてお話させていただくのですが,やはり総合的に,いわゆる農業体験も含めて受け入れる側がきちっとしていないと,どこへどう頼っていいのか。都会生活者が八郷地域にそういった体験学習を求めて来る,それから,農業の喜びを求める,こういうものを受け入れる側がある程度総合的に組織がきちっとしていないと,この発想というのはなかなか根付かないと思うんですね。そういった意味で,この2つは事業と施設ですから別なのはわかるのですが,やはりそういう施設も含めて総合的に受け入れる体制づくりというのを予算の中に反映していただければありがたいのかなと思います。収穫の喜び,植えつけて収穫する,それまでのプロセスを喜んでもらう,これはまさにグリーンツーリズムの考え方だと思うんですが,それと施設をどうつなげるのか。ばらばらで,グリーンツーリズムを都市生活者に植えつけようとしてもなかなか難しいような気がするんです。むしろ,もっと積極的に,シシ鍋も結構でしょうし,梨,柿,いろいろあるわけですから,そういったものの組織づくりといいますか…。茅葺屋根を見学に来る方だって,グリーンツーリズムの基本なんですよね。茅刈り隊などもありますよね。そういうものも含めて農村の良さというか,田舎の良さというものを知ってもらうというのがグリーンツーリズムの原則だと思いますので,総合的に組織化して,誰がどういうふうな形で来たとしても,受け入れるだけのソフトみたいなもの,組織を。聞くところによると,民間団体があるやに聞きますが,それも結構なんですが,なんだかばらばらに受け入れているような感じを私はもっているので。そのへんを少し整理して,グリーンツーリズムを大いに盛り上げていただきたいというふうに思いますので,要望としてお話をしておきます。

金子委員)予算案の149ページに,霞ヶ浦にやさしい農業対策事業として今年度は24万円という金額が計上されているのですが,昨年度は36万円だと思いましたね。こんなに大きく減額するということは,考えてみるとこれはいらないということなんではないですか。

参事兼農政課長)霞ヶ浦にやさしい農業対策事業については,施肥田植え機の導入です。県の補助金をもって補助事業を実行しておりますが,5条の田植え機に施肥田植え機を付けるわけですけれど県の補助単価が5条で1台当たり12万円,昨年は3台,3か所を予定していましたけれど,19年度については現在のところ2か所ということで,24万円の計上をさせていただいております。

金子委員)県の補助があるから石岡市で補助を付けているということですか。(「県の補助だけです」と呼ぶ者あり)なるほど,県の補助だけで石岡で付けていないということでは,簡単に言えば石岡市ではそんなに重きを置いていないということかと思うんですよね。ほとんど,県から補助をいただくと,必ず石岡市で補助をつけてやりますよというのが普通でしょう,いろいろなものを見ていますと。それが県から来たから,県の補助だけを付けますよと,石岡市では関係ありませんよということですよね。その点どうなんですか。

参事兼農政課長)農業関係の補助事業は,いろいろと種類が多くございます。合併になりまして,旧八郷町につきましては,ある一部を除いて,町の上乗せ補助金といいますか,そういったものは付けてございませんでした。今回も,園芸関係の事業の中で,補助事業を実施しておりますけれど,一つ例に挙げますと,いばらきの産地改革支援事業補助金214万6,000円ですが,これについても県の補助金のみです。市の補助金は,今,上乗せ補助金は一部を除いて上乗せをしてはございません。合併から,旧石岡市についても,八郷と同じものにしていこうという考えから,上乗せはしていないところです。

金子委員)県でも補助金を出すようなことならば,市で重きを置かないということであるならば,別な意味で申請をして,別の意味で補助金をもらうことを考えたほうがいいのかなと,私は思うんですよね。ただくれるからもらうんだと,配付をするんだということで,そんなに必要性のないものを。もちろん県からもらったものをストレートに出すのだからいいだろうと言えばそれまでですが,やっぱり農業の中でも重要視しなくてはならないものがたくさんあると思うんですよ。だからそちらのほうを考えて,いらないものはいらないと言っても,そのかわりいるものにしてくださいと言ってもね,いいのかなと私は思うんですよ。だって,36万のところを12万減というのは大きな金額ですよ。そのへんのところをよく考えて。だいたい,県からくれば,市でも補助金をつけて出すというのが今までのやり方ですよね。それが県から来たままそのまま出すというのでは,それではあんまり重みというのがないのかなという感じがしますので,考えてみてください。

久保田委員)わからないので聞くのですが,153ページの花き優良種苗導入資金貸付金ですか,この21と23の関係。貸付金はわかります。それで,資金元金償還金,これも同じ金額です。貸付金は3,500万円,償還金も3,500万円,利子償還金が20万円というのは,どういう意味合いのお金なのか,そのへんを教えていただきたいと思います。

八郷総合支所農政課長)21番の花き優良種苗導入資金貸付金は,県で指定する作物に対して,八郷地域の場合は花が対象となって,これが3,000万円でチューリップ,500万円がバラということで,3,500万円を1年で借り入れて,年度内に償還するという形で,3,500万円は市のほうから持ち出し,そうすると,元金償還金は,元金ですので,そのまま3,500万円を県から借りますのでそのまま県に返さなければなりません。そうすると,その下にある花き優良種苗導入資金利子償還金20万円がその利息という考えで,元金が県のほうに年度末に入ります。この20万もです。

久保田委員)わかりました。再度理解の意味で申し上げますね。そうすると,3,500万円を県から借りてきて,3,500万円を花き栽培農家に貸し付けると。そして,1年間に限って償還してもらうと。その部分の20万円を,利子を付けて県に返すと,それでよろしいんですね。(「そうです」と呼ぶ者あり)理解できなかったものですから,ありがとうございました。

島田委員)94,95ページの街路灯・防犯灯についてなんですが,単純な計算で申し訳ないのですが,18年度の市民経済委員会で,八郷地域の電灯について,街路灯,防犯灯の仕分けをして,地区の管理,市の管理について明快にしたらというような形の中で話をしてきたわけですが,今回は電気料は私の計算では若干上がっているような気がするのですが,全体では予算が減っているという形になっているようです。そのへんをご説明いただきたいと思います。

参事兼市民生活課長)八郷地区では今まで防犯灯という形で照明器具をつけてあったのですけれど,各町内とか集落の区長さんに,現在ある防犯灯を図面に落としていただきまして,それに基づきまして我々のほうでその場所を調査いたしました。その結果,八郷地区全体で130灯前後を19年度から街路灯としてみていこうという考えでおります。そのために,電気料が予算としまして一灯あたり1か月で250円,12か月ということで45万円。八郷地区の見直しの130灯前後と,今までどおりの石岡市の年間10灯前後,それを含めて150灯分の電気料を計上しております。1灯あたり250円ということで電気料が上がっています。全体的に減額となったことにつきましては,今までの例で言いますと,街路灯なども石岡市においては平成9年度などには非常に多かったのですが,ここ15,16,17年度については,10から20ぐらいの間なんです。石岡地区についてはもう浸透したのかという考えもありますけれど,これからは八郷地区を新規の場合は重点にという考えでおりますので,街路灯のほうは70万程度と,できるだけ防犯灯に切り替えて,設置時の補助ということで,今後進めていきたいという考えでいます。電気料につきましては,八郷地区の19年度見直し分として,百三・四十灯と見ています。

島田委員)計上した部分については大体わかったのですが,各集落に,地区の会計簿を提出して下さいということで提出していると思うのですが,その中で,各地区の防犯灯の経費,修理,電気代のウェイトがかなり高くなっているように,私が見た中では見受けられます。そうしたことで,できればそういう部分も,せっかく会計簿を出していただいているので,そのへんも配慮した方法で支援をしていただきたいと,そのように思います。
 次に149ページ,先ほど金子委員から霞ヶ浦にやさしい農業対策事業ということで質問がありましたが,私はまた違う方向で考え方をお聞きしたいと思うのですが,霞ヶ浦にやさしい農業対策事業は,結局今言った施肥田植え機については,肥料の窒素リン酸カリが霞ヶ浦に流れ込まないようにという対策だったと思うんです。そうすると,その後にも農業関係でもって米の消費拡大ということもあったわけなんですが,そうしたことも含めてお聞きしたいと思うのですが,今,種子消毒と申しまして,水稲の種の消毒をしております。30年ぐらい前は水銀剤で消毒をしていたと。今は自然にやさしい農薬になっておるわけなんですが,これも農薬の使用説明書を見ると,河川等には流さないで下さいと,残った農薬は河川等に流さないでくださいと,但し書きがあります。しかしながら,水道の近くでそういう消毒をした場合は自然と流れるのかなという懸念も持っております。そうした中で,今注目を浴びている機械というのが,熱湯を利用して60分ぐらい種子消毒をすると立枯れ病とかそういうものにいろいろな薬剤と同じような効果があると,全国的に注目を浴びています。今,食の安心,安全ということで農薬の問題が出ているわけなんですが,農薬を使った場合,種子消毒,除草剤,その後の消毒,散布をすると,大体米に含まれている農薬は8成分が含まれていると言われています。薬剤によっては多少違いますが,その種子消毒を熱湯消毒にしてやると,6成分になると。今,米を出荷する場合には,栽培履歴書というのを出すのですが,それが,普通8成分なのが,温湯消毒をすると6成分になるというとで,この地域の米のイメージと申しますか,また,霞ヶ浦にやさしい農業対策ということから,この種子消毒機は一考の余地があると思いますので,今からの農政の中でそうしたことも考慮していただければありがたいなと思います。
 もう一つお願いなんですが,農地・水・環境保全というようなことで,19年度から行われる農業改革の中で説明があったと思うんですが,土地改良区等がその申請をしているということで,石岡で3,八郷で6という地区の説明があったというように聞いております。そうした中で,この申請に対して,農家,農村地域の方々にはその申請書を,国や県などに対して申請書を出すのに大変複雑な書類だというふうに聞いています。今,いろいろな農業問題では,そういう申請書,事業については,農協へ委託している部分がございます。その申請書を書くに当たっては,聞くところによると,土地改良区にお願いした場合には,助成金の3割ぐらいいただくよと,農協にお願いした場合には7パーセントだという話も聞いております。できるならば,せっかく来た補助金が地域で有効に使っていただけるのがベストなのかなと思います。そういった面で,行政も,農協に渡したからということではなく,そういう書類の作成等にできるだけのご支援もお願いしたいと思います。そのへんのところをちょっとお聞かせいただければと思います。

農村環境課長)お答え申し上げます。確かに,国の交付金でありますので,監査等も入ってきます。そういった中で,規約の作成なり,活動の状況報告とか,申請や実績報告とか,いろいろと事務的にも煩雑になってきます。そういった中で,今回,八郷土地改良区。八郷土地改良区の中で,1か所だけは自分のところでやると。ほかは,石岡台地のほうへ7パーセント事務費を払いまして,申請とかいうことに。地域協議会というのがもう立ち上がってきております。これは土浦のほうにありますので。その1か所が,たぶんそのところが農協に頼むのかなと,委員さんのお話を聞いて思っていたのですが。結局,申請とかそういうものを全部,地域協議会,土浦のほうに提出する状況にあると思います。そういった中で,ほかの,八郷土地改良区と石岡台地の関係工区については事務費として7パーセント,そういう手続き,書類の作成,そういうものについて事業費の分でまかなっていくということになっています。それから,市のほうの役割なんですが,監査的な役割といいますか,そういうことになっております。実際,地域協議会のほうには事務費として5パーセント払うということになっております。そういった中で,まだ完全に決定ではないのですが,10パーセントが市のほうに監査の手数料という形で入ってくる予定になっているのですが,まだこのへんは確定ではないというふうに聞いております。今回,この事業を行うに当たりまして,県の交付金,会計監査の対象になりますので,書類関係,そういうものが全部しっかりしないといけませんので,石岡台地土地改良区のほうでやってくれるということなものですから,そういったことでご理解をいただきたいと思います。

塚谷委員長)発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。
これより,採決に入ります。議案第1号「平成19年度石岡市一般会計予算」のうち,当委員会の所管にかかる部分,議案第4号「平成19年度石岡市簡易水道事業特別会計予算」,議案第9号「平成19年度石岡市農業集落排水事業特別会計予算」,議案第11号「平成19年度石岡市霊園事業特別会計予算」,議案第14号「平成19年度石岡市水道事業会計予算」を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は,いずれも「原案のとおり可決すべきもの」と決することに,ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第15号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を議題といたします。執行部より説明を求めます。

市民課長)それでは,市民課関係補正予算について,歳入の減についてご説明いたします。予算書では41ページになります。款14国庫支出金,項,委託金,総務費委託金,戸籍住民基本台帳費委託金につきまして,外国人登録事務に係る委託金の交付額が,事務処理件数の減少によりまして,100万5,000円の減額を生じたものでございます。以上です。

市民会館長)議案第15号中,市民会館所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。補正予算書の46,47ページ,市民会館費の施設運営経費の,石岡市民会館事業基金繰出金341万1,000円についてご説明申し上げます。市民会館の実施事業につきましては,1,000万円の定額運用基金を使用しまして,本年度,児童劇,映画館紹介,コンサートなど5事業を実施してきました。その中で,不足額が生じましたので,341万1,000円を基金のほうに繰り出すということで,今回補正の提出をさせていただきました。よろしくお願いいたします。

環境対策課長)同じく補正予算につきまして,環境対策課所管の部分をご説明いたします。補正予算書51ページでございます。衛生費の中の清掃費,塵芥処理費です。事業名称,塵芥処理経費のうち,需用費のごみ収集袋ですが,当初3,109万8,000円を見込んでいましたが,販売見込みによりまして1,128万1,000円の減を計上させていただいております。その下の手数料ですが,これはごみ袋の販売の際の手数料が合わせて減額になりまして,そのほか,もろもろの事務費,例えば車検の手数料であるとか,不法投棄されたものの処分費などについて減額をし,333万7,000円の減をお願いするものです。その下のごみ収集委託料ですが,これは発注実績によって減額18万1,000円をするものです。資源ごみ回収委託料ですが,当初予算は1年分を計上しておりましたが,昨年の7月から実際に委託を開始いたしましたので,3か月分が不要となりましたので,294万3,000円の減をお願いするものでございます。観光道路等清掃委託料と水質検査委託料に関しましても,実績に基づいて減額をお願いするものでございます。なお,あわせて歳入の分ですが,43ページの下のほうに,ごみ袋売払収入ということで,歳出と合わせて歳入の分の1,670万3,000円の減額を計上させていただいたものでございます。

農村環境課長)農村環境課関係の補正についてご説明申し上げます。51ページの農林水産業費の農業費,農地費のうちの,特別会計の繰出金600万円でございます。これは農業集落排水事業の特別会計への繰出金でございます。これは,公債費の償還利息の歳出減が生じたため,その分を一般会計から繰出し,減ずるものです。次に畑地帯総合整備事業負担金で,茨城県の事業費5,250万円に対し,石岡市の負担は変わりませんが,農道予定地の遺跡発掘調査を茨城県が石岡市教育委員会へ320万円で委託をしました。両者において締結された委託協定書により,県と市の負担割合は,県が75パーセント,市が25パーセントで,県が320万円のうち240万円を教育委員会に支払うこととなったため,残る市の負担分80万円については,畑地帯総合整備事業から差し引いて支払うこととなったための減額措置でございます。以上です。

八郷総合支所農政課長)それでは,八郷総合支所農政課所管の補正予算についてご説明申し上げます。まず,歳入です。40ページでございます。分担金及び負担金の農業費分担金310万円の減額です。これにつきましては,農道整備事業受益者分担金の分で,単市農道事業の上根,大塚,柴間地区の単独農道排水路整備事業の事業費決定に伴うもので,310万円を減額補正したものです。続きまして42ページ県支出金の農林水産業費県補助金,節が農業費補助金ということで,1,455万6,000円の減でございます。これにつきましては,土地改良,農道事業の補助金,47万5,000円の減,これにつきましても,片野,小塙,上林,大塚,太田地内の土地改良区の実施するかんがい排水補修事業の補助金の確定に伴うもので,47万5,000円の減額補正であります。同じく節,林業費補助金です。これは360万円の減ということで,林道太田大増線及び,上曽線の改良舗装工事事業費確定に伴う減額補正でございます。同じく42ページの下のほうにあります市債の分です。農業債3,500万円の減です。これにつきましても,農道整備事業債ということで3,390万円の減ですが,これについては,東筑波地区,藤本地内及び八郷中央地区のふるさと農道整備緊急事業債で2,940万円の減,及び県営の田園交流基盤整備事業債450万円の減額で,それぞれ負担金の確定に伴う補正です。次のページになります。45ページの右上,かんがい排水事業債110万円,これにつきましては,霞ヶ浦用水の国営附帯事業3期工事にかかる霞ヶ浦用水県営かんがい排水事業負担金の確定に伴う減額です。次の林業債につきましては,410万円の減額です。これも県単林道開設事業,太田大増上曽線の改良舗装工事の事業費確定に伴う減額補正でございます。以上が歳入です。続きまして歳出のほうに移ります。歳出は50ページをお開き願います。農林水産業費,農業費,農地費でございます。負担金補助及び交付金5,033万9,000円の減額ですが,この内容につきましては,まず,土地改良関係事務費190万5,000円の減,これらは水田農業改革推進事業に対し,生産調整実施団体への補助金で,18年度の休耕地水利費補助金の確定に伴い50万円の減,そして,霞ヶ浦用水にかかるかんがい排水事業県負担金の確定に伴う事業が140万5,000円の減額補正です。次に県単土地改良事業62万3,000円の減は,石岡台地土地改良区と八郷土地改良区のかんがいの排水補修工事の事業費確定に伴う62万3,000円の減額です。続きまして農道整備事業の単独分,4,996万2,000円の減額です。これは八郷中央地区の経費で,実施設計委託料の153万円及び,用地購入費139万2,000円,立木補償2万9,000円の減です。用地購入により,困難な,同意が得られない部分についての減額補正です。次の農道・農業排水路整備事業単独分ですが,これは224万5,000円の減です。これは上根,大塚,柴間,川又地内の市単独の農道整備事業で,川又地内の一部用地取得が困難な状況によるもので,委託料180万円及び,用地購入費44万5,000円の減によるものです。続きまして同じく53ページ,林道開設事業県単分です。900万円の減です。林道太田大増線の林道改良舗装工事にかかる事務経費40万円の減,工事請負費860万円の減で,県単林道開設事業費の確定による減額でございます。続きまして62ページをお開き願いたいと思うのですが,債務負担行為の補正ですが,これは単市農道整備事業にかかる農道整備組合がやさと農業協同組合より借受ける債務の損失補償で,18年度の事業確定に伴い,借り入れる農道整備事業資金限度額を3,420万円から3,110万円に減額,並びに,利率変動により年利を1.7から3.0パーセントに補正するものでございます。

参事兼農政課長)本庁農政課所管の補正予算についてご説明いたします。42から43ページになります。県支出金,県補助金,農林水産業費県補助金,いばらきの園芸産地改革事業補助金1,406万3,000円の減です。これにつきましては,歳出項目52,53ページにございます農林水産業費,園芸振興費,園芸振興経費の中のいばらきの園芸産地改革支援事業補助金1,406万3,000円の減の中で説明申し上げます。この事業補助金につきましては,当初予算額2,250万6,000円,9月期の補正予算で284万8,000円をいただきまして,合計2,535万4,000円をもって事業を今日までしてまいりました。一つとして,八郷青果物生産組合におけるイチゴパイプハウスの設置,補助金額として671万7,000円,ニつとして,JAひたち野レンコン部会によります製氷機の購入84万円,3点目でJAやさと梨部会によります雨よけハウスの整備118万円,4番目に丸園柿出荷組合,柿選果機の購入9台,161万円,JAひたち野梨部会によります梱包機の購入20万4,000円,6番目にJAひたち野花き部会によります小菊の電床栽培の施設整備74万円,実質予定額合わせまして1,129万1,000円です。予算現額,2,535万4千円に対しまして,支出予定額が1,129万1,000円,その差し引きで1,406万3,000円を今回現額補正をお願いするものです。次に水田農業構造改革対策費,負担金補助及び交付金,水田農業構造改革推進事業ですが,一つとして集落生産調整促進対策事業補助金,これにつきましては,集落として目標面積を達成した場合1反歩当たり2,000円を補助するものでございますが,当初計画510ヘクタールに対しまして,実施面積432.5ヘクタール,差引77.5ヘクタール分の155万円を減額するものです。次に生産調整定着化促進補助金は,野菜,レンコン,調整水田,果樹類等で転作を実施した場合に補助するものですが,当初計画303ヘクタール,実施面積237.6ヘクタール,差し引き65.4ヘクタール分に値します380万円を減額するものです。次にそば産地化促進事業補助金,団地化等で実施した場合に1反歩当り3万円の補助をするものですが,当初計画129ヘクタールに対しまして実施面積124.3ヘクタール,差引4.7ヘクタールの減です。それに値する141万円を減額するものです。4つとしまして麦・大豆・飼料作物栽培促進補助金,これは,石岡,八郷地区で行っている団地化,ブロックローテーションで実施した場合に,1反歩当たり3万円を補助するものですが,八郷地区におきまして,全体で173.3ヘクタールの計画をいたしまして,実施面積がプラス11ヘクタール,184.3ヘクタールの実施がなされました。また,大豆加算分としまして,1袋当たり500円を補助しているところでございますが,当初計画2,500袋に対しまして,プラス1,500袋,合わせまして4,000袋になりました。先ほどの麦大豆のブロックローテーションのプラス11ヘクタール,それから大豆の1,500袋,この増額で,405万円の増額をお願いするものです。

農業委員会事務局長)それでは,農業委員会の補正予算についてご説明申し上げます。議案関係では,平成18年度一般会計補正予算の中で,歳入歳出ともに農地調整事務処理事業補助金1万8,000円を補正減する提案をしてあります。これは農地利用に関して紛争が起き,農業委員に和解の仲介の要請があった際に担当する委員に支払う手当で,全額補助金として交付されます。18年度は県の指導もあって予算化しましたが,今年度は該当がありませんでしたので,動かない数字をそのまま残すのはどうかということで,額は僅かですが減額するものです。今後は必要が生じた際に,予算化してまいります。

商工振興課長)52から53ページをお開き願います。中段に記載されています商工費,商工振興費の中の,商工振興事業119万円の増額にかかる補正をお願いをしていることについて,内容の説明をいたします。当市の活力を維持していくためには,地元企業の育成が不可欠であることから,地元中小企業者の金融の円滑化を図り,地元企業の振興の手助けをしております。今回,増額補正をお願いしました茨城県信用保証協会損失補償寄託金につきましては,市町村中小企業金融制度を利用しました中小企業者が,何らかの事情によりまして万が一借入金を返済できなかった場合には,保証協会が中小企業者に代わって金融機関に代弁済をします。その際,代弁済額の70〜80パーセント相当額が中小企業金融公庫から保険金として支払われます。当市は損失保証寄託金を保証協会に寄託しますが,代弁済額から保険金を控除した残額の2分の1をこの寄託金から控除し,保証協会の損失の一部に充当するものであります。平成19年1月22日現在,債務者残高が2億3,057万6,659円,うち寄託金,いわゆる損失保証分ですが,2,463万1,778円となり,保証協会の寄託金累計額が2,344万2,382円で,差し引きますと,118万9,396円の不足となります。従いまして,茨城県信用保証協会損失補償寄託金を119万円減額するものです。よろしくお願いいたします。

観光物産課長)観光物産課より補正をお願いしました内容のご説明をいたします。52,53ページ,ただいまの商工振興費の下の段になります。商工費,観光施設費,観光物産施設整備事業3,900万円です。内容につきましては,設計・工事管理委託料と観光物産施設建築工事でございます。事業の内容につきましては,茨城県フラワーパークの駐車場への花の売店の建築工事でございます。現在,花の売店は正面入り口より敷地の一番奥にあるため,駐車場までの距離が長く,急な坂もあるため,販売の条件が悪く,特に高齢者に対しての配慮がない状態になっております。この売店を駐車場に移すことにより,高齢者はもちろんのこと,八郷地区を訪れる観光果樹等の一般観光客に対しても売店と休憩所を設けることにより,集客力のある観光拠点として強化して,経営の安定と石岡市の観光の振興になるように実施していきたいと考えております。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。暫時休憩いたします。

− 休 憩 −

塚谷委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。それでは,本案について質疑に入ります。
質疑は,挙手によりこれを許します。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第15号「平成18年度石岡市一般会計補正予算(第4号)」のうち,当委員会の所管にかかる部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,議案第21号「平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

農村環境課長)それでは,議案第21号についてご説明申し上げます。まず,28ページの別表2の繰越明許費について説明申し上げます。農業集落排水事業建設費の,石岡西部地区の建設費9,555万円については,処理施設機械設備工事の入札差金が生じ,その分を関係工事へ振り替えたこと,それから,平成18年12月に補助事業5,050万円が増額になったことに伴い執行が遅延したものでございます。次に,恋瀬地区の4,780万円についてですが,石岡西部地区と同様,平成18年12月,補助事業5,050万円が増額になったため,執行が遅延したものです。これにつきましては,繰越の工事は今月中には発注済みとする予定でございます。114から116ページの農業集落排水の歳入歳出の一般会計繰入金及び公債費の600万円については,農業集落排水事業の公債費の償還金利子が減額になったものでございます。公債費の償還金利子の600万円は,石岡西部地区の平成17年度の繰越分の借入額が確定したことと,恋瀬地区においては借入金が当初見込みより減額になったことに伴う償還金利子の減額をお願いするものでございます。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第21号「平成18年度石岡市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第49号「石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

農村環境課長)それではご説明申し上げます。議案第49号,石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて,地方自治法第96条第1項第1号の規定により議会の議決をお願いするものでございます。農業集落排水事業の補助制度財源内訳については,平成17年度までは国庫補助50パーセント,県費補助20パーセント,これは当該年度補助でございます。市債が25パーセント,市債の内訳は,交付税措置が12.5パーセント,市負担が12.5パーセント,受益者負担が5パーセントでしたが,平成18年度からは国庫補助は変わりませんが,県費補助について当該年度補助から市町村の下水道債の償還に対する補助と変更されまして,事業実施年度の翌年度から5年間の分割補助となります。具体的には,年度事業費の2.7パーセントを5年間継続して補助するものでございます。5年間で13.5パーセントとなります。17年度までの当該年度補助の20パーセントに比べ6.5パーセント減ることになりますが,市債の交付税措置が22.5パーセント,市の負担が9パーセントとなるため,実質市の負担は3.5パーセントの減となります。茨城県は,以上のように補助制度を改正するため,平成18年4月3日付けで茨城県農業集落排水事業推進交付金交付要綱を制定しております。趣旨については,農業集落排水事業を行う市町村に対して,事業にかかる地方債の償還に要する財源として予算の範囲内において同交付金を交付するというものでございます。同規則の第6条で「交付金の交付を受けたものは減債基金に積立等の適正に運用するように努めなければならない」ということになっております。石岡市農業集落排水事業債償還準備基金を設置するため,石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定するものでございます。よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

久保田委員)確認をさせていただきたいのですが,県のほうで,年間2.7パーセントぐらいずつ向こう5年間補助を出すと。それで,その部分を基金として繰り入れるということですね。それで13.5パーセント。よくわからないのが,今まで25パーセントが…。そうすると,基本的に聞きたいのは,受益者負担金の部分がどうなるのか,この説明がなかったように思いますので,その点を説明していただけますか。

農村環境課長)受益者負担金については,工事費の5パーセントというふうになります。今回の県の補助が20パーセントでございます。国の補助が50パーセント。(「合わせて75パーセントですよね」と呼ぶ者あり)そうです。あとの25パーセントが,交付税措置で12.5パーセント,市の負担が12.5パーセントです。

久保田委員)そうすると,受益者負担金の部分は変わらないということで了解していいんですね。わかりました。

塚谷委員長)発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第49号「石岡市基金条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第58号「石岡市水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例を制定することについて」を議題といたします。執行部より説明を求めます。

水道課長)それでは,議案第58号についてご説明いたします。石岡市水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例を制定することについてでございますが,石岡市水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例を制定することについて,地方自治法第96条第1項第1号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。提案理由といたしましては,地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い,助役制度の見直しにより,当該条例の引用部分について所要の改正を行うためで,内容的には,審議会条例の第4条第3項中の「助役」を「副市長」に改めるものです。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第58号「石岡市水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例を制定することについて」を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第66号『「工事請負契約の締結について」の一部変更について』を議題といたします。執行部より説明を求めます。

農村環境課長)議案第66号,工事請負契約の締結についての一部変更について,ご説明申し上げます。今回お願いしております,平成18年第3回定例会において議決を得ました議案第178号「工事請負契約の締結について(18農集排処理施設企画設備工事)」の一部変更をお願いするものでございます。契約金額を,2億1,489万3,000円を336万円増額し,2億1,825万3,000円に変更するものでございます。今回,外構擁壁工事の一部工法変更に伴い,設計を見直し,請負金額に変更が生じたためのものございます。農業集落排水処理施設のような建物の設計構造計算に用いる地質調査は,建物位置の対角線上2か所で深さ支持が得られる地盤の深さまでとなっています。処理場については,深さ15メートルで岩盤に到達いたしました。今回の外構工事では,小規模な鉄筋コンクリートL型擁壁高さ1.2メートル程度の安定計算には,この2か所のボーリング調査で得られた結果を用いて検討するのが常であります。今回使用しております鉄筋コンクリートL型擁壁は,工場生産され,国土交通大臣認定済み製品で,広く宅地開発等に利用されております。当初,基礎設計に用いた土質は軟弱でありますが,擁壁底版には厚さ10センチメートルのコンクリート,20センチメートルの基礎砕石で安定するということでしたが,ボーリング地点から40メートル離れた擁壁の位置の土質は,実際に試掘した結果,前回のボーリング調査の土質よりも相当軟弱な土質であることが判明し,再度の安定計算で,擁壁底板部の地盤改良,セメント系固化剤と土の混合による改良が,幅3.3メートル,厚さ1メートル,長さ59メートル行わないと自立できないことが判明しました。それで今回設計変更を行うものでございます。よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。それでは,本案について質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認め,以上で質疑を終了いたします。これより,討論に入ります。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で討論を終了いたします。これより,採決に入ります。議案第66号『「工事請負契約の締結について」の一部変更について』を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案のとおり可決すべきものと決することに,ご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で,今期定例会において当委員会に審査付託されました案件の審査は終了いたしたわけですが,これらに係る委員長報告の取り扱いにつきましては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,所管事務の調査についてを議題といたします。まずはじめに,環境対策課より,柏原工業団地への産業廃棄物処理業者の工場立地計画について,その後の経過の説明を求めたいと思います。

環境対策課長)先の12月議会の常任委員会におきましてご報告いたしました○○○○(企業名)の産業廃棄物処理施設の立地の経緯についてご説明申し上げます。事業者におきまして,同意取得のために,周辺の関係する集落に対して説明会を開催いたしました。最終的に関係集落が絞り込まれまして,笊内,谷向,正上内の3地区となりました。国分町18部は付き合いの関係で含まれないということが判明したわけでございます。ご意見のございましたとおり,常任委員会で提出しました資料を,関係区長さんのお宅に,私どもでまず出向きましてご覧頂ながら,近いうちに事業者において説明会を開きたいという申し出があると思うので,あらかじめこういう内容ですのでご承知おきいただきたいということで説明させていただきました。その後,1月に入りまして,1月26日に笊内で事業者が説明会を開催しました。翌日27日が谷向です。2月1日が正上内です。それから,2月18日が正上内と笊内がいっしょに行いました。従いまして,現在までに3地区に対して4回の説明会を実施しているところです。なお,私どもはこういった説明会に同席をしないということで,他市町村でもそうでございますが,同席しないということでございましたが,特に谷向地区からは市のほうの考え方を聞きたいというご意見を頂戴しましたので,2月24日に谷向公民館にお伺いしまして,地元の方々に市の考え方を説明したわけでございます。その際,市の判断は如何ということで出たわけですけれど,私どもは法に基づいた申請でありますので,適法であるかどうか十分に承知しながら,県当局と事業者に対してさまざまな確認をしていきながら,市として中立公正に対応していくものであるということでご理解をいただいたわけでございます。事業者におきましては,特に谷向地区で反対のご意見があるようでして,今後も引き続き説明会開催などをして,同意取得に努めたいということでございました。私のほうからの報告は以上です。

塚谷委員長)ただいまの件につきまして,発言がございましたら挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,この件につきましては以上で終了いたします。
 続きまして,所管事務の調査として,商店街共同事業への補助金交付の件を議題といたします。本件については,先の委員会において執行部より報告がなされております。その内容は,お手元に配付いたしました会議録の通りでありますが,いまだ各委員の理解が得られておりません。そこでまず,執行部に再度説明を求めたいと思います。

経済部長)中町商店街振興組合の補助金の運用状況調査結果について,平成18年12月19日,当委員会において委員の皆様にご報告をさせていただいたところでございますが,平成17年度の経過を踏まえ,あらためてご説明申し上げます。商店街共同事業奨励補助事業につきましては,商店街の衰退に歯止めをかけるため,商店街の取り組みを支援しているところでございます。共同大売出し,共同装飾等による販売促進を図るなど,有効に活用されていると認識しております。前回の委員会でも説明をいたしましたが,中町商店街振興組合における駐車場運営事業の運用方法等につきまして,17年度において申し上げますと,中町商店街振興組合に誘客を図るべく駐車場を管理運営するにあたり,駐車場附近の中町商店街の会員から10名,隣接しております金丸寿商店街から3名の方に協力をしていただき,駐車場を管理するために,運営費の一部に充当するため,運営協力金として徴収をしております。駐車場利用については,お客さま用駐車場を基本としておりますが,夜だけであればお客様に支障がないだろうという考えが広まり,夜間における自家用車等の駐車,時には,一部の会員による日中の駐車が慣例化し,不便をかけたことが原因であると認識しているところでございます。また,駐車場管理については,管理者が不在の運営であり,買い物客以外の利用もあったようでございます。このことにつきましては,市としても指導監督が不十分であったと認識しております。駐車場を確保することは,消費者の利便性を高め,商店街の販売が促進される要因の一つと考えられます。今回の中町商店街駐車場も,なんとか消費者を誘客しようという考えから商店街が整備をし,管理運営をしてきたところでございます。管理運営が適正であったかどうか協議してまいりましたが,自家用車の夜間駐車など,一部において疑義の生じる運用もございましたが,しかしながら,中町商店街振興組合構成員においては,夜間利用について隠匿して補助金を不正に取得しようとした意図が認められなかったこと,及び,補助金等が商店街の振興以外に流用された事実はなく,お客様の利便の向上に寄与したことが認められることなどを総合的に勘案し,補助金の返還を求めるまでに至らないと判断した次第にございます。今後も,商店街の振興育成を図るため,商店街共同事業奨励補助事業の促進を図ってまいりますが,このようなことがないよう,市としても関係機関と十分連携をとりながら,指導してまいります。

塚谷委員長)ただいまの件につきまして,発言がございましたら,挙手によりお願いいたします。発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,この件につきまして了承するということで,よろしいですか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)それでは,この件について以上で終了いたします。
 次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。当委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由を付し,閉会中の継続調査を申し出たいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 ほかに何か発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で市民経済委員会を閉会いたします。



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