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議会中継
  


 第2回委員会 (5月25日)
出席委員 磯部延久委員長,岡野孝男副委員長,吉田寛委員,飯村嘉男委員,小吹武男委員,中村茂夫委員,菱沼和幸委員
市執行部 【総務部】
 総務部長(海東慎行),総務部次長(大野静夫)
議会事務局 庶務調査課長(松崎守男)



磯部委員長)委員におかれましては,過日の当委員会の管外行政視察,大変ご苦労さまでございました。それではただ今より総務委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配布しました協議案件書のとおりでございます。次に,本日説明員として出席を求めた者は,総務部長海東君。総務部次長大野君でございます。それでは,これより議事に入ります。当委員会では,今回の宮城県多賀城市並びに今年の1月末に実施いたしました奈良県橿原市,この両市の市税等の収納率向上の対策に係る管外調査を踏まえ,今般,当委員会としての意思の確定という観点から,市税等の収納率向上の対策についての提言を決議いたしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」呼ぶ者あり)
 
磯部委員長)それでは,ご異議なしと認め,さよう決しました。
 では,これより各委員のご意見等をいただきまして,これらの意見等を最終的に集約していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。ご意見等につきましは,挙手によりお願いをいたします。
 
小吹委員)先日の行政視察,大変ご苦労様でした。ところで視察の中で特に滞納関係で,多賀城市の滞納状況を調査した訳でありますが,そこで感じましたのは,公費を使ったことについては,その結果を出すべきだろうとの事から,我々総務委員会においては,良いことはどんどん本市の施策に取り入れて,その効果を出していくべきだろうと。ぜひ,滞納整理が財源の確保という面からも非常に大事に重要施策でありますので,これを何とか先進地であります多賀城市の例に倣って,ここへきては一日も早くそのような体制をつくって,まず効果を挙げるべきであろうと考えます。そういうことで具体的に申し上げたいのは,多賀城市の場合には,5年前に市税等の収納対策委員会を担当部長の発議で始まったとのことですが,当市においても,そのような市税等の収納対策委員会をまず発足させるかどうか。発足した中でいろいろ検討していって,どういう体制にするとか。それから協議してやるのか。それとも総務委員会から多賀城市の例を参考にして,どういう体制でやるべきかを提言していくことは必要であると思うんですが。
 
磯部委員長)只今,小吹委員より組織・体制づくりを踏まえた中での,総務委員会としての総意的意見を決議として,執行部へ提言していくというようなご発言がございました。そういうかたちでの本日の会議を進行していってご異議ございませんか。
 
(「異議なし」呼ぶ者あり)
 
磯部委員長)それでは,そういうかたちで本日の会議を進行させていただきますので,どうぞよろしくお願いいたします。その他,委員の対案がございましたらご発言をいただければと思います。
 
岡野委員)基本的には,小吹委員の意見に全く賛成なんですけれども,多賀城市のことで,ポイントはどこが違うのか。ということを多賀城市の職員に聞いたところを,私の方から委員さんにお話をしたいんですけれども。まず,多賀城市の視察時の資料の3ページなんですけれども,納税課の主な取り組みの中のAの滞納処分の強化の中で,長期滞納者,常習滞納者に対する滞納処分(預金,給与等の債権及び不動産,自動車の差押え等)の強化を図り,早期収納を目指している。ということがありまして,その下に現在,納税課では,懇切な納税相談と分納誓約不履行や長期滞納者に対しては,換価財産の調査を徹底し,不動産の差押,給与・預金等の債権差押を法に基づき淡々と執行している。というここが多分,多賀城市の滞納対策としては,かなり成果を上げているここがポイントだと思うんです。次の4ページから5ページを見て下さい。平成13年度までは,どんどん右肩下がりに収納率が下がっておりまして,それが平成13年度以降は,右肩上がりになったと。これは多分,法に基づいた滞納処分である差押等をしていった中で,右肩上がりになったと思います。これからもどんどん悪質な滞納者には,差押をすることによって収納率をアップしていくというような話がされました。この部分について,要望書というか。文書によって執行部に申し入れ,或いは要望をしていくことが良いんではないか。という感じを持ちました。以上でございます。
 
中村委員)石岡市におきましては,あまり差押をやっていないのが,現実でございます。多賀城市においては,家宅捜査までやるということでして,私らには想像もつかないことをやっているのが現実でございます。それだけ大変財源の確保には,並々ならぬ努力をされているということが現状であります。そういう中で2006年5月7日の新聞を持ってきたんですが,徴収率が茨城県の44市町村の内,石岡市は36番目であり,後ろから数えた方が早いということになっております。そういうように徴収率が悪い訳ですから,今回の行政視察に部長も次長もいっているので,良い点を取り入れてまず,これを先にやろうという,その点を検討してやっていただきたいと思います。所謂,私が言っているのは,やる気だと思うんですよ。やる気。3月の定例会では,人材センターにお願いして,電話作戦をやろうとしていた訳ですが,現実私たちは,あまり賛成はしなかったんですよ。人にお願いするんではなくて,まず身をもってやることですよ。体験して苦労してそうしてはじめて,じゃあ思い切らなければならないというふうになってくると思います。そのようにお願いいたしたいと思います。
 
菱沼委員)過日の視察,大変ご苦労様でした。私の方から執行部の方にお聞きしたいことがありますので,お願いいたしたいと思います。それは石岡市の方で長期滞納者は,どの位いるのかお聞きいたします。
 
総務部長)長期滞納者についての資料は現在,手元にございませんので,後ほどご報告させていただきます。石岡市は,今まで差押等をやっていないのが実情であります。やっていると言っても債権管理機構にお願いしてやっているという状況です。只,ここ銀行の残高,それから保険の残高を調べてから,滞納者にあたって強く納税をやっていただいているというようなことで進めてございます。さらに,先ほどの中村委員さんからお話しがございましたが,県内でも当石岡市の個人住民税の徴収率は低く,県内で36番目という報道がされまして,先日の庁議の中そして市長からも,こういうことでは市民の皆さんに「正直者が馬鹿を見る」というような結果としての捉え方がでてくるということで,強く指摘事項がございまして,来年度を待たず,今年度に何らかの対応を強くやっていくということです。私ども総務部の収税課そういうものが,一丸となってやっていこうというような考えで進めてございます。現実的に差押をみました時に,手順を踏んでやるということを第一にしたいと思います。要は約束したものは守らない。経済状態が良くても滞納をしている。といった者に対して,所謂見せしめをやることによって,市民の皆さんにPRすることになり,納税意欲を高めるということが大事だろうと思います。特に18年度合併をして,こういう時期が一番これからの納税体制を強化するのに良いチャンスだろうと考えております。善良なる市民の皆さんから批判のないように,私どもそういうことでこれから差押等をやって,納税徴収率を高めていきたいと考えてございます。
 
中村委員)只今の差押の件でございますが,内容的には私のお願いなんですが,例えば旧八郷町は,8つの地区がありましたよね。最低でもその地区に1か所位はやるようにすれば,税金を払わないと差押までやられるんだ,大変だ。という効果があると思います。
 
小吹委員)先ほどからと申しますか,私からも言いました体制づくりについては,石岡市はできていますから,ただそこにいる職員が積極的にやっていないと。そのような実情から如何にしてやる気の職員をそこにもっていくか。それでやった結果については,人事考課によって今後の人事評価に反映していくということが基本となってくると思います。そういう意味の体制づくりと私は申し上げたんですが。課長を中心にしたやる気のある職員で,少なくても3年間やって実績を上げた場合には,人事考課によって昇格させていくとか。キチンとした軌道をつくっていくと。そうしたことがきっかけに全体のレベルアップに繋がり,また全体の組織の活性化になってくると,そういう意味でこの滞納整理部署で終わらないと思うんです。これからの石岡市の組織の活性化に繋がる一つのきっかけになると思うんですよ。そこで,人材をいかにして選ぶかがポイントになってくると思うんですが,提言としては,そういった職員を活かせるような体制づくりをすることが必要であると考えているんですよ。
 ですから,滞納整理の効果が上がるような人材を含めた職員の配置,それを考えるべきだろうと。そういうことを意見として申し上げたいと思います。
 
中村委員)今,小吹委員からお話がでましたように人事のことですが,所謂,年功序列の時代は終わったんですよね。そういう中で人事評価ですか。そういうことをやる上では,これは良いきっかけであると思うんですよ。思い切ってやって,是非,人事評価の面もやっていただいて,それだけの効果がでた職員は,昇格をさせるということが,一番良い方法ではないかと思うんです。それから納税の勧奨員ですか。その現在の石岡市では,全てが人材センターの方にお任せをしてやっているのが現状でありますので,年金をもらっている職員は,ある程度補償されているから動きも鈍いですから,そういう人ばかりではないかと思いますが,基本給だけもらえればいいや。というようなことになってしまう。だからやっぱり若いやる気のある人,もしこういう制度を入れるとするならば,若い人を使ってやってもらいたいと思います。以上です。
 
磯部委員長)本来の会議であれば,委員長が委員の意見等を集約して進めていくところですが,本日の会議はこういうかたちの委員会でございますので,あえて申し上げさせてもらいますと,先ほどのご意見にもありましたように,体制はできているが実施がされてないと。要するに具体的な計画・内容が緻密に議論されていない。また,出されていない。先ほど部長の方からもありました例の茨城新聞の件で,市長から「何らかの対応」などということ事態に真剣に捉えていないと思う訳でございます。もっと積極的に人材を募って審議をしていこうとする姿勢が必要であると思うところであります。そこまで税収の厳しい徴収を図るので,歳出に対しても,もの凄い緻密な検討と内容のある歳出をしなければならないと。こう言ったところが所謂,行財政改革,効率ある行政運営というものにも結びつくのかなと思う訳でございます。今後,色々と詳細を検討して石岡市独自のですね,税の徴収対応を図ることもまた一つの秘策かなと。多賀城市また橿原市を参考にしながら,執行部では素案をつくっていただいて,そのことについてまた議論をしていくというかたちも必要かと思うんですよね。
では,その他ご意見等ございましたら。
 
飯村委員)先進地の事例については,まだ聞いているだけで良く分からないんですが,国保の滞納について石岡市の場合には,各種の市からの支払いの際に,これらの分を滞納の支払い方に振り向けるようなことをしているのか,お聞きしたい。さらに職員教育の問題ですが,今,急に職員に滞納整理をやれといっても,なかなか諸法がわからないと思うんです。それならば県へ半年でも派遣をして,県職員と合同して差押等の体験を身を持ってするかたちを取らないと,なかなか職員が差押に行っても,トラブルが起きてしまったりするんじゃないかと思います。そういう職員教育を考える必要があるんではないかと思います。それと差押をやる場合には,まずマニアルを作る必要があると。こういう納税者,滞納者が悪質と称すると。悪質滞納者のマニアル。そういうものをつくっておいて,それと照らし合わせて差押をすることによって,公平な説明ができないんじゃないかと思うんです。そうしないとはじめてのことなので,職員が戸惑いを感じてしまうと思います。このようなことを要望しておきたいと思います。
 
小吹委員)私の方からの考え方としまして,当初言いました市の対策委員会の設置することと,体制づくりの2本柱になるかと思いますが,ただ設置検討委員会ではないんで,収納対策委員会と体制づくりは同時でもいいと思うんです。差押がポイントとなると思うんですが,今,東京都が厳しくて,やるべきことをやっているということで,これが軌道に乗っちゃうと,怖くて本当の納税意識が強くなって徹底してくると。ですから体制づくりをきちんとして,1年や2年では効果はでないと思うんですよ。最低でも3年位は軌道に乗るまでには,方向性がでるのには。その中で今困っていることを,研修とかするようにしていくば良いと。ですから,対策委員会と体制づくりは同時でも良いと。一日も早くてもいいんじゃないかという考えです。
 
岡野委員)先ほどの私の意見で,漏れたところがありますので,それをちょっとお話をしたいんですけど。差押について多賀城市では,100万円以上の滞納者で不動産を所有している場合には,分納誓約と同時に抵当権の設定を行なっているというものがありまして,これも100万円と大金な訳ですから,抵当権の設定などもする必要があるのではないかと思いました。それと所得税の還付金の差押をしているということですので,この点も石岡市でも取り入れてはどうかと思います。それから中村委員の方からでました納税勧奨員の点ですが,多賀城市では,20歳から30歳・40歳というような年齢構成の勧奨員4名ほどいるんですが,そのような働き盛りでしかも,若い女性もその中に2名もいると。石岡市の場合を申しますと,60歳以上で年金をもらっていると。どうもそのただ働きの意識があって,なかなか貪欲の傾向にあるようなので,この辺の雇用につきましても今後考えていくべきではないかと感じております。それから時間なんですけども,嘱託職員なので多分週30時間以内という設定だと思いますが,石岡の場合には月曜日から金曜日まで,9時から4時半の中で6時間を消化しているということですが,多賀城市につきましては,1日6時間で,8時半から夜の8時までの好きな時間にやるというようなことで,これも石岡市とは勤務形態が違うと。また車についても,対人・対物は無制限に加入しているものを条件として,それを市が借り上げるようなかたちで,自由に滞納の徴収をしているということでございます。その辺の勤務時間等を柔軟にして,勧奨員が仕事のしやすい環境づくりを,そのようなものも今後,取り入れていってはどうかと思っています。以上です。
 
総務部長)所得税の還付金の差押でございますが,市で扱ったものについては,税務署の方に通知をしてすぐに差押をしてございます。
 
菱沼委員)各委員の皆さんからですね,縷々話とか意見がありましたけれども,最終的にここにいらっしゃるメンバーがしっかりと多賀城市で視察をしてきた訳ですから,そういう分においては執行部に対してですね,今までの意見を取り入れた部分で素案をつくっていただいて,その素案について色々と肉付けをして,最終的に検討会をやって決めていく方向にしていかないと,なかなかうまく進んでいかないんじゃないかと思いますので,なるべく早めにですね,つくっていただいてまた委員会を開催してもらいたいなと思いますので,よろしくお願いいたします。
 
磯部委員長)このことは片手間でできる仕事ではないんですよね。ですから先ほど小吹委員が言われましたように,委員会なり,そういう人を選抜して,各論の部分の検討をする必要があると思いますので,早急に市長とかに図っていただきたいと思う訳でございます。
 
小吹委員)今の委員長の考え方も一つであると思いますが,総務委員会として執行部に提言するなり,助言するということで,もっていく訳ですから,これはあくまで我々,総務委員会が案をまとめてそれを文書でだして,その文書を基にまた細かい話をするというかたちが一番良いと思うんですが。まず,委員会としてどのような内容で執行部に提言していくかと。それを受けて執行部の方で,具体的にこんなことをしていくかなどの検討をしてもらうと。そしてさらに我々はその後の状況を見ていくということが,まともなやり方のような気がするんですが。
 
磯部委員長)何としても早急に対応を図っていただくということで,進めていきたいと思っておりますので,執行部への提言等についての日程については,最後にお諮りをいたしたいと思います。他のご意見等ございますか。ここで暫時休憩といたします。
 
― 休 憩 ―
 
磯部委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 
総務部長)それでは先ほどの滞納者の人数の件でございますが,税ごとに申し上げますと,固定資産税で2,061人,軽自動車税で1,460人,市民税で3,727人,法人税で394人,土地保有税で39人ということでございます。以上でございます。
 
磯部委員長)先ほど飯村委員からでました国保税のこと,もう一度お願いいたします。
 
飯村委員)国保関係なんですがね,国保税の滞納が増えると,私からいうまでもなく善良な納税義務者の負担が多くなる訳ですよね。そういう意味からしますと,一般税より国保税の滞納整理を相当,力を入れてやっていただきたいというのが,私の願いであります。そのような中で旧八郷町では,高額医療費を支給する場合に,滞納者と話し合いをして税金に充当していただくという方法を取っておりました。また,出産手当についても,そのようなことでやっておりました。これらについて旧石岡市としては,どのようにされていたか。また,現在の石岡市の考え方をお伺いいたします。
 
国保年金課長)只今の質問にお答え申し上げます。国民保険税の滞納世帯については,やはり旧石岡市においても,高額医療費の支給であるとか,それから出産一時金の支給については,滞納のない方には直接口座に振り込むという方法なんですが,滞納のある方については,直接窓口で現金で支払いをすると。その際に納税相談をしまして,一部でも充当していただくというやり方を行なっております。このことは現在,新市になっても同じようなやり方をさせていただいております。
 
中村委員)後は不納欠損処分だと思うんですよ。それを今までどおりにやるのか。それともこの点については,こうだとすることがあったらお聞かせ願いたい。
 
海東部長)不納欠損処分ですけれども,明確に今後市民オンブズマン等の問いがあっても,説明のできるようにして欠損処分をやっていきたいと思っております。
 
中村委員)不納欠損をやることは結構なことですが,所謂,止むを得ないものについては了解しますけれども,不納欠損をやるまでには,ただ5年を経過したとか,法律に基づいているとかだけでなく,差押とか家宅捜索をそこまでやった中で,欠損をしないと先ほどありましたように,正直者が馬鹿を見るようなことになりますので,きちっと徹底した結果の中でやっていただきたいと思います。
 
小吹委員)差押ということが,これからの効果のある体制づくりに入っている訳ですね。今年度からでもまず従来やっていたものを徹底して,ただ5年経過すれば欠損処分しちゃうような安易な考えではなくて,これから本当に活きた体制ができるまでの前段階として,そういうことも是非やっていただきたいと思うんですが,また本格的に3年位かかるかもしれませんが,そういうのを継続しながら,本格的な取り組みに入っていくべきだというような委員会の提案なりしていく訳ですから。それと手元の資料を見ますと,東京都内の区が連携をとってやっているということで,都外からの滞納整理の職員研修の受け入れとのことですが,これちょうどタイミングが良いと思います。これも早めに申し込めばといいと思うんで。この辺も対策委員会等なりで協議しながら進められると思います。今年の10月位には体制が発足できるような気持ちでやってもらいたいと。検討します,検討しますでは,ダラダラいってしまいますから,良いことはスピードをもってやるということで対応していかなかったら,これからの自治体は成り立たないと思いますので,良く考えておいていただきたいと思います。
 
磯部委員長)これちょっと予断になりますが,今,国民の間でどうせ年金が貰えないんだから,年金を貰わないで年をとったら,生活保護を受ければいいや,というようないやな風潮が蔓延していることも格差社会の中では事実なんですよ。そうなってくると生活保護はしてやらなければいけない,税金は取れないとなってくると物凄い問題に発展してくるんでね。これも今後の研究課題の一つとして対応を図らなければいけないのかなと。その他ございませんか。
 
小吹委員)今後のスケジュールなんですが,先ほど委員長からありました定例会の開会日の前日の6日に文書でだすと聞いたんですが,それまでに案を決める過程というか,菱沼委員からでたように,事務局なりで今日の意見をまとめて,それを検討して最終案をつくるか。分かっていればそのスケジュールの説明をお願いしたい。
 
磯部委員長)それではここで執行部については,退席いただいて結構です。ご苦労様でした。では,暫時休憩といたします。
 
― 休 憩 ―
 
磯部委員長)それでは,休憩前に引き続き会議を開きます。では,只今申し上げましたように事務局において,今日,皆様からご提言をいただいたご意見等を集約させていただきまして,議会開会中に皆様のお手元にご配布申し上げ,19日の総務委員会の席で再度,詳細についてのご意見等を頂戴して,それを集約したものを,日を改めて市長等の執行部の方に提出させていただくと言うタイムスケジュールでいきたいと思いますが,如何でしょうか。
 
飯村委員)差押の最初の実施時期,平成20年なら20年までにはまず差押を行うと,決めておかないと市長選の前の年あたりでは,絶対やりませんからね。ですから2年位の内に差押を執行していかないとやらないと思うので,明示をするようにしてほしい。明示しておかないと先送り,先送りとなってしまうと思いますので。
 
岡野委員)付け加えて私の意見として言いますけれども,石岡市の行財政改革実施計画集中改革プランというのを渡されたんですけど,その最初のところに収納率の向上というところがありまして,これ見ると明日から差押をやるべきだというのが感じられないんですよ。18年度は,徴収体制の検討ですから。これ1年間かけている訳ですよ。19年度から徴収体制の強化ですから。だからまずここから変えてもらわないと,1年間検討する必要はないと私は思うんですよ。だから集中改革プランから直していかないとすぐに出来ないと思うんです。これを付け加えます。
 
磯部委員長)他にございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)それではないようですので,先ほどのスケジュールのとおり,今日の各委員のご意見等を整理いたしまして,定例会の開会日までにその提出文の素案をご配布させていただき,次回の常任委員会時において再検討をしていただき,それを修正して決議をし,その後改めて市長等の方に決議文を提出することにしたいと思いますが,これにご異議ございませんか。
 
(「異議なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)それでは,ご異議なしと認めさよう決しました。その他何かございませんか。
 
(「なし」と呼ぶ声あり)
 
磯部委員長)では,ないようですので,以上で所管事務の調査(市税等の収納率向上の対策)を終結いたします。以上で総務委員会を閉会いたします。大変,ご苦労さまでした。 


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